変化アサガオ
アサガオではあるのですが、最初からちょっと「変化」がある。
こっちは葉が細い。
撒いて育ててみないとどういう花が咲くかよくわからない。
江戸の人は経験的に遺伝学をよく知っていた。丹念に交配して変化朝顔を創出したのです。
交配ったって、咲いた花の花粉を人工授粉するというのじゃない、アサガオの場合。
夜中に、花が咲く前につぼみを切り開いて、自家受粉する前に、交配したい花の花粉をつけてやるのです。
「数奇(すき)」というのはこういうことなんでしょうね。
私共はとてもとても。必死に種まいて繋ごうとするだけです。すき【数奇・数寄】
(「好すき」の当て字)風流の道、特に茶の湯などを好むこと。下学集「数奇、スキ・辟愛之義也」
広辞苑第六版より引用
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