« 2018年5月 | トップページ | 2018年7月 »

2018年6月

2018年6月29日 (金)

ヒメツルソバ

0617_11himeturusoba 2018.6.17
ヒメツルソバはかわいい花が咲き続けるのも楽しみですが、この赤い葉も結構目立って美しい。
どういう役割の葉なのかよくわかりませんけど。
緑の葉にはタデ科独特のV字模様があるのに、赤い葉にはV字模様はない。
なんでだろ。
ある一枚の葉を追跡するなってできませんので、事情はわかりません。

ハナツルソウ・実

0617_8hanaturusou1 2018.6.17
ハナツルソウに実ができたみたい、と妻が撮影してきました。
これまでは全く意識したことがなかったのですが、今年はちょうど目の前の高さに垂らして花を咲かせているので、じっくり見ることになるわけです。

0619_6hanaturusou1 6.19
私も探してみました。かなりあちこちにこういうのができています。4つ集まった形でしょうか。

0619_6hanaturusou2

花はこうですから、子房の様子など見えません。不思議な花ですね。

0626_19hanaturusou 6.26

気持ち、膨らんできたかな、という感じ。
八重咲きで、本当に種子ができるんでしょうか?わからないまま、観察を続けます。

トキワツユクサ

0616_15tokiwatuyukusa1 2018.6.16
トキワツユクサの実ができてきたのかな、と妻が摘んできました。
水に挿しておいたら、実ではなくつぼみだったんですね。
で、食卓の目の前で咲きました。
腰をかがめる必要もなく、じっくりと花を眺めることができました。

0616_15tokiwatuyukusa2

オシベの毛の細胞の連なりが見えています。
ムラサキツユクサとよく似ている。
毛の先端の方の細胞は小さく、付け根近くの細胞は大きい。
おそらく、原形質流動と細胞間連絡で養分を先端方向へ送っているのだろうと思います。
維管束系がないですからね。細胞たちが次々と連携して送っているのでしょう。
そんなつもりで原形質流動を見るのも面白いと思います。
しばらくしたら、根を伸ばし始めました。土に挿してやろうと思います。ひょっとして根付くかも。結構タフな植物のようですから。

モンクチビルテントウ(でしょう)

0616_14yotubositentou1 {}2018.6.16
かなりの速さで歩いていてはっきり撮れませんでした。

0616_14yotubositentou2

背面をきちんと撮りたかったですね。
以前の私なら「ヨツボシテントウ」と書いたはずです。
実は↓この記事に最近コメントを頂きました。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-7fb6.html

これはヨツボシテントウではなく,モンクチビルテントウ(外来種)です。

ヨツボシテントウとベダリアテントウがよく似ているということは知っていたのですが、モンクチビルテントウという種の存在そのものを知りませんでした。
・・・
2014.12.15.撮影(大田区多摩川河川敷)

1998年に沖縄への侵入が確認され、以後着実に北上を続ける南方系のテントウムシ。元は台湾や中国、ベトナムなどに分布していた。
同じクチビルテントウムシ亜科のヨツボシテントウ(Phymatosternus lewisii)に酷似するが、上翅の黒紋がヨツボシテントウよりも大きくて横長になり、腹面の大半が黒いことなどで区別出来る。
・・・
我が家の近くで撮影された写真が掲載されていました。
新しい知識を得たばかりのところです。
今後は、可能な限り背面がくっきり分かるように頑張って撮影したいと思います。
コメントに感謝しております。

トラマルハナバチ

0616_8toramaruhanabati 2018.6.16
黄色いものが動く。見ればアリたちがハチの死骸を運ぼうとしているようです。
一瞬、クマバチかと思いましたが、近寄ったら違う。
マルハナバチでもないようです。
現場での判断はここまで。
写真にとって、検索したら、どうもトラマルハナバチではないか。
毛のふさふさ感がすごい。
この大きさのものを巣まで運べたでしょうか。

↓参考に
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_hachi/toramaruhanabachi.htm

アオドウガネ

チョウが好む花「ブッドレア=butterfly bush」なのですが。
0616_7aodougane2 2018.6.16

ふと気づいたらそばの花に
0616_7aodougane1_2
なんとまあ。アオドウガネが埋もれていましたよ。
後ろからはよくわかりませんが、多分中の方で花を食べているんでしょうね。
ま、懸命に生きているんだからしょうがない、笑って見逃しましたけど。
花に埋もれるアオドウガネ、愛でてやりますか。

変化アサガオ

0616_6asagao1 2018.6.16
アサガオではあるのですが、最初からちょっと「変化」がある。
0616_6asagao2
こっちは葉が細い。
撒いて育ててみないとどういう花が咲くかよくわからない。
江戸の人は経験的に遺伝学をよく知っていた。丹念に交配して変化朝顔を創出したのです。
交配ったって、咲いた花の花粉を人工授粉するというのじゃない、アサガオの場合。
夜中に、花が咲く前につぼみを切り開いて、自家受粉する前に、交配したい花の花粉をつけてやるのです。
「数奇(すき)」というのはこういうことなんでしょうね。

すき【数奇・数寄】
(「好すき」の当て字)風流の道、特に茶の湯などを好むこと。下学集「数奇、スキ・辟愛之義也」
広辞苑第六版より引用

私共はとてもとても。必死に種まいて繋ごうとするだけです。

キキョウ

0616_5kikyou1 2018.6.16
花弁が独立して重なっているのではないので、雨の杯になってしまった花。
大丈夫かな。

0616_5kikyou3

はっきりしない写真です。撮るつもりで撮ったのではなく、写ってた、という写真。
上の方の黒いのは多分アリで間違いないと思います。
問題は下の丸っこいやつ。
アブラムシ程度の大きさのようですが、なんだかアブラムシじゃないような気もする。
よくわかりません。何かがいた、というだけ。
こういう小さい昆虫がたくさんいて、生態系の基盤になっているのでしょうね。

スイカズラ実

0616_2suikazura 2018.6.16

妻はいろんな種子を封筒に入れてあるのですが、「スイフヨウ、スイカズラ」と書いた封筒からこういうものが出てきた。何を間違えたんだろうなぁ、スイフヨウの種子じゃないのに、と呟く。
あ~、それスイカズラの種子でいいんじゃない、去年たしかスイカズラに実ができてたよ。と私。
思い出しましたよ、去年、スイカズラに実ができたんです。(見たことがない、なんて書いたなぁ、あれウソでした。確かに、そうだ、見たんだ。)
で妻が採って保存しておいたらしい。
早速に播いてみましたが、どうなることやらね。
0617_27suikazura 6.17
気持ちがスイカズラの実に向かったせいですね、翌日、スイカズラを丹念に見た。
上の写真、でき始めの実じゃないかな。
0621_9suikazura 6.21
こうなれば、これは実ですね。
花がものすごくたくさん咲いた割には、実らしきものは少ない。
でも、探すとそれなりに結構あちこちにあるようでもあります。
じっくり見続けることにしましょう。

サフィニア

0614_29surfinia 2018.6.14

3色が次々と咲いてくれて、楽しい花です。
この花の花弁の表面の質感が不思議。
うまく表現できないのですが、面白い。
これもこの花のウリなのかな。よくわかりません。
そう言えばこの花、ナス科>ペチュニア属です。
ナス科なのかぁ。

2018年6月28日 (木)

タマサンゴ

0614_26tamasango 2018.6.14

初め、花が2つ咲いて、それが実になりました。今年は2つでお終いかな、と思っていたら、また花が咲き始めました。

0623_29tamasango 6.23

最初の2つの実がうっすらと黄色実を帯びてきて、後からの実が濃い緑。

0624_1tamasango 6.24

え、なに?わ。
前日薄っすらと黄色味を帯びたと思ったら、翌日この色?ですか。
すごい変化ですね。

0625_10tamasango 6.25

わぁわぁ。
0626_11tamasango 6.26
輝いています。こんなスピードで色づくんでしたっけ。
いやあ、すごい。この後も色づいた実が増えるのでしょう。
びっくりしました。

ヒメジョオン

0614_24himejoon1 2018.6.14
姫女苑ですね。古い字だと「姫女菀」、こうであるらしい。
ピンクのユウゲショウも交っています。
0614_24himejoon2
この花、虫に好かれるのですが・・・
0614_24himejoon3
小さなハチが来ていました。

0614_24himejoon4

種を特定できるような写真ではありません。
肉眼では花の広がりがすごいのですが、写真ではうまく表現できない。パラパラと白い点々、になってしまう。人間の目はカメラではない、見たいものを強調して見るんですね。

グラジオラス

0614_23gladiorus 2018.6.14
去年は庭の鉢で咲いてもらったグラジオラスでした、
この写真は線路柵際。あれ?グラジオラスだよね、と妻に訊いたら、そう移したの。
保育園児のお散歩とか意識してるんですよ。見やすいようにね。

0619_20gladiorus1 6.19
わ、かわいいぞ。おちょぼ口。
0619_20gladiorus2
ヤグルマギクと重ねてみました。

0621_3gladiolus1 6.21
咲いたと言っていいでしょう。

0621_3gladiolus2

鮮烈な色ですね。
見ていただけるのはいいのですが、線路内の方が南から西、花はそっちを向いてしまうんでえすね。ま、いいんですけど。
0622_36gladiolus 6.22
体を乗り出して、横から撮るのがやっとです。
鮮やかだなぁ。

ネジバナ

0614_10nejibana 2018.6.14
庭の鉢で1本だけ咲いたネジバナ。

0619_5nejibana 6.19
後で思い出して撮ったのですが。
画面右上にネジバナの花があります。
画面左下に、細い葉の草があります。これがなんだか、ニワゼキショウとかヒメヒオウギの葉に似ているものですから抜けずに、何かを植えるということもなく放置していたら、ネジバナがやって来たということなのです。
ネジバナとこの鉢の土がうまく合ったのでしょう、きっと。ラン科ですから菌が必要なんでしょうね。

ノブドウ

0614_22nobudou1 2018.6.14
この姿はノブドウですね。つぼみができてきました。
0614_22nobudou2
こんな感じ。

0622_33nobudou 6.22
一つ咲いていました。

0624_6nobudou 6.24
花の感じがヤブガラシと似ている気がして混同してきたのです。
花の色は違うし、実の色も違うし、葉も違うんですけどね。
思い込んだらそれっきり。申し訳ありませんでした。
この後、追跡していきます。

http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-nobudou.htm
ノブドウ(ブドウ科ノブドウ属)

スミダノハナビ

0614_20sumidanohanabi 2018.6.14
この辺りがいちばんいい姿でしたかね。
ちょっと寂しい花火大会で終ってしまいます。
植物の剪定は難しい。素人はどうしても大事にしすぎるようです。

トカゲ

0614_17tokage 2018.6.14
トカゲも結構多数いるようです。どういう庭なんだかねぇ。
いい顔してるんだけどなぁ、なかなか近づかせてくれない。
カナヘビみたいにじっくり撮らせてくれると嬉しいんだけどな。
見かけたらとにかくシャッターを切る、トカゲの撮影はそれっきゃない。

ヤノネボンテンカ

0614_13yanonebontenka 2018.6.14
ふと下を見たら、ヤノネボンテンカの実が面白い姿だったのでご紹介。
まだ閉鎖花のシーズンが続いています。
先ずはとにかく子孫の数を増やそうとしています。

フヨウ

0614_11huyouura1 2018.6.14
フヨウの葉の裏に黒い点々があるなぁ、と気づきました。アリだなと、現場の肉眼ではそこまで。
撮影してPCで見ると
0614_11huyouura2
なんと、アブラムシがいっぱい。
アブラムシは緑色で半透明。よく見ないとわからないんですね。
アリはフヨウの葉に来たのではなく、フヨウの葉のアブラムシに来てたんですね。
ちょっとびっくり。テントウムシさ~ん、おいでくださいませ~。

アザミ

0614_6azami1 2018.6.14
買い物帰りの妻の撮影。アザミが茂っている場所があったそうです。
0614_6azami2
きれいな花です。
0614_6azami3

独特の形。すごい棘。
個人的な思い出としては、秋田の田んぼの畔で見かけたアザミの花というのが思い出されます。

ところで今回、この棘にまつわる面白い話を仕入れましたので下にご紹介します。

http://www.hana300.com/azami0.html

昔、イギリスで、スコットランドとイングランドが戦争をしていた時、この痛いトゲでスコットランドを守ったことから、今もスコットランドの国(地方)の国花となっている。

リーダーズ英和辞典第3版より

thistle
►n 〔植〕 アザミ《総称;スコットランドの国花》;とげ (prickle)のある各種の植物;[the T-] 《スコットランドの》あざみ勲章[勲位] (the Órder of the T) 《1687 年創設》
・a Knight of the Thistle あざみ勲爵士.
[OE thistel; cf. G Distel]

日本スコットランド交流会↓
https://jpn-scot.org/scotland/

スコットランドの国花
スコットランドの国花はなんでしょう?これはアザミ(英語では thistle )なんです。これは、8世紀から13世紀までヴァイキングの侵入に苦しんだスコットランドで、侵入してきたヴァイキングの兵士が刺のあるアザミを裸足で踏んでしまい、痛みに耐えかねて大きな声を出したことで、スコットランド兵がその侵入に気が付き多くの兵を助けたことに由来するとされています。・・・
そして、実際にアザミをスコットランド国花に制定されたのは、スコットランド王ジェームズ3世(在位:1452年 - 1488年)によって、15世紀になってからです。

また、スコットランド最高の勲章は Order of The Thistle となっています。現在の正式名称は The Most Ancient and Most Noble Order of the Thistle ですが、最初に制定したのは誰か?については、種々議論があってまだ確定していないようです。・・・

やっぱりなぁ。今も昔もアザミの棘は痛い。

2018年6月27日 (水)

ヘビイチゴ

0614_5hebiitigo1 2018.6.14
低く這って伸びるヘビイチゴだと思います。妻は直感的にヘビイチゴだ、と認識したようです。

0614_5hebiitigo2

すっごくおいしそうに見えませんか?
毒じゃないけどおいしくはないですよ。
餓鬼というものは、いろんなものに手を出して、しくじってきたものなのです。
大昔の記憶しかないですが、おいしくはない。
花期がおいしそうに見えて齧って、あまりの渋さに、口の中が本気で滑らなくなったことがあったっけ。渋いというのは味だけではなく、ホントに滑らなくなるんです。
いや、ヘビイチゴ、おいしくはないですが、漢方では使うらしいです。私は漢方が大っ嫌いですから、縁はないけど。
↓ところで、検索していたら、面白いことにぶつかった。
https://matsue-hana.com/hana/hebiitigo.html
ヘビイチゴ(蛇苺)

・・・
よく似たものにヤブヘビイチゴがあるが、花が直径約2cmと大きい。
・・・

はぁ?ヤブヘビイチゴですか。なんだか笑ってしまうなぁ。検索してたら藪蛇が出てきてしまった。いろいろあるんですねぇ。
英語では
ヤブヘビイチゴ [植]an Indian strawberry.
パーソナル和英辞典より引用
だそうです。

やぶ‐へび【藪蛇】
「藪をつついて蛇を出す」の略。「かえって―になった」

○藪をつついて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)
不必要なことをしてかえって禍を受けるたとえ。やぶへび。
広辞苑第六版より引用

boomerang
►n ブーメラン《オーストラリア先住民の ‘く’ の字形に曲がった木製の飛び道具で,曲線を描いて投げた人の所に戻る》;[fig] 本人にはね返る議論[攻撃 など],やぶへび.
►vi 投げた人の所へはね返る〈on〉;もとの場所に戻る;やぶへびになる;《俗》 親元に戻ってくる.
[(Austral)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

また面白い表現に出会いました。
「やぶへび」は「ブーメラン」だそうです。なるほどなぁ。
話がすっとびました、ヘビイチゴのおかげです。

ヤブガラシ

0614_4yabugarasi 2018.6.14

妻が撮影してきたヤブガラシの花。
もう小さなハチが来ていますね。
この花、アリやハチ、チョウに非常に好まれます。そう目立つ花じゃないのにね。
どういう風に誘引しているのかな。蜜がおいしいのでしょうけど。
私多分、ヤブガラシとノブドウを混同している。
チャンスを見てノブドウも記事にしたいと思っています。

雌雄型カブトムシ

0614_2kabutomusi1 2018.6.14
NHKのニュース画面から。
体の左半分がオスで、右半分がメス。「雌雄型」と紹介していました。
私は古いのかな「雌雄モザイク」という言葉を知っていましたが。雌雄モザイクのチョウの標本を見たことがあります。

“両性具有” のカブトムシ!専門家も「生きたの初めて見た」(NHK 2018年6月13日 18時05分)
 岡山県倉敷市の小学生が飼っているカブトムシが、オスとメスの両方の特徴を持った「雌雄型」と呼ばれる非常に珍しい個体だとわかりました。専門家は「生きた状態のカブトムシの『雌雄型』は見たことがない」と話しています。
 このカブトムシは、倉敷市の小学6年生、遠藤君(11)が飼っています。
 体長5センチほどで体の左半分はほぼオスの形をしていますが、右半分を中心に足が太くて短いといったメスの特徴が表れています。
 オスだけに見られる角は7ミリほどと短く、左右対称ではありません。
 今月、羽化したということで、遠藤君が形が変わっていることに気付き、母親とともに地元の博物館に持ち込んだところ「雌雄型」だとわかったということです。
 昆虫の生態に詳しい愛媛大学大学院の吉冨准教授は「生きた状態のカブトムシの『雌雄型』は見たことがなく、非常に珍しい。大切に育ててほしい」と話しています。
 遠藤君は「角が曲がっているのを見て『おかしいな』と思いました。珍しいカブトムシだとわかってとてもうれしい」と話していました。
 このカブトムシは今後、倉敷市立自然史博物館に寄贈され、標本として展示される予定で、奥島雄一学芸員は「めったに見られないものなので、多くの人に見てほしい」と話していました。

0614_2kabutomusi2
遠藤君の腕にくっついたカブトムシ。
もう嬉しくって、格別のくすぐったさだったと思いますよ。良かったね、遠藤君。

↓NHKのニュースと同じもの。じっくり読めますからどうぞ。
https://www.fnn.jp/posts/00324460HDK

“左はオス 右はメス”のカブトムシ発見!「雌雄型」は他の昆虫もいた
2018年6月15日 金曜 午後0:30
20万匹に1匹!? “超レア”カブトムシを発見

↓雌雄モザイクについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%8C%E9%9B%84%E3%83%A2%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%82%AF

雌雄モザイク(しゆうモザイク、英語:gynandromorph)とは、生物において1つの個体の中に雄の特徴と雌の特徴を持つ部分が、明らかな境界を持って混在していること(モザイク状態)[1]。雌雄嵌合体(しゆうかんごうたい)、性的モザイク(せいてきモザイク)と呼ぶこともある。

↓こんな記事もありました。
https://www.asahi.com/articles/ASKD654GMKD6PPZB00L.html
体半分がオス、半分がメスのガ 虫愛する女子高生が発見(朝日新聞デジタル 2017年12月13日05時26分)

カエル

0614_1kaeru 2018.6.13

にぎやかなことです。
615_1kaeru6.15
吸収中の尻尾がかわいい。
0618_1kaeru6.18
ずいぶんいっぱい放しました。何匹が大人になれるかな。
0623_28kaeru
頑張れよ。大きくなって戻っておいで。
★大吉お裾分け
0625_1tanakuji 6.25
ハイ。今週はよいことがありそうですね。

イチゴ

0613_9itigo 2018.6.13

自家産。ずいぶん食べてます、毎日のように何個かずつですけど。
奇数個穫り入れちゃった場合、ほぼ等分になるように妻が切り分けてくれます。

団塊世代の同い年の老夫婦は渋い。
「半分コ」が原則ですので。

ヒメヒオウギ

0613_8himehiougi 2018.6.13

庭の雑草の中で負けちゃったかな、と書きましたが、一株残っていたようです。
一輪だけ咲いてくれました。

去年と同じ場所です。少しはお世話をして、来年はもっと咲いてほしいな。

カエデ

0613_4kaede 2018.6.13
緑が濃く茂っている中に目立っていました。
右の葉は、なんだかアンバランスな成長をしていますね。
今年は今のところヒロヘリアオイラガは出現していません。
チャドクガより対処は楽だとはいえ、年を取ってくると有毒なガ幼虫の処分もだんだん辛くなる。
できれば。来ないで!

0613_3ga 2018.6.12
ふと見かけたガ。
ノメイガの仲間ではないような。とするとヒメシャクの仲間か。
よく見るような気もするのですが、種がわかりませんでした。

0617_29ga 6.17
これは水面に浮いていた死骸。
これもよくわからない。腹側ですしねぇ。
やはりのめいがのような、でもヒメシャクのような・・・気もします。

ガに詳しい方のご教示をお待ちします。

クマバチ

0612_20kumabati1 2018.6.12
タチアオイの花に来たクマバチ。
0612_20kumabati2
花の中央へ突っ込んでいきます。
花粉を撒き散らしながら。
0612_20kumabati3

蜜が欲しいんだよぉ。
それはいいけどさ、激しいなぁ。

0612_20kumabati4
シャッタスピードは1/125秒になっていました。
0.008秒の間に、これだけぶれるんですから、猛スピードです。
花粉媒介者というのか、花粉「撒き散らし」者というべきか。
すごいですね。笑ってしまう。

ハラビロカマキリ

0612_18harabiro 2018.6.12
ひょっとして黒いのはウンチかな?
「みんな うんち」なのです。だって生きてるんだもん。

0617_6harabirokamakiri1 6.17
妻が笑ってました。目が合っちゃった。
腹が反っているでしょ、これがハラビロカマキリの幼虫の特徴なんです。立派だねぇ。
0617_6harabirokamakiri2
カマの大きさといい、迫力が出てきましたね。
黄色のタチアオイに常駐しています。
0619_26harabirokamakiri6.19
夕陽のガンマン。みたい。かっこいいなぁ。カマキリファンはしびれます。

2018年6月26日 (火)

カルーナ・オータムパレット

0612_16calluna 2018.6.12

妻が園芸店で買ってきて、冬中、楽しませてくれました。
花が終わって、株として成長していましたが、ここにきてちょっと花を咲かせています。
夏の高温に弱いと聞いていますので、夏越しできるといいな。
花は小さくて一つ一つは見づらいのですが、集団として楽しませてくれます。
買った時のタグがハチに立っていて、今は隠れているのですけど。
私は「カルーナ」と、おそらく属の名前でしょうが、そう記憶した。
妻は「オータムパレット」と園芸品種名で記憶した。
ということで、時々、この花についての情報交換・会話をするときに、ん?それなんだっけ?という行き違いを起こしてしまいます。
↓趣味の園芸から
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-650

カルーナの基本情報
学名:Calluna vulgaris
和名:ギョリュウモドキ  その他の名前:ヒース、四方柏(しほうはく)
科名 / 属名:ツツジ科 / ギョリュウモドキ属(カルーナ属)
・・・
カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースとも呼ばれる1属1種の常緑低木です。クッション状にこんもりと密生して茂り、学名のCallunaは「掃く」という意味があり、この枝でほうきをつくったことに由来します。
・・・
1000以上の園芸品種があるといわれ・・・
・・・

恐竜になじみがある私共としては「ギョリュウ」というと「魚竜」が思い浮かぶのですが。
「御柳」です。

ぎょ‐りゅう【御柳】‥リウ
ギョリュウ科の落葉小高木。中国西部の原産で、古くから渡来。乾燥に強い。高さ7メートルに達し、枝は赤褐色でやや下垂し密に分岐。葉は細小、針形でとがり、枝をおおって生ずる。春夏の二季、淡紅色の細花を総状に密生、後に冠毛のある種子を生ずる。庭木とする。タマリスク。漢名、檉柳(ていりゅう)
  広辞苑第六版より引用


IMEパッドによると「檉」は「かわやなぎ」という読みがあるらしいです。

ハグロトンボ

0612_14hagurotonbo 2018.6.12
黒いトンボがひらひら飛ぶ。
ちょっと陰にはいったのですが、多分あのあたりにいる、と視線を固定してそろりそろりと回り込んでいく。
いました。センリョウに止まっていました。背景はカルーナ。
遠い位置で確認しましたが、とにかく、証拠写真を一枚、撮りました。
判断は正しかった。証拠写真一枚を残して、再びひらひらと飛んでいってしまいました。
毎年ではなく、時々、見かけます。
どこで生息しているのでしょう。我が家ではない。六郷用水の水路かな。
頻繁に清掃されていますが、なんとか成虫になれたのかな。
もうちょっときちんと写したかったな。

ベニバナトキワマンサク

0612_12benibanatokiwamansaku 2018.6.12

近所のマンションでこの植え込みの手入れをすると、ほとんど必ず枝を頂いてきて、挿し木にしてみます。これまでうまく定着してくれませんでしたが、今回はひょっとして・・・。
赤い葉芽が出てきていますので、ひょっとして・・・。
園芸というより、遊びなのです。面白がって眺めている。
さあ、どうなりますことやら。

マツバボタン

0612_10matubabotan 2018.6.12

毎朝の楽しみですので、繰り返しになりますが載せていきます。
せっかく美しい姿を見せてくれているのですから、ちゃんと「愛でたいな」。
ありがとうと花に感謝の声をかける日々です。

ピーマン

0612_11piment 2018.6.12
今年はピーマンが豊作。しばらくは買わずに済みそうです。

0622_13piment 6.22
これ食べましたよ。
0622_38piment
水洗いして、縦にざっくり4つに切って。
マヨネーズもドレッシングもなし。種もそのまま。
単純にバリバリ。
おいしいんだなコレが。素材の味そのもの。こういうのを「贅沢」というのでしょう。
その後、調理して食べてます。
楽しい日々です。
(イチゴも我が家産です)

ネジバナ

0612_9nejibana 2018.6.12

標準的な姿です。これ一本を見ているとね。
ところが、一つの鉢に複数の花が立つと、これまで気づかなかったことがありました。
0613_2nejibana1 6.13
ネジバナの「ネジ」としてのピッチが違うものが混在するんですね。螺旋のピッチでもいけど。
0613_2nejibana2
中央左寄りの2本が、私にとって標準的かな、と思っていた巻き方。

0613_2nejibana3

蒔き方が「緩い」ですね。
先ながらぐんぐん伸びちゃったせいかな、などとも思いましたが、花の間隔は間延びしていませんね。
0613_2nejibana4
これは花を上へ3,4個たどると一周巻いてしまう。あらら、急いでますね。
0613_2nejibana5
蘭ですよと、花のアップを撮っていたら、昆虫が一緒に写り込みました。
ハチでしょうね、これは。なんだろ、寄生バチかな。よくわかりませんが、かわいい。
「ネジバナ ピッチ」でアンド検索した結果↓
http://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/biodiv/pg20.html
生物多様性コラム(第1回)
ネジバナ(学名:Spiranthes sinensis var. amoena)

・・・
20〜30cmの1本の花茎の上部1/3くらいに1つが数ミリくらいの小さなピンクの花が20個くらい螺旋状に並んで咲いています。学名のSpiranthesはギリシャ語のspeira(螺旋) + anthos(花) に由来しています。ただし、この螺旋につく花のつき方は、アサガオの蔓のように、遺伝子で支配されているわけではなく、よく観察してみると、右巻きと左巻が半々に見つかります。ピッチもいろいろあり、中には縦一列にならんで咲いている花もあります。
・・・

そうなんだ。知らなかったな。ネジバナなのに、花が縦一列になることもあるなんて、不思議ですね。
謎は残りますね。

キクモモの実(ではないか)

0612_6kikumomo 2018.6.12

これキクモモの実ではないかと思います。
キクモモは八重咲きのように見えるのですが、結実できるのですね。
萼の花弁化、なのかな。

藤の実

0612_5huji1 2018.6.12
妻が気づいて撮ってきてくれました。
珍しく藤の豆を熟させてくれるのでしょうか。
0612_5huji2

気付いたらいっぱいだったそうです。
その後、この藤棚の下は路面の工事が始まってしまって、立ち入りできなくなっています。
藤の実はどうなったのか、確認できるのは先になりそうです。
藤の実は、カラスノエンドウの実の弾け方とよく似ていて、鞘が豆を弾きとばします。
これに当たると痛い。そういう意味では公共の場所としては「危険物」になるかもしれないな、とは思っています。
小学校の高学年の頃、校庭の藤棚で実ができると、男子がこれをちぎりとって、殴り合いごっこをしましたっけね。とにかく硬いんです、この実は。互いにその痛さを知ってますから本気で殴ったりはしない。殴り合いごっこをしました。
↓寺田虎彦さんの随筆。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2339_13490.html
藤の実 寺田寅彦

http://www.hana300.com/fuji005.html

オーシャンブルー

0612_3oceanblue 2018.6.12
妻の撮影。
例年、オーシャンブルーいっぱいの壁面を見せてくださるお家。
お庭が道から一階分高い所にありますので、そこから下へ垂らしておられます。
このスタイルだとコントロールしやすいでしょう。
以前、我が家で育てた時は、庭から二階の屋根辺りまで伸びて登って行ってしまったので、ちょっとマズかった。
これから、夏を越して秋も深まり、かなり寒くなるまで花が咲き続けるはずです。

0619_15oceanblue1 6.19
ムベの実を見た後、オーシャンブルーへ。
0619_15oceanblue2
アサガオなんです、ただ大きいんです。
つぼみもダイナミックに大きい。
伸び伸びと。悠然と。力感がありますね。

0623_5oceanblue 6.23
この日、花を順番に覗いていたら、アリがいっぱい来ている花がありました。
蜜がたっぷりあるのでしょう。
こんな写真を撮っていたら、通りがかった年配の女性に「こんにちは」とあいさつをされてしまった。
花の写真を撮るのが好きなお爺さんだ、と思っていただいたのでしょう。アリがたいことでした。

ムベの実

0612_2mube 2018.6.12
妻が撮ってきてくれました。ムベの実がまだあった、と。
例年、花の後の剪定で切られちゃうのですが。

気になります。私も見たい。
0619_17mube 6.19
行ってみました。まだありました。よかった。
ざっと見たところ、5,6個はある。
葉が重なっていますので、奥の方はよくわかりませんが。
このまま秋まで行けますかどうか。
ぜひこれ以上の刈り込みをせず、熟させてほしいですね。

↓参考

http://www.hana300.com/mube00.html

2018年6月25日 (月)

サフィニア

0610_7surfinia 2018.6.10
葉も茂るは、花もどんどん咲くは。
玄関の前に置いてあるのですが、にぎやかですよ。

花弁が独特で、面白いんです。
素敵な花を見つけました。

タチアオイ

0610_3tatiaoi1 2018.6.10
ふときづいたら、下の開きかけたつぼみが「かざぐるま」のよう。
0610_3tatiaoi2
アップで。
0610_3tatiaoi3
こっちにも。
梅雨の合間の陽射しはきつい。
大柄な花は日差しの強さに負けません。

ゼフィランサス

0609_19zephyranthes 2018.6.9
濃い色のつぼみ。まるで口紅みたいだ。

0612_8zephyranthes 6.12
ネジバナと並べてあります。
2種類のピンクが並んで咲き競う。楽しいですよ、この姿。

0613_1zephyranthes1 6.13
雨の当たり具合の関係で、鉢の位置が変わっています。
ちょっと引っ込めてやったところ。
ゼフィランサスはこれでほぼ満開ですね。
0613_1zephyranthes2
花のそばに座りこんで眺めていると、飽きませんね。

センリョウ

0609_17senryou 2018.6.9
センリョウの花のオシベが成熟したところに気付きました。
考えてみればこの眺め、私、知っています。それをオシベの成熟と見ていなかったことが問題だったのですね。
↓ここの素晴らしい写真と見比べてください。
https://matsue-hana.com/hana/senryou.html

ただ我が家のこのセンリョウの木、結実率が低いんですよね。どうしてかな。

クマバチ@ハナツルソウ

0609_16kumabatihanaturusou 2018.6.9
なんだかね、私共夫婦、クマバチに親近感を持たれているのかな。
よく目の前にやってくるんですよ。わざわざあいさつに来たような感じがしてしまう。
大きな音を立ててにぎやかにやってきます。

ナミテントウ

0609_11namitentou 2018.6.9
これは~。ナミテントウでしょう。
我が家周辺ではこれが主流です。
この季節アブラムシも多いし、どんどん増えてください。
殺虫剤をまかない家ですから、君らが頼り、よろしく。

カニグモの仲間ではないか

0609_10kanigumo_ 2018.6.9
葉の間にいたクモ、横からしか見えない。
カニグモの仲間かなとも思うのですが、よくわからない。
よくわからないものをお目にかけて申し訳ないです。
なんだろな。追い出すのも気が引けるし。

フヨウ・スイフヨウ

0609_8huyou 2018.6.9
フヨウにつぼみが見えました。
じゃあスイフヨウの方はどうなんだろう?
0609_14suihuyou
庭の中、池越しでは見えなくて、外から塀越しに眺めたら、つぼみらしきものがあります。
近づけないのでちょっと分からないのですが、多分つぼみの「もと」くらいはできているんじゃないかなぁ。

ヒメカメノコテントウ

0609_7himekamenokotentou 2018.6.9
暗くて色がよくわからない写真でスミマセン。
黄色い地に黒い模様です。
典型的な姿はここ↓などでご覧ください。
http://www.insects.jp/kon-tentouhimekame.htm
ヒメカメノコテントウ

模様については多様であるらしいですが、逆にこの模様ならヒメカメノコテントウであることは間違いない。
そんなふうに覚えてください。
アブラムシを食べます。

夏至の頃の影

↓夏至が近いなと思った頃に撮った写真です。
0612_21koudo2 2018.6.12
棒状のステッキの影がなくなるように線路柵に立てかけて、なるべく低い位置から撮影しました。
去年も同じ考え方の写真を撮って記事を書きました。下の②のリンクです。
大雑把にいって地面から70度ちょいの傾きになっています。この時期、東京の日南中高度は77度くらいなので、おおよそ合ってますね。

★今年ちょっと思いついたことがありまして。
以前にも使った図です。
Nantyukoudo2
南中高度の図。
Kage_2  
長さ「1」の棒の影の図。

この二つを合体させたらどうなるんだ?
新たに図を描き起こすのは面倒ですので、影の長さの図を左右反転させて南中高度の図にくっつけてみました。
{「なんちゅう」ずさんな仕事だ!}
Nantyukoudo_kage

これで何かがわかりやすくなったのかどうか。
思いつきをご紹介しました


http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-27d1.html
2017年6月22日 (木) 夏至の翌日


http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-2c2e.html
2017年7月14日 (金) ステッキの影


http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-7fb6.html
2018年1月26日 (金) 長い影

2018年6月22日 (金)

ネジバナ

0609_4nejibana 2018.6.9
これは全く意図していない場所に出てきたネジバナ。
ちょっと前に池のそばの地面に出てきて咲いた株がありましたが、あれとも違うんです。

今回のは、鉢にいつのまにか来ていた、というもの。

0619_5nejibana 6.19

ちょっと見やすくしたのですが。
右上がネジバナの花。

左下の細い葉が、ニワゼキショウかヒメヒオウギかに似ているので、放置してある、そういう鉢です。
いろんな事が起こるなぁ。放置園芸は楽しい。

クロアゲハ

0609_2kuroageha 2018.6.8
クロアゲハが羽化。この後一瞬で飛び去ってしまいました。

多分、メスだったと思います。
オスなら、いくら一瞬でも後翅上縁に白い模様がちらっと見えたはず、なので。

家の周囲をアゲハやクロアゲハ、アオスジアゲハなどが飛び回るようになってきました。
気持ちいいですよ。

ハス

0608_12hasu 2018.6.8
葉が大きく高く成長しています。
どうかなぁ、花芽は出てくるでしょうか。
安売りのレンコンから始まってここまで、ビックリさせてもらっただけでも十分なのですけど。
(小声で)できれば花も見たいなぁ。

コバンソウ

0608_10kobansou1 2018.6.8
コバンソウの実。金色の小判のようです。(ホント?)
0608_10kobansou2
指で揉んでみたのですが。粒状の実が入っているかと思いきや。そういうものがなくって。
扁平なものが出てきました。これがどうやら種子らしい。
ちょっと意外でした。イネ科なので「穀物」っぽい種子かな、と思い込んでいました。

キキョウ

0608_2kikyou2 2018.6.8
花の後ろから日が当たっているのです。
輝いています。きれいだなぁ。

0609_3kikyou1 6.9
鉢の脇にマツバギクが顔を見せています。
今年のキキョウは背は低いけど花がいっぱい。
つぼみもまだあるし。
ただちょっと雨が多くて、見てあげられないこともありまして、申し訳ないことです。

マツバボタン

0607_22matubabotan 2018.6.7
これがマツバボタンなのか、という写真が撮れました。
たくさん咲いて、いろんな姿が見られる。
楽しい日々です。

ヒメツルソバ種子

0607_18himeturusoba1 2018.6.7
ほったらかしなのですが。
テラスに腰を下ろすと体が安定して、普段ならしないことに手を出す。
画面下に花の後が褐色になったものが写っています。これを見て、これは実だろう、なら種子もあるんじゃないか。
と。
0607_18himeturusoba2
指先で揉んでみたら出てきました。ヒメツルソバの種子です。
初めて見た。
花が咲けば実ができる。植物の生き方の基本ですから、見てあげたい。
園芸的に花が終わったら切ってしまうのもいいのですけど、ごく一部でいいですから残して、結実するものなら結実させてあげませんか。花が喜ぶと思います。

フェアリーアイ

0607_17fairyeye 2018.6.7
アップで。
こんもりと、今が盛りと咲いています。
テラスに腰を下ろしたらちょうど真横に花が来た。
顔を寄せて鑑賞しました。

ブッドレア

0607_14buddleja 2018.6.7
もうすぐ花ですね。

0609_15buddleja 6.9
下から咲き始めました。

0610_10buddleja 6.10
咲き始めれば早い。

0612_17buddleja 6.12
ぐんぐん行きます。
チョウに限らず、昆虫に好かれる花のようです。
玄関前がにぎやかです。

ツシマトリノフンダマシ

0606_4tusimatorinohundamasi 2018.6.6
NHKで珍しいクモが紹介されていました。
ツシマトリノフンダマシ
です。
0606_4tusimatorinohundamasi2
テレビ画面の写真ですので鮮明ではない。
「ツシマトリノフンダマシ」で検索して画像を見てください。
このクモ、「対馬」にしかいないわけではありません。最初の発見地が対馬だったのです。

「日本のクモ」新海栄一 著、文一総合出版から引用

オレンジ色の腹部に黒色班のある美しいクモ。採集記録は少なく稀少種の一種。・・・
和名は最初の発見地長崎県対馬に因む。

NHKのニュースも一部引用しておきます。

NHK(6月5日 17時33分)
 一生に一度見られるかどうか…珍しいクモの動画投稿
 NHKの動画投稿サイト「スクープボックス」に、専門家でもあまり見ることのない珍しいクモ「ツシマトリノフンダマシ」の映像が届きました。
 この映像は、4日、静岡市清水区にある公園で撮影されました。
コンクリートの柱の上を体長1センチほどの赤い虫が動いています。赤い体に黒い点があり、一見するとテントウムシのように見えますが、クモの専門家に映像を見てもらったところ「ツシマトリノフンダマシ」という珍しいクモであることがわかりました。
 日本蜘蛛学会の役員を務める東海大学農学部の村田浩平教授によりますと、このクモは、九州から本州にかけて生息することが確認されているものの、生息数が少ないため、クモの調査を行っている専門家でも、一生に一度見ることができるかどうかと言われているそうです。
 ・・・

我が家周辺にはトリノフンダマシというクモの仲間はいないように思います。

有名なクモですので、どういうものなのか見てみたいものだとは思っていますが。

↓虫散歩という素敵なブログです。
http://musisanpo.musikoi.main.jp/?eid=888066
2012.10.17 Wednesday
近所のシロオビトリノフンダマシ

http://musisanpo.musikoi.main.jp/?eid=888168
2017.08.24 Thursday
トリノフンダマシの産卵と交接

2018年6月21日 (木)

夏至

今日は夏至なのですが、理科年表2018年版によりますと
夏至 太陽黄経90度 6月21日 19時7分
とあります。
えっ?という感じがしませんか?
太陽黄経が90度になるのは「ある時刻」なのですね。それが19時7分。夏至点を通過する時刻が19時7分でもいいです。
この夏至点を含む日を通常、夏至と呼んでいるわけです。

夏至といえば「一年で一番昼が長い日」ということになっていますが。
日の出が最も早くなるのは夏至よりも前です。また日の入りが最も遅くなるのは夏至の後です。

理科年表によりますと、東京での日の出日の入りは

 6    4:25   18:54
・・・
18    4:25   18:59
19    4:25   19:00
20    4:25   19:00
21    4:25   19:00
22    4:26   19:00
・・・
24    4:26   19:01

こうなんです。
あら、19日から21日までの3日間、日の出・日の入りが同じですね。

秒単位まで考えればどうなるのか。面倒だから追及しません。

私は個人的な感覚として夏至のことを「夏至点通過の日」と感じているだけです。
二至二分を基本として1年を把握しているといってもいいです。
二至二分は天文学的な出来事。それをさらに分割するかどうか、いくつに分割するかというようなことは人間の文化的なものでしょう。

してん【至点】
(solstice)黄道上で分点より90度へだたった所。夏至点と冬至点との並称。二至。

ぶんてん【分点】
〔天〕(equinoctial point)黄道と赤道との交点。太陽が赤道を通過する点で、その南から北に通る点を春分点、北から南に通る点を秋分点という。
   広辞苑第六版より引用

日長は、まあ、生活感覚程度にしか感じていませんね。

↓国立天文台の「暦Wiki]です。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/
ここを出発点にして、いろんな内容が楽しめます。

↓こんなところはいかがでしょう。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FC6F3BDBDBBCDC0E1B5A4A4CEC4EAA4E1CAFD.html

お楽しみください。

↓そうそう、理科年表をお持ちでない方は下のサイトで調べてください。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/
ここも利用できます↓
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi

ダンダラテントウ

0607_10dandaratentou 2018.6.7
ダンダラテントウだと思います。
ナミテントウとダンダラテントウを常に確実に見分けられるかというと、私の場合、心もとない。
どちらも模様の変異が大きなテントウムシで。
上の写真の場合は、背中の中央部付近には模様がなくて、側面ちかくに赤い模様がある。
これはダンダラテントウの特徴だろうと、判断しています。
頼り無い判定で申し訳ない。
どちらもアブラムシを食べますから、園芸家の方は区別にこだわらずに大切にしてやってください。

ムクゲ

605_21mukuge 2018.6.5

つぼみがいっぱいになりました。
0614_25mukuge1 6.14
咲いた。2輪咲いた。
0614_25mukuge2
上の花。

0614_25mukuge3

あれ、3輪咲いてる。重なるようにして咲いていて、カウントを間違いました。

0616_11mukuge1 6.16

つぼみも次々と膨らんできます。
0616_11mukuge2
もう少し低い位置で咲くようになったら、花の中も撮れるのですが。
今は見上げるばかりです。
ムクゲは「無窮花(むぐんふぁ)」。
「窮まること無き花」

お健やかに。

竹の花

0605_24takenohana1 2018.6.5
話には聞きますが、竹の花を見るのは私は初めてです。
0605_24takenohana2
長い周期で咲くようです。以前読んだSF小説では、竹の花は不吉だとかいう伝承があるかに書いてました。
0605_24takenohana3
ま、珍しいものを見たのだから、ラッキー!でいいんじゃないですか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9

通常、地下茎を広げることによって生息域を広げる。一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。その周期は極めて長く、ハチク[1]、マダケの場合は約120年周期であると推定されている。しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い(日本におけるモウソウチクの例では、種をまいてから67年後に一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)記録されている[2])。竹の種類によって開花周期に幅が見られるが、一般にはおおよそ60年から120年周期であると考えられている[3]。

https://mainichi.jp/articles/20180606/ddf/007/040/022000c

日照時間

0605_23nissyojikan 2018.6.5
森田さんのN天です。
梅雨の季節と、台風・秋雨の季節が、ホントに日照時間が少ない。
雲で「蓋」をされてしまうわけですね。
Heinenkion
東京の平年気温のグラフです。
気温が上昇していく過程で、6月は最高気温の線の傾きが緩いというか、上昇率が小さい。
雲の蓋のせいでしょう。
気温が下降する9~10月には顕著な影響は見えないように思えます。
現在、私共の頭の上には「雲の蓋」が乗っているわけで、重苦しくなるわけです。

ブチヒゲカメムシ

0605_20butihigekamemusi1 2018.6.5
頭が見えないんですけど、これで十分に種がわかる。
ヒゲ(触角)や体側が「ブチ」。背中の模様も目立ちます。私にとってはこの模様のほうが覚えやすい。後姿でよくわかるカメムシです。

キバナコスモス

0605_19kibanacosmos 2018.6.5
あまり日の当たらない場所でひっそり咲いていました。
シーズンの先駆者です。
日当たりのよい線路柵際で咲き誇るようになると、様々な昆虫が訪れます。

http://www.hana300.com/kibaco.html

・菊(きく)科。
・学名
  Cosmos sulphureus
   Cosmos : コスモス属
   sulphureus :硫黄色の、黄色の

学名も「黄色い(硫黄色の)コスモス」のようですね。

ネコハグモ

0605_18nekohagumo 2018.6.5
人間の目には小さな昆虫類はあまり見えていないのですが、こういうクモやカマキリの幼虫などが成長し生活するだけの餌はあるわけで。見えてないけど、空間に小さな生命がいっぱいなんですよね。
生態系の上位のものだけを愛でていたのではダメなんで、生態系を支える基盤を守りたいですね。
でも、その基盤というやつが、今は不衛生で不快がられているわけでして。哀しいことです。

アゲハ

0605_12ageha1 2018.6.5
次々と羽化するアゲハを全部記事にするわけにもいきませんので、時々。
さあ、行くゾ。
0605_12ageha2
一挙に2階のベランダまで舞い上がりまして。
0605_12ageha3
屋根の高さまでいっちゃった。
わぁわぁ騒ぐ暇もない。わぁ、の一言でおしまい。
すごいよなぁ。

ネジバナ

0605_6nejibana 2018.6.5
鉢に集めてあるネジバナ。

0606_3nejibana1 6.6
どんどん登って行きます。
0606_3nejibana2
アブラムシも見えるんですけど、それは半分目をつむっていただいて。
小さな蘭をお楽しみください。

マツバボタン

0605_3matubabotan1 2018.6.5
朝、そして
0605_3matubabotan2

毎日、こんな具合。
朝に雨戸を開けオハヨウ、昼に顔を出してワァ、夕方、雨戸を閉める時にサヨウナラを言う。
そういう生活です。

2018年6月20日 (水)

つむじ風

0604_9tumujikaze1 2018.6.4
森田さんの懐の深さが現れるシーン。いろいろご存知です。
この日は東京では29℃くらいまで気温が上がった日。

0604_9tumujikaze2

公園や学校の校庭などで小規模なつむじ風はみますが、これはかなり大型のつむじ風ですね。「つむじ風」と書くより「旋風(つむじかぜ)」と書いた方が「らしい」感じがする。
地面が熱くなって、そ上の空気が暖められ、上昇しようとします。
でも、一様に全部上昇するわけにはいきませんよね。何かのきっかけである部分の空気が上昇し始め、周囲の空気を吸い込む、ということが起きるとつむじ風になるわけです。
小さなきっかけが生じたら、それが拡大して大きな気流に成長する、この意味で「地表付近の空気の状態が『不安定』になった」ということですね。
小さな規模で、逆向きに。
熱いみそ汁を静かに冷ますと、表面が冷めて下降する水流ができるのですが、ポツンポツンと点のような下降水流部分ができますね。ひっくり返しのつむじ風のようなものです。
↓参考。竜巻と旋風のきちんとした定義も述べられています。よろしかったらお読みください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%B5%E6%97%8B%E9%A2%A8

塵旋風(じんせんぷう)とは、地表付近の大気が渦巻状に立ち上る突風の一種である。一般的には旋風(せんぷう、つむじかぜ)や辻風(つじかぜ)と呼ばれ、英語ではダストデビル(Dust devil)と呼ばれる。竜巻と誤認されることがあるが、塵旋風と竜巻は根本的に異なる気象現象である。
 ・・・
塵旋風(じんせんぷう)とは、地表付近の大気に上昇気流が発生し、これに水平方向の強風が加わるなどして渦巻状に回転しながら立ち上る突風の一種である。乾燥した土や砂などの埃、細かい落ち葉やゴミといった粉塵(ふんじん)が激しく舞い上がることから塵旋風と呼ばれる。対流混合層がよく発達した晴天で強風[1]の日中などに砂漠・荒地・空き地・田畑・運動場・駐車場などのある程度の広さがある場所で発生しやすく、小規模な塵旋風であれば日常生活の中でも比較的容易に見ることができる。大部分の塵旋風は無害であるが、ごく稀に大規模な塵旋風が発生して人や建物などに被害を及ぼすことがある。
・・・
塵旋風の定義を簡潔に述べるため、日本の気象庁や気象研究所、日本気象学会などによる竜巻の定義と併せて述べる。
・・・

テッポウユリ

0605_10yuri 2018.6.5

このころが最盛期。咲いた順番でいうと左上から3,1,2です。

0608_11yuri 6.8

1と2の花がしおれてきました。

0610_6yuri 6.10

3と1の並んだ姿。
この株自体は実生ですが、この株で結実したことはないのです。
実ができたら楽しいのにね。

オシロイバナ初見

0604_3osiroibana 2018.6.4

新聞紙をまとめて、資源ごみとして集積所に出した戻り道。
まだ朝早かったので、開いた状態のオシロイバナを見ることができました。線路柵際です。
今年の初見です。
これからこのあたり、にぎやかになります。
0614_15osiroibanayllw6.14
庭で、昼。黄色のオシロイバナのつぼみ。
色の混じりのない黄色の花です、他の色の花と交配しないようにと思っています。
0616_10osiroibana1 6.16
昼ですので、もう閉じかけなのですが、赤に白が入り込んだ花、ほぼ純白な花。
トランスポゾンという動く遺伝子が入り込んで、色素をつくれない部分ができたりするのです。
で色が混じる。
0616_10osiroibana2
これは紅白の混じり具合が大きい。
0616_10osiroibana3
背景は線路の礫です。どんな場所に咲いているかがわかります。
もっと近い位置にも株がありますので、接近して撮れるようになるでしょう。

カタバミの赤い葉

0603_23katabami2018.6.3
ごく普通のカタバミです。アカカタバミではありません。
枯れかかっているのかな?新しい葉なのかな?
どっちだかよくわかりません。枯れかかりかな。
目立っていました。

キョウチクトウ

0603_17kyoutikutou 2018.6.3

高い所で花の準備が始まったようです。

0616_12kyoutikutou 6.16

花の予感が漂ってきますね。
早ければ6月終わりごろから咲くかな。
気温の変動は激しいし、日照時間もどうなるのかよくわからないし。
花さん、準備が整い次第、おいでください。

タチアオイ

0603_13tatiaoi1 2018.6.3
オシベが終わってメシベが出てくる、ちょうどその境目ですね。
0603_13tatiaoi2
やがてこうなります。結実率は高いですよ。梅雨明けへ向けてもういっぱい実ができてきています。
0603_15tatiaoi1
背景に電線が入らないような位置の花を見つけました。
花弁の重なりが浮き上がります。

0603_15tatiaoi2

この花もすっごくよかったのですが、どうしても架線が入ってしまう。
思うようにはなりませんでした。

コアシナガバチ

0603_11koasinagabati 2018.6.3
小型のアシナガバチです。
巣がそばにあるのでない限り大丈夫。
アシナガバチやスズメバチの攻撃性というのは要するに巣を守り幼虫を守ろうという行動です。
狩猟モードで飛んでいるときに、バカでかい「ヒト」なんて生物を攻撃したりはしません。
イモムシをつかまえて団子にして巣に持ち帰ります。
一緒に住むわけにはいきませんが、ひたすら排除するのも考えものですね。

https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%90%E3%83%81

オモトの花

0603_8omoto 2018.6.3
どうも見忘れがちでいけません。
これ咲いているところだと思いますが。地味だからなぁ。
結実はどうだろう、無理じゃないかなと思っていますが。
それでも花が咲くのは久しぶり。良かった。

ナナホシテントウ脱け殻

0602_22nanahosi_nukegara 2018.6.2
蛹かな、と思ってよく見たら脱け殻でした。
ナナホシテントウです。成虫が羽化して出ていった跡です。
ナミテントウをよく見かけますが、できればナナホシテントウにも増えてほしい。
ちょっとえこひいきかな。

アリグモの仲間

0602_20arigumo 2018.6.2
ぼやけたシルエットでしょうもない写真ですが。

アリグモかな。上顎が大きいので、オスであることは多分間違いない。

0614_9arigumo1 6.14

何かがいる。アリにしては動きがない。ハチのようでもあり、そうでないようでもあり。
現場ではよくわからなかったのです。とにかく2枚ほど撮って、PCで見たら。

アリグモらしきものがこっちを向いているのですね
0614_9arigumo2
正面の単眼がこっちむいてる。
種はよくわからない。

0617_13yagataarigumo 6.17
上の写真のものとは明らかに違うアリグモ属です。
ヤガタアリグモのオス、で間違いないと思うのですけど・・・。
自信はない。
アリグモの仲間は種数は少ないのですが、素人には見分けが難しくって。
結構おりますでしょ。アリへの擬態が非常に優れていますので、つい見逃しますが、気をつけて見慣れてくると、見られるかもしれません。

↓参考
https://soyokaze2jp.blogspot.com/2016/10/blog-post_7.html
2016-10-07 巣の中のヤガタアリグモのオス

2018年6月19日 (火)

ハラビロカマキリ

0602_19harabirokamakiri 2018.6.2

門の前のタチアオイにいるハラビロカマキリの幼虫。
0605_15harabirokamakiri

毎日のように見かけますので、おそらく同一個体と顔を合わせているのでしょう。

0606_2harabirokamakiri
こちらはそのつもりで「やあ」と声をかけますが、向こうは「何か用か」といつも見返す。

かわいいものですよ。無事成長できますように。

アシナガバエの仲間

0602_17hae 2018.6.2

小さなハエです。3mmあるかないか。でも、ものすごくきれいなんです。緑色に輝いてます。
昆虫を撮るとき、被写界深度を深くしたくて絞り込んでフラッシュを発光させることも多いのですが、それをやるとこのハエは消えます。恐ろしく反射神経が早くて、フラッシュの発光とともに飛び上がって、フラッシュが消えてからほぼ同じところに降りてくる。写したつもりが写ってない。

このごろはもう、写ったら儲けもの、とフラッシュを禁止してありますので、何となく写るようになりました。

この種類のハエについてはお手上げ。とても私ごときに同定できるものではありません。

↓詳しい方です
https://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/200610280000/

コマツナギ

0601w_15mameka 2018.6.1
妻の撮影。ちょっと遠くからで露出が難しかったようです。
0601w_15mameka2
なんだっけなぁ。見たことあるよなぁ。

調べてみるとコマツナギですね。

https://matsue-hana.com/hana/komatunagi.html
コマツナギ(駒繋)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/komatsunagi/komatsu.htm

http://www.hana300.com/komatu.html

・茎や根が丈夫で
 引っこ抜きにくく、駒(馬)を茎につなげておくこともできることからこの名前になった。

★余談
わたくし、世田谷区立駒繋小学校の卒業生です。
0617_31komatunagisyou
源頼朝が馬でこの辺りを通ったときに馬を繋いだ、とかいうことだったと思います。小学校の社会科か何かで聞いたような、あいまいな記憶です。
確か私は第19回卒業生だったよなぁ。もう遠く霞んだ記憶です。
卒業式の記憶なんて一切ないし、校歌もわからないし・・・。
団塊の世代のど真ん中ですから。1クラスは50人くらいかな、10クラス以上あったような。

毎年度、クラス替えがあって、毎年知らない顔ばかり、名前がわかるまで1学期かかったよなぁ。大人数って気楽でよかったですね。
ここまで書いて来て、記憶がよみがえる。以前にコマツナギの記事を書いた気がする。
自分のブログを検索したら、去年書いたばかりでした。なんというオンボロな記憶力。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-6ea0.html
2017年9月 1日 (金) 萩←訂正します「コマツナギ」でした

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-fa63.html
2017年9月 4日 (月) 駒繋

読み直してみたら、エピソードもほとんど同じ事を書いている。壊れかけのレコードですね。
おそらく、記憶が編集されて、自分の中で「物語化」しているでしょう。
年寄りの話は、真実を含みはするものの、後付けの物語であることが多い。
思い込み、単純ミス、そういうのが積み重なって、自分の中に物語が形成される。一旦物語が形成されると、それが本当のことだったと逆に信じ込む。
年寄りを大事にするのはいいのですが、年寄りの思い出話は、話半分、いや話の1割くらいしか真実はない、と思った方がいいですよ。

カルガモ

買い物帰りの妻、六郷用水の水路沿いに帰ってきたのですが。
カルガモがいた。
0601w_12karugamo1 2018.6.1
どうも求愛らしい。
0601w_12karugamo2
で、しばらくカメラを構えて追跡したそうです。
0601w_12karugamo3
飛び立つ瞬間が写った。すごいなぁ。
0601w_12karugamo4
はばたきの位相は反転してますが、見事なシンクロナイズといえますね。
0601w_12karugamo5
ちょっかいが入ったそうです。オスがもう一匹気づいたか。
0601w_12karugamo6
妻は鳥の写真のプロになったか。すごい画像をものしてきました。
0601w_12karugamo7
でまた水路沿いに戻ってきました。

男の子が興味を示して後ろを歩いています。その後ろはお父さん。
でもカルガモはあまり気にしない。

0601w_12karugamo8
求愛は受け入れられたのでしょうか。その後は知りません。
この水路は狭くて浅くて、営巣・産卵・子育てには向かないと思いますが、カルガモをこの辺りで見ることは多いですね。

一昨年、我が家のごく近辺でカルガモの母親が子ガモを連れて歩いていたのを記事にしました。
↓これです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-c09e.html
2016年6月 9日 (木) カルガモ

ヨウシュヤマゴボウ

0601w_9yousyuyamagobou1 2018.6.1
「名前が思い出せない」とぼやきながら妻が撮ってきた写真。
私もしばらく「セイヨウ・・・」などと呟いていたら、突然「ヨウシュヤマゴボウだ!」と叫んでしまいました。記憶力減退だなぁ。去年は庭の隅に顔を出していましたっけ。今年は消えちゃったけど。自分ちにあったのに忘れるんだからなぁ。トホ。
0601w_9yousyuyamagobou2
いいアングルでいい写真を撮る。
うらやましくなります。

クロウリハムシ

0601w_8kurourihamusi1 2018.6.1
カラスウリの花かな、妻がクロウリハムシがいた、と撮影してきました。
0601w_8kurourihamusi2
お見事。妻の写真の腕は非常に高い。腹がずいぶん大きいですね、メスでしょう。
私はこの虫、それなりにかわいいと思うし、好きです。我が家周辺の雑然たる植生のなかでは特に被害などというものはないですね。園芸家は一応ご注意を。

冒頭の写真の花ですが。
カラスウリだろうと思いますが、妻に言わせると「真ん丸な実がなる」といっておりました。
昔はカラスウリを「ホソミノカラスウリ」と「マルミノカラスウリ」と区別したらしいのですが、今は区別しなくなったと聞きます。ですから、冒頭の写真は、カラスウリの花のしぼみかけ、でいいのではないでしょうか。

ワルナスビ

0601w_7warunasubi1 2018.6.1
見るからにナス科の花。結構きれいな花です。
0601w_7warunasubi2
真っ白ではないようで、うっすらと紫がかっているようです。
こんなきれいな花がなぜ「悪茄子」なのでしょう?
0601w_7warunasubi3
このトゲが危険物。痛いですよ~。うっかり手を出さないように。
このトゲと、旺盛な繁殖力が「悪」の由来らしいです。

大分以前にたまたま見つけて、調べてみて、「棘があるワルナスビ」と覚えました。
今回は妻が、ワルナスビ見つけたと撮影してきてくれました。

↓解説があります。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80320.html
(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース

明治時代に侵入して、今では日本全国に広がっているようです。

ユキノシタの種子

0601_19yukinosita1 2018.6.1
ユキノシタの実が熟したようでしたので、つまんで手のひらの上で揉んでみました。
0601_19yukinosita2
ごく細かい種子が出てきました。1mmもない小さな種子で、私のカメラではこれ以上は無理。
↓ここによい写真があります。参考にしてください。
https://matsue-hana.com/hana/yukinosita.html
ユキノシタ(雪の下)

・・・
茎の基部から長い紅色の走出枝を出して先に芽を作る。
・・・
種子は広卵形、微細な凸起があり長さ約0.5mm。
・・・

ちょっとだけ余計な注意を。
ユキノシタやイチゴなどは、栄養生殖する、ということが有名ですが、だからといって、それしかできないのだろう、とは思わないでください。
栄養生殖では遺伝的な多様性を生み出せない。やはり有性生殖によって種子をつくる必要もあるのです。
食卓に上がるイチゴですが、食べておいしい部分は「花托」といいます。イチゴの表面にある粒々が「果実」です。種子じゃありません。痩果(そうか)といって、硬い果皮の中に果肉はほとんどなく種子が入っているという果実です。
イチゴの粒々を濡らしたガーゼの上にでも置いてみてください。発芽してかわいい双葉が出ますよ。これを育てればイチゴになります。ただし、遺伝子が親とは違いますから同じような味になる保証はありません。私共はやってみたことがあります。結構楽しかった。

トカゲ

0601_18tokage 2018.6.1
この間、何かを呑み込もうとして、ちょっと苦しそうだった「あの個体」かどうかはわかりません。
一度ね、卵から孵化して間もないような幼体を見てみたいものだと思いますが。
飼育しなけりゃ無理だろうな。でもきっとかわいいだろうな。と思う私です。

↓ここに孵化の写真があります。
https://soyokaze2jp.blogspot.com/2017/07/blog-post_19.html
ニホントカゲの孵化

↓苦しそうな感じがしたトカゲ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-e03a.html
2018年6月12日 (火) トカゲ

クサギカメムシ

0601_14kusagikamemusi 2018.6.1
タチアオイの茎、光が当たらない場所でした。

0605_20kusagikamemusi2 6.5
つぼみの陰、これも撮りづらい。
0605_20kusagikamemusi3
明るいといいですよね。くっきり写りました。ありがとう。

0608_13kusagikamemusi2 6.8
齢の違いかな、見え方がずいぶん違います。

0609_13kusagikamemusi1 6.9
これは成虫。湾曲した細い管が針で、包むような少し太いのが鞘です。
0609_13kusagikamemusi2
普段は針を鞘に納めて、胸の方に畳んであります。
0609_13kusagikamemusi3
あちこちに幼虫もいます。
これでタチアオイが枯れるわけでもなし。寛容にまいりましょう。

↓参考
https://sizenkan.exblog.jp/16494772/
ツノアオカメムシ カメムシの口器-1

・・・
カメムシの口器は鞘状の口吻(こうふん)に包まれる形で、中に口針がある。
写真の折れ曲がった肌色の口器が口吻で、平常時は真っ直ぐになっている。
黒色の細いのが口針。口吻が曲がった分、口針が深く刺さっていくということだ。

ちなみに、口吻は下唇が細長く変形したもので、口針は大あごと小あごの変形したものだそうである。口針からはポンプ作用によって消化液の注入と消化物の吸収がなされるそうである。
・・・

2018年6月18日 (月)

ミズヒキ

0601_13mizuhiki1 2018.6.1
ミズヒキの花が咲いていました。線路柵に添って立ち上がって、地面から1mくらいの高さまできています。
細くて揺れやすいですし、周囲に何もないと私も腰が不安定。ところが今回は線路柵際なので、柵に体を持たせかけ、花の茎を摘んで揺れないようにして撮影できる。いい条件で咲いてくれました。
0601_13mizuhiki2
なかなかこういう風なクローズアップは難しかった。今回は助かりました。

0603_14mizuhiki 6.3
画面下に私の指が写ってしまいましたが勘弁してください。
固定してアングルを狙って、花の中を撮影できました。小さな花ですので、なかなか大変なのです。

0609_12mizuhiki 6.9
ミズヒキでどうしても撮りたくなるアングルがもう一つ。
ずらっと並んだ花を、手前も向こうもぼかして途中にピントを合わせる。
上から撮ると赤い花で「紅白の水引」ではなくなってしまうのですが、被写界深度を楽しみたくなるのです。

ミツバチ

0601_12mitubati1 2018.6.1
ビヨウヤナギの花にきたミツバチ。
オシベが長いしなぁ、無茶苦茶に花粉まみれになっています。
0601_12mitubati2
花粉だけだとまとまらないので、蜜と練り混ぜて「花粉団子」をつくるのですが、この状態だと蜜は採れませんね。
0601_16mitubati
タチアオイの花で。

蜜を求めて潜り込もうとしているのですが、なんだかもうものすごい恰好ですね。
おいおい、と笑いそう。

外回りで蜜や花粉を集める働きバチは日齢が最も進んだハチです。
詳しくは↓このサイトをお読みください。一部を引用します。
http://www.tamagawa.ac.jp/hsrc/contents/pages/note/bee-life.htm

ミツバチの分業=働き蜂の一生
働き蜂は群が必要とするほとんどの仕事をしますが,この仕事の種類は成虫になってからの日数を追って変化していきます.おおまかに内勤と外勤とに分かれていますが,内勤の間では,育児(ミルク分泌),造巣(蜂ろう分泌),貯蜜(酵素分泌)の3つが体の生理状態の変化を伴う大きな流れとなります.また外勤蜂が一番日齢の進んだものとなることで,働き蜂が減りにくい分業構造となっています.
また内勤のうちは24時間体制で仕事をしますが,何交替かあるようで,1匹あたりの労働時間は6-8時間程度という観察があります.外勤蜂は日中は花に通い,夜間は巣の中でじっとしている(休息?)ことが多いようです.

{玉川大学のミツバチ研究は有名です。}

白キキョウ

0601_2sirokikyou 2018.6.1

ムラサキのキキョウとは別に、白い花のキキョウもありまして。
でも出遅れています。

もう少し成長しないと花はまだだよな。

0616_4sirokikyou6.16
ずいぶん繁ったでしょ。花も近いかな。
楽しみに見ています。

ゼフィランサス

0531_22zephyranthus 2018.5.31
もうすぐ咲きます。

以前は「ピンクのタマスダレ」といっていたのですが、一度ダメになりまして、園芸品種を買ってきて以来それについていた名前で「ゼフィランサス」と呼んでいます。

0601w_16zephyranthes 6.1
六弁花でいいと思います。ユリじゃないから。

0602_3zephyranthes 6.2
他にもつぼみがありますので、これからどんどん咲いてくれるでしょう。

★季節の花300では「西インド諸島が原産地」ということで「西の花」になったという解説ですが↓
http://www.hana300.com/tamasu.html

・学名
  Zephyranthes candida
   Zephyranthes :
      ゼフィランサス属
   candida :
      純白の、輝きのある

 Zephyranthes
 (ゼフィランサス)は、ギリシャ語の「zephyros(西、西風)+ anthos(花)」が語源。西インド諸島が原産地であることから。

ヨーロッパの方の感覚をよく知りませんけど、「ゼファー。西風の神」に対して、なんとなく独特の情感・ニュアンスを持っているのではないかと感じるのですけど。ご存知の方、教えてください。
日本人にとっての「東風(こち)」や「南風(はえ)」「山背(やませ)」など、独特の意味を伴ってますよね。
なんか、「西風」にもそんな感じがあるような気がして。

zephyr
►n
1 《文》 西から吹くそよ風;[Z-] 《擬人化された》西風(の神);そよ風,軟風.
2 ゼファー《各種の軽量な織物;その衣料品》;〔史〕 ゼファー(ギンガム)《薄手の平織り綿布》.
[F or L<Gk=west wind]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000167651

マツバボタン

0531_21matubabotan1 2018.5.31
これ、ホントにおいしそうじゃありませんか?
色彩と味覚が連動しますね。甘いお菓子、甘い飴、そんな感じです。
0531_21matubabotan2
気温の低い日で、元気よく咲く、とはいきませんでした。

0601w_2matubabotan 6.1
翌日、咲いてました。よかったね。
気温、日照の影響を強く受ける花です。

スイカ雌花

0531_19suika 2018.5.31
スイカの雌花は花の時からもうスイカ。

子房の外側がミニスイカなんですね。
ゴーヤなんかもそうです、雌花の裏にはミニ・ゴーヤがある。

0602_6suika 6.2

ひどくかわいらしいです。なんだかニコニコしてしまう。
どうなるのか、過剰な期待はせずに見守りましょう。

クロウリハムシ

0531_12kurourihamusi 2018.5.31
この黄色と黒は「警戒色」じゃないですよね。
体をまるでコンパスのようにして円形の溝を葉に掘って、その内側を食べるのが面白い。
このハムシ、結構好きですね、私。憎めない。

ツユクサ

0531_7tuyukusa 2018.5.31
今年はあまりツユクサを見かけない。散歩に出てツユクサポイントは2か所くらいかな。
この花も、他家授粉を目指しながら、自家受粉も辞さないという戦略で繁殖しています。
しぶといですねぇ。

この花の青い色素を染め物の下地を描くのに使っていた、という話を去年書きました。
↓よかったらどうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-3afd.html
2017年10月23日 (月) ツユクサ

カタツムリの足跡

0530_16katatumuri1
Eテレ0655「ちっちゃいミステリー」から
0530_16katatumuri2 2018.5.30
木の幹に点々と模様があります。何だろう?
0530_16katatumuri3
上へたどると。カタツムリ
0530_16katatumuri4
水平な面を這わせてみるとこんな風。
0530_16katatumuri5
接触している部分と持ち上がっている部分がある。

巻貝が這い歩くとき、筋肉を波打たせていることは知っています。
でも、この写真ほどに歩行面から体を浮かせていると走らなかった。
常にこうやって歩いているわけではないようです。
乾燥した面の上で、体表面の粘液をなるべく失いたくないときに、こうやって接触面積を減らしているようです。
知らなかったなぁ。0655のスタッフの技量というか想像力という、に敬服します。

↓いくつか参考に
https://www.youtube.com/watch?v=h1BoBoF0UFU&vl=ja
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/1853-26.pdf

見たものはすべてか:選択的注意(selective attention)

Eテレ、朝の「にほんごであそぼ」から。
「ゆく河の流れは、絶えずして・・・」という方丈記の文章を子どもたちが一生懸命唱えるんですね。
で、始まる前に、画面に変化があるはずだ、といわれてから見ているのですが。
私、正直、変化に気付かなかった。
0530_15nihongo1 2018.5.30
始まりの画面。
0530_15nihongo2
終了時の画面。
中央右の縦の流れがいつの間にか描かれていた。
もう一度繰り返してくれたので、やっとわかったという次第です。
さして大きくもない画面の中で、明らかな変化なのに、見逃してしまった。
子どもたちのかわいい声と、画面内の右から二人目の男の子の動きに関心が行ってしまって、全体を見ていませんでした。
こういう出来事を心理学では「選択的注意(selective attention)」というそうです。

よくね、百聞は一見に如かず、といって、見たものは絶対だと信じ込みますよね。
自分は視野に入ったものをすべて見ている、と思っていますよね。
ところが違うんだなぁ。
人は見たいものしか見ていない。見たいと思っていなくても強い印象を与えるものを見てしまう。

自分が「見たもの」が「全部」であり「確か」なものだとは思わない方がよいのです。

事件などに関わりたくないですが、もし何かの事件を目撃してしまった時、私は事件を「見た」のだから私の証言は信用できるはずだ、と考えてしまう。目撃証言というものにはその危うさがある。

https://psychoterm.jp/basic/cognition/03.html

「選択的注意」とは、多様な情報が渦巻くような環境条件下において、
その個人にとって重要だと認識された情報のみを選択し、
それに注意を向ける認知機能を指す概念です。

https://kagaku-jiten.com/cognitive-psychology/perception/selective-attention.html

私はこの「選択的注意」ということについて、ある読書で知りました。
「錯覚の科学」 (文春文庫)、 クリストファー チャブリス , ダニエル シモンズ
という本です。ただこの本の内容は大人向けですので、お子さんには読ませない方がいい。
ただ、この本で衝撃的な動画の話が出ていまして、それは youtube にアップされていますし、見ても大丈夫です。

https://youtu.be/vJG698U2Mvo
バスケットボールをパスするシーンなのですが、白いユニフォームのチームが何回パスをするか数えてください、というだけです。
びっくりしますよ。

とにかく。私たちは自分を取り巻く世界のすべてを把握しているのではない、という点には十分注意する必要がありますね。

2018年6月15日 (金)

ミニトマト

0530_4minitomato 2018.5.30
鑑賞用に栽培してもよくないですか?
もし、その上、果実が口に入るようなことがあったら、思いもかけない「しあわせ」ということにして。
ま、そういう意味では、オクラは観賞用の花を咲かせますよ。
花を楽しみ、果実を味わう。贅沢なことです。

生物

0530_19namamono 2018.5.30
元理科教師としましてはねぇ。
「生物」と書かれるとどうしても「せいぶつ」と読んでしまうんですよ。
「なまもの」ですけど。
教師同士でも「なまもの」の授業だ、「ばけがく」だ、といいますけど。

私のような、こういう半端な人間を「物識り」に「なま=生」をつけて(「生半可」の「なま」です。)
「生物識り」
というのだそうです。

なま‐ものしり【生物識り】
未熟なのに、ものしり顔をすること。また、その人。軽口露がはなし「―なるものがこれを聞き」
広辞苑第六版より引用

イテッ。直撃喰らったな。

東京スカイツリー

0530_18skytree 2018.5.30
5月30日の空。雲が低く垂れこめて、東京スカイツリーの展望デッキがかすむくらい。
展望デッキは地上から350mの高さだそうです。
ずいぶん低い雲ですね。
以前、車で東京タワーのそばを走っていた時に、東京タワーのてっぺんが雲の中に入っているのを見たことがあります。
333mより低かったわけです。
梅雨の季節、どんよりと雲が垂れこめたら、地上300mくらいまで下がってきていることがあるんだな、と思ってください。
↓参考
http://www.tokyo-skytree.jp/about/outline/
展望デッキ:350m

ビワ

0530_17biwa 2018.5.30
去年より少なめですが、でもいっぱい採れました。
小粒ですけど味は濃い。種子が小さく果肉が厚い。
昔、子どもの頃、ビワというと種子が大きくて果肉が薄くて、なんだか不満だったものです。
現在の、我が家のビワには満足しています。
もうそろそろ今年の収穫は終わります。

トキワツユクサ

0530_10tokiwatuyukusa 2018.5.30
ここはですね、プールの建物の入り口前なのです。
側溝のふたというのか、隙間から見えるのです。
かなりタフな植物のようですね。連れてきちゃいかんかな、う~む、でも可憐な花が好きなんですが。

アゲハ

0530_6ageha 2018.5.30
続々と羽化して旅立っていきます。

0531_8ageha0842 5.31
羽化して、まだ翅が伸びきっていません。
0531_18ageha1
少し早めでしたが、ケースが狭いのでもう出してやりました。
さぁ、行くか。
0531_18ageha2
そばの葉にちょっと止まりましたので、横顔を。
大型のチョウの飛翔力というのは気持ちよいほどものすごい。
羽化した場所の記憶があるのかもしれません。家の周辺でのチョウの密度が高くなりますもの。

マツバボタン

0530_1matubabotan 2018.5.30
今年はベランダでマツバボタンが見られるようになっていますので、頻繁に見るし、写真も撮りやすい。
0530_11matubabotan1
微妙な色ですね。
0530_11matubabotan2
そして出番を待つつぼみ。

マツバボタンで検索していたら
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-793

花色が豊富で、一重咲きから八重咲き、さらに万重咲きまであり、場所によってはこぼれダネで毎年自然に育ちます。

万重咲き」なんて言葉があるのですか。ビックリ。
読めない。いちおう「まんじゅさき」ということらしいですが。
「まんじゅうざき」だと「饅頭」みたいな感じになるしな。
和語で、「ひとえ」「ふたえ」・・・「やえ」・・・「とえ」「はたえ」ときたら。「万」は「よろづ」だろうけどなぁ。そうすると「よろづへ」になるかも。
よろずえざき」というのはいかがでしょう。

ツマグロオオヨコバイ幼虫

0529_19tumaguroooyokobai1 2018.5.29
これツマグロオオヨコバイの幼虫です。何齢かはわかりませんが、終齢でないことだけは確かです、
薄緑の半透明な体。眼だけがぽつんと黒い。つぶらなおめめ、です。
眼は光を吸収して情報を得る装置ですから、入射した光は返ってこない=眼は黒い。
0529_19tumaguroooyokobai2
ツマグロオオヨコバイの成虫をご存知の方は多いと思いますが、幼虫はあまり見ないのではないかな。かわいいでしょ。

0609_6tumaguroooyokobai 6.9
キョウチクトウの葉裏です。向こうから照らされて、葉の色に融け込んでいました。

ミツバチ@タチアオイ

0529_15mitubati1 2018.5.29
ミツバチがタチアオイの花に潜り込んでいきます。
0529_15mitubati2

無理やりというほどでもなく、メシベの付け根付近まで入っていく。サイズ的にちょうどいい。
クマバチのような強引な入り方ではない。

花の中に花粉が散り落ちているのは、こういう活動の結果です。

ハス

0529_14hasu 2018.5.29
ハスが元気。次々と葉が出てくる。

0601_7hasu 6.1
こんなになるとは思いませんでしたね。

0602_15hasu 6.2
また更に葉の芽がでてきた。

0607_3hasu 6.7
すごいことになって来たなぁ。
0607_3hasu2
ひょっとして花まで行けるかも。
スーパーで買ったレンコンがこうなるとは。やってみるもんですねぇ。

コモチラン

0529_12seaonion 2018.5.29
花が上へのぼっていくと、下の方では実ができ始めます。
通常、名前のように球根から小さな球根が別れ出て増やせますが、それだと遺伝的な多様性が生じない。
生物としては遺伝的多様性を保つことは大切なので、当然、種子での繁殖もできるわけです。

0608_9komotiran 6.8
ゆっくりゆっくり、花が上へのぼっていきます。
茎が長いので倒れやすい。頑張れよ。

2018年6月14日 (木)

庭のタチアオイ

0529_11tatiaoiniwa 2018.5.29
庭にも勝手にやって来た株があります。
ダイニングの窓の外。きれいですよぉ。ちょっと「栄え」過ぎかもしれないけど。
0529_13tatiaoiniwa1
白もきてます。ほぼ純白です。

0529_13tatiaoiniwa2

同じように「白」といっても、微妙に色合いが異なる。
おもしろいものですね。
虫たちに好まれていて、どの花でも花粉が花の内側に散っています。

シマサシガメ

妻が見つけました。

0529_5simasasigame1 2018.5.29
二人とも初めて見る昆虫ですが、カメムシの仲間とはすぐわかる。
0529_5simasasigame2
妻より少し昆虫に詳しい私としてはサシガメだろう、というところまでわかる。
0529_5simasasigame3
不思議な形の頭部です。
調べてみたら↓シマサシガメでした。肉食性の昆虫です。

http://www.insects.jp/kon-kamesimasasi.htm

シマサシガメ
カメムシ目>カメムシ亜目>サシガメ科>モンシロサシガメ亜科

黒色で、腹部の側部と脚が白黒の縞模様になった、やや細身のカメムシ。
肉食性で、チョウ、ガの幼虫など他の昆虫を捕らえ、口吻を突き刺して体液を吸う。幼虫で越冬する。

このサイトで、交尾や幼虫の姿も見られます。

https://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/201108030000/

このサイトの写真はすごい。感服します。

ダンゴムシ交尾

0529_3dangomusi1 2018.5.29
足元にダンゴムシがいて動かない。踏んづけてはいけない、と脇へ寄りながらよく見たら交尾中でした。
0529_3dangomusi2

メスは腹の下の袋の中に産卵して保持しますので、ダンゴムシの卵を見ることはまずないでしょう。成体のミニチュアのような幼体は見られます。これはかわいい。
そうそう、ダンゴムシと普通に言っているのは正式にはオカダンゴムシです。
落ち葉が腐葉土になっていく変化の、最初の段階あたりで重要な仕事をします。要するに食べて糞として出す、ということですが。ミミズやダニやカビやキノコや・・・。大事な仕事をしています。

ホオズキ

0528_18hoozuki 2018.5.28
ホオズキの実ができてきています。
萼が果実を包むわけです。
時期をそろえてまっかなホオズキを出荷するには成長を人為的に調整するようですね。

↓参考に
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-359

・・・
切り花や鉢物として少し早い時期に出回る色づいたホオズキは、バナナを黄色く熟させる際に使われるのと同じ、エスレルという植物成長調整剤で処理されたものです。
浅草寺の「ほおずき市」で、毎年夏に鉢仕立てのホオズキが売られるのが有名ですが、もともとは果実が解熱薬になる、同じホオズキ属のセンナリホオズキ(Physalis angulata)を買い、夏の病気に備えたのが始まりです。
・・・

読んでいたら「エスレル」ってナンダ?
http://www.tcichemicals.com/eshop/ja/jp/commodity/C1456/

2chloroethylphosphonic_acd
(2-クロロエチル)ホスホン酸だそうです。この物質が易分解性でエチレン(C24)を生成するということです。

エチレンなら高校生物でもでてきますね。
果実の成熟促進、落葉・落果の促進する植物ホルモンです
リンゴとバナナを一緒に置いておくと、リンゴから出るエチレンがバナナを熟させる、というような話は有名でしょう。
http://www.dohwatech.co.jp/bananakakou.htm

輸入さ れるバナナは、植物防疫法により緑色をした未熟な状態のバナナのみが陸揚げされ、各加工業者へわたり、色付け作業(追熟加工)をしています。
・・・
第三に換気です。
温度を上げてバナナを起こした時にエチレンガスを入れ20時間~36時間程密閉状態にします。
これによりバナナは完全に目を覚まし、自らエチレンガスや炭酸ガスを発生します。(バナナは呼吸をするのです)よく、未熟のバナナとりんごをビニル袋に入れるとバナナが食べられるようになると聞いた事があると思います。これはりんごが発生させるエチレンガスの効果によるものです。
その後、バナナは呼吸を活発に開始しますので、定期的に換気をしてやらないと酸欠状態になりバナナは腐敗してしまうのです。

そう、こういう話を生物の授業でしましたっけね。
エチレンを気体で扱うのは厄介かな。
で、農業、園芸用に、植物成長調整剤として「エスレル」という商品名で売られているのですね。

池のカエル

0528_17kaeru 2018.5.28
さすが妻は腰が低い。
水面のカエルをこう撮影するのは私には無理です。
しかしまあ、立派なカエルですね。大きくなれよ。

ビヨウヤナギ

0528_12biyouyanagi 2018.5.28
私の好きな「花々」重ね撮り。
フェアリーアイと重ねてみました。
いろいろな花が渾然と重なり合うのが好きだな。
一種類だけが何千株もというような花畑は苦手です。
雑然、渾然がいいな。

サフィニア

0528_11surfinia 2018.5.28
花弁の表面に微毛かなにかがあるのでしょう。不思議な光沢が見えます。
独特な質感ですね。

ハラビロカマキリ

0528_10harabiro1 2018.5.28
ハラビロカマキリが孵化したあとがありました。
前幼虫の脱け殻がいっぱい。
0528_10harabiro2
比較的そばにいた幼虫。孵化して散っていったうちの残った1匹。
既に孵化してずいぶんになる幼虫たちを紹介してきましたが、次のグループも見かけるようになるようですね。うれしいことです。

マツバボタン

0528_9matubabotan1100 2018.5.28
午前11時。開き始め。

0528_15matubabotan1500_1
午後3時。
0528_15matubabotan1500_2
不思議な、微妙な色合いに咲きました。
この花のピークですね。

マツバボタンは気象条件に敏感です。
曇りで日照が少ないとか、雨で気温が低い、などで開ききれずに花としての寿命を終えることもあります。日照と気温、条件が整いますように。

アブラムシ

0526_27aburamusi 2018.5.26
アブラムシが茎に突き刺さっている、という感じがします。
脚で茎に体を固定して、口を茎に挿して汁を吸う、という感じにならないところがおかしい。
体ごと刺さって突っ立っているように見えます。

2018年6月13日 (水)

ニンニク

0528_8ninniku 2018.5.28

ニンニクの収穫。
市販品ほど立派じゃないけど、ちゃんと食べられます。
夕食の支度をしている時に、妻が、あ、そうだ、と言って消えることがあります。
なんだ?と思っていると、時のものを収穫してきて、即、夕食に出るということがよくある。
採りたて新鮮、これ以上のものはない。
これって、ごくごくちっちゃな「ぜいたく」かもしれません。

ピーマン・ミニトマト

0528_5piment 2018.5.28
ピーマンの花です。ナス科の花ですね。ピーマンの実だけを見てもナス科という風に見えないかもしれませんが、花を見れば一目瞭然。
もう一つナス科の花を

0528_7minitomato

ミニトマトです。
トマトもナス科なんですねぇ。
ナス科とかシソ科は、花を見ればすぐわかる。
ま、一応、食べられるはずです。家計の助け、になるほどじゃないけど、楽しいことは確か。

スズメの砂浴び

Eテレ0655 『ちっちゃいミステリー』から。

0528_1suzume1 2018.5.28
このぽこぽこのくぼみはなんだろう?
0528_1suzume2
スズメの砂浴びの跡だ、ということで、これは前にも見たのですが。
今回、妻が「うちにもこのくぼみがある」と申します。

0528_16ana

どれどれと2階のベランダへ。
プランターの土にくぼみがありました。写真ではわかりづらいですが。
私が作ったものじゃなし、何だろうと思っていたんだけど、スズメの砂浴びかもねぇ。と妻。
可能性ありますね。スズメは結構います、このあたりに。
そうなのか、特別なことじゃなくて、身近にあることなんだな、と認識しました。

ハキリバチ

0527_18hati1 2018.5.27
ラベンダーの花にハチが来ていました。
私の認識に「ハキリバチ」という項目が追加されましたので、これは素直にハキリバチだろうとします。種までは私にはわからない。

0527_18hati2

すぐそばのブーゲンビリアに移動。今体をねじ込もうとしている場所に蜜があるかどうかはわかりませんね。普通の花じゃないから。
ところで
0607_8hakiribati6.7
この「切り込み」はハキリバチによるものですか?
八重桜の葉なのですが、イモムシタイプの幼虫はいない。
で、こうやって切り込みがある。
あまり完全に丸くはないけれど、ハキリバチの仕事なのかなぁ。

ヤノネボンテンカ

0527_15yanonebontenka 2018.5.27
線路際のヤノネボンテンカですが、今の時期は開放花は咲かせないらしい。すべて閉鎖花のようです。
季節によって咲き分けるらしい。今の、初夏の頃は閉鎖花で自家受粉して、とにかく種子をつくって個体数を増やすことに専念。
夏を過ぎてからは開放花を咲かせて、他家授粉で遺伝子を混ぜ合わせて遺伝的な多様性を確保する、というような戦略らしい。開放花も、他家授粉できなければ自家受粉をします。とにかくしぶとい繁殖戦略を発揮する花です。

0603_16yanonebontenka1 6.3
茶色くなった閉鎖花の実を摘んで

0603_16yanonebontenka2
開いてみました。種子は5個。表面に「脈」のようなものが見えます。
摘むと、ちょっとべたつくような感じもありました。生乾きだったかな。種子としては成熟していると思いますので、大丈夫でしょう。

0608_14yanonebontenka 6.8

もう一回。今回は種子にべたつき感はありませんでした。
完熟、ですね。

オオスカシバ

0527_9oosukasiba1 2018.5.27
オオスカシバのメスが腹を曲げています。産卵ですね。ヒメクチナシのつぼみのそばです。
幼虫に軟らかい食べ物を与えるためでしょう。
でも、今年の私共は「冷酷」です。ヒメクチナシを守ろうと思う。
卵や幼虫を見つけたら処分します。ちょっと心痛みますけど仕方ない。

ハラビロカマキリ幼虫

0527_8harabiro1 2018.5.27
ずいぶん色も濃くなって、カマキリらしくなってきました。
0527_8harabiro2
今年は去年より幼虫の姿が多い。あちこちで見かけます。うれしいな。
私共の目は「カマキリ・パターン」に強く反応しますので、老人ですが普通の人よりカマキリには強いと思います。
何年もカマキリと一緒に生活しましたからね。

前蛹から蛹へ

0527_1ageha1 2018.5.27
アゲハの幼虫が前蛹になったところです。
終齢幼虫がべちょウンチをすると、いよいよ蛹化に向かいます。幼虫時代の食べ物と成虫の食べ物は全く違うのでお腹の中を掃除してしまうのでしょう。歩き回って(ウォンダリングといってかなりの距離を歩き回ります)蛹になる場所を決めます。
壁面に大量の糸を吐き、腹端部を固定する場所はマットのようにします。
そこに腹端部を固定し、胸あたりのところで体のまわりに糸を張り体を固定します。
この時はまだ幼虫の体のままです。
0527_1ageha2
ケースの外から撮影。不鮮明ですが、おおよその姿は分かると思います。

0528_3agehasanagi 5.28
前蛹が脱皮して蛹になりました。
蛹の中では幼虫時代に作ってあった、成虫の体の「芽」から成虫の体の各部を作り出します。
すごいことです。
「歩く消化管」が、空を飛ぶようになるんですよ。
外見的な動きはありませんが、心揺さぶられる内部の活動なのです。

シロオビノメイガ かな?

0526_28ga 2018.5.26
ガがいる、と急いで撮影。で、直後、低く葉の間を飛んで消え去りました。
私の経験内ではシロオビノメイガというガの行動パターンのような気がします。
非常に撮影しにくい。敏感で、低く飛んで、葉の裏に入ってしまうんですよね。
で今回、確認できたわけではないのですが、シロオビノメイガではなかったか、と思うわけです。
証拠もなしに決めつけるなよと、このガから抗議されるかもしれませんけど。

酸素に引火???

★勘弁してほしいのです、元化学教師としては、がっかりです。こういう見出し。
「実験中に酸素に引火 名古屋大工学部」(朝日新聞デジタル 2018年6月5日13時16分)

実験中に酸素に引火して火があがり、壁の一部を焼いた。

酸素に引火なんてしません。っって、もう、小学校以来の理科を勉強しませんでしたか?
酸素は助燃性(支燃性)の気体である、自燃性はない、と。

4時間後の記事
「実験でぼや 名古屋大工学部 けが人なし」(朝日新聞デジタル 2018年6月5日17時20分)

 出火したのは9階のボンベ室。実験中に火があがり、壁の一部を焼いた。

さすがに、マズイ、と思ったかな。最初から気づいていればよかったのにね。
お~ハズカシイ。

★実は4月30日にも。
0430_25sansoinka 2018.4.30
TBSのニュース画面です。死亡事故ですので、あまり取り上げたくなかったので今まで書きませんでした。
内容は

佐賀・武雄の製鉄工場で爆発 2人死傷、酸素ガスに引火か
 ・・・警察などが漏れた酸素ガスに引火した疑いがあるとみて、当時の状況を調べています。
・・・
 工場の関係者によりますと、地下の機械室には鉄を溶かすために使われる酸素ガスの配管があり、何らかの原因でガスが漏れ、引火した疑いがあるということです。警察などが30日朝から実況見分して、当時の詳しい状況を調べています。

電気炉で酸素ガスを使うのは当たり前。酸素が燃えるわけがないでしょ。高濃度酸素ガスに高温の鉄ですからね、火花が飛んだとか、可燃物が混入したとか。普段なら燃えるとも思えないようなものが、高濃度の酸素ガス下では爆発的に燃えるんです。

この時の朝日新聞は、酸素が燃えたという表現はしていない。

 同社によると、佐賀工場では鉄くずを溶かし、鉄筋の素材をつくっている。地下室には鉄を溶かす電気炉に酸素を送るためのゴムホースなどがあった。

こう書いています。

NHK佐賀のニュースでは

武雄の製鉄工場で爆発 1人死亡(04月30日 11時54分)
 ・・・
 爆発が起きた地下には、電気炉に酸素を送るためのホースなどがあったということで、警察はホースから酸素が漏れ出し、何らかの理由で爆発が起きたとみて、午前中から現場検証をするとともに、会社から話を聞くなどして当時の詳しい状況や事故の原因を調べています。

酸素が燃えたとは書きませんでした。

日経新聞では「酸素に引火」したそうです。

 製鋼所で爆発 1人死亡 佐賀、酸素に引火か
 ・・・
 県警によると、死亡した作業員は、地下から煙のようなものが出たため確認に行き、爆発に巻き込まれた。地下の機械室には、1階の電気炉に酸素を送るホースが通っており、何らかの原因で漏れた酸素に引火したとみられる。

 マスコミの自然科学レベルはそう高くはない。批判的に読んでください。「ん?ホントかな?」と疑いながら読み・聞いた方がいいですよ。
批判というのは「けなす」「非難する」ことではありません。
きちんと細部にわたって吟味・検討して分析、「評価」することです。
「評価」も高く褒めることではありません。

ひ‐はん【批判】
(criticism イギリス・Kritik ドイツ)
①物事の真偽や善悪を批評し判定すること。ひばん。
②人物・行為・判断・学説・作品などの価値・能力・正当性・妥当性などを評価すること。否定的内容のものをいう場合が多い。哲学では、特に認識能力の吟味を意味することがある。「強い―を浴びる」
広辞苑第六版より引用

ひはん‐しゅぎ【批判主義】
(Kritizismus ドイツ)
①批判の精神をもって独断を排する思想態度。批評主義。
②人間の認識の可能性の条件、認識能力の超越論的吟味、すなわち認識批判を中心課題とする哲学上の立場。カントおよびカント学派の哲学。
広辞苑第六版より引用

日本ではどうも、批判というとネガティブにとられがちで、健全な批判精神が育っていませんね。悲しい。

2018年6月12日 (火)

オオシオカラトンボ:2

0605_1oosiokaratonbom 2018.6.5
これはメスかなぁ。このそばに脱け殻は見えませんでしたが。

0609_5oosiokara1 6.9
これはオスですが。妙なことに気付いた。
0609_5oosiokara2
「↑」矢印が付いてるぞ。
気付かなければずっとそのままですが、気付いてしまった。

別にどうということもないけど、このことに言及しているサイトはないような。
気付いてしまった者の「不幸」かな。いや「幸運」かな。

0609_5oosiokara3
この日は6本の脚を全部使っていました。
前脚2本を複眼の後ろあたりにぎゅっと引き付けて畳み、4本の脚でつかまることも多いトンボです。

オオシオカラトンボ:1

0526_25oosiokaratonbo 2018.5.26
庭の池に立てた棒で。成熟したオスですね。
翅の付け根が黒いというのか濃いこげ茶色というのか、これが見分けの特徴になります。
腹部の先端が黒い、というのもあるのですが、それよりも翅の方が目立つ。
シオカラトンボの腹部先端は白いです。
さて、このトンボ、この池で羽化したものか、他所で羽化して我が家の池の水の反射光を見つけてテリトリーとしたのか。その辺はよくわかりません。

0527_4oosiokara1_2 5.27
翌日もいました。同一個体でしょう。
迫力ありますね。
0527_4oosiokara2_2
近づくとふわっと浮き上がって、また戻る、ということを繰り返します。飛び去ることはない。

0529_2oosiokara 5.29
これは成熟していないオスだと思います。
ということは。きっとここで羽化したのではないかな。

0601_6oosiokara 6.1
これがどの個体か、わからなくなってきましたが、なんだか賑やかなことになってきましたね。

0603_21tonbo 6.3
脱け殻がありました。羽化したその本体はどこに行ったのかなぁ。
ヒバカリもいますので、ヤゴには厳しい環境でしょうね。

ランタナ&モンシロチョウ

0526_22lantana 2018.5.26
私の身長を越える高さがありましたが、今年の越冬後は、上の方は枯れました。
でも、下の方からものすごくいっぱい新しい枝が出まして、もう花期が始まりました。

0607_9monsiro1 6.7
モンシロチョウが来ました。
ちょんととまって蜜を吸っては
0607_9monsiro2
飛び上がる。腹部がきゅんと上がっています、翅を下へうった瞬間。
左の後翅にちょっと傷みがありますが、全体としてはとてもきれいな個体。
0607_9monsiro3
またすぐ降りて
0607_9monsiro4
蜜を吸う。
花の口径は小さいのですけれど奥行きが深い花です。
おいしそうだなぁ。見ている方も楽しくなります。

黄色い電車

0526_18densha1 2018.5.26
妻と二人で蒲田へ。乗ったのはこの黄色い電車。
車内のつり広告は、いつも何か企画があるのです。
今回は
0526_18densha2
「しながわ百景」という企画でした。

↓品川区のHP。ここの「荏原地区」というのをクリックすると「上神明天祖神社」の写真があります。
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hyakkei/hyakkei.html
「しながわ百景」

↓上神明天祖神社のHP
http://hebikubo.jp/

蛇窪村とは
昔、現在の二葉、豊町、戸越・西大井の一部は、蛇窪村と言われていました。
正保年間(1644年)蛇窪村が、上蛇窪村と下蛇窪村に分かれ、その後昭和七年十月に東京市内編入の際、氏神である神明社(現在の天祖神社)に因んで町名が上神明町、下神明町に改名されました。それから昭和16年4月の町内整備により豊町と二葉町とに再編成された。
また、昭和11年1月1日東急大井町線「蛇窪駅」が現在の「戸越公園駅」に改称されました。

へぇ、「蛇窪村」ですか。私、意外と蛇にご縁があるのかな。
以前住んでいた世田谷では、家のそばの川が「蛇崩(じゃくずれ)川」といいました。
蛇崩川は目黒川の支流ですが。結構暴れたのかもしれませんね。

じゃ‐くずれ【蛇崩れ】‥クヅレ
がけなどの崩れること。また、その崩れた所。山くずれ。
広辞苑第六版より引用

現在は、自宅の周辺でアオダイショウやヒバカリが住んでいるらしいし。
蛇を敬わなくっちゃいけないな。

0526_31densha2
帰宅してから。また同じ電車を見てしまいました。
良い日だったな。(気付いてないけど、多分)

★朝日新聞の土曜日のbeという特集

(街のB級言葉図鑑)おちやのみづ 飯間浩明(朝日新聞デジタル 2018年6月9日03時30分)
 ■正しい仮名遣いはうれしい
 ・・・
 「おちやのみづ」という駅名表示板を見て、うれしくなりました。「おちゃのみず」でなく、ちゃんと歴史的仮名遣い(終戦直後まで使われた)で書かれています。
 ・・・
 最近のテレビドラマに、戦時中の品川駅が出てきました。感動的な別れのシーンです。ところが、ホームの駅名表示が「しながわ」でした。歴史的仮名遣いなら「しながは」となるところ。急に現代に引き戻されてしまった気がしました。
 ・・・
 細かいことを、と言われそうですが、古いものを再現するときは、文字についての目配りも大事です。「文字監修」という仕事があれば、私は喜んでやるのですが。

私共の年齢ですと、歴史的仮名遣いは読めるのですが、自分から書くのは難しい。
品川は「しながは」でしたか。

かわ【川・河】カハ
地表の水が集まって流れる水路。河川。河流。古事記[下]「―の辺に生ひ立だてる」。「―を渡る」
広辞苑第六版より引用

思い出せば中高時代の先生には
「ka」と「kwa」をちゃんと発音し分けていらっしゃる先生もいましたね。
会議は「かいぎ」ではなく「くわいぎ」なんですよ。

「を」もちゃんと「wo」とおっしゃっていたな。
「ず」と「づ」も発音し分けていた。

そういう「端境期」に成長した年代です。

ネジバナ

0526_16nejibana 2018.5.26
鉢のネジバナ。つぼみができたわよ、と妻が撮影。
そうか、ネジバナの季節なんだ、と頭にあったせいでしょうか。
0526_21nejibana1
昼の散歩時、足元のピンクに目が行きました。最初の反応はユウゲショウに対しての反応。こんな低い位置で咲いたのかい、と。

で、見つめたら、もう一つのピンク。
(白のドクダミが写っていることに気づいたのはPC画面上でのことです。)

あれぇ、ネジバナが咲いてる!
さっそく「ネジバナが咲いてる」と室内の妻を呼んで二人で鑑賞。
0526_21nejibana2
いいですねぇ、わぁ、ですね。
0526_21nejibana3
小さいけど蘭です。
意図的に育てようとするとなかなかうまくいかないことも多い花ですが、意外なところに勝手に生えてくることも多い。
今回のこの花は、まったく私共の「意図の外」の花です。こんなところに来たのかい、ようこそ、ありがとう、なのです。
うれしいですね。

0527_5nejibana 5.27
順調に上へと咲いていきました。

さて鉢の方は?
0530_3nejibana 5.30
つぼみはずいぶんたくさんできました。

0602_4nejibana 6.2
わ。色がついた。

0604_5nejibana1 6.4
わぁわぁ、咲き始めましたよ。
楽しい日々です。

フェアリーアイ

0526_12fairyeye2 2018.5.26
スミダノハナビの方は残念な状態ですが、フェアリーアイの方はかつてなく元気に咲き誇っています。

0602_18fairyeye 6.2
強い日差しの下で。影もくっきり、花の色も鮮やか。

0603_7fairyeye 6.3
晴れた日でしたが、ちょっと日がかげった時の撮影。影がないせいかな、立体感が薄れて、絵のような写真になりました。光というものは面白いものですね。

ホタルブクロ

0526_9hotarubukuro 2018.5.26
最盛期。こんなにいっぱい花をつけるのは珍しい。

我が家ではホタルは来ませんが
0607_11hati 6.7
ハチがよく潜り込みます。
入っていくところを見て、カメラを構えて、花の口の辺にピントを合わせて待つのですが。
なかなか出てこないんですよね。だめかぁ、と思った頃に飛び出してくるので、大抵写らない。
来たよ、という証拠写真でしかありません。

★朝日新聞の投稿欄「ひととき」に「憧れのホタルブクロ」(朝日新聞デジタル 2018年6月6日05時00分)という投稿がありました。ホタルブクロにあこがれていた、という50代の女性の投稿です。町田市にお住まいのようです。

 ・・・
 「もうここでは見られないのか」。そう思った昨年、夫が会社の敷地に群生していたと、1本持ち帰り庭に植えてくれた。今年、その株から茎がすっと伸びて花をつけた。
 昔は本物のホタルを入れて遊んだらしい。長男がホタルを1匹捕まえてきてくれて中へそっと入れた。母の日をすっかり忘れていた息子のプレゼント。ホタルが飛び立ってしまうまでやさしい光を見つめていた。

ホタルブクロに本物のホタル、お洒落ですね。素敵なお話でした。

スミダノハナビ

0526_8sumidanohanabi 2018.5.26
我が家の今年の花火大会は縮小版です。
庭の株には花がつかずに大きく繁っています。
外の空き地の株には2輪といいますか、花火が二つ。
シーズン後に、ちゃんと剪定しましょう。

タチアオイ

0526_6tatiaoi 2018.5.26
うっすらピンク。花弁の縁のフリルがかわいい。
0526_7tatiaoi1
ヤグルマギクと艶を競う。というほど「なまめかしく」はないけれど。私たち一緒、ね。
0526_7tatiaoi2
花粉がいっぱい散っています。ハチでしょう、潜り込んで花粉を媒介した。メシベの状態は花粉受け入れ態勢。
0526_7tatiaoi3
あれ?上の花が落ちて、下の葉が受けとめて。
落花流水とはいいますが、落ちる花をせめてひととき支えてあげられるのなら、それも仕合わせなこと。
ちょっとそんな感傷もよぎりました。

トカゲ

0525_7tokage 2018.5.25
トカゲの雌雄判別は私にはちょっと辛いものがありまして。
これ、メスかな。

29日、ちょっと不思議な光景を見ました。
0529_18tokage1 2018.5.29
5mくらい離れていたでしょうか、トカゲが見えました。オスですかね。
頭の動かし方が変でした。トカゲは非常に敏感でかなり離れたところでシャッターを切っても気づいて逃げることが多いのですが、この時はまるっきりこちらに無関心。
口を半開きにしたような状態で、しきりに頭を動かしていました。「呑みこむ」動作のようにも見える。
0529_18tokage2
口が半開き。喉のあたりが膨らんでいるようにも見えます。
0529_18tokage3
大きな獲物を口に入れたけれど、呑み込み切れずに何とかしようと頑張っているのではないか、と思われました。
0529_18tokage4

顔が真剣でしょ。喉を通らないのかな。呑み込まれた獲物が抵抗しているのかな。
首をねじるようにして、頭の横を地面に押し付けたり。

0529_18tokage5
しばらく喉の動きが続きましたが、その後はこんどは、体をひねり始めた。
0529_18tokage6
ほらね。喉は通過した、今度は胃の方へ送り込もうと頑張っているような感じ。
すごく体をくねらせていました。
0529_18tokage7
入ったかな。少し距離を詰めて撮影。
やがて、トカゲの動作としてはのそのそと歩き去っていきました。

何だったんだろう?大きめのダンゴムシでも呑み込んで抵抗されたか。
こんな動作を見たのは初めてでした。

{はしたない告白}リンゴの皮をむいて、4つに切って、エイと口に放り込む。口には入ったけど、大きくて、嚙めない、呑み込めない、出すのもなかなか大変だ、というような意地汚い経験があります。恥ずかし。

2018年6月11日 (月)

台風5号

現在、東京南部の当地では、雨が降っていますが、強くはありません。今日の0時からの通算で30mmを超えたくらいかな。風も強くありません。
20180611062018.6.11
午前6時の天気図です。
午前10時半ころの情報では、中心気圧は985hPaくらいまで上がり、暴風域も消えたようです。
20180611wind
この台風の強風域は北側では狭いようです。
月曜日はいつもプールに泳ぎに行く日ですが、今日は休みます。
真南を台風が進んでいるとき、さすがに
「ちゃぷちゃぷ泳いでいる場合じゃないでしょ」
多摩川を越えなければ行けませんが、こんな日に大きな川の橋を越えるのは気分のいいものじゃないし。
では、皆様の地域の「穏やか」を祈ります。

ゼニアオイの実

0525_10zeniaoi 2018.5.25
ゼニアオイの実です。種子が丸く集まっていて、中央に穴がある。
「銭葵」の「銭」とは一体何だろう?というのが以前からの疑問なのですが。

ぜに【銭】
(字音センのンをニと表記したもの)
①金属製の円形で中央に孔のある貨幣。日本では和同開珎が最初。銭貨。鳥目ちょうもく。
{②以下省略}
広辞苑第六版より引用

私の個人的な感覚では、「円形で中央に穴のある」実の形を「銭」に見立てたのではないか、と思うのです。
いかがでしょうか?

★四角い穴
江戸時代に流通した「寛永通宝」は、「円形で中央に四角い穴のある」開いている貨幣。
穴が四角いことに必然性はあるのでしょうか?丸い穴ではダメだったんでしょうか?
わたくしが思うに、実はおそらく四角い穴であることに必然性がある。
寛永通宝は鋳造ですね。鋳型に融けた金属を流し込んで冷やし固める。
鋳型の合わせ目などに、はみ出した部分=鋳バリができます。
その鋳バリをやすりで削らなければなりませんが、一個ずつ削っていたのでは大変。
中央の穴に棒を通してたくさん重ねて、まとめて鋳バリを削ったのでしょうけれど。
もし、丸い穴に丸い棒を通して削ったら、貨幣がうまく固定できないでしょ。
四角い穴に四角い棒を通して削れば、貨幣が固定されて削りやすいじゃないですか、まとめて。
多分、こういう事情だろうと推察します。

ヒメクチナシ

0525_9himekutinasi 2018.5.25
つぼみが少し緩んできたか。

0529_16himekutinasi 5.29
中が見えそう。

0530_12himekutinasi 5.30
ちょっと苦しそうな感じではありますが咲きました。

0531_4himekutinasi 5.31
雨に濡れました。

一輪が先駆ければ、後は怒涛のように。

0605_7himekutinasi 6.5
木の前に立つと芳香に包まれるんですよ。香りが濃く立ち上がってくる。
思わず深呼吸してしまいます。
外でこの強い香りですので、うっかり室内に持ち込むと香りがきつすぎることがあります。
芳香もきつすぎれば辛くなる。

★6月5日の朝日新聞朝刊に、シャボン玉石けんの広告が載っていました。
20180605koukoku
こういうのですが。
最近「におう」ということを「悪」のようにいう、脅迫的な広告が多くて不愉快極まりない。
「くさい」のはまあ、公共の場では避けた方がいいとしても。
「匂う」のはいけませんか?
「おかあさん」という童謡はもう歌えないのですか?
「おかあさんっていいにおい せんたくしていたにおいでしょ」
「におい」は「匂い」です。最近はやりの「臭い」をあててはいけませんよね。
他方で、芳香ならなんでもいいんですか?
自然の花の香りだって濃すぎれば辛い。
化粧品の香りは、ま、おおむねきつすぎる。

あのね、生きている、ということは「におう」ことなんです。
においたくないのであれば、生きることをやめるしかないんじゃないですかね。
極端な言い方でスミマセン。

赤ちゃんの甘いようなちょっと饐えたような匂い、お父さんやお母さんの成人の匂い、おばあちゃんやおじいちゃんの日向っぽい匂い。記憶を刺激するような匂いはいっぱいあるでしょ。
生きるって、そういうことなんですよ。

マンリョウつぼみ

0525_6manryou 2018.5.25
おお、もうそういう季節なのか!
植物にはこういう形でびっくりすることがよくあります。
ゆっくり確実に変化していくのですが、私共動物とは速さが違うので、全てを見ていないのですね。
時々気づいて、あ、そうか。と教えられる。
花まではまだ大分ありそうですが。

ルリクビボソハムシかな?

0525_5rurikubibosohamusi 2018.5.25
時々こういうことがある。左手がむずむずするなと思って見れば虫がいる。
こんな爺さんを好いてくれてありがとう。
ハムシの仲間でしょうが知識にはない。純粋に黒いのではなく「瑠璃」と呼ばれるタイプの色。ルリマルノミハムシとかね。
写真はこれ一枚。すぐ飛び去りました。
調べてみたら、よく似た種類が2種ありました
ルリクビボソハムシ
キバラルリクビボソハムシ
「キバラ」は「黄腹」で、腹部を見ればわかるはずなのですが、あいにく今回は腹部を見ていない。
そういう注意すべきポイントを知っていたら何とか頑張って腹を見ようとしたかもしれませんが。

というわけで
ルリクビボソハムシ
キバラルリクビボソハムシ
どっちかでしょう。

花々しい

0525_4pansy_zeniaoi 2018.5.25
パンジーとゼニアオイの花が並んでいました。でタイトルは「花々しい」。
並んだ姿は「華々しい」。
言葉遊びは別として、花はそれぞれ美しい。

テントウムシ羽化

0524_26tentoumusiuka 2018.5.24
蛹をケースに入れておいたら、羽化しました。ナミテントウですね。
0524_26tentoumusiuka2
妻はさっそくケースごと外へ連れて行って、アブラムシがいそうな草むらへ放してやりました。
妻としてはナナホシテントウがもっと増えてくれるといいな、と内心願っているのですが、まあ、ナナホシじゃないからと言って邪険に扱ったりはしない夫婦です。

ザリガニ・アメンボ

妻の撮影。
0524_24zarigani 2018.5.24
ザリガニの幼体のようですね。水中のものですから、くっきりとは写りません。でも頑張って撮影してくれました。
0524_25amenbo1
パッと見てわかるのは、遠景に広がっていく波、それと、水底に映る影なのです。
0524_25amenbo2
アメンボの幼虫ですね、まだ翅が完成していないようですから。不完全変態の昆虫です、多分もうすぐ成虫だと思いますが。
で、虫の体と影の関係がほぼ完全にわかる写真になっていると思います。
0524_25amenbo3
虫本体は見づらくて、影が走るのが面白かった、と妻は申しておりました。なるほど、さもありなん。
水面のくぼみが光を散乱してしまうので、黒く見えることになるのでしょう。

ビヨウヤナギ

0524_12biyouyanagi1 2018.5.24
玄関前のビヨウヤナギ。ふと気づいたらアリがずいぶん来ている。
花ではなくつぼみに来ています。
0524_12biyouyanagi2
はは~ん、つぼみにアブラムシがいて、そこへアリが来ているらしい。
0524_12biyouyanagi3
なるほどねぇ。アブラムシにとっては開いた花では汁が少ないのでしょうかね。つぼみだったら栄養液が大量に送られてきているのでしょう。で、アリはアブラムシが排泄する甘露をもらいに来る。
そういうしくみの出来事だったようです。

0525_13biyouyanagi 5.25
これは突き当りのビヨウヤナギ。周囲を明るくする黄色い花の集団です。

0526_26biyouyanagi 5.26
未熟なつぼみ、もうすぐ咲くつぼみ、その間に花が終わって残ったメシベと子房。
奥にぼやかして「今、花」。
ビヨウヤナギの営みを収めることができました。

タチアオイと電車

去年の秋でしたか、キバナコスモスの花が盛りの時に、花の間を走る電車という構成の写真を撮りました。
今年は、線路際にタチアオイがみごとに並び咲きまして、再び花の間を走る電車、という構図が可能になりました。
0522_14densha 2018.5.22
なかなかいい構図でしょ。
そうしたら、23日の夕方かな、大型のカメラを提げた男性がタチアオイの花のそばで、私の撮影したのと似たような構図を狙っているような感じでしばらく撮影していました。
翌24日、朝8時頃、多分昨日と同じ男性だと思いますが、スクーターでやってきました。50cm位の高さの脚立を摘んできて、タチアオイの花のそばに立てて撮影開始。お、やってるやってる、とまあ、静かに見ておりました。
鉄っちゃんかな、と思ったのですけれど、10時頃まで約2時間、休憩中には飲み物を飲んだりしながら、花と電車の写真を撮影していました。ひょっとしてプロカメラマンかなぁ。いい構図の写真を撮って、ストックフォトにするのかなぁ。
ま、嬉しいと言えばうれしいですよね。林立するタチアオイの赤やピンクの花が映えたのでしょう。

0524_18densha 5.24
昼の散歩時、カメラマンが立っていたのとほぼ同じ位置で私も撮影してみました。脚立を立てるときっと、周辺の家などの入り込み方が変わるだろうし、見上げる角度ではなくなって、もっといいアングルになるのでしょうね。
ここでの電車は、東急多摩川線では一番新しいタイプです。

0525_14densha 5.25
しばらく、この構図に凝ってみました。

0526_31densha 5.26
これは花のバリエーションを広くして、濃い赤紫の花も入れてみたものです。
この手前に白い花もあるのですが、それまで含めるのはちょっと無理でした。
しばらくの間、楽しく遊びました。

オタマジャクシ→カエル

「変態」というれっきとした生物用語があるのですが、タイトルに使うのはどうかな、と「→」で代用しました。
0523_5otamajakusi 2018.5.23
「お玉じゃくしは蛙の子」永田哲夫作詞・アメリカ民謡
よく知られている歌ですが「やがて手が出る 足が出る」というのは順番が違いますね、脚が先に出ます。
アメリカ民謡とありますが、なんだか知ってます?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%91%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E8%AE%83%E6%AD%8C

リパブリック讃歌(リパブリックさんか、原題: The Battle Hymn of the Republic)は、アメリカ合衆国の民謡・愛国歌・賛歌であり、南北戦争での北軍の行軍曲である。

0525_17kaeru1 5.25
ここまでくればカエルですね。
0525_17kaeru2
短い尾がありますが間もなく吸収される。

{}5.29
妻は、毎朝・毎晩、こういう状態になったカエルを掬って放してやります。
池の周辺でヒバカリというヘビが生活しているようなので、池のカエルを可能な限り安全そうな水槽や鉢に移したのです。
屋外の鉢は世話をしなくても自分で出ていけるような「縁」のものに移したのですが、家の中の水槽は縁が「カエル返し」みたいになっていますし、部屋の中へ出られても困るので、お世話をせざるを得ないのです。不思議な忙しさなのです。

0529_1kaeru 5.29
出たいゾ、と言ってますね。

0607_2kaeru 6.7
こうですもんね。わぁわぁわぃわぃ。という日々です。

★ところで、プログラム細胞死=アポトーシスという概念が普及して、オタマジャクシの尾の消失は甲状腺ホルモンによるアポトーシスの誘導による、という説明がなされるようになりました。その後、オタマジャクシの尾の消失については新たな発見がありました。免疫が関与しているという話です。

↓以下、いくつかのリンクと引用を掲げます。ご利用ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%B9

アポトーシス
・・・
例えばオタマジャクシからカエルに変態する際に尻尾がなくなるのはアポトーシスによる[4]。線虫では発生において起こるアポトーシスがすべて記載されている。人の指の形成過程も、最初は指の間が埋まった状態で形成され、後にアポトーシスによって指の間の細胞が死滅することで完成する。さらに免疫系でも自己抗原に反応する細胞の除去など重要な役割を果たす。
・・・
[4]この経路に免疫系がかかわっており、自己免疫から抗原と認識される蛋白質を尾に発現させ、異物として排除する。新潟大学の井筒ゆみ助教(2009年10月現在)が証明し、生物の発生に免疫系が関与する事例を初めて示したとして2009年10月に米国科学アカデミー紀要に発表した。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/50/12/50_883/_pdf/-char/ja
おたまじゃくしの尾の消失
免疫学的な観点から見る動物の体づくり
井筒ゆみ

おたまじゃくしがカエルになるとき,体の体積の半分を占める尾を消失する.両生類は,ひれをもち魚のような形をした幼生から,四つ足がはえた成体へと大規模な体の作り変えをするが,その最も顕著な例は尾の消失に見ることができる.尾の消失は発生プログラミングされた細胞死(アポトーシス)によって起こるが,そのメカニズムは,古くから甲状腺ホルモンによる細胞自律的な死によると説明されてきた.筆者らは,変態期の幼生細胞に特異的に発現する2つの新規の抗原タンパク質を同定し,
成体型免疫細胞が尾を異物として認識し,死に至らせるという考えを支持する結果を得た.これにより,従来知られてきた甲状腺ホルモン作用だけでなく,新たな作用機構として,免疫が自己組織と非自己組織を識別し,脊椎動物の器官形成に働く可能性を示す.
・・・
尾を自ら壊すときの目印(抗原)となることから,己の尾を食らう空想上の生き物という意味のギリシャ語のouroboros(オ
ウロボロス,または日本語でウロボロス)からとって,それぞれouro1, ouro2と命名した.

https://www.niigata-u.ac.jp/information/2009/11833/

これらの結果から、同グループは両生類の変態の研究に対して科学史上約100年ぶりに新たなメカニズムを提唱した。その仕組みとは、成体化しつつあるカエル免疫系が、おたまじゃくしの尻尾を拒絶するというものだ。この発見は、単におたまじゃくしの尾の退縮の機構を明らかにしただけでなく、免疫機能の新たな一面を解明した点でも注目される。これまで知られていなかった“免疫が器官発生においても働く”という機能を実験的に証明した世界で初めての報告となる。
今後詳しい分子メカニズムが明らかとなれば、体内に侵入したウイルスが除去されるのと同じような仕組みで、いらなくなった胎児 (幼生) 型の組織が、免疫系によって除去される分子機序が明らかとなる可能性がある。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/30/6/30_6_368/_pdf

2018年6月 8日 (金)

コッペパン

6月6日に↓しょうもない与太話をいたしましたが・・・
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-d588.html
2018年6月 6日 (水) 六月六日に雨ざあざあふってきて

その日の夕刊にこんな記事がありました↓

新し懐かし、コッペパン人気 専門店、関東に続々出店 かつて給食、いま軽食(朝日新聞デジタル 2018年6月6日16時30分)
 給食でおなじみのコッペパンがいま、人気だ。懐かしさだけでなく、シンプルなパンに様々な食材を挟むことで豊富なバリエーションを楽しめるのが、受けているようだ。
 ・・・(後略)

さて、朝日の記者さんは「絵描き歌」を意識してこの記事を書いたのかどうか。
わかりませんが。ナントナク。気になった。

ニチニチソウ

0524_11nitinitisou 2018.5.24
ニチニチソウが咲き始めました。

0603_6nitinitisou1 6.3

まだ「盛ん」という状態ではありませんが、次々と先ます。
この花も前の記事の、ユウゲショウの「ちょっとミステイク」と同じかな、花弁4枚に見えます。(1枚隠れてるかな?)
0603_6nitinitisou2
普通はこうです。5弁。
工場製品じゃなし、生き物だもんね、いろいろあるんだよね。

ユウゲショウ

先ずは引用から
http://www.hana300.com/akayuu.html

 ピンク色の4弁花が咲く。

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81200.html

花弁4個,淡紅色で紅色の脈あり

0524_7yuugesyou12018.5.24
あれ?花弁が5枚だぞ。
花もねぇ、いろいろ間違えることがあるんですねぇ。
5弁のユウゲショウは初めて見ました。
なんだか甘いお菓子みたいな感じがします。
0524_7yuugesyou2
本来の姿はこっちですね。
一瞬、戸惑って、何が変なのか気づくのに時間がかかりました。
珍しいもの見せる、と妻を呼んで二人で鑑賞しました

ササグモ

0524_5sasagumo 2018.5.24
カッコいいですね。夕陽のガンマンじゃないけど。
体を高く構えているように思います。普段はもう少し低い位置で構えているような気がするのですが。
何か少し興奮状態にあったのかな。

ムラサキシラホシカメムシ

0524_4murasakisirahosikamemusi 2018.5.24
ムラサキシラホシカメムシで、多分あってると思うのですが。
マルシラホシカメムシというのもいて、似ています。
0524_4murasakisirahosikamemusi2

特に好みの植物があるというわけではなさそうです。

たまに見かける程度で、あまり増えているとも思えません。

小さなカメムシです。白い点が二つありますので、見方によっては人の顔に擬人化できるかも。

↓参考
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_murasakisirahosi.htm

マツバボタン5月24日

0524_1matubabotan1 2018.5.24
昨日のよりも、もっと美味しそうなつぼみだった、と先にベランダに出た妻が言う。

そうなんだ、と私も部屋の雨戸を開けに2階へ。
なるほど、雨に濡れて、愛らしいですね。

0524_23matubabotanhiru1
昼にはここまで開きました。
0524_23matubabotanhiru2
花の中。噴水みたいなめしべの柱頭。
どこまでもおいしそうな花なのでした。

マツバボタン5月23日

0523_1matubabotan1 2018.5.23
朝です。おいしそう!と形容したいつぼみ。
0523_1matubabotan2
飴玉みたい。
妻においしそうなつぼみだから見ておいでよ、といったら。
確かにおいしそうだった、と笑って戻ってきました。
0523_1matubabotan3
だんだん口を開いて
0523_3matubabotan1
まだ開ききってはいない。
0523_3matubabotan2
中がのぞきこめるくらいに開きました。
毎日、雨戸を開けるのが楽しみです。

福神漬け

0522_23hukujinduke 2018.5.22
たまたまね、福神漬けの袋を切って、小鉢に入れただけなんですが。袋のイラストが面白かった。
福神漬けと七福神が結びついているのは知っていましたが、個々の神様と野菜を対応付けたのは初めて見ました。
ちょっと笑えましたのでご紹介します。

キキョウ:3

2輪目が咲きました。
0607_4kikyou1 2018.6.7
右が2輪目の花。
左右の花の蕊を比較してください。
0607_4kikyou2
オシベは倒れ、メシベの柱頭も開ききって後ろへ巻くようになっています。
0607_4kikyou3
オシベが包んでいる姿。オシベの基部は板状かな。
色も青紫ですか。並んで閉じている。
オシベの葯はまだ未熟。手のひらに大事なものを包んでいるような姿ですね。
時が流れていきます。

キキョウ:2

0602_11kikyou1 2018.6.2
咲きました!
0602_11kikyou2
地面に座り込んで正面から。
0602_11kikyou3
キキョウは雄性先熟。オシベがメシベを包んでいます。

0605_14kikyou1 6.5
メシベの先端が開いています。それを見て撮影したのですが、メシベの花柱を見てください。こんな青い色をしていたんだ!
私にとっては新発見でした。これまでもキキョウの花は見てきたはずなのにな。
0605_14kikyou2
低い角度で。オシベは花粉もなくなって開き倒れています。そうするとメシベの出番になるわけですね。
メシベの花柱がこんな色をしているなんて。概念なしでものを見る、というのは難しいことなんですね。

https://matsue-hana.com/hana/kikyou.html
雄しべが花粉を出して倒れてしまってから、花柱の先が5つに開く。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/campanulaceae/kikyou/kikyou.htm

キキョウ:1

0522_22kikyou 2018.5.22
キキョウのつぼみがずいぶん膨らんできました。

0531_17kikyou 5.31

花を予感させる色がついたぞ。

0601_1kikyou 6.1
わっ、こんな風になるんっだったっけ。
間もなくだ!

クレマチス

0522_20clematis 2018.5.22
影が面白かったので。
鬼太郎の髪みたいだ、とひそかに思っていますが、それはまあいいとして。
下の葉に、みごとにまあくっきりときれいな影。偶然の瞬間に立ち会いました。
先日、保育園のお散歩が来た時に、保育士さんが写真のような状態をみて、クレマチスだ、と言っている声が聞こえました。
去年かな、これクレマチスの花の後なんですよ、と教えてさしあげたのを覚えていてくださったようで、とてもうれしかった。

2018年6月 7日 (木)

ポピー

0522_18poppy 2018.5.22

熟した実です。
メシベの柱頭が板状になっていて、その下に窓が開き、そこから細かい種子がこぼれ出ます。
つぼみは下を向いていて、花は上向きで、実が熟すとまた下を向いて種子をばらまく。
巧妙な仕組みです。増えすぎないように管理する必要があるかもしれません。
↓「松江の花図鑑」というサイトです。よくリンクしています。とにかく写真が凄い。是非ご覧ください。

https://matsue-hana.com/hana/nagamihinagesi.html
ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)

ミツバチ

0522_16mitubati1 2018.5.22
ミツバチがタチアオイの花に来ていました。花の外側を懸命に探る。
体には花粉がいっぱいついていますから、花の中へも潜り込んできたでしょうに。
ここでは外を探っている。

0522_16mitubati2

どうしちゃったんだろう?ちょっと回れば、あるいはちょっと飛んでみれば、花の中が見えるはずなのに。何にこだわったのか、私が見ている間は外を探っていました。
鳥は花の外から破壊的に中の蜜を吸う「盗蜜」ということもしますけど。
ミツバチではそれはできないよな。早く花の中へたどり着けますように。

ビヨウヤナギ

0522_11biyouyanagi1 2018.5.22
この花の場合ピークを過ぎると

0522_11biyouyanagi2

オシベがごそっと先に落ちてしまいます。
そうするとオシベに隠れていたメシベがくっきりと見える。
美しいですね。
変化していくことは美しい。
{凝り固まってしまったらもうおしまい。自戒}

ブッドレア

0522_9budhreja 2018.5.22

ブッドレアにつぼみができました。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-926

ブッドレアの基本情報
学名:Buddleja davidii
和名:フサフジウツギ(房藤空木)  その他の名前:バタフライブッシュ
科名 / 属名:ゴマノハグサ科 / フジウツギ属

ブッドレアは長い円錐形の花穂が甘く香り、チョウが集まるため、英名では「バタフライブッシュ」と呼ばれています。
・・・

チョウ好き向けの花です。派手じゃないんだけど。
0527_11buddleja5.27
伸びてきましたね。
0603_18buddleja6.3
もうすぐ咲きます。
アゲハの仲間も増えてきたし、この花が咲けば、きっと間近に見られます。
ブッドレアとランタナ、チョウがお好きでしたらお勧めします。

カナヘビ

0522_2kanahebi1 2018.5.22
草の陰から顔を出したカナヘビ。威厳があるなぁ。「媚び」というものが一切ない。生きる迫力を感じます。
0522_2kanahebi2
すすっと走って去っていきました。
カナヘビ大好き。会えると嬉しい。

0520_29sora 2018.5.20
すごい光線ですね。電線がなければもっといいんですが。
白と黒とは色ではない。雲の厚みで光の透過量が変わると白やら黒になる。
青空では、レイリー散乱といって、光の波長よりサイズの小さな粒子によって青い光が散乱されて目に届くのです。
波長が長くて散乱されにくい赤い光は透過する。ですから、青空を見上げた時、光線の進行方向の先の方では夕焼けが見えているのだろうな、と想像してください。

普段下ばかり見ている私だって、たまには「上を向いて」見ることもあるのですが。
0521_10sora 5.21
高度の異なる雲が重なって見えているのでしょう。よくわかんないのですが、多分。
0521_13kasa2
私はついぞ、こういう現象にはお目にかからないなぁ。
ハロ(日暈)という現象です。
上空の氷晶で屈折・反射しておこる虹のような現象の総称が「ハロ」です。
氷晶の向きがランダムだと内暈・外暈というような円形になり、上空の気流の関係かな、氷晶の向きが揃っていると円弧(アーク)になります。
上はTBS
下はNHK
0521_13kasa3
「氷の粒」「氷の結晶」という言葉、ひと言が足りないよなぁ。
「太陽の光が屈折してできる」といわれても。知ってる人はいいけど、知らない人には通じないでしょう。大気による屈折じゃないんだから。元理科教員としてはちょっと恥ずかしい。このテロップを書いた人の知識レベルをちょっと疑ってしまう。たったひと言、それで理解の程度がガラッと変わる。暗記なのか推論なのかも変わる。人に知識を伝達する時には充分すぎるほど繊細な注意を払いましょうよね。それをひけらかしちゃいけないけど。
0521_13kasa1
森田さんの同じ気象情報の中で、ドイツでの竜巻かつむじ風か、の写真も見せてくれました。
「不安定」という言葉を多くの気象予報士さんたちは正しい意味を意識しながら使っているだろうか、と疑問を抱いています。アナウンサーの方は大抵「変わりやすい」という意味で使う。予報士さんも「安定した晴天」などと変わりやすさの意味で使ってしまう。
でもねぇ、大気の状態が不安定、というのは意味が違うんだけどなぁ。
地表付近の空気塊が風などで上空に持ち上げられたとき、膨張して温度が下がり周囲との温度差がなくなって上昇が止まる。こういう状態は「安定」といいます。
上空に寒気が入っていたりすると、上昇した空気塊の温度が下がってもまだ周囲の方が冷たくて上昇が続く。一旦「上昇」という出来事が始まってしまうと「止まらなくなる」というのが「不安定」ということなのです。

鉛筆を机に立てます。ちょっと突っついて傾きを生じさせると、傾きは拡大し続けて倒れます。これが「不安定」。
ヤジロベエを突っつきます、揺れますがやがて元の位置に回復します。これが「安定」。

ある釣り合いの状態にある系に対して、外部から擾乱を加えた時、元の状態に回復できるのが安定、擾乱が拡大していってしまうのが「不安定」なのです。

完全な解説である必要はありませんが、正しい意味を意識すれば、言葉づかいが変わります。気象予報士さんたち、自分が使う言葉を吟味してくださいね。
高校理科教師が授業をするとき、大学レベルや研究室レベルの話をする必要はありませんが、意識はしていなければならない。間違ったことを伝えないように、慎重に言葉を選ばなけらばならない。「10年後に効き目が出てくるような授業」とはそうやって作るのです。もし専門家になった生徒が私の授業を思い出してくれた時、そうか先生はこのレベルに踏み込んでそれを意識して授業やってたんだなぁ、と言われたいですものね。

↓とても詳しい。是非読んでいただきたい記事です。
http://wapichan.sakura.ne.jp/cloud-halo.html

↓それ以外に、参考に。
http://weathernews.jp/s/topics/201604/180025/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%88

ハラビロカマキリ幼虫

0521_2harabirokamakiri 2018.5.21
カマキリらしい姿になってきました。
迫力あるなぁ。

0522_7harabiro1 5.22
玄関付近や、門の周辺や、あちこちで見かけています。無事成長してほしいな。
偽瞳孔も見えますね。こっちを見ているようだ。
0522_7harabiro2
葉の裏で。緑に溶け込んでいます。
0522_10harabiro1
カマキリファンとしてはもう、たまらない姿。
餌のサイズはこの時期だとアブラムシやショウジョウバエ程度の大きさでしょう。
餌との遭遇も大変だろうな。
0522_10harabiro2
なんか用かい?いえ、とんでもない。

ヤマトシジミ

0520_30yamatosijimi 2018.5.20
この写真、ちょっと戸惑いませんか?
ジャノメチョウみたいな感じ。
妻がそういって笑っていました。一瞬シジミチョウじゃない気がした、そうです。
季節や個体による色合いの違い、カメラアングルの関係など。
大きさはやはりシジミチョウなのですけどね。

ムラサキカタバミ

0520_26murasakikatabami 2018.5.20
花の「時の経過」を鑑賞してください。

人もまた。だなぁ。
70歳の「元元餓鬼」だもんなぁ。餓鬼や元餓鬼の頃はまだ「張り」も「粘り」もあったんだけどなぁ。

カエデ

0520_24kaede1 2018.5.20
カエデの枝を引っ張りまして、小さな門の上にかぶさるようにしてあります。
真下から青空を背景に。葉の重なりを影として見ることができます。
0520_24kaede2
少し白い雲もいれて。
0520_24kaede3
気持ちいいですねぇ。
この位置は電線が入りませんので、すっきりした画像になりました。
五月の陽光をお楽しみください。

2018年6月 6日 (水)

ネコハグモ

0520_23nekohagumo 2018.5.20
クモ本体がいるのかどうかよくわからないのですが、葉のたわんだところへ巣をつくったことがよくわかります。
でもね、何かキク科の種子が飛んできてくっついてしまったようで、クモさんとしては邪魔でしょうね。

0602_21nekohagumo 6.2
ビヨウヤナギの花弁のくぼみに巣をつくっちゃった。まだ幼体です。
ですが、ここは花弁、間もなくしおれて落ちます。せっかく作ったけど長持ちしないよ。
葉に作った方がよかったのにね。無事を祈ります。

センリョウ

0520_22senryou 2018.5.20
先日も載せましたが、今回の写真の方が耳のような、小さな翼のような「葯」が明瞭に見えるかな、と掲載しました。

0524_22senryo 5.24
葯が成熟して花粉を出す、というところがなかなか見られません。見忘れてしまうんです、早い話。未熟な観察者です。

↓先日の記事

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-a4d0.html
2018年6月 1日 (金) センリョウの花

↓参考サイト
https://matsue-hana.com/hana/senryou.html
http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_senryo.html

ブーゲンビリア

0520_21bougainvillea 2018.5.20
門の前に置いてあるのですが、今年はすごい勢い。

0525_15bugainvillea 5.25
まだ勢いを失っていない。もうピークを過ぎる頃かな、とは思っているのですが。
葉の緑との色彩のコントラストが強烈です。

ハキリバチの仲間

0520_20hati 2018.5.20
ハキリバチの仲間、とします。
バラハキリバチというのが似ていますが、特定できません。

https://www.nishinippon.co.jp/feature/kodomo_book/article/359711/
西日本新聞>こども>虫の目図鑑

とんでもない害虫?葉っぱを丸く切り取るハキリバチ 実は食い跡じゃなかっ(2017年09月19日 10時52分)
道ばたの木や草の葉がきれいに丸く切り取られているのを見ることがあります

この切り取り跡というのを意識したことがないんですね。気をつけてみるようにします。きっとあるんですよ我が家の庭の「ミニジャングル」には、気づいていないだけで。
ハキリバチを見たからには、ハキリ跡があるはずだ。

↓これはすごい観察記録です。
http://musisanpo.musikoi.main.jp/?eid=888084

スミレ

0520_18sumire 2018.5.20
足元にスミレの果皮が開いていました。
仕事を終えた美しい姿。見事な三角形です。

0522_1sumire1 5.22
妻が撮影してきました。
これこそ「充実」というものでしょう。
この「舟」の形のものが、乾燥して細くなり、種子を弾きとばします。
種子にはエライオソームというアリが好む成分を持ったものがついていて、アリが巣へ種子を運びますが、アリにとってエライオソームは欲しいけど、種子は不要なので捨てられます。これがスミレの播種戦略です。
すごい仕組みを開発しますよね。

じゅう‐じつ【充実】
中身がいっぱい入っていること。内容が満ちて豊富なこと。「設備の―を図る」「―した生活」「―感」
広辞苑第六版より引用

fulfíllment
►n 実現,達成,成就;履行,遂行;充足;達成感,充足感,やりがい;《出版物などの》配送.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

イチモンジセセリ

0520_10itimonjiseseri1 2018.5.20
なんだかちょっと変だったのです。
翅を畳んだ時に、何か引っかかりがあったのかなという感じ。ひょっとして。
翅をこちょこちょ動かしていました。
ただね、腹端部を葉につけているのも気にかかる。
幼虫の食草ではないし、排泄姿勢なのかなぁ。
0520_10itimonjiseseri2
翅の方は収まりがついたようですが、腹端部を葉につける姿勢は変わらない。
どういう意味あいの行動なのか、よくわかりません。

フェアリー アイ

0520_9fairyeye1 2018.5.20
玄関前がにぎやかです。うわっ、という感じ。
0520_9fairyeye2
原色ではないけれど、色合いのことなる花が咲き乱れるとかなり迫力が出ます。

0526_12fairyeye1 5.26
サフィニアをバックに入れてみました。
サフィニアは色が濃い。

0530_13fairyeye 5.30
こんな状態をしばらく維持してくれるでしょう。
頂戴した花なのですが、無事に成長してくれてこんなにうれしいことはない。
毎日楽しいですよ。

ヒメヒラタアブ

0520_5himehirataabu 2018.5.20
小さなアブ。寒い時にむしろ頻繁に見かけましたが、このごろはあまり見ません。
小さいけれど花粉媒介者としては有能なんじゃないかな、いろんな花に潜り込みます。

コモチラン

0520_4seaonipn 2018.5.20
コモチランが咲き始めました。今年は花の穂が2本のようです。
長くて、自重に耐えられなくなってしまうことも多い。ちょっとひ弱かな。でも毎年ちゃんと咲きます。

0524_6seaonion1 5.24
これがず~っと上へ咲き上っていくわけです。重いよなぁ。
0524_6seaonion2
オシベの下部が板状になっているのが一つの特徴。
訪花昆虫をあまり見かけませんが、アリはきてますね、丹念なものです。

六月六日に雨ざあざあふってきて

おなじみの絵描き歌「かわいいコックさん」ですが。
昨日の時点で6月6日は「くもり 昼過ぎ から 雨」の予報だったのです。
で、ふと思い出したというわけです。
私は朝5時半頃に起き出して一日が始まるのですが、今朝の起床時はちょっと音を立てるくらいの雨が降っていました。「ざあざあ」というほどでもないけど。
で、今は「くもり」の状態ですね。多分この後も降ったりやんだりが続くのでしょう。午後は少し本降りになるかも。そうこうしているうちに、また降ってきましたね。パラパラと音がする。
ま「嵐」じゃないから、恒例で泳ぎに行こうと思っています、午後ね。

さて、今日は「三角定規にひびが入らないように」お気を付けください。
で、昼食はアンパン、コッペパンなど、いかがですか?豆もいいかな。
たまには「遊んで」ください。何を馬鹿なことやってんの、といわれるのも楽しいことです。

↓いろんな経緯があったようですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%84%E3%81%84%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%95%E3%82%93

2018年6月 5日 (火)

アゲハたち

0519_24ageha3 2018.5.19
クロアゲハかな。
0519_24ageha4
これはアゲハでしょう。もうみんな「うちの子」たち、でひとまとめ。
0519_24ageha1

なんともかわいい。
妻は、このかわいさに「電撃の如くに撃たれて」、以来40年を超える飼育歴になってしまったのです。

0519_24ageha2

半透明な感じの美しい蛹。
この体内で、歩き食べるだけのイモムシから、空を飛び、交尾し繁殖する成虫へと体を作り変えているのです。何年付き合っていても不思議さは変わらない。この狭い空間で、折り畳んだままの翅をつくる。羽化して展開すると、形も模様もちゃんと出来上がっている。どうしてそんなことが可能なのでしょう。明暗しかわからなかったような眼が、4色性の色覚を持ち、解像度もかなり高い視覚を持つらしい。人間は3色性ですからね、もっと豊かな色彩世界に生きているらしいのです。
つくづく、不思議、です。
↓参考

モンシロチョウ

0519_21monsirotyou1 2018.5.19
前の記事のツメクサの種子なのですが、玄関前のテラスに座り込んで、腰を据えてぶれないように撮影していました。そうしたら、目の前にモンシロチョウが飛び込んできました。
おじいちゃん何やってんの?かなぁ。
で、左手の種子を落とさないように注意しながら、右手でカメラを向けて、当てずっぽうに撮影。
ぶれてますけど、記念写真は撮れました。

0519_21monsirotyou2

翅をはばたき下ろした瞬間ですね。
腹部がくっと上へ上がります。
チョウの絵はたくさんありますが、はばたき下ろした姿という構図はあまり見ませんね。
力感あふれる姿なんだけどな。

訪れてくれてありがとう。

ツメクサの種子

白い小さな花のツメクサ。いつも種子を見逃しますが、今回、思い起こしてつまんでみました。
0519_20tumekusa1 2018.5.19
小さな果実から、小さな種子が、いっぱい出てきました。
0519_20tumekusa2
掌の上で少し広げてみました。現在使っているカメラではこのくらいが限界です。

0519_20tumekusa3

掌の掌紋をスケール替わりにするために、ご自分の手のひらを「じっと見て」ください。
おおよその見当がつくと思います。
↓ここにすごい写真があります。種子の表面なども見えますよ。

テッポウユリ

0519_19teppouyuri 2018.5.19

つぼみは3つ。実生のユリ。

0531_3yuri1 5.31
朝、雨上がりで濡れていましたが、口を開き始めました。
0531_3yuri2
まさしく「口を開いて」います。擬人化してしまいそう。
0531_11yuri1
昼、ずいぶん開いていました。
0531_11yuri2
三角形を二つ重ねたような姿です。
内側の3枚が花弁で、外の3枚が萼、ということで理解してください。
花被といった方が正確かもしれませんが、普通に使う言葉ではこれでいいでしょう。

0601_4yuri1 6.1
この花は昼夜で開閉しません、だんだん開いてきました。

0602_13yuri 6.2
花としての最盛期かな。もう一つのつぼみもそろそろ開くと思います。

ヒメマルカツオブシムシ@タチアオイ

0519_12himemarukatuobusimusi1 2018.5.19
多分思い込みなのですが、私にとってのヒメマルカツオブシムシはキク科の花と結びついいています。
タチアオイのつぼみに潜り込むか?キミたち。
誰かがくっつけた花粉を食べているのか?
0519_12himemarukatuobusimusi2
花の内側です。花粉が散り落ちていますから、それを食べるんでしょうね、きっと。
違和感を持ちつつ、居るんだから仕方ない。撮影して記録します。

クマバチ

0601_10kumabati 2018.6.1
前の記事と一緒でもよかったのですが、ナンテンの花に来たクマバチ。
羽音がブンブンと大きいので気づく。
で、どの花に行っても似たようなものですが、激しい羽ばたきで花粉を舞い散らせる。
ナンテンの花の開花からの時間が経ったものだと、ハチの羽ばたきで花が散り落ちますね。
タチアオイの花なんかだと、花粉がわぁ~っと降り落ちる。
豪快なハチです。
大きくてブンブン飛んでいますから怖がる人もいますが、見ている分にはいくら近づいても大丈夫。捕まえようとすれば当然抵抗しますけどね。
気にせず観賞してください。

ナンテン

0519_7nanten 2018.5.19
1輪咲き始めました。

0520_3nanten 5.20
2輪になりました。

0526_20nanten 5.26
もうとめどがない。

0529_10nanten 5.29
暗い背景を狙って、花を際立たせようとした写真。

0530_2nanten 5.30
ベランダから見おろしたら、輝いていました。
このナンテン、実がほとんどできないのです、なんでかな。不思議です。

ハス

0519_5hasu 2018.5.19
食用蓮根を植えた、あれです。
葉の縁が傷んでしまっている下の葉が最初の葉。どうも、葉でも花でも「最初」というのは、時間がかかって頑張って、出てきたときには少し傷んでしまっていることがあるようです。先駆者は大変だ。

0522_3hasu 5.22
3枚目の葉が出てきました。縦になっています。

0524_9hasu 5.24
葉が横になってきた。

0526_15hasu1 5.26
左の葉、ランタナの花のそばのが3枚目の葉です。もうこんなになった。
0526_15hasu2
そして4枚目が出てくるようです。
なんだかすごいですね。こんなに勢いがあるものなのか。
花を咲かせるところまで行けるかなぁ。
食用のレンコンから、こんな楽しみが生まれました。
楽しい遊びですね。

アシブトハナアブ

0519_4asibutohanaabu 2018.5.19
アブを見かけることが減ってきて、代わりにハチが増えています。
アブはかなり寒くても活動しますが、ハチは寒い時は動かない。
昆虫の活動する種が入れ替わってきました。
アシブトハナアブは比較的大型のアブなので、ハチに間違えられそうですね。
「ハエ顔」というのを覚えていただければ迷いません。

ナミテントウ

0519_3tentousanagi 2018.5.19
多分ナミテントウの蛹でいいと思います。蛹になって間もないという感じ。
0519_13namitentou
これはナミテントウの幼虫
0519_14namitentou
そしてこれが成虫。成虫の模様は非常に多様なので、迷ったらネットで検索してください。
これが同じ種の昆虫なのか?というほどです。

0520_12namitentou2 5.20
タチアオイの花の中にいました。ここにはアブラムシはいないようですが。探索中。
0520_13namitentou1
タチアオイの葉で。上が成虫、下が幼虫。
0520_13namitentou2
幼虫だけアップ。
今の時期、テントウムシたちの活動は活発で、結構あちこちで幼虫や成虫を見かけます。目を凝らしてみてください。

2018年6月 4日 (月)

5月の気温など

5月までの記録がまとまりました。東京での記録です。
201805kion気温
4月に入ってから夏日が始まって、5月は「夏日いっぱい」です。
一方で、最高気温が15℃を切って、最低気温の平年値に近いような日もあった。
8日:14.6℃
9日:14.3℃
5月1日の最低気温が16.7℃でしたからね。この変化の大きさは堪えます。

201805heinensa平年差
この10日間はどうだったかな、という移動平均。
2月が寒くて、3,4月が高温で、5月は「大変動」とでもいいましょうか。
体がついていきませんね。

201805sutudo 湿度
相変わらずノコギリの刃状態で推移。これから湿っぽくなるでしょう。

★気象情報で、やたらと「梅雨入り宣言」を気にしているようですが、おかしな話です。
冬の空気と夏の空気が押し合いへし合いする、それが梅雨前線。
南から北上してきて、日本列島あたりでもみあって、やがて北上して消えてゆく。
「ある一日」をもって「梅雨入り」となるわけじゃないですよ。
ま、統計上、気象庁は梅雨入りの日を記録しますけど。
一般生活人としては、空を見上げて、ああもうそろそろ梅雨なんだなぁ、と思えばいいだけの話。
梅雨入りを「イベント」にして騒ぐのはやめませんか。なんでも騒げばいいというものじゃなし。
気候の移り変わりには幅がある。ゆったりと構えてゆったりと生活しませんか。

★ついでに、「梅雨のない北海道」という言葉も変なものだ。梅雨前線が北海道あたりまで北上するころには消えかかっていて、長く続く梅雨はないかもしれない。でも何日間か雨が続いて、湿っぽさが続く日もあるのです。蝦夷梅雨というようですね。
それぞれの地域にそれぞれの梅雨がある。天気もまた個性的。それでいいんじゃないですか。

★もういっちょついでに。

にゅう‐ばい【入梅】ニフ‥
梅雨に入ること。暦の上では太陽の黄経が80度に達したときをいい、太陽暦で6月10日頃に当たる。つゆいり。夏
△俗に、「梅雨の季節」の意にも用いる。
広辞苑第六版より引用

私の言語感覚では「入梅」は「梅雨に入ること」であって、「梅雨が終わること」が「梅雨明け」で、その間の期間が「梅雨」だと思っていましたが。私の母(大正生まれ)は「入梅」という言葉を「梅雨の季節」そのものの意味で使っていました。
子どもの頃、母に「変だ!」と噛みつきましたっけね。長じて、それもまたあり、と緩くなったのですが。

芽生え

0519_2mebae 2018.5.19
多分、変化朝顔の芽生え。
白髭咲きかな。とにかく育ててみなければどういう花が咲くのかよくわからないのが変化朝顔。
今年も楽しめそうですね。

マツバボタン

0519_1matubabotan1 2018.5.19
朝です。雨戸を開けるとそばにある。これはもう咲こうとしているつぼみ。
0519_1matubabotan2
もうちょっと先に咲くつぼみ。

0519_22matubabotan1
夕方見たら、咲いてました。向こうむきに咲いちゃったので
鉢を回して
0519_22matubabotan2
正面から。たっぷり豊かな八重。
一重、八重、万重という咲き方があるそうです。
この花は八重でいいと思いますが、園芸に詳しくないのでよくわかっていません。
豪華ですね。

クモの脱け殻

0518_13kumonukegarahatuyukikazura 2018.5.18
こういう形のものが、風に揺れていたらクモの脱け殻です。
現在の我が家の庭の状況からするとササグモではないかな、と思います。
これで一段大きくなった。
クモの脱け殻に気付く人は少ないかもしれません、見つけたらラッキーと思ってください。

ツユクサ+ルリマルノミハムシ

0518_6tuyukusa 2018.5.18
足元で。おっ、ツユクサが咲いている、とレンズを向けたら。
なぜかルリマルノミハムシが2匹いました。ま、どこにいてもいいけどさ、あまり君たちを見かける場所ではないな。
と、記念撮影しました。

ニワゼキショウ

0518_1niiwazekisyou 2018.5.18
もともとは庭にあったのですが、庭では他の草に負けたらしい。鉢の土に種子が入っていたのでしょうか、鉢で開花しました。
上品で素敵な花なのです。増やしたいのですけど、強敵の多い庭だからなぁ。

ミツバの花

0517w_1mituba 2018.5.17
ミツバはセリ科ですから、キアゲハが来るかもしれない。もちろん私たちも食べたい。
花もかわいい。
スーパーで買って食べた後の根の部分を栽培すると、また生えてきますよ。
ぜひお楽しみください。

https://matsue-hana.com/hana/mituba.html
ミツバ(三葉)

・・・
枝の先から複散形花序をまばらにだし、白色の小さな花をつける。花柄に長短があるので、花序はセリ科らしい傘形にはならない。果実は長さ4〜5mmの長楕円形で、隆起線は低い。

ここで種子の写真も見られます。

ハツユキカズラ

0517_24hatuyukikazura12018.5.17

初雪になぞらえられる白い葉もきれいですが、この赤い葉がまた鮮烈。
0517_24hatuyukikazura2

門柱の上から垂らしたのが成功したようで、楽しいですよ。
できれば今度は花を咲かせてみたいですね。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-736

ハツユキカズラの基本情報
学名:Trachelospermum asiaticum ‘Hatsuyukikazura’
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / テイカカズラ属

・・・
前年の夏に花芽ができるので、剪定をまめに行っていると、花は咲きません。花後すぐに剪定をすれば小さい白色の花を見ることができます。花は咲き進むとクリーム色に変化します。
・・・

ということですので、何とかしたいな。

フウセンカズラ

0517_22huusenkazura1 2018.5.17
電柱の根元の隙間に、意図的にフウセンカズラの種子を入れておいたのです。
ここで成長すると高く登れずに低い位置で広く這う。そうすると保育園の子が花や実を楽しみやすいのです。
0517_22huusenkazura2
つぼみができていました。

0522_19huusenkazura1 5.22
お、咲いた。結構早く咲きました。他の場所、線路柵際などではまだまだのようですが。
0522_19huusenkazura2
花は小さいのですが、大きな風船を作る。種子がまた楽しい。
幼子は風船を踏んづけてポンと破裂させるのも楽しい。
思いっきり遊んでください。

優曇華(ウドンゲ)

0517_19udonge 2018.5.17
通称「ウドンゲ」=クサカゲロウの卵です。
花に産み付けてしまったようで。翌日見たら花殻が落ちてしまっていましたので、卵もダメだったかな、と思っています。
ちょっと残念でした、すぐケースに取り入れてやればよかった。

ハナツルソウ+ハチ

0517_17hanaturusou 2018.5.17
花ももちろん鮮烈で素敵なのですが、その直前、つぼみの中央が割れて赤い花が見え始めた時というのが何ともいえません。
つぼみの形が他の花にはないものですし、二つに割れるというのがまた面白い。

0519_17mitubati1 5.19
ハチが来ていました。腹部が白っぽいのですが、これはどういうことだろう?
腹部腹面が本来白いハチなのか、腹部に毛が生えていて訪れた花の花粉をびっしりつけているのか。
初めミツバチだと思ったのですが、いずれにしても、ミツバチの特性ではないな。
ミツバチの腹は白くないし、花粉団子は脚に作る。
ハキリバチでしょうか?
0519_17mitubati2
ぶれていますが、飛び上がった瞬間です。腹が白いなぁ。

http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-a95a.html

 ミツバチなどは後脚の花粉かごに花粉を集めて運びますが、ツルガハキリバチなどは腹部腹面にスコパと呼ばれる密集した毛があり、そこに集めた花粉を付けて運びます。

ハキリバチの仲間ではスコパという毛が脚ではなく腹部にあるようです。
ということは、私の眼では種までは特定できませんが、今回撮影したハチはハキリバチの仲間だ、といっていいようです。
これからはハキリバチも視野に入れてハチを見るように心がけます。

scopa

►n〔昆〕 刷器《膜翅類の脚にある花粉採集用の剛毛列》.
[L]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

2018年6月 3日 (日)

アオダイショウをヒバカリに訂正しました

6月1日に「アオダイショウ」という記事を書いたのですが、コメントを頂きまして調べましたら「ヒバカリ」であることが判明しましたので、訂正しました↓

2018年6月 1日 (金)
(アオダイショウ)訂正:ヒバカリ です(6/3 訂正)

どうぞ再読してください。お恥ずかしいですが。

2018年6月 1日 (金)

ムクゲ

0517_16mukuge 2018.5.17
ムクゲにつぼみができ始めていました。

0524_20mukuge1 5.24
一週間もしたらずいぶん大きくなっていました。
0524_20mukuge2
これからつぼみの中の花が成長してくると「ふくらんで」くるでしょう。
6月に入りましたので、もうそろそろこの花の季節が来ますね。

http://www.hana300.com/mukuge.html
木槿 (むくげ)(Althea)

・葵(あおい)科。
・学名
  Hibiscus syriacus
   Hibiscus : フヨウ(ハイビスカス)属
   syriacus : シリア(小アジア)の

・開花時期は、 6/25 ~ 10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。
・中国名を 「木槿(ムージン)」と呼ぶ。漢字はこの字があてられている。漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が変化して「むくげ」となったとも、韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、ともいわれる。
 韓国では国の繁栄を意味する花として国花になっている。

メキシコマンネングサ

0517_14mexicomannengusa 2018.5.17
花の時期がほぼ終わりまして、実というか種子ができているんじゃないか、と思うのですが。
摘んでみても指先に感じるものがなくって。困ったな。

0527_16mexicomannengusa1 5.27
もう後がない、ここを逃したらもう来シーズンまでチャンスはない、と。
実らしきものを摘んで、手のひらの上で揉んでみました。
画面左下が実です。出てきた微小な粒々が右上に見えます。1mmもありません。
0527_16mexicomannengusa2
限界一杯近づいてこの画像。1cmくらいまで近づいているのですけど。

これが種子であることは間違いないようです。それにしてもまあ、小さい。マツバボタンなんかも「砂粒のようだ」と形容する種子ですが、これはもっと微細です。
私の掌紋と比べてください。大きさの想像がつくと思います。

こういうのを周辺にいっぱい播いたのでしょうね。じわりじわりと生息範囲を広げています。

↓ここにすごい写真があります、ぜひどうぞ。
https://matsue-hana.com/hana/mekisikomannengusa.html
メキシコマンネングサ(メキシコ万年草)

ヒルザキツキミソウにタカラダニ

0517_11hiruzakitukimisou1 2018.5.17
ヒルザキツキミソウがきれいだな、と見ていたら、花の中に赤い点があることに肉眼でも気づきました。
0517_11hiruzakitukimisou2
トリミングしてよく見ると、タカラダニがオシベにくっついていました。
肉眼では存在は見えても、花弁の内側にくっついているのかな、と思いましたので、カメラの威力に感謝。
花粉を食べているのでしょう。
花が咲いてから、花の中まで歩いてきて、オシベの先端に至る。どういう感覚に導かれてここまで来られるのか。
不思議ですねぇ。行き当たりばったりでは、効率が悪すぎるでしょう。

タチアオイ白花開花

0517_10tatiaoi_white 2018.5.17
待っていた白い花。
この花は、咲くとほとんど白く見えますが、実は薄~いピンク。
隣りのつぼみはちょっとピンクが濃い。咲くと薄くなる。
ほとんどピンクのない、ほぼ完全に白い花、というのもあるんですよ。
それから、この花の特徴は、他のタチアオイの花の花弁と比べて、フリルというのかな、があるんですね。

お洒落な花なのです。
0531_14tatiaoi1 5.31
これはご近所のタチアオイ。ほとんど真っ白。
0531_14tatiaoi2
つぼみはほんのわずかにピンクかな。
花の縁のフリルはない。
いろいろなタイプがあるものですね。

あともう一色、黄色い花があったように思いますが、今のところ咲きません。

何かの蛹

0517_1sanagi 2018.5.17
妻の収獲。この間見つけた蛹より大型の甲虫の蛹です。
羽化まで行けるかどうかわかりませんが、眺めていましょう。
園芸家だったら「根切り虫」とかいって退治するのでしょうが、私共は虫好きだからなぁ。こういう蛹を見ても憎めないんだよなぁ。

アゲハ幼虫

0516_1ageha 2018.5.16
ヘビに擬態しているというその「眼」の部分。黒い眼に輝きのような線が入っています。凝ってますね。

この模様は胸部背面。本当の頭部は右の方。

擬態というのが不思議でなりません。
チョウの成虫も幼虫も「蛇」という生物をつぶさに見たことなんかないはずなのに、なんでヘビに擬態できるんだ?
こういう模様ができたら生存率が上がって、子孫を残す率が上がった、ということなんでしょうけど。
それにしてもなぁ、不思議さが消えるわけではありませんね。

センリョウの花

0515_16senryou 2018.。5.15
センリョウの花が咲き始めていました。花弁がなくて地味なので、気づく人は少ないでしょう。
でも、一応、蜜があるんじゃないかな、アリが来ていたりします。

0517_25senryou 5.17
オシベの両脇に「翼」でもないけど、葯が出てるんです。

↓このサイトの写真で、ご確認ください。
https://matsue-hana.com/hana/senryou.html
センリョウ(千両)

・・・
花は両性。枝先に小さな花が集まってつく。花には花弁も萼もなく、子房の横に雄しべが1個つく。
・・・

イチモンジセセリ

0515_11itimonjiseseri 2018.5.15
このチョウの「かわいさ」に親しんでください。
くりくりおめめ。
敏捷なチョウなのですが、(内緒話)妻はこのチョウをひょいと指でつまんで捕獲できる、という特技を持っています。
今もできるのかな。昔、家族一同でカマキリの飼育に励んでいたころ、餌の昆虫が足りなくなると、時々妻がつまんできたんですよ。

(アオダイショウ)訂正:ヒバカリ です(6/3 訂正)

★ kankikoh さんからコメントを頂きました。
「このヘビはヒバカリではないでしょうか?「あご」の白い模様から……」

ヒバカリというヘビがいることは知っていましたが、どんな蛇であるかについては全く知りませんでした。
私にある程度分かるのは、アオダイショウ、マムシ、ヤマカガシくらいかな。
で、迂闊にも、知らないままに適当に、アオダイショウとしてしまったのですが、ご指摘を頂いて検索してみたら、そう、私共夫婦が庭で見たヘビはまさしくヒバカリでした。
概念がないと「みれどもみえず」なのですね。

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30180.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 爬虫類 > ヒバカリ
 体長40~60cm,頭胴長30~45cm,体重10~25g.背面は褐色で,口角から首にかけて襟のように白い部分がある.腹板は淡いクリーム色で,その両側に黒褐色の点が並ぶ.胴中央の体鱗列数19,染色体数2n=36.

「口角から首にかけて襟のように白い部分」というのがご指摘と同じものですね。
で、写真にもしっかり写っています。
そして
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%AA
生態
 平地から低山地にある森林に生息し、水辺を好む[4][7]。薄明薄暮性傾向が強いが[8]、雨天時には昼間も活動する[4]。危険を感じると鎌首をもたげ、威嚇する[4][8]。基亜種は10 - 翌4月に冬眠する[4]。泳ぐのが上手である[10]。
 魚類、カエルやその幼生、ミミズなどを食べる[7][8]。

小さな水たまりのような我が家の池に出現して、水中を自在に移動し、オタマジャクシを食べていたようですから、まったく記述の通りです。(オタマジャクシは別の水槽に大半を移して、保護しています。)

小型のヘビのようですので、初めに見た方が成体、次に見たのが幼体だろうと推測されます。毒蛇ではありません。念のため。

ひ‐ばかり【日計・熇尾蛇・竹根蛇】
ヘビの一種。全長約50センチメートル。背面は暗褐色、腹面は白色で側方に黒点がある。有毒とされ、名も咬かまれればその日ばかりで死ぬ意というが、実際は無毒。本州以南に分布。
広辞苑第六版より引用

★記事を矛盾のないように、書き換えます。
0515_8aodaisho12018.5.15
我が家の古池に現れたアオダイショウ ヒバカリ。成体でしょう。
大きなアオダイショウの成体を見ましたがあれはJR高架の方にいるようです。
0515_8aodaisho2
私は生きたマムシを間近に見たことがない。子どもの頃、渋谷のハチ公交差点の道玄坂下のところに「蛇屋」があって、マムシなんかを売ってたのですが、そのショーケースで見たはずですけど、記憶はない。
母方の祖父がマムシを捕まえてマムシ酒を作る「名人」だったそうで、焼酎漬けのマムシは見たことがある。ちょっとした痛み止めに使った覚えがあります。
話を戻して。目がきょとんとしてかわいいと思いませんか。
0515_8aodaisho3
この池にオタマジャクシがいると学習して住み着いたかな、と思っていましたが、その後もいるようではありますが姿をあまり見かけなくなった。

別の日
0526_1aodaisho1 5.26
ミミズの親分くらいの大きさの幼体が出現。上掲の写真のものよりずっと小さい。
我が家の庭にヒバカリかぁ。ここは一体どこなんだ?大田区南部だぞ、一応、都会だぞ。
上の写真で、舌が出てますね。トリミングすると
0526_1aodaisho2
おめめまん丸。舌がぴょ。かわいいですね。
ヘビは何故舌を出すのか、ご存知の方も多いと思いますが、一応ウィキから引用します。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%93
ヘビ

ヘビ(蛇)は、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目(Serpentes)に分類される爬虫類の総称。体が細長く、四肢がないのが特徴。ただし、同様の形の動物は他群にも存在。
・・・
また口内にはヤコブソン器官という嗅覚をつかさどる感覚器を持つ(ヘビ固有の器官ではない)。本科の構成種が舌を頻繁に出し入れするのはこの器官に舌に付着させた匂いの粒子を送っているためである。また一部の種では赤外線(動物の体温)を感じ取る赤外線感知器官(ピット器官)を唇にある鱗(上唇板、下唇鱗)や目と鼻孔の間に持つ。耳孔や鼓膜は退化しているため、地面の振動を下顎で感知する。

鱗には厚さ数ナノメートルの剥がれない脂質が潤滑油として分泌されており、これは2015年12月9日付の「Journal of the Royal Society Interface」誌で発表された研究論文によって明らかになっている[2]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8B%A4%E9%BC%BB%E5%99%A8
鋤鼻器

鋤鼻器(じょびき、英語:vomeronasal organ)とは四肢動物が嗅上皮とは別に持つ嗅覚器官。ヤコブソン器官・ヤコプソン器官 (英語:Jacobson's organ) とも呼ばれる。開口位置は鼻腔内や口蓋などその生物群により異なる。

嗅覚器官ではあるが、この器官からの信号は、嗅上皮から脳へ向かう嗅神経とは異なる神経経路により脳の副次臭葉に向かう。元々は口腔内の食物の臭いを感じる器官であったといわれている。
・・・
ヘビや一部のトカゲが二叉に分かれた舌を頻繁に出し入れしているのは、舌に付着させた空中の化学物質をそれぞれ左右の鋤鼻器に運ぶためである。
・・・
空気中のフェロモン物質を鋤鼻器に取り入れる際、イヌやウマなどの動物ではフレーメンと呼ばれる独特の表情をすることが知られている。

0526_1aodaisho3
この個体の今の大きさではオタマジャクシを捉えるのもぎりぎりじゃないか、という感じ。昆虫でも狙っていますかねぇ。
それにしても、まあ、我が家の庭でねぇ、感慨深いものがあります。

タチアオイ

0515_5tatiaoi2 2018.5.15
雄性先熟ですね。オシベしか見えていません。花粉が少し花の中に落ちています。
0515_5tatiaoi3
メシベが出てきました。他の花からの花粉を受ける態勢。
何か昆虫が入っているのですが、なんだかよくわかりません。翅がないように見えるのでアリですか?
0515_5tatiaoi4
きれいでしょ。さあ、これから開きますよ。と。
ニコニコしたくなる姿。

« 2018年5月 | トップページ | 2018年7月 »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ