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2018.5.11
黄色い電車が走るとつい撮影してしまいます。「吉」のおみくじみたいなものです。
5.12
あれ!?なんか違う電車が走る。慌てて撮ったら、ノルルンが写っていた。
これ、検測車ですね。
ちょっと前に妻が検測車を見たという記事を書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-d9e6.html
2018年5月14日 (月) 黄色い電車
「これ、検測車 TOQ i(トークアイ)です。」
これは「大吉」だな。
おまけに黄色い電車まで見てしまった。こういうのを何と言おう「超吉」とでもしましょうか。
電車の手前にタチアオイのつぼみが写り込んでいました。いい情景です。
5.12
タチアオイの花。線路際。
5.13
色の取り合わせが素敵。
で、この写真、記事としてはいつになるかわかりませんが、ある出来事の伏線になっています。
さて、何事か?
一応、水棲の貝だった先祖の名残で、退化した甲羅状の殻が体内にあります。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/70390.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > その他の動物 > チャコウラナメクジ
侵入経路:米軍の物資輸送にまぎれて非意図的に持ち込まれたと考えられている.国内では,植物・栽培床などに混入して分散していると考えられる.
侵入年代:はっきりわかっていないが,1950年代後半と考えられている.
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-aa47.html
2010年4月30日 (金) マツムラトガリヒメバチ
itmto さんからコメントを頂きました。
「胸背に白斑があるので、マツムラではなく、シロスジトゲヒメバチ・・・かな」
http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-2217.html
シロスジトゲヒメバチ
ありがとうございました。感謝します。
2018.5.14
有名ですよね。なかなか自分で現物を見るチャンスは少ないけれど。
森田さんもチラッとだけ言っていましたが、月の暦では農業ができない。で、季節を知る指標として、雪の融け具合が使われたわけです。
農鳥(読み)ノウトリ
デジタル大辞泉の解説
のう‐とり【農鳥】
春、鳥の形に見える、山肌の残雪。富士山や南アルプスの農鳥岳などに現れ、農作業開始のしるしとされる。のうどり。
[補説]白馬岳(代馬岳)、駒ヶ岳などの馬の形の残雪も同様の印とされる。
https://www.fujisan-net.jp/data/article/1036.html
富士山の山肌に現れる残雪の形のひとつ「農鳥」。例年4月下旬から5月中旬にかけて、富士山7~8合目付近(標高2900メートルから3000メートル)の北西斜面に出現、鳥の形をしていることからこう呼ばれる。
ここには、2000年からの「富士山の『農鳥』出現日」の表があります。
2018.5.7
妻が撮ってくれました。細部で少しぼやけていますが、特徴は完全にわかる。
ものすごいトゲトゲですが、柔らかいので刺さりません。大丈夫。
5.11
タチアオイの花の外側です。私の眼では花にはアブラムシは見えなかったけど、茎の方へ行けばきっといるでしょうね。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
↑これ幼虫図鑑のトップページです。ここから「名前による索引」で「な」行にはいれば、ナナホシテントウとナミテントウの幼虫の違いがすぐに見られますから、迷ったらご利用ください。
どちらもアブラムシを食べますので、駆除しないでくださいね。
2018.5.6
見てください。ユウゲショウに来たモンシロチョウですが、ぼろぼろなんです。
こんなになっても、ひたすらに生きる。
飛翔時の力のかかり具合だってずいぶん変化しているでしょう。でも、その変化を吸収して飛び続ける。
ヒトの作る飛行機にそんな技はできません。
飛んで交尾して繁殖して生きる。それを全うする姿にうたれます。
私は昆虫採集には比較的寛容です。自分に技量がなければ虫は捕まらない。虫との一対一での対決、という感覚がありますのでね。子どもが虫を捕るためには虫を知らなければとれない。虫を知って、命を知る。
でもね、飼育して羽化して、完全な状態のチョウを標本にする、というのには拒絶感が強い。
完全な標本は得られるでしょう。でも、なんだか命を冒涜してないか?
飛ぶために生まれた。精一杯を飛んでほしい。ぼろぼろになるまで飛んで生きてほしい。
私共は採集家ではありません。飼育者です。「生きる」ことを昆虫と分かち合いたいのです。
2018.5.5
去年、この木になった赤い実を観察しました。
↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-098e.html
2016年11月24日 (木) ヤマボウシ
同じ木にできた、今年の青い実。
これから半年くらいかけて熟していくのですね。
草の実と違って、木の実は熟すのに時間がかかる。
一年の季節に追われる草と、年月を越えて生きていく木の違いなのでしょう。
ヒトは草かな?木かな?
八重ドクダミを一緒に見た後、私は家へ帰る方向へ。妻はさらに桜坂を上がって行きました。
英語名もボトル・ブラシときましたか。どうみても「そのまんま」だもんなぁ。(花槇(はなまき)、金宝樹(きんぽうじゅ)、カリステモン)
(Bottle brush, Callistemon)・蒲桃(ふともも)科。
・学名
Callistemon speciosus
Callistemon :
ブラシノキ属
speciosus : 華やかな
Callistemon(カリステモン)は、ギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ)」が語源。
・・・
・花の形が、
ビン洗いのブラシにそっくり♪
・・・
ネコジャラシのような形の赤い花。・・・多分、キャッツテール。ネコのしっぽですよ。
・・・
花の名前を調べたら、キャッツテールではなく、よく似たストロベリーキャンドルでした。ごめんなさい。
・・・
↓キャッツテールについては下のサイトなどどうぞ。なるほどね、という感じがします。
http://www.hana300.com/cattai.html
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-655
↓ストロベリーキャンドルの写真。なるほどストロベリー。
http://www.hana300.com/sutoro1.html
ストロベリーキャンドル(紅花詰草(べにばなつめくさ))
(Strawberry candle, Crimson clover)
2018.5.5
八重ドクダミのそばです。なんだろう?
特異な花の姿。
調べていったらムシトリナデシコと判明しました。
食虫植物ではないそうです。粘液を分泌するので虫がくっつくのだとか。
茎を歩いて上がってくる虫を排除しているのでしょうか。花には虫が飛来してほしいのでしょうけど。
珍しいものを見ました。
↓参考サイト
http://www.hana300.com/musito.html
虫取撫子(むしとりなでしこ)(Garden catchfly, Silene armeria)
・食虫植物ではないが、茎の真ん中あたりで粘着性の分泌物を出すためにベトベトになる部分があり、そこに虫とかがひっつく。ここから”虫取り”の名がついた。消化、吸収はしない。(ひっつけちゃうだけ。虫としては迷惑な話です)
↓写真がいっぱいです
https://matsue-hana.com/hana/musitorinadesiko.html
ムシトリナデシコ(虫取撫子)
2018.5.5
八重のドクダミを見に妻と二人で出かけた日。途中にトキワツユクサが咲く場所がありまして。毎年見かけるのですが、今年もまた。ただ状況が変化しつつあるようで、来年はもうここでは見られないかもしれないな、と記念撮影。
ムラサキツユクサの花より小振りですが、色以外の姿形はほとんど同じです。
これ、外来植物としてある程度警戒すべきなのかもしれませんけど、好きなんですよ、清楚な姿が。
実がなったら欲しいんですけどね、果たせずにいます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5
目 : ツユクサ目 Commelinales
科 : ツユクサ科 Commelinaceae
属 : ムラサキツユクサ属 Tradescantia
種 : トキワツユクサ T. fluminensisトキワツユクサ(常磐露草、学名:Tradescantia fluminensis)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。別名、ノハカタカラクサ。
「ノハカタカラクサ」は「野博多唐草」です。
5.11
妻に教わったウノハナを見に昼の散歩の脚を伸ばして、帰りがけ。
マンションの敷地の角の植え込みに、トキワツユクサを発見。
ドクダミも見えていたし、いろんな草が混じって生えていました。特に花壇にしようという意図はないようなスペースでした
隙間からトキワツユクサだけを狙って撮影。
手前の葉がピントの外にあって、トキワツユクサの花にちょっとかかった。
そうしたら、なんだかトキワツユクサの花が煙に霞んだような雰囲気になって面白かった。
で、妻にもこの場所を知らせ、たまに見に行って、実ができたらいくつか摘んでおいでよ、とそそのかす私なのでした。
5.16
今度は買い物帰りの妻が別の場所で発見。群生地になっていますね。
陽射しが強いなぁ。きれい。
なんとか種子を手に入れたい老夫婦なのでした。
↓八重ドクダミを見に行った話です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-b00b.html
2018年5月17日 (木) 八重ドクダミ
2018.5.4
妻が大声で呼ぶ。オオカマキリが孵化してる!
体も触角もふにゃふにゃと頼りない幼虫たち。
この写真の下の方に写っているのですが、幼虫はまだ脚も出ていない状態で出てきます。これが前幼虫。
下の部分だけトリミングしてみました。
こんなふにゃふにゃな体で、硬い卵鞘からどうやって出てくるのか、不思議です。
何か消化液のようなものを分泌して軟らかくして出てくるのかなぁ。
前幼虫はすぐ脱皮して幼虫になります。
複眼がまっ黒なんですよね。これが何ともかわいい。当たった光を全部吸収するということでしょうが、なぜなんだろう?
体がかなり硬化してきました。カマキリの姿になった。
なんだかもう、わぁわぁ、です。カマキリファンだから。嬉しくって仕方ない。
まだ孵化は続きました。
以前は、「ショウジョウバエ発生器」を作ってショウジョウバエを発生させ、カマキリの幼虫の餌にして飼育したこともあるんですが。もうやめます。自力で生きてもらうことにします。何匹かは成虫になって、我が家周辺で持続的に生息してくれるのではないでしょうか。
注:「ショウジョウバエ発生器」というのは。
小さなガラス容器とか、プリンの空き容器とかに、バナナなどを切って容器の底に置き、外に出しておくと必ずショウジョウバエが産卵しますから、そうしたらカマキリの飼育ケースに入れてやればいい。ショウジョウバエが羽化してきてカマキリの餌になります。
↓引用
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/KamakiriTamago.html
◆カマキリの卵
カマキリの卵全体を卵鞘(らんしょう)と言います。固形化した泡状物質の中に、オオカマキリでは5mm前後の縦長の卵が、200~300個入っています。外見は味噌汁に入れる焼フの様です。沢山の空気を含んでいて断熱効果があり、急激な外気温度の変化に影響されない構造になっています。またスポンジ構造なので、外力による衝撃にも強く、中の卵を守る作用があるそうです。
注記:カマキリの卵鞘のことを卵嚢(らんのう)とも言います。卵嚢は一般に両生類や巻貝,クモの卵の外側の嚢(ふくろ)のことを言うそうです。福光村昆虫記ホームページでは硬いイメージの卵鞘の方を使います。同じ網翅目(もうしもく)にゴキブリがいますが、こちらはケース型で、鞘(さや)と呼ばれるのにぴったりの形をしています。
◆カマキリの卵を食べる虫
カマキリカツオブシムシ:カツオブシムシ科で4mm前後の黒い甲虫です。カツオブシムシの多くは、朽木(くちき)やキノコを食べますが、本種はカマキリの卵鞘を食べます。外側の卵鞘は朽木に似ている印象もありますが、卵の方を好んで食べる様です。
↓孫引きのまた孫引き。
http://sigma-nature-vlog.blogspot.jp/2011/03/2_26.html
2006年11月下旬
・・・
脱出し易いように流線型の体形で頭部が尖っています(卵歯)。
全身が薄い皮に包まれていて脚がまだ使えません。
芋虫のように卵鞘を這い下り、細い糸で尾端を固定してぶら下がると直ちに脱皮を始めます。
・・・
【追記】
『ゲッチョ先生の卵探検記』p189-190より『動物系統分類学』を孫引きすると、
フ化直後に現れる幼虫は、蠕虫型幼虫と呼ぶ。頭頂は堅い革質の頭頂帽となっていおり、房室壁を破るのに有効である。卵鞘の外に出た蠕虫(ぜんちゅう)型幼虫のお尻には糸(孵化糸)がついていて、これで卵鞘からぶら下がる。
↓オオカマキリとの出会いの話。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-1645.html
↓オオカマキリではありませんが、ハラビロカマキリの孵化の瞬間を詳しくとらえました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-309e.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-e98d.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-33be.html
2018.5.3
玄関前にいた妻の前に出現。ラナンキュラスに関心を示した。
そこから今度は門の外へ出て行ったのだそうで。妻は追跡する。そうしたら今度はスイカズラに惹かれた。
この写真決定的ですね。ナガサキアゲハのメスです。
尾状突起はないし、翅の付け根が赤いし。
口を花の中へ伸ばしているのが見えます。
おいしそうですねぇ。スイカズラはきっとチョウにもおいしく感じられるのでしょう。
しばらくスイカズラの周りで吸蜜して飛び去ったそうです。
できれば、キンカンの木に産卵してくれると嬉しいんだけどな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F
ナガサキアゲハ
2018.5.2
危なかった、危うくナガメと思いこんだまま掲載しそうになりました。
ヒメジュウジナガカメムシです。
ナガメとは科のレベルで異なるのですが、イメージがとてもよく似ています。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_naga_himejuuji.htm
カメムシ目 > マダラナガカメムシ科 > マダラナガカメムシ亜科 > ヒメジュウジナガカメムシ
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_na.htm
カメムシ目 > カメムシ科 > カメムシ亜科 > ナガメ
比べてみてください。よく間違う。要注意のカメムシです。
↓ここに幼虫の写真がありまして、面白い。私はまだ幼虫を見たことはないようです。
http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/05kamemushi/kame/himejuji/03.html
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
幼虫図鑑です。名前の索引から両方の幼虫を見ることができますよ。
2018.5.2
クビナガハムシとかクビボソハムシというような仲間だったよな、とその場では思いつつ撮影。
上翅の点々が目立っていました。
↓調べてみたらキイロクビナガハムシでおそらく正解。
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/KiiroKubinagaHamushi_.html
キイロクビナガハムシ(黄色頸長葉虫)
全体は黄色味のある赤褐色で、頭部,触角,肢が黒色をしています。図鑑によって前胸背が褐色と記述されているのもあります。上翅点刻は強く後方まであります。
甲虫目>カブトムシ亜目>ハムシ科>クビボソハムシ亜科>キイロクビナガハムシ
ヤマイモハムシも近縁です。
クロウリハムシもよく見かけますが、これはヒゲナガハムシ亜科>クロウリハムシになります。
いろいろあって老人の頭には「感覚的」にしか収まっていません。
2018.5.2
雌雄異株で、この花は雄株の雄花、です。
小さな花ですが、優雅なスタイルです。
食べたり花を見たり、家庭菜園は楽しい。
5.18
これは我が家ではありません。
買い物帰りの妻が見つけて撮ってきたもの。
雌株の実です。そのうち色づくのでしょう。
ここのお家も楽しんでおられるな、とニコニコします。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%82%B9
アスパラガス(竜髭菜、Asparagus spp.)とは、被子植物の中の単子葉植物に属する多年生草本植物である。クロンキスト体系ではユリ科に含めているが分子系統学によるAPG植物分類体系ではキジカクシ科に属し、雌雄異株である。
目 : キジカクシ目 Asparagales
科 : キジカクシ科 Asparagaceae
属 : クサスギカズラ属 Asparagus
「竜の髭の菜」ですか、そう言われりゃ、なるほどねぇ、ではありますが。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-9378.html
2018年5月22日 (火) ハクチョウゲ
こういう伝説があるそうです。テイカカズラ
和名 テイカカズラ(定家葛)、マサキノカズラ、チョウセンテイカカズラ、ケナシテイカカズラテイカカズラ(定家葛、学名: Trachelospermum asiaticum)は、キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木。有毒植物である。
和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づく。
2018.5.1
妻の撮影。私「これ何の花?プロペラみたいな感じはツルニチニチソウに似ているような・・・」
妻もわからないのでした。
でもなぁ、ハツユキカズラの葉と一緒に並んでるよなぁ。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-736
ハツユキカズラの基本情報
学名:Trachelospermum asiaticum ‘Hatsuyukikazura’
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / テイカカズラ属
ハツユキカズラはテイカカズラの園芸品種・・・
http://www.hana300.com/hatuka.html
初雪葛 (はつゆきかずら)
(斑入り定家葛(ふいりていかかずら))
http://blog.livedoor.jp/roppoutanbo/archives/30361331.html
2015年05月15日 ハツユキカズラの花
↑ここに見事な花の写真があります。
そうなんだぁ、これがハツユキカズラの花なんだ、と感心して、妻を呼んで一緒に納得。
↓ツルニチニチソウも確認。科は同じなんですね。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-713
ツルニチニチソウの基本情報
学名:Vinca
和名:ツルニチニチソウ(蔓日々草)
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / ツルニチニチソウ属(ビンカ属)
なんだかなぁ、我が家にもハツユキカズラはあるわけで、花を咲かせてみたいなぁ。
5月23日は「世界亀の日(World Turtle Day)」でした。
知ってました?
Eテレの0655で昨日23日に知りました。
で調べたら。
http://haru-natu-aki-fuyu.com/archives/1320
世界亀の日の由来
「亀に対して感心を向けて、さらに知識を深めて敬意を払い、亀の生存・繁栄のための人間の行動を奨励する日」というのが由来です。
2000年に、アメリカの非営利団体である American Tortoise Rescue が5月23日を記念日として制定しました。
この団体は捨てられた亀や行方不明の亀の為に活動しています。
はぁ、そうだったのか、知らなんだ。
tortoise
{名詞}動カメ,陸ガメ;非常にのろい人[物].turtle
{名詞}((複数形)turtle(s))動ウミガメ.
turn turtle 転覆する.
turtle shell ウミガメの甲羅.
パーソナル英和辞典より引用
ウミガメではないようで、リクガメあるいは飼育されるカメでしょうかね、発端は。
日本で増えてしまっているミシシッピアカミミガメも入る概念なのかな。
カメを飼育することには注意深くなってください。なにせ寿命が長い。
心からお願いします。
↓今週のたなくじ、から2018.5.21
世の中に本当に急ぎ焦るべきことなど、ほとんどないのです。
ゆっくり。ゆっくり。どうぞ。
{0655のスタッフは亀の日を意識してこのくじを入れましたね。わかりません。}
2018.5.1
これは以前にも掲載したことがあるような。
こういう花です。白のきれいな花ですね。
検索したら2014年、2016年にも書いていました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-95af.html
2016年5月31日 (火) エゴノキ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-95af.html
2014年6月 4日 (水) エゴノキ
いつも利用する季節の花300から↓
http://www.hana300.com/egonok.html
エゴノキ(萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ))
・エゴノキ科
・学名
Styrax japonica
Styrax : エゴノキ属
japonica : 日本のStyrax(スティラックス)は、ギリシャ語の「storax(安息香)」が語源。この属の植物は、この安息香というものを産出することから。
英和辞書
storax
►n エゴノキの樹脂《安息香の一種》;蘇合香(そごうこう) (=Levant ~) 《フウの樹皮から採る樹脂で医薬や香料に用いた》;〔植〕 モミジバフウ (copalm);〔植〕 エゴノキ《Styrax 属の木の総称》.
[L (変形)<STYRAX]
リーダーズ英和辞典第3版より引用styrax
►n 〔植〕 エゴノキ属 (S-) の各種低木.
リーダーズ英和辞典第3版より引用
安息香酸(benzoic acid)はC6H5COOHという酸で、蒸気圧が低いですから全然香りません、安息な香りがするわけではないのです。エゴノキの樹脂=安息香から採れるから安息香酸なのです。
そうそう、花300のサイトには実も載っています。これがまた楽しいですよ。
2018.5.1
アセビの花は毎年のように掲載していますが、迂闊にも実を知らなかった。
妻が撮影してきた写真を見て、「ナンダこれ?」と訊いたら「アセビよ」、「え、そうなのか~」
実のできはじめですね。青い実。
いや、初めて見ました。ホント。
↓このページから実のページへもいけます。
http://www.hana300.com/asebi0.html
馬酔木(あせび)
2018.5.1
このごろ松という木が以前より少なくなった気がします。
こういうすっくと立った気持ちのいい木なんですよね。
なんだか曲がりくねったようなイメージが作られちゃっていますが。
見ていて気持ちいでしょ。
まつ【松】
(一説に、神がその木に天降ることをマツ(待つ)意とする。また一説に、葉が二股に分かれるところからマタ(股)の転とする)
①マツ科の一属。北半球の温帯を中心に約100種が分布。常緑の高木。葉は針状、2~3枚または5枚。雌雄同株。花は春に咲き、雌花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に穂状に密生。球果はいわゆる「まつかさ」。日本にはクロマツ・アカマツ・ゴヨウマツ・ハイマツなどがあり、長寿や節操を象徴するものとして古来尊ばれる。天然記念物の大木も多い。万葉集[6]「神さび立ちて栄えたる千代―の樹の」 →松科。
(後略)
広辞苑第六版より引用
なるほど、門松は年神様をお迎えする目印というか依り代だ、というのはこういうことでしたか。
「えいごであそぼ」から。英語俳句。
声に出して読んでみてください。
「r」の発音、うまくいきましたでしょうか。
夫婦二人でテレビの前で「r」は難しい、と練習しています。
口の中での舌の動きを示す「ジェイソン・ジュニア:JJ」です。
指の入った赤い舌が示されています。
口蓋に全く触れないのです「r」は。
「L」だと舌先が口蓋に触れるんですけどね。
いや、むずかしい。
ふと思うのですが、ローマ字で日本語の「ら行」に「r」を使ったのは誤りだったのではないか。
ら行音では、舌先が口蓋に触れてますよね。ですから、「L」で表記すべきだったのではないか。
発音のむずかしさがそれで軽減されるわけではないけれど、少なくとも英語で「red」と表記されたら、日本語の「れっど」とは異なるのだ、という意識は高まったんじゃないかなぁ。
{「ゥエッド」みたいな音になりますよね。表記ともいえない表記ですが}
2018.4.30
妻が見つけてきました。一応、私の知識としては「ヒトリガ」の仲間だな、とは分かったのですが。
腹面上部の色がチラッと見えています。これ赤?それとも黄?
う~む。判断しづらい。
非常によく似た種でアカハラゴマダラヒトリとキハラゴマダラヒトリというのがあるのです。
↓参考
http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Arctiinae/Spilosoma_punctarium.html
アカハラゴマダラヒトリ Spilosoma punctarium (Stoll, 1782)
科:ヒトリガ科(Arctiidae) ヒトリガ亜科(Arctiinae)
属:Spilosoma Curtis, 1825
【比較写真1】(左キハラ、右アカハラ)。 【比較写真2】(上アカハラ、下キハラ)。
【幼虫食餌植物】 クワ科:クワ、 ミズキ科:ミズキ、多食性(※KD)
http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Arctiinae/Spilosoma_lubricipedum_sangaicum.html
キハラゴマダラヒトリ Spilosoma lubricipedum sangaicum Walker, [1865]
科:ヒトリガ科(Arctiidae) ヒトリガ亜科(Arctiinae)
属:Spilosoma Curtis, 1825
【幼虫食餌植物】 クワ科:クワ、バラ科:サクラ(※KD)、アブラナ科:野菜、マメ科:マメ類、ダイズ(※ZN)
ここの参考写真を眺めまして、翅の黒い点々の感じなどから、アカハラゴマダラヒトリだろう、と考えました。
幼虫の食草からすると、「キハラ」かなぁ。全く自信はありません。
「***ゴマダラヒトリ」といってしまえば間違いははないけど。
★「ヒトリガ」の「ヒトリ」は「一人、独り」ではありません。敢えて書けば「火取り」あるいは「火盗り」ですね。灯火に飛来するので。
ひとり‐が【灯蛾】
ヒトリガ科のガの総称。色彩の美しいものが多い。灯火によく飛来する。幼虫は典型的な毛虫。その一種ヒトリガは、開張5~7.5センチメートル。前翅は暗褐色に白帯があり、後翅は赤色で、数個の丸い青黒色紋がある。
広辞苑第六版より引用
2018.4.30
優美な曲線ですね。木陰の暗いところで咲きました。
サトイモ科です。
中を覗いてみました。白いのは苞です、仏炎苞(ぶつえんほう)というのかな。
中央の黄色い棒が小さな花の集合体です。
ミズバショウとかザゼンソウなどのサトイモ科の花も同じ構造ですね。
後でまた見にいったら。ヒメマルカツオブシムシが歩いていました。
キク科の花で見ることが多いと思っていましたので、ちょっと意外。
奥の方に虫が頭を突っ込んでいるように見えるのですが、確認できませんでした。
引っ張り出しては申し訳ないしね。
ビロードスズメというスズメガの幼虫はカラーの葉を食草にします。
この幼虫が実に「蛇」そっくりなんですよね。かわいい。
私共にとてっては来てくれてもいいんだけど、この頃あまり見かけていません。
↓ちょっと以前の記事。1~6まであります。次々と読めますから、どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-4ba8.html
2012年9月17日 (月) ビロードスズメ幼虫:1
但し、ヘビは絶対嫌だ、という人は見ない方がいいです。
2018.4.29
悲しいご報告になります。
ハクチョウゲの枝の間の少し奥。アシナガバチが巣をつくり始めたようだと妻からの報せ。
足元を片付けて踏ん張りやすくして覗くと、確かに。
フタモンアシナガバチでしょう。メスが一匹で巣をつくり始めた。このままだとやがて働きバチが誕生してきます。
ここは私たちの行動範囲内です。向こうも自分の巣を守ろうとするでしょう。
仕方がない、今のうちに処分することにしました。
長袖シャツの袖を伸ばして腕を守り、手前の枝をそっと切って手を入れやすくして、殺虫剤のスプレーを一二度噴射の状態を確認してから、作業中のハチに向かって一挙に大量噴射。ハチは当然死にました。
巣を切り取って確認したら、何匹かの幼虫がいましたが、これもスプレーを噴射。
後味が悪くて、一日中、気分が悪かった。やりたくない仕事だった。でも、私共も身を守らなければならないので、仕方のないことでした。
2018.4.29
分かりづらいですが、針状の口をタチアオイの茎に挿して汁を吸っているところです。
5.6
これもおそらく汁を吸っていると思いますが、口元はうまく見えませんでした。
↓ここにクサギカメムシの交尾の写真があります。合わせてどうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-9a72.html
2018.4.29
分かりにくいかと思います、私がこの時見たのは、小さな花の割に実は大きいんだなぁ、というポイント。
塔のように立っているのが実です。
5.1
くっきりした影が面白かった。
影を擬人化したりしてみてください。
その上で、単純に上下引っくり返すと
印象が変わるでしょ。
上下の座標軸がひっくり返るだけで、見える世界が変わるんです。
私共の視覚にはどうしても座標軸が必要だという気がします。
宇宙ステーションの無重量環境で重力による上下軸が消えた時、どのような感覚になるのか、興味深いところです。
5.2
玄関先に座り込んだら、脇の鉢のカタバミが面白かった。
花弁がしぼんで今ぬけようとしているのが左の花。
右の花はもう花弁は落ちた後。
真ん中の花では、実が成長し始めています。やがて「大きな塔」になる。
こんな状態のものも。
そしてこうなる。
実が熟しきると弾けて種子を飛ばす。
熟した実に手を触れて弾けさせると痛いくらいの速さで飛んできます。すごいものです。
質量を持つ種子をかなりの速度で射出する。ということはそれだけのエネルギーを果実は蓄えている。
ある種のポテンシャルエネルギーということでしょうね。
光エネルギーから化学エネルギーへ、そして力学的なエネルギーへ。
静かに見える植物ですが、すごい仕事をしています。
2018.4.29
ハクチョウゲがかわいくて、いろいろな角度で眺めていました。
たまたま位置関係から横顔が撮れた。いつも上からなので面白かった。
ん?あれ?花弁が6枚?
君たちは5枚が基本でしょ?
4.30
ハクチョウゲは白い花ですが、つぼみは純白ではないことに気付きました。
木につぼみがいっぱいつくと、なんとなくピンクっぽい感じがします。
ごく薄い茶色のような感じもあります。まぁ「赤」が薄く薄~く混じっている、といえばいいかな。
花の中は白いのですが。
妻に、花弁の数が変なんだよ、と報せたら、あらホントだ、と二人で笑って大騒ぎ。
どう見ても6枚ですが、変だなぁ、形成不全とかでしくじったという感じは全くない。
私はこれでいいのっ、と主張してます。
生殖器官というのは保守的なものだという気もするんですがねぇ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-1c68.html
2012年6月 1日 (金) ムラサキカタバミ
2018.4.28
スーパーの園芸部で見かけて、かわいいわ、と妻が買いました。
5.20
開き始めの色の濃いこと、すごい。
アップにしてみました。
ところで、これペチュニアとどう違うんだ?と漠然と思っていたのですが、ブログに書こうということで検索してみたらナゾが解けました。
サフィニアはペチュニアの園芸品種だそうです。ペチュニア属の花ですから、ペチュニアと属名で呼んでも間違いではないようです。
まずは気づかずにいたこと。買ったときにラベルがあったのですね、ちゃんと見ていなかった。
「SUNTORY SURFINIA 波打つように豪華に咲く」のだそうです。
サントリーはいろいろな品種を作っているからなぁ。その一つなんだ。(青いバラもサントリーでした。)
しかし、「波打つように豪華に咲く」というのがどういう意味なのか、今一つ判然としませんが。
そして検索。
↓季節の花300
http://www.hana300.com/safini.html
サフィニア、ペチュニア(Safinia, Petunia)
(衝羽根朝顔(つくばねあさがお))・茄子(なす)科。
・学名
Petunia hybrida
(ペチュニア)
Petunia : ペチュニア属
hybrida : 雑種の
Petunia(ペチュニア)は、ブラジルのグアラニ語の「ペチュン」という、”タバコ”を意味する言葉が語源。花がタバコの花に似ているため。
・「サフィニア」というのはペチュニアの新品種だが、これは1989年にサントリーが 開発したもの。”サーフ(波)”と”ニア”を組み合わせた名前。
「1989年にサントリーが開発したもの」とありました。「波・サーフ」だそうですが、このサイトでは「Safinia」と表記している。
↓趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-88
1985年ごろからは品種改良に、ほふく性のペチュニア・アルチプラーナなどを利用することで、それまで実生系(タネから育てる系統)のみだったペチュニアに、栄養系(さし芽でふやせる系統)の園芸品種が誕生しました。従来の実生系とは異なり、雨に強く大きく育つため大人気となり、ヨーロッパの窓辺を変えたと称されたこともあります。
・・・
「サフィニア」シリーズ
Petunia Suffinia Series
栄養系品種の元祖。
はは~ん、栄養生殖する品種として開発されたんですね。いろんなことをやるものです。
ここでは「Suffinia」と表記しています。
サントリー自身は「SURFINIA」としています。
こうなると、命名者自身の表記を使うべきかな。
園芸の世界は難しい。
↓そうそう、肝心のサントリーのサイトから
https://www.suntory.co.jp/flower/gardening/lineup/spring/surfinia/
波うつように豪華に咲きあふれる
サフィニア SURFINIA
ナス科ペチュニア属
2018.4.28
花が咲きそうです。3本のつぼみと、それを包むような苞葉が3枚。
まだ地味な色。
5.2
鮮やかな色になってきました。苞葉はまさしく「葉」ですね。
正三角形みたいだと見るか、なんだか顔みたいだと見るか。
5.12
色はどんどん鮮やかになるのですが、まだ本当の花が咲かない。
5.15
「花が咲きました」といえます。
これが花のアップ。
通常は苞葉を花として観賞するわけですが、一応、知識として、本当の花はこれだと知っておくのもいいかしら。
ムラサキカタバミがここでも一緒に写るんだ、と言っていましたので、そのように。
かわいい花です。
↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%AA%E3%82%A2
目 : ナデシコ目 Caryophyllales
科 : オシロイバナ科 Nyctaginaceae
属 : ブーゲンビリア属 Bougainvillea原産地は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である(写真では2つしか見えない)。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。
ブーゲンビリアと言っているのは属名ですから、細かい品種名があると思います。フォローしきれません。
2018.4.28
草むらにカナヘビがいました。トカゲほど素早くは逃げない。
見つかったかな、と草むらの中へおもむろに消えていく。
こんなアングルで写すことができました。写真写りがいい。
5.13
この尻尾の長さ、見てください。
悠然と奥へ消えていきました。
カナヘビには第三の目=頭頂眼があるということを知って以来、どうにもカナヘビが好きになってしまった私です。
カナヘビはどんな世界を見ているんだろうなぁ。
↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-f1da.html
2011年8月18日 (木) 頭頂眼
2018.4.28
蒲田へ行こうと駅へ行ったら、視力検査表のようなものが貼ってある。
ナンダ?と見れば、テロ対策のポスターでした。
「テロの危険、見えますか?」というタイトルで、ランドルト環の間に「爆弾」のようなものが紛れ込ませてあるのでした。
いろんな啓発活動をしているのだな、と感心して一枚パチリ。
↓警視庁の取り組みらしいです
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/heion/antep_mpd.html
テロ対策東京パートナーシップ
更新日:2018年3月23日
官民を挙げたテロを許さない社会づくり
★別件
このポスターの「爆弾」を見ていて思い出しました。
教師になって初めて赴任した中学校。定期考査の時。もちろん開始と終了のチャイムは鳴るのですが、中学生のこととて腕時計を持っていない生徒もたくさんいる。で、試験監督者が黒板に爆弾の絵を描き、導火線を長く描く。で10分くらいを単位にして、導火線を短くしていく。試験終了時に導火線がなくなる、という仕掛け。生徒は笑って利用していましたが、どうなんだろう、今だとなんだか問題視されそうな気もしますね。現在50代の終わりごろの方々の中学生時代の話です。
2018.4.27
妻の撮影。キラキラしててすっごくきれいなクモだった、と。
だからこそ「銀メッキ」なんだよ、と。
妻もこれまでに、多分見かけたことはあるはずなのです。でも、目の前で網を張って間近に見るということがなかったのでしょう。
クモの生態をほとんど知りませんが、「ギンメッキゴミグモ」で検索したら「ナショナル ジオグラフィック日本版」の記事がトップでヒットしまして、衝撃的な内容でしたのでリンクしておきます。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/032200101/
メスの交尾器を破壊するクモ、日本でも発見
メスは破壊に気づかずまた応じることも。クモではよくある行動か
2016.03.23
2018.4.27
イチョウの葉に食痕。葉肉だけ食べてますね。何かの若齢幼虫ですね。
イチョウの葉を食草にする昆虫というのはほとんどいないと思っていました。イチョウとの付き合いは長いけれど、葉が虫に食われるということはほとんどなかったのです。
4.28
翌日、幼虫の姿がちょっと変化していました。
こんな場所もありました。凄い食べ方をする。
葉肉だけをひたすら食べているらしい。私共にとってなじみの深いチョウの幼虫たちはこういう食べ方はしない。縁から齧りとっていく。
なんだろうなぁ、と調べていたらヨトウガの幼虫らしい。↓
https://sizenkan.exblog.jp/13749786/
実は昨年もこの街路樹のイチョウでヨトウガを発見し、注目していた。
H井先生に報告したところ “広食性だけに、ほかに食料がなくて、たまたまイチョウについたとも考えられます” という回答。
それではと、今年もずっと注目していたのだが、やっと現れた。
やっぱりイチョウで繁殖できるのだ。
「広食性」なんて優しい表現だなぁ。イチョウの葉を食うなんて「悪食」といってもいいんじゃないか、と思うくらいです。
ヨトウガのお母さんももうちょっと産卵する場所を選べばいいのに、イチョウに産卵しちゃったんですね。
幼虫はがんばる、さしておいしいとも思わないけど、食えるんだから食う、「我らは広食性のヨトウガである!」
初めての経験でした。この幼虫は「追放」しました。途中で食草が変わっても生きられるのならそれはそれで構わない、ということです。
↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%AC
非常に広食性で、イネ科以外のほとんどの植物を食害する。ヨトウガの幼虫による大きな被害が知られている作物には、アブラナ科(キャベツ、ハクサイ、ダイコン)、マメ科(エンドウ)、アカザ科(テンサイ、ホウレンソウ)、キク科(レタス、ゴボウ)、ナス科(ジャガイモ、ナス、ピーマン、トマト、タバコ)、ユリ科(ネギ)、ウリ科(キュウリ)、セリ科(ニンジン)、バラ科(イチゴ)などが挙げられる。
2018.4.27
ホオズキにつぼみができたわよ、と妻に教えられました。
ふむ、できてる。
5.2
私には上から隙間をぬって見るしかない。
妻はちゃんと横から撮れます。
きれいですね。小さな花ですが、楽しいな。
5.12
葉に食痕がありました。葉の肉を薄く削ぐように食べるこの食べ方は、ニジュウヤホシテントウの成虫・幼虫の食べ方です。{オオニジュウヤホシテントウも同様です。}
ナス科植物を食害するテントウムシとして有名ですね。
妻に報せて、見つけたら「駆除」しちゃっていいよ、と告げました。
さて、どうなるかなぁ。
↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-adc1.html
2016年6月23日 (木) ニジュウヤホシテントウの食痕
https://sizenkan.exblog.jp/16583977/
この流儀と作法は、幼虫にも徹底され、親族のオオニジュウヤホシテントウにも引き継がれている。
2018.5.17
今年最初の花です。
もうすぐ咲きそうなつぼみもいくつか見えています。
以前、白いホタルブクロも見たことがあります。
我が家のは上品な紫で、毎年この時期、楽しみにしています。
http://www.hana300.com/hotaru.html
桔梗(ききょう)科。
・学名
Campanula punctata
Campanula : ホタルブクロ属
punctata : 斑点のあるCampanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。
campanula
►n 〔植〕 カンパニュラ属[ホタルブクロ属] (C-) の各種草本 (bellflower).
[L (dim)〈campana bell; cf. -ULE]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
何日か前の森田さんの気象情報で、森田さんが「真夏夜」について話しておられました。
1日の最低気温が20℃以上の日だそうです。
ただもう、昨今は珍しくもなくなってしまったので、使わなくなったとのこと。「死語」化したようです。
私自身は知らない用語で、森田さんの気象関係蓄積の豊かさを思い知りました。
厚みのないペラペラな予報士さんが多くなってきた現在(失礼)、森田さんのような方は貴重な存在になってきましたね。
さて、そうしたら、昨日5月17日が真夏夜でした。
データ↓
2018年05月17日 東京
最低気温(℃) 21.4 22:38
最高気温(℃) 28.4 15:14
「東京の皆さん、昨日は真夏夜でしたよ~」
7/2:19.8℃
7/3:20.0℃
7/4:20.1℃
夏至を過ぎて10日ちょい、というところですね。
暑くなってきました、気温の変化も大きい、皆様には、どうぞご自愛くださいますよう。
↓定義
夏日 :日最高気温≧25℃
真夏日:日最高気温≧30℃
猛暑日:日最高気温≧35℃
真冬日:日最高気温<0℃
真夏夜:日最低気温≧20℃
熱帯夜:日最低気温≧25℃
2018.4.26
コメツキムシ科であることは間違いない。
種(しゅ)がわからない。微毛は多分特徴になるだろうと、探してみたら、一番似ていたのが
クロツヤクシコメツキでした。
でもなぁ、似た種類はほかにもありそうなので、自信はありません。
暫定的に、ということにしておきましょう。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kometuki_kutoruyakusi.htm
クロツヤクシコメツキ
ところで、コメツキムシって「跳ねる」ことを知っていますか?
子どもの頃は、家に隙間も多かったし、夜、灯りにひかれて虫が飛び込んで切ることはよくありました。その中にコメツキムシもいたのです。
つまんで裏返しというか引っくり返して置くと、しばらくもぞもぞしてから、首を曲げ、それをパチンと反り返らせて反動で跳ね上がる。実際に音がします。で、空中で姿勢を正して落ちてくるのです。面白いから何度も繰り返して遊んでから放してやったものです。60年も前のガキの記憶です。
過去記事↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_c838.html
2008年5月26日 (月) コメツキムシ
↑ここで、以前書いていた「理科おじさんの部屋」というHPへのリンクがあります。
HPはもう閉鎖しましたので、テキストファイルにして、リンクしますので、よかったら読んでみてください。
「Resilin.txt」をダウンロード
クリックすればダウンロードせずに読めるはずですが。
2018.4.26
離れた場所で、近づきようがない。
マガリケムシヒキという肉食性のムシヒキアブ科のアブです。
「毛虫」を引くわけではなく、「毛が曲がった」「虫引き虻」です。
上の写真では「曲がり毛」は見えませんね。
去年も見かけまして記事を書いています↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-43d7.html
2017年5月24日 (水) マガリケムシヒキ
ここで使っている写真は、5月1日と3日でした。ほぼ同じよな時期に出現していますね。
この記事で引用・リンクしているサイトに、再度リンクします。
http://shizensanpo.seesaa.net/article/403204853.html
「曲がり毛」を確認できます。どうぞ。
2018.5.4
自宅周辺のドクダミが咲き始めましたので、「あの八重の」ドクダミもそろそろだろうな、と本屋散歩の帰りに寄ってみたら、案の定。
背の高いトクサの並んでいますので、トクサの間からも。
日の当たっていた花では影が面白かった。
で、妻はこの八重のドクダミを見てないはずだ、と翌日5日、一緒に出掛けました。
5.5
面白がっていっぱい撮影していました。
これも開けば八重の形になるのでしょう。
横から撮れるというのが妻の強み。開いていく途中の姿ですね。
かなり長い時間、二人で騒いでいました。
あの老夫婦、何やってんだろう?とか思われていたかもしれません。
珍しいものを見ると、つい、騒ぎたくなります。好奇心旺盛な老人二人なのです。
↓去年の記事。初めて見たという話など。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-15d2.html
2017年6月16日 (金) 八重咲きドクダミ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-f149.html
2017年6月16日 (金) ラッキー・ドクダミ:1
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-6184.html
2017年6月16日 (金) ラッキー・ドクダミ:2
↓八重ドクダミが主たる目的でしたが、その時にセイヨウオダマキも見まして、記事はそちらが先行しましたのでリンクします。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-1520.html
2018年5月15日 (火) セイヨウオダマキ
2018.4.24
真っ黒な豆を見つけたので摘んで撮影。
軽くつぶすと割れて中の豆が見えました。
鞘の内面は銀色に輝く滑らかな「育児室」です。
5.1
庭でも熟していました。
ねじれていますね。
弾けて豆を飛ばした跡です。
弾ける瞬間を見るなら、熟しきった実をドライヤーで乾燥すると見られるかも、ということです。
下にリンクする youtube で知った知恵です。
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/dispersal.html
種子散布(Seed dispersal)
・・・
自動散布 (autochory)
果実や種子が自動的にはじき飛ばされる。果皮が裂開しようとする力が果皮をつなぎ止める力を越えたときに瞬間的に果実が分解し、内部の種子がはじき飛ばされるものや、果皮が収縮する力で種子がとばされるものがある。カラスノエンドウ (マメ科) やスミレ属 (スミレ科)、フウロソウ属 (フウロソウ科)、ホウセンカ、ツリフネソウ属 (ツリフネソウ科)、カタバミ属 (カタバミ科) などに見られる。
・・・
2018.4.23
池の上に網を張ったアシナガグモ。
ホントに脚が長いでしょ。腹側が見えています。
4.27
23日の写真も、この27日の写真も妻が撮ったもの。
同じような場所を見ているはずなのですが、私は見かけていない。
妻と私の活動時間の違いのせいかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B0%E3%83%A2
昼間から網を張っている場合もあるが、多くは夕方から網を張りはじめ、夜に虫を捕らえる。
私は真っ昼間、12時~1時ころ「昼の散歩」にでます。
妻は夕方や朝方に庭仕事。昼間の気温が高い時は外に出ません。
この差、でしょうね、きっと、私がアシナガグモと出会いにくいのは。
念の為:アシダカグモではありません。アシダカグモは巨大なクモで、網は張らずに待機型の狩猟行動をします。
2018.4.22
妻の買い物散歩での撮影。
白い花の藤。豊かな花盛り。
白い花の藤はちょっと珍しいのかな。
藤は藤色、淡い紫、をよく見ますよね。
ここの管理者は実を稔らせるのかどうか、わかりません。
豆の鞘は硬いし、弾けると痛いし。
小学生の頃、藤豆で「殴り合いごっこ」をしましたっけね。みんなその痛さは知ってますから、適度に殴り合いの形をしてじゃれ合うわけです。小学生の遊び。真剣に殴り合いなんぞしませんよ。
↓この記事で扱ったのは水車そばの藤棚、薄紫の花。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-7b87.html
2018年4月25日 (水) 藤
この藤棚は大田区の管理でしょうけれど、豆は実らせません。切ってしまうようです。危険といえば危険ですからね、特に知らない人には。
↓寺田寅彦の随筆です。お楽しみください。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2339_13490.html
藤の実 寺田寅彦
アゲハ
2018.4.21
アゲハチョウが羽化しまして。
蓋を開けて出してやったら一挙に飛びあがりました。大型のチョウの飛翔力はダイナミックです。とても「ひらひら」なんて表現ではおさまらない。
そうしたら急降下してきて門前のパンジーに。
口吻を伸ばしているのが写っています。
ツマキチョウ
年に1回しかあらわれません。長い間、蛹で過ごします。
よく生きていられるものだと不思議です。
で、もうだめかもしれない、と意識の外にあったのですが、ケースの中の動きが目に入った。
わ、羽化した!
これはメスですね。オスは翅の表面の先端部が黄色い。で「褄黄」なのです。
メスにはそれがない。
飛び立った瞬間を追って妻が当てずっぽうでシャッターを切ったら写っていました。
翅を打ち下ろすときは、腹部が上に上がります。その瞬間ですね。
飛んでいるとモンシロチョウと区別ができない。
とまった時の翅の裏面で確認してください。
2018.4.21
外側は白くて、内側にほんのりピンクの部分もあります。
上品な花です。
検索してみたら、5年前の記事がヒットしました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-885d.html
2013年6月11日 (火) シラン
この時の写真は「2013.5.13」のもの。
かなりずれがありますね。季節の進行具合がずいぶん違ったのでしょう。
前の記事で「ウツギ=卯の花」を扱いましたが。
2018.5.1
今回はまずタニウツギ。これも妻の撮影。
ピンクのきれいな花が咲きます。
これは私も知っていたんですが。迂闊にも「ウツギ」そのものを知らなかったのでした。
さらに、ニシキウツギというのも知っています。
水車のある場所のすぐそばで咲きます。今年は見そびれましたが、以前の記事にリンクしますのでご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-314a.html
2016年5月19日 (木) ニシキウツギ
白い花が咲いて、赤く変わっていくという「二色」の「ウツギ」です。
そうして今回、ウツギを知ったわけです。いろいろあるんだなぁ。
2018.5.8
妻が買い物帰りに撮影。きれいな白い花が咲いていた、と。
この時点では二人ともこの花の名前がわからない。
でも、特徴的な花ですから、きっと有名なんじゃないか。
力任せの花探し。
「季節の花300」というサイトで、「5月から咲きだす花」という一覧を上からずっと見ていくと・・・
ありましたね
http://www.hana300.com/utugi0.html
空木 (うつぎ)
(卯の花(うのはな)、雪見草(ゆきみぐさ))
これだ!そうなんだ!「卯の花」ってこれかぁ。
唱歌「夏は来ぬ」は子どもの頃から知っているのです。でも実物を知らなかった。
妻を呼んで、写真を見せたら、妻は喜ぶ「そうだ、垣根に咲いてたわ」。
写真の花は遊歩道脇のワイヤ製の「垣」に咲いていたのだそうです。
で、私も自分で実物を見たくなった。
5.11
写真右上にワイヤを組んだ垣が見えます。花と葉の特徴をまずは収める。
下向きなので撮りづらいのですが、そうかぁこういう花だったんだ。
垣の向こう側に、こんなもの。
「花殻」というかな、むしろ「実」と呼ぶべきものかな。独楽みたいです。
左の指でつまんで少しだけひねり、花の接写。
オシベの先端部がちょっと面白い形をしているようです。
いやあ、よかったよかった。
こんなところで人生初の花見をしました。
★ところで
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E3%81%AF%E6%9D%A5%E3%81%AC
夏は来ぬ
この歌、5番まであるようですよ。知ってましたか?私は全然知らなかった。1番しか知らない。童謡・唱歌というのは知っているようで意外と知らないものですね。
う‐の‐はな【卯の花】
ウツギの花。また、ウツギの別称。夏。万葉集[17]「―は今そさかりと」うつ‐ぎ【空木・卯木】
ユキノシタ科の落葉低木。各地の山野に自生。高さ1~2メートル。樹皮は淡褐色・鱗片状。幹が中空なための名。初夏、鐘状の白色五弁花をつけ、球形の果さくかを結ぶ。生垣などに植える。材は極めて固く木釘に用い、枝葉の煎汁は黄疸おうだんにきくという。広くはマルバウツギ・ヒメウツギなどの総称。ウノハナ。カキミグサ。夏。〈本草和名〉
広辞苑第六版より引用
2018.4.21
この日は私一人で駅からの帰り道にこの花を見ました。結構大柄な花です。
不思議な花だなぁ。
花弁の付け根の方が「カップ状」になっているような。
わかんないな、と、「不明」と名付けたフォルダに入れておきました。
5.5
この日は、妻と二人、八重のドクダミを見に行こうと出て、この花を見た。
妻は即座に「あら、オダマキだわ」という。「え?オダマキ?」
オダマキは以前に栽培したことがあるのですが(絶えちゃったけど)、もう少し小振りだったような。
花自体はこうです。
で、「カップ状」になっている、と思ったのはそれが後ろへ伸びまして
「距」になっているんですね。
なるほどこの姿はオダマキだ。
帰ってから調べてみたら、たぶんこれはセイヨウオダマキのようです。
花の名前がわかるとホッとしますね。よかったよかった。
素敵な花を知りました。
↓参考
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-51
西洋オダマキの基本情報
学名:Aquilegia
その他の名前:セイヨウオダマキ
科名 / 属名:キンポウゲ科 / オダマキ属
きょ【距】
花にある管状の狭長な突出部。多くは内部に蜜腺を貯える。タチツボスミレ・ツリフネソウなどにある。
広辞苑第六版より引用
NHKのEテレ「にほんごであそぼ」から
「ありがとう」ということばの、いろいろな方言を集めて歌にしたものです。
書き出してみました。
「きのどくな」富山県魚津市
「おおきに」大阪府大阪市
「しかたねんしな」秋田県横手市
「あんやと」石川県金沢市
「みいはいゆう」沖縄県竹富町
「おうきんのう」福井県福井市
「もっけだの」山形県酒田市
「だんだん」鳥取県境港市
「きのどくな」と「しかたねんしな」にはびっくり。
ちょっと想像の外ですね。
http://webun.jp/item/7152488
ここに「きのどくな」の話があります。
秋田の能代市や八峰町の言葉に多少接したことがある身としては「しかたねんしな」という語感はないなぁ。
「あぃしかたね」という表現はあるけど、
https://twitter.com/neiger_akita/status/347692790450360320
Q.あえしか、ってなんですか? A.秋田弁「あい~、しかだねぇ」の省略型。ありゃ~、仕方ないなあ(あらまあ、どうしましょう)といった意味です。この「仕方ない」には、諦めや諫めの意味はなく、いわば許容や納得を前提とした驚きの表現です。恐縮を伴う感謝の時にも使います。へばな。
「だんだん」はNHKの連続テレビ小説で有名になったんでしたよね。
いやあ、いろいろあるもんだ。おしえてくれて「ありがとう」
↓「にほんごであそぼ」ではベベンさん自身が歌いますが、ここでは女性歌手が歌っています。
https://www.youtube.com/watch?v=9DzqNNUP7wo
ベベンのありがとう うなりやベベン作詞作曲 Beben's Arigato song
2018.4.20
細かい毛が生えていてテカテカしていませんが、幼虫も成虫もアブラムシを食べる種類のテントウムシです。
ベダリアテントウとよく似ている、と聞きますが、私は多分ヨツボシテントウしか見たことがない。
↓参考になります。
http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/phymatosternus-lewisii.html
「泣いている顔のベダリアテントウ,笑っている顔のヨツボシテントウ」
↓幼虫図鑑です。平べったい幼虫の姿を見ることができます。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/yotubositentou.html
2018.4.20
タチアオイが大きくなってきたら、クサギカメムシをよく見かけるようになりました。
好みの植物であるらしい。
かなり大型ですね。タチアオイなら汁もたっぷり吸えるでしょう。
4.24
つぼみにとまっていました。つぼみには栄養がたっぷり送られてくるでしょう。
茎の付け根にもう一匹いるような。
よくわかりませんでした。幼虫か成虫かも判断できなかった。
4.27
お、また居た。と思ったらその向こうに
交尾中のペア。体の大きさからいって右がメスですね。
ここでメインに見えているのはオス。
これから産卵して、いっぱい孵化して、でも成虫までたどり着けるのはごくわずか。
それが生態系のバランスというものです。
大目に見てやってください。
2018.4.20
ハサミムシらしきものが走った。
うまく写せませんでした。
甲虫目のハネカクシじゃないと思います。
通称ハサミムシでしょう。種は特定できません。
この頃あまり見かけなくなりました。
肉食性のものが多いと思います。雑食性のものもいるはずですが。
↓参考に
http://www.insects.jp/konbunhasami.htm
ハサミムシ目(革翅目)
[ハサミムシ図鑑]
(7種類)
2018.4.20
ツメクサの花です。
小さいのです。直径5mmあるかな、でもきれい。
ツメクサを認識していても、普段は忘れていて、花をちゃんと見るのは意外と難しい。
今年はラッキーでした。
ナデシコ科です。当然、結実するはずですが、そこまで追跡できたことはない。要するに忘れてしまうんです。いかんなぁ。
↓写真が豊富。ご覧ください。
https://matsue-hana.com/hana/tumekusa.html
2018.4.19
お、咲き始めたな、と撮ったら、向こうの石にダンゴムシ。
不鮮明な写真ですが、せっかく入り込んできたのですから載せてあげましょう。
上から。草丈が低いので私にはなかなか難しい被写体。
ペタンと座り込んで頑張って撮りました。他にこういう姿の花はあまりないでしょう。大好きです。
目 : ユキノシタ目 Saxifragales
科 : ユキノシタ科 Saxifragaceae
属 : ユキノシタ属 Saxifraga
種 : ユキノシタ S. stolonifera
由緒正しい名前ですね。目・科・属・種みんな「ユキノシタ」です。
ユキノシタの栄養生殖
枝が地面をはい、その先端から葉や根が出て、やがて分離して新個体となる植物があります。このように、地面をはって、なかまをふやすための特殊な枝を、ランナー(走出枝)といいます。ユキノシタはランナーをのばして増殖していく代表的な植物です。
イチゴもそうですね。最後に勤務した都立広尾高校の生物・化学室前にあった株をちょっと分けていただいて門柱の裏に植えたら、ずっと毎年楽しませてくれます。よい思い出になりました。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2874
茎や枝による栄養繁殖の違い
↑これは匍匐枝(stolon)と走出枝(runner)」の話です。
2018.4.19
デージーに来たホソヒラタアブ。
左の翅に少し傷みがありますが、問題なく飛び回っていました。
そういうところが人間の技術と生物の能力の違いなんですよね。
飛行機の翼が欠けたら飛べないもんな。
5.6
ビヨウヤナギにて。風の強い日で揺れが止まらなくて鮮明な写真が撮れませんでした。
「眼が赤い」ということに気を惹かれました。
複眼の上部がくっついているのがオス、離れているのはメス、という話は知っています。
そうするとこの記事の2枚の写真のアブは共にオスのようです。
それを念頭に置いて、昆虫関係のサイトを眺めてみますと。
雄の眼は赤い、という傾向があるように思いますが、いかがでしょうか。
雌の眼はもう少し黒っぽいですよね。
アブのマニアの方のご指導を賜りたいのですが。
2018.4.19
黄色い電車だ、と妻が撮影。いつもの黄色い電車とは違ったので、多摩川駅から蒲田行きになって戻ってくるかとしばらく待ったそうですが、来なかった。多摩川駅からさらにどこかへ向かったのでしょう。
これ、検測車 TOQ i(トークアイ)です。
黄色い電車よりもっと稀、いいもの見たじゃん、と二人で笑いました。
http://ii.tokyu.co.jp/train/177/
・・・
点検には総合検測車「TOQ i(トークアイ)」を使用しています。私たちの電気部では、2カ月に1回、「東横線」「みなとみらい線」「目黒線」「池上線」「多摩川線」を2日間に分けて走行しながら、電気設備の状態を測定。HDDに保存した測定データを事務所に持ち帰り、PCの専用ソフトでデータを解析します。
・・・
列車の間隔に余裕のある池上線や多摩川線では、日中に作業を行うこともあります。
TOQ iは2012年に東急電鉄がさまざまな企業の協力のもと開発した検測車です。測定できるデータの精度が以前よりも格段に向上しました。しかも、通常の鉄道と同等の速度で走行しながら必要なデータを測定できるのが特徴です。
・・・
2015年9月現在
4.21
蒲田へ本屋散歩へ行った帰り。ホームに黄色い電車が入っていました。
ついたばかりでしょう、まだ降車中。
この表示、いくつかの表示を順に切り替えているらしいです。
乗ったら、もう桜は終わった後でしたが、車内はまだお花見モードのままでした。全体がピンクっぽいでしょ。
多摩川線・池上線沿線の桜名所の地図。
爺さんがバッグからコンデジ出して写真撮ってても「怪しまれる」ということはないですね。
年寄りの特権じゃ。
降りて見送り。
よい日でありましたよ。
2018.4.19
庭仕事をしていた妻がテントウムシの蛹があった、と連れてきました。
多分これはナナホシテントウの蛹です。で、別に葉っぱを食べるわけではないから枯れてしまったっていいわけで、ケースに入れて観察。
4.27
羽化しました。やはりナナホシテントウですね。合っててよかった。
妻はさっそくアブラムシの多いところへ連れて行って放しました。ごちそうだらけですねぇ。
クロヤマアリもアブラムシのところに来ていたそうです。
接近してますが、別に衝突はなかったとのこと。
アリはアリでアブラムシから甘い汁をもらおうとしているだけ。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-ari_kuroyama.htm
アブラムシの尻を触角でたたき、お尻から出す蜜をもらう代わりに、アブラムシの天敵であるテントウムシ(Harmonia axyridis)を追い払うという助け合いをする。
これは有名な話なんですが、実際にアリがテントウムシと遭遇したときに、テントウムシを追い払うという出来事を観察したことがないんのです、私。困ったな。観察者として未熟です。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400440_00000&p=box
アブラムシをまもるアリ
↑これはFlash Player ですので、ちょっと気をつけてください。NHKですから大丈夫とは思いますが。
2018.4.19
うっかりすると、ニジュウヤホシテントウのような、害虫テントウムシのような気がしてしまいますが。このテントウムシはつやつや光っていますよね。ですからナミテントウの多形の一つだろうと思います。紅型(赤地黒斑紋)でしょう。
4.22
タチアオイの葉で見かけました。これもつやがあって光っていますからナミテントウでしょう。
見つけてすぐに向こう側へもぐっていってしまいました。このあたりはいかにもアブラムシがいそうな感じですね。
ナミテントウは幼虫も成虫もアブラムシを食べる、いわゆる「益虫」です。
ニジュウヤホシテントウやオオニジュウヤホシテントウはナス科植物の葉などを食害します。
で、見分けるポイントは背中に細かい毛があるかどうか、です。
オオニジュウヤホシテントウは毛があってつやがないのです。
ナス科植物を栽培していて、くすんだテントウムシを見たら、害虫と思っていただいていいですが。テカテカしてたらアブラムシを食べてくれますから保護してください。よろしく。
↓このサイトにナミテントウのいろいろな模様のものの写真があります。ここの「紅型(赤地黒斑紋)」というのが私の写真のものとほぼ同じだと思います。
http://yurinoki.main.jp/musi2/namitento-coll.html
いろいろなナミテントウ ☆ 体色・斑紋の違い
(ナミテントウは、幼虫の頃からアブラムシを食べてくれる益虫です。応援してください!)
ナミテントウには、黒地に赤や黄色の斑紋のタイプ、赤地や黄色地に黒い斑紋のタイプがあります。
赤や黄色一色のものもありますが、黒一色のナミテントウは見たことがありません。
赤地に黒い斑紋のタイプは、害虫の オオニジュウヤホシテントウ に似ていますので注意が必要です。
害虫の方は背面が短毛で覆われてツヤが無くくすんで見えます。益虫のテントウムシは毛がなくツヤツヤです。
2018.4.19
園芸的には属名の「アプテニア」で通用しているのかと思います。
垂れた蔓の途中に面白い花が咲きます。門柱の上に鉢が置いてあって、そこから蔓を垂れさせています。
4.20
葉の間から小さな「角(つの)」のようなものが出ていますがこれがつぼみです。
4.24
角の付け根のあたりが弾けて中の赤い花が見えてきました。
4.30
花の上下にもつぼみがあるのがわかります。
今年は当たり年のようで、次々と花が咲いています。
目の前に垂れて咲くので、毎日楽しい。
↓参考
http://www.hana300.com/hanatu.html
花蔓草 (はなつるそう)
・ハマミズナ科(またはツルナ科)。
・学名
Aptenia cordifolia
Aptenia : アプテニア属
cordifolia :心臓形の葉の
Aptenia はギリシャ語で「翼がない」の意味。
2018.4.17
背の高くなる植物ですが、まだずいぶん低いうちにもうつぼみを準備しています。
5.2
緑色のつぼみと、黄色っぽいつぼみがあったので、思わず撮影。
よく見たら茎とつぼみの間にクモがいるようです。種類はよくわかりませんがササグモかなぁ。
5.5
わ、もう咲きそうだ、と、まず目に入ったのがこれ。写真を撮って見まわしたら
少し向こうの方で咲いてました。
タチアオイの季節開始宣言ですね。
5.8
どんどん花が増えています。違う色の株もあるはずですが、今のところこの株が先行しています。
タチアオイというと草丈が3mくらいにもなるし、大柄な花で、なんとなく「夏」の開放的なイメージを感じるのですが。
実は、梅雨の花です。
南の方で梅雨入りが聞こえる頃から咲き始めて、この花が終わるころには梅雨明けが来る。
よくクマバチが来ますね、記憶では。
大型のクマバチが花の中から花粉を降らせることがある。ミツバチにはできない技で、面白いですよ。
2018.4.17
線路柵際や庭や、あちこちでこのかわいい花が咲き始めました。
オシベは8本かな。メシベの柱頭は4つに分かれています。
4.21
草むらに咲くユウゲショウ。肉眼ではピンクの花がいっぱい見えるのですが、撮影するとよくわからなくなるのです。
このユウゲショウの実は雨にあたると開いて中の種子を流し出します。
ちょっと珍しい種子の撒布方法です。
↓そのことを知った時の記事です。是非どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-8b54.html
2014年6月23日 (月) ユウゲショウ・種子(雨滴撒布):1
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-5d73.html
2014年6月23日 (月) ユウゲショウ・種子(雨滴撒布):2
2018.4.17
タマサンゴの花です。もういかにもナス科。
アリが訪ねてきていました。甘いかどうかは知りません。
5.3
実ができていました。これが黄色から赤へと変化していきます。
時間がかかって、最後は冬まで赤い実が見られる。
そこで「フユサンゴ」という名前もあります。
http://www.hana300.com/fuyusa.html
冬珊瑚 (ふゆさんご)(Christmas cherry, Jerusalem cherry)
・茄子(なす)科。
・学名
Solanum pseudo-capsicum
Solanum : ナス属
pseudo-capsicum : トウガラシに似た
Solanum(ソラナム)は、ラテン古名の「solamen(安静)」が語源。この属の植物に 鎮痛作用を持つものがあることから。
ジャガイモの芽の毒は「ソラニン」でしたね。
トウガラシの辛味の成分は「カプサイシン」、トウガラシ属の学名 Capsicum に由来するのでした。
pseud-, pseudo-
►comb form 「偽りの」「仮の」「擬似の」
[Gk;⇒PSEUDO]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
「pseudo-」はギリシャ語由来だそうです。
英語ではよく使われている接頭語です。覚えておくと便利かも。
2018.4.25
オタマジャクシが成長している池に蛇が!アオダイショウの幼体ですね。
こんな蛇。
成体になると顔つきというかな、変わってきます。
4.29
私も見ました。しばらく見ていたのですが潜ったまま水面に顔を出さない。
長い時間息をしないでいられるらしい。酸素消費量が少ないのですね。
で、オタマジャクシをあまり見かけなくなってしまった。全滅したか?と思っていたら、違った。
朝に池を見ると結構うじゃうじゃオタマジャクシがいます。昼になると池の底の方でじっとしているようですね。
でまあ、ホッとしたわけです。
そして6日には脚の出始めたオタマジャクシがいましたので、まあ、相当な数のカエルが旅立つでしょう。
トカゲもいるし、前途は多難ですが、何匹かは成長して「ふるさとの池」に戻ってくるかもしれません。
人間のような恒温動物はエネルギー消費が大きい。何せ生きている限り熱を発散するんですからね。
ところが、昆虫もそうだし、両棲類、爬虫類などは非常に省エネの生活をします。
一度、相当量の餌を食べると、かなり長い間何も食べなくていい。
人間なんか日に三食なんてやってますが、ヘビは一週間とか一月とか食べずにいることもある。
餌のオタマジャクシがいっぱいいるからと言って、毎日毎日食べて食べ尽すまで食べて、ということはしないのですね。
特に食い意地が張っているのはまあヒトだけでしょう。
人間の胃袋に狙われたら動物種が消滅することもありますもの。
↓以前の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-b9d0.html
2015年5月28日 (木) アオダイショウ
2018.4.16
赤いのが走って行った、多分カメムシ、と妻の撮影。これ一枚。
確かにカメムシの仲間ですが。あまり頻繁に見かけるタイプではない。
調べてみたらサシガメ科のアカシマサシガメのようです。
肉食性なんですね。じっくり撮れたらよかったのに、残念でした。
http://www.g-hopper.ne.jp/free/fukuda/photo_zukan/kamemushi/pz_akashimasashigame-01.htm
カメムシ目 サシガメ科
アカシマサシガメ Haematoloecha nigrorufa本州から南西諸島にかけて分布する。赤いサシガメは数種おり、本種はそのひとつ。昆虫やヤスデなどを口吻で刺して麻痺させ、体液を吸う。
https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/yama/news/2017/170505haematoloecha.htm
ところで、この虫の胸部(正確には前胸背)には縦と横に溝が刻まれ、独特の模様を成している(写真2)。その形が「福耳のお地蔵さま」に見えてしまうのは私だけだろうか。
こういう記述がありますので「写真2」というのを見てみませんか。なるほどなぁ、と思いますよ、きっと。
2018.4.14
ガレージの隅で黄色い花が咲いていました。草丈は低く、花も小さい。
よく見ると菜の花にそっくり。でも多分これはセイヨウカラシナ。
いくつかの識別点はあるのですが、今回は花が「H」形に見えるという点で判断しました。
↓以前の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-f19b.html
2016年4月12日 (火) セイヨウカラシナ
「セイヨウカラシナの花は十字というよりもH型のように見える。」
ただね、これまで2年かな、セイヨウカラシナを見たのですが、それは線路柵そばで、草丈は1mを少し超すくらいの結構大きな株でした。今回のは、草丈が20cmあるのかな、低い。それと場所がね、何でこんなところに?花の時期も少し遅いなぁ。
種子が土に紛れてここに来たということはなさそうなのですが。
不思議な感じです。
2018.4.14
ヒゴクサの花が咲いています。って、これ、花です。
上の黄色っぽい部分が雄性花穂、下の白い糸が絡んだようなのが雌性花穂です。
これは雄の方がまだ開いていない状態。
日当たりのよくない、水辺などが好きなようです。ある年、突然池のほとりに姿を現しました。
どうやって我が家へたどり着いたものやら、よくわかりませんが、以来、毎年開花します。
5.2
実が大分熟してきたところです。
普通の花と違う、不思議な雰囲気の花ですね。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%92%E3%82%B4%E3%82%AF%E3%82%B5%28%E7%B1%A4%E8%8D%89%29-119496
ヒゴクサ(籤草) ヒゴクサCarex japonica
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
Carex japonica
カヤツリグサ科の多年草。東アジアに分布し,日本全土に普通にみられ,丘陵地や平地の林に生える。高さ 20~40cmで,葉はおおむね根生するが上の1個は茎上につく。扁平で下面に白粉を帯びる。花は4~6月,茎頂にまばらにつけ,小穂は2~4個。頂小穂は雄性で線形をなし,その下方に楕円形の雌性花穂をつける。
6日の朝日新聞・天声人語の一部を引用します。
(天声人語)桜を守る(朝日新聞デジタル 2018年5月6日05時00分)
今年、沖縄県の南大東島で緋寒桜(ひかんざくら)が咲き始めたのは1月7日である。以来4カ月、桜前線はいま、北海道の道南や道央を過ぎ、日高山脈も越えて道東にさしかかりつつある▼道東を代表する釧路市あたりでは、本州でおなじみの染井吉野(そめいよしの)をほとんど見かけない。主役の座にあるのは蝦夷山桜(えぞやまざくら)だ。冬の寒さに耐え抜き、濃い紅の花を咲かせる。蝦夷山桜のほか、千島桜(ちしまざくら)、地元で開発された釧路八重なども春の街を彩る▼・・・
「桜前線」とか「紅葉前線」とか、そういうの、好きですねぇ。目の前の植物たちを見ていれば十分でしょうに。
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/
気象庁が行っている生物季節観測の表を北と南の地点について一部引用します。省略した地点ではソメイヨシノ、代替種目が書いてないのもソメイヨシノです。
さくら
地点名 代替種目稚内 えぞやまざくら
留萌 えぞやまざくら
旭川 えぞやまざくら
網走 えぞやまざくら
札幌
岩見沢 えぞやまざくら
帯広 えぞやまざくら
釧路 えぞやまざくら
根室 ちしまざくら
室蘭
浦河 えぞやまざくら
江差
函館
倶知安
紋別 えぞやまざくら
広尾 えぞやまざくら
新庄
青森
八戸
秋田名瀬 ひかんざくら
与那国島 ひかんざくら
石垣島 ひかんざくら
宮古島 ひかんざくら
久米島 ひかんざくら
那覇 ひかんざくら
名護 ひかんざくら
西表島 ひかんざくら
南大東島 ひかんざくら
ソメイヨシノは結実しませんので、日本中のソメイヨシノは全部クローンと考えてください。
ですから、気温の変化に対してすべてが同じように反応して開花に至るので、気温の変化状態を開花状態として可視化できるのです。多様性がないからこその開花前線ですね。ある意味ではちょっと異常なことではないか、と私は感じてしまいます。
「開花前線が北海道にも達した」というのも変かな、と思います。ソメイヨシノではないのでね。
「北海道でもエゾヤマザクラが開花した」というべきでしょう。
カエデの「紅葉前線」も似たようなものです。イロハカエデを主として、他のカエデも使っています。
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/phn_014.html
かえでの紅葉日とは、標本木全体を眺めたときに、大部分の葉の色が紅色に変わった状態になった最初の日をいいます。
いろはかえでは東北地方南部から九州地方の山地に広く自生する落葉樹ですが、秋の紅葉が美しいため各地の公園や庭園に植えられています。
かえでは主としていろはかえでを標本木としますが、いろはかえでが生育しない地域では、やまもみじ、おおもみじ、いたやかえでを観測します。
いろはかえでは紅葉の他にも、落葉日を観測しています。
生物なんですからね、雑多なのがいいんです。あまりにも均質なのは気持ち悪い。
「まだ本格的な夏ではないけれど紫外線に注意」
今の時期、気象予報士さんたちがよくこういいます。
まだ夏じゃないんだけど、紫外線は夏並みですよ、とね。
以前にも掲載したことのあるグラフです。
別の形で表示するとこうなります。
立夏から夏至を経て立秋まで、太陽南中高度は7度上がって7度下がるだけ。
アナログ時計の「1分=6度」ですからね。
立夏から夏至まで文字盤の1目盛りちょいしか高くならないんです。そして立秋までも1目盛りちょいしか低くならない。
というわけで、夏至のころとそう変わらない紫外線が降り注ぐのは当たり前なんです。そのようにご了解ください。
影の長さで示すとこうなります。
棒の長さを「1」とした時の影の長さです。立夏→夏至→立秋と影の長さ変化は小さいですね。
で、紫外線対策は必要でしょうけれど、気にしすぎるのもなんだかなぁ。
紫外線を遮断しすぎて骨の成長に影響したり、骨粗しょう症になってしまったら元も子もない。
「適当に」というのが大事だとおもいます。
↓私のこのブログで関係したようなのにリンクしてみました。どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-bf4b.html
2017年5月19日 (金) 夏至前後
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-2786.html
2012年6月19日 (火) 光の季節
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-dc5a.html
2017年9月23日 (土) 秋分の日
★気象予報士さんたちの知識不足が露呈するのが「四立」ですね。
5月5日は立夏でした。そうすると必ず「暦の上では」という枕詞と共に「暦の上では夏が始まりました」とおっしゃる。
「暦の上では」という言い方は、まだ実際に夏ではないのに「立夏」というのは変だ、古い暦だから仕方ない、というニュアンスを感じますよね。特に立秋の時はもう大変。2018年では8月7日が立秋です。「このクソ暑いのに秋が立つなんて、古い暦はどうしようもない」という感じで皆さん語られますよね。
ところで、理科年表を見ますと
立夏:太陽黄経 45度:5月5日 22時25分
なのですが、これ、どういう意味か、説明できるかなぁ。
もちろん地球が太陽の周りを公転しているのですが、地球から天球を眺めると太陽が回っていくように見えます。単に相対的な関係ですので、天動説を持ち出そうというわけではありません。
↓地球から見ると
この春分の位置を角度の原点にとりまして、45度進んだところが「立夏点」なのです。で、その立夏点を含む日を「立夏」と呼んでいるわけです。今年の場合、5月5日22時25分が立夏点通過である、というのが理科年表の内容です。
つまり立夏というのは、太陽の位置について「45度日」という名前でいいのです。夏至は「90度日」・・・。
味気ない事は確かです、ですから、季節感を盛り込んだ命名をしてあるわけですね。
二至二分についてはまず誰が命名しても同じでしょう。
春分 @1 夏至 @2 秋分 @3 冬至 @4 春分・・・
ここで@になっている45度区切りのところをどうしましょ。
春夏秋冬の「前」なのですから「立」をあてるのはごく至当なことではないでしょうか。
こういう風に、二至二分四立は詩的な名前を持つ太陽暦なのです。
ですから、私たちが使う普通の太陽暦のカレンダーでは、毎年ほぼ同じころに二十四節気がくるのです。
月の暦ではこうはいきませんね。季節を生み出すのは太陽ですから、月の暦に太陽を書き込んだのが二十四節気七十二候。
名前がなければ概念が作れませんから、名前は必要。でも、つけた名前に引きずられ、名前の意味にとらわれてしまってはいけません。
基本はドライな(「無味乾燥な」でもいいです)「太陽の位置」のカレンダーなのだということをご理解ください。
{科学用語というのは、意味を限定します。でないと正しく科学上のコミュニケーションができませんからね。科学用語は詩の言葉ではないのです}
★「夏も近づく八十八夜」
大雑把な見方も便利です。365日かけて360度を一周するのですから、「1日1度」です。「約」ですけどね。
立春から太陽が90度進むと立夏。つまり、立春から約90日経つと立夏なんです。
ですから、八十八日ならもうすぐ立夏=夏も近づく八十八夜 なんですね。
今年の八十八夜は5月2日、立夏が5月5日。確かにそうなっていますよね。
二百十日とか二百二十日というのも立春から数えた日数。立春から210~220度太陽が進んだ頃。
約7カ月。2月初旬の立春から7カ月たつと9月でしょ。これは確かに台風シーズンだ。
月の暦で「9月は台風シーズン」といってもダメなんですよ。閏月が入ってしまうことがあるくらいで、きちんと台風シーズンを示すことができないんです。ですから、太陽暦を使って警戒を呼び掛けているわけです。
↓参考
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yoss/moon/ikkes42.html
現在の太陽黄経 ( 二十四節気 雑節 十二星座 )
二十四節気は、太陽の運行に基づいたもので太陽暦です。太陰暦は1年で11日、1太陽年とずれていってしまい季節と合わなくなってしまいます。このため季節に合わせるための補正を行うものを太陰太陽暦と言い、古代バビロニアの時代から行われてきました。太陰太陽暦では、閏年には1年が13ヶ月あり、暦の日付と季節の関連が毎年違うことになり、二十四節気が考案されました。太陽暦なので、現行のカレンダーの日付でほぼ固定しています。1日程度の変動があるのは、天文現象なので日付を挟むことがあるからです。
節気の名称は、天文現象に対して無機的なものでなく、詩的な情緒ある名付けをしたもので、現実の地表上の気象現象から命名されたものではありません。二至二分が始めにあり、分割の過程で名付けがなされました。これを本末転倒して、字義から論ずるのは誤りです。
そう言う意味では、八十八夜、二百十日はずいぶんストレートなネーミングと言えます。
2018.4.13
みごとに花が立っています。これほどのものを見るのは珍しい。
高校生物では裸子植物の生殖の話で登場します。
「裸子」というのは受精によって種子ができるけれど果実はできない、ということですね。
マツの場合、受粉から受精まで13カ月かかる、なんて話題もありましたね
↓中学の理科のサイトです。ご存知の方はもういいんですけど、よかったらどうぞ。
http://media.qikeru.me/pine-tree-structure/
六郷用水跡の水路の向こう岸。
筍が生えています。毎年見かけるのですけれど、掘りに行くわけにはいきません。
すごい勢いで成長するようすを眺めるだけです。
筍の先端部を煮込むとおいしいですよ。あまりポピュラーな料理ではないかもしれないけど。
梅の実。私、アルコール飲料を飲まなくなってもう30年くらいかな。で、梅酒もつくらなくなって久しい。
替わりに、あのガラス瓶で「ラッキョウの酢漬け」を毎年作って楽しんでいます。市販品より大幅に砂糖が少ない。刺激的ですが、おいしいです。
しょう‐ちく‐ばい【松竹梅】
①松と竹と梅。三つとも寒に堪えるので、中国では歳寒の三友と呼んで画の題材とされた。日本では、めでたいものとして慶事に用いる。
(②は省略)
広辞苑第六版より引用
別にランクではないんですけどね。
2018.4.13
プレートが一部隠れていますが、おおよその見当はつきますね。
これがその花。
解説がなければ、アセビの仲間かなと思ってしまいそうです。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-906
形態:低木 原産地:北アメリカ
主に栽培されているのは、厚く光沢のある常緑の葉をもち、枝が弓状に伸びるセイヨウイワナンテン(Leucothoe fontanesiana)で、主に葉が観賞されます。イワナンテン
Leucothoe keiskei
日本原産の小型の常緑低木。岩場などに着生し、枝垂れて生育する。2cm程度の花が枝先に数個咲く。山野草として鉢栽培されることが多い。
2018.4.13
クロヤマアリですね。
触覚で何か探っている様子。味見をしているのかな。
口をつけるだけが「味見」ではないことがあるのです。
チョウのメスは産卵に適した植物かどうか、前脚で葉を叩いて味見しています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-5d93.html
2011年10月17日 (月) 昆虫の視覚、嗅覚、味覚など
★昆虫の味覚について、少し。
味覚器官は口器のそばにあることもあります。
ハチやアリでは触覚にあります。
ですから、アリが触覚で何かを叩いているときは「味見」しているのかもしれません。
アブラムシのところへやって来たアリがアブラムシを触覚で叩いたりしていたら、アブラムシの分泌物の味を感じているのでしょう。
Eテレ「0655」から。
2018.4.13
日めくりは「12」で、その左右にAとCがありますよね。
これは問題ない。
では下の写真をご覧ください。
左右にあるAとCのせいで、その間にある「13」が「B」のように見えませんか。
じっくり見れば「13」ですが、パッと全体を見てしまうと、ABCと並んでいるように感じる。
「文脈効果」というのだそうです。この番組のスタッフはいろいろ丹念に調べていますね。
提示された出来事も面白く楽しいけれど、番組スタッフの裏での努力が感じられて、私こういうの大好きです。5分間の番組ですが、誠実で中味が濃い。敬意を表します。
↓文脈効果について。
https://psychoterm.jp/basic/cognition/05.html
文脈効果は、知覚・認知・言語・記憶に関する概念で、その前後関係から対象となる刺激の知覚過程が影響を受けることです。
http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E6%96%87%E8%84%88%E5%8A%B9%E6%9E%9C
↑ここには「A13C」の他にもう一つ、図がありますのでよかったらご覧ください。
2018.4.13
これね、私としてはナデシコかな、と思うわけですけど。
ナデシコ属ではあるのは間違いないでしょうね。
5.5
セキチクといった方がいいのかなぁ。
園芸の方では品種が多いものだから、属の名で呼ぶことも多いですね。
ですから「ダイアンサス」と属名で呼んでおけば間違いではないけど。
正直なところよくわかっていない私です。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-140
ナデシコ(ダイアンサス)の基本情報
学名:Dianthus
和名:ナデシコ(撫子)
科名 / 属名:ナデシコ科 / ナデシコ属(ダイアンサス属)特徴
ナデシコの仲間であるダイアンサス属は、世界に約300種が分布しています。やさしい草姿に可憐な花を咲かせ、香りも魅力です。カーネーションもダイアンサス属に含まれますが、通常はカーネーションを除いたものを総称して「ダイアンサス」と呼んでいます。わが国では、秋の七草の一つであるカワラナデシコをはじめ、ハマナデシコなど4種が自生し、このほか、ヨーロッパ原産のタツタナデシコやヒメナデシコ、中国原産のセキチク、北米原産のヒゲナデシコなどが古くから観賞用に栽培されてきました。品種も多く、種間交配によってさらに多くの園芸品種が育成されています。
2018.4.12
花は色を失ってきましたが、緑が濃くなってきた。
いい色ですね。
常緑低木だそうで、これから日差しを浴びて成長するでしょう。
ラベンダーも木本ですよね。ラベンダーは以前から育てていてずいぶん株が大きくなってきました。
カルーナもこれから大きくなってくれるでしょう。楽しみです。
↓参考
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-650
カルーナの基本情報
学名:Calluna vulgaris
和名:ギョリュウモドキ その他の名前:ヒース、四方柏(しほうはく)
科名 / 属名:ツツジ科 / ギョリュウモドキ属(カルーナ属)・・・
カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースとも呼ばれる1属1種の常緑低木です。クッション状にこんもりと密生して茂り、学名のCallunaは「掃く」という意味があり、この枝でほうきをつくったことに由来します。
2018.4.12
ハルジオンの花に小さなハチらしき昆虫。
ハルジオンは「頭花はつぼみのとき下に垂れる」と雑草図鑑に載っていましたので、それを頼りにヒメジョオンと区別しています。
もう一つ識別ポイントがあるようです。
ハルジオン:茎は中空、葉の基部は茎を抱く。
ヒメジョオン:茎は中実、葉の基部は茎を抱かない。
ご利用ください。
あれ、今度はカメムシだ。
ホソハリカメムシかハリカメムシでしょうけれど、私、よくわかっていないので、決められません。
4.17
つぼみはピンク、花火が弾けるみたいに白い花を囲むのが楽しい。
4.19
ホソヒラタアブがきました。
アブの方は一心不乱に花を舐めている。この時、モニター画面を何かが横切ったことは意識していましたが何かはわからなかった。PCに取り込んで眺めたら、これは小さなハチのようですね。全くの偶然。こんなこともあるんだな。
4.26
私の意識では、ハルジオンとヒメマルカツオブシムシとがセットになっています。
この日、そのセットが成立。
これが嫌われ者のヒメマルカツオブシムシ。
幼虫が乾燥した動物性の繊維などを食べるんですね。
「鰹節」も食べるんでしょう、きっと。でもそれよりも、服に穴を開けるというので嫌われるわけです。
乾燥したたんぱく質なんか食べてて、水分は大丈夫かい?と私などは思いますが。多分「代謝水」で生きられるのでしょう。
1月末の皆既月食の日に、天文関係の特集がありまして
3年ぶり皆既月食、どう見る? 7月は火星が大接近(朝日新聞デジタル 2018年1月31日14時40分)
約3年ぶりの皆既月食や15年ぶりの火星の大接近など、今年は注目の天文イベントが目白押しだ。好条件の流星群が多いほか、探査機「はやぶさ2」も小惑星「リュウグウ」に到着する予定だ。
・・・
で、皆既月食で騒いだわけです。で、多分多くの方が見逃したのではないかと思うのですが・・・
火星の大接近の解説の図なんです。それはそのまま火星の逆行の図でもありました。
ほらね。
火星が西側から順行で進んできて、逆行に入り、また順な方向の西の方へ進んでいく。
これ、中学校理科の第2分野で習いませんでしたか?
手元にあった昔の中学校理科の学参からです。
この図では4から5のあたりで接近になっていますね。
↓ところで、これ何の図でしょう?
ガリレオが描いた図です。
40年以上昔に買った本の挿図なのです。ガリレオの原本にある図を描き直したものです。
「天文対話 下」ガリレオ・ガリレイ著、青木靖三 訳、岩波書店
昭和36年4月5日 第一刷発行
昭和47年1月20日 第六刷発行
購入:73.03.17
こういう歴史的な視野を意識しながら、今年の火星大接近を見たらまた素敵な経験ができるかもしれませんね。
★ガリレオの「天文対話」という本は「対話」となっていますが、実は2人の対話ではなく3人の対話、ある種の「鼎談」なんです。コペルニクス説を代表する人物「サルヴィアチ」、プトレマイオス説を代表する「シンプリチオ」、専門的学者ではなく良識ある市民「サグレド」という3人です。日本の「討論」は「言い合い」みたいなものですが、認識を深める「対話」という形式は古くから根づいているのですね。
★古代の天文観測の精度についても思いを致してください。
逆行というと、短期間に惑星が行ったり来たりするような気がすると思うのですが、実は何カ月もかけて継続的に観測して分かる現象なのです。昔の人はそれを「肉眼で」実行していた。ですから単純な天動説では逆行が説明できなくて、周転円の導入などをしたわけですね。
毎晩毎晩観測を続けて、図の中に星の位置を書き込んで記録したのでしょう。
昔の技術は低かった、現代は高度な技術があるなんて思いあがらない方がいい。
天動説だって、精密な天体観測の上に成り立っていたのです。
現代は優れた時代だ、などといえるかな?私にはそんな観測能力はありません。
現代人は何でもわかっているつもりになっていますけれど、こういう地道な努力を忘れている気もします。
可能なら、今から観測を初めて、8月くらいまで続けて、自分で「逆行」を観測してみませんか?
★惑星といいますが、惑星は何を「惑って」いるんでしょう?「惑う星」ってナンダ?
実は、天球上で配置が変化しない「恒なる星」の間を「惑い歩く星」なのです。「遊星」という訳語もありましたね。
planet
{名詞}天文 惑星,遊星.
パーソナル英和辞典より引用planet
►n
1 〔天〕 惑星
2 先覚者,《知的》指導者;《先駆となる》りっぱ[偉大]なもの.
[OF,<Gk=wanderer]
リーダーズ英和辞典第3版より引用πλανητης(プラネーテース):さすらう者、彷浪する者
[地]Planet 遊星、惑星
科学用語 語源辞典 独-日-英 ギリシャ語編、大槻真一郎 編著、同学社 昭和50年5月1日 初版発行 より引用
★本の紹介
「曲線の秘密 自然に潜む数学の真理」松下泰雄 ブルーバックス B-1961 2016年3月20日{注: 「巻」の「己」が「氺」になった「やす」 です。}
極端に難しい数学ではないのですが、内容をきちんと理解するには、かなりの粘り強さが必要な本です。
でも、とっても楽しい読書体験ができると思います。
この中にコペルニクスやガリレオの話があり、ガリレオの天文対話の原図が転載されています。
コペルニクスの「天体の回転について」から地動説の宇宙像の図も転載されていて、ここでは衛星を伴うのは地球だけになっています。
そしてガリレオの「天文対話」中のコペルニクスの宇宙像の挿図も転載されていて、ここでは、木星に4つの衛星が描き込まれています。ガリレオが自分で発見した衛星ですね。
★おまけ
衛星 satellite
語源は、ラテン語の「satelles」で、意味は「attendant, follower」
のようです。手元のラテン語-英語辞書で調べてみました。
2017.12.31
フォルダの中に置き忘れていた写真。
鐘の真下に猫がいる。まるでアインシュタインのようだ。
って、何の話かわかります?
↓京都新聞 2006年12月25日の記事です。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/special/omoshiro/shikake13_02.php
知恩院の重文 アインシュタインも見学
・・・
もう一つ。知恩院の大鐘には有名なエピソードがある。相対性理論で知られるアインシュタイン博士が1922(大正11)年に知恩院に立ち寄った。大鐘の直下に立った後、鐘を打たせた。鐘の真下では、音波が相殺して無音の場所ができることを証明したのだという。記者も実際に鐘の真下に立って、鳴らしてもらった。「無音」ではなかったが、確かに音は小さく感じた。
このアインシュタインの逸話そのものはかなり後になって知ったのですが、鐘の真下、あるいは鐘の中の中央部では音はほとんど聞こえない、ということは小学生のころかなぁ、に知ったのです。
鐘の音ってずいぶん遠くからも聞こえる大きな音ですよね、その大きな音を発する鐘の中に入ったら鼓膜が破れたり、突発的な難聴になったりしないか、と心配になりますよね。
ところが、NHKのラジオ放送でこの実験を聞かせてくれたのです。
鐘の中の中央部にマイクをスタンドかなにかで立てて、外から鐘を撞いたのですね。
その録音を放送で流した。ゴンというかコンというか乾いた音が聞こえただけでした。
単純化した図を描いてみました。
黒い円が鐘の断面の自然な状態。それを撞木で撞くと赤い線の形にまず変形します。
中央では圧縮と膨張が重なります。
その後の変形で、今度は圧縮と膨張が反転して、中央ではそれが重なります。
この図は理想化しすぎです。実際の鐘は凹凸があって質量分布にむらがあり、こんな単純な振動ではなく、複数の振動が重なったような状態になります。だからこそ「うなり」も生じるわけですが、そのあたりはここでは省略。
京都新聞の記述「音波が相殺して無音の場所ができる」というのはこういうことなのです。
実は教師になって工業高校で化学と物理を教えていた頃のこと。理科教師4人で旅行したのです。
そうしたら、観光地のあるお寺で、鐘を自由に撞けるところがあった。それを見た私、さっそく鐘の下へ入り込んで外から撞いてもらった。周囲の観光客の冷ややかな視線が忘れられませんね。あのバカ、何やってんだ、耳を悪くしても知らんぞ、という眼差しが突き刺さってきましたっけ。でも、本来物理専門の同僚が、あ、あいつあれやってらぁ、と駆け上がってきて二人で鐘の中で音を聞いたのでした。わかる人にはわかるんだよなぁ。
実際の感覚は、撞木が鐘に衝突したという感じのコンという乾いた弱い音が聞こえました。小学生の頃に得た知識を教師になって実験してみたわけです。理科教師の真髄は好奇心にあり、なのです。
お勧めはしません。鐘の性質によって聞こえ方が違うかもしれませんし、安全を保障しきれませんので。
耳栓をして、自撮り棒の先端のスマホで動画撮影でもして、一緒に録音してみる、というのなら、まあいいかな。
★どういう番組だったか覚えていないのですが、昭和30年代のNHKラジオは優れてたなぁ。
鐘の音を聞いたのと多分同じ番組で、ウンカの発する音、というのを聴いた覚えがあります。
ウンカは植物の茎を叩いて振動を起こし、それによって雌雄が交信するのです。それをラジオで聞いちゃった。
稲の茎かな、そこにマイクロホンをつけて、ウンカの発する振動を音として録音してラジオ放送で聞かせてくれたのです。
そういうのを聞いてしまうと「納得」してしまいますよね。
科学番組では常にそういう「本物」を提供しなければなりません。理科授業もまた。
最近のテレビの教育番組のレベル低下は嘆かわしいですね。
説明はそれぞれの年齢で異なるでしょう。だからといって本質を忘れちゃ困る。10年後に再度学んだ時に、あの時先生はここまで踏み込んだ内容を提示していてくれたんだ、という授業をしたいと目指していました。「10年後に効き目の出る授業」ができたかどうか。わかんないな。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyubyochu1955/28/0/28_0_113/_pdf
邦産3種 Sogatella属ウンカの寄主植物分化と腹部振動波による求愛歌の特徴
.雌雄の腹部振動による求愛歌ICHIKAWA(1979)により,セジロウンカは腹部振動VLよる求愛歌を発し,それが寄主植物上を伝達して,雌雄間の交信が成立することが明らかにされている。
「虫たちの生き残り戦略」安富和男 著、中公新書1641、2002年5月25日発行
p.94
振動で呼び合う トビイロウンカ
セミのオスは発音器官からだす鳴き声でメスを誘うが、セミに近縁なウンカはイネの茎葉に振動を与えて雌雄の呼び合いを行う。
トビイロウンカのメスはイネにとまりながら腹を上下に振動させる。その振動が茎や葉を伝わってオスに届くと、オスは腹部第一、第二節の背板を上下に振動させて応答し、メスのところに歩み寄って交尾が成り立つ。脚先の褥盤には感覚毛があり振動信号を受容する。
・・・
今年4月までの気温などのグラフをまとめました。
気温 2018
4月に9回も夏日があるのは新記録です。
1998年の4月に6回という記録がありましたが、それを抜きました。
平年差 2018
縦軸を伸ばす必要が生じました。
この変動の大きさは強烈ですね。
2月初めに平年より3℃度も低かったのが、4月の初っ端に7℃近くも平年より高くなってしまった。
平年差 2017
「今日までの10日間はどうだったかな」という同じ方法で移動平均をとった2017年のグラフです。
平年値に対して±5℃で収まっていますでしょ。これまでずっとそうだったんです。
それが今年初めて+7℃まで変更しなければならなくなった。
これがどういう意味なのかはわかりません。軽々に「地球温暖化」とは言いたくない。
若い方々が経験を持続的に積み重ねて判断してください。
湿度 2018
50%のあたりを挟んで、のこぎりの歯のような変化を繰り返しています。
この先今年はどうなっていくのでしょうね。
感覚的には「雨が降る時に強風も吹く。『嵐』が多いなぁ」と思っています。
2018.4.21
夜7時前の気象情報での、今日の最高気温の「結果」表示です。
珍しく「26.0℃」と表示している。気象予報士が作成したのかな。
でも読むときは「26度ちょうど」です。NHK流儀。
館林の気温を読むときは「29度8分」です。※1
7時のニュースでは。今日の最高気温の「結果」としてこの表示です。
有効数字というものをNHKは知らないのか!?
読むときは「26度ちょうど」と読むんですね。
「26.0℃」と書けば、科学では「26度ちょうど」のことなんです。っ。
最後のところに「ゼロ」がつくのが気持ち悪いんですねきっと、NHKは。
位取り記数法の「0」と、有効数字の「0」がちゃんと理解できていないんですよ、NHKさんは。もう。
ゼロって「ない」ことなのに、末尾にゼロをつけても意味がないんじゃないか、と思ってませんか?
4.22
またやってる。「ちょうど」を表示できないんだから。「30.0」と書けばいいだけの話なのに。
これでは、栃木の観測所の温度計の精度が低いんだ、になってしまうことを理解していませんね。
これはこれでよいのです。予想ですから、予想は確定ではない、必ず不確定な幅があるのです。この場合の幅は1度の桁のところにあるわけです。。
気象庁自身も週間予報では気温の予想値に幅を持たせてあります。気象庁のサイトでご覧ください。
5.1
まただ。もういい加減にしてくださいよぉ。
有効数字も理解できない表示では中高の理数の勉強の妨害になるだけじゃないですか。
情けねぇ。
※1
「~~度~~分」もやめてくれませんか?
医療関係の体温についてだけは慣例的なものだから仕方ないでしょう。ホントは体温だって「36.5度」とか言ってほしいけど、我慢します。
気象って科学の分野でしょ。だったら、「~~度~~分」はやめて「~~点~~度」と言ってくださいな。
もう、気持ち悪くって仕方ない。民放では「~~点~~度」が多いと思うけどな。
影響力の大きなNHKがこれでは困るんです。何とかしてください。
2018.4.12
線路柵内に自生しているヤグルマギクが咲き始めました。
家でもプランターでヤグルマギクを育てていますが、花は遅れています。
4.24
草むらの中。「雑然」をお楽しみください。
ピンクの花はユウゲショウです。
人間の目にはユウゲショウがいっぱいに咲き誇っているのですが、写真にとるとどうもうまく写らない。
で、色の違うものを重ねてみました。
雑然は美しい。
ちょっと念のため↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-804
ヤグルマギクは、放射状に広がる花の形が矢車のように見えることから名づけられ、花壇や切り花として利用の多いポピュラーな花です。ヤグルマソウと呼ばれることも多いのですが、ヤグルマソウ(Rodgersia podophylla)という和名の植物は、日本の山野に自生するまったく別の植物で、葉の形が矢車に似ています。
2018.4.12
ツリガネソウのつぼみが膨らんできました。
4.13
もうすぐですね。
4.17
小さな花ですが、非常に楽しい。
釣鐘というけれど横向きに咲きます。ホタルブクロは下向きですけどね。
↓季節の花300から
http://www.hana300.com/turiga.html
釣鐘草 (つりがねそう)
(カンパニュラ、風鈴草(ふうりんそう))
(Campanula, Bell flower)・桔梗(ききょう)科。
・学名
Campanula medium
Campanula : ホタルブクロ属
medium : 中間のCampanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。
・開花時期は、 5/10 ~ 6/15頃。
・名前のとおりの形の花。
なぜか上向きか横向きに咲く。
Eテレ「にほんごであそぼ」から
「へのへのもへじ」や「つるニハ〇〇ムし」は知ってましたが、面白いバリエーションを見せてくれました。
2018.4.12
丸顔のへのへのもへじですね。
男の子が描いたもの。「へへへへもやし」だそうで。
女の子が描いた「へめへめししし」ですって。
なんだかね、描いた子に似てるんですよ、これが。
楽しいなぁ。
おおたか静流さんが描いた「へこへこくんぴ」。
なんか、イメージがあってるなぁ、とくに「ぴ」の「〇」がいいなぁ。
私はおおたか静流さんを高く評価します。
「ぴっとんへべへべ」にはしびれたしなぁ。あれほど「破壊的」な歌が作れるとは。
粋な発声もできるし。オーソドックスな童謡のイメージをガラッと変える編曲もなさるし。
特異な「音楽表現者」であると評価します。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B19323
ここに「ぴっとんへべへべ」の歌詞があります。
https://www.youtube.com/watch?v=qla7-0MoeVc
歌を聴けます。
↓おおたかさん自身の言葉を読めます、どうぞ。
http://www.songbirds.ne.jp/sizzle/no17.html
No.17 モチーフ・・・ぴっとんへべへべ
・・・
自分で言うのもナンですが、意味も無く(ここが重要なポイント)けっこう楽しくなってきます。何語でもないはずなのに、このごろ人格を持ってきているようにさえ思います。
もしも意味がわかる人が現れたら・・・・・こわいです。笑。
・・・
2003年7月30日 静流より
Eテレ朝の「0655」が面白い。
2018.4.10
「655」という文字の上に、透明な箱がかぶせてあります。
箱に水滴を垂らします。水滴の平凸レンズができます。(凸面が完全な球面かどうかはワカリマセン、多分そうではないけど大差ない。)
水を皿に滴下すると、白い紙の上に黒い輪ができて、その内部に明るい場所ができる。
ハイ「0(ゼロ)」の出来上がり、というわけです。
黒い輪の外縁はほぼ円ですが。
中の明るい部分は円からはずれています。これは斜め上に光源があるせいでしょう。
また同じく斜め上からの光であるために「火面」が生じています。
「6」という数字のあたりまで、曲線が伸びていますね。これが火面。
↓出来事をごく単純化した図をお目にかけます。
AB面が「655」と書かれた紙の面です。
その上に平凸レンズがある。
平凸レンズに入射した光は焦点に向かい、CDのところを照らしてCDの範囲は明るく輝きます。
ところが、本来、来るはずだった光が来なくなったECとDFの部分は暗くなります。
ま、おおよそこんな出来事ですね。
ただ焦点より遠い面でも同様の出来事が起こることもあり得ますね。
こんなところです。
「火面」という言葉を使いましたが、下にその図がありますので、ご覧ください。
http://www.astrophotoclub.com/opt/kamen.jpg
https://kotobank.jp/word/%E7%81%AB%E9%9D%A2-46879
火面 かめん caustic surface
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
レンズや球面鏡のような光学結像系において,1点から出た光線束の結像を考えるとき,近軸光線の条件からはずれると,たとえ単色の光であっても完全な点像にならないで,ある広がりをもつようになる。このような欠陥は光学系の狭義の球面収差,コマ収差,非点収差によって起る。像点の近くでの光線束の包絡面では光線の密度が高くなっていて,スクリーンを置くと外周の輝度が高くなる。この面を火面と呼ぶ。
2018.4.10
そろそろもうラストチャンスだなぁ、と種子を撮影しました。前にも撮ったけど。
エライオソームがついていたり、ちょっと見づらいけど、模様もあるんです。
グーグルで「ホトケノザ 実」で画像検索したら、見覚えのある写真が出てきまして。これ「かかしさんの窓」じゃねぇ?と見ればyes。よい写真撮ってますねぇ、かかしさんって。
↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-fdc6.html
↓このサイトの方がもっとすごいですよ。
https://matsue-hana.com/hana/hotokenoza.html
2018.4.10
これブロック塀の下に生えているカタバミです。
低い位置を這うように広がっている。
4.14
線路柵内の草むらに目立ち始めた黄色い花。花はカタバミと同じように見えますが、草丈が高いんですよね
10cmは超えている、20cmくらいもあるかな。
光を求めて頑張って立ち上がった、という感じじゃないなぁ。
多分これがオッタチカタバミだと思います。
比較のために、振り向いて塀の下を見れば、これはカタバミ。
区別する方法もあるようですが、ちょっとそこまで真剣に観察する気にならなくって。
背が高いからオッタチカタバミだ、と思っています。
↓参考サイト
https://matsue-hana.com/hana/ottatikatabami.html
オッタチカタバミ
多年草
北アメリカ原産。1962年京都府精華町で見いだされ、第2次世界対戦後に駐留アメリカ軍の荷物について侵入したものと考えられている。関東北部以西の道ばたなどに時折発生する。カタバミによく似ているが、地上茎はすべて地中を横走する根茎から生じて高さ10〜50cmに達する。花はカタバミとほぼ同じ黄色の5弁花、花後に果柄が下向する。・・・
4.21
これは我が家の花ではなく、駅からすぐ先のコンビニ前のお宅。
すでにこんなに咲いていて、びっくり。
4.22
我が家でも咲き始めました。庭と外の線路柵下と2か所にありますが、めんどくさい、一括して扱います。
もうアリが来てました。丹念に歩き回っているんですね。
線路柵下です。なんだか黄色い花に赤い模様があって。こんな模様があったっけ?と近づいたら、こんなでした。
赤いのはタカラダニ。
4月末から5月、焼けるようなコンクリートの上を走っています。
線路の柵も至る所で走り回っていまして、この時期、線路柵に体を持たせかけて写真を撮ることができない。バランスをとるために左手で柵につかまりたくっても、気を使う。
別に、人を刺したりはしません。そういう意味の「害」はないんですが、服や手のひらに赤い染みがつくからなぁ。やっぱりつぶしたくはない。
このダニは花があれば花粉を食べに来ます。コンクリート表面のカビや有機物汚れも食べているかも。
で、まあ、メキシコマンネングサの花粉を食べに集まったのでしょう。
走っている時は撮影が難しいですが、花に夢中で静かにしていましたので、まあきれいに写っていました。
しょうがないけどね。
↓参考サイト。京都府のサイトです。
http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/oyakudati_takaradani.html
2018.4.10
春なんですけど。
花の勢いは落ちていますから花期は終わりに近い気がします。
葉は繁ってきています。
↓みんなの園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-347
ビデンス(ウインターコスモス)の基本情報
学名:Bidens
その他の名前:ウインターコスモス
科名 / 属名:キク科 / センダングサ属夏に咲くグループと、晩秋から初冬に咲くグループが出回ります。
「ウインター」という名前がなんだかよくわからないのでした。
今回の冬シーズンはずっと咲いててくれましたが。
2018.4.6
小さな花ですが、よく見ると気品のあるよい花だと私は思っています。
メシベの柱頭が5裂しています。
4.13
実ができ始めていました。塔のように立っている部分は種子を弾きとばすばねになります。
塔の下の部分に種子ができます。熟して乾燥すると強い力で弾けます。
4.24
この写真からはわかりませんが、これは八重桜・南殿の鉢に同居しているアメリカフウロ。
上に桜の葉が茂ってしまって、暗い、窮屈だ、と伸び上がりました。
線路際などで見かけるものは、そう草丈は高くならないままに、開花結実しますが、場合によっては伸びることができるんですね。
鉢の土の面から50cm位伸びたかな。太陽光の争奪戦、種子を飛ばす広い空間を求めた結果でしょう。植物たちの太陽光争奪戦というものは激しいものです。
きれいに平らに刈り込まれた生け垣の上面から、光を求めて雑草が立ち上がっている、というようなシーンを見かけませんか。
機に臨んで、変に応ず。植物だって自在な生き方をするのです。
2918.4.6
緑が全くなくなっていたブドウの木。緑の葉が出てきましたよ。
4.17
つぼみをつけました。
上を見上げて、背景をうまく選ばないと、なかなかピントが合わない。腰のふらつく私にはきつい撮影です。
でもいいさ、つぼみが見られるんだもんね。
4.22
朝刊を取りに出たら葉の縁に水滴が。去年も見たっけ、と妻を呼んで二人で観賞。
4.24
この日また、前にもましていっぱい水滴が見られました。
葉の尖った部分の先端に届いている太めの葉脈から水があふれているようすがはっきりわかります。
敢えて逆光にして「ゲージツ的」に撮ってみました。
非常に焦点距離の短い凸レンズになっていますので、縁が黒くなり、中央付近に空の明るさが見えています。
妻の写真。水滴の中の像が同じなのが見て取れますね。
まったくもって「瑞々しい」という言葉がみごとに当てはまります。
すごい勢いで成長しているという証拠だと思います。見ていてとっても気持ちがいい。
↓去年の記事です。記事中の写真は5月6日のものでした。ほぼ同じような時期に見られる現象であることがわかります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-1a30.html
2017年5月30日 (火) ブドウの葉の縁に水滴
↓参考サイト。
http://had0.big.ous.ac.jp/ecologicaldic/s/suikou/suikou.htm
水孔 water pore
・・・
水孔は気孔が二酸化炭素や酸素などの気体の出入り口であるのに対し、水が排出される。気孔のように状況に合わせて開閉できる構造にはなっておらず、単なる穴である。葉の先端や葉脈が終わる葉の縁の部分、鋸歯の先端付近などに見られる。すべての植物に備わっているわけではないらしく、イネ科植物やサトイモ・フキ・アジサイ・ユキノシタ・ヤブガラシ・ソラマメなどでは典型的なものが観察されている。
水孔から水が排出される現象を出水というが、常に出水が観察されるわけではない。我々が眼にすることが出きるのは早朝であることが多いが、梅雨時などの空中湿度が高い場合には昼間でも観察することができる。根の活性が高く、水を吸収する能力が高いにもかかわらず、気孔が開いていない場合に植物体内の水分が過剰となり、余った水分が押し出されてくるのであろう。1つの植物体の中では、新しいフレッシュな葉でよく見られ、古い葉では出水が見られないことが多い。植物体内では、活性の高い葉に重点的に水分が供給されていることを示している。
・・・
2018.4.5
シクラメンの実を、3つほど熟させてみようということになりまして。
スケール替わりに、私の左手の人差し指を一緒に写しました。
かなり大きな実であることがわかります。
4.10
種子は種子として成長中ですが、下に落ちたばかりの花がありましたのでお目にかけます。
オシベが残っています。メシベと子房を残して、すっぽり落ちたわけです。
{シクラメンの花には香りはほとんどないように思われますが、いかがでしょう?}
4.29
妻の撮影。実が開いている、とのこと。
花の茎がふにゃふにゃになっていて、もう栄養を送っている感じではない、ということでしたので、切って室内で撮影。
まだ中味は湿っぽかったのですけれど、中に見えるのが種子でしょう。
短い棒状のものがくっついていますが、これが種子のてっぺんに残っていた花柱かな。
白く反り返っているものが蓋をしていて、それが弾けて中味が出てくる、のでしょう。
こぼれ落ちてきた種子と一緒に。
残る2つの実を見たら。ひとつはこんな感じで、花の茎がまだしっかりしている。
もう一つはこうなっていまして。花の茎がしなしなでした。もうすぐ弾けるのでしょう。
ここから開いて弾けるよ、という構造が見えているように思います。
十分乾燥したら、完全に開いてみたいと思っています。
さて、こうなったら種蒔きしなくっちゃね。種を見たら蒔きたくなる夫婦を40年以上やってるんですから。
2018.4.5
これはマンションの角地の植え込みにあるハナミズキ。今年は元気がよさそう。
上にレンズを向けて当てずっぽうで撮影。
意外とこの木に気付く人が少ないのがかわいそう。
目の前の高さに何にもなくて、ほとんど真上を見ないとならないので。
4.13
六郷用水跡の水路、東光院脇。
枝をかなり横に張り出していますので、遠くからも気づきやすい。
咲いてたよ、と妻に報せたら妻も出かけて行って撮ってきました。
青空が背景に入って、きれい。
4.16
これは私が通っているプールの前。
樹高が低いので、立った状態で目の前に花があります。
駐車場に車を入れてから、木の前に立って楽しめます。楽でいい。
中原街道という道路の街路樹は今はかなりの部分がハナミズキになっています。(以前の樹種をよく覚えていません)
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/park/ryokuka/hyoushi/hyoushi5/index.html
東京都建設局のサイトです。
街路樹の主な樹種と本数(東京都)
東京都内の街路樹本数944,166本【平成27年4月1日現在】
このデータによりますと、都内全体での1位はハナミズキだそうです。きっと管理がしやすいのでしょうね。
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