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2018年5月

2018年5月31日 (木)

クローバー

0513w_2clover1 2018.5.13
妻の写真。この花は何か?と迂闊にも私は訊いてしまった。
クローバーよ、といわれてハッとする。
葉に白いV字模様がありますでしょ。白いことを忘れて、V字の方に意識が行って、タデ科かな?と思ってしまったのです。
ヒメツルソバとかミズヒキとかの葉のV字模様が頭にあったのです。
0513w_2clover2
ちゃんと見れば、まごうかたなきクローバー=シロツメクサ。
いかんなぁ。思い込みでものを見てはいけなかった。

クルミ

0513_7kurumi 2018.5.13
クルミの実ができています。
数は少ない。熟すまでにずいぶん落ちるし。
期待せずに眺めましょう。まだ先は長い。

クロアゲハ

0512w_1kuroageha1 2018.5.12
妻の撮影。目の前でクロアゲハが舞う。とにかくシャッターを切る。
0512w_1kuroageha2
翅をはばたき下ろした瞬間かな。
シャッターを切らなければ何も写りません。何でもいいから、わっと思ったらシャッターを切るしかない。
時に思いがけないものが写ります。

ササグモ

0511_15sasagumo 2018.5.11
つぼみにササグモ、花にササグモ。
このつぼみの段階では、香りが立っているとは思えないけどなぁ。
クモは視覚で花の先触れを認識して、待ち伏せているのか。
クモの感覚世界を知りたいですね。

ラベンダー

0511_14lavender 2018.5.11
白いつぼみと紫のつぼみ。この時期には差が明瞭。

0517_8lavender 5.17
白いつぼみからも紫色が見えて来たりして

0521_4lavender 5.21
微妙になってきます。肉眼的には、白いつぼみからの花はピンクっぽいのですが、写真にはなかなかその差が出ません。

0526_5lavender 5.26
ちょっと違いが分かるかな。
以前から同じ株集団を育てているのですが、去年あたりからこの白いつぼみのピンクっぽい花が咲くようになった。新しい株を入れたわけではない。
どういう変化が起きたのだろう?と不思議です。

電車

0511_12densha 2018.5.11
黄色い電車が走るとつい撮影してしまいます。「吉」のおみくじみたいなものです。

0512_5kensokusha1 5.12
あれ!?なんか違う電車が走る。慌てて撮ったら、ノルルンが写っていた。
0512_5kensokusha2
これ、検測車ですね。
ちょっと前に妻が検測車を見たという記事を書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-d9e6.html
2018年5月14日 (月) 黄色い電車
「これ、検測車 TOQ i(トークアイ)です。」

以前の検測車は見たことがあるのですが、このタイプのを自分で見るのは初めてです。

これは「大吉」だな。
0512_11densha
おまけに黄色い電車まで見てしまった。こういうのを何と言おう「超吉」とでもしましょうか。
電車の手前にタチアオイのつぼみが写り込んでいました。いい情景です。

0512_13tatiaoi 5.12
タチアオイの花。線路際。
0513_9tatiaoi2 5.13
色の取り合わせが素敵。
で、この写真、記事としてはいつになるかわかりませんが、ある出来事の伏線になっています。
さて、何事か?

スイカズラ

0511_4suikazura_hati 2018.5.11
前の記事の黄色いマークから少し先。
花の外側がピンクでしょ。内側は白いのですが。
時を経ると黄色くなるのは普通のスイカズラと同じ。
この花の枝を、妻はもらってきたつもりなのですが、なかなかこういう花は咲かないのでした。ザンネン。
黒いハチが来てました。種類はよくわかりません。スイカズラの甘い香りに誘われたのでしょう。

何だろう?

0511_3pole 2018.5.11
密蔵院前なのですが。
緑の中に黄色いものがある。なんだ?花か?
そう見えますよね、こういう状況だと。
近づいてみると、金属製の柵の縦のポールの先端部が黄色いのでした。
きっとエンジンカッターで剪定をするときに、ここに刃をあててはいけない、という警告のマークなのでしょう。
と、想像しました。

アゲハ幼虫

0510_1ageha1 2018.5.10
若齢幼虫は鳥の糞に擬態しているといわれます。似てますか?
0510_1ageha2
小さな幼虫は、食痕も小さく
0510_1ageha3
ウンチも小さい。粉というか、砂粒のようというか、顆粒状というか。

0521_12youtyu1 5.21
この2匹、種類が違うようですが、完全には識別していません。成虫になればはっきり分かるからいいや、と。
0521_12youtyu2
大きな幼虫は大きなウンチ。落ちるとコロンと音がします。
0521_12youtyu3
面倒だ、茎も喰っちまえ。終齢幼虫の力技。

とにかくキンカンの葉だけを食べて、自分の体を構成するすべての物質を作るんですからスゴイ。栄養価は低いでしょうね、ですからひたすら食べてはウンチをする。
食べてウンチをする。これ全ての動物について同じ。
ヒトもまた。

チャコウラナメクジ

0509_1namekuji 2018.5.9

家の外壁を歩いていました。
そういう季節なんですね。もうずいぶん前からナメクジの足跡はあちこちについていましたが、本体を見たのは今年初かな。よくわからないけど。記憶があいまいだ(←危険な兆候か?)

一応、水棲の貝だった先祖の名残で、退化した甲羅状の殻が体内にあります。

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/70390.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > その他の動物 > チャコウラナメクジ

侵入経路:米軍の物資輸送にまぎれて非意図的に持ち込まれたと考えられている.国内では,植物・栽培床などに混入して分散していると考えられる.
侵入年代:はっきりわかっていないが,1950年代後半と考えられている.

私が幼かった頃にはいなかったのかもしれないのか。まるっきり記憶にないけど。
カタツムリでは遊んだけれど、ナメクジにはさすがに親しくなかったので。

2018年5月30日 (水)

シロスジトゲヒメバチ でした

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-aa47.html
2010年4月30日 (金) マツムラトガリヒメバチ

↑以前の記事です。ここで悩みながら「マツムラトガリヒメバチ」ではないか、と書いたヒメバチ。

itmto さんからコメントを頂きました。
「胸背に白斑があるので、マツムラではなく、シロスジトゲヒメバチ・・・かな」

シロスジヒメバチは知っているつもりだったのですが、シロスジトゲヒメバチとはね。知りませんでした。検索したら
↓「東京23区内の虫 2」というサイトにきれいな写真が出ていました。

http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-2217.html
シロスジトゲヒメバチ

まさしくこれですね。2010年の記事に訂正を書き込むわけにもいかず、ここに訂正記事を書きます。

ありがとうございました。感謝します。

バラ

0508w_3bara1 2018.5.8
おいしそうな感じがしちゃいますね。ケーキに乗せたら食べられそう。
0508w_3bara2
ご近所のお宅の玄関前の一鉢。
丹精しておられます。

農鳥

0514_2noutori 2018.5.14
有名ですよね。なかなか自分で現物を見るチャンスは少ないけれど。
森田さんもチラッとだけ言っていましたが、月の暦では農業ができない。で、季節を知る指標として、雪の融け具合が使われたわけです。

農鳥(読み)ノウトリ

デジタル大辞泉の解説
のう‐とり【農鳥】
春、鳥の形に見える、山肌の残雪。富士山や南アルプスの農鳥岳などに現れ、農作業開始のしるしとされる。のうどり。
[補説]白馬岳(代馬岳)、駒ヶ岳などの馬の形の残雪も同様の印とされる。

https://www.fujisan-net.jp/data/article/1036.html

 富士山の山肌に現れる残雪の形のひとつ「農鳥」。例年4月下旬から5月中旬にかけて、富士山7~8合目付近(標高2900メートルから3000メートル)の北西斜面に出現、鳥の形をしていることからこう呼ばれる。

ここには、2000年からの「富士山の『農鳥』出現日」の表があります。

吊るし雲

0507_8turusigumo 2018.5.7
森田さんの気象情報は楽しい。コンデジを手元に置いてみています。いろいろ面白い話が出てきますので。
吊るし雲の見事な写真。

気流が上下に波打っているのです。気流が上昇して雲ができ、下降すると消える。それを下から眺めると、あたかも雲が吊るされたように見えるのです。

観天望気(かんてんぼうき)といって、お天気ことわざではなく、雲の姿などから上空の様子を知る、これが基本中の基本ですね。
新人の気象予報士さんも観天望気を身につけてほしいものです。

コバンソウ

0507_3kobansou 2018.5.7
イネ科の植物です。見かけはイネ科っぽくはないけど。

ま、雑草ですから普通は抜くでしょうけど。実が面白いので眺めています。小判ですが、お金持ちにはなれないな。

ナミテントウ幼虫

0507_2namitentouyoutyu1 2018.5.7
妻が撮ってくれました。細部で少しぼやけていますが、特徴は完全にわかる。
0507_2namitentouyoutyu2
ものすごいトゲトゲですが、柔らかいので刺さりません。大丈夫。

0511_11namitentouyotyu 5.11
タチアオイの花の外側です。私の眼では花にはアブラムシは見えなかったけど、茎の方へ行けばきっといるでしょうね。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
↑これ幼虫図鑑のトップページです。ここから「名前による索引」で「な」行にはいれば、ナナホシテントウとナミテントウの幼虫の違いがすぐに見られますから、迷ったらご利用ください。
どちらもアブラムシを食べますので、駆除しないでくださいね。

ニチニチソウ

0506_18nitinitisou1 2018.5.6
開きかけた花、真上から。
0506_18nitinitisou2
少し斜めから見ると、箱型とでもいうのかな。コップみたいかな。

0507_5nitinitisou 5.7
翌日、きれいに開きました。

0508_6nitinitisou 5.8
雨に濡れた花。ちょっとかわいそうですが、きれいだな。
水滴レンズに花の縁が見えているのが面白い。
これから順に長く咲きます。

ミツバチ

0506_16mitubati 2018.5.6
スイカズラの花に来たミツバチ。
花粉も持っているようですので、あちこち媒介しているのでしょう。

0511_12hati 5.11
ドクダミに来たミツバチ。
ミツバチはせわしなく花に出入りしますので、なかなかうまく写真が撮れない。
いつも忙しそうです。

モンシロチョウ

0506_15monsirotyou 2018.5.6
見てください。ユウゲショウに来たモンシロチョウですが、ぼろぼろなんです。
こんなになっても、ひたすらに生きる。
飛翔時の力のかかり具合だってずいぶん変化しているでしょう。でも、その変化を吸収して飛び続ける。
ヒトの作る飛行機にそんな技はできません。
飛んで交尾して繁殖して生きる。それを全うする姿にうたれます。

私は昆虫採集には比較的寛容です。自分に技量がなければ虫は捕まらない。虫との一対一での対決、という感覚がありますのでね。子どもが虫を捕るためには虫を知らなければとれない。虫を知って、命を知る。
でもね、飼育して羽化して、完全な状態のチョウを標本にする、というのには拒絶感が強い。
完全な標本は得られるでしょう。でも、なんだか命を冒涜してないか?
飛ぶために生まれた。精一杯を飛んでほしい。ぼろぼろになるまで飛んで生きてほしい。
私共は採集家ではありません。飼育者です。「生きる」ことを昆虫と分かち合いたいのです。

ヒルガオ

0505_27hirugao 2018.5.5
ヒルガオは、ヒルガオ科>ヒルガオ属
アサガオは、ヒルガオ科>サツマイモ属
よく似ているので、同じ属かと思ってしまいますが、違うようです。

ちょっと早目の開花という感じがします。これから長い期間、咲き続けるでしょう。

お爺さんギャグを一発。「朝より先に昼が来た」。

ヤマボウシ

0505_26yamabousi 2018.5.5
去年、この木になった赤い実を観察しました。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-098e.html
2016年11月24日 (木) ヤマボウシ

同じ木にできた、今年の青い実。
これから半年くらいかけて熟していくのですね。
草の実と違って、木の実は熟すのに時間がかかる。
一年の季節に追われる草と、年月を越えて生きていく木の違いなのでしょう。

ヒトは草かな?木かな?

2018年5月29日 (火)

モクレン

0505_22mokuren 2018.5.5
実ができつつありますね。実生もできるんでしょう、きっと。
さすがに我が家でトライする気はないけど、モクレンの芽生え、なんてかわいいんだろうな、きっと。
花の後、というのが大事ですね。植物にとって大事な仕事ですものね。

ディジタリス

0505_21digitalis 2018.5.5

残念なことに、我が家のデジタリスはダメにしてしまいまして。今年は寂しい。
写真は「本家」の写真。ここでこの花を見て、ナンダナンダと騒いで、我が家でも育ててみようと始めた、そのきっかけのお家の花。さすがですね。きちんと咲いています。
Digitalis」をドイツ語風に読むのかな、そうすると「ジギタリス」になります。
デジタル、ディジタルと同じ語源です。花が指サックみたいなせいでしょう。

ブラシノキ

八重ドクダミを一緒に見た後、私は家へ帰る方向へ。妻はさらに桜坂を上がって行きました。

面白いものがあったのよと、 にこにこ。
0505_20burasinoki1_2 2018.5.5
木のてっぺんに真っ赤なブラシが咲いてるの。
なるほど、ブラシそれも瓶洗い用のブラシ、そのものですね。

0505_20burasinoki2

私は元化学教師ですから、試験管洗いのブラシは日常に使っていたわけですが。
巨大化して真っ赤にすると、こうなるなぁ。
調べてみたら「ブラシノキ」
http://www.hana300.com/burash.html
ブラシの木

 (花槇(はなまき)、金宝樹(きんぽうじゅ)、カリステモン)
(Bottle brush, Callistemon)

・蒲桃(ふともも)科。
・学名
  Callistemon speciosus
   Callistemon :
      ブラシノキ属
   speciosus : 華やかな
 Callistemon(カリステモン)は、ギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ)」が語源。
・・・
・花の形が、
 ビン洗いのブラシにそっくり♪

英語名もボトル・ブラシときましたか。どうみても「そのまんま」だもんなぁ。
行動圏の中に、未知のものがいっぱい。面白いものです。

★5月15日の朝日新聞「ひととき」に、もうちょっと小さなスケールの花の話が出ていました。
花の名前を訊かれたんですね。
(ひととき)赤い花の名は(朝日新聞デジタル 2018年5月15日05時00分)

・・・
ネコジャラシのような形の赤い花。・・・多分、キャッツテール。ネコのしっぽですよ。
・・・
花の名前を調べたら、キャッツテールではなく、よく似たストロベリーキャンドルでした。ごめんなさい。
・・・

↓キャッツテールについては下のサイトなどどうぞ。なるほどね、という感じがします。
http://www.hana300.com/cattai.html
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-655

↓ストロベリーキャンドルの写真。なるほどストロベリー。
http://www.hana300.com/sutoro1.html
ストロベリーキャンドル(紅花詰草(べにばなつめくさ))
(Strawberry candle, Crimson clover)   

スズラン

0505_18suzuran 2018.5.5
久しぶりに本物のスズランを見ました。
スズラン「型」の花は結構それなりにありますけど。
可憐、という言葉がぴったりの花ですね。佳いものを見た。

ムシトリスミレ

0505_11musitorinadesiko1 2018.5.5
八重ドクダミのそばです。なんだろう?
0505_11musitorinadesiko2
特異な花の姿。
調べていったらムシトリナデシコと判明しました。
食虫植物ではないそうです。粘液を分泌するので虫がくっつくのだとか。
茎を歩いて上がってくる虫を排除しているのでしょうか。花には虫が飛来してほしいのでしょうけど。
珍しいものを見ました。

↓参考サイト
http://www.hana300.com/musito.html
虫取撫子(むしとりなでしこ)(Garden catchfly, Silene armeria)

・食虫植物ではないが、茎の真ん中あたりで粘着性の分泌物を出すためにベトベトになる部分があり、そこに虫とかがひっつく。ここから”虫取り”の名がついた。消化、吸収はしない。(ひっつけちゃうだけ。虫としては迷惑な話です)

↓写真がいっぱいです
https://matsue-hana.com/hana/musitorinadesiko.html
ムシトリナデシコ(虫取撫子)

0505_10ran 2018.5.5
何という品種かさっぱりわかりません。
「蘭」としか言えない自分が悲しい。
「デンドロビウム 花」で検索して画像を見ると、よく似た花があります。
デンドロビウム属といっておけば、多分間違いではないのだろうと思います。

ヒメヒオウギ

0505_9himehiougi1 2018.5.5
これも八重ドクダミにたどり着く前。
ヒメヒオウギ(姫檜扇 )です。これも毎年ここで見る花です。
アヤメ科だそうです。
0505_9himehiougi2
白に赤のアクセントが美しい。もっと赤い花もあるそうです。
去年、我が家の庭の池のそばで咲いたのですが、今年は・・・残念。
パワフルな雑草たちに負けてしまったようです。

トキワツユクサ

0505_8tokiwatuyukusa1 2018.5.5
八重のドクダミを見に妻と二人で出かけた日。途中にトキワツユクサが咲く場所がありまして。毎年見かけるのですが、今年もまた。ただ状況が変化しつつあるようで、来年はもうここでは見られないかもしれないな、と記念撮影。
0505_8tokiwatuyukusa2
ムラサキツユクサの花より小振りですが、色以外の姿形はほとんど同じです。
これ、外来植物としてある程度警戒すべきなのかもしれませんけど、好きなんですよ、清楚な姿が。
実がなったら欲しいんですけどね、果たせずにいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%AF%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5

目     :     ツユクサ目 Commelinales
科     :     ツユクサ科 Commelinaceae
属     :     ムラサキツユクサ属 Tradescantia
種     :     トキワツユクサ T. fluminensis

トキワツユクサ(常磐露草、学名:Tradescantia fluminensis)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。別名、ノハカタカラクサ。

「ノハカタカラクサ」は「野博多唐草」です。

0511_7tokiwatuyukusa1 5.11
妻に教わったウノハナを見に昼の散歩の脚を伸ばして、帰りがけ。
マンションの敷地の角の植え込みに、トキワツユクサを発見。
ドクダミも見えていたし、いろんな草が混じって生えていました。特に花壇にしようという意図はないようなスペースでした
0511_7tokiwatuyukusa2
隙間からトキワツユクサだけを狙って撮影。
0511_7tokiwatuyukusa3
手前の葉がピントの外にあって、トキワツユクサの花にちょっとかかった。
そうしたら、なんだかトキワツユクサの花が煙に霞んだような雰囲気になって面白かった。
で、妻にもこの場所を知らせ、たまに見に行って、実ができたらいくつか摘んでおいでよ、とそそのかす私なのでした。

0516_2tokiwatuyukusa1 5.16
今度は買い物帰りの妻が別の場所で発見。群生地になっていますね。
0516_2tokiwatuyukusa3
陽射しが強いなぁ。きれい。
なんとか種子を手に入れたい老夫婦なのでした。

↓八重ドクダミを見に行った話です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-b00b.html
2018年5月17日 (木) 八重ドクダミ

キイチゴ

0504_14kiitigo 2018.5.4
キイチゴの収穫。まぁ、ままごとみたいな食卓で。味は濃い。
皿がまた可笑しいでしょ。猫皿。
家族の歴史、みたいなものがあるのですが、省略。

オオカマキリ孵化

0504_7ookamakiri1 2018.5.4
妻が大声で呼ぶ。オオカマキリが孵化してる!
体も触角もふにゃふにゃと頼りない幼虫たち。
0504_7ookamakiri2
この写真の下の方に写っているのですが、幼虫はまだ脚も出ていない状態で出てきます。これが前幼虫。
0504_7ookamakiri3
下の部分だけトリミングしてみました。
こんなふにゃふにゃな体で、硬い卵鞘からどうやって出てくるのか、不思議です。
何か消化液のようなものを分泌して軟らかくして出てくるのかなぁ。
前幼虫はすぐ脱皮して幼虫になります。
複眼がまっ黒なんですよね。これが何ともかわいい。当たった光を全部吸収するということでしょうが、なぜなんだろう?
0504_7ookamakiri4
体がかなり硬化してきました。カマキリの姿になった。
0504_13ookamakiri1
なんだかもう、わぁわぁ、です。カマキリファンだから。嬉しくって仕方ない。
0504_13ookamakiri2
まだ孵化は続きました。
以前は、「ショウジョウバエ発生器」を作ってショウジョウバエを発生させ、カマキリの幼虫の餌にして飼育したこともあるんですが。もうやめます。自力で生きてもらうことにします。何匹かは成虫になって、我が家周辺で持続的に生息してくれるのではないでしょうか。

注:「ショウジョウバエ発生器」というのは。
小さなガラス容器とか、プリンの空き容器とかに、バナナなどを切って容器の底に置き、外に出しておくと必ずショウジョウバエが産卵しますから、そうしたらカマキリの飼育ケースに入れてやればいい。ショウジョウバエが羽化してきてカマキリの餌になります。

↓引用
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/KamakiriTamago.html
◆カマキリの卵

 カマキリの卵全体を卵鞘(らんしょう)と言います。固形化した泡状物質の中に、オオカマキリでは5mm前後の縦長の卵が、200~300個入っています。外見は味噌汁に入れる焼フの様です。沢山の空気を含んでいて断熱効果があり、急激な外気温度の変化に影響されない構造になっています。またスポンジ構造なので、外力による衝撃にも強く、中の卵を守る作用があるそうです。
注記:カマキリの卵鞘のことを卵嚢(らんのう)とも言います。卵嚢は一般に両生類や巻貝,クモの卵の外側の嚢(ふくろ)のことを言うそうです。福光村昆虫記ホームページでは硬いイメージの卵鞘の方を使います。同じ網翅目(もうしもく)にゴキブリがいますが、こちらはケース型で、鞘(さや)と呼ばれるのにぴったりの形をしています。
◆カマキリの卵を食べる虫
カマキリカツオブシムシ:カツオブシムシ科で4mm前後の黒い甲虫です。カツオブシムシの多くは、朽木(くちき)やキノコを食べますが、本種はカマキリの卵鞘を食べます。外側の卵鞘は朽木に似ている印象もありますが、卵の方を好んで食べる様です。

↓孫引きのまた孫引き。
http://sigma-nature-vlog.blogspot.jp/2011/03/2_26.html

2006年11月下旬
・・・
脱出し易いように流線型の体形で頭部が尖っています(卵歯)。
全身が薄い皮に包まれていて脚がまだ使えません。
芋虫のように卵鞘を這い下り、細い糸で尾端を固定してぶら下がると直ちに脱皮を始めます。
・・・
【追記】
『ゲッチョ先生の卵探検記』p189-190より『動物系統分類学』を孫引きすると、
    フ化直後に現れる幼虫は、蠕虫型幼虫と呼ぶ。頭頂は堅い革質の頭頂帽となっていおり、房室壁を破るのに有効である。卵鞘の外に出た蠕虫(ぜんちゅう)型幼虫のお尻には糸(孵化糸)がついていて、これで卵鞘からぶら下がる。

↓オオカマキリとの出会いの話。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-1645.html

↓オオカマキリではありませんが、ハラビロカマキリの孵化の瞬間を詳しくとらえました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-309e.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-e98d.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-33be.html

2018年5月28日 (月)

小型チョウ 2種

0503_16itimonjiseseri 2018.5.3
イチモンジセセリが姿を見せました。これから数が増えていくと思います。
顔がかわいいのです。
茶色で三角で、ガじゃないかと警戒する人がいるようですが、じっくり見てください。クリクリおめめのかわいいチョウです。

0504_1yamatosijimi1 5.4

ヤマトシジミです。翅を開いて日を浴びる。青いイのはオスでしたかね。
0504_1yamatosijimi2
畳むとちょっと地味になる。この姿の方がポピュラーでしょうか。
食草はカタバミですが、どうも、地面近くの小さな草。私には幼虫を発見するだけの腰力がないですね。成虫をいっぱい見かけるのですから、いるはずなのですけどね。

ナガサキアゲハ

0503_12nagasakiageha1 2018.5.3
玄関前にいた妻の前に出現。ラナンキュラスに関心を示した。
0503_12nagasakiageha2
そこから今度は門の外へ出て行ったのだそうで。妻は追跡する。そうしたら今度はスイカズラに惹かれた。
この写真決定的ですね。ナガサキアゲハのメスです。
尾状突起はないし、翅の付け根が赤いし。
0503_12nagasakiageha3
口を花の中へ伸ばしているのが見えます。
0503_12nagasakiageha4
おいしそうですねぇ。スイカズラはきっとチョウにもおいしく感じられるのでしょう。
0503_12nagasakiageha5
しばらくスイカズラの周りで吸蜜して飛び去ったそうです。
できれば、キンカンの木に産卵してくれると嬉しいんだけどな。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F
ナガサキアゲハ

ブドウ

0503_3budou 2018.5.3
もう花の時期が来るか。

0524_8budou 5.24
うっかりしていたらもう、青い実の時期になっていました。
去年は結構食べましたっけ。もう少ししたら袋かけしなくっちゃな。

素人のアドバイス:袋かけって面倒でしょ、袋を作るのが。
台所の排水口用の不織布の袋、あれ丈夫で破れにくいし、濡れても大丈夫なので、使えますよ。100円ショップかなんかで買ってくればモッタイナイということもなく使用できます。

ヒメジュウジナガカメムシ

0502_31himejuujinagakamemusi 2018.5.2
危なかった、危うくナガメと思いこんだまま掲載しそうになりました。
ヒメジュウジナガカメムシです。
ナガメとは科のレベルで異なるのですが、イメージがとてもよく似ています。

https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_naga_himejuuji.htm
カメムシ目 > マダラナガカメムシ科 > マダラナガカメムシ亜科 > ヒメジュウジナガカメムシ

https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_na.htm
カメムシ目 > カメムシ科 > カメムシ亜科 > ナガメ
比べてみてください。よく間違う。要注意のカメムシです。

↓ここに幼虫の写真がありまして、面白い。私はまだ幼虫を見たことはないようです。
http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/05kamemushi/kame/himejuji/03.html

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
幼虫図鑑です。名前の索引から両方の幼虫を見ることができますよ。

ハエ

0502_29hae1 2018.5.2
ニクバエの仲間ではないような気がする。自信ないけど。
ヤドリバエの可能性のほうが高いかとも思います。
0502_29hae2
平均棍が大きな三角形で目立ちます。
ハエは種類が多くて、私にはと同定できません。お手上げ。
大型の迫力あるハエでした。

ガザニア

0502_26gazania 2018.5.2
いつも見る花より、花弁が丸っこい気がしました。あら、こんなのもあるんだ。
0502_40gazania
線路柵の横棒に接してつぼみが開こうとしていました。

0503_13gazania 5.3
翌日にはこのように咲いていました。
最初の写真のような丸っこさはないですよね。
花もまた個性的。

ヒルザキツキミソウ

0502_25hiruzakitukimisou 2018.5.2
右端にムラサキツユクサ。カタバミやアメリカフウロの葉も見えて。
左端にはドクダミの葉も見えます。
そういう雑然とした中にいますよ、という写真。
草むらって、面白いものがいっぱいなんですけどね。最近は「整然」としたのが好まれて、雑多な草むらは減りましたねぇ。

0505_5hiruzakitukimisou 5.5
陽光をなみなみと湛えた「花カップ」。というつもり。
5月の陽射しは、ほぼ夏。気持ちがいいですね。
少しは日に当たってください。幼い人では「くる病」が心配。極端に紫外線を怖がって発育障害を起こしてはどうしようもないでしょう。私共は生き物、適度にお日様にあたるのがよいのです。
年寄りもね。骨粗しょう症になっちゃいますよ。

キイロクビナガハムシ

0502_23kiirokubinagahamusi 2018.5.2
クビナガハムシとかクビボソハムシというような仲間だったよな、とその場では思いつつ撮影。
上翅の点々が目立っていました。

↓調べてみたらキイロクビナガハムシでおそらく正解。
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/KiiroKubinagaHamushi_.html
キイロクビナガハムシ(黄色頸長葉虫)

 全体は黄色味のある赤褐色で、頭部,触角,肢が黒色をしています。図鑑によって前胸背が褐色と記述されているのもあります。上翅点刻は強く後方まであります。

甲虫目>カブトムシ亜目>ハムシ科>クビボソハムシ亜科>キイロクビナガハムシ

ヤマイモハムシも近縁です。
クロウリハムシもよく見かけますが、これはヒゲナガハムシ亜科>クロウリハムシになります。
いろいろあって老人の頭には「感覚的」にしか収まっていません。

ヤグルマギク

0502_21yagurumagiku 2018.5.2
背景の赤と黄はチロリアンランプ。その前のプランターに植えたヤグルマギクがどんどん咲きます。
子どもの目の高さにまとまっているので、保育園のお散歩で気づいて喜んでくれることもあります。

0512_7yagurumagiku 5.12
一枚目と同じプランターの状況。花が増えています。

0517_15yagurumagiku 5.17
これは線路柵の下で咲き始めた一輪。
薄紫の花はあったのですが、色合いが違って、ピンクですね。
いろんな色の花が咲いて楽しませてくれます。

アスパラガス

0502_17asparagus 2018.5.2
雌雄異株で、この花は雄株の雄花、です。
小さな花ですが、優雅なスタイルです。
食べたり花を見たり、家庭菜園は楽しい。

0518_15asparagus 5.18
これは我が家ではありません。
買い物帰りの妻が見つけて撮ってきたもの。
雌株の実です。そのうち色づくのでしょう。
ここのお家も楽しんでおられるな、とニコニコします。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%AC%E3%82%B9

アスパラガス(竜髭菜、Asparagus spp.)とは、被子植物の中の単子葉植物に属する多年生草本植物である。クロンキスト体系ではユリ科に含めているが分子系統学によるAPG植物分類体系ではキジカクシ科に属し、雌雄異株である。

目     :     キジカクシ目 Asparagales
科     :     キジカクシ科 Asparagaceae
属     :     クサスギカズラ属 Asparagus

「竜の髭の菜」ですか、そう言われりゃ、なるほどねぇ、ではありますが。

私共の世代だと、アスパラガスという食物は思春期ごろの登場だったような。
初めて口にしたときは衝撃でしたね、味も何も、さっぱりわからなかった。
ナンダ、コレ?でしかなかった、というあいまいな記憶です。

2018年5月25日 (金)

クロアゲハ

0502_9kuroageha1 2018.5.2

目の前へ黒いチョウが飛び込んできて、こんな写真一枚を残してすぐ飛び去ってしまった。
クロアゲハか、ナガサキアゲハか。
後翅の尾状突起が「写っていない」。
本当に「ない」のならナガサキアゲハですが。
飛翔中の姿ですから、たまたま見えないだけだったり、鳥に狙われて欠けていたりすることもあるかも。
いろいろ考えた末に、クロアゲハと判断しました。
すぐそばにキンカンの木があります。卵や幼虫もいて、室内に入れて飼育中です。
アゲハやクロアゲハが羽化してくることになると思います。
楽しい季節です。
追加で一言。写真のチョウは私の方へ飛んで来るところなので、腹側からの撮影になります。

ナミテントウ幼虫

0502_8namitentou 2018.5.2

何だか手がむずむずする。ひょっと見たら、あら、テントウムシの幼虫が手にくっついて歩いていました。線路柵に手をついたときにでも乗ってきたのかな。
記念撮影をしてから、アブラムシのいそうな葉に渡らせました。
これがナミテントウの幼虫であることは、後で「幼虫図鑑」というサイトで確認しました。
今の時期、テントウムシの幼虫をよく見かけます。

カラスノエンドウ

0502_3karasunoendou 2018.5.2

黒い角のようなもの、カラスノエンドウの豆が弾けた後の姿です。
他にこういう姿になるものを私は知りません。
こういうものを見かけたら、その姿でカラスノエンドウと判断していただいて大丈夫だと思います。いやしかし、こういうものを見かけるような「原っぱ」はもうないからなぁ。悲しいですね。

ハクチョウゲ

0502_2hakutyouge1 2018.5.2
ハクチョウゲの最盛期。今年はいっぱい咲いたなぁ。小さな株だったものがずいぶん成長しました。うれしいことです。
下にリンクする22日の記事で、つぼみがピンクっぽいという話に触れました。

0502_2hakutyouge2

ピンクというか茶色っぽいというか、こんな感じです。
肉眼での感覚と写真は常に一致するわけじゃないし。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-9378.html
2018年5月22日 (火) ハクチョウゲ

ワカバグモ

0501_38wakabagumo1 2018.5.1
きれいなクモがいた、と妻が撮影してきました。
ワカバグモです。
0501_38wakabagumo2
何か刺激を感じたらしく、葉から路面へ降りたのだそうです。
肉眼で見ると、写真よりずっと透明感のあるきれいな緑だった、とのこと。
そう、写真では「表面」が強く出て白っぽくなりますね。
この個体はメスです。
雄は腹部が細くて、脚に赤っぽい色が出ます。
姿を見ることは少ない。妻はいいものを見ました。

キイロホソガガンボ

0501_36kiitigo 2018.5.1
妻の撮影ですが、この時の妻の意識はキイチゴの実にあります。
食べられそうだ、摘みとろうかな、と。
で、実にちょっとかぶってボケている葉の上を見てください。
何かいる。
意識をそこへ向けて、カメラのピントもそこへ合わせると

0501_36kiitigo2

ガガンボなんですね。
大きくてやたらと脚の長いガガンボがいた、ということでした。
キイロホソガガンボですね。
大きい割にひ弱でね、捕まえようとすると必ず脚が取れてしまう。
別に刺しはしませんから怖がらないでください。
成虫が何を食べるのか知りません、ほとんど何も食べないかも。
よくわからない昆虫です。

オモト

0501_35omoto {}2018.5.1

オモトがつぼみを作ったようです。
0503_1omoto 5.3
ボリュームが増してきました。

0517_20omoto 5.17

花の茎が伸び始めましたか。
ゆっくり成長しているようです。
もう30何年かつきあっている鉢植えですが、花を見せてくれることは少ない。
今年は久しぶりに見られるかも。ゆっくり待ちます。
★ふと疑問
私の大好きな歌手一青窈さんのお名前は「青」のところを「と」と読んでいる。
「万年青」も「青」が「と」の音に対応しているのかな?
何か関連があるのでしょうか。全くわかりませんが。

ハツユキカズラ

0515_4hatuyukikazura 2018.5.15
我が家のハツユキカズラの現状です。
門柱の上から垂らしてあります。
緑、白、赤とにぎやかです。
0519_18hatuyukikazura 5.19
赤い葉がかわいい。
花芽が形成される頃に切らなければ花を咲かせられるかも。
今年は少し気を使ってあげましょう。

テイカカズラ

0505_25teikakazura1 2018.5.5
妻が撮ってきてくれました。これがテイカカズラですね。
0505_25teikakazura2
確かにね、ハツユキカズラの花とよく似ています。
0505_25teikakazura3
白い花もあったそうです。
↓ウィキペディアによりますと
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%A9

テイカカズラ
和名 テイカカズラ(定家葛)、マサキノカズラ、チョウセンテイカカズラ、ケナシテイカカズラ

 テイカカズラ(定家葛、学名: Trachelospermum asiaticum)は、キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木。有毒植物である。
 和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づく。

こういう伝説があるそうです。
定家の執念が現世まで伝わるとは。なんだか「物凄い」ことですね。

ハツユキカズラの花

0501_9hatuyukikazura 2018.5.1
妻の撮影。私「これ何の花?プロペラみたいな感じはツルニチニチソウに似ているような・・・」
妻もわからないのでした。
でもなぁ、ハツユキカズラの葉と一緒に並んでるよなぁ。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-736

ハツユキカズラの基本情報
学名:Trachelospermum asiaticum ‘Hatsuyukikazura’
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / テイカカズラ属
ハツユキカズラはテイカカズラの園芸品種・・・

http://www.hana300.com/hatuka.html

初雪葛 (はつゆきかずら)
(斑入り定家葛(ふいりていかかずら))

http://blog.livedoor.jp/roppoutanbo/archives/30361331.html
2015年05月15日 ハツユキカズラの花
↑ここに見事な花の写真があります。

そうなんだぁ、これがハツユキカズラの花なんだ、と感心して、妻を呼んで一緒に納得。

↓ツルニチニチソウも確認。科は同じなんですね。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-713

ツルニチニチソウの基本情報
学名:Vinca
和名:ツルニチニチソウ(蔓日々草)  
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / ツルニチニチソウ属(ビンカ属)

なんだかなぁ、我が家にもハツユキカズラはあるわけで、花を咲かせてみたいなぁ。

2018年5月24日 (木)

世界亀の日

5月23日は「世界亀の日(World Turtle Day)」でした。
知ってました?
Eテレの0655で昨日23日に知りました。
で調べたら。

http://haru-natu-aki-fuyu.com/archives/1320

世界亀の日の由来
「亀に対して感心を向けて、さらに知識を深めて敬意を払い、亀の生存・繁栄のための人間の行動を奨励する日」というのが由来です。
2000年に、アメリカの非営利団体である American Tortoise Rescue が5月23日を記念日として制定しました。
この団体は捨てられた亀や行方不明の亀の為に活動しています。

はぁ、そうだったのか、知らなんだ。

tortoise
{名詞}動カメ,陸ガメ;非常にのろい人[物].

turtle
{名詞}((複数形)turtle(s))動ウミガメ.
turn turtle  転覆する.
turtle shell  ウミガメの甲羅.
パーソナル英和辞典より引用

ウミガメではないようで、リクガメあるいは飼育されるカメでしょうかね、発端は。
日本で増えてしまっているミシシッピアカミミガメも入る概念なのかな。

カメを飼育することには注意深くなってください。なにせ寿命が長い。

子どもが縁日でかわいいからとねだって買い始めた。子は成長し独立するようになった。カメは元気だ。親が飼うしかない。もう飼いきれない、と水路に放してしまう。心優しい行為のようでいて、生態系には悪影響を及ぼす。こういうことなんですよ。
動物を飼育するのであれば、寿命の最後まで責任を持たねばなりません。これは大事なこと。

心からお願いします。

私共は夫婦そろって70代突入。もう犬も猫も亀も、飼育する資格がありません。1年ずつの虫さんを育てて楽しんでいます。

↓今週のたなくじ、から
0521_1tanakuji2018.5.21
世の中に本当に急ぎ焦るべきことなど、ほとんどないのです。
ゆっくり。ゆっくり。どうぞ。
{0655のスタッフは亀の日を意識してこのくじを入れましたね。わかりません。}

スイカズラ

0501_28suikazura 2018.5.1

このころが最盛期でした。
しかしまぁ、今年は今までになくいっぱい咲いてくれました。うれしかったな。
そばに立つと芳香に包まれるし、きもちがよい。
スイカズラにも実ができるはずですが、見たことないなぁ。今年はどうでしょう。見続けます。

ヒルザキツキミソウ・ユウゲショウ

0501_24hiruzakitukimisou 2018.5.1
ヒルザキツキミソウが家の前で咲きました。アカバナ科マツヨイグサ属です。
駅の踏切のところではある一角がヒルザキツキミソウの群生地になっていますが、我が家前ではやっと咲いた。数も多くはないのですが、一応、毎年咲いてくれてきたので、まだかなぁと待っていました。

0502_7yuugesyou 5.2

同じアカバナ科マツヨイグサ属のユウゲショウ。これはもう、我が家の周辺のあちこちでたくさん咲いています。
比較のために一緒に記事にしました。
花の大きさは違いますが、やはり似ていますね。
親戚同士の可憐な花です。

カマキリの幼虫

0501_22kamakiri1 2018.5.1
ツマグロオオヨコバイとカマキリの幼虫が「ニアミス」(接近遭遇)。
でも、この幼虫にとってはちょっと大きすぎますね、餌にはならない。むしろ大きな相手ですから警戒対象かもしれないな。
オオカマキリかカマキリか、判然としなくて、単にカマキリとしておきます。
0501_22kamakiri2
こんな小さくても「何か用か」と振り向かれてしまった。いやいや、なんでもありません。
0501_22kamakiri3
もっと小さな餌の昆虫を探しています。

5月ですね、カマキリたちの卵が孵化する時。細々ですが我が家周辺で持続的に生きています。
多摩川の河川敷が整備され過ぎて、昆虫も減った。環境は悪化したというべきじゃないかなぁ。

ランタナ

0501_18lantana 2018.5.1
枯れたような姿から、緑の葉が出てくるんですね。
この後、あちこちから緑の葉が出て、増えて。

0518_5lantana 5.18
気付いたらつぼみができたいました。

0520_6lantana 5.20
咲き始めたな。

0522_6lantana 5.22
開花宣言ですね。
これから年内長く咲いてくれるはずです。チョウに愛される花です。チョウ好きの方にお勧めです。楽しいですよ。

エゴノキ

0501_15egonoki1 2018.5.1
これは以前にも掲載したことがあるような。
0501_15egonoki2
こういう花です。白のきれいな花ですね。
検索したら2014年、2016年にも書いていました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-95af.html
2016年5月31日 (火) エゴノキ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-95af.html
2014年6月 4日 (水) エゴノキ

いつも利用する季節の花300から↓
http://www.hana300.com/egonok.html
エゴノキ(萵苣の木(ちしゃのき)、轆轤木(ろくろぎ))

・エゴノキ科
・学名
  Styrax japonica
   Styrax : エゴノキ属
   japonica : 日本の

 Styrax(スティラックス)は、ギリシャ語の「storax(安息香)」が語源。この属の植物は、この安息香というものを産出することから。

英和辞書

storax
►n エゴノキの樹脂《安息香の一種》;蘇合香(そごうこう) (=Levant ~) 《フウの樹皮から採る樹脂で医薬や香料に用いた》;〔植〕 モミジバフウ (copalm);〔植〕 エゴノキ《Styrax 属の木の総称》.
[L (変形)<STYRAX]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

styrax
►n 〔植〕 エゴノキ属 (S-) の各種低木.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

安息香酸(benzoic acid)はC65COOHという酸で、蒸気圧が低いですから全然香りません、安息な香りがするわけではないのです。エゴノキの樹脂=安息香から採れるから安息香酸なのです。

そうそう、花300のサイトには実も載っています。これがまた楽しいですよ。

アセビの実

0501_14asebi1 2018.5.1
アセビの花は毎年のように掲載していますが、迂闊にも実を知らなかった。
妻が撮影してきた写真を見て、「ナンダこれ?」と訊いたら「アセビよ」、「え、そうなのか~」
実のできはじめですね。青い実。
いや、初めて見ました。ホント。

↓このページから実のページへもいけます。
http://www.hana300.com/asebi0.html
馬酔木(あせび)

0501_13matu 2018.5.1
このごろ松という木が以前より少なくなった気がします。
こういうすっくと立った気持ちのいい木なんですよね。
なんだか曲がりくねったようなイメージが作られちゃっていますが。
見ていて気持ちいでしょ。

まつ【松】
(一説に、神がその木に天降ることをマツ(待つ)意とする。また一説に、葉が二股に分かれるところからマタ(股)の転とする)
①マツ科の一属。北半球の温帯を中心に約100種が分布。常緑の高木。葉は針状、2~3枚または5枚。雌雄同株。花は春に咲き、雌花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に穂状に密生。球果はいわゆる「まつかさ」。日本にはクロマツ・アカマツ・ゴヨウマツ・ハイマツなどがあり、長寿や節操を象徴するものとして古来尊ばれる。天然記念物の大木も多い。万葉集[6]「神さび立ちて栄えたる千代―の樹の」 →松科。
(後略)
広辞苑第六版より引用

なるほど、門松は年神様をお迎えする目印というか依り代だ、というのはこういうことでしたか。

「えいごであそぼ」から。英語俳句。

0501_8robot

声に出して読んでみてください。
「r」の発音、うまくいきましたでしょうか。
夫婦二人でテレビの前で「r」は難しい、と練習しています。
0501_8robot3
口の中での舌の動きを示す「ジェイソン・ジュニア:JJ」です。
指の入った赤い舌が示されています。
口蓋に全く触れないのです「r」は。
「L」だと舌先が口蓋に触れるんですけどね。
いや、むずかしい。

ふと思うのですが、ローマ字で日本語の「ら行」に「r」を使ったのは誤りだったのではないか。
ら行音では、舌先が口蓋に触れてますよね。ですから、「L」で表記すべきだったのではないか。
発音のむずかしさがそれで軽減されるわけではないけれど、少なくとも英語で「red」と表記されたら、日本語の「れっど」とは異なるのだ、という意識は高まったんじゃないかなぁ。
{「ゥエッド」みたいな音になりますよね。表記ともいえない表記ですが}

アカハラゴマダラヒトリ

0430w_15akaharagomadarahitori1 2018.4.30
妻が見つけてきました。一応、私の知識としては「ヒトリガ」の仲間だな、とは分かったのですが。
0430w_15akaharagomadarahitori2
腹面上部の色がチラッと見えています。これ赤?それとも黄?
0430w_15akaharagomadarahitori3
う~む。判断しづらい。
非常によく似た種でアカハラゴマダラヒトリとキハラゴマダラヒトリというのがあるのです。

↓参考
http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Arctiinae/Spilosoma_punctarium.html
アカハラゴマダラヒトリ Spilosoma punctarium (Stoll, 1782)
科:ヒトリガ科(Arctiidae) ヒトリガ亜科(Arctiinae)
属:Spilosoma Curtis, 1825
【比較写真1】(左キハラ、右アカハラ)。 【比較写真2】(上アカハラ、下キハラ)。
【幼虫食餌植物】 クワ科:クワ、 ミズキ科:ミズキ、多食性(※KD)

http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Arctiinae/Spilosoma_lubricipedum_sangaicum.html
キハラゴマダラヒトリ Spilosoma lubricipedum sangaicum Walker, [1865]
科:ヒトリガ科(Arctiidae) ヒトリガ亜科(Arctiinae)
属:Spilosoma Curtis, 1825
【幼虫食餌植物】 クワ科:クワ、バラ科:サクラ(※KD)、アブラナ科:野菜、マメ科:マメ類、ダイズ(※ZN)

ここの参考写真を眺めまして、翅の黒い点々の感じなどから、アカハラゴマダラヒトリだろう、と考えました。
幼虫の食草からすると、「キハラ」かなぁ。全く自信はありません。
「***ゴマダラヒトリ」といってしまえば間違いははないけど。

★「ヒトリガ」の「ヒトリ」は「一人、独り」ではありません。敢えて書けば「火取り」あるいは「火盗り」ですね。灯火に飛来するので。

ひとり‐が【灯蛾】
ヒトリガ科のガの総称。色彩の美しいものが多い。灯火によく飛来する。幼虫は典型的な毛虫。その一種ヒトリガは、開張5~7.5センチメートル。前翅は暗褐色に白帯があり、後翅は赤色で、数個の丸い青黒色紋がある。
広辞苑第六版より引用

2018年5月23日 (水)

ハルジオン

0501_4harujion 2018.5.1
まだハルジオンなのではないかと勝手に思っていますが、ヒメジョオンと完全に識別しているわけではない。
暗くなってから撮ったというわけではありません。
望遠で、この花の輝きにたいして露出が自動で合ったものですから周囲が暗くなった。
結構いい雰囲気に撮れたと独りで悦に入っています。
光線を楽しんでください。

スウィートピーにて

0430w_5aburamusi_sweetpea 2018.4.30

植物の茎だけでなく、花弁からも汁を吸うのですね。ふ~ん。
下の個体は成虫。上の個体は幼虫だと思います。
花が咲いてから歩いてきたのでしょうね、どうしてここに位置決めしたのか、何となく不思議な気分です。

ブルーサルビア

0430_21bluesalvia1 2018.4.30
派手さはないんですけど。お気に入り。
0430_21bluesalvia2
色がいい。
シソ科の花です、という姿が素敵。

0518_11bluesalvia 5.18

下から咲き始めてゆっくりゆっくり上がっていきます。
まだまだ時間をかけて進んでいきます。
お世話なしでこの線路柵下の場所で毎年咲いてくれます。
いかがですか?

アメリカフウロ

0430_18americahuuro1 2018.4.30
熟しきったアメリカフウロの実。下の丸い部分に種子が入っています。
塔のように立った部分が種子を弾きとばすバネになります。
0430_18americahuuro2
指でつまんで、アングルを変えてみました。
この時は触っても弾けませんでした。

0513_8americahuuro 5.13
弾けたのを見つけたのでつまんで撮影。
跳び損ねて途中の状態になった種子が見えますね。
ま、そのうち下へ落ちるでしょう。遠くへは行けなかったけど、そういうこともあるさ。

ビヨウヤナギ

0430_15biyouyanagi 2018.4.30
ビヨウヤナギにつぼみ。只今、準備中。

0512_9biyouyanagi 5.12
準備が進んでいます。立派になってきたぞ。

0517_9biyouyanagi 5.17
中の黄色が透けてきました。
0517_26biyouyanagi
「蕾」とかいて「予感」と読むのはいかがでしょう。

0519_10biyouyanagi 5.19
もう花になるのも時間の問題。

0520_2biyouyanagigenkan 5.20

これは玄関先の鉢植えの株。下の方、陰に隠れて開花。
立って玄関を出ると気づかない。

座り込んで撮影しました。

0520_11biyouyanagi1
ここは道の突き当り。一目で5輪見えますが、近寄って探すと10を超える花が咲いていました。
0520_11biyouyanagi3
中の方を覗いたら、暗い茂みにさし込んだ光と花の奇跡的な出会い。

輝いていましたよ。
この状態はごく短時間しか持続しません。太陽光の動きはかなり速いのです。「一期一会」あるいはちょっともじって「一光一会」なのです。

出会ったらシャッターを押す。逃してはなりません。

カラー

0430_2calla1 2018.4.30
優美な曲線ですね。木陰の暗いところで咲きました。
サトイモ科です。
0430_2calla2
中を覗いてみました。白いのは苞です、仏炎苞(ぶつえんほう)というのかな。
中央の黄色い棒が小さな花の集合体です。
ミズバショウとかザゼンソウなどのサトイモ科の花も同じ構造ですね。
0430_9himemarukatuobusimusinado
後でまた見にいったら。ヒメマルカツオブシムシが歩いていました。
キク科の花で見ることが多いと思っていましたので、ちょっと意外。
奥の方に虫が頭を突っ込んでいるように見えるのですが、確認できませんでした。
引っ張り出しては申し訳ないしね。

0501_2calla 5.1
翌日には苞の巻きが少し緩んで広がったようでした。

ビロードスズメというスズメガの幼虫はカラーの葉を食草にします。
この幼虫が実に「蛇」そっくりなんですよね。かわいい。
私共にとてっては来てくれてもいいんだけど、この頃あまり見かけていません。

↓ちょっと以前の記事。1~6まであります。次々と読めますから、どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-4ba8.html
2012年9月17日 (月) ビロードスズメ幼虫:1

但し、ヘビは絶対嫌だ、という人は見ない方がいいです。

フタモンアシナガバチ

0429w_2asinagabati 2018.4.29
悲しいご報告になります。
ハクチョウゲの枝の間の少し奥。アシナガバチが巣をつくり始めたようだと妻からの報せ。
足元を片付けて踏ん張りやすくして覗くと、確かに。
フタモンアシナガバチでしょう。メスが一匹で巣をつくり始めた。このままだとやがて働きバチが誕生してきます。
ここは私たちの行動範囲内です。向こうも自分の巣を守ろうとするでしょう。
仕方がない、今のうちに処分することにしました。
長袖シャツの袖を伸ばして腕を守り、手前の枝をそっと切って手を入れやすくして、殺虫剤のスプレーを一二度噴射の状態を確認してから、作業中のハチに向かって一挙に大量噴射。ハチは当然死にました。
巣を切り取って確認したら、何匹かの幼虫がいましたが、これもスプレーを噴射。
後味が悪くて、一日中、気分が悪かった。やりたくない仕事だった。でも、私共も身を守らなければならないので、仕方のないことでした。

キイチゴ

0429w_1kiitigo 2018.4.29
おいしそうでしょ。
子どもの頃に、通学路の生け垣などでこういうのをつまんだことがあるな。
60年近く経っても、食い意地が張っていることは変わらない。

パンジー

0429_18pansy 2018.4.29
パンジーとアリッサムが一緒の鉢に。
パンジーには、夏を越して秋にツマグロヒョウモンの食草になってほしいな、という思いがあります。
買ってきたばかりのものは、幼虫に与えられないので、長く手元で栽培して、薬っ気のない葉になってほしいのです。
チョウ好きの人間は花を何だと思っているんでしょうね。ツマグロヒョウモンに感情移入して「おいしそうだなぁ」などと思っていたりして。

クレマチス

0429_16clematis1 2018.4.29
このオシベの群れが結構楽しい。
0429_16clematis2

花びらだけが花じゃない。花の「時」、それぞれに特徴ある姿を楽しみましょう。

0502_33clematis 5.2
写真ではあまりよくわからないのですが。
咲いて間もない花の花弁は「つや消し」のようなのですが、終わりに差しかかった花の花弁は「てかてか」しているようなのです。面白いものです。

0520_15clematis 5.20
これが多分今シーズン最後の花になると思います。
つぼみがもう見えなくなりました。
通行人の方で気づいた方もいらしたようです。嬉しいことでした。

2018年5月22日 (火)

クサギカメムシ

0429_12butihigekamemusi 2018.4.29
分かりづらいですが、針状の口をタチアオイの茎に挿して汁を吸っているところです。

0506_11butihigekamemusi 5.6
これもおそらく汁を吸っていると思いますが、口元はうまく見えませんでした。

↓ここにクサギカメムシの交尾の写真があります。合わせてどうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-9a72.html

クロアゲハ

0429_11kuroageha 2018.4.29
これは撮影した私にしかわからない写真です。
クロアゲハが目の前を飛んだのですが、チョウ本体は撮れなくて、路面に写った影しか撮れなかった。
翅を広げてソアリング飛行の状態だったようです。
大型チョウの飛翔は迫力があります。

カタバミ

0429_10katabami 2018.4.29
分かりにくいかと思います、私がこの時見たのは、小さな花の割に実は大きいんだなぁ、というポイント。
塔のように立っているのが実です。

0501_33katabami1 5.1
くっきりした影が面白かった。
影を擬人化したりしてみてください。
その上で、単純に上下引っくり返すと
0501_33katabami2
印象が変わるでしょ。
上下の座標軸がひっくり返るだけで、見える世界が変わるんです。
私共の視覚にはどうしても座標軸が必要だという気がします。
宇宙ステーションの無重量環境で重力による上下軸が消えた時、どのような感覚になるのか、興味深いところです。

0502_37katabami1 5.2
玄関先に座り込んだら、脇の鉢のカタバミが面白かった。
花弁がしぼんで今ぬけようとしているのが左の花。
右の花はもう花弁は落ちた後。
真ん中の花では、実が成長し始めています。やがて「大きな塔」になる。
0502_37katabami2
こんな状態のものも。
0502_37katabami3
そしてこうなる。
実が熟しきると弾けて種子を飛ばす。
熟した実に手を触れて弾けさせると痛いくらいの速さで飛んできます。すごいものです。
質量を持つ種子をかなりの速度で射出する。ということはそれだけのエネルギーを果実は蓄えている。
ある種のポテンシャルエネルギーということでしょうね。
光エネルギーから化学エネルギーへ、そして力学的なエネルギーへ。
静かに見える植物ですが、すごい仕事をしています。

ラナンキュラス

0429_7ranunculus1 2018.4.29
こんなに豪華に咲き誇るんだったっけ、と。今年はすごい。

0501_31ranunculus 5.1
つぼみが顔を出しました。

0502_4ranunculus 5.2
口が開いてきました。

0503_4ranunculus 5.3
咲きましたけど。幼い雰囲気。周りのお姉さんたちに囲まれています。

0504_8ranunculus 5.4
一人前になりました。

0505_2ranunculus 5.5
大人です。

0506_17ranunculus 5.6
目の前の花の姿という形で経過していった時間。
生きるということは、美しいものです。老いることもまた。

ハクチョウゲ

0429_4hakutyouge1 2018.4.29
ハクチョウゲがかわいくて、いろいろな角度で眺めていました。
たまたま位置関係から横顔が撮れた。いつも上からなので面白かった。
0429_4hakutyouge2
ん?あれ?花弁が6枚?
君たちは5枚が基本でしょ?

0430_1hakutyouge1 4.30
ハクチョウゲは白い花ですが、つぼみは純白ではないことに気付きました。
木につぼみがいっぱいつくと、なんとなくピンクっぽい感じがします。
0430_1hakutyouge2
ごく薄い茶色のような感じもあります。まぁ「赤」が薄く薄~く混じっている、といえばいいかな。
花の中は白いのですが。
0430_6hakutyouge2
妻に、花弁の数が変なんだよ、と報せたら、あらホントだ、と二人で笑って大騒ぎ。
0430_6hakutyouge3_2
どう見ても6枚ですが、変だなぁ、形成不全とかでしくじったという感じは全くない。
私はこれでいいのっ、と主張してます。

0502_2hakutyouge3 5.2

いろんな事があるもんさ。
まあね。

生殖器官というのは保守的なものだという気もするんですがねぇ。

ムラサキカタバミ

0428_14murasakikatabami 2018.4.28

まとめるとかなり華やかな雰囲気になります。他の花の脇から顔を出すだけじゃかわいそう。
0429_3murasakikatabami1 4.29
朝の08:41。みんな閉じています。
0429_3murasakikatabami2
11:01になったら、開いていました。
ムラサキカタバミの花は花弁の表裏の成長の差で開閉します。
ということは、開閉を繰り返すと花が大きくなります。

0506_2murasakikatabami 5.6

ほらね。上の花は小さくて色が濃い。
下の花は色素は作らずに開閉によって大きくなりました。色が薄まっちゃった。
一つの画面に収めることができたので、お目にかけます。
何日間かの時の経過が写っています。
↓この話は既に何度かしています。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-1c68.html
2012年6月 1日 (金) ムラサキカタバミ

サフィニア(SURFINIA)

0428_13safinia 2018.4.28
スーパーの園芸部で見かけて、かわいいわ、と妻が買いました。

0501_32safinia 5.1
家に連れてきて定植。ちゃんと咲き進んでくれています。

0520_25surfinia1 5.20
開き始めの色の濃いこと、すごい。
0520_25surfinia3
アップにしてみました。
ところで、これペチュニアとどう違うんだ?と漠然と思っていたのですが、ブログに書こうということで検索してみたらナゾが解けました。
サフィニアはペチュニアの園芸品種だそうです。ペチュニア属の花ですから、ペチュニアと属名で呼んでも間違いではないようです。

0520_25surfinia2
まずは気づかずにいたこと。買ったときにラベルがあったのですね、ちゃんと見ていなかった。
「SUNTORY SURFINIA 波打つように豪華に咲く」のだそうです。
サントリーはいろいろな品種を作っているからなぁ。その一つなんだ。(青いバラもサントリーでした。)
しかし、「波打つように豪華に咲く」というのがどういう意味なのか、今一つ判然としませんが。

そして検索。
↓季節の花300
http://www.hana300.com/safini.html

サフィニア、ペチュニア(Safinia, Petunia)
(衝羽根朝顔(つくばねあさがお))

・茄子(なす)科。
・学名
  Petunia hybrida
    (ペチュニア)
   Petunia : ペチュニア属
   hybrida : 雑種の
 Petunia(ペチュニア)は、ブラジルのグアラニ語の「ペチュン」という、”タバコ”を意味する言葉が語源。花がタバコの花に似ているため。
・「サフィニア」というのはペチュニアの新品種だが、これは1989年にサントリーが 開発したもの。”サーフ(波)”と”ニア”を組み合わせた名前。

「1989年にサントリーが開発したもの」とありました。「波・サーフ」だそうですが、このサイトでは「Safinia」と表記している。

↓趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-88

1985年ごろからは品種改良に、ほふく性のペチュニア・アルチプラーナなどを利用することで、それまで実生系(タネから育てる系統)のみだったペチュニアに、栄養系(さし芽でふやせる系統)の園芸品種が誕生しました。従来の実生系とは異なり、雨に強く大きく育つため大人気となり、ヨーロッパの窓辺を変えたと称されたこともあります。
・・・
「サフィニア」シリーズ
Petunia Suffinia Series
栄養系品種の元祖。

はは~ん、栄養生殖する品種として開発されたんですね。いろんなことをやるものです。
ここでは「Suffinia」と表記しています。
サントリー自身は「SURFINIA」としています。
こうなると、命名者自身の表記を使うべきかな。
園芸の世界は難しい。

↓そうそう、肝心のサントリーのサイトから
https://www.suntory.co.jp/flower/gardening/lineup/spring/surfinia/

波うつように豪華に咲きあふれる
サフィニア SURFINIA
ナス科ペチュニア属

アオスジアゲハ

0428_10aosujiageha1 2018.4.28
蛹で冬を越したアオスジアゲハが旅立っていきました。
0428_10aosujiageha2
長く付き合っていると、チョウの顔が好きになる。
独り生きる者、という威厳を感じます。

ナナホシテントウ

0428_6nanahositentou 2018.4.28
ナナホシテントウがいたのですが、ちょっと傷んでいます。
羽化の失敗なのか、鳥にでも突かれたか。
歩いていましたから、さしあたっては大丈夫そう。
繁殖まで行けるといいね。

ブーゲンビリア

0428_5bougainvillea1 2018.4.28
花が咲きそうです。3本のつぼみと、それを包むような苞葉が3枚。
まだ地味な色。

0502_12bougainvillea1 5.2
鮮やかな色になってきました。苞葉はまさしく「葉」ですね。
0502_12bougainvillea2
正三角形みたいだと見るか、なんだか顔みたいだと見るか。

0512_6bougainvillea 5.12
色はどんどん鮮やかになるのですが、まだ本当の花が咲かない。

0515_2bougainvillea 5.15
「花が咲きました」といえます。
0515_2bougainvillea1
これが花のアップ。
通常は苞葉を花として観賞するわけですが、一応、知識として、本当の花はこれだと知っておくのもいいかしら。
0515_2bougainvillea2
ムラサキカタバミがここでも一緒に写るんだ、と言っていましたので、そのように。
かわいい花です。

0518_14bougainvillea 5.18
今年はすごい。あでやかです。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%AA%E3%82%A2

目     :     ナデシコ目 Caryophyllales
科     :     オシロイバナ科 Nyctaginaceae
属     :     ブーゲンビリア属 Bougainvillea

原産地は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である(写真では2つしか見えない)。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。

ブーゲンビリアと言っているのは属名ですから、細かい品種名があると思います。フォローしきれません。

2018年5月21日 (月)

カナヘビ

0428_4kanahebi1 2018.4.28
草むらにカナヘビがいました。トカゲほど素早くは逃げない。
見つかったかな、と草むらの中へおもむろに消えていく。
0428_4kanahebi2
こんなアングルで写すことができました。写真写りがいい。

0513_5kanahebi1 5.13
この尻尾の長さ、見てください。
0513_5kanahebi2
悠然と奥へ消えていきました。

カナヘビには第三の目=頭頂眼があるということを知って以来、どうにもカナヘビが好きになってしまった私です。
カナヘビはどんな世界を見ているんだろうなぁ。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-f1da.html
2011年8月18日 (木) 頭頂眼

ポスター

0428_1poster 2018.4.28
蒲田へ行こうと駅へ行ったら、視力検査表のようなものが貼ってある。
ナンダ?と見れば、テロ対策のポスターでした。
「テロの危険、見えますか?」というタイトルで、ランドルト環の間に「爆弾」のようなものが紛れ込ませてあるのでした。
いろんな啓発活動をしているのだな、と感心して一枚パチリ。

↓警視庁の取り組みらしいです
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/heion/antep_mpd.html
テロ対策東京パートナーシップ
更新日:2018年3月23日
官民を挙げたテロを許さない社会づくり

★別件
このポスターの「爆弾」を見ていて思い出しました。
教師になって初めて赴任した中学校。定期考査の時。もちろん開始と終了のチャイムは鳴るのですが、中学生のこととて腕時計を持っていない生徒もたくさんいる。で、試験監督者が黒板に爆弾の絵を描き、導火線を長く描く。で10分くらいを単位にして、導火線を短くしていく。試験終了時に導火線がなくなる、という仕掛け。生徒は笑って利用していましたが、どうなんだろう、今だとなんだか問題視されそうな気もしますね。現在50代の終わりごろの方々の中学生時代の話です。

テッポウユリ

0427w_18teppouyuri 2018.4.27
小さなつぼみを抱えています。

0429_20teppouyuri 4.29
ちょっぴり顔が見えてきた

0503_11teppouyuri 5.3
2つ出てきましたよ。

0504_11yuri1 5.4
ここで2つ。
0504_11yuri2
もう1つあります。
結局3つ咲きそうです。

0515_7teppouyuri 5.15
花の予感。

ギンメッキゴミグモ

0427w_15ginmekkigomigumo 2018.4.27
妻の撮影。キラキラしててすっごくきれいなクモだった、と。
だからこそ「銀メッキ」なんだよ、と。
妻もこれまでに、多分見かけたことはあるはずなのです。でも、目の前で網を張って間近に見るということがなかったのでしょう。
クモの生態をほとんど知りませんが、「ギンメッキゴミグモ」で検索したら「ナショナル ジオグラフィック日本版」の記事がトップでヒットしまして、衝撃的な内容でしたのでリンクしておきます。

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/032200101/
メスの交尾器を破壊するクモ、日本でも発見
メスは破壊に気づかずまた応じることも。クモではよくある行動か
2016.03.23

ヨトウガ幼虫@イチョウの葉

0427w_14yotouga 2018.4.27
イチョウの葉に食痕。葉肉だけ食べてますね。何かの若齢幼虫ですね。
イチョウの葉を食草にする昆虫というのはほとんどいないと思っていました。イチョウとの付き合いは長いけれど、葉が虫に食われるということはほとんどなかったのです。

0428_12yotouga1 4.28
翌日、幼虫の姿がちょっと変化していました。
0428_12yotouga2
こんな場所もありました。凄い食べ方をする。
葉肉だけをひたすら食べているらしい。私共にとってなじみの深いチョウの幼虫たちはこういう食べ方はしない。縁から齧りとっていく。
なんだろうなぁ、と調べていたらヨトウガの幼虫らしい。↓
https://sizenkan.exblog.jp/13749786/

実は昨年もこの街路樹のイチョウでヨトウガを発見し、注目していた。
H井先生に報告したところ “広食性だけに、ほかに食料がなくて、たまたまイチョウについたとも考えられます” という回答。
それではと、今年もずっと注目していたのだが、やっと現れた。
やっぱりイチョウで繁殖できるのだ。

「広食性」なんて優しい表現だなぁ。イチョウの葉を食うなんて「悪食」といってもいいんじゃないか、と思うくらいです。
ヨトウガのお母さんももうちょっと産卵する場所を選べばいいのに、イチョウに産卵しちゃったんですね。
幼虫はがんばる、さしておいしいとも思わないけど、食えるんだから食う、「我らは広食性のヨトウガである!」
初めての経験でした。この幼虫は「追放」しました。途中で食草が変わっても生きられるのならそれはそれで構わない、ということです。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%AC

非常に広食性で、イネ科以外のほとんどの植物を食害する。ヨトウガの幼虫による大きな被害が知られている作物には、アブラナ科(キャベツ、ハクサイ、ダイコン)、マメ科(エンドウ)、アカザ科(テンサイ、ホウレンソウ)、キク科(レタス、ゴボウ)、ナス科(ジャガイモ、ナス、ピーマン、トマト、タバコ)、ユリ科(ネギ)、ウリ科(キュウリ)、セリ科(ニンジン)、バラ科(イチゴ)などが挙げられる。

ブルーベリー

0427w_13blueberry 2018.4.27
特に人工授粉はしていませんが、いくつかは稔るかもしれません。

0512_4blueberry 5.12
大分熟してきたようです。
サクランボのようにはこだわっていなくて、ネットもかけていませんから、鳥と競争になるかも。

ホオズキ

0427w_12hoozuki 2018.4.27
ホオズキにつぼみができたわよ、と妻に教えられました。
ふむ、できてる。

0502_15hoozuki1 5.2
私には上から隙間をぬって見るしかない。
0502_15hoozuki2
妻はちゃんと横から撮れます。
0502_15hoozuki3
きれいですね。小さな花ですが、楽しいな。

0512_3hoozuki 5.12
葉に食痕がありました。葉の肉を薄く削ぐように食べるこの食べ方は、ニジュウヤホシテントウの成虫・幼虫の食べ方です。{オオニジュウヤホシテントウも同様です。}
ナス科植物を食害するテントウムシとして有名ですね。
妻に報せて、見つけたら「駆除」しちゃっていいよ、と告げました。
さて、どうなるかなぁ。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-adc1.html
2016年6月23日 (木) ニジュウヤホシテントウの食痕

https://sizenkan.exblog.jp/16583977/

この流儀と作法は、幼虫にも徹底され、親族のオオニジュウヤホシテントウにも引き継がれている。

ホタルブクロ開花

0517_3hotarubukuro1 2018.5.17
今年最初の花です。
0517_3hotarubukuro2
もうすぐ咲きそうなつぼみもいくつか見えています。
以前、白いホタルブクロも見たことがあります。
我が家のは上品な紫で、毎年この時期、楽しみにしています。

http://www.hana300.com/hotaru.html

桔梗(ききょう)科。
・学名
  Campanula punctata
   Campanula : ホタルブクロ属
   punctata : 斑点のある

 Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。

campanula
►n 〔植〕 カンパニュラ属[ホタルブクロ属] (C-) の各種草本 (bellflower).
[L (dim)〈campana bell; cf. -ULE]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

フェアリーアイ

0502_11fairyeye 2018.5.2
前の記事でスミダノハナビの不調を書きましたが、フェアリーアイの方は絶好調。
昨シーズン、花の経過をすべて見続けましたので、今年はちょっと辛いかな、と思っておりましたら。
いっぱいつぼみをつくりました。

0511_16fairyeye 5.11
色はまだですが外側から開き始めました。

0512_1fairyeye 5.12
くっきりとしています。

0515_6fairyeye2 5.15
色がつき始めましたよ。淡いピンク。

0517_2fairyeye1 5.17
ここまでくれば開花宣言でいいでしょう。
0517_2fairyeye2
微妙に色合いが異なる。素敵な演出ですね。
こういうのがいっぱいあるのです。
「妖精の眼」にくらくらしそうです。

スミダノハナビ

0427_6sumidanohanabi 2018.4.27
今年はどうもスミダノハナビは不調。剪定とかしくじったかな。
庭と家の外と2株あるのですが、つぼみは外の株にできた上掲の写真のみ、今のところ。

ちょっと寂しくなるかもしれません。

2018年5月18日 (金)

真夏夜

何日か前の森田さんの気象情報で、森田さんが「真夏夜」について話しておられました。
1日の最低気温が20℃以上の日だそうです。
ただもう、昨今は珍しくもなくなってしまったので、使わなくなったとのこと。「死語」化したようです。
私自身は知らない用語で、森田さんの気象関係蓄積の豊かさを思い知りました。
厚みのないペラペラな予報士さんが多くなってきた現在(失礼)、森田さんのような方は貴重な存在になってきましたね。

さて、そうしたら、昨日5月17日が真夏夜でした。
データ↓

2018年05月17日 東京
最低気温(℃)    21.4    22:38
最高気温(℃)    28.4    15:14

「東京の皆さん、昨日は真夏夜でしたよ~」

東京の最低気温の平年値を見ますと

7/2:19.8℃
7/3:20.0℃
7/4:20.1℃
夏至を過ぎて10日ちょい、というところですね。
暑くなってきました、気温の変化も大きい、皆様には、どうぞご自愛くださいますよう。

↓定義
夏日  :日最高気温≧25℃
真夏日:日最高気温≧30℃
猛暑日:日最高気温≧35℃
真冬日:日最高気温<0℃

真夏夜:日最低気温≧20℃
熱帯夜:日最低気温≧25℃

ササグモ

0427_5sasagumo1 2018.4.27
ホタルブクロにて。
静かに待ち伏せている、という姿ではないような気がします。
威嚇?かな。
ちょっと緊張感を感じましたが、特に何かがいるという感じでもなかった。
と。ご報告です。

スイカズラ

0426_22suikazura2 2018.4.26
つぼみがなんとなく赤味を帯びているような気もする。
先に咲き始めた株とは違う株でして、葉のつやも何となく違うような気もします。
妻が連れてきた株。

0427_13suikazura2 4.27
咲けば花の内側は白い。
もともとの遊歩道に生えていた株も、花の中は白いのですが、外側はもうちょっと赤っぽかったなぁ。なかなか思うようにはいかないものです。

ツマグロヒョウモン

0426_18tumagurohyoumon1 2018.4.26
道路に出ていたら、ツマグロヒョウモンが目の前をひらひら飛ぶ。
なかなかとまってくれない。
仕方ない、と当てずっぽうでシャッターを切ったら上のような写真が写っていました。
左上にチョウ、右下にチョウの影、です。
0426_18tumagurohyoumon2
門の前のパンジーへ。
静止しないのではっきりしませんがオスかな。
蜜を吸いに行ったというより、メスがスミレ科の花に来るんじゃないかという行動かもしれませんね。しかし、すぐ飛び去ってしまったのですが。
そのうち幼虫が「お世話になりま~す」と現れるかもしれません。

コメツキムシ

0426_15kometukimusi 2018.4.26
コメツキムシ科であることは間違いない。
(しゅ)がわからない。微毛は多分特徴になるだろうと、探してみたら、一番似ていたのが
クロツヤクシコメツキでした。
でもなぁ、似た種類はほかにもありそうなので、自信はありません。
暫定的に、ということにしておきましょう。

https://mushinavi.com/navi-insect/data-kometuki_kutoruyakusi.htm
クロツヤクシコメツキ

ところで、コメツキムシって「跳ねる」ことを知っていますか?
子どもの頃は、家に隙間も多かったし、夜、灯りにひかれて虫が飛び込んで切ることはよくありました。その中にコメツキムシもいたのです。
つまんで裏返しというか引っくり返して置くと、しばらくもぞもぞしてから、首を曲げ、それをパチンと反り返らせて反動で跳ね上がる。実際に音がします。で、空中で姿勢を正して落ちてくるのです。面白いから何度も繰り返して遊んでから放してやったものです。60年も前のガキの記憶です。

過去記事↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_c838.html
2008年5月26日 (月) コメツキムシ
↑ここで、以前書いていた「理科おじさんの部屋」というHPへのリンクがあります。
HPはもう閉鎖しましたので、テキストファイルにして、リンクしますので、よかったら読んでみてください。
「Resilin.txt」をダウンロード
クリックすればダウンロードせずに読めるはずですが。

マガリケムシヒキ

0426_10magarikemusihiki_2 2018.4.26
離れた場所で、近づきようがない。
マガリケムシヒキという肉食性のムシヒキアブ科のアブです。
「毛虫」を引くわけではなく、「毛が曲がった」「虫引き虻」です。
上の写真では「曲がり毛」は見えませんね。

去年も見かけまして記事を書いています↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-43d7.html
2017年5月24日 (水) マガリケムシヒキ

ここで使っている写真は、5月1日と3日でした。ほぼ同じよな時期に出現していますね。
この記事で引用・リンクしているサイトに、再度リンクします。
http://shizensanpo.seesaa.net/article/403204853.html
「曲がり毛」を確認できます。どうぞ。

アシブトハナアブ

0426_9asibutohanaabu 2018.4.26
写真写りのいいやつで。脚の太さも見せないで写っています。
ハナアブですから、花粉や蜜を花に来る。当然花粉を媒介します。
ちょっと大きめのアブですが、刺すわけじゃない。刺すという意味ではミツバチの方が危ない。
ミツバチというとフレンドリーなものと思ってしまうと危険ですよ。
ミツバチが危ないからこそ、ハナアブたちはミツバチに擬態しているわけですからね。

ナミテントウ

0426_6namitentou1 2018.4.26
ちらっと見えた背面でナミテントウと判断しました。
0426_6namitentou2
腹しか見せてくれないというのも珍しい。
0426_14namitentou
別の場所で。首を伸ばしているというのも変ですが、どうしたのかな。
あまり見かけない格好でした。
アブラムシはあちこちにいます。どうぞ。

ナンテン

0426_3nanten 2018.4.26
つぼみが目立ち始めました。

0501_7nanten 5.1
ふくらんできています。
我が家ではあまり実がならない。でも花はいっぱい咲きます。
ナンテンというと実ばかり話題になりますが、花もいい花なんですよ。見てあげてくださいね。
咲いたらまた掲載しましょう。

0426_2ga 2018.4.26
玄関ドアにくっついていました。何というガかわかりません。
折角「訪問」してくれたのですから、記念写真を掲載します。
キバガの仲間かなぁ。・・・?

スイートピー

0424_30sweetpea2 2018.4.24
オレンジがかった赤、なのかなぁ。色の名前がわからない。
0424_30sweetpea5
これはピンク、でいいでしょう。
0424_30sweetpea6
薄い紫

0504_12sweetpea1 5.4
最初に咲いたのは白でした。白が先行して他の色の花が咲かなくて、ちょっと寂しかったのですが。後からどんどん色が豊富になりました。

0512w_3sweetpea 5.12
濃い紫も咲きました。
芳香に包まれるし、色とりどりに咲き群れるし、とても気持ちがいい。
そろそろピークを過ぎてきました。

2018年5月17日 (木)

八重ドクダミ

0504_5yaedokudami1 2018.5.4
自宅周辺のドクダミが咲き始めましたので、「あの八重の」ドクダミもそろそろだろうな、と本屋散歩の帰りに寄ってみたら、案の定。
0504_5yaedokudami2
背の高いトクサの並んでいますので、トクサの間からも。
0504_5yaedokudami3
日の当たっていた花では影が面白かった。
で、妻はこの八重のドクダミを見てないはずだ、と翌日5日、一緒に出掛けました。

0505_12yaedokudami1 5.5
面白がっていっぱい撮影していました。
0505_12yaedokudami2
これも開けば八重の形になるのでしょう。
0505_12yaedokudami3
横から撮れるというのが妻の強み。開いていく途中の姿ですね。
0505_12yaedokudami4
かなり長い時間、二人で騒いでいました。
あの老夫婦、何やってんだろう?とか思われていたかもしれません。
珍しいものを見ると、つい、騒ぎたくなります。好奇心旺盛な老人二人なのです。

↓去年の記事。初めて見たという話など。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-15d2.html
2017年6月16日 (金) 八重咲きドクダミ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-f149.html
2017年6月16日 (金) ラッキー・ドクダミ:1

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-6184.html
2017年6月16日 (金) ラッキー・ドクダミ:2

↓八重ドクダミが主たる目的でしたが、その時にセイヨウオダマキも見まして、記事はそちらが先行しましたのでリンクします。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-1520.html
2018年5月15日 (火) セイヨウオダマキ

ドクダミ

0424_23dokudami1 2018.4.24
つぼみが見え始めました。
0424_23dokudami2
白く丸いつぼみがあちこちいっぱい。

0430_16dokudami1 4.30
咲き始め。面白いことに、白い総苞4枚のうち、1枚だけ遅れることがよくあります。
0430_16dokudami2
これもそうですね。

0506_4dokudaminiwa 5.6
総苞4枚+α かな?
0506_10dokudami
4枚ですが、大きさや位置がアンバランス。
0512_10dokudami
右上のは3枚かなぁ。たくさん咲くと、いろいろなのが出てきます。
個性的です。

カラスノエンドウ

0424_15karasunoendou1 2018.4.24
真っ黒な豆を見つけたので摘んで撮影。
0424_15karasunoendou2
軽くつぶすと割れて中の豆が見えました。
鞘の内面は銀色に輝く滑らかな「育児室」です。

0501_6karasunoendou1 5.1
庭でも熟していました。
0501_6karasunoendou2
ねじれていますね。
0501_6karasunoendou3
弾けて豆を飛ばした跡です。
弾ける瞬間を見るなら、熟しきった実をドライヤーで乾燥すると見られるかも、ということです。
下にリンクする youtube で知った知恵です。

http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/dispersal.html
種子散布(Seed dispersal)

・・・
自動散布 (autochory)
    果実や種子が自動的にはじき飛ばされる。果皮が裂開しようとする力が果皮をつなぎ止める力を越えたときに瞬間的に果実が分解し、内部の種子がはじき飛ばされるものや、果皮が収縮する力で種子がとばされるものがある。カラスノエンドウ (マメ科) やスミレ属 (スミレ科)、フウロソウ属 (フウロソウ科)、ホウセンカ、ツリフネソウ属 (ツリフネソウ科)、カタバミ属 (カタバミ科) などに見られる。
・・・

https://www.youtube.com/watch?v=SJhlBIotse4

キイチゴ

0424_14kiitigo 2018.4.24
自分で勝手に生えてきたキイチゴ。
実の数は少ないし、摘んで食べていますから実生ではないと思います。。
あちこちにこういう小さな葉が出てきています。全部育ってもらうわけにもいきません。
繁殖力旺盛ですね。

シーオニオン

0424_13seaonion 2018.4.24
つぼみの始まりです。
頂いたときの名前で記憶しているのですが。
オーニソガラム・コーダツムというのがおそらくブレなくこの植物を指す名前のようです。

0426_5seaonion 4.26
奥の方につぼみが見えてきました

0515_12seaonion 5.15
もうすぐ下の方から咲き始めそうです。

色んな名前で呼ばれるようです。

オーニソガラム・コーダツム
シー・オニオン
偽海葱 ニセカイソウ、ギカイソウ、ニセウミネギ
子持ち蘭 コモチラン
子持ち海葱 コモチカイソウ

コモチランというのが和名としては呼びやすいかなとも思います。(あまり普及してないのかもしれませんが。)

何にも世話をしていませんが、毎年必ず咲いてくれます。

ラナンキュラス

0424_7ranunculus1 2018.4.24
まるでバラみたいな花。
0424_7ranunculus2
これは「実」といっていいのかどうか。
ちゃんと確認したことはないのですが、種子ができるはずです。
どうなるかな。

アシナガグモ

0423_17asinagagumo1 2018.4.23
池の上に網を張ったアシナガグモ。
0423_17asinagagumo2
ホントに脚が長いでしょ。腹側が見えています。

0427w_16asinagagumo 4.27
23日の写真も、この27日の写真も妻が撮ったもの。
同じような場所を見ているはずなのですが、私は見かけていない。
妻と私の活動時間の違いのせいかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%82%B0%E3%83%A2

昼間から網を張っている場合もあるが、多くは夕方から網を張りはじめ、夜に虫を捕らえる。

私は真っ昼間、12時~1時ころ「昼の散歩」にでます。
妻は夕方や朝方に庭仕事。昼間の気温が高い時は外に出ません。
この差、でしょうね、きっと、私がアシナガグモと出会いにくいのは。

念の為:アシダカグモではありません。アシダカグモは巨大なクモで、網は張らずに待機型の狩猟行動をします。

ホソヒラタアブ

0423_15hosohirataabu 2018.4.23
ハタケニラの花に来たホソヒラタアブ。
前脚でメシベを抱えるようにしています。
花粉媒介というとついミツバチを思ってしまうのですが、実際にはアブの働きは見逃せない。
見かける回数でいうと、ハチよりアブの方が多いですね。
せっせと花粉媒介に貢献してください。

花にアリ

0423_9ranunculus_ari 2018.4.23
ラナンキュラスの花で。
アリ自身が花の蜜を探索しているのでしょうが、まだ巻きが硬いでしょうから蜜にはたどり着けないんじゃないかな。
0423_10rengesou
レンゲソウで。
花の蜜ではなくて、アブラムシの出す汁をもらいに来ているのでしょう。
触覚でアブラムシを突っついて、汁を出してくれたら触覚で味を確認しながらもらっていく。
仕事が忙しい。

アリウム

0422w_2allium1 2018.4.22
妻の写真。私は、なんだこれ?
上の方が開ききっていないのよ、開けば球形になるの。
0422w_2allium2
はぁ、そういうものなのか。
巨大ネギ坊主、というやつですね。
アリウム。
アリウムというのは属名ですから、園芸品種となるともうものすごくいっぱいあるはず。
我が家でも咲かせたいけれど、なかなかうまくいきません。

根の付いたネギの茎や葉の部分を食べたあとで、根の部分を植えると、意外にネギ坊主が見られることがありますよ。
お試しください。

2018年5月16日 (水)

白い藤

0422w_1huji1 2018.4.22
妻の買い物散歩での撮影。
白い花の藤。豊かな花盛り。
0422w_1huji2
白い花の藤はちょっと珍しいのかな。
藤は藤色、淡い紫、をよく見ますよね。
ここの管理者は実を稔らせるのかどうか、わかりません。
豆の鞘は硬いし、弾けると痛いし。

小学生の頃、藤豆で「殴り合いごっこ」をしましたっけね。みんなその痛さは知ってますから、適度に殴り合いの形をしてじゃれ合うわけです。小学生の遊び。真剣に殴り合いなんぞしませんよ。

↓この記事で扱ったのは水車そばの藤棚、薄紫の花。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-7b87.html
2018年4月25日 (水) 藤
この藤棚は大田区の管理でしょうけれど、豆は実らせません。切ってしまうようです。危険といえば危険ですからね、特に知らない人には。

↓寺田寅彦の随筆です。お楽しみください。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2339_13490.html
藤の実 寺田寅彦

レンコン

0422_18renkon 2018.4.22
このレンコンは芽が出るんじゃないか、と妻が言います。
食用としてスーパーで買ってきたのですけどね。
なんとなく、食用のレンコンと、蓮の花とが結びつきにくかったのですが、確かに同じですね、考えてみれば。
しかしまあ、食べずに育ててみようというのも、スゴイ想像力だ、と夫は感心する。

0429w_4renkon 4.29
わっ。葉が見えてきましたよ。

0430_4renkon1 4.30
出ましたねぇ。
0430_4renkon2
ハスの葉だ。こんな姿は初めて見る。

0502_38renkon1 5.2
背景がうまくなくてピントが合いにくかったので、手を出してその前で撮影。
葉の部分がやがて「T」の形になっていくのでしょう。

0503_15renkon1 5.3
展開し始めたぞ。

0506_5renkon 5.6
どういう風になっていくのか、興味津々です。
やってみるものですねぇ。やってみなけりゃ分からない。
妻に敬服します。

ユキノシタ

0422_16yukinosita 2018.4.22
今年は奥の方の陰になった場所でいっぱい咲いています。写真は撮りにくい。

0423_16yukinosita 4.23
しばらくは「花畑」状態が続きます。
独特な形の花が楽しい。足元がにぎやかですよ。

スイカズラにアブ

0422_14suikazura1 2018.4.22
スイカズラの花を見ていたら、アブが飛んできて花の前でホバリング。
ホソヒラタアブかなぁ。ちょっと丸っこいけど。
花が少々深かったのか、じっととまってはくれませんでした。

ヤマトシジミ

0422_4yamatosijimi 2018.4.22
小さなカタバミの花に小さなヤマトシジミ。
かなり離れていましたが、ズームで撮影。
口吻を伸ばしているのが見えますね。
カタバミの黄色もずいぶん色濃い。
気持ちのよい光景でした。

チョウの羽化

アゲハ
0421_16ageha1 2018.4.21
アゲハチョウが羽化しまして。
0421_16ageha2
蓋を開けて出してやったら一挙に飛びあがりました。大型のチョウの飛翔力はダイナミックです。とても「ひらひら」なんて表現ではおさまらない。
0421_16ageha3
そうしたら急降下してきて門前のパンジーに。
口吻を伸ばしているのが写っています。

ツマキチョウ
0421_18tumakityou1
年に1回しかあらわれません。長い間、蛹で過ごします。
よく生きていられるものだと不思議です。
で、もうだめかもしれない、と意識の外にあったのですが、ケースの中の動きが目に入った。
わ、羽化した!
0421_18tumakityou2
これはメスですね。オスは翅の表面の先端部が黄色い。で「褄黄」なのです。
メスにはそれがない。
0421_18tumakityou3
飛び立った瞬間を追って妻が当てずっぽうでシャッターを切ったら写っていました。
翅を打ち下ろすときは、腹部が上に上がります。その瞬間ですね。
飛んでいるとモンシロチョウと区別ができない。
とまった時の翅の裏面で確認してください。

白いシラン

0421_10siransiro 2018.4.21
外側は白くて、内側にほんのりピンクの部分もあります。
上品な花です。

検索してみたら、5年前の記事がヒットしました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-885d.html
2013年6月11日 (火) シラン

この時の写真は「2013.5.13」のもの。
かなりずれがありますね。季節の進行具合がずいぶん違ったのでしょう。

芽生え

0421_2siso 2018.4.21
シソです。だんだん紫蘇らしくなってくる経過が見えますね。
0421_3matubabotan1
マツバボタンです。これはまあいいとして。
0421_3matubabotan2
思わず、わぁ、といいたくなります。
確かに、マツバボタンだけど、わぁ。

0422_17ingen 4.22
インゲンです。「私は双子葉植物です、っ」

かわいい子たちです。

ウノハナにハチ

0511_6unohanahati1 2018.5.11
ウノハナを見ていたら、ハチが来ていました。主たる関心は花の方に行っていましたので、ちゃんとは撮れていないのですが。脚に黄色い花粉団子がついているのは感じていました。黒いハチでセイヨウミツバチという感じではなかった。
0511_6unohanahati2
奥へもぐりこんでいくところ。腹部上面の黒さと、脚の花粉の色がわかると思います。
0511_6unohanahati3
これがこのハチの写真の最後。潜り込んで出てきませんでした。
ニホンミツバチでしょうか。ニホンミツバチはセイヨウミツバチより黒っぽく見えるのは確かなのですけれど。
確信は持てません。

タニウツギ・ニシキウツギ

前の記事で「ウツギ=卯の花」を扱いましたが。
0501_11taniutugi1 2018.5.1
今回はまずタニウツギ。これも妻の撮影。
0501_11taniutugi2
ピンクのきれいな花が咲きます。
0501_11taniutugi3
これは私も知っていたんですが。迂闊にも「ウツギ」そのものを知らなかったのでした。

さらに、ニシキウツギというのも知っています。
水車のある場所のすぐそばで咲きます。今年は見そびれましたが、以前の記事にリンクしますのでご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-314a.html
2016年5月19日 (木) ニシキウツギ

白い花が咲いて、赤く変わっていくという「二色」の「ウツギ」です。
そうして今回、ウツギを知ったわけです。いろいろあるんだなぁ。

ウツギ(卯の花)

0508w_2utugi1 2018.5.8
妻が買い物帰りに撮影。きれいな白い花が咲いていた、と。
0508w_2utugi2
この時点では二人ともこの花の名前がわからない。
でも、特徴的な花ですから、きっと有名なんじゃないか。
力任せの花探し。
「季節の花300」というサイトで、「5月から咲きだす花」という一覧を上からずっと見ていくと・・・
ありましたね
http://www.hana300.com/utugi0.html

空木 (うつぎ)
(卯の花(うのはな)、雪見草(ゆきみぐさ))

これだ!そうなんだ!「卯の花」ってこれかぁ。
唱歌「夏は来ぬ」は子どもの頃から知っているのです。でも実物を知らなかった。
妻を呼んで、写真を見せたら、妻は喜ぶ「そうだ、垣根に咲いてたわ」。
写真の花は遊歩道脇のワイヤ製の「垣」に咲いていたのだそうです。

で、私も自分で実物を見たくなった。
0511_6unohana1 5.11
写真右上にワイヤを組んだ垣が見えます。花と葉の特徴をまずは収める。
0511_6unohana2
下向きなので撮りづらいのですが、そうかぁこういう花だったんだ。
0511_6unohana3
垣の向こう側に、こんなもの。
「花殻」というかな、むしろ「実」と呼ぶべきものかな。独楽みたいです。
0511_6unohana4
左の指でつまんで少しだけひねり、花の接写。
オシベの先端部がちょっと面白い形をしているようです。
いやあ、よかったよかった。
こんなところで人生初の花見をしました。

★ところで
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E3%81%AF%E6%9D%A5%E3%81%AC
夏は来ぬ

この歌、5番まであるようですよ。知ってましたか?私は全然知らなかった。1番しか知らない。童謡・唱歌というのは知っているようで意外と知らないものですね。

う‐の‐はな【卯の花】
ウツギの花。また、ウツギの別称。夏。万葉集[17]「―は今そさかりと」

うつ‐ぎ【空木・卯木】
ユキノシタ科の落葉低木。各地の山野に自生。高さ1~2メートル。樹皮は淡褐色・鱗片状。幹が中空なための名。初夏、鐘状の白色五弁花をつけ、球形の果さくかを結ぶ。生垣などに植える。材は極めて固く木釘に用い、枝葉の煎汁は黄疸おうだんにきくという。広くはマルバウツギ・ヒメウツギなどの総称。ウノハナ。カキミグサ。夏。〈本草和名〉
広辞苑第六版より引用

2018年5月15日 (火)

セイヨウオダマキ

0421_11humei1 2018.4.21
この日は私一人で駅からの帰り道にこの花を見ました。結構大柄な花です。
0421_11humei2
不思議な花だなぁ。
0421_11humei3
花弁の付け根の方が「カップ状」になっているような。
わかんないな、と、「不明」と名付けたフォルダに入れておきました。

0505_13seiyouodamaki1 5.5
この日は、妻と二人、八重のドクダミを見に行こうと出て、この花を見た。
妻は即座に「あら、オダマキだわ」という。「え?オダマキ?」
オダマキは以前に栽培したことがあるのですが(絶えちゃったけど)、もう少し小振りだったような。
0505_13seiyouodamaki2
花自体はこうです。
で、「カップ状」になっている、と思ったのはそれが後ろへ伸びまして
0505_13seiyouodamaki3
「距」になっているんですね。
なるほどこの姿はオダマキだ。
帰ってから調べてみたら、たぶんこれはセイヨウオダマキのようです。
花の名前がわかるとホッとしますね。よかったよかった。
素敵な花を知りました。

↓参考
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-51

西洋オダマキの基本情報
学名:Aquilegia
その他の名前:セイヨウオダマキ
科名 / 属名:キンポウゲ科 / オダマキ属

きょ【距】
花にある管状の狭長な突出部。多くは内部に蜜腺を貯える。タチツボスミレ・ツリフネソウなどにある。
広辞苑第六版より引用

インゲン

0421_1ingen 2018.4.21
インゲンの芽生えです。かわいいですね。
かかしさんちでは一体何をやっているんだろうな、と思われますね。
どうみても家計を助けているとは言えないのですが、楽しんではいます。
植物の芽生えも、チョウの幼虫も、みんな「この子たち」になっちゃうんですよ。我が家では。
一緒に生きているんだもんね。

ありがとう

NHKのEテレ「にほんごであそぼ」から
0420_17arigatou
「ありがとう」ということばの、いろいろな方言を集めて歌にしたものです。
書き出してみました。

「きのどくな」富山県魚津市
「おおきに」大阪府大阪市
「しかたねんしな」秋田県横手市
「あんやと」石川県金沢市
「みいはいゆう」沖縄県竹富町
「おうきんのう」福井県福井市
「もっけだの」山形県酒田市
「だんだん」鳥取県境港市

「きのどくな」と「しかたねんしな」にはびっくり。
ちょっと想像の外ですね。
http://webun.jp/item/7152488
ここに「きのどくな」の話があります。

秋田の能代市や八峰町の言葉に多少接したことがある身としては「しかたねんしな」という語感はないなぁ。
「あぃしかたね」という表現はあるけど、
https://twitter.com/neiger_akita/status/347692790450360320
Q.あえしか、ってなんですか? A.秋田弁「あい~、しかだねぇ」の省略型。ありゃ~、仕方ないなあ(あらまあ、どうしましょう)といった意味です。この「仕方ない」には、諦めや諫めの意味はなく、いわば許容や納得を前提とした驚きの表現です。恐縮を伴う感謝の時にも使います。へばな。

「だんだん」はNHKの連続テレビ小説で有名になったんでしたよね。

いやあ、いろいろあるもんだ。おしえてくれて「ありがとう」

↓「にほんごであそぼ」ではベベンさん自身が歌いますが、ここでは女性歌手が歌っています。
https://www.youtube.com/watch?v=9DzqNNUP7wo
ベベンのありがとう うなりやベベン作詞作曲 Beben's Arigato song

ゴミグモの仲間

0420_14gomigumo_1 2018.4.20
きれいな網がありましたので、写るかどうかわかりませんでしたが撮ってみました。
クモが幼体なのでしょう、網は小さいのですが、ま、一応写りましたね。
クモのいる場所の上下に「ごみ」をくっつけてあるように思えます。
0420_14gomigumo_2
コガネグモ科ゴミグモ属のクモではないかと思いますが。
種は特定できません。成体になるまでここで頑張っていてくれればまだ何とかなるかもしれませんが、すぐ場所を移動してしまいますので、わからないままです。

スイカズラ

0420_13suikazura2 2018.4.20
典型的な姿をお目にかけます。金銀花になっています。
六郷用水の遊歩道を歩くと、つぼみがピンクで、咲くと花の正面はほぼ白いけれど、裏面にピンクが残る、という品種があるようなのです。妻はその枝をもらってきたいのですが、なかなか実現しません。
ハニーサックルとかいう園芸品種なのかもしれません。

ヨツボシテントウ

0420_11yotubositenntou 2018.4.20
細かい毛が生えていてテカテカしていませんが、幼虫も成虫もアブラムシを食べる種類のテントウムシです。
ベダリアテントウとよく似ている、と聞きますが、私は多分ヨツボシテントウしか見たことがない。

↓参考になります。
http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/phymatosternus-lewisii.html
「泣いている顔のベダリアテントウ,笑っている顔のヨツボシテントウ」

↓幼虫図鑑です。平べったい幼虫の姿を見ることができます。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/yotubositentou.html

クサギカメムシ

0420_10butihigekamemusi1 2018.4.20
タチアオイが大きくなってきたら、クサギカメムシをよく見かけるようになりました。
好みの植物であるらしい。
0420_10butihigekamemusi2
かなり大型ですね。タチアオイなら汁もたっぷり吸えるでしょう。

0424_27butihigekamemusi1 4.24
つぼみにとまっていました。つぼみには栄養がたっぷり送られてくるでしょう。
茎の付け根にもう一匹いるような。
0424_27butihigekamemusi2
よくわかりませんでした。幼虫か成虫かも判断できなかった。

0427_8butihigekamemusi 4.27
お、また居た。と思ったらその向こうに
0427_9butihigekoubi1
交尾中のペア。体の大きさからいって右がメスですね。
0427_9butihigekoubi2
ここでメインに見えているのはオス。
0427_9butihigekoubi3
これから産卵して、いっぱい孵化して、でも成虫までたどり着けるのはごくわずか。
それが生態系のバランスというものです。
大目に見てやってください。

シロスジヒメバチ

0420_7sirosujihimebati 2018.4.20
ビヨウヤナギにて。一瞬のすれ違い。ぼやけた画像しか撮れませんでしたが、シロスジヒメバチでまず間違いないと思います。模様でパターン認識。
ヒメバチはみんな寄生性。シロスジヒメバチもガの幼虫などに寄生するはずです。
ちょっと大型のハチなのでびっくりするかもしれませんが、つかんだりしなければどうということもありません。

オニタビラコ

0420_5onitabirako 2018.4.20
個々の実がわかるような状態の写真を撮りました。
まとまっているとかえって見づらい。
被子植物ですからね、果実の中に種子がある。
果肉がないので、うっかり種が飛ぶと言いたくなりますが、種子に綿毛があるのです。

ハサミムシ

0420_4hasamimusi1 2018.4.20
ハサミムシらしきものが走った。
0420_4hasamimusi2
うまく写せませんでした。

甲虫目のハネカクシじゃないと思います。
通称ハサミムシでしょう。種は特定できません。
この頃あまり見かけなくなりました。
肉食性のものが多いと思います。雑食性のものもいるはずですが。

↓参考に
http://www.insects.jp/konbunhasami.htm

ハサミムシ目(革翅目)
[ハサミムシ図鑑]
(7種類)

サクランボ

0419_28sakuranbo 2018.4.19
サクランボの収穫が始まりました。
小さな皿に15個。実は小振りですが、味は結構濃い。
甘くて香り高い。嬉しいですね。

0421_37sakuranbo1 4.21
網をかけたのが功を奏したようです。鳥に食べられずに済みました。
0421_37sakuranbo_28
この日の収穫。
毎日、それなりの収穫が続きまして

0426_23sakuranbo 4.26
今シーズン最後の収穫。
一週間、毎日ちょこちょこ食べました、累計で200個以上になりました。
楽しかったですよ。

2018年5月14日 (月)

ツメクサ

0420_3tumekusa0 2018.4.20
ツメクサの花です。
0420_3tumekusa1
小さいのです。直径5mmあるかな、でもきれい。
ツメクサを認識していても、普段は忘れていて、花をちゃんと見るのは意外と難しい。
今年はラッキーでした。
ナデシコ科です。当然、結実するはずですが、そこまで追跡できたことはない。要するに忘れてしまうんです。いかんなぁ。

↓写真が豊富。ご覧ください。
https://matsue-hana.com/hana/tumekusa.html

蛹→羽化 多分ナガチャコガネ

0420_2sanagi1 2018.4.20
庭仕事をしていた妻が「甲虫の蛹」を見つけてきました。カナブンほどの大きさはない。もうちょっと小さい甲虫らしい。
0420_2sanagi2
昔ね、カブトムシの幼虫を育てたことがあります。蛹化し羽化しまして、子らと喜びましたっけ。
ですから、甲虫の蛹の姿、というのはよく知っているのです。
0420_2sanagi3
知らない人にはちょっと気持ち悪いかもしれませんね。
まあいわゆる「根切り虫」であることは間違いない。
ケースに入れておきましたら。

0427_2nagatyakogane 4.27
羽化しました。
私の知識内の甲虫ではなかったので、調べてみたら。
ナガチャコガネではないかという見当。
羽化に至ったのは、結局この一匹だけでした。
成虫になるのも難しいものですね。

ユキノシタ

0419_25yukinosita1 2018.4.19
お、咲き始めたな、と撮ったら、向こうの石にダンゴムシ。
不鮮明な写真ですが、せっかく入り込んできたのですから載せてあげましょう。
0419_25yukinosita2
上から。草丈が低いので私にはなかなか難しい被写体。
0419_25yukinosita3
ペタンと座り込んで頑張って撮りました。他にこういう姿の花はあまりないでしょう。大好きです。

目 : ユキノシタ目 Saxifragales
科 : ユキノシタ科 Saxifragaceae
属 : ユキノシタ属 Saxifraga
種 : ユキノシタ    S. stolonifera

由緒正しい名前ですね。目・科・属・種みんな「ユキノシタ」です。

http://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/science/chuugaku/seibutu/ikimononohuekata/huekata5/504-yukinosita.html

ユキノシタの栄養生殖
 枝が地面をはい、その先端から葉や根が出て、やがて分離して新個体となる植物があります。このように、地面をはって、なかまをふやすための特殊な枝を、ランナー(走出枝)といいます。ユキノシタはランナーをのばして増殖していく代表的な植物です。

イチゴもそうですね。最後に勤務した都立広尾高校の生物・化学室前にあった株をちょっと分けていただいて門柱の裏に植えたら、ずっと毎年楽しませてくれます。よい思い出になりました。

https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2874
茎や枝による栄養繁殖の違い
↑これは匍匐枝(stolon)と走出枝(runner)」の話です。

クルミ

0419_23kurumimebana 2018.4.19
クルミの雌花の花のあと、かな。
目視ではあまり数が確認できませんでしたが、どうなるのかな。

0503_5kurumi2 5.3
足元に落ちているのはクルミの稚い実ですね。見上げたら
0503_5kurumi1
ありました。
風の強い日が多くて不快なのですが、実も揺り落とされましたか。
でもまあ、それなりの数が葉の陰にあるようですね。
落ちないでね。

ホソヒラタアブ

0419_21hosohirataabu 2018.4.19
デージーに来たホソヒラタアブ。
左の翅に少し傷みがありますが、問題なく飛び回っていました。
そういうところが人間の技術と生物の能力の違いなんですよね。
飛行機の翼が欠けたら飛べないもんな。

0506_9hosohirataabu 5.6
ビヨウヤナギにて。風の強い日で揺れが止まらなくて鮮明な写真が撮れませんでした。
「眼が赤い」ということに気を惹かれました。

複眼の上部がくっついているのがオス、離れているのはメス、という話は知っています。
そうするとこの記事の2枚の写真のアブは共にオスのようです。
それを念頭に置いて、昆虫関係のサイトを眺めてみますと。
雄の眼は赤い、という傾向があるように思いますが、いかがでしょうか。
雌の眼はもう少し黒っぽいですよね。
アブのマニアの方のご指導を賜りたいのですが。

ササグモ

0419_20sasagumohotarubukuro1 2018.4.19
ササグモの姿が増えました。私の大好きなクモです。
0419_20sasagumo2
何かを捕獲して食事中のようですね。そっとしておきました。
0419_20sasagumo3
この画面に3匹写っています。

よくクモは体外消化をするというので気持ち悪い、怖い、嫌いだという人がいます。
でもねぇ、「体内」に異生物が入ってきたら「侵襲」ですからね、排除しなければならない。
この事情はクモだってヒトだって同じなのです。ヒトの口から肛門に至る消化管の中は実は「体外」です。
体外である消化管に消化液を出して、分解したものを「体内」に吸収するのです。
クモだってヒトだって、動物です。基本は同じなのです。

アザミ

0419_15azami 2018.4.19
線路柵のかなり中の方に姿を現しました。
以前に見た時とは場所がずいぶん離れています。種子が飛んできたのでしょう。

0508_3azami 5.8
こんなにいっぱいつぼみができたのですが・・・。
正直なところアザミは「危険物」です。棘が凄すぎます。
もし線路柵近くで咲いたらマズイ。子供が手を出したら怪我をする。薔薇のトゲの比じゃないですからね。
この日、東急電鉄の草刈りがありましたので、気をつけて刈ってください、と刈り取ってもらいました。
花は美しいのですが、扱いにくい花です。

ヤノネボンテンカ

0419_14yanonebontenka1 2018.4.19
線路際のヤノネボンテンカ。
咲いたのですが、なんだかちょっと不完全になってしまった。
0419_14yanonebontenka2
花としての「勢い」をまだ得ていない、という感じですね。
つぼみはいっぱいありますから、そのうち順調になってくるでしょう。

0430_19yanonebontenka 4.30
なんというのか、姿がくっきりしてきましたよね。

0502_27yanonebontenka 5.2
丸いつぼみもあるらしい。どうも5角形の星形のつぼみばかり見ていたものですから、妙に丸っこくてかわいかった。
庭にも一株あるのですが、日当たりが悪いせいでしょうか出遅れています。つぼみが見えていますから、もうすぐ庭でも咲くでしょう。

黄色い電車

0419_9densha 2018.4.19
黄色い電車だ、と妻が撮影。いつもの黄色い電車とは違ったので、多摩川駅から蒲田行きになって戻ってくるかとしばらく待ったそうですが、来なかった。多摩川駅からさらにどこかへ向かったのでしょう。
これ、検測車 TOQ i(トークアイ)です。
黄色い電車よりもっと稀、いいもの見たじゃん、と二人で笑いました。

http://ii.tokyu.co.jp/train/177/

・・・
点検には総合検測車「TOQ i(トークアイ)」を使用しています。私たちの電気部では、2カ月に1回、「東横線」「みなとみらい線」「目黒線」「池上線」「多摩川線」を2日間に分けて走行しながら、電気設備の状態を測定。HDDに保存した測定データを事務所に持ち帰り、PCの専用ソフトでデータを解析します。
・・・
列車の間隔に余裕のある池上線や多摩川線では、日中に作業を行うこともあります。
TOQ iは2012年に東急電鉄がさまざまな企業の協力のもと開発した検測車です。測定できるデータの精度が以前よりも格段に向上しました。しかも、通常の鉄道と同等の速度で走行しながら必要なデータを測定できるのが特徴です。
・・・
2015年9月現在

0421_7densha1 4.21
蒲田へ本屋散歩へ行った帰り。ホームに黄色い電車が入っていました。
ついたばかりでしょう、まだ降車中。
0421_7densha2
この表示、いくつかの表示を順に切り替えているらしいです。
0421_7densha3
乗ったら、もう桜は終わった後でしたが、車内はまだお花見モードのままでした。全体がピンクっぽいでしょ。
0421_7densha4
多摩川線・池上線沿線の桜名所の地図。
爺さんがバッグからコンデジ出して写真撮ってても「怪しまれる」ということはないですね。
年寄りの特権じゃ。
0421_7densha5
降りて見送り。
よい日でありましたよ。

ナナホシテントウ

0419_8nanahosisanagi 2018.4.19
庭仕事をしていた妻がテントウムシの蛹があった、と連れてきました。
多分これはナナホシテントウの蛹です。で、別に葉っぱを食べるわけではないから枯れてしまったっていいわけで、ケースに入れて観察。

0427_1nanahosi1 4.27
羽化しました。やはりナナホシテントウですね。合っててよかった。
0427_1nanahosi2
妻はさっそくアブラムシの多いところへ連れて行って放しました。ごちそうだらけですねぇ。
0427_1nanahosi3
クロヤマアリもアブラムシのところに来ていたそうです。
接近してますが、別に衝突はなかったとのこと。
アリはアリでアブラムシから甘い汁をもらおうとしているだけ。

https://mushinavi.com/navi-insect/data-ari_kuroyama.htm

アブラムシの尻を触角でたたき、お尻から出す蜜をもらう代わりに、アブラムシの天敵であるテントウムシ(Harmonia axyridis)を追い払うという助け合いをする。

これは有名な話なんですが、実際にアリがテントウムシと遭遇したときに、テントウムシを追い払うという出来事を観察したことがないんのです、私。困ったな。観察者として未熟です。

http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400440_00000&p=box
アブラムシをまもるアリ
↑これはFlash Player ですので、ちょっと気をつけてください。NHKですから大丈夫とは思いますが。

2018年5月11日 (金)

ナミテントウ

0419_7namitentou 2018.4.19
うっかりすると、ニジュウヤホシテントウのような、害虫テントウムシのような気がしてしまいますが。このテントウムシはつやつや光っていますよね。ですからナミテントウの多形の一つだろうと思います。紅型(赤地黒斑紋)でしょう。

0422_10namitentou1 4.22
タチアオイの葉で見かけました。これもつやがあって光っていますからナミテントウでしょう。
0422_10namitentou2
見つけてすぐに向こう側へもぐっていってしまいました。このあたりはいかにもアブラムシがいそうな感じですね。

ナミテントウは幼虫も成虫もアブラムシを食べる、いわゆる「益虫」です。
ニジュウヤホシテントウやオオニジュウヤホシテントウはナス科植物の葉などを食害します。
で、見分けるポイントは背中に細かい毛があるかどうか、です。
オオニジュウヤホシテントウは毛があってつやがないのです。
ナス科植物を栽培していて、くすんだテントウムシを見たら、害虫と思っていただいていいですが。テカテカしてたらアブラムシを食べてくれますから保護してください。よろしく。

↓このサイトにナミテントウのいろいろな模様のものの写真があります。ここの「紅型(赤地黒斑紋)」というのが私の写真のものとほぼ同じだと思います。
http://yurinoki.main.jp/musi2/namitento-coll.html
いろいろなナミテントウ ☆ 体色・斑紋の違い

(ナミテントウは、幼虫の頃からアブラムシを食べてくれる益虫です。応援してください!)

ナミテントウには、黒地に赤や黄色の斑紋のタイプ、赤地や黄色地に黒い斑紋のタイプがあります。
赤や黄色一色のものもありますが、黒一色のナミテントウは見たことがありません。
赤地に黒い斑紋のタイプは、害虫の オオニジュウヤホシテントウ に似ていますので注意が必要です。
害虫の方は背面が短毛で覆われてツヤが無くくすんで見えます。益虫のテントウムシは毛がなくツヤツヤです。

ハナツルソウ

0419_2hanaturusou 2018.4.19
園芸的には属名の「アプテニア」で通用しているのかと思います。
垂れた蔓の途中に面白い花が咲きます。門柱の上に鉢が置いてあって、そこから蔓を垂れさせています。

0420_6hanaturusou2 4.20
葉の間から小さな「角(つの)」のようなものが出ていますがこれがつぼみです。

0424_33hanaturusou 4.24
角の付け根のあたりが弾けて中の赤い花が見えてきました。

0430_11hanaturusou 4.30
花の上下にもつぼみがあるのがわかります。
今年は当たり年のようで、次々と花が咲いています。
目の前に垂れて咲くので、毎日楽しい。

↓参考
http://www.hana300.com/hanatu.html

花蔓草 (はなつるそう)

・ハマミズナ科(またはツルナ科)。
・学名
  Aptenia cordifolia
   Aptenia : アプテニア属
   cordifolia :心臓形の葉の
 Aptenia はギリシャ語で「翼がない」の意味。

フェアリーアイ

0417_40fairyeye 2018.4.17
ガクアジサイのフェアリーアイ。前のシーズンは花をそのまま放置して、色が変化していくのを最後まで鑑賞させてもらいました。そういう鑑賞をしましたので、今年はどうなるだろうと、不安を感じていたのですが、つぼみができ始めました。
掌のような葉に大事に包まれています。

0427_15fairyeye2 4.27
つぼみの左上の方にササグモが来ています。
ササグモは花でよく待ち伏せしますが、つぼみでもよく見かけます。
これは花のつぼみだ、ということがわかるんでしょうね、きっと。どういう手掛かりなのかな。

0430w_14fairyeye 4.30
周辺部で変化が始まったか。

0508_7fairyeye 5.8
ほんとうにもうすぐです。
いっぱいこういうつぼみがあるんですよ。嬉しいなぁ。
ありがとうね。

ヒメクチナシ

0417_39himekutinasi 2018.4.17
ヒメクチナシがつぼみを作り始めました。

0502_35himekutinasi 5.2
開花が近づいていますね。
佳い香りの白い花。オオスカシバも狙っているはずですが、しばらくはご遠慮いただこうかな。

ムラサキハナナ

0417_38murasakihanana 2018.4.17
上の方には花、下からは実が育っています。
アブラナ科の姿ですね。
強い植物ですが、「横暴」というほどでもないし、紫の花がかわいいので楽しんでいます。
多分シロチョウ科のチョウが食草にしていると思いますが、幼虫を見かけません。
来れば歓迎するんだけどな、我が家の場合。

ランタナ

0417_36lantana 2018.4.17
すっかり枯れた棒のようになっていたところから、緑の葉が湧きだします。
まだ全体が緑という状態にはなっていませんが、これからどんどん変化していくでしょう。
強い植物です、花も素敵ですから、ぜひお楽しみください。

タチアオイ

0417_29tatiaoi 2018.4.17
背の高くなる植物ですが、まだずいぶん低いうちにもうつぼみを準備しています。

0502_30kumo 5.2
緑色のつぼみと、黄色っぽいつぼみがあったので、思わず撮影。
よく見たら茎とつぼみの間にクモがいるようです。種類はよくわかりませんがササグモかなぁ。

0505_7tatiaoi1_2 5.5
わ、もう咲きそうだ、と、まず目に入ったのがこれ。写真を撮って見まわしたら
0505_7tatiaoi2
少し向こうの方で咲いてました。
タチアオイの季節開始宣言ですね。

0508_1tatiaoi 5.8
どんどん花が増えています。違う色の株もあるはずですが、今のところこの株が先行しています。
タチアオイというと草丈が3mくらいにもなるし、大柄な花で、なんとなく「夏」の開放的なイメージを感じるのですが。
実は、梅雨の花です。
南の方で梅雨入りが聞こえる頃から咲き始めて、この花が終わるころには梅雨明けが来る。
よくクマバチが来ますね、記憶では。
大型のクマバチが花の中から花粉を降らせることがある。ミツバチにはできない技で、面白いですよ。

ユウゲショウ

0417_28yuugesyou1 2018.4.17
線路柵際や庭や、あちこちでこのかわいい花が咲き始めました。
0417_28yuugesyou2
オシベは8本かな。メシベの柱頭は4つに分かれています。

0421_31yuugesyou 4.21
草むらに咲くユウゲショウ。肉眼ではピンクの花がいっぱい見えるのですが、撮影するとよくわからなくなるのです。
このユウゲショウの実は雨にあたると開いて中の種子を流し出します。
ちょっと珍しい種子の撒布方法です。

↓そのことを知った時の記事です。是非どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-8b54.html
2014年6月23日 (月) ユウゲショウ・種子(雨滴撒布):1

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-5d73.html
2014年6月23日 (月) ユウゲショウ・種子(雨滴撒布):2

タマサンゴ

0417_21tamasango1 2018.4.17
タマサンゴの花です。もういかにもナス科。
0417_21tamasango2
アリが訪ねてきていました。甘いかどうかは知りません。

0503_10tamasango 5.3
実ができていました。これが黄色から赤へと変化していきます。
時間がかかって、最後は冬まで赤い実が見られる。
そこで「フユサンゴ」という名前もあります。

http://www.hana300.com/fuyusa.html

冬珊瑚 (ふゆさんご)(Christmas cherry, Jerusalem cherry)

・茄子(なす)科。
・学名
  Solanum pseudo-capsicum
   Solanum : ナス属
   pseudo-capsicum : トウガラシに似た
 Solanum(ソラナム)は、ラテン古名の「solamen(安静)」が語源。この属の植物に 鎮痛作用を持つものがあることから。

ジャガイモの芽の毒は「ソラニン」でしたね。
トウガラシの辛味の成分は「カプサイシン」、トウガラシ属の学名 Capsicum に由来するのでした。

pseud-, pseudo-
►comb form 「偽りの」「仮の」「擬似の」
[Gk;⇒PSEUDO]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

「pseudo-」はギリシャ語由来だそうです。
英語ではよく使われている接頭語です。覚えておくと便利かも。

ホソヒラタアブ

0417_20hosohirataabu 2018.4.17
ムラサキツユクサに来たホソヒラタアブなのですが、翅が見えないし、オシベの列に挟まれてしまったように見えるし。何だか変ですね。
花にとまっていないのです。翅ははばたいていて写っていないのです。
少し浮いていてオシベとの遠近感も画像に表現されていない。
自分でも妙な気分ですがお目にかけます。

2018年5月10日 (木)

スイートピー

0417_5sweetpea1 2018.4.17
白い花が先行しました。優雅な花です。
0417_5sweetpea2
光の角度で微妙に色が変わってしまう。
0417_5sweetpea3
色の表現ができませんが、かなり多様な色の花がこの後咲き始めました。

スイートピーの「スイート」は「甘い香り」のスイートです。花の前に立つと屋外でも甘い香りに包まれます。味のスイートではありません。
スイートピーの豆は毒性がありますので豆だからといって食べないでください。
で、線路際で咲かせている花は通行人の方が誤って食べてみようなどと思ってはいけないので、結実させない方針です。
ベランダのプランターで咲かせている花を種子の採取用にします。
ベランダの花も含めて、まだ続報を書きます。

レンゲソウ

0417_3rengesou 2018.4.17
こんな美しい花を楽しまない手はない。
もっと園芸愛好家に広まってもいいんじゃないか。
上品な紫。冠のような花の姿。大好きです。

0504_2rengesou 5.4
豆です。また来年もね。

ある晩の夕食

0416_27kinusaya_itigo 2018.4.16
右の鉢の緑は我が家のキヌサヤ。上のイチゴは我が家のイチゴ。
下のピザは手作りピザ。ピザづくりは年季が入っていまして、もう30年以上です。
綿棒で展ばすのは私の仕事。
手作りピザの満足感は何物にも代えがたい。最高です。

0417_1sumireaspara 4.17
アスパラガスとスミレが同居しているプランター。
ちょこちょことプランター野菜を楽しむ老夫婦なのです。

サクラソウ

0416_24sakurasou 2018.4.16
プール前、ハナミズキの下。
密蔵院前で見かけて、何だろう?と悩んだのと同じ品種がここにもありました。
きっと園芸店にでも行くといろんな園芸品種があるんでしょうね。
花の名に疎い私としては、ぜひ名札を立ててほしいなぁ。

タンポポとノゲシ

0416_22tanpopo_nogesi 2018.4.16
あまり鮮明な写真でなくてごめんなさい。
右端がタンポポ、左端がノゲシです。
同時に見れば一目で違いが判ります。この違いを言葉で記述するのは私の能力を超えます。
目に焼き付けてください。

アオダイショウ幼体

0425_3aodaisyou1 2018.4.25
オタマジャクシが成長している池に蛇が!アオダイショウの幼体ですね。
0425_3aodaisyou2
こんな蛇。
0425_3aodaisyou3
成体になると顔つきというかな、変わってきます。

0429_5aodaisyo 4.29
私も見ました。しばらく見ていたのですが潜ったまま水面に顔を出さない。
長い時間息をしないでいられるらしい。酸素消費量が少ないのですね。

で、オタマジャクシをあまり見かけなくなってしまった。全滅したか?と思っていたら、違った。
朝に池を見ると結構うじゃうじゃオタマジャクシがいます。昼になると池の底の方でじっとしているようですね。
でまあ、ホッとしたわけです。
そして6日には脚の出始めたオタマジャクシがいましたので、まあ、相当な数のカエルが旅立つでしょう。
トカゲもいるし、前途は多難ですが、何匹かは成長して「ふるさとの池」に戻ってくるかもしれません。

人間のような恒温動物はエネルギー消費が大きい。何せ生きている限り熱を発散するんですからね。
ところが、昆虫もそうだし、両棲類、爬虫類などは非常に省エネの生活をします。
一度、相当量の餌を食べると、かなり長い間何も食べなくていい。
人間なんか日に三食なんてやってますが、ヘビは一週間とか一月とか食べずにいることもある。
餌のオタマジャクシがいっぱいいるからと言って、毎日毎日食べて食べ尽すまで食べて、ということはしないのですね。
特に食い意地が張っているのはまあヒトだけでしょう。
人間の胃袋に狙われたら動物種が消滅することもありますもの。

↓以前の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-b9d0.html
2015年5月28日 (木) アオダイショウ

オタマジャクシ

0416_18otamajakusi 2018.4.16
ずいぶん大きくなりましたが、まだ上陸態勢には入っていません。


この間に、心配な出来事がありました。それは次の記事で扱います。

0506_22otamajakusi 5.6
脚がでてきましたよぉ~。
上陸も近い。なんだか浮き浮きしますね。

ゼニアオイ

0416_10zeniaoi 2018.4.16
去年はゼニアオイがほとんどなくなって全滅したかと焦ったのですが。
今年は線路際や庭や、あちこちでゲリラ的に出現して、非常に低い位置から花をつけてくれています。

0417_6zeniaoiasa 4.17
開き始め。美しい曲線を描いています。
0417_27zeniaoihiru
いい花です。タチアオイより小振りな花ですが、紫の按配がいいなぁ。

0426_11zeniaoi 4.26
左右の花でオシベの状態が異なっています。
開花後の時間経過で変化するのでしょうが、どちらが成熟したオシベなのかな。

0503_9zeniaoi 5.3
自生させておくだけでは心もとないと鉢でも栽培していますが、すごいことになっています。
草丈は70~80cm、全草花だらけになってしまいました。見応えがあります。

ラベンダー

0416_5lavender 2018.4.16
中央にラベンダーのつぼみ。
このラベンダー、初めは卵の殻くらいの大きさの容器に入った室内栽培用のものとしてもらいました。今はずいぶん繁っています。

0429_17lavender 4.29
花の色が見え始めましたね。

0502_13lavender 5.2
もうすぐ咲きます。

0506_7lavender 5.6
左に普通のつぼみ。右に白いつぼみ。
特に新しく導入したのではないのですが、こうなっています。
じっくり見なくっちゃね。

アカシマサシガメ

0416_2akasimasasigame 2018.4.16
赤いのが走って行った、多分カメムシ、と妻の撮影。これ一枚。
確かにカメムシの仲間ですが。あまり頻繁に見かけるタイプではない。
調べてみたらサシガメ科のアカシマサシガメのようです。
肉食性なんですね。じっくり撮れたらよかったのに、残念でした。

http://www.g-hopper.ne.jp/free/fukuda/photo_zukan/kamemushi/pz_akashimasashigame-01.htm

カメムシ目 サシガメ科
アカシマサシガメ Haematoloecha nigrorufa

本州から南西諸島にかけて分布する。赤いサシガメは数種おり、本種はそのひとつ。昆虫やヤスデなどを口吻で刺して麻痺させ、体液を吸う。

https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/yama/news/2017/170505haematoloecha.htm

ところで、この虫の胸部(正確には前胸背)には縦と横に溝が刻まれ、独特の模様を成している(写真2)。その形が「福耳のお地蔵さま」に見えてしまうのは私だけだろうか。

こういう記述がありますので「写真2」というのを見てみませんか。なるほどなぁ、と思いますよ、きっと。

2018年5月 9日 (水)

キチョウ

0414_29kityou1 2018.4.14
キチョウが出現。成虫で越冬するチョウです。翅には傷みもなくきれいです。
0414_29kityou2
接近を許してくれました、うれしいな。
この直後、飛んで、ツツジの葉陰に隠れてしまった。
0414_29kityou3
私には撮影がつらい位置でしたので、妻に撮ってもらいました。
ゆっくりしていってください。
チョウが増えるとうれしい。

クレマチス

0414_24clematis2 2018.4.14
クレマチスの咲き始め。

0416_9clematis 4.16
次々と先ます。

0417_4tentoumusiyoutyu 4.17
多分ナナホシテントウの幼虫でしょう。アブラムシを探していました。

0418_2clematis 4.18
大柄な花でのびのびしていて気持ちよいですね。
つぼみがまだありますのでかなり咲きそうです。

ノゲシの実

0414_23nogesi 2018.4.14
これ、ノゲシの実ですが、多分クモの巣に引っかかっているのではないでしょうか。
遠くへ飛ぶことはできなくなりましたが、そのうち下へ落ちて周辺に散らばるでしょう。
いろんなことがあるもんだ。(クモはクモで、きっと迷惑だろうな)

ハタケニラ

0414_13hatakenira 2018.4.14
ハタケニラのつぼみです。

0416_25hatakenira 4.16
だんだん開きかけてきて。

0419_26hatakenira 4.19
もう咲きそう。

0420_1hatakenira 4.20
う、まだかな。
0420_15hatakenira
咲き始めたのもありました。
0420_18hatakenira
オシベの花糸が板状なのかな。

0424_21hatakenira 4.24
とてもかわいい花なんですが・・・
繁殖力が旺盛ですので、気をつけないと「のさばり」ます。
引っこ抜く、のがいいらしい。
どのようにして我が家にやって来たのかはわかりません。

カランコエ

0414_12kalanchoe 2018.4.14
前の記事のセイヨウカラシナらしき黄色い花と一緒になって咲いていまして、最初、識別していませんでした。
撮影しようと顔を近づけて、あれ?これ、カランコエじゃん、と気づいた次第です。
今年のカランコエはごくわずか。
それでも咲いてくれてよかった。

セイヨウカラシナ

0414_11seiyoukarasina 2018.4.14
ガレージの隅で黄色い花が咲いていました。草丈は低く、花も小さい。
よく見ると菜の花にそっくり。でも多分これはセイヨウカラシナ。
いくつかの識別点はあるのですが、今回は花が「H」形に見えるという点で判断しました。
↓以前の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/post-f19b.html
2016年4月12日 (火) セイヨウカラシナ

「セイヨウカラシナの花は十字というよりもH型のように見える。」

ただね、これまで2年かな、セイヨウカラシナを見たのですが、それは線路柵そばで、草丈は1mを少し超すくらいの結構大きな株でした。今回のは、草丈が20cmあるのかな、低い。それと場所がね、何でこんなところに?花の時期も少し遅いなぁ。
種子が土に紛れてここに来たということはなさそうなのですが。
不思議な感じです。

ヒゴクサ

0414_8higokusa1 2018.4.14
ヒゴクサの花が咲いています。って、これ、花です。
上の黄色っぽい部分が雄性花穂、下の白い糸が絡んだようなのが雌性花穂です。
0414_8higokusa2
これは雄の方がまだ開いていない状態。
日当たりのよくない、水辺などが好きなようです。ある年、突然池のほとりに姿を現しました。
どうやって我が家へたどり着いたものやら、よくわかりませんが、以来、毎年開花します。

0502_18higokusa 5.2
実が大分熟してきたところです。
普通の花と違う、不思議な雰囲気の花ですね。

https://kotobank.jp/word/%E3%83%92%E3%82%B4%E3%82%AF%E3%82%B5%28%E7%B1%A4%E8%8D%89%29-119496

ヒゴクサ(籤草) ヒゴクサCarex japonica
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
Carex japonica
カヤツリグサ科の多年草。東アジアに分布し,日本全土に普通にみられ,丘陵地や平地の林に生える。高さ 20~40cmで,葉はおおむね根生するが上の1個は茎上につく。扁平で下面に白粉を帯びる。花は4~6月,茎頂にまばらにつけ,小穂は2~4個。頂小穂は雄性で線形をなし,その下方に楕円形の雌性花穂をつける。

桜前線

6日の朝日新聞・天声人語の一部を引用します。

(天声人語)桜を守る(朝日新聞デジタル 2018年5月6日05時00分)
 今年、沖縄県の南大東島で緋寒桜(ひかんざくら)が咲き始めたのは1月7日である。以来4カ月、桜前線はいま、北海道の道南や道央を過ぎ、日高山脈も越えて道東にさしかかりつつある▼道東を代表する釧路市あたりでは、本州でおなじみの染井吉野(そめいよしの)をほとんど見かけない。主役の座にあるのは蝦夷山桜(えぞやまざくら)だ。冬の寒さに耐え抜き、濃い紅の花を咲かせる。蝦夷山桜のほか、千島桜(ちしまざくら)、地元で開発された釧路八重なども春の街を彩る▼・・・

「桜前線」とか「紅葉前線」とか、そういうの、好きですねぇ。目の前の植物たちを見ていれば十分でしょうに。

http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/
気象庁が行っている生物季節観測の表を北と南の地点について一部引用します。省略した地点ではソメイヨシノ、代替種目が書いてないのもソメイヨシノです。

さくら
地点名    代替種目

稚内       えぞやまざくら
留萌       えぞやまざくら
旭川       えぞやまざくら
網走       えぞやまざくら
札幌      
岩見沢     えぞやまざくら
帯広       えぞやまざくら
釧路       えぞやまざくら
根室       ちしまざくら
室蘭      
浦河       えぞやまざくら
江差      
函館      
倶知安    
紋別       えぞやまざくら
広尾       えぞやまざくら
新庄      
青森      
八戸      
秋田      

名瀬       ひかんざくら
与那国島   ひかんざくら
石垣島     ひかんざくら
宮古島     ひかんざくら
久米島     ひかんざくら
那覇       ひかんざくら
名護       ひかんざくら
西表島     ひかんざくら
南大東島   ひかんざくら

ソメイヨシノは結実しませんので、日本中のソメイヨシノは全部クローンと考えてください。
ですから、気温の変化に対してすべてが同じように反応して開花に至るので、気温の変化状態を開花状態として可視化できるのです。多様性がないからこその開花前線ですね。ある意味ではちょっと異常なことではないか、と私は感じてしまいます。
「開花前線が北海道にも達した」というのも変かな、と思います。ソメイヨシノではないのでね。
「北海道でもエゾヤマザクラが開花した」というべきでしょう。

カエデの「紅葉前線」も似たようなものです。イロハカエデを主として、他のカエデも使っています。
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/phn_014.html

かえでの紅葉日とは、標本木全体を眺めたときに、大部分の葉の色が紅色に変わった状態になった最初の日をいいます。
いろはかえでは東北地方南部から九州地方の山地に広く自生する落葉樹ですが、秋の紅葉が美しいため各地の公園や庭園に植えられています。
かえでは主としていろはかえでを標本木としますが、いろはかえでが生育しない地域では、やまもみじ、おおもみじ、いたやかえでを観測します。
いろはかえでは紅葉の他にも、落葉日を観測しています。

生物なんですからね、雑多なのがいいんです。あまりにも均質なのは気持ち悪い。

紫外線対策

まだ本格的な夏ではないけれど紫外線に注意
今の時期、気象予報士さんたちがよくこういいます。
まだ夏じゃないんだけど、紫外線は夏並みですよ、とね。
Nantyukoudo2
以前にも掲載したことのあるグラフです。
Taiyokodo
別の形で表示するとこうなります。
立夏から夏至を経て立秋まで、太陽南中高度は7度上がって7度下がるだけ。
アナログ時計の「1分=6度」ですからね。
立夏から夏至まで文字盤の1目盛りちょいしか高くならないんです。そして立秋までも1目盛りちょいしか低くならない。
というわけで、夏至のころとそう変わらない紫外線が降り注ぐのは当たり前なんです。そのようにご了解ください。

Kage
影の長さで示すとこうなります。
棒の長さを「1」とした時の影の長さです。立夏→夏至→立秋と影の長さ変化は小さいですね。

で、紫外線対策は必要でしょうけれど、気にしすぎるのもなんだかなぁ。
紫外線を遮断しすぎて骨の成長に影響したり、骨粗しょう症になってしまったら元も子もない。
「適当に」というのが大事だとおもいます。

↓私のこのブログで関係したようなのにリンクしてみました。どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-bf4b.html
2017年5月19日 (金) 夏至前後

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-2786.html
2012年6月19日 (火) 光の季節

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-dc5a.html
2017年9月23日 (土) 秋分の日

八十八夜・立夏

★気象予報士さんたちの知識不足が露呈するのが「四立」ですね。
5月5日は立夏でした。そうすると必ず「暦の上では」という枕詞と共に「暦の上では夏が始まりました」とおっしゃる。
「暦の上では」という言い方は、まだ実際に夏ではないのに「立夏」というのは変だ、古い暦だから仕方ない、というニュアンスを感じますよね。特に立秋の時はもう大変。2018年では8月7日が立秋です。「このクソ暑いのに秋が立つなんて、古い暦はどうしようもない」という感じで皆さん語られますよね。

ところで、理科年表を見ますと
立夏:太陽黄経 45度:5月5日 22時25分
なのですが、これ、どういう意味か、説明できるかなぁ。
もちろん地球が太陽の周りを公転しているのですが、地球から天球を眺めると太陽が回っていくように見えます。単に相対的な関係ですので、天動説を持ち出そうというわけではありません。
Kouten1

↓地球から見ると
Kouten2
この春分の位置を角度の原点にとりまして、45度進んだところが「立夏点」なのです。で、その立夏点を含む日を「立夏」と呼んでいるわけです。今年の場合、5月5日22時25分が立夏点通過である、というのが理科年表の内容です。
つまり立夏というのは、太陽の位置について「45度日」という名前でいいのです。夏至は「90度日」・・・。
味気ない事は確かです、ですから、季節感を盛り込んだ命名をしてあるわけですね。

二至二分についてはまず誰が命名しても同じでしょう。
春分 @1 夏至 @2 秋分 @3 冬至 @4 春分・・・
ここで@になっている45度区切りのところをどうしましょ。
春夏秋冬の「前」なのですから「立」をあてるのはごく至当なことではないでしょうか。

こういう風に、二至二分四立は詩的な名前を持つ太陽暦なのです。
ですから、私たちが使う普通の太陽暦のカレンダーでは、毎年ほぼ同じころに二十四節気がくるのです。
月の暦ではこうはいきませんね。季節を生み出すのは太陽ですから、月の暦に太陽を書き込んだのが二十四節気七十二候。
名前がなければ概念が作れませんから、名前は必要。でも、つけた名前に引きずられ、名前の意味にとらわれてしまってはいけません。
基本はドライな(「無味乾燥な」でもいいです)「太陽の位置」のカレンダーなのだということをご理解ください。
{科学用語というのは、意味を限定します。でないと正しく科学上のコミュニケーションができませんからね。科学用語は詩の言葉ではないのです}

★「夏も近づく八十八夜」
大雑把な見方も便利です。365日かけて360度を一周するのですから、「1日1度」です。「約」ですけどね。
立春から太陽が90度進むと立夏。つまり、立春から約90日経つと立夏なんです。
ですから、八十八日ならもうすぐ立夏=夏も近づく八十八夜 なんですね。
今年の八十八夜は5月2日、立夏が5月5日。確かにそうなっていますよね。
二百十日とか二百二十日というのも立春から数えた日数。立春から210~220度太陽が進んだ頃。
約7カ月。2月初旬の立春から7カ月たつと9月でしょ。これは確かに台風シーズンだ。
月の暦で「9月は台風シーズン」といってもダメなんですよ。閏月が入ってしまうことがあるくらいで、きちんと台風シーズンを示すことができないんです。ですから、太陽暦を使って警戒を呼び掛けているわけです。

↓参考
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yoss/moon/ikkes42.html
現在の太陽黄経 ( 二十四節気 雑節 十二星座 )

  二十四節気は、太陽の運行に基づいたもので太陽暦です。太陰暦は1年で11日、1太陽年とずれていってしまい季節と合わなくなってしまいます。このため季節に合わせるための補正を行うものを太陰太陽暦と言い、古代バビロニアの時代から行われてきました。太陰太陽暦では、閏年には1年が13ヶ月あり、暦の日付と季節の関連が毎年違うことになり、二十四節気が考案されました。太陽暦なので、現行のカレンダーの日付でほぼ固定しています。1日程度の変動があるのは、天文現象なので日付を挟むことがあるからです。

  節気の名称は、天文現象に対して無機的なものでなく、詩的な情緒ある名付けをしたもので、現実の地表上の気象現象から命名されたものではありません。二至二分が始めにあり、分割の過程で名付けがなされました。これを本末転倒して、字義から論ずるのは誤りです。
 そう言う意味では、八十八夜、二百十日はずいぶんストレートなネーミングと言えます。

2018年5月 8日 (火)

松竹梅

0413w_3matu1 2018.4.13
みごとに花が立っています。これほどのものを見るのは珍しい。
0413w_3matu2
高校生物では裸子植物の生殖の話で登場します。
「裸子」というのは受精によって種子ができるけれど果実はできない、ということですね。
マツの場合、受粉から受精まで13カ月かかる、なんて話題もありましたね

↓中学の理科のサイトです。ご存知の方はもういいんですけど、よかったらどうぞ。
http://media.qikeru.me/pine-tree-structure/

0413w_16takenoko
六郷用水跡の水路の向こう岸。
筍が生えています。毎年見かけるのですけれど、掘りに行くわけにはいきません。
すごい勢いで成長するようすを眺めるだけです。
筍の先端部を煮込むとおいしいですよ。あまりポピュラーな料理ではないかもしれないけど。

0413w_2ume
梅の実。私、アルコール飲料を飲まなくなってもう30年くらいかな。で、梅酒もつくらなくなって久しい。
替わりに、あのガラス瓶で「ラッキョウの酢漬け」を毎年作って楽しんでいます。市販品より大幅に砂糖が少ない。刺激的ですが、おいしいです。

しょう‐ちく‐ばい【松竹梅】
①松と竹と梅。三つとも寒に堪えるので、中国では歳寒の三友と呼んで画の題材とされた。日本では、めでたいものとして慶事に用いる。
(②は省略)
広辞苑第六版より引用

別にランクではないんですけどね。

セイヨウイワナンテン

0413w_1seiyouiwananten2 2018.4.13
プレートが一部隠れていますが、おおよその見当はつきますね。
0413w_1seiyouiwananten1
これがその花。
解説がなければ、アセビの仲間かなと思ってしまいそうです。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-906

形態:低木    原産地:北アメリカ
主に栽培されているのは、厚く光沢のある常緑の葉をもち、枝が弓状に伸びるセイヨウイワナンテン(Leucothoe fontanesiana)で、主に葉が観賞されます。

イワナンテン
Leucothoe keiskei
日本原産の小型の常緑低木。岩場などに着生し、枝垂れて生育する。2cm程度の花が枝先に数個咲く。山野草として鉢栽培されることが多い。

トカゲ

0413_35tokage 2018.4.13
トカゲが足元を走って行きました。なんだか変だぞ、何かくわえている、と慌てて一枚パチリ。
かろうじて撮れました。ミミズを半分のみ込んで走っていたのです。
多分この後、少し時間をかけて全部のみ込んだことでしょう。
かなり大きな獲物だったでしょうね。しばらくはじっとして消化されるのを待つことでしょう。

アリ

0413_25ari 2018.4.13
クロヤマアリですね。
触覚で何か探っている様子。味見をしているのかな。
口をつけるだけが「味見」ではないことがあるのです。
チョウのメスは産卵に適した植物かどうか、前脚で葉を叩いて味見しています。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-5d93.html
2011年10月17日 (月) 昆虫の視覚、嗅覚、味覚など

★昆虫の味覚について、少し。
味覚器官は口器のそばにあることもあります。
ハチやアリでは触覚にあります。
ですから、アリが触覚で何かを叩いているときは「味見」しているのかもしれません。
アブラムシのところへやって来たアリがアブラムシを触覚で叩いたりしていたら、アブラムシの分泌物の味を感じているのでしょう。

オニタビラコ

0413_23onitabirako 2018.4.13
こんな風に集合して球状に咲いているのが面白かった。
へぇ、なかなかやるもんだね。
個性的です。

文脈効果

Eテレ「0655」から。
0413_17bunmyaku1 2018.4.13
日めくりは「12」で、その左右にAとCがありますよね。
これは問題ない。
では下の写真をご覧ください。
0413_17bunmyaku2
左右にあるAとCのせいで、その間にある「13」が「B」のように見えませんか。
じっくり見れば「13」ですが、パッと全体を見てしまうと、ABCと並んでいるように感じる。
「文脈効果」というのだそうです。この番組のスタッフはいろいろ丹念に調べていますね。
提示された出来事も面白く楽しいけれど、番組スタッフの裏での努力が感じられて、私こういうの大好きです。5分間の番組ですが、誠実で中味が濃い。敬意を表します。

↓文脈効果について。
https://psychoterm.jp/basic/cognition/05.html

文脈効果は、知覚・認知・言語・記憶に関する概念で、その前後関係から対象となる刺激の知覚過程が影響を受けることです。

http://kwww3.koshigaya.bunkyo.ac.jp/wiki/index.php/%E6%96%87%E8%84%88%E5%8A%B9%E6%9E%9C

↑ここには「A13C」の他にもう一つ、図がありますのでよかったらご覧ください。

ツツジ

0413_13tutuji1 2018.4.13
白とピンクの花が乱れ咲いていました。
そばで眺めていたら、あれ?
0413_13tutuji2
こういう花がありました。

交配したのかな?
それとも
赤い色素を作る酵素の遺伝子が、何かの理由で抑えられて白い花になっていたのが、部分的にその遺伝子が働けるようになった、とか。

本当のところはわかりません。

ダイアンサス

0413_9nadesiko 2018.4.13
これね、私としてはナデシコかな、と思うわけですけど。
ナデシコ属ではあるのは間違いないでしょうね。

0505_14nadesiko 5.5
セキチクといった方がいいのかなぁ。
園芸の方では品種が多いものだから、属の名で呼ぶことも多いですね。
ですから「ダイアンサス」と属名で呼んでおけば間違いではないけど。
正直なところよくわかっていない私です。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-140

ナデシコ(ダイアンサス)の基本情報
学名:Dianthus
和名:ナデシコ(撫子)  
科名 / 属名:ナデシコ科 / ナデシコ属(ダイアンサス属)

特徴
ナデシコの仲間であるダイアンサス属は、世界に約300種が分布しています。やさしい草姿に可憐な花を咲かせ、香りも魅力です。カーネーションもダイアンサス属に含まれますが、通常はカーネーションを除いたものを総称して「ダイアンサス」と呼んでいます。わが国では、秋の七草の一つであるカワラナデシコをはじめ、ハマナデシコなど4種が自生し、このほか、ヨーロッパ原産のタツタナデシコやヒメナデシコ、中国原産のセキチク、北米原産のヒゲナデシコなどが古くから観賞用に栽培されてきました。品種も多く、種間交配によってさらに多くの園芸品種が育成されています。

ムベ

0413_8mube 2018.4.13
今季はこれが最後の撮影でした。
一度、実を見たいものですが、手入れがいいからなぁ。見られない。
花が咲いたら実がなる。そこまでちゃんと見せてほしいなぁ、と切実に願うものです。
共に生きる、生き物仲間なんだから。
実は甘いそうですよ。

ソメイヨシノ

0413_6sakura 2018.4.13
東光院脇のソメイヨシノです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、花がほぼ終わって、緑の葉が茂り始めているのですが、一枝だけ花を咲かせている。あれまぁ、こういうこともあるんだね。と一枚。
妻に、キクモモがきれいだ、と報せたら、さっそく見に行きまして
0413w_13sakura
桜の木が面白かったのよ、一枝だけ咲いてるの、と妻も同じ桜を撮ってきました。
同じようなものの見方をしてますね。

木というのは不思議なもので、枝ごとに「個体」といえるような振る舞いをすることがあります。
動物とはちょっと生き方が違う。
そんな姿も楽しんでください。

2018年5月 7日 (月)

六日のロールケーキ

0506_21rollcake 2018.5.6
日曜通例のスーパーでの買い物。
さっそく買いましたよ、半額ですものね。
鯉幟型のパッケージに入ったロールケーキ。
賞味期限は「5.22」ですから、食品としての価値は全く失われていないのですけれど。
時宜を失したため、商品価値が半減しました。
こういうの、もったいないからどんどん買いましょうよね。
味に何の変りがあるではなし。八十八夜の新茶はまだですが、お茶でも淹れて。
おいしくいただきましょう。

六日の菖蒲、十日の菊(むいかのあやめとおかのきく)
時機におくれて役に立たないことのたとえ。六菖十菊。
広辞苑第六版より引用

キクモモ

0413_5kikumomo 2018.4.13
わぁ。としか言いようがない。
周囲が緑になった頃にこれですもんね。コントラストがものすごい。
東光院脇の水路、水車のそばです。

ヒルザキツキミソウ

0413_2hiruzakitukimisou1 2018.4.13
駅の踏切近く。毎年ここでヒルザキツキミソウの季節を知ります。
0413_2hiruzakitukimisou2
淡いピンクがきれいな、お洒落な花です。
園芸として楽しんでもいいですが、ある意味、強い植物なので、暴走させないことも考えた方がよいかも。
我が家の前の線路柵付近でも、写真の場所には及びませんけど、自生しています。
そのうち我が家前でも咲くでしょう。

テントウムシ幼虫

0412_30tentoumusi1 2018.4.12
カラスノエンドウでしたか、アブラムシがたかっていたので撮影したのですが、おや、右端に何かいる。
0412_30tentoumusi2
ナナホシテントウの幼虫ではないでしょうか。
撮影時に気づいていれば、もっと角度を変えて撮ったのですが、後の祭り。
どんどんアブラムシを食べてください。

カルーナ

0412_25calluna1 2018.4.12
花は色を失ってきましたが、緑が濃くなってきた。
0412_25calluna2
いい色ですね。
常緑低木だそうで、これから日差しを浴びて成長するでしょう。
ラベンダーも木本ですよね。ラベンダーは以前から育てていてずいぶん株が大きくなってきました。
カルーナもこれから大きくなってくれるでしょう。楽しみです。

↓参考
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-650

カルーナの基本情報
学名:Calluna vulgaris
和名:ギョリュウモドキ  その他の名前:ヒース、四方柏(しほうはく)
科名 / 属名:ツツジ科 / ギョリュウモドキ属(カルーナ属)

・・・
カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースとも呼ばれる1属1種の常緑低木です。クッション状にこんもりと密生して茂り、学名のCallunaは「掃く」という意味があり、この枝でほうきをつくったことに由来します。

カメムシ

0412_20kamemusi 2018.4.12
まともに出会ってしまった。君は誰だ。名を名乗れ。
ホソハリカメムシかハリカメムシか。どっちだい?
どっちかです。

ノゲシ

0412_16nogesi1140 2018.4.12
タンポポだけではなく、ノゲシの綿毛も楽しんでください。
耳かきの綿毛みたいです。
0412_16nogesi1430
耳かきの綿毛は抜けては困りますが、植物の綿毛は抜けて飛ぶことが目的。
その目的を遂行しつつある姿もまた愛でてあげてください。

ハルジオン(春紫苑)

0412_11harujion 2018.4.12
ハルジオンの花に小さなハチらしき昆虫。
ハルジオンは「頭花はつぼみのとき下に垂れる」と雑草図鑑に載っていましたので、それを頼りにヒメジョオンと区別しています。

もう一つ識別ポイントがあるようです。
ハルジオン:茎は中空、葉の基部は茎を抱く。
ヒメジョオン:茎は中実、葉の基部は茎を抱かない。
ご利用ください。

0412_28harujionkamemusi
あれ、今度はカメムシだ。
ホソハリカメムシかハリカメムシでしょうけれど、私、よくわかっていないので、決められません。

0417_17harujion 4.17
つぼみはピンク、花火が弾けるみたいに白い花を囲むのが楽しい。

0419_19hosohirataabu1 4.19
ホソヒラタアブがきました。
0419_19hosohirataabu2
アブの方は一心不乱に花を舐めている。この時、モニター画面を何かが横切ったことは意識していましたが何かはわからなかった。PCに取り込んで眺めたら、これは小さなハチのようですね。全くの偶然。こんなこともあるんだな。

0426_8himemarukatuobusimusi1 4.26
私の意識では、ハルジオンとヒメマルカツオブシムシとがセットになっています。
この日、そのセットが成立。
0426_8himemarukatuobusimusi2
これが嫌われ者のヒメマルカツオブシムシ。
幼虫が乾燥した動物性の繊維などを食べるんですね。
「鰹節」も食べるんでしょう、きっと。でもそれよりも、服に穴を開けるというので嫌われるわけです。
乾燥したたんぱく質なんか食べてて、水分は大丈夫かい?と私などは思いますが。多分「代謝水」で生きられるのでしょう。

0504_10himemarukatuobusimusi 5.4
大集合、になっていました。苦手な人にはぞっとする光景でしょうね。

火星の逆行

1月末の皆既月食の日に、天文関係の特集がありまして

3年ぶり皆既月食、どう見る? 7月は火星が大接近(朝日新聞デジタル 2018年1月31日14時40分)
 約3年ぶりの皆既月食や15年ぶりの火星の大接近など、今年は注目の天文イベントが目白押しだ。好条件の流星群が多いほか、探査機「はやぶさ2」も小惑星「リュウグウ」に到着する予定だ。
・・・

で、皆既月食で騒いだわけです。で、多分多くの方が見逃したのではないかと思うのですが・・・
火星の大接近の解説の図なんです。それはそのまま火星の逆行の図でもありました。
0215gyakkou
ほらね。
火星が西側から順行で進んできて、逆行に入り、また順な方向の西の方へ進んでいく。
これ、中学校理科の第2分野で習いませんでしたか?
0215galileo2
手元にあった昔の中学校理科の学参からです。
この図では4から5のあたりで接近になっていますね。

↓ところで、これ何の図でしょう?
0215galileo1
ガリレオが描いた図です。
40年以上昔に買った本の挿図なのです。ガリレオの原本にある図を描き直したものです。

「天文対話 下」ガリレオ・ガリレイ著、青木靖三 訳、岩波書店
 昭和36年4月5日 第一刷発行
 昭和47年1月20日 第六刷発行
  購入:73.03.17

こういう歴史的な視野を意識しながら、今年の火星大接近を見たらまた素敵な経験ができるかもしれませんね。

★ガリレオの「天文対話」という本は「対話」となっていますが、実は2人の対話ではなく3人の対話、ある種の「鼎談」なんです。コペルニクス説を代表する人物「サルヴィアチ」、プトレマイオス説を代表する「シンプリチオ」、専門的学者ではなく良識ある市民「サグレド」という3人です。日本の「討論」は「言い合い」みたいなものですが、認識を深める「対話」という形式は古くから根づいているのですね。

★古代の天文観測の精度についても思いを致してください。
逆行というと、短期間に惑星が行ったり来たりするような気がすると思うのですが、実は何カ月もかけて継続的に観測して分かる現象なのです。昔の人はそれを「肉眼で」実行していた。ですから単純な天動説では逆行が説明できなくて、周転円の導入などをしたわけですね。
毎晩毎晩観測を続けて、図の中に星の位置を書き込んで記録したのでしょう。
昔の技術は低かった、現代は高度な技術があるなんて思いあがらない方がいい。
天動説だって、精密な天体観測の上に成り立っていたのです。
現代は優れた時代だ、などといえるかな?私にはそんな観測能力はありません。
現代人は何でもわかっているつもりになっていますけれど、こういう地道な努力を忘れている気もします。

可能なら、今から観測を初めて、8月くらいまで続けて、自分で「逆行」を観測してみませんか?

★惑星といいますが、惑星は何を「惑って」いるんでしょう?「惑う星」ってナンダ?
実は、天球上で配置が変化しない「恒なる星」の間を「惑い歩く星」なのです。「遊星」という訳語もありましたね。

planet
{名詞}天文 惑星,遊星.
パーソナル英和辞典より引用

planet
►n
1 〔天〕 惑星
2 先覚者,《知的》指導者;《先駆となる》りっぱ[偉大]なもの.
[OF,<Gk=wanderer]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

πλανητης(プラネーテース):さすらう者、彷浪する者
 [地]Planet 遊星、惑星
科学用語 語源辞典 独-日-英 ギリシャ語編、大槻真一郎 編著、同学社 昭和50年5月1日 初版発行 より引用

★本の紹介
「曲線の秘密 自然に潜む数学の真理」松下泰雄 ブルーバックス B-1961 2016年3月20日{注: 「巻」の「己」が「氺」になった「やす」 です。}
極端に難しい数学ではないのですが、内容をきちんと理解するには、かなりの粘り強さが必要な本です。
でも、とっても楽しい読書体験ができると思います。
この中にコペルニクスやガリレオの話があり、ガリレオの天文対話の原図が転載されています。
コペルニクスの「天体の回転について」から地動説の宇宙像の図も転載されていて、ここでは衛星を伴うのは地球だけになっています。
そしてガリレオの「天文対話」中のコペルニクスの宇宙像の挿図も転載されていて、ここでは、木星に4つの衛星が描き込まれています。ガリレオが自分で発見した衛星ですね。

★おまけ
衛星 satellite
語源は、ラテン語の「satelles」で、意味は「attendant, follower」
のようです。手元のラテン語-英語辞書で調べてみました。

アインシュタインのような猫

1231_2calendar3 2017.12.31
フォルダの中に置き忘れていた写真。
鐘の真下に猫がいる。まるでアインシュタインのようだ。
って、何の話かわかります?

↓京都新聞 2006年12月25日の記事です。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/special/omoshiro/shikake13_02.php

知恩院の重文 アインシュタインも見学
 ・・・
 もう一つ。知恩院の大鐘には有名なエピソードがある。相対性理論で知られるアインシュタイン博士が1922(大正11)年に知恩院に立ち寄った。大鐘の直下に立った後、鐘を打たせた。鐘の真下では、音波が相殺して無音の場所ができることを証明したのだという。記者も実際に鐘の真下に立って、鳴らしてもらった。「無音」ではなかったが、確かに音は小さく感じた。

このアインシュタインの逸話そのものはかなり後になって知ったのですが、鐘の真下、あるいは鐘の中の中央部では音はほとんど聞こえない、ということは小学生のころかなぁ、に知ったのです。
鐘の音ってずいぶん遠くからも聞こえる大きな音ですよね、その大きな音を発する鐘の中に入ったら鼓膜が破れたり、突発的な難聴になったりしないか、と心配になりますよね。
ところが、NHKのラジオ放送でこの実験を聞かせてくれたのです。
鐘の中の中央部にマイクをスタンドかなにかで立てて、外から鐘を撞いたのですね。
その録音を放送で流した。ゴンというかコンというか乾いた音が聞こえただけでした。

0213kanetuki
単純化した図を描いてみました。
黒い円が鐘の断面の自然な状態。それを撞木で撞くと赤い線の形にまず変形します。
中央では圧縮と膨張が重なります。
その後の変形で、今度は圧縮と膨張が反転して、中央ではそれが重なります。
この図は理想化しすぎです。実際の鐘は凹凸があって質量分布にむらがあり、こんな単純な振動ではなく、複数の振動が重なったような状態になります。だからこそ「うなり」も生じるわけですが、そのあたりはここでは省略。
京都新聞の記述「音波が相殺して無音の場所ができる」というのはこういうことなのです。

実は教師になって工業高校で化学と物理を教えていた頃のこと。理科教師4人で旅行したのです。
そうしたら、観光地のあるお寺で、鐘を自由に撞けるところがあった。それを見た私、さっそく鐘の下へ入り込んで外から撞いてもらった。周囲の観光客の冷ややかな視線が忘れられませんね。あのバカ、何やってんだ、耳を悪くしても知らんぞ、という眼差しが突き刺さってきましたっけ。でも、本来物理専門の同僚が、あ、あいつあれやってらぁ、と駆け上がってきて二人で鐘の中で音を聞いたのでした。わかる人にはわかるんだよなぁ。
実際の感覚は、撞木が鐘に衝突したという感じのコンという乾いた弱い音が聞こえました。小学生の頃に得た知識を教師になって実験してみたわけです。理科教師の真髄は好奇心にあり、なのです。
お勧めはしません。鐘の性質によって聞こえ方が違うかもしれませんし、安全を保障しきれませんので。
耳栓をして、自撮り棒の先端のスマホで動画撮影でもして、一緒に録音してみる、というのなら、まあいいかな。

★どういう番組だったか覚えていないのですが、昭和30年代のNHKラジオは優れてたなぁ。
鐘の音を聞いたのと多分同じ番組で、ウンカの発する音、というのを聴いた覚えがあります。
ウンカは植物の茎を叩いて振動を起こし、それによって雌雄が交信するのです。それをラジオで聞いちゃった。
稲の茎かな、そこにマイクロホンをつけて、ウンカの発する振動を音として録音してラジオ放送で聞かせてくれたのです。
そういうのを聞いてしまうと「納得」してしまいますよね。
科学番組では常にそういう「本物」を提供しなければなりません。理科授業もまた。
最近のテレビの教育番組のレベル低下は嘆かわしいですね。
説明はそれぞれの年齢で異なるでしょう。だからといって本質を忘れちゃ困る。10年後に再度学んだ時に、あの時先生はここまで踏み込んだ内容を提示していてくれたんだ、という授業をしたいと目指していました。「10年後に効き目の出る授業」ができたかどうか。わかんないな。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyubyochu1955/28/0/28_0_113/_pdf
邦産3種 Sogatella属ウンカの寄主植物分化と腹部振動波による求愛歌の特徴

.雌雄の腹部振動による求愛歌ICHIKAWA(1979)により,セジロウンカは腹部振動VLよる求愛歌を発し,それが寄主植物上を伝達して,雌雄間の交信が成立することが明らかにされている。

「虫たちの生き残り戦略」安富和男 著、中公新書1641、2002年5月25日発行
p.94
振動で呼び合う トビイロウンカ

 セミのオスは発音器官からだす鳴き声でメスを誘うが、セミに近縁なウンカはイネの茎葉に振動を与えて雌雄の呼び合いを行う。
 トビイロウンカのメスはイネにとまりながら腹を上下に振動させる。その振動が茎や葉を伝わってオスに届くと、オスは腹部第一、第二節の背板を上下に振動させて応答し、メスのところに歩み寄って交尾が成り立つ。脚先の褥盤には感覚毛があり振動信号を受容する。
・・・

お裾分け

Eテレ、朝6時55分からの「0655」、月曜恒例の「たなくじ」。
番組では携帯のカメラで撮影して、一週間保存するように、とのことなのですが、私はコンデジの連写機能で撮影して楽しんでいます。で、なかなかよいくじが当たりましたので、お裾分けします。
0507_1tanakuji12018.5.7
連休も明けました。気持ちを切り替えて、生活を始めましょう→「吉」です。

0507_1tanakuji2
五月まとめて→「吉」
今日は荒れる予報ですが、寒くもなく暑すぎもせず、5月は気持ちのよい月。
ハイ、後押し、ポン。

2018年5月 2日 (水)

女満別 4/30-5/1

ニュースで耳に挟んだので簡易的にグラフ化してみました。
20180430_0501memanbetukion
グラフ上では出てきませんが、最高気温と最低気温の公式記録は
        最高気温    最低気温
4/30    30.2        8.4
5/ 1       9.4        2.5
です。
データをシートに貼り付けて、シート上でのグラフを作り並べただけです。
5/1の「0時」は、4/30の「24時」になります。そのようにグラフを読んでください。
工夫なしの粗削りなグラフでスミマセン。
それにしてもまあ、30.2℃を記録した日の翌日の最高気温が9.4℃とはねぇ。
ちょっと極端すぎますよね。くれぐれも体調を崩されませんように。

4月の気温など

今年4月までの気温などのグラフをまとめました。
201804kion 気温 2018
4月に9回も夏日があるのは新記録です。
1998年の4月に6回という記録がありましたが、それを抜きました。

201804heinensa 平年差 2018
縦軸を伸ばす必要が生じました。
この変動の大きさは強烈ですね。
2月初めに平年より3℃度も低かったのが、4月の初っ端に7℃近くも平年より高くなってしまった。
2017kion 平年差 2017
「今日までの10日間はどうだったかな」という同じ方法で移動平均をとった2017年のグラフです。
平年値に対して±5℃で収まっていますでしょ。これまでずっとそうだったんです。
それが今年初めて+7℃まで変更しなければならなくなった。
これがどういう意味なのかはわかりません。軽々に「地球温暖化」とは言いたくない。
若い方々が経験を持続的に積み重ねて判断してください。

201804situdo 湿度 2018
50%のあたりを挟んで、のこぎりの歯のような変化を繰り返しています。

この先今年はどうなっていくのでしょうね。
感覚的には「雨が降る時に強風も吹く。『嵐』が多いなぁ」と思っています。

どうにかなりませんか?NHKさん

0421_36kion1 2018.4.21
夜7時前の気象情報での、今日の最高気温の「結果」表示です。
珍しく「26.0℃」と表示している。気象予報士が作成したのかな。
でも読むときは「26度ちょうど」です。NHK流儀。
館林の気温を読むときは「29度8分」です。※1
0421_36kion2
7時のニュースでは。今日の最高気温の「結果」としてこの表示です。
有効数字というものをNHKは知らないのか!?
読むときは「26度ちょうど」と読むんですね。
「26.0℃」と書けば、科学では「26度ちょうど」のことなんです。っ。
最後のところに「ゼロ」がつくのが気持ち悪いんですねきっと、NHKは。
位取り記数法の「0」と、有効数字の「0」がちゃんと理解できていないんですよ、NHKさんは。もう。
ゼロって「ない」ことなのに、末尾にゼロをつけても意味がないんじゃないか、と思ってませんか?

0422_2kion1 4.22
またやってる。「ちょうど」を表示できないんだから。「30.0」と書けばいいだけの話なのに。
これでは、栃木の観測所の温度計の精度が低いんだ、になってしまうことを理解していませんね。
0422_2kion2
これはこれでよいのです。予想ですから、予想は確定ではない、必ず不確定な幅があるのです。この場合の幅は1度の桁のところにあるわけです。。
気象庁自身も週間予報では気温の予想値に幅を持たせてあります。気象庁のサイトでご覧ください。

0501_17nhk 5.1
まただ。もういい加減にしてくださいよぉ。
有効数字も理解できない表示では中高の理数の勉強の妨害になるだけじゃないですか。
情けねぇ。

※1
「~~度~~分」もやめてくれませんか?
医療関係の体温についてだけは慣例的なものだから仕方ないでしょう。ホントは体温だって「36.5度」とか言ってほしいけど、我慢します。
気象って科学の分野でしょ。だったら、「~~度~~分」はやめて「~~点~~度」と言ってくださいな。
もう、気持ち悪くって仕方ない。民放では「~~点~~度」が多いと思うけどな。
影響力の大きなNHKがこれでは困るんです。何とかしてください。

ヤグルマギク

0412_5yagurumagiku 2018.4.12
線路柵内に自生しているヤグルマギクが咲き始めました。
家でもプランターでヤグルマギクを育てていますが、花は遅れています。

0424_26yagurumagiku 4.24
草むらの中。「雑然」をお楽しみください。
ピンクの花はユウゲショウです。
人間の目にはユウゲショウがいっぱいに咲き誇っているのですが、写真にとるとどうもうまく写らない。
で、色の違うものを重ねてみました。
雑然は美しい。

ちょっと念のため↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-804
ヤグルマギクは、放射状に広がる花の形が矢車のように見えることから名づけられ、花壇や切り花として利用の多いポピュラーな花です。ヤグルマソウと呼ばれることも多いのですが、ヤグルマソウ(Rodgersia podophylla)という和名の植物は、日本の山野に自生するまったく別の植物で、葉の形が矢車に似ています。

ツリガネソウ

0412_4turiganesou 2018.4.12
ツリガネソウのつぼみが膨らんできました。

0413_34turiganesou 4.13
もうすぐですね。

0416_3turiganesou 4.16
咲いてます。
0416_3turiganesou2
きれい。かわいい。

0417_2turiganesou 4.17
小さな花ですが、非常に楽しい。
釣鐘というけれど横向きに咲きます。ホタルブクロは下向きですけどね。

↓季節の花300から
http://www.hana300.com/turiga.html

釣鐘草 (つりがねそう)
(カンパニュラ、風鈴草(ふうりんそう))
(Campanula, Bell flower)

・桔梗(ききょう)科。
・学名
  Campanula medium
   Campanula : ホタルブクロ属
   medium : 中間の

 Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。

・開花時期は、 5/10 ~ 6/15頃。
・名前のとおりの形の花。
 なぜか上向きか横向きに咲く。

へのへのもへじ

Eテレ「にほんごであそぼ」から
「へのへのもへじ」や「つるニハ〇〇ムし」は知ってましたが、面白いバリエーションを見せてくれました。
0412_1henoheno1 2018.4.12
丸顔のへのへのもへじですね。
0412_1henoheno2
男の子が描いたもの。「へへへへもやし」だそうで。
0412_1henoheno3
女の子が描いた「へめへめししし」ですって。
なんだかね、描いた子に似てるんですよ、これが。
楽しいなぁ。
0412_1henoheno4
おおたか静流さんが描いた「へこへこくんぴ」。
なんか、イメージがあってるなぁ、とくに「ぴ」の「〇」がいいなぁ。
私はおおたか静流さんを高く評価します。
「ぴっとんへべへべ」にはしびれたしなぁ。あれほど「破壊的」な歌が作れるとは。
粋な発声もできるし。オーソドックスな童謡のイメージをガラッと変える編曲もなさるし。
特異な「音楽表現者」であると評価します。

0412_1henoheno5
みわさんの「へのへのもし〇」です。

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B19323
ここに「ぴっとんへべへべ」の歌詞があります。

https://www.youtube.com/watch?v=qla7-0MoeVc
歌を聴けます。

↓おおたかさん自身の言葉を読めます、どうぞ。
http://www.songbirds.ne.jp/sizzle/no17.html

No.17 モチーフ・・・ぴっとんへべへべ
・・・
自分で言うのもナンですが、意味も無く(ここが重要なポイント)けっこう楽しくなってきます。何語でもないはずなのに、このごろ人格を持ってきているようにさえ思います。
もしも意味がわかる人が現れたら・・・・・こわいです。笑。
・・・
2003年7月30日 静流より

0655

Eテレ朝の「0655」が面白い。
0410_26_0655_1 2018.4.10
「655」という文字の上に、透明な箱がかぶせてあります。
0410_26_0655_2
箱に水滴を垂らします。水滴の平凸レンズができます。(凸面が完全な球面かどうかはワカリマセン、多分そうではないけど大差ない。)
0410_26_0655_3
水を皿に滴下すると、白い紙の上に黒い輪ができて、その内部に明るい場所ができる。
0410_26_0655_4
ハイ「0(ゼロ)」の出来上がり、というわけです。
黒い輪の外縁はほぼ円ですが。
中の明るい部分は円からはずれています。これは斜め上に光源があるせいでしょう。
また同じく斜め上からの光であるために「火面」が生じています。
「6」という数字のあたりまで、曲線が伸びていますね。これが火面。

↓出来事をごく単純化した図をお目にかけます。
Meianring
AB面が「655」と書かれた紙の面です。
その上に平凸レンズがある。
平凸レンズに入射した光は焦点に向かい、CDのところを照らしてCDの範囲は明るく輝きます。
ところが、本来、来るはずだった光が来なくなったECとDFの部分は暗くなります。
ま、おおよそこんな出来事ですね。
ただ焦点より遠い面でも同様の出来事が起こることもあり得ますね。
こんなところです。

「火面」という言葉を使いましたが、下にその図がありますので、ご覧ください。
http://www.astrophotoclub.com/opt/kamen.jpg

https://kotobank.jp/word/%E7%81%AB%E9%9D%A2-46879
火面 かめん caustic surface
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レンズや球面鏡のような光学結像系において,1点から出た光線束の結像を考えるとき,近軸光線の条件からはずれると,たとえ単色の光であっても完全な点像にならないで,ある広がりをもつようになる。このような欠陥は光学系の狭義の球面収差,コマ収差,非点収差によって起る。像点の近くでの光線束の包絡面では光線の密度が高くなっていて,スクリーンを置くと外周の輝度が高くなる。この面を火面と呼ぶ。

ホトケノザ

0410_21hotokenoza1 2018.4.10
そろそろもうラストチャンスだなぁ、と種子を撮影しました。前にも撮ったけど。
0410_21hotokenoza2
エライオソームがついていたり、ちょっと見づらいけど、模様もあるんです。

グーグルで「ホトケノザ 実」で画像検索したら、見覚えのある写真が出てきまして。これ「かかしさんの窓」じゃねぇ?と見ればyes。よい写真撮ってますねぇ、かかしさんって。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-fdc6.html

↓このサイトの方がもっとすごいですよ。
https://matsue-hana.com/hana/hotokenoza.html

カタバミ・オッタチカタバミ

0410_19katabami 2018.4.10
これブロック塀の下に生えているカタバミです。
低い位置を這うように広がっている。

0414_19ottatikatabami 4.14
線路柵内の草むらに目立ち始めた黄色い花。花はカタバミと同じように見えますが、草丈が高いんですよね
10cmは超えている、20cmくらいもあるかな。
光を求めて頑張って立ち上がった、という感じじゃないなぁ。
多分これがオッタチカタバミだと思います。
0414_22katabami
比較のために、振り向いて塀の下を見れば、これはカタバミ。
区別する方法もあるようですが、ちょっとそこまで真剣に観察する気にならなくって。
背が高いからオッタチカタバミだ、と思っています。

↓参考サイト
https://matsue-hana.com/hana/ottatikatabami.html

オッタチカタバミ
多年草
北アメリカ原産。1962年京都府精華町で見いだされ、第2次世界対戦後に駐留アメリカ軍の荷物について侵入したものと考えられている。関東北部以西の道ばたなどに時折発生する。カタバミによく似ているが、地上茎はすべて地中を横走する根茎から生じて高さ10〜50cmに達する。花はカタバミとほぼ同じ黄色の5弁花、花後に果柄が下向する。・・・

メキシコマンネングサ

0410_17mexicomannengusa_out 2018.4.10
これはつぼみですよね。

0416_13mexicomannengusa 4.16
すっごく素敵な姿。黄色い花を予感させてくれます。

0417_37mexicomannengusa 4.17
わぁわぁわぁ、ですよ、もう。

0421_9mexicomannengusa 4.21
これは我が家の花ではなく、駅からすぐ先のコンビニ前のお宅。
すでにこんなに咲いていて、びっくり。

0422_11mexicomannengusa1 4.22
我が家でも咲き始めました。庭と外の線路柵下と2か所にありますが、めんどくさい、一括して扱います。
0422_11mexicomannengusa2
もうアリが来てました。丹念に歩き回っているんですね。
0422_11mexicomannengusa3
線路柵下です。なんだか黄色い花に赤い模様があって。こんな模様があったっけ?と近づいたら、こんなでした。
赤いのはタカラダニ。
4月末から5月、焼けるようなコンクリートの上を走っています。
線路の柵も至る所で走り回っていまして、この時期、線路柵に体を持たせかけて写真を撮ることができない。バランスをとるために左手で柵につかまりたくっても、気を使う。
別に、人を刺したりはしません。そういう意味の「害」はないんですが、服や手のひらに赤い染みがつくからなぁ。やっぱりつぶしたくはない。
このダニは花があれば花粉を食べに来ます。コンクリート表面のカビや有機物汚れも食べているかも。
で、まあ、メキシコマンネングサの花粉を食べに集まったのでしょう。
走っている時は撮影が難しいですが、花に夢中で静かにしていましたので、まあきれいに写っていました。
しょうがないけどね。

0429_14mexicomannengusa 4.29
群れ咲くようになりました。赤い点々はないようです。

↓参考サイト。京都府のサイトです。
http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/oyakudati_takaradani.html

トカゲ

0410_15tokage 2018.4.10
ガレージの扉の向こうを走っていったトカゲ。格子の隙間から撮影。よく収まってくれたもんだ。
この辺りでよく見かけますから、おそらく同一個体です。
すぐ走り去ってしまうんだもんなぁ。じっくり撮影に応じてくれるといいのになぁ。

ウィンターコスモス

0410_10wintercosmos 2018.4.10
春なんですけど。
花の勢いは落ちていますから花期は終わりに近い気がします。
葉は繁ってきています。
↓みんなの園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-347

ビデンス(ウインターコスモス)の基本情報
学名:Bidens
その他の名前:ウインターコスモス
科名 / 属名:キク科 / センダングサ属

夏に咲くグループと、晩秋から初冬に咲くグループが出回ります。

「ウインター」という名前がなんだかよくわからないのでした。
今回の冬シーズンはずっと咲いててくれましたが。

2018年5月 1日 (火)

4月7日の桜坂

0407_6sakurazaka 2018.4.7
買い物帰りに桜坂を通過する道を選びまして。
助手席の妻が、フロントガラス越しにシャッターを切ってみたらこう写りました。
もうすっかり緑。でもなんだか、緑に包まれた方が深呼吸したくなりませんか?
きっと酸素が濃いですよ。(気分だけ)
橋が架かっているのが見えます、これは桜橋。
花見客がいなくなった緑の桜坂は素敵なんだけどな。
この後、葉が茂ってきて、ほの暗い緑のトンネルになっています。

安房のミツバツツジ

0406_15awanomitubatutuji 2018.4.6
土佐のミツバツツジが終わってから咲き始めた安房のミツバツツジ。

0410_20awa_mitubatutuji 4.10
この左側が土佐のミツバツツジです。

花や木を見て品種がわかるわけではありませんで、ここに植えられたときに付いていたプレートを読んで記憶しているだけです。花は同じです、見かけ上は。ただこんな風に開花時期が微妙にずれるようですね。

アメリカフウロ

0406_13americahuuro 2018.4.6
小さな花ですが、よく見ると気品のあるよい花だと私は思っています。
メシベの柱頭が5裂しています。

0413_30americahuuro 4.13
実ができ始めていました。塔のように立っている部分は種子を弾きとばすばねになります。
塔の下の部分に種子ができます。熟して乾燥すると強い力で弾けます。

0424_17americahuuro 4.24
この写真からはわかりませんが、これは八重桜・南殿の鉢に同居しているアメリカフウロ。
上に桜の葉が茂ってしまって、暗い、窮屈だ、と伸び上がりました。
線路際などで見かけるものは、そう草丈は高くならないままに、開花結実しますが、場合によっては伸びることができるんですね。
鉢の土の面から50cm位伸びたかな。太陽光の争奪戦、種子を飛ばす広い空間を求めた結果でしょう。植物たちの太陽光争奪戦というものは激しいものです。
きれいに平らに刈り込まれた生け垣の上面から、光を求めて雑草が立ち上がっている、というようなシーンを見かけませんか。
機に臨んで、変に応ず。植物だって自在な生き方をするのです。

カエデ

0406_12kaede1 2018.4.6
こんなにいっぱい花が咲くのは珍しい。ぷちぷちしたテンテンが皆、花です。
0406_12kaede2
個々に拡大すればこういう花。
目の高さではあまりたくさん咲いてくれませんでしたが、頭上に満開。
実ができてきたら面白い光景になるだろうな。
楽しみです。

ブドウ

0406_7budou 2918.4.6
緑が全くなくなっていたブドウの木。緑の葉が出てきましたよ。

0417_7budou1 4.17
つぼみをつけました。
0417_7budou2
上を見上げて、背景をうまく選ばないと、なかなかピントが合わない。腰のふらつく私にはきつい撮影です。
でもいいさ、つぼみが見られるんだもんね。

0422_1budou 4.22
朝刊を取りに出たら葉の縁に水滴が。去年も見たっけ、と妻を呼んで二人で観賞。

0424_1budou1 4.24
この日また、前にもましていっぱい水滴が見られました。
葉の尖った部分の先端に届いている太めの葉脈から水があふれているようすがはっきりわかります。
0424_1budou2
敢えて逆光にして「ゲージツ的」に撮ってみました。
非常に焦点距離の短い凸レンズになっていますので、縁が黒くなり、中央付近に空の明るさが見えています。
0424_1budou3
妻の写真。水滴の中の像が同じなのが見て取れますね。
0424_1budou4
まったくもって「瑞々しい」という言葉がみごとに当てはまります。
すごい勢いで成長しているという証拠だと思います。見ていてとっても気持ちがいい。

↓去年の記事です。記事中の写真は5月6日のものでした。ほぼ同じような時期に見られる現象であることがわかります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-1a30.html
2017年5月30日 (火) ブドウの葉の縁に水滴

↓参考サイト。
http://had0.big.ous.ac.jp/ecologicaldic/s/suikou/suikou.htm
水孔 water pore

・・・
 水孔は気孔が二酸化炭素や酸素などの気体の出入り口であるのに対し、水が排出される。気孔のように状況に合わせて開閉できる構造にはなっておらず、単なる穴である。葉の先端や葉脈が終わる葉の縁の部分、鋸歯の先端付近などに見られる。すべての植物に備わっているわけではないらしく、イネ科植物やサトイモ・フキ・アジサイ・ユキノシタ・ヤブガラシ・ソラマメなどでは典型的なものが観察されている。
 水孔から水が排出される現象を出水というが、常に出水が観察されるわけではない。我々が眼にすることが出きるのは早朝であることが多いが、梅雨時などの空中湿度が高い場合には昼間でも観察することができる。根の活性が高く、水を吸収する能力が高いにもかかわらず、気孔が開いていない場合に植物体内の水分が過剰となり、余った水分が押し出されてくるのであろう。1つの植物体の中では、新しいフレッシュな葉でよく見られ、古い葉では出水が見られないことが多い。植物体内では、活性の高い葉に重点的に水分が供給されていることを示している。
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ジンチョウゲ

0405_36jintyouge 2018.4.5
今年の閉幕。
素敵な香りを楽しみました。
葉の緑がちょっと薄かったのが気になりました。これから少しはケアをしてあげなくっちゃね。
ありがとう。

シクラメンの実

0405_34cyclamen 2018.4.5
シクラメンの実を、3つほど熟させてみようということになりまして。
スケール替わりに、私の左手の人差し指を一緒に写しました。
かなり大きな実であることがわかります。

0410_23cyclamen1 4.10
種子は種子として成長中ですが、下に落ちたばかりの花がありましたのでお目にかけます。
0410_23cyclamen2
オシベが残っています。メシベと子房を残して、すっぽり落ちたわけです。
{シクラメンの花には香りはほとんどないように思われますが、いかがでしょう?}

0429_2cyclamen0 4.29
妻の撮影。実が開いている、とのこと。
花の茎がふにゃふにゃになっていて、もう栄養を送っている感じではない、ということでしたので、切って室内で撮影。
0429_2cyclamen1
まだ中味は湿っぽかったのですけれど、中に見えるのが種子でしょう。
短い棒状のものがくっついていますが、これが種子のてっぺんに残っていた花柱かな。
白く反り返っているものが蓋をしていて、それが弾けて中味が出てくる、のでしょう。
0429_2cyclamen2
こぼれ落ちてきた種子と一緒に。
0429_2cyclamen3
残る2つの実を見たら。ひとつはこんな感じで、花の茎がまだしっかりしている。
0429_2cyclamen4
もう一つはこうなっていまして。花の茎がしなしなでした。もうすぐ弾けるのでしょう。
ここから開いて弾けるよ、という構造が見えているように思います。

十分乾燥したら、完全に開いてみたいと思っています。

さて、こうなったら種蒔きしなくっちゃね。種を見たら蒔きたくなる夫婦を40年以上やってるんですから。

シンビジウム(かな)

0405_33ran 2018.4.5
よく見る蘭です。蘭の品種には疎くてまるっきりわからない。
シンビジウムで検索して画像を見ると、上掲の写真そっくりのもありますから、きっといいんでしょうね。
でも、シンビジウムで出てくる写真だけでもものすごくいろんな品種があるらしい。私には近寄りがたい植物です。
唯一、シランは自分で勝手にやってくれるから大好き。
ヒトが絶滅してもシランは共倒れになることはないですね。

ハナミズキ

0405_25hanamizuki1 2018.4.5
これはマンションの角地の植え込みにあるハナミズキ。今年は元気がよさそう。
0405_25hanamizuki2
上にレンズを向けて当てずっぽうで撮影。
意外とこの木に気付く人が少ないのがかわいそう。
目の前の高さに何にもなくて、ほとんど真上を見ないとならないので。

0413_7hanamizuki 4.13
六郷用水跡の水路、東光院脇。
枝をかなり横に張り出していますので、遠くからも気づきやすい。
0413w_14hanamizuki
咲いてたよ、と妻に報せたら妻も出かけて行って撮ってきました。
青空が背景に入って、きれい。

0416_23hanamizuki 4.16
これは私が通っているプールの前。
樹高が低いので、立った状態で目の前に花があります。
駐車場に車を入れてから、木の前に立って楽しめます。楽でいい。

中原街道という道路の街路樹は今はかなりの部分がハナミズキになっています。(以前の樹種をよく覚えていません)
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/park/ryokuka/hyoushi/hyoushi5/index.html
東京都建設局のサイトです。

街路樹の主な樹種と本数(東京都)
東京都内の街路樹本数944,166本【平成27年4月1日現在】

このデータによりますと、都内全体での1位はハナミズキだそうです。きっと管理がしやすいのでしょうね。

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