山吹鉄砲
懐かしい言葉が出てきてしまいました。
前の前の記事で、シロヤマブキやらシロバナヤマブキについて書き、前の記事でヤマブキのことを書き。
広辞苑を引いたら「山吹鉄砲」に出くわしてしまいました。
親父が竹筒で手作りしたのかな。もう記憶は定かではないのですが、山吹鉄砲で遊んだ、ということは確かだと思います。
ヤマブキの茎の乾燥した髄をちぎって、口にくわえて、唾で湿り気を与えて滑りにくくして弾にした、という記憶があります。60年以上前の話なので、さっぱり鮮明ではない。信用しないでください。山吹鉄砲で遊んだという事実だけお伝えします。
http://michikusanojikan.at.webry.info/201604/article_3.html
ヤマブキの花とヤマブキ鉄砲
ヤマブキ鉄砲は空気鉄砲の一種です。
小学生で習うのかなぁ。後ろの弾が前の弾を押し出すのではない、二つの弾の間の空気が圧縮されて前の弾が発射されるという仕組みですね。
↓動画です
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400336_00000
https://www.youtube.com/watch?v=rn8QKA_t-kA
弾が発射された瞬間に、筒の中に白いもやもやが漂うことにお気づきでしょうか。
これは圧縮されて温度が上がった空気が、急激に膨張して温度が下がり、水蒸気が目に見える微細な水滴=霧になったものです。
「ウィルソンの霧箱」という、放射線の飛跡をみる装置の基本もこの原理に基づくものです。
空のペットボトルにちょっと水を入れ、口をポンプにして中に空気を押し込み、パッと口を離すとボトルの中に霧ができるのがわかるはずです。(肺から直接に圧力をかけないようにしてください。めまいを起こすかもしれません。必ず口をポンプにしてください。)
雲ができるのも同じ原理。地上の湿った空気が上空に持ち上げられて膨張し温度が下がると、水蒸気が水滴になるのです。
いろんな出来事が統一的に見えるようになると楽しいですよ。
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