シャクナゲ
2018.3.17
東光院のシャクナゲ。咲き始めですね。くしゃくしゃした感じがあるのは、まだ開ききっていないからで、しぼみかかっているのではありません。
つぼみ。
たくさんの花が一かたまりですので、こんな感じのつぼみになります。
一週間後
3.24
高い所の花。
つぼみ。
花のかたまり。一つ一つの花はツツジとそっくりですが、かたまって咲くとすごいボリューム感があります。
豪華でしょ。
展開中。
素敵な花なのですが、惜しむらくは東光院の門の敷居をまたいで境内に入らないとみられない。私共は存在を知っていますから、様子を見に入りますが、通行人の方々はまず気づくことがない。ちょっとね、残念かな。
↓いつも見る、季節の花300
http://www.hana300.com/syakun.html
・躑躅(つつじ)科。
・学名
Rhododendron
metternichii
など。
(西洋石楠花を含めると、多数の学名あり)Rhododendron : ツツジ属
metternichii : 採集家「メッテルニッヒ」さんのRhododendron
(ロードデンドロン)は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)+ dendron(樹木)」が語源。
「dendron」と聞くと、化学系の私にはピンとくるものがありまして。花ではなくて。
「樹木」なのでしょうが、「枝分かれ」という感じがするんです、化学人には。
比較的新しく登場した物質群なのですが「デンドリマー」というのがあるのです。
中心から枝分かれが重なった、嵩高い分子です。
↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC
デンドリマー
デンドリマー (dendrimer) は、中心から規則的に分枝した構造を持つ樹状高分子[2][3]。ギリシャ語で「木」を意味する デンドロン (δένδρον, dendron) から命名された。デンドリマーは、コア (core) と呼ばれる中心分子と、デンドロン (dendron) と呼ばれる側鎖部分から構成される。また、デンドロン部分の分岐回数を世代 (generation) と言い表す。デンドリマーとデンドロンが同じ意味で使われる場合もある[4]。
ギリシャ語やラテン語にちょっと親しんでおくと、結構面白いものですよ。
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