« 2018年3月 | トップページ | 2018年5月 »
2018.4.5
昼の散歩を八重桜見物の大廻りにしての帰り道。ご近所。
これは何だ?アジサイの変種かな?葉も一緒に写しておきました。
花のクローズアップ。アジサイではないですよね、これは。
で、「不明」という名前にしたフォルダに入れておきました。
4.13
この日、眼の定期的な健康診断に行っての帰り道、寄ってみました。
(緑内障予防のため定期的に眼圧測定にいっています。)
真っ白になっていました。
あらら。う~むぅ。なんだろうなぁ、と写真を撮っていましたら。
後から自転車で通りかかった女性に「これオオデマリっていうんですよ」と声を掛けられました。
爺さんが一所懸命コンデジで花を撮っているので、きっと名前がわからないんだろうな、と親切に教えて下さったのでしょう。
まったく有難いことでした。
え~っ、オオデマリですか、コデマリは知っていたけどオオデマリは知らなかったなぁ。
向こうにあるのがコデマリですよね。
←すぐ向こうのコデマリ
いやあ知りませんでした、ありがとうございます。
ちょっと言葉を交わして、女性はすぐ走り去りました。
まあ、声をかけやすい爺さんでよかったなぁ、と、ほくほく笑顔。
家へ帰って、こういうわけで、あれはオオデマリというのだそうだ、と妻に報せましたら、そうなんだぁと驚いた妻もさっそく出かけて行きまして
撮ってきましたオオデマリ。
うれしいですね。知らなかったことを知る、というのは純粋に歓びです。
↓下に、趣味の園芸のサイトにリンクし、部分引用します。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-224
オオデマリの基本情報
学名:Viburnum plicatum f. plicatum
和名:オオデマリ(大手毬) その他の名前:テマリバナ、ジャパニーズ・スノーボール
科名 / 属名:レンプクソウ科 / ガマズミ属特徴
オオデマリは初夏の青い空を背景に、真っ白なボール状の花を咲かせる落葉低木です。オオデマリはヤブデマリ(Viburnum plicatum f. tomentosum)の花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもので、英名はジャパニーズ・スノーボール(Japanese snowball)です。
(後略)
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-13
コデマリの基本情報
学名:Spiraea cantoniensis
和名:コデマリ(小手毬) その他の名前:スズカケ(古名)
科名 / 属名:バラ科 / シモツケ属特徴
コデマリは、細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿がとても見事で、庭木や切り花として利用される、春を代表する花木です。同じ仲間のユキヤナギよりも遅く、赤褐色の新梢が伸びたあと、4月から5月に開花します。
コデマリの属するシモツケ属は、シモツケやユキヤナギなど、小型で丈夫な育てやすい観賞価値の高い花木が含まれる重要なグループで、北半球の温帯に100種ほどが分布します。
コデマリは古く中国から渡来し、江戸時代初期から観賞用に栽培されてきました。和名は花の集まり(花序)を、小型の手まりに見立てたものです。
(後略)
2018.4.3
この宗匠、どなただかわかりますか?
「厚切りジェイソン」を名乗る、Jason David Danielson 氏です。
朝のEテレ「えいごであそぼ with Orton」では「Dr. JASON」です。
富士山を背景に、句作に励む Dr. JASON 。初めは縦に持っていた短冊を横にして、おもむろに横書きで句をしたためる。
猫に乗っかられたアリこそ迷惑ですが。「a」の発音に注意して声を出して読んでください。
なんだかね、英語の詩としてちゃんと韻を踏んでいますし、俳句の五七五のリズムにも乗っているんですね。これが。
面白くって、笑ってしまいます。
4.10
これは10日の分。
韻は踏んでないか。でも、やっぱり俳句っぽいリズム感があって楽しい。
この番組面白くってね、毎朝見ています。70歳になって英語の発音の勉強をしています。妻と二人でTVの前で声を出して発音の勉強。いやあ、学ぶことは楽しい。英語の発音って、つくづく口の内外の動き、息のコントロールなどが日本語とは違うんですねぇ。
Dr. JASON の嫌味のないキャラクターがまたいいんだな。
★flower と flour は同音です。発音では区別できないようですね。
電子辞書のコピーをお目にかけます。発音記号が同じです。
flour/fláʊər/ /fláʊər/
►n 穀粉,《特に》小麦粉,メリケン粉 (cf. MEAL2);粉末,細粉,粉;《俗》 おしろい.
►vt 〔料理〕 …に粉を振りかける;〈小麦などを〉粉にする,製粉する;〈水銀を〉粉状にする.
►vi 粉末[粉状]になる;〈ペンキが〉風化して粉になる,白亜化する (chalk).
flourless ~・less a
floured ~ed a
[FLOWER=best part の異つづり(18 世紀ごろから)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用flow・er/fláʊər/ /fláʊər/
►n
1 花 (cf. BLOOM1, BLOSSOM) 《FLORAL a》;花を咲かせる植物,《特に》草花,花卉(かき)
・No flowers. 弔花ご辞退申し上げます《死亡広告の文句》
・Say it with flowers. 花で(あなたの)気持を伝えましょう《花屋の宣伝文句》;意中をうまく伝えなさい.
2 a 開花,満開
・come into flower 花が咲き出す.
b 《元気の》盛り,盛年,盛時
・the flower of one's age 人生の盛り.
3 最良の部分[作品,手本],精粋,精華;[pl] 詞華
・the flower of chivalry 騎士道の華(はな)
・flowers of speech ことばのあや,詞華.
4 [pl] 〔化〕 華(か) (⇒FLOWERS OF SULFUR);[pl] 《発酵による》浮渣(ふさ);《印刷物などの》花模様,フリューロン (fleuron);装飾.
in flower in flower 開花して;花盛りで.
in full flower in full flower 全盛で,絶頂で.
►vi 花が咲く;花開く,栄える;成熟する,盛りに達する.
►vt …に花を咲かせる;花(模様)で飾る.
flowerful ~・ful a
[ME flour best of anything<OF<L flor- flos]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
語源が同じなのですね。「best of anything」なのですって。
★「えいごであそぼ with Orton」の今月の歌「TELL ME EVERYTHING」にこんな歌詞があるんですよ。
「Fun to know something new」
「新しいことを知るのは楽しいな」ですよね。
この言葉、元教師として、全面的に同意します。
「新しいことを知るのは楽しいな」と好奇心を原動力にして生きる。こんな素晴らしくって楽しいことが他にありますか?
人間、好奇心を失ったらもう、終わりですね。70歳を迎えても「新しいことを知るのは楽しいな」と残りの人生を楽しみます。
人生が終わる、なんて誰にとったって「新しいこと」です。
鶴見和子さんは「死ぬって面白いわねぇ。私、長く生きたけど、こんなの初めて」とおっしゃったそうです。敬服します。
↓歌詞全体はここにあります
http://pokoblog.com/2018/04/02/tell-me-everything-eigodeasobo-201804/
2018.4.3
低い位置で咲く花。
初めの意図としては、この花が実をつけて立ち上がるところまで追跡したいな、と思っていたのですが、ダメでした。
4.13
こういうシーンが見られました。
低い位置に2輪花があって、茎がぐ~んと伸びて実の綿毛がまん丸い。
この位の高さの差があるわけです。
4.14
実がほとんど飛びました。
ズームアップすると、こんなふう。
残った実も間もなく飛び去るでしょう。
4.17
翌日にはこんなシーンも。
下に花があって。右にまだまん丸い綿毛。
左には、半分くらい実が飛び去ったものと、全部飛び去ったのが並んでいます。
花から実へ。時の流れを楽しんでください。
ちょっと付け足し。タンポポの根は長い。時には1mにもなると聞きます。
小学校の理科の授業で根を掘ったという話を聞いたことがあります。大変だったそうですよ。
その長い根の上に、写真のような出来事が繰り広げられています。
2018.4.2
ホオズキの芽です。ホオズキ市で入手して以来、毎年楽しんでいます。
下に引用したように、土の中に地下茎があって、そこから立ち上がってきたものです。
種子の発芽とは違いますが、やはり芽が出るのは楽しい。
ぐんぐん伸びますよ。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-359
ホオズキ
学名:Physalis alkekengi var. franchetii
和名:ホオズキ(鬼灯、酸漿)
科名 / 属名:ナス科 / ホオズキ属ホオズキは3月ごろ、地下茎から芽を伸ばし始め、5月から6月ごろ、伸びた茎の各節に薄クリーム色の花を咲かせます。
2018.4.2
帰りがけ。水車そばの藤棚に寄ってみました。
咲き始めたというべきか、直前というべきか。
「咲いた」というにはまだちょっと早いかな。
4.13
もう咲いているんじゃないか、と行ってみたら、案の定(じょう)。
もう芳香が漂っていました。藤棚の下って、ほんと気持ちいいですね。
家に帰って、藤が咲いていたと妻に告げたら、私も行って来ようと出かけて行って
撮影してきました。
私は直立姿勢が不安定ですから、支えのないこういう場所ではあまりアングルを狙えない。必ずどこかに体の一部を接触させていないとふらついて、踏ん張ってしまって、後で足がつったりする。
妻は安定した姿勢で接近して撮ってきます。
ここまでいくとは、すごいですね。
マメ科の花って、好きだな。
藤が開花するとよくクマバチが飛来しますが、この日は二人ともクマバチには会いませんでした。ハチの活動と開花時期がマッチしなかったかな。
2018.4.1
私は普段生きた昆虫しか載せていません。生きる姿を見るのが好き。
今回のマエアカスカシノメイガの写真は池の水面に浮いた死骸です。
たまたまここで落ちてしまったのでしょうね。
きれいでした。
生きた姿は↓ここでご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-a8a4.html
2017年12月12日 (火) マエアカスカシノメイガ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-a8a4-1.html
2011年12月14日 (水) マエアカスカシノメイガ
4.4
ある一回の出会いで、違うアングルを得ることは難しいので、複数回出会った結果いろんな角度で見られました、というご報告。
4.6
「ハエ顔」というのを認識していただくといいですね。
一目でハチじゃないことがわかります。ハチへの擬態を見破って、怖がらずにやり過ごしてください。
4.10
ヒラタアブより大型ですが、「人懐っこい」というのも妙ですけれど、撮影しやすい相手ですよ。じっくり見られます。
4.21
池の水面直下をウニョウニョと泳いでいるのがいた。
これは「オナガウジ」というやつで、ハナアブの仲間の幼虫です。
姿がちょっとグロテスクかな。どうということもないけど。
「かかしさんの窓 オナガウジ」で検索して、画像を見ると、以前に掲載した写真が見られます。苦手な方は見ない方がいいかな。
清らかな水は苦手な幼虫で、有機質などで濁った水が好きです。その有機質を食べる。
ま、害があるでもなし、ほっといてください。
アシブトハナアブの成虫に「うちの子よろしくね」といわれてるかもしれないな。
オタマジャクシに食べられるなよ。
アシブトハナアブは「ハエ」なのだ、というややこしい話がありまして。
↓簡潔です。
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000064/64979/HP015.pdf
↓以前、たまたま目の前で飼育するチャンスがありました。その時の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-2dea.html
2013年5月17日 (金) アシブトハナアブ:3
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-2950.html
2013年5月17日 (金) アシブトハナアブ:2
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-9531.html
2013年5月17日 (金) アシブトハナアブ:1
よかったらお読みください。
2018.4.1
4弁のナズナの花がかたまって咲いているのですが、どいうわけか左端にオランダミミナグサがご一緒してました。あれ?っという気分でしたね。
切れ込みのある5弁花がそうです。
これはもうナズナ=ペンペングサで間違いない。三味線の撥のような実もできていました。
そばでハコベも咲いていましたので、一緒に掲載します。
いかにも春です。
4.10
みごとです。こういう茎を下の方でちぎって、手のひらを軽く丸めて、ナズナを上から下へ軽くしごきます。そうすると、実が茎に対して直角になります。で、茎を親指と人差し指でつまんで、耳元でくるくるまわすと、「シャラシャラ」と音がするんですね。子どもの頃の草遊び。
4.12
実が熟してきましたので
割ってみました。
細かい種子がいっぱいです。
また来年もよろしくね、あたりに蒔いておきました。
ぺんぺん草も生えない庭よりも、ぺんぺん草が生える庭の方が、はるかによい。
2018.3.31
これは「新緑」としか表現のしようがない。
このところ「夏日」続出で、気分は初夏。
「新緑」は夏の季語なんですよね。
歳時記も地球温暖化で版を改めなければならないかな。
昨日か一昨日のTVで、「さわやかな新緑」という言葉が聞こえてきた。
普通の意味では何の違和感もありませんが。
俳句のほうの方は苦い顔をするだろうな。あるいは「季節の変化に敏感」なつもりの気象予報士さんもね。
「さわやか」は秋の季語なんですよね。
22日の日曜日、暑かった。東京では28.3℃の夏日。30℃以上の真夏日のところもありました(群馬県の館林では32.1℃)。
「フェーン現象」の影響もあったようですね。
フェーン
(アルプス地方で付けられた名称)おろしの一種。山腹から吹きおろす乾燥した高温の風。山腹を昇るとき雨を降らせて乾燥した空気が反対側の山腹を下るとき断熱圧縮によって温度が上昇するもの。山間の盆地などにしばしば高温をもたらす。風炎。
広辞苑第六版より引用
ある気象予報士さんが「フェーン」は春の季語だと言ってましたね。情けない人だ。
http://kigosai.sub.jp/archives/11427
風炎
ふうえん
晩春
フェーン/風焔
湿った南風が日本列島の中央山脈にぶつかり太平洋側に雨を降ら せた後、乾いた空気が日本海側に吹き下ろし、急激に気温が上が る現象。山火事などの原因となる。ドイツ語のフェーン現象は新 聞などでお馴染みだが、それをもじった言葉。
22日のフェーン現象は、晩春の出来事でしたから「風炎」でもいいでしょう。
でも、フェーン現象自体は、夏にもあるし、秋にもあるし、冬にもある。季節を問わない現象です。
私が生まれた能代市の「大火」は有名ですが、これは冬のフェーン現象が影響したと思われます。
能代市で体温を超える気温を記録したことがありましたが、あれは夏のフェーン現象だった。
自然現象を、生命の営みを、言葉で縛ってはいけないだろう、というのが私の基本的な姿勢です。
2018.3.31
六郷用水の水車のある場所、梅のそば。
キクモモです。
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%83%A2%E3%83%A2
菊桃
読み方:キクモモ(kikumomo)
バラ科のハナモモの園芸品種、落葉低木
ハナモモもキクモモもなんだか判然としていないのですが、この場所にあるのはキクモモと覚え込んだだけです。
この花なら「菊」をあてるのもわかります。絢爛豪華。です。
右のピンクがキクモモ、水路沿いのソメイヨシノが散り始めて、水面に花びらが浮いています。
そのちょっと向こうにはハナミズキがあります。この時点ではまだでした。4.5
一面、真っ赤。お楽しみください。
2018.4.5
オオイヌノフグリのまだ青い実です。メシベの花柱も残っているし。
4.14
これはヤエムグラの実です。
やがて褐色に熟します。
この後、他の草に覆われて、実が熟していく過程を追えなくなりました。
4.19
オオイヌノフグリの実が熟しました。
これが名前の由来なのですが。私にはどうも、ヤエムグラの方が「ふぐり」という名前にしてもよかったんじゃないかという気がしてしまうのです。
実を割ってみました。小さな種子がたくさんでてきました。
撮影後はちゃんと播いておきました。
★「もう少し何とかならないか。そう思いたくなる名前を持つ植物がある。」という書き出しの「天声人語」が4月17日に掲載されました。一部引用します↓
(天声人語)花の名前(朝日新聞デジタル 2018年4月17日05時00分)
もう少し何とかならないか。そう思いたくなる名前を持つ植物がある。小さな白い花を咲かせるハキダメギクは、東京・世田谷の掃(は)き溜(だ)めで見つかったことに由来する。植物学の大家、牧野富太郎博士が大正期に付けた名が、変わらず用いられている▼フランス語の「豚のサラダ」が訳されたブタナというのもある。タンポポに似るが、茎はすらりと長い。群生すると、たくさんの黄色い点が空中に浮いているかに見える花である。
(中略)
少し前から街路を彩っているハナミズキも、英語では「犬の木」と呼ばれるそうだ。・・・米国に桜を贈った返礼として日本に来て、各地で街路樹となった。(後略)
オオイヌノフグリも「もう少し何とかならないか。そう思いたくなる名前」ですね。花は可憐なのに。
flowering dogwood
〔植〕 アメリカヤマボウシ,ハナミズキ《Virginia, North Carolina 両州の州花;北米原産》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用
2018.3.30
はるか上の方のイチョウの木を最大ズームで撮影したら、雄花と葉が写っていました。オスの木であることは知っています。
肉眼では見えないし、撮影時のモニターでも判然とはしない。何枚か撮ってPCで見て、やっとわかりました。
4.7
足元の路面に落ちていました。これはクルミじゃないの?と見上げると
やっぱりね。葉と雄花穂。クルミの場合は、一本の木に雄花と雌花が咲きます。
雌花は見えませんでした。
4.13
足元がにぎやかになってしまった。周囲の木などにも、同様のものが引っかかっています。
小さい方がイチョウの雄花。大きいのがクルミの雄花です。
はい、イチョウの雄花。
クルミの雄花。雌花がまだ確認できませんでした。丸っこいので見えればわかるはずなのですけど。
クルミの雄花を拾って手のひらの上で撮影。
花の構造はよくわかりません。
赤い点々がいくつか見えますね。これはタカラダニというダニです。
花粉を食べに集まったのでしょう。普段タカラダニを意識するのは5月ですけど。
強くなった陽射しに照らされて熱くなった線路柵のコンクリートの上を走っているのをよく見ます。花粉やカビなどを食べるダニです。今年は早目に出会ってしまいましたね。
これはイチョウの雄花の方。
この近くにメスの木があるかどうか。よくわかりません。銀杏拾いをしたことないです。世田谷に住んでいた時はずいぶん拾いましたけど。
4月に花粉が飛んで、受精は9月ころかな。時間がかかるんですよ。
↓ミクロワールドです。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005100132_00000
精子が泳ぐ イチョウの不思議
↓これも優れた動画です
http://www.kagakueizo.org/movie/education/128/
種子の中の海 イチョウの精子と植物の生殖進化
↓有名な話です。
http://bsj.or.jp/jpn/JPR/digital/icho1.php
イチョウの精子の発見
2018.3.29
カタバミの仲間では大柄な花。きれいですね。
この花、開閉します。花弁の細胞の成長で開閉します。
「ムラサキカタバミ 花の開閉」で検索したら、自分のブログがトップでヒットしてびっくり。
私は本の引用をしただけなのにな。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_803e.html
2008年5月22日 (木) ムラサキカタバミの花 夕方
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-1c68.html
2012年6月 1日 (金) ムラサキカタバミ
4.14
どんよりした日でした。買い物に行こうとしたら、まだ開けずにいました。
気温の他に、日射による温もりも必要みたい。
昼頃、少し日もさしてきて、やっと開くことができるようになったらしい。
花の努力が美しい。開こうと一生懸命。
毎日、目を楽しませてくれます
2018.3.29
妻に呼ばれた。「ヘビよ~」
カメラを持って参上。
JRの線路の、のり面にある排水孔に逃げ込んでいくところ。
妻が見つけた時は全身が見えていたそうです。
ヤバ、見つかった、と逃げ込み始めました。
ちょうどいいサイズの孔です。おそらく奥も深いんでしょう。
この中で生活しているのか、冬眠場所だったのか。よくわかりません。
見ている間にどんどん潜り込んでいって。
さようならぁ。ちょっとかわいい。
毎年見かけるわけではありませんが、家の周辺で生活していることは確か。「時々」見かけます。
幼体を見たこともありますし。繁殖しているんでしょう。
六郷用水の遊歩道には「蛇が出ることがあるので注意」みたいな看板もありますけど。
マムシやヤマカガシじゃあるまいし、アオダイショウはそう警戒を要するような蛇ではありません。
捕まえようとしたりしたら当然反撃してくるでしょうけれど、そばにいたって「ヒトという巨大な生き物」を獲物だとは思いませんよ。向こうが逃げます。
昔はネズミを退治してくれるので、守り神扱いだったと思います。天井裏などにアオダイショウが入ることを歓迎したものです。
アオダイショウを見られる環境は、生態系が豊かなんだと考えてください。
2018.3.28
色の名前、というものに疎い私。
この花の色の形容ができない。
http://irononamae.web.fc2.com/colorlist/wa.html
和の色
↑こんなサイトもありますが、さっぱりわからない。
とにかく、激しくもなく媚もなく、佳い色なのでした。
2018.3.27
妻が「春霞の写真を撮ってきた」と笑っています。
写っているのは川の向こうのマンションの霞んだ姿。晴れていれば見えるかもしれない丹沢や富士山は見えません。
それだけなんですけど。実は、妻の発言には「夫婦の歴史」というものが刻まれているのです。
1968年、20歳の夏、私も妻もそれぞれに北海道を旅行していました。
摩周湖を見に行った私。ものすごい霧で何にも見えなかった。1966年ですか布施明さんの「霧の摩周湖」という歌がヒットしましたから、残念。旅程など何もない旅行でしたので、翌日もう一回摩周湖へ行きました。その時、私は「将来の妻」との出会いを果たしたのでした。すごいでしょ。
「霧の摩周湖」ではなく「摩周湖の霧」が私共を引き合わせたのでした。
さて、東京に戻って、旅行中の写真をDPEに出したのですが。写真屋さんが失敗作とみなして焼いてくれなかったのです。「これは意図的に霧を撮影したのです、っ」と説明して、灰色一色のポジを得た。
後に「これが摩周湖の霧だ」と妻にも見せて笑い合いました。
そういう経緯を踏んで、妻は「春霞に霞む景色の写真」ではなく「春霞の写真」と言ったのです。
夫婦にはそれぞれの夫婦の歴史がある。そういうことなのです。
2018.3.27
妻の撮影。名前と花が結びつかなくていけない。
つぼみの形がイルカに似ている、とか、書いたような気もするしなぁ。
デルフォイかと思ったら、ギリシャ語のイルカ=delphin だそうです。
「飛燕草」というのは、イルカじゃなくって燕に見立てたのかな。
「デルフィニウム」というのは属名ですので、いろんな「種(しゅ)」が含まれるのでしょうね。
園芸では属名で呼ぶものも多くて、混乱します。
(ラナンキュラスもキンポウゲ属ですよね。)
ひえん‐そう【飛燕草】‥サウ
キンポウゲ科の二年生観賞用植物。ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は細かく掌状に深裂。鳥の飛ぶように見える白・淡紅・青紫色を帯びた美花を総状につける。園芸上は、属の学名デルフィニウムで呼ばれる。チドリソウ。英語名ラークスパー。
広辞苑第六版より引用
2018.3.27
これ、学校の植栽ですので、名前が表示してあります。わかりやすくてとてもいい。
ハナカイドウともいいますかね。
まあ、きれい。バラ科リンゴ属です。
↓季節の花300
http://www.hana300.com/hanaka.html
・学名
Malus halliana
Malus : リンゴ属
halliana : 採集家「ハル」さんの
Malus(マルス)は、ギリシャ名の「malon(リンゴ)」が語源。
「halliana」と語尾が「a」になっているのは、ハルさんが女性なのかな。
きれいな花がいっぱい。素敵な季節です。
2018.3.27
ある一つの鉢がタネツケバナ畑になってしまいまして。
すごいでしょ。花も咲いているし、棒状の実もできている。
4.4
下の方から実が熟してきていました。
指でつまむとプチプチと弾けます。
カタバミ、カラスノエンドウ、フジ、スミレ、アメリカフウロ・・・思い出すままに「弾ける」実。
弾けるメカニズムがどれも同じかどうか、ちょっと検証しづらいけど、とにかく「弾け」ます。
知らずに手を出して、弾けさせると、びっくりしますよ。カタバミあたりで試してみてください。
鞘の中に種子がまだ残っています。
まるでゼンマイのようですね。最近はおもちゃも時計もゼンマイのものが少なくなって、ぜんまいを知らない子も多いかもしれません。{シダ植物のゼンマイも由来がわからないかもな。}
手のひらに種子を受けてみました。
わずかに「縁」があるようにも見えます。軽く粘りつきます。
こうやって種子を遠くへ播いて、生息範囲を広げていくわけです。
2018.3.27
どうしてこうも「おじさんっぽい」のかなぁ。
口ひげのせいで男性に見えるのは仕方ないとして。なんだかこう、不機嫌に見えたり。
ウルサイおじさん、っぽいですよね。
★ワタクシ、親兄弟から「ヒゲが薄い」と言われていたにも関わらず、現在、口ひげを生やしています。白髪混じりのグレーヒゲ、です。退職・再雇用を経て、全部終了したときに、何か遊んでみたくなったんですね。で、敢えて薄い髭を蓄えてみた。我ながら「可笑」しな顔をしています。免許証にこの顔で写ってるしなヤメラレナイ、などと笑いながら続けています。
★「ヒゲ」について、PCの広辞苑など引いてみたら、面白くなりました。
ずらずらと並べます。ま、笑ってください。
くち‐ひげ【口髭】
上唇(うわくちびる)の上方、鼻の下に生やしたひげ。
広辞苑第六版より引用くちひげ【口髭】
a mustache.
パーソナル和英辞典より引用ひげ【髭・鬚・髯】
①人の口・顎あご・頬ほおのあたりに生える毛。髭(くちひげ)・鬚(あごひげ)・髯(ほおひげ)などは、ある程度長く、形を整えたものについていうことが多い。万葉集[5]「しかとあらぬ―かき撫でて」。「―をそる」
②動物の口のあたりの長い毛。また、触角の俗称。
③うぬぼれ。高慢な態度。
広辞苑第六版より引用髭:シ
鬚:シュ
髯:ゼン髭の塵を払う(ひげのちりをはらう)
[宋史[寇準伝]]権力者・上役に媚びへつらうことの形容。
普通「お髭の塵を払う」という。
広辞苑第六版より引用髭食い反らす(ひげくいそらす)
髭を口にくわえたように生やし、その先の方を反らす。得意そうなさま、威張ったさまにいう。
広辞苑第六版より引用mustache
{名詞}口ひげ.
パーソナル英和辞典より引用beard
►n
1 a 《口からほお・あごにかけての》ひげ,あごひげ (cf. MUSTACHE, WHISKERs).
リーダーズ英和辞典第3版より引用whisker
►n
1 a [pl] ほおひげ,髯(ぜん) (cf. BEARD, MUSTACHE);ひげの一本;[pl] 《米古・英口》 口ひげ (mustache);《猫・ネズミなどの》ひげ;《鳥の》くちばしの周囲の羽毛.
リーダーズ英和辞典第3版より引用
2018.3.27
ムラサキツユクサのつぼみです。
つぼみを挟んで「両手を開く」ように花葉が広がる。独特の姿です。
多分我が家が震源地だと思うのですが、近所にムラサキツユクサが増えたなぁ、と感じます。きれいな紫色の花ですから、みなさん排除しないで見て下さっているようで、有難いことです。
3.31
花の中。オシベの毛の細胞の連なりが写っています。
写真に撮れるような大きさの細胞ですから、相当に大きい。
★ムラサキツユクサのオシベの毛の細胞を対象とした「原形質流動」の観察は高校生物の定番ですね。
このブログでも何回か触れています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_01b9.html
2008年4月21日 (月) ムラサキツユクサ
「何でわざわざエネルギーを消費しながら原形質を流す必要があるのだろう?」
私の仮定はこうです。
先端のまだ小さくて丸い細胞が大きく成長して成熟するには、エネルギーや物質が必要です。ところが、細胞は一列に並んでおり、その列の脇から「循環系」のようなシステムでエネルギーや物質を供給することができません。酸素は周りから溶け込んできて拡散してくるとは思いますが、エネルギーを生産するにはグルコースが必要です。そういう、若い細胞が必要としている物質を根本の方の細胞から、順送りに先端方向へ送っているのではないか?そのために、原形質を「激しく」まわして、隣の細胞へ「細胞間の結合」を通して輸送しているのではないか?
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-01b9.html
2016年7月 1日 (金) ムラサキツユクサ
節間が一つの細胞です。大型ですね。
根元の方の細胞が長くて、先端部の細胞は丸い。
先端部近くの細胞もだんだん長く成長していきます。
成長のためには栄養がいるんじゃない?
根元の方から栄養が先端方向へ送られているはずですよね。
どうやって?
維管束はないですよ。
おそらく細胞同士の「結合」通じて栄養を送るのでしょう。(これは私個人の推測。)
そのために、原形質を流動させる必要がある。原形質流動ですね。
成長のためですから、ATPを使ってエネルギー消費しながらでも、栄養は送らなければならない。
昔、思ったんです。「原形質流動って何のために行うのかな?」
ただ細胞の中をかきまわすだけのためにエネルギーを消費するのはもったいない気がしました。
おそらく、毛全体の成長のためだろう、と私なりの解釈に至りました。
★今年の読書に、納得!
「生きものは円柱形」本川達雄 著、NHK出版新書540、2018年1月10日 第1刷発行
本川さんは私と同い年の生物学者。歌う生物学者としても有名です。
この本から引用します。
152ページ
植物細胞は動物細胞よりずっと大きく、体積が10~100倍もあります。植物では、細胞は分裂した後に体積が何十倍にも大きく成長します。動物細胞では、ふつうはこれほどの成長は起きません。成長しきった植物細胞を顕微鏡で見ると、細胞の中央部は大きな液胞で占められており、細胞質はごく細い糸のようになって壁のへりに押しつけられている感じに見えます。
156~157ページ
動物細胞が小さいのには、それなりの意味があるようです。細胞が生きていくためには、酸素や栄養物が細胞のすみずみまでいきわたる必要があります。・・・
植物の場合には特別な輸送系があり、細胞の中味が流動してぐるぐる回っているのが顕微鏡で観察できます。これが原形質流動です。これには、私たちの筋肉で働いているのと同じタンパク質(アクチンやミオシン)がかかわっており、輸送にはエネルギーが必要です。
動物細胞はこのような輸送系をもっていません。細胞のサイズが小さければ、特別な輸送系は必要ないからです。酸素であれグルコースなどの栄養物であれどんな分子でも、濃度の濃い方から薄い方へとジワジワとひとりでに分子は移動していきます。これが「拡散」という現象です。・・・
(動物でも、卵のようにたくさんの栄養をためておく必要のある細胞や、神経のように長い必要のある細胞では、10マイクロメートルよりずっと大きな細胞もみられますが、これらは細胞内の輸送系をもっています)。
植物では、細胞そのものが積み重なって構造を支えるので、細胞は大きくなる。動物では、骨格系(外骨格でも内骨格でも)で体の構造を支えるので細胞自体は小さくていい。ということの帰結として、大きな植物細胞では細胞内輸送系が必要なのだ、エネルギーを使ってでも輸送しなければならない。ということを、本川さんは明言しています。
長年抱いてきた私の疑問に答えていただいて、すっきりしました。
ムラサキツユクサのオシベの毛の細胞では、細胞内輸送系として原形質流動が行われ、おそらく細胞間結合を通じて毛の先端方向への輸送も行われるのでしょう。
はぁ~、なんだかホッとしました。
高校生物でも「原形質流動は細胞内輸送システム」なのだ、と一言書いておいたほうがいいと思います。
原形質流動のメカニズムについては下が詳しい。お読みください。日本植物生理学会の植物Q&Aというサイトです。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3376
ムラサキツユクサ原形質流動について
2018.3.25
買い物散歩帰りの妻。きれいな花を見つけた。
そばにいた人に訊いたら「リンショウバイ」と教えて下さったそうです。
検索してみたら「庭梅(ニワウメ)の別称」だそうです。
ニワウメという名前は聞きかじった記憶がありますが、実物は見たことがない。
今回初めて見ました。
きれいなものですね。
この季節、似たような花が多くて、私には識別しきれません。
↓参考
https://kotobank.jp/word/%E6%9E%97%E7%94%9F%E6%A2%85-1777470
林生梅 リンショウバイ
動植物名よみかた辞典 普及版の解説
林生梅 (リンショウバイ)
植物。ニワウメの別称
https://kotobank.jp/word/%E3%83%8B%E3%83%AF%E3%82%A6%E3%83%A1-858942
ニワウメ
百科事典マイペディアの解説
ニワウメ
リンショウバイ(林生梅)とも。中国原産のバラ科の落葉低木。庭木とされる。枝は細く,よく伸びる。葉は卵形で長さ3〜7cm,縁に鋸歯(きょし)がある。花は春,2,3個ずつつき,径約1.5cm,淡紅または白色の5弁花で,1cm内外の細い柄がある。
http://www.hana300.com/niwaum.html
庭梅 (にわうめ)
・薔薇(ばら)科。
・学名
Prunus japonica
Prunus : サクラ属
japonica : 日本の
Prunus(プラナス)は、ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。・開花時期は、 3/20 ~ 4/15頃。
・原産地中国。かなり昔に日本に渡来。
・枝に沿ってたくさんのうすピンク色の花をつける。
庭桜(にわざくら)に形がよく似ているが庭桜は八重で庭梅は一重なので区別できる。
花弁は5つ。
・花が梅に似ていて、かつ、庭木としてよく植えられていたことから、この名前になったらしい。
2018.3.25
ハナニラとルリマルノミハムシの話は3月28日の記事でも扱いました。
花のバリエーションが少ないせいでしょうか、またハナニラで見かけました。
ハナニラの花弁に黄色い花粉が何カ所か散っています。これがルリマルノミハムシの仕業か別の昆虫の仕事か、よくわかりませんが、もっと別の花にまで運んでいってほしかったよね、ハナニラさん。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-3c9c.html
2018年3月28日 (水) ルリマルノミハムシ
2018.3.24
私この花好きなのよね、と妻の撮影。ムラサキ科だそうです。
英語名は「Forget me not」。詩的な表現ですね。
「な 忘れそ」ですかね。で「勿忘草」
「忘れな草をあなたに」でしたっけ、菅原洋一さんや倍賞千恵子さんが歌ってましたっけ。
高校生の頃だったのかなぁ。ロマンチックな歌詞に「恋に恋する」年頃の「野郎」はしびれましたっけね。
な
副
①動詞の連用形(カ変・サ変では古い命令形の「こ」「せ」)の上に付けて禁止の意を表す。…するな。万葉集[4]「吾が背子は物―思ほし事しあらば火にも水にも吾なけなくに」
②「な…そ」の形で動詞の連用形(カ変・サ変では古い命令形の「こ」「せ」)を挟んで、相手に懇願してその行動を制する意を表す。禁止の終助詞「な」よりも意味が婉曲である。どうか…しないでおくれ。万葉集[2]「放ち鳥荒び―行きそ君まさずとも」。源氏物語[夕顔]「あが君、生きいで給へ。いみじき目―見せ給ひそ」
広辞苑第六版より引用
2018.4.1
白いチョウが地面近くをひらひらと舞っていて、止まってくれないかなと待ちながら、まず一応証拠写真にと撮影。
地面に降りてくれました。
前の記事の白いチョウはモンシロチョウでしたが、これは違います。
スジグロシロチョウです。
http://www.insects.jp/kon-tyosujiguro.htm
スジグロシロチョウ
チョウ目 シロチョウ科 モンシロチョウ亜科
人家周辺でも普通に見られ、モンシロチョウと間違われていることも多いが、本種の方が、比較的うす暗い環境を好み、林のまわりや、木が良く茂った公園などではモンシロチョウよりもむしろ多く見られる。
幼虫の食草は、イヌガラシなどアブラナ科の植物。ダイコンなど栽培種も食べる。
ということでして、モンシロチョウと思っても、意外とこのスジグロシロチョウであることも多いのです。
ひらひらしてますが、じっくり眺めてください。
2018.3.24
背中に日を浴びている姿を見ると、見ているこちらもほっこりした気分になって、つい撮影します。毛に包まれた体は暖かいことでしょう。
チョウの翅脈には液体は入っていませんので、熱を運ぶということはありません。
「管」は構造的に「棒」より強いので、翅を支える構造材になっています。
3.25
この日はオランダミミナグサの花に来ていました。
モンシロチョウは普段あまり高くは飛びません。低い位置の花を飛び回っています。
4.2
線路脇、いろいろなケーブルの入った部分の上を飛び去るモンシロチョウ。
左から飛んできて、右へ飛び去っていったのですが、当てずっぽうでカメラを振ってシャッター切ったら、たまたま写ってくれました。ありがとう。
2018.3.24
ヤエムグラだとおもうんですね、コレ。
シラホシムグラだともうですね、コレ。
花を写そうと、こんな風に近づいてしまうと、ほとんど同じなんですけど。
見ている側としては、大柄なのがヤエムグラ、と思っているわけです。
なんだか自信はないけれど。
ヤエムグラの葉を「勲章」とかいって服にくっつけて遊んだことはありませんか?
https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/wild_p100/spring/05_yaemugura.html
子供たちが輪生する葉で1節ごとに切り離して胸につけて勲章遊びをしたことからクンショウグサの名もある。
今はそんな遊びはしないんですよね。「見立て」の遊びも面白かったんだけどな。
2018.3.24
これはヒイラギナンテンです。ナンテンと同じメギ科だそうです。
下の引用で、メシベへの刺激でオシベが動くとあります。そういう植物もあるんですね。
何か「刺激伝達系」があるのでしょう。
食虫植物とかオジギソウとか、刺激が伝達される植物もあります。
どんなシステムなのか、知りたいな。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-921
ヒイラギナンテンの基本情報
学名:Berberis japonica(Mahonia japonica)
和名:ヒイラギナンテン(柊南天)
科名 / 属名:メギ科 / メギ属ヒイラギナンテンの開花時、雌しべに触れると、その外側にある6本の雄しべが雌しべの方向に動く様子が観察できます。これは、花に昆虫が訪れると、自然に昆虫の体に花粉を付着させて、ほかの花へと運ばせるためだと考えられます。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-212
ナンテンの基本情報
学名:Nandina domestica
和名:ナンテン(南天) その他の名前:ナルテン(成天)
科名 / 属名:メギ科 / ナンテン属
2018.3.24
密蔵院のツバキ。サクラに気をとられてツバキに気付く人が少なくて、かわいそう。
開かれたお寺を目指しておられるのかな、今の住職さんは。で、いろいろ建物が増えたりなんかしていて、ツバキはなくなっちゃうかと心配していましたが、ほぼ残っています。よかった。
紅白の花にしても、バリエーションがあるんですね。
東光院の紅白ツバキとも違う。
3.29
オトメツバキ。真正面から見られたのですが。中心部の花弁って、こんなふうに尖った感じなのでしたっけ。
ちょっと意表を衝かれた。
4.4
うわぁ、という感じ。
「今 をとめ」ですね。
ワタシャ、元元元クソガキですが。その当時、ツバキの種子の一端を削って穴を開け、中身をほじくり出して空洞にして、「笛」をつくったものです。音階はなくって、ピーっというだけでしたけどね。
3月8日に「不明」という記事を掲載しました。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-efd6.html
2018年3月 8日 (木) 不明
さて、そのシャクナゲの木の下なのですが。
これはなんでしょう?
草ではなくて背の低い木のようですが。
実なのかつぼみなのかもわからない。
結構たくさんありまして、気になります。
この時の写真は2月24日のものでした。
3月下旬、シャクナゲの花を見に行ったら、状態が変化していましたのでお目にかけます。
2018.3.24
花が咲いたんだな、ということは今まで見ていたのはつぼみだったんだ。
花弁がないように見えます。オシベはありますね。葯が見える。メシベの有無は確認できない。
いかがでしょうか。この写真で、この植物を判定していただけないでしょうか。
私には見当もつかないので・・・。
2018.4.5
新燃岳の爆発的噴火の画像です。
白く光っているのは火山雷の発光です。
雷の場合は、雲の中での氷の粒の衝突で電荷の分離が起こって放電するわけですが、火山雷では火山灰の衝突や、マグマの破壊のようなことが電荷分離を引き起こすらしいです。完全に解明されたわけでもないらしいのですが。
↓ここを参考にしました。
https://www.sci.kyushu-u.ac.jp/koho/qrinews/qrinews_160613.html
火山灰粒子の衝突によって電荷を帯びる効果だけでなく、火山爆発発生時のマグマの破砕によって火山灰粒子が電荷を帯びる効果も火山雷の発生には重要であると考えられます。
いずれにせよ、電荷を分離するには大きなエネルギーが必要なわけでして。
気象の雷では、太陽熱で上昇気流を生じることから発生するわけですから、太陽エネルギーによる発電ですね。
火山の雷では、マグマの熱エネルギーによる発電なのでしょう。
自然界のエネルギーはスケールがでかい。
4.4
わ、咲いたというにはちょっと早いかな。
いかにも口を開き始めたような姿。
4.5
完全に開花しました。
4月、気温が高いまま推移しています。
そんなことも影響していますかね。ちょっと早目かもしれません。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-99
シランは鉢植えでも庭植えでも楽しめる、丈夫で育てやすいランの入門品です。ランと聞くと栽培が面倒と思われがちですが、この花ほど多くの人に愛され親しまれているランはありません。関東地方以西の本州、四国、九州の里山の土手や崖に生えるといわれますが、古くから植栽植物として親しまれているため、こぼれダネでふえたものも多く、いまだに野生種か植栽かの区別がつかず正確な分布は不明瞭です。
春になると、地下に連ねた扁平な地下球(偽球茎)からササのような葉茎を伸ばし、先端に赤紫色の華麗な花を咲かせます。晩秋には葉を落とし休眠します。結実するとタネを飛ばし、気づかぬうちに庭のあちらこちらから小苗が発芽していることがよくあります。
・・・
自力で繁殖していく姿が大好きです。
2018.3.22
花の始まりの頃。雨の後。
乾燥していれば薄くても光を反射して白く見えるはずなのに、濡れてしまって半透明。
ちょっとかわいそう。
しゃが【射干・著莪】
アヤメ科の常緑多年草。山地の陰地斜面などに群生する。高さ30~60センチメートル。厚くて光沢のある剣状の葉を叢生。花はアヤメに似るが小形、白色で紫斑があり、中心は黄色。果実を結ぶことなく、地下茎でふえる。漢名、胡蝶花。<季語:夏>
広辞苑第六版より引用
またぁ。立夏はまだまだ先のこと。今咲き誇るシャガを俳句に詠んではいけませんか?
窮屈だなぁ。
↓基礎的なデータはこのサイトがいいですね。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-53
2018.3.21
サバの「鯛の鯛」というやつです。
食べた後のものですので、見栄えがいいとは言えませんけど。お目にかけます。
魚を食べたら胸鰭の付け根あたりを注意深くほぐしてみてください、うまくいけばこんな骨が見られます。
4.4
大きなカレイでした。煮物で食べたんですが、1cmちょいの鯛の鯛が取れました。
図体に比べて、非常にかわいかった。
↓ここによい写真があります。
http://www.aquamuseum.net/content/himitu/h-10-1.html
2018.3.18
そうか、そういう季節なんだ、という感じですね。
多年草ですから毎年顔を出すのは当たり前ですが、何にもなくなっていたのに、季節になると顔を出す。スゴイ生命力だと思います。
去年、八重のドクダミというものを初めて見ました。
場所は覚えていますから、見逃さないようにこれからの外出では気を配るようにしましょう。
↓去年の記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-15d2.html
2017年6月16日 (金) 八重咲きドクダミ
2018.3.17
私がワァオ~と大喜びしているのを妻が笑ってみてました。
ハボタンはよく見かけますが、こういうところまではいかせてくれないことが圧倒的。
つぼみがいっぱい。もうすぐ咲きそう。
一週間後
3.24
またしてもワァオ~なのです。みんな元気に立ち上がって
のびのびと、気持ちよさそうだなぁ。
咲いてるんですねぇ。
いかにもアブラナ科。
オシベ6本。長さの差はあまりないようにも見えます。
なんとまあ、美しい。
植物ですから、花も咲かせてやりたい。
花が咲いたら結実させてやりたい。
種子ができたら播いてみたい。
植物の生きる姿に寄り添いたいと思う私なのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3
主に冬期の花壇やプランターなどで、屋外栽培される。花は黄色で4-5月に開花するが、観賞の対象とされず、薹が立つ前に処分されてしまうことが多い。
また、多年草として育てれば樹木のような枝を出し、それぞれの枝の先端にハボタンがついた姿(踊りハボタン)となる。
佳いものを観賞しました。
2018.3.17
ミシシッピアカミミガメかな。
冬眠から醒めて、草むらで日向ぼっこ。
どうもやることがとぼけてまして、おかしい。
バランスとってますが。
4.2
花筏でもないけど。自分にも花びらがかかって、「花亀」になっています。
何となく愛嬌があるのですが、おそらく飼育下にあったものが放されたのではないかな。
縁日などで、小さなカメを売っていたりします。かわいいものですから子どもが欲しがってつい購入する。
ところがね、カメは長寿。飼いたがった本人が社会人になって家を出たりしても、カメは元気。親が飼うことになったりね。
あるいは、飼育者の家族で免疫系の病気があると、同居できなくなったり。
いろんな事情で飼育を継続できなくなって、水のある場所へ放してしまう、ということも多いのです。
動物を飼育する、ということには責任が伴います。飼育するなら最後まで。途中で放棄してはいけないのですけど、難しいこともあります。私共はもう70歳ですから、犬・猫・亀・小鳥などの飼育に手を出す資格はありません。寿命競争になって放棄せざるを得なくなる可能性も大きいですからね。そういう意味では昆虫の飼育は、1年ずつを区切りにできますので、年寄り向きですね。もちろん、飼う以上、対象の昆虫の生育には責任を持たなければならないことは言うまでもありませんが。
↓NHKの朝の「おはよう日本 けさのクローズアップ」で4月3日に取り上げたものです(リンクの期限については知りません)
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/04/0403.html
2018年4月3日(火)
見直される「長生きペット」とのつきあい方
2018.3.17
東光院のシャクナゲ。咲き始めですね。くしゃくしゃした感じがあるのは、まだ開ききっていないからで、しぼみかかっているのではありません。
つぼみ。
たくさんの花が一かたまりですので、こんな感じのつぼみになります。
一週間後
3.24
高い所の花。
つぼみ。
花のかたまり。一つ一つの花はツツジとそっくりですが、かたまって咲くとすごいボリューム感があります。
豪華でしょ。
展開中。
素敵な花なのですが、惜しむらくは東光院の門の敷居をまたいで境内に入らないとみられない。私共は存在を知っていますから、様子を見に入りますが、通行人の方々はまず気づくことがない。ちょっとね、残念かな。
↓いつも見る、季節の花300
http://www.hana300.com/syakun.html
・躑躅(つつじ)科。
・学名
Rhododendron
metternichii
など。
(西洋石楠花を含めると、多数の学名あり)Rhododendron : ツツジ属
metternichii : 採集家「メッテルニッヒ」さんのRhododendron
(ロードデンドロン)は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)+ dendron(樹木)」が語源。
「dendron」と聞くと、化学系の私にはピンとくるものがありまして。花ではなくて。
「樹木」なのでしょうが、「枝分かれ」という感じがするんです、化学人には。
比較的新しく登場した物質群なのですが「デンドリマー」というのがあるのです。
中心から枝分かれが重なった、嵩高い分子です。
↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC
デンドリマー
デンドリマー (dendrimer) は、中心から規則的に分枝した構造を持つ樹状高分子[2][3]。ギリシャ語で「木」を意味する デンドロン (δένδρον, dendron) から命名された。デンドリマーは、コア (core) と呼ばれる中心分子と、デンドロン (dendron) と呼ばれる側鎖部分から構成される。また、デンドロン部分の分岐回数を世代 (generation) と言い表す。デンドリマーとデンドロンが同じ意味で使われる場合もある[4]。
ギリシャ語やラテン語にちょっと親しんでおくと、結構面白いものですよ。
2018.3.17
東光院の地蔵堂の脇。一気に咲いて、
大きな花がいっぱい。
満開なのか、というと、もう早くも散り始めてもいる。
咲くと散る、同時に進行していました
「地蔵堂の脇」と書きましたが、ツバキの木に向かって右に地蔵堂、左に電話ボックスがあるのです。
その電話ボックスをちょっと写し込んであります。緑の電話機が見えますでしょ。
この写真を撮った前の週かな、妻と二人でここに散歩に来たのですが、その時のエピソード。
この電話ボックスの前に若いお母さんが立っていて、中の坊やを呼んでいる。
ん?どうしたのかな?と見ていたら、坊やは電話ボックスが面白くて仕方がなくってなかなか出てこないんですね。
電話ボックスの中に入らせてもらったら、狭い空間であることは確かだ。子どもは狭い空間に潜り込むことは好きですからね。ところが、狭い空間なのに外が丸見えだ。そういう経験は初めてだったんでしょうね。
籠っているのに外が丸見え。面白くて楽しくて、出てこなくなってしまったんですね。
妻と二人で笑いながら見ていました。あれ、すっごく不思議な体験なんだろな。と。
さすがにしばらくしたら出てきて、お母さんと二人で歩き去りましたが。
思い出して、記憶のキューにと今回撮影しておきました。
むべ【郁子・野木瓜】
アケビ科の常緑蔓性低木。暖地に自生。5~7枚の厚い小葉から成る掌状複葉。5月頃、白色で淡紅紫色を帯びる花を開き、佳香がある。暗紫色のアケビに似た果実を結ぶが開裂しない。甘く食用。茎・根などは利尿剤。トキワアケビ。うべ。秋。「郁子の花」は春。〈倭名類聚鈔[17]〉
広辞苑第六版より引用
植物の名前としては「郁子」であるらしい。なぜなのかはよくわかりません。
ただ「むべ」という言葉自体は「肯」に由来するのかもしれない。
朝日新聞 2018年03月06日 東京
(謎とき!日本一)滋賀県 不老長寿の伝説、秘密は果実? /東京・共通
・・・
いろいろ調べると、「不老長寿の伝説」もあった。
琵琶湖の東側にある近江八幡市。天智天皇が狩りに出かけたこの土地で、8人の子がいる老夫婦に出会った。「どうして長生きなのか」と尋ねたところ、「毎年秋にこの地でとれる果実を食べている」と夫婦が差し出した。一口食べた天皇は、「むべなるかな(もっともであるな)」――。
この時の「むべ」がそのまま果実の名になったと言われるのが、アケビの一種の「ムベ」だ。
・・・4月に白い花が咲き、秋には楕円(だえん)形の赤い実をつける。鶏卵より一回り大きい。
・・・ワインなどにも加工。昨年は・・・子ども向けに「むべソーダ」も開発した。「長寿県に、こんな誇り高い果実があることも知って欲しいですね」と話す。
「むべなるかな」だそうです。
むべ【宜】
副「うべ」に同じ。うべ【宜・諾】
名:もっともであること。なるほど。大唐西域記[長寛点]「身を滅せむこと宜ウヘなり」
副:肯定する意にいう語。ほんとうに。なるほど。道理で。むべ。万葉集[4]「相し思はねば―見えざらむ」
広辞苑第六版より引用
この話は今年初めて聞きました。私としても、ま、「うべなう」しかないな。
で、ムベの実なのですが、私は見たことがないのです。
花は毎年見ていますが、その後きちんと「刈り込まれて」しまいまして、実がなるところまでは行かせてもらいないのです。
残念です。一度見てみたいものですが。
懐かしい言葉が出てきてしまいました。
前の前の記事で、シロヤマブキやらシロバナヤマブキについて書き、前の記事でヤマブキのことを書き。
広辞苑を引いたら「山吹鉄砲」に出くわしてしまいました。
親父が竹筒で手作りしたのかな。もう記憶は定かではないのですが、山吹鉄砲で遊んだ、ということは確かだと思います。
ヤマブキの茎の乾燥した髄をちぎって、口にくわえて、唾で湿り気を与えて滑りにくくして弾にした、という記憶があります。60年以上前の話なので、さっぱり鮮明ではない。信用しないでください。山吹鉄砲で遊んだという事実だけお伝えします。
http://michikusanojikan.at.webry.info/201604/article_3.html
ヤマブキの花とヤマブキ鉄砲
ヤマブキ鉄砲は空気鉄砲の一種です。
小学生で習うのかなぁ。後ろの弾が前の弾を押し出すのではない、二つの弾の間の空気が圧縮されて前の弾が発射されるという仕組みですね。
↓動画です
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400336_00000
https://www.youtube.com/watch?v=rn8QKA_t-kA
弾が発射された瞬間に、筒の中に白いもやもやが漂うことにお気づきでしょうか。
これは圧縮されて温度が上がった空気が、急激に膨張して温度が下がり、水蒸気が目に見える微細な水滴=霧になったものです。
「ウィルソンの霧箱」という、放射線の飛跡をみる装置の基本もこの原理に基づくものです。
空のペットボトルにちょっと水を入れ、口をポンプにして中に空気を押し込み、パッと口を離すとボトルの中に霧ができるのがわかるはずです。(肺から直接に圧力をかけないようにしてください。めまいを起こすかもしれません。必ず口をポンプにしてください。)
雲ができるのも同じ原理。地上の湿った空気が上空に持ち上げられて膨張し温度が下がると、水蒸気が水滴になるのです。
いろんな出来事が統一的に見えるようになると楽しいですよ。
2018.4.1
前の記事の「シロヤマブキ」のそばだったそうです。
一緒に撮らないと、なんだかわからなくなる、と撮ってきてくれました。いやぁ、よかった。
これが、よく見るヤマブキですね。
5弁花です。オシベも黄色いです。
いやいや、知らないことのみ多かりき。
ため息が出ます。
辞書を引いてみました。参考にどうぞ。
やま‐ぶき【山吹・款冬】
①バラ科の落葉低木。茎は緑色で根本から分かれる。春、鮮黄色の5弁花を開く。一重のものは山野に自生し、八重のものは庭園に栽植。茎の髄を山吹髄といい、玩具などに用いる。鏡草。漢名、棣棠。春。万葉集[17]「鶯の来鳴く―」
②山吹色の略。
③(山吹色であるからいう)金貨。大判や小判。転じて、一般に金銭をいう。
④鉱山で、採取した鉱石を溶かして金・銀・銅などを吹き分けること。また、吹き分けたもの。
⑤鮒ふなのこと。〈日葡辞書〉
⑥(女房詞)白酒。〈日葡辞書〉やまぶき‐いろ【山吹色】
①やや赤味のある黄色。こがねいろ。
②大判・小判など、金貨の異称。やまぶき‐でっぽう【山吹鉄砲】‥パウ
玩具の一つ。篠竹ささたけなどを切って筒にし、一端に山吹の髄をちぎって丸めたものを詰め、他端から棒で強く押し出すと「ぽん」と音がして山吹が飛び出すもの。
広辞苑第六版より引用
2018.4.1
買い物散歩で妻が撮影してきました。
白い花だけ見ると、何だ?と思うのですが、葉を見るとヤマブキに似ていますね。
しかし、こういう白い花は初めて見るような。
「山吹色」というくらいですからね、白いのは初めてだし。
でも、4弁ですね。ということは、黄色いヤマブキとは別種ですか。
白い花の写真は撮りづらい。
咲きかけ。葉の緑が濃い。
↓ここに「白山吹」という名前で紹介されていました。
http://www.hana300.com/yamabu.html
http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-siroyamabuki.htm
バラ科シロヤマブキ属
1属1種で、自生種としては国の絶滅危惧種ⅠB類(EN)とされる。園芸種としては普通に庭に栽培されている。
幹は叢生し高さは1.5~2mになる。全体の雰囲気はヤマブキに似るが、花の色、花弁の数、葉のつき方などは明確に異なる特徴を示す。
えっ、そうなのか。
【シロバナヤマブキとの違い】
・花の違い
シロヤマブキは「花弁が4枚」で、シロバナヤマブキは「花弁が5枚」。またシロヤマブキは中心部に黄色い雄しべが多数見られる。
・葉の違い
シロヤマブキは「対生」、シロバナヤマブキは「互生」
・実の違い
シロヤマブキは「実が黒い」、シロバナヤマブキは「実が褐色」
あれれ、シロバナヤマブキというのもあるらしい。こんがらかってきましたよ。
シロバナヤマブキ しろばなやまぶき
世界大百科事典内のシロバナヤマブキの言及
【シロヤマブキ】より
…なお,シロヤマブキ属の植物は,この1種だけである。和名は,白い花のヤマブキの意味であるが,普通は黄色の花の咲くヤマブキにも,まれにシロバナヤマブキという変りものがあるので,混同してはならない。ヤマブキは,葉が互生し,花弁は5枚であるから,シロヤマブキとの区別は容易である。…
そうなんだ、参ったな。全く知りませんでした。
物知りになったぞ。
朝日新聞の記事から
昭恵氏の名誉職 教育系は「森友」「加計」のみ 首相「あまたある」2日で訂正(朝日新聞デジタル 2018年3月29日 07時08分)
学校法人「森友学園」を巡る問題に関し、安倍晋三首相の妻昭恵氏が務めていた会長職などの名誉職が計五十五件だったことが二十八日、分かった。このうち、教育機関の名誉職は「森友学園」の小学校と「加計(かけ)学園」の認可外保育施設の二件で、すでに辞任した。首相が二十八日の参院予算委員会で明らかにした。首相は二十六日の参院予算委では、昭恵氏が務めていた教育機関の名誉職を「あまたの数がある」と説明していたが、二十八日にわずか二件と訂正した。
(後略)
「あまた」って「数多」って書くんですよね。ですから「あまたの数がある」といわれると「数多の数がある」になって、私のような年寄りにはどうも重複感があって落ち着きが悪い。{ついでに「重複」は「ちょうふく」と読んでくださいね、ぜひ。}
記事のタイトルのように、「あまたある」=「数多ある」で十分なんじゃないかなぁ。
あま‐た【数多】
名副
①(数量について)多く。たくさん。允恭紀「―は寝ずにただ一夜のみ」。「―の人」「引く手―」
②(程度について)非常に。甚だしく。万葉集[7]「沖つ波さわくを聞けば―悲しも」
広辞苑第六版より引用
2018.3.17
地面のあちこちにもありますし、鉢植えでも楽しんでいます。この紫がいいな。
3.27
花が終わっていくところです。
そしてこうなります。
棒状のものが実です。「稔り」というものはよいものですね。
↓アブラナについてですが、実のでき方がわかりやすい。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401108_00000
アブラナの花から実のでき方
気温
このグラフではちょっと読み取りにくいですが、3月は気温変動の激しい月でした。
雪の春分の日がきつかった。最高気温が6.6℃でしたもの。
平年差
2月初めが寒くて、3月の初めはほぼ平年並み。その後グンと上がったと思ったら、春分のあたりで「急峻な谷」に落っこちた。と思ったら今度はまたぐんぐん上昇。年寄りの体にはきつい。
グラフのスケールは、平年から5℃高いところまでとってあるのですが、はみ出さないだろうな。
これまで、平年±5℃をはみ出したことはないと記憶しますが。心配。
湿度
日最小湿度ではなく、午後3時の湿度ですので、公式記録とはちょっと違います。
これでみると、冬の湿度が10%台に入ったのは少なくて、100%が何回かあって、湿っぽかったと言えるのかな。
★新年度が始まりました。新しい生活に入った方もおられましょう、頑張りすぎないでね。
ゆっくり、ゆっくり。
急いで焦るほどのことなど、そうそうあるものではありません。
ゆっくりどうぞ。
{つぶやき:この年になると「節目」がなくなってしまって。花や虫に節目を報せてもらいましょう。}
2018.3.15
妻の撮影。アメンボがいっぱいいたそうです。これは被写体としては厄介、うまく写らないんです。何枚か撮影したうち、これが一番状況がわかるかな、と。
成虫のまま地上で越冬して、この時期に出現するのでしょう。
で、もう少ししたら交尾・産卵となるのかな。
★「虫たちの生き残り戦略」安富和男 著、中公新書 1641、2002.5.25 発行
102ページ「波の求愛信号」より引用。
アメンボは水面に落ちた小昆虫のもがく波を感じとり、すばやく近づいて獲物にありつくが、無関係の波には反応しない識別能力を発達させ、水面生活者として栄えてきた。
さらに、オオアメンボは前脚の先で水面を叩いて自前の波をつくり、仲間への信号に使う。波の信号は主に配偶行動に利用され、縄張り確保などには別の信号をつくりだす。
配偶行動のとき、まずオスがメスを呼ぶための波を立て、反応して近づいたメスは自分の信号波を送ってオスに応答し、まもなく交尾が成り立つ。
前脚の先端には感覚毛の束があり、波の信号を鋭敏に受け取る。
信号ではない、風や流れに起因する波には反応しない、というのがすごい。
ま、私たちの聴覚や視覚も、受け取りたい、あるいは受け取らねばならない信号にしか反応していない、というのも事実ではありますが。
「水面波感覚」は触角の発展形とみていいのかな。
↓参考
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400051_00000
2018.3.15
妻の撮影。何年か前にもこの説明板のお世話になりましたっけね。そのことは思い出せるのに、花の名前が覚えられない。情けないなぁ。
これです。
透明感のある黄色。花の形もちょっと風変わりですね。
↓調べてみると、結構「謎の植物」であるらしいですよ。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-251
ヒュウガミズキの基本情報
学名:Corylopsis pauciflora
和名:ヒュウガミズキ(日向水木) その他の名前:ヒメミズキ
科名 / 属名:マンサク科 / トサミズキ属特徴
ヒュウガミズキは近畿地方(石川県から兵庫県)の日本海側の限られた地域の岩場に自生している、樹高1.2~2mの落葉低木です。・・・本種の名称も別名のヒメミズキが訛ったとの説があり、日向(宮崎県)には自生していません。
http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-hyuugamizuki.htm
「日向」については、宮崎県の自生は、後年の発見であり、日向地方ではなさそう。トサミズキに対して小さいので、ヒメミズキが訛った、あるいは、自生発見が京都付近なので、「日向守光秀」から、など諸説あり。
「水木」に関しては、ミズキ科とは関係ないので、こちらも不明。
http://www.hana300.com/hyugam.html
・「日向~」の名前の由来は、日向(宮崎県)に多く植栽されていた、という説と、明智日向守光秀(みつひで)の所領だった丹波地方(京都北部)に多く植栽されていた、という説がある。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |