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2018年4月

2018年4月27日 (金)

ナナホシテントウ幼虫

0405_23nanahosiyotyu1 2018.4.5
ヤエムグラかな、花の写真を撮ったら、向こうに何かいる。
そちらへピントを移したら
0405_23nanahosiyotyu2
これは確かナナホシテントウの幼虫だと思います。
嬉しいことです。アブラムシはあちこちいっぱいいますので、ぜひモリモリ食べてください。
私の体の「虫センサー」がだんだん鋭敏になってきましたよ。

ルリマルノミハムシ

0405_21rurimarunogesi 2018.4.5
こんなところでコンニチハ。花粉を食べると聞いていますが。蜜を舐めてないかい?キミ。
そばにアリもいます、これは蜜が目当てでしょう。
花あれば虫あり。楽しいな。

オオデマリ

0405_32oodemari1 2018.4.5
昼の散歩を八重桜見物の大廻りにしての帰り道。ご近所。
これは何だ?アジサイの変種かな?葉も一緒に写しておきました。
0405_32oodemari2
花のクローズアップ。アジサイではないですよね、これは。
で、「不明」という名前にしたフォルダに入れておきました。

0413_14oodemari1 4.13
この日、眼の定期的な健康診断に行っての帰り道、寄ってみました。
(緑内障予防のため定期的に眼圧測定にいっています。)
真っ白になっていました。
0413_14oodemari2
あらら。う~むぅ。なんだろうなぁ、と写真を撮っていましたら。
後から自転車で通りかかった女性に「これオオデマリっていうんですよ」と声を掛けられました。
爺さんが一所懸命コンデジで花を撮っているので、きっと名前がわからないんだろうな、と親切に教えて下さったのでしょう。
まったく有難いことでした。
え~っ、オオデマリですか、コデマリは知っていたけどオオデマリは知らなかったなぁ。
向こうにあるのがコデマリですよね。
0413_15kodemari ←すぐ向こうのコデマリ
いやあ知りませんでした、ありがとうございます。
ちょっと言葉を交わして、女性はすぐ走り去りました。
まあ、声をかけやすい爺さんでよかったなぁ、と、ほくほく笑顔。
家へ帰って、こういうわけで、あれはオオデマリというのだそうだ、と妻に報せましたら、そうなんだぁと驚いた妻もさっそく出かけて行きまして
0413w_6oodemari
撮ってきましたオオデマリ。
うれしいですね。知らなかったことを知る、というのは純粋に歓びです。

↓下に、趣味の園芸のサイトにリンクし、部分引用します。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-224

オオデマリの基本情報
学名:Viburnum plicatum f. plicatum
和名:オオデマリ(大手毬)  その他の名前:テマリバナ、ジャパニーズ・スノーボール
科名 / 属名:レンプクソウ科 / ガマズミ属

特徴
オオデマリは初夏の青い空を背景に、真っ白なボール状の花を咲かせる落葉低木です。オオデマリはヤブデマリ(Viburnum plicatum f. tomentosum)の花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもので、英名はジャパニーズ・スノーボール(Japanese snowball)です。
(後略)

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-13

コデマリの基本情報
学名:Spiraea cantoniensis
和名:コデマリ(小手毬)  その他の名前:スズカケ(古名)
科名 / 属名:バラ科 / シモツケ属

特徴
コデマリは、細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿がとても見事で、庭木や切り花として利用される、春を代表する花木です。同じ仲間のユキヤナギよりも遅く、赤褐色の新梢が伸びたあと、4月から5月に開花します。
コデマリの属するシモツケ属は、シモツケやユキヤナギなど、小型で丈夫な育てやすい観賞価値の高い花木が含まれる重要なグループで、北半球の温帯に100種ほどが分布します。
コデマリは古く中国から渡来し、江戸時代初期から観賞用に栽培されてきました。和名は花の集まり(花序)を、小型の手まりに見立てたものです。
(後略)

クンシラン

0405_18kunsiran 2018.4.5
なんだか不思議なつやがある。輝いています。
0405_35kunsiran
昼の散歩の終わりに花の脇に座り込んで、アップで撮ってみました。
普段立って見下ろしてばかりですが、こういうアングルも素敵ですね。

0416_21murasakikatabami 4.16
花がピークを過ぎる頃、ムラサキカタバミの花が増えてきました。
異なる種類の花が「共に」「艶を」「競って」いるようです。

0419_16kunsiran 4.19
クンシランの花の方が終わりへ向かっている。
いくつか実ができるでしょう。あれもなかなかかわいくていいものですね。
ムラサキカタバミが増えています。

スイフヨウ

0405_15suihuyou 2018.4.5
去年長く楽しませてくれたスイフヨウ。
緑の葉を展開し始めました。
フヨウの方もほぼ同じ姿。
これもアオイ科。我が家にはムクゲもあって、アオイ科が多いですね。
そうそう、当然、ゼニアオイやタチアオイもアオイ科。
アオイ科の花、好きだな。

タマサンゴ

0405_13tamasango 2018.4.5
つぼみを作り始めました。

0414_5tamasango 4.14
咲く寸前のつぼみ。

0416_4tamasango 4.15
咲きました。典型的なナス科の花です。
丸くて赤い実が楽しいのですよね。
花の後、夏には結実するはず。ただ真っ赤になるのは寒くなってから。で「フユサンゴ」という名前もあるようです。

ツツジ

0405_8tutuji 2018.4.5
今年は、我が家のツツジは元気がない。
この株は何とか花は咲かせましたが、花の数がとても少ない。
カエデの木の下に、大柄な花を咲かせるツツジもあるのですが、そちらはどうも今年は花は咲かせないかも。
ツツジの休養の年になったらしいです。

オクラ

0405_2okra 2018.4.5
発芽しました。花と実と、両方楽しめますので、お勧めできます。
アオイ科トロロアオイ属です。花はアオイの花なんですね。
熱帯では多年草らしいのですが、さすがに我が家でも越冬はできなくて、毎年種から育てます。
プランター園芸で楽しめますよ。

ブルーサルビア

0404_23bluesalvia 2018.4.4
ブルーサルビアが茂ってきました。
本来は多年草ですが、寒さに弱くて一年草扱いされているそうです。
我が家では「本来の」多年草。線路柵の下で自生しています。

0417_30bluesalvia 2018.4.17
つぼみです。暖かそうですね。

0423_6bluesalvia 4.23
個々の花が見えてきました。もうすぐです。

0424_29nanahositentou 4.24
ナナホシテントウが潜り込もうとしています。アブラムシがいるのかな。
ナナホシテントウを見る機会が去年より多い気もします。
増えてほしいな。

2018年4月26日 (木)

オトメツバキ

0404_16otometubaki3 2018.4.4
まるで地面から花が咲いているみたい、と、妻の撮影。
スミレと重ねて狙ったようです。
0404_16otometubaki2
落ちていた花を拾ってきました。
こってりした感じですね。

0405_30otometubaki 4.5
前の記事の続きになるんですが、私も八重桜を見た後、オトメツバキの方へ行ってみました。
私はこんな写真をものしてきました。
0405_1otometubaki
妻は、昨日拾った花を分解してみました。
49枚ありましたとさ。
私はこういう丹念さには欠けるなぁ。
これだけのものを、狭い閉鎖空間であるつぼみの中で形成して、全く乱れなしに咲く。すごいと思いませんか?
不思議だなぁ。

八重桜

0404_14yaezakura 2018.4.4
八重桜がすごいよ、と妻が報せてくれました。球になって咲くのがみごと。

翌日私も昼の散歩の脚を延ばして見に行きました。
0405_26yaezakura1 4.5
先ずは道路を挟んでの遠景。
0405_26yaezakura2
道路を渡ります。
0405_26yaezakura3
ズームアップ。緑と入り交じる姿が素敵。
この樹は冒頭のものとは品種が違うようですね。
0405_26yaezakura4
これは冒頭の桜と同じ品種「関山」。白い八重の方はなんというのか知らないんですけど。
人混みは苦手ですので、ひっそりと楽しんでいます。
「人の流れ」に巻き込まれるのが怖いのです。速度が違うし、つまづきやすいし。
眺めながら歩くことはできなくて、見る時は止まる。
「流れ」は怖い。

ドウダンツツジ

0404_11doudantutuji1 2018.4.4
ここは毎年ドウダンツツジをいっぱいに咲かせるところ。今年も。
すごいなぁ。
0404_11doudantutuji2
かわいいですね。
我が家にあった株は、日当たりが悪かったせいか勢いを失って、結局枯れました。
狭い庭で世話もせず。申し訳ないことでした。

アスパラガス

0403_21asparagus 2018.4.3
栽培している、とは言い難いかも。スミレや他の草と同居しています。
0403_22asparagus1
でも、まあ、おいしいのです。もっと筋っぽいかと思っていましたが、柔らかくて甘い。
0403_22asparagus2
カボチャを切って皿に並べ、チーズをのせて電子レンジで加熱。味つけは全くなし。この調理法がまた味が濃い。素材の味がそのまま生きるのです。そこへアスパラガスを添えて。一品できあがり。
家計を助けているかどうか、「?」ですが。楽しいということは確実です。

俳句

0403_18haiku1 2018.4.3
この宗匠、どなただかわかりますか?
「厚切りジェイソン」を名乗る、Jason David Danielson 氏です。
朝のEテレ「えいごであそぼ with Orton」では「Dr. JASON」です。
富士山を背景に、句作に励む Dr. JASON 。初めは縦に持っていた短冊を横にして、おもむろに横書きで句をしたためる。
0403_18haiku4
猫に乗っかられたアリこそ迷惑ですが。「a」の発音に注意して声を出して読んでください。
なんだかね、英語の詩としてちゃんと韻を踏んでいますし、俳句の五七五のリズムにも乗っているんですね。これが。
面白くって、笑ってしまいます。

0410_27haiku4_2 4.10
これは10日の分。
韻は踏んでないか。でも、やっぱり俳句っぽいリズム感があって楽しい。

この番組面白くってね、毎朝見ています。70歳になって英語の発音の勉強をしています。妻と二人でTVの前で声を出して発音の勉強。いやあ、学ぶことは楽しい。英語の発音って、つくづく口の内外の動き、息のコントロールなどが日本語とは違うんですねぇ。
Dr. JASON の嫌味のないキャラクターがまたいいんだな。

★flower と flour は同音です。発音では区別できないようですね。
電子辞書のコピーをお目にかけます。発音記号が同じです。

flour/fláʊər/ /fláʊər/
►n 穀粉,《特に》小麦粉,メリケン粉 (cf. MEAL2);粉末,細粉,粉;《俗》 おしろい.
►vt 〔料理〕 …に粉を振りかける;〈小麦などを〉粉にする,製粉する;〈水銀を〉粉状にする.
►vi 粉末[粉状]になる;〈ペンキが〉風化して粉になる,白亜化する (chalk).
flourless ~・less a
floured ~ed a
[FLOWER=best part の異つづり(18 世紀ごろから)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

flow・er/fláʊər/ /fláʊər/
►n
1 花 (cf. BLOOM1, BLOSSOM) 《FLORAL a》;花を咲かせる植物,《特に》草花,花卉(かき)
・No flowers. 弔花ご辞退申し上げます《死亡広告の文句》
・Say it with flowers. 花で(あなたの)気持を伝えましょう《花屋の宣伝文句》;意中をうまく伝えなさい.
2 a 開花,満開
・come into flower 花が咲き出す.
b 《元気の》盛り,盛年,盛時
・the flower of one's age 人生の盛り.
3 最良の部分[作品,手本],精粋,精華;[pl] 詞華
・the flower of chivalry 騎士道の華(はな)
・flowers of speech ことばのあや,詞華.
4 [pl] 〔化〕 華(か) (⇒FLOWERS OF SULFUR);[pl] 《発酵による》浮渣(ふさ);《印刷物などの》花模様,フリューロン (fleuron);装飾.
in flower in flower 開花して;花盛りで.
in full flower in full flower 全盛で,絶頂で.
►vi 花が咲く;花開く,栄える;成熟する,盛りに達する.
►vt …に花を咲かせる;花(模様)で飾る.
flowerful ~・ful a
[ME flour best of anything<OF<L flor- flos]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

語源が同じなのですね。「best of anything」なのですって。

★「えいごであそぼ with Orton」の今月の歌「TELL ME EVERYTHING」にこんな歌詞があるんですよ。
Fun to know something new
「新しいことを知るのは楽しいな」ですよね。
この言葉、元教師として、全面的に同意します。
「新しいことを知るのは楽しいな」と好奇心を原動力にして生きる。こんな素晴らしくって楽しいことが他にありますか?
人間、好奇心を失ったらもう、終わりですね。70歳を迎えても「新しいことを知るのは楽しいな」と残りの人生を楽しみます。
人生が終わる、なんて誰にとったって「新しいこと」です。
鶴見和子さんは「死ぬって面白いわねぇ。私、長く生きたけど、こんなの初めて」とおっしゃったそうです。敬服します。

↓歌詞全体はここにあります
http://pokoblog.com/2018/04/02/tell-me-everything-eigodeasobo-201804/

ササグモ

0403_16sasagumo 2018.4.3
ササグモを見かけることが増えています。
ホトケノザのてっぺんで構えるササグモ。
ササグモは花で見かけることも多い。クモ自身が花を認識しているのでしょう。結果的にそこで餌の小昆虫と出会うことが多い。それは経験とか学習ではないと思うのですが。

0403_17sasagumo
これは何の葉だったか忘れましたが、傷んだ場所にいました。汁が発酵した匂いのようなものにクモが誘引されたかな、と思いました。
花の色とか、花の香り、蜜の香り、そういうものがきっと誘引になっているのではないでしょうか。

タンポポ

0403_12tanpopo 2018.4.3
低い位置で咲く花。
初めの意図としては、この花が実をつけて立ち上がるところまで追跡したいな、と思っていたのですが、ダメでした。

0413_28tanpopo 4.13
こういうシーンが見られました。
低い位置に2輪花があって、茎がぐ~んと伸びて実の綿毛がまん丸い。
この位の高さの差があるわけです。

0414_18tanpopo1 4.14
実がほとんど飛びました。
0414_18tanpopo2
ズームアップすると、こんなふう。
残った実も間もなく飛び去るでしょう。

0417_25tanpopo 4.17
翌日にはこんなシーンも。
下に花があって。右にまだまん丸い綿毛。
左には、半分くらい実が飛び去ったものと、全部飛び去ったのが並んでいます。
花から実へ。時の流れを楽しんでください。

ちょっと付け足し。タンポポの根は長い。時には1mにもなると聞きます。
小学校の理科の授業で根を掘ったという話を聞いたことがあります。大変だったそうですよ。
その長い根の上に、写真のような出来事が繰り広げられています。

ホオズキ

0402_35hoozuki 2018.4.2
ホオズキの芽です。ホオズキ市で入手して以来、毎年楽しんでいます。
下に引用したように、土の中に地下茎があって、そこから立ち上がってきたものです。
種子の発芽とは違いますが、やはり芽が出るのは楽しい。
ぐんぐん伸びますよ。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-359
ホオズキ

学名:Physalis alkekengi var. franchetii
和名:ホオズキ(鬼灯、酸漿)  
科名 / 属名:ナス科 / ホオズキ属

ホオズキは3月ごろ、地下茎から芽を伸ばし始め、5月から6月ごろ、伸びた茎の各節に薄クリーム色の花を咲かせます。

2018年4月25日 (水)

ツマグロオオヨコバイ

0404_9kaede1 2018.4.4
カエデの赤い枝に、ツマグロオオヨコバイが止まっていました。
なんだか、見え方が変だな、と近づいてよく見たら、樹液を吸いながら排泄してました。
ずいぶん大きな水滴になっている。
0404_9kaede2
もう垂れ落ちそう。水滴のレンズ効果も面白い。
アブラムシの排泄液にはアリが来ますが、ツマグロオオヨコバイじゃねぇ。いつまでも同じ場所にいてくれるわけでもなし。でも、きっと吸収されなかった栄養分があるとは思いますが。
このショットの直後、水滴は消えていました。
妙なところを撮影して、ゴメンナ。

スイカズラ

0402_31suikazura 2018.4.2
お、これはつぼみだなぁ。そういう時期なのか。

0417_35suikazura1 4.17
なんだなんだ、やたらといっぱい、つぼみだらけになりました。
大丈夫かよ、こんなにつぼみをつくっちゃって、というくらいの気分。
0417_35suikazura2
花も近いですね。

0419_11suikazurakaika1 4.19
下の、陰のほうで咲いたわよ、と妻が教えてくれました。
0419_11suikazurakaika2
前に立っただけでは見えない位置でした。
独特な形の花で、いいですね。咲いた当初は白く輝きます。
大体ペアで咲きます。
今回はここまで、後日、続報を書きます。

八重ヤマブキ

0402_23yamabuki 2018.4.2
何だか四角っぽい。

0404_3yamabuki 4.4
緩んで丸くなりました。

0405_9yamabuki 4.5
こってりと濃い黄色。カナリア・イエローとでもいうのかな。
暗い庭で明るく輝いてました。

キイチゴ

0402_18kiitigo 2018.4.2
今年は花の数が少ない。でもまあ、いくつかは熟すでしょう。
こちらが気づかないうちに、周辺に木が自分で種蒔きをしたらしく、幼木が何本か立ち上がってきています。さすがですね。
幼い木ってやはり「かわいい」ですよ。小さいのに一人前の顔をしている。

0402_10fuji1 2018.4.2
帰りがけ。水車そばの藤棚に寄ってみました。
咲き始めたというべきか、直前というべきか。
0402_10fuji2
「咲いた」というにはまだちょっと早いかな。

0413_4huji1 4.13
もう咲いているんじゃないか、と行ってみたら、案の定(じょう)
0413_4huji2
もう芳香が漂っていました。藤棚の下って、ほんと気持ちいいですね。
家に帰って、藤が咲いていたと妻に告げたら、私も行って来ようと出かけて行って
0413w_10huji1
撮影してきました。
0413w_10huji2
私は直立姿勢が不安定ですから、支えのないこういう場所ではあまりアングルを狙えない。必ずどこかに体の一部を接触させていないとふらついて、踏ん張ってしまって、後で足がつったりする。
妻は安定した姿勢で接近して撮ってきます。
0413w_10huji3
ここまでいくとは、すごいですね。
マメ科の花って、好きだな。
藤が開花するとよくクマバチが飛来しますが、この日は二人ともクマバチには会いませんでした。ハチの活動と開花時期がマッチしなかったかな。

イチョウ

0401_18ityou 2018.4.1
何か変化は起こっていないかな、と最大ズームで撮影。
葉と雄花が写りました。
メスの木があれば楽しいのにな、と思いつつ、それはまあそれで。
そう遠くはないどこかにメスの木があるはず。道路に鳥の糞が落ちていて、見たら銀杏が入っていて、それを鉢に植えたら発芽して、現在成長中、ということがあります。
気付いていないだけで、メスの木もあるのです。
それにしてもまあ、青空を背景に、気持ちよさそうですね。

カエデ

0401_17kaede1 2018.4.1
カエデのつぼみ。葉芽とつぼみが一緒に納まっているのかな。
枝も赤いし、つぼみも赤い。

0402_32kaede1 4.2
咲き始めました。低い位置でして、撮影がつらい。
0402_32kaede2
ちょっとつまんでクローズアップ。
0402_32kaede3
カエデというと「紅葉」ばかりがもてはやされますが、花も咲くのです。赤い色も鮮烈。
身近な公園などにカエデがあったら、注意してみてください。花が見られるかもしれません。

0405_17kaede1 4.5
咲き始めが下だったので、私は下ばかり見ていたら、妻が「上がすごいのよ」という。
見ればなるほど。すごい。花見気分ですね。
0405_17kaede2
中から長く伸びているのがメシベです。

0410_22kaede2 4.10
青空を背景に、逆光にならずに撮れました。
青、緑、赤。気持ちがいいですね。思わず深呼吸してしまいます。

マエアカスカシノメイガ

0401_16maeakasukasinomeiga 2018.4.1
私は普段生きた昆虫しか載せていません。生きる姿を見るのが好き。
今回のマエアカスカシノメイガの写真は池の水面に浮いた死骸です。
たまたまここで落ちてしまったのでしょうね。
きれいでした。

生きた姿は↓ここでご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-a8a4.html
2017年12月12日 (火) マエアカスカシノメイガ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-a8a4-1.html
2011年12月14日 (水) マエアカスカシノメイガ

2018年4月24日 (火)

アシブトハナアブ

0401_11asibutohanaabu 2018.4.1
頻繁に出会います。

0404_8asibutohanaabu 4.4
ある一回の出会いで、違うアングルを得ることは難しいので、複数回出会った結果いろんな角度で見られました、というご報告。

0406_5asibutohanaabu 4.6
「ハエ顔」というのを認識していただくといいですね。
一目でハチじゃないことがわかります。ハチへの擬態を見破って、怖がらずにやり過ごしてください。

0410_13asibutohanaabu 4.10
ヒラタアブより大型ですが、「人懐っこい」というのも妙ですけれど、撮影しやすい相手ですよ。じっくり見られます。

0421_19onagauji1 4.21
池の水面直下をウニョウニョと泳いでいるのがいた。
これは「オナガウジ」というやつで、ハナアブの仲間の幼虫です。
0421_19onagauji2
姿がちょっとグロテスクかな。どうということもないけど。
「かかしさんの窓 オナガウジ」で検索して、画像を見ると、以前に掲載した写真が見られます。苦手な方は見ない方がいいかな。
清らかな水は苦手な幼虫で、有機質などで濁った水が好きです。その有機質を食べる。
ま、害があるでもなし、ほっといてください。

アシブトハナアブの成虫に「うちの子よろしくね」といわれてるかもしれないな。
オタマジャクシに食べられるなよ。

アシブトハナアブは「ハエ」なのだ、というややこしい話がありまして。
↓簡潔です。
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000064/64979/HP015.pdf

↓以前、たまたま目の前で飼育するチャンスがありました。その時の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-2dea.html
2013年5月17日 (金) アシブトハナアブ:3
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-2950.html
2013年5月17日 (金) アシブトハナアブ:2
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-9531.html
2013年5月17日 (金) アシブトハナアブ:1

よかったらお読みください。

ナズナなど

0401_14nazuna1 2018.4.1
4弁のナズナの花がかたまって咲いているのですが、どいうわけか左端にオランダミミナグサがご一緒してました。あれ?っという気分でしたね。
切れ込みのある5弁花がそうです。
0401_14nazuna2
これはもうナズナ=ペンペングサで間違いない。三味線の撥のような実もできていました。
0401_15hakobe
そばでハコベも咲いていましたので、一緒に掲載します。
いかにも春です。

0410_1nazuna 4.10
みごとです。こういう茎を下の方でちぎって、手のひらを軽く丸めて、ナズナを上から下へ軽くしごきます。そうすると、実が茎に対して直角になります。で、茎を親指と人差し指でつまんで、耳元でくるくるまわすと、「シャラシャラ」と音がするんですね。子どもの頃の草遊び。

0412_22hirataabuyotyu 4.12
実が熟してきましたので
0412_23nazuna
割ってみました。
細かい種子がいっぱいです。
また来年もよろしくね、あたりに蒔いておきました。
ぺんぺん草も生えない庭よりも、ぺんぺん草が生える庭の方が、はるかによい。

4月1日に

0401_4aprilfool 2018.4.1
2駅ほど先のスーパーへ日曜日の買い物に。
特別コーナーが設けてありました。
「チョコっと餃子」「コロッケそっくりなレアチーズケーキ」「もしかしてカレーライス?」「もしかして麻婆豆腐」「黄金のモンブランロール」{注:「もしかして」は菓子メーカーのお菓子です}
4月1日に買い物に行ったというのは偶然でしたので、毎年の企画かどうかはわかりません。
甘い菓子は苦手で、買いませんでしたが、企画を楽しみました。
0401_5sidare
スーパーに隣接する道の枝垂桜の並木。
なかなかのものですが、宗教団体のものなので、あまり名所としては宣伝されません。

ムクゲ

0331_23mukuge 2018.3.31
これは「新緑」としか表現のしようがない。
このところ「夏日」続出で、気分は初夏。
「新緑」は夏の季語なんですよね。
歳時記も地球温暖化で版を改めなければならないかな。

昨日か一昨日のTVで、「さわやかな新緑」という言葉が聞こえてきた。
普通の意味では何の違和感もありませんが。
俳句のほうの方は苦い顔をするだろうな。あるいは「季節の変化に敏感」なつもりの気象予報士さんもね。
「さわやか」は秋の季語なんですよね。

22日の日曜日、暑かった。東京では28.3℃の夏日。30℃以上の真夏日のところもありました(群馬県の館林では32.1℃)。
「フェーン現象」の影響もあったようですね。

フェーン
(アルプス地方で付けられた名称)おろしの一種。山腹から吹きおろす乾燥した高温の風。山腹を昇るとき雨を降らせて乾燥した空気が反対側の山腹を下るとき断熱圧縮によって温度が上昇するもの。山間の盆地などにしばしば高温をもたらす。風炎。
広辞苑第六版より引用

ある気象予報士さんが「フェーン」は春の季語だと言ってましたね。情けない人だ。
http://kigosai.sub.jp/archives/11427

風炎
ふうえん
晩春
フェーン/風焔
湿った南風が日本列島の中央山脈にぶつかり太平洋側に雨を降ら せた後、乾いた空気が日本海側に吹き下ろし、急激に気温が上が る現象。山火事などの原因となる。ドイツ語のフェーン現象は新 聞などでお馴染みだが、それをもじった言葉。

22日のフェーン現象は、晩春の出来事でしたから「風炎」でもいいでしょう。
でも、フェーン現象自体は、夏にもあるし、秋にもあるし、冬にもある。季節を問わない現象です。
私が生まれた能代市の「大火」は有名ですが、これは冬のフェーン現象が影響したと思われます。
能代市で体温を超える気温を記録したことがありましたが、あれは夏のフェーン現象だった。
自然現象を、生命の営みを、言葉で縛ってはいけないだろう、というのが私の基本的な姿勢です。

ポピー

0331_21poppy 2018.3.31
ハナニラの間に小さなポピーの花が並んでいました。
メシベの頂の筋が5本。小さい花では本数が少ないのかな。

0412_32poppy1 4.12
これまたすごく小さな花で。地面から10cmも立ったかな。花びらの形もまだ不十分なままですし、筋も5本。
0412_32poppy2
比較のために、近くの通常の大きさの花を。
筋が8本、深いカップ状の花。
0412_32poppy3
カップが開くと、花弁はこんな形。
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花弁が落ちた姿。筋は9本。このあとオシベも落ちて実が熟していきます。
いろんな姿を見せてくれる花です。

ツマグロオオヨコバイ

0331_15tumaguroooyokobai 2018.3.31
なんだか会議でもやっているみたいですね。
姿を見かけることが多くなりました。

0402_25tumaguroooyokobai 4.2
カエデの枝で。横這いしづらいだろ、などと独りで勝手に突っ込み入れたりして。

0414_10tumaguroooyokobai 4.14
ふわ~っと目の前を横切って飛んだのです。で、面白半分に左手を行く手に差し出してみたら、手にとまりました。
一瞬のチャンスを撮影しました。次の瞬間飛び去っていきました。ヤバ、とか思ったかな。
ちょっとくすぐったかった。楽しいですね。

ハエ

0331_14hae 2018.3.31
以前にもこのアングルを掲載したことがあります。
ハエの影がこんなに長くなるのです。
電柱の側面ですので、昼頃の高い陽射しなのに、ハエの体に対してはぎりぎり低い角度が実現できるというわけです。
日向ぼっこで体温を上げる、というような気温でもありませんでしたが。

2018年4月23日 (月)

ツツジ

0331_8tutuji1 2018.3.31
ジンチョウゲを楽しんだ場所の隣。今度はツツジです。
0331_8tutuji2
この帽子、脱ぎたいな、暑いな。
力のこもった瞬間です。
0331_24tutuji
これは我が家の小柄な花のツツジ。色は濃い。
今年はつぼみの数が少ないかな、という感じですね。
色んな年があるのでしょう。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」といいますが、それは違うな。
生きる、ということは変化する、ということです。変化しなくなったらもう、生きているとは言えませんね。
花も変わり、人も変わる。そのペースがそれぞれの生物によって異なっているというだけです。

ハボタン

0331_7habotan 2018.3.31
私、ホント、こういうの好きだなぁ。
ハボタンが伸び伸びと咲いている。気持ちよさそうですよね。
植物なんですもの、花を咲かせ、実をつけたい。当たり前のこと。
場合によっては、アオムシがついたってかまわない。アブラナ科ですもの。
植物の「生きる姿」を楽しむのが園芸だと思うんですけどね。

キクモモ

0331_3kikumomo1 2018.3.31
六郷用水の水車のある場所、梅のそば。
キクモモです。
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%AD%E3%82%AF%E3%83%A2%E3%83%A2

菊桃
読み方:キクモモ(kikumomo)
バラ科のハナモモの園芸品種、落葉低木

ハナモモもキクモモもなんだか判然としていないのですが、この場所にあるのはキクモモと覚え込んだだけです。
0331_3kikumomo2
この花なら「菊」をあてるのもわかります。絢爛豪華。です。
0331_4someiyosino
右のピンクがキクモモ、水路沿いのソメイヨシノが散り始めて、水面に花びらが浮いています。
そのちょっと向こうにはハナミズキがあります。この時点ではまだでした。

0402_5kikumomo14.5
一面、真っ赤。お楽しみください。

ナガメ

0330_14nagame1 2018.3.30
ナガメをパンジーで見かけました。これは「菜」ではないんだけどな。
0330_14nagame2
タネツケバナでも見かけました。これはアブラナ科ですから、好みに合うでしょう。
0330_14nagame3
黄色と黒というのは、警戒色として有名ですが、このカメムシの模様が果たして警戒色として有効なのか。よくわかりません。
確かに目立ちますけどね。

ラナンキュラス

0402_34ranunculus 2018.4.2
つぼみ。

0410_7lanunculus 4.10
わっ。咲きそう。
0410_7lanunculus2
中がちょっと見えます。

0411_1ranunculus1 4.11
咲いた!
0411_1ranunculus2
「濃い」ですね、この花。

0412_3ranunculus 4.12
咲き始めたら勢いはすごい。

0419_12ranunculus1 4.19
一週間でこうなりました。
0419_12ranunculus2
花弁のようなのは萼だと聞いています。
真ん中の盛り上がりがメシベで周囲をオシベが囲んでいる。
この様子だと自家受粉するのだと思います。
なかなかちゃんと全部は見切れません。

八重桜・南殿

0330_7naden1 2018.3.30
花の最盛期を記録したいと。
0330_7naden2
若葉も一緒に。
0330_7naden3
ほとんど真っ白に見えるのもあります。

0413_24naden 4.13
あれ?八重桜なのに、実をつくったぞ。
以前から、たまにあるんです。熟しませんが、なぜか実をつくる。
今回は、これ1個のようです。

0417_15naden 4.17
なんとなく色づいたようにも見えますが。
葉が茂り始めて、隠れてしまいます。で、探すのを忘れるんですね。
ちゃんと見届けてあげなければいけないのですが、つい、どうも。

オオイヌノフグリ・ヤエムグラ

0405_6ooinunohuguri 2018.4.5
オオイヌノフグリのまだ青い実です。メシベの花柱も残っているし。

0414_27yaemugura 4.14
これはヤエムグラの実です。
やがて褐色に熟します。
この後、他の草に覆われて、実が熟していく過程を追えなくなりました。

0419_27ooinunohuguri1 4.19
オオイヌノフグリの実が熟しました。
これが名前の由来なのですが。私にはどうも、ヤエムグラの方が「ふぐり」という名前にしてもよかったんじゃないかという気がしてしまうのです。
0419_27ooinunohuguri2
実を割ってみました。小さな種子がたくさんでてきました。
撮影後はちゃんと播いておきました。

★「もう少し何とかならないか。そう思いたくなる名前を持つ植物がある。」という書き出しの「天声人語」が4月17日に掲載されました。一部引用します↓

(天声人語)花の名前(朝日新聞デジタル 2018年4月17日05時00分)
 もう少し何とかならないか。そう思いたくなる名前を持つ植物がある。小さな白い花を咲かせるハキダメギクは、東京・世田谷の掃(は)き溜(だ)めで見つかったことに由来する。植物学の大家、牧野富太郎博士が大正期に付けた名が、変わらず用いられている▼フランス語の「豚のサラダ」が訳されたブタナというのもある。タンポポに似るが、茎はすらりと長い。群生すると、たくさんの黄色い点が空中に浮いているかに見える花である。
(中略)
少し前から街路を彩っているハナミズキも、英語では「犬の木」と呼ばれるそうだ。・・・米国に桜を贈った返礼として日本に来て、各地で街路樹となった。(後略)

オオイヌノフグリも「もう少し何とかならないか。そう思いたくなる名前」ですね。花は可憐なのに。

flowering dogwood
〔植〕 アメリカヤマボウシ,ハナミズキ《Virginia, North Carolina 両州の州花;北米原産》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

2018年4月20日 (金)

イチョウ・クルミの雄花

0330_1ityou 2018.3.30
はるか上の方のイチョウの木を最大ズームで撮影したら、雄花と葉が写っていました。オスの木であることは知っています。
肉眼では見えないし、撮影時のモニターでも判然とはしない。何枚か撮ってPCで見て、やっとわかりました。

0407_5kurumi1 4.7
足元の路面に落ちていました。これはクルミじゃないの?と見上げると
0407_5kurumi2
やっぱりね。葉と雄花穂。クルミの場合は、一本の木に雄花と雌花が咲きます。
雌花は見えませんでした。

0413_27obana1 4.13
足元がにぎやかになってしまった。周囲の木などにも、同様のものが引っかかっています。
小さい方がイチョウの雄花。大きいのがクルミの雄花です。
0413_27obana2
はい、イチョウの雄花。
0413_27obana3
クルミの雄花。雌花がまだ確認できませんでした。丸っこいので見えればわかるはずなのですけど。
0413_27obana4
クルミの雄花を拾って手のひらの上で撮影。
花の構造はよくわかりません。
赤い点々がいくつか見えますね。これはタカラダニというダニです。
花粉を食べに集まったのでしょう。普段タカラダニを意識するのは5月ですけど。
強くなった陽射しに照らされて熱くなった線路柵のコンクリートの上を走っているのをよく見ます。花粉やカビなどを食べるダニです。今年は早目に出会ってしまいましたね。
0413_27obana5
これはイチョウの雄花の方。
この近くにメスの木があるかどうか。よくわかりません。銀杏拾いをしたことないです。世田谷に住んでいた時はずいぶん拾いましたけど。
4月に花粉が飛んで、受精は9月ころかな。時間がかかるんですよ。

↓ミクロワールドです。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005100132_00000
精子が泳ぐ イチョウの不思議

↓これも優れた動画です
http://www.kagakueizo.org/movie/education/128/
種子の中の海 イチョウの精子と植物の生殖進化

↓有名な話です。
http://bsj.or.jp/jpn/JPR/digital/icho1.php
イチョウの精子の発見

ユキヤナギ

0329_30yukiyanagi 2018.3.29
ご近所です。改築で植栽スペースが小さくなり、ユキヤナギは消えたのかな、と思っておりましたら、小さな株が移植してありました。わ、咲いてる、と喜んで撮影。
画面上から下へ、咲き進んでいく姿が見えたりして、楽しいな。
目の前でつぶさに見る、というのが好きです。

ジャノメエリカ

0329_29janomeerika 2018.3.29
寒い時期の花と思い込んでしまっていました。いつもこの花を見るときは、マンション脇の狭い道を吹き抜ける寒風に体を固くしていた記憶があるので。
3月末の温もりの中、いっぱい咲いていましたよ。
明るい陽射しの中で見るのは気持ちいいですね。嬉しかった。

八重桜

0329_26yae 2018.3.29
「関山」をお目にかけます。
0329_26yae2
幹から。植物の生き方の自在さ、を感じさせる咲き方。
0329_26yae3
葉と花が一緒。八重桜らしいですね。
0329_26yae4
もちろん、見上げれば枝にも葉と花。
まだ咲き始めの頃でした。

サクラソウ

0329_25humei 2018.3.29
白い花はイベリスということが判明したのでした。
密蔵院の前のフラワーポッド。
さて左の五弁花は何だろう?
サクラソウじゃないかな、季節柄。でもなんだか「標準的」な感じじゃないな。「絵」みたいな花ですね。

0405_28sakurasou 4.5
増えてました。
サクラソウ、ということにします。
「サクラソウ」で画像検索しても、同じ花が見つからなくって、困っていますが。
園芸品種があまりにも多くてお手上げです。

ムラサキカタバミ

0329_20murasakikatabami 2018.3.29
カタバミの仲間では大柄な花。きれいですね。
この花、開閉します。花弁の細胞の成長で開閉します。
「ムラサキカタバミ 花の開閉」で検索したら、自分のブログがトップでヒットしてびっくり。
私は本の引用をしただけなのにな。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_803e.html
2008年5月22日 (木) ムラサキカタバミの花 夕方

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-1c68.html
2012年6月 1日 (金) ムラサキカタバミ

0413_18murasakikatabami 4.13
あちこちの鉢で花が咲いています。きれいですよ。

0414_1murasakikatabami 4.14
どんよりした日でした。買い物に行こうとしたら、まだ開けずにいました。
気温の他に、日射による温もりも必要みたい。
0414_7murasakikatabami1
昼頃、少し日もさしてきて、やっと開くことができるようになったらしい。
0414_7murasakikatabami2
花の努力が美しい。開こうと一生懸命。
毎日、目を楽しませてくれます

桜桃

0329_14outou 2018.3.29
「花のとき」をほぼ完全に終えていきます。

0412_21outou 4.12
お、色づき始めた。少し早いかな。
大規模スーパーの園芸部でネットを購入してきました。

0417_8outou 4.17
ずいぶん色が濃くなって、実が丸くなって。
5月にはもう食べられるかな。楽しみです。

2018年4月19日 (木)

チューリップ

0329_19tulip 2018.3.29
一面のチューリップ畑、というようなのがTVで紹介されたりしますが、そういうのあんまり好きじゃないんですよね。一種類しかない、って「異様だ」と感じる人です、私って。
いろんなのがごっちゃ混ぜに共存しているのがいいなぁ。
そして花と虫も一緒に。
ごちゃごちゃこそが「美しい」と感じます。

カタツムリ

0329_13katatumuri 2018.3.29
この感じは、生きている、という感じですね。
小型のカタツムリですが、この何年か個体数が増えていると思います。

話はちょっとずれますが。
「角だせ槍だせ目玉だせ♪」について、「槍」をカタツムリの「恋矢」と解説していますが、そうなのかなぁ?恋矢って交尾の時に使うものですが、カタツムリの交尾って見たことあります?
童謡で、そんなものを「出せ」なんて歌うかなぁ。
大触覚、小触覚、大触覚の先端の眼球という3つのような気もするんですがね。
大触覚を突っつくと、目玉が引っ込んで、しばらくしてからまた出てくる。そういうことじゃないんですかね。
とまあ、なんとなく、そんな気がします。

イチョウ

0329_12ityou 2018.3.29
茂ってきました。鉢植えの実生のイチョウ。
40年以上も付き合ってきましたが「花」をつけたことはない。
やはり鉢で育てているためでしょうか。
雌雄どちらの木なのか、わからないままです。

ツクシ

0329_4tukusi 2018.3.29
影を見てください。ツクシの影がくっきり。それを撮ったつもりでしたが。
もう一本、影がありますね。これはヤブランの影。
熟した実を落とした後の姿が影として一緒に写っていました。
ご苦労様でした。
で、ツクシにも。増えていいよ。

スミレ

0329_2sumire 2018.3.29
庭やら家の周りのあちこちに小さなスミレ畑ができています。
ツマグロヒョウモンの幼虫を育ててきたことで、だんだん増えました。
パンジーやビオラなども食べてくれますが、園芸店のものを与えると多くの場合幼虫が死にます。
殺虫剤とまで言わなくても、なにかの薬剤がかかっているのです。
チョウの幼虫など育てるときは、食草を自宅で育てて用意した方がいいですね。
{キアゲハの幼虫に、市販のパセリを与えて死なせてしまったこともあります。ああいうのは悲しくて、こたえます。}

アオダイショウ

0329_1aodaisho1 2018.3.29
妻に呼ばれた。「ヘビよ~」
カメラを持って参上。
JRの線路の、のり面にある排水孔に逃げ込んでいくところ。
妻が見つけた時は全身が見えていたそうです。
ヤバ、見つかった、と逃げ込み始めました。
0329_1aodaisho2
ちょうどいいサイズの孔です。おそらく奥も深いんでしょう。
この中で生活しているのか、冬眠場所だったのか。よくわかりません。
0329_1aodaisho3
見ている間にどんどん潜り込んでいって。
0329_1aodaisho4
さようならぁ。ちょっとかわいい。

毎年見かけるわけではありませんが、家の周辺で生活していることは確か。「時々」見かけます。
幼体を見たこともありますし。繁殖しているんでしょう。

六郷用水の遊歩道には「蛇が出ることがあるので注意」みたいな看板もありますけど。
マムシやヤマカガシじゃあるまいし、アオダイショウはそう警戒を要するような蛇ではありません。
捕まえようとしたりしたら当然反撃してくるでしょうけれど、そばにいたって「ヒトという巨大な生き物」を獲物だとは思いませんよ。向こうが逃げます。
昔はネズミを退治してくれるので、守り神扱いだったと思います。天井裏などにアオダイショウが入ることを歓迎したものです。
アオダイショウを見られる環境は、生態系が豊かなんだと考えてください。

ナガメ

0328_23nagame 2018.3.28
走っていくナガメ。
菜につくカメムシ、ということでナガメです。「眺め」ではありません。
アブラナ科の植物を求めて移動中だったのだろうと推測します。
もうちょっとちゃんと撮りたかったのですけど。

ナミテントウ

0328_17namitentou1 2018.3.28
コデマリのつぼみを見ていたら、黒い点。
0328_17namitentou2
ちょっと悩むんです。ナミテントウだと思うんですけど。ダンダラテントウの可能性は?
ナミテントウで多分、あってるだろう。
周囲に食べ殻があるような、アブラムシがいましたものねこの辺り。
で、このテントウ自体はなんだかやけに脚がペタンとなってないか?
よくわからないのでした。

2018年4月18日 (水)

ナノハナ

0328_10nanohana 2018.3.28
これは食べそこなった、というべきだな。
育ててしまいました。そして開花して喜ばせてくれます。
なにやってんだかね。

収穫祭

収穫祭なのよ、と妻がにこにこ。
0409_5shukaku1 2018.4.9
この日摘んだアスパラガス。
0409_5shukaku2
イチゴ。
0409_5shukaku3
キヌサヤ。
0409_5shukaku4
お目にかけるほどのもんじゃありませんが。
芙蓉蟹(ふーよーはい)に緑のキヌサヤを添えて。
キヌサヤは茹でずに電子レンジで加熱したもの。味がぬけずに濃い。甘さと香りが心地よい。
トマトとアスパラを一緒にして。
デザートにイチゴ。
ナガイモを薄く切ってチーズをのせて電子レンジ調理したり。
ま、こんな食事なのです。年寄りですから。
家計を助ける、というほどのものでは全くありませんが、楽しいことこの上もない。
老夫婦の生活はもう、ほとんど遊び、なのです。好奇心だけは失いたくないですからね。

アスパラガス

0328_11asparagus1 2018.3.28
アスパラガスがにょきにょき出ています。
アスパラガスの足元にはスミレがあるというのが我が家らしくて可笑しい。
0328_11asparagus2
摘んで、記念撮影。これはもう食べました。
筋っぽいんじゃないかと心配しましたが、全然そんなことはなし。
軟らかくて甘いアスパラガスでした。

キヌサヤ

0328_9akabanakinusaya1 2018.3.28
巨大カラスノエンドウではありません。赤花のキヌサヤです。
0328_9akabanakinusaya2
ちょっと手を添えて花の中を覗かせてもらいました。
マメ科の花は大好きです。
線路際ではスイートピーも育っていますが、そちらは通行する方にも花と香りを楽しんでいただくつもり。
キヌサヤの方は、もちろん私共が食べるつもり。

0403_1kinusaya1 4.3
ずいぶん早いんですよ。もう実が大きい。
0403_1kinusaya2
花から実への変化が見えるかな、という写真。
中に種子が並んでいるのがわかります。

0409_3kinusaya 4.9
豆がずいぶん太ってきました。もう食べられますね。

ちなみに
0328_13karasunoendou 3.28
これはカラスノエンドウの花です。

テッポウユリ

0328_8teppouyuri 2018.3.28
毎年の楽しみ。うしろは背の高いトクサ。
大抵2~3輪くらい咲きます。
大型で優雅な花が玄関先で咲きます。
緑が鮮やかですね。

チューリップ

0328_1tulip2 2018.3.28
色の名前、というものに疎い私。
この花の色の形容ができない。
http://irononamae.web.fc2.com/colorlist/wa.html
和の色
↑こんなサイトもありますが、さっぱりわからない。

とにかく、激しくもなく媚もなく、佳い色なのでした。

枝垂桜

0327w_23sidare 2018.3.27
密蔵院境内の枝垂桜。27日にはこんな状態。うっすらピンクに見えます
0327w_23sidare2
つぼみはいっぱい。つぼみの中からメシベがちょっと出ているのがかわいい。
舌を出しているような感じがします。

0329_6mitu1 3.29
ピンクが濃くなりました。
0329_6mitu2
花もいっぱい。

0405_29sidare1 4.5
満開。
0405_29sidare2
木の下から見上げると花の天蓋。
通りかかった人に「よい作品が撮れましたか?」と声を掛けられ、「すごいですね、花の天蓋みたいでした」と返事。
私って意外と声をかけられやすい爺さんなのかな。時々そういうことがあります。
0405_29sidare3
ソメイヨシノとは違いますので、葉も出始めて一緒。
心が和む眺めでした。

春霞

0327w_22harugasumi 2018.3.27
妻が「春霞の写真を撮ってきた」と笑っています。
写っているのは川の向こうのマンションの霞んだ姿。晴れていれば見えるかもしれない丹沢や富士山は見えません。
それだけなんですけど。実は、妻の発言には「夫婦の歴史」というものが刻まれているのです。
1968年、20歳の夏、私も妻もそれぞれに北海道を旅行していました。
摩周湖を見に行った私。ものすごい霧で何にも見えなかった。1966年ですか布施明さんの「霧の摩周湖」という歌がヒットしましたから、残念。旅程など何もない旅行でしたので、翌日もう一回摩周湖へ行きました。その時、私は「将来の妻」との出会いを果たしたのでした。すごいでしょ。
「霧の摩周湖」ではなく「摩周湖の霧」が私共を引き合わせたのでした。
さて、東京に戻って、旅行中の写真をDPEに出したのですが。写真屋さんが失敗作とみなして焼いてくれなかったのです。「これは意図的に霧を撮影したのです、っ」と説明して、灰色一色のポジを得た。
後に「これが摩周湖の霧だ」と妻にも見せて笑い合いました。
そういう経緯を踏んで、妻は「春霞に霞む景色の写真」ではなく「春霞の写真」と言ったのです。

夫婦にはそれぞれの夫婦の歴史がある。そういうことなのです。

2018年4月17日 (火)

デルフィニウム

0327w_18delfinium 2018.3.27
妻の撮影。名前と花が結びつかなくていけない。
つぼみの形がイルカに似ている、とか、書いたような気もするしなぁ。
デルフォイかと思ったら、ギリシャ語のイルカ=delphin だそうです。
「飛燕草」というのは、イルカじゃなくって燕に見立てたのかな。
「デルフィニウム」というのは属名ですので、いろんな「種(しゅ)」が含まれるのでしょうね。
園芸では属名で呼ぶものも多くて、混乱します。
(ラナンキュラスもキンポウゲ属ですよね。)

ひえん‐そう【飛燕草】‥サウ
キンポウゲ科の二年生観賞用植物。ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は細かく掌状に深裂。鳥の飛ぶように見える白・淡紅・青紫色を帯びた美花を総状につける。園芸上は、属の学名デルフィニウムで呼ばれる。チドリソウ。英語名ラークスパー。
広辞苑第六版より引用

カイドウ

0327w_16kaidou1 2018.3.27
これ、学校の植栽ですので、名前が表示してあります。わかりやすくてとてもいい。
ハナカイドウともいいますかね。
0327w_16kaidou2
まあ、きれい。バラ科リンゴ属です。

↓季節の花300
http://www.hana300.com/hanaka.html

・学名
  Malus halliana
   Malus : リンゴ属
   halliana : 採集家「ハル」さんの
 Malus(マルス)は、ギリシャ名の「malon(リンゴ)」が語源。

「halliana」と語尾が「a」になっているのは、ハルさんが女性なのかな。
きれいな花がいっぱい。素敵な季節です。

タネツケバナ

0327w_12tanetukebana 2018.3.27
ある一つの鉢がタネツケバナ畑になってしまいまして。
すごいでしょ。花も咲いているし、棒状の実もできている。

0404_6tanetukebana1 4.4
下の方から実が熟してきていました。
0404_6tanetukebana2
指でつまむとプチプチと弾けます。
カタバミ、カラスノエンドウ、フジ、スミレ、アメリカフウロ・・・思い出すままに「弾ける」実。
弾けるメカニズムがどれも同じかどうか、ちょっと検証しづらいけど、とにかく「弾け」ます。
知らずに手を出して、弾けさせると、びっくりしますよ。カタバミあたりで試してみてください。
0404_6tanetukebana3
鞘の中に種子がまだ残っています。
まるでゼンマイのようですね。最近はおもちゃも時計もゼンマイのものが少なくなって、ぜんまいを知らない子も多いかもしれません。{シダ植物のゼンマイも由来がわからないかもな。}
0404_6tanetukebana4
手のひらに種子を受けてみました。
0404_6tanetukebana5
わずかに「縁」があるようにも見えます。軽く粘りつきます。
こうやって種子を遠くへ播いて、生息範囲を広げていくわけです。

ナナホシテントウ

0327w_7nanahositentou1 2018.3.27
ナナホシテントウを見ると、仕合わせ気分。
0327w_7nanahositentou2
右側はヤエムグラかシラホシムグラか。
淡い緑にはアブラムシが多い。どんどん漁ってください。

ナミテントウの方が多いんです、この周辺では。ぜひナナホシテントウも増えてほしいと願っています。

八重桜・南殿

0327w_2naden 2018.3.27
妻が勤務していた当時に、結婚お祝いのお返しに頂いたものですので、元気でいてくれるのが何よりうれしい。去年は少し勢いが落ちていましたが、今年は元気です。よかった。

0329_3naden1 3.29
つぼみはピンクですが、花はごく薄いピンクになります。
0329_3naden2
ルリマルノミハムシが来てました。
0329_3naden3
妻が花を接写しているところ。
0329_3naden4
その画像がこれ。
0329_3naden5
まだまだ続々と。
つぼみは予感。「将来=将に来たらんとす」る「とき」を感じさせます。

パンジー

0327_24pansy 2018.3.27
どうしてこうも「おじさんっぽい」のかなぁ。
口ひげのせいで男性に見えるのは仕方ないとして。なんだかこう、不機嫌に見えたり。
ウルサイおじさん、っぽいですよね。

★ワタクシ、親兄弟から「ヒゲが薄い」と言われていたにも関わらず、現在、口ひげを生やしています。白髪混じりのグレーヒゲ、です。退職・再雇用を経て、全部終了したときに、何か遊んでみたくなったんですね。で、敢えて薄い髭を蓄えてみた。我ながら「可笑」しな顔をしています。免許証にこの顔で写ってるしなヤメラレナイ、などと笑いながら続けています。

★「ヒゲ」について、PCの広辞苑など引いてみたら、面白くなりました。
ずらずらと並べます。ま、笑ってください。

くち‐ひげ【口髭】
上唇(うわくちびる)の上方、鼻の下に生やしたひげ。
広辞苑第六版より引用

くちひげ【口髭】
  a mustache.
パーソナル和英辞典より引用

ひげ【髭・鬚・髯】
①人の口・顎あご・頬ほおのあたりに生える毛。髭(くちひげ)・鬚(あごひげ)・髯(ほおひげ)などは、ある程度長く、形を整えたものについていうことが多い。万葉集[5]「しかとあらぬ―かき撫でて」。「―をそる」
②動物の口のあたりの長い毛。また、触角の俗称。
③うぬぼれ。高慢な態度。
広辞苑第六版より引用

髭:シ
鬚:シュ
髯:ゼン

髭の塵を払う(ひげのちりをはらう)
[宋史[寇準伝]]権力者・上役に媚びへつらうことの形容。
普通「お髭の塵を払う」という。
広辞苑第六版より引用

髭食い反らす(ひげくいそらす)
髭を口にくわえたように生やし、その先の方を反らす。得意そうなさま、威張ったさまにいう。
広辞苑第六版より引用

mustache
{名詞}口ひげ.
パーソナル英和辞典より引用

beard
►n
1 a 《口からほお・あごにかけての》ひげ,あごひげ (cf. MUSTACHE, WHISKERs).
リーダーズ英和辞典第3版より引用

whisker
►n
1 a [pl] ほおひげ,髯(ぜん) (cf. BEARD, MUSTACHE);ひげの一本;[pl] 《米古・英口》 口ひげ (mustache);《猫・ネズミなどの》ひげ;《鳥の》くちばしの周囲の羽毛.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

ハチ

0327_20hati 2018.3.27
こういう小さいハチについてはもう、種の同定ははなからあきらめています。寄生バチかも。
いいんです。花に来て、虫と花の「命」が交錯している。
よい眺めでしょ。

2018年4月16日 (月)

ハナニラ

0327_19hananira 2018.3.27
今年は3色楽しみました。
株が増えるといいな。楽しみにしています。
球根で増えますが、種子もできます。
自力で生息範囲を広げてくださいね。

ムラサキツユクサ

0327_18murasakituyukusa 2018.3.27
ムラサキツユクサのつぼみです。
つぼみを挟んで「両手を開く」ように花葉が広がる。独特の姿です。
多分我が家が震源地だと思うのですが、近所にムラサキツユクサが増えたなぁ、と感じます。きれいな紫色の花ですから、みなさん排除しないで見て下さっているようで、有難いことです。

0330_15murasakituyukusa 3.30
咲き始めました。

0331_17murasakituyukusa 3.31
花の中。オシベの毛の細胞の連なりが写っています。
写真に撮れるような大きさの細胞ですから、相当に大きい。

★ムラサキツユクサのオシベの毛の細胞を対象とした「原形質流動」の観察は高校生物の定番ですね。
このブログでも何回か触れています。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_01b9.html
2008年4月21日 (月) ムラサキツユクサ

「何でわざわざエネルギーを消費しながら原形質を流す必要があるのだろう?」

私の仮定はこうです。
 先端のまだ小さくて丸い細胞が大きく成長して成熟するには、エネルギーや物質が必要です。ところが、細胞は一列に並んでおり、その列の脇から「循環系」のようなシステムでエネルギーや物質を供給することができません。酸素は周りから溶け込んできて拡散してくるとは思いますが、エネルギーを生産するにはグルコースが必要です。そういう、若い細胞が必要としている物質を根本の方の細胞から、順送りに先端方向へ送っているのではないか?そのために、原形質を「激しく」まわして、隣の細胞へ「細胞間の結合」を通して輸送しているのではないか?

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-01b9.html
2016年7月 1日 (金) ムラサキツユクサ

節間が一つの細胞です。大型ですね。
根元の方の細胞が長くて、先端部の細胞は丸い。
先端部近くの細胞もだんだん長く成長していきます。
成長のためには栄養がいるんじゃない?
根元の方から栄養が先端方向へ送られているはずですよね。
どうやって?
維管束はないですよ。
おそらく細胞同士の「結合」通じて栄養を送るのでしょう。(これは私個人の推測。)
そのために、原形質を流動させる必要がある。原形質流動ですね。
成長のためですから、ATPを使ってエネルギー消費しながらでも、栄養は送らなければならない。
昔、思ったんです。「原形質流動って何のために行うのかな?」
ただ細胞の中をかきまわすだけのためにエネルギーを消費するのはもったいない気がしました。
おそらく、毛全体の成長のためだろう、と私なりの解釈に至りました。

★今年の読書に、納得!
「生きものは円柱形」本川達雄 著、NHK出版新書540、2018年1月10日 第1刷発行
本川さんは私と同い年の生物学者。歌う生物学者としても有名です。
この本から引用します。
152ページ

 植物細胞は動物細胞よりずっと大きく、体積が10~100倍もあります。植物では、細胞は分裂した後に体積が何十倍にも大きく成長します。動物細胞では、ふつうはこれほどの成長は起きません。成長しきった植物細胞を顕微鏡で見ると、細胞の中央部は大きな液胞で占められており、細胞質はごく細い糸のようになって壁のへりに押しつけられている感じに見えます。

156~157ページ

 動物細胞が小さいのには、それなりの意味があるようです。細胞が生きていくためには、酸素や栄養物が細胞のすみずみまでいきわたる必要があります。・・・
 植物の場合には特別な輸送系があり、細胞の中味が流動してぐるぐる回っているのが顕微鏡で観察できます。これが原形質流動です。これには、私たちの筋肉で働いているのと同じタンパク質(アクチンやミオシン)がかかわっており、輸送にはエネルギーが必要です。
 動物細胞はこのような輸送系をもっていません。細胞のサイズが小さければ、特別な輸送系は必要ないからです。酸素であれグルコースなどの栄養物であれどんな分子でも、濃度の濃い方から薄い方へとジワジワとひとりでに分子は移動していきます。これが「拡散」という現象です。・・・
(動物でも、卵のようにたくさんの栄養をためておく必要のある細胞や、神経のように長い必要のある細胞では、10マイクロメートルよりずっと大きな細胞もみられますが、これらは細胞内の輸送系をもっています)。

植物では、細胞そのものが積み重なって構造を支えるので、細胞は大きくなる。動物では、骨格系(外骨格でも内骨格でも)で体の構造を支えるので細胞自体は小さくていい。ということの帰結として、大きな植物細胞では細胞内輸送系が必要なのだ、エネルギーを使ってでも輸送しなければならない。ということを、本川さんは明言しています。

長年抱いてきた私の疑問に答えていただいて、すっきりしました。
ムラサキツユクサのオシベの毛の細胞では、細胞内輸送系として原形質流動が行われ、おそらく細胞間結合を通じて毛の先端方向への輸送も行われるのでしょう。
はぁ~、なんだかホッとしました。
高校生物でも「原形質流動は細胞内輸送システム」なのだ、と一言書いておいたほうがいいと思います。

原形質流動のメカニズムについては下が詳しい。お読みください。日本植物生理学会の植物Q&Aというサイトです。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3376
ムラサキツユクサ原形質流動について

桜桃

0327_12outou1 2018.3.27
まるでセーターを脱ぐかのように花殻を脱ごうとしています。
0327_12outou2
さあ今度は実を育てなくっちゃ。

猫のいない庭には鳥が自由に入ってくる。ネットでも掛けないとサクランボを真っ赤に熟させることは難しいかもしれないですね。

カラスノエンドウ

0327_6karasunoendou 2018.3.27
このアリは何を探してここに来たのだろう?
花の蜜が目当てなのか。
カラスノエンドウにほぼ必ずのようにいるアブラムシを探してやって来たのか。
1匹のアリが探査して歩く範囲ってどのくらいの広さがあるんでしょうね。
探査中はあちこち巡り歩いて、これは巣の仲間に報せなければならないとなるとほぼまっすぐ巣に帰ることができるんですよ。アリの脳内には自分の位置を知る「ナビゲーションシステム」があるのです。

チューリップ

0327_1tulip_asa 2018.3.27
朝。赤白黄色♪
0327_1tulip_asa2
何だかまだ四角いですけどね。
0327_17tulip_hiru
昼。みんな開きました。
どの花見てもきれいだな♪

ササグモ

0326_11sasagumo 2018.3.26
クモたちも活動を始めた様子。
ササグモは私の大好きなクモですので、姿を現してくれてうれしい。

0328_18sasagumo1 3.28
シダにいたササグモとルリマルノミハムシ。
ササグモの方にまずは気づいて。
0328_18sasagumo2
ルリマルノミハムシの方に意識を移して。
両方とも向こうには気づいていないと思います。
あるいは気付いていても、互いに「射程圏内」ではないと思っているか。
カマキリだと、相手が自分のカマの射程圏内に入ったかどうか、立体視で見ていますけどね。
0328_19sasagumo
同じシダの別の葉にもササグモがいました。クモ密度が高くなってきたようです。

0402_21sasagumo 4.5
ササグモは見かければほぼ必ず撮影していますね。じっとしていて撮影しやすいし。

キイチゴ

0326_3kiitigo2 2018.3.26
庭のキイチゴのつぼみ。影がくっきり。暖かい。
0326_3kiitigo3
花。去年はあまり実を食べられなかったのですが、でも、この木の下に実生の若木が出てきていますから、種蒔きはできていたようですね。

0327w_3kiitigorurimaru 3.27
ルリマルノミハムシが花の中にいた、と妻が撮ってきました。
花の中にはいろんな虫が潜り込みます。花の季節は虫の季節。これから楽しくなりますね。

2018年4月13日 (金)

リンショウバイ

0325w_2rinshoubai1 2018.3.25
買い物散歩帰りの妻。きれいな花を見つけた。
0325w_2rinshoubai2
そばにいた人に訊いたら「リンショウバイ」と教えて下さったそうです。
検索してみたら「庭梅(ニワウメ)の別称」だそうです。
ニワウメという名前は聞きかじった記憶がありますが、実物は見たことがない。
今回初めて見ました。
きれいなものですね。
この季節、似たような花が多くて、私には識別しきれません。

↓参考
https://kotobank.jp/word/%E6%9E%97%E7%94%9F%E6%A2%85-1777470

林生梅 リンショウバイ
動植物名よみかた辞典 普及版の解説
林生梅 (リンショウバイ)
植物。ニワウメの別称

https://kotobank.jp/word/%E3%83%8B%E3%83%AF%E3%82%A6%E3%83%A1-858942

ニワウメ
百科事典マイペディアの解説
ニワウメ
リンショウバイ(林生梅)とも。中国原産のバラ科の落葉低木。庭木とされる。枝は細く,よく伸びる。葉は卵形で長さ3〜7cm,縁に鋸歯(きょし)がある。花は春,2,3個ずつつき,径約1.5cm,淡紅または白色の5弁花で,1cm内外の細い柄がある。

http://www.hana300.com/niwaum.html

庭梅 (にわうめ)
・薔薇(ばら)科。
・学名
  Prunus japonica
   Prunus : サクラ属
   japonica : 日本の
 Prunus(プラナス)は、ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。

・開花時期は、 3/20 ~ 4/15頃。
・原産地中国。かなり昔に日本に渡来。
・枝に沿ってたくさんのうすピンク色の花をつける。
 庭桜(にわざくら)に形がよく似ているが庭桜は八重で庭梅は一重なので区別できる。
 花弁は5つ。
・花が梅に似ていて、かつ、庭木としてよく植えられていたことから、この名前になったらしい。

トカゲ

0325_26tokage1 2018.3.25
気付いたときは全身見えていましたが。見られたと感じて隙間へ逃げ込んでしまいました。
出てこないかなぁと、待つことしばし。
そろりと姿を見せたので、一枚。
0325_26tokage2
2,3枚撮ったらまた隙間へ逃げられました。
トカゲは非常に敏感で動きが素早い。カナヘビだと結構じっくり撮影に付き合ってくれるんですけどね。
この近辺で何度も見かけますから、きっと同じ個体なのでしょう。

カメムシ

0325_24kamemusi 2018.3.25
線路柵にもたれて下を見ていたら、動きが目に入った。
相当なスピードで虫が歩いてきます。
レンズを向けて撮ろうとするのだけれど、追いきれない。
とにかく一枚撮ったのが上の写真。
この直後に石の下に入ってしまいました。
一枚こっきりの写真です。
カメムシの仲間でしょう、と思いますが。種については同定できません。
カメムシってあんなに速く歩くんだったっけ?
ゆっくり歩いてほしかったな。

ルリマルノミハムシ

0325_23rurimaru 2018.3.25
ハナニラとルリマルノミハムシの話は3月28日の記事でも扱いました。
花のバリエーションが少ないせいでしょうか、またハナニラで見かけました。
ハナニラの花弁に黄色い花粉が何カ所か散っています。これがルリマルノミハムシの仕業か別の昆虫の仕事か、よくわかりませんが、もっと別の花にまで運んでいってほしかったよね、ハナニラさん。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-3c9c.html
2018年3月28日 (水) ルリマルノミハムシ

カラスノエンドウ

0325_19karasunoendou 2018.3.25
カラスノエンドウの花を撮ったのですが。
アブラムシがいまして、アリが来ていました。
役者がそろいましたね。
アブラムシの排泄する液が甘いので、それをアリが採りに来る。
ただね、アリがアブラムシを守っている、とか、アブラムシの中にも兵隊アブラムシがいる、という現場を私は見たことがなくって。地面に近い出来事は苦手だ。

木の芽

0325_12ityou 2018.3.25
はるか上の方のイチョウの木。60倍ズームで撮影。葉芽が膨らんでいました。
0325_16duranta
デュランタの葉。まだ淡い緑が陽射しに輝いていました。
0325_17biwa
ビワの木の新しい葉。白っぽくって、輝いて見えるんですよ。
いい季節ですね。今年はちょっと風の強い日も多いですが、春は春。
生き物すべてがにぎやかになる「とき」です。

夕方

0324w_8yugata1 2018.3.24
夕方6時頃。夕焼けがきれい。妻の撮影。
我が家は東側が建物で遮られていますが、西側は比較的オープン。
で、午前中の空についてはほとんど何も見ていないわけですが、昼過ぎから夕方は空が見える。
私の父母は秋田県出身ですので、海といえば日本海。母の実家は海のすぐそばでしたので、夏、浜辺に座って日没をよく見たものです。
沈んでいく夕陽が海面に接する位置になると、太陽と自分の間に一本の光の道ができるんですね。あれ、最高。
日の出を見たことのない私です。
0324w_8yugata2
まだ高い所に上弦直前の月がかかっていたそうで、コンパクトデジカメでも、こんな風に写る、妻も楽しんでいます。

2018年4月12日 (木)

タンポポ

0324w_7tanpopo1 2018.3.24
タンポポが群生。
0324w_7tanpopo2
すてきだ。
ところでここはどんなところか
0324w_7tanpopo3
広々とした野原、のような感じがしますでしょ。
これ、妻がいいアングルを狙ったのです。
この場所、実は住宅地の間の、多分地権が半端になっちゃったようなところだと思うんです。
で、至極狭い場所。
土地は少し高めで、草むら。手入れなし。
で、カメラを低くして空を広く入れて野原で寝そべったようなアングルを得たのですね。
おみごとです。

ワスレナグサ

0324w_3wasurenagusa 2018.3.24
私この花好きなのよね、と妻の撮影。ムラサキ科だそうです。
英語名は「Forget me not」。詩的な表現ですね。
「な 忘れそ」ですかね。で「勿忘草」
「忘れな草をあなたに」でしたっけ、菅原洋一さんや倍賞千恵子さんが歌ってましたっけ。
高校生の頃だったのかなぁ。ロマンチックな歌詞に「恋に恋する」年頃の「野郎」はしびれましたっけね。



①動詞の連用形(カ変・サ変では古い命令形の「こ」「せ」)の上に付けて禁止の意を表す。…するな。万葉集[4]「吾が背子は物―思ほし事しあらば火にも水にも吾なけなくに」
②「な…そ」の形で動詞の連用形(カ変・サ変では古い命令形の「こ」「せ」)を挟んで、相手に懇願してその行動を制する意を表す。禁止の終助詞「な」よりも意味が婉曲である。どうか…しないでおくれ。万葉集[2]「放ち鳥荒び―行きそ君まさずとも」。源氏物語[夕顔]「あが君、生きいで給へ。いみじき目―見せ給ひそ」
広辞苑第六版より引用

ベニバナトキワマンサク:2

0402_2benibanatokiwamansaku 2018.4.2
前の記事でも触れたように近所のマンションの植え込みにベニバナトキワマンサクがありまして、剪定しているときに小枝を頂いてきて挿し木を試みた、ということが何回かあるのです。すぐ枯れてしまうわけでもないのですが、定着しなかった。
それがこの春、丈は低いままに花をつけたのです。
これは妻が撮ったもの。

0403_20benibanatokiwamansaku 4.3
報せを受けた私が翌日撮ったもの。
くるくる巻いていたのが伸びましたね。

0405_3benibanatokiwamansaku 4.5
これで定着してくれると嬉しいのですが、どうなるかな。
うまく育ってくれますように。

ベニバナトキワマンサク:1

0324w_1benibanatokiwamansaku 2018.3.24
桜坂へ上っていく途中のお家のベニバナトキワマンサク。妻の撮影。
葉芽も赤いのでつぼみと勘違いしやすいのですが、これはつぼみ。
近所のマンションの植え込みのベニバナトキワマンサクは木としては元気そうですが、花をつけなくなりました。

0402_12benibanatokiwamansaku1 4.2
目の前が真っ赤だった、と妻。
0402_12benibanatokiwamansaku2
このリボンのような花が面白い。
楽しいし、素敵ですね。

スジグロシロチョウ

0401_8sujigurosirotyou1 2018.4.1
白いチョウが地面近くをひらひらと舞っていて、止まってくれないかなと待ちながら、まず一応証拠写真にと撮影。
0401_8sujigurosirotyou2
地面に降りてくれました。
前の記事の白いチョウはモンシロチョウでしたが、これは違います。
スジグロシロチョウです。

http://www.insects.jp/kon-tyosujiguro.htm
スジグロシロチョウ
チョウ目 シロチョウ科 モンシロチョウ亜科

人家周辺でも普通に見られ、モンシロチョウと間違われていることも多いが、本種の方が、比較的うす暗い環境を好み、林のまわりや、木が良く茂った公園などではモンシロチョウよりもむしろ多く見られる。
幼虫の食草は、イヌガラシなどアブラナ科の植物。ダイコンなど栽培種も食べる。

ということでして、モンシロチョウと思っても、意外とこのスジグロシロチョウであることも多いのです。
ひらひらしてますが、じっくり眺めてください。

モンシロチョウ

0324_58monsirotyou 2018.3.24
背中に日を浴びている姿を見ると、見ているこちらもほっこりした気分になって、つい撮影します。毛に包まれた体は暖かいことでしょう。
チョウの翅脈には液体は入っていませんので、熱を運ぶということはありません。
「管」は構造的に「棒」より強いので、翅を支える構造材になっています。

0325_28monsirotyou 3.25
この日はオランダミミナグサの花に来ていました。
モンシロチョウは普段あまり高くは飛びません。低い位置の花を飛び回っています。

0402_29monsirotyou 4.2
線路脇、いろいろなケーブルの入った部分の上を飛び去るモンシロチョウ。
左から飛んできて、右へ飛び去っていったのですが、当てずっぽうでカメラを振ってシャッター切ったら、たまたま写ってくれました。ありがとう。

オタマジャクシ

0324_51otamajakusi1 2018.3.24
オタマジャクシが元気。
0324_51otamajakusi2
うじゃうじゃいます。まだ脚は出ていません。

0328_16otamajakusi 3.28
これ水面下に集合したオタマジャクシたち。
下から水面をちょっと押して盛り上げるので、そこが光を反射して光る。
「うじゃうじゃ」が「キラキラ」になるわけです。
脚が出て、旅立ちが始まったらまたご報告しましょう。

オニタビラコ

0324_49onitabirako 2018.3.24
雑草ということになっていますが、こういう写り方をしてくれると、鑑賞用の花、でしょ。清楚です。
漢字で書けば「鬼田平子」ですが、「田平子」は「田んぼで平たくなっているもの」というような意味でしょうから、これはロゼットのことでしょうね。冬の田んぼのロゼットに由来する名前だと思います。「鬼」は多分、葉のギザギザでしょう。オニノゲシというのもあるし。
レンゲソウを田んぼ一杯に咲かせて、それを田に鋤きこむ。根粒菌が作る窒素肥料の活用。
田んぼの生態系、というものも大事ですね。

2018年4月11日 (水)

ヤエムグラなど

0324_43yaemugura 2018.3.24
ヤエムグラだとおもうんですね、コレ。
0324_45sirahosimugura
シラホシムグラだともうですね、コレ。
花を写そうと、こんな風に近づいてしまうと、ほとんど同じなんですけど。
見ている側としては、大柄なのがヤエムグラ、と思っているわけです。
なんだか自信はないけれど。

ヤエムグラの葉を「勲章」とかいって服にくっつけて遊んだことはありませんか?
https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/wild_p100/spring/05_yaemugura.html

子供たちが輪生する葉で1節ごとに切り離して胸につけて勲章遊びをしたことからクンショウグサの名もある。

今はそんな遊びはしないんですよね。「見立て」の遊びも面白かったんだけどな。

ノボロギク

0324_41noborogiku1 2018.3.24
同じキク科のハハコグサも、葉や茎に綿毛が生えていますが、あちらは「襤褸」とはいわれない。もうちょっといい名前を付けてあげたかったですね。
0324_41noborogiku2
小さな花ですので、足元に注意しながら歩かないとみられません。
下を向いて歩いてください。

タンポポ

0324_36tanpopo1 2018.3.24
特別なことはないのですが。
タンポポの花は低い位置で咲き、結実して実を飛ばそうとするときにぐんと丈を伸ばして風を受けやすくする、というのを撮ろうと思ったんです。
0324_36tanpopo2
なんだかねぇ、今年、東京は やたらと強風の日が多い気がします。
タンポポの丸い綿毛が陽射しに輝くという状況を見られずにいます。
穏やかになってくれないかなぁ。

ヒイラギナンテン

0324_33hiiraginanten 2018.3.24
これはヒイラギナンテンです。ナンテンと同じメギ科だそうです。
下の引用で、メシベへの刺激でオシベが動くとあります。そういう植物もあるんですね。
何か「刺激伝達系」があるのでしょう。
食虫植物とかオジギソウとか、刺激が伝達される植物もあります。
どんなシステムなのか、知りたいな。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-921

ヒイラギナンテンの基本情報
学名:Berberis japonica(Mahonia japonica)
和名:ヒイラギナンテン(柊南天)  
科名 / 属名:メギ科 / メギ属

ヒイラギナンテンの開花時、雌しべに触れると、その外側にある6本の雄しべが雌しべの方向に動く様子が観察できます。これは、花に昆虫が訪れると、自然に昆虫の体に花粉を付着させて、ほかの花へと運ばせるためだと考えられます。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-212

ナンテンの基本情報
学名:Nandina domestica
和名:ナンテン(南天)  その他の名前:ナルテン(成天)
科名 / 属名:メギ科 / ナンテン属

灯り

0324_28tourou 2018.3.24
これ、夜見るときっと面白いんでしょうね。
明るく足元を照らしてくれるのでしょう。
昼間に見ると、なんとなく笠地蔵みたいな気もする。
お寺さんも、いろいろ工夫しています。

ツバキ

0324_26tubaki1 2018.3.24
密蔵院のツバキ。サクラに気をとられてツバキに気付く人が少なくて、かわいそう。
0324_26tubaki2
開かれたお寺を目指しておられるのかな、今の住職さんは。で、いろいろ建物が増えたりなんかしていて、ツバキはなくなっちゃうかと心配していましたが、ほぼ残っています。よかった。
0324_26tubaki3
紅白の花にしても、バリエーションがあるんですね。
東光院の紅白ツバキとも違う。

0329_23tubaki 3.29
オトメツバキ。真正面から見られたのですが。中心部の花弁って、こんなふうに尖った感じなのでしたっけ。
ちょっと意表を衝かれた。

0404_16otometubaki1 4.4
うわぁ、という感じ。
「今 をとめ」ですね。
ワタシャ、元元元クソガキですが。その当時、ツバキの種子の一端を削って穴を開け、中身をほじくり出して空洞にして、「笛」をつくったものです。音階はなくって、ピーっというだけでしたけどね。

0324_24ume 2018.3.24
花もいいけれど、緑もいいと思います。
新鮮な酸素が吸えそうな気がしませんか?

0402_9ume 4.2
世代を繋ぐ営みは美しい。
実が熟してきました。
(おいしくなってね、という気分もありますね)

2018年4月10日 (火)

不明

3月8日に「不明」という記事を掲載しました。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/post-efd6.html
2018年3月 8日 (木) 不明

さて、そのシャクナゲの木の下なのですが。
これはなんでしょう?
草ではなくて背の低い木のようですが。
実なのかつぼみなのかもわからない。
結構たくさんありまして、気になります。

この時の写真は2月24日のものでした。

3月下旬、シャクナゲの花を見に行ったら、状態が変化していましたのでお目にかけます。
0324_20humei0 2018.3.24
花が咲いたんだな、ということは今まで見ていたのはつぼみだったんだ。
0324_20humei1
花弁がないように見えます。オシベはありますね。葯が見える。メシベの有無は確認できない。
0324_20humei2
いかがでしょうか。この写真で、この植物を判定していただけないでしょうか。
私には見当もつかないので・・・。

火山雷

0405_0sinmoedake 2018.4.5
新燃岳の爆発的噴火の画像です。
白く光っているのは火山雷の発光です。
雷の場合は、雲の中での氷の粒の衝突で電荷の分離が起こって放電するわけですが、火山雷では火山灰の衝突や、マグマの破壊のようなことが電荷分離を引き起こすらしいです。完全に解明されたわけでもないらしいのですが。

↓ここを参考にしました。
https://www.sci.kyushu-u.ac.jp/koho/qrinews/qrinews_160613.html

火山灰粒子の衝突によって電荷を帯びる効果だけでなく、火山爆発発生時のマグマの破砕によって火山灰粒子が電荷を帯びる効果も火山雷の発生には重要であると考えられます。

いずれにせよ、電荷を分離するには大きなエネルギーが必要なわけでして。
気象の雷では、太陽熱で上昇気流を生じることから発生するわけですから、太陽エネルギーによる発電ですね。
火山の雷では、マグマの熱エネルギーによる発電なのでしょう。
自然界のエネルギーはスケールがでかい。

4弁のハナニラ

0324_40hananira1_2 2018.4.24
最盛期です。
0324_40hananira2
あれぇ?4弁?
6弁花なんですが、たまにはこういうこともあるらしい。
0324_40hananira3
これは2か所で重なったままになったように見えます。
でもなぁ、2枚目のは写真の花はどうみても4弁だなぁ。
いいのかなぁ。これってよくあることなのですか?

ポピー

0324_37poppy1 2018.3.24
この花の季節です。
右の花と左の花のメシベの柱頭なんですが。
0324_37poppy2
右の花。
0324_37poppy3
左の花。
花という生殖器官の構造が、一定しないんて・・・と去年書きましたっけ。
不思議だな、と今年も思いながら確認しています。
生殖器官って、その種に固有で「保守的」なものなのではないのかなぁ。

ハト

0324_16hato 2018.3.24
三つ指ついてご挨拶。
残念だね、餌はないよ。
ちぇ渋い爺さんだ。
ありがとう、渋さが売り物でね。

ミシシッピアカミミガメ

0324_14kame 2018.3.24
別に親子というわけではないでしょうが、可笑味のある光景ですね。
目の後ろに赤い模様があります、これがミシシッピアカミミガメという名の由来です。
水面の揺らぎなどもお楽しみください。なんだか「とろっとした」感じもしますね。

ヒメリュウキンカ

0324_7himeryuukinka 2018.3.24
他所のお家なので、果実・種子まではちゃんと見たことがありません。
ここを歩くときにちゃんと思い出せたら、どんな変化をしていくのか見たいものです。
何やってんだろうな、大丈夫かな、と周囲に心配を掛けないようにしなくっちゃね。年寄りだから。{蒲田駅のホームで、てれんこてれんこ歩いてたら、駅員さんに「何かお手伝いすることありますか」と声を掛けられてしまった。そういう「状態」なんですよね、実際のところ。}

2018年4月 9日 (月)

ホトケノザ

0322_19hotokenoza1 2018.3.22
雨の後。路面の一部がくぼんでいまして、ちいさな水たまり。その真上にホトケノザが茂っています。
0322_19hotokenoza2
水面に映る自分の姿。まあなんて美しい !(うっとり)
0322_19hotokenoza3
水面に映る自分の姿。まあなんて美しい !(うっとり)
爺さんが何を馬鹿な遊びをしているのか。美少年ナルキッソスでもあるまいに。
美老爺(ん?なんだかビロウな話になりそうだ)。
雨上がりの、お遊びでした。

シラン

0322_16siran 2018.3.22
3月下旬にはまだこんなだったのが。

0401_7siran 4.1
つぼみがちょっと顔を出しました。

0402_16siran 4.2
少しずつ伸びてきて

0403_4siran 4.3
つぼみらしくなりました。

0404_2siran1 4.4
わ、咲いたというにはちょっと早いかな。
0404_2siran2
いかにも口を開き始めたような姿。

0405_7siran1 4.5
完全に開花しました。
0405_7siran2
4月、気温が高いまま推移しています。
そんなことも影響していますかね。ちょっと早目かもしれません。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-99

シランは鉢植えでも庭植えでも楽しめる、丈夫で育てやすいランの入門品です。ランと聞くと栽培が面倒と思われがちですが、この花ほど多くの人に愛され親しまれているランはありません。関東地方以西の本州、四国、九州の里山の土手や崖に生えるといわれますが、古くから植栽植物として親しまれているため、こぼれダネでふえたものも多く、いまだに野生種か植栽かの区別がつかず正確な分布は不明瞭です。
春になると、地下に連ねた扁平な地下球(偽球茎)からササのような葉茎を伸ばし、先端に赤紫色の華麗な花を咲かせます。晩秋には葉を落とし休眠します。結実するとタネを飛ばし、気づかぬうちに庭のあちらこちらから小苗が発芽していることがよくあります。
・・・

自力で繁殖していく姿が大好きです。

フェアリーアイ

0322_12fairyeye 2018.3.22
緑がぐんぐん増えます。元気がいい。

0406_1fairyeye1 4.6
わっつぼみだ!
0406_1fairyeye2
両の掌の間に大切なものを包み持つようにしています。
よかった、今年はどうなるかと心配していましたが。
また素敵な「変化」を楽しませてもらえそうです。

シャガ

0322_4shaga1 2018.3.22
花の始まりの頃。雨の後。
0322_4shaga2
乾燥していれば薄くても光を反射して白く見えるはずなのに、濡れてしまって半透明。
ちょっとかわいそう。

0328_5syaga1 3.28

0328_5syaga2
そして昼にはこうなる。

しゃが【射干・著莪】
アヤメ科の常緑多年草。山地の陰地斜面などに群生する。高さ30~60センチメートル。厚くて光沢のある剣状の葉を叢生。花はアヤメに似るが小形、白色で紫斑があり、中心は黄色。果実を結ぶことなく、地下茎でふえる。漢名、胡蝶花。<季語:夏>
広辞苑第六版より引用

またぁ。立夏はまだまだ先のこと。今咲き誇るシャガを俳句に詠んではいけませんか?
窮屈だなぁ。
↓基礎的なデータはこのサイトがいいですね。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-53

鯛の鯛

0321_6saba 2018.3.21
サバの「鯛の鯛」というやつです。
食べた後のものですので、見栄えがいいとは言えませんけど。お目にかけます。
魚を食べたら胸鰭の付け根あたりを注意深くほぐしてみてください、うまくいけばこんな骨が見られます。

0404_27karei 4.4
大きなカレイでした。煮物で食べたんですが、1cmちょいの鯛の鯛が取れました。
図体に比べて、非常にかわいかった。

↓ここによい写真があります。
http://www.aquamuseum.net/content/himitu/h-10-1.html

ナノハナ

0320_2nanohana1 2018.3.20
プランターのナノハナ。全面黄色の菜の花畑もいいけど、少数の花に間近で顔を寄せるのも素敵ですよ。
0320_2nanohana2
個々の花があっての菜の花畑。「個」を「みる」ことが好きな私です。
0320_2nanohana3
「見る」だけじゃなくて、「観る」ことを大切にしたい。

川崎市のガードレール

0319_18guardrail 2018.3.19
ガス橋を渡ってプールへ行き、帰りは丸子橋を渡って帰る、という時計回りルートを走ります。
川崎市内を走って丸子橋へ向かうのですが、信号待ちでふと気づいた、ガードレールのデザインが面白い。
その信号では写真は撮れず、次の信号停止で撮影。
なんだろなぁ。
「さかな」がいるのはまず間違いない。
もう一つの方がね、普通に考えれば「鳥」でしょうね。
一瞬「イルカ」という考えもよぎりましたが、多摩川でイルカはないよな。アザラシのたまちゃんならまだしもね。
鳥ねぇ、ユリカモメとか?かな?
分からないけど、ま、魚と鳥ということだろうと想像しています。

2018年4月 6日 (金)

トロッコ

0318_24truck 2018.3.18
妻がテレビ画面の写真を撮っておいてくれました。
「春の里山を走るトロッコ列車」だそうで。蒸気機関車ではありません。ディーゼル車ですけどね。
ふと、思ってしまった。トロッコってナンダ?

トロッコ
(truck の訛)土木工事用の運搬手押車で、軽便軌条上を走る四輪台車。トロ。
広辞苑第六版より引用

truck」ですって。気づかなかったなぁ。そうなんだ。
まあね。strike が「ストライキ」になったり、stick が「ステッキ」になる言葉なんですからいいですけどね、日本語は。
今回、たまたま思いついて、初めて認識したのでした。ご報告まで。

イチゴ

0319_15itigo 2018.3.19
青い実。
0319_15itigo2
花もまだ咲きます。

0328_12itigo1 3.28
楽しい光景でしょ。
0328_12itigo2
食べるったって、市販品には到底及びませんが、酸っぱいのは平気な世代の夫婦。
酸っぱくておいしいね、「んだな」とかいいながら食べます。

本来イチゴの旬は4~5月なのに、クリスマスケーキのせいかな、12月1月がまるで旬みたいになっている。そのためにまだ暑いうちに、イチゴに「冬だよ」と錯覚させるべく、冷蔵庫に入れたり、高い山へ運んだり、その後は暖房で春にしたり。まるっきりエコじゃないんですよね、現在のイチゴの食べ方は。そろそろそんなのやめませんか?自然のサイクルの中で食べるのがいいと思うんだけどな。

アスパラガス

0319_12asparagus1 2018.3.19
ベランダのプランター。アスパラガスが立ち上がってきましたよ。
0319_12asparagus2
これはそのうち食べます。うまそうだなぁ。と笑ってみている私。
食い意地のはった爺さんです。

ムスカリ

0319_3muscari 2018.3.19
楓の樹の下のごちゃごちゃの中にムスカリ。
まったく世話をしていませんが、定着してくれましたかね。嬉しいことです。

0322_8muscari 3.22
しっかりしています。
ユキノシタがそばまで進出していたり。
雑然が好きな爺さんちに来ちゃって大変だろうけどさ。がんばってな。

ムスカリの「ムスク」は麝香のことでしょう。きっと花の香りが原因なのだと思いますが、とてもじゃないけど、香りをかげるほどに接近できる位置の花ではない。もっとそばまで進出してきてくれるとうれしいんだけどな。

ハナニラ

0318_17hananira 2018.3.18
妻としては、色の異なる花を咲かせたいのです。一色では単調だ、と。
素敵な色の花が参加してくれました。

0323_1hananira 3.23
ひとかたまりで咲いていても、個性があります。
左下の花は、なぜか小さい。大きいのも小さいのもあって、みんなそれぞれがよい。
植物だって生き物ですもの、みんな個性的なんだよね。
0323w_1hananira1
右下の花が4弁に見えますが、これは5弁なのに、重なってしまった、というう姿です。
0323w_1hananira2
色が変化していきます。
0323w_1hananira3
色だけでなく、微妙に花弁の姿なども異なるようですね。
多様なのがよい。楽しいですものね。

シラホシムグラ

0318_15sirahosimugura1 2018.3.18
小振りな方をシラホシムグラ、大柄な方をヤエムグラと認識していますが、当否はわかっていません。
小さな花です。
0318_15sirahosimugura2
アカネ科だそうです。といわれても、私、アカネを知らないしな。
植物の分類にまるっきり疎くて、長年付き合っていても、理解が深化しません。

ドクダミ

0318_14dokudami 2018.3.18
そうか、そういう季節なんだ、という感じですね。
多年草ですから毎年顔を出すのは当たり前ですが、何にもなくなっていたのに、季節になると顔を出す。スゴイ生命力だと思います。
去年、八重のドクダミというものを初めて見ました。
場所は覚えていますから、見逃さないようにこれからの外出では気を配るようにしましょう。

↓去年の記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-15d2.html
2017年6月16日 (金) 八重咲きドクダミ

アリ

0318_8ari1 2018.3.18
クロヤマアリ。雨水貯留槽の上なんです。ですから歩いているのはプラスチックの上。
なんだか行ったり来たり。通常の探索行動と違う感じの歩き方に思えました。
で、アリグモと見誤ったか、と顔を近づけるとやっぱりアリ。
0318_8ari2
なんだか「舐めて」いるような感じもする。
そうそう洗うような場所でもなし。なにか植物の汁が発酵したとかカビが生えたとか、で、それに 惹かれましたかね。
アリの気持ちはわかりませんが、何かがあったようでした。

2018年4月 5日 (木)

ホソヒラタアブ

0318_7hosohirataabu 2018.3.18
ホソヒラタアブです。この間アシブトハナアブをご紹介して、ずんぐりしていると書きました。
このアブは名前通り、細くて、腹部がが平らです。
アシブトハナアブの幼虫は水の中にいて「オナガウジ」と呼ばれて、ちょっと気味悪がられます。
ホソヒラタアブの幼虫も、ある意味「蛆」なんですが、アブラムシを食べます。
かわいがってやってください、と、そこまでいかなくても、生育に目をつむってください。

アジサイ

0318_2fairyeye 2018.3.18
フェアリーアイです。元気でよかった。
今年花が咲くかどうかはまだわかりません。
0318_3sumidanohanabi
こちたはスミダノハナビ。
これは毎年同じように剪定していますので、花も大丈夫でしょう。
花も素敵ですが、今のこの緑もすごいですね。堪能しています。

ハボタン

0317_43habotan 2018.3.17
私がワァオ~と大喜びしているのを妻が笑ってみてました。
ハボタンはよく見かけますが、こういうところまではいかせてくれないことが圧倒的。
つぼみがいっぱい。もうすぐ咲きそう。

一週間後
0324_9habotan1 3.24
またしてもワァオ~なのです。みんな元気に立ち上がって
0324_9habotan2
のびのびと、気持ちよさそうだなぁ。
0324_9habotan3
咲いてるんですねぇ。
0324_9habotan4
いかにもアブラナ科。
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オシベ6本。長さの差はあまりないようにも見えます。
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なんとまあ、美しい。
植物ですから、花も咲かせてやりたい。
花が咲いたら結実させてやりたい。
種子ができたら播いてみたい。
植物の生きる姿に寄り添いたいと思う私なのです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3

 主に冬期の花壇やプランターなどで、屋外栽培される。花は黄色で4-5月に開花するが、観賞の対象とされず、薹が立つ前に処分されてしまうことが多い。
 また、多年草として育てれば樹木のような枝を出し、それぞれの枝の先端にハボタンがついた姿(踊りハボタン)となる。

佳いものを観賞しました。

カメ

0317_40kame1 2018.3.17
ミシシッピアカミミガメかな。
冬眠から醒めて、草むらで日向ぼっこ。
0317_40kame2
どうもやることがとぼけてまして、おかしい。
バランスとってますが。

0402_7kame 4.2
花筏でもないけど。自分にも花びらがかかって、「花亀」になっています。

何となく愛嬌があるのですが、おそらく飼育下にあったものが放されたのではないかな。
縁日などで、小さなカメを売っていたりします。かわいいものですから子どもが欲しがってつい購入する。
ところがね、カメは長寿。飼いたがった本人が社会人になって家を出たりしても、カメは元気。親が飼うことになったりね。
あるいは、飼育者の家族で免疫系の病気があると、同居できなくなったり。
いろんな事情で飼育を継続できなくなって、水のある場所へ放してしまう、ということも多いのです。
動物を飼育する、ということには責任が伴います。飼育するなら最後まで。途中で放棄してはいけないのですけど、難しいこともあります。私共はもう70歳ですから、犬・猫・亀・小鳥などの飼育に手を出す資格はありません。寿命競争になって放棄せざるを得なくなる可能性も大きいですからね。そういう意味では昆虫の飼育は、1年ずつを区切りにできますので、年寄り向きですね。もちろん、飼う以上、対象の昆虫の生育には責任を持たなければならないことは言うまでもありませんが。

↓NHKの朝の「おはよう日本 けさのクローズアップ」で4月3日に取り上げたものです(リンクの期限については知りません)
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/04/0403.html

2018年4月3日(火)
見直される「長生きペット」とのつきあい方

フチベニベンケイ

0317_35hutibenibenkei1 2018.3.17
こんなに咲いてたわ、と妻。
0317_35hutibenibenkei2
スゴイですね。
我が家にもあるんです、フチベニベンケイが。
でも、ほったらかしなので、たまに咲いてくれる、という程度。
ちゃんと世話をしてやるとこんなになるんですね。
頭が下がります。

コブシ

0317_38kobusi 2018.3.17
これはコブシのはず。モクレンを見て坂を降りてきて、東光院にあります。
花の下に葉がついていまして、これハクモクレンとコブシの見分け方の一つじゃなかったかな。
東光院のはコブシ、と、もう決め込んでいますのであまり考えなくなってしまいました。

モクレン

0317_34mokuren1 2018.3.17
毎年ご紹介している桜坂のモクレン。車で通りかかったら咲いているのが見えたので、妻が歩いて撮影に行ってくれました。
大柄な花も素敵ですし
0317_34mokuren2
つぼみも姿がよい。
学名「Magnolia liliflora」の「Magnolia」はマグノールという人名だそうです。

0317_34mokuren3
近くにハクモクレンもあります。
白い花のモクレンというのではなくて、モクレンの近縁種だそうです。

シャクナゲ

0317_33shakunage2 2018.3.17
東光院のシャクナゲ。咲き始めですね。くしゃくしゃした感じがあるのは、まだ開ききっていないからで、しぼみかかっているのではありません。
0317_33shakunage1
つぼみ。
たくさんの花が一かたまりですので、こんな感じのつぼみになります。

一週間後
0324_18shakunage1 3.24
高い所の花。
0324_18shakunage2
つぼみ。
0324_21shakunage1
花のかたまり。一つ一つの花はツツジとそっくりですが、かたまって咲くとすごいボリューム感があります。
0324_21shakunage2
豪華でしょ。
0324_21shakunage3
展開中。

素敵な花なのですが、惜しむらくは東光院の門の敷居をまたいで境内に入らないとみられない。私共は存在を知っていますから、様子を見に入りますが、通行人の方々はまず気づくことがない。ちょっとね、残念かな。

↓いつも見る、季節の花300
http://www.hana300.com/syakun.html

・躑躅(つつじ)科。
・学名
  Rhododendron
  metternichii
      など。
  (西洋石楠花を含めると、多数の学名あり)

   Rhododendron : ツツジ属
   metternichii : 採集家「メッテルニッヒ」さんの

 Rhododendron
 (ロードデンドロン)は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)+ dendron(樹木)」が語源。

「dendron」と聞くと、化学系の私にはピンとくるものがありまして。花ではなくて。
「樹木」なのでしょうが、「枝分かれ」という感じがするんです、化学人には。
比較的新しく登場した物質群なのですが「デンドリマー」というのがあるのです。
中心から枝分かれが重なった、嵩高い分子です。
↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC

デンドリマー
デンドリマー (dendrimer) は、中心から規則的に分枝した構造を持つ樹状高分子[2][3]。ギリシャ語で「木」を意味する デンドロン (δένδρον, dendron) から命名された。

デンドリマーは、コア (core) と呼ばれる中心分子と、デンドロン (dendron) と呼ばれる側鎖部分から構成される。また、デンドロン部分の分岐回数を世代 (generation) と言い表す。デンドリマーとデンドロンが同じ意味で使われる場合もある[4]。

ギリシャ語やラテン語にちょっと親しんでおくと、結構面白いものですよ。

2018年4月 4日 (水)

紅白ツバキ:2

0324_17tubaki1 2018.3.24
前の記事の1週間後。
0324_17tubaki3
ますます盛大になりまして。
ワァオゥ、なのでした。私が撮影していると、さすがに通行人の方々も気づいて、後ろの方で「すごいわね」という声も聞こえました。桜坂下ですので、桜が気になって、脇のツバキに気付かない方も多いのです。もったいないことです。
0324_17tubaki2
素敵なつぼみ。
0324_17tubaki4
もう終わりも近い。
0324_17tubaki5
ゆっくりお楽しみください。

紅白ツバキ:1

0317_32tubaki1 2018.3.17
東光院の地蔵堂の脇。一気に咲いて、
0317_32tubaki2
大きな花がいっぱい。
0317_32tubaki3
満開なのか、というと、もう早くも散り始めてもいる。
0317_32tubaki4
咲くと散る、同時に進行していました
0317_32tubaki5
「地蔵堂の脇」と書きましたが、ツバキの木に向かって右に地蔵堂、左に電話ボックスがあるのです。

その電話ボックスをちょっと写し込んであります。緑の電話機が見えますでしょ。
この写真を撮った前の週かな、妻と二人でここに散歩に来たのですが、その時のエピソード。
この電話ボックスの前に若いお母さんが立っていて、中の坊やを呼んでいる。
ん?どうしたのかな?と見ていたら、坊やは電話ボックスが面白くて仕方がなくってなかなか出てこないんですね。
電話ボックスの中に入らせてもらったら、狭い空間であることは確かだ。子どもは狭い空間に潜り込むことは好きですからね。ところが、狭い空間なのに外が丸見えだ。そういう経験は初めてだったんでしょうね。
籠っているのに外が丸見え。面白くて楽しくて、出てこなくなってしまったんですね。
妻と二人で笑いながら見ていました。あれ、すっごく不思議な体験なんだろな。と。
さすがにしばらくしたら出てきて、お母さんと二人で歩き去りましたが。
思い出して、記憶のキューにと今回撮影しておきました。

ムベ

0317_30mube 2018.3.17
ムベのつぼみです。

0402_13mube1 4.2
咲きました。
0402_13mube2
素敵な花ですね。

むべ【郁子・野木瓜】
アケビ科の常緑蔓性低木。暖地に自生。5~7枚の厚い小葉から成る掌状複葉。5月頃、白色で淡紅紫色を帯びる花を開き、佳香がある。暗紫色のアケビに似た果実を結ぶが開裂しない。甘く食用。茎・根などは利尿剤。トキワアケビ。うべ。秋。「郁子の花」は春。〈倭名類聚鈔[17]〉
広辞苑第六版より引用

植物の名前としては「郁子」であるらしい。なぜなのかはよくわかりません。
ただ「むべ」という言葉自体は「肯」に由来するのかもしれない。

朝日新聞 2018年03月06日 東京
(謎とき!日本一)滋賀県 不老長寿の伝説、秘密は果実? /東京・共通
 ・・・
 いろいろ調べると、「不老長寿の伝説」もあった。
 琵琶湖の東側にある近江八幡市。天智天皇が狩りに出かけたこの土地で、8人の子がいる老夫婦に出会った。「どうして長生きなのか」と尋ねたところ、「毎年秋にこの地でとれる果実を食べている」と夫婦が差し出した。一口食べた天皇は、「むべなるかな(もっともであるな)」――。
 この時の「むべ」がそのまま果実の名になったと言われるのが、アケビの一種の「ムベ」だ。
 ・・・4月に白い花が咲き、秋には楕円(だえん)形の赤い実をつける。鶏卵より一回り大きい。
 ・・・ワインなどにも加工。昨年は・・・子ども向けに「むべソーダ」も開発した。「長寿県に、こんな誇り高い果実があることも知って欲しいですね」と話す。

「むべなるかな」だそうです。

むべ【宜】
副「うべ」に同じ。

うべ【宜・諾】
名:もっともであること。なるほど。大唐西域記[長寛点]「身を滅せむこと宜ウヘなり」
副:肯定する意にいう語。ほんとうに。なるほど。道理で。むべ。万葉集[4]「相し思はねば―見えざらむ」
広辞苑第六版より引用

この話は今年初めて聞きました。私としても、ま、「うべなう」しかないな。

で、ムベの実なのですが、私は見たことがないのです。
花は毎年見ていますが、その後きちんと「刈り込まれて」しまいまして、実がなるところまでは行かせてもらいないのです。
残念です。一度見てみたいものですが。

ノゲシ

0317_26nogesi1 2018.3.17
特にどうという写真ではありません。ノゲシの花を正面から撮ったもの。
で、ちょっと広角側にしますと
0317_26nogesi2
こうなるんですね。
私の影の向きと合わせてみていただくとわかります。
ノゲシの花は真正面から太陽の方を向いている。
超ミニの「向日葵(ヒマワリ)」、いや「向日菊」ですかね。

山吹鉄砲

懐かしい言葉が出てきてしまいました。
前の前の記事で、シロヤマブキやらシロバナヤマブキについて書き、前の記事でヤマブキのことを書き。
広辞苑を引いたら「山吹鉄砲」に出くわしてしまいました。

親父が竹筒で手作りしたのかな。もう記憶は定かではないのですが、山吹鉄砲で遊んだ、ということは確かだと思います。
ヤマブキの茎の乾燥した髄をちぎって、口にくわえて、唾で湿り気を与えて滑りにくくして弾にした、という記憶があります。60年以上前の話なので、さっぱり鮮明ではない。信用しないでください。山吹鉄砲で遊んだという事実だけお伝えします。

http://michikusanojikan.at.webry.info/201604/article_3.html
ヤマブキの花とヤマブキ鉄砲

ヤマブキ鉄砲は空気鉄砲の一種です。
小学生で習うのかなぁ。後ろの弾が前の弾を押し出すのではない、二つの弾の間の空気が圧縮されて前の弾が発射されるという仕組みですね。
↓動画です
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400336_00000
https://www.youtube.com/watch?v=rn8QKA_t-kA

弾が発射された瞬間に、筒の中に白いもやもやが漂うことにお気づきでしょうか。
これは圧縮されて温度が上がった空気が、急激に膨張して温度が下がり、水蒸気が目に見える微細な水滴=霧になったものです。
「ウィルソンの霧箱」という、放射線の飛跡をみる装置の基本もこの原理に基づくものです。
空のペットボトルにちょっと水を入れ、口をポンプにして中に空気を押し込み、パッと口を離すとボトルの中に霧ができるのがわかるはずです。(肺から直接に圧力をかけないようにしてください。めまいを起こすかもしれません。必ず口をポンプにしてください。)
雲ができるのも同じ原理。地上の湿った空気が上空に持ち上げられて膨張し温度が下がると、水蒸気が水滴になるのです。
いろんな出来事が統一的に見えるようになると楽しいですよ。

山吹色のヤマブキ

0401_3yamabuki1 2018.4.1
前の記事の「シロヤマブキ」のそばだったそうです。
一緒に撮らないと、なんだかわからなくなる、と撮ってきてくれました。いやぁ、よかった。
これが、よく見るヤマブキですね。
0401_3yamabuki2
5弁花です。オシベも黄色いです。
いやいや、知らないことのみ多かりき。
ため息が出ます。

辞書を引いてみました。参考にどうぞ。

やま‐ぶき【山吹・款冬】
①バラ科の落葉低木。茎は緑色で根本から分かれる。春、鮮黄色の5弁花を開く。一重のものは山野に自生し、八重のものは庭園に栽植。茎の髄を山吹髄といい、玩具などに用いる。鏡草。漢名、棣棠。春。万葉集[17]「鶯の来鳴く―」
②山吹色の略。
③(山吹色であるからいう)金貨。大判や小判。転じて、一般に金銭をいう。
④鉱山で、採取した鉱石を溶かして金・銀・銅などを吹き分けること。また、吹き分けたもの。
⑤鮒ふなのこと。〈日葡辞書〉
⑥(女房詞)白酒。〈日葡辞書〉

やまぶき‐いろ【山吹色】
①やや赤味のある黄色。こがねいろ。
②大判・小判など、金貨の異称。

やまぶき‐でっぽう【山吹鉄砲】‥パウ
玩具の一つ。篠竹ささたけなどを切って筒にし、一端に山吹の髄をちぎって丸めたものを詰め、他端から棒で強く押し出すと「ぽん」と音がして山吹が飛び出すもの。
広辞苑第六版より引用

「白いヤマブキ」だと思ったのですが

0401_2yamabuki1 2018.4.1
買い物散歩で妻が撮影してきました。
白い花だけ見ると、何だ?と思うのですが、葉を見るとヤマブキに似ていますね。
0401_2yamabuki2
しかし、こういう白い花は初めて見るような。
「山吹色」というくらいですからね、白いのは初めてだし。
でも、4弁ですね。ということは、黄色いヤマブキとは別種ですか。
0401_2yamabuki3
白い花の写真は撮りづらい。
0401_2yamabuki4
咲きかけ。葉の緑が濃い。

↓ここに「白山吹」という名前で紹介されていました。
http://www.hana300.com/yamabu.html

http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-siroyamabuki.htm

バラ科シロヤマブキ属
1属1種で、自生種としては国の絶滅危惧種ⅠB類(EN)とされる。園芸種としては普通に庭に栽培されている。
幹は叢生し高さは1.5~2mになる。全体の雰囲気はヤマブキに似るが、花の色、花弁の数、葉のつき方などは明確に異なる特徴を示す。

えっ、そうなのか。

https://www.uekipedia.jp/%E8%90%BD%E8%91%89%E5%BA%83%E8%91%89%E6%A8%B9%E2%91%A1-1/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%96%E3%82%AD/

【シロバナヤマブキとの違い】
・花の違い
 シロヤマブキは「花弁が4枚」で、シロバナヤマブキは「花弁が5枚」。またシロヤマブキは中心部に黄色い雄しべが多数見られる。
・葉の違い
 シロヤマブキは「対生」、シロバナヤマブキは「互生」
・実の違い
シロヤマブキは「実が黒い」、シロバナヤマブキは「実が褐色」

あれれ、シロバナヤマブキというのもあるらしい。こんがらかってきましたよ。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%96%E3%82%AD-1342575

シロバナヤマブキ しろばなやまぶき
世界大百科事典内のシロバナヤマブキの言及
【シロヤマブキ】より
…なお,シロヤマブキ属の植物は,この1種だけである。和名は,白い花のヤマブキの意味であるが,普通は黄色の花の咲くヤマブキにも,まれにシロバナヤマブキという変りものがあるので,混同してはならない。ヤマブキは,葉が互生し,花弁は5枚であるから,シロヤマブキとの区別は容易である。…

そうなんだ、参ったな。全く知りませんでした。
物知りになったぞ。

レンゲソウ開花

0328_26rengesou 2018.3.28
レンゲソウのつぼみが陽を浴びて輝いています。

0330_6rengesou1 3.30
咲きましたよ~。
0330_6rengesou2
二つ咲きました。(数え方がよく分からなくて。花の集団を「ひとつ」とカウントしました。)
0330_19rengesou1
淡い紫と、くっきりした輪郭。
0330_19rengesou2
大好きな花です。
「端正」という言葉がよく似合う。
{人間界には、『不』「端正」が横行して、不快で仕方がない。哀しいな。}

たん‐せい【端正】
きちんとしていること。行儀や姿が整っていて、乱れたところがなく、立派であること。たんじょう。「―な身のこなし」
広辞苑第六版より引用

2018年4月 3日 (火)

揚げ足取りですが

朝日新聞の記事から

昭恵氏の名誉職 教育系は「森友」「加計」のみ 首相「あまたある」2日で訂正(朝日新聞デジタル 2018年3月29日 07時08分)
 学校法人「森友学園」を巡る問題に関し、安倍晋三首相の妻昭恵氏が務めていた会長職などの名誉職が計五十五件だったことが二十八日、分かった。このうち、教育機関の名誉職は「森友学園」の小学校と「加計(かけ)学園」の認可外保育施設の二件で、すでに辞任した。首相が二十八日の参院予算委員会で明らかにした。首相は二十六日の参院予算委では、昭恵氏が務めていた教育機関の名誉職を「あまたの数がある」と説明していたが、二十八日にわずか二件と訂正した。 
(後略)

「あまた」って「数多」って書くんですよね。ですから「あまたの数がある」といわれると「数多の数がある」になって、私のような年寄りにはどうも重複感があって落ち着きが悪い。{ついでに「重複」は「ちょうふく」と読んでくださいね、ぜひ。}
記事のタイトルのように、「あまたある」=「数多ある」で十分なんじゃないかなぁ。

あま‐た【数多】
名副
①(数量について)多く。たくさん。允恭紀「―は寝ずにただ一夜のみ」。「―の人」「引く手―」
②(程度について)非常に。甚だしく。万葉集[7]「沖つ波さわくを聞けば―悲しも」
広辞苑第六版より引用

河津桜

0317_25kawadu 2018.3.17
この緑の木。河津桜です。
桜の仲間の先陣を切って咲き誇った河津桜。
花の時を終えて、葉の時へ移りました。
太陽光をいっぱいにあびて光合成に励んでいるでしょう。
成長し、力を蓄えて、また次の季節へ。

ツバキ

0317_22tubaki1 2018.3.17
きれいなツバキをいくつかどうぞ。
0317_22tubaki2
東光院脇の紅白ツバキとも感じが違います。
0317_22tubaki3
オトメツバキ。
0317_22tubaki4
開こうとする姿って、いいですね。

NHK・Eテレの「にほんごであそぼ」の「恋そめし」という歌が衝撃的に頭に入ってしまった。
今をとめ 元をとめ 元々をとめ♪
まいったなぁ。
上の写真のオトメツバキの花は「今をとめ」ですね。

スミレ@密蔵院

0317_20sumire1 2018.3.17
これは、密蔵院の石段の積んだ石の隙間なんです。スミレがいっぱい。
0317_20sumire2
石の割れ目にも。アリが種子を運んだのでしょうね。

0329_24sumire 3.29
ずいぶんいっぱい咲いています。
他の植物と競合しないので生活しやすいのかもしれません。
気付いている人はほとんどいないようです。
私共夫婦は、ツマグロヒョウモンの幼虫を育てるのにスミレが必要なものですから、スミレに敏感なんですね。
人は見たいものを見る、ということです。

アシブトハナアブ

0317_19asibutohanaabu 2018.3.17
アシブトハナアブです。ヒラタアブの仲間より、ちょっと大きめでずんぐりしています。
そのせいでしょう、ハチと見誤られやすい。

0325_15asibutohanaabu1 3.25
今年は顔をあわせる機会が多いようです。
0325_15asibutohanaabu2
頭部を見てください。複眼や、触角がハチの仲間とは全然違う。
「ハエ顔」と私は言っていますが、この顔を覚えれば、ハチと間違うことはありません。

0326_10asibutohanaabu 3.26
妻も「ハチみたいな虫」といって撮ってきました。
これはアブ、アシブトハナアブさ。なぜ「脚太」という名になったのか、その由来が写っているよ。
と私。脚が太いでしょ。余計なお世話だい、と言われそうですけど。

土佐のミツバツツジ

0317_17mitubatutuji 2018.3.17
満開ですね。

0324_6mitubatutuji 3.24
こちらは別のミツバツツジ。安房のミツバツツジだったか。
まだつぼみが硬いようです。

0329_10mitubatutuji 3.29
花が終わります。右の方にあるのが最後の花になるかな。
0329_21mitubatutuji
これ。
今年も見事に咲いてくれてありがとう。
この後、別の種類のツツジも咲くころですね。

ムラサキハナナ

0317_12murasakihanana 2018.3.17
地面のあちこちにもありますし、鉢植えでも楽しんでいます。この紫がいいな。

0327_25murasakihanana1 3.27
花が終わっていくところです。
0327_25murasakihanana2
そしてこうなります。
棒状のものが実です。「稔り」というものはよいものですね。

↓アブラナについてですが、実のでき方がわかりやすい。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401108_00000
アブラナの花から実のでき方

ヤマブキ

0317_8yamabuki 2018.3.17
ヤマブキに葉。冬の間は茎だけでしたが、きれいな緑の葉。

0318_5yamabuki 3.18
一旦動き始めると、速いですよね。
「撓(た)めて」おいた力を一挙に開放する、という感じがします。

0327_8yamabukitubomi 3.27
つぼみを作りました。
翼を広げた鳥、のような感じがしませんか?
0327w_4yamabuki
妻もこういうアングルで撮影。素敵な姿だ。

0401_12yamabuki 4.1
わ、もう咲きそう!

2018年4月 2日 (月)

3月の気温など(東京)

2018_03kion 気温
このグラフではちょっと読み取りにくいですが、3月は気温変動の激しい月でした。
雪の春分の日がきつかった。最高気温が6.6℃でしたもの。
2018_03heinensa 平年差
2月初めが寒くて、3月の初めはほぼ平年並み。その後グンと上がったと思ったら、春分のあたりで「急峻な谷」に落っこちた。と思ったら今度はまたぐんぐん上昇。年寄りの体にはきつい。
グラフのスケールは、平年から5℃高いところまでとってあるのですが、はみ出さないだろうな。
これまで、平年±5℃をはみ出したことはないと記憶しますが。心配。
2018_03situdo 湿度
日最小湿度ではなく、午後3時の湿度ですので、公式記録とはちょっと違います。
これでみると、冬の湿度が10%台に入ったのは少なくて、100%が何回かあって、湿っぽかったと言えるのかな。

★新年度が始まりました。新しい生活に入った方もおられましょう、頑張りすぎないでね。
ゆっくり、ゆっくり
急いで焦るほどのことなど、そうそうあるものではありません。
ゆっくりどうぞ

{つぶやき:この年になると「節目」がなくなってしまって。花や虫に節目を報せてもらいましょう。}

ツクシ

0317_6tukusi1 2018.3.17
ツクシがにょきにょき。
0317_6tukusi2
今年は我が家としては豊作。眺めるだけで食べませんが。
スギナもいっぱい並んでいます。

0325w_1tukusi 3.25
これはいくら豊作でも収穫できない場所。
上り下りの線路の間なんです。ここへ入り込んだら電車が止まる。
このツクシ畑は観賞用。
もちろんスギナもいっぱい生えてますが。

ユキノシタ

0316_5yukinosita 2018.3.16
画面右、上1/3くらいのところの葉、なんだか不機嫌そうに見えませんか?怒ってら。
葉の模様自体はどれもほぼ同じなのですが。
右の葉だけが、擬人化した顔の目にあたるところの色が濃い。
なんでまた。わざわざ。ねぇ。
妻に、この葉、怒ってないか?と尋ねたら、ホントだ怒ってるわね。

クンシラン

0316_4kunsiran 2018.3.16
このつぼみが

0322_13kunsiran1 3.22
雪の名残の水滴に濡れていますが、伸びてきた。
0325_27kunsiran2
よく見ると何かの脱け殻があります。
コンンキョレスですが、独断と偏見で、ササグモの脱け殻じゃないか。

0325_27kunsiran1 3.25
成長を続けます。
脱け殻もまだくっついているのがわかります。

0330_13kunsiran 3.30
もう咲きそうになりました。脱け殻はこの日まで確認できました。

0331_26kunsiran 3.31
もうすぐだ。

0401_6kunsiran 4.1
開いたよ。おちょぼ口だね。

アメンボ

0316_3amenbo 2018.3.15
妻の撮影。アメンボがいっぱいいたそうです。これは被写体としては厄介、うまく写らないんです。何枚か撮影したうち、これが一番状況がわかるかな、と。
成虫のまま地上で越冬して、この時期に出現するのでしょう。
で、もう少ししたら交尾・産卵となるのかな。

★「虫たちの生き残り戦略」安富和男 著、中公新書 1641、2002.5.25 発行
102ページ「波の求愛信号」より引用。

 アメンボは水面に落ちた小昆虫のもがく波を感じとり、すばやく近づいて獲物にありつくが、無関係の波には反応しない識別能力を発達させ、水面生活者として栄えてきた。
 さらに、オオアメンボは前脚の先で水面を叩いて自前の波をつくり、仲間への信号に使う。波の信号は主に配偶行動に利用され、縄張り確保などには別の信号をつくりだす。
 配偶行動のとき、まずオスがメスを呼ぶための波を立て、反応して近づいたメスは自分の信号波を送ってオスに応答し、まもなく交尾が成り立つ。
 前脚の先端には感覚毛の束があり、波の信号を鋭敏に受け取る。

信号ではない、風や流れに起因する波には反応しない、というのがすごい。
ま、私たちの聴覚や視覚も、受け取りたい、あるいは受け取らねばならない信号にしか反応していない、というのも事実ではありますが。
「水面波感覚」は触角の発展形とみていいのかな。

↓参考
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400051_00000

ヒュウガミズキ

0315w_18hiugamizuki1 2018.3.15
妻の撮影。何年か前にもこの説明板のお世話になりましたっけね。そのことは思い出せるのに、花の名前が覚えられない。情けないなぁ。
0315w_18hiugamizuki2
これです。
0315w_18hiugamizuki3
透明感のある黄色。花の形もちょっと風変わりですね。

↓調べてみると、結構「謎の植物」であるらしいですよ。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-251

  ヒュウガミズキの基本情報
学名:Corylopsis pauciflora
和名:ヒュウガミズキ(日向水木)  その他の名前:ヒメミズキ
科名 / 属名:マンサク科 / トサミズキ属

特徴
ヒュウガミズキは近畿地方(石川県から兵庫県)の日本海側の限られた地域の岩場に自生している、樹高1.2~2mの落葉低木です。・・・本種の名称も別名のヒメミズキが訛ったとの説があり、日向(宮崎県)には自生していません。

http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-hyuugamizuki.htm

「日向」については、宮崎県の自生は、後年の発見であり、日向地方ではなさそう。トサミズキに対して小さいので、ヒメミズキが訛った、あるいは、自生発見が京都付近なので、「日向守光秀」から、など諸説あり。
「水木」に関しては、ミズキ科とは関係ないので、こちらも不明。

http://www.hana300.com/hyugam.html

・「日向~」の名前の由来は、日向(宮崎県)に多く植栽されていた、という説と、明智日向守光秀(みつひで)の所領だった丹波地方(京都北部)に多く植栽されていた、という説がある。

カエデ:2

0330_3kaede 2018.3.30
枝の赤と、展開し始めた葉の緑の対象が鮮やか。
妻とこのカエデの木の話をしていたら、つぼみも出てるのよ、と教わりまして、ビックリ。
さっそく
0330_18kaede1_2
ほんとだ!葉とつぼみ、同時展開。
0330_18kaede2_2
その気になって丹念に見渡すと、いっぱいというほどでもないかもしれないけど、それなりにあちこちに、つぼみがあるんです。
0330_18kaede3
これはすごい、うれしいな、と夢中になりました。
3月終わりは気温が高めでした。これからきっとすごい速さで進展していくのでしょう。

カエデ:1

0318_23kaede1 2018.3.18
門のところにある大きなカエデの木。鉢植えの実生株より遅れましたが、芽が動き始めた様子。
0318_23kaede2
冬と春との「境目」という状態。

春分の日の大雪を超えて
0325_13kaede 3.25
葉が畳みこまれた芽がぐんと出た。

0328_24kaede 3.28
ほら、弾けましたよ。
後はもう、一挙に・・・でしょうね。

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