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2018年2月27日 (火)

現在の温度目盛りについて

理科年表 2018年版から、引用

   温度標準
 ケルビンが提唱した熱力学温度を、SIでは、水の三重点をただ一つの定点、273.16Kとすることで定義している。これは、もう一つの定点は絶対零度0Kだという、暗黙の了解があるからだ。しかし、0Kには到達できないためこの温度目盛りを現示することはほぼ不可能である。そこで、国際度量衡委員会は、実現しやすい温度定点をいくつか指定し、その間を補間する実験式を定めている。1948年以来、各温度定点に対し、その時点での最良の熱力学温度を与えてきたが、1968年に大改訂が行われた(IPS-68)。1989年の委員会でとくに高温での改良が提案され、新しい温度標準の体系(1990年国際温度目盛り、ITS-90)が定められた。

{↑こう記述されています。}
{↓こういう表がありまして、そこからいくつかの値を引用します。}

1990年国際温度目盛り(ITS-90)
定義定点       T90(K)     t90(℃)
酸素の三重点     54.3584 -218.7916
水の三重点     273.16      0.01
ガリウムの融解点  302.9146   29.7646
金の凝固点    1337.33   1064.18

注)水の沸点は定義定点ではなくなった、新しい温度目盛りt90では、その値は標準機圧下で約99.974℃となる。

★日常生活には全く影響はないのですが、学問と技術の接するところで、きめ細かい標準が作られていることをご理解ください。

https://www.nmij.jp/library/units/temperature/
国立研究開発法人産業技術総合研究所 計量標準総合センター
基本単位の標準 ( 温 度 )

↑詳しい解説です。三重点のグラフもありますし、三重点の温度を測る器具の説明もあります。
是非どうぞお読みください。

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