2月には望がない
タイトルの「望」は訓読みではなく、音読みにしてください。
そうしないと「2月には『のぞみ』がない」になってしまう。絶望しないでください。
この望は満月のことです。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CECBFEA4C1B7E7A4B1.html
月の位相/満ち欠け
朔 (新月)→上弦→望 (満月)→下弦はそれぞれ、黄経の差が0°・90°・180°・270°になること、あるいはその瞬間を指します。
地心を基準とした黄経の差を考えますので、その瞬間に日本で月が見えているとは限りません。
この周期(朔望月)は約29.5日ですので、ひと月に2回望があるということが起こり得ます。
それが先日1月31日の皆既月食の時に話題になりました。「ブルームーン」という呼び方が広く知られました。
1月31日に望になって、次の望はというと。
2月には28日しかない。そのために次の望は3月に行ってしまうんですね。
結果として
2018年2月には望がない
ということになります。皆既月食の日の後で気づきました。
↓2018年の望の一覧表 (理科年表から)
1/ 2
1/31
3/ 2
3/31
4/30
5/29
6/28
7/28
8/26
9/25
10/25
11/23
12/23
ね、2月には望がなくて、3月に2回=今年2回目のブルームーン なのです。
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