八重スイフヨウの実
2017.11.16
スイフヨウの実が熟して乾燥し、中に種子がありました。
花の後、しばらくすると実はコロンと落ちるので、実は熟さないものと思っておりました。
↓そのように書いてきました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-be90-1.html
2017年11月 6日 (月) スイフヨウ
八重咲きですから結実はしません。花の後、丸く包まれているのですが、ころんと落ちます。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-be90-3.html
2017年11月 9日 (木) スイフヨウ
フヨウでは実が熟すのですが、このスイフヨウは八重、実ができないのです。
やがてころっと落ちます。その落ちた跡が残っています。
そういう「さようなら」を写してみました。
ただ、どこで書いたかうまく自分の記事が探し出せないのですが「オシベ、メシベは完備しているように見える」とも書いたと思います。
結局、結実率は非常に低いものの結実可能であったこと、種子も形成されていたということをご報告します。
こんな種子です。
紙の上に置いてみたら、種子の毛で種子本体が浮いたようになりました。堅めの毛ですね。
種子に「おへそ」みたいなものがあります。ここから栄養を受けていたのでしょう。
さて、ということは。このスイフヨウは八重咲きですが、生殖能力がある。
とすると、この八重化は、多数のオシベのうちいくつかが花弁のように変化し、残りは機能するオシベとして残った、という八重化なのかもしれません。くわしいことはわかりません、推測です。この種子を播いて発芽するかどうか、観察してみたいと思います。
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