ヤモリ脱皮直後
2017.12.2
路面にイチョウの落ち葉がいっぱい。と思って眺めていたら、何か動きが見えました。
ん?なんだ?と近寄ったら、ヤモリの幼体、脱皮直後ですね。
でもなんだか動きが変。
よく見るとアリが噛みついている。脱皮直後で皮膚がまだ柔らかいところをアリに見つかったらしい。
2匹いましたが1匹は私が弾き飛ばしました。でもまだいる。
こんなです。ヤモリはしきりに嫌がって振り落そうとしているのですが、がっしりと噛みついてアリは離れない。
私はかがんで助けてやることができなくて、慌てて門のインターホンを押して妻を呼びました。
妻はしゃがんでヤモリからアリを取り除き、憎々しげに指先でつぶしていました。
そのまま放置すれば、またアリにたかられるかもしれない。
プラスチックケースを持ってきてそこにヤモリを移し、体が固まるまで保護することにしました。
アリに噛みつかれたことが大きなダメージになっていなければよいのだが、と心配しておりましたが。
12.3
翌日、見たら、元気そうだったので、蓋を開けて、ケースごと玄関先に放置。自力で行けるところへ行って、生きてもらうのが一番でしょう。{家の中に放しちゃおうか、と私がチラッと言いましたが笑って却下されました}
ヤモリの脱皮は昆虫の脱皮とは違って、ぼろぼろになって見えます。それは心配しなくて大丈夫。
さて、元気で冬を越してね。
元気なときのヤモリはすごく素早く走りますが、今回はゆっくりしか歩けなかった。危なかったね。
★セミの羽化の脱皮で、脱皮直後で翅の色もまだ青白いようなときにアリに見つかると致命的なんです。
寄ってたかって噛みつかれて、アリの餌にされてしまいます。
アリって、小さいけれどけっこう凶暴な昆虫なのです。蟻酸という有毒物も噴射するし。
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
コメント