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2017年12月27日 (水)

冬至冬中冬はじめ

★もう一回おさらい。
24nijusisekki
味もそっけもないですが、この表は、理科年表の写しです。
暦の本じゃありません。「理科」=自然科学のデータブックですからね、理科年表は。
24sekki
この図で、円の中心に太陽があると考えてください。自転軸の傾いた地球が、公転軌道を反時計回りに回っていく。春分点を角度の基準0度として、90度で夏至。180度で秋分、270度で冬至、となるわけです。「二至二分」ですね。
さらに角度を半分にして「立」をおく。「四立」ができました。
季節感と一致するには、このくらいでいいんじゃないかと私は思いますけどね。

冬至冬中冬はじめ
よく聞く言葉です。

大辞林 第三版の解説
とうじふゆなかふゆはじめ【冬至冬中冬はじめ】
冬至は暦の上では冬のさ中にあるが、本当の冬の厳しさはこれから始まる、ということ。

大体こういう説明になりますよね。「暦の上では」という言葉が必ず頭に付く。
暦の上じゃないんでして、事実なんです。
冬至の日は太陽南中高度が最も低くなり、地面に入射する太陽光エネルギーが最も小さくなります。
ということは、実際に太陽から入射する「パワーが最少になる日」なのです。
「太陽の衰え」が感じられますね。それが、冬至を過ぎると、活力が増し、パワーが復活へ向かう。
「冬至冬中」=冬のど真ん中、太陽の衰えの谷底。
ところが、冬至にエネルギーの流入速度が最小になって、冬至以降はエネルギー流入は増えてくるのですが、すぐに暖まり始めるわけではない。しばらくは冷え続けて、しばらく時間を置いて冷え切り、気温の谷底が来ます。
Heinenkion 東京の平年気温
どこでも傾向は同じです。立春の直前くらいに、気温の底が来ます。
「冬はじめ」=気温の谷底はもう少し先になりますよ。
ま、こういうことです。

★「聖ルチア祭」という行事があります。
↓去年の記事ですが

1年で最も長い夜を照らす光 スウェーデンで聖ルチア祭(朝日新聞デジタル 2016年12月13日23時54分)

写真・図版:朝9時になってもストックホルムの町は暗い。聖女ルチアに扮した女性たちが、ろうそくの明かりをともしてホテル内を練り歩いた=13日午前、ストックホルム

 スウェーデンで旧暦の冬至にあたる13日、「聖ルチア祭」があった。
 1年で最も夜が長いとされるこの日、闇に閉ざされた町を、光の聖女ルチアに扮した女性たちがろうそくをともして明るく照らす。
 ・・・

↓Wikiから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A2%E7%A5%AD
聖ルチア祭

聖ルチア祭 (Sancta Lucia、または聖ルチアの日)は、キリスト教の聖人聖ルチアの聖名祝日を祝う行事で、12月13日に行われる。クリスマスシーズンのアドベント(待誕節)が始まるころに行われる。西方教会では伝統的に重要な聖名祝日で、スカンディナヴィア諸国と南欧が主として伝統的行事としている。スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、イタリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アイスランド、クロアチアで行われる。16世紀にグレゴリオ暦が改訂されるまで、聖ルチア祭は北半球の冬至の日だった。

冬至の日には、太陽の活力が谷底になる。みんなそのことをよく知っていたのです。ですから光の復活を祈る行事があったのですね。北欧では、極夜またはそれに近い状態が続く日々でしょうから、切実なことだったのです。
「冬中」を越していく行事です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A2
シラクサのルチア

シラクサのルチア (イタリア語:Santa Lucia, 英語:Saint Lucy 伝承による生没年:283年-304年)は、聖ルチアの名で知られるキリスト教の殉教者。ルーテル教会・聖公会・カトリック教会・正教会で聖人。目、及び視覚障害者、そしてシラクサの守護聖人。記念日は、西欧では12月13日[1](旧ユリウス暦では1年で最も夜の長い日)である。

ルーテル教会信徒が圧倒的に多いスウェーデン、フィンランド、デンマーク、ノルウェーで崇敬される数少ない聖人の一人である。これら北欧諸国では、キリスト教伝来前の晩冬の祝祭『光の祭り』がルチア信仰と結びつき、12月13日に『聖ルチア祭』として国中で祝われる行事となっている(他にスカンディナヴィア諸国で知られる聖人は、洗礼者ヨハネとノルウェーの守護聖人聖オーラヴである)。また、彼女はナポリの船乗りたちの守護聖人でもあり、サンタ・ルチアという有名なナポリ民謡も作られている。街中には同名の港もある。
(後略)

サンタ・ルチアもこの方だったんですね。

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