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2017年11月27日 (月)

落花生

1110_1peanuts1 2017.11.10
今夏の落花生の花について9月に記事を書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-c680.html
2017年9月 5日 (火) 落花生
ここで使った写真は8月18日のものでした。
もういいかな、と掘り上げてみました。
稔ってましたよぉ~。うれしい。
ちゃんと落花生だ。当たり前だけど。
1110w_7peanuts1
掘ったときはこうだったのよ、と妻の写真。
1110_1peanuts2
花の後、下へ向かい土の中で稔るという。不思議ですね。そのことに何か種としてメリットがあるのか、それとも、たまたまそうなっちゃったけど、別に不利になったわけでもないし、と続いてきたのか。進化というのはわからない。
この落花生、適度に乾燥させてから、じっくり味わってみましょう。個数は少ないけど、我が家産、格別の味だと思います。
1110_1peanuts3
根には根粒がいっぱい。マメ科だもんな。
この中に根粒菌があって、根の細胞と共生。空気中の窒素ガスを水に可溶な形の化合物に変えてくれるのです。窒素の固定、といいます。
現在、人間の技術では、ハーバー・ボッシュ法といって、高温高圧でしか窒素固定ができない。窒素肥料として、地球上の人間たちの食料生産を支えているのですが、もうちょっと何とかならないものか。根粒菌は常温常圧で効率よく窒素を固定しています。現在、化学の先端部でそういうマイルドな環境下での窒素固定法について研究が進んでいます。実用化されるのはいつかな。

★ところで根粒菌は植物の根の細胞と「共生」していると書きましたが、その共生はどういう共生なのか。
植物の根の細胞の隙間に根粒菌がいて、互いに相手の「外」にいるのか?
実はね、細胞内共生なのだそうです。
植物側の細胞がくぼんでそのくぼみに根粒菌がはいり、くぼみが中へ陥入して、さらにくびれ切って根粒菌を植物細胞の細胞膜で包みこんだ形で細胞内に保持して共生する、という関係だそうです。
真核細胞が持つミトコンドリアは大昔に好気性の細菌を同じようにして取り込んで共生関係に入り、やがて、細胞内小器官となったものです。
その後にまた同じメカニズムでシアノバクテリアと共生し、葉緑体を獲得したものが、植物として分岐していったのでしょう。

何億年か先、根粒菌を細胞内小器官として獲得した植物、というのが進化してくるのかなぁ。
まったくの夢ですが。

「根粒菌 細胞内共生」でググってみました。いくつかリンクしますので興味のある方は是非お読みください↓
http://www.ige.tohoku.ac.jp/chiken/research/image/Interaction.pdf
細胞内共生

http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/044/research_21.html
https://www.akita-pu.ac.jp/columnitem.htm?serial_no=105
https://edu.jaxa.jp/seeds/pdf/13_rhizobium_miyakogusa.pdf

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