フタモンアシナガバチ・オス
2017.10.26
フタモンアシナガバチですが、今の時期に見るのはオスだと思います。
ただ、我が家の環境では、庭の木の葉でフタモンアシナガバチを見るのは珍しいことなので、ちょっと戸惑いがあります。
11.2
ここがフタモンアシナガバチのオスを見かける毎年恒例の場所。線路柵のてっぺんなのです。11月の上旬から中旬、晴れた日のこの日溜りでよく見かけます。
一匹が止まっていると別のオスがとびかかって双方飛び上がる。また別の場所に移動して止まってはちょっかい出して飛ぶ。
そういうせわしない動きをします。交尾行動の名残かなとも思いますが。もう実際の交尾は済んだはずです。交尾直後に死ぬというわけではないので、しばらくの間日当たりのよい場所でこうやって生活して、パタッと消えます。
この顔がオスの決め手。顔が黄色いのです。そして触角の尖端がくるっと丸く巻いている。
これならオスで、産卵管が変化した針もないわけですから刺しません。そりゃ素手でつかもうとしたら興奮して抵抗し噛みつくくらいのことはするでしょうけど。ちょっかい出さなければ危険はありません。
11.3
たまたま真正面からの撮影に成功。せわしなく動くので狙って得られるショットではありません。偶然。
なんだかすごく擬人化したくなりますね。複眼に偽瞳孔が現れていてまるで人の目のようだ。
鼻もあるみたいに見えるし。
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