キマダラカメムシ幼虫
2017.9.21
妻が、見慣れないカメムシがいた、と撮影してきました。
体の少し後ろ側にある黒い斑紋が目を惹いたそうです。
で、目を凝らすと、赤い斑点もある。
少しぼやけたのが残念ですが、特徴はよくわかります。
顔。
長いというか、大きいというか、特徴的な顔ですね。
妻は現場ではこれが「幼虫」であることには気づいていなかったようです。
写真をコピーしてPC上で私が眺めていたら、あ、これ終齢幼虫じゃないか、と気づきました。
「翅の芽」というのがあるので、そう判断できます。
そうなると幼虫図鑑が使える。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
ここです。
トップページから、「縮小画像で検索」へ入りますと「カメムシの幼虫」というのがありますので、そこに入った。
ず~っとスクロールしていったら66番目にありました。
「キマダラカメムシ」でした。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kimadarakamemusi.html
↑これです。どうぞ。
このページは「Last modified: Aug 31, 2011」となっていて
名称 キマダラカメムシ(5齢幼虫)
分布 九州(山口県,広島県でも見られるようになったとか)
撮影場所 熊本県熊本市
撮影日付 2005/09/18
撮影者 kt
この時は、まだ中国地方までしか来ていなかったのかな。
●2017年、東京都大田区の南部で、私共としては初めて成虫を2回、幼虫を1回、視認しました。
どんどん北上しているのでしょうね。この辺りでももう繁殖しているようです。
↓私が成虫を見た2回の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-3273.html
2017年8月 7日 (月) キマダラカメムシ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-3273.html
2017年9月 8日 (金) キマダラカメムシ
↓記事中でリンクした昆虫サイト。再度リンクします。写真多数。
http://www.insects.jp/kon-kamekimadara.htm
キマダラカメムシ
黒褐色で、黄色の小斑紋が散布されている。頭部から小楯板にかけて黄色の縦条がある。
サクラ、カキ、サルスベリ、ナンキンハゼなど、多くの樹木につき、とくに、公園や神社、街路樹などでよく見られる。
台湾~東南アジア原産の帰化種だが、近年、急速に分布を広げている。
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