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2017年10月23日 (月)

台風について

台風21号が東京のそばを通過していきました。その件については、また書きたいこともあるのですが、今回は台風の「階級」について。

台風21号は「超大型で非常に強い勢力」と言われましたが、これは気象庁の用語として、定義されたものなのです。ただ感覚的に「超」とか「非常に強い」と言っているのではありません。それを知ると、台風情報の聞こえ方も変わるかもしれません。

↓気象庁のHPから
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-3.html
台風の大きさと強さ

強さの階級分け
階級            最大風速
強い             33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満
非常に強い        44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満
猛烈な            54m/s(105ノット)以上

大きさの階級分け 階級     風速15m/s以上の半径
大型(大きい)            500km以上~800km未満
超大型(非常に大きい)    800km以上

台風21号は「風速15m/s以上の半径が800km以上で、44m/s≦最大風速≦54m/s」の台風だったのです。
半径800kmというと直径はほぼ1600km。TVで台風報道をご覧になっていてお気づきと思いますが、強風域を示す円が九州から北海道まですっぽり覆っていましたよね。そういう大きさが「超大型」なのです。

大分昔には、小型、とか弱い、とかいう形容語もあったはずですが、その形容では、台風が小さいんだ弱いんだ、と甘く見てしまって警戒が不十分になる、という危険がありましたので、使わなくなりました。

また、現在、台風の進路予想では、「予報円」が使われています。進行方向の左右へのずれ、速さの変化による前後のズレ、を含めて、この円内に台風の中心が入る確率がおよそ70%という範囲です。以前は前後の誤差を表示せず、扇形の予報図だったのですが、これもまた、「まだ来ないだろう」というような誤解を生むということで、円になりました。

★ところでアメリカのハリケーンの報道では、「カテゴリー」という言葉で台風の強さが表現されますね。あれってどういうものなんでしょう?
厳密な比較はできないのですが、おおよその目途はたちます。
↓ご覧ください。
https://weathernews.jp/s/topics/201709/080145/
カテゴリーってなに?ハリケーンと台風の強さを比較

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