« 2017年9月 | トップページ | 2017年11月 »
2017.10.9
イヌタデに2匹いました。
今年、イヌタデでこのカメムシをよく見かけました。
ハリカメムシはイネ科、タデ科植物に集まる、という記述を見かけました(下のリンク先)。
やはり「好み」があるんですね。好きな「味」があるんでしょう、きっと。ホオズキカメムシはアサガオが好きだし。
http://www2.atpages.jp/kjrshoji/yy-kontyuu/hanshimoku/html/harikame-040619.htm
2017.10.8
玄関ドアを開けたすぐ前にハゼランがあるのですが。
シジミチョウが休息していた、と妻が撮ってきてくれました。
午後4時過ぎ、夕方です。ここで一晩過ごすつもりなのでしょうね。
10.10
朝、7時過ぎ。アサガオなどはどうなっているかな、とドアを開けたら、またハゼランにシジミチョウ。
一晩過ごしたのでしょうね。ここが好きなのかな。8日の個体と同一かもしれません。
10.11
またもや朝、いました。どうしてハゼランにシジミチョウなのか、なにかすごくいい感じがするのかなぁ。
10.13
これも朝です。う~ん。よくわからない。ここで夜を過ごすのが安全・安心なのかな。ものの陰じゃないけど。
どうしてなのか、よくわからないのでした。
10.24
わぁ、またいた!朝です。
こんなこと、初めてですよ。同一個体ではないでしょう、きっと。
花があるわけでもなし、幼虫の食草でもなし。なぜ、ヤマトシジミはハゼランに来たのか。
謎です。
先日、朝、朝食を作るべく台所に立った時のこと。{※朝食と昼食は自分で作ります。夕食の食器は私が洗います。}
ゴキブリが目の前にいた。早朝で相手もぼんやりしていたか、走らない。「ゴキブリ素手つかみの技」を修行中の私ですが、まあ、できれば完全な素手は避けられるのなら避けたい。ティッシュペーパーでも持って高速で包みこみたい。
そばに、洗って伏せてあったプレーンヨーグルトの容器がありました。捨てるんですが一応洗ってきれいにして水を切っておきます。これをゴキブリの上にかぶせて閉じ込め、その間にティッシュペーパーを取ってこようと思いました。で、ぱっと容器を上からかぶせたら、さすがに風圧を感じたのでしょう、ゴキが走った。で、ゴキの翅の付け根あたりを容器の縁で押さえ込むことになりました。ここで手を放せば逃げられる。困ったな。で、エイヤッと左手の親指と人差し指でゴキの触角2本をまとめてつまみました。で、つまんだ触角でゴキをぶら下げた。
正直なところ、おそらくゴキは大暴れするだろうと思っていました。あるいは翅を広げて飛ぼうとするかもしれない、とも。そうなったらもう今度は右手の手のひらに包みこむしかないな、と覚悟していたのですが。
なんと!
ゴキは触角でぶら下げられたまま、全く無抵抗。静かにぶら下がって、脚で指にちょっとつかまったりして、こそばい。
なんだ?なんだ?どうしたんだ?
仔猫の首をつまむと完全に無抵抗になりますよね。まるであれみたい。
ゴキブリが触角をつままれると、首をつままれた仔猫状態になるのか?
なんでだ?
最終的に、空いた右手でティッシュペーパーを出して、ゴキを包みこんで、「殺し」ました。
命を奪うということは、相手がゴキブリでも気分の悪いもの。ごめんな、出会ったら闘うしかない、と呟きながら。
さて、私が今回経験したことは、ゴキブリの一般的な特性なのでしょうか?
ゴキブリの触角をつまんでぶら下げると無抵抗になる。
触角からの感覚入力が遮られたということか。なんだろう?
もし、ゴキブリ素手掴みの達人がおられましたら、検証してくださいませんか?
再現可能なことなのかどうか。そうそう頻繁に出くわす相手でもなし、出くわしても触角をつかめるかどうかは時の運。自分で繰り返し観察することは難しそうなので、ぜひ、どなたかに検証してほしいのです。
{ゴキブリのトラップを台所にセットしておいたら、ある時、ヤモリの幼体が入って出られなくなり、死んでいました。私共はヤモリのファンでして、妻はそのことにショックを受け、以来、ゴキブリのトラップはほとんど使わなくなりました。そういう高齢者夫婦です。}
2017.10.8
カメムシが交尾していました。
見たことがあるような、ないような・・・カメムシ。
タイトルの2種が候補ですが、わからないなぁ。
アングルを変えて、と思いましたが、この程度。
判断材料に乏しい。
ホシカメムシの仲間だ、としか言いようのない私です。
↓カメムシに詳しいサイト。
http://ujiharao.exblog.jp/4441695/
クロホシカメムシとフタモンホシカメムシ
10.9
花の下に子房があればうれしいのにな。
季節の進行も何となく例年と違うし、植物にも戸惑いがあるのでしょう。
もし雌花が咲いて結実してもそのカボチャは「パンプキン」ではなく「スクワッシュ」だろうと思います。下に付録をつけておきますので、読んでください。
https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2800B_Q3A930C1000000?channel=DF260120166493
日経電子版
日本のカボチャは「パンプキン」ではない?(2013/10/1)
辞書で調べてみると、パンプキンには様々な意味がある。ランダムハウス英和大辞典(小学館)によると、「He is some pumpkins」は「彼はたいした男だ」という意味になるが、一方で「s」を付けない「pumpkin」には「ずうたいの大きい人、抜けている人」という意味もあるという。さらには「pumpkin head」だと「のろま、うすのろ、ばか者」となるとか。英語は難しい……。
・・・
「野菜園芸大百科」(農文協)によると、16世紀中ごろ、カンボジア経由で大分に漂着したポルトガル船が伝えたことからカボチャ、と呼ばれるようになったらしい。
http://www.worldts.com/english-learning/halloween/index.html
日本のカボチャは英語で何という?
2015年10月23日 10時19分
ハロウィーンのカボチャ。日本語で発音してしまうと「ジャコランタン」になってしまうみたい。
jáck-o'-làntern
►n
1 IGNIS FATUUS; SAINT ELMO'S FIRE.
2 [SJ-] カボチャ(など)のちょうちん《中身をくりぬき,目・口・鼻などをあけたもの;Halloween に子供が作って遊ぶ》.
3 〔菌〕 ヒダハタケ科オムファロトゥス属の燐光を発する大型の鮮橙色の毒キノコ.
リーダーズ英和辞典第3版より引用
(あのとき・それから)1997年 「カワサキハロウィン」始まる 若者つかんだ仮装の魔力(朝日新聞デジタル 2017年10月25日16時30分)
・・・
そもそもの歴史を考察した、リサ・モートン「ハロウィーンの文化誌」(14年、原書房)を読むと、なぜ魔物の仮装やいたずらが付きものなのかわかる。欧州の先住民ケルト人は、死者や精霊などとの交流を信じ、10月31日に家畜をさばき、酒を飲んで収穫祭を祝った。キリスト教はケルト人を懐柔支配するため、この日を「万聖節」(全ての聖人の日、11月1日)の前夜「オールハロウズ・イヴ」と定義。だが後に、この時期に魔女狩りや未遂のクーデターなどが起き、魔性、解放、破壊のイメージが増強された。
天国にも地獄にもいけない悪者の伝承にちなむ提灯(ちょうちん)ジャック・オー・ランタンは、英国ではカブだが、アメリカに伝わってカボチャに。大恐慌の1933年ごろ、アメリカの若者の破壊行為はいたずらを超えて過激化する。そこで、大人たちはお菓子を利用し、良識の範囲内のお祭り騒ぎに誘導していった。
・・・
「ハロウィーン、仮面ごしに眺めるちょっと違う世界」(朝日新聞デジタル 2017年10月25日15時00分)
ミュージシャンの小沢健二さん(49)が「日米恐怖学会」との共著で、大人と子どもに向けた絵本「アイスクリームが溶けてしまう前に」をこの秋、出版しました。この謎の「学会」(?)のメンバーで、小沢さんの妻である米国人ジャーナリスト、エリザベス・コールさん(41)が、出版の背景を語ってくれました。
・・・
――まず、エリザベスさんがアメリカで子どもの頃から親しんで来られたハロウィーンについて教えて下さい。
ハロウィーンの起源は、アメリカ人だってそうそう知らないと思います(笑)。私自身、ハロウィーンは大好きだけれど、この本のために色々と調べるまで、よく知らなかったんです。アメリカ人はハロウィーンといえば、大胆な配色で彩られた子ども時代の記憶――歯にくっついてとれないキャンディー、ライオンの着ぐるみのしっぽを踏んづけて転んじゃったこと、茂みからゾンビが飛び出してきて悲鳴を上げて友達に抱きついたこと――そういうものを思い出すのではないでしょうか。
ただ、アメリカのハロウィーンの「TRICK OR TREAT(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)!」の「TRICK=いたずら」には、明らかにワイルドな意味があり、私と同世代なら、年上の子たちが自分たち以上の「スゴイいたずら」をするのを見ているはずです。警察署長さんのナンバープレートとか、市長さんの車のホイールキャップとか、「いけないお宝」をとってくる話も聞きました。今は監視カメラが至るところにあって、そんなワイルドさは薄れてしまいましたが。
お宝を集める「ご近所借り物競争」の後には、花火合戦もある。手持ちの打ち上げ花火で撃ち合うんですよ! 身を守るのにレザージャケットを着ることになっていますが、親としては恐怖ですよね。今ではそういうこともなくなりましたが、子どもというのはルールを壊したいという欲望を、どこかに持っているものです。
歴史的なことを知らずに浮かれてはいけないと思います。お祭りというものは必ず感情の「高揚」を伴うもの。激しい高揚の中では思わぬ危険も生まれてきます。まるで自分が強くなったような、ハイな気分になってしまう。浮かれ過ぎないようにね。
私は「祭り」というものが嫌い。気分がハイになってはしゃいでいる人を見るのは嫌なんです。
白けているのが好きな爺さんです。
2017.10.8
キバナコスモスにて。
このごろあまりナナホシテントウを見なくなったので、見かけるとすごく嬉しい。
アブラムシがいるかどうか、よくわかりませんが。
3.5×2=7 というのがよくわかります。
高いところに登ったので、これは飛ぶぞ、と翅を開く瞬間を狙ったのですが。
ほんの僅か早かったという感じですね。この次の瞬間に膜状の後翅を開いたはず。もうシャッターチャンスはありませんでした。
★今年の5月に、テントウムシが翅をどのように収納するのかについての研究が発表されました。
日経のサイトでは動画が見られます。ITメディアのサイトでは、動画はありませんが図がわかりやすい。
↓よかったらどうぞ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO17015330Z20C17A5000000/
テントウムシの羽収納術 東大が解明 (映像解説) 2017/5/29 21:00
東京大学や国立科学博物館などの研究チームが、テントウムシが広い羽を素早く上手に折り畳む仕組みを解明した。さや羽や尻の動きを巧みに使って羽を折りたたみ、背中に引き込んでいた。この仕組みは人工衛星の大型アンテナやロボットなど幅広く応用できそうだ。科学技術部の小玉祥司シニア・エディターが解説する。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/16/news097.html
2017年05月16日 13時16分 公開
テントウムシが羽を折り畳む仕組み、東大など解明 人工衛星や傘に応用へ
研究チームは、透明な「人工さや羽」をテントウムシに移植。内部の「後ろ羽」を折り畳む様子が見えるようにし、仕組みを解明したという。
気圧変化
10月23日台風21号が東京のそばを通過していった時の気圧の変化です。
午前3時頃に、静岡県御前崎市付近に上陸しましたが、東京の近くを通ったのは午前5時頃のようですね。
台風を気圧で見た「断面図」に相当します。
で、湿度なのですが
10月19日~23日の1時間ごとの湿度を表にしてみました。{グラフにしてもまるっきり面白くもなんともない。}
10月20日の19時から、23日の02時まで。
ずっと100%
だったのです。こんなの勘弁だよなぁ。
洗濯物が乾かない。高齢者二人の家庭ですからまあ、何とでもなりますが。赤ちゃんでもいたら大変ですよね。コインランドリーが満員のようでしたね。
エアコンかけるとか、この際ストーブつけて扇風機で風を当てて換気扇でも回すとか。
しょうもない話で。
しかしまあ、珍しいことだったのではないでしょうか。日最小湿度が100%が2日も続くなんてなぁ。
★台風22号がまた来まして。あまりタイムリーな話はしたくない。災害などもありますので。
那覇の気圧変化のグラフです。台風のほぼ中心を通る断面図になります。
11時頃最接近でした。
台風の気圧構造をこうやって見ることができます。
風向きの変化↓
11時頃を境にして、風の向きが変わったことがわかります。
こういう経験を積んで、防災の力を強くしてください。
2017.10.6
どういうわけか、カラスウリとかカボチャ以外ではデュランタで見かけることが多い。
クマツヅラ科です。{クマツヅラという植物を私は知らないのですが}
ウリを思わせる化学物質があるのでしょうか?私の「化学物質感覚」(味覚・嗅覚)ではわかりませんが。
クマツヅラについては↓下のサイトなどどうぞ。
https://matsue-hana.com/hana/kumatudura.html
★私共の家では特段のことはなく、台風は過ぎていきました。ご安心ください。
★NHKの土日担当の気象予報士の南さんが鋭い指摘をしていました。
10月21日朝6時の天気図です。
台風の中心気圧が925hPa。これはずいぶん聞かされました。
南さんが指摘したのは北にある高気圧の気圧なのです。
1034hPaとか1032hPaとか。この時期としてはずいぶん気圧の高い高気圧だと思います。
1034-925≒100hPa
1013hPaが1気圧ですからね、約0.1気圧もの気圧差が生じている。
これは相当にとんでもない気圧差。
気象予報士さんとしては、災害も絡むことですから、これ以上どうこういうわけにはいかないでしょう。
私は「素人」ですから無責任。そしてタイミングを外して遅ればせにコメントしようというのですから気楽。
★さて私は何を考えたのか。台風の進行方向左側へ高気圧から強い風が流入しているんじゃないか。
通常、台風の進行方向の左側では台風の速度と風速が引き算になって風速が落ち「雨台風」になる傾向があるのですが。
もし北の高気圧からの強い風が吹き込めば、それが台風にとって勢力を維持し、積乱雲を発達させる源になりはしないだろうか。そういう考えなのです。
当たっていたかどうかはわかりません、素人考えです、信用しないでください。
そんな気がした、それだけです。
風の画像なのですが。
こんな画像を見るとあながち間違っていないかも。
★さて、台風21号は、10月23日午前3時頃、超大型・強い勢力で静岡県御前崎市付近に上陸しました。
気象庁によると、解析記録が残る1991年以降、超大型(風速15メートル以上の強風が半径800キロ超)での日本上陸は初めてだったそうです。
国土交通省が多摩川の田園調布本町に設置しているライブカメラの映像です。
平常時はこの位。橋は丸子橋です。向こう側が川崎市です。
10/23の08:16の画像です。
中州が消滅し、川崎側の河川敷も水につかってしまいました。
これはかなり怖い状況です。
水位観測所付近の川の断面図で見るとこうです。
避難判断水位を超えていました。
雨量や水位の変化はこのグラフから読み取れます。
氾濫危険水位をちょっと超えた時間があったような。
前の断面図でわかるように、東京側より川崎側の方が少し堤防が低め。
かなり危険な状況になっていたことは確かです。
★「避難判断水位」を超えた、ということは、実は私共にも影響があったのです。
大田区のHPから↓
台風21号接近に伴うお知らせ【平成29年10月23日7時30分更新】避難準備・高齢者等避難開始(多摩川流域)
更新日:2017年10月23日
台風21号接近中です
【平成29年10月23日7時30分更新】避難準備・高齢者等避難開始(多摩川流域)
ただいま多摩川の水位が上昇しています。今後も上昇が続いた場合、堤防を越えて水が溢れる恐れがあります。そのため7時30分、流域にお住まいの方に対し避難準備・高齢者等避難開始を発令しました。避難の準備を始めてください。特に流域にお住まいの高齢者等で避難に時間がかかる方は直ちに避難してください。
詳細は省きますが、この時、私共の居住地には「避難準備・高齢者等避難開始」情報は出ていないのですが。隣接地域に出ていました。よくブログに登場させる密蔵院は情報が出た地域です。
環状八号線が走る台地の高い面と、多摩堤通りが走る台地下の低い面の間には、急坂や崖に近いような地形があるのですが、そういう地域に避難準備・高齢者等避難開始情報が出されました。土砂災害の危険が高まったということでしょう。
マイッタナ。体の不自由な高齢者である私が、もし避難しようとしたらどうなるのか?
私共が避難所へ行くには、避難準備・高齢者等避難開始情報の出ているところを通らなければ行くことができないのです。ものすごい遠回りをすれば別として。とても歩いていくことはできそうにないですね。
どうしましょ。近くのマンションにでもお願いして「かくまって」もらうしかないかな。
下手に避難しようとせずに、2階に籠っていた方が安全なのかもしれません。難しい問題です。
いろいろ考えさせられました。
かくまう【匿う】
shelter,hide.shelter
{名詞}避難,保護(from);隠れ場,避難所.
{動詞}(他動詞)保護する(from),かばう.
(自動詞)避難する;日・雨・風などを避ける.
パーソナル英和辞典より引用
2017.10.5
朝の撮影です。メシベの花柱が開いて後へさがろうという状態のように見えます。
通常、開花直後は花柱は束になっていて、柱頭部がまとまっている。そして他家受粉を待つ。
その後、昼過ぎでしょうか、花柱が開き始めて、下のオシベの方へ向かい、自家受粉する。
夕方にはしぼむ。
そういう流れから考えると、この花、前日開花して、花柱が開き始めたあたりで「凍結」状態になって、夜を越したんじゃないか。翌朝、そのまましぼみ切れていない花を私が見たということではないでしょうか。
前の記事でも書きましたが、気温が下がって、生命活動がゆっくりになっているような気がします。
↓参考サイト
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/yanone-bontenka.htm
2017.10.5
朝8:00。前日の花です。気温が高ければ前日の花はしぼんでしまうはずですが、2日目に持ち越している。画面、右下は前々日のもの。
当日の花。朝8:00。当然白く咲きます。
11:39撮影。もう昼前なのに真っ白なんです。
10.6
翌6日の朝、6:39。
前日、白かった花がうっすらとピンクがかってきました。
12:21
昼、少し濃くなって。
14:24
午後2時でこの位。
色の変化が非常に遅くなりました。
最低気温 最高気温(単位は℃)
10月5日 14.3(1.9↓) 20.7(2.4↓)
10月6日 14.0(2.1↓) 18.6(4.4↓)
( )内は、平年気温からの差です。
やはり気温が下がると花の色の変化が遅くなるようですね。
色の変化の詳細は知りませんが、化学反応ではあるはず。化学反応は温度が低いと遅くなる。
生命活動だって化学反応ですからね、植物の花の開閉、色の変化も遅くなったということでしょう。
2017.10.4
つぼみは色が濃縮されています。ピンクの花が咲きそう。
10.5
咲くと色が薄くなりまして、写真ではほとんど白い花。肉眼ではもう少しピンクが濃い。
ササグモが来ました。この近くで生活していて、花が咲くとやってくるのでしょう。
「お、虫トラップができた」と。
冬も近くなってきたよ。
10.6
朝7:46の撮影。
夕べいったん閉じた花。その右の方にササグモがいます。きっと花が閉じる時に外へ出て退避したのでしょう。
昼12:20
花が開いたら、また中で待ち伏せ。
花が閉じる時に中へ閉じ込められちゃうことはないのだろうか、と余計な心配をしましたが、それほどの「抜け作」じゃあないよ、とクモに笑われますね、きっと。
2017.10.3
この日はいわゆる「中秋の名月」の前日。N天で。
横浜、5:36のおぼろ月です。
10.4
これはNHKだったかな。
18:40、東京スカイツリーから見た「中秋の名月」。
ただしこの日の正午の月齢は13.9でした。この日は望ではなかったのです。
★「中秋の名月」というのは実は厄介でして。
9月頃の満月じゃないの、と思っている方もいらっしゃるかな。
国立天文台のサイトから↓ぜひリンク先を読み下さい。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/10-topics02.html
中秋の名月(2017年10月)
中秋の名月は満月とは限らない
今年の中秋の名月は10月4日です。
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)の8月15日の夜の月のことをいいます。
・・・
「中秋の名月には美しい月が見られる。そして、その月は満月である。」と思われている方は少なくないと思います。しかし今年は、10月4日が中秋の名月、その翌々日の10月6日が満月と、中秋の名月と満月の日付が2日ずれています。実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります。では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。太陰太陽暦では、新月(朔)の瞬間を含む日が「1日」となります。中秋の名月は、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。上の図のように、今回は新月の瞬間を含む9月20日が太陰太陽暦の8月1日、それから15日目の10月4日が太陰太陽暦の8月15日となります。
一方、天文学的な意味での満月(望)は、太陽、地球、月の位置関係によって決まります。満月とは、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間(月が太陽の光を真正面から受けて、地球からまん丸に見える瞬間)の月のことを指します。上の図のように、今回は10月6日3時40分に満月の瞬間を迎えます。
・・・
旧暦8月15日というと、太陽暦では約1カ月遅れとして、9月ごろでしょうに、なんで10月だったんだろう?
中秋の名月の日を10年分列挙。
2015 09/27
2016 09/15
2017 10/04
2018 09/24
2019 09/13
2020 10/01
2021 09/21
2022 09/10
2023 09/29
2024 09/17
大体9月なのにね。何で今年だけ10月?
ここに旧暦=太陰暦の秘密がもう一つありまして。
月の満ち欠けの1年は太陽暦の1年より10日くらいかな、短い。そのまんまだと、暦と季節が大幅にずれるんですね。で、時々調整のために「閏月」を入れるわけです。
19年で閏月を7回いれるとよい、のだそうです。
今年の場合はといいますと
西暦5月26日=旧暦 5月1日
西暦6月24日=旧暦閏5月1日
西暦7月23日=旧暦 6月1日
西暦8月22日=旧暦 7月1日
西暦9月20日=旧暦 8月1日
西暦10月4日=旧暦 8月15日
こうなっていまして、閏5月というのがあったのですね。
その分、押されまして、旧暦の8月15日が西暦の10月4日になった、というわけです。
季節を生み出すのは太陽であって月ではない。
月の暦は時々閏月を必要とするので、太陽がつくる「季節」をうまく組み込まなければいけない。
月の暦=太陰暦に、太陽の暦=二十四節気を組み込んだのが太陰太陽暦。
立春と雨水を含む月を1月として、季節と月がいつもほぼ同じになるように調整する。大雑把な話、そんなもんです。
詳しくすると混み入ってきますので、このくらいにします。
来年の中秋の名月は9月24日です。よろしく。
2017.10.3
采咲きのアサガオ。10月に入ってもまだ咲きます。強い花です。
10.4
ルコウソウと小さなアサガオ。
ルコウソウの花は2cmくらいでしょうか、小さな花。
その花とほぼ同じサイズで咲いたアサガオ。小さな花です。
雨粒というか、朝露というか、小さな水滴がいっぱい。
花弁の姿が大型の花とちょっと違った雰囲気ですね。
八重咲きと、隣の株の一重咲き。
この一重咲きの花がまた、小さい。花弁もなんだかいつもと違いますね。
別に小さな花をいつも咲かせる株、というわけではないのです。たまたま小さな花を咲かせた。
ちょっと離れたところにも、小さな花。
気温が下がってきて、どういうタイミングで開花するか、植物にも戸惑いのようなものがあるのかもしれませんね。
咲ける時に咲いてしまえ、というのが基本でしょうけど。
これは背景を意識した写真です。
カエデの葉が色づき始めてきました。
秋の気配を背景に、すっくと咲く美しい花。
私「凛」とか「凛々しい」という言葉が好きです。
凛
①さむい。つめたい。「凜気・凜冽りんれつ」
②心が引きしまるようだ。きびしい。はげしい。りりしい。「凜とした声」「凜凜・凜然」
広辞苑第六版より引用
「凛々しい朝顔」といってあげたい。
2017.10.2
道に落ちていました。ピントが路面の方に行ってしまってボケてますが、スズメバチであることは明瞭です。
腹を下にして、脚を開いていました。
普通、昆虫が死ぬと仰向けになることが多い。また脚を曲げて胸の前に縮めることが多い。筋肉が力を失うと脚が自然に曲がるということでしょう。
さて、さすがにちょっと考え込んだ。一見してスズメバチであることは明らかです。
体力が落ちて路面に落ちたけれど生きている、という可能性がある。
そうだとすると、うっかりつまみ上げると、最後の力を振り絞って反撃してくるかもしれない。それは避けたい。
開いた翅をそっと突っついてみました。最初はそっと。でも反応がない。強く翅を揺さぶってみました。反応がない。
これは多分死んでいる、と判断して、翅をつまんで持ちあげてみました。
右の翅を私が左手の指先でつまんでいるのが見えますね。いくら私でも緊張しています。
死んでますけど、脚は開いているし、鋭い針が出ています。
死んで間もないのかも。脚を縮めて固くなる前だったのかな。
背中側。
私の指にとまっているように見えますね。
腹面と背面を撮影しておけば後でわかりやすいだろうと撮影。
頭部も撮ったのですが、ボケました、ザンネン。
さてこのスズメバチはなんだろう?
コガタスズメバチ
と判断します。
オオスズメバチと似ていますが、小さめですから、多分あっていると思います。
攻撃性は比較的弱いと聞いています。
どこか、ここからそう遠くないところで営巣してたのでしょうね。
人間の生活圏と重ならないところで営巣してくれればある程度の共存はできますね。
写真を撮った後、この死骸は、家の裏の落ち葉の山のところへ置いてやりました。土に還りやすいように。
★↓こんな短歌が掲載されていました。
朝日歌壇 2017.9.25
高野公彦 選
草むらに置かむと拾ひし落ち蟬のわが手に抗ふ思はぬ力:(さいたま市)伊達裕子
こういうことって結構よくありますよね。セミが死んでる。舗装道路の上では土に還りにくい、草の中に置いてやろうと、手を出したら、ジジジジジッと騒がれてびっくりすることもしばしば。
セミの脚は指に引っかかりますからね、ちょっと痛い。
でも、優しい方に拾われて、よかったね。
こういうことがあるので、スズメバチの死骸らしきものを拾うのに、躊躇したのでした。
★日本ではクロスズメバチの幼虫を食用にする地域がありますね。
一方で、そのクロスズメバチによる被害も多い。
●10月4日:山梨県北杜市の林道で神奈川県から訪れていた小学生と教員あわせて10人がハチに刺された。クロスズメバチの可能性が高い。
●10月15日:新潟県上越市で山道を走るレースの参加者が相次いでハチに刺された。ハチはクロスズメバチと見られる。
私の個人的記事データベースの10月のファイルには2件ありました。
↓wikiから引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81
スズメバチ
食用
他の利用法は主に食用である。長野県の伊那谷地方を中心に、クロスズメバチ類(地方名スガレ)の幼虫、さなぎを食用にすることが他地方でもよく知られるが、実際には同地方ではさらに大型のキイロスズメバチなどの幼虫、さなぎの巣の捕獲、食用も盛んに行われている。また岐阜県の恵那市・中津川市などの東濃地方では、クロスズメバチの幼虫を「へぼ」と呼び、炊き込み御飯へぼめしにして食べる習慣がある。甘露煮にした瓶詰も作られて販売されている。
こうした食習慣は日本国内ではその他に九州の熊本県、大分県、鹿児島県、宮崎県にまたがる九州脊梁山地でも盛んであり、この地方では特に大型の幼虫が得られるオオスズメバチを好んで採集する習慣も根強い。
収獲方法としては、殺したアカトンボ類、小さく切った鶏肉やカエルの足の肉を置いて働き蜂に肉団子を作らせ、肉団子の処理過程に巧みに介入してこより状にした真綿を肉団子やハチの胴に絡ませて目立つようにし、その働き蜂を追跡して営巣場所を突き止める蜂追いが行われる。エサを肉団子にしている間は他の物に興味を示さない習性を利用したものである。一方最近では、天然で大きく育った巣を採集するのではなく、営巣初期のまだ若い小さな巣を採集し、人家の庭先で巣箱に収容して川魚の肉などを与えることで、より多くの幼虫やさなぎを収めた大きな巣を得ることも盛んになっている。また、軒下に形成された巨大なキイロスズメバチの巣に対しては、防護服を着用した上で、業務用の強力な掃除機で攻撃してくる成虫を全て吸い込み、巣を採集する人もいる。
巣の採集の際は、線香花火などの比較的穏やかに燃焼する黒色火薬の煙を吹き付けて働き蜂の攻撃を封じ、巣を崩して幼虫やさなぎを採取している。この地方ではこうした巣の採集が盛んなため、専用に硫黄分を多くした黒色火薬製品である煙硝が市販されている。
また、最近では地方特有の食文化というだけはなく、多種のアミノ酸が含まれていることなどが着目され、成分を抽出したサプリメントなどにも注目が集まっている。
日本国外では大型のスズメバチ類の種多様性が最も高い中国の雲南省でもスズメバチ類の幼虫、さなぎに対する食習慣が非常に盛んであり[12]:64、最近の経済開放政策に伴う盛んな商品化のための乱獲が懸念されるほどである。雲南では、成虫も素揚げにして塩をまぶし、おかずとして食べる。また、スズメバチ類の個体群密度や巣の規模が大きな熱帯アジア各地にも(例えばミャンマー[12])、同様の食習慣を有する地方は多い。
クロスズメバチに真綿の目印をつけて追跡し、巣を発見すると、花火の煙でハチを麻痺させて巣を採取するというのを、以前NHKで見たことがあります。
ミツバチの巣から蜜を採取する時も、煙をスプレーしてハチを麻痺させますよね。
昔、蚊遣りといったか、ヨモギやスギの葉をいぶして、煙を立てると、蚊が落ちる、というのをやりましたっけ。蚊取り線香もあったけど。落ちた蚊は死んでなくて、紙の上に置いてしばらく見ているとまた飛んでいくのでした。
昆虫は煙に弱いらしい。
2017.10.2
カボチャの雄花が咲きます。雌花は咲いてくれない。
ちっちゃくてもいいから、我が家産のカボチャが生ると楽しいな、と思うのですが。ザンネン。
クロウリハムシが来ていました。
よくまあちゃんと見つけるものですね。
何らかの「におい」でしょうか。空気中に放散される化学物質があるのかな。
目で見て、ということはないですよね。
瓜葉虫は瓜にくる。当然とはいえ、スゴイ能力です。
よく見たら右の方に黒い影、昆虫のようですよね。
アザミウマと総称される昆虫かな。
私はアザミウマには全くといっていいほど知見がない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B6%E3%83%9F%E3%82%A6%E3%83%9E
和名は、「馬出よ」などといいながら、アザミの花を振って、出てきた花粉食のアザミウマを数える古い時代の子供の遊びに由来する。
昔の子は、花でも虫でも遊んだということです。かわいがらなくてもいい、適当な距離感覚で「付き合う」ことができるといいですね。「虫」という言葉だけで拒否反応を示す方が多くて、哀しいことです。
2017.9.29
夕方、雨戸を閉めようとしたら、夕陽を逆光で浴びて輝くエノコログサが目の前に。プランターに勝手に生えてきたものです。輝く穂に露出が合いましたので、背景は真っ黒になりまして、ほぼ意図通りの画像が得られました。
植物が相手だと、いろんなことを考えながら撮影します。昆虫が相手だと反射的にとにかくシャッターを切るのが基本、考えるのはその後からとなります。
★読書から
面白い視点を得ました。
盛口 満 著「身近な自然の観察図鑑」ちくま新書1251
{36ページ}
・雑草とは何か
・・・
さまざまな雑草の定義を見比べた結果、僕は、「人の作り出した環境に勝手に生えてくる草を雑草と呼ぶ」という定義を採用したいと思います。
なるほど、ヒトという生物が出現して、それまでになかった空間を作り始めた。その新しい生態的ニッチに進出したのが「雑草」というわけですね。
{37ページ}
・・・作物と雑草というのは、縁の深い者同士なのです。なんとなれば、民族植物学者であり、穀物の研究者でもある元京都大学教授の阪本寧男(やすお)先生によれば、「作物はすべて雑草段階を経て生み出されたものである」と考えられるからです。・・・
人間の作り出した環境に生育し始める植物があらわれます。・・・より有用な性質をもったものが注目され、選抜されることにもなります。こうした人間の作用によって生み出されたものが作物なわけです。一方、人間にとって「使えないな」と思われ、そのまま放っておかれたのが雑草です。
・・・
まとめてみると、作物はすべて、もとをたどると、人間の作り出した環境に生えることのできた草、すなわち雑草がはじまりです。
雑草も人間が生み出したものなのですね。
{43ページ}
ネコジャラシが、作物のアワの先祖にあたるということです。先ほど作物と雑草は兄弟分であるということを紹介しました。ネコジャラシは、このことを確かめるうえでもってこいの存在なのです。
・・・
{46ページ}
収穫したエノコログサは、少しずつ、すり鉢をつかって頴(えい)をはずします。ごりごりとすり棒ですっては、ふーっと息を吹きかけると、粒からはずれた頴が吹き飛びます。これをすべての粒の頴がとれるまで繰り返すわけです。その後、十分な水と一緒に炊くと、おかゆのようなものができあがります。味は、温かいうちは、それほど悪い物ではありません。十分に口にできる代物です。みなさんも試してみませんか。・・・
という話ですので、いかがでしょう。
そうだったのか、といわゆる「目から鱗が落ちる」という感じでしたね。
他にも。ヒエの祖先になったイヌビエも、調理して食べることができるそうです。
「穀物の親戚探しをしてみませんか。」
とありました。
↓参考:「稲 原種」で検索してウィキがありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8D
イネ
台風21号が東京のそばを通過していきました。その件については、また書きたいこともあるのですが、今回は台風の「階級」について。
台風21号は「超大型で非常に強い勢力」と言われましたが、これは気象庁の用語として、定義されたものなのです。ただ感覚的に「超」とか「非常に強い」と言っているのではありません。それを知ると、台風情報の聞こえ方も変わるかもしれません。
↓気象庁のHPから
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-3.html
台風の大きさと強さ
強さの階級分け
階級 最大風速
強い 33m/s(64ノット)以上~44m/s(85ノット)未満
非常に強い 44m/s(85ノット)以上~54m/s(105ノット)未満
猛烈な 54m/s(105ノット)以上大きさの階級分け 階級 風速15m/s以上の半径
大型(大きい) 500km以上~800km未満
超大型(非常に大きい) 800km以上
台風21号は「風速15m/s以上の半径が800km以上で、44m/s≦最大風速≦54m/s」の台風だったのです。
半径800kmというと直径はほぼ1600km。TVで台風報道をご覧になっていてお気づきと思いますが、強風域を示す円が九州から北海道まですっぽり覆っていましたよね。そういう大きさが「超大型」なのです。
大分昔には、小型、とか弱い、とかいう形容語もあったはずですが、その形容では、台風が小さいんだ弱いんだ、と甘く見てしまって警戒が不十分になる、という危険がありましたので、使わなくなりました。
また、現在、台風の進路予想では、「予報円」が使われています。進行方向の左右へのずれ、速さの変化による前後のズレ、を含めて、この円内に台風の中心が入る確率がおよそ70%という範囲です。以前は前後の誤差を表示せず、扇形の予報図だったのですが、これもまた、「まだ来ないだろう」というような誤解を生むということで、円になりました。
★ところでアメリカのハリケーンの報道では、「カテゴリー」という言葉で台風の強さが表現されますね。あれってどういうものなんでしょう?
厳密な比較はできないのですが、おおよその目途はたちます。
↓ご覧ください。
https://weathernews.jp/s/topics/201709/080145/
カテゴリーってなに?ハリケーンと台風の強さを比較
2017.9.30
この青い色。他の花では見られませんね。
先日、化学雑誌を読んでいたら面白い記事がありました。
「化学」という雑誌のVol.72 No.11(2017) 54ページです。
「色彩の美と科学 ツユクサと青花の青」田中陵二(相模中央化学研究所)
ツユクサの大花栽培品種に、オオボウシバナ(青花)がある。この花の青色色素も鮮やかな青を示すが、水に晒すと全て溶出してしまう。この性質を利用して、手書き友禅染めなどの下絵描きに利用されている。
青花は滋賀県、琵琶湖周辺の特産植物で、直径3cmを超える青く美しい花を真夏の早朝に付ける。
・・・
確認可能な青花の文献では、江戸時代寛文12年(1638年)の「毛吹草」がおそらく初出だと思われる。寺島良安の「和漢三才図会」(1712年)、平賀源内「物類品隲(ぶつるいひんしつ)」(1736年)にはいずれも、花より搾り取った汁で和紙を染め乾燥させた「青花紙(藍花紙)」の説明がある。・・・青花紙は友禅染の下絵書きに用いられるほか、貴重な青色染料として、浮世絵摺り、あるいは行灯や団扇の張り紙の彩色にも用いられた。水に濡れさえしなければ、紙を染めた青花の色はかなり高い安定性があり、特に透かした色が美しい。
で、化学雑誌ですから、この青い色素コンメリニンの分子構造などの話や図もありますが、ここでは割愛します。
あと、図で「初代歌川広重による浮世絵『五十三次 草津』」という広重美術館蔵の絵が掲載されています。キャプションは
黎明のなか、青花を摘みかごに収める二人の女性が生き生きと描かれている。奥に見えるのは琵琶湖と京都東山の山々
とあります。
明治時代には草津で500戸を超える農家が栽培していたそうですが
「2017年の夏に草津市に問い合わせてみたところ、昨年は三戸、今年は一戸の農家のみが青花紙を作った、という話であった。」とのこと。
染め物の下絵ですか。ツユクサの「青」が利用されていたなんて、知らなかった。見直してしまいました。
昔の人の実践的な知恵はすごいですね。
↓下にいろいろ参考サイトを載せておきます。関心がおありでしたらどうぞ。
https://kotobank.jp/word/%E9%9D%92%E8%8A%B1%E7%B4%99-422381
青花紙 アオバナガミ
デジタル大辞泉の解説
あおばな‐がみ〔あをばな‐〕【青花紙】
ツユクサの花の青い絞り汁をしみこませた和紙。すぐ脱色できることから、友禅・描(か)き更紗(さらさ)・絞り染めなどの下絵描きに用いる。藍紙(あいがみ)。藍花紙。縹紙(はなだがみ)。
http://www.spirulina.co.jp/aobana/
アオバナとは
アオバナ(青花) アオバナ(青花)は、ツユクサ(Commelina communis)、オオボウシバナ(Commelina communis var.hortensis)の俗名です。ツユクサ科の一年草で、日本全土・中国・朝鮮・ロシア西部に分布し、北米の一部で野生化しています。道傍や荒地のやや湿った場所に普通に見られます。
http://kasanui.net/kasanui/aobananosato/aobana.html ←広重の絵が見られます。
http://kasanui.net/kasanui/aobananosato/aobana2.html
万葉のころ
鮮やかな「青色」が、水に溶けて流れやすいことから「心変わり」の意味を込めて「ツユクサ」「青花」「月草」を歌っていた。草津に根付いたあおばな
ツユクサの花弁は青色や藍色に染めるのに利用され、その頃に草津で栽培が始まったといわれています。
利用しやすいように、花びらの大きなものを選び、人の手で作られた選抜品種として、育てられたと思われます。
10.2
幼虫がいました。揺れてしまって大ボケ。
そばに成虫もいました。
こういう場合、この幼虫と成虫は同一種だと考えて大抵は間違いないのですが。
で、この成虫、ハリカメムシだと思いますが、決定的ではありません。
いつも中途半端で申し訳ありません。
検索するたびにわからなくなります。
ヘリカメムシ科>ヘリカメムシ亜科 のカメムシだということだけにしておきましょう。
http://www2.atpages.jp/kjrshoji/yy-kontyuu/hanshimoku/html/harikame-040619.htm
↑ここに成虫、幼虫の比較写真があるのですが・・・それでも決定的には識別できないのでした。スミマセン。
2017.9.29
これも買い物帰りの妻の撮影。
もう咲いてたわ、うちのはまだだけど。と。
10.10
こうなれば香ります。あまり近づき過ぎると、きついですね、この香り。
ほどよく離れて感じ取るのがよいようです。
芳香が常に「よい香り」であるかどうかはわかりません。
★「におい」を「臭い」と書くのはやめませんか。
「キンモクセイのよい臭い」って書きます?
「キンモクセイのよい匂い」か「キンモクセイのよい香り」でしょ。
「臭い」というのはやはり「くさい」ですよ。
臭気。香気。区別しませんか。
匂いはほぼ中立的な嗅覚刺激。
「匂いを嗅いだら臭かった」というようになるんでしょ。
嗅覚は記憶と直結する繊細な感覚。それを表現する言葉も繊細さが必要だと思いますが。
2017.9.29
六郷用水の水路上。
クモの巣が輝いてきれい。妻が撮影しました。うまくピントが合いましたね。
巣の持ち主はこれ、ジョロウグモ。
巣をほぼ真横から見るという、なかなかスグレモノですね。この写真。
アングルを変えて青空を背景に。いいアングルだ。
脚を失っていますね。4対8本の脚のうち5本しか残っていないようです。
迫力があります。
右の前から3本の脚がないようです。右後脚の先端部も失ったか。
きっとまとめて鳥にやられたんじゃないか。パクッと一口で脚を失った。体本体は逃げおおせた。
厳しいことです。
★古い記憶:サンコウチョウという鳥は巣作りにクモの糸を利用する。
私の読書歴の最初の記憶はファーブルの昆虫記かな、岩波少年文庫の。小学校に上がる前の年に読んだ。
次いで、中西悟堂さんの著書があります。小1の時、悟堂さんの本の恐竜のイラストを自分で模写して学校へ持っていったら褒められたような記憶。悟堂さんの上半身裸生活が有名だったころもあったような。
↓Wikiから引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E6%82%9F%E5%A0%82
中西 悟堂(なかにし ごどう、1895年(明治28年)11月16日 - 1984年(昭和59年)12月11日)は、日本の野鳥研究家で歌人・詩人。文化功労者。天台宗僧侶。日本野鳥の会の創立者。本名は富嗣、悟堂は法名。他に筆名として赤吉(しゃくきち)。
「野の鳥は野に」を標語に自然環境の中で鳥を愛で、保護する運動を起こした。「野鳥」や「探鳥」は悟堂の造語。昆虫界のふしぎ (ポプラ社(少年博物館) 1953年)
爬虫類の怪奇な生態 (ポプラ社(少年博物館) 1953年)
植物界のふしぎ (ポプラ社(少年博物館) 1953年)
地球と生物の歴史 (ポプラ社(少年博物館) 1954年)
日本の鳥 (ポプラ社(少年博物館) 1954年-1955年)
海の秘密 (ポプラ社(少年博物館) 1955年)
昆虫の社会生活 (ポプラ社(少年博物館) 1956年)
下等動物の謎 (ポプラ社(少年博物館) 1956年)
野鳥の生態と観察 (ポプラ社(少年博物館) 1956年)
このポプラ社の「少年博物館」シリーズを親に買ってもらって、確か全巻読んだはずです。
その中でかなぁ、あるいは別の本だったかもしれない。探鳥記のような本だったか。
サンコウチョウ(三光鳥)はクモの巣に突入して潜り抜け、体にクモの巣をくっつけて戻り、それを嘴ではがしては、巣材の接着剤として利用する、という話があったと思うんです。
大きなクモの巣を見ると、時々思い出すんですよ。60年以上も昔の記憶になるんだなぁ。
2017.9.29
朝、スイフヨウを見に庭へ出ました。
昨日の花と今日の花、並んで朝日に輝いていました。
今日の花の正面側へ回り込んだら、あらま、先客が居りました。
イチモンジセセリちゃん。
これはなかなかいい構図だ、と庭からステッキでガラス戸を突っついて家の中の妻を呼びました。
そうしたら
残念なことに、イチモンジセセリは飛んでしまった。
まあいいやと、妻も昨日の花と今日の花を一緒に写真を撮ろうとしたら
あらまあ、素敵なモデルさんですねぇ。
戻ってきてカメラに納まったのでした。おばちゃんはイチモンジセセリに好かれてますね。
先日は八重のヤマブキの花を撮ろうとしたら目の前に飛び込んでくるし。
近づいてアップにしたら口を伸ばしたり巻いたり。
蜜があるんでしょう。口吻の尖端には味覚の感覚器がありますから、探り当てたのでしょうね。
朝っぱらから夫婦二人して大騒ぎをしているのです。
2017.9.27
フヨウの葉にいました。左が頭です。
これがこの幼虫の普通のタイプだと思います。
少し上から。毛が目立ちますが、別に刺さるとか、かゆいとか、そういうことはありません。
10.1
これもスイフヨウにいたフタトガリアオイガの幼虫。
毛や、腹脚など、体の構造は上の写真のものと同じですが、模様が違うので戸惑います。
ヴァリエーションのひとつなのでしょうね。
成虫は↓ここでご覧ください。(フタトガリコヤガという昔の名前で出ています)
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Bagisarinae/Xanthodes_transversa.html
2017.9.27
うっすらピンクになってきたスイフヨウを撮ったら、黒いもの(虫)がいました。
こういうハエです。ツマグロキンバエ。
翅の尖端が黒いですね、ですから「褄黒」です。
頭部の先に伸びているのは口です。刺す針のような口ではなく、舐める口です。
ボケてしまいましたが、横から見るとこんな具合。
口の格好が独特。象さんの鼻のようでもあります。
昼、キバナコスモスでも見かけました。明るい場所でかなり鮮明に写りました。
「褄黒」であることもわかるし、口の形もよくわかる。
で、複眼に縞模様があります。これも非常に特徴的です。
これぐらいの特徴が頭に入っていれば見間違えることはないでしょう。
翅の下からはみ出しているのは平均棍でしょう。
腹の下に黒いもの。糞かな。失礼しました。
2017.9.27
ヒャクニチソウの花に潜り込んでしまって後姿しか見せてくれない。引っ張り出すのはかわいそう。
で、こういう写真しかないのですが。まず間違いないと思います。
シロテンハナムグリはこれより大きいし、金属光沢ですしね。
コアオハナムグリは「毛」が生えています。
↓参考
http://www.insects.jp/kon-koganekoaohana.htm
コアオハナムグリ
http://sorairo-net.com/insect/koganemushi/001.html
コアオハナムグリの成虫
体も小さく、緑色に白い斑点があり、なかなかカワイイやつです。
同意します。
2017.9.27
下の実にピントが合っていて上の花はボケましたが、現況です。
浅草のホオズキ市で入手したものを継続して栽培しています。
普通のホオズキより若干珍しいかなぁ、と大切にしています。
花が小振りでかわいい。
★「せんなり」というと私は子どもの頃に食べたリンゴの品種を思い出します。小粒なリンゴで、酸味が強くて、それがおいしかった。今のように果実は何でも甘いものがいいという時代ではありませんでした。秋田の親戚が送ってくる「せんなり」を楽しみにしたものです。今は紅玉という名前でもっと甘くなって食べられます。
木箱に衝撃緩衝材としてもみ殻を詰めてその中に紙に包まれたリンゴが入っていましたっけ。それを取り出すと手がかゆくてね。
もみ殻は焼いて灰にして、火鉢の灰として使いました。
リンゴを包んでいた紙は落とし紙として使いましたっけ。
遠い記憶です。
2017.9.26
ハリカメムシの幼虫だろうと思うのですが、ぐらぐらだ。
↓ここの写真は、私の撮影したのと似ている。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/05kamemushi/kame/type14/06.html
↓ここではホソハリカメムシの方に似ている
http://www2.atpages.jp/kjrshoji/yy-kontyuu/hanshimoku/html/harikame-040619.htm
カメムシ・マニアの方の教えを乞います。
9.26
カメムシが2匹、マンリョウの葉の上で体温を上げるべく日向ぼっこをしています。
並んで日光浴してたわ、と妻が撮ってきました。
これを私はハリカメムシだと認識していて、我が家の周辺ではハリカメムシが主流だと思っているわけです。
そのため、冒頭の写真も、ハリカメムシの幼虫だろうという判断をしたわけですが。
そもそも、ホソハリカメムシときちんとした識別ができていないのですから、私の判断は当てにはなりません。
ヒメヒラタアブですね。イヌタデの小さな花とアブの口のサイズがフィットする。かわいい口ですね。
ぼんやりした写真しかないのですが。
ツヤマルシラホシカメムシとかムラサキシラホシカメムシとかいうカメムシではないかと思います。
背面が撮れていれば、「肩が張っている」かどうかといった特徴も見えたのでしょうけど。
不鮮明だしな。これ以上はワカリマセン。
イヌタデ(アカマンマ)なんて地味な花ですが、結構いろんな虫が来ていますね。
↓先日「気温急降下」という記事を書きました
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-f6a7.html
2017年10月14日 (土) 気温急降下
12日、最高気温は瞬間的に29.0℃が記録されています。
それ以降、下がりっぱなしで、13日は日付が変わった直後に最高気温が出て、日中はずっと15℃程度。14℃も下がっちゃあ、体にきつい。
NHK ニュースウオッチ9から引用します。
2017年10月13日(金) 寒暖の差で体に“異変”?
・・・
気温の急激な変化で起きる体の異変、「寒暖差疲労」。
体の冷え、めまい、肩こり、顔のほてりなど、様々な不調を連鎖的に引き起こすこともあるんです。
・・・
みなさん、大丈夫ですか?
★さて、12日から13日にかけての変化を掲載しましたが、その後がまたどうにも、「カンベンしてよ」なのです。
12日から16日にかけての気温の変化のグラフをただ並べてみました。もちろん東京での話です。←薄くてスミマセン、グラフがあります、クリックしてください。
いかがでしょう?
13日からの4日間、ほぼまっ平らになってしまった。朝も昼も夜もありゃしない。
ナニコレ?あきれた。
勘弁してほしいですね。
東京都心、46年ぶりの寒さ(朝日新聞デジタル 2017年10月17日05時00分)
日本列島の北東から寒気が流れ込んだ影響で、16日は各地でこの秋一番の寒さとなった。東京都心では午前0時過ぎにこの日の最高となる14・3度を記録。日中は12~13度までしか上がらず、11月下旬並みだった。日本気象協会によると、10月中旬に都心の最高気温が15度を下回るのは1971年以来、46年ぶり。
都内各地の午後5時までの最高気温は、青梅、八王子、府中の各市で13度台と12月上旬並み。他でも千葉市で14・6度、横浜市で14・5度、さいたま市で14・2度と平年より7度以上低く、いずれも11月下旬並みとなった。
・・・
ヤダ、もう。1971年以来の出来事。さすがに覚えておりません。大学の化学科の学生だったのかな、この時は。
★気温のグラフを描きながら、湿度の欄を見たら、これがまたとんでもない。
横に並べるのもめんどくさい。一枚にしてしまいました。
12日は60%くらいまで下がりましたが、13日からの4日間。ほとんどグラフは100%近くに貼り付いたまま。
買い物で車を出した時にコインランドリーが混雑しているのを見ました。洗濯物が乾かないはずです。
空気が「これ以上水分子を保持できないよ」と言ってるわけですからね。
私が時々いうジョーク「涙は乾かない、ため息をつくと口から霧が出る」というような状況ですね。
★もう一つなんだかなぁ
http://www.jma.go.jp/jp/soukei/
異常天候早期警戒情報
10月16日発表です。グラフを引用
10月21日~10月30日 平均気温がかなり高い確率が30%以上の地域
まいったな。今度は気温が高くなる可能性もあるとのこと。
更に、21日あたりからは台風21号のことも注意しなくっちゃ、ですよね。
気象情報に充分注意ながら、体調を崩されませんように。
ご自愛ください。
2017.9.25
このガ、絶対見たことがあるはず、でも名前が思い出せない。
シャクガです、この姿は。う~~「脳がかゆい」
同じガを、妻も撮影していました。
被写体は同じなのに、ずいぶん違って写るものですね。
昔、フィルムカメラの時代は、フィルムメーカーによってずいぶん発色が異なったものですが。
さて、シャクガをざっと眺めていたらユウマダラエダシャクでした。
4年前にブログに書いてましたね↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-768a.html
2013年6月18日 (火) ユウマダラエダシャク
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-768a.html
2013年10月24日 (木) ユウマダラエダシャク
読んでみてください。同じこと書いてるんですから、笑えます。
脳は新品に機種変更できないし、OSの更新もできないし。おんぼろになってきた。
★前の記事で、「at sixes and sevens」というのを見つけましたので、つづき。です。
six
{名詞}6;6歳,6時;6個[6人](の組);トランプ6の札;(さいころの)6の目.
at sixes and sevens 混乱して;不一致で.
be six of one and half a dozen of the other 似たり寄ったり[五十歩百歩]である.
{形容詞}6の;6個[6人]の;6歳の.
パーソナル英和辞典より引用
「混乱して;不一致で.」だそうです。
思うに、数えることなく一目で個数が認識できるのは、4か5までですよね。
6になると「数え」ないとわかりません。そんなこともあるのかな。
日本語で「八」には「いっぱい」という意味がありますよね。
「八百屋」「八百万の神」「八雲立つ」とかね。
「あるものが6個、他のものが半ダース」で「五十歩百歩」か、面白いなぁ。
辞書を読むのは楽しい。
★婚約発表がありました。
「太陽のよう」「月のよう」眞子さまと小室さん、互いに
2017年9月3日21時09分
太陽のような明るい笑顔、月のように静かに見守る存在――。3日に婚約内定の会見をした秋篠宮家の長女眞子さま(25)と小室圭さん(25)は、互いをこう表現した。
(後略)
これを受けて、朝日新聞の「かたえくぼ」
(かたえくぼ)太陽と月 2017年9月6日05時00分
我が家は“月とスッポン”
――腐れ縁
(川崎・草枕)
ま、それもいいですが、月と太陽のように輝くお二人に比べるとしたら、私共夫婦などは
「破鍋に綴蓋」というべきでしょうか。この言葉、本来の意味を知らない方も多くなったかもしれませんね。「似合いの夫婦」なんですよ。
破鍋に綴蓋(われなべにとじぶた)
ひびの入った鍋にもそれに相当するつくろった蓋があるように、どんな人にもそれ相応の配偶者がある。また、配偶者は自分相応のものがよいというたとえ。
広辞苑第六版より引用
それはまあそうとして、英語にもこういう表現はあるのかな、と引いてみたら
われなべ【破れ鍋】
a cracked pot.
われ鍋にとじ蓋(ぶた). Every Jack has his Jill. 【諺】
新和英中辞典第5版より引用
Every Jack has his Jill.
笑ってしまった。現在もこういう言い回しが通じるのかどうかはわかりません。
ひょっとすると女性差別に当たるかもしれないし。ひたすら、スミマセン。
{私は Jack and Betty が最初の英語教科書でした。}
2017.9.25
RGBじゃないんですね。RYBです。Red_Yellow_Blue.
交通信号みたいだ。
ベゴニア・黄色いオシロイバナ(しぼんでますけど)・ツユクサ です。
白髭のアサガオとヒャクニチソウ
しぼんだヤノネボンテンカとヒャクニチソウ
雑然と花盛り。ですから雑・草。
どのように形容したらいいんでしょうね。
ざつぜんと【雑然と】
in disorder; in confusion; in a jumble; in a mess; in a confused way; at sixes and sevens; higgledy‐piggledy
新和英中辞典第5版より引用こんぜん【渾然】
¶こんぜんと harmoniously; in perfect harmony.
新和英中辞典第5版より引用diversified
►a 変化に富んだ,多様[多彩]な,多角的な.
リーダーズ英和辞典第3版より引用various
►a
1 種々の,いろいろな,さまざまの;異なった,違った;多方面の,多角的な,多芸多能の;変化に富む,多様な;VARIEGATED・various opinions いろいろな意見
・run away in various directions 四方八方に逃げる.
2 a いくつかの,幾多の;それぞれの.
b [pron または 省略的に n として] 数人,多数
・I asked various of them. 何人かに尋ねた.
3 《古》 変わりやすい.
リーダーズ英和辞典第3版より引用
いろんな表現があるものです。
渾然= in perfect harmony
これは知らなかったな。いいですね、コレ。
植物や昆虫たちなどと私共の生活は「渾然一体」なんだな、きっと。
善哉、善哉。
★妙な表現がありますね。
「at sixes and sevens」=「雑然」だそうで。
「説三道四」とか「四の五の」とかいう表現は知ってますが。
「六とか七とか」というのは可笑しいな。
ちょっと長くなりそうなので、記事を改めます。
2017.9.24
これはオオハナアブで間違いないと思います。
複眼に模様があるのが特徴なのです。これより鮮明な画像を下に載せますが、肉眼で見ていても、腹部の黄色い帯のような模様と複眼の縞模様は視認できましたので、間違いない。
ホシメハナアブの複眼にも模様がありますが、まだら模様です。
アメリカミズアブの複眼にも模様があります。
ツマグロキンバエの複眼にも模様があります。
私が知っている、複眼に模様のあるハエやアブはこのくらいかな。
複眼の模様というのはどのように作られているのかや、模様のある複眼で見る世界とはどんなものなのか、全くわかりません。
たまたま後姿がくっきり撮れました。
濃い縞の真ん中にレンズ状の形をした模様があります。こんなの初めて知りました。
画像検索してもこの模様が映った写真はあまり多くないようです。面白いものを見ちゃったな。
真正面から。目が合っちゃったな。面白い模様ですね。
ここまで近づけました。花粉が少しついてますが。
じっくり撮らせてくれてありがとう。
2017.9.24
庭の隅で2匹のアオスジアゲハが絡んでいました。
もともとアオスジアゲハの雌雄判別は難しいのですが、こんな状況で雌雄は判別できません。
翅がぶれて写っている手前の個体はオスでしょう。で、向こう側がメスで、交尾を求めているのか。
向こう側もオスで、縄張り争いをしているのか。さっぱりわかりません。
かなり激しいぶつかり合いでした。交尾拒否のメスをオスがしつこく追っているのかな。
大きなチョウが激しく絡むと、ぶつかる音がしそうです。
ひとしきり騒いだ後、一匹が飛び去りまして、残った一匹がランタナの花で吸蜜。
なんだか見ている方が緊張しちゃって、この状況になってほっとしました。
激しいものですねぇ。
2017.9.24
みごとな幾何学図形。これはクロウリハムシの仕業に違いない。 9.26
この時は”犯人”(犯虫)がそばにいました。知らんぷりしてそっぽを向いていましたが。
体をコンパスにして円を描く。
1点を中心として、自分の体長を半径としてまわりながら溝を掘った。
円の定義
「平面上で、一定点から等距離にある点の軌跡(集合)」
に見事に合致しています。
★私の話は脱線だらけ。
「すまんな、脱線だらけの授業で」「先生の授業は『脱線 命』」
うれしかったですね、ある授業での生徒ととの会話。
ところで、普通、円を描くには「コンパス」を使いますが、コンパスには別の意味もあることを意識しておいてください。
善悪のコンパス、磨こう 国連事務次長・中満泉さんに聞く(朝日新聞デジタル 2017年9月9日05時00分)
国連事務次長(軍縮担当上級代表)の中満泉さん(54)は日本人女性として初めて国連の軍縮部門のトップに就きました。紛争地で平和活動に奮闘してきた一方、中学生と高校生の娘の母でもあります。近著「危機の現場に立つ」(講談社、税別1400円)では、「娘世代が将来を考える一助になれば」と自らの体験をつづっています。子どもたちへ伝えたい思いを聞きました。(聞き手・及川綾子)
・・・
――著書では「モラル・コンパス(倫理基準)」という言葉が出てきます。
私たちの仕事は、人間の恐ろしく罪深いところを見せつけられます。逆に悲惨な状況下でも素晴らしい勇気を目の当たりにすることもある。ボスニア南部のモスタルでは、自らの危険を顧みず、亡くなった友人の妻と娘をかくまっていたクロアチア人の男性に出会った。こうした市井の人からコンパスのあり方を教わることも大きかったです。いじめの問題でも同じことが言えるのではないでしょうか。ものの善悪を本質的に考えてコンパスを磨いていく。頭で考えること、心の中で感じること。両方あると思います。
・・・
「モラル・コンパス(倫理基準)」というように注が入っていますので間違うことはないと思いますが、「基準」というよりは「羅針盤」ですよね。「モラルの羅針盤」でしょう。大海原を航海するには常に一定の方向を指し示してくれる羅針盤は絶対に必要なもの。混沌たる人間社会で生きていくには「モラルの羅針盤」が必要。眼差しを高く保持したいものです。
現実は理想とは異なりますが、理想なしには進むべき道も探せない。
①開閉する2本の脚からなる器具。
㋐一方の脚に針、他方に筆記具をつけた、主として円を描くのに用いる製図用の器具。ぶんまわし。円規。両脚規。和漢三才図会「根発子(コンハッス)」
㋑地図上の距離を測るなどする、2本の脚の先に針のある器具。ディバイダー。
②羅針盤。方位磁針。本多利明、西域物語「船中第一の器を―といふ」
③(①が人の脚に似ることから)両脚の開き。歩幅ほはば。「彼は―が長い」
広辞苑第六版より引用
2017.9.24
キョウチクトウの花の中へヒメヒラタアブが潜り込んでいました。
体が小さいのでずいぶん奥まで入り込めるようです。
出てきて休憩。
小さいけどちょっと注意していればよく見かけるアブです。 9.26
ムラサキツユクサで。このアブのサイズがよくわかりますね。
「ヒラタ」アブという名前の由来もわかりますね。腹部がすごく平べったいんです。
この個体はオスかな。腹部の形の違いと、複眼がくっついているようなので、そう判断します。初めの2枚はメスです。
★ちょっと気になることがあるんですが
↓コレ
新聞販売店が毎月カレンダーをくれます。その9月のカレンダーに載っていた写真。
「日本の自然」写真コンテストの入賞作品です。コピーライトのことがありますので敢えてぼんやりと、中心部だけトリミングしてお目にかけます。
もし題名を付けるとしたら「花に来た〇〇」でしょうが。
〇〇のところ、ひょっとしてミツバチが来ている、と思っていはしまいか、と気にかかる。
これはアブ、ひょっとしてヒメヒラタアブではないか。
「花に来たアブ」だと、虫に詳しくない人は気持ち悪いと引いてしまって、受けが悪いかもしれないですね。
ミツバチといえばフレンドリーな感じがする。
ヒラタアブのハチへの擬態が功を奏するか。
ちょっとね。気になったのでした。
{こういう写真に「芸術的な」題名をつけることが多い。でもね、自然写真のコンテストなのですから、被写体が何であるのか、それをきちんと題名に入れることは大事だと私は思います。}
2017.9.23
2匹が別に争うでもない様子。
朝はまだ穏やかなんでしょう
9.24
羽化したチョウを放す瞬間。
こういう姿、アゲハでもクロアゲハでも、かっこいいですよね。
「出る」と一言だけ言っている。私共は「はい」としか言いようがない。
威厳のある姿です。
行ってしまいました。スゴ。
2017.9.25
この日も羽化後の放チョウ。
妻が自分の左手にとまったチョウを右手のカメラで撮影。
この直後に飛び立ったのですが
妻が反射的にレンズを向けてシャッターを切ったらこう写りました。
ぶれているのは仕方がないとして、翅をはばたき下ろした姿がみごとにとらえられています。
いい反射神経です。被写体をいつも画面中央でとらえる習慣になっていますので、無意識の反射的撮影でも被写体にレンズが向く。
おみごと。
2017.9.22
高い位置・離れた場所、これ一枚しか撮れなかったのですが、ナミハナアブではないかと思うのですが。
シマハナアブという可能性もありますねぇ。
http://www.insects.jp/kon-abuhana.htm
ナミハナアブ
http://www.insects.jp/kon-abusimahana.htm
シマハナアブ
真横からしか撮れなかったのが痛い。
確信ナシ。
2017.9.22
この頃ホウセンカの実を弾けさせて遊ぶということはしなくなりましたね。爺さんだもん。
子どもの頃はあれが面白くってね。弾けると痛いくらいの速さで種子が飛びだしてくる。
ずいぶん遊んだものです。子どもの成長に草遊びなんかも大事なことなんだろうと思うんですけどね。
↓弾ける瞬間の動画があります。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005300391_00000
https://www.youtube.com/watch?v=iK3Hwb_Hhtc
私の記憶ではヤガ科>キンウワバ亜科のウリキンウワバとかイチジクキンウワバというようなのを見たことがあると思います。形としてはそういうキンウワバに似てはいますが、模様がないんですね、今回出会ったのは。
ガは種類が多くてね、知らないガを探すのは大変です。一応「ヤガ科」で眺めていたら「アカエグリバ」というのが似ている気がしましたので、暫定的にその名前で掲載します。正直、自信は全くない。わかりやすい虫に来てほしいな。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_akaeguriba.htm
ヤガ科 > エグリバ亜科
アカエグリバ
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Calpinae/Oraesia_excavata.html
アカエグリバ Oraesia excavata (Butler, 1878)
科:ヤガ科(Noctuidae) (エグリバ類)(Calpinae)
属:Oraesia Guenée, 1852
【幼虫食餌植物】 ツヅラフジ科:アオツヅラフジ(※KD)
★ルコウソウの花殻
2016.10.11 7:45頃
塀際に置いた鉢。庭を斜めにかすってさしこんでくる朝陽が木々の葉の間から奇跡的にこの花殻だけを照らして輝かせていました。肉眼ではもっと輝きがあったのですが、写真ではうまく表現できませんでした。
★影
7:50頃
陽が射していましたよ、という証拠写真は他にはないか、と探したら、橋脚に影が写っている写真がありました。
朝の散歩時は、日が射していて、なおかつ湿度が高くて、ジトっとした感じでシャツが肌にへばりつくという感じはありました。
★さて昼の散歩時。あれ?今頃「霧」?
12:25頃
踏切の方から電車が走ってきますが、視界が白く濁っていました。へぇ、朝はクリアだったと思うが。今?霧?珍しいな。肌はべとべと。
霧中を走る黄色い電車。
この電車が蒲田へ向かうときは
距離が近くて霧っぽくないので、黄色と黄色のコーディネーションにしてみました。
妙な日でした。湿度が高くて気持ち悪いからシャツを脱いでしまうと、なんだか肌寒い。空はどんより濁ってる。最高気温は23.4℃でした。前日の予報よりずいぶん低い。
★夕方のNスタの森田さんのN天
朝7時半ころの羽田空港。へぇ!こんなに霧が出ていたのか。飛行機がかすんでますね。
霧ともやの定義はこうなんだそうです。
ふ~ん。
羽田も大田区ですから、そう遠くはないけれど、7時半ごろにこんなに霧が出ていたとは。ほぼ同じ頃に家の近くでは日が射していて、昼に霧というかもやというかで霞んでいた。局地的にずいぶん違うものですね。風の影響なんかもあったんだろうな。あっちは海だし。
不思議な感じでした。
東京・大手町での年間霧日数のグラフを紹介してくれました。
70年代の中ごろ以降、霧の日数ががた減りですね。明らかな傾向です。
原因は?
よくわかりませんが、都市化で地面からの湿気が上がらなくなって、乾燥しちゃったのかな。
ちゃんとした分析を聞きたいものです。
夏と秋が列島の上でせめぎ合っています。
体調を崩されませんように。
2017.9.21
妻が、見慣れないカメムシがいた、と撮影してきました。
体の少し後ろ側にある黒い斑紋が目を惹いたそうです。
で、目を凝らすと、赤い斑点もある。
少しぼやけたのが残念ですが、特徴はよくわかります。
顔。
長いというか、大きいというか、特徴的な顔ですね。
妻は現場ではこれが「幼虫」であることには気づいていなかったようです。
写真をコピーしてPC上で私が眺めていたら、あ、これ終齢幼虫じゃないか、と気づきました。
「翅の芽」というのがあるので、そう判断できます。
そうなると幼虫図鑑が使える。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
ここです。
トップページから、「縮小画像で検索」へ入りますと「カメムシの幼虫」というのがありますので、そこに入った。
ず~っとスクロールしていったら66番目にありました。
「キマダラカメムシ」でした。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kimadarakamemusi.html
↑これです。どうぞ。
このページは「Last modified: Aug 31, 2011」となっていて
名称 キマダラカメムシ(5齢幼虫)
分布 九州(山口県,広島県でも見られるようになったとか)
撮影場所 熊本県熊本市
撮影日付 2005/09/18
撮影者 kt
この時は、まだ中国地方までしか来ていなかったのかな。
●2017年、東京都大田区の南部で、私共としては初めて成虫を2回、幼虫を1回、視認しました。
どんどん北上しているのでしょうね。この辺りでももう繁殖しているようです。
↓私が成虫を見た2回の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-3273.html
2017年8月 7日 (月) キマダラカメムシ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-3273.html
2017年9月 8日 (金) キマダラカメムシ
↓記事中でリンクした昆虫サイト。再度リンクします。写真多数。
http://www.insects.jp/kon-kamekimadara.htm
キマダラカメムシ
黒褐色で、黄色の小斑紋が散布されている。頭部から小楯板にかけて黄色の縦条がある。
サクラ、カキ、サルスベリ、ナンキンハゼなど、多くの樹木につき、とくに、公園や神社、街路樹などでよく見られる。
台湾~東南アジア原産の帰化種だが、近年、急速に分布を広げている。
2017.9.21
六郷用水の水路、妻の撮影。
アメンボがいる、と撮ったのだそうですが、交尾中だったことはその場では気づいていなかったようです。
水面に広がっていく波が面白いと撮影。アメンボの体からするとずいぶん大きな波ですね。
二つの波が重なったりして。物理の「波の干渉」教材に仕えそうですね。
右には2匹、交尾の前か後かはわかりませんが。左に一匹。
離れていても、波で状況を感じ取っているでしょうね。
★水面で生活するアメンボにとって、水面の波は重要な信号になります。
まず、アメンボは水面に落下した小昆虫の動きを「波」でとらえて捕獲します。で、体液を吸う。
また、交尾の時期には、オスが水面に波を立ててメスを誘います。
同じカメムシ目のセミは空気の振動=音が信号になりますが、アメンボでは水面の波なのですね。
↓NHKの動画。とてもわかりやすいので是非どうぞ。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005402472_00000
アメンボ
・・・
アメンボは、水に落ちた昆虫の体液を吸って生きているのです。えさを探す時だけでなく、プロポーズをする時もアメンボは波を使います。雄は、波紋を起こして雌を呼び寄せます。
・・・
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401071_00000
オオアメンボの求愛
★カメムシ目のセミ、アメンボときましたが、カメムシ目のウンカも「振動」を求愛行動に使います。
植物体を叩いて振動を起こすのです。ずいぶん昔、NHKのラジオだったと思いますが、ウンカが茎を叩く振動をマイクで拾って放送したことがあった、と、ぼんやり記憶します。
↓ニッポニカの解説から引用します。
https://kotobank.jp/word/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%AB-35623
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
ウンカ
ウンカ類の多くの種は、セミと同様な発音器をもつ。トビイロウンカの観察によって、雄と雌の振動が、配偶行動の重要な信号の役割を果たしていることが知られた。雄は、独特のパターンの振動をし、それが植物体を通じて伝わる。雌はその振動に応答し腹部振動をする。雄は雌の振動を感受して、雌の存在する方向を知り、雄は振動(発振)しながら雌に接近して交尾に至る。これらの振動の反復回数は、同種では一定し、種類によって異なっている。したがって、種類間で混乱することはない。
私の記事はいつも「時期外れ」。いえ、むしろ、流れから外れることが好きなんですけどね。
流れには乗りたくない、へそ曲がり爺さん。
さて、この話も時期外れ。
2017.9.22
電車に丸い「ステッカー」のようなもの。なんだろ?
過ぎ去っていくところももう一枚。
「90th 東急池上線」というのが読み取れますね。
調べてみたら、東急池上線の開通90周年記念だそうです。
池上線と多摩川線では車両が共有されてますから、多摩川線でも宣伝しながら走っているのですね。
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=2603.html;jsessionid=0319C129BD3CA33D2FC780CAB0257200
ニュースリリース
2017年9月06日
池上線沿線を活性化させる「生活名所」プロジェクトを開始!
~90周年特別イベント!10月9日(月・祝)、池上線を一日無料に~
東京急行電鉄株式会社
引用の最後のURLからpdfファイルが読めます。企画の内容が詳しい。
そういえば、NHKでも「生活名所 池上線」とかいうのをやってましたっけね。
なんだか「下町情緒」みたいなことも言っていて、ちょっと困惑したのでした。
確かに、町工場もありますけど、池上・久が原ときたら「高級住宅地」のイメージも強いんだが。
アーケード商店街が今もありますが、それ「下町」?
ま、いいけどさ。
【Nコレ。】10月9日は東急池上線に!!無料&乗り放題
2017年10月07日 10時56分 TBS東急池上線が無料です。
今週インターネットで話題になったキーワード「東急池上線+無料」。どんなニュースかというと、来週月曜日、この東急池上線が全線無料で乗り放題になるのです。東急池上線・開通90周年を記念して、全線が1日無料になる乗車券が配布されるのです。
そして、この日にあわせて池上線沿線でお得なイベントが目白押しです。フリー乗車券を提示することで、洗足池のボートが20分間無料。
「気持ちいいです。こんなスポットがあったんですね」
そして、蒲田駅の近くでは、池上線の線路が一望できる見晴らしがいい都内唯一の屋上観覧車が、先着50人まで無料で楽しめます。
そして、遊び疲れておなかが空いてきたら、戸越銀座商店街の対象のお店で、コロッケと交換できる引換券を先着300人に配布。ほかにも、銭湯で手ぬぐいプレゼントなど、沿線の魅力をお得に楽しむチャンスです。
来週月曜日は、東急池上線が始発から終電まで1日中無料です。(07日09:57)
こんな記事もありました。
東急池上線、ブランド向上へ「全線無料の日」の試み(朝日新聞デジタル 2017年10月3日07時49分)
写真:東急池上線沿線の活性化のため、連携を誓った東急電鉄の野本弘文社長(中央)と大田区の松原忠義区長(左)、品川区の浜野健区長=渋谷区
・・・
池上線は、品川区と大田区にまたがる全長10・9キロの路線で、1928年に全線開通した。沿線には、目黒川の桜並木や戸越銀座商店街、池上本門寺などの有名なスポットから、町工場や緑豊かな住宅地がある。
だが、東急電鉄が路線の認知度調査をしたところ、東横線が75・7%、田園都市線は74%だったのに対して、池上線は54・3%にとどまった。そこで同社は池上線のブランド力を上げるため、「生活名所 池上線」と名付け、沿線の見どころを紹介する冊子を作成。縁の無かった人にも乗ってもらおうと、無料で乗り放題の日を設けた。
・・・
ひょっとして「10.9km」と「10月9日」をかけましたか?
もちろん「10.9」と「とう・きゅう」は語呂合わせでしょ。
しかしなぁ、悩む。池上線の認知度が54.3%ですか?
東急多摩川線の認知度は一体どのくらいなんだろう?
今は消えた「目蒲線」より、今ある「東急多摩川線」のほうがきっと認知度が低いんじゃない?寂しいけど。
いつだったかな、タクシーに乗って「東急多摩川線の沼部駅近くまで」といったら、「多摩川線」を知らない運転手さんで、聞き返されたことがあったっけなぁ。悲しい。
池上線には西島三重子さんの「池上線」というロマンティックな歌があるけど。
「おおくぼ良太」さんの「目蒲線物語」では「あっても無くてもどうでもいい目蒲線」なんて歌われちゃって。多摩川線が切り離されて、目蒲線は消滅したし。
一時4両編成になったけど、結局3両編成に戻って。
もし「蒲蒲線」なんてできちゃって渋谷―羽田直行電車が走ったりして。それって絶対多摩川線の駅には止まれるサイズじゃないし。多摩川線利用者はどうなってしまうのでしょう???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE%E9%BB%92%E8%92%B2%E7%94%B0%E9%9B%BB%E9%89%84
目黒蒲田電鉄
目黒蒲田電鉄株式会社は東京急行電鉄の前身の鉄道会社。姉妹会社であった(旧)東京横浜電鉄を吸収合併したのち名称を逆に(新)東京横浜電鉄と変更し、現在の東京急行電鉄へと発展した。
・・・
目蒲線は東急発祥の路線だったんだからさ、大事にしてほしかったよなぁ。東急さん。
東急多摩川線も大事にしてくださいね。
2017.9.19
ここのヒガンバナの花はそろそろおしまい。結実しません。
染色体が3倍体という奇数なので、生殖細胞が作れないのです。
↓参考
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1059
彼岸花に関する質問
2017.9.20
花は「葉見ず」とかいうのですが。去年はこの写真のような時期に葉が出はじめて時期がオーバーラップしていました。
今年はどうも、花が先行して、葉が出る前に終わってしまうようです。
9.25
葉が出はじめました。この葉たちは「花見ず」になりました。
10.9
茂ってきました。
これから冬場にこの辺りの太陽光線を独占できるわけです。
遮るものなし。
で、球根にたっぷり栄養を蓄えて来年に備える。
寒さを潜り抜けると花芽が成長し始めるようですよ。
↓参考
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1082
彼岸花はどうやって季節を知るのですか?
9.29
線路際のご近所に白いヒガンバナがあったのですが、ちょっと遅れてしまって写真を撮りそこなった。
買い物に行った妻が別の場所で見つけて撮ってきてくれました。
赤い色素を作る酵素の遺伝子が変異して、色素を作れなくなったのでしょう。
2017.9.19
ツマグロヒョウモンがキバナコスモスで吸蜜。
ニチニチソウにとまって蜜を探しているようですが、この花、人間の目にはあまり蜜がたっぷりあるとは思えないけどな。
イチモンジセセリ@キバナコスモス。
この顔、見てくださいな。
見ている側が仕合わせ気分になりませんか。
デュランタに来たアオスジアゲハ。ボケてしまってすみません。
デュランタはずいぶん昆虫に好まれます。
デュランタに来たクマバチですが、しがみついているのは花そのものというより、花殻です。
花殻の外側から破壊的に蜜を吸おうとしている。パワーがありますからね。
花が咲いている時に、これをやると盗蜜といいます。
↓wikiから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%97%E8%9C%9C
盗蜜(とうみつ、英語:nectar robbing)とは、昆虫や鳥などの動物が受粉を行わず花蜜のみを奪うこと。
ここに
盗蜜しているクマバチ
花の下部に食いつき、花粉に触れずに蜜集めをしている。
こういう写真もあります。
しかしまあ、上の写真では花はもう終わっていますから。
なんというか「残り物に福あり」とでも呟きながら蜜を吸っているでしょうか。
おいしかったでしょ。
2017.9.19
ドアにとまっていました。
前脚の格好が不思議ですね。
シャクガの仲間だよなぁ、とは思いましたが、名前は知らない。
一所懸命調べて発見↓。ウスミドリナミシャクのようです。
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Larentiinae/Episteira_nigrilinearia_nigrilinearia.html
ウスミドリナミシャク Episteira nigrilinearia nigrilinearia (Leech, 1897)
科:シャクガ科(Geometridae) ナミシャク亜科(Larentiinae)
【幼虫食餌植物】 マキ科:イヌマキ
食草は庭にはない。どこかで成虫になって飛来したのでしょう。
珍しい昆虫は苦手ジャ。いつも見る昆虫の普段の姿でいいよ。
★シャクガ科の「Geometridae」って「geometry」ですよね。多分ギリシャ語由来。(γεωμετρία)
ナイル川が氾濫するたびに、土地(geo)を測量した(metry)とかいう話は有名。
日本語の「尺取り」と対応しますね。
しゃくとり‐むし【尺取虫】
シャクガ科のガの幼虫の総称。体は円筒形。枝や葉を食害。歩く時屈伸するさまが指で尺をとるのに似るのでこの名がある。クワエダシャクは代表的なもの。えだしゃくとり。おぎむし。寸取虫。杖突虫。
広辞苑第六版より引用
★ずれますが:「土瓶落とし」という別名もあります。大型のシャクトリムシが枝に擬態しているところに、うっかり土瓶をかけると、落っこちて割れる、という由来です。
2017.9.19
毎年家の中のどこかで見かける「幽霊」さん。
今年は洗面台の壁側の隙間にいます。
10.6
ずっと同じ場所にいます。
何を食べているんだろう?と妻と話します。
こんな場所に小昆虫が飛んで来るか?
でも、毎年見かけるのですから、孵化して成長して、交尾して、産卵しているんでしょうね。
でなきゃ家の中で見かけるわけがない。
ゴキブリの幼虫にしたって、ほんの小さな時期のものしか食べられないんじゃないか?
小さなハエがそうそういるわけでもなし。
不思議です。
よっぽど省エネな生き方なんでしょうね。一生に数えるほどの餌を食べられれば何とか生きて繁殖していけるのかもしれない。霞でも食べるのかなぁ。ユウレイだもんなぁ。
普通の昆虫はもっとエネルギーを必要としていますけどね。
クモ類は昆虫より省エネな生き物なのかな。
★現代化学 2017年10月号、57ページ
「マダニ媒介性の新興感染症 ――重症熱性血小板減少症候群――」 山地佳代子、嘉糠洋陸
この記事でびっくりするような記述を読みました。重症熱性血小板減少症候群=SFTSについての記事です。
マダニは、動物の血液を唯一の栄養源とする。その生活環を完結させるためには、生涯で3回(幼ダニ・若ダニ・成ダニの時期)の吸血が必要となる。
えっ、生涯で3回の食事?なんということでしょう。
文章の意味を読み違えていないと思うのですが。とんでもないですね。
一生に3回の吸血で生活環が完結できる。
毎日3食のヒトというエネルギー浪費型動物から見たら、仙人というか、何というか。
かなりのショックを覚えました。そういう生物もいるんだなぁ。
2017.9.18
ルリマツリの花にきたホシホウジャク。完全に体を浮かせたまま口を伸ばしてチョンと蜜を吸っては移動する。写真を撮るのが大変なんです、このガは。
飛んでいる時のこの翅の色が特徴的。
とまっている時には見えなくて、地味で、樹皮にまぎれます。
幼虫はヘクソカズラなどを食草にするようで、我が家付近に現れても、ま、当然か。
一応、念のため。これはスズメガ科のガです。ホウジャクは「蜂雀」と書きます。たまに、ハチドリの仲間か、と間違われることもあるとか。昆虫、ガ、です。
イチモンジセセリ
これはガというよりは、チョウ、です。茶色いものですからガじゃないか、と警戒する方もいらっしゃるとか。(ガとチョウは、基本的には区別しません。)
顔のかわいらしさに気づいてしまうと、ファンになりますよ。
2017.9.16
色の取り合わせを楽しんでください。赤いのはルコウソウです。
先日、線路際で夫婦二人で花や虫の写真を撮って騒いでおりましたら、通りがかったご婦人に、話しかけられまして、しばらく花の話をしました。そのとき「ルコウソウ」も話題になり、どういう字か、と尋ねられたのですが、煩雑な字でしたね確か、私、書けません、としか答えられませんでした。
縷紅草
こうです。
名前は知っていたけれど、実物との対応がついてよかった、とおっしゃっていただきまして、嬉しかった。
三兄弟。よく見ると、微妙に違うんだなぁ。花にもそれぞれ個性があるんですね。
わぁ、星が出た!と私が騒いで、妻も笑っていました。
稔りというものはいいものですね。ここに次の世代の「いのち」が詰まっています。
9.19
色にジェンダーを見るのはよくないことかもしれませんが、これは「姉妹」と表現したくなります。
下の方を見てください。小さな花があります。これは上の大型の花とは別株です。
大型の花の葉は典型的なアサガオの葉。下の花の葉は斑入りです。何か、遺伝子上の変異があるのでしょう。
アップしてみました。小さいけど、頑張る。
うれしいな。
2017.9.15
白帯野螟蛾です。
よく見かけるのですが、撮影しづらいガです。
とまっていることに気付かずに接近してしまって飛び立たせてしまう。飛んでいった先を目で追う。またとまる。
そのとまる場所がね、葉の裏、ということが多いのです。
表に移動してほしいな、と接近するとまた飛んで裏に入ってしまう。
厄介な被写体です。
この時は、たまたま葉の表にいるところを遠くから気づいて、あまり接近せずにズームで撮影できました。
この画像の撮影後、欲をかいて接近しようとしたらすぐに気づかれて飛んでいって裏へ入ってしまいました。
http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Spoladea_recurvalis.html
シロオビノメイガ Spoladea recurvalis (Fabricius, 1775)
科:ツトガ科(Crambidae) >ノメイガ亜科(Pyraustinae)
2017.9.15
久しぶりに見たウラナミシジミ。
後翅の後端部の模様は、眼への擬態だといいます。
更に尾状突起が触角に見えて、鳥がこのチョウの前後を間違えるのだそうです。
鳥はチョウの頭を攻撃しようとしますが、そこはこのチョウにとって後端部。ですから間一髪で攻撃を逃れる可能性が大きくなるのです。
翅をかじられても、とにかくぎりぎり逃げおおせられればビーク・マークで済むわけですね。
そういう戦略です。
ウラナミシジミは南のチョウで、北上中とは聞きますが、東京での状況はどうなんでしょうね。
どんなステージでも越冬できないかもしれません。夏の間に北上はするものの、繁殖はできずに終わる。でも、何かの拍子に繁殖できるような条件が生ずれば生息範囲が拡大するということになる。そういう壮大な拡散戦略の途上かもしれません。
2017.9.15
庭で休憩中のツマグロヒョウモンのオス。
翅が傷んでいます。鳥に突かれたかな。
こういう傷を「ビーク・マーク」というのだそうです。
beak
►n くちばし,嘴 (bill);くちばし状のもの,嘴部(しぶ);《昆虫の》長い吻(ふん),《カメなどの》口先;《口》 鼻,《特に》大きな鼻,かぎ鼻;笛の口;《水差しの》注ぎ口,飲み口;〔建〕 水切り,突出部;〔植〕 《花冠先端などが筒状に伸びた》くちばし状部[突起];〔化〕 《レトルトの》導管;《昔の戦艦のへさきに突出した》衝角.
リーダーズ英和辞典第3版より引用
嘴の跡ということでしょうね。
余分なこと。「注ぎ口」というのがありますね。「嘴」に見立ててのことでしょう。
beaker
{名詞}(化学実験用の)ビーカー;広口の大コップ,大杯.
パーソナル英和辞典より引用
科学で使う「ビーカー」はこういう言葉なのです。
閑話休題。
外へ出たら、線路柵の中で交尾中のカップルがいました。上がメスですね。
ここでは左がメス。
オスは精子を渡すだけですが、メスは栄養を持たせた卵を作らなければならない。
見ていたら、交尾飛翔をして線路の近くへ移動。メスがオスをぶら下げたと思います。
電車に轢かれるということはありません。
さて、家の周辺にはスミレの仲間がいっぱいありますが、また幼虫が現れるんだろうな。
うれしいゾ。
2017.9.15
ヒメイトカメムシでしょう。脚の模様がはっきりとは見えていませんが。
やっぱりフヨウからスイフヨウへ移りましたね。
この写真、ベランダから見おろしながらズームで撮ったもの。撮影時は花しか見えていませんでした。
PC画面で見たら、ヒメイトカメムシが写っていたのです。
3mくらいは離れたところから、体長3、4mm位の虫が写るんですからすごいものですね。驚きました。
庭へ降りて見上げたら、スイフヨウの花と重なる角度でオンブバッタがいましたのですぐ一枚。よくよく見たら、暗かったのですがクサギカメムシの幼虫がいました。
そちらへファインダーを向けると
こうなりました。暗いところで測光していますので、背景の白い花はとんでしまった。
ま、虫が撮れたからいいとして。写真は難しいや。
2017.9.14
だんだんと残りのつぼみが少なくなってきました。もうすぐ今シーズンが終わりそう。
9.15
あれ?ルリマルノミハムシがフヨウの花弁を食べている。
現場を押さえました。
↓下の記事でアサガオの花弁に穴を開けたのは誰だろう?ルリマルノミハムシか、と疑いをかけましたが。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-d521.html
2017年9月15日 (金) ルリマルノミハムシ@アサガオ
画面左側、花弁に穴が開いているのですが。
犯人は誰だろう?
ルリマルノミハムシの成虫は蜜や花粉を食べると聞いています。幼虫は葉を齧るとか。
となると、この穴の責任者として右の成虫を疑うのはマズイかな。
画面左の方にも穴が開いています。この穴はきっと右に写っているこの虫の仕業に違いない。
単に穴を開けるだけではなくて、花弁の表面を薄く削いだ、という感じもします。
結論:ルリマルノミハムシの成虫は、花弁を食べることがあります。
2017.9.13
スイフヨウのつぼみが開きかかっています。
明日開花するつぼみです。
9.14
朝8時頃。真っ白、こってり。すごいボリューム感。
八重ですが、オシベとメシベはちゃんとある。いかにもアオイ科の形ですね。
翌日分も準備中。
昼12時15分を過ぎた頃。
うっすらとピンク色を帯びてきました。
1時50分頃。色が濃くなりました。
酔いが回ってきましたか。
翌日の花の準備も進んでいます。
あれ!
ヒメイトカメムシがいる!
フヨウの方でいっぱい見ました。その後フヨウの方では減って見かけなくなったので、もうヒメイトカメムシのシーズンも終わったか、と思っていましたが。スイフヨウに移動してきましたか。しぶといなぁ。
4時10分頃。色はさらに濃くなり、花も閉じ始めました。
明日のつぼみ。ここにはヒメイトカメムシは見えません。
9.15
翌日。これでこの花の変化の経過をほぼたどり切りました。
去年は鉢植えで室内で観察しましたが、今年は地植えにしたので目の前、とはいきませんが、植物体としては勢いを増したようです。豪華な花です。毎朝が楽しみ。
気温
8月もずいぶん妙な感じの月でしたが、9月もまた、なんですよ。
初っ端、全然暑くなかったんです。
9月最初の週、2学期の始まり、こんな暑さで授業なんかやってられるかよ、というのが生徒も教師も同じ、本音。普通はね。
でも今年は最高気温が8月の最低気温の平年値を下回ったり。へんだったなぁ。
9月17日の最高気温は22.9℃。
9月18日の最高気温は33.3℃。
これ、ひどすぎますよ。体もだるくなります。重た~い気分。
湿度
徐々に下がりつつはあります。からっとした秋空の日は少なかった。
ところで。平年気温での話ですが。
9月 1日は29.9℃
9月30日は24.0℃
1カ月で約6℃も下がるんです。
最初のグラフの平年値の線を見てください。
立秋(8月7日)の頃に年間のピークを迎え、少しずつではありますが気温が下がり始める。まさしく「秋が立ち」ます。
そして9月にはいると、下降の傾きが大きくなる、どんどん気温が下がる、ということですね。
最低気温の方も似たような傾向ですが
9月 1日は22.3℃
9月30日は17.0℃
です。
5℃ちょい下がりますね。かなりのものです。
体調を崩されませんように、ご自愛ください。
2017.9.13
この季節にも咲くんでしたっけ。
5月ごろから咲いて高校生物の教材に都合の良い時期だ、という思いがありまして、今の時期を失念していました。
わっといっぱい咲くというのではないのですが、切れ目なく咲き続けています。
↓是非お読みください。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3376
ムラサキツユクサ原形質流動について
ムラサキツユクサの雄しべの毛の細胞のゴルジ体は、光学顕微鏡では見えません。流動に乗って動いているのが光学顕微鏡で認められるのはミトコンドリアです。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=0298&target=number&key=0298
原形質流動の役割について
2017.9.12
夕焼け。妻が庭で気づいて撮って、撮りにくいといってベランダに上がって撮ったり。
ちょっと「濃い、こってりした」感じの迫力ある夕焼けでした。
9.13
翌日の夕方。前の日の夕焼けより「あっさり」した感じでした。
透明感がありました。雲の量とかが違うんでしょう。
日没の時間が早くなりましたね。
東京では10月1日の
日の出: 5:36
日の入:17:25
です。
東京で
日の出が一番早いのが、6.6~6.21の4:25
日の入が一番遅いのは、6.24~7.4の19:01
日の出はもう1時間も遅くなったし、日の入は1時間半も早くなりました。
「秋の日は釣瓶落とし」なんていっても、釣瓶井戸を見たことのある人はもうほとんどいないんでしょうね、きっと。
私共の世代は、子どもの頃はまだ水道の普及率はそんなに高くなくて、井戸で生活した経験を持ちますが。
余分な思い出話:小学校に上がる前、間借りして住んでいたそのお家には水道がなくて井戸だけ。向かいのお家にはそのあたりでは珍しく水道があった。「おさむくんち」。上がりこんで「人生初めての水道」と出会って、栓をどっちへ回したら水が出て、どっちへ回したら水が止まるのかを知らなかった私。なんとなく水が出たのはいいけれど、止めようとして混乱をきたして、水がどんどん出る方へひねってしまった。じゃあじゃあ水が出る、止められない。パニックになったのでした。おばさんが来て止めてくれたので、もう、はずかしいやら、申し訳ないやら、ひたすら謝って帰ったのでした。
60年以上前の話です。
2017.9.10
このところ庭でよく見かけるヒメジャノメ。
多分下の記事↓のものと同じ個体でしょう。この記事の写真は9月8日のものですから。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-4046.html
2017年9月28日 (木) ヒメジャノメ
↑ここでは妻が頑張って翅を開いたところの写真を撮ってくれています。
ヒメジャノメが翅を開いたところって、考えてみるとあまり見たことがないんですね。
ぜひご覧ください。
2017.9.9
蒲田駅で見かけたポスター。
すわ一大事!のるるんの危機!
咥えられちゃってます。
もう終わった企画ですが、「銀魂スタンプラリー」というものだそうです。
http://www.tokyu.co.jp/file/170720.pdf
「銀魂スタンプラリー」開催!
当社は、8月1日(火)から9月18日(月・祝)まで、アニメ「銀魂」とコラボレーションをしたスタンプラリー「銀魂スタンプラリー~スタンプラリーやるときはインクの乾きに気をつけろ~」(以下、本スタンプラリー)を開催します。
のるるんも気をつけようね。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |