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2017年9月27日 (水)

0905_32dragon 2017.9.5
森田さんのN天で紹介された画像。
高知県の早明浦ダムだそうです。水位が下がってこんな姿が出現したそうです。
ツイッターで話題になったとのこと。私はツイッターはやってませんので、知りませんでした。
しかしまあ、本当に龍ですね。脚もあり、角までありますよ。
びっくりしました。面白いものを見た。

★知ったかぶりのひけらかし。
「逆鱗に触れる」という言葉、ご存じですよね。
「逆鱗(げきりん)」ってな~んだ?
龍の顎の下の鱗がそこだけ逆向きに生えているんだそうで、それが逆鱗。

げき‐りん【逆鱗】
(竜のあごの下のさかさのうろこに触れると怒ってその人を殺すという韓非子の故事により、天子を竜にたとえていう)天子の怒り。宸怒しんど。また、目上の人の怒り。「―に触れる」
広辞苑第六版より引用

猫や犬は顎の下を、なでるというかかくというか、してやると気持ちよさそうにうっとりしてしまいますが。龍の顎の下をなでちゃいけません。逆鱗に触れるかもしれませんからね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E9%B1%97

●由来と概要
 「竜」は、元来人間に危害を与えることはないが、喉元の「逆鱗」に触れられることを非常に嫌うため、これに触られた場合には激昂し、触れた者を即座に殺すとされた。このため、「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となり、帝王(主君)の激怒を呼ぶような行為を指して、「逆鱗に嬰()れる」と比喩表現された。
 この故事をもとに、現代では、「逆鱗に触れる」として広く目上の人物の激怒を買う行為を指すようになり、また「逆鱗」が目上の人物の怒りそのものを指す言葉として用いられることもある。「逆鱗に触れる」を、漢語を使って「嬰鱗(えいりん)」とも言うが、一般会話においてはほとんど使用されない。
 「癪に障る」行為をする事としばしば混同される。また、友人や後輩、部下などを怒らせた時に使うのも本来誤用である。

出典
この故事の出典は、『韓非子』の「説難(ぜいなん)」篇であり、臣下が君主を説得することの困難さについて述べた以下のくだりにある。

    白文
        夫龍之爲蟲也 柔可狎而騎也 然其喉下有逆鱗徑尺 若人有嬰之者 則必殺人 人主亦有 逆鱗 說者能無嬰人主之逆鱗 則幾矣

    書下し
        夫(そ)れ竜の虫(むし)たるや、柔(じゅう)なるときは狎(な)れて騎(の)るべきなり。然(しか)れども其(そ)の喉下(こうか)に逆鱗の径尺(けいしゃく)あり、若(も)し人之(これ)に嬰(ふ)るる者有らば、則(すなわ)ち必ず人を殺す。人主(じんしゅ)も亦(ま)た逆鱗有り。説者(ぜいしゃ)能(よ)く人主の逆鱗に嬰るること無くんば、則ち幾(ち)かからん。

    大意
        竜という生きものは、穏やかな時には、馴染めば(背中に)またがる事もできるものだ。しかし、竜の喉元には鱗が逆さに生えた部分があり、これに触れる者がいると、(竜は怒り)その者をすぐに間違いなく殺してしまう。君主にも同じように逆鱗がある。(臣下の)発言者は、(具申の際に)自ら君主の逆鱗に触れるようなことがなければ、(上手くいく結果が)近いものである。

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