アゲハ孵化
2017.8.12
妻は「アゲハパターン」の識別力に優れています。柑橘類の木を見ると、すぐアゲハの卵や幼虫を見つける。
区の木・クスノキのそばを通ると、すぐアオスジアゲハの卵や幼虫を見つけて連れてくる。
いや、すごいものです。
8.15
孵化してる!との声、なるほど、左の幼虫は孵化したばかりで、自分が入っていた卵殻を食べています。
このシーンを見るのは久しぶりだ、と座り込みました。
この殻には、幼虫の口を開かせて噛みつかせる成分が入っていると思います。柑橘類を食べるのだ、と教えているのでしょう。ひょっとっしたら、母親から幼虫へ引き継ぐべき「菌叢」もあるかも。わかりませんけど。
こちらはもう既に卵殻も食べて落ち着いた幼虫。
トゲトゲっぽく見えますが、刺さりません、大丈夫。
お、大分食べ進みましたね。
おいしいおいしい、ムシャムシャ。一心不乱に食べます。
お母さんが持たせてくれた「最初の食事」だもんね。おいしいよね。
残り僅か。
食べ終えて、その場を離れて移動。卵の場所にとどまるよりも移動した方が、安全度が増すのかもしれません。
小さな卵の中で発生過程を経て、いっちょ前の幼虫になるんですものね。不思議でなりません。
柔らかい葉を与えて、存分に食べてもらいましょう。
大きくなってね。
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