クロウリハムシ
2017.9.8
葉に白っぽい筋が円形に刻まれていて、その円の内側(葉の縁側、葉柄より遠い側)を今、食べているところです。
植物って結構能動的なんですよ。
昆虫に授粉を媒介してもらったり。種子を鳥に遠くまで運んでもらったり。
昆虫による食害を避けるために、毒性の物質を作ったり。
薬用植物といいますが、それは動物・人に対して生理活性があるからこそ。本来、人の役に立とうとしているのではなく、毒物を作って食害を防ごうとしている、それが「薬」として使われた、という経緯になります。
毒にも薬にもならない、というように、薬になるものは毒でもあるのです。植物は優しい、などという物語にはごまかされないでくださいね。ウソっパチです。
クロウリハムシは、溝を掘って植物が送り込む阻害物質を遮断するという対抗手段を開発しました。
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