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2017.9.8
森田さんのN天。竜巻の写真。
すごいですね。海水を吸い上げています。
こういうのを見たらもう、龍が天に上る、そのものですよね。
竜巻の発生件数は9月が一番多いのだそうです。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/tornado/stats/monthly.html
↑このあたりが出典かな。
竜巻が発生しやすいというのは、それだけ大気の状態が不安定だということでしょう。
地表近くと上空の温度差が大きくて、何かのきっかけで上昇し始めた空気塊が周囲と等温になって停止することができずに、上昇を続けてしまう、というのが「不安定」という意味です。
季節が変わりつつあるということの証拠なのかもしれません。
2017.9.8
表札をのぼるアダンソンハエトリのオス。
もともと黒いクモが、影に入ってしまって輪郭がよくわからなくなってしまいました。
で、白い模様だけが浮かび上がりました。
http://www2.atpages.jp/kjrshoji/haetori/html/adanson-osu041103.htm
アダンソンハエトリ
検索すればいくらでも出てきますがとりあえず↑こんなところなどいかがでしょうか。
2017.9.8
葉に白っぽい筋が円形に刻まれていて、その円の内側(葉の縁側、葉柄より遠い側)を今、食べているところです。
植物って結構能動的なんですよ。
昆虫に授粉を媒介してもらったり。種子を鳥に遠くまで運んでもらったり。
昆虫による食害を避けるために、毒性の物質を作ったり。
薬用植物といいますが、それは動物・人に対して生理活性があるからこそ。本来、人の役に立とうとしているのではなく、毒物を作って食害を防ごうとしている、それが「薬」として使われた、という経緯になります。
毒にも薬にもならない、というように、薬になるものは毒でもあるのです。植物は優しい、などという物語にはごまかされないでくださいね。ウソっパチです。
クロウリハムシは、溝を掘って植物が送り込む阻害物質を遮断するという対抗手段を開発しました。
2017.9.8
ボケた写真一枚。申し訳ありません。
今年は出嚢直後の幼体を見ることはできませんでした。
あれがまた、かわいいんだよな。
何度も書いていますが、ちょっと検索したらこれ↓がヒットしましたので、ご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-707c.html
2010年9月 1日 (水) ササグモ
2017.9.8
ジャノメチョウがいた、と妻が撮影してきてくれました。
翅をなかなか開いてくれなくて、頑張ったそうです。
まだ体温が上がらなくってじっとしている時間。
典型的な模様が撮れています。
まだ不活発な状態と聞いて、私も見に行きました。
確かに、じっとしていて、翅も広げてくれませんでした。
9.9
翌朝も茂みの奥で休息しているのを見ました。
何とかチョウにピントが合ってうれしい。
幼虫はイネ科の草など食べますので、ネコジャラシがいっぱいの我が家周辺でも見られるんじゃないかとは思いつつ、果たせていません。
実は、ヒメジャノメの幼虫は「有名な」猫顔幼虫なのです。キティちゃん顔といってもいいかな。
一度実物を見てみたいものです。
↓下のブログでその顔が見られます。
http://wapichan.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-a089.html
ヒメジャノメの幼虫
検索すればいくらでも出てきますが、上のブログは信用度が高いと思います。
「わぴちゃん」ですから。
2017.9.7
デュランタにガがいたわよ、と妻が撮ってきてくれました。
見たことはあるのですが、名前はすぐには出てこない。
調べてみたら
ヒトリガ科(Arctiidae) > コケガ亜科(Lithosiinae) > キシタホソバ
だと思います。
下にリンクするサイトによりますと
幼虫の食草は地衣類だそうで、何かの葉を食害するというガではないらしい。
幼虫を見たことはありません。
↓参考
http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Lithosiinae/Eilema_aegrota.html
2017.9.6
左が蛹、右は前蛹。
光る蛹として有名ですが、自ら発光するのではなく、反射するのです。
暗いところで光を浴びせるときらきら光る点が見られます。
全体が明るいと、こうなります。
羽化すると、この懸垂型の脱け殻につかまって体を固めますので、羽化の失敗は少ないです。
外で大きくなった幼虫を連れてきても、寄生されているということがほとんどない。南から北上してきたチョウですが、寄生者はついてこられなかったのか。もともと寄生者の少ないチョウなのか。一度だけ寄生バエにやられたことはあります。
また、寄生ではないけれど、アリやカメムシにやられることはあるようです。
↓のサイトで読みました。
http://musisanpo.musikoi.main.jp/?eid=888091
2016.06.03 Friday
ツマグロヒョウモンの幼虫の天敵
45
2017.9.5
森田さんのN天で紹介された画像。
高知県の早明浦ダムだそうです。水位が下がってこんな姿が出現したそうです。
ツイッターで話題になったとのこと。私はツイッターはやってませんので、知りませんでした。
しかしまあ、本当に龍ですね。脚もあり、角までありますよ。
びっくりしました。面白いものを見た。
★知ったかぶりのひけらかし。
「逆鱗に触れる」という言葉、ご存じですよね。
「逆鱗(げきりん)」ってな~んだ?
龍の顎の下の鱗がそこだけ逆向きに生えているんだそうで、それが逆鱗。
げき‐りん【逆鱗】
(竜のあごの下のさかさのうろこに触れると怒ってその人を殺すという韓非子の故事により、天子を竜にたとえていう)天子の怒り。宸怒しんど。また、目上の人の怒り。「―に触れる」
広辞苑第六版より引用
猫や犬は顎の下を、なでるというかかくというか、してやると気持ちよさそうにうっとりしてしまいますが。龍の顎の下をなでちゃいけません。逆鱗に触れるかもしれませんからね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%86%E9%B1%97
●由来と概要
「竜」は、元来人間に危害を与えることはないが、喉元の「逆鱗」に触れられることを非常に嫌うため、これに触られた場合には激昂し、触れた者を即座に殺すとされた。このため、「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となり、帝王(主君)の激怒を呼ぶような行為を指して、「逆鱗に嬰()れる」と比喩表現された。
この故事をもとに、現代では、「逆鱗に触れる」として広く目上の人物の激怒を買う行為を指すようになり、また「逆鱗」が目上の人物の怒りそのものを指す言葉として用いられることもある。「逆鱗に触れる」を、漢語を使って「嬰鱗(えいりん)」とも言うが、一般会話においてはほとんど使用されない。
「癪に障る」行為をする事としばしば混同される。また、友人や後輩、部下などを怒らせた時に使うのも本来誤用である。出典
この故事の出典は、『韓非子』の「説難(ぜいなん)」篇であり、臣下が君主を説得することの困難さについて述べた以下のくだりにある。白文
夫龍之爲蟲也 柔可狎而騎也 然其喉下有逆鱗徑尺 若人有嬰之者 則必殺人 人主亦有 逆鱗 說者能無嬰人主之逆鱗 則幾矣書下し
夫(そ)れ竜の虫(むし)たるや、柔(じゅう)なるときは狎(な)れて騎(の)るべきなり。然(しか)れども其(そ)の喉下(こうか)に逆鱗の径尺(けいしゃく)あり、若(も)し人之(これ)に嬰(ふ)るる者有らば、則(すなわ)ち必ず人を殺す。人主(じんしゅ)も亦(ま)た逆鱗有り。説者(ぜいしゃ)能(よ)く人主の逆鱗に嬰るること無くんば、則ち幾(ち)かからん。大意
竜という生きものは、穏やかな時には、馴染めば(背中に)またがる事もできるものだ。しかし、竜の喉元には鱗が逆さに生えた部分があり、これに触れる者がいると、(竜は怒り)その者をすぐに間違いなく殺してしまう。君主にも同じように逆鱗がある。(臣下の)発言者は、(具申の際に)自ら君主の逆鱗に触れるようなことがなければ、(上手くいく結果が)近いものである。
八重咲きのヤマブキのこの秋の2輪目が咲きまして。
妻が足元を踏み分けて接近して花を接写しようとしていました。
あらまあ、どうしたの?撮ってほしいの?
という声がしました。
2017.9.5
なんというアングル。チョウの方が自分でこのアングルに飛び込んできたのです。
おばちゃん、撮って。です。チョウを撮ろうとしてそっと接近していった、というのではないのですね。向こうから目の前へ飛び込んできてカメラに向かう。
見ていた私の撮影。妻のカメラの前でポーズをとるイチモンジセセリ。
なんだかなぁ。チョウとお友達。
妻はカメラを少し下げて、アップで狙っています。私の側から見るとこうですが。
この時妻が撮った写真は
もう、かわいいったらありゃしない。
直後、おばちゃんありがとう!と(叫んで)飛び去りました。
私共、だんだん人間離れしてきたようで。善哉善哉。
2017.9.5
触角の根元近くに小さな水滴がついていますね。それで思い出したのですが。
カマキリは「水を飲む」昆虫です。ちょっと珍しい。
野性でも雨滴など飲むと思います。
飼育下で、たまに霧でも吹いてやって水滴を作ってやると、口をつけて飲みます。
ケースが湿っぽくならないように注意は必要ですけど。
また、カマキリは「清潔好き」な昆虫でして、食事後に、鎌を丹念に口で掃除します。
触角も鎌で口元に引き寄せて掃除をします。
頭や複眼を鎌でなでて汚れを取り、その鎌を舐めてきれいにします。
猫みたいな感じですよ。
肉食性なので、匂いとかを嫌うんでしょうね。
それに比べると、カブトムシはぐっちゃぐちゃ。
桃やスイカを与えると、甘い果肉に浸りこむ。べとべとになりますね。
からだにカビが生えることもあるくらい。
飼育しているとわかるのですがカマキリはきれい好き。
2017.9.5
オシロイバナのしぼんだ花の外側に口吻を伸ばしています。
雨粒がついていますから、中の蜜が雨水に溶けだして外側でも少しは飲めるのかな。
口吻の先に味覚器があるはずですので、それも可能でしょう。
↓JT生命誌研究館のチョウの味覚に関するpdfです。
https://www.brh.co.jp/research/lab01/pdf/seimeishi32_reserch.pdf
2017.9.3
イノコズチの花の写真を撮ったつもりだったのですが、何か虫が一緒に写っていました。
虫の本体がよく見えません。その虫の左の触角が特徴的。
ハリカメムシの幼虫じゃないかな。
↓幼虫図鑑です
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/harikamemusi.html
このページの写真を見ていただくとわかります。独特の触角なのです。
手がかりが少なすぎますので、あやふやですが、多分ハリカメムシだろうと思います。
2017.9.1
初めて見ました。「富士山ナンバー」というのがあるんですね。
私は品川ナンバー以外に乗ったことはないし、ナンバーに対するこだわりも皆無なので知りませんでした。たまたま前を走っていたので、信号停止で一枚。
↓国土交通省
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/09/090415_.html
富士山ナンバーの交付開始について
山梨、静岡両県から新たな地域名表示ナンバープレート(いわゆる「ご当地ナンバー」)として要望のあった「富士山」ナンバーについて、平成20年11月4日(火)より交付を開始することと決定しました。
富士山周辺地域における地域振興、観光振興、地域の一体感等を醸成するためのシンボルとしての役割を、「富士山ナンバー」が果たしていくことを期待しています。
富士山ナンバーは、新規登録される自動車や変更登録等によりナンバー変更される自動車から、順次、新しい表示ナンバーを交付することとしています。また、現在使用中の自動車についても、富士山ナンバーへの変更を希望する場合に交換することが可能です。(参考)
富士山ナンバー交付対象地域
交付運輸支局名 交付対象地域
山梨運輸支局 富士吉田市、富士河口湖町、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、道志村
静岡運輸支局
沼津自動車検査登録事務所 富士宮市、富士市(11/1に富士川町を合併予定)、御殿場市、裾野市、小山町、芝川町
※ 複数の運輸支局をまたいだナンバー交付は、初めてのケース
★休日ですが特別版です。
この間、気象予報士の森田さんは「秋分の頃、太陽は赤道を真上から照らす、というようなことを考える」とチラッとおっしゃっていました。
さっすがぁ。なるほど。そりゃそうですが、普通はそういうことはあまり意識しませんね。
秋分、春分というと昼夜が等しいというようなことばかりだ。
森田さんが何を言ったのか、ストレートにわかりました?
分かる方はもちろん「当たり前でしょ」とおっしゃるはず。
★ちょこっと解説。
北回帰線、南回帰線はご存じですよね。
かいき‐せん【回帰線】クワイ‥
地球上赤道の南北、緯度23度27分の緯線。北のを北回帰線(または夏至線)、南のを南回帰線(または冬至線)という。北回帰線上では夏至の日に、南回帰線上では冬至の日に、太陽が真上に来る。これを極限として太陽は南または北へ回帰する。両回帰線の間が熱帯である。
広辞苑第六版より引用
夏至の日、北回帰線上での太陽南中高度は90度。
冬至の日、南回帰線上での太陽南中高度は90度。
じゃあ、秋分、春分の日、太陽南中高度が90度になるのはどこ?
赤道上なんですよ。
引用元→ http://airdonut.air-nifty.com/blog/2015/03/post-da4a.html
★ついでにもう一つ。
tropic
►n 〔地理〕 回帰線 (⇒TROPIC OF CANCER, TROPIC OF CAPRICORN);〔天〕 天の回帰線;《廃》 天の至点;[the ~s, Othe T-s] 熱帯地方.
►a 《文》 熱帯(地方)の (tropical).
[L<Gk=pertaining to a turn;⇒TROPE]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
かに座のTROPIC、やぎ座のTROPIC という言い方があるのは知りませんでした。
太陽がここまできて「引き返す turn」なのかな。
この回帰線の間に挟まれた地帯が「熱帯=tropics」なのですね。
TBSの「森田さんのN天」で、東京で「真夏日(日最高気温が30℃以上)が観測された最終の日」の平年は9月21日だ、という話をしていました。
で、「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざはおおむね正しい、と。
なるほどなぁ、そんな統計もあるのか、と検索してみたらありましたねぇ↓
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/kiroku/kiroku/data/40.htm
東京の夏日、真夏日、猛暑日、日最低気温が25℃以上の日の終日
気象庁天気相談所作成
こういう表です。
夏日 真夏日
平年(1981-2010) 10.18 9.21
日最高気温が25℃以上の夏日の最終日は10.18だそうです。
秋が進んでいきます。気温が激しく上下しながら進んでいきます。
どうぞ体調を崩されませんように。ご自愛ください。
「毎年よ、彼岸の入りの寒いのは」正岡子規の句ですね。
そう、秋分、春分は昼夜等分=equinox であり、季節の転換点でもあるのです。
equinox
{名詞}昼夜平分時,彼岸の中日.
パーソナル英和辞典より引用equinox
►n 春[秋]分,昼夜平分時;〔天〕 分点:PRECESSION of the equinoxes/AUTUMNAL EQUINOX, VERNAL EQUINOX.
[OF<L (noct- nox night)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
2017.9.1
これはノシランです。ヤブランじゃありません。
私が混乱気味だったので、妻が「これがノシランである」と撮ってきてくれました。
確かにね、わかってしまえばヤブランとは全然違う。ヤブランの咲き始めが白かったので混乱をきたした私は未熟者でした。
↓参考
http://www.hana300.com/nosira.html
熨斗蘭 (のしらん)
2017.9.1
妻が撮ってきてくれたのですが、プレートがあってよかった。
コトネアスターというのだそうです。
白やピンクの花が咲いていたようです。
この花の写真だけでは私は絶対「コトネアスター」にはたどり着けなかったでしょう。
コトネアスターで検索しても、赤い実が重点のようだし、白い花ばかりなんですよ、ほとんどが。
でも、大田区が立ててくれたプレートを信用します。
いやあ、わからないものばかりです。
↓参考に
https://matsue-hana.com/hana/kotoneasta.html
コトネアスター
常緑低木
中国原産。枝がアーチ状に伸びる。ベニシタン(Cotoneaster horizontalis)の別名としても使われるが、シャリントウ属の総称として使われる。紅色〜白色の花がたくさん咲き、秋には横に広がる枝に小さな葉と赤い実が無数につく。果実は偽果(ナシ状果)。ヤナギバシャリントウ(Cotoneaster salicifolius)がよく植えられる。ピラカンサの仲間に似るが、枝に刺がなく、葉に鋸歯がない。花期は5〜6月。
学名は、 Cotoneaster sp.
バラ科シャリントウ属
2017.9.1
翅を開いて体温を上げようとしています。
翅の表の青い色は久しぶり。もちろん飛んでいる時は見えているはずですがあまり意識しない。
翅を畳んだ時の模様をいつも見ています。
青味があるのはオスのはずですので多分これはオス、と。
9.2
園芸用の棒の尖端。まだ体が活発じゃない。
さて、青味があるような、ないような。メス?
秋型のメス、というのもありかな。
私は季節型というものに全然詳しくない。
自信なしですが、一応そうしておきましょう。
↓参考サイト
http://www.geocities.jp/gauss0jp/yamatosi.htm
ヤマトシジミ
9月5日の朝日新聞・天声人語
(天声人語)値上げの秋(2017年9月5日05時00分)
フォーク歌手、高田渡の歌に「値上げ」がある。〈値上げはぜんぜん考えぬ〉から始まって〈当分値上げはありえない/極力値上げはおさえたい〉とじわじわと言いぶりが変わる。高度成長期に、上昇する公共料金を皮肉った▼〈値上げもやむを得ぬ/値上げにふみきろう〉で歌は終わる。悩んだふりをしつつ結局は値上げするお偉いさんへの批判だろう。
・・・
有名な歌ですが、歌詞の全部を書くわけにはいきませんので「高田渡 値上げ」で検索してください。
その上で、「値上げ」という部分を「解散」と置き換えて読んだり歌ったりしてみてください。
あまりにも内容的にぴったりなので、笑えると思います、多分、きっと。
ついでに、順序を後ろから前へと逆転させたうえで、「値上げ」を「賃上げ」に置き換えてみますか。
「賃上げにふみきろう」で始まって「賃上げはぜんぜん考えぬ」に至ったりして。苦笑ものでしょ。
遊んでください。
政治家の論理というのはこんなものです。
ついでに
朝日歌壇 2017.8.28
内容のない反省は反省といはずにそれはごまかしといふ:入間市・有賀政夫
きついなぁ。
2017.9.1
この花、ヨウシュヤマゴボウの花とそっくりだと思います。
ただねぇ、茎が白いままです。
そのうち赤くなってくると思っていたのですけど、赤くならない。
ヤマゴボウの花とは異なるようだし。
困ったな。いいのかな。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-5a44.html
2015年6月18日 (木) ヨウシュヤマゴボウ
↑この記事では、明らかにヨウシュヤマゴボウであるということがわかっている植物の花を扱っています。その写真では茎が白い。実が完全に熟してくるのは秋も深まってからのようなので、今年、今、庭で見かけている植物もやがて赤紫になってくるのではないか、と期待します。
2017.8.29
葉っぱに円形に溝を掘って、その内側を食べる。トレンチ行動といいますが、みごとに実行しています。
植物もやられっぱなしにはなりたくない。葉を傷つけられると忌避物質を出すんですね。そうするとクロウリハムシは対抗して円形に溝を掘って、忌避物質が送られてくるのを遮断する。
昆虫と植物の闘いの現場写真なのでした。
↓ここに、すごい写真がありますよ。関心がおありでしたらどうぞ。
http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-b1c0.html
クロウリハムシのトレンチ行動
2017.8.29
わっ、いた!
何か用かね。
痺れまくった夫婦です。
子らが小学生の頃、6年間かな、オオカマキリを継代飼育したんです。
卵から孵化、生きた小昆虫を餌として飼育。学校から帰るとランドセル放り出して多摩川の河川敷へ虫捕りに走る。
近親交配を避けるために、他所でカマキリも採集。交尾も管理して。産卵。そして孵化。
私の母の実家、秋田県の八峰町。私の伯母が農作業帰りに畔でカマキリを捕まえて、片手にカマキリをつかみ、もう一方の手で一輪車をコントロールしながら帰ってきた。それがきっかけだったのです。
偶然というのは不思議なもので、カマキリと出会った家族になったのでした。
で、今も夫婦してカマキリさんの大ファン。多摩川の河川敷が整備されてしまって、今はもう、あのような飼育は不可能になりましたね。
どんな偶然と出会うかはわからない。でも、出会った時のステップの切り方は自由意志。なのです。
2017.8.28
森田さんが夏休みを終えて復帰。日食を見ていらっしゃたそうです。
アメリカ大陸を日食(=月の影)が横断しましたので、「グレイト・アメリカン・エクリプス(全米横断皆既日食)」というらしい。
{Solar Eclipse が日食ですから、American Eclipse というと、アメリカが欠けちゃうみたいな気もするけど、いいのかな。}
それはそれでいいんですけど。今回、面白い側面を教えてもらったので、ご報告します。
日食というと、日食中の気温の低下(ひんやりする)というようなことは以前から言われていました。
今回知ったのは、日食中の太陽光発電はどういうことになるのか、という点です。
太陽光がかげれば出力が落ちる、それは当たり前で以前から知られているところ。
ところが、現在は太陽光発電の規模が大きくなっていますから、実際にどうなるのか、まだあまり経験したことのない事態だったのですね。
★NHK朝のニュースの中に「おはBiz」というコーナーがありまして、8月28日のそのコーナー。前半はどうでもよかったのですが、後半で
2017年8月28日放送 6:00 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本「おはBiz」
“試練”にさらされたのは?
海外電力調査会によると米の太陽発電能力は4470万kWで、5年で9倍になっている。カリフォルニア州は発電量の10%弱を太陽光が担っている。21日の日食の時間帯は300万kWと、平均の半分だったが揚水発電を利用して調整したという。
なかなかいいグラフが見えたのです。ゆっくり見たいな、と番組のHPを見に行ったのですが、前半部しか載ってない。私にとって肝心な、日食時の発電状況の話はない。どう検索しても上に引用した簡略な「内容紹介」しかないんですね。
★ネット上で検索したら
日経テクノロジーonline というのが詳しく扱っていました。
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/286991/081600056/?ST=msb&P=3
8月21日の米横断「皆既日食」、試されるグリッドの信頼性(page 3)
太陽光の出力急変に備え、水力・火力で迅速な調整を準備
2017/08/17 06:30 Junko Movellan=ジャーナリスト
毎分98MWで出力急増
カリフォルニア州で太陽が月に隠れるのは、午前9時2分から11時54分の間で、日食の中心時刻は10時22分。これは、太陽光発電の出力が上がり始めた時に日食が起こり、 太陽光発電の最大出力が出る時間帯に日食が終わることになる。CAISOは、太陽光発電の出力ロスに加え、「ランプ現象」と呼ばれる太陽光発電の出力急減と急増を最も重要な課題としている。
日食の始まる午前9時の太陽光発電出力は7.337GW。部分日食なので全ての発電が止まることはないものの、日食の中心時刻には出力が3.143GWまで下がると予想されている。これは同州の 太陽光発電所の出力がこの82分間に4.194GW減少することを意味する。1分あたり70MWの出力減(ランプダウン)となる。
太陽が再び姿を見せ始める時は太陽光の最大出力の時間帯であるため、出力は毎分98MWで急増(ランプアップ)し、午前11時54分には出力は9.046GWに達すると予測されている。低出力帯から高出力帯への変化速度がたいへん速くなっている。ちなみに、日食が無い通常の日の午前9時から昼にかけてのランプアップは毎分12.6MWとなっている(図3)。
日食の前にすでに議論があったのですね。当然ですけど。
上の引用文中の「図3」をここに引用します。
図3●カリフォルニア州における皆既日食時のメガソーラーの出力予測(出所:CAISO)
★そして実際の日食後、同じ筆者による記事がありました。
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/286991/082200057/?rt=nocnt
米「皆既日食」、 太陽光の出力急変にグリッドが見事に対応!
周到な準備で、天体イベントの課した「信頼性試験」に合格
Junko Movellan=ジャーナリスト 2017/08/23 07:02 1/3ページ全米が壮大な天体ショーに沸く
・・・
その壮大な天体ショーを相手に、米国のグリッドは信頼性を保つことに見事に成功した。これは、電力会社、送電系統管理機関、発電事業者などの綿密な計画を立て、十分に準備が整っていたことによるだろう。太陽光出力の減少幅は予想超える
カリフォルニア州は皆既食帯ではないものの、同州北部では76%、南部では58%の部分日食の範囲に入っている。部分日食といえども、米国で太陽光発電の設置容量で50%以上を占める同州は日食で、電力供給で最も大きな影響を受けるとされていた。
カリフォルニア州の広域系統運用を行うカリフォルニア独立系統運営機関(California Independent System Operator; CAISO)によると、日食により、4.2GWの発電事業用メガソーラーと1.3GWの分散型太陽光発電が一時的に出力を失うと予想されていた。CAISOはこのイベントに備え、 起動、調整力と柔軟性に優れた発電源である水力発電と天然ガスを燃料とした火力発電、そして蓄電池を確保した。
さらに同州の各電力会社は、太陽光発電の出力ロスによる供給不足を和らげるため、電力需要者に、電気自動車(EV)の充電や洗濯機・食器洗浄機の使用を控えるなどの省エネを呼びかけた。
当日、日食の始まる午前9時すぎから、日食中心時刻の10時20分の約1時間に、発電事業用メガソーラーの出力は約6400MW(6.4GW)から3000MW(3GW)に減少した。これはCAISOによる前日予測の4600MW(4.6GW)を下回り、減少幅は3400MW(3.4GW)に達した。日食中心時刻後に出力は回復し、太陽が最も高く上がる午後1時には9600MW(9.6GW)を超えた(図2)。図2●上:2017年8月21日、カリフォルニア州の太陽光発電出力量(黄色線)、下:カリフォルニア州ロサンゼルスにおける部分日食の様子、10時21分が日食中心時刻
(出所・上:CAISO、下:Griffith Observatory)
・・・
何はともあれ、カリフォルニア州にとどまらず、全米のグリッドは綿密な準備と計画でグリッド信頼性のテストを無事に合格したと言える。
図2を引用します。日食の様子と太陽光発電の出力が重ねられていてとても見やすい。
太陽光発電が大規模化すると、日食によって電力危機が発生する可能性がある、ということは充分に注意すべきことですね。そう頻繁に起こる事態ではないですが、備えを怠れば危機が訪れます。
★この事態について、普段私が接しているメディアではNHKの短い報道だけだったのですが、9月に入って毎日新聞のコラムが扱っていました。
土記:日食テスト=青野由利(毎日新聞2017年9月2日 東京朝刊)
<do-ki>
先週、米大陸を横断した皆既日食をテネシー州ナッシュビルで見てきた。皆既日食を見るのは、2009年の硫黄島沖洋上、10年の南米パタゴニアに次いで3回目。
・・・
今回は、太陽光発電への影響というさらに現代的な話題もあった。
現在、米国の太陽光発電の設備容量は約45ギガワットと、ここ数年で急成長。もはや日食の影響は無視できない。
中でも注目されたのは設備容量が約15ギガワットと全米一で、電力の1割を太陽光で賄うカリフォルニア州だ。皆既帯からははずれていたが太陽が6~7割欠けるため、系統運用組織「CAISO」が調整を念入りに準備してきた。
日食が始まると太陽光の発電量は通常の4割程度まで急落。これを天然ガスの火力や水力、近隣からの「輸入」で補った。市民にも節電を呼びかけ、「とてもうまくいった」とCAISO幹部は記者会見で語っていた。「日食テストに見事合格」というわけだ。
日本で次に皆既日食が起きるのは18年後の2035年9月。日食自体も楽しみだが、それまでに太陽光発電がどこまで育つか。大きく育てて、それを見事に調整する技も見てみたい。(専門編集委員)
ということで、日経の記事を後追いした形になっています。
私はこの件、もっと大々的に扱うべきだった、と思います。日本でも太陽光発電の規模が大きくなっていく中で、原理的に抱えざるを得ない問題があるということは多くの人が知るべきでしょう。そう思いました。
↓ここに「金環日食の日の、つくば市での太陽光発電の発電量グラフ」の話も書きました。
「2012年05月21日の発電実績」というグラフだったようです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-ff9a.html
2012年5月30日 (水) 日食時の気温変化
残念ながら、ここにあるリンクはもうリンク切れになっています。
そのグラフでは「朝、7時少し前にいったんピークになり、それから下降して、7時40分くらいにミニマムとなって、その後急速に発電量が増していった」ことが読み取れるものだったようです。
太陽光発電が普及していく中で、考えておかねばならない問題ですね。
9月17日 20.9(26.5) 17.9(19.4)
9月18日 33.3(26.3) 20.3(19.1)
↑これは両日の最高気温(平年値) 最低気温(平年値)です。
17日の最高気温は最低気温の平年値より少し高い程度でした。
肌寒くって寝具を変えたり、コーヒーはホットで飲んだり。扇風機もエアコンも一切不要。
それがなんということか
18日は真夏日33.3℃でした。
勘弁してくれよなあ。12℃も変化されてはたまらない。2カ月くらい季節を行ったり来たりです。アイスコーヒーに逆戻り。寝具も戻し、扇風機を使いエアコンを使い。
1日の中でも13℃も上下。かなわんなぁ。
体がついていけなくなります。だるいですよね。あ~あ。
雲一つない青空、ではなく、雲一つのみの青空でした。(昼に撮影)
全天見まわしましたが、雲はこの一つだけ。
台風一過、なのでした。
★古い話
私、子どもの頃、ラジオしかないし、耳で「たいふういっか」と聞いて「台風一家」だと思っておりました。
台風で、鉄道が「ふつう」になったとラジオで聞いて、「普通」ならいいじゃん、何でニュースなんだ、とも思っておりました。
★「一過」は英語だと
transient
►a
1 一時の,束(つか)の間の,一過性の,過渡的な;はかない,無常な
・transient affairs of this life はかない人生.
2 しばらくとどまっては移動する,滞在の短い,短期滞在の;短期滞在客のための〈ホテルなど〉;〔楽〕 経過的な
・transient workers 短期労働[就労]者
・a transient chord [note]=a PASSING CHORD, a PASSING NOTE.
3 〔哲〕 超越[超出]する (=transeunt).
►n transient な人[もの];短期滞在客;短期[移動,渡り]労働者;浮浪[放浪]者;〔電〕 過渡現象,過渡電流;減衰シグナル[波,振動].[L=passing;⇒TRANCE]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
transient なんですね。私の語彙的には、過渡的という意味で捉えていましたので、ちょっとギャップがありました。
国土交通省・京浜河川事務所のサイトから。
9月16日の18時頃から降り始めた雨は、17日は一日中やむことなく降り続き、18日の未明3時頃にやみました。
18日午前2時頃ふと目を覚ましました。雨戸に吹き付ける雨の音が激しくて目を覚ましたようです。気になったので、家の中でどこか吹き込まれているところはないか一回りして、大丈夫だったので再度就寝しました。2時半頃かな、雨の音はしなくなり、風の音だけになりひとまずほっとして眠り込んだのでした。
トータルで80mmくらい降ったようですね。
朝、8時ころには風もやみましたので、外に出てみました。私はバランスが悪くて踏みこたえる力など全くない人ですから、風が強かったらひとたまりもなく転ぶ。穏やかなときにしか外出できません。
2017.9.16
これは16日のヒガンバナ
9.18
これが18日朝。
右の方の株が傾いていますね。でも倒れたわけではない。
東京の18日の最大瞬間風速は22.5m/s、時速にして約80km/hでしたので、かなりの風でしたが、倒れなかったのはすごい。
花そのものもそろそろ終わりに近づいていましたので、色褪せてきています。
開花が早かったからな。
ほっそりと独りで立つヤノネボンテンカもちゃんと立っていましたよ。
しなやかに、すごいですね。
キバナコスモスも倒れたものはなく、多摩川線もちゃんと走っておりました。
我が家は基本的に、無事でした。
2017.8.27
しおれたアサガオの花を見ていたら、アズチグモのオスがいました。
↓近いところでは下の記事で「アズチグモ」について書いていますが、これはメスでした。明記してありませんでしたね。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-6f23.html
2017年9月 7日 (木)アズチグモ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-2662.html
2017年9月11日 (月)アズチグモ・マメコガネ
トリミングしましたが、あまり鮮明ではない。
メスと比べて、非常に小さく、色も全然違います。
メスの腹部に乗っかっているのを見ることもあります。
クモの雌雄差は大きい。予備知識がないと見逃すこともよくあることです。
★気象情報で、沖縄県那覇市の連続真夏日日数が記録更新中、ということを聞いていましたので、見守っておりましたら、85日で切れたようです。
正式な発表というかニュースは聞いていませんが、気象庁の記録を個人で累計したものです。
6/20が30.0℃で、ここから始まり
6月は11日。
7月は全部真夏日で31日。
8月も全部真夏日で31日。
9月は12日まで真夏日でしたが、9/13は29.6℃で途切れました。
11+31+31+12=85
計85日連続でした。
沖縄タイムズによりますと、
・・・
これまでの最長記録は77日連続。2001年の6月16日~8月31日、13年の6月17日~9月1日だった。
・・・
ということです。
先ほど、9時27分頃に、東京で地震を感じました。
下からドンとくるP波、その後に切れ目なくやってきたS波。直下型に近いな、と思いました。
これはドンと来てから6秒後くらいに起動した「新強震モニタ」の画面です。
震源は埼玉県南部、M4.5、深さ40km、となっています。これはあくまで予測値ですが、震源の位置や地震のおおよその規模を知るには充分。
私はこれをブラウザに常駐させてあって、必要なときには、わざわざ呼び出す必要なく、ワンクリックで起動するようになっています。画像の上部にURLが出ていますので、必要ならご利用ください。
平成29年09月14日09時31分 気象庁発表
14日09時27分頃地震がありました。
震源地は埼玉県南部(北緯35.8度、東経139.6度)で、
震源の深さは約50km、地震の規模(マグニチュード)は4.6と推定されます。
震源の深さ、マグニチュード共に、少し修正されていますが、情報として「大差ない」といっていいと思います。
新強震モニタなり、気象庁の発表なり、ご利用ください。
注意:苦手な方は拡大しない方がいいです。
2017.8.26
采咲きのアサガオの写真を撮ろうと、頑張って右膝を地面につけて、低く構えて撮影していたのです。
そうしたら、何か激しい動きがすごい勢いで近づいてくる。
訳もわからず当てずっぽうでカメラを向けてシャッターを切った瞬間に状況が判明しました。
トカゲがゴキブリを追ってきたのです。
気づいた瞬間には、トカゲがゴキブリをくわえて走ってきたような気もしましたが、ゴキブリのむき出しの背中が見えて、まだ完全に捕獲したわけではないということがわかりました。
ゴキブリは必死に逃げようとしていたのです。しかしトカゲも素早い。
次の瞬間にはもう、もつれながら鉢の下へ走りこんでしまいましたが、形勢はトカゲに有利。
おそらく鉢の下で決着がついただろうと思います。
いやあ、しかし、ものすごいものを見てしまった。ドキドキしましたよ。
トカゲに甲虫の幼虫、いわゆる根切り虫を与えて食べるところを見たことはありますが。
すごい闘いでした。
2017.8.25
森田さんはまだ帰ってきません。森さんがやってます。
猛暑日を観測した観測地点の数をグラフ化したものです。
全国の観測点の中での数値ですので、いつも私がやっている「東京限定版」ではありません。
8月15日の頃に猛暑日がないんですね。妙な具合だ。
こんなグラフを作るのは大変だろうな、と思って気象庁のHPを探しましたら、データがありました。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/summer.php?month=6
ホーム > 各種データ・資料 > 最新の気象データ > 気温の状況 > 真夏日などの地点数(昨日まで)
真夏日などの地点数(昨日まで)
2017年の真夏日などの地点数を日別に集計しています。
※集計地点は昭和(南極)・富士山・南鳥島を除く929地点です(2017年4月1日現在)。
※真夏日の地点数には猛暑日の地点を含みます。
猛暑日の地点数の表もありまして、これが上の画像の元データですね。
折角見つけたのですから、私も、7月からのグラフを作ってみました。
猛暑日観測地点数です。
棒グラフですので、棒のないところは、データの欠測ではなく、観測点がなかったという意味です。
9月9日までで〆ましたが、9月は1か所だけですね。
しかしまあ、気象庁のHPは宝の山ですね。いったいどんなデータが埋まっているのか、発掘するにも技がいる。
↓参考までに。東京での8月までの気温などのグラフがあります。ま、似たような傾向ですね。東京の猛暑日は少な目でしたけど。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-6c04.html
2017年9月 4日 (月) 8月の気温など
2017.8.25
あれ?どうなってんのかな?という気分。
これ、濃いピンクのアサガオがしおれた姿ですね。
私の頭の中では、丹頂鶴のイメージがちょっと湧いていました。鶴は首が黒いんですけど、イメージ的にね。
でもなあ、なんとなく、イメージがピタッと決まらないんですよ。
この花の後ろを見たことがなかった。白かったんだっけ?
↓翌日
8.26
花を正面から見るとこうです。いつもこういう風にしか見ていなかった。
横から見るとこうだったんですね。そうか、外側は白かったんだ。
で、花がしぼんで色が濃くなって、冒頭の写真の状態になったのか。
26日の昼。そうだったんだね。
見ているつもりで何にも見ていないものなのですね。お恥ずかしい。
いやぁ、楽しかったよ、ありがとう。
2017.8.26
オンブバッタの脱皮だ!という妻の声に駆けつけました。
翅を展開しているところですね。
横から。前1対の脚でぶら下がっているようです。
落ちていた脱け殻を拾ってそばの木に置いて撮影。
きいれいに脱ぐものですね。どの昆虫の脱皮も、驚異的です。
展開中の翅。天女の羽衣、といいましょうか。美しいものです。
繊細で精妙。あの小さな「翅の芽」の中で、畳まれた状態のままこれだけの膜構造を作るなんて、奇跡的だともいえます。
チョウの翅もそうですよね。
翅の付け根付近に、緑色の液滴か何かがあるように見えます。
よく見ると、緑色の液体が入った袋のようです。
ひょっとして、ここから翅の脈に、何らかのポンプ・メカニズムを用いて液体を送りこんでいるのではないか。
それにしてもまあ、美しいものを見ました。
オンブバッタの羽化を見るなんて初めてじゃないかな。
ひょっとして、前の記事でアサガオの葉を食べていたあの個体じゃないだろうか。
距離的には遠くないし。その可能性も充分にあり得ます。
完璧な一期一会。ありがとうね。元気で暮らせよ。
2017.8.25
私が夕方の気象情報番組などテレビ画面を撮影したりしているのを知っていた妻。
上のような写真を撮って、笑っていました。
「冷やし中華はじめました」というのは、夏の初めの恒例の風景ですが。
この「冷やしたぬき」は動物園の企画。
これが「冷やしたぬき」です。
東武動物公園の企画で、8月の土曜日に行っているものだそうです。
でも、8月25日は、金曜日。テレビが取材に来たので、特別に金曜日にやって見せてくれたのだそうです。たぬきたちも、冷たい御馳走が出ることを感知したらしく、喜んでいたとのこと。
テレビのおかげで、一回多く冷やしたぬきができました。
↓東武動物公園の資料です。
http://www.tobuzoo.com/pdf/press/press_20170724.pdf
今年もやります「冷やしタヌキ」
8月5日(土)から8月26日(土)までの毎週土曜日に夏季特別メニューとして、日本産動物舎で暮らすタヌキたちに氷柱をプレゼントする「冷やしタヌキ」をはじめます。
当園では動物の暑さ対策と、お客様への涼の演出として、タヌキ5頭が暮らす日本産動物舎に氷柱と水が入ったタライを設置します。タヌキが氷を舐めにタライに入ったら「冷やしタヌキ」のできあがりです。
・・・
氷柱の中にはタヌキの好物の馬肉や果物などが入っています。
・・・
2017.8.24
玄関前。スミレだわ、とメスのツマグロヒョウモン。
見づらいんですが、ツマグロヒョウモンの真上に、飛び上がって逃げるヤマトシジミが写っているのです。
大きなチョウが入ってきたので、そばにいたシジミチョウは逃げ出した、というわけです。
アリが来てますが、チョウの方は気にしてない。
葉を吟味して産卵していったと思います。
8.25
地面を歩いていたツマグロヒョウモン。
なんだか、やたらと小さな葉に向かって腹を曲げていますが、産卵する気かい?
いくらなんでも。一齢幼虫は小さいから、小さな葉でもいいけれど、すぐ食べ尽して、2齢になる前にもう、歩いて他の葉を探しに出なくちゃならなくなるぞ。
心配したのですが、結局産卵はしなかったようでした。ほっとした。
2017.8.24
また撮ってしまった。
手前味噌:電車の黄色とキバナコスモスの黄色がとてもよくマッチしている。
★別件:日曜日に東京の小田急線の電車が沿線の火事の火が止まった電車の屋根に燃え移った、という事故がありました。
けが人が出なくてよかったのですが。
電車の屋根って、そばの火事の火が「燃え移る」ようなものなのかなぁ。金属製ではないのか。
などと考えていましたら今朝の朝刊
沿線火災、なぜ車両に延焼 非常ボタンで現場前に自動停止 小田急線(朝日新聞デジタル 2017年9月12日05時00分)
・・・
燃えたのは電気設備周辺を絶縁するため、ステンレス製の車両に上塗りしているウレタン樹脂。難燃剤を混ぜるなどして燃えにくくしているが、今回は炎の勢いが強かったと小田急はみている。
・・・
そうだったのか。難燃剤の入ったウレタン樹脂が燃えるというのも、まあ、なんだかなあ、ふ~んという気分ではありますが、ステンレス製の屋根の上にプラスチックがあった、ということは納得しました。
燃えたプラスチックの下はステンレスですから、車内に直接延焼してくることはなかった。もちろん車内の天井が高温になって、紙などの可燃物が燃え始める危険はあったでしょうけれど。
状況がやっと把握できました。
2017.8.23
森田さんが夏休み中のN天です。
虹と稲妻が同時に写っている。これは珍しいですね。
8月22日の東京の日没は18:22でした。
愛知県だと、東京より少し日没時刻が遅くなりますので、6時半ころはぎりぎりまだ夕陽がさしていたのでしょう。
その夕陽で虹が出た。それと夕立の稲妻が同時に写ったわけです。
誰でも写真を撮れるよになって、撮ろうとして撮れるものではない珍しい写真が見られるようになりました。
こういうのも紹介されました。スーパーセルですって。巨大積乱雲。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%AB_(%E6%B0%97%E8%B1%A1)
↑解説があります。
遠くから雲全体が見えれば、成層圏にぶつかって広がる積乱雲独特の姿も見えるのでしょうけれど、今回の写真は近くから積乱雲の「底」をとった画像。
水平方向での渦の動きが見えたのだろうと思います。
いや、すごいなぁ。
2017.8.23
白い花ですからね、「白のゼフィランサス=タマスダレ」でいいようです。
左のしぼみかかった花ですが、前日までは白かったんです。
しぼみかかったら薄紫がかってきました。
http://www.hana300.com/tamasu.html
タマスダレ
・・・
・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名 Zephyranthes candida
Zephyranthes : ゼフィランサス属
candida : 純白の、輝きのある
Zephyranthes(ゼフィランサス)は、ギリシャ語の 「zephyros(西、西風)+ anthos(花)」が語源。
西インド諸島が原産地であることから。
8.24
花弁の表面の細胞の反射光は白くて、その内側の細胞内にピンクか薄紫の色素があったのでしょうね。
表面の細胞がつぶれて輝きを失ったら、内側の色が見えてきた、ということかな、と考えています。
微妙な色合いでした。
2017.8.23
これまで昼の散歩を習慣にしてきましたが、今年はいろんな種類のアサガオが咲き乱れるものですから、朝に20~30分の散歩が増えました。そうしたら、「光線」の違い、というものが意識されてきました。
昔、教師としてアルバム制作などで写真屋さんと話すこともあって、アルバムの集合写真は秋の午前中がいい、とうようなことを聞きました。光線が違うのだそうです。当時はカメラは使っていましたけど、光線なんて意識していませんでした。
この歳になって、何枚撮っても現像代が増えるということのないデジカメが楽しめるようになり、大量の写真を撮りますので、光線の意味も少しはわかるようになってきました。(昔はプロカメラマンにしかできなかった贅沢な撮影の仕方が楽しめるおかげです。36枚撮りフィルムをハーフサイズ一眼レフで72枚にして節約したんですよ、大学生の頃かな。)
話がずいぶんそれました。
朝陽に輝くタチアオイの花。
花弁の脈の走り具合まで浮き上がっています。
デジカメというのはすごい道具だ、と改めて身に沁みます。
2017.9.8
夕方外に出た妻が気づいて、報せてくれました。以前よりずいぶん範囲が広くなっています。
もうすぐ開花ですね。
秋分の日が9月23日。ジャスト・タイミングですね。
9.9
重陽の節句の日。
私も確認に出ました。
冬の間、独占的に太陽光を受けて光合成をし、その栄養で球根を太らせたのですね。
つぼみはいっぱいあります。
別件:9月10日(日曜日)。いつもの買い物でスーパーへ。花売り場のコーナーもあります。見れば菊も売っている。「これが正真正銘の『十日の菊』だなぁ」と妻と笑いました。別に安売りはしていませんでしたけど。
十日の菊(とおかのきく)
(菊は9月9日の節句のものだからいう)時機に遅れて役立たないもののたとえ。
しばしば「六日の菖蒲あやめ」と対にしていう。
広辞苑第六版より引用
9.11
今朝、アサガオ類の顔を見に出たら、ヒガンバナが咲いていました。2輪です。
左の花は柵と柱の関係で接近しづらいので
右の花に接近。
きれいです。
もうすぐ彼岸だよ。
そうだね。お日様が春分から180度進むんだ。
地球の公転をイメージしながら観賞してください。
2017.8.22
ノブドウの花にアズチグモがいました。それに気づいて撮影したら、すぐ脇にマメコガネも来ていました。
この姿はまるで、アズチグモがノブドウの花を抱えて蜜を舐めているかのようですが。
そういうことってあるのかな?肉食性のクモが。蜜を舐める?
よくわかりません。
マメコガネの方はさしあたってしがみついているだけのようですが、こいつはきっと、花やつぼみや葉をかじると思いますよ。
アリもやってきて、蜜を舐め始めました。ノブドウの花は、虫たちに人気がありますね(虫気があるというべきか)。
↓マメコガネはアメリカでは Japanese beetle と呼ばれまして、日本から移入した害虫として有名です。
http://sorairo-net.com/insect/koganemushi/003.html
↓また、こんな新聞記事も見つけました
東京新聞
日本のマメコガネ 米で大発生 温暖化が影響か(2017年8月2日 夕刊)
【ニューヨーク=共同】米中西部ミネソタ州のミネソタ大のベラ・クリスチック准教授(昆虫学)は一日、農作物を食い荒らす害虫として知られる、日本在来種のコガネムシ「マメコガネ」が州内で大量発生していると明らかにした。米メディアによると、中西部のアイオワ州やカンザス州などでも繁殖が進んでいる。
クリスチック氏は共同通信の電話取材に応じ、中西部にはマメコガネの天敵が少なく、過去十年間の気温の上昇によって幼虫の生存率が高まったため、繁殖につながったとの見方を示した。地球温暖化が背景にあるとみられる。
マメコガネは全長十ミリ前後で日本全土に分布。中国、カナダなどにも生息している。農業害虫として「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれ、米農務省によると、米国では一九一六年に初めて確認された。
スイス南部ティチーノ州では今年六月にマメコガネの侵入が初確認された。
今年も大発生だそうです。
2017.8.22
ツマグロヒョウモンのメスが歩
ています。
地面も歩きます。
幼虫の食草がスミレなどですから、地面近くを探索しているのだと思います。
飛行しながらあたりをつけて、地面を歩いて草を探す。
幼虫もね、葉を食べ尽すと周辺を歩き回って別のスミレの葉を探すんですよ。
アゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハなどは、幼虫の食草が木の葉ですから、親も飛びながら探して産卵し、幼虫も地面に降りることはまずない(蛹化直前のウォンダリングの時は別として)。
食草によって、親の行動も変わる。それはそうですが。チョウが地面を歩いているのを見ると、不思議な気分もします。
8.24
スミレの葉の間に歩いて潜り込んでいったりもします。
これからツマグロヒョウモンの幼虫たちで、にぎやかになりますよ。
これ、9月6日と7日の気温と湿度のアメダスデータの表です。
グラフ化したって、面白くもなんともない。
横にほぼ水平な線が引かれるだけ。
この2日間、毎正時の湿度は95%を下回らなかった。
ひどすぎます。
洗濯物は乾かない。あくびをしたら口の前に霧が出そうだ。涙は乾かない。あぁ哀しい。
気温もまた同じ。グラフ化する意味ナシ。
なんだかなぁ、ちょっとこれは「こたえ」ますね。
ひと言だけ:空気がほとんど動かない中で、空気中の水蒸気量はほぼ一定。
気温が上がると、含みうる水蒸気量が少し増えますから、相対湿度は少しだけ下がる。ま、わずかながらにそんな傾向はあるようですが。大したこっちゃないですね。
たいらかなにちにち
でした。
「日々」としようかな、とも思いましたが二日間ですから、あえて「日」と「日」にしてみました。
↓参考
たいら‐か【平らか】タヒラ‥
①高低のないさま。凹凸のないさま。平坦なさま。「波―でおだやかな海」
②安らかなさま。平和なさま。源氏物語[若菜上]「昔は人の心―にて」。「心中―でない」
③平穏無事なさま。源氏物語[葵]「―に事成りはてぬれば」。「―な日々を過ごす」
広辞苑第六版より引用
2017.8.21
葵蛾の名前通りにフヨウで葉を食べていました。
この模様が普通なのではないかと思っています。
成虫の画像はここでどうぞ↓
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Bagisarinae/Xanthodes_transversa.html
{名前が以前のフタトガリコヤガになっていますが、同じものです}
↓今年7月末の記事で、今回の写真のものとは体の模様が異なるタイプの幼虫について書きました。合わせてお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-0d41.html
2017年7月28日 (金) フタトガリアオイガ幼虫
2017.8.21
先日の記事で、初めて見たカメムシとしてご紹介しました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-3273.html
2017年8月 7日 (月) キマダラカメムシ
今回は、妻と一緒の時に見ましたので、これキマダラカメムシっていうんだよ、と「蘊蓄」を披露。{2回目のくせにね}
あら大きなカメムシなのね、と妻。
やはり歩くのが速い。すぐ後姿になってしまいました。
東京まで生息範囲を広げてきたのは比較的最近のようです。
これから増えるのかな。
http://www.insects.jp/kon-kamekimadara.htm
昆虫エクスプローラ > 昆虫図鑑 > キマダラカメムシ
↑幼虫の写真などもありました。関心があったらご覧ください。
2017.8.21
もう終わったのかな、と思っていたら、また咲いてくれました。
NHKの趣味の園芸のサイトから引用↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-399
ゼフィランサスは、白い花を咲かせるタマスダレ(Zephyranthes candida)とピンク色の花のサフランモドキ(Z. grandiflora)が最もよく親しまれています。特にタマスダレは耐寒性もあり丈夫で、放任でよくふえます。
・・・
なるほど、白はタマスダレで、ピンクはサフランモドキなのか。
名前がいろいろこんがらがってしまっていましたが、こういう識別で覚えることにしましょう。
8.22
朝、雨戸を開けると右手に咲いています。サンダルをつっかけて見に行きます。
八重咲きの隣に、親木の花も咲いています。八重咲きを狙って咲かせることはできませんので、八重咲きが出るといいな、とたくさん種を播きます。八重にはなりませんでしたが、おそらくその遺伝子が潜性で入っている花です。
その親木の花の中にオンブバッタがいました。
なんだか、おいしいらしいですよ。オンブバッタにとっては。
穴の対称性を考えると、これ、花が開く前にかじったんじゃないかな。
開いた後にかじった部分もあるかもしれませんけど。
君は庭で別の草を食べなさいと、つまんで下の庭へ投げてやりました。ごちそうにありつけるといいね。
花弁の中ほどにある穴の並び方は、畳まれた状態のところをかじった跡でしょう。
折り紙を三角に畳んで、ハサミで小さな切れ込みの穴を作って紙を開くと、きれいな模様になった穴ができますよね。
多分、あれと同じことをオンブバッタがやったのでしょう。
2017.8.21
珍しいでしょうから、このスマートな花を愛でてください。
すっきりとした立ち姿。
花弁の尖端を繋げば、アサガオの形になりますね。
https://www.rekihaku.ac.jp/outline/press/p160726/index.html
このページの下の方から引用します。
江戸時代に育まれた園芸植物の中で、変化朝顔には特異な名称がつけられています。第一次ブーム(文化・文政期)の番付表にはその走りが見られますが、第二次ブーム(嘉永・安政期)に基本ができあがります。それは葉の色、模様・質・形、茎の形、花の色・模様・花弁・咲き方・花弁の重ねを順番に記述し、必要に応じて付加してゆく命名法で、現在の遺伝学から見ても非常に理にかなったものです。
たとえば「青水晶斑入弱渦柳葉淡藤爪覆輪采咲牡丹(あおすいしょうふいりじゃっかやなぎばあわふじつめふくりんさいざきぼたん)」を見てみましょう。まず始めに、葉についての記述です。青(葉の色)・水晶斑入(模様)・弱渦(質)・柳葉(形)に分解できますが、これは青葉の水晶斑入で、「渦」と「柳」の突然変異が入った葉であることを示しています。次に、花についての記述です。葉の記述と同様に、淡藤(花の色)・爪覆輪(模様)・采咲牡丹(咲き方)に分解できますが、淡藤の地に覆輪が入った花色で、撫子のような花弁で、采咲という細かく切れた咲き方であることを示しています。
「青水晶斑入弱渦柳葉淡藤爪覆輪采咲牡丹」というのが、多分我が家で咲いてくれているものの、本名じゃないかとも思います。
台風15号の時の天気図です。
台風の周囲には反時計回りの風が吹く。
そばの閉塞前線の北側では台風へ向かって北東あるいは北北東の風が吹くはず。
関東に北東風が入る時は夏でも冬でも天気が悪い。
そういう基本的な「感覚」がありますよね。
これは風の様子です。天気図と合わせてごらんください。
天気図が読めれば、風のおおよその動きもわかるんです。それがこうやって可視化されるようになって、面白いなぁ、とは思いますが。やはり基本は天気図。
NHKの気象予報士さんがね「台風に向かって北からの風が吹く」といって、グラフィック画面の右横のパーツから北風を選んで画面にタッチして表示した。ナント!それは北西風だったのです!勘弁してよね、この天気図で北西の風が吹くわけないでしょ。基本的な気象感性を疑いますよね。素人の私が見て、うわぁ気持ち悪い、と思ったくらいですから。手描きを選択して指示棒の先端で手描きで北東風を描けばいいじゃないですか。そんな基本センスを欠いた方の予報は聞くに値しない、とさえ思ってしまいます。この場合に大事なのは知識より感性の問題じゃないのかな。資格を取っているのだから知識はあるんですからね。
だいたい、NHKの気象情報は「情報過多」で「喋りすぎ」なんですよね。情報は多い方がいいと思い込んでませんか?
ものすごい勢いでまくしたてられると、情報の内容は聞こえなくなるんですよ。終わるとほっとする。で、何を言ってたんだっけ?わぁ、わからねぇや。に、なるんだなぁ。
発話の素人がまくしたてちゃいけません。プロのアナウンサーが適正な速さで間を置きながら原稿を読んでくれたほうがずっとわかりやすい。
重複した情報を整理して、不要な情報を削って、じっくり「間」をとった話し方を「修練」してくださいな。
★辞書を引いてみました。
立板に水(たていたにみず)
物事がとどこおらずになめらかにゆくさま。転じて、弁舌がすらすらとしてよどみのないさま。狂言、伊呂波「そのやうに―を流すやうに仰せられては、え覚えませぬ」横板に雨垂れ横板に雨垂(よこいたにあまだれ)
つかえながらする下手な弁説のたとえ。立板に水
広辞苑第六版より引用
そのやうに立板に水を流すやうに仰せられては、え覚えませぬ
昔の人もそうおっしゃてますよ。
「横板に雨垂」って、この歳になって初めて知った。笑えますね。辞書は引いてみるもんだ。
★思い出すに、子どもの頃、テレビなんかなくって、ラジオ・ドラマというのがありました。徳川夢声さんの「宮本武蔵」なども聴いた覚えがあるように思います。
夢声さんは「間」の名人。言葉と言葉のあいだの「音のない時間=間(ま)」が台詞の意味の伝達には重要だとおっしゃっていましたよね。言葉の「音」だけを伝えるなら、まくしたてたって同じなんですが、意味が伝わらなくなるんです。
心したいものです。ただしゃべればいいってもんじゃない。
教師もね、喋りまくればいいってもんじゃない。ふっ、と間を置くことで引き込まなくっちゃね。授業って「ライブ」なんですよ。生徒と教師の呼吸の間(あいだ)で成り立つ。
★おそらく音楽も同じなんですよ。西欧の音楽はどちらかというと「音が充満」してますよね。
無音の「間」というものに、何か不安というか恐怖感があったのかな。「自然は真空を嫌う」という、充満の哲学・神学の影響かな。でも、現代音楽では、間の大切さも生かされるようになってきましたかね、そんな気分はある。
尺八とか鼓とか、無音の時空にたった一つの音で、すべてを語ってしまうというところがありますね。
昔、ツトム・ヤマシタの打楽器演奏を聴いたときの衝撃は忘れられないな。「間の響き」というものがありましたよね。
演奏中に烏が鳴けば、それもまた演奏の一部になってしまうような、不思議な演奏でしたっけ。
2017.8.20
わ、キアゲハだ!と私が叫んで、そばにいた妻も、キアゲハだ、でもなんだか変だ、と。
こういう風に見る分にはキアゲハそのものなんですが。
翅の体の両脇の部分が妙に黒くて、よく見る(見たつもりになっている)キアゲハより迫力があるんですね。
なんだなんだと二人で大騒ぎ。
デュランタの花のあちこちを飛び回って蜜を吸っている。
余韻冷めやらぬままに、どういうことなのかなあと迷って。
そうか、季節型というのがあったっけ。調べてみなくっちゃ。
いい写真があったのですけれどリンクはしません。
結論だけ言いますと、タイトルのように
キアゲハ・夏型・メス
です。春型より大柄で、黒っぽい部分が多くてパワフルな感じで迫力があります。
季節型を忘れていまして、迂闊でした。
2017.8.19
コニシキソウという、いわゆる雑草ですね。
トウダイグサ科 > ニシキソウ属 > コニシキソウ
なのですが、トウダイグサもニシキソウも知らないんです。困ったもんだ。
ニシキソウより小さいからコニシキソウなのだそうですが。
・・・
トウダイグサという名にはじめてであったのは、小学校時代の多肉植物の通信販売カタログ上であった。トウダイグサ科・・・・東大草? 灯台草? 正解は室内照明に用いた灯明をおく「灯台」であった。1本の茎が伸び上がり、30cmほどのところで広がって、皿に菜種油を入れた灯明をおく灯台に例えているわけである。
↑なるほど納得という写真もあります。ご覧ください。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/euphorbiaceae/nisikisou/nisikisou.htm
ニシキソウの写真があります。
2017.8.18
朝、アサガオの様子などを見に出たら、門柱の上の高い位置にイトトンボがいました。
光の具合も悪いのですが、羽化したてなんじゃないか。模様が現れていない気がしました。
で、妻には、イトトンボがいたようだ、ということだけ伝えました。
8.21
イトトンボがいた、と妻が撮ってきてくれました。
これはモノサシトンボですね。
スイレンのつぼみにとまっている。多分私が見かけたのと同じ個体ではないでしょうか。
スイレンの鉢のそばのハイビスカスに移動。
水回りの環境が「蚊」のせいで無茶苦茶になっていますから、トンボたちには申し訳ないことになっているのですが。
スイレンの鉢は去年網をかぶせて蚊を防いだはず。ここに産卵できたのかなぁ。よくわかりません。
8.22
翌日私も見ました。スイレンの鉢の縁です。
気づかれまして、ちょっと移動。
しかしなぁ、今年、ここで、配偶相手はいないんじゃないかな。
人間側の事情で、ごめんね。
下の記事でコマツナギを間違って萩としてしまって、訂正したのですが。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-6ea0.html
2017年9月 1日 (金) 萩←訂正します「コマツナギ」でした
この中の引用文に
丈夫なので、これに馬のたずなをつないだことから「駒繋ぎ」と呼ばれるようになったという。
こういう記述がありました。
この一文が、私の記憶を揺さぶりまして、改めて記事を書きます。
★実は私、世田谷区立駒繋小学校の卒業生なのです。
2年生から6年生までを過ごしました。団塊世代ですから、1クラス50人くらいいて、一学年が10クラスくらいあったのかな。全貌はわかりません。なんせ人が多くて、学級内の全員の名前を覚えるのに一学期くらいかかったような記憶。すごいでしょ。
さて、多分社会科で、「駒繋」の由来も習ったような気がします。みなもとのなんとか、という武将が、この付近で馬からおりて(これが、しもうま(下馬)の由来)、馬を繋いだので「駒繋」となった。というような話だったような、あいまいな記憶。
あのあたり馬がらみの地名が多いんです。駒留というのもありますね。
今回、駒繋神社のHPにあたってみました↓
http://www.komatunagi.jp/414219144
駒繋神社
・・・
その後文治五年七月(西暦1189年)源頼朝公が奥州の藤原泰衡征伐のため、自ら大軍を率いて鎌倉を発しこの地に至った時に、往時義家公が子の神(当社)に参拝したことを回想し、愛馬より下りて駒(馬)を境内の松(駒繫松 現在は四代目を育てており境内には松はありません)に繫いで戦勝を祈願したと言われており、この故事により「子の神」が「駒繫神社」とも呼ばれるようになり、明治以降に正式に「駒繫神社」と称せられるようになりました。
・・・
源頼朝公が、奥州藤原氏征伐にあたり大軍を率いて多摩川の矢口を渡り、今の目黒区と世田谷区の境の道を渋谷に向って進む途中、乗馬にて沢を渡ったところ、馬が何かに驚いて暴れだし、沢の深みに落ちて死んでしまいました。この場所は、砂利場といわれ赤色の山砂利が出るところでした。そのため、馬を引き上げようとしても砂利が崩れて引き上げられず、馬が死んでしまったので、沢の岸辺近くに葬り塚を作り、馬が芦毛であったため芦毛塚と名付けられました。
その時に源頼朝公が「これから先、この地に来たときは、必ず馬から下りて沢は引いて渡れ」と厳命し、この沢を「馬引きの沢」と名付けました。(この沢は、蛇崩川で砂崩川とも書かれ、現在の蛇崩川緑道になっています。)
・・・
この源頼朝公の古事により駒繫神社付近一帯を「下馬引沢村」(馬から下りて沢は引いて渡る村)と呼ぶようになり、大正14年町制がしかれたため、引沢村が取れて下馬になりました。
また、芦毛塚は、もともと祠でしたが昭和44年8月24日に下馬史跡保存会の第一事業として、「芦毛塚の碑」が建設されました。
下馬史跡保存会刊 「しもうま」より一部引用
ま、こんなところです。芦毛塚というのも知ってます。蛇崩(じゃくずれ)川もすぐ近くだったな。目黒川の支流になるのかな。
小学生の頃に「繋」というメンドクサイ字が書けたのです、スゴイでしょ。
駒繋神社は普段の遊び場所でした。藤棚があったという記憶があります。
当時は、神社の祭礼が優先で、秋の祭礼の日には学校が休みになったのですが、そのうち、祭礼の方が土日に移動してしまって、つまんなかったな。
駒繋神社の前の蛇崩川に、イチョウの並木があって、銀杏がいっぱい落ちました。
結婚してからも近くに住んでいましたので、結婚した年の銀杏、子らが生まれた年の銀杏などを鉢に蒔いて盆栽風にしたものが今もあるんですよ。古い話になったなぁ。
思わぬところで「駒繋」に出会ってしまって、思い出話でした。個人の思い出につきあわせてしまって申し訳ありませんでした。
じゃ‐くずれ【蛇崩れ】‥クヅレ
がけなどの崩れること。また、その崩れた所。山くずれ。
広辞苑第六版より引用
まとまりましたのでお目にかけます。
気温
7月の中頃に気温のピークになりまして、それ以降は下がったのです。
猛暑日もありましたけれど、8月は低め。日照時間の短かった時期にはやはり平年を下回ることが多かったですね。
平年差
平年差で見ると7月のピークがはっきり見えます。
7月のピークでは平年より4℃以上高かったのが、8月の谷底では3℃以上も平年を下回ったりして。
この「落差」がきつかったですね。これから涼しくなっていくと、疲れがどっと出てきますよ、ご注意ください。
夏バテというのは、9月、10月涼しくなってから押し寄せてくるものだ、と思っています。
湿度
6月から8月にかけて湿度は全体として上昇しました。梅雨の時期より8月の方が湿っぽいんですから嫌になる。
なんだかなぁ、出来事が極端に現れる、という気がします。この先どうなるんでしょうね。
★9月1日に気象庁の発表がありまして。
8月 都心の日照過去最少 雨の日は最多タイ27日(東京新聞 2017年9月2日 朝刊)
気象庁は一日、天候不順だった先月の関東甲信地方の日照時間が平年の64%しかなく、八月としては戦後六番目に少なかったと発表した。また、関東甲信の今年の梅雨明けを当初発表の「七月十九日ごろ」から「同六日ごろ」に修正した。平年より十五日早く、一九五一年以降の統計で四番目に早い梅雨明けとなった。
八月は太平洋高気圧の張り出しが弱く、オホーツク海高気圧が居座ったため、湿った北東風の影響で雲に覆われる日が多かった。特に中旬は涼しかったが、関東甲信の月間の平均気温と降水量は平年並みだった。
地点別でみると、東京都心の日照は平年の半分の約八十三時間で八月では過去最少。宇都宮市では平年の39%の五十四時間で、過去二番目の少なさだった。都心の八月の雨日数(降水量〇・五ミリ未満の日を含む)は計二十七日で、同月として過去最多タイを記録した。
梅雨の期間は、実際の天候経過を踏まえ毎年この時期に見直している。東北地方の梅雨明けは当初「八月二日ごろ」としたが、その後も続いた天候不順のため「特定しない」と変更した。
要点は
●関東甲信の梅雨明けを「7月19日ごろ」から「7月6日ごろ」に修正。
●都心の8月の雨日数は計27日で、最多タイ記録。
●東京都心の8月の日照時間は83.7時間で過去最少。
こういうことです。発表資料は、この記事の終わりの方でリンクします。
★さて、ここでは東京の日照時間について書きましょう。
日照時間
これは、今年の6月から8月の毎日の日照時間と、平年値をグラフ化したものです。
棒グラフが毎日の日照時間、折れ線グラフが平年の日照時間です。
(8月31日は日照時間が0でしたので、棒がありません。グラフの中で棒がないのは同じく日照時間0の日です。)
横軸の6/7と7/6のところに赤っぽい四角を記入しました。この間が梅雨期間です
修正される前の7/19のところには黒い四角を書き込んでおきました。
修正前だと、梅雨の後半にやたらと日が照ったことになります。
修正後は、梅雨が明けてぐんと晴れ間が増えた、となりました。
やっぱりなぁ、東京に生活するものとして、今年の梅雨は「変」だったんです。
梅雨に入っても晴れ間が多くてね、本当に梅雨入りしたのかねと疑いましたが、今でもその疑いが完全に晴れたとは言い難いですね。
グラフを描くにあたって、データをエクセルに入れましたが、各月毎の日照時間の計を下に書きます。
今年 平年
6月 158.8 125.7 126 %
7月 189.1 144.1 131 %
8月 83.7 170.6 49.1%
6月、7月は平年を上回る日照時間でしたが、8月は半分弱。
7月の下旬からですね、日照時間が減ってしまったのは。
梅雨といい、盛夏といい、なんだか妙な具合でした。
★気象庁の発表試料です↓
下のリンクは「概要」へのリンクです。概要の下の方に、資料全文(PDFファイル)へのリンクがありますから、たどってください。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1709/01a/tenko1708.html
8月の天候
報道発表日 平成29年9月1日
http://www.jma.go.jp/jma/press/1709/01b/tenko170608.html
夏(6~8月)の天候
報道発表日 平成29年9月1日
http://www.jma.go.jp/jma/press/1709/01c/tsuyu2017.html
平成29年の梅雨入り・明けと梅雨の時期の特徴について
報道発表日 平成29年9月1日
2017.8.17
デュランタにとまっていたのを一枚。
ぱっと飛んで、止まったところをもう一枚。
腹側が撮れました。腹側ではちょっと判断しづらいので、背側の模様で考えるに。
「ノメイガ」という仲間ではないか、と見当をつけて検索したら、おそらく
ベニフキノメイガ
で間違いないと思います。
http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Pyrausta_panopealis.html
ベニフキノメイガ Pyrausta panopealis (Walker, 1859)
科:ツトガ科(Crambidae) ノメイガ亜科(Pyraustinae)
属:Pyrausta Schrank, 1802【幼虫食餌植物】 シソ科:シソ、エゴマ
我が家にシソ科はあります。うちのを食べたかな。
ガは種類が多くて、難しい、もし間違ってたらゴメンナサイ、訂正してください。
2017.8.17
後姿しか撮れなかったのですが、これはキイロテントウ。
菌食です。
8.17
パッと見て、意識が焦点を結ばない。キイロテントウであることは間違いないけれど、なんだ?どうなってんだ?
よく見れば交尾中でした。
冒頭の写真は後姿でしたが、前から見ると、白い前胸部に黒い斑点があります。
そして、頭部に黒い一対の複眼。
普段、一匹でいるのを見る時は、別にそう違和感も覚えないのですが。
こうやって2段になってしまうと、見え方が変わってしまう。
上の個体など、人の顔にみえませんか?
前胸部の斑点が「目」に見えて、本物の複眼が人の「口ひげ」かなんかに見える。
黄色い帽子をかぶっているようだったりして。
あるいは目が8個もあるようだったり。
キイロテントウの交尾は初めて見ましたが、普段の概念からはずれると、こうも見え方が変わるのか、と我ながらびっくり、なのでした。
2017.8.17
どういうわけか、妻はこの草が好きでして。
花火が弾けるみたいでかわいい、のですって。
http://www.hana300.com/kayatu.html
蚊帳吊草 (かやつりぐさ)
・茎の断面は三角形。
この茎の端っこを裂いて線上に延ばしていくと「蚊帳(かや)」のような形にすることができることからこの名前になった。
蚊帳を吊ったり畳んだりしたことあります?
私共の世代だとかなり成長するまで蚊帳を使っていました。
小学校低学年で、身長も低く腕力もあまりないころには、自分一人では吊れない畳めない。
中学生くらいになると、自分でできる。ちょっと大人になった気分でしたね。
逆さまの傘みたいな道具で、食卓の料理にハエがたからないようにかけるもの、あれは「蝿帳」といって言葉では「はいちょう」と言ってましたね。子どもは食品にハエがたからないように張り番をするのが仕事だったり。
古い話でした。
2017.8.17
羽化後そう日数は経っていないのではないでしょうか。
ほぼ完全な姿です。
幼虫図鑑によりますと↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/ta002040.html
キチョウ
食草:メドハギ,などのハギ類,ネムノキ(合歓木),サイカチ(皀莢),アカシア類などのマメ科植物。
おや、前の記事にも登場したハギなどが食草だそうです。
ここに書かれているものではないマメ科植物が複数我が家にありますが。
どうなんだろう、我が家で育ったチョウなのかなぁ。
なんとなく、親しみを覚えますね。
2017.8.17
萩ですね。コマツナギです。
有名な割にあまり見かけません。
「萩だ荻だ」と騒いでいて、どっちもよく知らない私なのでした。
http://www.hana300.com/hagi00.html
・「萩」の字は、”秋”の”草(草かんむり)”なのでまさに秋の花だが、早いものは夏前から咲き出している。(でもやはり、秋の9月頃が見頃♪)
なるほど、そうなのか。早くから咲くもののようです。
★コメントをいただきまして、コマツナギとのこと。さっそく調べてみたら、その通りでした。撮影者である妻にも確認しまして確認を得ましたので、訂正します。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/komatsunagi/komatsu.htm
コマツナギ Indigofera pseudotinctoria Matsum.(マメ科 コマツナギ属)
<以下引用文>
コマツナギは草のようであるが、実は木本であり、小低木に分類される。しかし、平凡社の図鑑では、木本編にも簡単な記載があるが、詳しい記載は草本編にある。本州から九州に生育し、背丈の低い刈り取り草原に多い植物である。刈り取り草地や路傍に生育する場合には時折刈り取られるので地面を這うような形で生育する。丈夫なので、これに馬のたずなをつないだことから「駒繋ぎ」と呼ばれるようになったという。礫質の乾燥した河原や岩礫地では背丈も高くなり、1m以上となることもあるが、枝が細いので垂れ下がる傾向があり、あまり高くなれない。6月頃から葉腋から円錐花序を形成し、長い間淡紅色の花を咲かせる。葉は夜には閉じる。
<引用ここまで>
早速にご指摘をいただき、ありがとうございました。間違いの多い私のこととて、これからもよろしく「監視」してくださいますよう、お願いします。
ヘクソカズラです。
2017.8.17
雨に濡れて花が落ちた。落ちて伏せた花にはメシベの花柱がまだ残っています。
濡れてはいるけれど、この形から「灸花」という名があるんだよな。
手の甲越しにこの花を撮ってみたのですが、あんまりお灸には見えないな。
下向きの花に手の甲をくっつけてみました。いかがでしょう?お灸に見えませんか?
昔の女の子の「花遊び」の一つだったのだと思います。
かかしさんにも効いた、でしょうか。
★朝日俳壇 2017.8.14 から
稲畑汀子 選
土用とて妻に据ゑらる灸(やいと)かな:洲本市・高田菲路
いいチャンスだ、と、思いっきり灸をすえられたのではありませんか。奥様に。
Weblio 辞書
土用灸
読み方:ドヨウキュウ(doyoukyuu)
夏の土用に灸治をすること、他の時季に比して特効があるとされる
季節 夏
2017.8.16
雨が多いとカタツムリも出歩きやすい。
黒い筋状の物は多分、糞です。
カタツムリの肛門はどこにあるでしょう?
殻の中に排便するわけにはいきませんので、殻の口の付近にあるのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%84%E3%83%A0%E3%83%AA
口は食道から胃へとつながり、奥の方でUターンして殻口近くで肛門となる。
2017.8.16
今回は、脱け殻で見られる、「気管の脱け殻」です。
白い糸のように見えることもありますが、ここではちょっと太い「管」として気管が見えています。
概念図です。気管というのは体内に酸素を送り、体内の二酸化炭素を排出するために、体内に入り込んだ外部空間です。
当然、表皮ですので、脱皮においては気管の表面も脱がなければなりません。
外骨格の昆虫にとって脱皮は成長に必須です。消化管の内面も表皮ですが、昆虫ではさすがにこれは脱皮前に分解酵素で分解するのではなかったかな。ザリガニなんかの脱皮では、消化管も脱皮しますけどね。
★思い出して古い画像を探してみました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-710e.html
2016年9月27日 (火) アオスジアゲハ蛹化:1
↑これはアオスジアゲハの終齢幼虫が脱皮して蛹になるところの観察。
幼虫の表皮が割れて、腹端へ幼虫の表皮を脱ぎ送る。
幼虫の腹部側面から体内へ入っていた気管が蛹の気管のところから抜けて、右へ引きだされている様子が見えます。
その他の写真もご覧ください。できたら、「アオスジアゲハ蛹化:2」というのもお読みいただけると、面白いことが書いてあります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-541e.html
2013年6月24日 (月) ナガサキアゲハ:3
↑ナガサキアゲハの終齢幼虫への脱皮ですね。
気管の脱皮がはっきり見える写真を掲載してあります。是非ご覧ください。
脱皮直後は体も柔らかいし、危険を伴うのですけれど、これだけ多くの生物が脱皮という方法を使っているということは、利点の方が勝っているということでしょう。
我々内骨格の動物には想像を絶することなのですが。
★朝日歌壇 2017.8.21
高野公彦 選
神様作・芸術品の展示場「完璧な蟬の脱け殻一つ」:神奈川県・九螺ささら
「ポケモンGOに夢中の人々の後ろでセミが羽化していた=昨年8月2日、新宿区の新宿中央公園」という新聞写真を見たことがあります。たかが人間のプログラマーが作るゲーム、セミの脱皮の神秘にかなうわけがないでしょ、と私は考えるものです。
2017.8.15
これがアサガオとは思えないような姿。
咲く前日にはこんな風になり、咲いてからもしばらくは花の姿を保つ。通常のアサガオとは咲き方が少し違います。
8.16
絵になりますね、この花。
花のすぐ下と右につぼみがあります。
花の変化も大きいのですが、葉にも変形をきたしています。葉と花の形成に共通な遺伝子で変化が起きたということでしょう。
座り込んで横から狙って見ました。上品な紫色です。
普通のアサガオだと、わぁっと咲くので、あまり順序とかは気にしませんが。
この采咲きの場合、根元近くから先端へ向かって、ゆっくりと開花が移動していきます。
今年はずいぶんたくさん咲く。毎朝、早いうちに様子を見に出ています。
まだまだ咲きそうですよ。
2017.8.12
妻は「アゲハパターン」の識別力に優れています。柑橘類の木を見ると、すぐアゲハの卵や幼虫を見つける。
区の木・クスノキのそばを通ると、すぐアオスジアゲハの卵や幼虫を見つけて連れてくる。
いや、すごいものです。
8.15
孵化してる!との声、なるほど、左の幼虫は孵化したばかりで、自分が入っていた卵殻を食べています。
このシーンを見るのは久しぶりだ、と座り込みました。
この殻には、幼虫の口を開かせて噛みつかせる成分が入っていると思います。柑橘類を食べるのだ、と教えているのでしょう。ひょっとっしたら、母親から幼虫へ引き継ぐべき「菌叢」もあるかも。わかりませんけど。
こちらはもう既に卵殻も食べて落ち着いた幼虫。
トゲトゲっぽく見えますが、刺さりません、大丈夫。
お、大分食べ進みましたね。
おいしいおいしい、ムシャムシャ。一心不乱に食べます。
お母さんが持たせてくれた「最初の食事」だもんね。おいしいよね。
残り僅か。
食べ終えて、その場を離れて移動。卵の場所にとどまるよりも移動した方が、安全度が増すのかもしれません。
小さな卵の中で発生過程を経て、いっちょ前の幼虫になるんですものね。不思議でなりません。
柔らかい葉を与えて、存分に食べてもらいましょう。
大きくなってね。
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