すずめのしょうべんたご
2017.8.3
変なものをお目にかけます。
カエデの木の2mちょっとの高さのあたり。
ヒロヘリアオイラガの蛹が入っていた繭でしょう。
幼虫は見つけられる限り駆除したのですが、やはり漏れがあったのでしょう。
蛹になり羽化した後です。何か小さな容器のような感じがしますよね。
ヒロヘリアオイラガの繭はこんな感じですが、イラガの繭は黒い模様入りです。
で、それを昔の人は「雀の小便田子」などと呼んだようですね。
すずめ‐の‐たご【雀の田子・雀の甕】
ガの一種のイラガの繭。卵球形で白く黒斑があり、非常に固く、繭とは思えないのでいろいろな名がある。長径15ミリメートル内外で、樹枝に付着し、中に幼虫または蛹さなぎが入っている。冬、川釣の餌とする。雀のしょうべんたご。雀のさかおけ。たまむし。
広辞苑第六版より引用
かなり以前にもこのカエデの木で同じようなものを見ました。
↓その時の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-1363.html
2014年3月20日 (木) イラガの繭
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