ツマグロオオヨコバイ幼虫
2017.7.23
ツマグロオオヨコバイの幼虫です。
半透明できれい。
眼は光を吸収する器官ですから、そこからは光が返ってきませんので黒いのです。
つぶらな瞳、かな。
以前、定期考査で
「透明人間が実在するとして、その透明人間の視覚について論ぜよ」
なんて問題を予告出題したことがありますよ。
先生方に聞いてもいいよ、といったもので、生徒たちがあちこちの先生に聞いて回ったらしかったです。アハハ。ご迷惑をかけました。
答えは当然、透明人間が視覚を持つとしたらそれは人間の可視光領域ではなく、可視光領域の外の光でものを見ることになる。
可視光領域の視覚があったら、そこで吸収されて、目だけが黒く見えてしまうのだ。
ということですね。
ツマグロオオヨコバイの幼虫の眼が黒いということは、私たちと同じ可視光領域での視覚があるということであるわけです。
ひょっとして紫外線とかも見えているかもしれませんが、私たちの可視光領域外の話なので、私たちが肉眼でそれを確認することはできませんね。
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