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2017年7月 7日 (金)

フウセンカズラ

0615_19huusenkazura1 2017.6.15
フウセンカズラにつぼみができていますねぇ。
0615_19huusenkazura2
と思ったら、もう咲いていました。そろそろこのかわいい花と楽しい実の季節なんですね。

0625w_2huusenkazura 6.25
線路柵のところ。もう実ができていたわよ、と妻の撮影。

0627_17huusenkazura 6.27
こちらは塀の下。幼い人が踏んづけたりして遊べるように、低く這わせている場所。
ここでも、実ができてきました。
この緑の実をつまむとふわふわして面白いんですよ。
破裂させたりしても一向にかまわない、遊べ遊べ。

ムクロジ科だそうです。
ムクロジの種子も堅いですが、フウセンカズラの種子も堅いですよ~。
一度、錐で穴でもあけて小さな独楽が作れないかと試したことがあるのですが、とてもじゃないけど穴はあかなかった。小さいから固定しづらいし。怪我はしたくないし。

↓ムクロジについて、参考。
https://www.u-gakugei.ac.jp/~planttgu/dokodemo/pc/079.htm
ムクロジ

・・・黒い種は正月遊びの羽根突きの羽の黒い玉に使われる、とても身近な植物です。 また、実の皮は水の中で揉めば泡が立つため、昔は洗剤として使われていました。
・・・
●『本草綱目啓蒙』(1803~1905年)という本があります。これは江戸時代後期に小野蘭山が講義したものをまとめた博物誌です。この本のムクロジの項に、果実の外皮を属にシャボンと呼ぶこと、そして、油に汚れた布を洗うために用いることが書かれています。 このように、ムクロジの実は昔の石鹸として、灯明の煤の汚れを洗ったり、洗髪に使ったり、身近な生活用品として使われていたのです。

●ムクロジの実が洗剤の効果をもつのは、サポニンという泡立ち物質を多量に含むためです。ムクロジの学名Sapindus mukorossiのうち前半のSapindusは“インドの石鹸”を意味し、後半のmukorossiは日本のムクロジそのものの名前ですね。ちなみに英語ではChinese soapberry もしくは soap nut tree で、やはり石鹸の意味となっています。今日でも、インドの一部などでは、ムクロジの仲間の実を天然洗剤として使っているそうです。

●ムクロジの実を2,3個拾って、空のペットボトルに入れて、下1/3くらいまで水を入れましょう。次に、キャップをして強く振ります。すると、ペットボトルの中は白い泡だらけになります。簡単な実験ですので、是非挑戦してみて下さい。、

知識をひけらかしますと

むくろ‐じ【無患子】
ムクロジ科の落葉高木。高さ約10~15メートル。6月頃、淡緑色5弁の小花を大きな円錐花序につけ、球状の核果を結ぶ。種子は黒色で固く羽子はごの球に用い、また果皮はサポニンを含むので石鹸の代用とした。西日本の山林に自生し庭園にも栽培。むく。つぶ。秋
広辞苑第六版より引用

「無患子」が読めれば自慢できそうですよね。

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