フタトガリアオイガ幼虫
2017.7.13
フヨウの葉にいました。見たことがあるようなないような。
以前にフヨウの葉で見たのはフタトガリアオイガです。
↓その時の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-1ae4.html
2015年7月28日 (火) フタトガリアオイガ(フタトガリコヤガ)
ここにはこんな引用があります。
「庭のイモムシ ケムシ」東京堂出版から
緑色で全身にまばらな毛の生えた細長いイモムシ。背中に走る黄色い帯に沿って大小の黒い紋が散らばり、赤い肛上板が目立つもの・・・など、変異がある。腹脚は前2つが退化しており、動きはシャクトリムシにやや似る。・・・
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-e50e.html
2015年10月 7日 (水) フタトガリアオイガ
で、いろいろ検索してみたら
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/2002-10-1-futatogarikoyaga.html
フタトガリコヤガ
↑ここに、今回私が見たのとほぼ同じ写真がありました。
「模様の違う幼虫 3 態 その 2」というのがそれ。ご覧ください。
結論として、今回のこの幼虫、フタトガリアオイガの模様の変異タイプと判断します。
★ところで、現在このガの名前はフタトガリアオイガのようです。
フタトガリコヤガというのは「旧名」だそうです。いつどのような事情で変更になったのかは知りませんが、ネット上ではどちらも通用しているようですから、検索する時などはご注意ください。
★ガには「夜蛾(やが)」「ヤガ科>葵蛾(アオイガ)亜科」「衣蛾(いが)」「螟蛾(めいが)」などがあり、ややこしい。
フタトガリアオイガは「二尖青衣蛾」ではなく「二尖葵蛾」です。
幼虫の食草がアオイ科なんですね。
↓さんこうまで
や‐が【夜蛾】
ヤガ科のガの総称。一般にくすんだ色や斑紋を持ち、保護色となるものが多い。大半は中形種。チョウ目の中で最も種類が多く、2万種以上が世界中に広く分布。日本には約1000種。ヨトウガ・アケビコノハ・ベニシタバなど。い‐が【衣蛾】
ヒロズコガ科の褐色の小さなガ。開張10~14ミリメートル。幼虫は黄白色、体長約6ミリメートルで、毛織物を食害。世界各地に分布。めい‐が【螟蛾】
メイガ科に属するガの総称。特に、髄虫ずいむしの羽化したガ。農林作物の害虫が多い。
広辞苑第六版より引用
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