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2017年7月

2017年7月31日 (月)

豪雨(7.29)

0729_20kumo1530 2017.7.29 15:30
西の空が怪しいよ、と妻が言う。見ればなるほど、まっ黒な雲。
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気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」のこの時刻の画面。
西の方に雲がありますが、当地にはあまり影響がないんじゃないか、と思っていました。
0729_20kumo1605 7.29 16:05
いよいよ怪しくなってきましたね。
Highresorad_201707291605 highresorad_201707291605
1時間雨量にして80mm近いような雨の領域が近づいてきちゃったぞ。
5時ごろから豪雨になりました。6時ごろ入浴したのですが、外の音がよく聞こえなくなりました。
7時くらいまでがピークでしたか、すぐやんだわけではないですが、ごう音を立てての降雨は収まりました。感じとしては、10分間に10mmというような雨だったんじゃないかな、総雨量は危険なほどには増えませんでしたけど。

20170729tamagawa
多摩川 国交省 京浜河川事務所 左岸13.49km 東京都大田区田園調布(調布取水堰上流約150m)
29日の一日の累計雨量が31mmですから、危険な雨量ではない。
ただ、右下の川の水位のグラフを見ると、29日18時頃からの12時間くらいは少し水位が上がりました。多摩川のような大きな河川の水位が急に動くというのはそれなりに「豪雨」だったと思います。
注意:右上の雨量のグラフは、軸の向きが逆さですので、そのつもりで読み解いてください。下の方が量が大きいのです。

ちなみに
0722_7sarusuberi17.22
多摩川行きのホームから外へ出て、斜め左前。サルスベリの花が咲いていたので撮影したのですが、その話はまたにして、今回は背景にいれた塔をご覧ください。
これが国土交通省の塔です。ここにライブカメラが設置してあって、多摩川の様子が見られるようになっています。また、雨量データもここで取っています。
「国土交通省が設置した雨量計によると」というような言い回しがニュースで聞こえることがありますが、田園調布南の場合、ここでの計測ということになります。

オオスカシバ

0714_23oosukasiba 2017.7.14
目の前を飛び去るオオスカシバ。
当てずっぽうで一枚。写ってくれてうれしい。
とにかく何が何でもシャッターを切らなければ写真は写らない、ということです。
考えていては間に合わない。特に昆虫はね。
一瞬を大事に。

ヒゲナガカメムシ

0714_22higenagakamemusi1 2017.7.14
エノコログサにカメムシがいたら、まずヒゲナガカメムシでしょう。これは強い「好み」です。
前脚が「ポパイ風」。左にいる小さいのは幼虫です。
0714_22higenagakamemusi2
まだ稚い実から汁を吸う。
0714_22higenagakamemusi3
まるで突き刺さっているような恰好ですね。
ちょっと笑える。ニヤっ。

モンシロチョウ

0714_21monsiro 2017.7.14
ランタナで蜜を吸うモンシロチョウ。
嬉しいのですけど、今、この辺にはアブラナ科の植物がほとんどないと思うんですよね。
でも結構よく見かけるんですよ。申し訳ないことです。

ヤノネボンテンカ

0714_20yanonebontenka 2017.7.14
昼。メシベの束が少し開いています。
0714_27yanonebontenka
夕方。すでに閉じてしまっていました。
花が閉じていくタイミングがうまくつかめないでいます。

クモの巣

0714_16kumonosu 2017.7.14
妻が、枝を払ったり潜り込んで作業をしていて、この写真をものにしてきました。
露出補正を「-2」にしての撮影でした。
お見事です。

ナガサキアゲハ

0714_14nagasakiageha1 2017.7.14
妻が見かけてたくさん撮影してくれました。
撮影時、妻は一生懸命になっていて、クロアゲハだ、と思っていたそうです。
写真を私のPCにコピーして見ていたら。
あら、尾状突起がない!ナガサキアゲハじゃないか!
妻さっそくに報せたら大喜び。産卵してくれるといいんですけどね。
0714_14nagasakiageha2
ほら尾状突起がないのがよくわかります。
0714_14nagasakiageha3
きれいに撮れてる。鱗粉の輝きまで。
0714_14nagasakiageha4
体に花粉がついたようですね。
0714_14nagasakiageha5
おいしそうだなぁ。

妻はしぶとい撮影者です。タフ・フォトグラファーと訳したら間違いかな。
足腰のバネがきいてしなやかなんですよね。
棒立ちの私と違って追跡力がすごいんだな。

クレマチス

0714_10clematis 2017.7.14
誰かの頭に似てきたと思いませんか?

脱け殻

0714_2kamakirinukegara 2017.7.14
これはカマキリなのかオオカマキリなのか。
何にせよ我が家の周辺で生息していることは間違いない。
夫婦してカマキリ類の大ファンですから、嬉しくて仕方ありません。
この頃都会ではカマキリを見かけませんね。我が家周辺を拠点にして増えてちょうだい。
多摩川の河川敷がきれいに整備されてしまった、というのも昆虫減少の一つの原因かも。

トラフムシヒキ

0713_21abu 2017.7.13
これね、鉢の縁にとまっていたのです。一見してムシヒキアブの仲間であろうとは思いました。
シオヤアブにしては小さめで迫力がないなぁ、と思いつつ撮影。手元には一枚しかありません。
腹部が見られればよかったのですけれど、トラフムシヒキではないかと思います。
腹部が「虎斑」模様のはずなんです。
胸から頭の感じはトラフムシヒキで間違っていないと思うんですけどね。
ムシヒキアブの仲間ですから、他の昆虫などを捕えて食べます。

セグロアシナガバチ

0713_20seguroasinagabati 2017.7.13
葉の裏を探索していたセグロアシナガバチ。狩猟モードですね。何かイモムシはいないか。
高い位置でしたのでこれ以外に写真はないのですが、たまたま首をひねっているところが写っていました。
私の記憶違いでなければ、アシナガバチは捕獲したイモムシを団子状にして幼虫に与えます。成虫自身は花の蜜などを活動のエネルギー源にしているのだったと思います。
狩りの邪魔をしたり、巣を脅かしたりしない限り向こうから襲ってくるということはないはず。
そっと静かに付き合えばよいのです。

2017年7月28日 (金)

タチアオイ

0713_18tatiaoi 2017.7.13
これ熟しきったタチアオイの実です。種子が並んでいます。
羽や冠毛のような物はないのですが、扁平で軽いので結構風に乗って遠くへ飛びます。
大型の植物ですからちょっと面積が必要ですが、可能なら栽培してみてください。大柄な気持ちのよい花が長い期間楽しめます。

ヘクソカズラ

0713_16hekusokazura1 2017.7.13
ヤマノイモの花を見ていたのです。そうしたら奥の方にこういうつぼみが見えました。
あれ?これはヘクソカズラじゃなかったか?
0713_16hekusokazura2
低い位置で咲いていました。
ちょっと辛かったけれど、膝をついてごく短時間で撮影。何とか撮れました。

0717_8hekusokazura1 7.17
地面から1mくらいの位置で咲くようになりましたので、じっくり撮影。
可愛らしい花なんですよ。名前がなあ、すごい名前をつけられちゃってかわいそう。
花に悪臭はありません。(ヤマノイモの花には不快臭があります)
葉や茎を傷つけると悪臭のある汁が出ます。とはいえ、私にはそれほど不快じゃないんですが。自分の感覚を信頼して、実際に自分でやってみてください。
0717_8hekusokazura2
アリかな、よくわかりませんが昆虫が頭を突っ込んでいました。少なくとも花に虫が忌避するような匂いはない、ということでしょう。
この花を摘んで、伏せて手の甲に乗せると「お灸」のようだ、ということで、「ヤイトバナ」という名前もあります。
そのくらいでいいんじゃないかなぁ。

ヤノネボンテンカ

0713_14yanonebontenka 2017.7.13
つぼみです。赤い花が咲きそうですが。

0714_9yanonebontenka1 7.14
このように咲きます。ここまでずっと閉鎖花ばかりでしたが、ここへきて開放花を咲かせるようです。
閉鎖花での自家受粉、開放花では、咲いてすぐは他家受粉を待ち、花がしぼむ頃には自家受粉もできる、という何段にも「保険」をかけています。
0714_9yanonebontenka2
この時、めしべは束になっていて花粉が運ばれてくるのを待ちます。
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/yanone-bontenka.htm
↑ここに素晴らしい写真がありますのでどうぞ。
自分でもこういう写真を撮りたいと思うのですが、タイミングが合わなくていまだ撮影はできずにいます。

フタトガリアオイガ幼虫

0713_12hutatogariaoigahuyou 2017.7.13
フヨウの葉にいました。見たことがあるようなないような。
以前にフヨウの葉で見たのはフタトガリアオイガです。
↓その時の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-1ae4.html
2015年7月28日 (火) フタトガリアオイガ(フタトガリコヤガ)
ここにはこんな引用があります。
「庭のイモムシ ケムシ」東京堂出版から

 緑色で全身にまばらな毛の生えた細長いイモムシ。背中に走る黄色い帯に沿って大小の黒い紋が散らばり、赤い肛上板が目立つもの・・・など、変異がある。腹脚は前2つが退化しており、動きはシャクトリムシにやや似る。・・・

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-e50e.html
2015年10月 7日 (水) フタトガリアオイガ

で、いろいろ検索してみたら
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/2002-10-1-futatogarikoyaga.html
フタトガリコヤガ
↑ここに、今回私が見たのとほぼ同じ写真がありました。
「模様の違う幼虫 3 態 その 2」というのがそれ。ご覧ください。
結論として、今回のこの幼虫、フタトガリアオイガの模様の変異タイプと判断します。

★ところで、現在このガの名前はフタトガリアオイガのようです。
フタトガリコヤガというのは「旧名」だそうです。いつどのような事情で変更になったのかは知りませんが、ネット上ではどちらも通用しているようですから、検索する時などはご注意ください。

★ガには「夜蛾(やが)」「ヤガ科>葵蛾(アオイガ)亜科」「衣蛾(いが)」「螟蛾(めいが)」などがあり、ややこしい。

フタトガリアオイガは「二尖青衣蛾」ではなく「二尖葵蛾」です。
幼虫の食草がアオイ科なんですね。

↓さんこうまで

や‐が【夜蛾】
ヤガ科のガの総称。一般にくすんだ色や斑紋を持ち、保護色となるものが多い。大半は中形種。チョウ目の中で最も種類が多く、2万種以上が世界中に広く分布。日本には約1000種。ヨトウガ・アケビコノハ・ベニシタバなど。

い‐が【衣蛾】
ヒロズコガ科の褐色の小さなガ。開張10~14ミリメートル。幼虫は黄白色、体長約6ミリメートルで、毛織物を食害。世界各地に分布。

めい‐が【螟蛾】
メイガ科に属するガの総称。特に、髄虫ずいむしの羽化したガ。農林作物の害虫が多い。
広辞苑第六版より引用

チョウの来る花

0713_4duranta 2017.7.13
デュランタが満開。この花、チョウが好みます。
0713_7monsiro1
ブッドレアにモンシロチョウが来ていました。
0713_7monsiro2
今年はこのブッドレアも例年になく花が多い。嬉しいったらありゃしない。
飼育とまではいかなくても、チョウが飛来して蜜を吸う姿を楽しみたい方には
デュランタ・ブッドレア・ランタナがお勧めです。
花があればチョウやハチが来ますが、特にチョウに好まれる花としてご紹介します。

アメンボ

0712w_1amenbo1 2017.7.12
六郷用水の水路でアメンボを見た、と妻が撮影。
アオバハゴロモみたいな餌を抱えているようだったとのこと。
なるほど。
ただ、なんとなく違和感がありまして、他の写真も見ていたら
0712w_1amenbo2
わ、交尾中ではないですか。
大きなメスにオスがおぶさるように乗っている。メスは餌を抱えている。
0712w_1amenbo3
遠くから見ると、一匹に見えてしまいます。
メスが餌を捕獲して食事中にオスが交尾を求めて成功した、ということでしょうか。
肉食性の昆虫やクモの交尾というのは難問ですよね。
0712w_1amenbo4
メスが抱えている餌ですが、アオバハゴロモのような気もするのですが、確定はできませんね。
アメンボもアオバハゴロモもカメムシ目です。

アオスジアゲハ

0711w_14aosujiageha 2017.7.11
飛んできたアオスジアゲハにカメラを向けてシャッターを切ったらこう写りました。
撮影データを見ると露出時間は 1/125 秒だったようです。
1/125 = 0.008秒 の間の運動が写っています。
美しい。
0711w_17aosujiageha
こちらはこの日羽化したアオスジアゲハ。
垂らしてやったティッシュペーパーにつかまって羽化終了。
ケースから飛び出していきました。

カナヘビ@アスパラガス

0711w_10kanahebi1 2017.7.11
カナヘビには樹上性がある、とはいうものの、アスパラガスに登っていたそうで、妻が見つけて撮影しました。
0711w_10kanahebi2
トカゲと違って、じっくり構えて逃げない。撮影しやすい対象です。
この顔がいいんだよなぁ。賢者。
0711w_10kanahebi3
悠揚迫らぬ態度、というのはこれですね。
アスパラガスとの対比が最高ですね。

0711w_9ine 2017.7.11
去年栽培した青森県産の「青天の霹靂」から得た種子をまた播きました。
何を遊んでいるんだか。田植えだ、稲刈りだ、と騒いで喜んでおります。今年もまた。

ひょっとして、今の子どもは、お米が稲という植物の実だということを知らなかったりして。
ありうる、という気もします。

ヒャクニチソウ

0711_7hyakunitisou 2017.7.11
去年の種子があそこへ着地して、自力で発芽して成長したもの。私共は播いていません。
確かに一輪が長く咲き、変化し続ける花です。
多分もっと株は多いのではないかな。この写真は先駆者です。

妻の散歩・遠出編

0702_1hasu1 2017.7.2
密蔵院の蓮。
0702_1hasu2
いかにも、ですね。
黒いのはルリマルノミハムシかな。
0702_1hasu3
きれいだなぁ。ここにもルリマルノミハムシ。
0702_2suiren
これはスイレンでしょうか。
自分の家で素性のわかったものを見る分にはいいのですが、外で見ると、何がなんだかわからない。
0702_3sijimi
アザミにヤマトシジミが来ていた、と。
妻も虫パターンに強く反応しますね。さすが。
0702_4kumo1
タナグモ科のクサグモかコクサグモでしょう。
0702_4kumo2
多分ね。タナグモといって済ませてもいいのです、私共しろうとは。
0702_5sirotumekusa
シロツメクサ。この画面内に4つ葉はないようですが。
有名な割にこのごろあまり見かけないな。
0702_6akatonbo
池の公園で。アカトンボでいいや。時期からしてナツアカネかな。
0702_7itotonbo
イトトンボにしましょう。
クロイトトンボかな、とも思いますが。
ずいぶんダイナミックに歩き回ったようです。他にもたくさん写真はありますが、「不明」としか書けないものばかりですので、割愛します。

2017年7月27日 (木)

ニチニチソウ

0713_9nitinitisou 2017.7.13
前の記事の続きになりますが。
これは、玄関前のプランターで咲くニチニチソウ。
白い花ですが、中心部が赤い。(アリが来てますね。アリの探索能力はすごい。)
で、前の記事の冒頭の写真は「白い花で、中心部まで白くて赤い部分がない」と思ったわけです。
で、妻に、同じ白い花でも中心部まで白いのと、中心部が赤いのと2種類あるんだね、と話しましたら。
妻曰く「ベランダのは中心部まで白いのではなく、ピンクの花なのよ」と。
えぇ、そうなのかぁ。と驚く私。

0718_13nitinitisou1 7.18
うむ~、そうなのか。うっすらとピンクだ。
0718_13nitinitisou2
真っ白ではないんだな。しかし、ピンクの花、というのもちょっときつい気もするが。

0720_9nitinitisou 7.20
時間の経過とともに色が濃くなるようです。
はい。ベランダのニチニチソウにはピンクの花が咲きます。

キキョウ

0712_2kikyou 2017.7.12
ベランダのプランターで。
上はもちろんキキョウ、下はニチニチソウです。
次の記事で蒸し返しますが、このニチニチソウの花、私は「白い花」で、花の中心部まで白い、と認識しました。

0720_8kikyou1 7.20
次々といっぱい咲いてくれてうれしい。
おかげで、いろいろなステージの花をまとめて見ることができました。
0720_8kikyou2
この時点ではメシベはまだ未熟。オシベに包まれています。
0720_8kikyou3
オシベが先に成熟して花粉を出しますが、メシベの成熟は遅れ、自家受粉にはなりません。
0720_8kikyou4
メシベの柱頭が開いて、これで他の花の花粉を受け付けられるようになりました。
遺伝子を「撹拌」するということが、動物でも植物でも大事なことなのです。
いろんな仕組みがあります。

タチアオイ

0711_6tatiaoi 2017.7.11
もう梅雨明けも近いよ、とタチアオイが主張していますね。
下にピンクの花が咲いていますが、もうてっぺんまで花が終わって実をつくっています。
青空に白い雲。これは「夏空」ですよね。

https://weathernews.jp/s/topics/201705/270055/
梅雨を知らせる花「タチアオイ」どこまで咲いた?

“梅雨の花”といえば
それは「タチアオイ」です。
紫陽花を思い浮かべる方も多いと思いますが、タチアオイも外せません。
梅雨入りの頃に花が咲きはじめ、そして、てっぺんまで花が咲くと梅雨明けの頃と言われています。

気象庁が発表した東京の梅雨入りは6月7日、梅雨明けは7月19日でした。
でも、梅雨らしい雨、しとしとと降り続く雨はあまりありませんでした。
雹が降ったりなど「激しい」ことは起こりましたが。
「梅雨」というもののあり方に変化が起こっているような気もします。
東京は空梅雨だったと言えます。水道の水源のダムの貯水量が少ない。

↓これ東京都水道局のHPですが
https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/suigen.html

貯水量情報
    東京都の水源は、約8割が利根川水系及び荒川水系、約2割が多摩川水系です。

荒川水系に貯水率の低いダムがあります。節水に心掛けなければなりませんね。

ヤブガラシ

0711_5yabugarasi 2017.7.11
アリが来てました。
どうしてか家のそばのヤブガラシの花はオレンジ色ではない。
あれも結構きれいなんだけどな。
こんな地味な花なのに、アリやハチなど虫たちに好かれますね。きっと甘くておいしいんだろうな。
私はその味覚に割り込んで体験してみようという気はありませんが。

ヒメグモ

0711_4himegumo 2017.7.11
このようすだと産卵も近いかな。
クモの巣を毛嫌いしないでほしいと思います。
大きな網に気付かずに顔に網が貼り付いた、というようなのはさすがに避けたいですが。
ヒメグモの巣は小さい。健気な子育てをする。かわいいものですよ。
クモの巣を目の敵にしてホウキなどで払い取ってしまう方もいますが、小さな虫を食べてくれるんだし、園芸と共存できると思うんですがね。

八重咲き朝顔

0711_2yaeasagao1 2017.7.11
ちょっと珍しいでしょ。八重咲き。
0711_2yaeasagao2
花全体の姿はアサガオのラッパ型。で、オシベ・メシベのどちらが花弁化したか、素人にはよくわかりません。

0711w_2yaeasagao
これは妻の撮影。カメラが違うと、色合いがわずかに変わります。
0711w_3asagao1
そばの別株で一重の花も咲いていましたが、これはこれで赤と青の比が部分によって異なるという変化を起こしているような気もします。
いや~。難しいものですね。

モンシロチョウ

0710w_4monsirotyou 2017.7.10
朝、休憩中、妻の撮影。
翅が傷んでいるし、休憩中だったので一枚撮って退き下がった、とのこと。
夫婦して同じようなことをしています。
チョウが好きだから。

オシロイバナ

0710_2osiroibana1 2017.7.10
資源ごみを出しに行った帰り。
白い花と、ピンク混じりの花。
「白い」ということは「色素が作れない」ということです。
遺伝子には、色素を作る酵素のアミノ酸配列がかかれています。
その配列にトランスポゾン・動く遺伝子というのが割り込むか何かして、その遺伝子が働かなくなった。赤い色素が作れない。で、白くなる。
部分的に遺伝子が働く部分があってそこでは色素が作られる、という出来事ですね。
0710_2osiroibana2
白とピンクの分布はいろいろ。
0710_2osiroibana3
こういう分布になったものも。
0710_2osiroibana4
完全に斑入り。
0710_2osiroibana5
この株では、全面的に色素を作れるようです。

0710w_3osiroibana
これは我が家の庭の黄色いオシロイバナ。
黄色はこの辺りでは比較的少ないので、トランスポゾン混じりになったりしないように、妻が大事にしています。

ヒメハラナガツチバチ

0710_1himeharanagatutibati1 2017.7.10
朝、新聞紙をまとめて、資源ごみの回収に出しに行って。
戻りがけ、オシロイバナなど見ていましたら。
白いオシロイバナ、マルバルコウかなという葉っぱ、そしてその左に虫がいる。
まずはとりあえずの一枚。
0710_1himeharanagatutibati2
それから手を伸ばして虫をなるべく大きく撮影。
これはヒメハラナガツチバチのオスだと思います。
↓ここに雌雄の特徴がみられる写真があります。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_hachi/himeharanagatsuchibachi.htm

ヒメハラナガツチバチ オス 
背中の黄斑が特徴

私の写真の胸部背面の模様が同じです。
早朝ですのでまだ活動時間にはなっていないのでしょう。しつこく撮影することはしませんでした。

ゼニアオイ

0709_15zeniaoi 2017.7.9
ゼニアオイは消えちゃったのかなと思っていたら、線路柵のところに生えてきてたくさんの花を咲かせていることは既報です。よかったなぁ。
で、この日、柵際の花よりかなり柵の内側にゼニアオイの花が見えました。
しかも、低い位置で、草の間。
ん?花が落ちて飛ばされていったかな?とよくよく見れば、ちゃんとそこにゼニアオイの株があったのです。
ほ~、去年の実があそこに飛んで、自力で立ち上がってきたのか、と嬉しくなりました。
がんばれよぉ~っと応援しています。

2017年7月26日 (水)

ミズヒキ
0709_11mizuhiki 2017.7.9
水引でつくった「結び」というわけでもないのですが、イメージとしては狙いました。
0709_12hae
ハエが休憩。別に花を舐めようというわけではなさそう。
単に休んでいるだけのようでした。
ハエってよく見るときれいな昆虫ですよ。

アリ

0709_8ari 2017.7.9
時々見かけるのですが、アリが葉の上でじっとしたまま動かなくなっていることがある。生きてます、死んでません。休まず歩き回っていることが多いアリなのに、なぜか動かない。
粘っこい蜜に足を取られたということでもなさそう。
葉からしみ出した汁がアリを誘引してしまったのか。
理由はよくわかりませんが、たまに見かける出来事です。

ホタルブクロ

0709_2hotarubukuro 2017.7.9
ベランダで。ホタルブクロとザクロがごちゃごちゃになっています。
植物たちはそれぞれに頑張っております。その生き方を楽しむのが我が家流ですかね。

フウセンカズラ

0708_19huusenkazura 2017.7.8
撮影しやすい高さに咲いていたのでパチリ。
小さな花ですのでしっかりと見るチャンスは少ないかもしれませんが、結構凝った作りの花です。花は小さいのですが、果実は大きい。この落差が面白いですね。
↓参考
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1693

フウセンカズラの袋は、ホオズキの袋のように萼ではなく果皮です。受精が成立すれば子房(果皮を含みます)が膨れはじめます。

オオスカシバ

0708_15oosukasiba1 2017.7.8
庭のランタナに来たオオスカシバ。ホバリングしながら蜜を吸うのですが、オオスカシバの場合、前脚2本を花に接触させて体は浮かせます。その様子がはっきり写りました。
0708_15oosukasiba2
翅は激しく羽ばたきながら、体は微動だにしない、高度な飛行術です。感嘆。
0708_15oosukasiba3
ちょっと離れた場所へ移動して休憩。
翅は無色透明。で「スカシバ」ですね。
左の翅が少し傷んでいるようです。
知らないとこれはガに見えないかもしれませんね。でもスズメガ科のガです。
ハチではありませんので、刺しもしないし毒もありません。

キキョウ

0708_11kikyou 2017.7.8
青紫と白がいっしょに咲いていましたので、あれ面白い、と撮影。
もちろん別株ですが、一緒に植えて楽しんでおられる。
通行人の眼を楽しませるようにとの工夫をありがたく受け取らせていただきます。

オオシオカラトンボ

0708_10oosiokara1 2017.7.8
駅からの帰りがけ。水路沿いにのんびり歩いていたら、オオシオカラトンボが休息していました。
この道沿いには、いろいろと工夫され丹精された花があって、いつも楽しみにしていますが、昆虫を見ることは珍しい。
0708_10oosiokara2
翅を屋根型にして、くつろいでいます。暑いからなぁ、虫だって。
暑い時はやすみます。朝夕の少しは涼しい時に活動するのでしょう。

オニユリ

0708_8oniyuri1 2017.7.8
駅前。カワヅザクラのお家。みごとですね。
土曜の本屋散歩に出かけて、駅前で。
0708_8oniyuri2
メシベオシベの姿もよく見えます。オシベも熟しているようですね。
ユリだってもちろん実生で育てられます。種子から育って花が咲くようになる、というのは特段に楽しい。時間はかかりますがそれだけの価値はあると思います。

オンブバッタ

0708_5onbubatta 2017.7.8
鮮明ではありませんが、これは終齢幼虫です。
腹部が翅で覆われていません。翅の芽があります。次の脱皮で成虫になります。

0718_18onbubatta 7.18
これもまだ幼虫です。シソの花が好きなんですよね。まったくもう。
で、オンブバッタ独特の「穴あけ」食事。
左右に開いて動く顎で、穴を開ける。葉の縁をかじった方が楽じゃないの、チョウチョさんの幼虫みたいに。
と、上下に動く顎を持つヒトである私は思う。煎餅食べるのに横にして食べるでしょ、縦じゃなく、まして真ん中に穴じゃなく。

小玉スイカ

0708_3suika 2017.7.8
ずいぶん立派に成長してきました。
3,4個は授粉させたつもりでしたが、ちゃんと成長できたのは2個となりました。

0711w_7suika 7.11
そろそろケアが必要な時期か。

0712w_3suika 7.12
生ごみ用の袋、ストッキング・タイプのもので袋かけ。
ブドウなどもこういう生ごみ用の袋が便利ですよ。
通気性はいいし、雨に強いし、丈夫です。
さて、いつ食べましょうかね。
{我が家は「スイカの名産地♪」。たった2個ですけど。}

2017年7月25日 (火)

アサガオ

0708_1asagao 2017.7.8
低い位置で咲いたアサガオ。
0708_2asagao
葉の縁がまくれていますね。変化アサガオなのですが、遺伝子の変異が花に影響が出なかったもの。
顕性と不顕性がヘテロ接合になっているのですね。
白髭咲きはもう勝手にどんどん「髭を生やして」咲いています。
八重咲きが咲くのを待っているところです。
獅子咲きはどうなったか、もうわかりませんね。

ウドンゲ

0707_28udonge 2017.7.7
ベランダの「鳥よけネット」にあったと、妻が撮影してきました。
クサカゲロウの卵です。
うっかりしていたら、もう孵化して去った後のようでした。
今年は卵をいっぱい見たのに、幼虫を見そこなってしまった。
迂闊でした。

センリョウ

0707_24senryou 2017.7.7
ここまでは来るんです。
オシベが黒く枯れてメシベの子房がまん丸くなりました。
で、この先、赤く色づくのはほんの数えるほどなんですね、我が家のこの株は。
どうしてかな。さびしいな。

ヒメグモ

0707_23himegumo 2017.7.7
庭のあちこちでヒメグモの巣を見かけるようになりました。
不規則な立体的な網で「底」があります。
枯葉などを吊るして、その下で産卵します。
孵化した幼体をしばらく育てるようですよ。
邪魔しないように見ていきます。

ヤマノイモ

0707_21yamanoimo 2017.7.7
ヤマノイモのつぼみ、というつもりで撮影したのですが、花も開いているかもしれません。
雌雄異株で、これは多分雄花です。咲いたのかどうかさっぱりわからない花です。
ただ、あまり芳しくない香りがそこはかとなく漂うのは事実だと思います。
なんだかなぁ。
{以前2階の窓際までのぼってきまして、この時期、雨戸を開けると「におう」ということに気づきました。}

ルコウソウ

0707_19rukousousoto 2017.7.7
櫛のような葉がルコウソウの特徴。
大分繁ってきました。
これから上へとのぼってきて、やがて花の時期になります。
ルコウソウ、マルバルコウ、モミジバルコウなど、種類によって開花時期が違うようです。
にぎやかなことになるのを楽しみにしています。

アゲハ

0707_15ageha 2017.7.7
目の前に入り込んできたアゲハ。このお爺さんは無害、と。
なんだか、すっごく「おいしそうな顔」してませんか?
玄関を出るとチョウがほとんど体当たりをするように飛来することもしばしば。
妻もそういう経験をしているようです。
チョウの飼育者冥利に尽きます。

暑い

0707_14huyou 2017.7.7
昼に外へ出たら、フヨウの葉がへたって半開きの傘みたいになっていました。
強すぎる太陽光と暑さに参ったようです。
熱中症ではなくて、過度の光合成に注意、です。

0714_17ojigisou 7.14
オジギソウも。半閉じ。
オジギソウの葉が就眠運動で夜閉じるというのはよく知られたことですが、真っ昼間にもこうなってしまうことがあるんですね。
過剰な光は植物体にとって危険がありますので、いろんなメカニズムで危険を回避しているようですよ。

キキョウ

0707_13kikyou 2017.7.7
ぷっとふくらんだつぼみ。かわいいですね。

0710_5kikyou2 7.10
朝。向こうに青紫のアサガオを重ねて撮ってみました。
{独り言:さして美的でもなかったな}
0710_5kikyou1
咲いて間もない花。オシベがメシベをしっかり包んでいます。
0710_3kikyou
オシベが熟して開き始め、この後メシベの先端が開くはずです。この日はそこまで見られませんでした。

マツバボタン

0707_10matubabotan 2017.7.7
マツバボタンです。一本だけ先行して発芽させましたので大きさに差がありますが、そのうち多分同じようになっていくでしょう。

0719_10matubabotan 7.19
最初の一輪。子どもの頃からなぜか好きな花です。

0722_8matubabotan 7.22
駅のそばの園芸好きのお家。さすが、もういっぱい咲いたようで、成熟した実もいっぱい。
手入れが違うんだなきっと。

2017年7月24日 (月)

クロアゲハ

0707_4kuroageha 2017.7.7
ガレージから車を出して、ふと見たら、門扉の下の方にとまっていました。
なんだか元気がない。ゆっくりしていっていいよ、と夫婦で買い物に外出。
帰ってきたら、落ちていました。
もう命の限界のところだったのですね。
我が家を「終の住処」としてくれてありがとう。うちの子だ。
花の下の土に置いて、落ち葉をかけてやりました。
生きて死んで土に還る。蝶も人も何の違いもありません。

ついのすみか【終の住処・終の栖】
終生住んでいるべきところ。また、最後にすむ所。死後に落ち着く所。「これがまあ―か雪五尺」(一茶)
広辞苑第六版より引用

オクラ

0706_18okra1 2017.7.6
オクラの花です。アオイ科の姿。清楚で佳い花です。実だけではなく、花も観賞用に楽しんでください。
0706_18okra2
でき始めた実。この2枚はベランダで栽培しているもの。

0707_16okra 7.7
庭の片隅でも栽培中。花の色が少し濃いですね。

0711w_18okra 7.11
収穫。もうちょっと長くなった方がいいという気もしますが、今の状態だとこれ以上熟させると長けて筋っぽくなりそうなのでもう食べることにしました。洗ってチンするとすぐ食べられます。ゆでることもない。ちゃんとぬめりはあるし、オクラ特有の香りもあるし、まだ筋っぽくはなっていないし。とてもおいしくいただきました。

ヒメジョオン+

0706_16himejoon 2017.7.6
緑の濃い中でこの白い花は結構目立ちます。
この暑いのにハルジオンはもうないはず。ハルジオンは梅雨前にはほぼ終わったはずです。
「春紫苑」「姫女苑」紛らわしいですね。
ところで上の写真の右上の花に何となく「昆虫パターン」が見えますね。
撮影時は気づいていませんでしたが、何かいます。トリミングしてみましょう。
0706_16himejoon2
ヒメナガカメムシのようです。
右の2個体は交尾中ですね。
5mmくらいしかない小さなカメムシです。知らないとハエのような虫として見逃すかもしれません。
注意して見てください。

キバナコスモス

0706_15kibanacosmos 2017.7.6
舌状花は基本的には8枚のはず。1枚遅れているんです。
咲き始めて完全開花に至る寸前の姿、ということになります。
この花も結構ハチなどの虫に好かれる花です。見ていると楽しいですよ。

0708_18kibanacosmos 7.8
陽射しが強い。蕊の影がくっきり。

0715_13kibanacosmos_2 7.15
真ん中が楽しい。花としてはここまで。

0718_20kibanacosmos3 7.18
今度は実をつくらなくっちゃ
0718_20kibanacosmos1
次、いきま~す。
0718_20kibanacosmos2
舌状花が8枚じゃない気もしますが。ま、いろいろあらぁね。

ハムシ

0706_14urihamusi 2017.7.6
初めウリハムシかとも思ったのですが、ホソクビナガハムシのような気もするし。
それにしても、翅が黒ずんでいて変だしなぁ。
いろいろ変異もあるのでしょうけれど、なんだかよく分からないのでした。
典型的な姿で現れてほしいよ、知識の少ない爺さんの前には。

アオドウガネ

0706_11aodougane 2017.7.6
腹端に毛が密生しているので、アオドウガネと判断しています。
カナブンやアオカナブンなど、完全に識別できているわけではないのですが、我が家の周辺のやつはアオドウガネだろう、と決め込んで眺めています。間違ってたらご指摘ください。
いろんな葉っぱに穴を開けます。

ヤブラン

0706_10yaburan1 2017.7.6
池の向こう側でヤブランが咲き始めたのですが、私が入っていける場所ではない。
0706_10yaburan2
思いっきりズームで撮っています。

0714_19yaburan 7.14
ズームで、ここまでいけました。
カメラの性能に助けられて楽しんでいます。

コモチラン

0706_8komotiran 2017.7.6
コモチランの実ができてきました。
これ、完熟に至るものは少ないんです。
増やすだけなら、分球というんですか、栄養体生殖でいけます。
種子を採るなら、花の後、倒れないように支えて守ってやったらいいと思います。

ホウセンカ

0706_7housenka 2017.7.6
芽が出ました。

0707_8housenka 7.7
翌日にはこうなっちゃうんです。
ものすごい成長の速さ。
そのうちいっぱい花が見られるかも。ゆっくり待っています。

ムクゲ

0706_4mukuge 2017.7.6
朝です。アサガオなどが咲くようになってきたので、朝に一度外へ顔を出して様子見。
その時の撮影。朝日を背後から浴びて輝くムクゲ。
ある種「絶景」

0711_8mukuge 7.11
今年はこのムクゲの木がすごく元気。いっぱい花を咲かせています。

0721_12mukuge 7.21
これは昼の散歩時。
青空を背景に、強烈な陽射しに輝く花。
夏そのものなのでした。

2017年7月21日 (金)

アシナガバチ

0706_3asinagabati 2017.7.6
タチアオイの葉やら実の間からちらっと見えたハチ。
アシナガバチであることはまず間違いないと思いますが。
それ以上は踏み込めません、私の知識では。
黄色い模様で判別できるようでしたら教えてください。
よろしく。

アサガオ

0706_2asagao1 2017.7.6
白髭咲きのアサガオと同じプランターから伸びてきたアサガオ。
変化した花を咲かせるかもしれない親木の種から。
白髭に遅れて咲き始めましたが、変化咲きではなかったようです。
遺伝の実験みたいなもので、変化の遺伝子が不顕性ホモにならなければけないので、咲いてみなけりゃわからない。
0706_2asagao2
こちらは白髭。朝日を浴びて輝いています。
先行して咲き始め、もう種子もつくり始めました。
0706_2asagao3
これは線路際の柵の下に播いたもの。
草丈10cm位の低い状態で開花しました。
がんばってますね。これから植物としての成長と開花と、並行してやって行くことになります。
期待してるよ。

ヨモギエダシャク

0704_7yomogiedasyaku1 2017.7.4
何の葉だったか忘れてしまいました。ちゃんと覚えていなけりゃならないのですが。
葉に穴が開いていて、そばにヨモギエダシャクの幼虫(シャクトリムシ)がいる。状況的には、穴を開けた犯人はこのシャクトリムシでしょうね。下が頭で、上が腹端になります。
0704_7yomogiedasyaku2
私が揺らしちゃったのかな、頭をもたげましたので、下が頭だということがわかりやすくなりました。

0719_8yomogiedasyaku1 7.19
ブッドレアにシャクトリムシがいた、と妻が撮影してきました。これはやはりヨモギエダシャクの幼虫でしょう。
「ヨモギ」とはいうけれど、何でも食べるよこいつは、と私。
0719_8yomogiedasyaku2
みごとな頭部のアップ。
黒い点がありますね、これは側単眼といいます。5個あります。
妻としてはブッドレアを守りたい。で、私が何でも食べるよ、といったものですから、じゃあ追放しよう、きっと勝手に生きていけるでしょう、と妻。私から一言注意。うっかり強く引きはがそうとしちゃダメだぜ、体がちぎれても抵抗するよ。そっとそっと引きはがさなくっちゃよ。
0719_8yomogiedasyaku3
もう終わりにして刈り取ろうかというタチアオイの葉に移したようです。
怒ってますかね。威嚇しているのかな。
0719_8yomogiedasyaku4
タチアオイの葉の枯れた部分を食べ始めたようです。
0719_8yomogiedasyaku5
おいしいのかな、今まで食べていたものと味が違って食欲をそそられたのかな。
ま、いいさ。いっぱい食べて成虫になりな。

↓参考
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-559b.html
2010年11月 5日 (金)
ヨモギエダシャク

ネコハグモ

0704_6nekohagumo 2017.7.5
葉のくぼみにこういう巣を作るのはネコハグモだと思います。
ただ、クモ本体がよくわからないのです。画面中央に褐色のものが写っていて、これがクモかな、とも思いますが確認はできませんでした。
小さな幼体です。この大きさでは硬いキョウチクトウの葉をV字型にすることはできない。自然のくぼみを利用したのですね。成体になるとかなりの大きな葉を自力で引き寄せてV字型にしますけどね。

0703w_1ga 2017.7.3
ガがいた、と妻の撮影。
みおぼえがあるようなないような。
ウンモンスズメかな、という気もしますが、違うような気も強い。
わからないままに掲載します。
こんなガがいた、というだけになりました。

スグリゾウムシ

0703_2sugurizoumusi 2017.7.3
妻はカメラを持ってアゲハを追っていきました。
私はお風呂椅子に座って、ちょっとした感慨にふけるわけですが。
ふと右下を見たら。私だっているんですけどね。
スグリゾウムシです。
↓参考サイトによりますと
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/koucyu3_.html

 本土のスグリゾウムシは交尾なしに、単為生殖と呼ばれる生殖方法で、♀だけで増えています。日本では男女群島に♂が生息しているそうです。(保育社原色日本甲虫図鑑Ⅳより)
■男女群島:長崎県から200Km南西にある島

ということです。私たちが見るスグリゾウムシは全部メスなのですね。
地味なゾウムシです。泥んこになってから乾いた、というような感じがします。
そんな目で探してみてください。

アゲハ

アゲハが次々と羽化kします。
すべてフォローするわけにはいきませんので、見て楽しめる画像をいくつかお目にかけます。
ケース内で羽化したチョウを外へ放してやる時の写真です。
0702_14ageha1 2017.7.2
さて、出るか。と「言いながら」上がってきました。
0702_14ageha2
飛び去る瞬間です。翅を下へはばたき下ろしたところですね。
その時、腹部がちょっと上へ反ります。

0703_4ageha1140_1 7.3
顔がいいのです、顔が。
もう出たいのだがな、とおっしゃってます。
0703w_2ageha2
コモチランに止まりました。蜜は吸っていません。ちょっと間をおいて去っていきました。

0704_2ageha2 7.4
曇り空を背景に高く飛び去っていく姿。一瞬で10m近くまで上昇しますからね、すごい飛翔力です
0704_4ageha1
もう一匹は私の手に止まって、態勢を整えます。
くすぐったいような、うれしいような、手乗りアゲハ。
0704_4ageha2
ほら、いい顔してるでしょ。アゲハに心底惚れてしまった夫婦です。

0705_2ageha1 7.5
ケースを飛び出して上昇していく瞬間がたまたま写りました。
こういうショットはさすがに珍しい。写真をみてうっとりしています。

ケースを玄関ドア前に出して、私はドアを背にお風呂椅子に座ってケースのふたをそっと上げていきます。ケースを挟んで反対側、テラスの下に妻がしゃがんでカメラを構えます。
で、飛び出した瞬間から去っていくまでを妻が反射神経を駆使して撮影する、というのが通常のスタイル。私もゆとりがあれば撮影しますが、激しい動作は苦手ですから、大体は妻任せ。
この辺りで老夫婦が二人で何か騒いでいたらこんなことが行われているのです。

シオヤアブ

0702_12sioyaabu 2017.7.2
高い所の緑の葉の間に、茶色いものが見える。多分ムシだ、とズームで覗いてみたら、これはシオヤアブでしょう。何か獲物の昆虫を捕獲したらしい。
腹の模様はハチでしょうか。
ムシヒキアブ科のアブです。幼虫も成虫も肉食性です。
これ以上どうしようもなくって、この一枚で退き下がりました。

0719_12sioyaabu1 7.19
これは妻が撮影してきたものです。なんだか虫を捕まえたらしいハチかアブがいた、と。
これはシオヤアブというんだよ、と私。ちょうどパソコンの前にいた時ですので、検索して写真を見比べてもらいました。
↓このサイトです。
http://www.insects.jp/kon-abusioya.htm
0719_12sioyaabu2
妻の写真もすごい。
みなさんもぜひ見比べてください。
今回のこのアブの獲物も、ハチではないか、と思っています。
リンクしたサイトによりますと「オスの腹端には白い毛の束がある。」とのことですので、妻が見たこのシオヤアブはメスですね。
大田区のこの辺りでは頻繁に見かけるわけではないけれど、毎年、それなりに時々見かける昆虫です。

アブラムシ@ツバキ

我が家のツバキの木を切ったという話はしました。
チャドクガの幼虫が発生した場合、もう対処できなくなった、という年齢的な限界を深刻に感じましたので。もし発生しても、私が立った状態で、手の届く範囲ならなんとかなる。脚立に登るのはもうきつい。のです。
でも切られたツバキも枯れてしまうわけではない。頑張って葉を出してきます。
ごめんな、と呟きながら見ていましたら
0702_10aburamusi 2017.7.2
新しい葉の裏に「虫」がいる。
まさか!?とよく見れば、アブラムシでした。
たくさんのアリがアブラムシが出す甘い汁をもらいに来ているようです。
しかしまあ、ここに柔らかい葉があるということをどうやって検知してそうやってたどり着いたのでしょう。昆虫の能力に驚嘆するばかりです。

夏の酷暑の盛りにはチャドクガはあまり繁殖しません。夏の前後が問題なのです。
この夏を乗り切った時、さて、大丈夫かな。年をとったことです。

エビガラスズメ

0702_9ebigarasuzume1 2017.7.2
線路柵の柱に止まっていました。
なんだか表面がなだらかではない、何かいるみたい、と
近づいて見たらやっぱり「ガ」がいました。パターン認識ですね。
0702_9ebigarasuzume2
地味というか、見事な保護色というか。
本当は、翅の下の腹部上面を見たいのですが。
0702_9ebigarasuzume3
介入はしたくないので、ただひたすら接写しました。
エビガラスズメではないか、と思っているわけです。
腹部背面が見えれば、模様がわかるんdなけどな。
このあたり、ルコウソウとかその仲間が多い場所ですので、エビガラスズメの大きな幼虫をみることは多々あるのです。ですから、昨シーズンの蛹が羽化したという可能性は大きいよな、と思っているのですが。
完全な確証がなくって。
もし違っていたら指摘してください。すぐ訂正します。

0703_3ebigarasuzume 7.3
翌日、妻も、ガがいた、と撮影してきました。ほぼ同じ場所です。
同一個体が、ほとんど動かずにいたと思われます。

さて、いかがでしょうか。

2017年7月20日 (木)

メキシコマンネングサ

0702_8mexicomannengusa 2017.7.2
花の後を継続的に見たことがない。
淡い緑色できれいですよ~。
これだけでも見ごたえがある。
鉢に植えて鑑賞したら長く楽しめるようですね。
お勧めです。

ガザニア

0702_7gazania 2017.7.2
ガザニアのつぼみが開き始めたかな。

0704_3gazania 7.4
きれいに開きました。

0718_22gazania 7.18
同じ場所なんですが。なんだか「二段」になっているような。
どういう具合なのかな。
ガザニアさん聞いても答えてくれないからなぁ。

マンリョウ

0702_4manryou 2017.7.2
センリョウと違って、マンリョウの花は「花らしい」花です。センリョウとは科が違うし。

0715_8manryou 7.15
花いっぱい。これが全部実ってしまったら「ん~十万両」にもなるのでしょうが。
豪勢な庭だなぁ。

↓参考にどうぞ
http://www.hana300.com/manryo.html
万両、千両、百両、十両

アオスジアゲハ

0702_3aosujiageha 2017.7.2
庭を飛ぶアオスジアゲハ。
「青い稲妻」と呼ぶ人もあるそうです。ふさわしい。
捕虫網でチョウを捕らえたい少年には憧れの的になるんですよね。
高速で、鋭い飛び方をする。アゲハよりも難しい。
そういう技に挑戦する子供たちが増えますように。それはある意味で「命とのコミュニケーション」になるんですよね。

http://www.city.ota.tokyo.jp/smph/kuseijoho/tokyo_olypara_ota/blue-triangle-project.html
ブルートライアングルプロジェクト

プロジェクトのシンボル アオスジアゲハ(豪州名:ブルートライアングル)
・・・
区の木「クスノキ」を食草とするアオスジアゲハは、外国人にも人気の高いアゲハチョウの仲間であり、オーストラリアでは「ブルートライアングル」と呼ばれています。区民のみなさまの憩いの場である空港臨海部の自然環境のシンボルとして、また東京2020大会を機に「国際都市おおた」を訪れるみなさまへのおもてなしのシンボルとして、アオスジアゲハをはじめとしたアゲハチョウが飛び交う豊かな環境の創出と保全に努めます。
「蝶の舞う美しいまち おおた」のまちづくりに区民のみなさまもご参加いただけるよう、今後活動を広げていきたいと思います。

↑大田区のHPから。

ここへ引っ越してきた当初、大田区がクスノキの苗の頒布会をやったんですね。それをもらってきたんです。まだ背の低い苗木の頃に、葉の上に青緑の透明感のある、当時は見たことのなかった幼虫が3匹いた。何だろうなぁ、と思って考えていたら、そうだアオスジアゲハの幼虫の食草はクスノキだったよな、と思い出してあわてて見に行ったんです。そうしたらもう3匹ともいなくなっていた。きっと取りにでも食べられちゃったんでしょうね。夫婦にとって忘れられない思い出です。翌年からはちゃんと保護して飼育するようになったのでした。

トウキョウヒメハンミョウ

0702_2tokyohimehanmyou 2017.7.2
顎がすごい。左右がかみ合って閉じるというのではないんですね。交差してます。
きっと大きな獲物でもこの顎で捕まえてしまうのでしょう。
足元をぴゅんぴゅん跳んで、飛んでいます。

トカゲ

0702_1tokage 2017.7.2
壁を登るトカゲ。速い速い。地面と変わらないようなスピードで、ちょろちょろっと走って行ってしまいました。
0702_5tokage
ガレージの前。上のものとは違う個体でしょう。
お腹が大きいような気がしますね。
ヤモリの幼体というのは見たことがあるのですが、トカゲの幼体も見てみたいなぁ。
ちっちゃくって、ちょろちょろと、かわいいんだろうな。

ヨツボシテントウ

0701_3tentoumusi 2017.7.1
一瞬の遭遇(めぐりあい)でした。
おそらくヨツボシテントウで間違いないと思います。毛が生えていて艶消しですが、アブラムシを食べます。

↓参考サイト。この中からヨツボシテントウにたどり着くのは大変かもしれないので、下に一枚、画像にリンクしました。著作権はこのサイトにありますので、無断利用はしないでください。
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/koucyu5_3.html

ヨツボシテントウ
 体長2.9~3.7mm。全体に細かい毛が生えていて、くすんだ朱色に上翅片側に2個の黒い斑紋があります。両翅4個でこの名が付けられています。上翅の縁は青黒く、くすんでいます。上翅のの模様はベダリアテントウに似ていますが、本種は胸部背全体が黒いので区別できます。アブラムシを捕食します。

http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/k171.jpg

小玉スイカ

0630suika 2017.6.30
雌花です。雌花は花の後ろの子房が大きくて、最初から「スイカ」をイメージさせます。ゴーヤなんかもそうですね。
それにしても毛だらけだなぁ。

0706_1suika1 7.6
これも雌花。何か虫が来ていますが、判別できません。
0706_1suika2
左が雌花で、右が雄花です。メシベとオシベの違いがわかります。
0706_1suika3
メシベはこう。
0706_1suika4
オシベはこう。やはり花粉が見えます。これを人工授粉させます。妻が送粉者になってました。
0706_1suika5
すでにこんな「立派な」スイカもあります。
0706_1suika6
何個できますか。3個か4個くらいでしょう。

ブーゲンビリア

0629_20bougainvillea 2017.6.29
アングル狙い。
白いヒメクチナシ越しにブーゲンビリアを重ねてみました。
アングルがかなり低いのですが、これは角度を変えられるモニターを利用しての撮影。
相手が動かない場合はこういう撮影には威力がある。腰をあまり曲げなくてもよいので。

ヒメグモ

0629_19himegumo 2017.6.29
ヒメグモのメスかと思います。色が少し赤っぽいかな、でもオスならもっとくっきり赤いと思うのです。

0701_4himegumo 7.1
メスです。まだ産卵期前らしくて、移動してしまうのもいて、追跡しづらい。
産卵して、卵守り、育仔に入ると、一定の場所で観察を続けられますが。

0706_17himegumo 7.6
上がオス、下がメスです。
メスの巣にオスが交尾を求めてやってきたところですね。
餌と間違えられないようにする方法があるのかな。そのあたりはよくわかりません。
無事交尾できるといいですね。

2017年7月19日 (水)

イトカメムシ

0629_17itokamemusi1 2017.6.29
フヨウの葉の上。
脚が細長いのです。似たようなカメムシでヒメイトカメムシというのもいまして、そちらは脚にまだら模様があります。私自身、混乱して間違った記述をしたようにも思います。今更訂正に行くこともできませんが。
0629_17itokamemusi2
脚を無視して、体だけトリミング。
それにしてもまあ、脚が細いなぁ。
6月2日にもフヨウの上で見たイトカメムシを掲載しました。今年はあまり見かけない、と書きましたが、上の写真が2回目の遭遇で、その後は見ていません。
フヨウのつぼみを毎日のように見ていますので、いれば見つからと思うんですけど。

トカゲ

0629_16tokage1 2017.6.29
カナヘビと違って、トカゲは人の気配を感じるとすぐに走り去ります。
ですから、トカゲを見たら、とにかくズームを伸ばして撮る。
0629_16tokage2
こんな描写力があるのですから、すごいものです。
一眼レフでのマクロ撮影から切り替えましたが、ズームの威力には感嘆します。
角度を変えられるモニターはあまり用いていません。
対象が虫や小動物だと、用意しているうちにいなくなってしまいますのでね。

ヒメクチナシ

0629_12himekutinasi 2017.6.29
こってりした八重咲き。
今年は、オオスカシバの卵や幼虫を「駆除」してますので、たくさん咲いてくれました。
オオスカシバには悪いことしちゃったな、とは思いつつ。
ヒメクチナシにも存分に咲いてほしいのです。

オジギソウ

0629_6ojigisou 2017.6.29
オジギソウが「らしく」なってきました。

0707_9ojigisou 7.7
ここまできました。
まだまだぐんぐん大きくなります。
私はあのピンクの球形の花の大ファンなのです、少年時代から。
爺さんになってもまだ続いてます。

モミジバルコウ

0629_4momijibarukou 2017.6.29
モミジバルコウが庭で先行して咲いています。
外の方が圧倒的に日当たりはよいはずなのですけど。
逆に強い陽射しで、逞しくはなるけど背が伸びにくいのか。
ま、いろいろ植物の側にも事情があるんでしょう。

ニチニチソウ

0629_3nitinitisou 2017.6.29
私共が住んでいる地区の「地区の花」に指定されて、あちこちで見かけるようになりました。
写真は玄関前に置いてある鉢のものです。
0707_2nitinitisou7.7
玄関前、朝です。光の具合で写真の色が変わります。
空は明るいけれど、ここへ朝の太陽光は射しこみません。
0707_25nitinitisouhiru
同じ日の昼です。日に照らされています。
肉眼では「白い花」と認識してしまっていますが、花が反射している光の波長は少し変わるようですね

外の線路柵の下にもいくつかの株を移してありますが、ちょっと遅れていまして、まだ咲いていません。
そのうち通りかかった方にも見ていただけるようになると思います。

キンカン

0629_2kinkan 2017.6.29
つぼみがいっぱい。

0707_17miitubati1 7.7
咲き始めていると妻に教えられて行ってみました。
なるほど。
0707_17mitubati2
花を見ていたら、目の前にミツバチが一匹やってきまして、開きかけの花にとまりました。
撮ってちょうだい、と言ってます。
0707_17mitubati3
こじ開けようとしているようですね。
0707_17mitubati4
既に開いている花に移って、顔を突っ込んでいる。
0707_17mitubati5
脚で蕊を抱えるような姿がかわいいですね。このハチの体には花粉がついているようには見えませんでしたので、ここで花粉をつけて他の花に運ぶことになるのでしょう。

0714_15kinkan1 7.14
花の数が増えました。
0714_15kinkan2
わっとこんなです。
そばに立つと芳香に包まれますよ。
淡い香りで、深呼吸したくなります。仕合わせ気分。

幼虫たち

0629_1youtyu1 2017.6.29
アオスジアゲハの終齢幼虫。幼虫の体が典型的にわかります。
頭部の次に3対の脚。これが本当の脚。
その後方に4対の腹脚。
一番後ろに尾脚。
体節ごとの気門もくっきり。
これが基本形です。
0629_1youtyu2
脱皮したてのアゲハ幼虫。
0629_1youtyu3
齢の異なる幼虫が偶然遭遇したところ。
どちらも「怒ったり」はしませんでした。{臭角を出す、という行動はしなかったという意味です}
自分の時間の流れの中で成長・変化していく幼虫たちですが、その時間の流れに浸って眺めていると飽きませんね。ヒトの時間だけが「時間」ではないことを実感できます。

ヤマトシジミ交尾

0627_22yamatosijimi1 2017.6.27
ヤマトシジミが交尾していた、と妻が撮ってきました。
チョウの交尾を見ること自体は私共にとってそう珍しいことでもないのですが、今回、妻は笑っている。なんだろう?と話を聞くと
0627_22yamatosijimi2
よく見てください、チョウが3匹になっていますね。
もう一匹のオスが交尾に割り込もうとしたのだそうです。しばらくちょっかいを出していたらしい。
どうなっちゃうんだろうと見ていたら、後から来たオスはあきらめて去ったそうで。
0627_22yamatosijimi3
無事、交尾が続いたのでした。
なるほど、こういうこともあるんだなあ。

ハツユキカズラ

0627_20hatuyukikazura1 2017.6.27
ハツユキカズラにつぼみがある、と妻に言ったら、あれは赤い葉芽よ、ですって。
写真をよくよく見れば、なるほど葉芽だ。
0627_20hatuyukikazura2
ちょっと離れた部分には、こんな葉もあるんです。「ハツユキ」らしいですね。

0629_13hatuyukikazura6.29
なるほど、葉だ。

0701_5hatuyukikazura 7.1
開いてきました。サイズはまだそう変化はない。

0706_6hatuyukikazura 7.6
上が今注目している葉。ずいぶん白くなってきました。
下の白いのは(露出オーバーになってますが)2枚目の写真の白い葉。位置関係がわかります。

0709_6hatuyukikazura 7.9
こんなふうになりました。はあ、こういう風に変化してくるものだったか、と改めて楽しんでいます。

↓参考
http://www.yasashi.info/ha_00039.htm

ハツユキカズラとは
 テイカカズラの斑入り品種で寄せ植えやハンギング、地面を覆うグランドカバーなどに利用されます。つる性の草のように見えますが分類上は常緑つる性低木になります。・・・
 葉に白い斑が入りそこから「ハツユキ(初雪)カズラ」の名前がありますが、新芽のときには赤みの強い淡いピンク色で徐々に白みが強くなり、次いで白と緑色の斑点が混ざった姿になり最終的に緑一色になります。それぞれの生長段階の葉が混ざった形で生長していくので春~秋にかけては非常にカラフルで美しい姿になります。また、緑色の葉は秋~冬に紅葉します。・・・

2017年7月18日 (火)

ピーナッツ

0625w_5peanuts 2017.6.25
以前にも何回かピーナッツを栽培したことはあるんです。
で、花を見ました。濃い黄色でして、すっごく素敵なマメ科の花です。
花は見たけれど、実がなるところまではいったことがない。
今回、妻はテレビの園芸番組かなんかを見て、またやる気を起こしました。
土の中に実ができる「落花生」をつくりたい。

0629_10peanuts 6.29
伸び盛り。この鉢では花は咲かせられても結実は無理そうだと、今工夫を考えております。
どういう風になるか、うまくいくかなぁ。楽しみに見ています。

グラジオラス

0627_15gladiolus 2017.6.27
これが今季の最後。
一本だけしか花の茎がなくて、これでおしまい。
それでも、この強烈な色の存在感の強さ。十分に楽しませてもらいましたよ。ありがとう。

グラジオラス【Gladiolus ラテン】
アヤメ科の球根植物。葉は剣状。長い花軸に漏斗形の花を穂状につける。園芸品種は多数。春咲と夏咲があり、花色は白・赤・黄・紫など。また、広くはアヤメ科トウショウブ属植物(その学名)で、地中海沿岸や南アフリカと、マダガスカル・カナリア諸島などに約300種が分布。オランダアヤメ。トウショウブ。
広辞苑第六版より引用

トウショウブというのは、唐菖蒲らしいです。

アレチギシギシ

0627_14aretigisigisi1 2017.6.27
ヤグルマギクしか見ていませんでした。
密生して咲いていたヤグルマギクがそろそろ終わりにさしかかって、スカスカして来たら。
ナンダ?この茶色いのは。見覚えはあるのですが、花の時は全く気づかずにいて、褐色になって初めて気づいた。
0627_14aretigisigisi2
こんな実です。
0627_14aretigisigisi3
こんな風に連なっています。
なんだっけなぁ、これ。
妻にも尋ねたら、雑草図鑑を眺めていて、ギシギシじゃないの、と。
で、一挙に記憶がよみがえりました。初めて見た時もわからなかった。アレチギシギシです、というコメントをいただいて学習したはずでしたが、また忘れていた。全然目立たない花なんですよ。ヤグルマギクに目を惹かれて全く見落としていたのでした。

0629_14aretigisigisi 6.29
実りの季節になっていました。こんなに生えてたのか、と改めて我が目のお粗末を認識しました。

↓初めて見た時の経緯は下の通りです。お読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-0de6.html
2015年6月 4日 (木)教えてください、不明なんです→アレチギシギシでした

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-8eb4.html
2015年6月 8日 (月)アレチギシギシ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-6dce.html
2015年6月17日 (水)アレチギシギシ花

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-8eb4.html
2015年8月14日 (金)アレチギシギシ

ルリマルノミハムシ

0627_13rurimarunomihamusi 2017.6.27
白いタチアオイの花の外側にくっついていたほとんど黒いルリマルノミハムシ。
撮りづらい被写体ですね。
花弁をかじって食べているのでしょう。ハムシだけど。
後脚が脇にはみ出した姿、これを覚えればまず見間違いはしません。

アリグモ

0627_11arigumo 2017.6.27
ヤマノイモの葉の上です。
上に別の葉がかぶさっていてよく見えないけれど、あの歩き方はアリではないような感じだけど、上の葉を手でよければ、必ず逃げる。ということで、斜め方向からそっとズームアップ。
PC上で見たらやはりアリグモですね。
結構クリアに写ってくれてよかった。
4対の脚のうちの一番前の1対をアリの触角に擬態している、というのが、いつ見ても感動ものですよね。すごい工夫をしたもんだ。

アゲハ+

0627_8ageha 2017.6.27
ランタナで蜜を吸うアゲハ。すこしボケ気味ですが、全体としてはいい写真になったと自画自賛。
腹部、胸部、頭部がきれいに写っている。
蜜のおいしさが伝わってくるような気がします。
0627_9kityou
アゲハが去ってから、ランタナのところから移動して、八重桜・南殿やスミダノハナビのそば。
目の前をキチョウが横切ったので、当てずっぽうで一枚。
キチョウが飛んだ、というだけの証拠写真を得ました。
なんだかなあ。とまってくれればいいのにね。

アオドウガネ

0627_5aodougane 2017.6.27
とくにこれと固定した食草というのではなく、いろいろな葉を食べるようです。ある種の「好み」はあるのではないかとも感じますが、ちゃんと見極めたわけではない。

また子どもの頃の話ですが。
アオドウガネとかカナブンとか、こういう虫を放り投げると空中で翅を開いて飛び去ります。
そこで、男のガキの遊びですが、手に持った虫を地面にたたきつけるんですね。投げる力が弱いと虫は翅を開いて飛び去る。充分に速いと虫は翅を開く間もなく地面に激突して死ぬ。肩の強さを証明した気分になるという「残酷な」遊びです。
今のお母さんたちからは強烈な顰蹙を買うでしょうね、きっと。
ま、これもまた、命と接する心の感触を育てるのではありますが。

オオバコ

0627_2oobako1 2017.6.27
踏みつけに強い雑草ですが、我が家では大事にされている。
0627_2oobako2
花が終わるところですね。

私共の年齢だと、子どもの頃に「スモウグサ」といって、この茎で「草すもう」遊びをしたものです。
カタバミの茎の芯だけ残してからませ合っての「草すもう」もありましたっけ。
いろいろと指先の感覚や技で遊んだものです。
草の汁の匂いとか、土の匂いとか、そういう経験を今の子にもさせてあげたいな、と思います。
↓以前の記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-eb4b.html
2012年10月18日 (木)「オオバコ」

ゼフィランサス

0626_zephyrantes 2017.6.26
これが今季最後の花。
もう少し増やしたいですね。

「ゼファー」という言葉は結構出会うことの多い言葉。「西風」なんですよ。
日本語では西風に特段の意味はないようですね。東風(こち)とか南風(はえ)は知られていると思いますが。

http://www.hana300.com/tamasu.html

・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名
  Zephyranthes candida
   Zephyranthes :ゼフィランサス属
   candida :純白の、輝きのある
 Zephyranthes
 (ゼフィランサス)は、ギリシャ語の「zephyros(西、西風)+ anthos(花)」が語源。
 西インド諸島が原産地であることから。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC
ゼファー

ゼファー、ゼッファー (Zephyr) は、ギリシア神話に登場する西風神の英語名。そこから英語で「西風」の意。強風ではなく「そよ風、優しい風」を表す。スペイン語のセフィーロ (Céfiro) も同義。

zephyr
►n
1 《文》 西から吹くそよ風;[Z-] 《擬人化された》西風(の神);そよ風,軟風.
2 ゼファー《各種の軽量な織物;その衣料品》;〔史〕 ゼファー(ギンガム)《薄手の平織り綿布》.
[F or L<Gk=west wind]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

白髭咲きアサガオ

0625m_3sirohige 2017.6.25
これ、花です。
前の記事に書いたように、カタツムリで大騒ぎしていた時、小雨が降っていました。
カタツムリから目を放して、さぁ家へ入ろうとしたら門のところの白髭咲きアサガオが目に入った。
午後ですから普通なら完全にしおれてしまうのですが、雨のせいでしょう、くしゃくしゃっと縮んで濡れていました。
見たいと思って見られるものではなし、記念写真です。

0626_4sirohige1 6.26
翌日の朝。典型的な白髭咲きの姿。
0626_4sirohige2
こちらは、白髭もあるのですが、花弁の形成過程でもなにかスムーズではなかったのでしょう、裂けていました。
変化アサガオですがタフで、種子もどんどん作るし、どこででも自力で咲く。
面白いアサガオと付き合っています。

カタツムリ

0624_17katatumuri 2017.6.24
今年は結構カタツムリを見かけるな、と思っていました。

↓小雨の日曜日、買い物から帰ってきたら
0625m_2katatumuri1 6.25
線路の柵にカタツムリがいました。レンズを濡らしたくないから、なるべくカメラを下向きにして撮影。
0625m_2katatumuri2
立派なカタツムリだ。
視野を広げてあたりをみると、わぁ、いっぱいいる!
0625m_2katatumuri3
妻と二人でわあわあと、こっちにもいるあっちにもいる、と大騒ぎ。
眼はいつもみえますが、小触覚もはっきり写った。
0625w_1katatumuri1
あっちに2匹、こっちにも3匹とか騒いで、ちゃんとカウントはできませんでしたが、ざっとの感じで20匹以上いたようでした。
雨に濡れた線路柵に大挙して出てきたようです。
結構大きくなっていますから、相当な数が生き残るのではないか。
夏の暑い時期は乾燥しないように籠って、生き延びてください。

0627_4katatumuri 6.27
玄関前のトクサに2匹。
これは交尾ではないような気がしますが、よくわかりません。
家の周辺あちこちでカタツムリが生息しているなんて、嬉しいことです。

2017年7月14日 (金)

オシロイバナ

0625m_1osiroibana 2017.6.25
午前10時前ころ、外へ出たらしおれたオシロイバナの花がありました。
そうか、もう咲いてるんだな。でも、オシロイバナの花が咲く時間は夕方。通常私はもう活動状態にはない。
朝に資源ごみを出しに行った時によく見ますので

0626_1osiroibana1 6.26
午前7時40分ころに出てみました。
咲いてましたよ。早いのはもうしぼみかかっていましたけど。
0626_1osiroibana2
ちょっと頼り無げな感じもしますが。
家の内外のオシロイバナは赤とか黄色とか、単一色が多い。
線路柵沿いの花は、いろいろの色が入り混じった斑入りといいますか、トランスポゾンの活動が盛んな花が多い。

これからまたご報告します。

ザクロ

0624_24zakuro 2017.6.24
一才ザクロですが、なんだかおもしろい恰好をしていました。
タコというか、宇宙人とでもいうか。
思わずニヤッとして一枚。ありがとう。

コアシナガバチ

0624_18koasinagabati1 2017.6.24
線路柵の柱。コアシナガバチがいる、ということはすぐ認識しました。
ただ、写真を撮ろうと、意識的に見ると、なんだか様子が普段通りではない。
目を凝らすと、肉団子作りの最中でした。
0624_18koasinagabati2
捕獲されたのが何なのか、よく分かりません。
0624_18koasinagabati3
ちょっとしつこく迫ってみましたが、判別できません。
幼虫のための大切な食糧を作っているのを邪魔しちゃわるい。
ここでも、退き下がって、別の方向へ。

オオシオカラトンボ

0624_15oosiokara1 2017.6.24
園芸用の支柱の先端にオオシオカラトンボがとまっていました。
顔はまっ黒。
0624_15oosiokara2
斜めにおろした翅の付け根が黒いのがわかります。オオシオカラトンボの特徴です。
0624_15oosiokara3
脚が4本?一番前の脚を頭部の脇に引きつけて畳んであるのです。
0624_15oosiokara4
これだとよく分かるかな。

翅を下げた姿勢というのは、トンボがくつろいでいる時の姿勢です。
目の前でくつろがれてしまった。
で、普段だと、この支柱のある場所から先まで、散歩の範囲ですので進むのですが。
トンボが目の前でこんなにくつろいでいたのでは「どいて」とは言いづらい。
接写を許してくれたことに感謝して、進むのはやめて、そっと退き下がりました。

ネコジャラシ(エノコログサ)

0624_9nekojarasi1 2017.6.24
見慣れた植物ですが、今年は妻が大事にしている。
0624_9nekojarasi2
イチモンジセセリの幼虫の食草になるということを意識しています。
実は私共二人とも、イチモンジセセリの幼虫を見たことがない。
足元にネコジャラシはいくらでもあって、この年になるまでずっと知っている草なのに。
一度、ちゃんと見たい、と思っている二人です。

草遊び:この穂を取って、掌でゆるく握ります。で、その握りを弱めたり強めたりすると、穂が手の中を移動して出てきます。
イモムシ~とかいって楽しむ。穂の軸に対して垂直方向の力を強弱させると、禾が斜めになっているので、軸方向の推進力が生まれるのです。面白いですよ。そういう遊びを幼いうちにいっぱい経験してくると、理科も楽しくなります。

ムラサキツユクサ

0624_3murasakituyukusa 2017.6.24
花期が長い。
高校の新学期授業が始まって約1ヶ月、生物の顕微鏡実習を始めようかという時にちょうど咲き始めるという感覚があります。カリキュラムに合わせて咲いてくれる。

生徒たちにとって「原形質流動」というのは、初めて接する現象。授業で言葉は習っても、実際に見たことがない。
つまり原形質流動という概念がまだ不完全なのですね。
その状態で、顕微鏡観察をすると、視野内に原形質流動が捉えられているにもかかわらず「見えない」という生徒が出ます。
概念がないと、見えないんですね。机の間をまわりながら、どれどれ覗いて「見えてるじゃん、視野内のコレコレの場所に動きがあるだろ、これが原形質流動なんだ」とガイドしてあげれば見えてくる。

私たちの日常でも、概念がないものは見えていない、ということは多々あります。そういうことがありうるということを知って、自らの視覚をチェックしていないと、大事なものを見逃します。

科学者が新発見をするときというのは、「新」なのですから、まだ誰も見たことがない、概念が存在しないものを「見る」のです。世界中でこれを知っているのは私一人だ、ということが科学者の心を揺さぶり、たとえようのない喜びをもたらすのです。概念のないものを見る。
想像してみてください。すごいことなんですよ。

食卓

0623_29itigo 2017.6.23
イチゴの収穫。
0623_31nasu1
ナスが生っていて。
0623_31nasu2
収穫したナス。

0624_26syukaku 6.24
夕食前。
0624_28yusyoku
ハイ。これを食べます。
おいしいんだな、コレが。
自家産自消。すごいでしょ。
{流通経路はベランダから食卓への階段だけだな。}

白髭咲き朝顔

0623_25sirohige 2017.6.23
線路際に種子を播いておいたら、自分でちゃんと花を咲かせたようです。ものすごく低い位置です。
この日の朝に咲いて終わった花と、明日咲くよというつぼみ。花自体を見てあげられませんでしたが状況的に確実なことです。
0623_28sirohige1
これは門柱のネットに絡んで立ち上がっている株。
開花直前に髭が目立ってくるのかと思っていましたら
0623_28sirohige2
こんな時にもう白い髭が生えている(ませたやっちゃ)
0623_28sirohige3
ほら、つぼみ本体はまだ硬く緑色なのに、白髭生やしてますね。
面白いものだなぁ。

ステッキの影

前の記事で、赤トンボが腹を上げて受光面積を減らすという話をしました。もし、完全に腹の影が無くなれば、その時、腹は太陽を指していることになりますね。
夏至の後、ステッキの影など撮影していましたが、ここで、アカトンボの話と並べて書いておきたいと思います。

★まずは前段。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-27d1.html
2017年6月22日 (木)「夏至の翌日」
↑ここで夏至(6/21)の翌日にステッキの影の長さを測ってみたりしました。
この日の影は少しぼんやりした感じでしたのでもう一回チャレンジ。
0623_23kage 2017.6.23 12:50
長さ1mのステッキの影を平らなタイル面に落としました。影はくっきりしています。
その影の長さは34~35cmのようです。
下にリンクする計算サイトで計算すると
6/23 12:50の太陽高度は、 71.1度 でした。
影の長さ=(1/tan(71.1)))=0.342
わ、34cmです。あってますねぇ。(多分たまたま)

★さて後半戦、アカトンボの真似。
0624_20kage1 6.24 12:40
影の長さが無くなるようにステッキを傾ける、という方法を試みました。
計算サイトによると、この日この時刻の太陽高度は、 72.7度です。
ステッキだと握りの部分の影が邪魔なので、木の棒を出して来て
0624_20kage2
線路柵に立てかけて影がほぼなくなるようにしました。
0624_20kage3
ほぼ横から撮影。でも真横からの写真にはなっていないと思います。
影は線路柵に直交する方向ではないので転がりそうだし、なかなか難しい。
{予防線を張っておきましょう}
0624_20kage4
6月24日 12時40分頃の太陽高度は72.7度でした。
右下はBASICで描いたグラフ。直線の傾きが72.7度になるように描きました。
ほぼ平行ですが、棒の傾きの方が少し大きいかな。
張っておいた予防線の通りですね。棒と太陽方位がなす面が傾いているので三角形が細く見えているのでしょう。
まあ、思いつきの実験としてはうまくいった方だと思って自己満足しています。

↓いろんな計算ができます。ご利用ください。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
国立天文台 > 暦計算室 > こよみの計算

★ところで、エラトステネスってご存知ですよね。
素数の方で「エラトステネスの篩(ふるい)」という名前でよく知られていますが、その人です。
実はエラトステネスは地球の半径(あるいは地球の子午線長)を測ってもいます。
原理は「影の長さ」です。

http://www.core.kochi-tech.ac.jp/math/highschool/earth/index.php?title=eratosthenes
高校大学連携授業 1
「地球の半径を測る」(井上 昌昭)

彼は次の事実を知っていました.毎年,夏至の日(北半球では6月21日ごろ)の正午には,シエネの町(現在のエジプトのアスワン)では深い井戸の底まで太陽の光が届くのです.ということは,1年の間で正確にその時,この場所では太陽が真上に来ることを意味してます.一方,アレクサンドリアでは,正確に夏至の正午に(おもりをつり下げて)垂直にした日時計の柱の影の長さを測り,図1に示した角度θを 7.5°と測定しました.さらにエラトステネスは,シエネ(アスワン)がアレクサンドリアの(ほぼ)真南,約 800kmのところにあることも知っていました.
・・・
現在知られている地球の半径は約6360kmです.

エラトステネスが得た値は「6114km」
すごいですね。私の棒の影実験より精度が高い。6000kmという値で「一致」しているというべきでしょう。

http://www2.nc-toyama.ac.jp/~mkawai/lecture/introduction/navschool/earthsurv/newpage2.htm

<エラトステネス(紀元前200年頃)>
「ナイル川沿いの町シエネ(アスワン)は、北回帰線上にあり、夏至の日の正午に太陽が井戸の底を照らす。」

↓こちらではエラトステネスが地球の円周長を測ったという形で記述しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%8D%E3%82%B9

エラトステネスの値が46000km、現在の値は40000km、誤差15%となっています。
誤差15%というのはかなり精度が高い、といってかまいません。
高校の物理や化学の実験では誤差が10%やそこらあることの方が普通です。
値そのものよりも、原理的な思考の方を読み取ってください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E5%8D%88%E7%B7%9A%E5%BC%A7#.E3.82.A8.E3.83.A9.E3.83.88.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.8D.E3.82.B9.E3.81.AE.E5.AD.90.E5.8D.88.E7.B7.9A.E5.BC.A7
エラトステネスの子午線弧

足元の影という身近な現象と地球サイズの測定とを結びつけることができる、という論理の一貫性のすごみ、ダイナミックさを楽しんでください。

アカトンボ

0623_3akatonbo1 2017.6.23
六郷用水の遊歩道。買い物帰りの妻の撮影。
赤トンボがこちらを向いています。腹は全然見えない。
偶然なのですが、画面左にナナホシテントウが写っているようですね。
ラッキー、さすがナナホシテントウです。
トンボがちょっと浮き上がって再度とまったら
0623_3akatonbo2
こうなったそうです。腹の影が短い。
この姿勢は、受光面積を減らす姿勢だといいます。
太陽がぎらぎら強く輝くときにトンボが見せる姿勢です。
暑さ対策です、賢いなぁ。
逆にチョウは体温を上げようとするときに翅を開いで背中で太陽光を受けますね。

2017年7月13日 (木)

東京も暑いです

先日、気象予報士・森田さんの話。

2004年は、7/6~8/14の40日間連続真夏日だった。7/20には、東京の日最高気温の最高記録39.5℃が記録された。

はあ、そうだったか。
2004kion
これは2004年の気温の記録のグラフです。
なるほど、確かに。暑かったんだなぁ。
このグラフ、モノクロームですが、それはプリントアウトして、生徒向けの理科通信に掲載するためです。学校のプリントはモノクロームですからね。

ところで、気象庁のサイトで調べたら、この2004年の7月21日の朝。ナント
29.6℃
だったようです。
冷めなかったんですね。ひどい熱帯夜だ。
ちなみに、東京の日最低気温の最高記録はというと
2013年8月11日の、30.6℃です。
一日中30℃を下回らなかったのですね。
ひどい記録を生きてきたなぁ。

ヤノネボンテンカ

0623_19yanonebontenka 2017.6.23
今のところ閉鎖花だけです。
開放花を咲かせてくれるのはいつかな、と待っているのですが。
閉鎖花、開放花で他家授粉、開放花で自家受粉といろんな仕組みを持つ花です。
アオイ科の素敵な花です、のんびり待ちましょう。

オキザリス

0623_15oxalis 2017.6.23
カタバミ科カタバミ属の園芸品種ですね。
これも妻が報せてくれたので

0624_12oxalis 6.24
翌日、私も馳せ参じまして。
肉眼で見ると、花弁は淡い紫がかったピンクなのですが、背景とのコントラストがきつくてうまく撮れませんでした。
背景に関係なく、中心の一点で測光してくれるといいのですが、そうもいかなくてこうなりました。

★ところで、カタバミって、嫌われ者の雑草なんですか?
フマキラーの広告が毎日新聞隅に載っているのですが、7月10日分は
   
   「そんなに嫌われちゃ、カタミが狭いよぉ」カタバミ
     虫よけも殺虫もできる除草剤

こんなコピーでした。
どうして?可憐な花じゃないですか。根絶やしにするのは大変なので「厄介だ、嫌われる」のですか?
日本では「家紋」にカタバミが使われてきたじゃないですか。カタバミ紋の方々に失礼ではありませんか?

ウィキから引用します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F

片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は日本の家紋の一種である。平安時代に車紋として使用された記録がある[11]。前述のとおり繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられた。五大紋の一つに数えられる。

戦国大名の長宗我部元親など土佐長宗我部家の「七つ酢漿草」や新陰流である上泉信綱の「酢漿草」、徳川氏譜代の酒井氏の「剣酢漿草」「丸に酢漿草」など、酢漿草紋を家紋とする戦国大名・武将も多い。江戸末期の豊後日田の儒学者である広瀬淡窓や大分県知事の広瀬勝貞などを輩出した商家廣瀬家も「丸に酢漿草」を用いていた。今太閤とも呼ばれた田中角栄の家紋も「剣片喰」である。旧宇部領主安芸福原氏の酢漿草紋にちなみ、山口県立宇部高等学校の校章デザイン及び同窓会呼称に採用されている。また、古代女性が鏡をカタバミの葉で磨いたという言い伝えにちなみ、日々の心の研鑚を願う思いから、私立江戸川女子中学校・高等学校が校章のデザインにも採用している。

ね、伝統的な家紋です。家制度下での家運長久・子孫繁栄のシンボルなのですね。
単純に雑草として、除草剤でやっつけましょう、というのは、頂けないな。

念の為。「古代女性が鏡をカタバミの葉で磨いた」というのは、カタバミに含まれる酸=蓚酸が有効成分でしょう。「蓚」というのは「『蓚』はタデ科のスイバ」のことでして、カタバミもこの仲間ですからね。現在も化学分野(中和滴定の標準に)でよく使われる酸です。(COOH)2です。
口にしないでください。

カンパニュラ

0623_13campanura1 2017.6.23
カンパニュラというのは属名で、その名でいろんな園芸品種があるらしい。
キキョウ科です。
0623_13campanura2
ホタルブクロほどには大きくなくて、可愛らしい印象です。
上の2枚は妻が撮ってきてくれました。

0624_11campanura 6.24
じゃあ、というので私も見てきました。
まだいっぱい咲きそう。長く楽しめるようです。

オーシャンブルー

0623_11oceanblue1 2017.6.23
琉球朝顔ともいう花ですね。
我が家ではこの植物のパワーに負けまして、やめましたが、ここのお家は高い所から下へ、庭から歩道へ垂らすという育て方をしていらっしゃいます。歩行者はオーシャンブルーの壁を楽しめるようになっています。
0623_11oceanblue2
花の終わりのところですが、面白い姿ですね。
この植物のパワーをコントロールできるようでしたらどうぞ。花期が長くて、大柄な花が寒くなるまで楽しめますよ。

ヤブガラシ

0623_8yabugarasi1 2017.6.23
妻が外で撮ってきた写真です。
0623_8yabugarasi2
カメムシでしょうかね、多分。小さな花ですが虫に好かれます。
ヤブガラシの花というと、こういう風に色のついたものをイメージしますね。

0707_22yabugarasi 7.7
家の前の線路柵に絡んでいるヤブガラシ。
つぼみが大きくなってきました

0709_14yabugarasi 7.9
咲きました。ただどういうわけか、家の前のヤブガラシの花は緑色。
なんでかな。実は生るんですよ。

アジサイ

0623_7ajisai 2017.6.23
↑これと
↓これと
0623_12ajisai
明らかに品種が違いますね。
自分の家のアジサイは、由来がはっきりしているので、スミダノハナビとフェアリーアイという品種名であることがわかっていますが、街で見かけるアジサイの品種は全くわかりません。
またしても「アジサイだ」としか言えない私です。

文句の多い爺さんの独り言
NHKのニュースで

峠の林道 5000株のあじさいが見頃 埼玉 本庄
7月11日 7時56分
 埼玉県本庄市で、峠の林道沿いに植えられたおよそ5000株のあじさいが見頃を迎えています。
 ・・・
 訪れた人たちは木立の中をゆっくりと散策しながら、みずみずしい花の風景を楽しんでいました。67歳の女性は「さわやかな風が吹く中で、きれいな花を眺めていると気持ちが癒やされます」と話していました。
 ・・・

さわ‐やか【爽やか】サハヤカ
(歴史的仮名遣サワヤカとも)
①すがすがしく快いさま。気分のはればれしいさま。爽快。<季語:秋>。源氏物語[柏木]「御心地、―になり果て給へりや」。「―な朝」
②はっきりしているさま。分明。源氏物語[総角]「―に承りにしがな」。「弁舌―」
③あざやかなさま。新しくさっぱりしたさま。太平記[14]「馬、物具誠に―に勢ひあつて出で立たれたり」
広辞苑第六版より引用

俳句業界では今の季節には「すがすがしい」とかいうべきなんでしょうね。
業界人ではない私共はどっちでもいいのです。
NHKの気象予報士さんはなぜか季語を気にする。俳句のことは俳句に任せておきましょうよね。

すがすが‐し・い【清清しい】
形すがすが・し(シク)
①さわやかで気持がよい。古事記[上]「我が御心―・し」。「―・い朝」
②事の運び方にとどこおりがない。栄華物語[月宴]「それにおぢて、―・しくもなしあげ奉り給はで」
③事にとりかかるのに、ためらいがない。いちはやい。あっさりしている。源氏物語[宿木]「思し立ちぬる事、―・しくおはします御心にて」
広辞苑第六版より引用

循環的な定義になってるんですよね。
ま、こんな私共は、どっちでもいいんです。

サボテン

0623_6saboten1 2017.6.23
きれいなのですが、サボテンの「種」についてはまったく知識がありません。なんという種なのかわからずに、ひっくるめて「サボテン」としかいいようがない。
0623_6saboten2
同じサボテンのつぼみ。
虫媒花ですか?鳥媒花?
風媒花じゃないですよね。
本来の生息地では、どうやって授粉しているのでしょうね。

0623_16saboten
これは別の場所。花はない。
トゲがね、すごいですね、ドキドキしそうな感じ。
こういうの、手入れをするのって大変だろうなぁ、と余分なことを考えてしまいます。

ノウゼンカズラ

0623_5nouzenkazura 2017.6.23
妻が撮ってきてくれたのですが、久しぶりに見ました。

のうぜん‐かずら【凌霄花】‥カヅラ
(ノウゼンは古名ノウセウ(陵)の転)ノウゼンカズラ科の蔓性落葉樹。中国原産の観賞用植物。高さ約10メートル。幹は付着根によって他物によじ上る。夏、茎頂に橙赤色の大花を開く。夏。〈文明本節用集〉
広辞苑第六版より引用

http://www.hana300.com/nouzen.html

「凌霄花」は漢名からで、「凌」は”しのぐ”、 「霄」は”そら”の意味で、つるが木にまといつき天空を凌ぐほど高く登るところから、この名がついた。

どうも、知っている花ですが、その名前の由来はなんとなくしっくりきません。
そこまで高く登った花を見たことがないからなのでしょうね。

ササグモ

0623_21sasagumom 2017.6.23
黒い触肢の特徴から、これはオス。
さて、そろそろ産卵の時期かな、と思いつつ。まだ「折り曲げられた葉」を見ていません。
前の記事のホトトギスの葉を折り曲げて、その屈曲部の裏に卵のうを作っているのをよく見ます。
きっともうすぐですよ。

ホトトギス

0623_20hototogisu 2017.6.23
草丈の伸びたホトトギスを横から撮影。
なんで?
茎がジグザグしていることに、今更ながらに気づいてしまった。
葉が互生であることは、知ってました。でも、その葉が茎を抱いていることには気づいていなかった。いつも上からばかり見たいたものですから。
そして、その葉とともに、茎がジグザグしているんですね。まっすぐな茎に葉が互生についているのではないのですね。
長いこと付き合ってきた植物なのに、今時そんなことに気付くなんて。
私の目は節穴だなぁ。
すみませんでした。

2017年7月12日 (水)

カノコガ

0622_17kanokoga1 2017.6.22
ガレージの扉を支える柱にいました。ちょっと低い位置でしたがまず一枚。
ガはゆっくりと上へ歩いていました。もう少し上がってきたらちゃんと背面から撮ろうと待ち構えていたら、突然、目の前で「動き」が起こって、カノコガは飛び去ってしまった。
ん?なんだ?何があったんだ?と見れば
0622_17kanokoga2
トカゲですね。餌になると思ったか、ぱっと飛びついて逃げられて、また後戻りしたところを見つけました。ちぇ、折角のシャッターチャンスだったのにな。
このトカゲ、ヤバ、とすぐ柱の裏の方へ逃げてしまいましたので、こいつの写真もこれ一枚。
なんだかなあ。

0623_32kanokoga 6.23
翌日、妻が、玄関脇の壁にいた、と写真を撮ってきてくれました。
ちゃんと全体がわかる写真になっていてうれしい。
多分、前日に私が出会ったのと同じ個体だろう、と思っています。
場所的に近いし。そう何匹もいるというガでもないし。

@ヤグルマギク

0622_15yamatosijimi 2017.6.22
ヤマトシジミが口を伸ばしていました。
0622_16haranagatutibati
ハラナガツチバチがいました。キンケハラナガツチバチかな。
この高さのところにいるということは、花の間を歩き回って、蜜を吸っているのだと思います。
産卵するための相手は地面の下にいる甲虫の幼虫、いわゆる「根きり虫」ですので、そういう探索行動のときは、地面すれすれに高速で飛び回ります。
なにかのサインを感じ取って穴を掘るのでしょう。
地面近くを高速で飛び回る虫がいたら多分ツチバチです。別に刺されたり噛みつかれたりすることはありません。手で捕まえようとしたらだめですよ、そうなったら昆虫は死に物狂いで反撃してきますからね。じっくりと観察すればよいのです。

トウキョウヒメハンミョウ

0622_5tokyohimehanmyou 2017.6.22
今年も足元がにぎやかな季節になりました。
分布域は狭いそうですが、我が家では毎年必ずぷんぷんと飛び回ります。
都会の中ですが、雑草だらけの土むき出しの場所、というのが適しているらしい、我が家の庭。
カラフルなハンミョウが有名ですが、このトウキョウヒメハンミョウは地味です。

0627_7tokyohimehanmyou 6.27
足元をぷんぷんと飛ぶ状況は写真になりませんので、割愛。
顎のすごさを撮りたいけれど低い位置にしかいないので、この写真くらいで我慢。
知っている方には、顎が大きくて交差している様子が推測できるアングルなのですが。

はん‐みょう【斑猫・斑】‥メウ
コウチュウ目ハンミョウ科の甲虫の総称。また、その一種。体長約2センチメートルで美しい。山道に多く、近づくと、道路に沿って人の行く先へ飛ぶ。幼虫は土中に穴を掘ってすみ、成虫・幼虫とも食虫性。毒のあるマメハンミョウ・ツチハンミョウとは別科。ナミハンミョウ。ミチシルベ。ミチオシエ。夏
広辞苑第六版より引用

山道でなら「道教え」にもなりましょうが、狭い庭の足元、足を踏み入れるとわぁっと四方八方へ散ります。とても道教えとは言えませんね。ま、道案内してくれなくても迷うような庭じゃなし。いいけどさ。

「かかしさんの窓 トウキョウヒメハンミョウ」でググっていただきますと、いっぱい写真を見られます。すごい顎の写真もあるし、獲物をかじっている写真などもあります。お手数ですが、よろしかったらどうぞ。

アゲハなど。幼虫たち

0621_2youtyu 2017.6.21
ミカンの葉を食う連中、としか言いようがないな。
にぎやかでしょ~。ほんとうに呆れるほどの食欲なんですよ。
0621_5aosuji1
これはクスノキの葉を食べるアオスジアゲハの幼虫、脱皮直後。
脱いだ皮が足元にあります。
0621_5aosuji2
これからもっと大きくなるための「伸びしろ」があるので、ちょっとしわしわで頼りなげ。
防虫剤の樟脳の原料がある葉っぱを食って大丈夫なのかよ、という気もしますが、代謝できるんでしょうね。そういう能力を持ったおかげで他のチョウとの競合のない広大なクスノキという食空間へ広がることができた、ということなのかな。

0623_1ageha 6.24
蛹だらけになっちゃった。前蛹もいますが。
しばらくすると「うちの子」たちがどんどん旅立つようになります。

クロアゲハ蛹

0621_1kuroageha1 2017.6.20
クロアゲハは成虫も大型、幼虫も大型ですが、蛹がまた独特の姿で大型なのです。
0621_1kuroageha2
知らない人はちょっとびっくりしそうな姿。
ここで、妻が、蛹の体を支えている「糸」を撮ってみよう、と頑張りまして。
0621_1kuroageha3
幼虫が体をひねって自分の体のまわりに張った糸です。
しっかりしていなければ自分が落ちてしまいますから、茎のところの糸の付け根はマット状になっていてはがれたりしないようになっています。
0621_1kuroageha4
体にちょっと食いこんでいます。まだ体が柔らかかった時にこうなったのでしょう。
この時点では体は固まっていますから、これ以上喰い込むことはない。
さて、この蛹の体内では、成虫の体への全面組み換えが行われています。

↓下のサイトがとても詳しいので、もっと知りたい方はどうぞ。
また最近は蛹の中をCTスキャンで見ることができるそうで、その画像もあります。
http://www.pteron-world.com/topics/anatomy/pupa/pupa.html
蛹の体

最近蛹の中をCTスキャンで見ることができるようになりました。ここでは、ヒメアカタテハが蛹になってから中身がどのように変化しているかを見てみましょう。


@キョウチクトウ

0620_13tentoumusi 2017.6.20
テントウムシの幼虫も大きくなってパワーが増し、すごい光景になっていました。

0622_13kyotikuto1 6.22
ウドンゲがまた新たに立ったり。
0622_13kyotikuto2
写真右のテントウムシ成虫はコクロヒメテントウです。小さなテントウムシです。
艶消しの感じなので誤解されそうですが、アブラムシを食べます。幼虫はカイガラムシに似ていますがよく歩きアブラムシを食べます。
キョウチクトウの葉は激しい戦場になっています。

ブーゲンビリア

0620_10bougainvillea 2017.6.20
最盛期なのですが、中心部の本当の花が3本揃うことはなかったですね。

0622_19bougainvillea 6.22
2本咲いているのはあります。
不思議ですね、3本咲き揃ったっていいじゃないのねぇ。

オオシオカラトンボ

0620_8oosiokara1 2017.6.20
オオシオカラトンボのオスが庭の池でテリトリーを張っていたのですが、そこへメスがやってきて交尾が成立しました。
カメラを持った状態で交尾シーンも目撃したのですが、ちょっと外の人とのやり取りがあって、撮影はできませんでした。内心「惜しかったなぁ」と思いつつ。
その後、私がフリーになったところで、メスの産卵が始まりました。上がオス、下が雌です。
この光景について、産卵中のメスをオスが上空で守っているのだ、という解釈を聞くことがあります。
「物語」としては面白い。でもね「まもる」といっても「守る」よりは「警護」「監視」「督促」なんですよ。
0620_8oosiokara2
かなり激しく接近。
オスとしては、今自分が渡した精子で受精した卵を産んでほしい。自分の遺伝子を残したいのですから。
メスが飛び去ってしまうと、それが実現できない。メスは新たに交尾して産卵することができます。
ですから、オスとしてはメスが飛び去らないように、自分のテリトリーで「今、ここ」で産卵してくれと迫るわけです。
また、他のオスがこのテリトリー内に入り込むことを防がなければならない。
そういうシーンなのです。
0620_8oosiokara3
メスは単独で水面を叩きながら産卵します。
0620_8oosiokara4
水面を叩いた波でも撮れないかと繰り返しシャッターを切りましたがうまく写りませんでした。
翅の付け根が黒いのがわかります。これをシオカラではなくてオオシオカラであることの判定基準としました。
0620_8oosiokara5
上空で守るというよりは、やはり、他のオスが来ないようにガードするから、ここで産卵してくれと迫っている、という感じが強いですよ。メスが上昇しようとすると、オスは上から抑え込みにかかる。もっと、ここで、と。かなり激しい動きでした。

「警護産卵」という言葉もあるらしいです。
「トンボ入門」新井裕 著、どうぶつ社刊、2004年7月刊
この本でこの行動を知りました。

↓ウィキから部分引用します。オオシオカラトンボではなくシオカラトンボについてですが、ほぼ同じと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%9C
シオカラトンボ

・・・
 成熟した雄は縄張りを占有し、草上などに静止して警戒する。交尾は草や地面の上で行われ、その後は雄の警護下で雌が単独で産卵する。この雄の警護は、交尾相手の雌が産卵を終えるまでの間に他の雄と交尾するのを防止する適応的意義が大きいと考えられている。シオカラトンボの雄は多くのトンボと同様に交尾時に前にその雌と交尾した雄の精子が産卵時に受精に与るのを防ぐ操作を行うことが知られているが、カワトンボ類で知られているように貯精嚢内の精子の掻き出しを行うのではなく、奥に押し込むことで出口から遠ざける。
 産卵は水面の上にホバリングしながら、腹部末端で水面をノックするようにして行われる。この行動は、平らで光を反射する面に対する反応として行われるため、たまには車のボンネットや、あるいは和室に飛び込んできて畳の面でこれを行うのを見ることがある。
・・・

アシナガバエ

0620_7asinagabae 2017.6.20
少しボケましたが仕方ない。ピント合わせの音やフラッシュが虫に影響しないように、遠くからズームアップで撮影。
小さくて敏捷で、被写体としては気難しい相手です。
でも、きれいですよ、宝石みたい。
0623_18asinagabae6.23
アシナガバエの影が写りましたね。
時々見かけますが、もういいか、と撮らないことも多い。良い画像を得るためにはもっと丹念に撮影しなくっちゃな。

インゲン

0620_4ingen1 2017.6.20
インゲンです。
0620_4ingen2
八の字ヒゲみたいですね、大分「充実」してきました。

じゅう‐じつ【充実】
中身がいっぱい入っていること。内容が満ちて豊富なこと。「設備の―を図る」「―した生活」「―感」
広辞苑第六版より引用

果実に用いるのは誤用かな。

0623_30ingen 6.23
収穫。もちろん食べました。キュッキュッという嚙み応えが嬉しい。
楽しい食卓です。

2017年7月11日 (火)

ハイビスカス

0620_3hibiscus1 2017.6.20
ベランダで。正面から。
オシベメシベの姿が面白い。
0620_3hibiscus2
横から見ればこうですが。
「夏色」という感じですね。迫力があります。

これもアオイ科ですね。
ハイビスカス、ムクゲ、フヨウ、タチアオイ、ゼニアオイ、オクラ、我が家のアオイ科はこのくらいかな。見ごたえのある花だし、育てるのも別に難しくはないし。

ヤマトシジミ

0620_1sijimi1 2017.6.20
妻の撮影。朝、まだ気温が高くない。で、背面から日を受けています。
0620_1sijimi2
影と体の関係を見てください。真後ろから陽射しを受けていますね。
実にきれいだ。
0620_1sijimi3
更に、輝くシジミチョウ。
いろんなアングルで撮影するゆとりがあったようです。
まだ運動性の低い時間帯だったおかげ。
素敵なモデルさんになってくれて、ありがとう。

ラッキョウ

0619_1rakkyou 2017.6.19
去年はラッキョウの花をお目にかけました。
今年は掘り返してみたら小さいけれど球根がいっぱい。
この際、食べちゃおう。
で、ラッキョウ漬けにしました。
以前から自家製のラッキョウ漬けを作って賞味しております。
市販品ほど甘くない、実にうまいんですね、これが。
今度は、自家産ラッキョウの自家製酢漬け。
しっかり漬かったら、食べてみましょう。{きっと病みつきになりますね。どこかのCMの真似。}

アリウム

0614_5alium 2017.6.14
我が家のアリウムは鉢の同居者のせいか、どうもうまく咲いてくれません。
で、花屋さんで安く売っていたから折角だから鑑賞しましょう、と妻が買ってきました。

0618_25allium 6.18
切り花としてはとてもしっかりしていまして、花がどんどん開いて「花の球」が大きくなります。
球を構成する個々のの花を見てやりたいと接写。
なるほどネギの花ですね。
ラッキョウやニンニク、ニラなどともよく似た感じです。
なかなか見もの。見届けましょう。

ディジタリス

0618_22digitalis 2017.6.18
とうとう先端部まで来ましたね。
ゆっくり登ってきました。
今年は本当に長く鑑賞できました。
それぞれの生き物にそれぞれ固有の「時の流れ」があります。
その「流れ」を観賞するのも佳いと思いますよ。

モミジバルコウ

0618_18momijibaruko 2017.6.18
モミジバルコウの子葉と本葉ですね。
ルコウソウの仲間が4種類くらいあるはずですが、今季もうまく咲き競ってくれるかな。
少しずつご報告します。

シラン

0618_15siran 2017.6.18
シランも実を熟させています。
自力でまた生息範囲を拡大させていくことでしょう。
これからだんだんと褐色に色づいてきます。ゆっくりと。
種子は風に乗る。いろんなところへ勝手に生えちゃえ、楽しいから。

ランタナ

0618_11lantana 2017.6.18
一方、ランタナ自身もすごいことになっていまして。
右上と左下に花の一部を入れてありますが、この写真のメインは実です。
花が終わって落ちていくところと、緑の実。
まだ黒く熟した実はあまりありませんが、ものすごくいっぱい実ができてきまして。
実にパワフルな木です。チョウ好きとしてはひたすら感謝です。

クサギカメムシ幼虫

0618_10kamemusi 2017.6.18
ランタナの花にクサギカメムシの幼虫がいました。
つぼみに口を刺して蜜を吸うのかな。
樹液よりはきっと甘くておいしいんじゃないか。
昆虫の味覚、というものは想像の外ですが、多分、そんなものだろうと。

クロアゲハ

0618_9kuroageha1 2017.6.18
ランタナにチョウなどがいっぱい来ます。
この日はクロアゲハ。普通のアゲハより少し大きくてパワフル、黒い色のせいもあって重量感があります。
0618_9kuroageha2
口を伸ばしています。
ランタナの花は低いところから高いところまでいろんな高さで咲いていますので、よい具合に眼の高さ辺りにくるとすごい写真が撮れたりもします。
チョウの方も、人をあまり気にしないで舞ってくれますので、嬉しくて仕方ない。

2017年7月10日 (月)

シモツケ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-efd6.html
2017年7月 7日 (金)「不明」
↑この記事に、しのさんから7月8日にコメントをいただきました。

たぶんシモツケかなと思います。
ちなみにユキヤナギもシモツケと同じシモツケ属のようですね。

そして、今日、7月10日にも

似た花を検索していて、実は最初シモツケソウかな、と思ったのです。
でもよく見ると葉の形が全く違っていて。
更に調べてシモツケに辿り着いたのですが、シモツケソウとシモツケとは異なる種であることも今まで知らなかったので私にとっても勉強になりました。

もう一回、改めて掲載します。
0616_9simotuke1 2017.6.16 シモツケ
花のアップです。
この花の構造がユキヤナギに似ている感じがすると書きました。
0306_13yukiyanagi2 ユキヤナギ
これがユキヤナギの花。いかがでしょう、なんとなく似ていませんか?

★さて、頂戴したコメントに従って「シモツケ」で検索しました。

http://www.hana300.com/simotu.html
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-226

シモツケの基本情報
学名:Spiraea japonica
和名:シモツケ(下野)  
科名 / 属名:バラ科 / シモツケ属

シモツケ属は約70種が北半球の温帯に分布し、シジミバナ(Spiraea prunifolia)、ユキヤナギ(S. thunbergii)、コデマリ(S. cantoniensis)など、多くの種が栽培されています。

そうか、なるほど、そうなんだ、シモツケなんだ、と納得しました。ご指摘通り、ユキヤナギやコデマリ、とも親戚、シジミバナもそうです。
0419_15hosohirataabu コデマリ
これ、コデマリの花のアップです。アブも写っていますが片目をつぶってください。

★2番目のコメントにまた、ビックリ。
全くもって、何も知らない。シモツケソウというのもあるのですか。
さっそく検索。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-560

シモツケソウの基本情報
学名:Filipendula multijuga
和名:シモツケソウ(下野草)  その他の名前:クサシモツケ
科名 / 属名:バラ科 / シモツケソウ属

・・・
一見、手のひら状に裂けた葉が長い葉柄についているように見えますが、よく見ると、わきに小さな葉(側小葉)が何枚もついています。
・・・

そうなのか、葉が違うんだ。
ということでコレ↓
0616_9simotuke2 シモツケ
葉がよくわかります。「手のひら状」ではありません。
結論に至りましたね。
この「葉」はシモツケです。
ということで
シモツケ
に到達しました。

コメントありがとうございました。本当に助かります。
不勉強な私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
感謝。

白髭咲き朝顔

0618_4sirohige1 2017.6.18
通常は髭もじゃの花を咲かせるのですが、時々こういう花弁が割れるという咲き方をする花も出ます。
0618_4sirohige2
髭もあるんですが、花弁の形成不全を起こすこともあるのでしょう。
不思議な花を愛でたものです、江戸時代の人は。
丹念に「遺伝的な実験」を積み重ねた結果を、今の私共が目の前で見ています。
ありがたいことです。

幼虫たち

0617_10youtyu 2017.6.17
にぎやかなものです。大きな幼虫が葉をかじる音はかなり大きくて、夜などパリパリと部屋に響くんですよ。
いっぱい食べて、いっぱいウンチをして、時至れば蛹からチョウへ。
ものすごい変化のステップを進んでいます。
かわいくって仕方ない。

クサグモ(でしょう)

0617_9kumo 2017.6.17
カエデの木のそばでヒロヘリアオイラガの成虫を見たものですから、以来、カエデの葉に幼虫がいないか、よく見るようにしています。
そんな風で覗いていたら、葉が重なった奥の方にクモがいました。
いわゆるタナグモですよね。
ただ、アングルがこれしかない。腹部背面も見たかったのですけれど、ダメ。
http://www.insects.jp/kon-kumokusa.htm
クサグモ

草蜘蛛
クモガタ綱 クモ目 クモ亜目 タナグモ科

これじゃないかと思います。
コクサグモというのもいるようなのですが。
識別できませんでした。
その後見かけていませんが、もう一度会いたいな。

ユウゲショウ

0617_3yuugesyou 2017.6.17
ずいぶんいっぱい咲いてくれます。
線路柵のすぐ内側あたりにもいっぱい。あれなら草刈りの影響も少ないだろうし、増えてくれてうれしい。小さいけど優雅な花です。普及してほしいな。

クマバチ

0617_2kumabati 2017.6.17
今年はクマバチにはランタナの花でばかり出会います。
いつもだとタチアオイの花で派手派手しく花粉を撒き散らしているのを見たりするんですけど。
今年はランタナの花を抱え込む姿ばかり。

0622_9kumabati 6.22
大型で耳の脇をぶんぶん大きな音を立てて飛ぶのですが、なぜかその巨体が可笑しさを誘う。ニヤッとしてしまう。楽しいハチです。

虹と雷

0616_31niji_kaminari 2017.6.16
「ホラン・森田のトクする天気」のTV画面の写真。
まるで虹に雷が落ちたようですよね。
でもね、虹というのは「ある場所に存在するもの」ではないのでして、その方向から光が来るという現象なのです。
ですから、虹には「位置」というものがない。
稲妻は電子がその場所の空気を切り裂いて移動=放電しているというものですから、ちゃんとした位置があります。
たまたま虹が観測される方向に落雷があって、重なって写真に写りましたが、虹に雷が落ちたのではありません。
珍しいショットではありますけどね。
この虹、主虹の上に副虹が見えています。色の順番が逆転しているのですが、この写真から読み取るのは難しいかも。
主虹と副虹の間が暗く見えると思いますが、この部分からは水滴による反射光が来ないので暗く見えるのです。アレキサンダーの暗帯とも呼ばれます。
いろんなことが読み取れる面白い写真でした。

★複数の人が虹を見る。普通、一つの虹を複数の人が見ている、と考えますが、実はそうではない。
虹が見えるという現象は、観測者と後ろの太陽との位置関係で決まるものなので、虹という現象は観測者に属する現象なのです。
二人の恋人が虹を見た、二人で一つの虹を見た、幸せいっぱい。
実は、二人はそれぞれが「自分の虹」を見たのです。

両眼の間が100mもあるような巨人が虹を見た。虹が一つの物体であるならば「視差」を生じて、虹の「存在する位置」に関する立体感が生じるでしょうけれど、虹はそれぞれの眼に属する現象なので、両眼視差がない。で、虹には遠近感を感じないのです。その巨人にとっても。

飛行機に乗っていて、飛行機の影が雲に映って影の周囲が虹状の輪で囲まれるのを見たら、ぜひスマホで何秒かの間隔を置いて複数の写真を撮ってください。
撮った写真をうまく並べて立体視してください。すると、雲には立体感が生じて、距離感や凹凸などが見えるはずですが、虹状の輪には遠近感が生じません。異様な感じがすると思います。ぜひチャンスがあったらチャレンジしてください。

以前の私のHP案山子庵雑記の理科おじさんの部屋にあった虹の話がやたら詳しく書き込んでありました。ワード文書があったのでpdfにしてここからリンクしてみます。うまくいくのかな?
「sci_98.pdf」をダウンロード

ヒロヘリアオイラガ

0616_29hiroheriaoiraga 2017.6.16
車を出そうとしたら、ボディーの側面にガがとまっていました。
これはヒロヘリアオイラガだ。
車の左側にはカエデの木があります。ヒロヘリアオイラガはカエデも好んで産卵しますので、これは厄介だな。
成虫には毒毛はないのですが、幼虫がひどく厄介なのです。
チャドクガの幼虫のような風に舞う毒毛はないですから、扱いは比較的楽ですが、触ったらひどい目に合う。電気虫なんて呼ばれるくらいですから。
で、そっと車のドアを開けて、ティシュペーパーを3枚くらい引っ張り出して。
間合いを測りながら近づいて、一挙にティッシュペーパーにくるみ取って捕獲。もちろん殺しました。
虫が好きで虫を捕る技を持つということは、場合によっては捕獲して殺す能力もある、ということなのです。

↓詳しい解説。
http://www.jpmoth.org/Limacodidae/Limacodinae/Parasa_lepida_lepida.html
ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida lepida (Cramer, 1777)
科:イラガ科(Limacodidae) イラガ亜科(Limacodinae)
↑ページの下の方に幼虫の写真もありますし、俗に「すずめのしょんべんたご」ともよばれる繭の写真もあります。

↓以前の記事から
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-1363.html
2014年3月20日 (木)「イラガの繭」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-3eb0.html
2015年7月 3日 (金)「ヒロヘリアオイラガ」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-fec7.html
2015年7月29日 (水)「ヒロヘリアオイラガの幼虫」

ラベンダーの花にて

0616_27yamatosijimi 2017.6.16
ヤマトシジミがラベンダーのまだしぼんでいない花で吸蜜。
チョウにも大小あるわけで、それは口吻の長さでもありますね。ですから自分のサイズにあった花を探すわけです。
大きい花もあれば小さい花もある。どちらも多様であることが一番大事ですね。

0618_3kityou1 6.18
キチョウも口を伸ばしていました。上の方ではアリも花の蜜に誘われている。
花に虫が来る。美しい光景です。
0618_3kityou2
飛び立った瞬間です。写真としては失敗作ですが、左にはフェアリーアイ(アジサイ)も写ってますし。
自分用のメモリーのようなものです。

アブラムシと

0616_26aburamusi1 2017.6.16
ヒラタアブ幼虫ですが、テントウムシの幼虫のように狩りに歩き回るという感じは少ない。
歩いているのかもしれませんがスタスタというわけではない。
待ち伏せ型なのかもしれません
0616_26aburamusi2
ここではテントウムシの幼虫が4匹。これは歩き回って狩りをする。
確実なことは言えないのですが、テントウムシは成虫も幼虫も顎が発達していますから、きっと顎でムシャムシャと「食べる」のでしょね。
ヒラタアブの幼虫は蛆のようなものなので、顎があるのかないのか。おそらくアブラムシの体液を「吸う」のではないかと考えています。{研究者じゃないんで、そこまでちゃんと観察してません。成虫の「口」の構造から推測しています。でもなぁ、チョウの幼虫は葉っぱをバリバリ食べるしなぁ、わからないゾ。}

0618_20tentoumusi2 6.18
これはダンダラテントウの幼虫かな。確信はありません。
アブラムシを捕獲して食べているところだと思います。
0618_20tentoumusi1
これはおそらくナミテントウでしょう。
そばをアリが歩いていますが、何も起こりません。こういうすれ違いは時々見かけます。
本当にアリがアブラムシを守るかどうか、目撃したことはありません、これまでのところ。

タチアオイの花の中

0616_20mitubati 2017.6.16
ミツバチが潜り込んでいます。
ミツバチくらいのサイズだと無理なく潜り込んでいけますね。
体に花粉もいっぱい。互恵関係。

0706_13tatiaoi1 7.6
下の丸っこい方はルリマルノミハムシ。花粉を食べているかもしれません
上で潜り込んでいるのは、ミツバチよりは小型のハチです。
0706_13tatiaoi2
逆光で黒い影になり、種の判定は私には無理です。
コバチの仲間かなぁ。
異種の2匹が一緒にいましたが、互いに無関心。それぞれの仕事をしていました。

2017年7月 7日 (金)

七夕

ワタクシ、物知らずなもので、織女と牽牛って恋人かと思ってましたが、夫婦なんですってね。こっぱずかしいことです。
下のwikiあたりをお読みいただければわかります。私が解説することはしません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95

旧暦の七夕(伝統的七夕)

国立天文台では2001年から、「新暦7月7日はたいてい梅雨のさなかでなかなか星も見られない」という理由で、旧暦7月7日を「伝統的七夕」と呼び、その日の新暦での日付を広く報じている。ただ、「旧暦」は現在は公には使われていないのに国の機関が「旧暦」で定義することはできないため、「伝統的七夕」の日は、旧暦7月7日に近い日として、「二十四節気の処暑(しょしょ=太陽黄経が150度になる瞬間=8月23日頃)を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から数えて7日目」と定義している[40]。この定義によれば、早くて新暦の7月31日、遅くとも8月30日までに該当する。

国立天文台が公表している「伝統的七夕」(旧七夕)の日付(日本標準時)。

    2001-08-25
    2002-08-15
    2003-08-04
    2004-08-22
    2005-08-11
    2006-07-31
    2007-08-19
    2009-08-26
    2010-08-16
    2011-08-06
    2012-08-24 [※ 4]
    2013-08-13
    2014-08-02
    2015-08-20
    2016-08-09
    2017-08-28
    2018-08-17
    2019-08-07
    2020-08-25

国立天文台の公表している日付だと、今年は8月28日が伝統的七夕のようです。

コベニスジヒメシャク

0616_15kobenisujihimesyaku1 2017.6.16
コベニスジヒメシャクでいいんじゃないかと思うのですが。
0616_15kobenisujihimesyaku2
ガに詳しい方の鑑定をお願いします。
ベニスジヒメシャクとか、ウスベニスジヒメシャクとか、似たような種がいるらしいのです。
で、私はそれらを見比べたことはない。

ガの専門サイト↓
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Sterrhinae/Timandra_comptaria.html

コベニスジヒメシャク Timandra comptaria Walker, 1863
科:シャクガ科(Geometridae) ヒメシャク亜科(Sterrhinae)
属:Timandra Duponchel, 1829

【幼虫食餌植物】 タデ科:ニワヤナギ、イヌタデ、ママコノシリヌグイ(※KD)

タデ科の植物は何種類かありますから、幼虫の食草はあるわけだ。
さて、いかがなものでしょうか。

シオカラトンボ

0616_13siokaratonbo 2017.6.16
妻が撮ってきてくれました。そろそろトンボの季節なんですね。
判然とはしないのですが、シオカラトンボのオスでいいと思います。
頭部がはっきりしませんけど、翅の付け根が黒くないように見える、という判断です。
東京都では蚊への対策を強めていますので、これからトンボなども窮屈になるでしょうね。
池のある公園などではどうしているんでしょう、水生昆虫をかばいたい私なのですが。

ムラサキシキブ

0616_12humei1 2017.6.16
これムラサキシキブでいいんですよね。
去年までご近所にあったムラサキシキブと、ちょっと雰囲気が違うので戸惑ったのですが。
{そのご近所は改築で紫式部はなくなりました、少し残念。}
0616_12humei2
今まで見ていたのが「小紫」で、今回見たのが「ムラサキシキブ」なのかもしれません。
やっぱり微妙に違うものなぁ。

ヒョウタン

0616_11hyoutan 2017.6.16
ヒョウタンができ始めているお家があったそうです。
なんでかな、この実をみると、楽しい気分になります。

ちょっとWikiを覗いたら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%B3
ヒョウタン
目  :   スミレ目 Violales
科  :   ウリ科 Cucurbitaceae
属  :   ユウガオ属 Lagenaria
種  :   L. siceraria
変種:   ヒョウタン L. siceraria var. gourda

へえ、そうなんだ。ウリ科はわかるけど、スミレ目なんですか、知らなかったなぁ。
ウリ科ですけど食べられません。ご注意を。

アザミ

0616_10azami1 2017.6.16
つぼみ、これが
0616_10azami2
こうなって
0616_10azami3
こうなるわけです。
去年、家の前にやってきたアザミがあって、その種子があるのですが、今年はやめました。
トゲトゲがきつすぎますね。幼い人が手を出したら大変だ。
オジギソウのトゲトゲも気にはしていますが、あれよりもアザミはすごいですからね。
植物食の動物に食べられないようにという工夫なのかな。

不明(訂正します。シモツケです。2017/07/10)

下の記事の植物はシモツケでした。訂正します。2017.7.10 かかし
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0616_9humei12017.6.16
妻が撮ってきてくれたのですが、これは何ですか?
0616_9humei2
花の構造としてはちょっぴりユキヤナギに似てる気もしますが。
わからないのですが、かわいいので掲載します。
ご存知の方がいらっしゃいましたらどうぞ教えてください。

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訂正記事を書きましたので、詳しくはここ↓をご覧ください。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-a94e.html
2017年7月10日 (月)「シモツケ」

ヒマワリ

0616_8himawari 2017.6.16
妻の買い物散歩帰り。
背の低いヒマワリ。そういう園芸品種なのでしょう。

我が家では背丈の高いヒマワリに何回か挑戦しましたが、みんな後ろ向きに咲くんだもんなぁ。
一日の中で太陽を追うということはないですが、花はほとんど南向きに咲きます。
で、線路の中の方を向いてしまうんですね。
ちょっと残念なのでした。

ゼフィランサス

0615_22zephyransus 2017.6.15
一輪目は、時間がかかりすぎて、つぼみのまま傷んでしまいました。

0618_5zephyranthes2 6.18
2番目の花が咲きました。これはすっきりきれいに咲くことができました。
0618_5zephyranthes
よかったね。

ナガエコミカンソウ

0615_21nagaekomikansou1 2017.6.15
最初に出現して以来、ずっと同じ場所にいます。
どこかに広がっていったという感じがないのですが。
気づいたら花が咲いて実ができ始めていました。
0615_21nagaekomikansou2
目立たない小さな花です。
実ができ始めると「柄」が伸びて「ナガエ」になるようですね。

フウセンカズラ

0615_19huusenkazura1 2017.6.15
フウセンカズラにつぼみができていますねぇ。
0615_19huusenkazura2
と思ったら、もう咲いていました。そろそろこのかわいい花と楽しい実の季節なんですね。

0625w_2huusenkazura 6.25
線路柵のところ。もう実ができていたわよ、と妻の撮影。

0627_17huusenkazura 6.27
こちらは塀の下。幼い人が踏んづけたりして遊べるように、低く這わせている場所。
ここでも、実ができてきました。
この緑の実をつまむとふわふわして面白いんですよ。
破裂させたりしても一向にかまわない、遊べ遊べ。

ムクロジ科だそうです。
ムクロジの種子も堅いですが、フウセンカズラの種子も堅いですよ~。
一度、錐で穴でもあけて小さな独楽が作れないかと試したことがあるのですが、とてもじゃないけど穴はあかなかった。小さいから固定しづらいし。怪我はしたくないし。

↓ムクロジについて、参考。
https://www.u-gakugei.ac.jp/~planttgu/dokodemo/pc/079.htm
ムクロジ

・・・黒い種は正月遊びの羽根突きの羽の黒い玉に使われる、とても身近な植物です。 また、実の皮は水の中で揉めば泡が立つため、昔は洗剤として使われていました。
・・・
●『本草綱目啓蒙』(1803~1905年)という本があります。これは江戸時代後期に小野蘭山が講義したものをまとめた博物誌です。この本のムクロジの項に、果実の外皮を属にシャボンと呼ぶこと、そして、油に汚れた布を洗うために用いることが書かれています。 このように、ムクロジの実は昔の石鹸として、灯明の煤の汚れを洗ったり、洗髪に使ったり、身近な生活用品として使われていたのです。

●ムクロジの実が洗剤の効果をもつのは、サポニンという泡立ち物質を多量に含むためです。ムクロジの学名Sapindus mukorossiのうち前半のSapindusは“インドの石鹸”を意味し、後半のmukorossiは日本のムクロジそのものの名前ですね。ちなみに英語ではChinese soapberry もしくは soap nut tree で、やはり石鹸の意味となっています。今日でも、インドの一部などでは、ムクロジの仲間の実を天然洗剤として使っているそうです。

●ムクロジの実を2,3個拾って、空のペットボトルに入れて、下1/3くらいまで水を入れましょう。次に、キャップをして強く振ります。すると、ペットボトルの中は白い泡だらけになります。簡単な実験ですので、是非挑戦してみて下さい。、

知識をひけらかしますと

むくろ‐じ【無患子】
ムクロジ科の落葉高木。高さ約10~15メートル。6月頃、淡緑色5弁の小花を大きな円錐花序につけ、球状の核果を結ぶ。種子は黒色で固く羽子はごの球に用い、また果皮はサポニンを含むので石鹸の代用とした。西日本の山林に自生し庭園にも栽培。むく。つぶ。秋
広辞苑第六版より引用

「無患子」が読めれば自慢できそうですよね。

2017年7月 6日 (木)

スミダノハナビ

0615_18sumidanohanabi 2017.6.15
日々変化していく「花火」を楽しんでいます。
こんなに見事に咲いてくれるのは珍しい。

アジサイ、タチアオイ、ムクゲ・・・。
梅雨を彩る花に囲まれています。

ルリマツリ

0615_17rurimaturi1 2017.6.15
独特の光沢の花もいいのですが
0615_17rurimaturi2
つぼみも好きですね。なんだかおもしろい。

0617_6rurimaturi1 6.17
まあるく咲きました。

0622_4rurimaturi 6.22
こんもりした丸さではないですが、なかなか楽しいな。
中心点から等距離にある点の集合は円、球になる、と。
理科系人間はついこういう発想をする。

キオビツチバチか

0615_14hati 2017.6.15
一瞬のすれ違いでした。腹部に黄色が見えたので、多分あのツチバチだろうと、なんとかもう少し腹部がわかる写真を撮りたかったのですが、ダメでした。これ一枚。
キオビツチバチだろうと思います。土の中のコガネムシなどの幼虫に産卵して寄生します。
素手で捕まえようなどとしない限り攻撃してくることはありません。じっくり見てください。

↓詳しい解説があります。
http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-cd4d.html
2008年9月20日 (土)
キオビツチバチ

コバンソウ

0615_13kobansou 2017.6.15
摘んできたコバンソウを、妻が土に挿しておいたら、種子の成熟を継続できたんですね。
タフですねえ、養分がたくさん必要な時期だろうに。
この姿を「小判」に例えたのだということがよくわかりますね。
強い草ですので、繁らないようにした方がいいかもしれません。鉢にでも植えてその中だけに限定するとかね。
でも、なかなか観賞にたえる草ですよ。

アオスジアゲハ幼虫

0615_12aosuji1 2017.6.15
体を目いっぱい伸ばしているものですから、体節の間の普段は見えない、色の濃い輪っか部分が目立って、見え方がいつもと違う。
ん?アオスジアゲハの幼虫だよね、と見直してしまいました。葉をかじろうとして体を伸ばしたらしい。
0615_12aosuji2
伸びしろがたっぷりあるという体。いっぱい食べて、膨らんで、次の脱皮に向かいます。
0615_12aosuji3
このトゲトゲは外敵に対して警戒心を起こさせる効果があるのかなぁ。それとも緑の葉の上で葉の「汚れ」かなんかに見える、という工夫かなぁ。
よくわかりませんが、馴染んだ飼育者にとってはかわいくって仕方がない姿なのです。

グラジオラス

0616_21gladiorus 2017.6.16
グラジオラスのつぼみです。一本しかないので、この一本きりでしょう、今年は。
http://www.hana300.com/guraji.html

Gladiolus は、ラテン語の「gladium(剣、小刀)」が語源。葉がとがった剣形をしていることから。

確かに、剣のようですね。英語では「Sword lily」とこのサイトにありました。なるほど。
「剣闘士(グラディエーター)」と同じ語源ですね。

0622_2gladiolus1 6.22
咲き始めました。
下から上へという方向性と、まとめて咲く、というのが同居していますね。
0622_2gladiolus2
クルクル巻いてます。

0623_24gladiolus 6.23
少しずつひらく。

0624_4gladiolus 6.24
ここまでくれば完全に「開花」、でいいでしょう。
0624_19gladiolus1
すっごい赤、です、。

0625w_3gladiorus 6.25
雨上がりの花。強烈な存在感を放ちます。

キョウチクトウにて

0615_9kyoutikutou1 2017.6.15
上の方、葉の表面には、翅のないアブラムシと、羽があるアブラムシが見えていて、クサカゲロウの卵がいっぱい立っています。
0615_9kyoutikutou2
下のはヒラタアブの幼虫。アブラムシを食べます。ただ、ハエ目昆虫の幼虫ですから姿が「蛆」っぽい。
知らないと気味悪くって処分しそうですが、益虫ということで、大事にしてください。
0615_9kyoutikutou3
もう羽化寸前のテントウムシの蛹。アブラムシをいっぱい食べて育ち、羽化したらまたいっぱい食べてくれるはずです。
0615_9kyoutikutou4
ヒラタアブの幼虫が2匹、テントウムシの幼虫もいて「修羅場」ですね。
0615_9kyoutikutou5
ちょっとね、やっぱり蛆っぽいな。見かけで損をしそうだ。
0615_9kyoutikutou6
右下にアリが見えますが、これ、死んでいるように見えます。
アリのそばの白いのは、中身を吸われたアブラムシでしょう。
アブラムシを食べる連中で、アリの成虫を倒せるようなのがいるのかなぁ、よくわかりません。
0615_9kyoutikutou7
ぶれましたが、ダンダラテントウでしょう。
0615_9kyoutikutou8
テントウムシが羽化していった後の脱け殻。

いやはや、キョウチクトウの葉の裏で繰り広げられる激しい闘いの世界。
すごいものですね。

ブーゲンビリア

0615_8bougainvillea 2017.6.15
3本の花が咲くはずですが、同時に3本というのはなかなか見られないですね。
2本並んで咲くのは結構見られますが。
苞を楽しんでください。それでいいんです。

クレマチス

0615_3clematis 2017.6.15
誰かの髪形みたい。

0622_14ariclematis 6.22
ふと見たら、アリが分け入っていきました。
ここにアリが運びだしたくなるようなものはほとんどないように思うけど。
種子はまだ硬くくっついてるし。

0627_19clematis 6.27
指で強引にむしってみました。
これが種子だと思います。
挿し木で増やすのが普通でしょうが、播いてみたら発芽するかなぁ。
やってみても面白いかも。

家庭菜園(ベランダ―)

0614_8piment 2017.6.14
ピーマンです。本格的な味で、洗って切ってそのまま食べる、おいしい。新鮮そのもの。
0614_10itijiku
イチジク成長中。アリが入り込んだりしなければ、何個か食べられるのではないか。
0614_11tomato
トマト。熟せばパク。
もともと私はトマトを丸ごと頭からかじるのが好きでして。
中の種の入った液体部分を吸うのがだいすき。種の周囲の味がいいんですよね。
変わった趣味かな。

0615_25nasu 6.15
ナスを収穫して食べました。見ているだけで楽しそうなナスでしょ。
浅漬けがいいかな。

NHKのドラマでしたっけ「ベランダ―」というのは。視聴したことはありませんが、タイトルは知っている。で、拝借しました。{朝日新聞かなんかでも、そういう企画・連載があったような気もしますが。}

2017年7月 5日 (水)

カタツムリとダンゴムシ

妻が笑いながら見せてくれました。
0614_3katatumuri1 2017.6.14
カタツムリとダンゴムシが遭遇したのだそうです。
そうしたら、チビダンゴムシが、カタツムリさんに登ってしまって
0614_3katatumuri2
カタツムリは嫌がって、引っ込んでしまった。
0614_3katatumuri3
しばらくして、もう大丈夫かな、と眼を出し始めました。
0614_3katatumuri4
つのだせ やりだせ めだまだせ♪ですね。
0614_3katatumuri5
腐りかけの枯葉をかじるダンゴムシ。
0614_3katatumuri6
ちゃんと復帰したカタツムリ。
ダンゴムシさんとこの子はやんちゃだから、困ったもんだ。かな?

クロアゲハ幼虫

0614_1kuroageha1 2017.6.14
クロアゲハの幼虫です。
今年はモンシロチョウが大量に先行しまして、アゲハの仲間は出遅れました。
0614_1kuroageha2
胸部背面に目玉模様があって、本当の頭はぐっと下に下さげている、というのがよくわかります。
君は蛇なんだよね。かわいい蛇だ。
チョウと暮らす日々は楽しいですよ。

ブドウ

0612_17budou 2017.6.12
花をあまりちゃんと見ないうちに実ができ始めて。
今年は去年より収穫が少ないかな、と思っていましたら

0629_7budou1 6.29
実も大きくなりましたけど
0629_7budou2
新たにまたつぼみも出てきまして。
タイミングが少しずれた気もしますけど、きっとたくさん食べられるのでしょう。
食い意地爺さんは、ほくほくしています。

花街道

0612_13hanakaido1 2017.6.12
気取ってますね。電車を背景にしただけなのに。
デュランタの花が増えています。
0612_13hanakaido2
梅雨も後半だと思いますが、梅雨が明ける頃には花が終わるというタチアオイ。
電車の乗客の方から見えるかどうかは知りませんが、花街道を行く東急多摩川線なんて、詩的だなぁ。{ひとりよがり}
湿っぽさのない花で、豪快な姿がいいですよね。3mにもなる草丈を上っていく花。
花時計といってもいいのかもしれません。

https://weathernews.jp/s/topics/201705/270055/

梅雨を知らせる花「タチアオイ」どこまで咲いた?
2017/05/29 05:20 ウェザーニュース

もう6月になろうとしていますが、そろそろ気になるのが梅雨の季節の到来です。
みなさん、梅雨入りと梅雨明けを知らせると言われる花をご存知でしょうか。
それは「タチアオイ」です。
紫陽花を思い浮かべる方も多いと思いますが、タチアオイも外せません。
梅雨入りの頃に花が咲きはじめ、そして、てっぺんまで花が咲くと梅雨明けの頃と言われています。
(後略)

ということでした。

バラ・ゴーヤ

0612_1bara 2017.6.12
月曜日の早朝。月一回、新聞紙をまとめて資源ごみとして集積場へ置きに行きます。
バラがこってりと咲いていました。
このお家は花の後、実が熟すまでおいてくださる。私はそれも楽しみにしています。
0612_2goya
ゴーヤを育てていらっしゃるお家も。
まだ低い位置でしか咲いていなくて、葉陰の花をパチリ。
腰をかがめたり、葉をよけながら撮る、というのはよそのお宅ですから遠慮します。
人気の少ない早朝のひそかな楽しみです。

ジュウリョウつぼみ

0611_22juryou 2017.6.11
これはジュウリョウのつぼみ。
何年たっても丈が伸びなくって。ずっと地面近くのまま。
低い位置ですので、私には撮れません。
妻に撮ってもらいました。

センリョウ

0611_21senryou 2017.6.11
↑この写真と
↓この写真を比べてみてください。
0623_22senryou 6.23
オシベの両側の部分に変化が見えます。
葯が成熟して、花粉を出したのでしょう。
地味な花で、何が起こっているのか、なかなかよくわかりません。
残念なことに、我が家のセンリョウは赤い実をごくわずかしかつけないのです。
なんでかな。花は毎年見るのですが。

優曇華(ウドンゲ)

0611_18udonge1 2017.6.11
キョウチクトウの葉の裏。黄色いのはアブラムシ、白いのはクサカゲロウの卵、俗にいうウドンゲです。柄があってその先端に卵が一個。
0611_18udonge2
横からうまく撮れた一枚。
周囲にはアブラムシも。クサカゲロウは幼虫も成虫もアブラムシを食べます。
ですから、食卓に卵を産み付けたようになっているのですね。
孵化したらすぐ餌にありつけます。
0611_18udonge3
トリミングして接近。一度見覚えれば忘れない姿です。
クサカゲロウの仲間は、薄緑色でなんとなく儚げな感じがするのですが、食性は肉食なのです。
イメージが狂うという方もいらっしゃるかも。
また、初めてこの卵をみると、何か植物とか、キノコとか、勘違いする方もいらっしゃるかも。
虫の卵です。

うどん‐げ【優曇華】
(優曇は梵語 udumbara (優曇波羅)の略。祥瑞の意)
①クワ科イチジク属の落葉高木。ヒマラヤ山麓・ミャンマー・スリランカなどに産する。高さ約3メートル。花はイチジクに似た壺状花序を作る。果実は食用。仏教では、3000年に1度花を開き、その花の開く時は金輪王が出現するといい、また如来が世に出現すると伝える。源氏物語[若紫]「―の花まち得たるここちして」
②(3000年に1度開花すると伝えるところから)極めて稀なことのたとえ。狂言、花子「たまたま会ふこそ―なれ」
③芭蕉(ばしょう)の花の異称。
④クサカゲロウが夏に卵を草木の枝や古材・器物などにつけたもの。約1.5センチメートルの白い糸状の柄があり、花のように見える。吉兆または凶兆とする。うどんげの花。夏

もうき‐の‐ふぼく【盲亀の浮木】マウ‥
[涅槃経]仏法にめぐりあうことが甚だ困難であることを、大海で盲目の亀が浮木の孔に入ることの困難さにたとえたもの。めったにめぐりあえないことのたとえ。日葡辞書「ソナタノゴカウリョク(合力)ヲマウキノフボクトタノム」
広辞苑第六版より引用

両方とも稀なことの例えです。

0611_19tentou1
別の葉で。
種を特定しませんが、テントウムシの幼虫や、蛹がいます。
何かの幼虫がキョウチクトウの葉を食べていると思われるのですが・・・
「キョウチクトウ 食草」で検索すると「キョウチクトウスズメ」というスズメガがヒットしました。
キョウチクトウは毒性の強い植物ですので、食草にしているガやチョウはあまりいません。
しかもこのガは南西諸島の方にしかいないようで、東京で見るのは変。
この幼虫はスズメガの幼虫ではないようだし。(尾角がない)
なんだかよく分からないのです。

とにかくまあ、何とも激しい場所ですね。

ナミテントウ

0611_17namitentou1 2017.6.11
キョウチクトウの葉の表面があれていますね。ひょっとするとアブラムシが活動した痕かな。現場を見ていないので確証はありません。
0611_17namitentou2
正面から撮れました。
テントウムシが食べるアブラムシの数を調べた研究もあるようです。
それでもアブラムシも絶滅するわけではありません。生態系というものはそういう釣り合いで成立しているのです。
「害虫を根絶」というような発想は人間の傲慢といえるかもしれません。

↓テントウムシや幼虫がアブラムシを食べる、という動画です。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400621_00000&p=box

クモガタテントウ

0611_16kumogatatentou1 2017.6.11
小形のテントウムシ。キイロテントウと同じくらいでしょうか。
歩いているのがいた一方、全然動かないのがいて
0611_16kumogatatentou2
撮ってみたら交尾中でした。

外来種だそうです↓
http://www2.mus-nh.city.osaka.jp/learning/Ent/Ladybeetle-key/psyllobora-vigintimaculata.html

クモガタテントウ
Psyllobora vigintimaculata Say

 北米原産の小型のテントウムシで,1984年に東京港付近で最初に見つかった帰化種です.現在では関西でも平地でふつうにみられる種類になっています.エノキ,セイタカアワダチソウなどのほか,フヨウでたくさん発生しているのが観察できます(山内周輔氏による).ウドンコ病菌を食べる食菌性のテントウムシのひとつです.

 分布:本州、北米
 生息環境:都市部,平地。北米原産の帰化種.
 生態:白渋病やすす病をおこさせる子のう菌を食べている。エノキ、セイタカアワダチソウ,フヨウなど。成虫越冬.

関東が最初だったようですね。

京都府のHPにも同様の記述があります。
http://www.pref.kyoto.jp/gairai/data/d05_95.html
京都府トップ > 京都府の外来生物対策 > 京都府外来生物情報 > 京都府外来生物データ > クモガタテントウ

2017年7月 4日 (火)

キイロテントウ

0611_15kiirotentou1 2017.6.11
キイロテントウがいました。
0611_15kiirotentou2
ぼやけました。まったくの「黄色」テントウです。
幼虫も黄色い体に黒っぽい点々があります。
そして幼虫も成虫も菌食です。菌類を食べ尽すなどということはもちろんできませんが、でも園芸家の味方ですよね。大事にしてあげてくださいね。

幼虫図鑑にリンクします↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kiirotentou.html
キイロテントウ

ブッドレア

0611_11buddleja 2017.6.11
ブッドレアにつぼみができ始めました。

0622_18buddleja1 6.22
花の穂が長くなりました。
0622_18buddleja2
もう咲きそう。

0627_10buddhleja 6.27
わあっと一挙に行きましたね。

0629_18buddleja 6.29
こってりと重たそう。つぼみもたくさんあります。
今年は花の当たり年になりそうです。
チョウに好まれる花です。楽しいですよ。

ランタナにて

0611_6onbubatta 2017.6.11
オンブバッタの幼虫。花を食べるかね。エディブルフラワーかな。
地面にはそろそろシソも出てくるよ、シソの方が好きなんじゃないかい。
0611_7kumabati1
今年はクマバチがランタナによく来ます。
0611_7kumabati2
「巨体」をこんなに曲げて夢中で花に頭を突っ込んでいます。すごいなぁ。
0611_8hae
ハエ。蜜のあるところまで口は届かない。
他の昆虫が蜜を吸った時の名残がくっついているか。
それとも、ただここで休んでいるだけか。
しりません。ハエの気持ちはわからない。

ヤノネボンテンカ+

0610_10yanonebontenka 2017.6.10
先ずは閉鎖花、かな。そのうち開放花も見られると思いますが。

0611_5kamemusi 6.11
カメムシの幼虫がいました。
ミナミアオカメムシの幼虫によく似ていると思うのですが。
名前のように、南方系のカメムシで、北上中だとは聞いていますが、東京まで来たかなぁ。

http://miyamashiro.at.webry.info/200806/article_4.html
宮崎県延岡市の昆虫
ミナミアオカメムシ(延岡市)
↑ここの写真にそっくりな気がします。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
アオクサカメムシ
↑ここの上から6枚目

アオクサカメムシ(若齢幼虫)
撮影場所     岡山県美作市

というのもよく似ている。

アオクサカメムシなら東京南部にいても全然おかしくはないんですけどね。
悩んでいます。

ヒゴクサ

0610_9higokusa 2017.6.10
実がかなり熟しました。
画面上の方では横から見た姿、下のまん丸く見えるのは真上からの姿。
なかなか面白い実でしょ。
こうやって、また来年も、になります。

ホタルブクロ

0610_8hotarubukuro 2017.6.10
群れを成して咲いているホタルブクロから少し離れたところで、ひっそりと、低い草丈のまま咲いた花。
草丈10cmあるのかな。とても正面から撮影できる高さじゃありません。
石の間から、顔を出して。生命力強いですね。

ノカンゾウ

0610_4nokanzou1 2017.6.10
「野萱草」ではないでしょうか。ユリ科の。
0610_4nokanzou2
私の知識ではユリになってしまうのですが、妻に教わりました。

漢方で使うのは「甘草」で、マメ科だそうです。

の‐かんぞう【野萱草】‥クワンザウ
ユリ科の多年草。原野に自生。高さ70センチメートル位で短い根茎がある。葉は細長い。夏、ユリに似た黄赤色の6弁の一日花を開く。ヤブカンゾウに似るが、八重咲きにならない。

かん‐ぞう【萱草】クワンザウ
(カゾウ・ケンゾウとも)
①ユリ科の多年草。中国原産。葉は細長く線状。夏、大きなユリに似た橙赤色の花を1日だけ開く。また、ヤブカンゾウや同属のニッコウキスゲ・ユウスゲなどの園芸品種を総称していうこともある。忘れ草。今昔物語集[31]「―といふ草こそ、其れを見る人、思ひをば忘るなれ」 →やぶかんぞう。
②萱草色の略。
広辞苑第六版より引用

ということです。ニッコウキスゲは見たことがあると思いますがちゃんと識別できるかどうかは心もとない。。

オリヅルラン

0610_3oridururan1 2017.6.10
水路にかぶさるように乗り出しているのはオリヅルラン。
0610_3oridururan2
蘭というけれど、これはランではありませんね。
0610_3oridururan3
オシベ6本が分離して見えるように少しアングルを変えてみました。
これもまた優雅な花です。

アガパンサス

0610_2agapansus1 2017.6.10
土曜の本屋散歩の帰り道。
実は前日9日に、妻が報せてくれていたのです。アガパンサスのつぼみが開きそうだ、と。
でも、その写真は頭の中のアガパンサスのイメージとずいぶん違いまして、戸惑った。
で、私も見に行ったわけです。なるほど、妻の写真とおんなじだ。
開花してからしか見たことがないので、こういうつぼみだとは知らなかったのです。情けない。(ベニカナメモチというのはつぼみの後ろの木のプレートです。)
0610_2agapansus2
中の紫色が透けていますね。
0610_2agapansus3
遊歩道とは反対側の車道の方へ回り込んでいったら、開き始めたつぼみがいっぱい。
0610_2agapansus4
つぼみを中から押し開いて弾け出てきています。
0610_2agapansus5
なるほどねぇ、ひしめき合ってますよ。
0610_2agapansus6
茎の途中から弾けたのもありました。
つぼみが開いていく途中を見ることができて嬉しい気分。

0623_10agapansus1 6.23
こういう風になってからいつも気づくんですね。
0623_10agapansus2
花の集団の球状の姿も素敵ですが、一輪単独で、という姿も清楚・優雅で美しい。

6月の気温など

2017_6kion 気温
25℃から30℃の間に何となくまとまっているという感じでしょうか。
猛暑日・熱帯夜は今年は何回くらい来るのかな。げっそりですけど。
2017_6heinensa 平年差
最低気温がちょっと低めでしたので、昼間暑くても夜はそう大変ではなかった。
2017_6situdo 湿度
月の前半は湿度は低め。4月の前半より乾燥していたくらいですね。

気象庁は6月7日に、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
関東甲信の梅雨入りは平年より1日早く、昨年比では関東甲信は2日遅かった、とのことでした。で、「空梅雨」だというような話になったのですが。
個人的な感覚としては「勇み足」じゃないのかなぁ。後で、見直すことになるんじゃないかと感じますが。
午後3時の湿度でみても60%を超えて湿っぽくなったのは月半ば以降だと思います。
どうなりますかね。

2017年7月 3日 (月)

ムクゲ

0609_19mukuge 2017.6.9
つぼみです。この小さなつぼみが、形は相似形のままぐんぐん大きくなっていきます。

0620_12mukuge1 6.20
昼の散歩時、咲きました。高い所です。
0620_16mukugeyugata
妻に、咲いたよと報せたら、夕方見に行って、撮ってきました。
昼からの時間経過はあまり関係ないようですね。

0621_0mukugeasa 6.21
朝、2階の雨戸を開けてベランダへ出たら、昨日咲いたムクゲの花が上から見えることに気付きました。距離にして10mはないかな、思いっきりズームアップしてみました。
すごいもんです、花びらのアリが識別できますね。
これから花が増えますね。

ハキダメギク

0610_1hakidamegiku1 2017.6.10
小さな花ですが、よくみればかわいいものです。
0610_1hakidamegiku2
この時私が持っていたコンデジだと、これ以上接近するのは難しい。一般の道ですから、あんまりすごい恰好で近づくのははばかられます。あの爺さん、大丈夫か?と不審に思われそう。

0623_9hakidamegiku 6.23
これは同じ場所、妻の撮影。
妻はしゃがむからな。そう目立たずに接写できます。
かわいい、キク科の花ですのに、「掃き溜め」とはかわいそう。

http://www.hana300.com/hakida.html

・菊科。
・学名
  Galinsoga ciliata
   Galinsoga :コゴメギク属
   ciliata : 縁毛のある

 Galinsoga(ガリンソーガ)は、18世紀のスペインの植物学者、「Galinsoga さん」の名前にちなむ。
 ・・・
大正時代、植物学者の牧野富太郎氏が、世田谷の経堂(きょうどう)の掃きだめでこの花を見つけ、「掃きだめ菊」と名づけた。チッ素分の多いごみ捨て場や、空き地、道ばたなどに生える。(ちょっと気の毒な名前です)

大先生の命名ですが、もうちょっとなぁ、かわいい名前にしてあげてほしかったですね。

↓ハキダメギク
http://matsue-hana.com/hana/hakidamegiku.html
↓コゴメギク
http://matsue-hana.com/hana/kogomegiku.html

比べてみてください。

スミダノハナビ

0609_15sumidanohanabi 2017.6.9
真の花と装飾花のつき方の具合がよく見えましたので一枚。
こういうのがぐるっと輪になるのですね。
目の高さにある花だったので、気づくことができました。
全体を見るって、難しいことですね。

マンリョウ

0609_14manryou 2017.6.9
お、今年も花の準備が始まったか。

0622_7manryo1 6.22
庭のあちこちに勝手に何株かあるのですが。
これは一番目立つ株。近くて撮りやすい。

0622_7manryo2
ちょっと離れたところの株、なんだかね、葉の色つやの感じが上の写真の株と微妙に違いましてね。
この株、今までもこうだったんだっけ?と、ちょっと戸惑っています。
花や実に違いがあるのかないのか、見届けなくっちゃね。

ササグモ♂

0609_12sasagumo 2017.6.9
これはオスです。まず自信をもって断言できます。
クモの成体のオスは触肢が大きく発達して、まるで手にボクシングのグラブをはめたように見えるのです。
頭胸部に比べて腹部が細いし、まちがいないところです。
メスはやはり腹部が大きくなります。
{幼体では雌雄の識別はなかなか難しいです。}

ミツバチ@ホタルブクロ

0609_11mitubati1 2017.6.9
ホタルブクロの花を覗いているミツバチ。
花の中に入っていきました。
チャンス!と、出てくる瞬間を撮ろうと構えていましたが。
0609_11mitubati2
飛び去るところしか撮れませんでした。
タイミングが合いませんね。

アジサイ

0609_6ajisai1 2017.6.9
なかなかすごい花ですね。いろんな品種があるものです。
0609_6ajisai2
これだけ真の花があれば、当然果実ができ種子ができます。
花の後に切らないで放置してやれば、実や種子を見ることができます。

↓よい写真があります。
http://wapichan.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-ffe1.html
ガクアジサイの果実と種子

アジサイの種蒔きなど、やってみませんか?

コエビソウ

0609_3koebisou 2017.6.9
妻の撮影。
高い所から垂らしていらっしゃるお家。
この場所からちょっと家に近い方のマンションの植え込みにも
0609_7koebisou
ここでは上から見るアングル。

http://www.hana300.com/koebis.html

・狐の孫(きつねのまご)科。
・学名
  Beloperone guttata
   Beloperone :コエビソウ属
   guttata :斑点模様をもつ

 Beloperone(ベロペロネ)は、ギリシャ語で「矢のとめ金」を意味し、花のまわりの重なり合った部分の 形から連想された。

和名では「花のまわりの重なり合った部分」をエビの腹部に見立てたのでしょうね。
私には花の形が「口を開いた蛇」に見えるんだけどな。

科の名前の「キツネノマゴ」というのがわからなくて検索してみました。
http://matsue-hana.com/hana/kitunenomago.html
キツネノマゴ(狐の孫)

いろいろと写真がありましたが、私は見たことがないようです。
でもって、何で狐の「孫」なんだ?わからないのでした。

砂嵐

0608_23sunaarasi1 2017.6.8
夕方のTBS、森田さんの気象情報。
スーダンだそうです。
0608_23sunaarasi2
すごいですね。見ているだけで呼吸が苦しくなりそうだ。
中国の黄砂が吹き上がる時というのもこんな感じなのかな。
見たこともないし、見たいとは思いませんが。
とんでもなく大規模なものなのですね。

ルリマツリ

0608_21rurimaturi1 2017.6.8
和名は「瑠璃茉莉」ですが、園芸的には属名の「Plumbago」で通用するのかな。
このつぼみがまた独特。
0608_21rurimaturi2
もっと幼いつぼみもあります。

0611_12rurimaturi 6.11
最初の花。花弁の光沢が金属的といいますか、独特です。
つぼみから花が出てくる経過がよく見えています。

0612_4rurimaturi 6.12
どんどん咲きます。手前がボケたので、路面に座り込んでしまって撮影したら
0612_4rurimaturi2
なかなかいい感じに撮れましたよ。
自分ちの前ですから、ひどい恰好で撮影していても、まあ、大丈夫です。

ゼニアオイ

0608_20zeniaoi 2017.6.8
オシベの花粉が散らされているのを見ると、なんとなくホッとする私です。
虫が訪花した結果でしょうから。そうすれば花粉を運んでくれて、結実に至る。
花を虫が訪れることは美しいことです。
花を一面に咲かせて、殺虫剤で虫を拒否するというようなのは、いくら花がきれいでも「死の光景」だと思います。言い過ぎかな。

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