準天頂衛星「みちびき」
今朝のニュース
日本版GPS衛星「みちびき」 打ち上げに成功(NHK 6月1日 9時48分)
スマートフォンやカーナビなどで利用されている、位置情報システムの性能を飛躍的に高める、日本版GPS衛星の「みちびき」が、午前9時17分、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットの34号機で打ち上げられました。ロケットは順調に飛行を続け、およそ29分後の午前9時46分ごろに、高度275キロ付近で、「みちびき」を地球を回る軌道に投入し、打ち上げは成功しました。
これTV画面です。見づらいのですが、ロケットの先端に白い輪がかかっていますね。
ロケットが音速を超えていくときに見られる現象です。
音速付近では、前面での猛烈な圧縮とその後部での激しい膨張がありまして、膨張して温度が下がる時に空気中の水蒸気が微細な液滴になって霧ができるわけです。それがロケットの先端部にできた輪なのですね。
大分前になりますが、2007年の「かぐや」打ち上げのときにも同じ観察をして記事を書きました。ご覧ください↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_82b8.html
2007年10月 1日 (月) 「かぐや」打ち上げ
« スイカズラ | トップページ | ツマグロヒョウモン »
「理科おじさん」カテゴリの記事
- 化学の日(2022.10.26)
- 秒速→時速(2022.09.01)
- 風速75メートル(2022.08.31)
- 「ウクライナで生まれた科学者たち」(2022.05.31)
- 反射光(2022.05.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント