ハマダイコン
2017.5.14
不思議な実を見つけた、と妻が摘んできました。
茎の先端に紫色の花が、しおれてはいますが残っています。
見ると、ムラサキハナナにそっくり。
でも、我が家でムラサキハナナとして育てているものは、こんな実はつけません。
なんだろ?と調べて見たら
ハマダイコン
でした。
http://matsue-hana.com/hana/hamadaikon.html
ハマダイコン(浜大根)
多年草
日本全土の海岸の砂地に生える。茎は高さ30〜70cm、根はあまり太くならない。葉は両面に毛を散生し、葉柄と共に長さ5〜20cm、幅2〜5cm、羽状に全裂し側羽片は2〜7対。花は淡紅紫色。花弁は長さ2cm内外、紫脈があり、基部は長い爪がある。果実は無毛、長さ5〜8cm、2〜5個の種子があり、じゅず状にくびれて先は細くとがる。熟しても裂開しない。ダイコンの野生化したものと考えられる。花期は4〜6月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Raphanus sativus var. raphanistroides
アブラナ科ダイコン属
栽培ダイコンの野生化したものといわれていたが最近では、藤田智「恵泉 野菜の文化史(1)ダイコン「、「ハマダイコンの多くは、栽培種の逸出野生化したものでなく、大 陸から古い時代に渡来した野生ダイコンの後代」などとされる。
実の写真もあります。花は紫色ですが、ムラサキハナナと比較するとちょっと白っぽい感じ。
あれ?春先に多摩川の土手で見るのは、ムラサキハナナではなくて、ハマダイコンだったのかな?白っぽかったよなぁ。
「ハマダイコン 多摩川」でググると、いっぱいヒットしますね。
どうやらやはり、丸子橋近くのこの辺りの土手で見かけるのはハマダイコンのようです。
知らなかった。{白っぽいムラサキハナナだとばかり思っていました。}
いろいろあるんですねぇ。
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