テントウムシ
2017.5.27
蛹のいろいろな姿をお目にかけます。
ナミテントウだと思いますが。確定ではありません。
横から。蛹は刺激に反応して動きますが、無駄にエネルギーを使わせたくない。
別の葉にも。
ナミテントウの成虫。
2枚目と同じですが、クリアに撮れました。
こんなことも起こります。
威嚇なのでしょうか。
アブラムシを食べてくれるテントウムシですから、こういう姿を見たら大事にしてやってください。
どの写真でも、幼虫時代の脱け殻が蛹の後部に残っていますね。
では質問。
Q:チョウの蛹の腹端部に、幼虫時代の脱け殻は残っているでしょうか?
A:アゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、ツマキチョウ、ルリタテハなどの蛹を見たことがありますが、これらでは脱け殻は残っていません。(ほとんどの場合、と留保しておきますが)
蛹化するときの最後に、腹端部まで送った表皮を一瞬「またぐ」のです。で、脱ぎ落してしまう。
床から足全体を放すことなく靴下を脱ぐ、ということを想像してください。
爪先をつけたまま靴下を土踏まずあたりにまとめます。次いで、踵をつけて爪先を浮かせれば脱げますね。
こういう動作をするんですよ、チョウの場合。
テントウムシはこういう動作をしないので、脱け殻が残っているんですね。
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