年の臍
「六月三十日は年の臍」とかいうそうですね。
デジタル大辞泉の解説では
六月(ろくがつ)三十日(みそか)は年(とし)の臍(へそ)
6月30日は一年のちょうど真ん中、半季の終わりに当たるということ。
杓子定規なことを言いますが、「6月30日は一年のちょうど真ん中」ではありません。
365=182+1+182
ですね。
1/1~ 7/1 の期間が182日です。
7/3~12/31の期間も182日です。
ですから、一年(365日)の真ん中の日は7月2日なのです。
もし、閏年ですと、183+183=366になって、「臍」にあたる「日」がなくなります。
臍が存在する「腹筋の溝」ならあるでしょうけどね。
★ところで、偶数というと2で割り切れて対称性がいいけれど、奇数は半分こに割れなくて、対称性が悪いと感じている方も多いのではないでしょうか。
去年の朝日新聞↓
(Re:お答えします)球技1チーム、なぜ奇数多い(朝日新聞デジタル 2016年11月19日05時00分)
サッカーや野球など、球技の1チームの人数は奇数が多いのはなぜですか。(東京都 アルバイト 72歳)
明確な答えはなかったようですが。
私見では。
互いに陣を組んで対戦する場合。
陣には「大将(中心人物)」がいて、その左右に兵を配置するのがバランスがいいですね。(あるいは前後とかも)
そのように左右に等しい人数を置いて、真ん中に大将がいると、奇数になりますよ。
n+1+n
そんなところが、由来かな、と、全くの私見です。
偶数だとn+0+nで、中心がないでしょ。nとnに割れるのはいいけど。
★最近話題の将棋だと、
中央に王将がいて、左右に金、銀、桂馬、香車を配しますね。
4+1+4=9となるわけです。
飛車・角ももちろんありますが。
チェスはちょっと違って、中央が1つではなく、キングとクイーンの2つをセットで1つとして、その左右に対象ににビショップ、ナイト、ルークとなって、3+2+3=8になるわけです。
偶数になってますが、キングとクイーンをひとつと考えれば同じような構造の陣形です。
{キングよりクイーンの方が圧倒的なパワーを持っているように思えるというのが面白いですよね。}
この頃あまり見なくなったけど、以前はラグビーは好きでした。
日本ラグビーフットボール協会のHP↓
https://www.rugby-japan.jp/guide/rugby/
基本的なポジションの図があります。
中央があって、左右、という感じがわかります。
サッカーは自由に変化していきますけど。
FW2、MF5、DF3、GK1 という感じで、やはり中央と左右ですよね。
ま、こんな具合で、奇数というのは中央がある、対称性のよい数なのです。
偶数は半分に割れますから対称性はいいけど、「真ん中」「中央」というものがないのです。
これが私の主張ですが、いかがでしょうか?
賛同いただけるかな?
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