アリ
2017.6.8
タチアオイの葉にて。
アリはクロヤマアリでしょう。噛みつかれたイモムシは多分ワタノメイガの幼虫だと思います。
ワタノメイガの幼虫の食草は、ワタ、ムクゲ、タチアオイ、フヨウ、オクラなどのアオイ科の植物の葉です。こういう植物の葉の縁が丸められていたら、まず間違いなくワタノメイガです。
アリがかなり「獰猛」であることはよく知られたことですが、上の写真のように、まだ生きて抵抗する幼虫に噛みついて運んでいこうという姿は初めて見ました。
死んだ昆虫やミミズを運んだり、生きているミミズに噛みついているところは見たことがありますが。
セミが羽化する時などに、アリに見つかるということは致命的です。体がまだ柔らかいので。
アリを興奮させると蟻酸を出しますが、これはこのスケールの虫の世界ではかなりの猛毒。
アリって、結構怖いです。
今年は、ヒアリとかアカカミアリとか、警戒すべきアリが日本に上陸しそうになっていますね。
見慣れないアリを見つけた時は注意してください。
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