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2017年6月26日 (月)

心腹の友

●タイトル、間違いじゃありません。読んでいただければわかります。

誘致の今治、期待と不満 加計新学部(朝日新聞デジタル 2017年6月19日05時00分)

・・・
 その後の14年5月、千葉科学大の開学10周年記念式典に、安倍晋三首相が訪れた。米留学中に加計氏と出会ったエピソードを披露し、「30年来の友人である私と加計さんはまさに腹心の友」とあいさつ。・・・

「腹心の」ときたら、私個人の語感では「部下」になりますが、「友」もまあ許容範囲なのかな。

ふく‐しん【腹心】
①はらとむね。
②心のおくそこ。考えの底。
③どんな秘事でも打ち明けて相談することができる者。心から信頼できる者。性霊集[5]「任するに―を以てすれば」。「―の部下」
広辞苑第六版より引用

「~~の友」というと、「竹馬の友」が思い出されます。

ちくば‐の‐とも【竹馬の友】
[晋書[殷浩伝]](桓温が不仲の殷浩と並び称されることを不満に思い、幼時には殷浩は自分の捨てた竹馬で遊んでいたと、自分の優位を吹聴した故事から転じて)ともに竹馬に乗って遊んだ幼い時の友。おさなともだち。
広辞苑第六版より引用

結構、複雑な心理状況なのかなぁ。
「刎頸の友」というのは知ってます。

ふんけいのとも【刎頸の友】
   {慣用句・ことわざ}無二の親友。
パーソナル現代国語辞典より引用

ふんけい‐の‐まじわり【刎頸の交わり】‥マジハリ
[史記[廉頗藺相如伝]]その友人のためなら、たとえ、くびを斬られても後悔しないほどの真実の交友。生死を共にする親しい交際。
広辞苑第六版より引用

こわいな。「走れメロス」かな。あれ結構白々しいけど。感動的なものから意識的に身を引く私ですので。

気にしたついでに、電子辞書で「のとも」と逆引きしてみました。
そうしたら「心腹の友」というのがあるんですね。

しんぷく‐の‐とも【心腹の友】
心中をうちあけ合える、最も親しい友。

広辞苑第六版より引用

これは部下ではないらしい。首相はこの言葉を知っていたけど間違ったのか。わかりませんね。
以下、出てきた言葉、羅列します。

心の友
(のり)の友
莫逆(ばくげき)の友
忘年の友
三つの友
会心の友
閑居の友

など。
気になりましたら辞書を引いてみてください。

★昔、大学生だったころかな。もう50年くらいも昔。
「うんぬん かんぬん」という語が生まれたんじゃなかったか。
「ああだ こうだ」と「うんぬん」が合体して「うんぬん かんぬん」になった気がしますが。
学生運動の盛んな時代に当時の大学生がつくった「新語」じゃなかったか。おぼろな記憶です。
「喧々囂々」と「侃々諤々」という、間違いやすい言葉がありますね。
「けんけんごうごう」と「かんかんがくがく」ですが。
この「かんかん」というのも「うんぬん かんぬん」の誕生に関わった言葉だったかもしれません。

首相が「云々」を「でんでん」と読んだという話から思い出しました。

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