ツユクサ
2017.5.28
妻に低い位置からの撮影を頼みました。
さすがですね。ツユクサの花の基本構造がきちんと写っている。
花弁は3枚あります。下の一枚は白いので気づきにくい。
オシベが6本あります。
で、アサガオと同じように花が開く前に自家受粉を行い、開花後は昆虫による他家授粉も狙い、昆虫が来なくても花が閉じる時に再度自家受粉する、という何重にも保険をかけたようなシステムを持っているようです。
すごい花です。
NHKの動画↓
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400122_00000&p=box
ツユクサが閉じるとき、めしべとおしべが、クルクルと丸まりながら、ちぢんでいきます。花粉を運んでくれる虫が来なくても、自分で花粉をつけることができるのです。
最後の花を閉じる時の自家受粉が見られます。
↓下2つは、詳細な花の仕組み。是非どうぞ。
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/tuyu-kusa5.htm
ツユクサは、「つぼみ受粉」の段階では、
約 8割~(9割)が自家受粉するようです。なかなか高い割合でつぼみ受粉を行っているようですが、
Bの昆虫による他家受粉もできる。さらに たとえ昆虫が訪れなくても、
午後になると雌しべ・雄しべが巻き戻り、
再度 自家受粉をしてなるべく種子を作るようにする
Cの仕組みも持っている。
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