ドクダミ
2017.5.11
ドクダミの季節がきましたか。開こうとしていますね。
5.12
これからどんどん咲きますよ。
白い花弁のようなのは総苞片です。
同時に開かずに、3枚が先行して残り一枚が後から開く、というパターンをよく見ます。
5.19
一瞬、3枚か?と思って見ると、1枚が立っています。
別にドクダミ茶などの趣味はないのですが、結構この花が好きで、繁るに任せています。
朝日新聞の東京地方面の連載から
東京のほぉ~言!!(朝日新聞デジタル 2017年05月20日)
ジュウヤク
《意味》ドクダミ
《分布》東京山の手と多摩・埼玉・神奈川「ドクダミは十薬(じゅうやく)と呼ばれるほど効能が多い」という宣伝文句を聞いたことがありますか。日陰などで見かける雑草で、古くから生薬として煎じて飲んだり、すりつぶして塗ったりしてきました。
ドクダミの呼び名として使われるのが「ジュウヤク」。関西から生薬名として江戸に入ったと思われます。東京では主に山の手と多摩地域で使用され、隣接する埼玉県南西部や神奈川県北部でも使われます。
東京の下町では「ドクダミ」の方がよく使われ、隣接する千葉県北部や茨城・栃木県では、繁殖力の高さから「ジゴクソバ(地獄蕎麦)」とも呼ばれます。1980~90年代の東京湾岸の調査では、江戸川を越えてわずかですが、江戸川区でも「ジゴクソバ」の使用者が見られます。
ドクダミの難点は強い臭気があることです。語源は「毒矯(だ)み」(矯=なおす)とされていますが、悪臭により正反対に「毒溜(だ)め」と解釈され、「ドクダメ」と呼ぶ人もいます。
(鑓水兼貴・前国立国語研究所非常勤研究員)
私は東京育ちですが、ジュウヤクというのは使ったことはありません。
眺めるだけで摘むこともないので臭気を感じたこともないなぁ。
見て楽しめばいいんじゃないですか。
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