夏至の翌日
昨日6月21日は夏至でした。
東京はあいにくの雨、それもかなりの雨。
計34mmくらい降ったようですね。風も強かった。橋を渡って川崎のプールへ行ったのですが、さすがに橋の上は吹きっさらしですごかった。
多摩川の水位は普段より上がっているなあ、と思いながら橋を渡ったのですが、少し上がっていたようです。危険というほどではないけれど。
★さて、夏至の日に全く日がさしませんでしたので、今日23日昼12時半頃、夏至の翌日の「影の長さ」を写真に撮ってみました。
雲が多めでくっきりした影はできませんでしたし、南中時刻は11時43分くらいでしたから、1時間ほど南中時刻を過ぎて、高度は少し下がっていたかもしれません(予めの言い訳)
2017.6.22
私の影です。50cmくらいかな。
線路の柵の影です。縦の柱は120cmくらいです。
影の長さは35cm程度かな。
南中時刻に、細い棒を立てたら、どのくらいになるのか。
単純なことです。棒の長さを「1」としたら、影の長さはtanθの逆数になります。
以前に使った図をまた使います。
東京の緯度での計算です。
夏至の時で0.21ですか。
身長170cm×0.21=36cm
120cm×0,21=25cm
写真の影の長さは、計算値の約1.4倍くらいになってますね。
ハイ、事後の言い訳:夏至の翌日、南中時刻を1時間くらい過ぎているから「まあ、ごくおおよそ、合ってるんじゃない」
というわけでした。よかったら、今頃の自分の足元の影の写真を撮っておいて、冬至の頃にも同じような写真を撮って、比較してみてください。面白いと思いますよ。
あるいは、定時・定点で写真の撮りやすい場所・物体を決めて撮り続けるのもいいのではないでしょうか。
日時計というと、一日の中でのおおよその時刻を影の長さで知るわけですが、南中時の影の長さで季節を知ることもできるはずですね。
東京スカイツリーかなんかで、そういう催しを通年でやったら面白いんじゃないかなぁ。
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