ステッキ立て
2017.4.21
ある銀行へ。年もとったし口座をまとめておかなくっちゃと。
そうしたら、窓口にこんな工夫がありました。
「つえ・かさ等をおかけください」
軟質のプラスチック製で、手が当たっても痛くない。
いいですね、ステッキ使用者としてはありがたい配慮です。
ステッキを立てかけて両手を使わなければならないシーンはよくあること。
で、立てかけたステッキはころんと倒れやすい。
小さなでっぱりとか凹みでいい、ちょっと転がりが引っかかるようになっていると助かるわけです。上の写真は、係の方の許可を得て撮影し、ここだけを撮ったことをモニターで確認していただいたものです。
以前、あるコンビニが改装したら、カウンターの板にU字型の切込みが作ってありました。ステッキやカサを立てかけて、両手で支払いができるようにと。
ありがたい工夫ですね。
多大な費用を要するものではなし。こういうのはバリアを低くする「合理的な配慮」ですね。
その何日か後、メガネ店に行きました。視力が低下してきたことを自覚していたものですから。
で、そこでいろいろ検査やなにやらお世話になった店員さんに、この話をちょっとしておきました。金銭やメガネなどを受け渡しするための木製のトレイがあったので「このトレイをね、2cm位カウンターからせり出させると、ステッキが転ばなくて具合がいいんですよ」と。
で、メガネの出来上がり日、冒頭の写真をカメラのモニターで見てもらったら、既製品があるんだ!と了解してくれました。なんらかの影響は出るんじゃないかな、あのお店に。
余計な一言を喋るお節介は「老人の特権」みたいなものと心得ております。
小言老人、お節介老人、なのでありました。
コンビニのカウンターの話↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-ce33.html
2013年10月28日 (月)
小物置きの工夫:ユニバーサル・デザイン
写真だけなら↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/images/2013/10/26/1012_3convini.jpg
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