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2017年5月

2017年5月31日 (水)

コアシナガバチ

0507_4koasinagabati1 2017.5.7
小形のアシナガバチです。
0507_4koasinagabati2
細くて比較的長い「蜂腰」のせいで、胸部と腹部が妙な位置関係に見えますが、よじれてしまったわけではありません。
興奮させなければ刺すということはないはずです。人の行動の動線にかかるような位置に巣を作ってしまったら仕方ない、駆除した方がいいかも。そういう場所で営巣しないでね。
怖い怖いと騒ぐ方がむしろ危険ですよ。

秒速100m

新聞記事から↓

時速364キロ 琢磨、速さの最高峰制す 自動車・インディ500(朝日新聞デジタル 2017年5月30日05時00分)
 世界最高峰の高速レースの一つ、インディアナポリス500マイル(インディ500)で佐藤琢磨が28日、日本人初優勝を果たした。時速約364キロの最速ラップをマークするなど要所で速さを見せつけた。
・・・
佐藤がマークした1周39秒7896で平均時速は360キロを超えた。
・・・

★秒速と時速を換算してみましょう。
a [m/s] = a[m]/1[s]
1時間は3600sですので、分母分子を3600倍します。
3600*a[m]/3600[s]=(3600*a[m])/1[h]
分子がmなので、1000で割ってkmにします。
3.6*a[km]/1[h]=3.6a[km/h]
ハイ。秒速の値を3.6倍すると時速の値になります。
逆に時速の値を3.6で割ると秒速の値になります。

では
364÷3.6≒100m/s
ナント
1秒間で100m進むんですね。
まいりました。その速さで車体をコントロールするなんて、想像を絶します。

★昔の授業で、秒速⇔時速の換算はよくやりました。
m/s      km/h
10          36
20          72
30        108
40        144

このくらいですね。
陸上100mの選手は時速36kmで走るんだぜ。
高速道路を時速100kmで走っている時は1秒で30mくらい進むんだ。
台風の時に風速30mというニュースがあったら、時速100kmでそうこうしている自動車の窓から顔を出している感じだね。
秒速40mで走ったら捕まるかもよ。
新幹線の屋根にへばりついていたら秒速80m位の風圧は受けるね。時速約300km弱として。・・・などなど。

と、こんな話をしながら。自由落下の話をしたり。
でも100m/sの話をしたことはありませんでした。
現役だったらさっそく教室でこの話します。
なんでも授業ネタに見える。理科教師の癖が抜けてませんね。

ササグモ@ユリ

0507_2sasagumoyuri 2017.5.7
ササグモがユリにいました。ササグモの頭の方向に、つぼみが現れようとしているところです。まだ視認しづらいくらい小さいのですが。
ずいぶんまた早く、席を予約しに来たものだ、とにやり。
大きな白い百合の花で虫を待ち伏せする姿は毎年のように見かけますが、まだ早いよ。
予約するのはいいけどさ。

ツヅミミノムシ

0507_1tudumiminomusi 2017.5.7
土いじりをしていた妻が、久しぶりに見た、といって拾ってきました。
通称「ツヅミミノムシ」といいます。形を「鼓」に見立てた名前です。ミノムシとはいうものの、ミノガではありません。マダラマルバヒロズコガの幼虫が作ったものです。

↓ここに解説があります、ページの下の方に幼虫のツヅミも載っています。
http://www.jpmoth.org/Tineidae/Myrmecozelinae/Gaphara_conspersa.html
マダラマルハヒロズコガ Gaphara conspersa (Matsumura, 1931)

子らが小学生の頃、福音館の「かがくのとも」の一冊「おみやにいったらむしがいる」作: 日浦勇
という本でその存在を知ったのでした。家族旅行でこの本を持っていったこともあります。すごい本です。
その後、何度か見ましたし、中に幼虫がいて歩く姿も見ました。なかなかにかわいいんだな、これが。
今回見たのはもう幼虫は出た後のツヅミ。思い出深いものを見ました。庭に生息しているということですね。喜ばしいことです。

サクランボ

0506w_2sakuranbo 2017.5.6
いっぱい稔ったのですが。うっかりしていたら鳥に大部分食べられてしまいました。
私共の取り分はごくわずか。甘くておいしいんです。
猫圧力がなくなって、鳥が入りこむようになったという状態にまだ慣れていませんでした。
これからは注意して私共の取り分を確保したいと思います。

ヒメヒオウギ

0506_15himehiougi1 2017.5.6
我が家から2ブロックくらい離れた場所になりますかね。
ヒメヒオウギが咲いていました。
0506_15himehiougi2
この独特の姿がいいですね。きりっとしている、というか。可憐というか。
以前、この場所ではない場所で私が花を見てきて妻に報告したら、妻がどこからか種をもらってきて庭に播いたんです。妻はちょっとその辺の状況を忘れていたらしいのですが。
0510w_2himehiougi 5.10
庭で咲いたわよ、と撮影してきました。
わ~い。やっぱりあったよなぁ。
確かね、メキシコマンネングサとヒメヒオウギと、同じ時期に見かけて我が家へ招来したはずなんです。
写真で見る通り、雨上がりで、庭の土は滑るので私は庭に出たくない。
0511_6himehiougi 5.11
翌11日、私も自分で見ました。
うれしいな。

ベニカナメモチ

0506_16benikanamemoti1 2017.5.6
これはベニカナメモチだと思います。葉が赤い。
0506_16benikanamemoti2
花はこういう花です。
0506_16benikanamemoti3
つぼみがまた独特のかわいらしさでね。
何年か前、こことは違う場所のベニカナメモチの花でちょっと珍しい虫を見たよなぁ、という記憶があります。
検索しましたらありました。ブドウスカシクロバというガを見たのでした。4年前ですね。よろしかったらどうぞ↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-8986.html
2013年6月11日 (火)
ブドウスカシクロバ

カナメモチ

0506_14kanamemoti1 2017.5.6
カナメモチではないかと思うのですが。
花の感じはベニカナメモチとよく似ていますが、葉がね、なんだか違うような気がします。
0506_14kanamemoti2
結構虫が来る花だったと思いますが、今回は会えませんでした。
次の記事と比較してください。

ヘラオオバコ

0506_11heraoobako1 2017.5.6
オオバコより大きめの草。オオバコ科オオバコ属であることはオオバコと同じ。
上の写真は花の穂です。
0506_11heraoobako2
オシベが輪のように穂を取り巻いて、下から上へあがっていきます。
0506_11heraoobako3
タワーをリング状のエレベータが上がっていくような、私にとっては楽しい光景でして。
0506_11heraoobako4
もうてっぺんに届きそう。
この姿を覚えれば、簡単に見分けがつきます。
以前、通っていたプールの前にこれがありまして、楽しんでいたのですが、そのプールが閉鎖になって行くこともなし。縁がなくなったと思っていましたら、今回出会えてうれしかった。
オオバコほど「踏みつけ」に耐える力はありませんので、やさしく見守ってください。

ヒルザキツキミソウ

0506_10hiruzakitukimisou 2017.5.6
駅のそばのヒルザキツキミソウの群落以外では、あまり見かけなかったのですが、今回は少しまとまって咲いているのを見ました。
線路際というのは意外といろいろな花が見られます。勝手に広がってきて咲いているのもあるし、線路そばのお家で栽培しているのもあるし。電車の運行に影響しない範囲で楽しませていただいています。

ゼニアオイ

0506_9zeniaoi1 2017.5.6
踏切の先、線路の向こう。ゼニアオイがいっぱい咲いていました。
0506_9zeniaoi2
向こう側へ渡る気はなかったので、ズームアップ。
以前、我が家の前にもあったのですが、いつの間にかタチアオイが全盛になりまして、ゼニアオイが消えちゃった。何か、植物同士の相互干渉があったのかな。
妻は、種ができる頃になったら種を頂いてきてまた播いてみよう、といっています。
タチアオイの豪快ともいえる美しさも好きですし、ゼニアオイの上品な紫もいい。
お招きしましょうかね。

ナナホシテントウ幼虫

0506_8nanahositentou 2017.5.6
これはナナホシテントウの幼虫で間違いありません。
葉に穴が開いていますが、この虫のせいではありません。
ご存知とは思いますが、ナナホシテントウは幼虫も成虫もアブラムシを食べます。

↓とても詳しくてわかりやすいサイトです。ぜひお読みください。
http://www.ruralnet.or.jp/news/sogoten/1998/tenji/tenji1-053.htm

テントウムシの上手な飼いかた
 作成:農山漁村文化協会
 協力:玉川大学昆虫学研究室
・・・
 1日に、テントウムシの幼虫はアブラムシを20匹ぐらい、成虫では100匹ぐらい食べます。
たとえば「アブラムシだらけ」のヨモギには、約2000匹ぐらいのアブラムシがいます。ちょうど幼虫6匹が成虫になるまでの2週間分のアブラムシです。
 テントウムシの成虫は、砂糖水だけをなめさせても長生きはしますが、それだけでは卵を産む力はありません。
卵を産ませるためにはアブラムシを食べさせなければならないのです。
・・・
ナナホシテントウムシの一生
(約20日で成虫になり、2ヵ月ぐらい生きます)
・・・
幼虫
 朝、1時間ぐらいかけてゆっくりかえり(孵化)、半日は体を乾かしています。
 2週間のうちに3回脱皮して、大きくなります。この間約400匹のアブラムシを食べます。
 餌が足りないと幼虫は「共食い」をするので、10匹ぐらいずつにわけます。


 幼虫は最後の2日はたくさん(アブラムシを100匹ぐらいずつ)食べて栄養をつけます。
 翌日は1日食べるのを止めて、その翌日に蛹になります。頭を下にして、飼育箱の壁などにひっついて蛹になります。
 まず1-2日間は前蛹で、その後に蛹のままでもう一度脱皮して本当の蛹になります。
蛹の期間は約1週間です。はじめはだいだい色など明るい色ですが、羽化の前になるとだんだん色が濃くなってきます。蛹の頭の部分(前胸)が黒くなってから約5時間たって羽化します。

成虫
 明け方、いよいよ羽化します。約30分ぐらいで羽化してしまいます。
 羽化したばかりのテントウムシにホシはありません。はじめはだいだい色やミルク色です。20分ぐらいすると後羽根(飛ぶときに使う羽根)が伸びてくるので、それまでにぶつからずに羽根を伸ばせる場所を探しまわります。
伸びた羽は15分ほどで乾き、前羽根の中にたたまれます。羽化をはじめてから、ここまでで1時間半ほどです。
そのあと、だんだんとホシが出てきます。
 はじめはぼんやりしていますが、1日ぐらい休んで餌を食べはじめます。10日くらいで交尾をはじめます。そして、餌の量によりますが、2日から10日ぐらいで産卵をはじめます。産卵は1日おきに30個ぐらいずつ、1ヵ月ぐらい続きます。アブラムシがたくさんいれば、それを食べてどんどん卵を産みます。普通は200個ぐらい、多いときは1匹で1000個も生みます。
 寿命は2ヵ月ぐらいですが、秋に生まれた成虫は越冬して、次の年の春まで生きています。1年に3-4世代育ちます。ただし、条件が良いと、1年ぐらい生きていた雌もいるそうです。
・・・

2017年5月30日 (火)

内緒話

0524pool
私、ロッカーに入りたくないんですけど。
コインロッカー爺さんズ、は遠慮したい。
ま、体のサイズからして、ロッカーに入りきらないけど。
ナイショ、ないしょ。

隅田の花火

0521_1sumidanohanabi 2017.5.21
突き当りの脇に植えたアジサイ・スミダノハナビ。
開花を始めたようです。

0523_4sumidanohanabi 5.23
まだ緑っぽいのですが。

0525_18sumidanohanabi 5.25
白く広がり始めました。
「花火大火」が始まるかな。
つぼみがすごく多いのです、今年は。
盛大な花火大会になるのではないか、と楽しみにしています。

フェリーアイ:2

0523_3fairyeye_2 5.23
色が濃くなってきました。
0523w_4fairyeye
巻いたような花の姿がまた面白い。

0525_2fairyeye1 5.25
朝です。雨に濡れた姿・色。
0525_2fairyeye2
透明感のある花、きれいですね。表面が濡れて屈折率の関係でこう見えます。
0525_7fairyeye1
晴れました。昼にまた撮影。
多少湿り気は残っているものの、花の質感が変化しました。
0525_7fairyeye2
まだ梅雨ではありませんが、雨や晴れで刻刻と姿を変える花。
楽しんでいます。

フェリーアイ:1

0518_15fairyeye 2017.5.18
アジサイの園芸品種「フェアリーアイ」。花の予感です。

0519_3fairyeye 5.19
色づき始めたと言えるかどうか。

0520_2fairyeye 5.20
こうなれば「咲き始めました」といっていいでしょう。

0521_9fairyeye 5.21
変化が楽しい。
順調に咲き進んでくれてうれしい。
変化を楽しむ花です。

ハナアブ幼虫:オナガウジ

0506_2hanaabuyoutyu 2017.5.6
池の清掃をしていた妻が見つけました。
オナガウジです。ハナアブの仲間の幼虫ですが、水中生活するんです。
下の細長い部分が呼吸管で、この先端を水面につけて呼吸します。
気持ち悪い、と敬遠されますが。

室内で飼育したことがあるんです。
↓これ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-9531.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-2950.html
このとき羽化してきたのはアシブトハナアブでした。
外見が悪いけど、何か悪いことをするでもなし。見逃してください。

↓もっと以前の記録
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-7530.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-0b81.html
苦手な方は見ない方がいい。
好奇心旺盛な方にはお勧め、です。

ブドウの葉の縁に水滴

0506_1budou1 2017.5.6
朝、新聞を取りに出て、ふと頭の上を見上げたら、こうなっていました。
わぁわぁ。妻を呼んで二人で観賞。
0506_1budou2
葉の縁の尖った部分から水が出たのですね。もちろん根から吸い上げた水。
雨上がりなんかじゃないですから。
0506_1budou3
こんな若い葉でも。
0506_1budou4
水滴の凸レンズ効果で、向こうの景色が見えています。

とにかくきれいなんです。去年はどうだったのか、こんな姿があったのかなぁ。見ていませんでした。
去年、「青天の霹靂」の籾を撒いて、室内で栽培していたら、葉の先端に水滴がついてきれいだった、というのは覚えています。

http://www.budou-t.com/blog/yousu/%E3%81%B6%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AE%E8%91%89%E3%81%AE%E6%B0%B4%E5%AD%94%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%82%93/
大阪府羽曳野市のぶどう直売・通販、葡萄園たちばなや

ぶどうの葉の水孔について
2015年03月20日 [農園の風景]

昨日はよく雨が降りましたね~!
そんな土壌に水分がたっぷりある時は、ぶどうの葉先から水滴が出ていて綺麗なんです♪
植物は根から水を吸い、その水を光合成をはじめとするさまざまな物質を合成する材料として使ったり、蒸散作用で失ったりしています。

でも植物の成長期に、根からどんどん水が地上部に供給されていたのに、朝方に温度が下がって水が余ってしまう場合は、 葉脈の先端にある水孔から水が出されます(^o^)

なるほど。そういう出来事だったのですね。
このブドウの木、結構長く育てていますが、私共がうっかり見逃していたのでしょう。
いいものを見ました。とにかく美しいものです。

0511w_1budou 5.11
花の予感。去年はずいぶんいっぱい実を食べました。甘くておいしかった。
今年も期待していいかな。

5月12日(金)の朝、また葉の縁に水滴を見ました。以降は見ていません。
頭の上に緑色の天井が形成されています。小雨くらいでは傘要らずで新聞を取りに行けるようになりました。

↓去年、稲で見た「出水」という現象を書いた記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-f36f.html
2016年6月27日 (月)「籾から稲へ」

細い葉の先端に水滴がついています。
結露ではありません。
室内で結露はない。

何とも美しいものです。

この出来事自体は知っていたのですが、何と呼ぶ出来事かは知りませんでした。
検索していたら、「出水」というのだそうです。そのまんまの名前ですね。
根から吸い上げた水を、葉の先端から出しているのです。

ハエ&メキシコマンネングサ

0505w_3haemannengusa1 2017.5.5
ハエの種類はわかりませんが、とにかく、蜜を舐めに来たのでしょう。
0505w_3haemannengusa2
なんという低い位置にカメラを構えたものやら。お分かりのように妻がしゃがんで撮影したものです。ハエと目が合ってしまいますね。

0506_3mexicomannengusa1 5.6
これは私のアングル。立ったまま上から。
0506_3mexicomannengusa2
今年はずいぶん咲いてくれました。
かわいくって、素敵な花ですよ。
プランターにまとめるのも見ごたえがあっていいかもしれませんね。

ムスカリの実

0505w_2muscari 2017.5.5
これは妻の撮影。これを見て
「このぺんぺん草の実が膨張したみたいなのは何だい?」
と訊いたら、
「ムスカリの実よ」
と笑われました。

0509_12muscari 5.9
私もズームで撮影。
去年見なかったっけ、覚えてない。こんな実だったんだ。

0518_14muscari 5.18
もう種蒔きをしているようですね。
楽しいことです。増えていいよ。

モンシロチョウ

0505_17monsiro 2017.5.5
こういう姿を見ると、心打たれて、どうしても記録に残してあげたくなります。
ずいぶん翅が傷みました。影にもくっきり見えています。
生ききること、それが生きることの意味です。
人間って頭でっかちなんだよなぁ。思い知らされます。

キキョウ

0505_16kikyou 2017.5.5
白い花の咲くキキョウです。
自力で定着したようで、姿を現しました。
もうちょっと成長したら花をつけるでしょう。
待ってます。

2017年5月29日 (月)

テントウムシ

0505_13namitentou 2017.5.5
これはナミテントウの幼虫かな。5月はテントウムシの幼虫をよく見ます。
0505_14namitentou1
これはナミテントウの成虫。
0505_14namitentou2
葉の陰でよくわかりませんが、ナミテントウだと思います。
ナミテントウの斑紋はものすごく多様です。同じ種だとは思えないほど違う。
で、自信というものは全くない、というのが現実です。
0505_15tentou
カエデの枝を歩いていた幼虫。逆光でしたしね、種を判別することは私にはできません。
私的にはナナホシテントウが増えてほしいと思っています。

アゲハ

0505_12ageha1 2017.5.5
突然目の前にアゲハが飛び込んできました。
右側の緑はテッポウユリです。
0505_12ageha2
そばのトクサの前。
ごく短時間、目の前を飛び回りまして、とにかくシャッターを切った結果がこれです。
うれしいのですけどね。もうちょっとシャッターチャンスをくれたらもっとよかったのにな。

クサギカメムシ

0505_11kusagikamemusi 2017.5.5
園芸用の支柱のてっぺんにいました。クサギカメムシです。
植物じゃないのにね、間違ってとまって、てっぺんまで登ってきましたか。
この後、こりゃだめだ、と飛び去ったのではないかな、多分。見届けませんでしたけど。
ま、間違いは誰にでもあることです。生きてりゃ必ず間違うさ。

クモ

0505_8kumo 2017.5.5
妻が撮影してきたのですが、何というクモかは全くわかりません。
空中のクモがきれいに写っていましたので、掲載します。
おそらく相当大型のクモだろうと思います。

ザリガニ

0505_7zarigani1 2017.5.5
用水路の底にアメリカザリガニ。
脱皮中ではないか。
0505_7zarigani2
こういうのもいて。
死んだのではありません。脱皮中です。
以前、飼育していたことがあります。
突然2匹になっちゃったような具合でびっくりしたことがあります。
甲殻類も脱皮します。
殻にはカルシウムが含まれますが、カルシウム分はそう豊富な資源ではない。
で、脱皮前にカルシウム分を胃石として回収し、脱皮後、胃石を溶かして殻の再構成に使うそうです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%83%E7%9F%B3

胃石(いせき、gastrolith)は、動物が消化管内に持つ石である。
英語では gastrolith。語源は、ギリシア語の gastro-(胃)と lithos(石)。

ザリガニの胃石はかつて、ラテン語でオクリ・カンクリ oculi cancri(カニの目)、あるいは江戸時代の日本では転訛し「オクリカンキリ」と呼ばれ、万能薬、とりわけ、眼病[2][4]や肺病・泌尿器病[3]の薬として珍重された。

こんな話もあります。オクリカンキリという言葉をご存知の方もひょっとしたらおられるかもしれませんね。

★追記
oculi cancri(カニの目)
についてですが。
「oculi」は、単眼鏡や双眼鏡という英語に残ってますね。
「眼」という意味です。
「cancri」の方は、癌とか蟹座にありますね。
語源に敏感になると、いろいろ面白いことがわかりますよ。

↓以下、辞書からの引用です。
monocle
►n モノクル,片めがね.
monocled ~d a 片めがねをかけた.
[F<L (mono-, oculus eye)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

binocular
►a 両眼(用)の
・a binocular microscope 双眼顕微鏡.
►n [Upl] 双眼鏡,双眼顕微鏡
・a pair of binoculars 一台の双眼鏡[双眼顕微鏡].
[bin-]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

cancer
►n
1 〔医・植〕 癌,癌腫;《社会の》 積弊
2 [C-] 〔天〕 かに座 (蟹座) (Crab) 《星座》,《十二宮の》巨蟹(きょかい)宮 (⇒ZODIAC);[C-] かに座生まれの人 (=Cancerian):TROPIC OF CANCER.
[L=crab]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

ユズリハ

0505_6minousuba2 2017.5.5
ミノウスバの幼虫がいたのはマユミ。
そのマユミの木に接してユズリハの木があります。
つぼみができたいたそうで。
0505_6minousuba3
どんな花なのかぜひ見たい、と妻は申しております。
楽しみですね。

ミノウスバ@マユミ

0505_6minousuba1 2017.5.5
マユミの木にいっぱいいたそうです。
縦じま模様の毛虫というかイモムシというか。
「マユミ 毛虫」で検索したら、まともにヒットしました。
下は幼虫図鑑です↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/minousuba.html
成虫の画像もあります。

で、私も翌日行ってみたのですが、きれいさっぱりいませんでした。
通報でもあって、駆除されたのかもしれません。
そんなことを妻に話したら

0509_5minousuba 5.9
妻が撮影してきました。
繭をつくっているのでしょうか。見逃されたのがいたようです。
ドクガじゃないし、もう少し残っていてもよかったのにな、などと思う夫婦です。

タニウツギ

0505_4taniutugi1 2017.5.5
確か、ネームプレートがそばにあったのです。それで、タニウツギ、と覚えたのではなかったか。
0505_4taniutugi2
ウツギというものに、あまりなじみはなかったのですが、このタニウツギとニシキウツギは覚えました。
ちゃんというと
スイカズラ科タニウツギ属タニウツギ です。
また
スイカズラ科タニウツギ属ニシキウツギ なんですね。

これがスイカズラ科なのか、というのがなんとなくストンと納得できていませんが。

アセビ

0505_3hukurinasebi1 2017.5.5
葉が斑入りですね。フクリンアセビかな。
0505_3hukurinasebi2
フクリンアセビの場合は、葉の縁が白いのですよね。
ということは、これは何というべきか。
斑入りアセビ、とでもしておきましょうか。
よく見かけるアセビと花の時期がちょっとずれているしなぁ、なんだろう?

スズメの水浴び

0505_2suzume1 2017.5.5
六郷用水跡の水路で、スズメが水浴びをしていたそうです。妻撮影。
0505_2suzume2
遠くからの撮影で、鮮明ではないのですが、面白い。
どうなんでしょう、雌雄ですか?親子ですか?
親子みたいな気もするんですが。一羽の方の羽毛がぽわぽわしている気がして。

0505_1huji 2017.5.5
妻の散歩。白い花の藤のようですね。
比較的珍しいんじゃないかと思いますが。
かなりボリューム感のある咲き方をしています。
話によれば、私が歩いていくにはちょっと遠そうでした。

2017年5月26日 (金)

中学の理科実験

★事故が多発していますね。
何をやっているかというと、混合と化合の違いを知るためなのです。
5月、理科の化学的な分野で、化合を学ぶ時期ですね。

鉄と硫黄と硫化鉄
鉄は磁石につき、塩酸と反応して水素を発生する。
硫黄は黄色い物質で磁石にはつかず、塩酸と反応しない。

双方の粉末を混合しても、鉄も硫黄もその性質が変わったわけではない。
ところが、混合した粉末を加熱すると、強く発熱して、真っ赤に光りながら何かが起きている。
反応終了後の物質は鉄でもなく硫黄でもない。それを確認するために塩酸と反応させてみる。そうすると硫化水素という「腐卵臭」と呼ばれる、悪臭のある有毒ガスが発生する。
鉄でも硫黄でもない硫化鉄という別の物質ができたのだ、これを「化合」という、と導くわけです。

★こういうストーリーを理解したうえで、事故の記事を読んでください。

中学の理科実験で体調不調(朝日新聞デジタル 2017年5月10日14時24分)
 10日午前11時40分ごろ、大阪府泉佐野市日根野の市立日根野中学校で、男性教頭から「実験で生徒の気分が悪くなった」と119番通報があった。生徒8人が病院に搬送された。府警などによると、意識はあり命に別条はないという。
 同市教委と泉佐野署によると、午前9時10分ごろ、中学2年生が硫化水素を発生させる理科の実験をして、生徒20人以上が気分が悪くなったと訴えたという。

この事故の読売新聞の記事では
「理科の授業で鉄と硫黄などを混ぜて硫化水素を発生させる実験をしていた」
と表現されています。
硫化水素の発生はこの実験の主たる目的ではない。鉄でも硫黄でもない物質ができたことを確認すればよいのですから、デモ実験で十分なのです。鉄と硫黄の反応は生徒が各班毎におこなってよい。びっくりしますよ、激しい反応ですから。
反応生成物を回収して、教師が教卓で
「君たちが作ったこの黒い物質だがね。塩酸と反応させてみよう。」といって試験管に微量の反応生成物をとって、塩酸を入れればよいのです。「臭いよ、先生、臭いよ」と騒ぐはずですから、「これを卵の腐ったような臭いという。温泉や火山でこのにおいをかいだことのある人もいるだろ」「知ってる知ってる」「でもたくさん吸うと有毒だから、『さあ、全員で実験室の窓を開けろ!』」でいいのです。
もちろん体質的に過敏な生徒がいることもありますので、十分な注意は必要です。
「先生が毒ガスを俺たちに吸わせた!」という生徒もいるかもしれません。「俺なんか毎年これだぜ、でも生きてらぁ」くらい言ってやればいいのです。注意すれば大丈夫。むしろこの臭気を感じたら毒ガスなんだから用心しなくちゃいけない、という、命を守る大切な勉強をしたんだぞ、忘れるなよ。とかね。
生徒との交流が十分にできていれば問題になるほどのことはないはずです。
各班で硫化水素を発生させるのはやめたほうがいいでしょう。

★事故が続いてしまって

理科実験中に体調不良、生徒12人搬送 長野(朝日新聞デジタル 2017年5月25日20時07分)
 長野県岡谷市湊2丁目の同市立岡谷南部中学校で25日、理科の実験中に生徒が体調不良になり、2年生の男女12人が、救急車で同市と諏訪市の病院に搬送された。いずれも軽症とみられる。
 記者会見した岡谷市教委の説明によると、授業は5時限目で、鉄と硫黄をアルミホイルに包んで加熱、硫化鉄を生成させる実験をしていた。36人が参加したが、実験途中でせき込む生徒が出た。
 病院に搬送された女子生徒の母親は「午後3時ごろ、『子どもが救急車で病院に運ばれる』と学校から電話があり驚いた。病院で娘は『(実験中に)煙が出て吸い込み、せきが出た』と話し、乾いた感じのせきをしていた」と語った。

ここで起こった事故は、硫化水素によるものではないだろうと推測します。
硫黄が燃えたんですよ。そのため二酸化硫黄が生成した。硫黄が燃えても薄い青い炎なので燃えていることに気付かないことも多い。二酸化硫黄は別名「亜硫酸ガス」、吸いこむと窒息感があって(息がつまるような感じ、ですね)、強く咳が出ます。そのくらいは理科教師は知ってなきゃね。ニュースの文でも「乾いた感じのせきをしていた」とありますね。痰がからんでゴホゴホと湿った咳が出たのではなく、息がつまって咳き込んだという状況が読み取れます。
ところが、この事故のNHKのニュースでは

・・・
 岡谷南部中学校の小松亨校長は「安全には万全を期していたが、このようなことになってしまい、体調を悪くした生徒には申し訳なく思っている。決められた手順に従って実験を行ったと聞いていて、現段階では、なぜ煙が出たのかわからない」と話しています。

分かっていらっしゃらない。トホ。理科教師から硫黄が燃えて二酸化硫黄が発生してしまいました、というような報告はなかったんですかねぇ。

★25日にはもう一件、同じ実験による硫化水素の事故も起きています。

理科の実験でのどの痛み 5人搬送 埼玉 川口(NHK 5月25日 20時13分)
 25日午後、埼玉県川口市の中学校で、理科の授業の実験中に2年生の男女5人がのどの痛みなどを訴え病院に運ばれました。いずれも症状は軽いということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。
 25日午後4時前、川口市立戸塚西中学校から「理科の実験中に生徒が体調不良を訴えた」と消防に通報がありました。2年生の男子生徒と女子生徒、合わせて5人がのどの痛みや頭痛などを訴え、病院に搬送されたということです。
 ・・・
 5人は同じクラスの生徒で、6時間目の理科の授業で、鉄と硫黄を混ぜて加熱したものに塩酸を加えて、硫化水素を発生させる実験をしていたということです。警察が学校から話を聞くなどして当時の状況を調べています。

なんだかなぁ。私はもう年だから講習会などやる力はなくって教えて差し上げられませんが、でも、悲しいですね、もっと勉強しましょうよ、先生方も。
毎年やる実験であっても、必ず予備実験をおこなって、生徒の動き、自分の動きなど1時間分のイメージを作りましょう。
やれるだけのことは充分にやった上で、さあ、実験の授業は「臨機応変」に。生徒というものは「ミスやエラーや失敗」の専門家です。かならず予想外のことをやってくれます。ですからどんな事態にも対応できるようにしておかなければなりません。

私は現役時代こういって笑いましたっけ。
「人事を尽くして出たとこ勝負」
自分でいうのもなんですが、実験でそれなりに有名だった私ですが、ほぼ大過なく教師生活を終えた、といえます。

クレマチス

0504_13clematis1 2017.5.4
ふと気づいたのですが。
花びらのように思っていたものの枚数がいろいろある。
0504_13clematis2
ほら。
0504_13clematis3
なんだかなぁ。
0504_13clematis4
花弁だったらそうそう枚数が異なるということはないでしょう。
たまにね。ドクダミの花弁が5枚あったりすることもありますけど。
いえ、ドクダミの白い花弁と見えるものは総苞片なんです。実は。
オシロイバナの花弁と見えるものは萼だ、というのも知っています。

そうなると、クレマチスも花弁の見えるものは花弁じゃないのかもしれない、と調べたら。
クレマチスには花弁はなく、花弁と見えるのは萼片だそうです。
実物を見ていて、なんだか変だなぁ、と気づいたところから勉強しました。
知らないことがどんどん増えていきますね。

↓花の構造がよく分かる解説です。部分引用します。ぜひお読みください。
「シュート」という概念が重要です。
http://www.asahi-net.or.jp/~zh7k-knk/study/flower/tukuri/tukuri.html

花のつくり 全体
シュート 
 1本の茎に葉がついているまとまりをシュートといいます。植物は、シュートに根がついているものであるといえますね。
 花は、このシュートから進化したといわれています。

花葉(かよう)
 シュートについている葉が、それぞれ、めしべ、おしべ、花弁、がく片、包葉などに進化していきました。
 これらの葉を花葉といいます。

ポピー

0504_10poppy 2017.5.4
擬人化したくなりませんか?
それだけです。

コデマリ

0504_4kodemari 2017.5.4
花が終わっていきます。
下にリンクするサイトによりますと
https://www.uekipedia.jp/%E8%90%BD%E8%91%89%E5%BA%83%E8%91%89%E6%A8%B9%E2%91%A0/%E3%82%B3%E3%83%87%E3%83%9E%E3%83%AA/

10月頃に実がなるものの、ほとんど目立たない

とありました。
そうなんだ。目立たないものであるらしい。しかも、花が今で、10月にはもう関心が薄れてしまっているのですね。気づきませんでした。覚えていられるかなぁ。10月に実を確認してみたいものです。

線路際

0504_2yagurumagiku1 2017.5.4
ヤグルマギクは次から次へと咲いてくれて、ずいぶん長く楽しませてくれます。
0504_2yagurumagiku2
線路際の2か所でかたまって咲いています。
0504_3sweetpea
さらにスイートピーも。
先日、カメラを首からぶら下げてこの辺をぶらぶらしていたら、私と同じような年齢かなと思うご婦人に声をかけられましてしばらく立ち話。花が好きなお爺さんと認識していただいたようで、花談義です。{本当は昆虫爺さんだと知ったら、警戒されたかな。}

アブ

0503w_16abuseiyoukarasina 2017.5.3
妻の撮影。セイヨウカラシナの花に来ていました。
この一枚しかないので、種を特定しづらいのですが。
ナミハナアブかな。腹部背面が見えるとわかりやすくなるのですが。
ま、ちょっと大きめのアブです。幼虫は水中で生活するオナガウジというタイプです。

0504_17asibutohanaabu1 5.4
これはアシブトハナアブでしょう。私の撮影。
脚の太さはよく見えませんが、胸部背面に2本の縦線があるのでそう判断しました。
0504_17asibutohanaabu2
この写真でも脚の太さは際立ちませんね。
でも、腹部背面の黄色い三角斑が見えますからまず間違いないと思います。
ハナアブでもいろいろありまして、なかなか判断しづらいのです。難しいものです。

ナズナ

0503w_15nazuna 2017.5.3
やっぱりしゃがんで撮影できる人のアングルは違うな。
私にはこうは撮れない。真上か、斜め上から、のみ。
妻がいろいろ撮ってきてくれるので、バリエーションが豊富になります。

ジョロウグモ

0503w_13jorougumo 2017.5.3
妻が苦労して撮った写真。空中のクモにピントを合わせるのは至難の技。
これならまずまずの写り具合。
パソコン画面で見ると、どうやら獲物を糸でぐるぐる巻きにして食事中のように思えます。
現場では気が付かなかったそうです。

ハリカメムシ

0503w_8harikamemusi 2017.5.3
妻が見つけました。
ハリカメムシかホソハリカメムシだと思います。
「肩の張り出し具合」が違うらしいのですが、両者をちゃんと並べて識別したことがないので、自信がありません。
ややこしいこっちゃ。

スイカズラ

0503w_5suikazura1 2017.5.3
ホソヒラタアブかな、スイカズラの花の前でホバリング。
0503w_5suikazura2
オシベの花粉を舐め取るのでしょう。おいしそう。
妻の撮影です。外にいる時間が長いから、いろいろ面白いものを撮ってきてくれます。ありがたいことです。
0503w_5suikazura3
花期は比較的短いのですが、わっと一挙に咲くので見ごたえがあります。
どうやら安定してこの場所で咲いてくれるようになったようです。うれしいな。

ジャガイモ

0503w_2jagaimo 2017.5.3
冷蔵庫の野菜室の底の方からジャガイモが「発掘」されました。
地層累重の法則によれば、これは相当に時間が経過している。で、発芽しておりました。
そうなったらもう食用には適しませんので、植えました。
それが上の写真。
冷たい冷蔵庫から解放されて、日を浴びてすくすくと成長しています。
ジャガイモの花が見られるかも。地下茎は太るだろうか。
いろいろと楽しみですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%B1%A4%E7%B4%AF%E9%87%8D%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

地層累重の法則
地層累重の法則(ちそうるいじゅうのほうそく、英語: law of superposition)とは、地層は基本的に万有引力の法則に従って、下から上に向かって堆積する(下にあるものほど、古い)という考え方のことである。(化石による)地層同定の法則と並ぶ層位学の基本法則であり、地層の新旧や年代判定を行う上での大原則である。

現役時代、デスクの上には山のような紙の堆積物。教材プリントやら会議資料やら。
あの資料ない?と問われると、この中にあるよ。質量保存の法則により、消えてはいない。などと。
「日々の積み重ね」を大切にしていました。(なんだかな)

2017年5月25日 (木)

手すり

新聞の折り込み広告で、何やら健康関連のもの。
そこに山口果林さんのコメントがありました。
まず、果林さんが69歳であることにびっくり。同い年なのかぁ。
昔、若い俳優さんとして知っていた人たちが、みんな一緒に歳とっちゃうんですよね。そういうことが増えたなぁ。
さて
「手すりにつかまって歩くなんて、若い時は思ってもみなかった」
と。
はぁ、なるほどね。普通の人はそう感じるわけか。
私の場合はというと。宝塚にせよ紅白歌合戦にせよ、その他いろんなステージでも
手すりもない階段を歌いながら降りてくる、というようなシーンを見て。
私には手すりのない階段なんて「絶壁」なんだけどな。健常の方々って、パワフルで荒々しいものなんだなぁ、と慨嘆したものでした。

政治家などでも、階段を手すりを使わず、元気に上り下りしている方々が多いですよね。
飛行機のタラップを手すりにつかまらずに上り下りしていたり。
みなさん、元気なもんだ。あれじゃあ、障害者の気持ちはわからんな。バリアフリーの意味も知らないでしょう。

障害者というのは、決して「社会に対する障害物」ではありません。健常者が無意識に超えていってしまう「障害物」が超えにくいだけなんです。「障害」を形成しているのは健常者なのですよ。「障害」を低くできるのも健常者なのですよ。
というわけで、私は障碍者という表現は使いません。敢えて障害者なのです。

障害ってどこにあるんでしょうね?

カラスノエンドウ

0503_8karasunoendou 2017.5.3
豆の莢が見えるのは種子を播く前の姿。
ねじれたように見えるのは、種子を弾きとばした後の姿です。
乾燥して、瞬間的に弾けて、それで種子を遠くへ飛ばすわけです。

https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/8-2.html
ここにわかりやすい写真があります。どうぞ。

ラナンキュラス

0503_3lanunculus 2017.5.2
白のラナンキュラスがすっごくいい。
八重の感じがそれぞれに違って、また、これがいい。

0504_1ranunculus1 5.4
こってりした感じになりました。
0504_1ranunculus2
花の中央のアップ。う~む。芸術的だなぁ。
0504_1ranunculus3
もう一つの花はこういう具合。
0504_1ranunculus4
一言で「白い」といっても、ずいぶん含みが異なるものです。

トカゲ

0502_9tokage1 2017.5.2
突き当りのあたりでカサカサと音がする。
積もった枯葉をハトがかき分けることがありますが、それに比べるととても小さな音。
なんだろう?と見に行ったら落ち葉の下からトカゲが出てきました。
0502_9tokage2
ちょっと前進して様子を眺め、また戻っていきました。
今年はずいぶんいろんなところで見かけます。楽しいな。

雄花・雌花

0502_7obana 2017.5.2
色が濃くて長い方がクルミの雄花穂です。
白っぽくて短いのはイチョウの雄花。

0503_5ityouobana 5.3
ツツジの葉に落ちていたイチョウの雄花。
近辺にイチョウの雌の木はないと思います。残念ですね。
0503_7kurumi
こちらはクルミの雌花。こういう姿が見えるころには雄花は散っているのですが、どういうタイミングでうまく受粉しているのか、不思議な感じがします。

0504_8ityouobana 5.4
落ちていたイチョウの雄花を拾って接写。
花粉が風で飛び散っていった後だということがよくわかります。

ところで、イチョウは精子をつくります。そのあたり、私が書くより参考サイトを読んでいただいた方がいいかと思いますので是非お読みください。

★日本植物学会
http://bsj.or.jp/jpn/JPR/digital/icho1.php
イチョウの精子の発見

★NHKのミクロワールド↓
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005100132_00000
「どうがを見る」をクリックしてください。5分ほどのわかりやすい動画があります。
すごい映像です。一見の価値あり。
そこから、部分的に引用

雄の木の若葉の根元には、雄花が垂れ下がっています。雄花から花粉が出てきました。花粉は小さく、風に吹かれて飛んでいきます。この花粉が、精子のもとになります。

雌花の先に、ぷっくりと液が出ています。飛んできた花粉をこの液で捕らえるのです。捕らえられた花粉は、しばらくすると、液とともに雌花の先にある穴から吸い込まれます。吸い込まれた花粉は穴の奥にある小さな部屋に入り、ここで、精子を作る準備をします。一方、精子と受精する卵(らん)は、その小さな部屋の下にある丸い部分で作られます。受精の準備が整うのは、およそ5ヵ月後です。

精子は一つの袋に二つできます。やがて繊毛(せんもう)を使って、袋の中で活発に動くようになります。精子ができるころになると、袋のまわりの空間は液体で満たされます。袋から出てきた精子はその中を泳ぎ、卵に向かいます。春に雌花についた花粉が、秋になってようやく精子を作り、卵と受精できるようになりました。イチョウはこのようにして子孫を残していたのです。

★イチョウの精子の発見者「平瀬作五郎」について↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E7%80%AC%E4%BD%9C%E4%BA%94%E9%83%8E

ヤマトシジミ

0502_6yamatosijimi 2017.5.2
あっと思った瞬間のショット。
産卵したのかどうか。
あとでこの辺りのカタバミを見たのですが、卵を発見できませんでした。
↓ここに卵の写真があります。
http://insects.life.coocan.jp/Data/Micro_Yamatoshijimi.htm

卵の直径は0.5~0.6mmくらい。その小さな卵の表面にもこんな素敵な幾何学模様が作られています。

小さいんですよね。
モンシロチョウの卵も縦に筋が入っていたり。どうして模様が作れるんでしょうね。

モンシロチョウ

0502_4monsirotyou 2017.5.2
庭に出るといつもモンシロチョウがそばを飛ぶ。
セイヨウカラシナの花の蜜を吸っているところ。
伸ばした口が花の中に入っている様子が写っています。
おいしそうですね。頭部にあるポンプで蜜を吸いあげているはずです。
そういう意味ではやはり「ごっくんごっくん」と飲んでいるのかな。

ハナツルソウ

0501_25hanaturusou 2017.5.1
去年は咲いたんだったけか?
久しぶりに見るような気がします。
タフな植物で、蔓から根を出して増えていくようです。

ホソヒラタアブ

0501_20hosohirataabu 2017.5.1
アリッサムに来たホソヒラタアブ。
花と虫の「共進化」というのですが。
麗しい共生関係、だけではないのです。シビアな側面もあります。
↓参考に
http://www.biology.tohoku.ac.jp/lab-www/plsyst/coevo/index_fi.htm

~虫媒植物と訪花昆虫の共生と共進化~ 

 野の花を眺めていると、実にさまざまな昆虫が訪れます。そのほとんどは、餌となる蜜や花粉を求めて、花から花へと飛び回っています。一見、これは花が昆虫に餌を与えているように見えるかもしれません。しかし、自分で動きまわることのできない植物は、花に訪れる昆虫を自分の生殖のために運び手として、したたかに利用しているのです。このような花と昆虫のお互いを利用し合う関係は、端で見ているほどのどかなものではありません。お互いに生存をかけた厳しい戦いに、日々しのぎを削っているのです。
 私たちの研究室では、この生存競争の中で発達してきた、花と昆虫の生き残りのための巧妙な作戦に注目して研究を進めています。ここでは、厳しい戦いをしなやかに勝ち抜いてきた、花や昆虫たちの美しい姿を紹介したいと思います。 

他にも↓読み物をどうぞ。
https://www.pref.kagoshima.jp/bc05/hakubutsukan/event/documents/45975_20150722090044-1.pdf

https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/faculty-of-agriculture-jp/5947000/pdf/10.pdf

レンゲソウ

0501_19rengesou 2017.5.1
実が熟す時に至りました。
植物が生きる、という中で、花を咲かせた後に、実を結び次世代たる種子を作り上げる、というこの過程が一番「華やかな」ステージではないかと思うのです。そこを愛でてあげないと、片手落ち、とは言い過ぎかな。

ジャスミン

0501_18jasmine 2017.5.1
この時が最盛期でした。
ご近所なのですが、ここのお家が改築をなさることになり、ジャスミンなど周囲の花木も皆切られましたので、来年からはまた様相がいろいろと変わるものと思います。名残惜しいけど、仕方ない。

2017年5月24日 (水)

ホオズキカメムシ

0501_16hoozukikamemusi 2017.5.1
このカメムシ、我が家周辺ではずいぶん減りました。
ナス科ヒルガオ科の植物が好きなのです。
アサガオは続けていますが、ブルーオーシャンをやめてしまった。これが効きましたね。
ブルーオーシャンがあったころはいっぱいいましたから。きれいな卵も見ましたっけ。
ただ、ブルーオーシャンが強すぎて、「アンダー・コントロール」ではなくなってきましたので、止めたのでした。それにともなって、このカメムシも激減です。
地味な外見ですが、翅を開くとビックリしますよ。鮮やかな赤なんです。翅に隠れた腹部背面の色が。見たことのある人は少ないかも。観察してください。

クサギカメムシ

0501_15kusagikamemusi1 2017.5.1
オスがメスに交尾を求めているところでしょう。
妻が発見して追跡していましたが、観察中に交尾には至りませんでした。
0501_15kusagikamemusi2
あぶれてるのもいました。
強大なタチアオイの茎です。カメムシがいたとて問題になるような植物でもない。

テントウムシ幼虫・蛹

0501_14tentoumusi 2017.5.1
テントウムシの幼虫が倒れているように見えました。
右側の脚を失ったのかなぁ、と心配しましたが
0502_10namitentou1 5.2
翌日見たら、蛹になっていました。
前日の姿は蛹化の途中だったのでしょう。
脱いだ皮が腹端部に固まっています。
0502_10namitentou2
少し体を動かしていました。
多分ナミテントウの蛹だと思いますが、素人判断ですからあてにしないで。
0502_15nanahosi
これ、ナナホシかな。
0502_16nami_nanahosi
妻と相談して、家に連れていって安全に羽化してもらってから放そう、ということになりました。
二つ並べて記念写真。
虫好き夫婦はこんなことにも喜びを感じるのです。

クレマチス

0501_11clematis_8 2017.5.1
今年はいっぱい咲いてくれました。
この一角、大柄な紫の花で満たされましたね。
外から見てもらえるようにという妻の目論見は大成功。
よかったよかった。

ディジタリス

0501_9digitalis 2017.5.1
下から上へ咲き上がっていく様子がきれいに撮れました。
初め淡い色で咲いて、時がたつと濃くなります。
てっぺんまで咲き上がるのにはかなり時間がかかります。
また随時掲載します。

マガリケムシヒキ

0501_4magarikemusihiki1 2017.5.1
ムシヒキアブの仲間だな、というのはすぐわかります。
昆虫を捕えて体液を吸う、肉食性のアブです。
この仲間のシオヤアブは以前見たことがあるのですが、これは初めて見る。
0501_4magarikemusihiki3
上にホオズキカメムシでしょうか、いますね。
狙われたりしないのかな。カメムシの臭気はこういうアブなんかに狙われたときに有効なのでしょうか。よく知りません。
調べて見たら、このアブは「マガリケムシヒキ」のようです。
「曲毛虫引」かな。
曲「毛虫」引ではありません。なんだかね、毛虫を狙うのかな、という気がしてしまいます。
「曲毛」虫引です。
頭の後ろの部分の毛が曲がっているのだそうです。毛が曲がったムシヒキアブということです。

0503_1magarikemusihiki1 5.3
また見かけました。メスのように思います。腹端部の様子が。
で、「曲がり毛」という知識を得た後でしたので、そのあたりを狙ったのですが。
0503_1magarikemusihiki2
分かったような分かんないような、あいまいな写り具合でした。腕が悪い。
0503w_3magarikemusihiki
同じ日、妻も珍しいアブを見た、と撮影してきました。腹端部が私の見たのと違うなぁ。
これはオスかな。ということは交尾・産卵と進むのかな。それもまた面白いんだけどなぁ。
妻曰く。落ち着いていて、近づいて撮れた、とのこと。
そう、結構じっくりと撮影に応じてくれるアブでした。

さて、その「曲り毛」なんですが。
↓ここにいい写真があります。クラマさんという方のブログですが、実にすごい写真をお撮りになる。私は、更新のたびに読みに行くブログです。
http://shizensanpo.seesaa.net/article/403204853.html

趣味の自然観察、デジカメもってお散歩
2014年08月05日
凶暴な肉食昆虫ムシヒキアブ。アオメアブ、シオヤアブ、サキグロムシヒキ、マガリケムシヒキ、シロズヒメムシヒキ(もしくはナガトミヒメムシヒキ)の5種類を見つけました。
・・・
マガリケムシヒキの雌です(同じ個体)下は頭の上にある毛の部分の拡大です。90度に曲がった毛が生えていることが分ります。この毛の特徴が名前の由来にもなっています。
・・・

ページの下の方で指に乗せて撮影していらっしゃる。なるほど「曲がり毛」だという写真をご覧ください。

成虫はハエ、アブ、カ、小型のチョウやガなどを捕え口吻で体液を吸います。マガリケムシヒキはムシヒキアブとしては体が小さいので、狙う獲物も小さいものになっています。幼虫は土中や朽木にいて餌として土中や朽木にいるコガネムシ類の幼虫、ミミズ、ダンゴムシ、ワラジムシなどを捕食するようです。越冬は幼虫で行います。普通種で個体数も多いです。

とのことです。私にとっては初見の珍しいアブでした。

↓ここもよく参考にするサイト。
https://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/200805240000/

 「マガリケ」とは「曲り毛」で、複眼の上部後側に生えている毛が前方へ曲がっているので付けられたとのこと。昨年の「ムシヒキアブの1種」ではよく見えないが、今回の下の写真では、その毛が前の方に曲がっているのがハッキリと見える。

みなさんよく見ていらっしゃる。がんばんなくっちゃね。

桐の花

0501_1kiri 2017.5.1
桐の花が咲いていた、と妻が報せてくれました。
不動産広告によりますとこの辺りが売りに出る感じなのです。そうなると桐の花も見納めになっちゃうのかな。

0506_12kiri1 5.6
で、昼の散歩の足を少し伸ばして私も行ってみました。
盛りを過ぎようというところですが、間に合いました。
0506_12kiri2
花が落ち始めていることがわかります。
0506_12kiri3
メシベの花柱がいっぱい。
この花の種子は翼があってよく飛びそうです。
さて、種子が熟すころまでここにいられればいいけどな。
0506_12kiri4
道路に落ちた花。

↓以前の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-5127.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-b078.html

ミツバチ

0430_18mitubati1 2017.4.30
レンゲソウの花に頭を突っ込むミツバチ。
0430_18mitubati2
後翅の花粉バスケットもかなりいっぱいですが、胸部背面の毛にも花粉がいっぱいですね。
この状態で他の花へ移ってくれることを花としては望んでいるわけです。
0430_18mitubati3
私としてはかなりいいショットが撮れました。
度の花に移ろうかな、という瞬間ですね。
こういうシーンは楽しくっていい。ありがとう。

カジイチゴに来たハチ

0430_16hatikajiitigo 2017.4.30
この花はカジイチゴ。
虫がいる、と覗いたら、ハチですねこれは。
しかしまあ、すごい恰好です。夢中になって潜り込んでいる。
写真の下の方に赤いものが見えますね。これはおそらくタカラダニ。花粉を食べに来ているのだと思います。
ハチは飛びながら花を探すでしょうけれど、タカラダニはどのようにして花の存在を知り、やってくるのか。歩くしかない小さなダニがどのようにしてここにいるのか、考えると不思議です。

コメツキムシ

0430_14kometukimusi 2017.4.30
妻と一緒に花や虫を見ながら散歩していたら、撮ってよ、という。
ん?と見れば、服に甲虫がついています。自分じゃ撮れない位置。
で、撮影。擬死状態になりましたので草の中へ放してやりました。
で、これが何かというと、私にはコメツキムシ科としか言えません。種まではわからない。

ご存知かと思いますが、この虫を仰向けにして硬いところに置くと、パチンと音を立てて跳ねあがり、落ちてきたところで腹を下にした普通の姿勢に戻ります。子どもの頃はよく窓の隙間などから室内に紛れ込んできましたっけ。しばらくの間、パチンパチンと跳ばせて遊んで放してやったものです。
いろんな虫遊びをしたものです。

2017年5月23日 (火)

ヤエムグラの実

0503_11yaemugura 2017.5.3
これはヤエムグラの実。毎年見ています。
私は「こっちの方が『ふぐり』っぽい」と笑うんですけどね。

さて、今年シラホシムグラではないか、という騒ぎをしましたが。
0430_12sirahosimugura 2017.4.30
明らかに冒頭の実とは違う姿だ。
これはシラホシムグラの実だろうか。
検索すると違うみたいに思えるし。
また悩んでしまいました。これ何の実でしょうか?

ツマキチョウ

0430_10tumakityou 2017.4.30
うちの子じゃないかなぁ。スミレの花に来ました。
スミレは食草ではないです。食草はアブラナ科。スミレへは吸蜜に来たのですね。
0430_21tumakityou
なんだか体の近くを舞うんですよ。
一瞬、目の前へ来てあわただしく去る。
ゼッタうちの子ですね。
この周辺をテリトリーにして活動しているのでしょう。
うれしい。

カラー

0430_8calla 2017.4.30
幻想的でしょ。狭い庭の暗い奥。左の葉はキイチゴ。白い花が背景が暗くて浮き上がりました。
大きく育ちました。花の高さは1mくらいかな。伸びやかできもちがいい。

ムラサキカタバミ

0430_6murasakikatabami 2017.4.30
アロエのプランターで一緒に。
左下にはカタバミの黄色い花も。
あちこちいろんなところに顔をだす。邪魔なものじゃなし、ヤマトシジミの幼虫の食草だろうし、楽しく眺めています。

ラナンキュラス

0430_1lanunculus 2017.4.30
なんというか、表現が見つからない。
はぁ、とため息をつくのが精いっぱい。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-151

ラナンキュラスの基本情報
学名:Ranunculus asiaticus
和名:ハナキンポウゲ(花金鳳花)  
科名 / 属名:キンポウゲ科 / キンポウゲ(ラナンキュラス)属

キンポウゲ(ラナンキュラス)属の植物は約500種ありますが、「ラナンキュラス」と呼ばれているのは、中近東からヨーロッパ南東部にかけての、地中海性気候の地域に分布するラナンキュラス・アシアティクスを中心に改良された園芸品種です。

キンポウゲという和名の花もあるわけですが、この学名は
Ranunculus japonicus
です。
ややこしいことです。

ユウゲショウ

0429_35yuugesyou 2017.4.29
庭でも咲き始めました。おかげで撮影しやすい。

0501_5rurimarunomihamusi 5.1
花の中に黒いものが。ルリマルノミハムシですね。花粉にまみれていますが、体は滑りやすい。花粉を運んでくれるかなぁ。

0503_12yuugesyou 5.3
明治時代に観賞用として輸入されたものだそうです。
逸出して野生化したのでしょう。
いかがですか、鉢に集めてこんもり咲かせてみたりしては。
きっと美しいですよ。

ホタルブクロ

0517_10hotarubukuro1 2017.5.17
ベランダのプランターのホタルブクロが咲きました。
0517_10hotarubukuro2
こういう撮り方は妻のアングルです。さすが。
で、咲いてるわよ、というこの報せを受けて

0518_4hotarubukuro 5.18
翌日、私も撮影。
ベランダのガラス戸を開けて、床に座り込んでズームアップ。このくらいの角度が限度ですね。
玄関を出たところにもホタルブクロはあるのですが、まだです。
温度差とか日照量の差でしょうね。

★ところで
http://www.hana300.com/hotaru.html

蛍袋 (ほたるぶくろ)
・桔梗(ききょう)科。
・学名
  Campanula punctata
   Campanula : ホタルブクロ属
   punctata : 斑点のある
 Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。
英語では
 「bellflower(鐘の花)」という。

http://www.hana300.com/turiga.html

釣鐘草 (つりがねそう)(カンパニュラ、風鈴草(ふうりんそう))(Campanula, Bell flower)
・桔梗(ききょう)科。
・学名
  Campanula medium
   Campanula : ホタルブクロ属
   medium : 中間の
 Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。

園芸的に「カンパニュラ」という属名で通用しているのは、ツリガネソウの方ですね。
園芸品種は多様なので、どうしても属名で通用することになるのでしょう。ラナンキュラスもそうですよね。
少々ひっかりを感じますが、仕方ないんだろうな。

◎ホタルブクロとツリガネソウは同じ属です。

bellflower
    {名詞}植ホタルブクロ属;ホタルブクロ[フウリンソウ,ツリガネソウ]の花.
パーソナル英和辞典より引用

bellflower
►n 〔植〕 ホタルブクロ属[カンパニュラ属]の各種植物(の花)《イワギキョウ・イトシャジンなど;キキョウ科》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

ツリガネソウ

0429_34turiganesou1 2017.4.29
ツリガネソウを見ていたら
0429_34turiganesou2
アブが来たのですが、うまく撮れなかった。
ヒメヒラタアブかな。花に虫が来ているととてもうれしい気分になります。
花と虫の交流。いいですね。

ベニシジミ

0429_30benisijimi 2017.4.29
ハルジオンの花に来ていました。
線路柵の中、雑草の茂みの間。
翅がぼろぼろです。
鳥に襲われたのかな。
こんなふうに翅がぼろぼろになったチョウを時々見かけます。
鳥のくちばしにチョンと翅を挟まれて、脱出した。のかな。
元気でね。

タカラダニ

0429_29takaradani 2017.4.29
苦手な人は拡大しないでください。
真っ赤なダニです。
花粉を食べることは確かですね。その他にどうかな、カビなんかも食べるかな。
さしあたって刺されることはないので、それはほぼ心配しなくていいと思います。
ただね、不快だ、気持ち悪い、という方は多いでしょうね。
私の場合、これが線路柵のコンクリートの上を走り回ると手をついたり体をもたせかけたりすることができなくなって、不便だな、と思います。手や服に赤いしみがつきます。
これからの熱い陽射しの中、熱したコンクリートの上を走り回っています。花の中にもいます。

↓参考にどうぞ
http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/oyakudati_takaradani.html

ナガメ

昨日の記事↓に追加です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-c2d2.html
2017年5月22日 (月)「ナガメ・交尾」

0430_15nagame 2017.4.30
今が繁殖期であるらしい。
オレンジと黒の模様ですが、警戒色でしょうか。配色で何か「危ないよ」という感じを受けますか?
鳥には警戒感を与えるかなぁ。

2017年5月22日 (月)

シラン

0429_28siran 2017.4.29
迂闊なことに、シランの花がこんな風にみごとな互生だったことに気付きました。今更。
線路柵の下です。で、株がかたまっていなかったせいで気づいたのですね。
自分が何を見ているのか、自分で常にチェックしていないと、多くのことを見逃してしまうのですね。私たちは決して外界のすべてを見ているわけではないのです。

ミツバチ

0429_26mitubati 2017.4.29
レンゲの花に来たミツバチ。
花にとまるところだったか、花を移動するために飛び上がったところだったか、記憶はあいまいです。
ヒラタアブだったら花の前で長い時間ホバリングしていることもありますが、ミツバチではあまりそういうことはないようです。花粉バスケットはもう満杯ですね。

ジョロウグモ

0429_21jorougumo 2017.4.29
網を横から。本格的なバリア網は見えないんですが、それらしきものはあります。
でも、この後、この場所からは消えました。
広々した場所に移動したのだろう、と思っています。

ツマグロヒョウモン

0429_19tumaguro 2017.4.29
ツマグロヒョウモンも元は南のチョウで、だんだん北上してきました。
私が子どもの頃は見たことはなかった。世田谷に住んでいた頃も見かけなかったような。
大田区に引っ越して来て、大分経ってからだったと思います。ぶら下がり型の蛹というのを見たことなかったのですけどね。初めてぶら下がり型の蛹を見せてくれたのはホトトギスに来たルリタテハ。その次にツマグロヒョウモンだったと記憶しますが。
南から来たくせに寒さにめっぽう強い。東京のこの辺りでは幼虫のまま越冬できます。まったくもう。すごいチョウなんです。

ナガサキアゲハ

0429_18nagasakiageha 2017.4.29
ナガサキアゲハが羽化しました。刺激しないよう、ケースの外からそ~っと。
0429_36nagasaki1
体も軽くなったようなので放すことに。
大きいのです。すごいんです。迫力あります。
0429_36nagasaki2
飛び出してそばの木に止まってくれました。
こういうふうに模様があるのはメスです。オスは真っ黒け。
尾状突起がない、というのがパッと見た時に「ナガサキアゲハだっ」と叫ぶ目印。(尾状突起があるのもいるらしいので、ゼッタイとはいいませんが)。
0429_36nagasaki3
とびさりました。ダイナミックですねぇ。
見ていてワクワク、ドキドキします。

ナガサキアゲハはもともと南方系のチョウ。東京では見たことはなかったのです。かなり最近まで。
正確な記憶はありませんが、2000年代に入ってからかもしれません、私共が気づいたのは。
アゲハやクロアゲハなどと同様、柑橘類が幼虫の食草ですが、幼虫の姿はアゲハなどとは違っていますで、もし、柑橘類の葉になんだか印象が違うかなぁという幼虫を見かけたら、検索してみてください。

参考に。

(科学の扉)南国の生き物、北上中 温暖化が原因、九州のチョウが都内に(朝日新聞デジタル 2017年4月23日05時00分)
(前略)
 ■報告、愛好家から
 ・・・
 チョウの場合は標本として記録があることもある。代表例が南方系の黒いアゲハチョウ、ナガサキアゲハだ。日本ではもともと九州や沖縄にしかいなかった。分布の北限の記録は1940年の山口県の一部と九州にさかのぼる。そこから45年に四国南部、50年には広島、60年に淡路島と徐々に北上した。
 山梨県富士山科学研究所の北原正彦専門員によると、チョウが耐寒性を高めて北上したわけではないことも実験で確認されており、「北上と気温上昇との関係が、はっきりしている」
 北原さんらが分布域と気温の関係を分析したところ年平均気温約15・5度、最寒月平均気温約4・5度の場所が分布の北限と一致することがわかった。
 70年には岡山に達した。九州から近畿まで北上するのには約40年かかったが、岡山を越えると近畿圏から首都圏まではその半分の約20年だった。
 なぜか。岡山市の平均気温は当時、ヒートアイランド現象の影響を受ける大都市の東京都や横浜市、神戸市よりも低かった。北原さんは「チョウにとって越冬しにくい岡山が難所だった」と話す。2010年には北関東で記録され、その後、東北地方からも報告があるという。
(後略)

エビネなど

0429_14ebine 2017.4.29
今回は迷わず最初から「これはエビネである」と撮影。
花の特徴がある程度見えるように狙ってみました。
凝る人はものすごく凝るようですが、比較的育てやすいようでもあります。
そういうのが好きだな。
0429_15siransiro
シロバナシランだ、と改めて見直したら、うっすらピンクがかっていました。
佳人というべきか。
0429_16flower
カラー、ポピー、シロバナシラン、トクサなどが同居していました。
わたし、いろんなのが一緒、というのが好きです。
同じ花が何万本もわぁ~っとさいているというのは苦手。
なんとなく、ぞっとする。気持ちが悪い。と感じる性質です。
へそ曲がりですね。

アゲハ

0429_13ageha1 2017.4.29
妻が目撃。アゲハのメスにオスが交尾を求めて絡んでいるところでしょう。
メスは交尾済みだったようです。
0429_13ageha2
直後に、キンカンの新芽に産卵していきました。
うれしいことです。

駅ポスター

0429_12poster 2017.4.29
私は、この写真を見て「○○系電車のだよ」と言えるほどの鉄男ではありません。
でも、年齢的に「懐かしいな」とは思います。
マスターコントロール(マスコン)とかいう、自動車でいえばアクセルに相当します。
これを左手で操作し、右手でブレーキ弁を操作していましたよね。以前は。
今はT字型のマスコンになって、中立位置より手前に引き込むと加速、向こうへ倒すとブレーキですね。
運転手が降りる時は、ブレーキのハンドルを抜いて持っていきました。絶対に動けないように。
写真のハンドルは、確か押し付ける力が抜けるとバネで接触が立たれてブレーキがかかる。
「危険」へ向かうには努力を要し、「安全」へ向かうには努力不要、という安全原則が誰の目にも明らかで、良い安全教育でした。

自動車の走行系はその意味で、不完全な装置だな、と思っています。

ナガメ・交尾

0429_11nagame 2017.4.29
セイヨウカラシナの葉の上です。交尾していました。
下の大きい方がメスでしょう。
アブラナ科の植物の汁が好きなようです。名前はそのことに由来します。
セイヨウカラシナはむやみと増えてほしくはないので、花の後、実が熟さないうちに摘み取っています。
ナガメさん、ごめんね。

スイートピー

0429_10sweetpea 2017.4.29
花の色に的確な表現を与えるのは難しいですね。
手前のは「紅」を含んでいて、奥のはピンク系の薄紫ですか。
0429_31sweetpea
並んで咲いているので気になって仕方ない。

0430_5sweetpea_ 4.30
「わたしも!」と入りこんできましたよ。
3色目。みんなそれぞれに美しい。ありがとう。

違和感

NHKの昨日のニュースから

全国的に気温上昇 午前中から真夏日も 熱中症に十分注意を(NHK 5月21日 12時07分)
 21日は、ほぼ全国的に晴れて気温が上がり、東日本を中心に各地で午前中から30度以上の真夏日となっています。午後はさらに気温が上がると予想され、気象庁は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
 (中略)
 気象庁は高温注意情報を出してこまめに水分や休憩を取るなど熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

「水分」は物質であり、「休憩」は行動ですよね。それを同じ「取る」という動詞でまとめて表現していいのか?
私の文案
「こまめに休憩し、水分を補給してください。」

↓気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html

熱中症から身を守るために
 気象庁は、日々の気温の観測や予報、気象情報の発表を通じて、国の熱中症対策の一翼を担っています。
本ページの各情報をご参照のうえ、熱中症に充分ご注意いただくとともに、電力需給対応にもご活用ください。
 なお、熱中症は、湿度やスポーツ等による体調変化、水分補給の状態、健康状態等により、必ずしも気温が高い状態ではなくても発症することがあります。熱中症の予防などについては、関係機関へのリンクをご参照ください。

↑ここに↓こういう「関連リンク」があります。

ヒートアイランドについて
熱中症の予防について
    熱中症情報(総務省消防庁)
    暑い日は作業計画の見直しを!(厚生労働省)
    熱中症予防情報サイト(環境省)
    熱中症環境保健マニュアル(環境省)

私のこのブログから直接リンクしませんが、必要なら上のページからどうぞ。

2017年5月19日 (金)

夏至前後

ふと思い出して、今頃の日の出日の入りの時刻を理科年表で調べてみました。
今日5月19日は
  日の出   :  4:34
  日の入り:18:41
です。

さて
日の出が一番早いのは
  6/ 5~6/21 の4:25
日の入りが一番遅いのは
  6/24~7/ 4 の19:01
です。
夏至は6/21 です。
もうほとんど夏至並み、という感じですね。

以前にも掲載したグラフですが
日の出入りと日長のグラフ
Hinodeiri
立夏から立秋まで、あまり大きな変化はないということです。

太陽の南中高度のグラフ
Nantyukoudo2
これも立夏から立秋までの変化は小さい。
夏至の頃の「紫外線」強度とさして変わらないということです。

南中高度が夏至の時に最も高い。ということは、地表面の単位面積当たりの太陽エネルギーの流入量も夏至の時に最大。
では気温の最高はいつ?
Kodo_kion
立秋の頃にピークが来るのです。
温まり切るのに時間がかかるわけです。
{立春の頃に谷底が来ます。冷え切るのに時間がかかるから。}

これから暑い夏が来ます。ご自愛ください。

ブルーサルビア

0429_6bluesalvia 2017.4.29
花期が長いので、これからずっと楽しませてくれる花。つぼみ。

0511_14bluesalvia 5.11
咲いたというべきか、もうちょいというべきか。

0516_20bluesalvia 5.16
いかにも「シソ科」という花。
シソ科ってわかりやすくていいですね。

去年かな、買い物の途中で「ずいぶん大きなブルーサルビアだ」と私が言いましたら妻が「あれはブルーの花のサルビアなのよ。ブルーサルビアじゃないのよ」と教えてくれて笑ったけなぁ。ややこしいことです。

ディジタリス

0429_4digitalis1 2017.4.29
ディジタリスの花が下から上へ咲き上がっていき始めました。(開花自体はもうご報告済み。)
白っぽく咲いて、やがて紫色を帯びてくる。この株はそういう花の株です。花の穂というのか、長いですから、変化はゆっくり進行します。
0429_4digitalis2
花の中。メシベ・オシベがユニークな形ですが完備していて、実がなり、種子ができるはず。
我が家では宿根草のような状態になっているのかな。特に種子を採った覚えはないのですが。
じっくり様子を見てご報告します。

アブ

0429_7abu1 2017.4.29
ヤグルマギクに来ていたアブ。
0429_7abu2
結構大型のハナアブ。マルハナバチに似ているようでもありますが、顔が違いますから見間違いはない、ハナアブです。
で、何ハナアブなのかな。
胸部背面の色からすると、ベッコウハナアブかなとも思うのですが。
他の特徴を撮影できませんでしたので、確実ではありません。
大型の花アブが来ていたよ、というくらいが正確な表現でしょう。

ユウゲショウ

0428_19yuugesyou 2017.4.28
草むらの中でユウゲショウが咲きました。
周囲に草が多いし、うまくピントが合うだろうかと心配しながら撮影。
ま、なんとかなりましたが。
この後あちこちでどんどん見かけるようになりました。
花も美しくってかわいくて、咲くのを楽しみにしている花ですがが、種子を雨水で流して生息範囲を広げるという戦略の花です。去年初めて知りました。
「雨滴撒布」というのです。熟した実が雨で濡れると開いて中の種子を流し出すのです。
そのようにして、今、ここ、に来たのでしょうね。感慨深いものがあります。

ハエトリグモ

0428_11haetorigumo 2017.4.28
私の身長より少し高い位置。葉の向こうにいるクモの影が見えました。
外ですし、この形ですから、ハエトリグモの仲間でしょうね。
推測ですけど、ネコハエトリかな、と思っています。
しばらく待ちましたけれど、姿を現してはくれませんでした。

桜桃

0428_9outou 2017.4.28
実が赤くなって。

0430_7outou 4.30
ここまで熟したんですけどね。
食べられなかったんです。鳥めっ。
鳥はやはり赤い実に敏感なようですね。
我が家の庭をパトロール範囲にするネコが来てもいいんだけどなぁ。

ササグモ

0428_7sasagumo 2017.4.28
ムラサキツユクサの花にて。
画面左の個体は、腹部がすごく大きい、おそらくメスですね。
画面右の個体は多分オス。クモの交尾は見たことがないな。
メスにつかまらないようにするオスはきっと大変でしょうね。

0429_8sasagumo1 4.29
ラナンキュラスのつぼみです。右はもうすぐ開きそう。
左のつぼみにササグモがいました。
花じゃない所にもササグモはいますけれど、花やつぼみで見かけることが多いのも事実です。
0429_8sasagumo2
獲物が来るといいね。

ツマキチョウ:2

0428_17tumakityou1 2017.4.28
羽化したツマキチョウを放してホッとしてから昼の散歩に出ましたら。
門を出たところで目の前をツマキチョウが飛び回る。
今放したあの個体に違いありません。なんだか嬉しくってねぇ。
見ていたら、ハタケニラに止まりました。
向こうの花に、何かいますね。昆虫かクモかはわかりません。
「褄黄」とはいうものの、それはオス、この個体はメスです。
0428_17tumakityou2
裏側の模様が特徴的ですが、飛んでいる時は判別しづらいです。
写真を撮っていたら、なんだか小さなハチが割り込んできました。
虫密度の高い庭です。僕も一緒に写りたい、と言ってますかね。
0428_17tumakityou3
上にいるのはなんだろう?よくわかりません。襲われたりしないよね、大丈夫だよね。
若干、気にかかる。
0428_17tumakityou4
背面が撮れました。ふさふさしています。
0428_21tumakityou1
レンゲソウの花に移動して蜜を吸っています。
伸ばした口が見えますね。
0428_21tumakityou2
長い間蛹で過ごして来て、羽化後の最初の食事かな。さぞかしきっとおいしいでしょうね。
存分に蜜を吸ってください。花も喜んでいます。
見ている私も最高の気分。嬉しくって仕方ない。

0428_22rengesou
レンゲソウの実ができてきています。
いろんな昆虫が訪花したことでしょう。
花の後に実がなる。これまた最高の仕合わせです。

ツマキチョウ:1

0428_5tumakityou1 2017.4.28
ツマキチョウが羽化しました。
一化性といって、年一回しか成虫が現れません。
去年の5月頃でしょうか、幼虫を見つけて飼育し、蛹になり、越冬し、今年、今羽化です。
1年近くも蛹のまま、よく乾燥もせず飢えもせず、体を作り変えるという大仕事もして、生きていられるものだと、心の底から不思議です。
とにかくまあ、羽化しました。
0428_5tumakityou2
高速連写を試みました。翅をわっと広げて。
0428_5tumakityou3
腹部をそらせて翅を打ち下ろすところ。
0428_5tumakityou4
何度か羽搏いてから飛び去りました。
飼育者としてのこの上ない喜びを味わったのでした。

スイートピー

0427_21sweetpea 2017.4.27
この色、好きだなぁ。
普通の赤じゃなくて、紅色というのですか、を含んで。

0428w_22sweetpea 4.28
こちらは妻の撮影。向こう側からの日差しに輝く花。
佳い花です。

2017年5月18日 (木)

雷雨

朝からの気象情報で、関東地方では雷雨の可能性があると言っておりました。
昼食後、散歩に出たら空に黒い雲の間にちょっぴり青空。雲行きが怪しいぞ、と思いながら戻ってきたら直後、1時頃からごろごろと雷鳴が聞こえてきました。そしてかなり激しい雷雨。
雷の時はなるべくパソコンをシャットダウンして、コードも抜いて、電圧変動が来ないようにするのですが、その前にちょっと気象庁のサイトを見に行きました。
トップページから「高解像度ナウキャスト」というページにないりますと、降雨状況が見られます。
自分の居住地域を拡大して見ることもできます。で、動画をみると、これから降雨状況がどう移り変わっていくのか、ちょっと先までの予報も見られます。
20170518_1320_1
これが13:20の画像。
ちょうど私の居住地域に強い降雨が近づいてきていました。
20170518_1320_2
左から4番目のボタンをクリックすると、発雷状況が見られます。
黄色い四角が地面への放電=落雷。×印は雲の中での放電です。

16時現在で、雨は降っていますが、雷は遠ざかりました。同じサイトで見ると発雷は千葉の方へ行ったようです。
全体としての天気の動きは天気図などの方がわかりやすいのですが、今現在の自分の頭の上の状況がこれからどうなっていくのか、が知りたい場合は、これがいいです。ご利用ください。
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/

デルフィニウム

前の記事でセリバヒエンソウ=Delphinium anthriscifolium の話をしましたが。
ホームセンターへ買い物に行った時に外の園芸の売り場を覗いたらデルフィニウムがあって、妻は喜んで買いました。この花が好きなのだそうです。
0501_24delphinium 2017.5.1
まだちゃんと植える前。

0502_5delphinium 5.2
植えて、しっかりしてきた姿。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-266

デルフィニウムの基本情報
学名:Delphinium
和名:オオヒエンソウ(大飛燕草)  その他の名前:デルフィニューム
科名 / 属名:キンポウゲ科 / オオヒエンソウ属(デルフィニウム属)

・・・
秋と春にポット苗が流通しますが、多くは品種名がついていないので、好みの品種を入手したい場合は、通信販売やタネを多く扱っている園芸店でタネを入手し、秋にまきます。

結局、通常デルフィニウムとして通用している花は品種名ではなく属名での通用なんですね。園芸植物ではよくあることです。
前の記事のセリバヒエンソウも仲間なんですね。そうなんだ。
植物の分類はややこしくてよくわかりません。園芸品種となるともう完全にお手上げです。
要は「楽しむこと」なんでしょうけど。

セリバヒエンソウ

0428w_18seribahiensou1 4.28
面白い花を見た、と妻の写真。
0428w_18seribahiensou2
現場での撮影。
これを妻が摘んできました。
0428_3seribahiensou1
テーブルで私があ~だこ~だ、あ~でもないこ~でもない、と呟きながら撮影。
紫色で「距」があるし、最初スミレの仲間かとも思ったのですがどうもよくわからない。
0428_3seribahiensou2
これはスミレの姿じゃない。
0428_3seribahiensou3
葉がまた、なんだろな、わからない。
0428_4sumire
これは妻が一緒に摘んできたスミレです。
やっぱり、違うよなぁ。

いろいろキーワードを変えながら検索していったら、見つけました!ヨ。
セリバヒエンソウ「芹葉飛燕草
「芹のような葉で、燕が飛ぶ姿のような草」ですって。ふ~ん、そういやあそのまんまですね。

0429_20seribahiensou 4.29
プランターに植えました。うまく根付いてくれると嬉しいのですが。
芹のような葉、というのもよくわかります。

↓参考
http://www.jugemusha.com/yasou-zz-seribahiensou.htm

学名:Delphinium anthriscifolium
別名:芹葉飛燕草
分類:キンポウゲ科ヒエンソウ属 (1年草) 有毒植物
セリのような葉、ツバメが飛んでるような形の花からついた名。    
原産・分布:中国。明治時代に渡来。東京を中心に分布。

↓いつも見に行く「季節な花300」のサイトにもありました。
http://www.hana300.com/seriba.html

★ところで、「Delphinium」というのは英語の「dolphin」の語源、ラテン語の「delphin」からきた言葉です。

dolphin
►n
1 a 〔動〕 イルカ,《特に》マイルカ《吻(ふん)が長い》,《時に》ネズミイルカ (porpoise).
 b 〔魚〕 シイラ,エビスシイラ.
 c 《紋章などの》イルカ模様.
2 [the D-] 〔天〕 いるか座 (Delphinus).
3 〔海〕 係船柱[ブイ],《ドックの》防舷用パイル,ドルフィン.
[L<Gk delphin- delphis]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

デルフィニウム【Delphinium ラテン】
キンポウゲ科の多年草の属名。ユーラシア大陸原産。約250種がある。園芸では特にその一種ヒエンソウをいう。
広辞苑第六版より引用

ササグモ

0427_15sasagumo 2017.4.27
食事中だということは現場でわかりましたが、獲物が何かはわからない。
写真で見ても、そう判然とはしませんが、おそらくアブラムシではないでしょうか。
邪魔にならないよう、一枚撮って退き下がりました。

トカゲ

0427_13tokage1 2017.4.27
思いがけない所から顔を出します。
挟まるなよ、狭い所で。
0427_13tokage2
そんなこと知るか。
で、走り去りました。
見かける回数が今年は多い気がします。

スイカズラ

0427_12suikazura 2017.4.27
つぼみ。

0430_17suikazura 4.30
伸びてきました。花としての構造が、この棒のようなつぼみの中で、びっしり詰まった状態で形成されていく。
不思議だなぁ。

0501_10suikazuraopen 5.1
畳みこまれていたものが展開すると、こうなる。精妙な仕組みです。

0502_1suikazura1 5.2
時間の経過と共に、花が姿を変えていく。
0502_1suikazura2
こうなればあとは一気呵成ですね。
好きな花です。
別名「金銀花」

アジサイ

0426_12ajisaitubomi 2017.4.26
大事に大事に。

0501_12ajisaisumida 5.1
少しずつ、そっと。

0507_11sumidanohanabi 5.7
開花を予感させます。
品種名は「隅田の花火」。
今年はうまくいけばかなり盛大になりそうですよ。

カエデ

0426_9kaede 2017.4.26
花が終わりにさしかかって、翼状の子房が目立ってきました。

0428w_12kaede1 4.28
GWは好天に恵まれました。青空を背景に新緑。

0504_15kaede 5.4
佳い眺めだ。「成長」とでも題しますか。

0514_22kaede1 5.14
実が熟し始めました。
0514_22kaede2
重なり合う緑の葉の間にテントウムシの蛹。
育ちゆくものたちよ、すこやかに。

シラン

0425w_7siran1 2017.4.25
妻の撮影。花が後ろから照らされて輝いているところを撮影したのですが、ちょっとピントが合わなかったようです。
ところがそれが面白い効果を生んでいまして
0425w_7siran2
これ。
光の粒々が輝いて見えます。
焦点面がずれたんですね、多分後ろの方へ。
その結果、光点が小さな輪のようになって(多分、絞りのせい)写った。
不思議な画像になりました。

ヤグルマギク

0425w_6yagurumagiku 2017.4.25
咲き始めが面白いことに今年気づきました。
全体が一斉に開いていくのではなく、一部が突出して開いちゃうんですね。
で、この後、周囲が開いていく。
膨らんでいく過程で弾けちゃったという感じで、なかなか楽しい姿です。

ラナンキュラス

0425_28lanunculus 2017.4.25
ほぼ同じような色の花が咲いています。
右の方の花が通常の花の姿だと思うのです。
で、左の方の花はちょっと違う。
咲いてからの時間経過のせいかな、と思って見ていましたがそうでもないらしい。
園芸品種として違うものなのかな。
わからないまま、楽しんでいます。

2017年5月17日 (水)

ツマグロオオヨコバイ

0425_26tumaguroooyokobai 2017.4.25
アジサイの葉の裏。
アジサイは向こう側から陽を受けて緑に輝く。
逆光ですが、ツマグロオオヨコバイも、まあ、緑に輝く。
そういう写真です。
陽射しを楽しんでください。

トキワハゼ

0425_20tumekusatokiwahaze 2017.4.25
どちらを撮ったともいえない写真ですが。
右端はツメクサ。左端はトキワハゼ。
トキワハゼの花の右上に二つ、花の終わった後の萼が見えています。
萼は当分かれないまま、中央の子房が熟します。
やがて、5弁の真ん中に真ん丸な球体が乗った状態になるのです。
見慣れぬ花が咲いたような、面白い姿です。
初めて気づいたときは、しばらく悩んだ、これ何だっただろう?と。
雑草だと排除せず、眺めてください。面白いですよ。

ミツバチ

0425_19mitubati1 2017.4.25
ムラサキハナナにミツバチが来ていました。
後脚が花粉で丸まるとしています。
ミツバチが花粉団子を持って飛ぶ姿って、なんだか仕合わせ気分にさせてくれます。
0425_19mitubati2
ハチの側としては、蜜をもらって花粉ももらう。
植物の側としては、蜜で誘って花粉を運んでもらって受粉する。
そういう風に、一緒に進化してきました。
長い付き合いですよね。
人間が介入してきたのは「つい最近」。新参者に過ぎません。

ジョロウグモ?

0425_17joorougumo 2017.4.25
池の向こう側の暗がりに、大型のクモの幼体が網を張りました。
近づけないし、背中側に回ることは不可能だし。
確認できないのですが、ジョロウグモかもしれないな、と。
場所が狭いですからね、そのうち消えるでしょう、どこか広い所を求めて。
ジョロウグモの大きさだとかなり広い空間でないと十分な網が張れません。
確認できたらいいんだけどな、と思っています。

キイチゴ

0425_15kiitigo 2017.4.25
キイチゴの実ができはじめる時期にかかってきました。

0511_4kiitigo 5.11
お、もう食べられそうだ、と思ったのです。
妻に報せたら、翌日採りに行ったら「なかったわ」。
あらまあ、鳥さんに負けた。
家の周囲をテリトリーにしていた猫のチャコちゃんの威力はすごかったんですね。
今年は鳥が自由に庭に入ってくる。サクランボもほとんど食べられなかった。
今回はキイチゴ。う~む、鳥よけを真剣に考えなければならなくなりました。
月曜日、完熟ではないけれど色づいてきた、という実を摘んできて、二人で食べてみました。
完熟ではないので、甘みがまだ不十分、酸っぱくもないけれど、ちょっと味わいが薄かったな。
仕方ない、鳥さんに負けないように頑張らなくっちゃ。

ツツジ

0425_10tutuji 2017.4.25
水路の水をポンプでくみ上げて、小さな人工の滝にしている場所があります。
その向かい側の植え込み。
子どもたちはこの「滝」が好きですね。にぎやかです。
ツツジの季節、紅白のツツジもいいもので。
ちょっと先の会社では、会社の周囲に見事なツツジの垣をつくっていまして、満開のツツジがきれいに四角く刈りこまれた帯のように撮りまいている。
きれいなのですが、あまりにも見事な「手」入れ、すぎて、へそ曲がりな私はなんだか寂しい。
それに比べると、区が植えて、あまり徹底的な手入れをしていない、ここのツツジはゆったりした気分で穏やかに楽しめます。
人出が入りすぎると、窮屈だ。

ムラサキカタバミ

0425_6murasakikatabami 2017.4.25
スイセンの季節に、低いアングルで見られる場所があって、横から撮影したという写真を載せました。庭の地面が、外の路面より1mちょい高くて、庭の端を目の高さで見せていただけるお宅です。
今回ふと気づいたら、その高さに、ムラサキカタバミが咲いていました。
草丈の低い草、よほどのことがない限り横から見ることはない。上からですね、普通は。
で、ああ面白い、と思って撮影しました。
アングルが変わるだけで、ずいぶん印象も変わります。

アカミミガメ

0425_5kame 2017.4.25
ほほえましい気分にさせられます。水路沿いを歩く親子連れにも、カメさんだ!と人気があります。
でも、外来種。駆除が問題になっています。
カメは悪くない、悪いのは人間なんですが。
縁日などで、小さくてかわいいカメを買ってしまう。カメはゆっくり成長し、長寿です。
カメを欲しがった子はやがて成人し社会に出る。カメは大きいし、もう面倒を見ることができない。で、手近な水場に放してしまうのですね。
生き物を飼育するということには大きな責任を伴います。
飼うのであるなら、その対象の一生に責任を持つべきです。
犬・猫・小鳥・昆虫・・・すべて。
責任が持てないなら飼わない。
そういう重大な覚悟をもって飼育してください。

↓朝日新聞デジタルの記事です。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12929033.html

ミドリガメ、のんびり駆除 「日光浴わな」広がる(朝日新聞デジタル 2017年5月9日16時30分)
 ペットとして飼われていた外来種のアカミミガメ(ミドリガメ)が公園などに捨てられて増殖、在来種の脅威となり、農作物を食べている。そんな中、ひなたぼっこ好きのカメの習性を利用して捕まえる「日光浴わな」が全国で広がりつつある。仕掛けたらしばらく放置できる手軽さから、環境保全をする地域ぐるみの活動で活躍し…

「…」から先は会員でないと読めないのですが、どういうワナなのか、という図は見ることができます。入れるけど出られない、というワナです。
そうやって駆除しなければならなくしてしまったのは私たちです。
痛みを覚えます。

我が家も猫と生活していましたが、3匹とも20年くらいの寿命を全うしました。
私共はもう70歳近い。犬や猫と暮らす「資格」を喪失してしまいました。
虫さんたちに付き合ってもらうのが、なによりです。
花や虫に遊んでもらう日々です。

オニタビラコ@プール

0424_onitabirakopool 2017.4.24
プールの建物の前の排水溝。
すごいものですね。たまたまこの溝の中に、毛の生えた果実が落ちた。
薄暗いけど水はある。発芽して明るい方を目指して伸びてきた。
うっかりすると植物を私たちが育てているという感覚を持ってしまいがちです。
生きて、育ち、花を咲かせ、繁殖する。これは植物が自分で行っていることです。
同じ時空を生きるものとして、敬意をもって共に生きていくしかないですよね。

タケノコ

0424_11takenoko1 201.4.24
水車を回している水路、東光院の塀側の岸。
タケノコが出ていたそうで。妻、撮影。
0424_11takenoko2
伸び伸びと育っています。
0424_11takenoko3
もっともっと伸びるぞ。

★こんなに育ったら、もちろん食べられませんが。
この頃は「えぐい」という言葉は死語になりましたか?
タケノコの味の話で、「苦い」という表現を聞いたようです。
「いがらっぽい」とか「えぐい」というのは「のどの感覚」なんですがね。

えぐ・い【い】ヱグイ
①あくが強く、のどをいらいらと刺激する味がある。えがらっぽい。〈倭名類聚鈔[17]〉。「この里芋は少し―・い」
②気が強い。また、冷酷である。洒落本、列仙伝「おなごだてら此中間へ入り、根つからよめりせず立て歩く―・いしろもの」。洒落本、二日酔巵「おまへも―・い与太郎ぢや」
広辞苑第六版より引用

えぐ・い〔ゑぐい〕【×蘞い/×醶い】 の意味 出典:デジタル大辞泉
    [形][文]ゑぐ・し[ク]
    1 あくが強くて、いがらっぽい感じがする。えがらっぽい。「山菜を食べたあと、のどが―・い」
    2 俗に、むごたらしいさま。また、どぎついさま。「―・い描写」
    3 我が強くて思いやりのないさま。きつい。
        「では何か…、―・い事でもお言いなしたのですかい?」〈三重吉・小鳥の巣〉

いがらっぽ・い
  {形容詞}のどがいらいら刺激される。えがらっぽい。{派生語}いがらっぽさ{名詞}。
パーソナル現代国語辞典より引用

いがらっ‐ぽ・い
[形]えぐくて辛い。えがらっぽい。
広辞苑第六版より引用

こういう感覚は、子ども時代に親の言葉を聞いて覚えるものでしょうね。
甘いとか酸っぱいとかは、いくらでも覚えられますが、「えぐみ」とか「いがらっぽい」というのは学習するチャンスが少ないですからね。知らない人も増えたかも。

2017年5月16日 (火)

陸自機不明 患者は陸路で搬送

タイトルに掲げた事故そのものはどなたもお聞きになっていると思います。
 TVはニュースくらいしか見ない私も、それは知っている。
ただね、NHKのニュースでは、当初の目的だった患者の搬送のその後について何にも聞こえてこなかったような気がするのです。私は7時のニュースまでしか知りませんので、その後のニュースで報じられていたとしたらごめんなさい。
 今朝の朝刊。朝日は記事の終わりで報じていました。

4人搭乗、陸自機不明 急患搬送へ出動中 函館周辺(朝日新聞デジタル 2017年5月16日05時00分)
 15日午前11時47分ごろ、陸上自衛隊北部方面航空隊所属のLR2連絡偵察機が、函館空港(北海道函館市)の周辺を飛行中に連絡が取れなくなった。防衛省が付近の山中の捜索を続けたが、同日夜までに見つからず、乗っていた陸自隊員の男性4人の安否も分かっていない。
 ・・・(中略)
 午前11時23分に札幌市の陸自丘珠(おかだま)駐屯地(丘珠空港)を出発。同50分ごろ、函館空港に着陸する予定だった。北海道知事から緊急患者の空輸の要請を受け、函館市内の病院に入院していた患者を函館空港で収容し、丘珠駐屯地まで搬送する計画だったという。
 ・・・(中略)
 道によると、緊急搬送の必要があった患者は、救急車で函館市内から札幌市内に運ばれたという。

 東京新聞のサイトでも

4人乗り陸自機が墜落か 函館空港西で消息絶つ(東京新聞 2017年5月16日 朝刊)
 十五日午前十一時四十五分ごろ、緊急搬送が必要な患者を収容するため、北海道函館市の函館空港に向け飛行中だった陸上自衛隊北部方面航空隊(札幌市)のLR2連絡偵察機(四人乗り込み)の行方が、空港の西側上空で分からなくなった。自衛隊や道警などが墜落したとみて捜索を進めている。
 ・・・(中略)
 LR2は知事から災害派遣要請を受け、午前十一時二十五分ごろに札幌市の丘珠(おかだま)空港を離陸した。午前十一時五十分ごろに函館空港に着陸し、患者や医師、付添人を乗せて丘珠空港に戻る予定だった。患者は陸路で搬送された。
 ・・・(後略)

他の新聞サイトは詳細にチェックしませんでした。
航空機で搬送するよりも時間はずいぶんかかったとは思いますが、一応陸路で搬送された、ところまではこれで了解できました。ホッとしました。
自衛隊機が不明になった、というのはもちろん重大ニュースでしょうけれど、出動の目的であった救急搬送の方はどうなったのか、それを伝えることも報道機関としての仕事じゃないでしょうか。TVニュースを聞いていて、なんだか片手落ちの感が否めなかったのです。

ハナモモ・ニシキウツギ

0424_9hanamomo 2017.4.24
ハナモモの花。妻の撮影。前の記事の藤棚のそば、水車の左、です。
この写真を見て私、「確かこのあたりにニシキウツギがあったはずなんだけど、気づかなかった?」
「あそうか、忘れてた」

0425_4nisikiutugi1 4.25
で、自分で藤を見に行ったついでに、確認へ。
画面上半分の花がハナモモ。下の緑がニシキウツギです。
画面の下の方、黄色い矢印で指した先に、花があります。ニシキウツギの花ですね。
0425_4nisikiutugi2
こんな花。まだ咲きはじめでした。
「二色空木」です「錦空木」ではありません。

http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-nisikiutugi.htm

スイカズラ科タニウツギ属 (落葉低木)
花の色が、初めは淡黄白色で、のちに紅色に変わることから付けられた名。

です。

0509_4nisikiutugi 5.9
買い物帰りに妻が撮ってきた写真。
藤棚・水車そばではありません。別の場所で。典型的な「二色」状態。

記憶では花の盛りはもう少し先だったと思いますので、また見に行ってみましょう。

0424_8huji1 2017.4.24
藤の花が咲いていた、と妻が教えてくれました。
0424_8huji2
いいですね、素敵だ。一挙に満開なんだなぁ。

0425_3huji1 4.25
私も見に行こう、と。なるほどぉ。
0425_3huji2
すごいです。どこかの名所のような長い花房ではありませんが、いいじゃないですか。
淡い香りに包まれるんですよね。
藤棚の下のベンチで休憩しておられる方もいました。
心安らぎます。
藤の花が咲くとクマバチが来る。今回も来てました。
ブンブン羽音を立てていまして、カメラを向けたのですが、全くピントが合わず、撮影は失敗。
見たぞ、という口頭報告に留めます。

以前にも書きましたが、小学校の校庭に藤棚があって、藤の豆も稔りました。
おっそろしく硬い実でしてね。これで「殴り合いごっこ」をしましたよ。お互いその痛さは知ってますから「ごっこ」でね。
上の写真の藤棚では実は実らせないようにしているようです。
あれが弾けるとものすごい勢いで種子が飛びますから、もし人に当たったら苦情が出るでしょうね、危険なものを放置するな、とね。
まあ、仕方ないことではありますが。

モンシロチョウ・アゲハ

0423_27monsiro1 2017.4.23
羽化したモンシロチョウを放したのです。
元気よく飛んでいきまして。こういう写真しか撮れなかった。
夫婦二人してわあわあやってましたら
0423_27monsiro2
突然、モンシロチョウが飛び去った方向からアゲハが目の前に飛び込んできた。
二人して何やってんのよ、私を見て頂戴!
という感じだな。よくあるんですよ、わざわざ人の目の前に飛び込んでくることが。
人間離れしてきたかなぁ。

0423_24kage1 2017.4.23
縁に映った影が目に入りました。
ナンダ?
チョウの翅のパターンにも見えるような気がして。???
色が似ていてすぐ気づかなかったんですね、カタバミでした。
0423_24kage2
こういう位置関係になります。
実に微妙な光線の具合。見たいと思って見られるものではありません。

ツメクサ

0423_22tumekusa 2017.4.23
詰草ではなく、爪草です。
花の直径が3~4mmで、しかも白い。
写真がうまく撮れません。白がふっとんじゃう。
ナデシコ科ツメクサ属です。

0428_27tumekusa 4.28
メシベ・オシベのようすが少しは見えるかな。

0503_2tumekusa 5.3
何度やってもいい写真にはならないなぁ。
足元を探してみてください、とにかく小さい白い花、地面近く、です。

↓参考サイト
http://matsue-hana.com/hana/tumekusa.html

ハタケニラ

0423_19hatakenira 2017.4.23
光の関係で黄色っぽく写ってしまいましたが、白いつぼみです。
ニラでもなし、なんだったけなぁ、と考えていましたら。
ハタケニラでした。

http://matsue-hana.com/hana/hatakenira.html

多年草
北アメリカ原産。明治年間の中頃に渡来したとされ、関東地方以西に帰化している。地下に直径1cmほどの鱗茎があり、長さ30cmほどの線形で柔らかい葉を数枚出す。長さ50cmほどの花茎をのばし、直径1.5cmほどの白色で淡紅色の脈の入った6弁の花を房状につける。種子は長さ2mmほどで黒色。ニラ臭はない。花期は春〜夏。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Nothoscordum gracile
ネギ科ハタケニラ属

0426_16hatakenira 4.26
咲きました。オシベの葯の色や形が異なるのは成熟度の違いでしょう。

0427_7hatakenira 4.27
オシベの下の方が板状なのが特徴的ですね。

0429_27sasagumo 4.29
ササグモが待ち伏せしていました。
この小さな花に来る昆虫なら、ササグモにとっては絶好の餌になるでしょう。
ササグモがどうやって花を認知しているのかはわかりませんが、花でよく出会います。

0430_11hatakenira 4.30
しぶとい雑草だということですが、ま、かわいいし、増えすぎないようにはしますけど。

↓去年の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-4d76.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-962e.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-9f02.html

ユキノシタ

0423_18yukinosita 2017.4.23
つぼみ。

0501_21yukinosita 5.1
地面に座り込んで撮影。この独特の花、好きです。
オシベが花弁の後ろに出ているものもあるようですね。
どういう戦略なのか、よくわかりませんが。

0509_20yukinosita1 5.9
わぁわぁ、なのです。花の林。
0509_20yukinosita2
当てずっぽうで撮ってトリミングしました。
地表10cmちょいかな、低い位置の花ですが、見かけたらぜひ顔を近づけてじっくり見てやってください。

アブラムシ

0423_15aburamusi 2017.4.23
何だか手がくすぐったい。ん?と思って見たらアブラムシが歩いている。
あのなぁ、ワタシャ植物じゃないんで、樹液は出ないよ。植物にしたって老木よりは新緑の方がおいしい樹液が吸えるでしょうに。
吹きとばしましたが。どうなったかな。

ヒガンバナ

0423_11higanbana 2017.4.23
冬の間は繁って盛り上がっていたのが、へたってきました。
そろそろ地上部は枯れるのだと思います。球根に栄養を蓄えて、仕事を終えようとしている。
そして、9月。花が咲く。

↓以前にも引用したことがあります。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1082
彼岸花はどうやって季節を知るのですか?

冬の寒さを引き金として花の準備が始まり、暑すぎる夏を超えて気温が下がり始めた頃に咲くようです。

0514_higanbana 5.14
枯れ草になったヒガンバナの地上部。
枯れて汚くなったのではありません。球根を太らせる大仕事を終えて去っていく美しい姿です。

アシブトハナアブ

0423_6asibutohanaabu 2017.4.23
コデマリに来ていました。
アシブトハナアブのオスだと思います。背中側がちゃんと見えなくて、黄色模様が確認できませんでした。
でもな、脚が太いからな、多分大丈夫でしょう。
{脚が太いって、余計なお世話だい。}

2017年5月15日 (月)

クサギカメムシ

0423_4kusagikamemusi 2017.4.23
「く」の字に曲がった口が撮れたので掲載します。
小さな白い矢印で指したものがそうです。
普段は折り畳んで胸のところの溝にしまってあります。

トカゲ

0423_1tokage 2017.4.23
いろんなスキマから顔を出します。
気配を感じてすぐ隠れますので、ズーム機能がありがたい。
なんかひどく真剣な顔してないかい?
いいの、これが地の顔なの。
失礼しました。

カリン

0422w_2karin 2017.4.22
妻が撮ってきました。一枚だけなので全体像がつかみにくいかも。
↓このサイトで、いろいろな姿が見られます。どうぞ。
http://www.hana300.com/karin0.html
花梨 (かりん)

家では実をジャムや蜂蜜漬けにしています。
ジャムは粘っこいですよ、でも色がきれい。
プレーンヨーグルトとジャムを混ぜて均一にして牛乳で少し薄めて飲む、なんてのは実においしいし、健康的です。お勧めします。

ビヨウヤナギ

0422_21biyouyanagi1 2017.4.22
今年もこの季節ですね。
大切なものを手のひらに包んでいるような姿。
0422_21biyouyanagi2
葉に包まれてまた葉があって。入れ子になっています。
0422_21biyouyanagi3
つぼみも出てきたようですね。
もうしばらくしたら黄色い花がわっと咲くでしょう。

ヒメヒラタアブ

0422_12himehirataabu 2017.4.22
小さなアブです。カタバミの花との対比で大きさの見当がつくかと思います。
このアブの体重ではカタバミの花は傾きませんでした。
この辺りで見かけるハチ・アブで一番重いのはクマバチでしょうね。
アオイ科の大型の花にふさわしい体格だもんな。
もうすぐタチアオイの季節、そうするとクマバチも来るでしょう。

ツツジ

0422_10tutuji 2017.4.22
そろそろシーズンの終わり近く。
緑と赤の対比をお楽しみください。

フタホシヒラタアブ

0422_24abu1 2017.4.22
ヤグルマギクに来ていたアブです。
0422_24abu2
フタホシヒラタアぶかな、と思うのですが。
ナミホシヒラタアブやコマバムツホシヒラタアブと識別できていますか、と問われれば、ノー、ですね。情けない。
「アブの顔」というのも観察してください。ハエと基本的に似ていますね。
黄色と黒でハチに擬態しているのは確かですが、顔をちゃんとみれば間違いなくわかります。
口を伸ばして舐めようとしています。
0422_24abu3
ここでもまた小翅片が写りました。前の記事のハエの小翅片と合わせて観察してください。

ハエ

0422_9hae 2017.4.22
やだ、と思う方もいらっしゃるかも。拡大しない方がいいかな。
ハエの種類は私には特定できません。典型的なハエ顔ですので、ハチ目との識別に利用してください。
複眼とその間の触角、これがわかればハエやアブの大部分は間違いなくハチからは識別できます。
口がまた特徴的でしてね。舐める口。
と、これがこの写真を狙った主目的でした。なんだかのんびり落ち着いていましたので撮れた。
で、パソコン上で見たら、翅の小翅片がくっきり写っていました。右翅の付け根付近に小さなものが立っています。
これが小翅片。アブにもあります。ハエ目昆虫の多くに見られる翅の構造のようです。
何のためにあるのかは、よくわかりませんが、「ある」ということは確かです。

メキシコマンネングサ:2

0504_11mexicomannengusasoto 2017.5.4
さて、外へ移植した株なのですが。
5月4日の時点でこんな状態。
陽射しがきつすぎるのかなぁ、緑が薄くて、黄色っぽい。
つぼみもあるのかないのか、立って見ている分には判然としませんでした。

0509_17mexicomannengusa 5.9
開花!つぼみもたくさんになっています。色も濃くなってきたのかな。
ちょっと出遅れましたが、無事開花して、これなら定着してくれるのではないでしょうか。ウレシイ。

調べてみたら、ベンケイソウ科マンネングサ属だそうです。ベンケイソウ科って面白いですね。
学名は、Sedum mexicanum で、園芸的には「セダム」で通用しているようでもありました。

メキシコマンネングサ:1

0422_8mannengusa1 2017.4.22
つぼみが増えてきたところ。
0422_8mannengusa2
クロースアップするとこうなります。
ぷちぷちとかわいいんです。

0502_3mexicomannengusa1 5.2
最初の一輪。
0502_3mexicomannengusa2
周囲にもつぼみがいっぱい。すごいことになりそうな予感。

0503w_1mexicomannengusa 5.3
妻がしゃがみ込んで撮影。さすが視点が低い。

0504_5mexicomannengusa 5.4
どんどん開きます。

0505_9mexicomannengusa 5.5
楽しいですよ。この花。
この場所では去年も咲きまして、素敵な花だし低い位置で咲きますので外の線路柵の下にもいいかなと一部を移植しました。
それの話は次の記事。

ホソヒラタアブ

0422_5hirataabu1 2017.4.22
ホソヒラタアブの面白い行動を。
まずはホバリングしています。
0422_5hirataabu2
葉にとまった瞬間。
0422_5hirataabu3
で、一瞬の後。翅を閉じた姿に。
何が「面白い行動」なのかといいますと、まるでパチンと音でも立てそうなくらい、翅の畳み方が速い。
ゆっくり閉じていくとか、畳んでいくというのではなく、ある瞬間畳まれています。姿がパッと変わる。その開→閉の切り替えの速さが見ていて結構楽しいのです。
ときどきそういう早業を見せてくれますよ。

2017年5月12日 (金)

ムラサキツユクサ

0421w_17murasakituyukusa1 2017.4.21
ムラサキツユクサが繁茂してます。
我が家が震源地かな、ご近所でも見かけるようになった。
雑草と言えば雑草ですが、この紫の花、きれいですよね。
0421w_17murasakituyukusa2
「ムラサキツユクサ」で検索すると、園芸のサイトがトップでヒットします。
雑草じゃないんだ、これ。
丈夫な植物です。ぜひお楽しみください。

ツマグロヒョウモン幼虫

0421w_1tumaguro1 2017.4.21
わ~ぃ、食い物がなくなったぞぉ。
朝、見たらこうなんですよ。
0421w_1tumaguro2
ごめんごめん、とさっそく新しい葉を補給。
さっそく食べ始めましたね。腹ペコだぁ、だったんですね。
ツマグロヒョウモンの場合スミレの仲間が食草ですから「草」ですよね。終齢幼虫の食欲だと、一株食べ尽してしまうことは大いにある。そうなると、幼虫は地面に降りて別の株を探しに歩くわけです。ということで、ツマグロヒョウモンの幼虫は地面を歩いていることもよくあるのです。
その状態になって室内を歩き回り始める前に気づいてよかった。ごめんね。

アゲハなどは柑橘類の「木」の葉を食べますので、まさか一樹食べ尽すことはない。枝から枝へ渡り歩いて葉を探す、ということはいつもやっていますけれど。
そして、どちらにしても、終齢幼虫が蛹になる直前には「ウォンダリング」といって、かなり長い距離を歩いて移動し、食草から離れた場所で蛹になります。敵に見つかりにくくなるのかな。

ステッキ立て

0421stick 2017.4.21
ある銀行へ。年もとったし口座をまとめておかなくっちゃと。
そうしたら、窓口にこんな工夫がありました。
つえ・かさ等をおかけください
軟質のプラスチック製で、手が当たっても痛くない。
いいですね、ステッキ使用者としてはありがたい配慮です。
ステッキを立てかけて両手を使わなければならないシーンはよくあること。
で、立てかけたステッキはころんと倒れやすい。
小さなでっぱりとか凹みでいい、ちょっと転がりが引っかかるようになっていると助かるわけです。上の写真は、係の方の許可を得て撮影し、ここだけを撮ったことをモニターで確認していただいたものです。
以前、あるコンビニが改装したら、カウンターの板にU字型の切込みが作ってありました。ステッキやカサを立てかけて、両手で支払いができるようにと。
ありがたい工夫ですね。
多大な費用を要するものではなし。こういうのはバリアを低くする「合理的な配慮」ですね。

その何日か後、メガネ店に行きました。視力が低下してきたことを自覚していたものですから。
で、そこでいろいろ検査やなにやらお世話になった店員さんに、この話をちょっとしておきました。金銭やメガネなどを受け渡しするための木製のトレイがあったので「このトレイをね、2cm位カウンターからせり出させると、ステッキが転ばなくて具合がいいんですよ」と。
で、メガネの出来上がり日、冒頭の写真をカメラのモニターで見てもらったら、既製品があるんだ!と了解してくれました。なんらかの影響は出るんじゃないかな、あのお店に。
余計な一言を喋るお節介は「老人の特権」みたいなものと心得ております。
小言老人、お節介老人、なのでありました。

コンビニのカウンターの話↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-ce33.html
2013年10月28日 (月)
小物置きの工夫:ユニバーサル・デザイン
写真だけなら↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/images/2013/10/26/1012_3convini.jpg

0421_33kumo 2017.4.21
雲の種類には疎い私。
高積雲の一種なのかな。
上を見ることの少ない私ですので、空や雲に関する気象現象は見逃しがちです。
観天望気のできる予報士さんは減ったかな。まずは気象の原点のはずですけどね。

「今日は暑くなります。原因は気圧配置にあります」って。そりゃないでしょう予報士さん。
「今日は雨が降ります」でも「雪が降ります」でも、なんだって「気圧配置」のせいだと言っておけば絶対間違いはない。ほぼ同義反復なんですよ、それじゃ。暑くなるのは暑くなる気圧配置のせいだ。プロでしょ。悲しい。
外からの中継で。雨が傘に叩きつけます。っていっといて。「今は霧雨のような雨です」ってそりゃないでしょ。言葉で出来事を伝える気象予報士さん。自分の言葉も磨きましょうよ。

小言爺さんの小言は増えるばかりだ。
私、教師生活を全部を通じて、定期テストで5点くらいの短い記述形式の問題を出し続けました。「○○が△△になるのはなぜか」みたいな、ちょっと自分の考えをかけばいい。正解でなくても自分の考えを述べた場合は満点の6割くらいあげる。もし「それはそういうものだから」というような答えを書いたら、絶対に「×」。思考停止は不可。
なんだかなぁ。ニュースやなんかの「言葉」が劣化しているような気がする。

モンシロチョウ

0421_31monsirotyou 2017.4.21
翅がぼろぼろのモンシロチョウを見かけたよ、と妻に見せたら。
0421w_20monsirotyou
私も見たのよ、きっと同じチョウね、と妻。
鳥にかじられかけたのでしょうね、でも逃げ切った。
うちの子かな。
飛べる限り飛ぶ。チョウだもんね。なんだなジンとする。

カエデ

0421_30kaede 2017.4.21
カエデの花が成熟してきまして、翼のような子房が目立ち始めた。
メシベの柱頭はY字型に2裂。
咲き初めには柱頭だけ出て子房は見えません。

0507_18kaede1 5.7
オシベの殻が残っていますが、二つの実がぐんと大きくなりました。
素敵な色でしょ。初々しくって瑞々しい。
やがて熟して、褐色になって、水分が抜けて軽くなり、風を受けてヘリコプターの回転翼のようにクルクル回りながら飛んでいくのです。夏を超えた先のこと、長い時間がかかります。
0507_18kaede2
新緑の中に、赤味を帯びた果実の対比。美しいですよ。

クモの巣

0421_24kumonosu 2017.4.21
線路柵の直角のコーナー。
見づらいですがクモの糸が張り巡らされていて、そこにキク科植物の冠毛のある果実が飛んできてくっついた。
こういう直角のコーナーに巣を作るのはおそらくネコハグモでしょう。
クモ本体は見えませんでした。移動した後かな。

ヒゴクサ

0421_20higokusa1 2017.4.21
カヤツリグサ科スゲ属。湿った水の近くが好きらしい。
2008年ころだったようなのですが、突如我が家の庭の池の傍に出現したのです。
誰が持ち込んできたのやら。鳥かネコか。私共ヒトではないと思う(多分)。
雄花と雌花が別々に咲きます。
0421_20higokusa2
上が雄花で、下が雌花です。
地味ですがこれでも花。風媒花ですね。雄花からの花粉が雌花の糸のようなところに付着するのでしょう。
忘れていても季節になるとちゃんと咲く。タフな奴です。

ナンテン

0421_18nanten 2017.4.21
ナンテンのつぼみ。
咲くのはまだかなり先でしょうけれど。
花は毎年咲きますが、実はなったりならなかったり。
実のなる条件がよくわかりません。

アジサイ・フェアリーアイ

0421w_8fairyeye 2017.4.21
つぼみ群。「準備中」

0423_23fairyeye 4.23
テラスに座り込んで横から見たら、なんだか一つだけつぼみの様子が変化始めたしたような。
こういう変化が全体に広まって、「開花」になるんでしょうね。

0507_3fairyeye 5.7
開花準備は進んでいるような気がします。
もうすぐ咲くよ。待っててね。

2017年5月11日 (木)

ヒルザキツキミソウ

0421_13hiruzakitukimisou1 2017.4.21
駅そばの踏切脇。この一角が花畑。
0421_13hiruzakitukimisou2
すごい花密度です。
0421_13hiruzakitukimisou3
標準的な花一式。

ところで、ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草、学名:Oenothera speciosa)は、アカバナ科マツヨイグサ属。
花300のサイトによりますと↓
http://www.hana300.com/hiruza.html

・学名
  Oenothera speciosa
   Oenothera : マツヨイグサ属
   speciosa : 華やかな

 Oenothera(オエノセラ)は、ギリシャ語の 「oinos(酒)+ ther(野獣)」が語源。
 根にブドウ酒のような りがあり、それを野獣が好むため、らしい。
 また、「onos(ロバ)+ thera(狩り)」との説もある。

「華やか」なんだな。確かに。
では、ツキミソウってどんな花なんだ?名前はよく聞きますけど。
↓「わぴちゃんのメモ帳」というブログです。
http://wapichan.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/oenothera-tetra.html
2017/05/08

ツキミソウ(Oenothera tetraptera)
いただいたタネから栽培していた
「本当のツキミソウ」が、1輪開花していました。

ここで「本当のツキミソウ」の写真が見られます。
現在、本当のツキミソウは稀少なものになっているらしいのです。知りませんでした。

検索したら↓
http://www.boomup.co.jp/tsukimiso/
日本月見草協会 - 「夜に咲き、朝に散る」幻想的な月見草の種を差し上げます。

月よりの使者   月見草
 「月見草」という花の名前は、おおかたの人は知っています。
しかし、おおかたの人は、ほんとうの「月見草」を見たことはありません。
おおかたの人が、「月見草」とよんでいるのは、「月見草」の仲間である「待宵草」のことなのです。
太宰治の「富士には月見草がよく似合う」もその一例です。
 「月見草」や「待宵草」は、北アメリカあたりが原産の花ですが、明治の少し前に渡来し、観賞草花として栽培されてきましたが、性質の強い「待宵草」は野生化して生き残り、性質の弱い「月見草」は、昭和の初期には、ほとんど姿を消してしまい、学術書などでも、「幻の花といわれています」とか、「現在では、一部の植物園に残っているだけ」とか「植物園や研究者の間で保存されている場合もあるかもしれない」という現状になってしまいました。
最も信用のある「牧野富太郎植物記」(昭和48年刊)や、「原色牧野植物大図鑑」(昭和57年刊)にも「今日ではほとんど見られない」と書かれています。
 日本から姿を消した「月見草」は「つきみそう」という名前だけは人々の心に残り、やがて、「待宵草」を「月見草」とよぶようになりました。

そうだったのかぁ。私は「おおかたの人」だからなぁ。
私のようなガサツな人間には栽培はちょっと無理かもしれない。宜しかったらどうぞ。

「性質の強い『待宵草』は野生化」したのだそうですが、宵待草というとなんだか儚げな感じがしますよね。あの歌のせいでしょう。
待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな
これ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B5%E5%BE%85%E8%8D%89
『宵待草』は竹久夢二作詞、多忠亮(おおのただすけ)作曲の歌曲である。
夢二の描く女性の絵の「はかなげ」な雰囲気と重なってしまうからでしょう。
wikiでは原詩も読めます。どうぞ。

カタバミ

0420_36katabami 2017.4.20
すごいでしょ。向こうの方からパンジーおじさんが見守っています。
にぎやか、にぎやか。楽しいこっちゃ。とね。

クレマチス

0420_31clematis 2017.4.20
つぼみの先っちょに動きがありました。

0427_6clematis 4.27
1週間後、開き始めました。

0428_10clematis1 4.28
翌日にはこうなりました。
紫の大柄な花。見ごたえがありますね。
0428_10clematis2
中央部をアップ。
つぼみの数からすると、10個ほどは咲くと思います。
外から見えるようになりましたので、楽しんでいただければと思っています。

テントウムシ

0420_26tentoumusi 2017.4.20
カラスノエンドウにて。アブラムシだらけのところにテントウムシ。
何テントウか、ちょっと判別しかねますが、餌だらけですね。
0420_35tentoukaede
こちらはカエデの葉にいました。多分ナミテントウ。
私の目ではカエデでにアブラムシは見えていませんが、やっぱりいるのかな、新緑ですものね。

オオイヌノフグリにアブ

0420_24abu 2017.4.20
コマバムツホシヒラタアブかな、ホソヒラタアブよりは少し大きめのアブですが、オオイヌノフグリを訪れました。
ほぼ足元。真上からのショット。
見ていたら、アブが花にとまったのですが、アブの体重でオオイヌノフグリの花は下向きになってしまった。アブの重さを花が支え切れなかったのですね。で、花にとまったアブは撮れませんでした。アブは長居せずにすぐ飛び去りまして
0420_24abu2
重しのなくなった花は、また上を向きました。
一瞬の出来事だったのですが、面白いことでした。ちょっと笑った。
バネとしての花で虫の体重が測れるかもしれませんね。

ヤグルマギク

0420_23yagurumagiku1 2017.4.20
ピンクや
0420_23yagurumagiku2
青系や。
0420_23yagurumagiku3
咲くよ、というつぼみ。
にぎやかでしょ。

0421_4yagurumagiku1 4.21
周囲が白っぽくて中央付近が青。真上から。
0421_4yagurumagiku2
ちょっと斜めの姿も。
学名は「Centaurea cyanus」というのだそうで、「cyanus」は藍色かな。青系でしょう、確か。
ということは、青系の花が最初だったのでしょうね。

cyan
{名詞}{形容詞}青緑色(の),シアンブルー(の).
パーソナル英和辞典より引用

発音を敢えてカタカナ書きすると「サイアン」です。

葉潜り虫@セイヨウカラシナ

0420_14hamogurimusi1 2017.4.20
葉に「潜った」痕跡。虫がまだいるようです。
0420_14hamogurimusi2
ほら。
0420_14hamogurimusi3
枝を拾って、こじってみましたが、蛹でしょうねきっと。
ガなのかハエなのか、よくわかりませんでした。
不思議な場所で成長するものですね。

コデマリ

0420_13kodemari2 2017.4.20
煙るような姿のコデマリ。
0420_15abu1
ちょっと離れて戻ってきたら、アシブトハナアブかな。蜜を吸いに来ていました。
0420_15abu2
たまたま真正面からのショットを得ました。珍しいことです。
煙るような眼差しのアブ、しびれるなぁ。

0421_19hosohirataabu1 4.21
ホソヒラタアブが花を探りに来て
0421_19hosohirataabu2
蜜を舐める。
花にくるのはハチ、と観念を固定しないでくださいね。
アブたちもせっせと訪花しているのです。

ササグモ

0420_10sasagumo 2017.4.20
何の気なしにパチリ。
パソコン画面で見て気づいたのですが、お食事中でした。
アブラムシくらいの大きさ。何なのかは判然とはしません。
こういう小さい昆虫が目の前にくるのを待ち伏せるというのは、大変だよなぁ。
クモって昆虫よりも省エネな生活をしているよな気がするんですよ。
一生で何回食事にありつけるのだろう、と思ってしまう。
それで成長し、繁殖しようとしている。とてつもないことなんだよなぁ、とつくづく思います。
浪費型生物であるヒトからは想像できない生き方ですね。
0420_21sasagumo
こちらは待ち伏せ中。
早く餌が来るといいね。

ヒメバチか

0420_9hati1 2017.4.20
ハチを見かけたのですが。そしてまたこの触角の特徴がねぇ。
0420_9hati2
見たことがあるような気がするんですけど。
記憶にあるのは脚にも白い模様があった種類だったと思います。
この写真のものは触角にしか白い所がない。
胸部背面も見たかったのですけれど、位置の関係で見られなかった。

0421_17hati 4.21
翌日も見かけました。ぶれてます。翅を開いて飛び立つ瞬間でしたでしょうか。
触角の白い模様ははっきり確認できます。体の他の部分にはやはり白い模様はないようです。

ヒメバチの仲間、とくくってしまえば多分間違いではないだろうとは思いつつ。自信はない。

2017年5月10日 (水)

シラン

0420_8siran1 2017.4.20
シランの花にアブが来ていました。
アブの種類の判定はできかねます。
腹部背面の模様とかを見せてはくれませんでしたので。
0420_8siran2
シランの季節はまだまだ続いています。線路際ですごい集団をつくっています。
自力でどんどん繁殖していくタフな蘭です。そういうの、好きだな。

カタツムリ

0419_21katatumuri 2017.4.19
時々思わぬところでカタツムリを見かけます。
絶滅したわけでもないらしいけど、数少ないことは確か。
ナメクジの方が適応力は高いのでしょう、栄えてますね。
殻を背負って防御を固める生き方と、殻を捨てて防御は弱くなったけどどこへでも潜り込めるような生き方と。

出がけに

0419_13seiyoukarasina 2017.4.19
プールへ行こうと車を出したところ。
車の運転席に座った位置での視線。普段立って歩いている時より低い。
セイヨウカラシナが輝いていました。
0419_14tatiaoi
タチアオイがまた、輝いていました。
陽射しのパワーがぐんぐん増していきますね。

ツツジ

0419_6tutuji 2017.4.19
光が湧き出る花。というイメージ。
一期一会。似たような写真は撮れますが、これと同じ写真はあり得ません。

ムラサキカタバミ

0419_2murasakikatabami 2017.4.19
これだけいっぱいわっと咲くと、鑑賞用の花ですね。
オキザリス・・・というようなカタバミの園芸品種もありますが、これで十分だな、私には。
雑草と呼ばれる花でもうまく鉢に集めてやったりすると、見ごたえのあるものになりますよ。
お試しください。

ツリガネソウ

0418_28turiganesou 2017.4.18
今年これを買ったのですが、いい花に出会えました。
小さな釣鐘がかわいい。
0418_29wintercosmos ウインターコスモス
場所も少ないし、ウインターコスモスと同居させたのですが、一緒に咲いて。
ウインターコスモスがエイプリルコスモスになってしまって、春になって元気。
草全体としても大きく育ってきました。なんだかなぁ。

0421_6turiganesou 4.21
背景にウインターコスモスがぼやけています。
楽しませてもらっています。

ダンゴムシ

0418_23dangomusi 2017.4.18
保育園児の「アイドル」。
私共には見慣れたものですが、ガレージのタイル面を歩いていまして、目立ったので久しぶりに一枚。
ダンゴムシでは「交替性転向」という習性が有名です。
まあ、多くの動物がやっていることなのですが、何かに遮られて右に曲がったら、次にに遮られた時には左に曲がる、ということです。その次は右に、と順番に曲がる方向を変えるのですね。
この習性を利用して、うまく作った迷路にダンゴムシを入れてやると脱出できる、というような話が知られています。

アメリカフウロ

0418_22americahuuro 2017.4.18
葉と花の典型的な姿を。
通常はかなり低い位置で咲きますが、日照の関係とかでしょう、草丈30cmを超えるくらいに立ち上がることもあります。

0504_12americahuuro 5.4
もう実ができ始めていました。
熟して乾燥すると、種子をバネのように弾き飛ばします。
相当な距離を飛ぶのでしょう、生息範囲を思わぬところへ広げていきますから。

ダンダラテントウ

0418_19dandaratentou 2017.4.18
タチアオイの葉の裏です。小さめであることと、斑紋から、多分ダンダラテントウだろうと思います。
ナミテントウとの識別は難しい。ナミテントウの斑紋の多型はものすごいし。
ナナホシテントウみたいに見間違えることのないのが楽でいいなぁ。

ウリハムシ

0418_18urihamusi1 2017.4.18
ちょっと早目のお出ましかな。
0418_18urihamusi2
これからは植物のほうだってパワー旺盛な時期ですから、葉を食べられても、そう大きなダメージをくらうわけではない。
農業関係の方には、ウリ科植物の根を幼虫が食べますので、害虫ですね。
我が家ではまあ、当然、放置です。

2017年5月 9日 (火)

山火事

昨日、岩手県釜石市で山火事が発生しました。

山火事広がり避難指示 自衛隊に派遣要請 岩手 釜石(NHK 5月8日 15時15分)
 ・・・
 8日午前11時55分ごろ、釜石市平田の山林から火が出て周辺に燃え広がりました。現場は山の中で近づくための道路がないうえ、火の勢いが強いため消火活動は難航し、釜石市は午後2時50分に尾崎白浜地区と佐須地区の136世帯348人に避難指示を出しました。
 ・・・
 盛岡地方気象台によりますと、釜石市では、午前10時40分すぎに25.9メートルの最大瞬間風速を観測しています。
 ・・・

夕方の民放の森田さんの気象情報で、この火事の煙が気象衛星の画像に写っていると話していました。
20170508eiseigazou
気象庁のサイトから16:30の画像をとってみました。
釜石のあたりから太平洋にうっすらと白い筋が流れていますが、それとわかっていないと判別は難しいかも。
で、ウェザーニュースのサイトを覗いてみました↓
https://weathernews.jp/s/topics/201705/080105/

東北太平洋側で大規模火災
2017/05/08 17:06 ウェザーニュース
8日(月)、岩手県釜石市で発生した大規模な山林火災が発生。その様子は気象衛星ひまわり8号でも捉えられています。

画像のURL↓です。
https://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/201705/201705080105_top_img_A.jpg?1494229794
これだと確かに煙が流れているのが見えます。
火山の噴火とか流氷とか、いろいろな地表現象が気象衛星で捉えられます。
こんな画像を使って授業やってみたかったな、という「未練」もないわけではない。
教師になって最初は中学で理科を教えました(40年以上も昔)。第2分野の気象関連のところで、当時の人工衛星写真、解像度も低かったのですが、そういう写真集を買ってきて、教室に持っていきましたよ。「地球を見る」というのがまだ珍しかった時代ですから。雲画像から風の流れを読み取ったり。そう、NHKラジオの気象現況をカセットテープに録音していって、教室で再生し、それを聞きながら天気図を書くという実習もやらせましたっけ。思い出しました。
閑話休題。ウェザーニュースの続き

 ・・・
今回の火災のポイントは強い西よりの風とフェーン現象による乾燥です。
乾燥により燃え移りやすい状況となっており、強い風で燃え広がったことで大規模火災へと発展しています。
また、風が強いことが、消火活動をも困難にしている側面もあるようです。
▼最小湿度
 石巻 27%、仙台 17%
 宮古 21%、大船渡 22%
▼最大瞬間風速
 釜石 25.9m/s、白石 27.8m/s
今回のように、強い山越えの風が吹く時は、火が燃え広がりやすい条件が揃うため、特に注意が必要です。

東京の私は昨日はそれほど強い風を意識していませんでしたが、東北ではすごかったんですね。
2017kaze
これはNHKのニュースのタイトル画像。
風の流れを視覚化したもの。
なるほど、すごい西風だったようです。
これではフェーン現象が起きます。乾燥した高温の風が吹きおろす。大火・山火事のパターンです。
去年12月の糸魚川市の火災もフェーンの下で燃え広がったのでした。
今回の山火事、今の時点ではまだ収まっていないようです。早く消火が完了しますように。地元の方々、消火に当たられる方々の無事をお祈り申し上げます。

★地球規模から日本周辺まで範囲を変えながら可視化されて風の様子が見られるサイトがあります。
よかったらどうぞ↓
https://earth.nullschool.net/jp/

フェーン現象についての簡単な解説です↓
http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/phenomena/foehn.html

4月の気温など

4月までの気温などのグラフです。
・まず気温から
201704kion
4月半ばに夏日がきましてぐんと上がり、いったん平年並みに戻ってから、5月に入ってまた上がってきました。
・平年気温からの差でみますと、もっとはっきりします。
201704heinensa
3月に下がる一方だったのが、4月に入って激しい上下。
手元にちょっと重ね着できるようなものをおいて、うまく調整しないと体がだるくなったりしそうです。
ま、立夏の頃までは遅霜なんかもあっておかしくないんだし、そういう心構えでのんびりと。
・湿度は
201704situdo
午後3時の湿度です。
4月は確かに湿っぽい感じでした。
5月、どうなるかわかりませんが、これまでのところ東京ではほとんどお湿りがありません。
少雨もまた問題。行き過ぎないでほしいですね。
以上。ここまでのご報告です。

ニホンカブラハバチ

0418_17nihonkaburahabati 2017.4.18
4月から5月にかけて、いっぱい出現して飛び回ります。
止まった瞬間に撮影しないと、すぐ消える。
忙しない昆虫です。
「カブラ」というのは、幼虫の食草がアブラナ科であることからの命名でしょう。
青味を帯びた黒い幼虫です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/nihonkaburahabati.html
↑幼虫図鑑です。イモムシが平気でしたら、ご覧ください。

レンゲソウにて

0418_12rengesou1 2017.4.18
ササグモが待ち伏せをしています。
0418_12rengesou2
ハエも蜜を舐めに来ました。
もし、このササグモの前にこのハエが来たら、どうなるかな。
ササグモにとってはちょっとハエが大きいという気がします。
でも、飛びつくかもね。もしハエに弾き飛ばされたって、命に別条のあるわけではなし。
やってみる価値はあるでしょう。
ササグモにも、相手の大きさなどに関して「判断」があるはずですね。

カエデ満開

0418_11kaede 2017.4.18
つぼみ、花。いっぱい。
やがて花が緑の葉の陰に隠れるころ、花が終わって、飛ぶ白鳥のような姿の子房が葉陰に育ち始めます。緑一色の陰で種子を育て、秋には独特な羽のある果実が現れてきます。

キイチゴ

0418_7kiitigo 2017.4.18
花、実の始まり、鮮やかな緑の葉。
セットにしてみました。
植物が生きる時間を一コマの画像から感じ取ってください。

コデマリ

0418_3kodemari1 2017.4.18
オシベが立って、目立つようになりました。
0418_3kodemari2
花に迫ってみました。
0418_3kodemari3
あれま、この花、ユキヤナギの花にそっくりじゃありませんか?
調べてみました。

科  :   バラ科 Rosaceae
亜科:  シモツケ亜科 Spiraeoideae
属  :   シモツケ属 Spiraea
種  :   コデマリ S. cantoniensis

科  :   バラ科 Rosaceae
亜科:  シモツケ亜科 Spiraeoideae
属  :   シモツケ属 Spiraea
種  :   ユキヤナギ S. thunbergii

そうなんだ。同じ属なんですね。花全体の姿は異なりますが、個々の花は似てるんですね。
エラそうなことを言いながら、迂闊でした。

0422_6kodemari1 4.22
花が長けてきますと、オシベが目立つようになって、花の塊りの表面が「煙る」ような感じになってきます。
0422_6kodemari2
煙る眼差しの美女、という表現もあったかな。
コデマリを眺めて煙る眼差しに魅入られてください。

魅力という言葉は現代では比較的軽い言葉ですが、「魅する」というのは実は「魔」の領域に踏み込む言葉ですね。「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」というくらいのものですから。魅入られる、というのは「人界」から「魔界」へ一歩引き込まれそうな、恐ろしいことなのです。

白いツツジ

0417_16tutuji 2017.4.17
白い花のツツジ。いいですね。
ところで、ツツジの遺伝子のことを知りもしないのですが、推測を。
基本的にはツツジは赤系の色素を作る酵素の遺伝子を顕性で持っている。Rとしましょうか。
何かの変異が起こってその酵素をつくれなくなった遺伝子をrとします。
RR、Rrでは、Rの遺伝子がありますので、赤い色素を作る酵素ができ、赤い花が咲く。
ところがrrというホモ接合になりますと、赤い色素を作る酵素が作れませんので、色素のない白い花が咲く。こんなメカニズムでしょう。で、rは不顕性だ、というわけですね。
rを白い花を作る遺伝子、というのはちょっとな、現代ではやめた方がいいという気もします。

プール前にて

0417_12hanamizuki1 2017.4.17
毎週行っているプールの前の植え込み。
あら、ここにハナミズキがあったんだ。去年は気づきませんでした。迂闊なことです。
0417_12hanamizuki2
花はこの2種類かな。背の低い株で目の前ですから、実がなるところまで見られるかもしれません。
0417_13hotlips
同じ植え込みに鮮烈な赤のホットリップスもありました。
まあ情熱的な唇がこんなにたくさん。すごいことです。
シソ科の花です。

プールは基本的には1000mを30分で泳ぐというのを週2回にしています。
足が不自由なお爺さんがきた、大変そうだなぁ、と思ってたら普通に泳いでいる。
身体障害の有無とは関係なく、泳げる人は泳げるし、泳げない人は泳げない。
身体障害というのは、一つの属性なのだ、ということが、多分、自然に理解していただけている、と思っています。

ポピー

0417_11poppy1 2017.4.17
タイトルは「ポピー」としましたが、セイヨウジュウニヒトエの盛んな中で、小さいままで花を咲かせている健気な姿が気に入ったもので。
場所は線路柵の下。庭のセイヨウジュウニヒトエを少しだけここへ移したのです。低い位置で咲く花だから。で、手入れなどしませんので、落ち葉もそのままだし、カタバミなども見えているし、ということになっております。

ところで↓ここで
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-b3f5.html
2017年5月 1日 (月)「ポピー」
ポピーのメシベの柱頭の「筋」について書きました。そこでは5,6,7,8本の筋の写真を掲載しましたが、冒頭の写真を眺めていたら、なんだか、筋が4本のような気がする。
で改めて元画像を見ましたら
0417_11poppy0
なんかな、やっぱり4本みたいに見えますが。
なんで、こんなにバリエーションがあるんだよ?不思議な花です。

シャガ

0417_10syaga 2017.4.17
このころあたりが満開、でしたでしょう。
個々の花の期間が長いので、5月に入ってもまだ咲いてはいますが、シャガの花の季節は終わりに近い。日陰にも強い花のようです。どんな場所でも楽しめますよ。

八重山吹

0417_8yamabuki 2017.4.17
花の数は多くありませんが、こってりした感じで咲いてくれます。
「みのひとつだになきぞかなしき」というのは、東京在住のものとしてはほぼ常識かなと思っていますが。他の土地ではどうなのか、よくは知りません。
「八重ですから実がない」と「あいにく蓑がない」とをかけたという話ですね。
植物に八重咲きというものがあることがよくわからない。繁殖に不利ですよね。ですからおそらくほとんどは人間の介入によって生まれたものだと思うのですが。不思議ですね。

2017年5月 8日 (月)

黄砂かもしれない

0506_13kousa 2017.5.6
昼の散歩で踏切の先までぷらぷら行ったのですが、踏切のところから多摩川の方を見たら茶色っぽくかすんでいました。
黄砂がもう来ているのかな、と一枚パチリ。

今年はじめて松江で黄砂を観測 あすにかけ全国的に注意
ウェザーマップ 5/6(土) 11:03配信
 きょう6日(土)午前、松江で黄砂が観測された。きょうは次第に黄砂が飛来し、今夜からあす7日にかけては西日本から北日本の広い範囲で黄砂が予想される。
 今夜からあすにかけては、西日本から北日本の広い範囲で黄砂が飛び、見通しが10キロメートル未満、所によっては5キロメートル未満となる見込みだ。
 屋外では黄砂がつくため、洗濯物の外干しは控えた方が良さそうだ。また、視界が悪くなるため、車の運転などに十分に注意が必要となる。

私が見たのは黄砂か、この辺の砂ぼこりか。どっちかな。
5月6日の
201705061200 12:00の天気図

20170506152000_ 15:20の赤外画像

20170506152000 15:20の可視画像
というわけで、大陸の方に茶色い黄砂が見えているようです。
その先駆けが来たのでしょうか。

変換ミス2つ

以前でしたらVOWネタだったんですがね。

1:第二景品
0430_19dainikeihin
新聞の折り込み広告です。素敵な景品がもらえそう。
妻が発見しました。スーパーのチラシなど点検していたら、なぜか小さな文字のこのミスが「見えてしまった」のだそうです。
{東京の道路に詳しくない方のために。正しくは「第二京浜」です。国道1号線の東京から神奈川にかけての部分です。}

2:昆虫決勝標本
0508_2kessho

まるでファンタジー…はかなく美しい「昆虫結晶標本」がネットで話題に
2017年05月05日 07時00分 インターネットコム
昆虫決勝標本の写真
 まるでファンタジーの世界に登場するような、美しい「昆虫結晶標本」がインターネット上で話題になっている。
・・・
 「昆虫結晶標本というのができたらカッコ良いんじゃないかと思って作ってみた。明礬の結晶が蝶の標本から成長している。脆いしまだまだ研究段階だけど、明礬の防虫効果とかで標本の保護にも効果があったらいいな」
・・・

芋を洗う

朝日新聞の連載「しつもん!ドラえもん」↓

[しつもん!ドラえもん]2578 やさい編(4/15)
 「いもを洗うよう」というたとえがあるよ。どんな様子をたとえたのかな。
[こたえ]混みあっている様子
 おけなどに里芋を入れて洗う様子からとったんだ。「いもの子を洗うよう」とも。「海水浴場はいもを洗うような混雑だった」というように使うよ。

知らない人・子には、この答えから、実際にどうやるのかは見えてこないですね。
私が小1まで住んでいたところには、個人商店が集合したマーケットがありました。そこの八百屋さんだったろうと思いますが、「芋洗い」というものを、通常のこととしてやっていましたので、知っているんですね、私は。
私の記憶では
威勢のいいお兄さんが、樽に里芋を入れ水を入れ、樽の縁に立って、細めの櫂2本ををX字に組んだ道具の上の方を手で回すんですね。右手を伸ばし左手を引く、右手を引いて左手を伸ばす、と交互に。櫂を組んであるところは櫂の真ん中より下ですから、テコというか輪軸というか、強い力で芋と櫂とぶつかり互いにぶつかり、皮が剥けるのです。
60年以上も前の記憶ですので、思い込みも入っていると思います。私はお兄さんが樽の縁に立っていたように思うのですが、台に乗っていたのでしょう、きっと。でないとうまく櫂が回せないものな。櫂と書きましたが、実際にはほとんど「棒」だったと思います。船を漕ぐ「櫂」よりはずっと幅が狭かった。と思う。
老人が語る幼いころの記憶には、相当な部分、後からの「思い込み」が入っていますので、8割・9割、割り引いてください。また、幼い時の記憶ですので、全体像は把握していなくて、部分的なスポットしか見ていないのです。全体の中での意味のようなものは欠落しています。それも考慮してください。

★「全日本芋洗いコンテスト」というものがあるそうです↓
http://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000004997
全日本いも洗いコンテストで熱戦 井波、さといもDAY(北日本新聞(2015年11月23日))
youtube でも見られるようです。検索してみてください。

カナヘビ

0417_5kanahebi 2017.4.17
今回は地面近くの石の上。
尻尾の長さを味わってください。
長いでしょ。

アメンボ

0416w_5amenbo1 2017.4.16
池にアメンボがいた、と妻の撮影。
アメンボは翅で飛びますからね、たまにこういうこともある。
0416w_5amenbo2
そばにユスリカもいたようですが、産卵かなぁ。
蚊の「卵舟(らんしゅう)」というものを一度撮影してみたいと思っていましたが、実行できないままに、蚊は防除しなければならなくなりました。病気の様相が移り変わっていきます。

ツツジ

0416_26tutuji 2017.4.16
奥の赤い花は、葉も小さくて、花も小さい。
手前右のピンクのつぼみは、花が大きい、葉も大きい。
種が異なることは明らかですが、まあいいや、ツツジです。
この2種がこの季節、華やかに眼を楽しませてくれています。

ヒメツルソバ

0416_22himeturusoba1 2017.4.16
塀の前に立った状態。ここからズームアップすると
0416_22himeturusoba2
ここまでいけます。
腰が不安定な私には、カメラのこの機能はとてもありがたい、ということがわかりました。
画面が若干粗くなりますが、素人には充分。楽しみます。

ヒメナガカメムシ

0416_15himenaga2 2017.4.16
ヤグルマギクのつぼみを見ていましたら。
0416_15himenagakamemusi
別のつぼみに、何かいる。ヒメナガカメムシでしょうか。
つぼみから吸汁しているのでしょう。柔らかいし栄養たっぷりだし、おいしいに違いない。
これで植物体がダメージをくらうようなものでもなし。ほっときました。

クルミの花:2

0425_24kurumi1 2017.4.25
え、もう落ちたの?
成熟した花が落ちると、もっと黒く見えます。
早く落ちてしまったのかな。
0425_24kurumi2
開き始めです。
パソコン画面で見ていたら、下に垂れている2つの雄花穂の間に、虫パターンが見える。
トリミングすると
0425_24kurumi3
よくわかりませんが、この感じはクモでしょうか。
現場では全く気づいていなくて、ちゃんと撮影した画像はありません。

0427_8kurumi 4.27
落ちていた雄花穂を拾って、掌の上で撮影。
個々の雄花が見えます。
0428_16kurumi
この時の雌花。メシベの柱頭が出ていますから受粉はできるのでしょう。
ただ、私の(ぼんやり)まなこには、他に雌花があまり見えなくって。
雄花が先に熟すのはいいとして、遅れてくる雌花はちゃんと受粉できるんでしょうか。
まあ、毎年ある程度の実がなりますから、受粉しているのでしょうけれど。
ちょっぴり気にかかりました。

クルミの花:1

0416_13kurumi1 2017.4.16
裸の木に、葉芽が開くころ、一緒に雄花です。
0416_13kurumi2
あちこちいっぱい。

0418_15kurumi2 4.18
雄花穂(ゆうかすい)と呼ぶようです。だんだん長くなりますが、まだ花粉は出していない。

0422_20kurumi 4.22
長さとしてはこのくらい。この後は、花としての成熟。

ブドウ

0416_8budou 2017.4.16
「巨峰」として苗木をいただいたのですけど、マスカットみたいな緑の実がなります。
接ぎ木の台木のせいか、育て方のせいか、よくわかりませんが、甘くておいしいことは確か。
で、タイトルを「ブドウ」としました。
芽が出て。

0421w_13budou 4.21
灰色の空を背景に、広がった葉。

0503w_4budou 5.3
もうつぼみでしょうか。妻が教えてくれました。
5月の青空に映えています。

05005_10budou 5.5
私も撮ってみました。つぼみですね。背景が明るくてうまく撮れません。

八重桜・南殿

0416_4naden 2017.4.16
今年は花の塊りを二つくらい作ってくれました。
私の撮影。
0416w_3naden
妻の撮影。
つぼみの開き具合が微妙に違いますね。
薄いピンクだったのが、ほとんど白い花になる。
頑張らなくていいよ、養生してください。

0415_1ga1 2017.4.15
妻が撮影してきました。
鉢の側面で背面に回り込みにくかったそうです。
0415_1ga2
このくらいの角度が限度だったそうで。結構大柄なガです。
さて、なんだろう?ガは種類が多くて苦手です。
シャクガかな?
ツマジロエダシャクというのが似ている気もしますが。まったくあてにはなりません。

2017年5月 2日 (火)

レンゲソウ

0415_12rengesou 2017.4.15
大好きなレンゲソウの優美な姿を何枚か。

0416_17rengesousenro 4.16
レンゲソウというと、レンゲ畑というイメージが主流かな。
それはそれでいいのですが、総体として眺めるだけではなく、全体を構成する個々の花の美も観賞してほしい。
0416_17rengesousenro2

言語や概念を捨てて、対象とじかに接してみましょう。

かん‐しょう【観賞】クワンシヤウ
見て楽しむこと。見て賞翫しょうがんすること。「―植物」
広辞苑第六版より引用

かん‐しょう【観照】クワンセウ
①〔仏〕智慧をもって事物の実相をとらえること。
②対象を、主観を交えずに冷静にみつめること。
③〔美〕(contemplation イギリス・ フランス)自然・芸術を問わず、美的対象の受容における直観的認識の側面。
広辞苑第六版より引用

0415_10murasaki 2017.4.15
ムラサキハナナがいっぱい写っています。
画面右下に紫のスイートピー。
言葉としては私は「紫」としか形容できないのですけど、明らかに色合い、風合いは異なる。
自然を見ていると、言語表現を超えた存在、がいくらでもありますね。
言語の介在なしで、あるがままの「存在」に向き合ってみませんか。
スリリングな体験になると思いますが。

ヒキガエル

0415_6hikigaeru 2017.4.15
スイレンの鉢に浮かんで日向ぼっこをしていました。
これが今シーズン大人のヒキガエルを見た最後のようです。
この鉢もやがて蚊が発生しないように殺虫剤を入れなければならない。
生物環境としては貧しくなります。

カナヘビ

0415_5kanahebi1 2017.4.15
カナヘビは樹上性がありまして、木の枝で見かけることも多い。
この時はイチイの木で、隙間から顔を出していました。高さがあるので撮影しやすい。
0415_5kanahebi2
尻尾の先まで、全部は写りませんでした。とにかく尻尾が長い。
0415_5kanahebi3
瞬きなのかなんなのか、瞬膜というのかな、眼を覆ったり。
0415_5kanahebi4
なんだか瞼が重たそうに感じますが、思い入れが過ぎるか。
0415_5kanahebi5
やっぱ、眠いのかね。春の日差しのぬくもりに、うつらうつら、みたいに見えるんですよ。
無害な爺さんと見切られましたかね。
頭の上の「第三の眼」はつぶれない。陽射しを意識しているでしょう。
しかしなぁ、私としては舌でもチョロチョロ出さないかな、と粘って撮影していたのですけれど、カナヘビのうたたねを見てしまうとは。非常に楽しかった。
0415_5kanahebi6
きりっと目を開いたところで、撮影終了。さようなら。
楽しかったよ。

いちい【一位】‥ヰ
(笏しゃくの材料としたので、一位の位に因み「一位」とあてた)イチイ科の常緑高木。日本北部の深山に自生。幹は直立して、約15メートルに達する。樹皮は赤褐色。雌雄異株。3~4月頃葉腋に開花。実は9月頃熟し、橙赤色で甘く食べられる。材質密・暗紅色で器具・装飾品・鉛筆に使用。古来、飛騨国位山くらいやま産のものは笏の材料として有名。庭樹・生垣などにも利用。スダオノキ。アララギ。オンコ。紫松。
広辞苑第六版より引用

アシブトハナアブ

0414_30asibutohanaabu1 2017.4.14
玄関前に座り込んでいたら、脇のアジサイ「フェアリーアイ」の葉にアブが来て止まりました。
ぎりぎりのアングル。
0414_30asibutohanaabu2
虫のところだけ更にトリミングしますと。
翅の付け根のところで小翅片が立っているのがわかります。
面白い構造です。
0414_30asibutohanaabu3
ちょっと移動してくれたので、腹部が何とか写せました。
この腹部だとおそらくオス(♂)でしょう。
0414_30asibutohanaabu4
うまいこと、真横ショットも撮らせてくれました。役者じゃのう。
名前の由来「脚が太い」のがよくわかります。{ふん、余計なお世話だい}
0414_30asibutohanaabu5
再度、後ろ向き。
かなり長い時間にわたってモデルを務めてくれて楽しかった。
比較的大型のアブですが、ハナアブですから刺すわけじゃなしのんびり脚の太さを観賞してください。

キンレンカ
0414_29kinrenka2 2017.4.14
昼の散歩の終わり。玄関前に座り込んでそばのキンレンカを撮影。
花の後ろから陽が射して、輝いていました。
0414_29kinrenka1
夕方5時過ぎ。妻が水遣りに出た時の写真。
太陽は西へ回り、花を前から照らしていました。
カメラの違いによる色調の違いもありますが、それは仕方ない。
光線の移動を楽しんでください。

ルリマルノミハムシ@ジャスミン

0414_26rurimarunomihamusi 2017.4.14
近所のジャスミンを眺めていましたら、「虫パターン」が視界に引っかかりました。
はっきりは見えなかったのですが、これはおそらくルリマルノミハムシ。
ハムシとはいえ、見かけるのはいつも花の上。ハナムシですね。
おそらく花粉を食べているのだと思います。
ほぼ「白黒写真」になりました。

セイヨウカラシナ

0414_25seiyoukarasina 2017.4.14
セイヨウカラシナです。もういいや、と思いつつ掲載します。
アブラナ科は「十字花冠」で知られるわけですが、セイヨウカラシナの場合、「H」の字のようになるという記載がありましたので、それらしい写真をお目にかけます。
直交する「十」のようではなく、「H」のようである、ということです。
目立つ特徴かもしれません。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/cruciferae/seiyoukarasina/seiyouka.htm

セイヨウカラシナなどのアブラナ科の植物は、十字花科とも呼ばれていた。セイヨウカラシナの花は十字というよりもH型のように見える。

広辞苑第六版より引用

じゅうじ‐かかん【十字花冠】ジフ‥クワクワン
離生した4枚の花弁から成り、その4弁が、十字形に2枚ずつ相対して配列する花冠。アラセイトウやアブラナなど、アブラナ科植物の花冠。

キチョウ

0414_22kityou 2017.4.14
キチョウが飛んできまして。
わっ、とシャッター―を押したらこう写りました。
目撃したという証拠写真以上のものではありません。

ディジタリス開花

0413_45digitalis 2017.4.13
ディジタリスの花芽が立ち上がろうとしています。

0418_25digitalis 4.18
伸びてきましたよ。

0421_5digitalis 4.21
「箱」のようになってきました。これ、この花の特徴。

0425_22digitalis 4.25
12時半ごろ、昼の散歩で。
箱のふたが開きそう。
0425_22digitalis2
午後4時半ころ。花の世話をしていた妻の撮影。
側面がパコっと開きましたね。
これをもって「開花」としましょう。
この後、花に変化が起きるのですが、それはまた続報で。

2017年5月 1日 (月)

フラサバゾウ

0414_20frasavasou 2017.4.21
拡大して見ると、かわいい花です。単独だと目立ちませんが、我が家のような雑草を愛する夫婦の生活のそばでは結構いっぱい咲いてきました。そうなると、目を惹くようになりますよ。
園芸植物の鉢などでは雑草を生やさないように草取りをなさるのが普通ですが、放置しておくと、意外に「かわいい花」が咲いたりします。雑草のせいで栄養を奪われてしまうというようなことはそう心配することもなし。アブラムシやカイガラムシなどは丹念に排除するとして、雑草を生やしてみませんか。楽しいと思いますが。

イチョウ

0414_14ityou1 2017.4.14
雄の木であることはわかっていましたので、当然雄花が咲くはずですね。
でも、お恥ずかしいことに、雄花を自分の目でちゃんと確認したことはなかった。長い年月になります。
0414_14ityou2
これがもう少し長いとクルミの雄花穂と似ているな、と思いますが、クルミは1本の木に雄花・雌花を咲かせるタイプ。イチョウとは全然違います。
0414_14ityou3
近くに雌の木があればいいのにね。
この近辺で銀杏が拾える木を知りません。
ちょっと寂しいことです。

ランタナ

0414_13lantana 2017.4.14
まるで棒切れのようになってたランタナに葉が出ました。
毎年のことなので、大丈夫だろうとは思いつつ、やはり葉が芽吹くと嬉しくなります。
ただ、昨シーズン頑張ってくれたシコンノボタンがダメになったかも。
棒切れのような姿から回復してきません。世話が足りなかったかな。まだまだ見続けますけど。

八重ヤマブキ

0414_11yamabuki 2017.4.14
池の向こうで、私は近づけない場所ですが、カメラのズーム能力のおかげで撮影できます。
ズームアップしても高画質ですし、モニターの中央の「スポット」でピント合わせができるので使いやすいです。カメラ型のコンデジですからポケットには入りませんが、軽くて使いやすくて、気に入っています。好いカメラと出会いました。

ベニシジミ

0414_1benisijimi1 2017.4.14
妻が撮ってきてくれました。ヤマトシジミが主流で、ベニシジミはこの辺では珍しい。
コンデジのピントが後ろへ行ってしまうので焦ったそうです。
0414_1benisijimi2
でも、一枚、ほぼ完ぺきな写真が撮れていましたから、大喜びでした。
ヤマトシジミのためにカタバミを除去しなくなった妻。
ベニシジミの幼虫の食草はスイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物だそうです。
我が家でタデ科というと、ヒメツルソバとか、イヌタデとかですが、食草になるのでしょうか。
よくわかっていません。

ホオズキ

0413_49houzuki 2017.4.13
これ、ホオズキの芽生えだそうです。
私には判断はつかないのですが、妻が言うのだから間違いない。
ホオズキ市で買ったものの子孫ですから大事にしているのです。
あの花・実、楽しいですものね。

モンシロチョウ

0413_46monsiro 2017.4.13
花は咲いていないのですが、来ていました。
モンシロチョウの雌雄は私には判別できないので、この写真のチョウが雌雄どちらかはわかりません。雄がメスを待っているのかな?
家の内外にはアブラナ科の植物がいっぱい。いずれアオムシちゃんたちでにぎやかになることでしょう。
季節だなぁ。

ササグモ

0413_41sasagumo 2017.4.13
葉の上、花の上、あちこちで見かけるようになりました。
葉の上というのは、待ち伏せにはあまりよくないのでは、と思いますが。
歩き回ってアブラムシでも探すのかな。
広大な空間で餌の昆虫と出会うのって、大変なことだろうと察します。

アメリカフウロ

0413_39americahuuro 2017.4.13
線路柵内。雑草繁るなか、小さな白い花が咲いた、と思ったのです。
白い花、といって、見かけない花だ、と思ったのですが、葉を見るとこれはアメリカフウロですね。
見慣れた花と感じが違う。

0414_24americahuuro 4.14
ここまで開いてくれると見間違うことはない。アメリカフウロです。

0416_19americahuuro 4.16
遠くで咲いていましたが、やっと足元近くまで来てくれました。
色・姿、アメリカフウロです。これ以降、もう、あちこちでいくらでも見られるようになりました。
そのうち実ができます。あれがまた面白いので、しばらく待ちましょう。

ポピー

去年気づいてしまって、今年も蒸し返します。
ポピーのメシベの柱頭の「筋」について、です。
0413_24poppy 2017.4.13
柱頭の筋を見てください。この花では7本ありますね。

0414_23poppy2 4.14
この花では6本です。

0420_28poppy 4.20
8本あります。

0413_48poppy1 4.13
これはベランダ―のプランターに勝手にやってきたポピー。
草丈10cmいくかいかないか。
0413_48poppy2
同じプランターの別の場所。これも極々草丈の低いつぼみ。

0421_1poppy 4.21
草丈も低いし、花も小さいし、でも、咲くんです、っ。
頑張ってます。

0422_32poppy 4.22
花弁が落ちまして残った柱頭。筋は5本です。
なんで?
生殖に関する部分って、保守的なものなのではないか、という気がするのですが。
どうしてこんなにいろいろあるんだろう?
わからないのです。不思議だ。
ポピーはあちこちで見られると思いますので、ぜひご自分の目で花の真ん中を覗いて、観察してみてください。お願いします。

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