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2017年4月

2017年4月28日 (金)

スイートピー

0413_40sweetpea1 2017.4.13
いろんな花が咲きます。
0413_40sweetpea2
妻は気に入った花を咲かせている株にタグをつけて、種子を採取します。
でもねぇ、ハチやアブが授粉してくれていますからね、交雑する。
遺伝的多様性の確保ですね。
ということで、来年同じ花に出会えるかどうかはわからない。それが当然、それが楽しみ、でもあるのですが。
F1じゃないですものね。

どうなっているのか?

0413_35musi 2017.4.13
ツツジのつぼみのところに黒いもの。
よく見ると昆虫。ハチかな、と思いますが。
まるっきり動かない。どうも変だ。
蜜を飲んでいるのでもなさそうだし、蜜の粘り気から脱出できないというのでもないと思う。
これ、死んでしまったのかな。
なんで?
状況がよく理解できないのでした。

★話はちょっと違うのですが。レンゲツツジの蜜は有毒だ、というお話↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%B8

レンゲツツジ
全木にジテルペンのグラヤノトキシン( grayanotoxin )[1]、ロドジャポニン( rhodjaponine )などの痙攣毒を含み、呼吸停止を引き起こすこともある。牛や馬にとっても有毒なため(ウマツツジ、ベコツツジの別名はこれらの動物に害を与える事から)食べ残すので[2]、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多い。花には蜜があり子供が吸う場合があるが、摂取させるのは非常に危険である。トルコ産蜂蜜での中毒例が報告されている[3]。このため、日本の養蜂業者はレンゲツツジが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避けるなどしている[4]。

花の蜜を舐めると甘い、と口にしがちですが、注意した方がいいです。

花はきれいで優しい、植物は優しい、なんて思いこまない方がいいですよ。
動けない植物が、生存し繁殖するために動物に対して「生理的な活性」のある物質をつくって動物に対抗したり動物を利用したりします。
生理活性があるということは、毒であることが多い。だからこそ使い方によって薬にもなる。
生理活性がなければ、それこそ「毒にも薬にもなりはしない」のです。
お間違いなく。

伸び伸び

0413_29onitabirako 2017.4.13
前にも同様の姿をお目にかけました。
ツツジの植え込みから隙間を縫って伸び上がってきたオニタビラコ。密蔵院前。
0413_30yaemugura
ぐんぐん伸びあがってきたヤエムグラ。
下の方は暗かっただろうに、発芽して、明るい方へ明るい方へと頑張って伸びてきたのでしょう。
機に臨んで変に応ず。動物のように歩き回るわけではないですが、状況に対して柔軟に対処する能力を持っています。

塀際

0413_25heigiwa1 2017.4.13
左にカタバミ、右にポピー。
さて真ん中のは何だろう?
ハゼランかもしれないな、とは思いますが、花が咲いてみないとわからない。
ゆっくり成長してください。

0413_25heigiwa2
繁っているノゲシ。
花の期間がずいぶん長くなってきましたね。よほど居心地がいいのに違いない。よかった。

オランダミミナグサ・フラサバソウ

0413_22oranda_frasaba 2017.4.13
こういう微細な花に目を止めていただけると嬉しいのですが。
一般的には「純然たる雑草」です。園芸とは程遠い。
でもなぁ、花としては園芸種と何ら変わるところはない。
ぜひ、下を向いて歩いてください。きっとどこかで出会えます。

スミレ

0413_21sumire 2017.4.13
外に出してあるチロリアンランプのプランター。
スミレが生えてきて咲いています。
チロリアンランプの花が3つほど落ちている。
この高さが、保育園児の目にはちょうどよかったらしい。
しゃがみ込んでこの辺りを見ているなぁ、と思って、昼に行ってみたら、これですね。
赤い花と紫の花、喜んでくれてうれしい。
形も色も異なるものを「お花だ」と一つの概念に包みこんでしまう能力って、考えてみるとすごいものですよね。

ナズナ

0413_8nazuna1 2017.4.13
ナズナの繁る家、になりました。
0413_8nazuna2
モデル生物として有名なシロイヌナズナとはどういう関係なのでしょう。
ナズナに「もどき」のような意味の「イヌ」がついて、更にシロが追加されたのでしょう、想像するに、多分。

Wikiによると

目  :   アブラナ目 Brassicales
科  :   アブラナ科 Brassicaceae
属  :   ナズナ属 Capsella
種  :   ナズナ C. bursa-pastoris
学名:Capsella bursa-pastoris (L.) Medik.
和名:ナズナ
英名:shepherd's purse

目  :   アブラナ目 Brassicales
科  :   アブラナ科 Brassicaceae
属  :   シロイヌナズナ属 Arabidopsis
種  :   シロイヌナズナ A. thaliana
学名:Arabidopsis thaliana
和名:シロイヌナズナ(白犬薺)

同じアブラナ科ですが、属のレベルで違うものでした。
思うに、ワタシ、シロイヌナズナは見たことがない。多分。
「多分」が多いなぁ。

ハナモモ(多分)

0413_5momo1 2017.4.13
妻が撮ってきました。時期的に梅や桜じゃないだろうし。
モモかハナモモでしょう。
0413_5momo2
陽射しに浮き上がっています。
0413_5momo3
白い花というのはどうも、やっぱりハナモモかな。と、思いますが。
白い花の写真は難しい。これはかなりうまく撮れたものだと思います。

アケビ

0413_3akebi1 2017.4.13
アケビの花です。
0413_3akebi2
左下が雌花、バナナ状のは雄花です。
しっかり記憶していないもので、見るたびにびっくりします。
最初の時も教えていただいたんでしたね。
なんというのか、見応えのある花です。

ドウダンツツジ

0413_2doudantutuji1 2017.4.13
真っ白、すごいですね。妻の撮影。
0413_2doudantutuji2
かわいい花です。
でも、普通のツツジの花とはずいぶん違いますね。ツツジ科ですよね。
↓調べて見たら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A6%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%B8

ドウダンツツジ
目  :   ツツジ目 Ericales
科  :   ツツジ科 Ericaceae
亜科:   ドウダンツツジ亜科 Enkianthoideae
属  :   ドウダンツツジ属 Enkianthus
種  :   ドウダンツツジ E. perulatus
学名:Enkianthus perulatus(C.K.Schneid., 1911)
和名:ドウダンツツジ

やっぱりツツジ科なんですね。花の姿ではわからないなぁ。
植物の分類は難しいなぁ。

ジュウニヒトエ→訂正します:エビネでした

0425_7juunihitoe1 2017.4.25
赤紫のジンチョウゲを植えておられるお家。
通りかかりましたら、上の写真のような花がありました。
0425_7juunihitoe2
これがうわさに聞く「ジュウニヒトエ」というものではないだろうかと、撮影してきたのですが。
葉がね、違うように思われます。困ったな。

★4/29(土)本屋散歩の帰りに見に行きましたら、このお家の方が買い物に出かけるところにお会いしまして、花の名前を伺ったところ、エビネであるとのことでしたので
エビネと訂正します。話には聞いていましたし、愛好家も多いと聞きますが、私はとんと疎くて初めて知りました。ご迷惑をおかけしましたが、これで「一件落着」とします。あ~ホッとした。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%93%E3%83%8D
エビネ(海老根、学名:Calanthe discolor)は、ラン科エビネ属の多年草。地上性のランである。ジエビネ、ヤブエビネと呼ばれることもある。

私共がジュウニヒトエと呼んできたのはこれです
0412_14juunihitoe 4.12
葉が緑でテカテカした感じで、紫色の花が咲きます。

0414_19juunihitoe 4.14
葉の光具合がわかります。

0426_5juunihitoe 4.26
セイヨウジュウニヒトエなのでしょうね、これは。
として。最初の2枚の写真の花は何だろう?う~む~。

2017年4月27日 (木)

レンゲソウ

0410w_1rengesou1 2017.4.10
つぼみ。

0412_13rengesou 4.12
紫の色合いといい、まろやかな姿といい、優美という言葉がふさわしい。
心が鎮まります。

チューリップ

0412_8tulip 2017.4.12
園芸好きの方だったらとっくに切ってしまうでしょうね。球根を太らせなくちゃいけないし。
でもね、花の「生きる姿」を観賞する私には、これもまた美しいものと見えるのです。
「いのち」が流れ変転していく姿を見届けてあげたいのです。共に今を生きるものとして、せめてそのくらいはしてあげたい。
球根を太らせるために花を全部切り取って、その花弁を画材にして絵を描く、などというのは私には耐えがたい。花は生き物なんです。お忘れなく。

サクラ

0412_3sidare1 2017.4.12
一番いい時かな。
0412_3sidare2
境内の木もかなり咲きました。完全に回復したとまではいきませんが。
去年の心細い姿からは見違えるようです。
0412_4yaezakura
八重桜もきれい。
0412_5sakura
緑と調和する花。こういうのが一番だな。

0412_9sakurasimomaruko
プールへ行く途中。
ガス橋を東京側から神奈川側へ渡っていく途中、信号停止した時に、右後ろを振り向きざまに撮った一枚。
多摩川の東京側の土手です。散策にはもってこい。
私が東京から泳ぎに来ていることを知っている方に、下丸子の方の桜はどうですか、と聞かれて、見頃ですよ、と返事。
あの方は自転車で来ている方ですから、きっと自転車で行ってみたのではないでしょうか。

アスパラガス

0412_2asparagus 2017.4.12
アスパラガスのつぼみ。
我が家で育てているのはどうも雄株ばかりです。
オスの花もかわいいですけどね。
↓参考
http://protech.agr.ibaraki.ac.jp/sub23.html

アスパラガスの雌雄性
 アスパラガスは雌雄異株で,優性の雄性遺伝子の存在が知られています.雌雄では茎の太さや収量性が異なり,一般的な露地栽培,施設栽培では雄株の方が揃いが良くて自然実生の雑草化の心配がなく,伏せ込み栽培では雌株の方が太くて品質に優るようです.理論的には雌雄は1:1に分離するはずなのですが,実際には10株植えると8株が雄で2株が雌,あるいはその逆,などということもあり,生産力検定試験などの支障になってしまいます.また,生産現場でも,100%完璧ではなくても,ある程度雄と雌を区別できた方がその後の扱いが楽になります.

そうなのか。雄株が多いのだそうです。雄株だと交雑がなくて、品質が一定になるようですね。
農業ではなく、自然界に放置したらどうなっていくのでしょう。知りたいな。

スイートピー

0410w_4sweetpea1 2017.4.10
線路際。ほんのりピンクの花。
0410w_4sweetpea2
ムラサキなのですが、縁どりがあるような花。
絶妙ですね。
散歩の方にも好評なようで、声が聞こえることもあります。

0412_1sweetpea 4.12
これはベランダ。部屋の雨戸の前。
雨戸の開閉の際に、まさしく「sweet」な香りが部屋に流れ込みます。
仕合わせ気分の毎日です。

ユキノシタのつぼみ

0421_3yukinosita 2017.4.21
前の記事では書きませんでしたが、ラナンキュラスの鉢はこの時はユキノシタの生息してる場所の脇でした。
ひとしきりラナンキュラスの花を撮影して、ふと注意が拡散したら。
ユキノシタのつぼみが立っていました。
そういうえばその時期か。
この花がまたユニークな姿で美しいのですよね。
つぎつぎと花たちが押し寄せてきます。ラッシュ・デイズですね。

ラナンキュラス

0410w_2ranunculas 2017.4.10
ラナンキュラスのつぼみです。
「ラナンキュラス」というのは本当は「キンポウゲ属」という属名なので、その先に種(品種)名がくるわけですが。
もう、園芸的にはラナンキュラスでいいようですので、そうしておきます。

0420_1lanancuulus 4.20
朝、つぼみが弾け始めていました。
0420_16lananculus
昼、わぁわあ。

0421_2lananculus 4.21
咲きました。濃い色です。
0421_22lananculus
やはり昼になると大きく開く。
ゴージャスですね。
0421w_6lanunculus
花の中心部がまた面白い。
精緻でありながら、乱れをも内包する。しびれるな。

ノゲシ

0410_17nogesi 2017.4.10
塀際で咲くノゲシ。
ずいぶん長い間、みごとに花を咲かせ続けています。
環境がいいのですね。
花と実のタイミングがうまく揃うと、白い実の「ぽんぽん」ができますよ。
見ていてとっても面白い。

ツツジ

0410_15tutuji 2017.4.10
他の場所のツツジより少し先行して咲いていました。
ミツバツツジかな。
ツツジの品種はよく知りませんので、みんなまとめて「ツツジ」と言っています。
昔「ツツジ」と「サツキ」を区別しようとしていたこともありましたが、もうやめました。
みんなツツジです。

ムベ

0410_14mube 2017.4.10
花が終わるころに、葉がぐんぐん面積を広げます。
まだこの時は花がいっぱい見えましたが、その後しばらく寄る機会がなくて、もう今年の花とは会えなくなりました。
ムベには実がなるはずなのですが、見たことはありません。公共の場所なので、手入れがきちんとなされてしまい、結実には至らないようです。

ツバキ

0410_11tubaki1 2017.4.10
紅白ツバキですが、東光院のものではありません。
東光院へ行く途中にある商店の店先、鉢植え。
あんまりしつこく写真を撮るのも申し訳ないかな、と普段は遠慮していますが。
そろそろ花の終わりにさしかかってきて、ちょっとだけ。
とにかく花が大きいのです。
スケール替わりに拳を添えてみました。私の拳より大きい。
0410_11tubaki2
同じ株ですが、ほぼ赤一色。で、これまた大きい。
拳よりかなり大きいですね。
いや、おみごと。

2017年4月26日 (水)

何でしたっけ

0410_7humei 2017.4.10
ぼんやり爺さんにお助けを。
何だったけなぁ、知っているような気がするんですが。
脳みそがかゆい。

オニタビラコ

0424_1onitabirako1 2017.4.24
プールの建物の前の排水溝。オニタビラコでしょうね。
0424_1onitabirako2
前の記事のハコベもすごかったけど、これもまたすごいですね。

struggle {動詞}(自動詞)もがく;努力する;苦闘する

struggle for existence  生存競争.
パーソナル英和辞典より引用

普通「生存競争」と訳されて、同種間、異種間での「競争」という捉え方をしますが。
原義の「もがく;努力する;苦闘する」に戻れば、他者との「競争」よりも、自分自身の生きる力をどう発揮していくのか、という努力に思えますね。
競うべきは自己自身、生きられる限りを生き抜く。
植物もまた「生きて」いるのです。

ハコベ

0410_9hakobe 2017.4.10
これはごく普通に地面で茂るハコベ。

0410_10hakobe1
コンビニの前の排水溝。ふと気づいたら何か白い花が見えます。
よくよく見れば、ハコベではありませんか!溝の中で咲いている。
0410_10hakobe2
腰を曲げて接写。確かにハコベです。
なんだかなぁ、種子がこの溝に落ちたのですね。で、薄暗いけど発芽して成長してきた。
0410_10hakobe3
すごいなぁ、タフだなぁ。ここまでくればそれなりに日も当たるし、悪くはない環境なのかも。
それにしても、驚きました。

ジャスミン

0410_2jasmin 2017.4.10
ご近所。どんどん咲きます。

0416_20jasmine 4.16
この画像で赤いのは全部つぼみです。
相当な数になりますね。これが咲くはず。
楽しいな。

0410_1ran 2017.4.10
蘭であること以外は何もわからない。
蘭はむずかしい、さっぱりです。
蘭は紫蘭くらいしか知らん。{寒いギャグでスミマセン}

アスパラガス

0409_3asparagus 2017.4.9
おいしかったですよ。

★日経サイエンスで面白い記事を読んだのでちょっとだけ引用します。
日経サイエンス 2017年5月号

ANTI GRAVITY
アスパラガス尿と私(地獄臭の感知能力に迫ったゲノムワイド解析)
    S.マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN 編集部)

 節水のため、わが家では「黄色ならそのまま」という格言に従う。この古臭いフレーズをご存じない?では説明すると、排尿という比較的無害な行為のたびにトイレの水を流すのを戒めるものだ。だが、この規則には例外が1つある。アスパラガスを食べた後は、そのつど流すこと。このおいしい茎食品を食べると、尿が地獄のような匂いになるからだ。少なくとも私や家人にとっては。
 アスパラガスが消化されると、メタンチオールとS-メチルチオエステルが発生する。これらの化合物は悪臭のする硫黄を含んでいる。硫黄の別名はブリムストーン(訳注:「地獄の火」の意味もある。)だから、アスパラガス後の尿が地獄の匂いになるというのは、文字通りなわけ。
 メタンチオールは口臭と放屁の主犯格であり、悪臭発生の両端をカバーしている。チオエステルもやはり鼻をひん曲げるが、生命の起源に重要な役割を果たした可能性がある。
 ・・・
 アスパラガス後の尿の特徴的な匂いを十分に認識できるだけの遺伝的な天分を備えているのは一部の人だけなのだ。それ以外の人は自らの発する悪臭攻撃にも平気の平左だ。
 (後略)

ということで、嗅覚には遺伝的な差があるようです。
私は多少感じている気もしますが、「地獄のような匂い」とは感じていないと思います。
味覚でも、苦味の感じ方には遺伝的に差があることが知られています。

上の引用でもう一つ面白いのが「黄色ならそのまま」ですね。
日本は異様といっていいくらい清潔好きで。不潔であることに恐怖感を抱いていませんか?
生きるということはそう清潔でいられるものじゃない。だって、菌類とだって、親戚なんだもん私たち。
地球に優しく、なんていうなら、節水もね。
私は2回くらいの「黄色」はためときますよ。その代わり、メラミンスポンジでこするくらいはちゃんと自分でやります。

カエデ

0409_1kaede 2017.4.9
どうもね、この赤い枝と新緑が雨に濡れると、その対比が強烈でして。
撮るんですが、思うような画像になりません。残念だな。
花もいっぱい咲いています。
門の上を覆うようにしたいと思って育てて、大分イメージに近づいてきました。

カラー

0408w_13cala 2017.4.8
庭の奥の日陰。暗い所にあります。
以前、鉢で栽培していましたが、いつの間にか移動してしまった。経緯に覚えがない。
暗がりに白く浮き上がるつぼみ。

0423_5calla 4.23
ちょっと見続けられなくて、これは上の写真のつぼみからの花ではありません。
しかしまぁ、大柄な花になりましたことよ。草丈が1mはありますね。
脇に長いつぼみも立っています。
こんなに大きかったんだっけ、と笑いながら見ています。
ビロードスズメは来るでしょうか?どうかなぁ。
{ビロードスズメの幼虫は、蛇そっくりなのです。面白いですよ。}

シジミバナ

0408_22sijimibana1 2017.4.8
ご近所のシジミバナ。気づいたらいっぺんにこうなっていました。
0408_22sijimibana2
なんでシジミバナというのかは私には謎ですが、それは別としてとってもかわいいんですよ。
0408_22sijimibana3
咲いた途端に濡れてしまってかわいそうですが、しおれるでもなく元気です。

ウィンターコスモス+ツリガネソウ

0408_21wintercosmos 2017.4.8
「門の前に星が出た」と言ったら、妻が笑ってました。
ウインターコスモスなのですが、冬には咲かず、今年はもうだめかと思っていたら
スプリングコスモスになって復活です。実はこの鉢、別のものが新たに植わっていまして

0414_27turiganesou 4.14
後ろに黄色いウインターコスモス。手前の草はツリガネソウなのです。

0415_7turiganesou 4.15
ツリガネソウのつぼみ。種苗店へ行った時に写真に惹かれて妻が買ってきたもの。
花が待ち遠しい。

0418_14turiganesou 4.18
つぼみが緩んできました。

0419_15turiganesou 4.19
最初の一輪が咲き始めました。

0420_17turiganesou 4.20
かわいい花ですね。
キキョウ科ホタルブクロ属だそうです。ホタルブクロは我が家にありますが、なるほど、ミニ・ホタルブクロかな。
http://www.hana300.com/turiga.html

釣鐘草 (つりがねそう)
(カンパニュラ、風鈴草(ふうりんそう))
(Campanula, Bell flower)

0420_17turiganesou2_2
まだまだ咲きそう。楽しみにしています。
小さなベルが鳴っています。

ポピー

0408_12poppy 2017.4.8
まるで濡れた傘ですね。
花が閉じたわけではないけれど、つぼみの時のように垂れてしまいました。
頭が重かったのでしょう。
晴れればすっきりするのにね。

2017年4月25日 (火)

クレマチス・スイカズラ

0408_17clematis 2017.4.8
クレマチス。つぼみの成熟に時間がかかっています。
もうすぐ咲くと思いますが。
0408_18suikazura
並んでいるスイカズラ。
こちらもつぼみが長くなってきましたから、もうすぐでしょう。
塀の外から見てもらえるように育てています。
行き止まりですから通行人の数は少なめですが、散歩で見ていってくださる方もいますので、こちらも楽しみ。保育園の園児にはちょっと高いかなぁ。

タチアオイ

0408_10tatiaoi1 2017.4.8
雨に濡れた葉が重みで垂れたのです。で、その陰になっていた部分に気付きました。
ん?これつぼみじゃない?
0408_10tatiaoi2
探してみたら他にもありました。そういう季節なんだなぁ。

0414_21tatiaoi 4.14
盛り上がってきました。

0422_26tatiaoi1 4.22
草全体もぐんぐん伸び、つぼみも立ち上がっています。
向こう側にはセイヨウカラシナの黄色も見えます。
0422_26tatiaoi2
つぼみ群とそれを包む葉が一体となっていたのかな、花芽の中に。
0422_26tatiaoi3
ちゃんと観察したわけではないのですが、一緒に育っているようです。
伸びる力って、いいですね、嬉しくなります。

ツクシ・スギナ

ものすごいものをお目にかけます。妻の撮影。
0408_2tukusi1 2017.4.8
ツクシとスギナ。ずいぶん視点が低いと思いませんか?
0408_2tukusi2
これ線路内なのです。
0408_2tukusi3
線路柵の外側から撮っていますので、視線が低くなる。
それにしてもまあ。いくらツクシが生えていても、これを採ろうとしたら電車が止まってしまう。
おみごと。

ホソヒラタアブ

0408_2hosohirataabu 2017.4.8
ムラサキハナナの前でホバリングするホソヒラタアブ。
時々こういう、花の前で逡巡する姿、というのを見ますが。
何か考えているのでしょうか。この花、おいしいかな?とか?
この花を選ばず、あの花を選ぶ、というようなことに、何か基準でもあるのかなあ。
虫の思考はわかりませんが、おもしろいことです。

スイートピー

0408_1sweetpea 2017.4.8
ベランダのスイートピー。雨でぐっしょり。
0408w_12sweetpea
こちらは線路柵沿いのスイートピー。
ほんのわずかにピンクっぽい。実に微妙な色合いが魅力的。
楽しいものです。いろんな姿を見せてくれます。

ツマキチョウ

0407_23tumakityou 2017.4.7
4月7日にツマキチョウが羽化しました。
一化性といって、年に一回だけ羽化して出現します。ツマキチョウの場合は春の今頃だけ見られます。
ということは、蛹期間が猛烈に長いのです。一年近くも蛹のまま過ごしてきました。乾燥してしまうでもなく、飢え死にするでもなく。想像を絶しますね。
この日はちょっと放すことができなくて。

0408_24tumakityou1 4.8
翌、8日に放しました。ムラサキハナナに止まったところ。
0408_24tumakityou2
頭部と触角が印象的。翅ももちろん。
0408_24tumakityou3
オスは「褄黄(ツマキ)」なのですが、この個体はメス。黄色い模様はありません。
うまく配偶相手を見つけて、また我が家近辺で産卵してくれると嬉しいのですが。
幼虫の色はモンシロチョウのアオムシそっくりなのですが、姿がちょっと違うんですよね。
一度覚えれば間違うことはないけど。

チューリップ

0407_7tulip 2017.4.7
線路柵内のチューリップ。ハナニラやカラスノエンドウなどと一緒になっています。
0407_8tulip1
こちらは門の前の鉢。
0407_8tulip2
鮮やかな赤。白い花には多分ルリマルノミハムシ。
雑多であることは美しい。

0408_3tulip 4.8
門の前が賑やかです。アリッサムが放つ香気がまたいいんですよ、思わず深呼吸してしまいます。
0408_9tulip
雨の後で。花のカップに水が溜まったりはしないだろうな、と覗いてみました。
もちろん溜まっていません。
0408_19tulip
4月は結構雨が降っているような気がします。虫も花も、傘がなくても大丈夫。ちゃんと生活しています。

ツツジの葉芽

0407_6tutuji1 2017.4.7
密蔵院前のツツジの植え込み。
つぼみかな、と思ってみていたのですが、なんだかな、あれ?なのです。
写真左端のものがその「あれ?」の原因。
0407_6tutuji2
ほら。つぼみが開いたら萼の中に花が咲くんですよね。
つぼみのようなものが開いたら、葉が出てきて、萼か苞のようなものが基部にある。
0407_6tutuji3
これは何なのでしょう?
気づいてしまった不幸。悩んでいます。我が家のツツジにはこういうものはない。

0413_33tutuji 4.13
これは家の近くのマンションの植え込みのツツジ。
ここでも同じような現象が見られました。
0413_34tutuji1
つぼみなのか葉芽なのかわからなくなってしまった。
0413_34tutuji2
こうなっちゃうんだものなぁ。
悩める爺さんです。

ハナモモ

0407_2hanamomo 2017.4.7
これがあでやかでしてね。
プレートが立っているので自信をもって「ハナモモ」といっていますが、それがなければ今頃「なんだろう?」と考え込んでいたでしょうね。名前のプレートは必須ですね。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-106

ハナモモは、花を観賞するために改良されたモモです。サクラの花の咲く時期に前後して開花の最盛期を迎え、あでやかなピンクや赤、白の花が春の庭を彩ります。モモは古来より中国では災いを除き、福を招くとされてきました。日本への渡来は古く、弥生時代といわれています。『古事記』にもイザナギが黄泉の国から逃げ帰るときに悪鬼にモモを投げつけて退散させたとあることから、古い時代から栽培されていたことがうかがえます。その後、平安時代には3月3日の桃の節句が祝われ、モモの花が観賞されるようになりました。
このようにモモは太古から日本人に親しまれてきましたが、観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは江戸時代に入ってからです。現在もハナモモの品種改良はあまり進んでおらず、栽培されている園芸品種には江戸時代に作出されたものが多くあります。
・・・


花盛り

0407_1sakura1 2017.4.7
へそ曲がり爺さんの花見。
0407_1sakura2
おおなんと美しいことか。

地元の「桜まつり」をはずして、お釈迦様の「花祭り」もはずして。
独り楽しむ案山子でした。
{言葉遊び:案山子は一本足。独楽(コマ)も一本足。なのです。}

2017年4月24日 (月)

ツマグロヒョウモン幼虫

0406w_13tumaguro 2017.4.6
今年のチョウの幼虫飼育第1号になります。
もう終齢ですね。けばけばしいんですよね。
終齢幼虫の食欲はものすごいですから、スミレの一株くらいすぐ食べ尽してしまう。
で、地面を歩いて次の株を探す。ということで、結構歩いている姿を見ることもあるのです。
他のチョウだと、地面を歩くのは蛹化直前の「ウォンダリング」の時くらいですが。

以前の投書

(ひととき)毛虫様、ごめんね(朝日新聞デジタル 2015年11月25日05時00分)
 秋晴れの午後、花を植え替えようとベランダに出てみると、黒くてオレンジの斑点がある毛虫が鉢にたくさんいた。毛虫に食われた葉っぱが心細そうに私を見ている。
 花は私の大好きな濃い紫色の、丈が長めの凜としたスミレだ。毛虫に食われてたまるものかと割り箸で退治した。・・・
 次の朝・・・。ベランダに出るとまだいるいる。・・・毛虫、スミレと調べるとツマグロヒョウモン。そうだったのか。あのきれいなチョウがスミレに卵を産み付けたのか。さらに次の日、そのチョウはベランダの周りを飛び回り、私の子はどうしたの、と家の中まで来た。もう箸でつまんだりしないから、ごめんね。そのままにした。・・・

スミレやパンジーなどを栽培していると、出現するんですね、けばけばしいのが。色もすごいし、トゲトゲが痛いんじゃないか。いえ、これ刺さりません、柔らかいんです。
是非とも、よろしくお願いします。

桜坂

0406w_6sakurazaka1 2017.4.6
桜坂の信号と、向こうの橋は桜橋。
0406w_6sakurazaka3
桜橋から坂の上方向を眺める。

何だか有名になった桜坂ですが、大田区のHPから引用↓
http://www.city.ota.tokyo.jp/midokoro/spot/ootaku_sakamichi/denenchoufu_minemachi/sakura_zaka.html

・・・
これが桜坂で、坂名は坂道の両側に大正時代に植えられた桜にちなむものです。
この坂は旧中原街道の切通しで、昔は「沼部の大坂」といい、勾配がきつく荷車などの通行は大変であったようです。また、かつてこのあたりの村落(沼部の村落)は荷車、旅商人の往来でにぎわい、腰掛け茶屋などが坂道の両側にあったともいわれています。
・・・

作詞・作曲・歌 福山雅治さんの「桜坂」で突如(2000年でしたっけ)有名になりました。歌詞の中には「桜坂」は出てきません、題名だけです。

カメ

0406w_3kame1 2017.4.6
妻が笑いながら見せてくれました。
0406w_3kame2
なぜか邪魔するやつがいたりして。
0406w_3kame3
石とカメとが一体化?

ソメイヨシノ・水車そば

0406w_1sakura2 2017.4.6
やっぱり私はへそ曲がり。こういうのが好き。
0406w_1sakura3
何があったのかな、幹にヒビでも入りましたか、中の形成層から花を成長させた。
すごい生命力ですね。
0406w_1sakura4
こういうのも悪くはないけど、平凡・「ナミ」に感じられます。
みんなが同じ方向を向くとき、違う方向を向いているやつがいる、ということは大事なことではないでしょうか。同調は決して良いことではない、はずれたやつがいることが大事だと思っています。

★別件(さらに、いちゃもん)
「さくら」という歌がありますね。
で、こう書かれたらどんな気がしますか?

「かすみか雲か 臭いぞ出ずる」
「かすみか雲か 朝日に臭う」

げっそりするでしょ、多分。
最近は「におう」「におい」を「臭う」「臭い」と書くのが普通になってきたみたいなのですが、やっぱり「臭」は「悪臭」ですよね。
「かすみか雲か 匂いぞ出ずる」
「かすみか雲か 朝日に匂う」
がよいのでは?

ところで、桜は嗅覚を刺激する「かおり」を発しているでしょうか?

にお・う【匂う・臭う】ニホフ
自五(ニは丹で赤色、ホは穂・秀の意で外に現れること、すなわち赤などの色にくっきり色づくのが原義。転じて、ものの香りがほのぼのと立つ意)
①木・草または赤土などの色に染まる。万葉集[8]「草枕旅ゆく人も行き触らば―・ひぬべくも咲ける萩かも」
②赤などのあざやかな色が美しく映える。万葉集[11]「紅の濃染の衣を下に着ば人の見らくに―・ひ出でむかも」。万葉集[19]「春の苑紅―・ふ桃の花した照る道に出で立つをとめ」
③よい香りが立つ。万葉集[17]「橘の―・へる香かもほととぎす鳴く夜の雨に移ろひぬらむ」
④悪いにおいがする。臭気がただよう。「腐った魚がひどく―・う」
⑤生き生きとした美しさなどが溢れる。万葉集[14]「筑紫なる―・ふ子故に陸奥のかとりをとめの結ひし紐とく」。源氏物語[野分]「見奉るわが顔にも移りくるやうに愛敬は―・ひたり」
⑥余光・恩恵などが(周囲に)及ぶ。源氏物語[真木柱]「人一人を思ひかしづき給はむ故は、ほとりまでも―・ふためしこそあれと心得ざりしを」
⑦(染色・襲かさねの色目などを)次第に薄くぼかしてある。讃岐典侍日記「五節の折着たりし黄なるより紅まで―・ひたりし紅葉どもに、えび染めの唐衣とかや着たりし」。類聚名義抄「暈、ニホフ」
⑧雰囲気として感じられる。かすかにその気配がある。「不正が―・う」
他下二美しく染めつける。万葉集[16]「すみのえの岸野の榛はりに―・ふれど」
◇多く、よい感じの場合は「匂う」、悪い感じの場合は「臭う」と書く。
広辞苑第六版より引用

においた・つ【匂い立つ】
  {動詞}においが感じられる。美しい感じに映える。
パーソナル現代国語辞典より引用

大宰少弐小野老朝臣(だざいのせうにをののおゆのあそみ)の歌一首
あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり

奈良の都は咲く花が美しく照り映えるように、今が真っ盛りである。と訳しますね、普通。
「におう」という感覚に浸ってください。

ノボロギク

0406_20noborogiku1 2017.4.6
私、このノボロギク、結構好きです。
0406_20noborogiku2
ほとんどの種子(本当は痩果)を飛ばした後ですね。

0410_4noborogiku 4.10
こういう感じです。綿毛のある果実。

0410_13nogesi 4.10
こちらはノゲシ。密でまん丸です。これに比べると、ノボロギクの方は疎ですね。

今「まん丸」と書いて思い出しました。朝日新聞の東京地方欄。

東京のほぉ~言
2017年04月22日 東京 朝刊 東京B・2地方
(東京のほぉ〜言!!:53)真ん真ん中 /東京都
 【真ん真ん中】
 《意味》「真ん中」の強調。ど真ん中。
 《分布》東京

 中央区で「東京まん真ん中」という名のイベントが毎年開かれます。千代田区麹町地区からは「東京ど真ん中物語」という本が出ています。「真ん真ん中」と「ど真ん中」、元々はどちらが東京の言葉?
 実は東京では「真ん真ん中」が使われていました。「真(ま)」は「真ん丸」「真っ暗」のように「完全な、本当に」という意味。東京では「真ん中」にさらに「真」をつけたのです。
 「ど真ん中」は元々、関西方言で、「ど」はののしる意味で使われる「どう」から変化した語です。・・・

「真ん真ん中」が東京方言だったとは知りませんでした。

スミレ

0406_15sumire1 2017.4.6
密蔵院境内から出てくるのに、坂と石段があるのですが、私は坂が苦手でして。
坂を上る方はまだしも、下りは辛い。で、石段を降りたら、石の隙間にスミレが咲いていました。
ほとんど目に見えないほどのスキマですね。
0406_15sumire2
立派なスミレです。

八重桜

0406_16yaezakura1 2017.4.6
前の記事と同じ日の八重桜。花はまだで、新芽がきれいでした。
0406_16yaezakura2
つぼみも立ち上がっています。
0406_16yaezakura3
こういうプレートはありがたい。
これがないと「八重桜だ」というのが関の山。
辞書で「せきやま」「かんざん」を引いてみてください。それぞれに意味があります。

枝垂桜

0406_14sakura6 2017.4.6
水路に懸かる枝垂桜。気持ちのよい散策路です。
0406_14sakura9
敢えて花をぼかして新緑を撮影。
これが私の趣味。緑が好き。

次は妻の撮影
0406w_8sidare1
つぼみからメシベが顔をだした姿がなんともいえずかわいい。
0406w_8sidare2
密蔵院境内の枝垂桜です。
去年は勢いがなく心配しましたが、今年はかなり復活。よかった。

カタバミ

0406_10katabami1 2017.4.6
スキマのカタバミ。
0406_10katabami2
小さいけれどきれいな花です。
現在は単に「雑草」としてしか扱われていないように思えますが、昔の日本では「片喰紋(かたばみもん)」という紋章もあるなど、よい方に評価されていたようですね。
ウィキから引用↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F

家紋
詳細は「片喰 (紋)」を参照

 片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は日本の家紋の一種である。平安時代に車紋として使用された記録がある[11]。前述のとおり繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられた。五大紋の一つに数えられる。
 戦国大名の長宗我部元親など土佐長宗我部家の「七つ酢漿草」や新陰流である上泉信綱の「酢漿草」、徳川氏譜代の酒井氏の「剣酢漿草」「丸に酢漿草」など、酢漿草紋を家紋とする戦国大名・武将も多い。江戸末期の豊後日田の儒学者である広瀬淡窓や大分県知事の広瀬勝貞などを輩出した商家廣瀬家も「丸に酢漿草」を用いていた。今太閤とも呼ばれた田中角栄の家紋も「剣片喰」である。旧宇部領主安芸福原氏の酢漿草紋にちなみ、山口県立宇部高等学校の校章デザイン及び同窓会呼称に採用されている。また、古代女性が鏡をカタバミの葉で磨いたという言い伝えにちなみ、日々の心の研鑚を願う思いから、私立江戸川女子中学校・高等学校が校章のデザインにも採用している。

キヌサヤ

0406_3kinusaya1 2017.4.6
上下の花で色合いが違う。
0406_3kinusaya2
実もでき始めています。

0407_10kinusaya 4.7
一本の茎から出て色合いが違っています。

0413_47kinusaya 4.13
収穫。豆はまだ太っていませんが、柔らかくておいしかった。

0417_18kinusaya 4.17
大分がっしりしてきました。
かんだ時の食感がいい。キシっキシっという感じ。
甘い。うむ。おいしい。

2017年4月21日 (金)

飛行機雲

0405_3hikoukigumo 2017.4.5
ほとんど雲のない青空。
これは多分、飛行機雲が風で散り始めたところかな。
写真画面で上の方から下へ飛行していったのでしょう、広がり具合から見ると。
私は上を向くと体が不安定化しますので、いつも下を向いて歩く人です。
もっと空を見たら面白い現象が見られるのかもしれませんが、なかなかね、むずかしいのです。

シラン:2

0419_7siran 2017.4.19
わぁ。
昼、プールへ泳ぎに行こうと玄関を出たら、咲き始めていました。
0419_24siran1
午後3時過ぎ。妻が、そうだ私もシランの写真を撮っておかなくちゃ、と庭へ。
完全開花、していました。
3時間くらいで開ききったのですね。すごい。
で、更に妻はなんだかすごくニコニコ。
アブが来ていた、と。
0419_24siran2
ホソヒラタアブでしょうかね。花の前でホバリングしながら前脚を花弁にかけようとしています。
0419_24siran3
蜜を吸おうと潜っていくところですね。
花から離れたり、また止まったり、しばらく繰り返していたそうです。
こんなにじっくり見られて、写真もうまく撮れて、妻はゴキゲンなのでした。
アブさん、ありがとうね。

シラン:1

0404_28siran 2017.4.4
この時はまだ緑の「林」状態だったのですが。

0412_15siran 4.12
つぼみが立ち上がってきまして。

0416_10siran 4.16
花の予感が強く漂い始めました。

0418_1siran1 4.18
おくるみの中の赤ちゃんが顔を見せたという感じですね。

クレマチス

0404_27clematis 2017.4.4
4月中には咲くのではないかな。去年はそうだったと思います。
この花の隣にスイカズラもあって、ほぼ同じ時期に花が見られたと記憶します。
道路側から見てもらえるように育てています。
咲いたらまた。

ポピー

0404_26poppy 2017.4.4
スキマという環境は植物にとってはよい環境。
水は適当に下の地面から吸えるし、日光は遮られないし。
のびのびと咲いています。ごゆっくりどうぞ。

ツバキ

0404_24tubaki 2017.4.4
大分遅れましたがたくさん咲いています。

0407_21tubaki 4.7
例年より色の感じがオレンジ色っぽい気もします。

さて、このツバキの木。これを今年で終わりにしようと思います。
高さ3m近くあるのですが、チャドクガの幼虫が上の方に発生したら、もう処分できなくなります。
脚立に立って、足を踏ん張って処分するという作業がもうできそうにない。
それでは無責任ですから、花が終わったころに、頑張って枝を落とし、枯れさせて切り倒そうと思います。
長い付き合いでしたが、年をとってしまいました。

モンシロチョウ

0404_23monsiro 2017.4.4
目の前をモンシロチョウが飛び回る、ということが多くて。
線路柵内に、セイヨウカラシナがありますので、おそらくもう少ししたら幼虫がわっといっぱい出現するのではないですかね。気づいたらすぐ飼育下に入れないとほとんどが寄生バチに寄生されます。厳しい世界です。また飼育の季節が来ます。

ヤグルマギク

0404_18yagurumagiku 2017.4.4
ヤグルマギクのつぼみが現れました。

0417_9yagurumagiku 4.17
もう咲きますね。

0418_21yagurumagiku1 4.18
やっぱり咲いた。美しい青紫。
0418_21yagurumagiku2
横顔。つぼみも控えております。

0419_11yagurumagiku 4.19
青紫の花のそばではなく、何mか離れた別の場所で2番目の花が咲きました。
ピンクがきれい。
これからどんどん花が増えるはず。楽しみだな。

ハナニラにて

0404_17hananira1 2017.4.4
いっぱい咲いたハナニラを、二人で見ていましたら、ルリマルノミハムシがまた、いっぱい。
で、追いかけてるわよ、と妻がいう。
どれ、ホントだ。交尾を求めているのでしょうが、見ていた間では交尾には至りませんでした。
かなり長い間ずっと2匹で行動していましたが。
0404_17hananira2
ハチも来ていましたよ。
ツチバチの仲間かなという気もしますが確定はできません。
花粉か、蜜かを食べているようですね。
ルリマルノミハムシの黒くて小さくて丸っこい体と比べると、大きくてなんとなく「獰猛」な雰囲気があります。
でもさして警戒するには当たりません。眺めているだけで攻撃してくるハチなんてそうざらにいるものではないのです。

シラホシムグラ

0404_15sirahosimugura 2017.4.4
こういう咲き方はやはりヤエムグラではないですね。
花の色も白い。
前のシーズンまでは気づかなかったのか、今シーズン新たに出現したのか、定かではありません。
シラホシムグラが東京南部に来ました、というご報告です。

2017年4月20日 (木)

日本語は難しい

全く柄にもない話でスミマセン。宝塚音楽学校の話。私にはおよそ無縁な社会ですが。
NHKのニュースで
・・・宝塚歌劇団の創設者、小林一三のひ孫で元プロテニス選手の松岡修造さんの長女、恵さんもいて・・・
こういう表現がありまして。
聞いていた私は恵さんが「ひ孫(曽孫)」なのだと思ったのです。でもなぁ、なんだか世代の感じが食い違う気もする、と調べたら。
小林氏の「ひ孫」は松岡氏の方なんですね。
ですから、今回入学した恵さんは小林氏の玄孫(孫の孫)でいらっしゃる。
芸能界に詳しい方にはこんなことはもうごく当たり前の知識なんでしょうけど。
私は混乱しました。
文章を切らないとこの関係はうまく表現できないですね。いろいろ考えたけど。ニュース用の短い圧縮された文章では、誤解の紛れ込まないようにかかり具合を表現するのは難しいですね。

「ことしの新入生の中には、元プロテニス選手の松岡修造さんの長女、恵さんもいて、・・・。松岡修造さんは宝塚歌劇団の創設者・小林一三のひ孫(曽孫)ですので、恵さんは小林氏のやしゃご(玄孫)に当たります。」
このくらいに分割したら紛れがないのではないでしょうか。

ジュウニヒトエ

0404_10juunihitoe2 2017.4.4
私は単純に「ジュウニヒトエ」と書いていますが、正しくは「セイヨウジュウニヒトエ」なのかもしれません。名前の由来は花の重なり合う様子が「十二単」のようだ、という説をどこでも見かけます。ただ、この花、私には「ひとがた」に見えまして、十二単を着た女官の姿なのではないか、という気もしています。{「根拠 less 」な感想です、信用しないでください}

0406_6juunihitoe 4.6
林立・密生していて見ごたえがあります。

ヒラタアブ

0404_7hirataabu 2017.4.4
ムラサキハナナにて。
左はクロヒラタアブ、右はホソヒラタアブでしょう。
どちらも蕊を舐めているようです。
虫好きとしてはよい眺め。
どんどんおいで。

ハナニラにて

0403_9hananira1 2017.4.3
ハナニラを撮影したら、左の花に黒い点。ルリマルノミハムシだと思います。
0403_9hananira2
そこへ小さなアブが飛んできまして。ヒメヒラタアブかな。
虫の姿が多くなってきましたね。喜ばしい。
いっぱいおいで。

レンギョウ

0403_5rengyou 2017.4.3
ぱらぱらですが、大分レンギョウらしくはなりました。
いろいろ波もあります。今年はこのくらいで十分でしょう。

シャガ

0403_3syaga 2017.4.3
ハクモクレンの記事で「白い炎」という形容をしましたが、シャガの花も白い炎だなあ、と改めて撮影。
メシベの一部がこういう「炎」のようになっているようです。
0403_3syaga2
拡大。炎っぽくないですか?どうでしょう。
向こう側に昆虫がいたのですね。種類はよくわかりませんが。

0418_6syaga 4.18
また挑戦。花を摘んで分解すればもう少しよくわかると思いますが。
眺めるだけにしました。

キイチゴ

0403_1kiitigo 2017.4.3
たまたまこういう陽射しの瞬間だったのです。
緑が輝いていた。これ、いいなぁ。
太陽光線ってかなりの速さで動きますから、あ、これいいな、と思ったらその場でシャッターを切ってください。
ちょっと後で、と間を置いたら必ずその光線は失われます。
光線は一期一会です。いえ、人生のすべてが実は一期一会なのです。お心構えを。

ムラサキツユクサ

0402w_3murasakituyukusa 2017.4.2
乾いてしまいましたね。

0408_8murasakituyukusa 4.8
雨をかぶりました。
雨滴の凸レンズとしての拡大効果が見えているのですが、この写真では無理でしたね。
天気が変わりやすい。気温も変わりやすい。ご自愛を。

4月の真夏日というのまで出現。4月に熱中症の危険が語られるというのも、なんだかなぁ。
お気を付けください。

春なのに真夏日 群馬・高崎(朝日新聞デジタル 2017年4月19日05時00分)
関東地方を中心に、18日は広い範囲で気温が上がった。気象庁によると、群馬県高崎市で午後1時に気温が30・6度まで上昇し、沖縄をのぞく全国で今年初の真夏日(30・0度以上)となった。高崎市で4月に真夏日になるのは2005年以来。このほか東京都内でも練馬区で27・6度となるなど、各地で夏日(25・0度以上)を記録した。

クモの巣がらみで一言

朝日新聞から引用

(ひもとく)番外編 読書は必要? あなたの「世界」を変えるかも 穂村弘(朝日新聞デジタル 2017年4月16日05時00分)
(前略)
 ■内なる言葉の塊
 ならば、私たちが一つの共通の世界に生きているというのは実は錯覚で、本当は一人一人の内なる世界像を生きているに過ぎないんじゃないか。そして、どうやら言葉はそのことに深く関わっているらしい。
 私がイメージしたのは蜘蛛(くも)と糸と巣の関係です。蜘蛛が自分の糸だけで編んだ巣の上で生きるように、我々も普段は意識しないけど、自らの内なる言葉(糸)が作り出した世界像(巣)の上で生きているんじゃないか。つまり、人間は言葉の介在無しに世界そのものを直(じか)に生きることはできないんじゃないか、と。
(後略)

穂村さんは、「自らの内なる言葉(糸)が作り出した世界像(巣)の上で生きているんじゃないか」とおっしゃっておられますが・・・
インターネットのURLに「www.」という部分がありますよね。あれ何だかご存知ですか?
world wide web」なのです。で「web」とは「クモの巣」なんですね。
ですから、現代の人々は「地球を覆うクモの巣=www」の上で生きてるんじゃないですか?
ネットで何でも知ることができるようにはなりました。その分「世界そのものを直(じか)に生きることはできない」状況に陥ってはいませんか?道端の雑草の花一輪・虫一匹でいい、生命そのものに向き合ってみませんか?
生きるということの意味は、生きるということそのものなんですよ。巣の上の仮想の現実じゃないのです。
ちょっとね、気になって余分なことを書きました。思考のヒントになれば、と思います。
政治状況までネットと絡んじゃって。世界中が自縄自縛になってきたような不安を覚えます。

web
►n
1 織物,編物;《ひと機(はた)分の》織布.
2 a くもの巣 (cobweb).
  b くもの巣状のもの,…網 (network);《口》 《テレビ・ラジオの》放送網;[the W-] 〔インターネット〕 ウェブ (WORLD WIDE WEB)
・search the Web ウェブ[インターネット]を検索する.
3 入り組んだもの;仕組んだもの,たくらんだもの,わな
・a web of lies うそ八百の話.
(後略)
リーダーズ英和辞典第3版より引用

World Wide Web
[the] 〔インターネット〕 WWW《URL により特定されるテキスト・画像・音声などからなり,情報の参照が容易に行なえる世界規模の情報ネットワーク;略WEB, WWW, W3》:on the World Wide Web.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

ギンメッキゴミグモ

0402_22ginmekkigomigumo1 2017.4.2
ガレージの隅っこ。ギンメッキゴミグモが巣を張っていました。
ゴミグモの仲間ですから、ゴミをつけているんでしょうね、ちょっと大きいかも。
0402_22ginmekkigomigumo2
本当に銀色に輝くのですが、「銀メッキ」というのはなぁ、ちょっと考え込みます。
「ギンゴミグモ」でもよかったんじゃないかなぁ。

モンシロチョウ

0402_10monsirotyou 2017.4.2
写真左下を見てください。モンシロチョウが来て止まっているのです。
花の蜜を吸うのではなく、休息。
花みたいですね、うっかりすると見逃しそうだ。
0402_16monsirotyou
線路柵際をぶらぶらしていたら、モンシロチョウが飛んできて何度も目の前を行ったり来たりする。
レンズを向けてシャッターを切ったら、こういう風に写りました。
なんかね、うちの子があいさつにきたような。ほっこりした気分なのでした。

ホソヒラタアブ@ナズナ

0402_9hosohirataabunazuna 2017.4.2
ナズナのところにホソヒラタアブが来ていました。
特に花を舐める様子でもなくて、休息。

さてよく見ていただきたいのですが・・・
右の翅を開くと多分つぼみにぶつかるのでしょう。
で、右は閉じて左を開いている。
こういう非対称なことができるんですね。
胸につくり付けになっていて対象にしか動かせないのではないか、と考えがちですけどね。
器用なものです。

2017年4月19日 (水)

ハナモモ

0331w_6hanamomo 2017.3.31
水車のそばです。
この辺りには、上を見ればソメイヨシノがあるし。
早春には梅。そばにニシキウツギ。ちょっと先にハナミズキ。
いろいろありましてね。にぎやかな場所。

0402w_2hanamomo 4.2
花も咲き始めたし。緑の葉も立ち上がってきたし。
こういう姿を眺めるのがだいすきです。
ソメイヨシノは花の時には葉がない。なんだか「生命力」の充実、という感じが弱くてな。
緑の葉は心安らぎます。

ハルジオン

0331w_3harujion 2017.3.31
妻が撮影してきました。
つぼみが下に垂れているようですので「春紫苑:ハルジオン」だと思います。
つぼみが垂れないのは「姫女苑:ヒメジョオン」です。
この花が咲くようになると目立つのがヒメマルカツオブシムシ。
キク科の花が好きな虫です。幼虫は乾燥した蛋白質を食べるという妙な食性で。
ウールのセーターとか。絹の服とか。昆虫標本とか。
代謝で生じる水だけでいいんですかね。喉乾かないかよ、と言いたい。
ま、お気を付けください。

0331_42ana 2017.3.31
地面にね、小さな穴がたくさん。
なんだ?
私共があけた穴ではない。
植物がこんな穴を作ることもないだろう。
そうなると、昆虫がらみなのか?
こんなことに気付いたのは初めてなので、それ以上の推論はできません。
ふと頭をよぎったのはトウキョウヒメハンミョウ。
5月かな、わっと成虫が姿を現すのですが、幼虫は土の中に巣を作っているという話でしたっけ。
「トウキョウヒメハンミョウ 穴」とグーグルでアンド検索しましたら、私が見たのと似たような穴の写真をみることができました。
推測ですが、トウキョウヒメハンミョウの幼虫の巣穴である可能性があります。

シャガ&スノーフレーク

0331_41syaga1 2017.3.31
今年はうまいこと並んでくれました。
0331_41syaga2
下を向いた花と上を向いた花と。何か会話でもしてますかね。
両方とも今年はいっぱい咲いてくれまして、庭を明るくしています。

ブルーベリー

0331_39blueberry 2017.3.31
いっぱい咲いています。
口が狭すぎる気がするのですが。
何か受粉を援ける方法があるのですか?
あるいは、一株しかないのですけど、他の株が必要である、とか?

桜桃

0331_37outou 2017.3.31
花殻を脱いでいます。

0404_6outou 4.4
きれいですねえ。

0410w_6outou 4.10
色づいてきたとはまだ言えないようですね。

0413_10outou 4.13
心持、うっすら。
鳥との競争に勝てるかなぁ。
私共はちゃんと赤くなって甘味が出てこなければ食べられないけれど。
鳥も赤い実に惹かれるのでしょうけど。
さあ、どっちが勝つかな。

クスノキの新芽

0331_36kusunoki 2017.3.31
クスノキの新芽。レッドロビンほどではないですが新芽は赤い。
大田区内にはクスノキがたくさん植えられていますけど、こういう状態を見ることは少ないかな。
新芽が赤い植物は結構ありますね。何か有利な点があるのでしょうが、決定的なことはよくわかりません。

ヤツデ

0331_34yatude 2017.3.31
ヤツデの実。ここまでは順調にきたのですが、この先はあまり色が濃くなりませんでした。
なんでだろ。自分で落ちてしまうのか、未熟でも鳥がつつくのか。
分からないのですが、黒く熟すことはほとんどないようです。
まだ見続けますけど。

ツツジ

0331_32tutuji1 2017.3.31
こちらは小柄な花で色が濃い。
0331_32tutuji2
人間にとっての「裏側」のつぼみが先行しました。
0331_32tutuji3
見づらいし、撮りにくい。

0404_11tutuji 4.4
開花までのテンポが速いようです。

0407_9tutuji1 4.7
一斉にきますね。
0407_9tutuji2
緑とのコントラストが強烈。

0408w_4tutuji 4.8
雨上がり。

0413_44tutuji 4.13
玄関ドアを出るとこれが目の前。
しばらくはこの強烈な配色が楽しめます。
一歩出て、右を見ると前の記事の淡い色のツツジ。
気持ちよい季節です。

ツツジ

0331_31tutuji 2017.3.31
カエデの木のそばにあるツツジです。
比較的大柄な花が咲きます。色は淡いはず。つぼみが立ってます。

0413_17tutuji 4.13
窮屈になってきましたね。

0414_6tutuji 4.14
わあ。

0415_14tutuji1 4.15
もう開きそう。この時
0415_14tutuji2
つぼみの近くの葉にササグモがいました。
右の一番後ろの脚を失ったようにみえますが、花のそばで待ち伏せする態勢。
ドキっとしてしまいました。

0416_12tutuji 4.16
なかなか。じわじわと。

0417_1tutuji1 4.17
遂に!
お洒落でしょ。この花好きだな。
0417_1tutuji2
次の花も控えています。
{ササグモも頑張れよ。}

2017年4月18日 (火)

つぼみ

0331_27kajiitigo 2017.3.31
カジイチゴのつぼみ。
0331_33kiitigo
キイチゴのつぼみ。
「花の予感」というのが好きなんですね、ワタシ。
今この内部で起こっていること、それが想像をかきたてる。
花弁、蕊などをぎっちり詰まった中で今、構築している。
開花して展開すると、間違いなく整った花になる。
不思議でしょうがないのです。

スイセン

0331_26suisen 2017.3.31
前にもご紹介した線路柵内の雑草の中で咲くスイセン。
こっちを向いた花がありましたので、柵につかまってカメラを低くして撮影。
花はこんなに美しいのですが、間違って食べないようにね。

スイセンの葉食べ5人が食中毒 ニラと間違えみそ汁に(朝日新聞デジタル、
2017年4月15日15時24分)
 青森県保健衛生課は13日、三戸郡の10~80歳代の男女5人が、ニラと間違えてスイセンの葉を食べ、食中毒になったと発表した。医療機関を受診したが、現在は5人とも回復しているという。
 同課によると、5人は親族の2家族。このうちの60代男性が12日、自宅近くの道ばたに生えていたスイセンを採り、みそ汁にして一緒に食べた。5~30分後に吐き気や腹痛を訴えて受診し、症状や県の調査などからスイセンによる食中毒と断定された。
 スイセンはニラと見分けがつきにくく、厚生労働省によると2007~16年に全国で44件(患者数179人)の食中毒が起きた。山菜シーズンが本格化するため、県は「山野草は簡単に見分けられない。思い込みは禁物」と注意を呼びかけている。

結構多いですよね。山菜のつもりで採取して道の駅に出したら食中毒を起こした、というような事故もありましたっけ。由来のはっきりしたものを食べた方がいいですよ。

縄張り

0331_25hyouseki 2017.3.31
昔っからここを歩いているのに、これに気付かなかった。
以前は交番だった施設ですが、今は地域安全センターというのかな、警察官のOBの方が詰めていらっしゃる。その建物の立っている土地の「境界」なんでしょうね。周囲は区とか都の公道です。
ただね、なんとなくね、「警視庁」と書かれると、なんだか強面(こわもて)だよなぁ。と。
ここは警察の土地だ。はいそうですか。ただそれだけ。

東光院のカエデ

0331_16kaede 2017.3.31
水車とは塀一枚隔たった東光院の境内。
0331_16kaede2
シャクナゲの方は既にお目にかけましたので、シャクナゲの隣のカエデの木を。
私はカエデの種類は全くわかりません。
家のカエデは枝が赤い。ここのカエデは赤くない。
多分、種類が違うんでしょうね。
イタヤカエデとイロハモミジくらいしか名前を知りません。で、実物との対応はつきません。
難しいものですね。

水車

0331_13suisha 2017.3.31
前にもお目にかけた水車。本来の用法とは逆に水で回転しているのですが。
何の気なしに一枚撮って、PC画面で見たら、「回転」が写っていました。
この頃はカメラの露出はオートに任せっぱなし。露出補正だけ少しアンダーにしてありますけど。
そうしないと白い花なんかが吹っ飛んでしまうので。
この写真の時はシャッタースピードが少し遅めになったんでしょうね。で、回転がぶれて写った。
大ボケでもなく、いい具合だな、とお目にかけます。
私の腕ではありません。カメラの腕です。

甲羅干し

0331_12kame 2017.3.31
ミシシッピアカミミガメです。
どのくらいの時間こうやって浮かんでいたら、甲羅がこういう具合に乾くんですかね。
甲羅は乾いたけど、体はあまり暖かくないんじゃない?水温でしょ。
岸に上がって日を浴びた方がいいと思うんですが。
{岸で暖まって、甲羅も乾いてから、滑らか~に水に入ったのかもね。}

ユキヤナギ

0331_11yukiyanagi 2017.3.31
こういう姿がユキヤナギの標準的な姿かな。
白い滝のような。
ぜひ顔を寄せて個々の花もご覧ください。おや、こんな姿だったのかい、という気付きもあると思いますよ。

梅の実

0331_10ume 2017.3.31
膨らんできていました。
0331_10ume2
オシベや花弁のあとが見えているようです。

昔は自宅の梅の木の実で、梅干を作ったり梅酒をつけたりする家も多かったですね。
それぞれの「家の味」というのがありました。

ヒメリュウキンカ

0331_5himeryukinka1 2017.3.31
ヒメリュウキンカの花のあと。
黄色く輝く花のきらびやかさはないけれど、不思議と目立つんですね、これ。
0331_5himeryukinka2
実が熟すころを見られるかどうかはわかりません。
ここまでをご報告。

チューリップ

0331_2tulip 2017.3.31
これは門の前に置いた鉢。いろんな色のチューリップを咲かせたい。
0331_3tulip
これは線路柵下のつぼみ。

0401_1tulip1 4.1
雨が多くて、濡れてしまいました。

0402_3tulip1100_1 4.2
真っ赤じゃないところがなかなかいい。
0402_3tulip1100_2
白いアリッサムなどが見えたので、アングルのいたずら。
0402_11tulip1230
赤白黄色♪
0402_12tulip1230
線路柵下の方も予感が満ちてきました。

チューリップは4月の花。
保育園児も4月入園。
で、なかなか見てもらえないんですよね。
今年は先日、大きい子たちが手をつないで散歩に来てくれまして。
チューリップの歌が聞こえましたよ。うれしいなあ。
雨の後で湿っぽかったせいか落ち葉にダンゴムシがいっぱいいたらしい。大騒ぎ。大スターですね。触ると丸くなってしまうのがとにかく面白いのですね。
善い哉、善い哉。
虫さんと友達になろうね。
落ち葉を拾ったり、チロリアンランプの落ちた赤い花やスミレをしゃがんで眺めたり。
楽しかったですよ。

2017年4月17日 (月)

朝日新聞「ひと」欄、ロバート・キャンベルさんの記事。
最初の一行にショックを受けました。

(ひと)ロバート・キャンベルさん 国文学研究資料館長に就任した(朝日新聞デジタル 2017年4月13日05時00分)
 言葉の四隅に意味がある――。幾重にも意味を帯びる日本語を、そう例える。たとえば「絆」は、自由を妨げる手かせ足かせを意味する「絆(ほだ)し」とも読ませ、心の機微を映し出す。
 日本文化をいとおしみ、40年余り。この春、古巣でもある大学共同利用機関「国文学研究資料館」(東京・立川)の第7代館長に、外国人として初めて就いた。東京大大学院教授からの転身である。
 (後略)

私はもう大分以前から「絆」への不快感を表明してきたのですが、言葉の意味を知らなかったとは。
絆、絆って窮屈じゃないですか、と「人間好きの人間関係嫌い」の爺さんは思う。
孤独は身軽で、孤立こそさわやかだと思う性質(たち)です。

電子辞書を引いてみました。

◆絆
〔時代・流行 > 「日本新語・流行語大賞」 > △第28回-2011(平成23)年〕
トップテン
受賞者:なし 今活動しているボランティアを含め日本国民、そして海外から日本を応援くださったすべてのみなさま
未曾有の大災害である東日本大震災は、人々に「絆」の大切さを再認識させた。復興に際しての日本全体の支援・協力の意識の高まりだけでなく、地域社会でのつながりを大切にしようとする動きや、結婚に至るカップルの増加などの現象がみられた。
現代用語の基礎知識2013年版より引用

◆き‐ずな【絆・紲】キヅナ
①馬・犬・鷹など、動物をつなぎとめる綱。梁塵秘抄「御厩みまやの隅なる飼ひ猿は―離れてさぞ遊ぶ」
②断つにしのびない恩愛。離れがたい情実。ほだし。係累。繋縛。平家物語[10]「妻子といふものが、…生死しょうじに流転るてんする―なるが故に」。「夫婦の―」
広辞苑第六版より引用

◆ほだし【絆し】
①馬の脚などをつなぐなわ。〈倭名類聚鈔[15]〉
②足かせや手かせ。
③自由を束縛するもの。古今和歌集[雑]「思ふ人こそ―なりけれ」
広辞苑第六版より引用

◆ほだ・す【絆す】
[他五]つなぎとめる。束縛する。〈新撰字鏡[6]〉
広辞苑第六版より引用

◆【絆】
  11画 [糸]部 〔人名〕 [音];ハン;バン [意]きずな/つなぐ/ほだし/ほだす 
パーソナル版漢字辞典より引用

◆ほださ・れる【絆される】
自下一ほださ・る(下二)
(「ほだす」の受身形)
①束縛される。からみつかれる。東大寺諷誦文稿「三途の八難に羈かけ縻ホダサれ」。伊勢物語「宿世つたなく悲しきこと、この男に―・れて」。平家物語[10]「政務に―・れ、驕慢の心のみ深くして」
②特に、人情にひかれて心や行動が束縛される。「情に―・れる」
広辞苑第六版より引用

「情にほだされて」という言い回しは知っていましたが「情に絆されて」なんですねぇ。知らなかった。
「人情にひかれて心や行動が束縛される」とは。
「今年の漢字」で「絆」を揮毫してたように覚えていますが、記憶違いかな。
日本中が「がんじがらめ」になってしまった年でした。

「絆」への同調圧力を感じませんか?
人は自由でいいんですよ。それぞれの思いを生きればよいのです。
執着が苦を生む、というのがお釈迦様の教えの骨子。
絆への執着もまた苦を生みますよ。

スミレ

0330_23w_sumire 2017.3.30
あちこちでスミレが咲いて、決して抜かないように、葉が茂るようにと見ています。

0404_29sumire1 4.4
プランターに出てきたのですが、土から3cm立ったかな、すごく低い位置で花を咲かせようとしている。
0404_29sumire2
葉が丸いというかハート形というか、そういうタイプ。

0405_1sumire1 4.5
葉が長いのも出てきまして、やはり背が低いままに咲いています。
0405_1sumire2
これは咲いたと言っても、いいですよね。

スミレとかヒメスミレというのは葉が長いのですよね。
葉がハート形の方はタチツボスミレの系統なのかな。
よく分からずに「スミレ」で済ませていますが・・・。

イチョウ

0330_22w_ityou 2017.3.30
この日、こういう姿。

0404_5ityou1 4.4
わ、開いてる!
0404_5ityou2
小さいのに一人前の「イチョウの葉」の姿。

0406_5ityou 4.6
うわぁ、ぐんぐん行くぞ。

0407_12ityou 4.7
いや、すごいものですねぇ。

0413_6ityou 4.13
そして13日にはもうこうですもの。
40年以上の付き合い。世田谷の駒繋公園のそばのイチョウの子です。
共に生きてきました。

黄色い電車

0330_18w_densha1_2 2017.3.30
妻が買い物に行ったら乗り合わせたのだそうです。
桜シーズンの広告が釣り下がっていた。
0330_18w_densha2_2
中吊り広告に「桜MAP」。
桜・桜と、ちょっとまあ、騒ぎ過ぎですので、横目にしら~っと見逃しておきます。
自らのうちを流れる時間と、植物が今生きている時間とのふれあいで「時を味わう」のが宜しいのではないでしょうか。

額縁効果狙い

0330_15gakubuti 2017.3.30
タイトル通り、額縁効果狙いです。
左上は菜の花、左下はチューリップの葉、右下はハナニラ、右上は雑たる緑。
外周を制限することで、却ってその外側を想像させるという効果でしょう。
とはいえ、雑草園であるという本質が変化して花園になったわけではありません。

フラサバソウ

0330_12flasavasou 2017.3.30
敢えて書けば「FraSava草」です。
フランスの植物研究家 Franehet と Savatier を記念した名前だそうです。
花の大きさや色はオオイヌノフグリに似ていますが、蕊の形が違うことと、なんというか「脇」で咲くというのが識別ポイント。
いずれにせよ小さな花、意識して探さないと見つからないと思います。雑草の多い場所で探してみてください。

カエデ:2

0407_14kaede1 2017.4.7
目の高さ付近でつぼみを確認。葉とつぼみと並行して活動を始めました。
0407_14kaede2
硬くまとまっていたのが、ぐわっと開いた様子。

0408_7kaede2 4.8
雨上がり。葉芽を包んだ雨滴が凸レンズの働きをして内部の畳まれた葉を拡大しているようです。(正立虚像)
0408_7kaede3
この雨滴では、凸レンズの焦点の外の景色を逆さまに見せてくれているようです。(倒立実像)
0408_7kaede4
ガレージ床面のタイルが雨滴の中に見えているのだということがわかります。

0413_19kaede1 4.13
赤い茎と緑の葉。強烈なコントラストをなしています。
0413_19kaede2
花が開いています。オシベの葯が見えます。翼状の子房をもったメシベはここではまだ見えていません。

カエデ:1

0330_9kaede 2017.3.30
これは鉢植えのカエデ。紅葉が赤く、新葉も赤い。美しい。

0330_16kaede
こちらは門のカエデ。
この時点では、葉芽の状態で、弾けそうという姿。

0331_30kaede 3.31
去年の実の茎と、弾け始めた葉芽。
時の流れを感じ取っていただければ嬉しい。

0406_7kaede1 4.6
ほ~ら、今年の新しい葉。
0406_7kaede2
畳みこまれていた葉が圧力を高めて自らを解き放った。春です。
0406_7kaede3
繊細にして力強い。なんだかこうどきどきしますね。
0406_7kaede4
まさに開ききろうというところですが、なんと、アブラムシかなんかがもう来ているのかな。実に感覚が鋭い、驚嘆します。
0406_7kaede5
上を見上げたら、つぼみのようです。
目の高さ付近では確認できなくて、この日はこのシルエットしか撮れませんでした。

セイヨウカラシナ

0328_19humei 2017.3.28
なんだかわからないなぁ、と見ていたもの。
草丈は低いままに、大きは葉を展開し、低い茎のてっぺんにつぼみをつけていました。

0407_19seiyoukarasina1 4.7
急激に草丈をぐんぐん伸ばしました。
0407_19seiyoukarasina2
同じ姿の別株ですが、花を咲かせました。
てっぺん近くの葉は細い、茎を抱いていないようです。
花は十字花ですが、直角に4枚というよりはH字型というべきか。
これはセイヨウカラシナですね。
もっと咲いたら花の姿をきちっと取りたいと思います。

八重桜・南殿

0328_9naden 2017.3.28
去年はちょっと元気がなかった南殿、今年は少し元気そう。

0406_1naden1 4.6
葉芽が展開し始めました。
0406_1naden2
ソメイヨシノではないので、まずは存分に葉を開いてほしい。
で、たくさん光合成をして、樹としてのパワーを高めてほしい、というのが私共の願い。
花はまたそのうちでいいよ。

0408_4naden1 4.8
でも、つぼみも膨らんできました。
0408_4naden2
葉の方はずいぶん広くなってきて、旺盛に光合成活動をしていると思います。

0414_9naden 4.14
わ、咲きそう、というか、咲いたというべきか。

0415_2naden1 4.15
わぁわぁ咲いてる。でも、前日の上の写真の花ではなく、陰になっていたつぼみが咲いたようです。
写真上の方に昨日のが写ってます。
0415_2naden2
これがその昨日見た花ですが。おちょぼ口ですけど、花の中に虫が入ったのではないか、という感じもします。
手入れが悪くてごめんな。花は少しでいいよ、まずは栄養をたくさんつくって体力を付けてほしい。

不明

0331_6humei 2017.3.31
すごく特徴的な姿なのですが、私の知識範囲内にはないのです。
なんだろな。教えてください。

2017年4月14日 (金)

キイチゴ(ラズベリー)

0402_7kiitigo 2017.4.2
白い玉っころができました。

0404_3kiitigo1 4.4
咲きました。
0404_3kiitigo2
花だけ見ているとカジイチゴと区別できない。
でも、「キイチゴ」という名前で頂戴した株なのです。
だから、キイチゴ。

0407_11kiitigo 4.7
伸びきっていない不安定感というのかな、いい感じですね。

迂闊なことに

ラズベリー【raspberry】
バラ科キイチゴ属の落葉低木で、ヨーロッパ・北米・日本に自生する数種、およびその栽培改良種の総称。また、その果実。夏に熟し、黄色から紫色まで多様な集合果。熟すと花托から離れる。生食のほか、ジャム・ジュース用。
広辞苑第六版より引用

気づいていなかった。「キイチゴ」と「ラズベリー」とがやっとここで合体しました。

カジイチゴ

0330_6kajiitigo 3.30
カジイチゴが次々と咲きます。

0331_38kajiitigo 3.31
きれいな花が咲く、と連れてきた株です。

0404_25kajiitigo1 4.4
多分、結実する。でもきっと鳥が先に食べちゃう。仕方ないですね。
鳥との先陣争いには勝ち目がない。

イチゴ

0329_8itigo 2017.3.29
イチゴの花。多分実を食べることはない。
食べたいという下心はあるんですけどね。
いろいろ食べられる植物もあるんだけど、食べ損ねる。
のどかで楽しい植物栽培なのです。

ナズナ

0330_7nazuna 2017.3.30
実がたくさん。こんな小さな実が、また来年ここでナズナの花を見せてくれると思うと、不思議です。生命の連続性って、すごいですね。雑草が好きです。

イチジク

0329_6itijiku 2017.3.29
イチジクです。
私は自分で世話してないからな、すぐ忘れる。
これなんだっけ、イチジクよ。と必ず妻に訊かなければならない。
やたらといろんな植物がありましてね。雑然を楽しんでおりますから。

スイートピー

0329_1sweetpea1 2017.3.29
2階の部屋の前。本当に目の前。咲き始めたぞ。
0329_1sweetpea2
つぼみもいっぱい。
さて夕方になったので雨戸を閉めようとしたら
0329_4sweetpea
夕陽に輝く白い花。
わぁ、と部屋の中のカメラに手を伸ばして撮影。
花は透過光で、つぼみは反射光で、夕焼けを見せてくれています。

ジュウニヒトエ

0328_23juunihitoe 2017.3.28
お風呂椅子を引っ張り出して来て、地面に置いて座って、カメラを低くして撮影。
0328_23juunihitoe2
もともと草丈の低い花ですから、こういうアングルで見ることは少ないか、とお目にかけます。

座り込むのはそう大変ではない。問題は立ち上がる時なんですよね。カメラを首から離して地面の比較的乾いた場所に置き、重心が右足の上から外れないようにバランスを取りながら立ち上がる。いやなかなか。あまりがんばりたくはない。

0328_20momo 2017.3.28
花が終わりにかかり、美しい緑の葉が優勢になってきました。
まもなく緑一色になります。

花だ、花見だと騒ぎまくって、むなしくないですか?
行ける時に散策に行き、その時のその姿を心に留める。それでよくないですか?
自分の心の中で、時の流れの記憶の中で、いろんな姿の花を楽しめばいい。

気象情報の方々がやたらとうるさい。いい加減してほしい、と願うへそ曲がり爺さんです。
私の花見報告はまた、ぱらぱらと、いずれ。

「花見」という同調圧力から解放されませんか。楽になりますよ。

オランダミミナグサ

0328_17orandamiminagusa1 2017.3.28
目立ってきたな、と撮影。雑草ですけれど、よく見ればかわいい。
0328_17orandamiminagusa2
モニタの角度を変えて頑張って横から撮影したら。
アブラムシとアリが写っていました。
さすが。アブラムシはおいしい汁が吸える場所に敏感ですし、アリはアブラムシのいる場所に敏感。
広大な世界で生きる。逞しい連中です。

ササグモ

0328_14sasagumo 2017.3.28
ササグモを見かけることも増えました。
↑この写真と
↓この写真を
0330_4sasagumo 3.30
比べてみてください。
何だか雰囲気が違いますね。
よくわからないのですが・・・

成体ではないので雌雄差が明瞭ではない。
成体なのだけれど性成熟していない。

そんな気がするんです。どっちかな。
成熟したオスなら触肢がグローブみたいに目立つはずなのですが。
で、1枚目がメス、2枚目がオス、ではないかと感じていますが不確かです。

2017年4月13日 (木)

モンシロチョウ

0328_8monsiro1 2017.3.28
羽化したモンシロチョウを放した時の「傑作写真」
0328_8monsiro2
モンシロチョウが空を飛ぶ、すごいでしょ。
チョウはひらひらと舞うと思いがちですが、一挙に高く高速でも飛ぶのです。
すごいものですよ。思い込みでものを見ないように。
生きるということは力強いものです。

ツバキ

0328_3tubaki 2017.3.28
密蔵院の境内がいろいろ整備されまして、ツバキのあった場所のそばにも何か小さな建物ができました。
で、ツバキはなくなってしまったのかな、と心配していましたら、私共が普通に立ち入れる場所(檀家でなくても、という意味です)で少なくとも2株は残っています。よかった。
上の写真はピンクと白の源平咲きといいますか。
0328_3tubaki2
こちらはオトメツバキ。大好きな花です。
0328_3tubaki3
咲きかけたつぼみですが奥まできれいに畳みこまれています。
芸術品ですね。

0331_21tubaki1 3.31
何度見ても飽きませんね。この丸さ、しびれるなぁ。
0331_21tubaki2
やはり完全開花した花より、咲いていく途中の姿に強く惹かれる夫婦です。
0331_21tubaki3
こういう写真ばかり二人でものしてきました。
またここで会えてよかった。枝垂桜の時期で人出の多い時でも境内のここに気付く人は少ない。
ひっそりでいい、長く輝いてください。

背伸び

0328_2hananira 2017.3.28
ハナニラですね。なにか?
いえ、植え込みの下から、陽射しを求めて伸び上がってきたのです。
ハナニラは通常は比較的低い位置で咲きますよね。ところがこの写真の花は地上高30cmくらいあるかな。
植え込みに遮られて陽射しが足りない。上へ、上へ、もっと光を、と伸びてきたものです。
0328_4hakobe1
これはハコベ。ハコベなんかハナニラよりもっと低い位置で咲く、地面すれすれ。
それが光を求めて30cmくらいも立ち上がった。
0328_4hakobe2
光を受けてうれしそう。日光争奪戦というのは植物たちにとってとてもシビアな闘いなのです。
0328_5karasunoendou
カラスノエンドウも立ち上がっています。
「みんな!光を求めて立ち上がろう!」「お~」というような声が聞こえそう。
密蔵院前の植え込みでの光景です。

0331_24senobi 3.31
この日も見に行きました。この写真ではカラスノエンドウとハコベが背伸びして立ち上がっています。
お見事。すごいものですねぇ。

ディジタリス(Digitalis)

0325w_16digitalis 2017.3.25
私共が「Digitalis」を「ジギタリス」と呼ばずに「ディジタリス」と呼んでいるのは、この株のせいです。
何年か前にこの株の花を見て、初めて見る花だ、なんだろう、と二人で騒いでいたら、ここのお家の御主人が聞きつけて出ていらっしゃいまして。「これはディジタリスといいます」と教わったのでした。この方はイギリス生活が長かったそうで、正統派の英語で「Digitalis」と教えてくださった。で、私共はそれを受け継いだのであります。
ドイツ語的に読むとジギタリスになるのかな。
現在「ディジタル」という言葉はごく普通に使われますので、ディジタリスでもいいのではないでしょうかね。

digit
►n
1 a 《人の》指 (finger),足指 (toe);〔動〕 足指.
b 指幅《約 3/4 インチ》.
c 指じるし (index).
2 〔数〕 ディジット《位取り記数法で数を表記するときに用いる数字;たとえば 1) 十進法では 0–9 のうちの一つ;時に 0 を除く 2) 二進法では 0 または 1》;[pl] 《俗》 電話番号
リーダーズ英和辞典第3版より引用

というわけで、「指」からきているののですね。ディジタリスの花が指サックみたいだから、ということです。

0408w_11digitalis 4.8
我が家のディジタリス。つぼみができました。
今月中か来月には咲くでしょう。
素敵な花です。咲いたらまたご報告します。

ドウダンツツジ

0325w_14doudantutuji 2017.3.25
ドウダンツツジのつぼみです。妻の撮影。
我が家にも一株あったのですが、とうとうダメにしちゃった。
無手入れと日陰がよくなかったかのでしょう。
引っ越しの関係か何かで捨てられていたのを引き取って植えたのですけど。
だんだん樹勢が落ちてきて枯れました。残念なことです。

ハクモクレン

0325w_13hakumokuren1 2017.3.25
モクレンのお家のそば。
「白い炎」と表現したら変ですか?
0325w_13hakumokuren2
「辛夷(コブシ)」と紛らわしくって。
写真の花がハクモクレンだというのは確かです。
この場所から坂を下った東光院にコブシがあったはずなのですが、伐ったのか?今年は見かけていません。

モクレン

0325w_12mokuren1 2017.3.25
桜坂の途中。車で通りかかった時に「もう咲いてるんだ」と見かけたので、妻が写真を撮ってきてくれました。
0325w_12mokuren2
大柄で優雅な花ですね。
進化史的に古い花と聞きます。恐竜もこの花を見たのかも。

ツルニチニチソウ

0325w_11turunitinitisou 2017.3.25W
妻の散歩の続き。この花、プロペラみたいで面白い。

0402_19turunitinitisou 4.2
近くのマンション。上の写真のものより1週間ちょい遅れましたね。
以前はもっと盛大に咲いてたのですが、ちょっと元気がないな。
素人目には、手入れが行き届き過ぎじゃない?という感じもします。
のびのびさせてやりたい。

ベニバナトキワマンサク

0325w_10tokiwamansaku1 2017.3.25
妻が見つけてきました。赤いのがみんな花です。
0325w_10tokiwamansaku2
リボン状の花が何ともいえませんね。
0325w_10tokiwamansaku3
なんでこんな花弁になったものやら。
こういう花弁は他にないよなぁ。
0325w_10tokiwamansaku4
リボンがくるくる巻いてあります。

季節の花300のさいとによりますと↓
http://www.hana300.com/tokiwa.html

・学名
  Loropetalum chinense
      (常盤満作)
   Loropetalum :
      トキワマンサク属
   chinense : 中国の

 Loropetalum
 (ロロペタラム)は、ギリシャ語の「loron(革紐)+ petalon(花弁)」が語源。
 革紐(かわひも)のような花弁に由来。

ははぁ、なるほど。「リボン」と私は書きましたが、「革紐」に見立てた名前なのだそうです。
近くのマンションの植え込みにもあるのですが、日当たりが悪いせいか、この頃は花を咲かせなくなりました。
その木を選定している時に枝をいただいて挿し木にしてみたことがあるのですが、うまくつきませんでした。
素人には無理なのかな。

★英語で花弁は

petal
►n 〔植〕 花弁,花びら.
    [NL<PETALON]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

英語の基盤のところには、ラテン語やギリシャ語があります。それを知るといろいろ楽しいし覚えやすいですよ。科学者が新しい命名をするときなどもラテン語を使うことがよくあります。

コデマリ

0325_11kodemari 2017.3.25
コデマリのつぼみ。丸い粒々にしか見えなかったのが、「つぼみ」という形になってきました。

0408_5kodemari 4.8
雨の後。滴が乗っています。
もうすぐ開くよ、という姿。
4月上旬は雨が多かったかな、という感じ。さて、中旬はどうなっていくのでしょう。

2017年4月12日 (水)

ホソヒラタアブ・ヒメヒラタアブ

0325_25hosohirataabu1 2017.3.25
スイレンの鉢のところで、ホソヒラタアブがホバリング。
花があるわけでもないのになかなか飛び去らない。撮ってよ、と言われている気分。
0325_25hosohirataabu2
とにかくシャッターを切りました。鉢の縁あたりにピントが合えば被写界深度が深いレンズですからアブもはっきり写るんじゃないか。
うまくいきましたね。
0325_25hosohirataabu3
トリミングしてもこの程度ですが。
後脚は後ろへ伸ばしています。
0325_26himehirataabu
こちらはホソヒラタアブより小さいヒメヒラタアブ。
口を伸ばしてオシベを舐めています。
ホバリングするホソヒラタアブもこのヒメヒラタアブも「触角」が短いですね。
これがハエ・アブの仲間の特徴なのです。ハチの触角とは全然違う。
これと、複眼の様子が「ハエ顔」を構成しますので、覚えていただくとどこででも判断がつきますよ。

ハナニラ

0325_18hananira 2017.3.25
今年はハナニラ畑になっています。元気です。
画面左の方、実際にはハナニラの「向こう側」ですが、黄色いのは菜の花です。
草丈が低い。私の認識では菜の花はこういう風に草丈の低いものだ、と。
それに比べると、セイヨウカラシナはやたらとすっくと背が高い。1mを超します。
葉が茎を抱えるかどうか、とか見るべきポイントはあるようですが、まず目につくのは草丈だと思います。

ツクシ

0325_16tukusi1 2017.3.25
「つくしなんの子スギナの子」って、時代的にはいつから言われているのでしょう?
0325_16tukusi2
花が咲いて実ができ、種子からまた次の植物が育つ、というような連鎖関係はおそらく非常に古くから理解されていただろうとは思いますが。
ツクシとスギナの関係って、一緒にごちゃごちゃ生えますけど。
胞子茎と栄養茎とだ、なんていうのはそう簡単にはつながらないと思うんだけどな。

ウィキから引用↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AE%E3%83%8A

門  :   シダ植物門 Pteridophyta
綱  :   トクサ綱 Equisetopsida
目  :   トクサ目 Equisetales
科  :   トクサ科 Equisetaceae
属  :   トクサ属 Equisetum
種  :   スギナ E. arvense

要するに、トクサなんですね。ナットク。
ツクシの胞子は、弾糸という2本の糸の交点に乗っていまして、顕微鏡で覗きながら息を吐きかけると弾糸がクルクルっと丸く縮みます。自然界ではおそらく弾糸が翼のようになって飛行するのでしょうが、天気の良い乾燥した日に弾糸が伸びて風をはらむのでしょう。雨の日は丸まって飛ばない、ということでしょう。

以前のHP、理科おじさんの部屋で顕微鏡観察をしたっけな、と原稿を書いたときのフォルダを除いたら、動画が残っていましたので、そこから静止画像を切り出してお目にかけます。
Housi1
観察開始。黒い丸が胞子、弾糸の交差するところに乗っています。
Housi2
胞子を吹きとばさないように、フゥーではなくハァーと息を吹きかけますと、息の湿りで弾糸が巻きます。
Housi3
しばらく見ていると、弾糸がまた伸びてきます。
面白いですよ。

アメリカフウロ

0325_10americahuuro 2017.3.25
この赤い葉はアメリカフウロです。同じ形で緑色のもあります。
すべての葉が最初は赤い、というわけでもなさそうですが、印象的です。
ヒメツルソバの葉も赤いのがありますね。

ワスレナグサ

0325_8wasurenagusa 2017.3.25
私:これ何だったっけ。
妻:ワスレナグサよ。
私:あ、そうだったか。
以前我が家にもあったんですけどね。いつの間にかなくなってしまった。

http://www.hana300.com/wasure.html

・紫(むらさき)科。
・学名
  Myosotis alpestris または
  Myosotis scorpioides

   Myosotis : ワスレナグサ属
   alpestris :亜高山の、草本帯の
   scorpioides :サソリの尾のような
 Myosotis(ミオソティス)はギリシャ語の「myos(はつか鼠)+ otis(耳)」が語源。葉が短くて柔らかいことに由来。

なんだかな。ハツカネズミがでてきたり、サソリがでてきたり、日本でのイメージとちょっと違うのかな。
花序がサソリの尾のように曲がっているという話ですが、そこまで見てないなぁ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%82%B5

語源にまつわる伝説
中世ドイツの悲恋伝説に登場する主人公の言葉に因む。
 昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、„Vergiss-mein-nicht!“(僕を忘れないで)という言葉を残して死んだ。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にした。
 このような伝説から、この花の名前は当地ドイツで Vergissmeinnicht と呼ばれ、英名もその直訳の forget-me-not である。日本では、1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳された。それ以外の多くの言語でも、同様の意味の名前が付けられている。

これで「忘れな草」なのですね。
「忘れな草をあなたに」という抒情的な歌がありましたね。昔の高校生は知っている。
女子高の文化祭へ行って、展示終了後、体育館に生徒が集まって、閉会式かな、やってまして。全員で「忘れな草をあなたに」を歌い始めたのです。で、わたし。あまりの陶酔感の充満に耐えきれなくなって、逃げ出したのでした。何百人かの女子高生集団の自己陶酔というのは、いやはや、とてつもないものでした。今でもコーラスって苦手。みんな陶酔した表情で歌うんだもの。みんな一緒、というのは気持ちが悪い、敢えて別の方を向いちまおう、という気質は昔から変わっていないようです。

ムベ

0325_7mube1 2017.3.25
展開し始めた葉と、つぼみ。
0325_7mube2
葉の展開が進むと、こういう姿になります。
幼いものは、かわいい。

0331_8mube 3.31
わ、口を開き始めた!
0331_8mube2
おちょぼ口ですね。

0407_4mube1 4.7
この日はもう「咲いて」いました。
0407_4mube2
雌花かな。3+3=6枚の花弁様のものは萼だそうです。花弁はないのだとか。
0407_4mube3
いっぱい。
0407_4mube4
雄花のオシベが開く前、でしょう。
今年は花が多いという印象です。
優美な花です、大田区はいいものを植えてくれました。おかげで、この花と出会えました。

シャクナゲ

0325w_6syakunage1 2017.3.25
紅白のツバキを見た後、シャクナゲへ。
もう開きそうですね。
で、妻に報せたわけです。
0325w_6syakunage2
妻も同じつぼみの写真を撮ってきましたが、それは重複を避けて、別のつぼみ。
開花した花とは違う味わいがあります。これすごくいい。

0331_15syakunage1 3.31
わ、ですね。
外側の花が開いて、内側が開きかけている。
0331_15syakunage4
横顔。
0331_15syakunage2
ひとつ先行している。
0331_15syakunage5
妻と私が同じ花を撮って、アングルが違うんですね。
0331_15syakunage3
個別の花は「ツツジ」です。
今年はシャクナゲの開く過程を見ることができました。
満開の花だけではわからない姿を知ることができて、大きな収穫でした。

紅白ツバキ

0325_5tubaki1 2017.3.25
東光院のお地蔵さん脇。
0325_5tubaki2
この鮮やかさは見ごたえがあります。
0325_5tubaki3
裏側へ回りこんで撮影、通行人の方が気づいてくれたりもします。
別建てで記事にしますが、このツバキを見た後、門をくぐって中のシャクナゲを見に行きました。
素晴らしかった。
で、そのことを妻に報せて、見ておいでよ、と。
0325w_8tubaki1
同じ木の花を見て、微妙にアングルが違う。
0325w_8tubaki2
写真というものは、自己表現なのだ、ということですね。

ポピー

0325_3poppy 2017.3.25
あ、そういう季節なのか、という姿。下を向くつぼみは見間違いようもない。
0325_21poppy
冒頭の写真は外出中のものですが、帰宅して線路沿いを見たら、我が家前にもつぼみがありました。

0328_7poppy 3.28
塀際の隙間にも生えていました。ここでもつぼみが頭を垂れている。
「開花間近 頭を垂れる ポピーかな」(パロディ)

0329_3poppy1 3.29
「スキマ」は居心地がいいらしい。日光を独占して成長しています。水分もまず心配ないし。0329_3poppy2
去年、たまたま気づいてしまったのですが、メシベの柱頭のてっぺん。
この写真では7本の「筋」がありますね。
この「筋」の本数にばらつきがあるようなのです。
この「筋」の役割・働きは知りませんが、生殖器官って保守的なものじゃないのかなぁ。
その形態にばらつきがあるということに気付いてしまったわけです。

0330_13poppy 3.30
翌日、開ききった姿。
これから、過剰なくらいにたくさん見ることになります。
ぜひ花の中の様子を観察してみてください。
それにしてもなぁ、「7」というのは半端だなぁ。

マメカミツレ

0324_29mamekamiture 2017.3.24
この種子、小さな翼がついています。
種子本体を取り囲んで、両脇が少し幅広目。これで飛距離が伸びるのかなぁ、と思いますが、何もないよりはきっと遠くへ行けるのでしょう。
みんなそれぞれ工夫しています。

2017年4月11日 (火)

ノボロギク

0324_28noborogiku1 2017.3.24
元気です。
葉に毛があるのが目立って「ボロ」なんていわれたのかな、とも想像します。
ハハコグサだってちょっと白い毛が目立つのに、ボロとはいわれない。損しちゃうよね。
0324_28noborogiku2
総苞片や小苞片の先が三角に黒くなる様子がうまく写りました。
花が咲いていく過程も見えますね。
かわいい花です。見つけたらかわいがってください。

レンギョウ

0324_21rengyou 2017.3.24
ポツンと一つ、つぼみ。

0325_12rengyou 3.25
咲いた。
この後もポツンポツンと咲き継いでいます。
わぁっと黄色くはなりません。
ま、我が家らしくて、いいや。ちゃんと見てるよ。

ムクゲ

0324_17mukuge1 2017.3.24
ムクゲの新芽です。
0324_17mukuge2
きれいな緑。
なるべく青空が背景になるようにしました。
花はまだだいぶ先ですが、多分準備は始まっています。
まずは光合成。いっぱい栄養を作らなくっちゃね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%82%B2

ムクゲ
 ムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)はアオイ科フヨウ属の落葉樹。別名ハチス[1]、もくげ。庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。
 和名は、「むくげ」。「槿」一字でも「むくげ」と読むが、中国語の木槿(ムーチン)と書いて「むくげ」と読むことが多い。また、『類聚名義抄』には「木波知須(きはちす)」と記載されており、木波知須や、単に波知須(はちす)とも呼ばれる。『万葉集』では、秋の七草のひとつとして登場する朝貌(あさがお)がムクゲのことを指しているという説もあるが、定かではない。白の一重花に中心が赤い底紅種は、千宗旦が好んだことから、「宗丹木槿(そうたんむくげ)」とも呼ばれる。
 中国語では「木槿/木槿」(ムーチン)、韓国語では「무궁화」(無窮花; ムグンファ)、木槿;モックンという。英語の慣用名称の rose of Sharon はヘブライ語で書かれた旧約聖書の雅歌にある「シャロンのばら」に相当する英語から取られている [2]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%B3

(Sharon) イスラエルの地名の1つ。
    今日の、テル・アビブ(ヨッパ)から北のハイフア(カルメル山)に至る、地中海に面した肥沃な平原で、砂漠の多いこの地域にあっては、花が咲き草木が生い茂る特別な場所である。「乳と蜜が流れる広い良い土地」(出エジプト3章8節)「シャロンは羊の群れの牧場となるように」(イザヤ書65章10節)シャロンの牧場は、ユダヤ教とキリスト教世界における理想郷を意味する。その地に咲く白い可憐な『シャロンの花』(シャロンのバラ)とはムクゲのことであり、旧約聖書では純潔の象徴として扱われている。

ナノハナ

0324_16nanohana 2017.3.24
これはナノハナだと思うのですが。
草丈が低いままに、咲いて結実。
書きながら考えていて、カラシナの可能性もあるんだな、と。
さぁ、わからない。コンラン。

オランダミミナグサ

0324_13orandamiminagusa 2017.3.24
ハコベと違って、花弁が10枚には見えません。花弁の先端に切れ込みが入っているのがわかります。
ミミナグサというのもあるはずですが、私が家の周辺で見ているのはオランダミミナグサだと思います。
注意して見ていると、道ばたで見ることもあります。強い草です。
探してみてください。

クンシラン

0324_11kunsiran 2017.3.24
花の色がちょっと白っぽくなってしまいました。
光が強すぎた、という可能性もあります。
いつも、玄関先のテラスで咲かせるのですが、今年は幼い人に見てもらえたらいいな、と門前に出しましたので。南から西の日差しが当たります。
保育園のお散歩で、見てもらえましたから、それはそれでうれしかったのですけれど。

ナズナ

0324_8nazuna1 2017.3.24
ぺんぺん草も生えない家になったかと心配していたら。
ぺんぺん草の生える家になりました。よかったですねぇ。
0324_8nazuna2
この時は特徴的な「三味線の撥」状の実はほとんど見えなかった。

0328_10nazuna 3.28
撥の影がくっきり、がいっぱい。これを使ってシャラシャラ音をさせて遊んだのですよね。
写真右下にホソヒラタアブが写っていました。現場では気づいていなかった。
影がくっきり、と喜んで意識がそっちへ向かっていましたもので。うかつ。
ヒラタアブというやつはフォトジェニックな昆虫です。写真写りがいい。勝手に入りこんできてきれいに写ってます。
岩合さん風に「美人だね、かわいいね」といってあげましょうかね。
0328_10nazuna2
別の場所にも一叢ありまして。
花の盛りです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%8A

ぺんぺん草が生える:ナズナが荒廃した土壌であっても生育することから、荒れ果てた様子を指す。
ぺんぺん草も生えない:荒廃した場所で育つナズナでさえも生育しない様子から、転じて何も残っていない状態、一切合財が残らない状態を揶揄した表現で、「○○が通った後はぺんぺん草も生えない」のように用いる。

スミレ

0324_7sumire 2017.3.24
足元にいろんなスミレがありまして。
踏まないようにしなくっちゃ。
だって、ツマグロヒョウモンの幼虫の食草だもん。
市販品は薬品がかけられていることが多いので、可能な限り自前で育てなければなりません。
市販のパンジーを与えたら、幼虫が死んじゃった、というのは本当に悲しい。人間本位のわがまま。虫だって一緒に生きていいはずですよね、生き物仲間なんだから。地球上の。

ハコベ

0324_5hakobe_niwa 2017.3.24
庭のハコベが今年は元気。

はこべ【繁縷】
ナデシコ科の越年草。山野・路傍に自生、しばしば群生する。高さ15~50センチメートル、下部は地に臥す。葉は広卵形で柔らかい。春、白色の小5弁花を開く。鳥餌または食用に供し、利尿剤ともする。春の七草の一つ。あさしらげ。はこべら。
広辞苑第六版より引用

「繁縷」という字がふさわしい状態かな。
こういう「雑草」と子どもたちが親しむことができるのが「よい環境」だと思うのですけど。

朝日新聞の投稿欄「ひととき」に西宮市の若いお母さんからの投稿がありました。

(ひととき)野の花のブーケ(2017年4月8日05時00分)
 広い花畑が整備された公園に家族で立ち寄ったときのこと。まだ寒さの残る時期、咲いていたのは菜の花でした。
 3歳になったばかりの娘には到着前に「お花畑に行くよ」と話していました。いざ広い花畑を目にすると、「これ、とりたい!」と一言。昨年、親戚の結婚式に参列させてもらってから結婚式ごっこがブームの娘は、花嫁さんのようにブーケを持ちたいと考えていたようです。
 慌てて「これは摘んではいけないお花なの」と説明するものの、ブーケを持つ自分を想像して楽しみにやってきた娘にその言葉は届きません。何か別の案を考えなくては、娘は今にも花を摘み取りそうです。
 幸い、周りに草原が広がっていたので「そしたら摘んでいいお花を探そうか」と言うと、ようやく納得して一緒に探すことに。するとホトケノザやナズナが見つかりました。何本かあしらって小さな花束にして手渡すと大喜び。ポーズを決めて写真をせがみます。
 好奇心いっぱいの子どもには自由に触れられる野の花がちょうど良いのかも。春本番。色々な野草が芽ばえることでしょう。娘と一緒に近所の公園でしばらく楽しみたいと思います。

あはは、かわいいおませさんですね。
菜の花摘んだってどうということもないと私なんぞは思いますけど。でも、整備され手入れの行き届いた花は摘みにくい。
「ホトケノザやナズナが見つかりました。何本かあしらって小さな花束にして手渡すと大喜び」
それでいいんです。花を摘んで楽しく遊んでこそ、花を愛する人になれます。
植物の命に触れることができます。
単に、きれいな色で、よい香り、だけでいいのだったら造花に香水でも吹き付ければいい。
大事なのは生きているということ。それを自分の指先で感じること。

ハコベも摘んでいいですよ。公園は下草を茂らせましょうよ。

アブラナ科

0324_3seiyoukarasina 2017.3.24
庭に置いてある鉢に生えてます。茎が長く立ち上がって、咲き始めたのですが。
通常のアブラナはこれほど高くならない気もする。

0325_9seiyoukarasina 3.25
これは、線路柵内の、去年セイヨウカラシナが伸びたあたり。
まず大きな葉の塊りができ、短い茎のてっぺんにつぼみの集団ができ、やがて茎が立ち上がってきた、という経過をたどってきました。ですからこれは去年の続きでセイヨウカラシナでほぼ決まり。
冒頭の写真の、庭にやってきたやつが、中途半端になっています。
セイヨウアブラナかセイヨウカラシナか。
アブラナ科には違いない。

2017年4月10日 (月)

ホッケの鯛の鯛

0324_2hokke 2017.3.24
下がホッケです。上は、ちょっと前に書きましたたタイのものの再登場。
ホッケは干物でしたが、味醂に漬けて塩抜きをして焼いたもの。
そのせいで、鯛の鯛がとりだせたのだと思います。
焼き魚ではなかなか難しい。煮魚が楽に取り出せます。
鰓の後ろ、鰭の付け根あたりを注意深く探ってください。
取り出したら小皿に乗せて、キッチンハイターでも吹きかけて肉を取り除いておくとにおいませんよ。

ところで、ホッケって、漢字ではどう書くんだ?と調べて見たら、魚偏に「花」でした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%82%B1

ホッケ(魚偏に花、「𩸽」Unicode: U+29E3D、Pleurogrammus azonus)とはアイナメ科ホッケ亜科に属する冷水性の魚。成長にしたがって、アオボッケ、ロウソクボッケ、マボッケ、ネボッケと呼び名が変わる。地方名には、タラバホッケ、チュウホッケ、ドモシジュウ、ホッキ、ボッケアなどがある。

表示できるのかな。一種の出世魚ですか。

ほっけ
アイナメ科の海産の硬骨魚。東北地方・北海道に産。体は細長く、全長約40センチメートル、尾びれの後縁は二叉。灰色で、やや不明瞭な淡褐色の横走斑文がある。
広辞苑第六版より引用

いろいろの魚の鯛の鯛を採取してきましたが、まるっきりお金が貯まったりはしませんねぇ。

前回の記事です↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-6b81.html
2017年3月23日 (木)「鯛の鯛」

イエユウレイグモ

0324_1ieyuureigumo 2017.3.24
隅っこに現れたユウレイさん。
我が家は他の家より「虫っ気」があるとはいえ、室内で餌になる昆虫は少ないはず。
どうやって成長し繁殖しているのでしょう?
よほど効率のいい生き方なのか。ゴキブリ幼虫を1匹捕まえたら、もうそれで成体になれるとか。まさかなぁ。数は多くはないですが、毎年のように見かけます。
細々と生きているのですし、家の中の虫を食べてくれるのですから、どうか毛嫌いなさらないように、と強く希望します。

カランコエ

0323_22kalanchoe1 2017.3.23
ピークですね。
0323_22kalanchoe2
個々の花の咲いていられる期間がながいので、ピークもなだらかです。

0407w_10kalanchoe 4.7
丸い玉のようになっています。
つぼみができてから咲くまでも長くかかる花ですが、咲き始めるとまた長く楽しませてくれる花でもあります。
ほったらかしに強いので、育てやすいですよ。

ハナニラに来た昆虫

0330_19w_hananira1 2017.3.30
アブが来ていた、と妻が撮ってきた写真。
大きさの感じがつかみきれませんが、ヒメヒラタアブかな。

0404_13rurimaru1 4.4
ルリマルノミハムシ。
0404_13rurimaru2
拡大してみたら、翅がちょっとへこんだりしてます。何があったのかな。
脚に花粉がついているようです、多少は花粉を運んでくれるのでしょうか。
ちゃんと花を見つける能力に感嘆します。

ハナニラ

0323_21hananira1 2017.3.23
前の記事でモンシロチョウがとまったハナニラは、ほぼ自生状態です。
連れてきたのは私共ですが、あそこへ植えてからはほったらかし。
で、ほとんど白い花なんですね。で、妻が物足りないという。
東横線沿線の種苗店へ出かけていって、色が違うはずの株を買ってきた。
0323_21hananira2
園芸的にはこういうようですね。初め、こりゃなんだい?と妻に訊いたら、ハナニラよ要するに。とのこと。ふ~ん。
で冒頭の写真のように、なんだか少し雰囲気の違うつぼみが開きかかりました。

0324_18hananira 3.24
はい、こういう花。なるほど。
白っぽいけど線が入っている。

0330_3hananira1 3.30
あれ!こんな花も咲いた。

更に
0406_8hananira 4.6
赤というか赤紫というかピンクというか、こんな花も咲きました。
私が先に気づいて報せたら、さっそく妻も見に行って大喜び。
0406w_12hananira1
これは楽しい。
0406w_12hananira2
こうなると、ハナニラというよりも、アイフェイオンという片仮名の名前の方が、似合うかな。
おしゃれですね。まだまだ楽しめそうですよ。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-383

ハナニラ(イフェイオン)の基本情報
学名:Ipheion uniflorum
和名:ハナニラ(花韮)  
科名 / 属名:ネギ科 / ハナニラ属(イフェイオン属)

特徴
ハナニラは、道端や花壇に植えっぱなしにしておいても、春に藤青色からピンク、白の星形の花をよく咲かせる、非常に丈夫で手間いらずな植物です。葉や球根を傷つけると、その名のとおりネギやニラのようなにおいがします。イフェイオン属は南アメリカに約25種が分布する球根植物で、最もよく目にするのはユニフロルム(Ipheion uniflorum)で、日本ではハナニラと呼ばれています。

ここではイフェイオンといってますが、より英語的にはアイフェイオンでしょうね。
清楚にして華やかだな。

モンシロチョウ

0323_20monsiro1 2017.3.23
昼の散歩中。線路柵内を飛び回るモンシロチョウ。
ハナニラに止まってくれたので、とりあえず一枚。
0323_20monsiro2
しばらく落ちついてくれたので、ズームアップができました。
親切にありがとう。素敵なモデルさん。
うちの子はいい子だ。アハ。

デュランタ

0323_19dyuranta 2017.3.23
植物たちがみんな芽吹いてきまして。
これはデュランタ。
かなりいろんなチョウやハナアブなどに好かれましたね。
今年は、ここで、高速連写が試せるかも。
こことランタナがきっといい舞台になる、と踏んでいます。

スイセン

0323_18suisen 2017.3.23
カメラを低くして、モニターを上向きにして、頑張って撮りました。
正面の顔を是非見たかったのです。
しゃがめない爺さんでごめんね。

アブラナ科の花

0323_16nanohana 2017.3.23
これが何なのか、はっきりとはわかりません。
我ら夫婦が意図したものではないので。
アブラナ、コマツナだったら、意図的に植えましたから、ほぼ把握しているつもりですが。
写真の花、花が先行して葉がまだ見えない。
アブラナなのか、セイヨウカラシナなのか。
分からないときはまとめちゃえ、アブラナ科の花、です。

スギナ

0323_12sugina 2017.3.23
ツクシも何本か生えてきたし、スギナも何本か生えてきて、野性的な庭。

0330_8sugina 3.30
周囲の葉はホトトギスです。
ザツゼン。

0331w_4sugina 3.31
これはさすがに我が家ではありません。
水車の回る水路の、遊歩道側とは反対側の岸。
密生しています。
スギナ林、ですね。

0406w_4sugina 4.6
ほぼ同じ場所。
これだけのスギナがあって、ツクシは比較的まばら。
ツクシを出す条件というものはどういうものなのか、よくわかりません。

2017年4月 7日 (金)

シャガ

0323_11shaga1 2017.3.23
上と下にシャガのつぼみがあって、真ん中にツマグロオオヨコバイ。
どちらかというと、ツマグロオオヨコバイの方に目を惹かれたのですが。
0323_11shaga2
白い矢印で指したところにつぼみ。
矢印をつけそこなったつぼみもあるみたいですが。
0323_11shaga3
和服の襟が重なったような。

0324_9syaga 3.24
そしてこのように花が出てきます。
この場所から分家して、門柱の裏の日陰へ持っていった株がありまして

0331_45syaga 3.31
日陰に強いです。頑張ってます。
ありがとうね。

キヌサヤ

0323_4kinusaya 2017.3.23
茎が立ちあがっていくためには、支柱の棒かネットが必要。ここではネットにつかまって立っています。赤紫の花ですが、たまに、青みがかった花が咲くこともあります。

0330_5kinusaya 3.30
ちょっと青紫っぽいでしょ。

0403_12kinusaya 4.3
実ができ始めました。花の姿が残っていますね。

0404_4kinusaya 4.4
花が重なるように撮ってみました。
今年は庭にやたらと鳥が入る。食べられちゃうんでしょうね、きっと。
実が「なりさがる」というのが好きなんだけどな、私は。
「成り上がる」のは嫌いだ。

八重桜・南殿

0323_3naden 2017.3.23
桜桃はまあまあ元気でいますが、この八重桜・南殿はちょっと元気を失っている。
手入れの仕方が悪いんdでしょうね、きっと。申し訳ないことです。

0402_6naden 4.2
でもまあ、つくったつぼみそのものはちゃんと成長しています。

0404_2naden 4.4
八重桜はソメイヨシノよりゆっくりですから、これからちゃんと見ます。
河津桜、桜桃、枝垂桜、ソメイヨシノ、八重桜。かな、こんな順で次々と。

フヨウ

0323_2huyou 2017.3.23
フヨウの枝先。芽が開きかけてきまして。

0404_1huyou1 4.4
時間はかかりますが、着実に開いてきました。
0404_1huyou2
時がこれだけ流れました。

モンシロチョウ

0322_1monsiro1 2017.3.20
なんかな、ジンチョウゲの葉が翅の間に挟まったようですが。変な気分だろうな。
0322_1monsiro2
右にいる黒いのはルリマルノミハムシ。
ツーショットって、いうかな、これ。
0322_1monsiro3
あばよ、っと飛んでいきました。
妻の当てずっぽうというのが結構よく写る。反射的にカメラを振っての一枚。
後で整理する時に、写っているのかいないのか、丹念に全画面を調べるんですよ。
写っていた時は嬉しくなります。

コマツナ

0320_24komatuna1 2017.3.20
小松菜です。
2階の部屋の雨戸を開けると目の前。
0320_24komatuna2
四長オシベといい、メシベといい、いや典型的な姿です。
0320_24komatuna3
そのうちモンシロチョウが産卵にくるかも。
その前に、少しは食べなくっちゃね。たまに摘んで食べてます。

朝日新聞のbeから↓

(作家の口福)「おいしい」の普遍性 松井今朝子(2017年3月25日03時30分)
 京都から関東に移り住んで四十五年になる。関東のほうがずっと長いのにこちらのものはお口に合いますか?とつい最近も訊(き)かれて驚いたものだ。
 たしかに来た当初は食文化の違いで戸惑うことがしょっちゅうだった。
 醤油(しょうゆ)色の汁に浮かんでいるうどんと下半分が茶色く染まった蒲鉾(かまぼこ)に怖気(おじけ)をふるい、横の小皿にのっている白い輪っかが薬味のネギとは思いも寄らず、何に使うのか店の人に尋ねたくらいである。アパート近くの八百屋で買ったネギも白い部分を全部捨ててしまい、青い部分が余りにもゴワゴワで閉口したのだから無知とは恐ろしい。
 ・・・
 それにしても京野菜ブランド信仰は凄(すさ)まじく、京都産の小松菜が通常の倍の値段で販売されていたのにはさすがに愕然(がくぜん)とした。そもそも小松菜の原産地は江戸の小松川ではなかったのか! 
・・・(後略)

そう、コマツナは「小松川の菜」なんですよね。

スイセン

0320_23suisen 2017.3.20
線路柵内で咲くスイセン。
柵から手の届く距離ではないですから、「植えた」というわけではなさそう。
実が飛んでいく植物じゃあなし。
誰かが球根を放り投げましたか。
球根が入っている土を気づかず投げ捨てましたか。
ま、いいけどさ。不思議です。

ホソヒラタアブ

0320_22hosohirataabu 2017.3.20
ホソヒラタアブは人のそばでも平気。ハエは逃げますけどね。
玄関脇の壁で休憩していましたので、一枚撮影。
近づき過ぎれば逃げますが、適当な距離から見ていれば結構じっくり観察できますよ。

ニホントカゲ

0320_20tokage1 2017.3.20
走っていました。撮りにくい。
0320_20tokage2
怖い顔してないか。
ちゃんと確認したことがないのですが。トカゲなどの爬虫類の歩行は、4本脚で、3点確保なのだそうです。体をくねらせることと、一本の脚を蹴りだすことで推進するらしい。
生物で習ったかと思いますが、哺乳類のように脚をまっすぐ下へ伸ばしていない、腕立て伏せみたいな格好になっているので、体を高く持ちあげられない。
体をくねらせることと、呼吸とを同時にはできないので、時々呼吸のために止まらなくちゃならない。いろいろと、大変らしいです。

0330_17tokage1 3.30
鉢の下から体を出して、外をうかがうトカゲ。しばらく情勢判断をしてから
0330_17tokage2
出てきました。離れてズームで見ていましたが、もういいか、と動いたら察知して逃げていきました。

ヒキガエル

0320_19hikigaeru 2017.3.20
大分、静まってきました。これは池のカエル。
0320_25hikigaeru
スイレンの鉢に入っていたカエルが降りてきたところ。
オーバーハングみたいになっていても上り下りできるんですねぇ、えらいやっちゃ。

0322_4hikigaeru 3,22
足元を歩いていたカエル。
そろそろ庭から引き上げて、もとの生息場所へ戻るのかな。
池の水は蚊が発生することにはまた殺虫剤を入れなければならないし、今後ヒキガエルたちの安息の地に保てるかどうか、難しい所です。

2017年4月 6日 (木)

フキノトウ

0320_18hukinotou 2017.3.20
線路の向こう側にフキがあるんですね。
倍率の高いズームができるようになって撮影する気になりました。
ツワブキだと黄色い花が咲きますが、六郷用水跡の水路まで出かけていかないと撮れないし。
ズームの威力を楽しんでいます。

カラスノエンドウ

0320_13karasunoendou 2017.3.20
花もいいけれど、今回は展開していく葉をご覧ください。
折り畳まれていた葉が、光を求めて展開していく。
花でも葉でも、小さな「芽」の状態の中で「畳まれた」姿で作られて、それが一挙に展開する。
この折り畳みの見事さは、すごい。
私の折り紙なんざ、すぐ折り線を間違うけどな。

ツマグロオオヨコバイ

0320_10tumaguroooyokobai1 2017.3.20
枝にとまったツマグロオオヨコバイ。腹部を横から見ることができました。
0320_10tumaguroooyokobai2
横へ逃げても、枝は細い。こっちも回りこめるんだよなぁ。
しつこい爺さんだな。

ムラサキハナナとナノハナ

0320_8murasakihanana 2017.3.20
コアシナガバチを撮った態勢で右下を見るとこうなんです。
水場の脇。黄色と紫の競艶。つい撮影してしまう。

0323_10murasakihanana 3.23
だんだん混じりあってきましたね。楽しいなぁ。
美しいハーモニーです。

コアシナガバチ

0320_7koasinagabati1 2017.3.19
チロリアンランプにコアシナガバチが来ていました。
0320_7koasinagabati2
餌にする虫でも探しているのでしょう。
0320_7koasinagabati3
これを見て「翅が4枚あるからアブではなくハチだ」なんて、見えますか?
翅ではなく顔で見分けてください。
さしあたって、近くに巣を作っている感じはないと思います。
できれば人間の動線と重ならないようにね。でないと駆除せざるを得なくなってしまう。

ホソヒラタアブ

0320_4hosohirataabu1 2017.3.19
ツクシやスギナの写真を撮っていたら、ホソヒラタアブがやってきて、足元でホバリング。
撮って撮って、という感じ。
0320_4hosohirataabu2
トリミングするとこうです。
体はかなり鮮明に撮れています。はばたいている翅は見えない。
どうしてこんなに見事に空中停止できるのか。すごいですね。

ツクシ

0320_3tukusi1 2017.3.19
庭にツクシが出ました。
気づいたらそばにカタツムリの殻がありました。
0320_3tukusi2
こちらはスギナ。
0320_3tukusi3
ツクシのそばにはアスパラガスが立っていたりして。
なんという庭なのでしょう。きっと呆れられてますね皆さんに。

モンシロチョウ

0319_20monsiro2 2017.3.19
このチョウは羽化中。同じケースの中に、時間的に早く羽化した個体がいて、外へ出たいよと暴れるといけないので、そっと持ちあげて出せるものは出しました。そっとそっと。
上の写真の個体は、この日は外へ放してやれませんでした。

0320_1monsiro1 3.20
翌日、旅立ちの日。
0320_1monsiro2
翅を閉じたりい開いたり。
0320_1monsiro3
ふわっと浮き上がって
0320_1monsiro4
飛び出していきました。
チョウの飛翔はイメージとしては「ひらひら」なのでしょうが、実際にはストレートに一挙に飛び去るものです。
ひょっとすると、自分が羽化した環境を最初に記憶するのかもしれません。なんとなくこの周辺を飛び回っているようですから。

ハナニラ

0319_19hananira 2017.3.19
額縁効果を狙った一枚。
いかがでしょう?
なんとなく見栄えが良くなったような。
そうでもないかな。本人だけの思い入れですかね。

スイカズラ・クレマチス

0319_17suikazura 2017.3.19
スイカズラなのですが、これがつぼみなのかどうか、よくわかりません。
0319_18clematis
スイカズラの隣にあるクレマチス。
これはつぼみですね。

0331_29clematis 3.31
つぼみと葉の関係が鮮明。
スイカズラもクレマチスも根は庭にあって、塀の外へ顔を出すようにしてあります。
やがて外から花が見られるでしょう。

2017年4月 5日 (水)

ノゲシ

0319_16nogesi 2017.3.19
塀際で「スキマ」で生息するノゲシ。先行して咲き誇っています。

0402_13nogesisiran 4.2
線路柵の下あたりで咲き始めた株。
環境的にそんなに違うか?
ブロック塀付近の方が温度が上がりやすいかも。そして日光を遮るものが全くない。
線路柵下は、雑草が茂りまくってますから、小さな芽は日光を遮られるかもしれない。
そうか、隙間の方が日光争奪戦には生育条件として有利なのでしょうね。
人間的な感覚で、隙間で頑張る「ド根性」なんて騒ぐのは、きっと植物には滑稽なことなのでしょう。

マメカミツレ

0319_11mamekamiture 2017.3.19
結構目立ちます、小さな花ですが。
連れてきたのは私共ですが、何の世話もしていません。
自力で繁殖地を確保したらしい。
人間が絶滅しても君たちは大丈夫、生き残る。
強力な花です。

ムラサキツユクサ

0319_10murasakituyukus 2017.3.19
つぼみの状態が長引いています。

0402_15murasakituyukusa1 4.2
開花しました。最初の花によくあることですが、つぼみでいた間に少し傷んでしまうんですね。
お疲れ様、という感じですね。どんどん開花するようになると、傷みのない花になります。
0402_15murasakituyukusa2
1mくらい上からの撮影ですが、オシベの毛まで識別できるんですね。
レンズ、撮像素子、すごい進歩です。

スノーフレーク

0319_9snowflake1 2017.3.19
白に緑のアクセントがエレガント。
メシベの花柱にも小さな緑のアクセントがあるんですよ。
0319_9snowflake2
下向きが多くて、中を覗くのはなかなか大変ですが。

0320_11snowflake 3.20
メシベをよく見てください。緑色のアクセントがありますね。
見えないところに工夫が凝らしてある、こういうのを「粋(いき)」というのじゃないですかね。

★関係ないんですけどね。
「snowflake」ですよね。
日本人は「二重母音」に弱いということは仕方ないとして。
本当は「スノウフレイク」と表記すべきでしょうね。
英語教育がなんだかんだとかまびすしいけれど、カタカナ英語でも何とかなるわけでして。
二重母音くらいちゃんと表記したいですね。

新聞記事で「グランドスタッフ」という表記を見かけて、そりゃなんじゃらほい、ですよね。
「グラウンドスタッフ」地上要員でしょ。
ground と grand は区別しましょうよ。

緑の翅

0319_2hane 2017.3.19
「緑の羽根」じゃないんです。緑の週間にはまだ早いし。
ふと足元にきれいな緑色を見た。ん?なんだ?
そっと顔を近づけてみれば、虫そのものではなく、翅が片方落ちていたのです。
アオドウガネかな、と思います。
こういう翅って、分解されにくいんでしょうね。で、飛ばされてきたか。
きれいでしたよ。そのうち「生きた緑」が出てくるでしょう。待ちます。

パン

0318w_11bread 2017.3.18
以前に買った強力粉が期限切れになってる、パンを焼こう、と妻が言う。
久しぶりです。このところピザなんか作って食べたりもしてましたが、パンは本当に久しぶり。
昔々「ぼくのパンわたしのパン」という絵本を読んで、やってみよう!と始めたのでしたっけ。
発酵してものすごく膨らむは、つぶして成型して焼くと、また意外な姿に焼き上がるは。
大騒ぎしながら作って食べましたっけ。
おいしいですよ~。
高校で「食品化学」と称して、いろんな食品を作りましたが、生徒曰く「先生!失業してもパン屋で食ってけるね、その手付きなら」と言われたものです。
生地を伸ばして巻いて、ロールパンに成型する、手は技を覚えてましたね。
パンとかピザとか、自分で焼くのはサイコー。
慣れればさほどの手間ではなし。お勧めします。

★生徒と一緒にパンを焼いて食べてたら。みんなうまいうまいと大好評だったのですが。
ある時一人だけ、手でこねくり回したものなんて不潔で食えない、という生徒がいて。
衝撃的でしたね。清潔な工場製品みたいな食品しか食べられない。
もう30年くらいも昔のことですが。なんだかな~。

オニタビラコ

0318w_4onitabirako 2017.3.18
妻のカメラから。花としては珍しいものじゃないのですけれど。
パソコン画面で見たら、ピントの合った位置が絶妙。
トリミングしてその絶妙さを味わっていただこうと思いまして。
メシベの先端部にピントが合ったのですね。被写界深度は浅い。
撮影者の糸を越えた画像を得ました。

ツマグロヒョウモン

0318_25tumagurohyoumon 2017.3.18
羽化したチョウを放す時の状況は。
私がテラスに置いた椅子に座って、前にケースを置き、その向こうテラスの下の面に妻がいる。
向き合って、さあ行くぞ、とケースの蓋を開くわけです。
で、上の写真は私が撮ったもの。ほぼ横から。
0318w_10tumagurohyoumon
こちらは妻がチョウの後ろから撮ったもの。
一匹のチョウです。
二人してわあわあ言いながら旅立たせる。
春だなあ。

0318_23momo 2017.3.18
花がまだ盛りのうちに緑の葉が顔をだす。これ、いい眺めですね。

0320_17momo 3.20
緑の比率が増していく。いい眺めです。
光合成活動が盛んになっていく姿。
エネルギーが満ちてきましたよ。

キチョウ初見

0319_4kityou1 2017.3.19
今シーズン初のキチョウが目の前を行ったり来たり飛び回りました。
当てずっぽうでシャッターを切りましたら、それらしきものが写りました。
0319_4kityou2
B700はピントがあっていなくてもとにかくシャッターを押せば何かが写る。
それでいいんです。カメラが勝手にピントが合っていないと悩んでくれるより、何でもいいから撮影者の意思に従ってくれる方がいい。
ぼけてますが証拠は残りました。

2017年4月 4日 (火)

ルリマルノミハムシ

0318_21rurimarunomihamusi1 2017.3.18
ハナニラの花弁に欠けた部分があるのはルリマルノミハムシの食痕かな。
ほどほどにな。
0318_21rurimarunomihamusi2
これは今花粉を食べているところでしょう。
目立ちます。
0318_21rurimarunomihamusi3
タチアオイの葉にもいました。
葉の縁にあって、何を思うやら。

0319_8rurimarunomihamusi 3.19
珍しい場所で見かけました。雨水貯留槽の壁面。
わずかに「瑠璃色」が見えるような気もしますけど・・・。
違うかもしれない。青空が映っているようです。
住民としましては何が映っているのかある程度分かるのですが、深入りしません。
ほとんど白黒写真になりました。

{大昔、高校生の頃。男鹿半島・入道埼灯台の写真を撮りました。知っている人は知ってますが、白と黒に塗り分けられた灯台でして。「カラーフィルム使っても白黒にしか写らねぇな」と友人と騒いだものです。当時はモノクロフィルムも使ってましたから。}
0319_6rurimarunomihamusi_2
庭のクサボケ。ズームで撮ったらルリマルノミハムシがいました。
肉眼では全く気づいていませんでしたが。
まあ、いろんなところに出没するやつですね。
よくまあ、花を認識してやってくるものだと感心します。

カラスノエンドウ

0318_20karasunoendou 2017.3.18
家の前の線路柵内。いっぱい咲くようになりましたが、みんな遠いなぁ。
0318w_1karasunoendou
妻も買い物帰りに撮ってきました。
これはみごと。
小さいですからね、あまり目立ちませんが、春の花。
ホトケノザとカラスノエンドウと、ほぼ同じ色で「妍」を競っています。{言い過ぎかな}

けん【妍】
美しいこと。なまめかしく、あでやかなこと。「―をきそう」
広辞苑第六版より引用

美しいけど、「なまめかしく」はないかもな。むしろ「まめまめしい」というべきでしょうかね。

モンシロチョウ

0318_22monsiro 2017.3.18
昼の散歩時、翅がぼろぼろになったモンシロチョウを見かけました。
翅がぼろぼろだろうが何だろうが、生きられる限りを生きるんだ、という虫たちの姿は激しいものです。老いたヒトも見習わなくっちゃな、といつも心揺さぶられます。
まして、これ、多分、うちの子。
思わず頑張れよ、とチョウに声をかけてしまいました。
こんなチョウがいたよ、と妻に話したら。
0318w_5monsiro
私も見たのよ、多分同じチョウよ、と写真を見せてくれました。
ほんとだぁ。すごいなぁ。
夫婦して「うちの子」たちの生きる姿に心揺さぶられているのでした。

ツマグロオオヨコバイ

0318_16tumaguroooyokobai 2017.3.18
アジサイの葉で見かけました。3匹くらいいたかな、見える範囲で。
0318_19tumaguroooyokobai
これは何だったか、忘れましたが、アジサイの葉ではないですから、「あちこちで見かける」という証拠写真としてください。
人に見つかったと感じると、本当に「横這い」して裏に回ります。
暖かくなりましたから、追いかけたりして遊んでもらったり。
寒い時期だと無駄にエネルギーを使わせたくないからそんなことはしませんけど。

キヌサヤ

0318_12kinusaya 2017.3.18
今のところ花は盛りですが、実はまだだなぁ。
0318w_6kinusaya
いろいろとね、微妙に違う姿や色。

0320_6kinusaya 3.20
背景が白いのは雨水貯留槽の色です。
白を背景にするのはなかなか厄介ですが、これは結構いい具合に写りました。
スイートピーも咲き始めまして、すぐわからなくなる、で繰り返し妻に訊いて確認しないとなりません。

紅白ツバキ

0318_4tubaki1 2017.3.18
今年は樹にあまり元気がない。
0318_4tubaki2_2
それでもみごとな姿に見ほれます。
意外と通行人の方は気づいていないというのが残念。
0331_14jizou
傍らのお地蔵さんには花も絶えないし、歩きながらひょいと頭を下げたり、軽く手を合わせる方は多いんですけどね。
写真の地蔵堂に向かって左の方に紅白ツバキの木があります。

シャクヤク

0318_2syakuyaku 2017.3.18
本屋散歩からの帰りがけ、東光院を覗いたら、シャクヤクのつぼみは大きくはなっていましたがまだ硬かった。

0325_6syakunage1 3.25
翌週、また本屋散歩からの帰りがけ。
わぁ!ですね。
0325_6syakunage2
いいものを見た。咲いたところは見ますが、咲き始めを見たのは初めてかな。
何と素敵な姿でしょう。
どきどきします。時の流れていく姿をじかに見てしまった感覚。
すごい。

イチゴ

0317w_7itigo 2017.3.17
これはプランターのイチゴ。
実を食べるまではいきませんが、毎年花が楽しめます。
イチゴの旬は本来4,5月でしょう。
強引に冬を経験させたり、暖房で春が来たと勘違いさせたり。
クリスマスから冬の間にイチゴを食べるというのはまるっきり「アンチ・エコ」であることをお忘れなく。
エコじゃないイチゴなんて食べない、と消費者が言い始めれば流れを変えられるかな。どうでしょう?
私はエコじゃないイチゴもトマトも食べない主義を貫いています。
本来の「旬」の植物を食べましょうよ。

キイチゴ

0317w_6kiitigo1 2017.3.17
妻の撮影。陽射しとつぼみ。命が凝縮された、気持ちのいい画像になりました。
0317w_6kiitigo2
ツマグロオオヨコバイもいたそうで。
このころから、ツマグロオオヨコバイも含めて、虫影が濃くなってきました。

0402_7kiitigo 4.2
わ、咲きそうだ!
キイチゴって、根からなのか地下茎からなのか、そういうところから新しい芽を出すのであるらしい。イチゴのようなランナーは見えないのですが、親の木の周囲のあちこちの地面に新緑が芽を出しています。
そっち行っちゃダメ、という方の芽は摘んでいるそうです。

アオクサカメムシ

0317w_1aokusakamemusi 2017.3.17
妻が見つけてきました。緑のカメムシがいた!と。
まだあまり活発ではなく、のそのそと移動していたそうです。
これはアオクサカメムシだと思います。
特に強い好みの植物があるというわけではないようです。

暖かさに誘われて、昆虫やクモの姿が増えてきました。
楽しみですね。虫来い、虫来い。

2017年4月 3日 (月)

その花

朝日新聞のコラムです。

(日曜に想う)満開の桜と城山さんの気骨 編集委員・福島申二(朝日新聞デジタル 2017年3月26日05時00分)
 演歌のいいところは、同調を強要しないことだろう。例外もあるかもしれないが演歌に斉唱は似合わない。
 #お酒はぬるめの燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶったイカでいい……。たとえば八代亜紀さんの「舟唄」など、独りの低唱こそ似つかわしい。国歌や社歌のように人を束ねる作用はないし、軍歌のように拳(こぶし)を振って士気を鼓舞する曲でもない。
 「個」を消してしまうような歌は苦手だと言いながら、カラオケに誘われると軍歌を歌っていたのが作家の故・城山三郎さんだった。すすんでではない。ほかに知らなかったからだ。歌いながら、若くして死んでいった者への哀惜にぽろぽろ涙をこぼしたという。城山さん自身も海軍の特攻要員だった。
 忘れ得ぬ体験を文学の原点として、戦争と人間を見つめた気骨の作家が世を去って、この22日で10年がたった。
 一度だけ話をうかがう機会に恵まれたのは、亡くなる前年の早春のことだ。桜の季節を前に「散華の花」への思いなどをお聞きした。かつて、ある絶対的な価値観を伴って日本人を束ねたその花について、城山さんは「いまだに気楽に眺められない。満開の横を通るときはつい早足になってしまう」と訥々(とつとつ)と話した。
 そんな城山さんから、桜への思いに通じるところがあると言って教えられたのが「旗」と題するご自身の詩である。
     *
  旗振るな/旗振らすな/旗伏せよ/旗たため
  社旗も 校旗も/国々の旗も/国策なる旗も/運動という名の旗も
  ひとみなひとり/ひとりには/ひとつの命……
(中略)
 今年も桜の季節が巡ってきた。
 桜ほど日本人から様々な思念やイデオロギーを託された花はない。国家主義的な哲学者で戦前の東大教授だった井上哲次郎は大意こんなふうに述べている。
 「一つの花より一枝の花の集合体、一枝よりは一樹、一樹よりは全山の花の集合体の方が美しい。これは日本民族の長所が個人主義にあるのではなく、団体的活動にあるのを表現して余りある」。このくだりは教科書にも載っていた。
(後略)

私はベクトルが全く逆向きですね。
「全山の花の集合体よりは一樹、一樹よりは一枝、一枝の花の集合体よりは一つの花」を愛でたい。
花の中にオシベ・メシベがあり、メシベの基には子房があり、子房は命を宿し、生命の流れを形成していく。
個々が生きることによって全体は成立しうるのです。それが美しい。逆は成り立たない。
そう、ソメイヨシノは自家不和合性が強くて結実しない。一代限りの樹。
全国のソメイヨシノは皆クローン。だからこそ「開花前線」などというものが生じる。
生き物って、みんな個性があって、てんでんばらばらだからいいのです。
「一斉に」「揃って」というのは生命としては悲しいことなんです。
人類が絶滅したら、ソメイヨシノもすぐに絶滅します。人類に依存しない生物たちは生き延びていくでしょうけれど。
この季節、見渡す限りの菜の花畑とか、水仙畑とかいうのをTVで見ますね。
あれって、私にとっては「異様な光景」と思えるんですよ。

ふと思ったんですがね。
「桜の樹の下には」という梶井基次郎の作品がありますね。出だしが強烈。

桜の樹の下には屍体が埋まっている!
 これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。

これを読んで、納得してしまった。あれは高校生の頃だったかなぁ。
梶井基次郎の全集も買って読みましたっけ。
この作品は1928年初出ですから、直接に「ある絶対的な価値観を伴って日本人を束ねたその花」ではないのかもしれませんが、今回「日曜に想う」の文章を読んで、どうしても思い出さずにはいられませんでした。
「桜の樹の下に埋まっている屍体」とはすべての戦争に於いて死んでいったすべての国の人々ではないのか。
「その花」はそこまで背負わなければならないのだろうか。
哀しいことです。
個々の花に罪はない。一つ一つの花に、きれいだね、と声をかけてあげてください。

↓参考
http://ameblo.jp/lovemedo36/entry-11949954302.html
個人ブログです。
城山三郎さんの「旗」が読めます。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/427_19793.html
「桜の樹の下には」梶井基次郎

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AB%BB%E3%81%AE%E6%A8%B9%E3%81%AE%E4%B8%8B%E3%81%AB%E3%81%AF

★昨日2日、都心の桜は満開だ、と宣言がありました。標本木ではね。
まだ夜は寒い。下手に酔っぱらわないでくださいよ。酔うと体温のコントロール能力が下がる。真冬じゃないから凍死ということもないでしょうけれど、体調を崩しかねません。どうぞ皆さん、ご自愛くださいますように。

ヤエムグラとシラホシムグラ

0325_20yaemugura1 2017.3.25
これは今までヤエムグラとして認識してきたもの。
薄い黄緑っぽい花が咲きます。
0325_20yaemugura2
ちょっとつまんでみました。
0325_20yaemugura3
腋にも花が咲きます。
これを一本摘んで。
シラホシムグラかもしれないというのも一本摘んで、並べて撮影。
0325_22mugura
大柄な方がヤエムグラです。小振りな方が多分シラホシムグラ。
0325_23sirahosimugura1
真っ白というわけではないですがシラホシムグラの花。
0325_23sirahosimugura2
ということで、個人的な判断としてシラホシムグラとしたいと思います。
この先も比較を続けます。
どんな違いが出てくるのやら、わからないままに見ていきましょう。

シラホシムグラ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-efd6.html
2017年2月 6日 (月)「不明」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-efd6-1.html
2017年2月10日 (金)「不明」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-15a9.html
2017年3月13日 (月)「ヤエムグラ」

「不明」として掲載したのは、やはり、ヤエムグラの冬の一つの形だったように思います。

↑これらの話の続きです。

0316_16yaemugura 2017.3.16
こんな風に林立するのはちょっとヤエムグラっぽくないなぁ。
草丈もヤエムグラよりは低め、全体に小振り。

0324_12sirahosimugura2 3.24
一斉に、てっぺんに白い花をつけました。
どうしても引っかかりが残る。

で、「小さい ヤエムグラ」とグーグルでアンド検索をかけたところ、トップでヒットしたのが
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/sirahosi-mugura.htm
シラホシムグラ (新称) Galium aparine L.

シラホシムグラはヤエムグラ(Galium spurium L. var. echinospermon )によく似た帰化植物で、2004年、植村修二氏によってヨーロッパ原産のGalium aparine L. と同定され、白花をまばらにつける様子からシラホシムグラ(新称)と命名されました。 神奈川・静岡・香川・兵庫・大阪で確認され、すでに日本各地に侵入・定着している可能性が高いと報告されています。 (2004.帰化植物ニュースNo.4)

ひょっとしてこれかもしれません。
ヤエムグラだと私が認識しているものとの比較を次の記事に書きます。

枝垂桜:3月31日

0331_22sidare1 2017.3.31
ソメイヨシノを見た帰り、密蔵院へ。
枝垂桜ほぼ満開、あるいは八、九分か。
重なって白い花も。
ソメイヨシノではない桜ですね。なんだろ。
私の貧弱な知識ではオオシマザクラが白かったと思いますが。
確かなことはわかりません。
0331_22sidare2
外に垂れている桜を境内から撮影。ある意味で「内側」からの撮影になります。
意図的に背景をぼかしました。
0331_22sidare3
背景が暗いアングルはないかと探して。このくらいが精一杯。
近いので、また行ってみます。人出の多い時はヤダ。こっそり見に行きます。

ソメイヨシノ:3月31日

0331_9sakura1 2017.3.31
この日の夜から1日にかけて雨の予報でしたので、降らないうちに見てこようと、妻と二人で桜の様子見に行ってきました。
枝の花も咲いていましたよ。どんどん変化していきます。
0331_9sakura2
花の束、つぼみの束、生命力の躍動を感じます。
0331_9sakura3
幹からの開花も続いていました。
0331_9sakura4
これ見てください。根が舗装を持ちあげている。
この力が、枝での花を支えている。
もう少し根元にゆとりがあった方がいいなぁ。
咲き誇る花だけ見ていたのでは、命の輝きは見えないと思いますよ。
個々の花、個々のつぼみ、枝の張り、根の張り、全部見てあげましょうよ。
0331_9sakura5
花のボケ味がいいなぁ。
ゲージツだなぁ。

枝垂桜:3月25日、28日

0325w_18sidarezakura 2017.3.25
妻は桜坂から密蔵院へ回ったのだそうです。
密蔵院は枝垂桜がきれい。
咲き始めていた、と報されて。

27日は泳ぎに行ったのでそれ以外は動かず、28日(火)の昼の散歩を密蔵院から始めることにして行ってきました。
0328_1sidarezakura1 3.28
なるほど。妻の写真の時より咲き進んだ様子。
これは密蔵院前の遊歩道の水路に垂れかかる枝垂桜。
0328_1sidarezakura2
境内の枝垂桜はまだ一つも咲いていませんでした。
0328_1sidarezakura3
確かに枝が垂れてます。つぼみもいっぱい。
0328_1sidarezakura4
暗い背景に花が輝くというアングルがあったので撮影。
わずかの風でも揺れますので、なかなか難しかった。

こんな写真を撮っていたら、後ろから小学生の6,7人の集団が自転車で走ってきて
「おじさん何やってんの?」
「桜の写真撮ってんだよ、シダレザクラだよ、ソメイヨシノはまだだけどな」
「わ、ほんとだ、もうさいてる!」
こんな会話を交わしました。
ひょっとすると、あの子たちは「カメラ型のカメラ」というものになじみがないのかもしれない。
写真というとスマホでしょうからね。
おじいさんが黒い箱をもってなんかやってる、という感じだったのではないかと、思い至りました。
しかしまあ声をかけやすい爺さんであると認識してもらえたことは嬉しい。
直後、高齢のチワワを散歩させているご婦人にも声をかけられて、私はつくづく無害な爺さんなんだなぁ、とニコニコ。

桜坂:3月25日

0325w_15sakurazaka0 2017.3.25
桜橋から桜坂の上の方を見た写真。
花はまだだったようです。なんとなく視界がピンクっぽくはなってきています。
0325w_15sakurazaka1
ほとんど咲きそうなつぼみも。
0325w_15sakurazaka2
つぼみだらけ。
歌で有名になった桜坂ですが、30年くらい前と比べると、桜の樹勢は落ちましたね。
大田区が若木を少しずつ植えているようです。
木の下で騒いで根元を踏み固めたりしないようにお願いします。
のびのびと生きてもらえば大樹ですからそれなりに長生きできると思うんですけど。

ヒヨドリ・ムクドリ

0325w_4sakurahiyodori1 2017.3.25
妻が枝のつぼみを撮っていたら、鳥がいたそうで。
これはヒヨドリですね。
0325w_4sakurahiyodori2
「髪形」がパンクだ。
0325w_4sakuramukudori
これはムクドリ。
鳥に疎い私は毎回調べてみないと名前がわからない。
関心の薄いものは覚えられないんですね。

妻は更に足をのばして桜坂へ。その話は次の記事で

ソメイヨシノ:3月25日

0325_4sakura1 2017.3.25
土曜日、本屋散歩の帰り道。水車そばの休憩所あたりを覗いてみました。
枝のつぼみは開花直前ではありますが、まだ開花したものはほとんどありませんでした。
ところが
0325_4sakura3
太い幹から直接花が咲いていました。つぼみも出ています。
0325_4sakura4
あちこちで、幹から直接の開花。へぇ、なんでだろう。
栄養?温度?何がわずかに違って、幹の花が先行したようです。
0325_4sakura5
枝が出ていたのに切られた、その付近で分裂組織である形成層が活発化した、というようなことでしょうか。
よくわかりませんが、事実は事実、幹から花が咲いていました。
0325w_4sakura
帰宅して妻に、幹から花が咲いてた、と報せたら、さっそく出かけていきまして。
同様の写真を撮ってきました。

3月の気温など(東京)

201703kion 気温
ならした線で見ると、最高気温は13℃あたり、最低気温は4℃あたりを上下しているように見えます。
比較的「水平」近く。
でも考えてみると平年気温はこの間上がっているわけですから、平年気温の側から見ると差が小さくなってきたように見えるはずですね。
201703heinensa 平年差
3月の初めから終わりにかけて、(激しい上下が一度挟まりますが)全体として気温は下がっていったのです。
ま、2月が暖か過ぎたのですけどね。その影響がソメイヨシノの開花にも影響しているのでしょう。

平年気温で見て、3月の気温上昇もかなりのものですが、4月はひと月で5℃も上がります。最高気温も最低気温も。
春パワー炸裂、ですね。そして5月にはいれば「立夏」45度日が来るわけです。季節はぐんぐん進みます。
201703situdo
午後3時の湿度はこんな感じ。
1月の湿度が高めでしたが、2月は乾燥した。そして3月は少し湿っぽくなりました。
4月はどう推移していくかな。

ルナ10号

1966年4月3日
  「ルナ10号」が世界で初めて月周回軌道に乗った日。
ブルーバックス「科学手帳」2017年度版 より

そうだったか、私は高校生でしたね。宇宙開発と共に生きてきた気もします。

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