オスの三毛猫「タケシ」
★前の記事で、南極・昭和基地の白夜の話を書きました。
ところで、朝日新聞の「しつもん!ドラえもん」というコーナーで、今、「ネコ編」をやっているのですが、そこに第1次南極観測隊に同行した三毛猫の話が載りました↓
[しつもん!ドラえもん]2524 ねこ編(2/19)
第1次南極観測隊には樺太犬タロとジロのほか三毛猫も同行した。オスかな?メスかな?
[こたえ]オス
名前は「タケシ」というよ。三毛猫は遺伝的な要因でほとんどがメスなんだ。オスはとても珍しい。そのため、昔から航海の守り神とされていたんだよ。
観測隊に同行した三毛猫の話をリアルタイムで聞いた記憶がない。大分後になって、「あの時の逸話」みたいな感じで聞いたようにも思いますが、記憶なんてあいまいなもんだ、わからないというのが正直なところですね。
で、検索してみました。
↓獣医さんのHPです
http://nekopedia.jp/takeshi/
南極から帰ってきた猫 タケシ
南極物語といえばイヌのタロジロがあまりに有名ですが、実は猫も乗船していました。
それがタケシです。タケシは雄の三毛猫ということで航海の縁起が良いとされ乗船を許可されたのです。もともとタケシは動物愛護団体に保護されていたらしいのですが、南極観測隊の出港を知った女性がたけしの乗船を推薦したところ快諾されたそうです。
・・・
日本に帰ったタケシは特に可愛がっていた隊員の作間さんとゆっくり暮らす予定でした。しかし日本に到着して一週間程で行方不明になってしまったそうです。タケシがその後どのような余生をおくったのかは誰にもわかりません。
以下作間さんの言葉です
「タケシの魂は、昭和基地にいっているはずですから、
ぼくも命が終えるときにはタケシに会えますよ。
そうしたら、ずっと探して待っていたんだよって言ってやりますよ」
↓これは旅行会社のサイトです。エピソードが記されています。
http://www.polarcruise.jp/article/14197870.html
「タロ・ジロ」にまつわる話 (7) 猫の「たけし」
★で、三毛猫はほとんどがメスで、オスは非常に珍しいのですが、その理由をちゃんと書くのは結構めんどくさい。
参考サイトにリンクをはりますので、お読みください。
ネコの雌雄決定メカニズムは、ヒトと同じで、XXならメス、XYならオスということと、体の色を決定する遺伝子がどの染色体に乗っているかということが基本になります。
↓上に引用した獣医さんのHPからもリンクされています。
http://nekopedia.jp/male-mike/
オスの三毛猫だけじゃない、確率の低い猫の毛色
http://www.jsvetsci.jp/10_Q&A/v20141020.html
公益社団法人 日本獣医学会
三毛猫の雄について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E7%8C%AB
三毛猫
猫の日に書けなくて残念。
「六日の菖蒲十日の菊 + 2.23の三毛猫の話」になりました。
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
「人事」カテゴリの記事
- 子供達に、1番に笑ってほしい!そしたら大人は頑張れるんだ!!(2023.02.20)
- クリスマスの足袋(2022.12.25)
- 日食月食(2022.11.21)
- 朝日川柳欄から(2022.11.21)
- 北前船(2022.10.25)
「理科おじさん」カテゴリの記事
- 化学の日(2022.10.26)
- 秒速→時速(2022.09.01)
- 風速75メートル(2022.08.31)
- 「ウクライナで生まれた科学者たち」(2022.05.31)
- 反射光(2022.05.09)
コメント