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2017年1月27日 (金)

富士山:1

0110_2fujisan 2017.1.10[W]
妻の買い物散歩中の写真。
新幹線の架線越しに丹沢の山塊があって、その向こうにくっきりと富士山。
工事中のクレーンなども写っていて、まあしょうがないことですが。
東京では以前よりも富士山が見えやすくなっているそうです。
一時はスモッグなどで空が濁っていましたが、それがかなり解消した。
道路の舗装が進んで、土埃が立たなくなった、という話も聞きました。
更に都市化で空気中の水蒸気量が減ってきたこともその一因ではないかという話を聞きました。

先月のNHKのニュースウォッチ9で「都心から富士山がはっきりと?」というのをやったそうで、私は後でNHKのサイトで読みました。
成蹊学園の「成蹊気象観測所」では、53年間、定点・定時の富士山観測をしてきたのだそうです。
↓これです。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2016/12/1228.html
都心から富士山がはっきりと?(NHK  2016年12月28日(水))

今年(2016年)見えた回数は…。
成蹊気象観測所 宮下敦所長
「昨日の段階で112回。
ここ10年、毎年100日以上。」
・・・
こちらは、昭和38年の記録。
富士山が屋上からあまり見えなかった状況が書かれていました。
成蹊気象観測所 宮下敦所長
「見えない原因は『スモッグ』と書いてある。高度成長期で都心方向が公害でかすんで見えなかった。」
20161228_11 観測所がまとめた、富士山が見えた回数です。
1年で22回しか見えない年もあったんです。
今年すでに112回見えてますから、5分の1ほどです。
ただ、富士山がよく見えるようになったのは、「空気がきれいになったから」だけではないんです。
成蹊気象観測所 宮下敦所長
「2000年過ぎてからも見える日が増えているのは、湿度が減り、空気が乾燥しているせいでは。」
・・・
こちらは、都市の環境を研究している、首都大学東京の三上岳彦(みかみ・たけひこ)名誉教授です。
都市環境を研究 首都大学東京 三上岳彦名誉教授
「富士山が最近よく見えるようになってきた原因の1つは、乾燥化している。空気中の水蒸気量が減ってきている。」
20161228_15 都内の大気中に含まれる水蒸気の量を示したデータを見せてもらいました。
100年以上前から、空気中の水蒸気量が、徐々に減ってきていたのです。
都市はアスファルトやコンクリートで覆われていて、水蒸気のもととなる雨水も次々に排水されるように設計されています。
その結果、空気中の水蒸気が少なくなり、乾燥する傾向にあるんです。
かつて、土や緑が豊富だったときは、雨水は地面にたくわえられ、現在より多くの水蒸気が、大気中に含まれていました。
これが、遠くから富士山が見えづらくなる要因となっていました。

なるほどね。
昔、内山田洋とクール・ファイブの「東京砂漠」という歌がありましたっけ。
おかげさまで富士山がよく見えるようになったらしいですね。

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