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2017年1月10日 (火)

塀のかげろう

1216_10kagerou1 2016.12.16
日の当たるブロック塀の垂直な面に発見しました。
塀の面ぎりぎりに視線を持っていくと、太陽熱で暖まって密度が小さくなった空気が塀の面に沿って上昇して行き、それが揺らいだ流れとして見えるのです。
「垂直な塀陽炎」です。
1216_10kagerou2
白い壁面の像の間に、黒い筋が入っていますね、この黒い筋のところがある種の「逃げ水」のように光線をそらし、背景の暗いところが見えているのだと思います。
1216_10kagerou3
感覚的には壁面の像が薄くはがれて流れ上がるように見えますが、おそらく、上に書いたように、背景の黒いところが陽炎によって逃げ水のように見えているという像でしょう。

0103_9kagerou1 2017.1.3
新年の散歩で思い出しまして、覗いたら、やはり陽炎が再現されています。
他所の塀で確認したことはないですが、おそらくどこでも起こっているのではないでしょうか。
0103_9kagerou2
通行人の方に見られてしまうこともあるのですが、きっと「あのお爺さん何やってんだろう?」と不審だろうなあ。カメラを構えているのに被写体らしきものが何にもないものなぁ。
日当たりのよいブロック塀が身近にありましたら、塀の面にぎりぎりに添うような視線で観察してみてください。

かげろう【陽炎】カゲロフ
春のうららかな日に、野原などにちらちらと立ちのぼる気。日射のために熱くなった空気で光が不規則に屈折されて起こるもの。いとゆう。はかないもの、ほのかなもの、あるかなきかに見えるもの、などを形容するのにも用いる。その際「蜉蝣かげろう」を意味することもある。<季語:春>。古今和歌集[恋]「―のそれかあらぬか春雨のふる日となれば」
広辞苑第六版より引用

案山子語辞典

塀陽炎
冬の寒いけれど陽射しの暖かい日に、塀の表面などにゆらゆらと立ちのぼる気。日射のために熱くなった空気で光が不規則に屈折されて起こるもの。

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