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2017年1月

2017年1月31日 (火)

推挙?推薦?

★私は相撲にも関心はないのですが、ま、年寄りですから長いこといろんなニュースは聞いてきました。
で、耳に障った。「横綱に推薦
ん?普通「横綱に推挙」じゃなかったか?
推薦じゃ言葉が軽い。大相撲のトップですから「推挙」という感じだよなぁ。
伝達式ではいつも「推挙」って言ってなかったか?
ま、どうでもいいことなんですけど。

NHK(1月23日 17時56分)
稀勢の里を横綱に推薦決定 横綱審議委 19年ぶり日本出身横綱
 大相撲の横綱審議委員会が23日開かれ、初場所で初優勝を果たした大関・稀勢の里を横綱に推薦することを決め、25日の日本相撲協会の臨時の理事会などを経て19年ぶりに日本出身横綱が誕生することになりました。
(後略)

朝日新聞デジタル(2017年1月23日20時32分)
稀勢の里の横綱昇進、横審が推挙 全会一致「技量十分」
全会一致で「推挙」の答申を出した

スポニチ(2017年1月24日)
横審わずか10分 稀勢の里「文句なし」全会一致(スポニチ)
 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(守屋秀繁委員長=千葉大名誉教授)が23日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、初場所で優勝した大関・稀勢の里を全会一致で横綱に推挙することを決めた

日刊スポーツ
横綱審議委員会が定める横綱推薦の内規は次の通り。
 【1】横綱に推薦する力士は、品格、力量が抜群であること。
 【2】大関で2連続優勝した力士を横綱に推薦することを原則とする。
 【3】第2項に準ずる好成績を挙げた力士を推薦する場合は、出席委員の3分の2以上の決議を必要とする。
 【4】品格については、協会の確認に基づき審議する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E8%96%A6
推薦とは、評価を要する一つの物事について、優れている、適しているなど高く評価した事物(個人・個体、集団、その他の事物)を、裁量権を有する相手に知らせて採用を促すこと(用例:「委員長に―する」「委員長―(※委員長が推薦するという意味)」「―文」「―状」「―図書」)。地位や名誉、責任などを伴う一つの立場に対して、就任するにふさわしい人や集団を推薦することは、推挙/吹挙/吹嘘(すいきょ)とも言う(用例:「委員長に―」「横綱に―」「新撰組を―」)。

でもって、実際の伝達式では

NHK(1月25日 19時15分)
・・・
 相撲協会の使者2人が、稀勢の里と師匠の田子ノ浦親方が待つ都内の伝達式の会場を訪れ、稀勢の里に横綱への昇進を伝えました。
 これに対し、稀勢の里は口上で「謹んでお受けいたします。横綱の名に恥じぬよう精進致します」と決意を述べました。

記事の文章にはありませんが、この時の使者の言葉は
「満場一致にて横綱に推挙されました。」
でした。
やっぱ、そうだよなぁ。

ボケ

0113_11boke 2017.1.13[W]
これまた早いなぁ。
私は家の周りしか歩き回っていないので、妻がいろいろ撮ってきてくれます。
なにせ、半径1kmくらいであちこちのスーパーへ買い物に行く人ですから。
妻の健脚がこのブログを支えています。

ハボタン

0113_9habotan 2017.1.13[W]
おみごと。
私のようなへそ曲がりは、これが長けて踊っているような姿も好きだな。
もっと言ってしまえば、モンシロチョウの幼虫を育てているハボタン、というのも好きだな。

白梅・紅梅

0113_8ume 2017.1.13[W]
梅の季節です。
0113_10ume [W]
探梅にお出かけください。
俳句を詠む方でしたら、立春前に行った方がよさそうですね。

たん‐ばい【探梅】
(早咲きの)梅の花を探して見あるくこと。<季語:冬>
広辞苑第六版より引用

そんなことは気にかけず、陽射しの温もりを背中に感じられるような日に、散歩の脚を伸ばして「梅探し」にお出ましください。

サクラソウ

0113_6sakurasou1 2017.1.13[W]
サクラソウでいいんですよね。
でも、時期が早いような気がする。
0113_6sakurasou2
きれいだ。日当たりがいいようですからいいのかな。
むぅ。

何の実だろう?

0113_5akaimi 2017.1.13[W]
またもや不明なものを載せます。
なんだかな、すごく特徴的ですが。
画像検索して眺めても、コレ!というのに出会いませんで。
教えてください。

タネツケバナ

0113_4tanetukebana 2017.1.13
いろいろ早い遅いはありまして。
もう棒状の実を実らせているのもあります。
花の大きさの割に実は大きくて目立ちます。
アブラナ科そのものですね。

2017年1月30日 (月)

1月27日 東京の気温

20170127kion
1/27の気温の変化のグラフです。
11時頃には6℃くらいだった気温が、13時には16℃近くまで上がってしまいました。
たったの2時間で。き10℃近く上昇。
ヘン。
午前中はどんよりして寒かったのです。
それが午後は強風と気温上昇。
昼の散歩に出たら、私などは踏ん張るばかりで歩き回れない。早々に引き上げました。
立春後だったら「春一番」とでも言いたくなるような風でした。
立春前ですから「春マイナス一番」とでも勝手に命名しましょうか。

一週間前は、一日中「冷蔵庫状態」だったというグラフを載せましたが、今回は「春来たらんとす」の気温ショックでした。

イヌコハコベ

0113_3inukohakobe1 2017.1.13
「ハコベ」といいながら、白い花弁がない。
花の先端が輝やいて見えます。
0113_3inukohakobe2
中の円盤状のものは種子でしょう。
地味ですけど、結構繁茂してますよ。探してみてください。

マメカミツレ

0113_1mamekamiture 2017.1.13
マメカミツレですね。
今年は、座り込んでこれをじっくり観察できる場所ではないのです。
腰をかがめなければならないので、あまり撮影できないと思います。
気づくようになれば、なかなかかわいい花ですよ。

ヒラタアブの仲間の幼虫

0112_4hirataabu 2017.1.12
ヒラタアブの仲間の幼虫だと思います。
ピンボケで申し訳ない。
アブラムシを食べるのですが、今はその数が少ない。
大丈夫かなぁ。

アメリカフウロ

0112_3americahuuro 2017.1.12
アメリカフウロもずいぶん成長してきました。
ホトケノザなどともごちゃまぜ。
そのうち、花でにぎやかになるでしょう。
今のところ写真のストックは全然増えません、耐えるっきゃないなぁ。

コマバムツホシヒラタアブ

0112_2komabamutuhosihirataabu 2017.1.12
目の真下でホバリングをしてくれまして。
どうも、アブは人のそばで、撮ってくれ、と言わんばかりの飛行をする。
とにかくシャッターを切ったら、きれいに写っていました。
役者じゃのう。
おみごと。

富士山:2

★1月17日の朝日新聞の記事

「北限」福島、富士山撮った 愛好家ら7年かけ(朝日新聞デジタル 2017年1月17日05時00分)
 「富士山が見える北限」とされる福島県の花塚山(はなづかやま)(919メートル)で、地元の登山愛好家ら3人が、約300キロ離れた富士山の頂上部分の撮影に成功した。3人は7年前から撮影に挑んできたという。
・・・
 地図販売などを手掛ける一般財団法人「日本地図センター」(東京)の田代博常務理事(66)によると、富士山が見える北限は、緯度・経度、障害物などに加え、地球の丸みも考慮してコンピューターで計算すると、花塚山となり、富士山までの直線距離は約308キロだという。
 これを知った3人は撮影のために花塚山登山を繰り返し、55回目の登山となった昨年11月26日、山並みからわずかに頭を出した富士山を撮影。肉眼では見えず、800ミリ相当のレンズを使った。写真を田代さんに送り、富士山の位置との一致も確認したという。

ということです。
↓このURLから、記事と写真が見られます。
http://www.asahi.com/articles/ASK1J4H8NK1JUGTB006.html

★状況はこうです↓
Fuji
Hが花塚山、Fが富士山です。
Hから見た水平線と、Fから見た水平線が、同じものであれば、ぎりぎり互いに相手が見えますね。

★前の記事で求めた、水平線までの距離を求める近似式を使います。
LL=√(2hR)
Hから:h=919m≒0.9km
   LL=107km
Fから:h=3776m≒3.8km
   LL=221km
和をとると328km
あはは、ですね。ごくごく甘く大雑把にみて、300km程度なもんだ。
Rは本当はもっと小さいんだし。
地表面は凸凹してるし。
空気による光の屈折はかなり大きく効いてくるはずだし。
はい、ごめんなすって。

花塚山~富士山間は約300km

と。
ちゃんとした計算ソフトの存在は知っていますが、マニアではないので、大雑把な見積もりで私は充分に満足です。

★グラフを作ったこともあります。
Horizon_2
わかりにくいですが横軸は「m」単位で、縦軸は「km」です。
3800mの富士山頂からで220km
900mの花塚山からで110km弱
こんなことが読み取れますね。

★毎日新聞の記事では、花塚山からの撮影成功の他に。

 富士山は全国20都府県で見えるとされる。最も遠いのは、322.9キロ離れた和歌山県那智勝浦町の色川富士見峠(標高900メートル)で、すでに撮影例がある。

★ウィキペディアでは既に今回のことが記述されていました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E5%A1%9A%E5%B1%B1

花塚山
標高    918.5 m
位置    北緯37度39分11.8秒
        東経140度40分05.5秒
2011年12月から2016年11月にかけて3枚の富士山の写真を撮影し、2017年1月16日に日本地図センターから正式に富士山頂を撮影したと認定された[1]。富士山からの距離は308キロメートルである。位置関係や他の山々の標高などから、花塚山以北での富士山の撮影は不可能とみられている。

★福島民友ニュースです
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170117-141988.php

花塚山から「富士山」撮影成功 北限を9キロ更新『308キロ』
2017年01月17日 08時00分
 川俣町の登山愛好家ら3人は川俣町と飯舘村にまたがる花塚(はなづか)山(919メートル)で富士山の写真撮影に成功した。16日、富士山の展望に詳しい日本地図センター常務理事の田代博さんが確認した。富士山からの距離は308キロ。理論上は北限とされていたが、写真撮影に成功したのは初めて。「花塚山が北限」との理論を証明し、北限の距離を9キロ更新した。これまでの北限は二本松市と葛尾村にまたがる日山(1054メートル)だった。
 確認された写真は日付が異なる4枚。川俣町の会社員菅野和弘さん(58)と自営業斎藤金男さん(69)、宮城県丸森町の会社員大槻功さん(58)の3人が撮影に成功した。撮影日はそれぞれ2016(平成28)年11月26日、13年1月5日、11年12月11日の3通り。
 田代さんが写真の確認作業を行い、パソコンソフト「カシミール3D」により作成したCGと写真が一致したことで確認した。
 田代さんによると、写真4枚を同時に確認した理由は「(3人が)より明瞭な写真撮影にこだわり、チャンスを狙っていたが、PM2.5などが要因で近年の気象条件が悪化しており、これ以上は無理と判断したため」としている。
 田代さんは「最大の課題だったのが北からの富士。唯一残っていた北限の富士が実証されて感無量だ」と語った。遠くから望む富士山については、数多くの写真が撮影されているが、実写されていなかったのが花塚山からの写真だった。
 川俣町の菅野さんと斎藤さんは登山仲間。7年前から川俣町の活性化を目的の一つに挑戦を続けてきた。2人は「感動の一言。7年がかりの挑戦だった。やっとの思いで撮れた写真」と喜びを語った。
 2人は同じく撮影に成功した大槻さんと山頂で出会うこともあり、互いに励まし合いながら撮影に挑戦していた。斎藤さんは約40回、菅野さんは約60回にわたり登頂し撮影を試みてきた。

★「富士山 花塚山」でグーグルのアンド検索をかけて、画像を見るといろいろ見られます。どうぞ。

★私は何回か水平線の話題を書いています。
いくつか見つけたので下に引用します。
このうちの最初の記事の中に、上で使ったグラフがあります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-0449.html
2016年1月 6日 (水)「水平線」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-cf44.html
2016年1月 6日 (水)「宇宙から見る水平線」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-8e40.html
2009年7月24日 (金)「赤い水平線」

水平線までの距離

Horizon_
この図を見てください。
円は数学的な地球です。半径はR。
地球上の高さhのところから見る水平線までの距離をLとします。
すると、図中に書いたように
L=√(2hR+h^2)
となります。
地球の半径をR=6400kmとしますと、富士山のてっぺんでもh=3.7kmで、とても小さい。
その小さい項の2乗を無視すると近似式として
LL=√(2hR)
が得られます。
無視なんかしていいのかな。
Horizon
R=1とおいて、hを小さくして行った時のLとLLの差をDLとして求めてあります。
どうでしょう?hがRの1000分の1くらいになったら、差を無視してもいいのじゃないかな。
R=6400kmなら、1000分の1は6.4km。
チョモランマだとどうだか。富士山なら近似式で充分という気がします。

地球の赤道半径は6378.137km
地球の極半径は 6356.752km
なのですが、以降の話はごく大雑把。
凸凹も無視して、地球を半径6400kmの完全な球体として扱うことにします。
測定値ではないので、有効数字はこの場合考えません。
身長2mの人が見る水平線までの距離は
LL=√(2*0.002*6400)=5.0596442562694069311982296710923≒5.1km
ということになります。

★さて、この近似式をもって、次の記事「富士山:2」へ行きましょう。

2017年1月27日 (金)

富士山:1

0110_2fujisan 2017.1.10[W]
妻の買い物散歩中の写真。
新幹線の架線越しに丹沢の山塊があって、その向こうにくっきりと富士山。
工事中のクレーンなども写っていて、まあしょうがないことですが。
東京では以前よりも富士山が見えやすくなっているそうです。
一時はスモッグなどで空が濁っていましたが、それがかなり解消した。
道路の舗装が進んで、土埃が立たなくなった、という話も聞きました。
更に都市化で空気中の水蒸気量が減ってきたこともその一因ではないかという話を聞きました。

先月のNHKのニュースウォッチ9で「都心から富士山がはっきりと?」というのをやったそうで、私は後でNHKのサイトで読みました。
成蹊学園の「成蹊気象観測所」では、53年間、定点・定時の富士山観測をしてきたのだそうです。
↓これです。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2016/12/1228.html
都心から富士山がはっきりと?(NHK  2016年12月28日(水))

今年(2016年)見えた回数は…。
成蹊気象観測所 宮下敦所長
「昨日の段階で112回。
ここ10年、毎年100日以上。」
・・・
こちらは、昭和38年の記録。
富士山が屋上からあまり見えなかった状況が書かれていました。
成蹊気象観測所 宮下敦所長
「見えない原因は『スモッグ』と書いてある。高度成長期で都心方向が公害でかすんで見えなかった。」
20161228_11 観測所がまとめた、富士山が見えた回数です。
1年で22回しか見えない年もあったんです。
今年すでに112回見えてますから、5分の1ほどです。
ただ、富士山がよく見えるようになったのは、「空気がきれいになったから」だけではないんです。
成蹊気象観測所 宮下敦所長
「2000年過ぎてからも見える日が増えているのは、湿度が減り、空気が乾燥しているせいでは。」
・・・
こちらは、都市の環境を研究している、首都大学東京の三上岳彦(みかみ・たけひこ)名誉教授です。
都市環境を研究 首都大学東京 三上岳彦名誉教授
「富士山が最近よく見えるようになってきた原因の1つは、乾燥化している。空気中の水蒸気量が減ってきている。」
20161228_15 都内の大気中に含まれる水蒸気の量を示したデータを見せてもらいました。
100年以上前から、空気中の水蒸気量が、徐々に減ってきていたのです。
都市はアスファルトやコンクリートで覆われていて、水蒸気のもととなる雨水も次々に排水されるように設計されています。
その結果、空気中の水蒸気が少なくなり、乾燥する傾向にあるんです。
かつて、土や緑が豊富だったときは、雨水は地面にたくわえられ、現在より多くの水蒸気が、大気中に含まれていました。
これが、遠くから富士山が見えづらくなる要因となっていました。

なるほどね。
昔、内山田洋とクール・ファイブの「東京砂漠」という歌がありましたっけ。
おかげさまで富士山がよく見えるようになったらしいですね。

ハキダメギク

0111_3hakidamegiku 2017.1.11[W]
写真を見て、ちょっと悩みました。
花はハキダメギクのようですが、結構草丈がある。
私が以前見た時は、地面すれすれの低い位置で咲いていたように記憶するのですが。

http://matsue-hana.com/hana/hakidamegiku.html
ハキダメギク(掃溜め菊)
↑ここに「高さ15~60cmになる」とありました。
それなら問題ないな。以前見たのがむしろ背が低いものだったんだ、と納得。
それにしても「掃溜め菊」とは、かわいそうな名前をもらったものだと調べたら

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%AD%E3%83%80%E3%83%A1%E3%82%AE%E3%82%AF
「牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。」
とありました。牧野先生、もっとかわいい名前にしてあげればよかったのになぁ。

http://www.hana300.com/hakida.html

・昔は家の近くに、 ゴミを掃き捨てる「掃きだめ」 というのがあった。(今でいう「共同ゴミ集め場所」)。)
 大正時代、植物学者の牧野富太郎氏が、世田谷の経堂(きょうどう)の掃きだめでこの花を見つけ、「掃きだめ菊」と名づけた。チッ素分の多いごみ捨て場や、空き地、道ばたなどに生える。(ちょっと気の毒な名前です)

こんな記述もありました。

「掃き溜めに鶴」という言葉もありますが。
http://kotowaza-allguide.com/ha/hakidamenitsuru.html
お読みください。

ツマグロキンバエ

0110_11tumagurokinbae 2017.1.10
頑張りますねぇ、もう終わったかなと思っていましたが。

0122_6tumagurokinbae 1.22
まだだよ、ちゃんと生きてる。
少々動きが鈍くなってはいますが、それでも飛び回る。
花が残っていてよかった。
存分に食べていってください。

菜の花

0110_9nanohana1 2017.1.10
元気よく咲き続けています。
先日は、保育園児のお散歩がやってきて、このナノハナを見つけて喜んでくれていました。よかった。
0110_9nanohana2
影とのコントラストが美しかった。
ご賞味ください。

ナナホシテントウ

0110_7nanahositentou1 2017.1.10
線路際の柵の下。何かの動きが目に入りました。
ん?あ!ナナホシじゃないのか!?
理解した時にはもう、イチョウの落ち葉の下に入ってしまいまして。
イチョウの葉の裏側にナナホシテントウがいる(はず)、という写真を撮ってしまいました。
で、ひたすら待つ。
0110_7nanahositentou2
来た!ナナホシテントウですね。
越冬中、陽射しの温もりの中、姿を見せてくれたようです。
コギクの花でも探せば、ひょっとしてアブラムシがまだいるかもしれないけど、チャンスは少ない。
0110_7nanahositentou3
ボケてますが、嬉しかったので掲載。
無駄にエネルギーを消費しないで、春を待っててね。
{こういう昆虫がいるから、鳥に漁られたくないんですよね}

クロッカス

0110_6croccus 2017.1.10
線路際の柵の下で発見したのは既報。
今回のは、門の中、カエデの木の下です。
ここにも出るはずだよなぁ、と待っていましたら、やはり出てきてくれました。
日当たりがあまりよくないのですが、頑張ってね。

ゴクラクチョウカ

0110_3gokurakutyouka 2017.1.10[W]
極楽鳥花ですね。
大分以前に、正月のお飾りに使ったことがありましたっけ。
ストレリチアの方が今は通りがいいかな。
参考サイトによりますと、「寒さにやや弱い」とありますが、温室でもない場所で咲いていますね。
ストレリチアは人命に由来する、とのことでした。

↓参考
http://happamisaki.jp-o.net/green/others/strelitzia.htm

ストレリチア(極楽鳥花)
学名:Strelitzia reginae
別名:ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)、レギネ、レギネー
科・属名:バショウ科・ストレリチア属
原産地:南アフリカ
分類:常緑多年草
寒さ:やや弱い(3度以上)
暑さ:強い

http://www.hana300.com/gokura.html

・学名
  Strelitzia reginae
   Strelitzia : ゴクラクチョウカ属
   reginae : 女王の
 Strelitzia(ストレリチア)は、イギリスのジョージ3世の妃の「ストレリッツさん」の名前にちなむ。

2017年1月26日 (木)

またハトが来た

0107_15hato 2017.1.7
虫好きとしては、鳥にはあまりお目にかかりたくない。特に冬は。
落ち葉や枯れ草の間に、越冬中の昆虫がいるんですよね。
狙っちゃダメ!!
餌が少ないのでしょう、例年になく鳥が目立ちます。困ったことだ。

朝日歌壇(2017/1/23)
馬場あき子選
 我が庭の落ち葉の中に潜みたる首切螽斯(クビキリギス)を踏みし悔恨:(熊谷市)内野 修

クビキリギスというのはキリギリスの仲間で、秋に成虫になってそのまま成虫で冬を越して、翌年の初夏まで生きる、という昆虫です。

宮崎駿さ~ん、雑木林の手入れもいいけど、適当にほったらかしておいてくださいね。
越冬中の昆虫たちへの配慮も必要ですからね~。

マンネングサの仲間

0107_14mannengusa 2017.1.7
とってもかわいい黄色い花が咲くのです。
草丈が低いので、幼い人たちにも見やすいかな、と線路際の柵の下に植えました。
で、その名前は、というと・・・
メキシコマンネングサかコモチマンネングサだろうと思っています。
葉の感じだとメキシコマンネングサかな。
似た感じの植物がいっぱいありましてね。
↓参考
http://matsue-hana.com/yasou/kubetu/mannengusa.html
マンネングサに似たの仲間

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B5%E5%B1%9E
マンネングサ属

ミシシッピアカミミガメ

0107_9kame 2017.1.7
日溜りのカメ。甲羅干し。
遊歩道を散歩する親子連れなんかには好評なんですけど。
縁日かなんかで子亀がかわいくて買ってしまって。
育てているうちに大きくなるし、寿命が長くて買いたがった本人は大きくなって関心を失ったり。
飼いきれなくなって、水路に放流してしまう。
亀のせいじゃないんですけどね。人間の身勝手ですね。
生き物を飼うと、死なれるのがつらくていやだ、とおっしゃる方もいる。
でもね、飼うという行為は、対象の死までに責任が終えなければしてはいけないことなのです。
私共は、家猫3匹を見送りました。外猫も何匹か見送りました。それでいいんです。
今年、数え年70歳になりましたからね、もう、猫や犬に対して責任が負えない。決して飼ってはいけないのです。
一年ごとの「虫」との生活を楽しむのがちょうどいい。

放されたミシシッピアカミミガメは生態系を乱すということで、問題になっています。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30050.html
(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース
ミシシッピアカミミガメ

塀の下にて

0107_2heinosita 2017.1.7
擬人化。なんとなく「人」っぽく見えませんか~。
と。それだけ。

カエデの赤い枝

0107_1kaede0823 2017.1.7
土曜日、普段より遅めの朝8時20分過ぎ、部屋の雨戸を開けたら、わ、赤い!
カエデの木の上だけ照らされて、下がまだ暗かったのです。
暗い路面を背景に枝が真っ赤に輝いていました。

0122_1kaede1_0823 1.22
日曜日、これまた遅めの朝8時20分過ぎ。
光線の具合が変化はしていますが、やはり暗い路面に赤い枝が輝く。
0122_1kaede2
燃え上がる炎のような感じがしましたよ。
今はまだ硬い冬芽。時至れば、一挙に開き始めます。

上弦

0106_16jougen1443 2017.1.6
1月6日、正午の月齢が7.8で上弦でした。
上の写真は14:40頃の撮影です。
ふと見上げたら半月、上弦とまでは判断していませんでしたが、撮影して後で理科年表をみたら上弦、でした。
うっすらと雲が出ていましたが、邪魔になるほどのものではありませんでした。
この時刻に月を見て、西へ沈むときには「弦が上」というのはわかりますが、わざわざ沈むときのことを考えなくてもいいんです。この間「朔」で今は「望」の前ですから、「月の暦」での「ひと月の前半」なので「上」なんですね。こういう感覚の方がわかりやすい気がします。

★↓参考
http://hooktail.sub.jp/astronomy/moon/
月の前半を「上」,半ばを「中」,後半を「下」とよんでいました.

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%A6%E6%9C%88

上弦と下弦
 新月から次の新月までの1朔望月(約1ヶ月間)の中で弦月(半月)は2回あり、最初に半月となる1つ目(月相7)を上弦の月、上弦月または単に上弦と表現し、次に半月となる2つ目(月相21)を下弦の月、下弦月、または単に下弦と表現する。つまり文学的な表現であり科学的な意味は全く無い。
 これらの「上」「下」は順序が先・後であることを意味し、1か月を3旬に分けたときの上旬・(中旬)・下旬と同じ用法である。なお太陰太陽暦(および太陰暦)では、上弦の月は上旬、下弦の月は下旬に現れる。

じょう‐げん【上弦】ジヤウ‥
新月から満月に至る間の半月。日没時に南中し、月の右半分が輝く。真夜中に弦を上にして月の入となる。太陰暦で毎月7日・8日頃に当たる。初弦。かみのゆみはり。かみつゆみはり。
広辞苑第六版より引用

か‐げん【下弦】
満月から次の新月に至る間の半月。日の出時に南中し、月の左半分が輝く。太陰暦で毎月22~23日頃に当たる。弦を下にして月の入となる。しもつゆみはり。
広辞苑第六版より引用

「きになる電車」

0106_15densha 2017.1.6
わ、黄色い電車!時々見かけますが、乗ったことはない。
0106_15densya
なかなかかっこいいでしょ。
タイトルの「きになる電車」というのは、朝日新聞の連載コラムから拝借しました。
↓この記事です。

(各駅停話:831)東急池上線:9 雪が谷大塚 昭和漂う、きになる電車(朝日新聞デジタル 2017年1月14日16時30分)
 全長10・9キロの池上線。ほぼ中間地点に位置するのが雪が谷大塚駅だ。ホームから蒲田へ向かう下り線方向に見えるのは、多くの線路と車両。駅近くに検車区と車両基地があり、この路線の拠点となっている。
 池上線の起源である池上電気鉄道には昭和初期、雪ケ谷駅(当時)と中央線の国分寺駅を結ぶ新しい路線の敷設計画があったが、道半ばで頓挫。会社自体も1934年、目黒蒲田電鉄(東急の前身)に吸収合併され、現在に至る。
 雪が谷大塚駅から車両基地に目を向け、ひときわ目立つのが、外装を濃紺と黄色でデザインした3両編成。昨春、更新期の車両をリニューアルした「きになる電車」だ。昭和20~30年代の池上線の塗装を復刻させ、内装は当時の木目調に、つり輪は木製に、電球色の照明を使うことで温かみを持たせた。池上線のほか、車両を共用する東急多摩川線でも乗車できる。
 ・・・
こだわりが詰まった「きになる電車」は今のところこの1編成だけ。「お客様には『乗れたらラッキー』と思って頂けたらうれしい」(辻健治)

 ということでした。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-5602.html
2016年12月31日 (土)「ラッピング電車に乗りました」
↑この記事で、「実はこの時、池上線のホームには黄色い電車が入っていました。」と、蒲田駅を発車する黄色い電車の写真を掲載しました。
なかなか乗れません。乗れたらラッキー、なんですが。
ところで、記事中「目黒蒲田電鉄(東急の前身)」とありますね。目蒲線は東急の古参の路線だったのに、今はその名前も失われ、東急多摩川線になってしまった。相当に残念だなぁ。

★朝日新聞の「各駅停話」は結構長期連載になっているなぁ、と私の新聞記事データベースを検索したら。
↓第1回はここからでした。

(各駅停話)東京駅 最後に抱きしめ、飛び乗った(朝日新聞デジタル 2014年1月27日14時16分)

東京駅からだったんですね。

オオタバコガ幼虫

0106_14ootabakoga 2017.1.6
オオタバコガの幼虫だと思います。
冬だというのに、まだ幼虫のまま。いいのあかなぁ、と見ていました。

0114_3ootabakoga 1.14
まだ花を食べていました。

0115_11kogiku_ootabakoga 1.15
姿を消していました。
この穴は、幼虫の食痕だと思いますが。
これ以降は姿を見ていません。
どこかへ移動して蛹になったでしょうか。その方が冬に耐えやすいと思いますが。
頑張れよ。

2017年1月25日 (水)

スイセン

0106_8suisen 2017.1.6[W]
妻の撮影です。線路際の柵のところなのですけれど、道側を向いて咲いているという、フレンドリーな花ですね。
0106_11suisen [H]
これは家の前の線路際の柵のスイセン。
手前に引っ張って、横棒に引っかかってもらっての撮影。
だって、みんな後ろ向きに咲いてるんだもん。
影に引き込んでしまってごめんね。撮影後は戻しておきました。

ホットリップス

0106_7hotlips 2017.1.6[W]
ちょっと白が飛びましたね。
花期の長い花ではありますが、さすがに真冬の花はちょっと珍しい気がします。
そういう気候の中、生活しております。

タニウツギ

0106_2taniutugi2 2017.1.6[W]
「タニウツギ」です。確実に。で、花は?
0106_2taniutugi1
これです。
スイカズラ科だそうです。ふ~ん、そうなんだ。
http://matsue-hana.com/hana/taniutugi.html
わかりやすいですよ。

この木、地方によっては嫌われることもあるそうで、この花を育てようとする場合、周囲の人の反応を確かめてからの方がいいかも。
別に毒があるとか、匂いが変だとか、そういうわけではありませんから、それは心配ないけれど。

オニタビラコ

0105_8onitabirako 2016.1.5
赤い葉はヒメツルソバの葉です。
写真上の方にヒメツルソバの花が写っています。
そこへオニタビラコが割り込みまして、花を咲かせています。
タフなもんだ。
土を使い回すといろんなことが起こって面白いですね。

モッコク

0105_7mokkoku1_2 2017.1.5
あれ、こんな赤い新芽だったっけ。
青空を背景に写してみました。
0105_7mokkoku2
モッコクはツバキ科です。そしてこのモッコクの木はツバキと並んでいるのですが、ツバキにチャドクガの幼虫が発生する時でも、モッコクには発生しない。何か違うらしいです。
地味な木ですが、たまに花をつけたり実をつけたり。マイペースで生きています。

ニホンミツバチ

0104_16nihonmitubati 2017.1.4
ミツバチですね。後脚の花粉バスケットは確かにミツバチのようです。
でも色が黒い。ということはニホンミツバチではないでしょうか。

0119_4nihonmitubati1 1.19
また見かけましたよ。
0119_4nihonmitubati2
やはりニホンミツバチでしょう。
ニホンミツバチは比較的冬に強いとは聞いています。
スズメバチなどは女王蜂1匹で冬を越して、春、一人で巣を作り産卵し、最初のワーカーを自分で育てるはずです。
ミツバチは、集団で巣を維持して越冬します。翅を動かして筋肉を発熱させ暖房にするとか。
冬でも天気の良い暖かい日には蜜を探しに出てくるのでしょう。
どこで営巣しているのかな。

ウスモンミドリカスミカメ

0104_13usumonmidorikasumikame 2017.1.4
撮影時、中央付近の大きな幼虫しか見えていませんでした。
パソコン画面で見たら、左の方にもっと若齢の幼虫もいたのですね。
百聞は一見に如かず、といって、見たものは絶対だ、視界に入ったものは全部見ている、と思いこみがちなのですが、まるっきりダメですね。見たいものしか見ていない。
「コギクの花にウスモンミドリカスミカメが1匹いました」という私の目撃証言には信憑性がない。2匹いましたもんね。{少なくとも1匹はいた、という言明は正しいです。}
自分は全てを見ている、見たものはすべて記憶している、という思い込みは捨てましょう。

その後ウスモンミドリカスミカメを見かけなくなったなと思っていましたら
0114_4usumonmidorikasumikame 1.14
成虫がいました。これは成虫のまま冬に入ったものと思います。

0119_6usumonmidorikasumikame1 1.19
若齢幼虫。
0119_6usumonmidorikasumikame2
もう少し齢の進んだ幼虫。
これらは今回は別の花で見かけました。
冒頭の写真の2匹の幼虫である可能性もないではないですが、全く断言はできません。個体識別はできませんから。

0122_7usumonmidorikasumikame 1.22
正面からしか撮影できなかったのですが、成虫でしょう。
コギクで少なくとも3匹のウスモンミドリカスミカメが冬を越しています。
コギクもそろそろ終わるかな、と思っていますが、カスミカメたちはどうなるのでしょう。

2017年1月24日 (火)

高浜原発のクレーンが倒壊

高浜原発のクレーンが倒壊した、という事故が起きました。1月20日の午後9時50分頃、だそうですが。
クレーンの高さは約113m。総重量は270t。アームの先端から垂らしたワイヤに5tの錘を吊るして接地させて安定させていたとのことです。
風速42m/sの風に耐えられるということなのですが、事故時の風速は14~15m/sくらいだったそうです。
Crane
こういう状況らしい。
ワイヤとクレーンのアームが構成する「平面内」で、アームを押し倒そうとする力が働いた場合、錘は抵抗できますが、「よじれ・ねじれ」が発生した場合、錘の力はほとんど有効にはたらかないんじゃないのか、無抵抗になってしまうんじゃないか、そんなふうに、工学に関する「ド素人」である私の目には見えるんですがね。
風が吹けば、アームの周囲に渦が発生する。渦が発生すればアームは風の向きに垂直な方向に振動が発生するのではないか。その振動でアームが揺さぶられれば、ねじれる可能性はあるでしょう。それが何かの拍子に拡大すれば、大きなよじれになり、ひとたまりもなく「よじれ倒れた」のではないか、と見えるのです。

いずれ調査結果が発表されると思いますので、その前に、素人の想像を述べておきます。
決してこの話を真に受けないでください。

クロッカス

0105_5croccus 2017.1.5
そろそろクロッカスも出てきてるんじゃないか、と地面を一生懸命に眺めて発見。
やっぱり今頃ですね。
独特の姿なので、他の花の芽と見間違うことはない。
線路際の柵の下。
門の中のカエデの木の下にもあるはずなのですが、そちらはまだでした。

0112_1croccus 1.12
カエデの木の下。
落ち葉の間から出てきていました。
濃い黄色の花が咲くはず。
紫の花を咲かせるのもあったはずなのですけれど、姿を消してしまいました。
あれもいいんだけどなぁ。

スノーフレーク

0105_3snowflake 2017.1.5
そろそろかもしれない、と見に行ったら、多分これがスノーフレークの芽。
落ち葉がいっぱい積もった間から顔をのぞかせていました。
以前は「スノードロップ」と混同していましたが、違うことに気付きました。
検索してみてください。花の姿は全然違います。
花はまだ先です。

ナノハナ

0104_14nanohana1 2016.1.4
線路際に移動させたナノハナ。
元気です。
0104_14nanohana2
ちょっと見づらいですが、長いオシベが4本、短いオシベが2本、というアブラナ科独特のオシベがわかります。
少しだけ食べましたが、大部分は花を観賞しました。

★別件:古いお話。
昔、私が小学校1年生の時。人数の多い団塊の世代の児童でしたので、普通の教室が足りなくて、理科実験室が私たちの教室でした。(後で理解したことですが。)
担任の先生が産休を取った時、代わりに家庭科の先生が担任してくださったのですけど、なんの授業だったか覚えていませんが、「月は東に沈む」とおっしゃった。1年生でしたけど、私、太陽も月も西に沈む、とうことは知っていた。で、悩んでしまったのです。先生が間違うなんて1年生には信じられないことですから、自分が間違ってたのかなぁ、どうしよう、と母に相談したら、先生だって間違うことはあるのよ、と諭されたのでした。で、担任の先生が復帰なさった時に、母が先生にお願いして、さりげなく、月も西に沈む、と訂正してくださったのでした。
ひょっとして蕪村の「菜の花や月は東に日は西に」という句から、日は西に沈み、月は東に沈んでいくと誤解なさったのかなぁ、と後年、思うようになったのですけど。思い出深い。

イヌホオズキ

0104_7inuhoozuki1 2016.1.4[W]
妻に、これ何だい?
イヌホウズキだと思うのよ。
はぁ?今時?ナス科っぽく見えないしなぁ、この花。
0104_7inuhoozuki2
ナス科なんでしょうね、きっと。

0106_3inuhoozuki1 1.6[W]
こうなると確かにナス科ですね。
0106_3inuhoozuki2
実もなってる。
イヌホオズキなのか、アメリカイヌホオズキなのか、私には識別ができません。
それにしてもなぁ、今、かい?
冬前に一旦枯れるんじゃなかったか。
今時花を咲かせて実をつくっているというのは、なんだかなぁ。
季節の運びが変になっているのかな。

アセビ

0104_6asebi 2016.1.4[W]
咲くのは2月以降かな。
この花は虫媒花でしょうか?虫が少ない季節ですが。
でも、実もなるようでした。見たことがある。
それとも自家受粉?
口のすぼまった花を見ると、不思議だなぁ、と思う私です。

アロエ

0104_5aloe 2017.1.4[W]
花まではちゃんと認識していますが、当然のことながら実もあるはず。
見たことがない。
いかんなぁ。花の時だけしか見ていない。
そして我が家にあるアロエは花もつけない。
果実に疎遠なのです。意識して観察しましょう、忘れないように。

0105_6aloe 1.5[H]
近所にあるアロエ。
ここなら継続的に見られるかも。
忘れないように。

ノシラン

0104_4nosiran 2017.1.4[W]
水路沿いの遊歩道。我が家にはヤブランがありますが、このノシランの実が熟したらもらってこようかな、という話も。
ところで、下↓の参考サイトを見てください。
http://www.yasashi.info/no_00003.html

ノシラン
科名:ユリ(キジカクシ)科
学名:Ophiopogon jaburan
・・・
由来
 漢字を当てると「熨斗蘭」となります。『ノシ』の由来ははっきりせず、花茎が扁平で熨(の)されたみたいな形だから、葉っぱを祝儀袋などに付けられる熨斗に見立てた、など諸説あるようです。『ラン』は細長くてツヤがある葉をランの葉に見立てて付けられたものでしょう。ラン科の植物ではありません。
 学名のオフィオポゴン・ヤブランはおもしろいことに日本語由来です。属名のオフィポゴンは日本語の「蛇のひげ」をギリシア語に直訳したもので、その意味もずばり「蛇のひげ」です。種小名のヤブランは「ヤブラン(藪蘭)のような」と言う意味で、草姿がヤブランに似ているところから来ています。ヤブランは同じ科で縁は近いですが、属は異なります。
・・・

ノシランの学名に「ヤブラン」が入ってますね。知らなかったなぁ。
なんだか妙な命名のような気もする。

http://www.hana300.com/nosira.html

学名
  Ophiopogon jaburan
   Ophiopogon : ジャノヒゲ属
   jaburan : ヤブラン
 Ophiopogon(オフィオポゴン)は、ギリシャ語の「ophio(蛇)+ pogon(ひげ)」が語源。
 日本名「ジャノヒゲ」の直訳から。

ギリシャ語の意味が出ていましたので、重複になりますが引用します。

2017年1月23日 (月)

1月20日の気温(東京)

20170120kion
この日の東京は一日中「冷蔵庫」状態でした。
01時に3.3℃で始まり、24時に3.7℃で終わりましたが。
最高気温:3.8℃ 23:57
最低気温:2.2℃ 18:49
なんだかねぇ。どんよりした曇り空。降水量としてカウントされるようなものではありませんでしたが、時折チラッと雪が舞いました。寒かった。
最高気温の平年値は年間の谷底に入っていまして、9.3℃です。(1/18~1/27)
ですので、グラフの縦軸の最高値を10℃にしておきました。ほぼ平年値です。
最低気温の平年値の方はまだ底に入る前でした。底は0.7℃です。(1/23~1/28)
{今日から底に入りましたね。}
底を脱すると立春が来ます。それからの方が東京の雪の可能性が高くなる。冬の高気圧が勢力を弱め始めて、低気圧が南岸を走るようになってくるのです。
どうか積もったりしませんように。

レッドロビン

0104_3aka1 2017.1.4[W]
ベニカナメモチ、という方がいいのか、よく分かってません。同じなんでしょ?
遊歩道の植え込み。
0104_3aka2
すごい色です。
0104_3aka3
こういう色であるということのメリット、あるんでしょうが、よく理解していません。
植物は光を感じたり、光合成をおこないます。植物と光との関係は深いのですが、動物の視覚と違ってなかなかわかりにくくって。
不思議ですね。

サザンカ

0104_1sazanka 2017.1.4[W]
これサザンカですよね。一瞬戸惑う。
今年は我が家のサザンカはほとんど開花できませんでした。
去年、チャドクガの幼虫が発生して、塀の外に出ている部分を徹底的に切りましたから、そのせいかな。
保育所の園児に被害があったりしたら大変。
年取ったからなぁ、ツバキ、サザンカはもうやめましょうか、切り倒して。
さすがにチャドクガ退治が負担になってきた。

スイセン

0103_10suisen 2017.1.3
線路際のスイセンは元気。
線路側の方が、南西方向で日当たりがよいので、道路に立つ私たちにみんな背を向けて咲いています。
ま、仕方のないことで。
そう、ヒマワリ植えても背中ばっかり見えるんですよね。
陽射したっぷり、植物が喜んでいるのですからそれで良しとしましょう。

{昔々、高校生の頃かな、先生が。人間、本気で「よし」という言葉を発するのは人生のうちで1回か2回。「よし」という言葉はそのように重いものだ。と。すごい言葉を戴いたものだと、この年になっても感慨深い。}

ハト

0103_8hato1 2017.1.3
線路柵の内側にハト。草の中に頭を突っ込んでいます。
草の実を探してついばんでいるのなら別に問題ありませんが、草の中で越冬中の昆虫などを見つけて食べたりはしないでほしい。切に願います。
0103_8hato2
礫の間なども探し回っていました。
私の目には、鳥は「無表情」に見える。むしろ昆虫の方が「表情豊か」に見えちゃうんですね。
虫好きの思い入れもずいぶん昂じてきました。

ホトケノザなど

0103_7hotokenoza 2017.1.3
踏切近くまで散歩に行ったのにはわけがありまして。
この付近、私的にホトケノザの名所だと思っているのです。
咲き始めるのがいつも我が家周辺より早くて、花も多い。
ところがこの日行ってみたら、確かにホトケノザそのものはいっぱい生えていましたが、花はまだありませんでした。
今年は、我が家の前あたりが先に咲いて、次々と咲き続けています。何が違ったのでしょうね。
線路際という同じような環境ですが。日当たりも。
0103_7hotokenoza2
カラスノエンドウも見えます。
いずれどんどん咲き始めるでしょう。
赤いかわいいマメ科の花、あれ好きだな。

まだだった、という散歩ではありましたが、予感に満ちていました。

ツマグロヒョウモン羽化の脱け殻

0103_6tumaguro 2017.1.3
踏切近くまで妻と散歩。
スミレが多く生えているところなのですが、妻が嬉しそうに何かを持ってきた。
ツマグロヒョウモンが羽化して、後に残した脱け殻ですね。
いつ羽化したのかはわかりませんが、嬉しいですね。無事飛び立っていった。
とっても暖かい気分になりました。

ペチュニア

0103_4petunia 2017.1.3[W]
我が家で栽培したことはありませんが、よく見かける花です。
検索してみましたら、花期は5~10月、とか。寒さに弱くて冬は枯れる、とか。
そんな記述でした。
おや、今は1月、今年の東京の冬は寒くないということなのでしょう。

更に、検索してビックリ↓
http://sodatekata.net/flowers/page/175.html

ペチュニア
科名    ナス科
属名    ペチュニア属
学名    Petunia
別名    衝羽根朝顔

はあ?ナス科なんですか?この花。
とてもナス科の花には見えないな。園芸品種って、すごいことになっているんですね。

別名がまた、なんともなぁ。「衝羽根朝顔」
下に広辞苑からの引用を載せますが、「衝羽根」というのはビャクダン科の木だそうで。
アサガオはヒルガオ科サツマイモ属だし。
何の縁もないように思えますが。すごい名前だなぁ。

つく‐ばね【衝羽根】
①追羽根おいばねのはね。羽子。
②ビャクダン科の落葉低木。山地に自生し、根の一部は他の植物の根に寄生する。茎は高さ1メートル余。葉は対生し、卵形。雌雄異株。初夏淡緑色の小花を開く。秋に結実する果実には4枚の翅状の苞ほうがあってに似、塩蔵して料理の飾りに用いる。ハゴノキ。コギノコ。秋
広辞苑第六版より引用

面白がって「つくばね」関連で広辞苑を引いたら

つくばね‐あさがお【衝羽根朝顔】‥ガホ
ペチュニアの別称。

つくばね‐うつぎ【衝羽根空木】
スイカズラ科の落葉低木。本州・四国・九州に自生し、庭木としても栽植。高さ1~2メートル。葉は対生、卵形。花は筒状鐘形で、淡黄白色。萼片は5個、果実の頂に残存して全体がつくばね状をなす。ウサギカクシ。

つくばね‐がし【衝羽根樫】
ブナ科の常緑高木。西日本の山地に自生。高さ約20メートル。雌雄同株。長さ1センチメートル余の堅果(どんぐり)をつける。葉は枝端に集まり、(→)つくばねに似る。材は建築・器具材。

つくばね‐そう【衝羽根草】‥サウ
ユリ科の多年草。山地の林下に自生。高さ約30センチメートル。葉は長楕円形、4枚が輪生し、つくばねに似る。5~6月頃頂上に淡黄緑色の花を開く。花弁状の4萼片があって花弁を欠く。花後、球形、紫黒色の液果を結ぶ。本種に似て6~8枚のやや細い葉を輪生する別種をクルマバツクバネソウという。
広辞苑第六版より引用

なんだかなぁ。さっぱりわけがわからなくなったのでした。
「つくばね」って不思議な言葉だなぁ。

河津桜

ちょっと表記上の約束事を。
私(Husband)が撮影した写真は[H]、妻(Wife)が撮影した写真は[W]という記号を必要なときにはつけます。妻は私よりはるかに行動範囲が広くて、いろいろ撮影してきてくれますので必要なときには識別しましょう。通常何も書いてない時は私が撮影した写真です。

0117_16kawadu1 2017.1.17[W]
遊歩道沿いの河津桜。
0117_16kawadu2
もう咲き始めていたそうです。早いですねぇ。
私の周辺で河津桜が見られるのは、ここと、家のご近所と、駅近くの3カ所です、

で、ご近所の河津桜はどうなったかな?
0119_5kawadu1 1.19[H]
うわぁ、咲きそうだ!
0119_5kawadu2
まだ咲いてはいませんでしたが、なんだか浮き浮きした気分にしてくれますね。
0119_5kawadu3
空を背景に葉芽とつぼみ。
0119_5kawadu4
もうあと何日かで咲くでしょう。
1月中に花が見られると思っています。

2017年1月20日 (金)

クロスジホソサジヨコバイ

0103_3kurosujihososajiyokobai_2 2017.1.3
クロスジホソサジヨコバイのメスです。
背中の「クロスジ」の両側が赤いのでそう判断できます。オスは赤くない。
右が頭です。
時々見かけますが、いつも逃げられる。プチっという感じで目の前から消滅します。
ひどく敏感、見ただけ、カメラ向けただけでも逃げられる。
今は寒いせいでしょう、何とか撮影できました。
このまま冬を越せるのかどうか。がんばってね。

ツマグロキンバエ

0102_5tumagurokinbae1 2017.1.2
ツマグロキンバエの特徴的な姿です。
0102_5tumagurokinbae2
最初の写真とは別個体だと思いますが、線路柵の柱のてっぺんにいた個体。
休憩中だったらしくて、のんびり日を浴びていましたので、思い切って正面から近づいてみました
0102_5tumagurokinbae3
普段はここまで接近することは難しい。
気温尾低さもやはり影響しているでしょう。
それにしても不思議な複眼ですね。

カエデ++

0101_21kaede_ityou 2017.1.1
カエデの赤い枝と葉を落としたイチョウを重ねてみました。
どちらも春に備えている姿です。
青空は高い。

0102_2tumaguroooyokobai1 1.2
散歩に出たら、カエデの細い枝に、黄色い輝きがはみ出している。
ん?なんだろう、と近寄ってみたら
0102_2tumaguroooyokobai2
ツマグロオオヨコバイでした。
枝が虫より少し細くて、翅の両側が逆光で日に照らされて輝いているのでした。
寿命ぎりぎりのところでしょうけれど、輝きを放つツマグロオオヨコバイなのでした。
きれいだよ。

アリ

0101_19ari 2017.1.1
ハエ目昆虫がタフだ、といつも言っていますが、アリもしたたかにタフです。
暖かいころより数は少ないですが、今もアリの探索は続く。
サザンカやツバキの花などの中もチェックしてください、きっと潜り込んでいますよ。

ところで、アリは探索行動中はあっちこっちとさまよい歩いているわけですが、餌を見つけて巣に戻って報告するためには、ほぼまっすぐ巣へ帰れるんですよ。その時におそらく道しるべフェロモンをつけていく。そうすると後続部隊はほぼまっすぐ餌のところへ行けるのですね。
自分が歩き回っても巣の方向や距離を保持していられるようです。すごいナビゲーション能力ですね。
ミツバチもそうでしょう。探索して蜜場を見つけたらほぼまっすぐ帰巣して、その方向と距離をダンスで知らせる。まったく、ものすごい能力ですよね。

ノゲシ

0101_18nogesi 2017.1.1
タンポポもそうですが、この綿毛、どういうわけかほっこりした気分にしてくれる。
丸くてふわふわしたものが心を柔らかくする、というのは、哺乳類や鳥類の赤ちゃんのせいですかね。そんな進化的特性が我々にもあるのかな、などと想像します。

チロリアンランプ

0101_17tyrol 2017.1.1
私の視線は電柱に映ったハート形の影に惹かれたのです。
ん?なにかな?どうしたのかな?と。
右のチロリアンランプの葉の影ですね。
独特の花も素敵、葉もハート形だったんですね。
ここに立つと、保育園児の目の高さに花が来るようになっているのです。
楽しんでもらえたらうれしい。

ヤノネボンテンカ

0101_14yanonebontenka 2017.1.1
ヤノネボンテンカが自分で播いた種子から成長しています。
実はいっぱいできますが、積極的に私たちが播くということはしていない。
でも、いつの間にか自然播種で芽が出てくる。
そうすると「間引く」ことのできにくい夫婦でして、育ててやることになるんですね。
園芸家にはなれそうもない。

2017年1月19日 (木)

ベゴニア

0101_12begonia 2017.1.1
足元に強烈な赤。
ず~っと咲き続けています。
外のテラスなんですが。いいのかな。
東京のこの辺りは結構暖かいのですね、植物たちにとって。

ジンチョウゲ

0101_11jintyouge 2017.1.1
なんとなく、動きが出たような気もします。

東京に雪が降るのは、圧倒的な冬の高気圧が緩み始めて、関東の南岸を低気圧が走るようになった時。
センター試験の頃は冬の雪。都立高校入試の頃は関東に春が兆した雪。
その関東の雪の中で白いジンチョウゲが咲いていたこともありましたっけ。
立春も過ぎたころからが、関東では雪への警戒が大切。
雪はキライです。

ジュウニヒトエ

0101_10juunihitoe 2017.1.1
足元で地味に。
でも、いつの間にかびっしりと地面を覆っています。
ちょっと紫がかった独特の色。
実際に咲くのは4月過ぎですか。
ひとがた(人形)のような花が面白いですよね。
準備はずいぶん早くから始まっています。

ブーゲンビリア

0101_5bougainvillea 2017.1.1
窓から入る散乱光に輝くブーゲンビリア。
毎朝楽しみです。
0101_5bougainvillea1
羽を広げた鳥、かなぁ。
葉脈が浮き上がっています。確かに苞葉ですね。

ハエ

1230_4hae1 2016.12.30
見たことのあるハエなのですが。
1230_4hae2
名前はワカリマセン。
ミバエの仲間ですかねぇ。まるっきり自信はない。

ウィンターコスモス

1230_3wintercoosmos 2016.12.30
ウィンターコスモスに実がついていました。
キバナコスモスと同じ、鉤のある「引っ付き虫」タイプですね。
キク科というとタンポポをイメージすることも多いのですが、オナモミもキク科で引っ付き虫ですね。
種子撒布にはみんな工夫を凝らしています。

http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/dispersal.html
種子散布
↑おもしろいですよ、どうぞ。

ツマグロキンバエ

1228_11tumagurokinabae 2016.12.28
コギクの花粉を背中に付けたツマグロキンバエ。
そろそろ限界だろうか、と気遣われます。
昆虫の耐寒性って種によってずいぶん異なりますが、どのように決まるんでしょうね、不思議です。

2017年1月18日 (水)

カラスノエンドウ

1228_8karasunoendou 2016.12.28
この葉っぱはカラスノエンドウでしょう。
花が咲くのはいつになるかな。
前のシーズンには3月8日付の写真で花の記事を書いています。
この先、冬を超えた向こう側、春、どうなるかな。

コギク

1228_4kogiku 2016.12.28
ただひたすらに「輝く姿」を撮りたかったのです。
写真ではちょっと物足りないなぁ。
花の少ない季節、目立ちます。通りがかりの方に声をかけられることもあります。
いやいや、自分でどこかからやってきてここに定着して咲いてくれるんですよ、と説明します。
ありがとう。

ハチ公前

1227_2hatikou 2016.12.27
年末の買い物に渋谷まで出かけて行った妻。
青ガエルの愛称を持つ電車を撮影してきてくれました。ハチ公象のそば。
私は昔、この電車で渋谷~祐天寺間を乗りましたっけね、懐かしい。

人が多くて疲れたわ、と妻。
田舎のネズミと町のネズミみたいなものです。(ちなみに夫婦二人ともネズミ年生まれです。)
ここはのどかな東京田舎です。

オモト

1227_1omoto 2016.12.27
買い物帰りの妻の撮影。
まあ見事な赤い実。
我が家にも一鉢ありますが、たまに花が咲く程度でこんな立派な実は見たことがない。

おもと【万年青】
(烏木毒(中国音 wu-mu-tu)からか)ユリ科の多年草。西日本山地の陰地に自生。葉は根茎から叢生し、30センチメートルに及び、革質常緑。夏、葉間から花茎を出し、穂状に緑黄色の細花をつけ、のち赤色の液果を結ぶ。斑入ふいりなど園芸品種が多い。「万年青の実」は<季語:秋>。
広辞苑第六版より引用

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_c3c2.html
2008年5月23日 (金)「オモト」
↑検索していたら自分のブログが出てきました。
赤い実が1個なった、という記事でした。

イチョウ:1月

0109_1ityoutori1 2017.1.9
またしても、鳥だ!
ベランダから。
0109_1ityoutori2
敏感ですね、カメラの音に気付いたか、飛び去る瞬間が写りました。

0109_1ityouyuhi 1.9
雨戸を閉めようとしたら、西からの夕陽に照らされて輝いていました。

翌朝
0110_1ityouasahi 1.10
雨戸を開けたら、朝日に照らされて輝いていました。
毎日、違った表情が見られます。

保育園のお散歩が来た時に、保育士さんが、空が隠れていたのに、今はスケスケね、といっていました。
そうなんです、空がスケスケ。でもね、芽が展開し始めたらあっという間にまた空を覆いますよ。
楽しみですね。今度はその様子を定点観測してみようかな。

イチョウ:旧年中

1130_2ityou 2016.11.30
黄葉がほっこり。向こう側は見えません。

1222_1ityou 12.22
大分落葉しましたが、まだ鮮やかな色の葉をたくさん残していました。
そして夜。嵐。

1223_1ityou1 12.23
一晩ですっかり裸木になってしまいました。
すごいものです。

1226_1ityou2 12.26
ベランダからどんよりした空を背景に妻とイチョウの木をみていたら
あれぇ!あれは冬芽じゃなぁい?
え、あ、ホントだ!
いっぱいなんです。
裸木になっちゃった、今シーズンは終わった、という気分になっていたら、木の方はもう来季の準備をしていたんですね。
いや、ごめん。勝手に思いこんで。
「冬ざれた」なんて言ってられませんよ、もう来季の命の動きは始まっていた。
{そう、落葉というのは、植物が自ら葉を落とす行為でしたね。}

1226_10ityou
庭の鉢植え実生のイチョウ。
小振りですが冬芽です。

1226_11kaede
イチョウじゃないけど、鉢の実生カエデ。
冬芽準備完了。

カレンダーは人間の刻み。
植物たちは直接に太陽や地球の状況と対話しながら自分の時間を生きている。
「年の瀬」なんてどうでもいいのでした。

1224_1ityou1 12.24
鳥がいる。
1224_1ityou2
ズームアップしてみましたが、鳥に疎遠な私には何という鳥かはわからない。
鳥だ!なのでした。

冬のつぼみ

1226_3ume 2016.12.26
白梅です。
1226_6ume
こちらは紅梅。
1226_4sakura
桜坂下の桜。
昨年内はみんなこういう姿でしたが、年が明けて梅が咲き始めた。
桜はまだですね。特にソメイヨシノは。

スズメ

1226_2suzume 2016.12.26
梅の木にいたスズメ。妻の撮影です。
下の方にもっとたくさんいたのだそうですが、うまく写せなかった、と。

0110_4suzume 2017.1.10
今回は「雀の生る木」の成功に撮影した、と妻、笑う。
「ねぐら入り」とかいう行動かな。夕方ではないですけれど、時々ありますよね、たくさんのスズメが集合してにぎやかにさえずるという出来事。

スズメも数が減っているように思えます、都会では。
「共生」とかいう割には、動物たちを「排除」してますよね。(昆虫なども含めて)
管理下に置かれたものしか認めないって、心貧しいことではありませんか?

2017年1月17日 (火)

飛行機雲

1224_26hikoukigumo1 2016.12.24
羽田がらみでしょうね、出発便かな。
上空が冷えているのでしょう。過冷却、という状態ですね。
1224_26hikoukigumo2
ズームアップしてみましたら、こんな具合。
かきまわされた初期の影響が時間と共にふくらんでこんな形になっているのでしょう。

0111_2hikoukigumo 2017.11.11
寒気が入ってきて、上空がキンキンに冷え切っている、という感じがしますね。
鋭い一直線が走っていました。

なんかの実

あいまいな題名で申し訳ありません。道路に落ちていました。
1225_6mi1 2016.12.25
遠目にはなんだか虫というかムカデというかのように見えました。
近寄ってよく見ると
1225_6mi2
キク科ですか、イネ科じゃないと思う。
こういうつき方をした実を見かけた記憶はないのですが。
風で飛んできたのでしょうが、何がどこから飛んできたのかなぁ。

カランコエ

1225_3kalanchoe 2016.12.25
大分つぼみがほどけてきましたね。

0110_5kalanchoe 2017.1.10
うわぁ、咲きそう。

0111_1kalanchoe 1.11
咲いた!

0112_6kalanchoe 1.12
これで完全開花かな。
すぐしおれる花ではありませんが、次の花が咲くまでもつかな。
かわいいですよ。

コマバムツホシヒラタアブ

1225_7komabamutuhosihirataabu1 2016.12.25
この日はアリッサムの花にアブ。
翅の重なり部分が輝いてきれい。
透けて見える模様はコマバムツホシヒラタアブだと思います。
翅を開いてくれないかな、と狙っていたら
1225_7komabamutuhosihirataabu2
飛びあがった瞬間が写りました。
ぶれてしまいましたが、コマバムツホシヒラタアブでおそらく間違いないと思います。

アブ

1224_24abu 2016.12.24
背景は線路柵の柱です。
アブが1匹、目の前で長くホバリングをする。撮ってよね、のような感じ。
で、背景が単調で暗くなるようにちょっと移動して撮影。
種類は判然とはしませんが、コマバムツホシヒラタアブのような気がします。
アブのホバリングって、見事なものです。ヘリコプターじゃないのにね。

我が家の初氷

0115_1koori1 2016.1.15
以前でしたら成人の日だった15日、我が家で初氷が張りました。
小さな池が二つありますが、一つの方はこんな状況。
0115_1koori2
もう一つはほぼ全面氷結。
0115_3yaburan
この池の縁にヤブランがありまして、まだ残った実がありましたので、一緒に写してみました。
0115_8koori
昼に散歩に出た時もまだ融け残っていました。
狭い庭で並んだ池で、なぜこちらの池の方が冷えているのか、よくわかりません。

0115_2simobasira
ごく短い霜柱もありました。
3mmあるかないか、です。
こういう写真を取りに出ると、左脚の補装具の靴そのものが冷えてしまって、脚がじんじんと痛いような感じになる。
長居はしたくない、さっさと部屋に引き上げました。でも補装具は靴まで一体ですから、冷たくなった靴だけ脱ぐ、ということができません。
左脚には発熱能力がないからなぁ。

↓参考
http://weathernews.jp/s/topics/201701/120065/
2017/01/12 11:37 ウェザーニュース

今朝は気象庁より東京都心でも今シーズン初めて氷が張ったという「初氷」の発表がありました。
平年より26日遅く、昨年より1日早い記録です。
初氷が観測された今朝の東京の最低気温は0.7℃(04:58)でした。
12月以降、東京の最低気温0℃台は3回ありましたが、初氷ならず。4回目にしてようやく初氷が観測されています。
東京の初氷は観測史上過去2番目に遅い記録です。
ちなみに、最も遅かったのは平成28年の 1月13日。 平成16年は今回同様1月12日の観測でした。

ホトケノザ

1224_22hotokenoza 2016.12.24
東京では1月の14日に今シーズン初の冬日になり、15日も連続して冬日。
大雪の地域もありましたが、関東はほぼ晴れ。雪雲がちぎれ飛んできて雪が舞ったところがあるくらい。
降れば大雪、という状況で、南岸低気圧が発達しながら走ったらどういうことになるんだろう?
東京でも大雪になるのかな?それが一番怖い。私は一歩も歩けなくなります。
雪国の障害者の方はどのように生活しておられるのか、気がかりで仕方ありません。

という話の傍ら、ホトケノザは次々と咲き続けている。
たまたま先走ったのが咲いた、という状況ではない。
ホトケノザの花の環境が、我が家の前のところで整ってしまったらしい。
どうなりますか。

擬人化

1224_21biyouyanagi 2016.12.24
私、結構擬人化するのが好きです。
上の写真は、ビヨウヤナギです。
手を上下に振って踊っているように見えませんか?
虫が少なくて、ぼんやりと全体を眺めていたら、ふとパターンが人の形に収斂した、という感じですね。

2017年1月16日 (月)

鉢のイチョウ

1224_20ityou 2016.12.24
鉢植えのイチョウのワンシーン。
最後の葉と冬芽。
冬、裸になった木を見かけたら、是非近寄って眺めてください。
決して枯れたわけではなく、春への準備を静かにゆっくり進めている姿を観賞できますよ。
生きるということは化学反応のシステムなんです。
化学反応は温度が低いとゆっくりになる。
ですから、植物や変温動物は冬場、「ゆっくり生きる」のです。
私共「ヒト」のような恒温動物は体温を高く保って、化学反応の速度を一定に保って「かけぬけるように生きる」。走り続けるしかない生き方って、疲れますよね。
アイドリングストップの効かない生き方です。
どちらが優れているというわけでもなし。
お互いの生き方を受け入れましょう。

ジンチョウゲ+

1224_17jintyouge1 2016.12.24
赤紫のジンチョウゲのつぼみ。
1224_17jintyouge2
脇にあったサザンカと一緒に写してみました。
冬から春へ、想像をめぐらしてください。
1224_19jintyouge
帰宅して自宅の白いジンチョウゲのつぼみも撮影。
一緒に掲載します。
雪の降る中で咲いていたこともあったっけ。
まだまだ冬です。
1224_18senryo
赤いジンチョウゲのあるお家の黄色い実のセンリョウです。
こんなのを正月飾りに使ったらそれはそれで華やかで佳いかもしれませんね。
輝いているのを見てそんな気がしました。

オーシャンブルー

1224_15oceanblue 2016.12.24
帰り道。
花が一つ残っていました。
秋もかなり遅くなるまで咲きます。とはいえ、12月ですものね、そろそろシーズン最後に近いのではないでしょうか。
前にも書きましたが、強い植物です。完全に管理下に置けるようにして栽培してください。
うっかりすると手の届かないところまで行ってしまうことがある。
ご用心を。

ムベ

1224_14mube 2016.12.24
ムベの冬芽でしょう。花の芽ではないと思う。
毎年4月とか5月ですか、あの花を楽しみにしているのですが、実までは到達させてもらえない。
挿し木ができるというようにも聞いていますので、剪定の時を狙って枝を頂いてきましょうか。
そんなことばかり考えてるんだからなぁ。

1224_13ume1 2016.12.24
去年の暮、年内最後の本屋散歩の帰り道。
水車の上の梅です。
1224_13ume2
新調した補装具がだんだん体となじんできまして、少しは歩き回る気力も出てきました。
春にはもっと身体イメージがくっきりしてくるのではないかと思っています。
そうしたら、この梅や、水路沿いの遊歩道の梅や桜も見に行けると思います。
は~るよこい♪の気分ですね。

ハコベ

1224_8hakobe 2016.12.24
この芽生えはハコベじゃないでしょうか。
しっかりして来たらわかるようになると思います。
ハコベだったら、咲くのは2月かなぁ、早くて。
楽しみですね。
{室内の鉢に出てきましたので、もっと早く咲くかもしれませんけど。}

アザミ

1224_4azami 2016.12.24
冬の姿。ロゼットですね。
タンポポのロゼットはよく見ますが、アザミのロゼットは今回初めてだな。
さすがにすごいトゲトゲで。痛そうです。
電鉄会社の草刈りを潜り抜けて手元に残ったものです。
でも幼い子が触れる場所にはおけないな。私共夫婦が楽しめる場所で咲いてもらうようにします。

充実

1224_2suihuyou 2016.12.24
これ、スイフヨウの「最後の一葉」でした。
今季の仕事を終えて、また来季へ向かいます。
やれる限りのことをきちんとやった、という「充実感」を感じませんか。

0101_16huyou 2017.1.1
これはフヨウの実です。
もう種子を播き終えて、自然と落ちるだけですけど。
この姿を見ていて私の脳裏に思い浮かんだのが「充実」という言葉なのです。

じゅう‐じつ【充実】
中身がいっぱい入っていること。内容が満ちて豊富なこと。「設備の―を図る」「―した生活」「―感」
広辞苑第六版より引用

充実・充足・充満、みな「充ちて」いますよね。
写真は?空っぽじゃありません?
そう、種子はない、すでに播き終えた。
だからこそ、この「空間」には「仕事を成し終えた」という「結果=実」が充ちているのではないでしょうか?
ま、屁理屈です。笑ってください。でも、こういう姿を美しいと思う私です。

0105_9siran 1.5
シランです。
埃のような種子ですが、それをすべて播き終えた姿です。
充実感に満ちていると感じます。

2017年1月13日 (金)

ウスモンミドリカスミカメ

1220_13usumonmidorikasumikame 2016.12.20
今季はウスモンミドリカスミカメがカメムシとしては最後まで頑張っています。
1223_10kogiku2 12.23
一休み、かな。

1225_5usumonmidorikasumikame 12.25
コギクがいい具合に作用したのかもしれませんね。
いつもコギクで見かける。

1228_10usumonmidorikasumikame 12.28
花にいる、ということは、蜜を吸っているのでしょう、おそらく。

1230_7usumonmidorikasumikame1 12.30
開きかけの花、暗い中に何かが光っている。虫の光沢じゃないか?と覗き込めばやはり。
1230_7usumonmidorikasumikame2
フラッシュを発光させるとこうなります。
ウスモンミドリカスミカメがお風呂につかっているみたいだよ、と妻に教えたら、ホントだぁ、と笑っていました。

カエデ

1223_8kaede 2016.12.23
青い空、白い雲、赤い冬芽、褐色の実。
なんとかまとめてみました。

1230_8kaede0 12.30
年末。わずかに残った実。
植物が羽根で飛ぶなんてねぇ、よくそんな構造を獲得できたものです。
生物って不思議だなぁ。

ブーゲンビリア

1220_18bougainvillea 2016.12.20
本当の花が開花。3つ咲くはずですね。

1223_3bougainvillea2 12.23
2つ並ぶかな。
1223_3bougainvillea3
予感、ですね。
1223_3bougainvillea4
別の花では2つ並んでいました。
3つの花が同時に並ぶのはなかなか難しいですね。

1224_10bougainvillea 12.24
横からの光を浴びて、結構分厚い花の中が明るくなっていました。
肉眼ではもっと輝きがあるんですけどね。

1225_1bougainvillea 12.25
咲いている花の「筋状」の部分に色がついているものがありました。
部屋の中で咲かせているのでこんなことに気付きました。
面白いものですね、個性的なんだ。いろんな表情を見せてくれます。

ノゲシ

1220_10nogesi 2016.12.20
フチベニベンケイの花ですよ、みたいな顔をして咲き続けています。
つぼみ、花、実が揃いました。

1225_2nogesi 12.25
とってもしぶといですね。
左のハート形っぽい葉はチロリアンランプが越境してきたもの。
ごちゃごちゃ具合がお分かりになるかと思います。
食卓の前のチロリアンランプをここへ少し移しました。
保育園児が来た時に見ていたら、「おはなだ」という感じで真ん前に立って見ていました。やったね。不思議な花を認識してくれたらしい。うれしいな。

カンナ

1220_9canna 2016.12.20
さすがにもうこのくらいが限度ですね。

1221_2canna 12.21
実生で育てて、ここまで来ました。
来季は株としてももう少し成長しているでしょうから、もっとにぎわうのではないか。
期待します。

ヤツデにて

1220_8yatude 2016.12.20
池の向こうのヤツデ、手前の足元ににいろいろとありまして、またげない私はヤツデまで到達できない。
で、ヤツデの花をズームで撮影。

妻はいくらでもまたいで接近できるので、こんな虫たちがいたと写真を撮ってきてくれました。
1223_4yatude1 12.23
これはキゴシハナアブですね。複眼に模様がある。
1223_4yatude2
下はキゴシハナアブで、上でホバリングしているのはホソヒラタアブかな。判然とはしませんが。
1223_4yatude3
ホソヒラタアブかな。
1223_4yatude4
わからないんですけどね、ナミハナアブかな。
1223_4yatude5
わずかに見える腹部背面の模様でナミハナアブかな、と思ったのですが、自信はない。
1223_4yatude6
これはよくわからない。ヤツデの花を舐めている様子がよくわかります。
1223_4yatude7
翅に切れ込みがあって、小片が立っているのがよくわかります。
にぎやかでしょ。ずいぶんいろいろなアブたちが来ていたようで。
花としては地味なヤツデですが、虫たちにはおいしい蜜場なんですね。

二十四節気

★1月の下旬に気温の底があって、立春のころからは徐々に上昇に転じる、ということを書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-d59f.html
2017年1月12日 (木)「立春へ向かって」

大寒のころは確かに気温の底のころですから、そうすると「暦ってよくできているんですねぇ」という声を聞く。
で、立春。2月の初めに「春めく」わけがないじゃないですか。でもって「暦の上では春ですが寒い」という。{立秋もね。8月初めの、この暑いのに、秋だとは、という声が聞こえますね。}
勝手なものですよね。身勝手というか。
太陽の位置につけた「名前」に過ぎないものを。
人は「もの・こと」に「名前」をつけると、必ずその名前に引きずられる。命名の意味から外れて、言葉が内包するいろいろな意味に引きずられて本来の意味を忘れる。詩などの文学ならそれでいい、いや、その方がいい。言葉の含蓄を重ね合わせて新しい意味を構築しようとする。
でもねぇ、暦というものは天文学の一部なんですよ。科学なんです。
科学用語は、一つの現象・概念を指し示すように意味を削ぎ落すのです。科学用語で話す限り、コミュニケーションにあいまいさが入りこまないようにしているのです。
「二十四節気」というものは、歴史的な背景を背負っていますので誤解が多いのですが、天体としての太陽と地球の位置関係を示す科学用語といっていいのです。
地球が太陽の周りを回っているのですが、相対的には太陽が地球を回っている=天球上で太陽が移動していく、とみて何の問題もないし、歴史的な連続性からいうと、地球を中心とする天球上で議論することはわかりやすい。

こう‐どう【黄道】クワウダウ
①[漢書[天文志]]地球から見て太陽が地球を中心に運行するように見える天球上の大円。天の赤道に対して約23.4度半傾斜する。黄道が赤道と交わる点は春分点・秋分点である。
②黄道吉日の略。
広辞苑第六版より引用

こうどう【黄道】
 地球から見た太陽の(みかけの)軌道。ecliptic
パーソナル現代国語辞典より引用

こう‐けい【黄経】クワウ‥
天球上の1点から黄道に下ろした大円の足を、春分点から測った角距離。赤経と同じく、春分点から東の方へ測る。黄緯
広辞苑第六版より引用

こう‐い【黄緯】クワウヰ
黄道から天球上の一点に至る角距離。北を正、南を負にとる。黄経
広辞苑第六版より引用

★↓さて、では下の表をご覧ください。
24nijusisekki
2017年の二十四節気の一覧表です。
360度を24等分すると15度です。
太陽が春分点を通過する黄経を0度とします。
春分点を通過する時刻を含む「日」を「春分の日」というわけです。
無味乾燥ですが、春分の日を「0度日」と呼んでも一向にかまわない。
続いて15度日、30度日・・・となるわけです。
90度日が夏至。180度日が秋分。270度日が冬至。こうなるわけですね。
ここまでが二至二分。
それぞれの45度前の日が四立(しりゅう)となります。
それぞれ春夏秋冬に合わせて「立」をつける。
更に小さく分割した時に、その土地の季節感や農業活動などに関わりのある「名前」をつけて、二十四節気が出来上がります。
360度を365日で一周するのですから、一日に約1度進んでいくのですね。
15度進むのに約15日。そんな間隔になっていますね。

24sekki
こんな図を作ってみました。
表と合わせてご覧ください。
なにせ二十四節気は太陽の位置を示したものですから、太陽暦なんですね。{約15日刻みの太陽暦です}
ここを間違えないように。太陰暦ではないのです。
太陰暦は月の暦。月の暦では季節が表せない。季節を生み出すのは太陽ですからね。
そこで太陰暦の中に太陽の位置を書き込んで季節の進行をわかりやすくしたのが二十四節気なのです。
この表や図をご利用ください。太陽の位置に関する生活感覚が鋭くなりますよ。

★↓参考サイト
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/cande/phenomena_s.cgi
国立天文台 > 暦計算室 > 暦象年表>二十四節気・雑節

http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0702.htm

★↓オマケ
私の持っている作図ソフトだと、15度刻みを描くのは難しい。
で、十進BASICで描きました。そのプログラムです。
!-----------------------------------
OPTION ANGLE DEGREES
SET WINDOW -1.5, 1.5, -1.5, 1.5
DRAW axes0

SET POINT STYLE 7
FOR theta = 0 TO 360 STEP 15
   LET x = COS(theta)
   LET y = SIN(theta)
   PLOT POINTS: x, y
NEXT theta

DRAW circle
SET POINT STYLE 4
PLOT POINTS: 0, 0

END
!-----------------------------------

2017年1月12日 (木)

わ~い

楽しい川柳をご紹介。

★朝日川柳 西木空人選
2016年11月8日05時00分
 課題「人か魔か」
 くず籠(かご)に百発百中入れる祖母(大分県 岩本梨沙)
   六句、遠くから投げて。

選者は「遠くから投げて」と解釈しておられますが、私はちょっと違う解釈をしたい。
おばあちゃんの居場所のそばに、30cmとか50cmとかのところに屑籠がある。
おばあちゃんはそこへポンとごみを投げ入れる。あるいは上から落とす。
それをみている孫たちは、「うちのおばあちゃんって、すごく。百発百中だよ。ダンクシュートみたいだ。昔、籠球のスーパースターだったじゃんない?ひょっとして」などと言いあって楽しんで笑っている。
孫が遠くからごみをなげるとおばあちゃんに「ものを投げるんじゃない」とかいって叱られる。
孫は「は~い」とにこにこ笑う。
おばあちゃんは魔人なのです。

★朝日川柳 西木空人選
2016年11月25日05時00分
 課題「人か魔か」
 魅入られて魔性の美女と半世紀(千葉県 今井秀治)
   五句、なんちゃって。
↑これとね
合わせて読んでください
↓これをね
★朝日川柳 西木空人選
2017年1月10日05時00分
 糟糠(そうこう)の妻への恋は終わりなし(徳島県 井村晃)
   六句、突然ですが。

まあ勝手にどうぞ、ですが。
老夫婦だからいいんです。いろいろと二人で積み上げてきたのでしょう。
積み上げた時間の重みがあって素敵だ。

★余談
運命の女(ひと)」というとなんだかロマンチックな感じもしますが。赤い糸で結ばれていたんだ、とか。
英語にしたら「fatal feminine」かな。

fatal
►a
1 致命[致死]的な〈to〉;破滅的な,惨事に至る,不運な
・a fatal disease 不治の病,死病
・a fatal accident 死亡事故
・a fatal wound 致命傷
・prove fatal 致命傷となる.

2 運命を決する;重大な,決定的な
・a fatal blow 決定的打撃
・a fatal flaw 重大な欠陥.

3 《廃》 宿命的な,免れがたい;《廃》 悲運の.
the fatal shears the fatal shears 死《運命の女神の一人が手にするはさみから》.
the fatal sisters, the Fatal Sisters the fatal sisters [Fatal Sisters] 運命の三女神 (the FATEs)(=the three Sisters).
the fatal thread the fatal thread 命数,寿命《運命の女神の握る糸から》.

►n 致命的結末,《特に》事故死.
fatalness ~・ness n
[OF or L;⇒FATE]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

どうもね、すごい意味でしょ。
"fatal error"とかね。

フランス語だと「Femme Fatale」かな。
映画もあったでしょ「ファム・ファタール」って。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB

ファム・ファタール(仏:Femme fatale)は、男にとっての「運命の女」(運命的な恋愛の相手、もしくは赤い糸で結ばれた相手)の意味。また、男を破滅させる魔性の女(悪女)のこと。

「人か魔か」男と女の物語、なのですね。

★中国版「Femme Fatale」

けい‐せい(傾城)
漢書[外戚伝上、孝武李夫人]「一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く」](美人が色香で城や国を傾け滅ぼす意)
広辞苑第六版より引用

最近は「美魔女」などというのも流行っているようで。
じいさんはクラクラ?しねぇなぁ。高齢者だもん。

菜の花

1220_7nanohana 2016.12.20
夫婦の食用にするつもりだった菜の花。
あらま、つぼみができた。

1228_7nanohana1 12.28
咲いちゃった。
1228_7nanohana2
どんどん咲きそう。
食べにくくなってしまった。また食べ損ねちゃったかなぁ、と妻と笑う。
人間は観賞することにして、春のモンシロチョウ幼虫の食用に転換しますかね。
どうも私共夫婦は食い意地が張っている割には食べ損ねる。
モンシロチョウ、キアゲハなどに負けちゃうんだなぁ。
でも少しは頑張る。
1228_13nanohana
ゆでて食べました。

門前の鉢

1220_3himeturusoba 2016.12.20
ヒメツルソバって、付き合ってみると、楽しい花ですね。
妻がしゃがんで鉢の世話をしたときの写真です。上も下も。
1220_4onbubatta
アリッサムの間にオンブバッタのメス。
もうほとんど動けないのではないかな。
次の春には幼虫たちが元気に姿を見せるでしょう。ゆっくり休んでください。
1220_5alyssum
アリッサムはアブラナ科。
アブラナ科らしい実ができています。
冬の門の前で、かぐわしい芳香を漂わせてくれて、ふ~っと深い呼吸をしたくなります。

キンカン

1219_6kinkan 2016.12.19
これ収穫。
鳥との争いなんですよ。妻がまめに採ってきます。
少しくらい青くてもいいので、とっちゃう。
酸っぱいけどおいしいですよ。

1228_6kinkan1 12.28
ほら、鳥に突かれた跡がある。
1228_6kinkan2
ね。
これは口にはできません。鳥の唾液がついているかもしれませんからね。
これまでだとずいぶん長い間、手を伸ばしてはつまみ取ってパク、というのができたのですが。
今季は鳥が多い、と感じています。
{酉年とは関係ない。おそらく周辺での餌が少ないんでしょう。}

ルリマツリ

1218_9rurimaturi 2016.12.18
これがおそらく年内最後の花。
最初、というのは把握しやすいけれど、最後を捕まえるのは難しい。で、毎日のように撮影します。
さて、今季もありがとう。また来季もね。

ツマグロキンバエなど

1218_7hae 2016.12.18
これはおそらくアブではなくてハエです。
ハエの種まではわかりません。ハエが蜜を吸う、ってご存知でした?
1218_8tumagurokinbae
こちらはツマグロキンバエなのですが。
胸部背面の模様でそう判断します。複眼の模様が見えれば確実なんですが、寒い時期に頑張っているのを邪魔したくないので深追いしません。
私の中のツマグロキンバエのイメージは、もう少しスマートなのですが、結構コロンとしています。
それと、ちょっとびっくりしたのは。
翅を透かして腹部背面の模様が見える。ツマグロキンバエの腹部背面の模様をちゃんと見たことがありませんでした。
こんな模様だったのか、と改めて認識しました。

1220_14tumagurokinbae1 12.20
撮影者の私にもなんだかよく分からないのですが、ツマグロキンバエの動きが目に入りました。
おそらく、ハエの体から見て右へ頭をひねり、前脚で複眼を掃除しているのだと思います。
複眼に花粉がくっついて視界の邪魔になったのでしょう。
後ろに黒いものが見えますが、あれは花を訪れたアリでしょう、多分。撮影時には気づいていませんでした。
1220_14tumagurokinbae2
あ~さぱりしたぁ。と言ってますね、きっと。
複眼から掻きとった花粉が脚についていて、それをこすり落そうとしているようです。

メガネ使用者としましては、メガネに埃がつくと視界の中で光る点になってしまい、すごく気持ち悪い。で、メガネを外して応急処置として「吹きとばす」ということをよくやりますが、そうするとさっぱりするもんなぁ。
きっとツマグロキンバエもさっぱりしたことでしょう。

1223_10kogiku1 12.23
蜜を吸い終えて、一服。かな。
やっぱり花の中に潜り込むと、花粉がいっぱいつくんですね。
短い触角のあたりとか、口の近くとか、その他、体のあちこちに黄色い花粉がついています。
食事の後はきちんと吹いてきれいにしておかなくっちゃね。
きれい好きなんだ。

キゴシハナアブ

1217_9kigosihanaabu 2016.12.17
残り少ない花にアブやハエが必死ですね。
キク科の植物は蜜を吸うのにそう効率がいいとは見えないのですけれど、潜り込んでいきます。
生きられる限りをちゃんと生きています。

立春へ向かって

(東京での話になります)
★現在日の出が一年で一番遅い時期です
日の出時刻:1/1~1/13は6:51
朝7時前に日の出です。明日までですね。
朝起きると真っ暗、という状態がだんだん明るい方へ向かいます。

日の入りについては
去年の11/28~12/12は16:28でしたが
今日、1/12の日の入りは16:48になっています。

20分も遅くなりました。
4時を過ぎると暗くなってきたと感じていたのが、5時近くまでになっています。

冬至(12/21)を過ぎて以降、太陽エネルギーの流入量は少しずつ増えてはいるのですが、熱を失う方がまだ勝っていて、気温は下がり続けていました。
そうして冷えていって、冷え切る時期が目前です
東京での最高気温の「底」は 1/18~1/27の 9.3℃
最低気温の「底」は1/23~1/28の 0.7℃

です。
気温の値はもちろん全国各地で異なりますが、気温の底を迎える時期はほぼ同じ。
そして2月に入り、立春の2/4頃には、少しずつ気温が上昇し始めます。
Heinenkion 東京の平年気温のグラフです
グラフでそのあたりを確認してください。
暖まっていく速度よりも冷えていく速度の方が速いようですね。
グラフの傾きが急な方が速いのです。
なだらかに上がって行って急激に下がっています。
12月下旬の冬至を過ぎて1カ月位で冷え切って、立春ころからは暖まり始める。
6月下旬の夏至を過ぎて1カ月ちょいで暖まり切って、立秋を過ぎるころからは冷え始める。
こういう気温変化のサイクルを頭に置いて日常生活を送るのも楽しいものですよ。

↓ここに、世界各地の気温や降水量などのデータやグラフがあります。なかなかの見ものでした。よろしかったらご覧ください。
http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/mainstn/obslist.php
世界の気候表(2016年11月)

このページでは、気象庁が受信を開始した1982年6月以降の世界の主な地点(103地点)について、月平均気温と平年差、月降水量と平年比を一覧表で示しています。「---」は気象庁で観測データを受信できなかったことを表します。 表中の「地点名」をクリックすると、「世界の天候データツール(ClimatView)」の平年値の年間推移グラフが表示され、CSVファイルとしてもダウンロードできます。 日本国内のデータの取得については 過去の気象データ検索をご利用ください。

2017年1月11日 (水)

ランタナ

1218_4lantana 2016.12.18
まだたくさん咲いていました。

1230_2lantanathelast 12.30
この時咲いていたのはこれ一つ。
で、もうお終いだろう、とファイル名に「TheLast」なんていれておいたのですが

0101_15lantana 2017.1.1
なんのなんの。まだ咲くんですっ、と叱られましたよ。

0107_12lantana1 1.7
なるほどねぇ、まだ、いや、まだまだ咲く気らしい。
0107_12lantana2
部分的にはもう「棒」のようになった部分もあるんですけど。
こんなに粘るんだったっけ。
暖冬なんだよなぁ。もう春に備えていなくちゃいけないんじゃないかい。
無理はしないでほしい。

年賀状:2

0101_nenga5
これはニュースサイトか何かでもちらっと見ましたが。
上の部分で→で指したところにミッキーがいます。
下の部分ではもちろん、しめ縄がミッキーです。
→で指したところにもミッキーがいます。
0101_nenga6
ここでは↑で指した2か所にミッキーがいると思います。
接写して、PC上で拡大して、もう一回虫メガネでもみまして。
もっといますか。
0101_nenga7
「B」という字の左下にミッキーがいますよ。

0101_nenga10
最初、上の絵がなんだかよくわかりませんでした。
下にキティちゃんがいたので、ああそうか、と了解。
おおきな〇の中の図柄がずれてまして、その意図はわかりません。
0101_nenga11
図が乗っている「地」の部分に、うっすら白っぽくニワトリの絵がたくさん配されているようです。色の濃い方をにらんでください。

それにしてもまぁ、ずいぶんいろんな仕掛けを仕込みましたねぇ。
JPさん、ごくろうさま。
抽籤結果を調べながらにでもお楽しみください。

私が見逃したものがあるはずですので、コメントででもお報らせください。

年賀状:1

今週の日曜日・15日に抽籤ですね。
{爺さんの苦言:「抽選」だと「抽(ひ)き選ぶ」ですが、本当は「籤(くじ)を抽(ひ)く」が正しいと思うんですよね。年寄りだからそう思う。}
その前に、年賀はがきの観察会でもいかがでしょうか。
0101_nenga1
これは見間違いようもないですね。
0101_nenga2
足跡を勘定してみませんか?
前回から12年、12歩目なんですよ。

0101_nenga3
切手対応の部分が「酉」ですね。酉という文字の中にひよこが3匹入っています。
もちろん、下の絵の中にはめんどりとひよこ。
0101_nenga4
ここには仕掛けはないように思えますが。私の見落としかもしれません。
観察してください。

0101_nenga8
富士山の中に富士山が12入ってますか。
消印部分では2羽の鳥の腹の輪郭で富士山が描かれています。
0101_nenga9
ここでは、酉という字の中に富士山が描かれているのと、「お年玉」の「玉」の字の「点」が富士山になっていると思います。
しかしまあ、富士山を卵として誕生するひよこというのは、ものすごいですね、想像してみてください。大昔の映画「ラドン」で、ラドンの巨大な卵、というのがありましたが、あれをはるかに上回ります。{あの映画で、卵のかけらから全体を推定するという「曲率」のような概念に初めて触れて感動したっけなぁ。}
「富士山を作るために近江の土を掘り、その掘った跡地が琵琶湖となった」とか「赤城山に腰掛けて、利根川で足を洗った」とかいう巨人ダイダラボッチなら、富士山から生まれたひよこを手に乗せてかわいいかわいいというかもしれませんが。

じっくり鑑賞してください。

河津桜は

0103_5kawadu1 2017.1.3
ご近所の河津桜。わ、膨らみ始めてる。
0103_5kawadu2
もう開きそうですね。桃色が見えている。
0103_5kawadu3
ちょっと太い枝から、ちょん。いいぞいいぞ。
もうすぐだね。

0106_5kawadu 1.6
これは遊歩道沿い。
咲き始める寸前ですね。

もうすぐいろいろな花の便りが届き始めます。
まだまだ寒い日が続きますが。

蝋梅は

0107_4roubai1 2017.1.7
東光院にて。これも妻の撮影。
私も東光院の外の水車の辺りまでは行きましたが、現在、新しい補装具と自分の身体の「調整中」。ちょっとゆとりがない。あと何十mか行けば東光院なのですが、ショートカットして帰りました。で、妻に頼んでおきましたので、そのカメラで東光院内部を拝見。この写真の範囲で3輪かな。咲いていました。
0107_4roubai2
蝋細工のような、半透明な感じが実にいい。
「蝋梅」と「梅」の字を使いますが、クスノキ目>ロウバイ科>ロウバイ属 だそうです。
梅は、バラ目>バラ科>サクラ属 です。

実生での栽培が容易だという話を聞きましたが、東光院のロウバイは、手を伸ばしてもちょっと届かない。檀家じゃないし。種、欲しいのだけど。はしたなくいただいてくるかなぁ。

桜はまだかいな

0104_9sakura 2017. 1.4
梅の木のそばには桜の木もありまして。
でも、まだ硬いつぼみ。

0106_6sakura 1.6
遊歩道の梅のそば。
ごつごつ。

0107_8sakura 1.7
水車の上、桜坂の一番下。
つぼみはいっぱい。あと2か月か、3か月か。
花が咲くころになると、つぼみもピンクになってきて、桜坂にピンクの霞がかかったようになるんですよ。
そして一斉に咲く。
今は、まだ。

梅は咲いたか

0104_8ume1 2017.1.4
買い物に行く妻に梅や桜を見てきてほしいと頼みましたら。
わぁ、ですね。ほころび始めていたようです。
0104_8ume2
少し早いかな、そうでもないのかな。
白梅より紅梅が先という感覚はありますね。

0106_4ume_2 1.6
これはいずれ私も行くでしょう、遊歩道沿い。妻の撮影。

0107_3hakubai1 1.7
今年初の本屋散歩に行った帰りがけ、私の撮影。
水車の上の白梅。
0107_3hakubai2
向こうを向いた花、つぼみ。
0107_3hakubai3
みんなして、もうすぐ咲くよ、とわいわい。
にぎやかな光景です。
佳い眺めでした。

2017年1月10日 (火)

玄関

1230_1shogatu1 2016.12.30
例年、12月30日に正月飾りを飾ります。
庭のマンリョウとナンテンを使ってみました。
ミカンは家の裏のナツミカン。
ユズリハを遊歩道から頂こうかという話もありましたが、ウラジロを買ったらユズリハも一緒でしたので、それを使いました。
鏡餅は私共が若い夫婦だったころに買った白い素焼きのもの。年を経ました。
1230_1shogatu3
これも古い。私共の「結納」の鶴と亀、水引細工。わぁ。
今年の結婚記念日で45年を迎える夫婦ですからね。年季が入っています。
1230_1shogatu2
新作のフェルト手芸。「とり」にちなんで。
向かって左はシジュウカラ、右はニワトリ、です。
シジュウカラの製作中に、それペンギンか?と聞いて、シジュウカラなのよ、と妻に叱られました。

0101_6sinnen 2017.1.1
これは玄関ではなく、今の茶だんすの上。
このミニ鏡餅を買うようになって大分経ちますが、まだ十二支全部揃い切っていません。
もうちょっとですけど。
以前は、浅間神社の破魔矢についている絵馬を集めていましたが、もう神社・仏閣がだんだん嫌になりまして、行くこともないので、増えません。
右のは「酉ダルマ」ですね。ダルマとして制作したものに鳥の絵を描いたようです。
人の顔としての鼻が出っ張っていて、口はへこんでいます。
鳥の口だったら嘴として突出すべきでしょうが、人の顔のデザインのままに鳥の顔を描いたものだから、よく見ると、鳥なのに口がへこんでいます。
まあ、ご愛嬌。なんだっていいんです、縁起物ですから。

0105_2genkan1 1.5
我が家で正月五日には正月飾りを仕舞います。
で、別のメンバーが玄関に勢ぞろい。解説はしません。
0105_2genkan
一番左のマフラー巻いているのはペンギンです。
もう「人生は遊び」の境地に達していますからね、楽しければよいのです。しきたりとかそういうのはもうほとんどどうでもよくなった。老人ですから「私のやることがしきたりなのだ」と言っておけばよい。楽でしょ。
遊びというものは好奇心を原動力とするもの。好奇心は旺盛な老夫婦です。

カタツムリ

1217_8katatumuri 2016.12.17
雨水貯留タンクの外側にくっついていました。
中味はありません。
1220_12katatumuri 12.20
これは線路柵の下。ホトケノザの写真を撮ろうとして腰を曲げていましたら落ちていました。
両方の写真とも、ほぼ同じ小型のカタツムリです。

今年は結構な数のカタツムリを見ました。
手入れがよくって乾燥した都会はきっと住みにくいんだ。
手入れをあんまりしなくって、湿っぽい我が家周辺はきっと居心地がいいんだろうな。

ハマヒサカキ

1217_5hamahisakaki1 2016.12.17
ジャノメエリカのあるマンションの駐車場の植え込み。
駐車場があって陽射しはジャノメエリカの場所よりずっといい。
かわいくて素敵な花なのですが、匂いが少々「人間」好みではない。いわゆる「異臭」に近い。
花と昆虫が手を携えて進化してきた(共進化といいます)という経緯の結果だとしたら、この花はハエを呼んでいるのかもしれませんね。
1217_5hamahisakaki2
つぼみ。
実もたくさんなりますよ。

神社の「榊」もこの仲間。そして花の匂いもよく似ている。
供えるのは「葉」ですね。花は排除されるのでしょう。
神棚のあるお宅でも、花は避けた方がいいですよ。室内に置く花じゃない。

ジャノメエリカ

1217_4janomeerika 2016.12.17
マンションの植え込み。
毎年ここの花を楽しみにしているのですが、どうも勢いが落ちていくなぁ。
日当たりがいいとは言えない場所。冬の風がすごい勢いで吹き抜ける細道。
条件が悪いんでしょうね。
このかわいい花をずっと鑑賞し続けたいのですが。

電車

1217_3densha1 2016.12.17
蒲田へ本屋散歩に行った時の電車。
蒲田はターミナル駅で、乗客全員が降りますから、ちょっと時間的な余裕がある。
ひょいと一枚。
1989年製造だそうです。2015年に改造。
1217_3densha2
この電車です。
長く大事に使ってもらえることはありがたいことですね。
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2014/05/post_451.html
池上線・東急多摩川線に1000系1500番代登場。
2014年5月 9日 23:59
↑このサイトが詳しい。

「1000系1500番代」というのが正式な呼び名なのだそうです。
東京ローカル線(東急多摩川線)らしくていいですね。

ニチニチソウ

1216_11nitinitisou 2016.12.16
ニチニチソウのつぼみがかわいい。もう通常の花期は過ぎていると思いますが、ガンバル。
この時は玄関前の屋外でしたが、寒いと枯れることが多いという記述を読んで、室内に入れてやりました。

0101_2nitinitisou1 2017.1.1
咲かなくってもいいんですけど。枯れずに冬を越せれば。
0101_2nitinitisou2
実ができてます。
0101_2nitinitisou3
中に種が見えます。
0101_2nitinitisou4
開いて種を播いていますね。
0101_2nitinitisou5
播き終えた姿。ごくろうさん。

豆みたいな感じもする実だけど、何科だったっけ。
↓キョウチクトウ科でした。
http://www.yasashi.info/ni_00003g.htm

ニチニチソウの育て方
キョウチクトウ科 学名:Catharanthus roseus

主に夏から秋に花壇や鉢植えで楽しむ草花です。本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、日本では霜の降りる頃に寒さで枯れることが多いので、一年草として扱います

有毒植物ですので、茎や葉や・・・絶対口にしないでください。

塀のかげろう

1216_10kagerou1 2016.12.16
日の当たるブロック塀の垂直な面に発見しました。
塀の面ぎりぎりに視線を持っていくと、太陽熱で暖まって密度が小さくなった空気が塀の面に沿って上昇して行き、それが揺らいだ流れとして見えるのです。
「垂直な塀陽炎」です。
1216_10kagerou2
白い壁面の像の間に、黒い筋が入っていますね、この黒い筋のところがある種の「逃げ水」のように光線をそらし、背景の暗いところが見えているのだと思います。
1216_10kagerou3
感覚的には壁面の像が薄くはがれて流れ上がるように見えますが、おそらく、上に書いたように、背景の黒いところが陽炎によって逃げ水のように見えているという像でしょう。

0103_9kagerou1 2017.1.3
新年の散歩で思い出しまして、覗いたら、やはり陽炎が再現されています。
他所の塀で確認したことはないですが、おそらくどこでも起こっているのではないでしょうか。
0103_9kagerou2
通行人の方に見られてしまうこともあるのですが、きっと「あのお爺さん何やってんだろう?」と不審だろうなあ。カメラを構えているのに被写体らしきものが何にもないものなぁ。
日当たりのよいブロック塀が身近にありましたら、塀の面にぎりぎりに添うような視線で観察してみてください。

かげろう【陽炎】カゲロフ
春のうららかな日に、野原などにちらちらと立ちのぼる気。日射のために熱くなった空気で光が不規則に屈折されて起こるもの。いとゆう。はかないもの、ほのかなもの、あるかなきかに見えるもの、などを形容するのにも用いる。その際「蜉蝣かげろう」を意味することもある。<季語:春>。古今和歌集[恋]「―のそれかあらぬか春雨のふる日となれば」
広辞苑第六版より引用

案山子語辞典

塀陽炎
冬の寒いけれど陽射しの暖かい日に、塀の表面などにゆらゆらと立ちのぼる気。日射のために熱くなった空気で光が不規則に屈折されて起こるもの。

ヤブラン

1216_5yaburan 2016.12.16
ヤブランの実はまっ黒で真ん丸。
リュウノヒゲの実は青。
ノシランの実は藍色というのかな。真ん丸ではなくって少し長い。
ノシランもいいな、と思っておりますが。

1218_3yaburan 12.18
上の写真の株とは別の株ですが、実をすべて落としたヤブランです。
こういう姿が私、好きでして。植物としての仕事を果たし終えた姿は美しいと思う。

2017年1月 6日 (金)

気になるなぁ

以前から気になっていた安倍首相の言葉なのですが・・・

解散、秋以降で検討 首相、経済・外交を優先(朝日新聞デジタル 2017年1月5日05時00分)
 ・・・
 ・・・アベノミクスを吹かしながら、経済をしっかりと成長させていくことが私たちの使命。最大の経済対策は、来年度予算の早期成立だ」と語り、通常国会序盤で審議される見通しの新年度予算案の早期成立を優先する考えを示した。
 ・・・

そうしたら、今朝の川柳で皮肉っていました。
朝日川柳 西木空人選(2017年1月6日05時00分)

ふかすとは誇示誇張だと広辞苑(神奈川県)

選者コメント:アベノミクスふかすと年頭会見。

広辞苑をみると

ふか・す【吹かす】
他五
①外へ吹き出す。吸った煙を外へ吐く。くゆらす。「煙草を―・す」
②動作・態度を人前で誇示する。誇張して言う。竹斎「我が身を―・したるやうに思しめさんも恥しけれども」。「役人風を―・す」
③自動車などのエンジンを速く回転させる。
広辞苑第六版より引用

なるほどね。
首相は③の意味で使っていますが、この言葉には②の意味も含まれる。

https://kotobank.jp/word/%E5%90%B9%E3%81%8B%E3%81%99-616747
デジタル大辞泉の解説

ふか・す【吹かす】
[動サ五(四)]
1 タバコを吸う。また特に、タバコの煙を深く吸わずに吐き出す。「パイプを―・す」
2 (「噴かす」とも書く)自動車などのエンジンを速く回転させる。「スロットルを全開にして―・す」
3 (「…風(かぜ)を吹かす」の形で)それらしいようすをする。…ぶる。「先輩風を―・す」
4 口から出まかせに景気よく言う。吹聴する。
「かやうに申せば、我身を―・したるやうにおぼしめさんも」〈仮・竹斎・上〉

やっぱりね。

何を気にしているかといいますと。
ずいぶん昔、いじめの吹き荒れる工業高校で担任をしていたころ。
「フカシこいてんじゃねーよ」とか「あいつふかしこくからよ」というような言葉がよく出てきました。
あの時期は辛かったな。別の高校に異動した直後しばらく、ほとんど燃え尽き症候群状態に陥りましたっけ。
東京の西の方の若者の方言かもしれません「ふかしこく」って。
そんな記憶がよみがえっちゃうんですよ「ふかす」という言葉からは。
私的な話ですが、できれば、「アベノミクスのアクセルを強く踏み込んで」とかいうような表現にしていただけたら気持ちが楽になるんですがね。

ユスリカだ!

1215_10yusurika 2016.12.15
昆虫の少ない季節、昆虫を見かけると嬉しくなってとにかく撮ってしまいます。
ユスリカだ!と撮りまして。
確かにユスリカの仲間だとは思いますが・・・。
何と言うユスリカなのかはわからない。

↓このブログの筆者を私は尊敬しております。
http://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/201004110000/
2010.04.11「フタスジツヤユスリカ

 ユスリカ科(Chironomidae)エリユスリカ亜科(Orthocladiinae)のフタスジツヤユスリカ(Cricotopus bicinctus)、体長2.5mm、翅長は1.9mmの小さなユスリカである。

↓このブログの筆者はさほどマニアックじゃない。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-c239.html
2016年1月19日 (火)「ユスリカの仲間:ナカオビツヤユスリカ かも」
写真は2015.12.24付です。
ここの写真は冒頭の写真とそっくりだし。
なんだかなぁ。
どっちかでしょう、きっと。

イチョウ落ち葉

1215_9ityou1 2016.12.15
すごいでしょ。びっしりいっぱい。
保育園の子どもたちはこういうのが大好きで、遊んでくれるんですね。
多分くるだろうという日には掃除を控えて待っているわけです。
大騒ぎして帰って後に、細かく踏み砕かれた落ち葉があったりすると、嬉しくって仕方ない、というわけです。
1215_9ityou2
モニターを見ていません。
カメラを持った右手を地面について、バランスを取りながらの撮影。
ほぼ狙い通りに写りました。

1217_12yukinosita 12.17
門柱の陰。カエデの落ち葉がユキノシタを覆ってしまったという写真を掲載しましたが、今度はその上をイチョウの落ち葉が覆いました。
ユキノシタの別名はきっと
オチバシタ
に違いない。

クロヒラタアブ

1215_8kurohirataabu1 2016.12.15
門扉の柱に止まっていました。
襟巻みたいな毛が暖かそう。
1215_8kurohirataabu2
のんびり暖まっていましたので
1215_8kurohirataabu3
思いっきり近づいてみました。
1枚目と3枚目、注意して見ていただくと、翅の切れ込みが立ち上がっているのが見えます。

↓その話の詳細はこちらで
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-15d5.html
2016年12月22日 (木)「ハエやアブの翅の構造につて」

ブルーベリー

1215_6blueberry 2016.12.15
この木の前にくるとなんだかホッとします。
淡いピンクが素敵。{ピンクという色(視覚)が甘さ(味覚)をイメージさせるのは不思議ですね}

0104_11blueberry 2017.1.4
なんだか弾けそうな雰囲気になってきました。
陽気が春めいてしまったからかな。まだまだ冬の最中なんですが。
大丈夫かな、心配になります。

テッポウユリ

1215_4yuri 2016.12.15
手前の鉢の中にはカタバミやムラサキカタバミと一緒にキンレンカの葉が冬越ししています。
背の高いトクサを背景に、テッポウユリが伸びてきました。
地面の下が石ころだらけで、条件の悪い場所に植えてしまったのですが、めげずに毎年花を咲かせてくれます。
まだまだ背は低いけれど、これからが楽しみです。

身構えながら 話すなんて

 正月2日のテレビ番組、高橋真梨子さんのコンサートを録画して3日に見ていました。あの「乾燥度」、叩きつけるような歌唱法、夫婦二人して昔っからのファンです。べたべた縋り付くような歌い方が多い中、気持ちがいい。{いえ、歌手だけではなく、アナウンサーなどでも、縋り付くような話し方の方がいらっしゃる。キライだ。虫唾が走る。}

 高橋さんが森進一の「襟裳岬」もカバーして歌っていましたが、記憶を呼び覚まされましたね。
「身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね」
1974年の歌ですよ。40年以上も前。
今、ネット上の「仮想コミュニケーション」って、身構えて身構えて、自分の外側に構築した仮想の疑似人格でつながってませんか?絆、絆、っていうわりには、外見だけでしょその絆って。本当に人間的なむき出しの「つながり」を怖がっていませんか?

 

教師現役時代にも、失敗を怖がる生徒が増えたな、とは思っていました。化学の授業では実験を一杯やりました。実験は失敗から始まるといってもいい。それを怖がってしまって、手が出せない生徒も多かった。失敗しなけりゃ学べないよ。
今の世代の人も、何か失敗してしまったらもう、まるで人格を全否定されてしまったような、仲間からはじき出されてしまうような「恐れ」で「走り続けて」いませんか?

立ち止まってさぁ、むき出しそのまんまの「自分」で世界に立ち向かってみませんか。
掛け値なし正札そのまんまの自分、なんてかっこいいじゃないですか。
仮面をかぶらず、殻を背負いこまず。
これがわたしです。

2017年1月 5日 (木)

月火金

1月2日に月と金星が大接近した、という話を4日付で書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-3f50.html
2017年1月 4日 (水)「1月2日:月と金星が接近」

1月3日には、月と火星が大接近して、その右下に金星が輝いている、という話でしたので、撮ってみましたが
20170103_18152017.1.3 18:15
月があって、その右下にぼんやり写っているのは多分金星。
火星が見えない!

http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
↑このサイトから引用します。
20170103_1800
1月3日18:00の空の図です。
これを見ると、大接近というのは本当に大接近なのですね。図では重なってます。
そうなると、コンデジ手持ちの撮影では火星は月の明るさに負けて識別できなかったのではないか、という気がしました。
冒頭の写真の、月のところにきっとあるんですね火星が。でも識別できない。
三脚に乗せて長時間露光する、という撮影をしなきゃいけないのでしょう。
そこまでする天文ファンでもありませんで。

201701041800
1月4日18:00の図です。
これを見ると、並ぶようですね。
0104_tuki1758
ダメでした。月と金星が写っていると思います。
その間に火星があるはずなんだけどなぁ。
きっと暗いんだ、と自分に言い訳した次第です。

シロスジヒメバチ

1215_3sirosujihimebati1 2016.12.13
こんなハチがいた、と妻がケースに閉じ込めて連れてきました。
シロスジヒメバチです。
オスのようです。メスは触角の真ん中あたりに白い紋があるそうです。
越冬できるのでしょうか。メスが越冬するのはよくあることですが、オスも?
1215_3sirosujihimebati2
ケースに入っているので、腹側を見ることができました。
初めて見ましたが。
口のあたりがよく分からなくってトリミングしてみました
1215_3sirosujihimebati3
顎が内側に曲がっているのでしょうね。
ヒメバチの仲間は基本的に寄生バチですから、シロスジヒメバチもおそらく寄生性。
体の大きさからすると、おそらく大型のイモムシに卵を産み付けるのではないでしょうか。
詳しくは知りません。
人を刺すことはありません。怖がらなくていいですよ。

ツマグロキンバエ

1213_19tumagurokinbae 2016.12.13
右上がターゲットのツマグロキンバエ。
翅の先の「褄」が黒いのが見えるかな、と狙いました。
そうしたら、左下の昆虫が一緒に写っていた。
ハエの仲間でしょう、でもツマグロキンバエでもなさそう。
ハエ目の連中はしぶとい。おかげで、今のシーズンの写真の主役になっています。

ヒガンバナ

1213_15higanbana 2016.12.13
この青々と茂っているのはヒガンバナ。
かなりボリューム感があります。他の草が枯れている今、この場所の太陽光を独占して光合成をしているのです。花だけを観賞するのはつまらない。今もこうやって活動しているからこそ花が咲く。生命の活動の全体像を観賞しましょう。

ハラビロカマキリ卵鞘

1213_5harabirotamago 2016.12.13
妻が発見してきました。とにかくいろんなところへもぐりこむ人だから。そして目がいい、特にカマキリ関係には鋭い。
ハラビロカマキリの卵鞘ですね。
我が家の周辺で、細々と繁殖が続いているようです。
虫にとっての環境は悪化するばかり。どうか続いていってください。

ヒイラギ

1213_4hiiragi 2016.12.13
剪定していた小枝を頂いてきて挿したもの。
上の方に「新緑」っぽい色の葉が出ています。
こういう小さな時だと葉の「対生」がはっきりわかりますね。
茂みでは意識していなかったけれどな。
花が咲くようになるのは、もうちょっと先でしょうか。
かわいい花ですよね。ゆっくりまちましょう。

2017年1月 4日 (水)

ホトケノザ

1213_17hotokenoza 2016.12.13
年末の風景を書くことにしましょう。
年内に咲くなんて珍しいことのように思います。

私は上からの撮影ですので、妻に横からのアングルを頼んで撮ってもらいました。
1220_2hotokenoza1 12.20
間違って咲いちゃった、ではない、ようなのです。
どんどん咲きます。
1220_2hotokenoza2
魅了される、というのはこういうものか。
1220_2hotokenoza3
さすがは妻、見事な接写。
1220_11hotokenoza
この花、大好きです。ぽわぽわの毛が生えているような感じがまたかわいいんだよな。

1230_5hotokenoza 12.30
咲き続けています。
「早春」の花ではないのか。立春過ぎから3月くらい、通常の花期はそんな感じだったと思うのですが。
まだ雪が降ることだってあるかもしれないよ。気をつけて咲いてね。

2016年最後の満月

12月14日は2016年最後の望=満月でした。
夕方の気象情報でそう聞いて、撮ってみたくなりました。
月の出は17:03でした。
1214_2mangetu1_2 2016.12.14
何にもせずにただ撮ると、満月が明るすぎてこうなってしまうのです。
1214_2mangetu2
フラッシュを発光させて撮るとこんな風。
手持ちでも月のウサギさんが撮れます。

1216_1tuki2 12.16
朝7時前です。(月の入りは8:25)。妻の撮影。
月のウサギを自分で撮ってみたかった妻としては大満足でした。
空が明るいので、特別な工夫なしでこんな風に写せます。

1218_1tuki700 12.18
大分欠けてきました。
1218_1tuki700_2
ちょっと気取って、金色に輝くイチョウと月を一緒に入れてみました。
それぞれの「時」が交差しています。

1219_2tuki2 12.19
もういいか、と思ったのですが空を見たら月のそばを「何か」が飛んでいった。
慌ててレンズを向けてとにかくシャッターを切ったら、あらま、飛行機でした。
ジェット機が月へ向かう、というようなシーンもありうるのかな。
まだ見たことはないですが。

藤原道長の「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」という歌はなんだか変ですね。
欠けていくからこその望月。欠けない望月などないものを。
むしろ、新月こそめでたくないか?とへそ曲がり案山子は思う。

1月2日:月と金星が接近

0102_moonvenus 2017.1.2
夕方18:27、南西の空に浮かんでいました。
特別な意識もなくコンデジを向けて、左手を窓枠に着けて動かないように固定し、ズームを最大にして撮影。
f6.4、1/60秒、ISO-400でフラッシュを強制発光させての撮影。
この日正午の月齢は3.8でした。月の入りは20:29。
結構うまく撮れてうれしいな。
ネットで調べたら↓
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/8839_ph170102

2017年1月2日 細い月と金星が大接近

1月2日の夕方から宵、南西の空で月齢4の細い月と金星が大接近して見える。

1月2日の夕方から宵、南西の空で月齢4の細い月と宵の明星の金星が大接近して見える。地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさだ。見やすい時間帯でもあり人目を引いて話題となるだろう。月と金星の左上には火星も見えており、翌日にはこの火星に月が大接近する。月と金星の次回の共演は1月31日。

今年最初の天文イベントだったようです。
私の写真では「地球照」はわかりませんね。

地球照というのは、月が地球に照らされて薄く見える出来事です。
新月の時の昼
地球――月――太陽
こういう位置関係になりますね。
地球から見る月は影の部分ですが、逆に月から地球を見たらどうなるでしょう?
満月ならぬ「満地球」ですね。ですから明るく輝いているはず。
月の夜の部分を地球が照らし、その光が反射してまた地球に返ってきます。
まさか真昼間ではよく見えませんが、三日月が沈むころならどうでしょう。
空は暗くなり、月の昼の部分も細いのでそう強くは輝かない。
すると、月の夜の部分が地球からの光で照らされて少し明るく見えるのです。
これが地球照、なのです。

お楽しみください。

2016年の気温など

2016kion 気温
2016年のグラフができましたのでお目にかけます。
細部は読み取りにくいですが、暑い寒いといいながら、おおよそ平年値をはさんで推移していきます。
で、その平年値からの差をとりだしてみると
2016heinensa 平年値との差
全体としては平年値を上回ることが多いですね。
11月が妙に寒かった。
12月は暖かい。
これからどう推移していくのか。
生活感覚からすると、40年前より現在の方が明らかに「温暖化している」と感じています。
2016situdo 湿度
午後3時の湿度のグラフです。正式な記録は「日最小湿度」ですが、生活感覚としては午後3時の湿度、というのは実感に合うのではないかな、と思っています。また、午後に最高気温が出ることも多く、その場合、気温が高い方が相対湿度は下がりますので{空気の入れ替えがない限り}、日最小湿度に比較的近いと思われます。
で、乾燥注意報が出るようになっていますから、確かに乾燥してはいるのですが。
グラフで見ると、湿っぽい冬なのではないでしょうか。そんな気がしています。

気象庁のHPから
http://www.jma.go.jp/jma/press/1612/21c/worldtemp2016.html
世界と日本の年平均気温がこれまでの最高値を更新 ~2016年(平成28年)の世界と日本の年平均気温(速報)~

日本の年平均気温
 2016年の日本の年平均気温偏差(1981~2010年の30年平均値を基準値とし、平均気温から基準値を差し引いた値)は+0.88℃で、統計を開始した1898年以降では最も高い値となる見込みです(これまでは1990年の+0.78℃)。日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.19℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が多くなっています。

このページからグラフや図を含めた全文のpdfが読めます。そのpdfファイルには
「日本の年平均気温偏差の経年変化(1898~2016年)」
こういうグラフがあって
1960年代から1980年代は比較的寒かった。1990年代以降高い状態で推移しているということが読み取れます。
説得的なグラフです。
私共夫婦が結婚したのが1970年代の初めの方ですから、やはりあのころは寒かったんだよなぁ。

よかったらお読みください。

新年あけましておめでとうございます

Geisyun
東京では、温暖な正月を迎えております。今冬はまだ冬日がありません。
「最低気温が0℃未満の日を冬日といいます。」これが気象庁の定義です。
最低気温 t<0 ですね。
12月17日(土)の最低気温は0.0℃でしたが、定義が「未満」ですので、冬日にはなっていません。
前のシーズンには5,6日ありましたが、今シーズンはまだ。
暖冬の時は東京に雪が降りやすい、というのもありまして、気になるところです。
↓統計資料です。
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/kiroku/kiroku/data/60.htm
東京における日最低気温0℃未満(冬日)の日数:気象庁天気相談所作成

★正月のギャグ
私のオリジナルではありません。
東京化学同人の「現代化学」という雑誌2017年1月号の「Chemical Comical 作・GKWG 画・つだゆみ」という、化学知識を前提としたギャグマンガから引用しました。

・・・
3コマ目:じゃあシクロブテンに、二重結合をつくっている電子を書くと何の生き物になるでしょう?
4コマ目:トリ「酉」じゃよ。
5コマ目:というわけで酉年もよろしくお願いします。

Tori
この図は私が描いたものです。
炭素原子が4個で輪を作ると、シクロブタンといいます。その結合はシグマ結合。
そのうち2個の間にπ結合が生じて二重結合になるとシクロブテンになります。
シクロブテンとπ電子=酉
というギャグでした。
{解説が必要なギャグは寒いなぁ。}

本年も何卒宣敷御願申上〼(ます)

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