台風26号発生
台風26号 はるか南の太平洋で発生(NHK 12月22日 4時52分)
22日午前、日本のはるか南の太平洋で台風26号が発生しました。
気象庁の観測によりますと、22日午前3時、日本のはるか南のカロリン諸島近海で熱帯低気圧が台風26号に変わりました。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は1時間に20キロの速さで北西へ進んでおり、気象庁は付近を通る船舶に注意するよう呼びかけています。
ということです。
で、気象庁のサイトを見に行きましたら
今日の午前9時の情報です。
さて、12月に台風が発生した!?とビックリしているわけではありません。
1月にも12月にも発生することは知っています。
ではどのくらい発生するの?
↓台風の発生数の平年値です
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/average/average.html
台風の平年値
平年値は、1981年~2010年の30年平均です。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間
0.3 0.1 0.3 0.6 1.1 1.7 3.6 5.9 4.8 3.6 2.3 1.2 25.6
こんなものです。8月9月がやはり多いですね。「二百十日」というのは立春から数えて210日目、8月末か9月初めごろになりますか。月の暦では季節がわかりませんが、太陽の暦である「二百十日」なら、この頃は台風が多いよ、という重要な情報になりますね。
更にこんな資料もありました。
12月21日付の報道発表資料です↓
http://www.jma.go.jp/jma/press/1612/21d/typhoon2016.pdf
2016年(平成28年)の台風について
1.今年の台風の特徴
(1)発生状況台風の発生数は平年並の25個(平年値25.6個)でした(図1、図2、表1)。今年は台風第1号の発生が7月3日と、台風の統計を開始した1951年以降、1998年の7月9日に次いで2番目に遅くなりました。これは、エルニーニョ現象が最盛期を迎えた翌年に見られる特徴として、北西太平洋熱帯域の大気の循環が台風の発生しにくい状況であったためと考えられます。しかし、7月以降は平年よりも多くの台風が発生し、年間の発生数としては平年並となりました。
(後略)
6ページほどありますが、冒頭部分だけ引用しました。
資料中に、「図1台風の発生数、日本への接近数・上陸数の経年変化(12月21日現在)」というグラフがあります。
1967年かな、39個くらい発生したようです。私は大学生だったのかな、そうだったんだ。
上陸数では2004年が10個のようで、一番多かったようです。
いろいろご自分の記憶などと照らし合わせながらグラフを解読してください。
★ところで来週は「年末年越し週間」ですので、ブログは不定期にします。
さしてすることもないので、多分書きますけど。
そんなつもりで、時々アクセスしてみてください。
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