キクキンウワバ繭
キアゲハの羽化を見送ったわけですが、物語が一つ残っています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-1490.html
2016年11月 1日 (火)「キアゲハ幼虫」
↑ここで、パセリにキアゲハの幼虫が出現して、飼育に入った経緯を書きました。
その幼虫が、前2つの記事で成虫になって旅立っていったのです。
その幼虫が出現した時に、パセリにはもう一匹大型の緑色のイモムシがいました。
↓ここにその話を書きました。キクキンウワバの幼虫だったのです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-2d75.html
2016年11月 1日 (火)「キクキンウワバ」
この中で蛹になっていると思います。
当面はこのまま放置して、キクが枯れる頃、ケースにでもいれてやろうかな、羽化後の成虫を見てあげたいな、と思っています。
数奇な運命をたどったイモムシちゃん。ちゃんと大人になれますように。
さて、コギクの葉を綴って中で繭を作り蛹になったキクキンウワバ。
その後、正直なところ忘れていましたが。
2016.11.29
思い出して、あの場所を見たら、ちゃんといました。
茎を切り、葉をそ~っとはがしていったら、中に蛹がいるようです。
この状態で小さめのケースに入れて越冬させ、春になったら羽化してくるかな、と待つことにしました。
ところで、私が指先でこの状態にして、撮影し、じゃ頼むよ、と妻の手のひらに乗せたのですが。
笑いながら受け取って、でもこんなの平気で手に乗せたりしていいのかなぁ、きゃぁ!っと叫ばなきゃいけないんじゃない、などとけらけら笑いながらケースに入れに行ったのでした。
★NHKの11/29の午後の「スタジオパークからこんにちは」という番組に今森光彦さんがゲスト出演なさっていました。
戸田恵子さんにトンボの切り絵など指導したり、楽しい番組でした。
そこで知った言葉「オーレリアン」
これは12/3の番組の予告から↓
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92682/2682127/index.html
里山の魅力を世界に知らせた写真家今森光彦さん。棚田を見下ろす丘にアトリエを建て、周りに雑木林や畑を開きながら、長い時間をかけて里山の様な美しい庭を作りあげた。そこはオーレリアン(チョウを愛する人)の庭と名付けられ、たくさんのチョウや生きものが集まる草花で彩られている。暮らしの中に野草を飾ったり、庭の恵みを収穫し料理を作って葉っぱのお皿に盛りつけたりと四季折々に自然をの楽しむアイデアもいっぱいだ。
今森さんの感覚としては「チョウ」といっても、いわゆる「チョウ」だけではなく「ガ」も含めた「チョウ目」を指していると思います。
「Aurélien」こうなのかな。
この番組を見て、「私らもオーレリアンを名乗っていいよなぁ」と笑いました。
何せチョウの飼育歴40年超(ちょう)ですからね。
「千」というケタのチョウたちを旅立たせたと思います。
この言葉、多分「オーラ」と語源は同じでしょう。
aura
►n (pl ~s, -rae /-rìː/) 《芳香などのような》ほのかな感覚的刺激,香気;《まわりを包む特殊[独特]な》雰囲気,感じ;《人が発する》霊気,オーラ;背光,後光;〔医〕 《癲癇などの》前兆,アウラ;[A-] アウラ《微風の象徴で,ギリシア芸術で空に舞う女》.
[L<Gk=breeze, breath]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
「オーレリアン夫婦」 わぁ、かっこいい!
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