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2016年12月

2016年12月31日 (土)

大晦日の散歩

大晦日になりました。特別なことは何もしていません。時の流れに沿って普段通りに行き、生きます。大晦日の昼、歩いて撮影した順にお目にかけます。
1231_1kurohirataabu2016.12.31
庭のチロリアンランプの葉で、クロヒラタアブが日向ぼっこをしていました。
虫の姿の少ない今の時期、アブ・ハエが主役ですね。タフな昆虫です。
1231_2tyrol
食卓の窓の外、チロリアンランプがすごいことになっています。
ほぼ1年間、絶えることなく咲き続けているのです。
しかも咲き誇っている、と言えます。見事なものです。
1231_5hae
外に出まして。コギクの花を見たら。
種はわかりませんが、ハエが花を舐めていました。
冬の昆虫は愛おしい。ハエもまた。
1231_6kogiku1
コギクのかたまりが3カ所あります。
1231_6kogiku2
それぞれに異なる色。
1231_6kogiku3
いい香りなんですよ。こんなに佳い香りとは思っていませんでした。
勝手にやってきてくれてありがとう。嬉しいな。楽しいな。
そして虫たちも喜んでいます。
1231_7usumonmidorikasumikame
ウスモンミドリカスミカメがこの時期にも頑張っています。
他のカメムシたちは消えましたが、これが最後まで頑張っています。
年が越せそうだね。
いや、カレンダーというのは人間の物差しでしかないんでしたね。他の動物・植物たちは、太陽の位置・高度、日長、気温などとともに生きているのでした。生きられる限りをきちんと生きるものたちを多分「仏」といってよい。生き仏さまこそが大事。そう思うんですよ。
1231_9tutuji1
庭に戻りまして、さあ、これで終了にしようかと下を見たら。
ツツジにつぼみがある。
1231_9tutuji2
お天道さまの恵みの下、ちゃんと生きている。凛として生きている。ありがとう。

明日はもう新年です。
新しい年が皆様にとって佳い年となりますよう、御祈念申上げます。

カエデ

1230_8kaede22016.12.30
カエデの実を撮影しました。熟しきっていて、いずれ風に乗って旅立つでしょう。
眺めていたら、左にぼやけている赤い冬芽に気付きまして。
1230_8kaede1
こういう風に撮ってみました。
赤い冬芽は来春開く命。
褐色の実は、うまくいけば、何年か先に木としての姿を整え始める命。
二つの命を重ねて「将に来たらんとす」の時間を眺めてみたつもりです。

八重の水仙

前の記事では家の前の水仙をお目にかけましたが。今度は
1226_5suisen 12.26
郵便局へ行く道の途中。
八重の水仙が満開。高い位置のお庭を外から拝見するアングルになっています。
1226_5suisen2
やっぱり八重咲きって、こってりした感じがするものなのですね。
このお宅のそばの足元には
1224_16suisen12.24
一重の水仙もありまして。
冬の散歩を楽しませてくれる花たちでした。

水仙

1223_6suisen 2016.12.23
線路際の柵の下。少し内側に植えてあるスイセン。
つぼみが膨らんできました。

1224_23suisen 12.24
開き始めましたね。

1225_4suisen 12.25
もう咲きそうですね。

1226_14suisen 12.26
開花、でいいでしょう。
柵のすぐ内側でお日様の方を向いて咲きます。
道路からは「後姿」しか見えないのが残念。いつも上から。

1228_9suisen1 12.28
意を決して、道路に膝をついて低く構え、コンデジを右手に持って「自撮り」風にレンズを花に向ける。画面中央にとらえれれているかどうかはわからない。
1228_9suisen2  
逆さ撮りしたものを、ソフトで逆さまにしました。
写っててよかった。

1230_6suisen 12.30
2輪目が咲き始めました。

1231_4suisen1 12.31
3輪目も開き始めました。陽射しは暖かいし、気持ちがよい。
1231_4suisen2
つぼみもまだ控えています。
新年も引き続き美しい花を見せてくれるでしょう。後姿が素敵だよ。

ラッピング電車に乗りました

↓ここで、妻が東急多摩川線のラッピング電車に乗った話を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-b8dd.html
2016年12月 6日 (火)「ラッピング電車」

1213_18starwars1 2016.12.13
昼の散歩時。わ。左から右へ多摩川駅方向へ向かって走って行く電車。
この電車が終点に到着し、今度は蒲田行きになって戻ってくるのを待ちました。
1213_18starwars2
待ち構えていたのにまたぶれた。下手だなぁ。
この企画、12月25日まで、ということでしたのでこれが見納めかな、と思っていましたら。

1224_11densha1 12.24
蒲田へ本屋散歩に行ったのですが。電車に乗った時は何にも思わず、ただ乗って、蒲田で降りた。わ、この電車、ラッピング電車じゃん!ラッキー!!
{妻も乗り込んだ時は気づかず、降りて気づいたといっておりましたが、確かにそういうものなんですね。人の注意力なんてその程度のものなんだ。}
一応、全部の絵を撮りましたが
1224_11densha2
全部お目にかけなくてもいいでしょう。
実はこの時、池上線のホームには黄色い電車が入っていました。
http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2016/04/1000_39.html

 東急電鉄は池上線と東急多摩川線で使用している1000系1017編成を、紺色と黄色のツートンカラーに変更のうえ、3月28日から営業運転を開始した。
 この色はかつて池上線で運転していたデハ3450形を再現したものであり、同車が1989年に引退して以来実に27年ぶりに復活したものである。
 また、側面にはかつての「T.K.K」のロゴマークが復活しており、車輌番号の位置も変更されている。このほか、車内もレトロ調になり、化粧板は木目調、吊り手は木製となっているほか、座席のモケットを変更している。リバイバルカラーになった1017編成は当分の間運転される予定となっている。

1224_12densha1
これです。
多摩川線のラッピング電車の写真を撮っていたら、池上線ホームに次の電車が入ってくるという放送。
そうすると、今いる黄色い電車は入れ替わりに出ていってしまいますから、焦った。
で、上の写真はドアが閉まって発射する瞬間です。間に合った。
1224_12densha2
五反田へ向かってホームを出ていく電車です。
間に合ってよかったな。撮り鉄風な写真ができました。
さて行っちゃった、で、普段使わない池上線よりの改札を出たら目の前に
1224_11densha3
そうか、スタンプラリーになってたんだ。
男の子とお父さんの二人連れがスタンプを押していました。
二人が立ち去ってから、撮影。
多摩川線よりの改札から出るとここに気付かないのです、ラリーを意識して探している人でないとね。

12月25日に企画終了の、その前日24日、幸運にも企画電車に乗れました。
ラッキーでした。来年もきっといいことあるぞ。

朝の西日

妙なタイトルをつけましたが・・・
1228_2nisibi2
朝の7時半前ですが、2階の雨戸を開けたら、わぁまぶしい。
多摩川の川向う、川崎側のマンションの窓に、東からの朝日が反射して、川を越えてこちらを照らしている。
ふと、部屋の雨戸とは反対側の壁を見たら
1228_2nisibi1
私が二人おりますね。
{元化学教師ですので、壁に元素周期表が貼ってあったりする。身近なところに周期表がないとなんだか落ち着かないという習性なんです。}
さて、この二つの影は私一人のもの。光源が二つあるのです。
それが川向うの2棟のマンションの外壁。
それにしても太陽光というものは強烈なものですね。
反射光でこれだけ鮮明な影をつくるとは。
さっそく妻を呼んできて、珍しいだろ影が二つできる、と影遊びをしたのです。
そんなことをしているうちに、どんどん影が薄くなる。
1228_2nisibi3_0727
これは7時27分。
1228_2nisibi4_0730
これは7時30分。
わずか3分でこんなに変化しました。
2棟のマンションの外壁が平行ではないのですね。少し角度が違うのでしょう。
で、左のマンションからの反射光が先に届かなくなった。
ある意味ではこれは「光てこ」になっているのでしょう。
光てこ、というのは、鏡に光が当たって反射しているときに、鏡がθ回転すると、反射角は2θ変化する、という出来事なのです。鏡の微小な変異が反射光の角度の大きな変異としてとらえられるので精密な測定などに利用されます。
2棟のマンションは1枚の鏡ではありませんが、並んでいて、微妙に壁面の角度が違っている。
その角度の違いが2倍に拡大され、しかも、多摩川を挟んでかなりの距離はなれているので、私共の影が大きく2つに分かれて映ったのだろうと、推測します。
パール富士みたいなもので、1年間のある限られた期間の、ある限られた短時間に観測できる駅ごとだと思います。

ここに住んで、それなりに長くなりますが、こんな出来事に気付いたのは初めてでした。

2016年12月28日 (水)

寒冷前線通過

20161227kion
2016.12.27の東京での気温変化のグラフです。
午前10時頃から11時頃にかけて急激な気温低下が読み取れます。9℃くらい下がってますね。
これはナンダ?
寒冷前線の通過、です。
2016122712
12時の天気図です。
関東のあたりでは寒冷前線が抜けていくところです。
で、この低気圧がまた高速で移動していますね。75km/h ですって。
これがそのまま前線の速さというわけではありませんが、それでもかなりの高速で移動しているはず。
寒冷前線は元々幅が狭い。そこへもって、この高速。
1時間で9℃もの気温低下はこうしてもたらされたのです。
20161227
15時15分の高解像度降水ナウキャストの画面です。
竜巻・雷のボタンを押してあります。
天気図の時よりも前線は進んで、海上に降水帯があります。ここがおそらく前線面。
で、竜巻発生確度が表示されています。
寒冷前線は、寒気と暖気の接触面で、寒気が暖気の下へもぐりこむようになっています。
で、暖気が押し上げられて、積乱雲が発生したり、雷が発生したり、竜巻も起こりやすい。
寒冷前線の前面では「激しい気象現象」が起こりやすいのです。

こういう話を中学校で教えたと記憶します。
暗記して何の役に立つのか、ではないのです。生活の知恵なのです。防災に役立つのです。
理科は役に立つぞ~。
↓参考ですが、ぜひ目を通していただきたいと思います
http://www.jma-net.go.jp/matsue/chisiki/column/front/front.html

昆虫に関する短歌2首

★1
朝日歌壇(2016.12.19)
馬場あき子選
 すっかり葉を散らせし欅(けやき)のうれに見ゆ蛹となりて冬越す蓑虫:(新潟市)山田昭義

ちょっと誤解があるようです。
ミノムシは終齢幼虫で越冬します。
蛹化は年を越して4月から5月にかけてなのです。

↓富山市科学博物館のHPから引用。
http://www.tsm.toyama.toyama.jp/_ex/curators/negoro/minomusi.htm

ミノムシ
 ・・・
オオミノガの越冬
 10月、秋も盛りのころ、十分大きくなり終令幼虫(もう1回皮を脱ぐと蛹になる大きな幼虫のこと)になったミノムシは、越冬の準備にかかります。
 えさを食べるのを止め、葉をかじり取って口から吐く糸で蓑にかがりつけ、蓑を丈夫にします。そして手ごろな枝を選んで、糸を巻き付けそれに蓑を固定します。葉っぱをたくさんかがりつけた丈夫な厚い蓑は、雨や雪からミノムシを守ってくれます。丈夫な蓑は小鳥のくちばしでも切りさけないでしょう。しかし、シジュウカラがミノムシを嘴にくわえていることがあります。シジュウカラのような嘴の細い小鳥は、蓑の底に開いている細い口から嘴を差し込みミノムシを引っ張り出すのです。丈夫な蓑も完全ではありません。
 冬の寒さは、ミノムシにとってはたいへん危険です。寒さは蓑でも防ぐことはできません。体が凍るような寒さに遭うと死んでしまいます。

蛹へ、そして羽化
 無事冬を越したミノムシは、サクラの花も終わる4月下旬から5月上旬に蛹になります。約1カ月の後、オオミノガの雄の蛹は、蓑の下の口から体を半分ほど外に出し、成虫が羽化してきます。雄のオオミノガは、口が退化しておりえさを取ることもなく、雌を探して飛び回ります。
 一方、雌の幼虫は同じ時期蛹になった後成虫になりますが、成虫の姿は雄とはまったく異なり、蛾の成虫らしくありません。小さな頭と小さな胸、体のほとんどを占める大きな腹部、腹部の中は卵でいっぱいです。そして、驚いたことにハネも足も無いのです。しかも、この蛾の成虫らしからぬオオミノガの雌は、蛹の殻の先端を押し空けるのみで、体は蓑の中の蛹の殻の中に入ったままです。雌は特有の匂いを出し、雄を誘います。雄はその匂いを頼りに、雌の入っている蓑に飛んできて交尾します。

産卵、孵化、幼虫
 交尾後、雌はすぐに産卵を始めます。卵は蛹の殻の中に数千個も生みつけられます。2~3週間すると幼虫が孵化してきます。それまでに雌は小さく干涸らびて死んでしまい、蓑から下に落ちてしまいます。
 生まれたばかりの幼虫は、蓑の外に出て糸を長く延ばし垂れ下がり、風に揺られて、新しい枝や葉に移っていきます。
 新しい枝や葉に移った幼虫は、枝や葉の表皮をかじり取り糸で綴り合わせて小さな蓑を作ります。木の葉を食べてどんどん大きくなってゆくミノムシは、かじり取った葉を糸で継ぎ足し、体に合わせて蓑も大きくしてゆきます。7回脱皮し充分大きくなるころには、秋風が吹き、ミノムシは冬越しの準備にかかります。無事に冬を越せるといいですね。

新潟と富山、気候的にそう大きな違いはないと思いますので、富山市科学博物館の記述は新潟でも通用するはずです。
私も以前にこの件に触れたことがありました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/part1-601f.html
2008年10月23日 (木)「ミノムシ(Part1)」
ぜひお読みください。

★2
朝日歌壇(2016.12.26)
馬場あき子選
 真っ暗な殻にこもれる「すずめの担桶(たご)」刺蛾(いらが)よ凍(しみ)る冬はこれから:(岐阜県)棚橋久子

「すずめの担桶」というものをご存知でしょうか。
イラガの繭なんです。

http://dictionary.goo.ne.jp/jn/118440/meaning/m0u/
すずめ‐の‐たご【×雀の田子/×雀の担=桶】 の意味
出典:デジタル大辞泉
    イラガの繭。楕円形で白地に褐色紋があり、硬く、冬に木の枝などに付着している。すずめのしょうべんたご。すずめのつぼ。すずめのさかおけ。たまむし。《季 夏》

すずめ‐の‐たご【雀の田子・雀の甕】
ガの一種のイラガの繭。卵球形で白く黒斑があり、非常に固く、繭とは思えないのでいろいろな名がある。長径15ミリメートル内外で、樹枝に付着し、中に幼虫または蛹さなぎが入っている。冬、川釣の餌とする。雀のしょうべんたご。雀のさかおけ。たまむし。
広辞苑第六版より引用

たご【担桶】
水肥みずごえ・水などを入れて天秤棒で担い、また牛馬の飼葉などを入れる桶。にないおけ。たごおけ。
広辞苑第六版より引用

というわけです。
イラガの成虫は特に毒があるというわけではないのですが、幼虫は危険です。
{チャドクガは幼虫も成虫も有毒ですが}

↓ウィキペディアから引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AC

生態
幼虫:通常7~8月頃、多い年は10月頃に再び見られる。体長は25mm。脚が短くずんぐりした体に多くの棘を持ち、触れるとハチに刺されたような鋭い痛みを生じる。様々な樹種で繁殖し、カキノキやサクラ、ウメ、リンゴなどのバラ科、カエデ類、ヤナギ類、クリなどの葉裏に、集団で生息していることが多い。

繭:終齢幼虫(前蛹)で越冬し、そのための繭を作る。独特の茶色い線が入った白く固い卵状の殻で、カルシウムを多く含み日本の昆虫がつくる繭の中で最も固いとみられる[2]。春先に中で蛹化し、6月に羽化する。羽化時には繭の上端が蓋のように開き(小さな穴は寄生蜂の脱出口)、地方によりスズメノショウベンタゴ(担桶)とも呼ばれる。玉虫と呼んで釣り餌(特にタナゴ釣り)に用いられる。

成虫:無毒。明かりに飛来する。口吻が退化しているため、成体は何も食べない。

私はイラガそのものの幼虫や繭は見たことがないのですが、イラガの仲間のヒロヘリアオイラガの幼虫はカエデの木などによくつきまして、うっかり触ってしまったことがあります。かなりの衝撃でした。
ヒロヘリアオイラガの繭も、スズメノションベンタゴです。
↓それを発見した時の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-1363.html
2014年3月20日 (木)「イラガの繭」

いくら虫が好きな私でも、イラガやドクガは勘弁です。同じチョウ目なのにごめんな。
繭を見つけたら、外して燃えるゴミとするか、つぶしてしまうか、仕方のないことです、よろしくどうぞ。

2016年12月27日 (火)

白熱電球は熱いんです!

外苑火災再現「白熱灯、2分で発火」 「可燃物置かないで」 NITE(朝日新聞デジタル 2016年12月23日05時00分)
 東京・明治神宮外苑であったイベントで木製の展示物が焼けて5歳の男児が死亡した火災を受けて、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が白熱電球付きの投光器と木くずを使った再現実験をしてみたところ、点灯から2分で発火した。NITEは「白熱灯はたくさんの熱を発する。近くに可燃物を置かないで」としている。
 明治神宮外苑の火事では、投光器の白熱電球の熱が原因でジャングルジム形の展示物を飾る木くずから燃え広がったとみられている。実験は450ワットの白熱電球のついた投光器を木くずで覆った状態で行った。点灯してから25秒で発煙し、125秒で発火。発火の際の温度は562度まで上昇していた
 NITEの調べでは、昨年度までの5年間に白熱灯による火災が49件起きていた。うち21件は洗濯物や布団が接触したり熱で過熱したりして着火しており、死者も出ていた。

ネットで「電熱器」を検索してみたら、600Wが多かったですね。300Wもあるし、切り替えで300Wでも使えるとか。
450Wの白熱電球ねぇ。
電気エネルギーを可視光を含む電磁波に変換する効率は10%程度でしょう。残りは熱になる。
ということは、450Wの白熱電球は、ほぼ400Wの電熱器に相当するわけですよ。
これは熱い。400Wの電熱器に木くずをのせたら、燃えるのが当たり前。
そういう基本的な感覚が失われているんでしょうね。
100Wの白熱電球でも火傷するくらい熱くなる、というのが私共の世代では生活感覚としてありますが。
ニクロム線のコイルを使う電熱器も日常用品だったしな。ニクロム線が切れた時の応急措置は、端同士を重ねてそこへガラスのかけらからガラス粉末をつくってかけるんですね。そうすると、ニクロム線の発熱でガラスが溶けて接着される、なんていう「技」も身についています。

舞台照明の電球とか、野球場の照明とか、大電力の電球を素手で扱ってはいけないのです、点灯していない時でも。
手には皮脂がある、それが電球の表面に付くと、点灯時に、そこが炭化して熱くなり、電球が割れるんですね。
必ず布の手袋をして扱わなければなりません。

ウィンカー

★このごろ多くてね。前の車がウィンカーを出していないから直進だと思っていると、青になってから出したり、曲がり始めてから出したり。私の運転はとろいから、何とかフォローしてきましたが、危ないよ。自分の意思をちゃんと報せなきゃ、後続車、対向車、自転車、バイクみんなひやひやしてますよ。特に自転車やバイクは冷や汗かくことが多いんじゃないかな。突然ウィンカー出されてもなぁ。この車は直進だ、と思いながら左側を抜けていこうとして急に左折されたらひとたまりもないでしょ。
右折しようとして、対向車を待っていいて、直進だな、と思って待ってたのに突然ウィンカー出して曲がる。それがわかっていれば、タイミングを計ってこちらも右折しますよ。秒単位で何台交差点を通過・右左折できるかとタイミングを計っているのに、無茶苦茶な右左折をされると、これは腹が立つ。ちゃんと合図してくれていれば、1台や2台多く通行できたのに、と。
いつからこんな無茶な運転が横行するようになったんだろう?

朝日歌壇(2016.12.11)
佐佐木幸綱選
意思表示早くしろよといつも思う曲がりながらは表示いらない:(西条市)眞鍋ユカリ

(声)ウィンカー出すのが遅すぎます(朝日新聞デジタル 2016年12月26日05時00分)
 車を運転していて、気になることがあります。信号待ちをしている時、走行している時、ドライバーの方々がウィンカーを出すのが遅いのです。
 たとえば交差点での信号待ちの時、車列の先頭から4、5台目でも私はウィンカーを点灯させます。前の車は皆、直進するんだろうなと思っていると、信号が青になってから一斉にチカチカさせ始めます。丁字路で、右か左しか道がない時でも、多くの車は曲がる直前までウィンカーを出しません。
 自動車教習所で確認しました。ウィンカーは、曲がる場所の30メートル手前で出す。以前から変わっていないそうです。
 3人目の子供が来春、小学生になります。自転車に乗った子供たちが、事故に巻き込まれる危険を感じ、何とかしたいと思ってペンをとりました。ぜひ改善していただきたいと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E5%90%91%E6%8C%87%E7%A4%BA%E5%99%A8

右左折時
 交差点(環状交差点を除く)で、または道路外に出るため右折(交通整理が行われている交差点で二段階右折をする場合も含む)または左折する際の合図である。日本において、道路交通法第53条各項および道路交通法施行令第21条には、右左折時は、交差点または道路外に出ようとする地点の30m手前から合図を開始することが定められている[7]。右左折待機中には点滅させず、運転者が求める進行方向に対して進入する直前にしか合図しないのは道路交通法違反の「合図不履行」に該当する。

★ついでに。
右左折するときに、逆ハンドルを大げさに切る人が多くなりましたね。
大通りから大通りへの右左折でも逆ハンドルを切っている。下手な運転です。
よほどの細い道へ左折しようというような時でもなければ、右へ膨らむ必要はありません。
普通の乗用車なら内輪差だってさほど大きいわけじゃなし。
信号待ちしていたら、右の方から左折してきた車がやたらと大げさな逆ハンドルを切って大廻りして曲がってきたものだから、ぶつけられそうになったりするくらいです。ひどいなぁ。バス・トラックなら仕方ないとして。そういう道では停止線がずっと手前にあるでしょ。ちゃんと止まっているから私は大丈夫なんだけど。停止線よりずっと前に出ていたら危ないよ。
信号のタイミングからして十分にゆとりをもって停止線に止まれるはずなのに、停止線を無視して先へ出る車も多いなぁ。高級車なんかで、そういう運転をされると、品性を疑っちゃいますね。セコ。

所得倍増政策

★今朝、タイマーでラジオがONになった時、「今日は何の日」というのをやっていて、「1960年の12月27日に池田内閣の所得倍増政策が閣議決定された」といっていました。
「年平均7.2%の経済成長を続けて、10年で国民所得を2倍にする」というものです。
1.072倍を10年続けて、100%増の2になるんですかね。
ウィンドウズの電卓でやってみますと
1.072^10 = 2.004231361654337372838034407424
こうです。
なるほど、2倍になりました。
いえ、10年で2倍というところから、成長率は2^(1/10)という風に決めたんですけどね。
2^(1/10) = 1.0717734625362931642130063250233
ほらね。約1.072 ですね。
指数的に増えるというのは物凄いことなのです。

★身近なところで音楽。
1オクターブというのは振動数が2倍になることです。
440Hzが880Hzに、というように。
12平均律というやつです。12回で2倍になればいい。
2^(1/12) = 1.0594630943592952645618252949463
半音とは前の音の1.059倍の振動数なんですね。
それを12回繰り返すと
1.9999999999999999999999999999991
これは「2」です。
振動数が2倍になりました。

平方根どころではない12乗根が出てきましたね。音楽ってそういう構造を持っています。

2016年12月26日 (月)

不気味な青空夕焼け天気雨

12月23日。午後3時頃、妻と買い物に。
1223_14kumo_1500
まっ黒な低い雲の間から青空。車のフロントガラスにはときどきポツンと雨粒。
その後は、特に降るという感じでもなく過ぎたのですが。
夕方、そろそろ雨戸を閉める頃かな、というときに、ん?これ、雨音か?
1223_15yuyake1
外を見ると、大粒の雨が降り始まていました。ベランダの雨の模様を証拠として提出いたします。
1223_15yuyake2
で、西の空を見ると、「変!」。
真っ赤に染まった雲が西からこちらへ伸びてきていて、その両側は青空。
で、雨脚が強まってくる。
1223_15yuyake3
これは赤い雲の右=北側
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こちらは赤い雲の左=南側
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そしてもう一度正面。
1223_15yuyake6
線路向こうの家を背景にした雨の写真。
大粒の雨でしたので、流れる線として写っています。
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赤い雲の南側の下面、ぎらぎらしてました。
1223_15yuyake8
これは東側です。やはり赤い雲が伸びていてその南側(右側)は青空。
夫婦二人で大騒ぎ。天変地異でも起こりそうな不気味な雲だ、と。
夕方16:20頃から30分過ぎにかけての出来事でした。
この日の東京の日没は16:33でした。

おそらく、東京南部のあたりに風の衝突で東西にのびる雲が生じたのです。それも、西に短く東にのびる雲。
で、その雲の下で局所的に雨になった。
西の方はあまり長くないので、沈んでいく太陽に下から照らされて真っ赤に輝いた。
そして、雲の幅が狭くて両側に青空が残った。
こんな出来事だったろうと推測します。
いやぁ、珍しいものを見てしまいました。

12月22日

変な日でした。
20161222kion 気温
気温のグラフの下の方に、毎正時の風向を書き込んでみました。
昼頃までは「北」っぽい風が吹いて、気温もそう高いというほどでもなかったのですが。
午後になって南の風に変わり、気温が上がり始めました。
午後2時頃から真夜中まで、ほぼ18℃以上。この日の最高気温20.2℃というのは21:07に記録しています。
夜中に最高気温、それも12月の下旬に20℃を超えるなんて、ちょっと異常といっていいくらいじゃないのか。
最高気温の平年値は22日も23日も11.1℃です。なんだかね。
20161222husoku 風速
縦軸はm/sです。
午後1時頃まで2m/sくらいでした。前述の通り「N」という文字の入る風向。
それが強い南風に変わっていきました。
で、気温は上昇。夜中まで高温。
その後どうなったかといいますと
20161222_23kion
こうなりました。
23日の最高気温は午前1:45に記録した19.6℃。
最低気温は、午前7時前に一旦12.1℃まで下がって、その後上がりましたので、夕方の気象情報では「今日の最低気温は12.1℃」といっていましたが、夜に入って下がり、23:15に8.5℃を記録しました。
22日~23日の夜中は「変な夜」だったと言えます。
ちなみに、22日、23日の最低気温の平年値は、2.7℃、2.6℃というレベルです。
12月の下旬になんだか変だよなぁ。

今後、東京での雪はどうなるんだろう。それが気にかかります。

家のそばのイチョウの木の黄葉を定点撮影して変化を追っていたのですが、それはそれとして、後で書きたいのですが。
1222_1ityou 2016.12.22朝
大分散ったとはいえ、この位は葉が付いていたのです。
1223_1ityou1 12.23朝
こうなっちゃった。
一晩でこうなりました。
ほんの何枚かがぱらぱらと残っただけで、ほとんど裸木になっていました。
すごい南風だったことが、くっきりとわかります。
いやはや、なんとも。

2016年12月22日 (木)

12月21日は回文の日でした

「回文の日」というものがあることを、夕方のテレビで知りました。「1221」が右から読んでも左から読んでも同じだからだそうです。
その番組で英語の回文をいくつか紹介していました。メモを取ったのですが、まあ間違ってないでしょう。ご紹介します。
A santa at NASA.(NASAにサンタ)
Wonton? not now.(ワンタン? いや今はいい)
No lemon, no melon.(レモンなくしてメロンなし)

サンタが気に入りましたね。きっとNASAに手伝ってもらって世界中を回るんでしょう。
NORAD がサンタを追跡するというのもありますからね。なかなかいい。
一部引用↓
http://www.huffingtonpost.jp/2015/12/23/norad-tracking-santa_n_8872098.html

NORADがサンタ追跡60周年。きっかけは少女の間違い電話だった
The Huffington Post  |  執筆者: HuffPost Newsroom
投稿日: 2015年12月24日 15時18分 JST

アメリカ軍とカナダ軍が共同運営する北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD:ノーラッド)は12月24日午後5時(日本時間)から、「ノーラッド・トラック・サンタ」で、毎年恒例のサンタクロースの追跡を行う。サイトを見れば、何十億ものプレゼントが、どのようにして遠くまで運ばれるのか、そしてサンタが次にどの街に向かうのかを知ることができるという。

続きも是非お読みください。結構知られた話ではあるのですが。

★私が英語で昔から知っていたのは「Madam, I’m Adam.」でした。
★日本の古い回文で有名なのは
 長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな
ですかね。平安時代とかいいますが。

 

しんぶんし
 わたしまけましたわ

これは有名。

私が考えたのは
 アニメ見な
これをローマ字で書いてみてください。
 Strap parts.
 Top level pot.
これも私の作品。

子どもの頃
赤坂=AKASAKA と録音して、テープを逆回ししても「あかさか」と聞こえるというのをラジオで聞いてびっくりしましたっけ。

フックブックローという番組で、「回文の歌」をやってましたっけ。(題名は思い出せませんが)
「こねこはこねこ」とか「いるかはかるい」とか。
で、メロディが同じ音程を上がって下がるように作ってあったのが面白かったな。

サンタをさがせ

ある学習塾のチラシが新聞に折り込まれていました。冬期講習の勧誘広告です。
で、チラシのおもて面の上半分にペンギンが何百と描かれておりまして、その中に
1217_13sagase1
サンタとトナカイに扮したペンギンがいるから探し出せ、というのですね。
サンタ・ペンギンはすぐ見つかったんです。
1217_13sagase2
ところがトナカイ・ペンギンが見つからない。
丸2日くらいかかったかな。
1217_13sagase3
いました。「角」をメインに探していましたら、角は実は目立たなかったんですね。赤鼻と赤手袋が目印だったようで。
塾の折り込み広告でしばらく遊べるとは、珍しい。
しかしまあ、ずいぶんいっぱい描き込んだよな。イラストレーターさんの努力に敬意を表します。
クリスマスは日曜日、ブログを書く日ではないので、今日のうちに書いておきます。

爺さんである私は「ウォーリーをさがせ!」くらいは知っている。
「さがし絵本」というジャンルがあるんですか、今は。
今朝の新聞広告に「ひつじのショーンをさがせ!」の広告がありました。
こういうの、子どもは大喜びだろうな、きっと。

雷の発生場所

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-02a9.html
2016年12月21日 (水)「雷の発生場所」

「高解像度降水ナウキャスト」という画面で、雷の発生した場所が21日から新たに表示される

と書きましたが、当日は私の活動時間内に雷の表示はありませんでした。
先ほど見に行ったら、雷の表示がありました。
1222_kaminari
雷のボタンをクリックするとみられます。
四角いマークは「対地放電(落雷)」で、バツ印は「雲放電」(雲の中での放電)です。
拡大もできますし、自分の見たいところをドラッグして真ん中に持ってくることもできます。
雲行きが怪しいときはご利用ください。

台風26号発生

台風26号 はるか南の太平洋で発生(NHK 12月22日 4時52分)
 22日午前、日本のはるか南の太平洋で台風26号が発生しました。
 気象庁の観測によりますと、22日午前3時、日本のはるか南のカロリン諸島近海で熱帯低気圧が台風26号に変わりました。
 中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
 台風は1時間に20キロの速さで北西へ進んでおり、気象庁は付近を通る船舶に注意するよう呼びかけています。

ということです。
で、気象庁のサイトを見に行きましたら
Typhoon26
今日の午前9時の情報です。

さて、12月に台風が発生した!?とビックリしているわけではありません。
1月にも12月にも発生することは知っています。
ではどのくらい発生するの?

↓台風の発生数の平年値です
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/average/average.html
台風の平年値
 平年値は、1981年~2010年の30年平均です。
1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月  年間
0.3   0.1   0.3   0.6   1.1   1.7   3.6   5.9   4.8   3.6     2.3     1.2     25.6

こんなものです。8月9月がやはり多いですね。「二百十日」というのは立春から数えて210日目、8月末か9月初めごろになりますか。月の暦では季節がわかりませんが、太陽の暦である「二百十日」なら、この頃は台風が多いよ、という重要な情報になりますね。

更にこんな資料もありました。
12月21日付の報道発表資料です↓
http://www.jma.go.jp/jma/press/1612/21d/typhoon2016.pdf

2016年(平成28年)の台風について
1.今年の台風の特徴
(1)発生状況台風の発生数は平年並の25個(平年値25.6個)でした(図1、図2、表1)。今年は台風第1号の発生が7月3日と、台風の統計を開始した1951年以降、1998年の7月9日に次いで2番目に遅くなりました。これは、エルニーニョ現象が最盛期を迎えた翌年に見られる特徴として、北西太平洋熱帯域の大気の循環が台風の発生しにくい状況であったためと考えられます。しかし、7月以降は平年よりも多くの台風が発生し、年間の発生数としては平年並となりました。
(後略)

6ページほどありますが、冒頭部分だけ引用しました。
資料中に、「図1台風の発生数、日本への接近数・上陸数の経年変化(12月21日現在)」というグラフがあります。
1967年かな、39個くらい発生したようです。私は大学生だったのかな、そうだったんだ。
上陸数では2004年が10個のようで、一番多かったようです。
いろいろご自分の記憶などと照らし合わせながらグラフを解読してください。

★ところで来週は「年末年越し週間」ですので、ブログは不定期にします。
さしてすることもないので、多分書きますけど。
そんなつもりで、時々アクセスしてみてください。

ハエやアブの翅の構造につて

★以下の話は、実は蒸し返しです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-cb61.html
2016年11月25日 (金)
ホソヒラタアブandハエ目の翅の小さな構造・切れ込み・立ち上がり
↑ここで書いたことを蒸し返しまして、どうかお教えを請いたいとお願い申し上げる次第です。

★何を言いたいのかを明確にしておきましょう。
お恥ずかしいのですが、下手な手描きの図で。
1202_3tegaki
ハエ目昆虫の体の右の翅だと思ってください。
ハエ目昆虫は後翅が小さくなって平均棍というものに変わっています。
図中、ゴルフクラブのヘッドみたいな描きこみがそれです。
そして今回提起したいのが前翅の平均棍の上の部分なのです。
翅の付け根近くのところに「切れ込み」が入っていて、その切れ込みの体近くの小さな部分が「立っている」と思われるのです。
1202_3tegaki2
手元の紙を切ってみました。
1202_3tegaki3
切れ込みを入れて立ててみました。
これでイメージができたでしょうか。
この翅の構造には
 ・名前がついているのか
 ・どんな意味がありうるのか
そんな疑問を持っています。

★実物を見てみましょう。
1115_6himehirataabu 2016.11.15
アリッサムに来たヒメヒラタアブです。
平均棍が見えます。前翅の、平均棍の真上の部分が「欠けて」いて、平均棍を前翅が覆っていません。
1115_6himehirataabu2
トリミング。小片の立ち上がりはこの写真では見えません。

1126_20komabamutuhosihirataabu1 11.26
アリッサムに来たコマバムツホシヒラタアブ。
右の翅のところをトリミングすると
1126_20komabamutuhosihirataabu2
矢印で示したところ。切れ込みがあって、小片の立ち上がりがうっすらと見えると思います。

1127_7hosohirataabu1 11.27
コギクのつぼみに来たホソヒラタアブ。
1127_7hosohirataabu2
平均棍の真上の部分で前翅が欠けているのはわかりますが、立ち上がりはほとんどわからない。

1129_13hae1 11.29
種はわかりませんが、大型のハエです。
これなら小片の立ち上がりが見える。
1129_13hae2
左右両方の前翅から小片が立ち上がっています。

1211_6komabamutuhosihirataabu2 12.11
コマバムツホシヒラタアブだと思います。
右翅で小片の立ち上がりがぼんやりと見えます。

1216_9namihosihirataabu2 12.16
ナミホシヒラタアブだと思います。
かなりクリアに小片の立ち上がりが見えますね。

というわけで、この前翅の切れ込みと小片の立ち上がりについて
・名前はついているのでしょうか。
・そのことのメリットは何なのでしょう。
ということが知りたいのです。
名前がわかればまた調べようもあるでしょうが、今のところどうやって調べたらいいかもわからない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E6%A3%8D

現在では、その振動により、反射弓の興奮の伝達が促されるとする説(W. von Buddenbrockによる)や、振動により飛翔運動の角速度を検出する感覚器である、いわば航空機のジャイロスコープの働きをするという説(G.Fraenkelなどによる)などがある。この器官を除去すると、双翅目の昆虫は全く飛翔できないため、後の説が有力である。片方だけでもあれば飛行可能であることから、物理的にバランスを取るのだとのかつての説は否定された。

平均棍の真上の部分の前翅が欠けていると、平均棍の動きに対して前翅が及ぼすかもしれない圧力の影響がなくなるかもしれませんね。そうなると、前翅の影響なしで平均棍だけの動きが検出できる、というようなことになるのでしょうか。

ハエに詳しい方、どうぞご教示ください。よろしくお願いします。

イチョウ

1212_4ityou 2016.12.12
台地の上の児童公園のイチョウ。
この公園は、比較的下草があって、私などは気分的に落ち着く公園。
暖かければ昆虫も見かける。
きれいにしすぎた公園は、つまりません。
{ディズニーランドという巨大公園はすべてが人為的な管理下でしょ、あれは詰まらん公園です。}
子どもが育っていく場は、命が溢れている方がいい。

富士山

1212_3fujisan 2016.12.12
買い物に出た妻の撮影。
美富士橋から。
光化学スモッグとかがなくなって見えやすくなったのかな、と思っていたら。
光化学スモッグなどないときにも東京から富士は見えにくかったそうです。
道路が未舗装で、冬場は細かい土埃が舞って空の視界が悪かったとか。
現在はほぼすべての道が舗装道路ですから、細かい埃が消えたのだそうです。
へぇ、と思いましたが、そういうこともあるんですね。

チロリアンランプ

1211_7tyrol1 2016.12.11
すごいことになっていまして。
食卓の窓の外、緑は濃いし、赤い花がいっぱい。
咲き続けて切れ目なし。どうなっちゃったんだ?
1211_7tyrol2
素敵な花なのでいいですが、それにしても疲れないかい?
大丈夫かい?という気分。
クリスマスっぽい感じもしますね。

モンシロチョウ蛹

1211_2monsiro 2016.12.11
うわ「いっぱい」です。
ツマキチョウの蛹も混じっているかも。
現在もアオムシちゃんが何匹か成長中。
もうすぐ全部蛹化すると思います。
これが春に一斉に羽化してくると、にぎやかになりますよ。
楽しみですね。

オニタビラコ

1210_20onitabirako 2016.12.10
がんばる。
雑草なんて言ってる場合じゃない。貴重な蜜源。
アブが来ているようですよ。うまくすれば結実まで行ける。
がんばれ。

ヒメツルソバ

1210_19himeturusoba1 2016.12.10
ポリゴナムという名前で買ってきたヒメツルソバ。鉢植え。葉が赤い。
1210_19himeturusoba2
こういう写真が撮れるのは妻です。私は腰が痛い。
1210_19himeturusoba3
これは塀際に茂らせているヒメツルソバ。園芸品種ではなく、どこだったかから連れてきたのでした。
葉が緑だ。
何で違うんだ?
園芸品種のせいか?
鉢と地植えで、温度環境が異なるせいか?
よくわからないのですが。きれいです。

フウセンカズラ

1210_16huusenkazura 2016.12.10
何度も登場していますが、シーズンに1回くらい載せたいですね。
ハートマークの種子。あるいはモモレンジャー印の種子。
我が家の前へ遊びに来る保育園の園児たちはもうフウセンカズラを覚えています。結構楽しみにしているみたい。
この種子、おっそろしく硬い。錐で穴を開けてミニ独楽をつくろうとしたことがありますが、失敗しました。時至って、水を吸えば、内側からの力で開くのでしょうが、すごいものです。

アメリカフウロ

1210_15americahuuro 2016.12.10
この葉っぱはアメリカフウロじゃなかったか。
成長するともう少し細長くなるでしょうけれど、感じがそんな感じだ。

http://matsue-hana.com/hana/amerikahuuro.html

葉は長い柄を持ち、円形で5深裂してさらに細裂し・・・

ホトケノザも早いけどこのアメリカフウロも早い気がします。
この植物の実がね、好きなんですよ。種子を弾き飛ばすんだな。
面白い。
花もとってもかわいいですよ。

ホトケノザ開花

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-3130.html
2016年12月 9日 (金)「ホトケノザ・ヤエムグラ」
↑ここで、ホトケノザに赤いつぼみがあるのを見ましたが。
↓咲いちゃった
1210_14hotokenoza1 2016.12.10
線路柵のすぐ内側。
1210_14hotokenoza2
私はどうしても上からしか撮れない。
で、ホトケノザが咲いたよ、と妻に報せて写真を撮ってもらいました。
1210_14hotokenoza3
さっすがぁ。おみごと!これぞホトケノザ、とういう写真。
やっぱり妻は低いアングルに強い。嬉しいことです。

1211_8hotokenoza1 12.11
花が増えました。
1211_8hotokenoza2
つぼみも控えています。

いつもなら年が明けてひと月も過ぎて、2月じゃなかったか、開花期は。
どうしちゃったのかな。今年は何か開花期をずれさせるような冬の進行具合なのかな。
植物のペースが狂うというのは、どういうことなのでしょう。

アブたち

クロヒラタアブ
1210_13kurohirataabu 2016.12.10
ビヨウヤナギの葉にいました。
ホソヒラタアブだと黄色が見えて、蜂っぽい感じがしますが、クロヒラタアブはその名の通り黒いです。

コマバムツホシヒラタアブ
1210_17komabamutuhosihirataabu 12.10
このあたり自信はなくなってきます。
多分コマバムツホシヒラタアブ。
http://serigaya.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-04b5.html
ご近所の小さな生き物たち
ここの写真と「似ている」と思います。

1211_6komabamutuhosihirataabu1 12.11
さてこれがわからなくなってくる。
上の「コマバムツホシ」と似ているような。
下の「ナミホシ」とも似ている。

ナミホシヒラタアブ
1216_9namihosihirataabu1 2016.12.16
これはナミホシヒラタアブではないか。それも自信ないけど。
素人としてはこれ以上は何とも言いようがありません。

キゴシハナアブ
1210_18kigosihanaabu 12.10
これは大丈夫。ぶれてますが、複眼に模様があります。この特徴は強い特徴です。

冬が進んでいく中、アブたちは頑張っています。

2016年12月21日 (水)

冬至

★データだけ書きます。

●2016.12.21 19:44 冬至点通過です。
 21日の日の出は  6:47
      日の入りは16:32
単純に引き算すると、昼の長さは9時間45分ですね。

●日の入りが一番早かったのは
 11.28~12.12の16:28でした。
●日の出が一番遅いのは
来年1.1~1.13の6:51です。
朝起きるとまだ暗い、という日々がまだしばらく続くことになります。

雷の発生場所

次のような報道がありました

 気象庁ホームページ 雷の発生場所きょうから表示(NHK 12月21日 4時43分)
 気象レーダーで解析した雨の強さなどを示す気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」という画面で、雷の発生した場所が21日から新たに表示されることになり、気象庁は、安全確保に利用してほしいと話しています。
 ・・・
 雷については、これまでは発生の危険性のあるエリアなどを別の画面で表示していましたが、21日午前11時からは、実際に発生した場所を「高解像度降水ナウキャスト」で新たに表示することになりました。
 新たな表示では、全国に30か所ある専用のアンテナでとらえたデータをもとに雷の発生場所をピンポイントで示し、いずれも黄色の「□」は落雷が発生したことを、「×」は、地面に届かなかったものの雲の中などで雷が発生したことを示すということです。
 ・・・

私は気象庁のHPはよく利用しています。
http://www.jma.go.jp/jma/index.html
↑これがトップ。
ここから、あれこれ選んでいろんなデータが引き出せます。
アメダスなんかどうですか。「各種データ・資料」というのも盛りだくさん。
トップページにもメニューからすぐ入れますが
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
↑これが「高解像度降水ナウキャスト」のページです。
自分の居住地あたりを拡大して見られます。
動画もありますので、雨雲がどう動いているか、なども視認できます。
雷の状況も見られるようになったとのことですので、ご利用ください。

クロスジホソサジヨコバイ

1210_12kurosujihososajiyokobai 2016.12.10
右上が「体の前」みたいでしょ、全くのところ。
これ、前後の擬態です。
触角に見えるような筋まであります。
小さな虫ですが、ほんの一瞬の差で命が分岐するのでしょうね。
この虫、敏感で、撮影にすぐ気づいてプチッとい感じで消えるんですけどね。
気温が低下し、活動性低下してきました。跳ねなかったので撮れたという写真です。

カエデ冬芽

1210_11kaede 2016.12.10
こういう季節ですね。
独特の冬芽。
もっと青空を大きく背景にしたらよかった、と後から反省
またアングルを探ってみます。

カンナ

1210_9canna 2016.12.10
檀特(だんどく)といっていいのかどうか。
まだ咲く、といっています。

1215_5canna1 12.15
ふと気づいたら。写真の右と左の端に赤いつぼみ。
右のつぼみに気付いていて、毎日見てきました。
まだまだ咲く、ということです。
いや、よくよく見ると
まだまだまだ咲く、なのかもしれません。
どこまで行けるかな。

1216_3canna 12.16
ちょっと動きがありました。

1219_5canna 12.19
わ、咲き始めたかな。
17日の最低気温は0.0℃だったんですよ。なんとまぁ。
でも、咲く。
ありがとう、見続けるよ。

ニチニチソウ

1210_8nitinitisou 2016.12.10
この花も花期が長いですね。
咲いた姿も美しいけど、つぼみが開いていく途中がまた何ともいえず可愛らしい。
大田区の地域の花になって、街のあちこちで見るようになりました。
なかなか楽しい取り組みです。チョウの食草を増やそう、というような企画があったらもっとよい、という気もしますが。イモムシは苦手な人も多いだろうなぁ。

ホソヒラタアブ@シコンノボタン

1210_7hosohirataabu 2016.12.10
小形のヒメヒラタアブが減って、少し大きいアブが残っています。
ホソヒラタアブ、キゴシハナアブ、ナミホシヒラタアブなどなど。
それでも大分活動性は落ちていて、写真は撮りやすい。すまんね、お休み中を撮って。
日向ぼっこシーンや、花に潜り込むシーンが増えています。
花はキバナコスモスかコギク、アリッサムなど。
もう年末だぁ。といって、年寄りは特になんにもしないのですが。一応、年越し週間ではあります。

ツマグロヒョウモン

1210_6tumaguro2 2016.12.10
うちの子。
ランタナに止まったところ。下からのアングルっていいですね。
人間の顔を下から撮ると不気味になりますが、チョウの顔ではそんなことはない。むしろ威厳を感じますね。
前脚1対2本を引き付けている様子がよくわかります。

1209_7sanagi1 2016.12.9
妻が土いじりをしていたら出てきたそうです。
ガの蛹であることは間違いないとして。
1209_7sanagi2
何の蛹かまでは私にはわかりません。
うまく羽化できたらどんなガが出てくるのか、見てみたいので、保存します。
出てくるのは誰かな。

オンブバッタ

1209_6onbubatta 2016.12.9
妻が、外での仕事を終えて帰ってきて、上着を脱ごうとしたら、くっついていました。
好かれちゃって大変ですね。
自分では撮れない位置ですので、私が撮影して、それから自分で外へ放しに行きました。
それからやっと上着を脱ぐことができました。
命の際です。もう12月ですもん。我が家でならちゃんと土へ帰ることができるよ。
来年、小さな幼虫たちが現れてくるでしょう。

オオカマキリ卵鞘

1209_5ookamakiri1 2016.12.9
またもや妻が発見。目がいいなぁ。
キバナコスモスの茎ですね。
卵鞘の上に見えているのがキバナコスモスの実です。引っかかりやすくできています。
1209_5ookamakiri2
取り入れて室内でも撮影。
受精卵かどうか、わかりません。
来年のゴールデンウィークあたりかな、結果が判明するのは。
孵るといいな。

カランコエのつぼみ

1208_16kalanchoe 2016.12.8
カランコエにつぼみがいっぱい。
この写真の他にも、あちこちにいっぱいです。
実際に咲くのはまだずいぶん先だと思います。来年、2月か3月かではないかな。
ガレージの下の隅なんですが、妙に暖かいらしい。不思議な場所です。
カランコエは毎年かなり咲くのですが、フチベニベンケイはなかなか咲いてくれない。
今年、わずかに咲いてくれましたが、来年の準備には入っていないようです。

2016年12月20日 (火)

ケリ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-62e0.html

↑ここで、無知をさらけ出しましたところ、 kankikoh さんからケリではないかとコメントをいただきました。

http://www.birdfan.net/pg/kind/ord09/fam0903/spe090311/
日本野鳥の会「ケリ」
ここの「撮影された都道府県」に東京都がなかったけれど、ここは神奈川も近いし、いいでしょう、きっと。

http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4538.html
サントリーの愛鳥活動トップ > 日本の鳥百科 > ケリ

翼に爪がある「ケリッ」っと鳴くチドリの仲間
 全長36cm。チドリの仲間の脚の長い鳥。頭から首は灰色。背や翼の上面雨覆は灰褐色、腹は白色。尾も白色で、先の方に黒帯が出ます。脚が長く、飛んだ時には尾よりも脚が後方に出ています。また、翼の初列風切羽が黒色のため、翼下面や腹の白色との対照が鮮やかで、よく目立ちます。「キキッ キキッ」 あるいは「キリッ キリッ」など歯切れの良い大きな声を出します。(後略)

白い色のコントラストが目立つそうです。なるほど、そうか。
ということで、これはケリである、とします。

ウスモンミドリカスミカメ

1208_14usumonmidorikasumikame 2016.12.8
コギクの花。
虫を見るには植物が必要。
外での花の季節がだんだん終わりに近づいて、気温も低くなり、虫の姿が激減。
虫写真大好きの私にはまさしく「冬の季節」到来です。
ブログのペースを落とすかもしれません、ご容赦ください。
よろしく。

キバナコスモス

1208_13kibanacosmos1 2016.12.8
線路柵の柱が中央にありまして、向こう側は線路、手前側が道路です。
舗装とコンクリートの隙間から伸びだしたキバナコスモス。いわゆる「ど根性」ものですね。
かなり太い茎です。したたかな生き方だ。他の植物の根が邪魔しにくることもないという意味では、かえって有利な地勢なのかもしれません。
1208_13kibanacosmos2
上の方では花が日差しに輝いていましたので、セットで掲載します。

1215_12kibanacosmos 12.15
これは上の株とは別の株です。やたらと高く伸びまして、2mを超えているかな。
青い空、白い雲、キバナコスモスの花、と季節を感じてください。
キバナコスモスの季節はもう終わろうとしています。

ヒメマダラナガカメムシ

1208_12himemadaranagakamemusi 2016.12.8
コギクで発見、なんだろう?
赤と黒の取り合わせは、ナガメやヒメジュウジナガカメムシとよく似ています。
でも、ちょっと違うんだよなぁ。
調べて見たら、ヒメマダラナガカメムシではないだろうか。
斑紋のバリエーションが大きい種らしく、オレンジ色の面積がずっと大きな個体の写真もありましたが、おそらく間違いないだろう、と。

↓参考にしたサイト
http://naturalism-2003.com/kansatsu/animal/insect/kamemushi_hemiptera/kamemushi/himemadaranagakamemushi.html

自然観察雑記帳
・類似種「マダラナガカメムシ」「コマダラナガカメムシ」「ヒメジュウジナガカメムシ」「ジュウジナガカメムシ」など。

多分、私にとって初めて見るカメムシでした。

群飛

1208_10gunpi 2016.12.8
道路の突き当りで。
目の前でごく小さな昆虫が、何十匹か群れ飛んでいました。
よく見るユスリカの蚊柱とは違うと思います。
普通のユスリカより小さい昆虫です。まあ、ユスリカの仲間でしょうとは思いますが。
暗い方を背景にして、フラッシュを強制的に発光させてみました。
画面内に白いものの動きがとらえられています。
結局、昆虫の種類はわからないままですが、ごく小規模な蚊柱のようなものを見たということをご報告します。3日くらい続けて見ましたが、それで終わったようでした。

タネツケバナ

1208_9tanetukebana 2016.12.8
線路柵の内側に小さな白い花を発見。
ん?ナンダ?まさかハコベということはないよなぁ、と、コンデジでズームアップ。
現場ではよくわかりませんでしたが、パソコン画面で見たら、タネツケバナですね。
棒状の実が見えますから、まず間違いない。
アブラナ科です。それにしても、「今」かね。
ちょっと早すぎる気もしますが、結実できたようですから無駄な花にはなっていないと思います。
いろんな生活があります。雑草の茂みの中には。

ツマグロヒョウモン

1208_8tumaguro 2016.12.8
門を出たらすぐ脇の路面にツマグロヒョウモンのオス。
イチョウの落ち葉に止まって、日向ぼっこかな。と、そっと離れて散歩へ。
1208_15tumaguro
線路際などぐるっと歩き回って戻ってきたら、まだいました。
写真左下にいます。茶色い鉢はビオラ、写真の右外にはパンジーがあります。
ひょっとして、この場所にいると、メスに出会うチャンスが大きくなる、という判断があるのかな。と想像しました。当然、スミレの仲間の花の香りとかはオスだって認識しているでしょう。だから、メスがやってくるのではないか、と。
思い入れが深すぎますかね。ただ単に日向ぼっこしていただけなのかもしれない、多分そうだ。
でも、なんとなく、オスに肩入れしたくなる私です。

ホソヒラタアブ

1208_7hosohirataabu 2016.12.8
ランタナの花の前。見つけてからずいぶん長く目の前でホバリングをしていまして。
撮ってちょうだい、という感じがして、撮らずにはいられない。
ランタナの花はアブにとってはちょっと深いんですよね。狭いし。
で、花にちょんと止まってはすぐ離れ、また止まってはすぐ離れ、を繰り返していました。
花があることは見えているし感じているのに、蜜が吸いにくい。アブにはちょっとかわいそうでした。花の少ない時期だからなぁ。

スイートバジル

1208_5sweetbazil 2016.12.8
あらまあ、1輪咲いてる。

1213_7sweetbasil1 12.13
輪になって咲いてる。
今頃さいていいのかな。
玄関脇に置いてあるのですが、越年するのかな。
1213_7sweetbasil2
シソ科のかわいい花。この位の数だとあまり香りを感じませんが、sweet な香りがとてもよい。
私は葉の方は苦手ですが、この花は好きですよ。

イチョウ並木:ガス橋通り

1207_5ityou1 2016.12.7
プールからの帰り道。奥の方の交差点の向こうが多摩川にかかるガス橋。
神奈川県側の並木道です。
車を道路左に止めて撮影。
1207_5ityou2
これは信号待ちの時の撮影。
落ち葉がずいぶん積もっています。
橋を渡った東京都側の道路では、街路樹の剪定作業で片側交互通行が長く続きました。
落ち葉はゴミ。なんですね。
濡れたら滑りますし、土の上ではないので腐って土に還るということもないのですが。
なんだか、寂しい。
我が家の前のイチョウ落ち葉で、保育園の子どもたちが踏んで遊んだり、手ですくってかけあったり。大はしゃぎですよ。枯葉独特の「香気」もあるし。そういう体験をさせてあげたいですよね。

去年の秋から通うよ運うになった、ガス橋の向こうのプール。今年の年内で通算100回になるかも。一回1000m、週2回を基本にしてきました。100km泳ぐことになります。
年間約40回くらい泳いでいますね。
1000m/30分=100m/3分。わぁ、なんというのんびりしたスピードだ。昔はもうちょっと速かったけどなぁ。ま、ちゃぷちゃぷ泳げるだけまし、ということにしましょう。

ブーゲンビリア

1207_4bougainvillea2 2016.12.7
ブーゲンビリアが(so called)咲いています。

1210_3bougainvillea 12.10
とってもきれいです。でも、いま「花」のようなのは、苞ですね。

1212_2bougainvillea1 12.12
咲きました!開花宣言です。
1212_2bougainvillea2
これが花です。
暖房を使わない部屋での栽培。
結構寒さに強いとは聞いていますが、この時期の花、やっぱりうれしいですね。

2016年12月19日 (月)

ツバキ

1206w_3tubaki1 2016.12.6
これも妻の撮影。
1206w_3tubaki2
なみなみと陽射しを湛えた花の杯。
飲み干したい。

1206w_3tori 2016.12.6
妻が撮ってきました。
鳥は苦手でして。ムクドリかヒヨドリか、と思ったのですが、どうでしょうか。
白く見える時があるというのがヒントになるでしょうか。
ヒヨドリかなぁ。
教えてください。

12.20追記:コメントをいただきまして、ケリということになりました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-267f.html
どうぞ。

カエデ

1206w_3kaede 2016.12.6
これは京都から来た鉢植えのカエデ。
この辺りがピークでしたね。
食卓から見えるんです、スダレ越しに。
真っ赤な紅葉をみながら、贅沢な食事ができるのでした。

アサガオ

1206_17asagao 2016.12.6
わ、咲きそう。
葉にちょっと変化が出ているタイプのアサガオ。

1207_1asagao1 12.7
咲きました。でも、花弁を完全に伸ばしきれないらしい。
1207_1asagao2
別のカメラで撮ったらこんな色合い。
この方が肉眼で見る色に近いようです。
暖房は使わない部屋です。日中は日差しで少し暖かくなりますが、夜は寒い部屋のはず。
頑張るなぁ。
1207_4bougainvillea1
ブーゲンビリア越しに撮ってみました。美しいですね。

1208_2asagao1 12.8
翌日。
1208_2asagao2
なんだかねぇ。植物に対して感情移入しちゃうんですよ。
よく頑張ったね、エライね、ありがとうね。と。

ツマグロヒョウモン

1206_13tumagurohyoumon 2016.12.6
線路の柵の内側。近づきようがない。
口を伸ばしているのが写って嬉しい。
成虫での越冬はないと思います。
幼虫か蛹で越冬のはず。
このメスも産卵して死ぬのでしょうが、寒くても幼虫はゆっくりゆっくり成長しながら冬を過ごす。
大したもんだよなぁ。

ハエ目昆虫2種

1206_11kigosihanaabu1 2016.12.6
キゴシハナアブを狙ったんです。狙った割にはぼやけてますが。
そうしたら上の方にユスリカらしきものが写っていました。
現場では気づいていませんでしたので、そちらを狙った写真はありません。
で、トリミング。
1206_11kigosihanaabu2
こんなです。
ユスリカの仲間かな、と思うだけで、種類はワカリマセン。
触覚が目立たないからきっとメスでしょう。情けない話です。

アブラムシ

1206_5aburamusi 2016.12.6
生物も教えたというのに、情けないことに、この写真の大きいのと小さいのとの関係がよくわかりません。
親子なのか雌雄なのか。
どっちかなあ。

ランタナ

1206_4lantana 2016.12.6
ランタナが陽射しを受けて輝いていましたので、裏側から撮影。
1206_6lantana1
ふと気づきまして。イチョウの黄葉を背景に撮ったらどんなかな。
1206_6lantana2
ピントをずらしてイチョウの方へ。
青空、黄葉、赤い花
私の意識はこの時、視覚的な取り合わせの楽しさに集中していました。
後で言葉にしてみたら、信号を意識していたみたいになってしまう。
言葉による表現って、気をつけないといけませんね。

アゲハ羽化

1206_2ageha1 2016.12.6
アゲハが羽化しまして、出たい、と騒ぎましたので出してやったら
1206_2ageha2
うわぁ!
一挙にあんなところまで行ってしまった。
ハチのムサシじゃあるまいし。お日様に飛び込むなよ。
以前、同じようにアゲハを放した時、妻がカメラで追っていったら、わぁお日様にとびこんじゃったぁ、と叫んでいたことがあったんですよ。
1206_15ageha
後で散歩に出たら、ベランダに置いたエアコンの室外機にとまって日向ぼっこをしているアゲハがいました。
きっと、さっき放した「あの子」ですね。
元気でな。

巻雲かな?

1205_2kumo1 2016.12.5
朝7時半ころの空です。
細かいしわが寄ったような高いところの雲が一面に広がっていました。
1205_2kumo2
雲のない部分との境目、一筋飛行機雲のようなものも。
雲の名前はよくわかっていません。高いところの雲というと、巻雲とかかな。
上空には空気の流れがあるようでした。そういう高層の流れというとジェット気流かな。
などと、ぼんやり考えておりましたら。

↓NHKラジオの気象予報士・伊藤みゆきさんのブログにすごい写真を見つけましたので、リンクします。
http://ameblo.jp/ito-miyuki/entry-12226101359.html
今夜には「冬」来る!サインは雨・雷雨(2016-12-06 09:06:47)

昨日の空コチラ。一面に薄い縞模様が広がってましたなんと。
どこを見上げてもシマシマです。
そして飛行機雲の影が薄いシマシマに映し出されました驚き。

これは見ものですので是非ご覧ください。

2016年12月16日 (金)

ツマグロヒョウモン

1204_13tumaguro3 2016.12.4
妻の左手に乗ったツマグロヒョウモンを妻が右手のコンデジで撮影している。
私が撮影したもの。
で、妻がそのコンデジで撮った写真が
↓これ
1204_13tumaguro1
スゴっ。ツマちゃんとお友達。
1204_13tumaguro4
ツマちゃんもメス。女同士で「女子会話」でもやってますかね。
じいさんははたでニコニコしているだけで十分に楽しい。

コギク

1204_12kogiku 2016.12.4
黄色いのは筒状花ですね。舌状花は外側を包むように、と思っていたのですが、筒状花の間から出ているムラサキのが舌状花ですね、それが開いていくのがわかる。
なんとなく、おもしろいものだなぁ、と感じたのでお目にかけます。

キゴシハナアブ

1204_11kigosihanaabu1 2016.12.4
コギクにて。キゴシハナアブが手を擦っています。
ベトベトして気持ち悪い、とでも言っているでしょうか。
きれい好きですね。
1204_11kigosihanaabu2
アリッサムにて。
コギクもアリッサムも、私共人間の嗅覚にも芳香を感じます、アブもきっと香りで花を認識したのではないか。本当かどうかはわかりませんけど。
花の色とか香りというのは、ヒトのために進化したわけではないですね。
昆虫とともに進化してきたのです。おそらく視覚・嗅覚によって昆虫は花に誘引され、花は特定の昆虫を誘引して花粉を媒介してもらう。
花を美しくしたのは昆虫です。ちょっときつい言い方かな。

ナミテントウ

1204_8namitentou 2016.12.4
ぶれてるし、全体が写ってないし、自信はないけどナミテントウでしょう。
そばにアブラムシも写っていますので、たくさん食べて越冬に備えてください、と深追いしませんでした。

マンリョウ

1204_6manryo 2016.12.4
今年はナンテンの実がない。去年は庭のナンテンを切って正月飾りに使ったと記憶しますが。
この際「万両」の正月飾りにしようか。現在「数万両」はありますからね。
ユズリハは生えている場所がわかりましたから、2枚くらい頂いてきてもいいんじゃないか。
ミカンは夏みかんがなるし。
自宅近辺でかなりまかなえる感じがします。

キンカン

1204_5kinkan 2016.12.4
ずいぶん色づいてきました。
今年は庭に入りこむ鳥が多い。キンカンもつつかれています。
鳥の先手を打って食べなくっちゃ。
食い物競争は激しいのです。

余談ですが、生存競争といううと、弱肉強食とか互いに食ったり食われたり、の関係を思い浮かべる方が多いと思うのですが。
実は、主たる食糧が競合する、というのが一番シビアな競争なんですよ。
その競争の中で新たな食糧を見つけたものはそういう「生態的地位(ニッチ)」へと分化していくわけです。アゲハの仲間でも、柑橘類、クスノキ、セリなどいろいろな食草がありますが、激しい食糧競争の中で種の分化が生じてきたのでしょう。

ノゲシ

1204_3nogesi 2016.12.4
フチベニベンケイの間から頑張って顔を出しました。
隙間をかき分けて出てきたんですね。
花を咲かせ実を結ぶ、そのために全力を尽くしている姿です。
けなげですね。

ツマグロヒョウモンの幼虫達

1204_1tumaguro_2 2016.12.4
8匹!もう年内はこのくらいが限度でしょう、いくらなんでも。
妻が並べて記念撮影。このとげとげ幼虫がかわいくてならない夫婦。
なんだかなぁ、と笑いながら虫と共に生きるのです。

月と金星

1203_19moon1 2016.12.3
三日月と金星が一緒に見える、と妻。
この日、12月3日の正午の月齢は「3.6」。
なるほど三日月です。
画像ファイルのタイムスタンプは「17:12」で、月の入りの時刻は「19:42」ですから、月の入りの2時間半前ですね。
前の日にも月と金星が一緒の写真を撮りたいといっていたのですが、手ぶれを起こしてダメだった、と。
で、アドバイス。
普通に撮ると、空が暗くて露出時間が長くなってしまうんだよ。だからフラッシュを強制的に発光させるといいんだ。空に向かってフラッシュを光らせていると、知らない人がはたから見ると「バカバカしい」と思われるんだけどね。フラッシュを強制発光させると、60~80分の1秒くらいの露出時間でシャッターが閉じるんだ。今のコンデジのCCD素子は感度が高いので、そのくらいの時間シャッターが開いてくれれば月なんかは充分に写るんだよ。

さて、上の写真のプロパティをみると

絞り f/6.3
露出時間 1/60s
ISO-800
フラッシュ 強制

こうでした。絞り6.3で60分の1秒。これで上のように写るのです。
60分の1秒なら手ぶれも起きない。鮮明な画像が得られるわけです。
1203_19moon2
月の部分だけトリミングするとこうなります。
クレーターがちょっと写ってますね。
もちろん、露出やシャッタースピードがマニュアルで設定できる機種なら、こんな設定にしてみてください。
オートしかないような場合でもフラッシュの禁止とか強制発光とかはできるはず。
いろいろ試してください。
1203_19moon3
手前にカエデの黄葉が入りました。これもフラッシュ強制発光ですが、近景からの反射があったせいか、露出時間が少し短くなっていました。星を撮るのは大変ですね。

キクキンウワバ蛹の寄生バチ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-1f4f.html
2016年12月 2日 (金)「キクキンウワバ繭」

この状態で小さめのケースに入れて越冬させ、春になったら羽化してくるかな、と待つことにしました。

↑こういうことで、ケースに入れておいたのですが、突然、寄生バチ大発生。
1203_18kiseibati 2016.12.3
蓋を開けたらわぁっと飛び出すでしょうから開けられない。
外からの撮影。200匹や300匹はいるんじゃないか。

1204_1tumaguro 12.4
とにかく小さいのです、1mmちょいかな。
肉眼ではハエかハチかさえはっきり見定められない。
こうやって接写してみて、触角の感じからするとおそらくハチだろうと思います。

1204_4kiseibati 12.13
かわいそうですが、餓死させました。
「寄生」というのも、生き方の一つではあるのですし、そうやって生き継いできたのですから、仕方はないんですけどね。チョウやガを育てて楽しむオーレリアン夫婦としては、寄生者を排除せざるを得ないのです。

寄生されていたキクキンウワバの幼虫。まったく「数奇な虫生」でした。
かなり悲しい。

2016年12月15日 (木)

サンタクロース

★有名な話ですが、大本にあたってみるのもいいかと、ご紹介。
http://clubtable.com/hitorigoto/santa/sannta.html

 サンタさんは本当にいるのですか? 
■世界で最も有名なコラム■
1897年9月21日、ニューヨークの新聞「ザ・サン」に掲載された社説。
「サンタクロースはいるのですか?」という8歳の女の子からの手紙に対する答えを
『社説』として「サンタクロースは確かにいる」と発表したものです。
それから50年間、毎年この返事が新聞に掲載されるようになりました。
(後略)

この後に続けて「バージニア・オハンロンが『ザ・サン』に出した手紙」と「1897年9月21日 『ザ・サン』の社説」が読めます。


↓以前にも書いたことがあるのですが
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-0c8b.html
2014年12月18日 (木)「Angel's Trumpet」

ハリー・ベラフォンテの「クリスマスの12日」という歌が楽しい。
https://www.youtube.com/watch?v=gxzE6AbpllY
THE TWELVE DAYS OF CHRISTMAS Harry Belafonte

・初日は
On the first day of Christmas,
my true love gave to me
A partridge in a pear tree.
こう始まって
・2日目
Two turtle doves,
And a partridge in a pear tree.
・3日目
Three French hens,
Two turtle doves,
And a partridge in a pear tree.
こういう風に1つずつ増えていくんですね。
・で、12日目
On the twelfth day of Christmas,
my true love gave to me
Twelve drummers drumming,
Eleven pipers piping,
Ten ladies dancing,
Nine lords a-leaping,
Eight maids a-milking,
Seven swans a-swimming,
Six geese a-laying,
Five golden rings,
Four calling birds,
Three French hens,
Two turtle doves,
And a partridge in a pear tree!
もう大変。
幼い人ってこういうの好きでしょ。
同じパターンが繰り返されるのがまず楽しい。
そして雪だるま式にどんどん増えていくのが面白い。
何度も聞いて知っているのに、何度聞いても楽しくって、きゃっきゃとはしゃいで、もっと、もっととせがまれる。
そういう基本形を忠実に守った歌です。
是非お聞きください。そして存分にお楽しみください。
↓歌詞の全部はここで
http://www.songteksten.nl/songteksten/78717/harry-belafonte/the-twelve-days-of-christmas.htm
Harry Belafonte - The Twelve Days Of Christmas

★↓この歌、人間的な魅力にあふれています。
https://www.youtube.com/watch?v=9aJal4D3Gi4
The Borning Day by Harry Belafonte

ただなぁ、私の英語力では「Borning Day」が解釈できない。「生まれいづる日」だと思うんですけど。辞書にはそういう意味がないし。
歌詞の最後。

Stars of hope shine in the sky
To mark the baby's birth
Seemed to say it's borning day
Of better times on earth
Of better times on earth

「born」は「bear」の過去分詞のはずですよね。で「生まれる」という意味でしょう。
それを「ing」をつけて使うというのが、どうも、わからなくて。native の方の語感が聞きたいのですけど。英語の「方言」という可能性、ありますか?

http://lyricsplayground.com/alpha/songs/xmas/theborningday.shtml

THE BORNING DAY
(Fred Hellerman / Fran Minkoff)

Harry Belafonte - 1963
The Brothers Four - 1966

Mary and the baby hungry
Yes, we know what hungry be
So we bring them peas and rice
And a little ginger tea
Only pigeon peas and rice
A little ginger tea
Mary thank us with her eyes
She poor the same as we
She poor the same as we

Mary and the baby lonely
Lonely is not good to be
So we sit awhile and chat awhile
To keep them company
Stay awhile makes the baby smile
Pass the time of day
When we see how pleased they be
It make us glad we stay
So glad that we could stay

Mary and the baby weary
Oh, we know what weary be
So we make a bed and pillow for their head
With down from the muhow tree
Only down from the muhow tree
To rest them soft and good
We feel bad this was all we had
We do the best we could
We do the best we could

Mary and the baby rest easy
We go away and let them be
On hush tip toe and voice kept low
We look up and see
Stars of hope shine in the sky
To mark the baby's birth
Seemed to say it's borning day
Of better times on earth
Of better times on earth


★↓これもすごい。
https://www.youtube.com/watch?v=WY3o4_iIudg
HARRY BELAFONTE - MARY'S BOY CHILD

博多人形のサンタクロース

↓こんな記事がありました。

サンタさんは博多人形、ベルトに「福」 限定販売に行列(朝日新聞デジタル 2016年12月8日14時29分)
 福岡市のJR博多駅前などで開催中の「クリスマスマーケット」で6日、サンタクロースの博多人形300個が限定販売され、買い求める行列ができた。
 博多人形師の中村信喬(しんきょう)さん(59)がプロデュースした和洋折衷のサンタ。手のひらサイズで、ベルトのバックルには「福」の文字が刻まれている。
 「大黒様みたいでしょう。『福』の字がつく福岡に来て、幸せなクリスマスを迎えてもらいたい」と中村さん。博多の新たな縁起物として喜ばれそうだ。

いやこれがかわいい。
Sanntaninngyou
クリスマスマーケットのサイトから引用。
「大きな袋を肩にかけ♪」ですよね。
大黒様がサンタのコスプレ、かな。
ひょっとして国際サンタクロース協会の公認を受けたんじゃないか、大黒さんは。
写真だけでなんだか幸せ気分になれました。

参考
http://fanfunfukuoka.com/town/66156/
↑クリスマスマーケットのHPです。

↓グリーンランド国際サンタクロース協会日本支部の公式サイトから
http://www.japan-santa.com/himitu/

   永遠の命を持つ長老サンタクロース
北極の近くにある世界でいちばん大きな島「グリーンランド」には、永遠の命を持つ長老サンタクロースが住んでいると言われています。昔は1人で世界中の子どもたちにプレゼントを配っていましたが、それもだんだん難しくなってきたそうです。そこで、今から約50年前の1957年に「グリーンランド国際サンタクロース協会」をつくりました。協会には長老サンタクロースからを受けた世界各国の公認サンタクロースが所属していて、みんなで手分けをして様々な活動をしています。
   世界各国の公認サンタクロース
世界で唯一本物のサンタクロースが在籍する「グリーンランド国際サンタクロース協会」には、北欧のデンマーク、スウェーデン、ノルウェーを中心に、ドイツ、スイス、オランダ、カナダ、アメリカ、フランス、イタリア、エルサルバドル、スペイン、日本などに支部があり、2013年現在で約120人が活動をしています。ちなみに(2013年現在)オーストラリアを含むアジア地域には、たった1人しか公認サンタクロースがいません。それが、にっぽんのサンタさんなのです。

ツマグロキンバエ

1203_16tumagurokinbae 2016.12.3
今一番姿を見かけるのはツマグロキンバエでしょうか。
寒さに強いハエのようです。
花から出てきて口を掃除しています。
「口がべたつく」みたいな感覚があるのでしょうか。
「脚が滑る」という感覚が発生すると、脚を擦るらしいのですが。
外骨格の昆虫の「皮膚感覚」ってどのようなものなのでしょうね。

クモガタテントウ

1203_14kumogatatentou 2016.12.3
また見ました。縮こまって動きませんでした。
もう越冬状態に入るのでしょう。落ち葉の下とかね。
落ち葉は大切。あんまりきれいにしすぎないでくださいね。

ハエ

1203_13hae 2016.12.3
ハエの種類はわかりません。ヤツデの花はハエにも舐めやすいのでしょう。花弁などが邪魔しないから。
地味な花ですが、ちゃんと昆虫が来るということは、昆虫を誘引する「なにか」があるのでしょうね。鈍感な人間には感じられませんが。

カエデ

1203_8kaede 2016.12.3
もう残り少ない紅葉。
木が裸になってきました。
1203_17kaede
足元の様子に気づいてみれば、こうなっていました。
緑色の葉はユキノシタです。そこに、カエデの茶色くなった葉が落ちかぶさっていました。
季節が進んでいきます。

ツマグロヒョウモン

1203_6tumagurohyoumon 2016.12.3
この毛、見てください。
たまたまこんな風に写りましたが、すごいですね。ビックリです。
犬の毛を思わせるくらいです。
ふっかふか。

ハナグモ

1202_9hanagumo1 2016.12.2
ハナグモのオスでしょうか。
ちょっと小さい気もして、幼体かなぁ、わかりません。
捕獲した昆虫が何なのか、よくわかりません。
翅のあるアブラムシのような気もしますが。
腹部が白いようですね。ということはワタムシとかユキムシとか呼ばれるアブラムシかな。
1202_9hanagumo2
これ以上は無理。しつこ過ぎるとストレスを与える。餌を放棄したりしたら大変だ。
さようなら。

ヒラタアブの幼虫

1202_7hirataabu 2016.12.2
これはヒラタアブの仲間の幼虫のようです。
アブラムシを食べるのですが、そのアブラムシもあまり見かけなくなりました。
大丈夫かよ、蛹までちゃんといけますように。

アスパラガス

1202_2asparagus 2016.12.2
アスパラガスの黄葉が美しい。

1208_3asparagus 12.8
ピークかな。
雌株だったら、赤い実がなるのだそうですが、我が家のアスパラガスは雄株。

↓雌株の黄葉と赤い実が見られます。
http://blogs.yahoo.co.jp/ndtpn49944/45287847.html

コギク

1202_5kogiku 2016.12.2
時間の経過を写し込んだつもりです。
いろいろなステージが混在するところの「一瞬」を切り取ると、そこから時間の流れを構成することができます。
{大きな話ですが。宇宙論などでは、人類が観測できる短い時間の中で、様々な状態の星や銀河を観測して、100億年を超す宇宙の歴史を構成したりしますね。}

香りは写りませんが、気分だけでも菊の香をお楽しみください。

2016年12月14日 (水)

増毛から浜益へ

前の記事で

「原生花園の青空」=青一色
「摩周湖の霧」=灰色一色

と書いて思い出しました。
今年、留萌線の一部が廃線になりましたね。

さらば増毛駅、町民とファンお別れ 最終列車シカと衝突(朝日新聞デジタル 2016年12月4日23時22分)
 北海道北西部の日本海沿いを走るJR留萌(るもい)線の留萌―増毛(ましけ)間(16・7キロ)が4日、最終運行を終え、95年の歴史に幕を下ろした。
 ・・・
 増毛町は戦後までニシン漁で栄えたが、過疎化などで乗客はこの40年で約20分の1に激減し、同区間の廃線が決まった。町は駅舎を保存し観光に生かす方針。地元の酒蔵「国稀(くにまれ)酒造」創業家4代目の本間櫻さん(56)は「増毛の歴史を支えた鉄道を失って寂しい」と話した。
 ・・・
    ◇
 増毛発の最終列車(2両編成)は午後9時10分ごろ、廃止区間より先の幌糠(ほろぬか)―峠下(とうげした)間(留萌市)でシカと衝突。JR北によると、乗客にけがはなく約8分後に運転を再開した。当初の遅れも合わせて約40分遅れの午後9時50分ごろ、終点の深川駅に到着した。

懐かしいなあ、「増毛」。20歳の時に行ったのですが、その夏に原生花園やら摩周湖やら、ふらりふらりと気ままな旅をしたのでしたっけ。
その話は以前に書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-bbf3.html
2015年9月 3日 (木)「思い出話」

思いついてグーグルマップを。
Masikehamamasu1
地図です。
私たち大学化学部の学生は、増毛の中学で実験の授業をやって、次に浜益の中学校へ行く予定だったのです。
滝川まで戻って、バスで行く、つもりだったのですが。
地元の漁師さんたちが、漁船で送ってくださったのです。
Masikehamamasu2
衛星写真。
暑寒別岳の山地を海側から満喫しましたよ。
珍しい体験でした。
私は秋田の八森で小さな漁船に乗ったことは何度もあるのですが、グループの仲間には初体験の人もいて、なかなか、騒ぎでしたっけ。
懐かしく思い出しました。もう50年近くも昔なんだなぁ。古くなっちまったぞ。
{古いついでに。当時はインターネットなんてなかったんですよ。すごいでしょ。}

青空

1201_10aozora 2016.12.1
みごとな青空。白い雲。
秋というべき季節にはあまり見られませんでしたが、ここへきてやっと、空に季節が表れてきました。
1201_10aozora0
青一色。
「東京南部の青空」とでも題しましょうか。

こういう写真を昔のフィルム写真の時代にDPEのお店に出すと、失敗かと思われて焼き付けてくれなかったりしましたっけ。
これは青空を撮ったのだから、焼き付けてください、と頼まなければならなかった。

★若い頃にね。
「原生花園の青空」=青一色
「摩周湖の霧」=灰色一色
「城の矢狭間」=まっ黒画面に白い長方形が一つ
というような写真をよく撮って遊んだものです。
デジカメでは自分で何を撮ったかわかっていますので、楽になりましたね。

アオクサカメムシ

1201_9aokusakamemusi1 2016.12.1
幼虫をいっぱい見ました。
一度、成虫とすれ違ったのですが、あまり鮮明ではなかった。
今回はキバナコスモスの花で撮影できました。
1201_9aokusakamemusi2
すぐ消え去りそうになったので、ちょっと指に移ってもらって。
もう飛び出して行きたそうですが、少しの間待ってもらいました。
1201_9aokusakamemusi3
お顔拝見。つぶらな複眼。単眼が2つ。
幼虫はたくさん見ましたが成虫になれたのはわずかなんですね、やはり。
厳しい世界です。

アゲハ

1201_5ageha1 2016.12.1
アゲハも羽化。
1201_5ageha2
ツマグロヒョウモンの顔と比べて下さい(前の記事)。
みんなそれぞれに個性的ですね。
1201_5ageha3
ランタナの方へ飛んでいく後姿が写りました。
ランタナはチョウの花です。

1202_4ageha1 12.2
ツツジで。
1202_4ageha2
チロリアンランプで。
チョウと暮らす日々は楽しい。みんな「うちの子」

ツマグロヒョウモン

1130_8tumaguro1 2016.11.30
美しい横顔。こんな風に撮れるのは珍しい、ラッキー。
1130_8tumaguro2
ふさふさの毛。チョウがこんなにふさふさしているって、ご存知ない方も多いかな。暖かそうでしょ。
1130_8tumaguro3
手乗りサービス。ありがとう。

1201_6tumaguro 12.1
3匹も羽化しちゃって、すごいことになってます。
去年も確か12月の末近くまで羽化が続いたんですよ。

メジロ

1130_7mejiro 2016.11.30
妻のカメラを借りて画像をパソコンにコピーしていたら、サムネイルではなんだか判別しづらいものがありました。

あの丸っこいものが写ってるのはなんだい?
メジロよ。
と笑う。

パソコン画面で大きくしてみたら。
なるほど、メジロの後姿なんですね。
梅の花の季節によく見かけます。
ぶら下がるようにして下から花の中へ嘴を挿しこんで蜜を吸う。
ウグイス色だし、梅に鶯っていうし、昔はてっきりメジロのことをウグイスだと思っていました。お恥ずかしい。
取り合わせのよいものという譬えですが、紛らわしいですね。

オオカマキリの卵鞘

1130_5ookamakiri1 2016.11.30
妻が発見。産み付けられていた現場で撮影したもの。
1130_5ookamakiri2
この形はオオカマキリの卵鞘だと思います。
受精卵かどうかについては、不明。
枝ごと切って持ち帰ってきました。
1130_5ookamakiri3
室内で撮影。
受精卵なら来年の5月とかに孵化するでしょうけど。
どうなるかなぁ。

そう、こんな卵鞘もありまして
1213_5kamakiriransyou
これはハラビロカマキリの卵鞘じゃないかと思うのですが。
我が家周辺に、こういうカマキリたちが細々とではありますが生息しているということは嬉しいことです。

↓いろいろな種類のカマキリの卵鞘が見られます。
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/KamakiriTamago.html
カマキリの卵鞘(らんしょう)

繭か?

1129_15mayu_2 2016.11.29
ディジタリスでしたか、の葉を手繰って糸を張り巡らせて「何者か」がこもっているようですね。
なんだろう?
忘れてしまわない限りにおいて、様子見とします。
忘れてしまって、虫が出ていった後の祭り、という可能性は相当に大きいけど。

デュランタの実

1129_12duranta1 2016.11.29
お、実がなってる。
1129_15mayu
まだ熟しきっていないようです。
熟したら割って、中の様子を見たい。
結実率の高い花ではないので、少ないチャンスですから、ぜひ見たい。
観察してます。

オオタバコガ幼虫

1129_11ootabakoga 2016.11.29
この幼虫、葉も食べますが花も食う。
頭を突っ込んでムシャムシャ食べてます。

1201_11ootabakoga 12.1
つぼみも食べてます。
キバナコスモスの繁殖力の中でオオタバコガ幼虫が花やつぼみを食べても大きな影響はない。
君たち早く蛹にならないと、寒くなっちゃうよ。

2016年12月13日 (火)

ヒメヒラタアブ

1129_9himehirataabu 2016.11.29
一瞬の出会い。
コギクの中へ頭を突っ込んで蜜を舐めるところでしょう。
気温が下がる中、ハエやアブばかり見るようになりました。
ブログ用の写真がネタ切れになる日も近いな。

ビワ

1129_8biwa 2016.11.29
これはビワ。利害関係大いにあり!食べたい!
実がおいしい。生食してもいいし、ジャムにしてもいい。
実生ですがいい味の実をつけてくれます。よかったな。

シロダモ

1129_7sirodamo 2016.11.29
樹木には詳しくないので、何の木なのかずっと知らずにいたのですが、ある時教わりました。
シロダモでしょう、と。
チョウなどの食草になっているようでもなし、実を食べるとかいうわけでもなし、私共と利害関係のない木です。
花の時や、新芽の時だけ、少し目立ちます。

↓参考サイト。わかりやすい写真がいっぱい掲載されています。
http://matsue-hana.com/hana/sirodamo.html

キンバエ

1129_6kinbae 2016.11.29
ビヨウヤナギの葉の間から、エメラルドのような緑色の輝き。
まるで宝石みたいだ、と撮影したのですが、思うようには写りませんでした。
ハエは汚い、というような先入観を捨てて観察すると、キンバエの輝きはタマムシにも匹敵する美しさだと思います。
「見る」という行為自体が主観的なものですから、完全に先入観、パターン視を避けることはできませんが、「自分が視る世界」は自分が組み立てた主観世界だ、ということを自覚していれば、見ることの錯覚は減らせるのではないでしょうか。

イヌタデ(アカマンマ)

1129_5inutade 2016.11.29
ナンテンの葉の間から伸び出して花を咲かせています。
君はナンテンの花なのかい?と笑って声をかけながらの撮影。
光を求めて立ち上がり伸び上がったイヌタデです。
植物たちの「光を求める闘争」は熾烈なものです。動物である私たちの感覚では推し量れないものがあります。

キゴシハナアブ

1129_3kigosihanaabu 2019.11.29
コンデジで何の気なしに撮って、パソコンで見たらまあ、なんだかやけに鮮明に写っていました。
コンデジの解像度侮るべからず。ピントが合った時はね。
小さいものを狙うと、すぐピントが背景の方に行ってしまうだもんな、苦労します。
それさえなければ、重い一眼レフは要らないんだけど。

1129_2wtuta 2016.11.29
妻の写真から。
(つた)の紅葉は有名な割に都会では見かけることが少ないですね。
「最後の一葉」は蔦でしたね。そんなことを思い出しながら、鑑賞しました。
紅葉といい黄葉といい、それぞれにみんな微妙に異なる。
山全体、のようにまとめてみるのもいいですが、個々の樹の個々の趣向をじっくり味わうのもよいと思います。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/vitaceae/tsuta/tsuta3.htm
↑参考になります、どうぞ。

1129_2w_kaki 2016.11.29
イチョウを見ての帰り道。柿が実っていたそうです。
おそらく渋柿。ポリ袋にでもいれて焼酎を少しいれて渋抜きすればおいしく食べられます。
以前、時々、とろっとろに熟した柿を頂戴することがあったのですが、これが大好きでして。
柿にかぶりついて歯で穴を開けて中身を吸う。
最高ですよね。そんな柿は商店ではどこも売ってませんから、あの一時期だけでした、あの楽しみは。

朝日新聞の読者投稿欄「ひととき」におもしろい投稿がありました。

(ひととき)熟柿を食べる日(朝日新聞デジタル 2016年12月3日05時00分)
 ・・・大きな熟柿を3歳の孫娘に「食べるか」と近づけたら、「いや。食べない」と、顔をそむけた。・・・ヘタをくりぬきトロトロの果肉をスプーンですくい、口に運ぶ私をポカンと見ているので再び「食べるか」と笑って見せたが、無言で首を横に振る。
(後略)

読んでいてよだれが出そうですね。うらやましい。
現代のような甘味料が豊富にある時代と違って、江戸時代くらいだと甘味料も少なくて、柿の甘さというものはとてつもない甘さだったのではないか、と想像をめぐらします。
干し柿より熟柿の方が好きです。

イチョウ黄葉

1129_2w_ityou1 2016.11.29
これは多摩川駅近くのイチョウです。
車での買い物帰りにちょっと遠回りして見に行きました。
前の前のシーズンには、ボリュームもあってものすごくきれいでしたが、前のシーズンには刈りこみがきつかったか、さえない黄葉でした。
今シーズンはと見に行ったら、木は小ぶりになってしまったのですが、黄葉は見事。輝いていました。
で、車を止めて撮影というのもちょっとためらわれて、後日、妻が散歩がてらに撮影に行ってきてくれたのです。
1129_2w_ityou2
この時がピークだったようです。
1129_2w_ityou3
緑を残した葉がほとんどない。
この同じ時期に、我が家のそばのイチョウ黄葉はまだほとんど始まっていませんでした。
どういう条件の違いで差が出るのか、よくわかりません。

田園調布駅のそばとか、駒沢公園のそばとか、イチョウが輝く場所を何カ所か知っていますが、ここは近くていい。
楽しみな場所です。

鱈の鯛の鯛

1129_1tara 2016.11.29
タラのアラを食べました。食べでがあってうまくて、しかも安い。
頭の部分なので、胸鰭はないつもりで食べていたら、鯛の鯛が出てきました。
頭の大きさの割には小さい。短くて幅広。

尾頭付きで食べるか、アラを食べるかしないとお目にかかれません。
刺身だけが「魚」ではないので、できるだけ食べ尽すようにしてください。

2016年12月12日 (月)

パティ・スミス 「はげしい雨が降る」

こんな記事がありました↓
http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/10/patti-smith-sing-for-bob-dylan_n_13557550.html
ボブ・ディラン欠席のノーベル賞授賞式、パティ・スミスが「はげしい雨が降る」熱唱(動画)
The Huffington Post  |  執筆者: Maddie Crum

(前略)
パティ・スミスが授賞式に登場し、ディランの「はげしい雨が降る」(A Hard Rain’s A-Gonna Fall)を歌った。パティ・スミスはディランの受賞前から、授賞式への出演を依頼されていた。もともと自分の曲を歌うつもりだったが、自身に大きな影響を与えたディランの受賞を聞いて、ディランの曲を歌うことにした。
(中略)
スミスは演奏中に1回、歌詞を忘れて口ごもった。「血が滴り落ちている、黒い木の枝が見えた」という部分だ。スミスは緊張していたとして謝り、歌い終えた。
(後略)

パティ・スミスさんが歌うということは聞いていました。歌が途中で途切れたという話も聞きました。「忘れた」のかどうかは知りません。極度の緊張だったことは確かでしょう。
で、私の見る時間帯のニュースでは、パティの歌は聞こえてきませんでした。
今日、朝日新聞に掲載されたハフィントンポストに、動画がありました。
8分を超える動画で、長いですが、歌の全部を聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=DVXQaOhpfJU&feature=youtu.be
↑あるいはこれが直接のリンクになるのかな。
もしうまくリンクしていなかったら、ご自分で「パティ・スミス ノーベル賞授賞式」とか検索すればヒットするはずです。
パティさんは私などと同世代。ボブ・ディランの歌を多感な年代聴いた世代でしょう。
心揺さぶられますが、さて、ボブとしては人の心を揺さぶることが本意かどうか。
人を不安に落とし込み、人の心に疑念を湧きかえらせる方がボブらしいけど。

日経新聞に、ボブ・ディランのノーベル賞受賞スピーチ(日本語訳全文)が掲載されていました。
その一部が妙に気にかかる。

ディランさん「創造的努力、シェークスピアのように」
ノーベル賞受賞スピーチ(日本語訳全文)(2016/12/11 16:27)
(前略)
 一つだけ言わせてください。これまで演奏家として5万人を前に演奏したこともあれば、50人のために演奏したこともあります。しかし50人に演奏する方がより難しい。5万人は「一つの人格」に見えますが、50人はそうではありません。一人一人が個別のアイデンティティー、いわば自分だけの世界を持っています。物事をより明瞭に理解することができるのです。(演奏家は)誠実さや、それが才能の深さにいかに関係しているかが試されます。ノーベル賞委員会がとても少人数だという事実は、私にとって大切なことです。
(後略)

英文はこうです。(日経新聞から)

But there's one thing I must say. As a performer I've played for 50,000 people and I've played for 50 people and I can tell you that it is harder to play for 50 people. 50,000 people have a singular persona, not so with 50. Each person has an individual, separate identity, a world unto themselves. They can perceive things more clearly. Your honesty and how it relates to the depth of your talent is tried. The fact that the Nobel committee is so small is not lost on me.

教師という職業は、人前でパフォーマンスを行う職業です。
全校集会というような集団(マス)を相手に話をする時と、教室で40人を相手に話をするときとでは、全然違うのです。
私はよく
「授業というものはね、ライブなんだよ。開始から終了へ、時の流れの中で、君たちと一緒に構築していくものなんだ。授業は生き物なんだよ。遅刻したり、無関心な私語を交わしたりして、その流れを断ち切らないでほしい。授業という生き物を殺さないでほしいんだ。何十年も授業をやっていて、一回として『同じ授業』なんてできたりはしないんだよ。今、目の前にいる君たちと協同でつくるのが授業なんだから」
と。
ボブ・ディランの言葉が突き刺さりました。

別件ですが。
ボブ・ディランがノーベル文学賞を「受けた」ことはまあいろいろあるんでしょうから、いいですけど。
「受賞拒否」するのかな、とも一瞬思いましたよね。
でも「拒否」というのは、相手の価値を一定程度認識・評価したうえでそれを否定する行為ですね。
「文学を評価する」という行為自体を否定して、ノーベル文学賞に意義を認めないという立場もあり得ると思うんですよね。
そういう場合に取りうる態度は、完全無視 じゃないのか。
私の中には、ちょっとそういう「完全無視」をボブ・ディランに期待したところがあります。
文学賞、平和賞、経済学賞、そういうものに、かなりの程度の「疑義」を抱く私なのです。

12月12日は「バッテリーの日」

Battery 2016.12.11
は?ナンデ?
11月11日は「電池の日」でしたが。
「十一 十一」=>「± ±」ということで、電池の日でした。
「12 12」ではプラス・マイナスにはならないじゃん。
検索してみました。で、思い出しました。野球のポジション番号なんですよ。思い出してみれば授業でその話をしたこともあったな。

http://www.baj.or.jp/qa/baj/05.html

Q5. 「バッテリーの日」って、いつですか?
●12月12日が「バッテリーの日」です。
野球のバッテリではピッチャーのポジション番号が「1」、キャッチャーの番号が「2」で、1と2が組み合わせられることから12月12日を「バッテリーの日」に制定 しました。

Q4. 「電池の日」って、いつですか?
●11月11日が「電池の日」です。
11月11日を漢字で書くと、+(プラス)-(マイナス) +(プラス)-(マイナス)となり、電池の正・負極を表すことから11月11日を「電池の日」に制定 しました。

今日はそういう日です。

アゲハ

1128_2kiageha1 2016.11.28
またまたアゲハのパワフルな姿を。
1128_2kiageha2
後ろから撮っています。
激しくはばたいて、浮き上がる。
くすぐったかったり、風圧を感じたり。
いや実際、アゲハのパワーはすごいですよ。

ブドウ

1127_10kyohou 2016.11.27
今シーズンの最後。
もう甘さはほとんどなかったけど「おいしかった」。
酸味というのもおいしさの構成要素でしょ。
果実はおいしい。だってワタシらサルだもん。

ハエ

1127_9hae 2016.11.27
キバナコスモスの花の中。ハエですけど。種はわからない。
ヒメフンバエに似ています、でもなんだか微妙に違う気もする。翅の斑紋なんかが。
先日のベッコウバエよりは、はるかに小さい。
分からないまま載せます。

ルリマルノミハムシ

1127_8rurimarunomihamusi 2016.11.27
これもまた、がんばるなぁ。
成虫で越冬するのでしょう。
ハムシですが、花そのもをかじったり、花の蜜を舐めて栄養源にしていると思うのです。
花がなくなりますから、今のうちに栄養を蓄えておかなくっちゃね。
↓参考
http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-3c9c.html

カンナ

1127_2canna 2016.11.27
今季は終わりと思っていましたが、なんだか、咲きそうな気配。

1203_12canna 12.3
わ、かわいい口が開いたぞ。

1206_3canna 12.6
う~む、徐々に開き始めた。

1208_6canna 12.8
どこまでいけるのだろうか。
寒さが本格化してきましたが。見てるよ。

ヤノネボンテンカ

1126_25yanonebontenka1 2016.11.26
わぁ。
1126_25yanonebontenka2
わぁ。
開ききれていませんが、がんばってます。
ヤノネボンテンカは「矢の根梵天花」ですね。
葉が鏃(やじり)のようだ、ということがよくわかります。

や‐の‐ね【矢の根】
(やじり)。〈日葡辞書〉
広辞苑第六版より引用

1129_4yanonebontenka1 11.29
もうこれで終わりかな、という感じです。
それにしても長く咲いてくれました。夏前の閉鎖花の時からだと半年以上咲き続けてくれました。
しばらくはゆっくり休んでください。

クモの巣

1126_23kumonosu 2016.11.26
外で使う雑巾にできていました。
クモが越冬用に潜り込む場所じゃないか、とも思いますが。
クモ本体が中にいるのかどうか、よくわからないままに放置してあります。
外用雑巾は別のものを出してきて使っています。

ベッコウバエ

1126_19bekkoubae1 2016.11.26
アジサイの葉の上にいました。最初アブかなと思ったのですが調べてみたらベッコウバエ。
初めて見るハエです。ハエとしては大型だし全体が細長い。珍しいものを見ました。

http://shizensanpo.seesaa.net/article/380998629.html
↑詳しい解説があります。是非お読みください。
私はこのブログを頻繁に見に行きます、楽しいですよ。

コギク

1126_18kogiku 2016.11.26
いろんなステージを一挙に。
香りもよいし、欲しいという方もいらして、どうぞどうぞと差し上げています。
勝手にやってきて元気よく咲いているのですから、私共の専有物ではない。
{アブラムシとかなんとか、全く駆除していませんので、お家で花瓶に挿すと、小さな虫が落ちるかもしれないな、とは思っていますが。ごめんなさい。}

ツマグロキンバエ

1126_17tumagurokinbae 2016.11.26
花の奥から出てきて身づくろいをしているというところですね。
1126_21tumagurokinbae1
思いっきり近づいてみたら比較的よく撮れました。
1126_21tumagurokinbae2
複眼のところをトリミング。
個眼の粒々感がわかります。

1127_6tumagurokinbae 11.27
体と口の先に花粉の塊りがついています。
1127_6tumagurokinbae2
前脚で口の先を掃除しています。
こんなアングルで接写できたのは初めてだ。
顔つきがいいね。

2016年12月 9日 (金)

バラ

1126_16bara 2016.11.26
前回、散歩を遠くしたときにも書きました。
ここのバラの花を見ると、家に戻ってきたな、と感じる花。
数は少ないのですが、ずっと咲いていてくれます。優しい思いやりの花だな。

「冬の薔薇」というファンタジーや歌もあるんでしたっけ。
「薔薇」というのは夏の季語だそうですが

ふゆ‐そうび【冬薔薇】‥サウ‥
冬に咲くバラ。ふゆばら。<季語:冬>
広辞苑第六版より引用

こういうのもあるそうで、季語にこだわることはないでしょう。
その時々に心をうつものを詠めばいい。読む方は、その句から自分の心の中に湧いてくるものを観賞すればいい。観賞を縛ることはないでしょう。

ホトケノザ・ヤエムグラ

1126_14yaemugura 2016.11.26
ヤエムグラの実を見た後、向きを変えて踏切の方へ。
踏切脇の地面を見たら、あれ?これはヤエムグラじゃない?
1126_15hotokenoza1
わ、これホトケノザだよね。
いまからもう、なのかい?
いつも年が明けて、は~るよこい、の気分の中で見るんじゃなかったっけ。
1126_15hotokenoza2
両方ともいっぱい。
そうなのか、前の年の12月にはもう、茂り始めて準備が進んでいるのか。
ここはすごいなぁ、と思ったのでした。

1127_4yaemugura 11.27
翌日、自宅前の線路柵のあたりをよく見たら、わぁ、我が家でもそうなんだ!
ヤエムグラです。そうだったのか。雑草がいっぱいの中で、気づかずにいたんですね。
1127_4hotokenoza
ホトケノザも自宅前にありました。しかもうもつぼみがあるようです。

1203_11hotokenoza 12.3
ポチンと赤く色づいている。
開放花になれば気づくと思うんですが、いくら鈍感な私でも。
ひょっとして閉鎖花になっちゃうのかな。
見続けることにします。
いやあ、今、もうすでに、私の日向ぼっこの座席が用意されていたとは。
{極・私的に、この草は「カカシノザ」なのであります。}

ユズリハ

1126_13yuzuriha 2016.11.26
この木がユズリハであることを認識したのが去年かな。今年の早春だったかな。記憶があいまいですが、まあ「最近」であることには間違いない。
ですから、ユズリハの実を見るのは初めて。
妻が気づいて教えてくれました。私は足元への注意がまだまだ強くて、ゆとりが少ない。
1126_13yuzuriha2
この木のすぐそばにマユミ。
マユミの方はずいぶん以前に知って、以来、花や実を楽しんできました。
これからはユズリハも楽しめるということで、楽しみが増えますね。

紅葉

1126_9suiro 2016.11.26
水路に映った紅葉。
水路の幅がもう少し広いともっといいのかもしれませんが。
どこかに「逆さ紅葉」というような名所がありそうですよね。
これはこれで、なかなかいい眺めでしたよ。
春は枝垂桜のトンネルになるところ。
秋もまた美しく。
冬ざれは、命をはぐくむ姿。
ともに今を生きる生き物たちです。

サザンカ・ツバキ

1126_4sazanka 2016.11.26
密蔵院です。昼の散歩をいつもより少し遠目にして出てきました。
1126_5tubaki
白のツバキ。
白い花は少し葉の間に奥まったものの方が撮りやすい。
日が当たると明るくて画像が吹っ飛んじゃいますね。
1126_6sazanka
自宅のツバキやサザンカにつくチャドクガにてこずり、一方では虫が大好きで殺虫剤を使いたくない、そういう感情がこういう「花いっぱい」を見るとうずきます。
1126_10sazanka
お寺の外側。水路沿い。
ね、本当にいっぱい咲き誇っていますでしょ。
でもねぇ。単純に「わぁきれい」では済まない「心の痛み」を感じつつ鑑賞する私です。

ツマグロヒョウモン

1125_5tumaguro 2016.11.25
門を出たら門柱にいることに気付いて、まずそっと離れまして。
ズームで撮影。
背中に陽を浴びて温まっているのです。これ。
ゆっくりどうぞ、とまずは離れました。(普段だと近いところからだんだん遠くへ歩くのですが)
ぐるっと回って戻ってきたらもういませんでしたので、門柱付近の花などを見て散歩をお仕舞にしました。

アゲハ

1125_4ageha 2016.11.25
ランタナの花の前で、何かいないかな、と見ていた私の眼の前に割り込むように舞い込んできたアゲハ。
わぁわぁ。です。
まるで写真を撮ってくれと言わんばかり。
そりゃ撮りますよね、こうなったら。
うれしいったらありゃしない。
チョウの舞う庭です。

青天の霹靂

1125_1inekari1 2016.11.25
もういいだろう、と妻が「稲刈り」
1125_1inekari2
剪定ばさみで。
1125_3dakkoku1
割り箸を使って、脱穀。
1125_3dakkoku2
わぁ、豊作だ!

私は普段から玄米食ですから、軽く精米して・・・・
来年用も取っとくか。
「ままごと」ですね。楽しいですよ。

ルリマツリ

1123_13rurimaturi1 2016.11.23
たくさん花があるうちは気づかずにいたことに、花が少なくなってきて気付く。
花のもつ独特の光沢に気を取られていました。
1123_13rurimaturi2
萼と花弁の関係はこうなっていた。
筒の先から伸びだしていくように咲いたのでしょう。
1123_13rurimaturi3
独特なつぼみも意識していました。
でも、この咲き出し方は、ちゃんと見ていなかった。
迂闊でした。見ているつもりで見落としていることの何と多いことか。
「世界は認識の穴だらけ」であるようです。

モミジバルコウ

1123_12momijibarukou1 2016.11.23
ふと小さなことに気付いて。
紅葉はせず、黒ずんでいくのですが。
先端部がわずかに緑色を残している。
しかも、長短に関わらず同期しているみたいだ。
1123_12momijibarukou2
別の葉を見たら、葉脈の緑が残っている。
多分そのことが黒ずみの進行のある種のメカニズムとかかわっているんだろうな、と思いつつ。
自分の言葉では表現できないのでした。

2016年12月 8日 (木)

マンリョウ

1123_6manryou 2016.11.23
庭のあちこちにありますが、もうほぼ完熟でしょうか。
前のシーズンには、ある株の実は全部鳥に食べられましたが、そばの別の株の実はほとんど食べられなかった、ということがありました。
なんでだろう?おいしいのとまずいのとあるんですかね、ちょっと想像しにくいが。
鳥ってこういう実は丸呑みでしょ、味わっているとは考えにくいんだけどな。
わからん。

ブドウトリバ

1123_3budoutoriba 2016.11.23
これ「ガ」です。網戸にくっついていました。
知らないと、一体何なのかわからないと思います。
ガガンボと見間違う方もいるとか聞きます。
ひょっとして虫とは思わない方もいるかも。
我が家の場合だとヤブガラシがありますので、そのあたりが食草になっているのかな、と思います。
ちゃんと飛べます、この細い翅で。不思議です。
2,3日ここにいたので、死んでるのかな、と思ったら大丈夫、生きてました。

ウスモンミドリカスミカメ

1122_23usumonmidorikasumikame 2016.11.22
今年はこのカメムシをよく見ます。ここはコギクの花の中。
わかりづらいと思います、ピンボケだし。
虫の体を右斜め後ろから見ている、というアングルです。
白い丸いものが右の複眼です。

1123_9usumonmidorikasumikame 11.23
またコギクで。
コギクの花が好きなようで、そのせいで頻繁に見かけるのかもしれません。
コギクの香りを楽しみ、虫を見る、贅沢な楽しみだなぁ。

フウセンカズラ

1122_22huusenkazura 2016.11.22
まだ咲く。
そろそろほぼ最後の花だろうと思いますが。
来年もまた幼い人たちを楽しませてあげてください。

ハエ

1122_20hae1 2016.11.22
多分ヤドリバエの一種だと思います。
寄生バエですね。
1122_20hae2
ハエですが、成虫は糞とか腐敗物に集まるということはあまりないようです。蜜を舐めたりして活動エネルギーを得ているのではないかな。
寄生バチのように「刺して」産卵ということはできませんから、食草の表面に産卵しておいて宿主の幼虫に食べられるのを待つとか、宿主の幼虫の体表に産卵して幼虫が自分で食い入るとかの方法をとるようです。
寄生というのも、大変な生き方です。

ツマグロオオヨコバイ

1122_19hinatabokko 2016.11.22
アジサイの葉の上で。ツマグロオオヨコバイとハエが日向ぼっこしていました。
陽射しを受けることが目的ですし、肉食性でもないし、同居しても問題はありません。
背中があったかくて気持ちいい。撮影者も。

1123_8tumaguroooyokobai 11.23
これは日向ぼっこというよりは、消費エネルギーを減らしてひっそりと休止状態。
昼の散歩でぶらぶら歩いていると、時々、ぱぁ~っと目の前を飛ぶこともあります。
まだまだしぶとく生きるんだ。

ツマグロヒョウモン羽化

1122_24tumaguro1 2016.11.22
これはメス。こちらは羽化後の時間が長くなっていたので、すぐ飛び去りましたが。
1122_24tumaguro2
こちらはオス2匹。暖まってから行きなさい、と脇のバジルにつけてやったら、しばらくはここにいましたが、やがて飛び去りました。
羽化後の経過時間などで体の状態が微妙に違う。夕方はすぐ気温が下がるから、その前に自分でいい隠れ場所を探させたい。
気を使います。

アゲハ羽化

1122_17ageha1141 2016.11.22
アゲハが2匹羽化。
1122_25ageha
1匹は吹っ飛んでいってしまいましたが、もう1匹は、ちょっとカエデに寄ってから飛び去りました。
カエデの黄葉とアゲハ、絵になるなぁ。

ビオラ

1122_10viola 2016.11.22
よくわかっておりませんので、小さい花をビオラ、大きい花をパンジーと呼んでいます。いいのかな。
ちょっと変わった模様の花が咲いています。

1203_9viola 12.3
絞り、みたいなのもあります。
当然のことながら、我が家のパンジーやビオラはツマグロヒョウモンを意識しています。
買ってきてすぐだと、薬剤の影響がありそうですから、なるべく自宅で長く栽培して薬剤の影響がなくなるように、と。
防虫用の薬剤の影響を消して、幼虫さん食べても大丈夫だよ、にしたいのです。

カリン

1122_2karin 2016.11.22
密蔵院から頂いてくるカリンです。
蜂蜜漬けとかジャムをつくっています。
喉にいいとかいいますし。
冬場は鼻や喉を保護しないとね。
{外出時にはマスクをします。フィルター機能よりも、自分の息によって吸気が暖かく湿って喉が楽、というのが私の目的}
カリンジャムは赤いのです。
種からも大量のペクチンが出ますので、それも利用します。
プレーンヨーグルトに、赤いカリンジャムを混ぜて牛乳を入れて、ピンクのドリンクをつくる。これおいしいしお腹にもいいんじゃないかな。

1130_1karin 11.30
妻が笑って見せてくれました。虫が食い進んだ穴ね、と。
私共の世代だと、ナシやリンゴやクリに虫がいるのはごく普通のことでした。
ナイフで虫の食い痕を追跡しながら削って食べていき、虫を発見するのを楽しんだり。
「虫が食っているというのはおいしいという証拠なんだ」といわれていましたね。
茹で栗をむくと、よく中で虫がゆで上がっていましたっけ。
今回、カリンの中の虫は発見できませんでしたが、中央付近には糞もいっぱいありましたね。
ざっと取り除いて調理して食べます。
ま、大したことじゃない。今の若い人だときっと、大騒ぎだろうな。

虫を食べちゃうこともあり得ますが、「なにタンパク質タンパク質」でいいでしょう。
チョウの幼虫を飼育していると、ケースの外にも糞が転げてくることはよくあることで。
アゲハの場合だと「ミカンの葉っぱが姿を変えただけよ」ということになるのです。
確かに。
生まれてからずっと、とにかくミカンの葉しか食ったことはないんですからね。
スミレやクスノキなどが姿を変えたものもいっぱいあるんです。

2016年12月 7日 (水)

ローズマリー

1121_7rosemary 2016.11.21
ローズマリーですね。
わたしはどうも「香りのもの」というのが苦手でして。
ハーブ類は、敬して遠ざく、ですね。

http://www.hana300.com/rozuma.html

・学名
  Rosmarinus officinalis
   Rosmarinus : ロスマリヌス属
   officinalis : 薬効のある

 Rosmarinus(ロスマリヌス)は、ラテン語の「ros(露)+ marinus(海の)」が語源。
 海岸近くに生えていることから。

だそうです。「薔薇とマリーさん」じゃないらしい。とんだ誤解でした。

★そういえば、「今年の一皿」に選ばれたのも「香菜」でしたね。

今年の一皿に「パクチー料理」 かつては薬味、今や主役(朝日新聞デジタル 2016年12月5日22時28分)
 その年の世相を反映し、象徴する「食」を選ぶ「2016年 今年の一皿」(主催・ぐるなび総研、共催ぐるなび)に、「パクチー料理」が選ばれた。
 パクチーはセリ科の野菜で、コリアンダー、香菜(シャンツァイ)などの名称でも知られ、独特の香りがある。タイ、中国、インドなど世界の多くの国で食べられている。
 選定理由について同総研は、①かつてはエスニック料理の薬味的存在だったが、パクチーサラダ、鍋、カクテルなどで主役に転じた②愛好家を「パクチスト」と呼ぶ造語も生まれた③日本での生産量が増え、買いやすくなった――ことなどを挙げた。
 同総研がぐるなび加盟店約15万軒のメニューを調べたところ、パクチー料理を扱う飲食店の数は今年、前年の約2倍になったという。
 授賞式に出席したタイのバンサーン・ブンナーク駐日大使は「パクチーは体によい食材。たくさん食べてほしい」とあいさつした。
・・・

コリアンダーという名前は知ってましたが。タイ語のほうは知らなかった。
しかしま、私はダメだな、こりゃ。
スイートバジルの葉をちぎってみたらもう、わぁだめだぁ、と手を洗いに行ったくらいですし。
きつい香りでした。

東光院で

1121_1toukouin1 2016.11.21
東光院のセンリョウ。黄色い実のなるタイプ。
これもなかなかいいですね。種を播いてみようかな。
1121_1toukouin2
ナンテンの実がいっぱい。我が家のナンテンは今年は実がなりませんでした。
何がどう違うのかな。去年はいっぱいなったのに。

ハマヒサカキ

1120_20hamahisakaki 2016.11.20
マンションの植え込み。
かわいい花ですが独特の「におい」が漂います。
この時期だとまだハエたちは活動していますから、きっとハエを誘ってるのでしょうね。
そういう「におい」です。
知らないとガス漏れ騒ぎになるそうです。

白いツバキ

1120_19mituzouin2 2016.11.20
密蔵院の白いツバキ。
密蔵院にはツバキやサザンカがいっぱいあります。
六郷用水跡の水路に面した垣にもいっぱい。
公共の場所だからなぁ、おそらく大量の殺虫剤を撒布しているでしょうね、チャドクガ防除のために。
共存できない種類の昆虫の食草は残念だけどやめた方がいいかもしれない。
ツバキの花を見ながらふとそんなことも考えます。
{大島ではやはりチャドクガ対策で大量の殺虫剤を撒布しなければならない、と聞いたことがあります。}

ツマグロヒョウモン

1120_16tumaguro1 2016.11.20
手乗りチョウはなんともかわいい。
1120_16tumaguro2
しがみついているみたいでしょ。
まだまだツマグロヒョウモンの活動は続きます。

マツバボタン

1120_15matubabotan1 2016.11.20
これマツバボタンの花ですが、なんだか変じゃありませんか?
花弁を誰かが食べた。まんべんなく先端近くの半分だけ食べた?
ひょっとして、つぼみの時に、つぼみの上半分近くを誰かが食べて、その後に開花したんじゃないか。
誰だろう?
そのころはまだオンブバッタがいて、かじったか。どうかなあ。
1120_15matubabotan2
これはちゃんとした花です。

小さな秋

1120_12momijibarukou1 2016.11.20
モミジバルコウで、小さな秋を見つけました。
どのくらい小さいかというと
1120_12momijibarukou2
このくらいです。
葉を出したのだけれど、もう寒かったのでしょうね。

ナガメ・アブラムシ

1120_11nagame1 2016.11.20
アブラムシを見ていたのです。デュランタの葉。
ここに写っているアブラムシがなんだか曲者、白黒のは一体どういうアブラムシなのか。
わからないのでした。
で、そうやってアブラムシを眺めていたら、ぬっと現れた「巨大な」昆虫。
小さな昆虫に意識を集中していたものですから、実際大きな虫に見えたのです。
1120_11nagame2
ナガメですね。
ここはデュランタだよ、「菜」じゃないでしょ。などと呟きながら撮影。
実際、アブラナ科の葉を好みます。
そういわれたせいでもないでしょうが、すぐ歩き去っていきました。

アズチグモ

1120_9azutigumo1 2016.11.20
ん?なんかいる。
脚がはみ出してるでしょキミ、隠れているつもりだろうけど。
{黄色いあんよが見えてるよ、だんだんだ~れがめっかった♪}
こういうはみ出し方はカニグモの仲間ですね。
風に揺られている時は平気なのに、指で葉をつまむと、そ~っとであっても感じ取って逃げられることが多い。
で、葉からずっと下の方の茎をつまんで、ひねって葉の裏を見ました。
1120_9azutigumo2
アズチグモですね。この「顔」は見間違いようがない。
1120_9azutigumo3
ひねっていますので、横姿もとらえられました。
クモには迷惑でしょうけれど、これだけアングルを得ましたので、最後にダメモトで接近。
1120_9azutigumo4
ありがとう!かわいいよ、すてきだよ、美人だね。{岩合さん風に}
いい写真が撮れました。嬉しかった、ホントにありがとう。

ゴミグモ

1120_8gomigumo 2016.11.20
近づけないし、小さいし。クモ本体がうまく確認できません。
でも、ゴミグモの仲間でしょうきっと。
ん?というところもあるんですけどね。
「日本のクモ」新海栄一 著のゴミグモの項から引用します。

網の中央には縦に食べかす、脱皮がら、枯葉片などを並べて、クモはその中に止まる。

こういう帯状のものを網の中央に作るのはゴミグモっぽいのです。
ただ。なんだかなぁ。
「縦」ではなくて、「水平」方向に作っちゃった。
かかしの家ではクモまでへそ曲がりなのか。
ちゃんと確認できないうちにどこかへ移動してしまいました。

2016年12月 6日 (火)

アスパラガスの雨滴

1120_6uteki 2016.11.20
雨滴というか霧滴というか、アスパラガスにいっぱいついていたのですね。
で、一眼レフのピント合わせをマニュアルフォーカスにして無限遠に設定してシャッターを切ってみました。
思ったほどの効果は得られなかったのですが、まあ、分光で色を発する滴がいっぱい、くらいのところは写ったかな。
虹色に輝く滴をいっぱい、という写真はまだうまく撮れません。

朝霧

1120_1kiri1 2016.11.20
東京としては珍しく霧がかかりました。朝7時ころです。
1120_1kiri2
人もかすんでいます。
1120_1kiri3
電車が姿を現す。
{駄洒落:むちゅうで走る電車。}
1120_1kiri4
朝日が射して来て。
画面左側は、日光が霧で散乱して白くなり、右は霧の層が薄くて青空が透けている。という写真です。
久しぶりに霧を見ました。

★爺さんから、参考までに↓余計なお節介を。

ごり‐む‐ちゅう【五里霧中】
[後漢書[張楷伝]](広さ5里にもわたる深い霧の中に居る意)現在の状態がわからず、見通しや方針の全く立たないことのたとえ。心が迷って考えの定まらないことにもいう。

むが‐むちゅう【無我夢中】
我を忘れるほど、ある物事に熱中すること。「―で働く」
広辞苑第六版より引用

ランタナ

1118_5lantana1 2016.11.18
冬のさなかには「棒っきれ」のようになってしまうランタナですが、まだ花をたくさんつけていま
独特のつぼみ。
1118_5lantana2
淡いパステルカラーがなんだか「おいしそう」。
1118_5lantana3
チョウが喜ぶ花ですので、私共オーレリアン老夫婦には大事な大事な花なのです。
他にも、ブッドレアとか、デュランタ、キバナコスモスなどなど。
チョウに遊びに来てもらうためには花が必要。
育ててみたかったら、幼虫の食草を育てる必要があります。
柑橘類、クスノキ、イネ科植物、マメ科植物などなど。
下草がきれいさっぱりと無いお庭は申し訳ないけど、チョウ向きではない。
落ち葉を完全に片づけ切ってしまうのもなんだかなぁ。
通常の園芸とはちょっと(かなり)違うスタイルで植物と接する必要があります。

ラッピング電車

1118_1wrap1 2016.11.18
妻が蒲田へ買い物に。
乗った時は気づかなかったのだそうですが、降りたら、あらこれが例のラッピング電車だったのか、と写真を撮ってきてくれました。
1118_1wrap2
ワタクシ、映画にはまるっきり関心がなくって。スターウォーズくらい題名は知っていますが、見たことはない。
1118_1wrap3
池上線と多摩川線に、このスターウォーズ電車が走っているそうです。クリスマスまでかな。

私の昼の散歩ではまだ2回位しか見かけていません。
私が乗れる可能性はほぼゼロ。妻が「俄か撮り鉄」になってくれて、助かりました。

キク科

1117_24onitabirako 2016.11.17
混乱しています。この花の感じはオニタビラコかな?とも思うけど。今?

1120_14onitabirako 11.20
う~ん。オニタビラコ。ですか。

1123_7nogesi1 11.23
この花は、アキノノゲシかな?
1123_7nogesi2
葉の感じはノゲシ、でいいのかな。

きれいです。それでいいや。

ウラギンシジミ

1117_23uraginsijimi 2016.11.17
ウラギンシジミです。メスかな。
「裏銀」というくらいで、翅を畳むと白いチョウになります。
↓白い姿の写真が見られます。
http://www.insects.jp/kon-tyouraginsi.htm
成虫のまま越冬します。冬の陽射しの暖かい日にたまに見かけることもあります。
元気でね。

ツマグロヒョウモン

1117_22tumaguro1 2016.11.17
うちの子、でしょうね、きっと。
ウィンターコスモスで吸蜜。
1117_22tumaguro2
すぐそばのパンジーに移って吸蜜。背景の白い花はアリッサム。
パンジーに産卵したかどうか、わかりません。

1118_3tumaguro1 11.18
これは羽化したチョウを放す時の写真。
1118_3tumaguro2
毎日のように羽化して旅立っていきます。
ツマグロヒョウモンの幼虫は成長はスローになりますが越冬できる。
タフなチョウです。

毎日のように、夫婦二人してわぁわぁ騒ぎながらチョウと共に生きております。
オーレリアンだなぁ。

ネコハグモ

1117_21nekohagumo0 2016.11.17
キバナコスモスの花をくぼみに見立てて構えるネコハグモ。
獲物がかかっているようですね。
1117_21nekohagumo
翅のあるアブラムシでしょう、多分。
写真右の方にもそういう獲物の翅が写っています。
この時期でも、それなりに小昆虫が獲れるんですね。

ヒトスジシマカ

1117_20hitosujisimaka 2016.11.17
ふらふらになったヒトスジシマカがやってきまして。
私の手にとまって血を吸おうとするのですが、パワー不足で、刺すけれど吸えないような感じ。
季節外れだもんな。
まっすぐの針と、その針を収納していた鞘が不鮮明ですが写っています。
鞘が弓なりになっていますから、その分、針が皮膚に刺さってもぐっているはずです。
でもなぁ、この後叩いたけど、ほとんど血は吸っていなかったし、かゆみもなかったなぁ。
晩秋の蚊は儚い。

アブラムシ

1117_18aburamusi1 2016.11.17
デュランタの葉の一部にアブラムシが密集していました。
高いところだし、揺れるし、鮮明な画像が得られません。
一カ所にまとまっているのですから、同一種ではないかと思うのですが。
有翅タイプはいいとして、丸っこいのはどうしたのか。
アブラバチに寄生されたのかな、とも思うけれど、そうでもないような気もする。
1117_18aburamusi2
翅がないタイプにも2種類くらい違った姿のがいますね。
どうなっているんだろう?

1120_10aburamusi1 11.20
再度、撮影。でもやっぱりよくわからない。
1120_10aburamusi2
季節的には冬に向かっていますので、無性生殖をやめて、オスムシを産んで有性生殖をする時期ではあります。
ですから、雌雄がいるのかもしれませんが、私には特定できません。
やっかいだなぁ。

↓高知大学農学部のページです。生活環のイラストがわかりやすい。
http://www.geocities.jp/organicchemistrykochi/study-aphid.html
アブラムシの生活環

2016年12月 5日 (月)

ホトトギス

1117_13hototogisu 2016.11.17
これが今年最後の花でした。
アスパラガスの煙るような緑の中にぽつん。
きれいだよ。
そのうちこのアスパラガスも、黄色い煙のようになっていきます。
季節は確実に冬へ向かっていく。

八重桜南殿

1117_12naden 2016.11.17
お祝いごとのお返しに頂いて、大事にしています。
今年の春は元気がなかった。
心配していましたが、次の春は少し回復してくれるかな。
我が家の庭は狭いし日当たりが不十分だし、なかなか条件を整えてあげられないので、申し訳ないことです。

ジンチョウゲ

1117_11jintyouge 2016.11.17
白い花のジンチョウゲ。つぼみの準備が始まりました。
年を越して、寒さの年間の底を過ぎる頃。膨らみ始めますかね。
ゆっくり、ゆっくり。でも、止まりはしないのです。

カエデ

1117_7kaede 2016.11.17
門にかぶさるように育てているカエデ。
池上本門寺の植木市で買ったもの。ずいぶん大きくなりました。
カエデの種類がよくわかりませんが、この木は、真っ赤にはなりません。
赤味を帯びた黄色・茶色ですね。
1117_8kaede
こちらは、鉢で育てているカエデ。かなり赤くなります。
妻が京都のお寺で芽生えを見つけて東京へ連れてきたもの。
いろんなことをやる夫婦でして。

1118_6kaee_hati 11.18
ずいぶん赤くなってきました。

1123_4kaede 11.23
わあ、ですね。
両側に40年物の実生のイチョウ。少しずつ黄色くなってきます。

1127_1kaede 11.27
紅葉と黄葉を並べて楽しめます。
こういうのを「贅沢な楽しみ」というのじゃないか。
「一緒に生きる楽しみ」でもあるのです。

チロリアンランプ

1117_6tyrol1 2016.11.17
チロリアンランプがすごいことになっていまして。
一年中咲きっぱなし。
食卓のところの窓の前で茂っているのです。
1117_6tyrol2
この花やっぱり楽しいので、株分けをして門を出たすぐのところにプランターに植えて出してあります。ちらほらと咲いていて、私共には見えていますが、保育園児の目を引くところまでは行ってないかな。楽しんで頂戴ね。

アリッサム

1117_4alyssum1 2016.11.17
いかにもアブラナ科の花。
オシベの配置も典型的。
1117_4alyssum2
今年はカラーの株も加わって、足元がにぎやか、はなやか、かぐわしい。
門の前に置いてあります。保育園児にもよい高さでしょ。
門でふわ~っと香りを楽しんで、出ればコギクの香りに包まれて。
気持ちがいいですよ。

ブーゲンビリア

1117_2bougainvillea 2016.11.17
苞葉が開き始めました。

1122_3bougainvillea 11.22
中に3つ見えているのが本当の花なのですが、それはまだ咲けない。

1125_2bougainvillea 11.25
この状態で終わるのかもしれませんね。
温度が低ければ、生命活動の化学反応も遅くなる。
どこまでいけるかな。

アサガオ

1117_1asagao 2016.11.17
葉に変化があるアサガオ。つぼみはまだあるけれど、いくらなんでももう終わりだよなぁ、と思っていましたら。

1122_1asagao 11.22
咲きたい、といっています。
そして
1123_1asagao 11.23
ここまで咲きました。すごい。心揺さぶられました。
完全な開花とは言えないかもしれませんが、咲くのだ、という意志を感じます。
お礼を言って見送りました。

カゲロウの仲間

1116_15kagerou1 2016.11.16
玄関の木製ドアにとまっていました。
1116_15kagerou2
なんという種なのかは私には判断がつきません。教えてください。
どこから飛来したものやら、不思議だなぁ。

コギクで

1116_12kogiku1 2016.11.16
ヒメヒラタアブとアリが来ていました。
生物としては私も花に惹かれます。佳い香りがほんのりと漂うのです、このコギクの周辺で。

1117_19himehirataabu1 11.17
この時はヒメヒラタアブが夢中になっていました。
1117_19himehirataabu2
口を伸ばしている様子が見えます。
触角はハエ・アブに独特なもの。平均棍も見えています。
よほどおいしいのでしょう、これだけそばによって撮影しても気にする様子はありませんでした。

2016年12月 2日 (金)

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)

小4・中2、過去最高点 意欲向上に課題 数学・理科の国際調査(朝日新聞デジタル 2016年11月30日05時00分)
 57の国と地域が参加した2015年の国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)で、日本の小学4年と中学2年の平均点がいずれも過去最高になった。一方、数学や理科が「楽しい」「得意だ」と答える中2の割合は国際平均を下回り、学びへの関心や意欲をどう育てるかに課題が残った。(後略)

ま、いいですけど、なんでも。
問題例というのを眺めていて、なんだかなぁ、という感想。
Rika
「中学3年で学ぶ内容」とありますが。
そりゃ、「熱流体」みたいな話とか、熱はエネルギーだとか、熱容量・比熱などを使って、移動した熱量の計算をするのは、そうなのかもしれませんが。
{私も中学で熱の授業をしましたが、もう40年以上も前のこと。今の指導要領はよく知りません。}
でもねぇ、熱の伝わり方として、伝導・対流・放射なんてのを習うのは小学校じゃありませんか?
https://ja.wikibooks.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%90%86%E7%A7%91_4%E5%AD%A6%E5%B9%B4#.E3.81.9B.E3.81.A3.E6.B0.8F.E6.B8.A9.E5.BA.A6

小学校理科 4学年
熱の、つたわりかた
熱(ねつ)は、外部から手を加えなければ、しぜんと温度の高い所から、温度の低いところへと、熱(ねつ)が移動(いどう)して、つたわっていきます。 その結果(けっか)、温度の高かった場所は、熱を手放していき、だんだんと温度は低くなります。いっぽう、まわりとくらべて温度のひくかった場所は、しだいに温度が高くなる。そして、いつしか、この、ふたつの場所の温度は、同じ温度になります。

これを覚えていれば、というか、体できちんと体感していれば、上の問題例なんか、何ということもなく答えられるんじゃないですか?
授業で教わったことを頭に詰め込んで、その時の言葉で問われなければ答えられないのでしょうか。コマッタ。
生活体験を対象化してないんですね。親も子も。コマッタ。

理科おじさんをやっていたころに、電磁石などを小学生のU君と実験して、その後、これでセンター試験が解けるんだよ、とやってみたことがありましたっけ。
基本的なこと、根本的なこと、が理解できていれば、小学生でも大学生でも同じなんです。
自然科学ってそういうものなんですがねぇ。

Sansu

3/8というのは、2/8=1/4より大きくて、4/8=1/2より小さいんでしょ。
四分円より大きくて半円より小さいといえば、③しかないじゃないですか。
マッタクモウ。
理由?私には説明できないかも。だって、答えがそのまんま見えちゃうんだもの。

わけのわからないテストを受ける人たちがかわいそうだなぁ。

11月は雨が多かったらしい

昨夕、森田さんの天気予報を見ていたら、一日のうちに雨を観測した日数が「平年の11月は6.8日で、今年の11月は13日だった」と話しておられました。
平年の2倍近いですね。やっぱりなぁ、今年の11月は湿っぽかったのですよ。
さて、12月が始まりまして。今年の冬はどうなるんだろう?雪があまりたくさん降りませんように、と祈ります。「すべる」という事態には全く対処できない私ですから。

ツマグロキンバエ

1116_14tumagurokinbae 2016.11.16
この季節によく見ます。複眼の縞模様と口が特徴的。
体半分しか見せてくれませんでしたが。

1122_18tumagurokinbae1 11.22
この日はすごくうまく撮れました。
見てください、この口。ゾウさんの鼻というか、掃除機の吸い込み口というか。
複眼の縞模様もよく見ると微妙に色分けされています。
1122_18tumagurokinbae2
普通のハエよりは撮影しやすいですよ。
成虫はこのようにもっぱら花の蜜を舐めますので、ハエだ汚い、ということではありません。
幼虫はまあやはり動物の死骸などにつくそうですが。

カタツムリ

1116_13katatumuri 2016.11.16
線路際のルコウソウにくっついていました。
これはまだ生きていると思います。
今年はけっこうあちこちでカタツムリを見ました。
少し増えたでしょうか。

1120_18katatumuri1 11.20
玄関脇の草の陰。
お、カタツムリだ、と思いましたが色が白い。
1120_18katatumuri2
よく見れば殻だけでした。
この白さだと、死んでからかなり時間が経過したものかもしれませんね。

ウィンターコスモス

1116_10wintercosmos1 2016.11.16
妻が購入してきました。
キク科なのですが、五弁花に見えます。
コスモスの園芸品種とかいうわけでもなさそうです。
1116_10wintercosmos2
中を見れば確かにキク科ですね。
1116_10wintercosmos3
つぼみや開花途中など一緒に写してみました。
寒さに強いとか。東京のこの辺りでしたら越冬できるでしょう。
冬のいろどりが増えました。楽しいな。

ホウセンカ

1116_9housenka 2016.11.16
ホウセンカが頑張っていまして。実もできそうです。
毎日足元に見えますが、低くてね、自分では撮りづらい。
妻に撮ってもらいます。
「しゃがむ」という動作が私にはないものですから。

コギクにウスモンミドリカスミカメ

1116_8kogiku1 2016.11.16
2、3色の花が咲いてます。きれいでしょ。
1116_8kogiku2
わぁ、おみごと。
1116_8kogiku3
どれどれ。と、ウスモンミドリカスミカメ。
1116_12kogiku2
他の花にもウスモンミドリカスミカメがいました。キク科の花が好きですね。
蜜を吸うのでしょうね、もちろん。針を刺さなくても吸えますね。

ヤツデ

1116_7yatude 2016.11.16
庭のヤツデです。
きれいに咲きましたが、諸般の事情により私は接近できません。
いろいろなんだかんだ「またぐ」必要があるのです、近づくには。
「またぐ」という動作は私には不可能ですから、近づけないんですね。
ま、いいさ。

キクキンウワバ繭

キアゲハの羽化を見送ったわけですが、物語が一つ残っています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-1490.html
2016年11月 1日 (火)「キアゲハ幼虫」
↑ここで、パセリにキアゲハの幼虫が出現して、飼育に入った経緯を書きました。
その幼虫が、前2つの記事で成虫になって旅立っていったのです。
その幼虫が出現した時に、パセリにはもう一匹大型の緑色のイモムシがいました。
↓ここにその話を書きました。キクキンウワバの幼虫だったのです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-2d75.html
2016年11月 1日 (火)「キクキンウワバ」

この中で蛹になっていると思います。
当面はこのまま放置して、キクが枯れる頃、ケースにでもいれてやろうかな、羽化後の成虫を見てあげたいな、と思っています。
数奇な運命をたどったイモムシちゃん。ちゃんと大人になれますように。

さて、コギクの葉を綴って中で繭を作り蛹になったキクキンウワバ。
その後、正直なところ忘れていましたが。
1129_14kikukinuwaba 2016.11.29
思い出して、あの場所を見たら、ちゃんといました。
茎を切り、葉をそ~っとはがしていったら、中に蛹がいるようです。
この状態で小さめのケースに入れて越冬させ、春になったら羽化してくるかな、と待つことにしました。
ところで、私が指先でこの状態にして、撮影し、じゃ頼むよ、と妻の手のひらに乗せたのですが。
笑いながら受け取って、でもこんなの平気で手に乗せたりしていいのかなぁ、きゃぁ!っと叫ばなきゃいけないんじゃない、などとけらけら笑いながらケースに入れに行ったのでした。

★NHKの11/29の午後の「スタジオパークからこんにちは」という番組に今森光彦さんがゲスト出演なさっていました。
戸田恵子さんにトンボの切り絵など指導したり、楽しい番組でした。
そこで知った言葉「オーレリアン」

これは12/3の番組の予告から↓
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92682/2682127/index.html

里山の魅力を世界に知らせた写真家今森光彦さん。棚田を見下ろす丘にアトリエを建て、周りに雑木林や畑を開きながら、長い時間をかけて里山の様な美しい庭を作りあげた。そこはオーレリアン(チョウを愛する人)の庭と名付けられ、たくさんのチョウや生きものが集まる草花で彩られている。暮らしの中に野草を飾ったり、庭の恵みを収穫し料理を作って葉っぱのお皿に盛りつけたりと四季折々に自然をの楽しむアイデアもいっぱいだ。

今森さんの感覚としては「チョウ」といっても、いわゆる「チョウ」だけではなく「ガ」も含めた「チョウ目」を指していると思います。
Aurélien」こうなのかな。
この番組を見て、「私らもオーレリアンを名乗っていいよなぁ」と笑いました。
何せチョウの飼育歴40年超(ちょう)ですからね。
「千」というケタのチョウたちを旅立たせたと思います。

この言葉、多分「オーラ」と語源は同じでしょう。

aura
►n (pl ~s, -rae /-rìː/) 《芳香などのような》ほのかな感覚的刺激,香気;《まわりを包む特殊[独特]な》雰囲気,感じ;《人が発する》霊気,オーラ;背光,後光;〔医〕 《癲癇などの》前兆,アウラ;[A-] アウラ《微風の象徴で,ギリシア芸術で空に舞う女》.
[L<Gk=breeze, breath]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

「オーレリアン夫婦」 わぁ、かっこいい!

キアゲハ羽化:2

1118_2kiageha1 2016.11.18
遅い、出たいぞ!と叱られてしまいまして。
1118_2kiageha2
ケースの蓋をそっと開けて撮影して
1118_2kiageha3
開けた瞬間。ものすごい勢いで飛んでいってしまいました。
ただ見送るのみ。
またまた、すごいなぁ、ほぉ~、とため息をつきたくなる旅立ちでしたよ。

キアゲハ羽化:1

1116_6kiageha0 2016.11.16
キアゲハが羽化しました。がっしりしたいい体格ですね。
http://www.j-nature.jp/butterfly/zukan/yokunita/ageha1.htm
↑ここにアゲハとキアゲハの見分け方の写真があります。
一度覚えればもう見間違うことはありません。
{飛んでいる姿で見分けるのはきついけど。}
1116_6kiageha1
いい顔ですねぇ。しびれてしまいます。
1116_6kiageha2
ランタナの花に乗って、背中から日を浴びて輝いています。
1116_6kiageha3
見おろされてしまった。なんというか、ハハァーっと平伏してしまいたくなるような威厳を感じます。
すごいなぁ、ほぉ~、とため息をつきたくなる旅立ちでしたよ。

ラッキョウ

1116_4rakkyou 2016.1.16
ラッキョウの花がピークを過ぎていきまして

1121_16rakkyou1 11.21
こうなってきました。
1121_16rakkyou2
さてこれが種子を作れるのかどうか。
様子を見ましょう。
シジミチョウが来ていた、ということは知っていますが、さて花粉の媒介はできたかなぁ。

2016年12月 1日 (木)

11月までの気温など(東京)

とうとう12月になりました。
年をとると時の経過が速くなる、というのは本当ですね。
振り返って、大したことは何にもしてないのに、もう12月だ。
普通の雑草や普通の昆虫たちと日々濃密に生きてきたとは思いますが。

恒例、前の月の気温など。
201611kion
気温です。11月24日の東京の初雪の日が突出して「低い」。突然真冬が来てしまいましたからね。あれはマイッタ。
201611heinensa
気温の平年値からの差を均したグラフ。
最低気温が平年値を下回ることはこの頃あまり多くはないのですが。
11月は寒かった、といえますね。
201611situdo
湿度です。午後3時の値を使っています。日最小湿度ではないのですが、午後3時というのは生活感としてはいい時刻だと思います。
さて、湿っぽい秋だった、と思います。天候不順で日照時間が少なかったり、雨の日も多くて。
日々の記録で40%を下回った日は数えるほど。梅雨の時期よりは少し低めですが、4月5月よりずっと湿っぽい。
生活実感としては、今年の秋はスカッとした晴天が少なかったなぁ。

ツマグロヒョウモン

1115_19tumaguro 2016.1.15
わっと羽化しまして。
1115_19tumaguro2
手に乗せて、飛べるようなら飛べばいい、まだ体が重いというのならランタナの花のあたりにとまらせてやればいい。
1115_19tumaguro3
くすぐったくて嬉しくも楽しい瞬間。
1115_19tumaguro4
パッと飛び立ったところを妻がカメラを振りながらシャッターを切った。
全画面が流れているようですが、一応チョウをフォローしている。
お見事。昆虫写真家になれそうです。
とにかくシャッターを切る、考える前に切る。それっきゃないです。
すべてのショットが一期一会ですから。

ササグモ

1115_14sasagumo 2016.11.15
コギクのつぼみのそば。まだ幼体でしょう。
越冬準備中。凍りつかなければかなりの低温に耐えられる。
体に水がついてそれが凍るのが怖い、と思います。
よい場所を探してね。

ウスモンミドリカスミカメ

1115_13usumonmidorikasumikame 2016.11.15
2匹見えます。今年はウスモンミドリカスミカメをたくさん見ました。
幼虫は見なかったけど。
キク科植物が好きなようですね。今年はここにセイタカアワダチソウがありませんが、あれにも来ていたと思う。
カメムシにも好みの植物があるのと、オールラウンダーなのといろいろあるようです。
ホオズキカメムシなんかはアサガオの仲間が大好きですしね。

タイリクアリグモ

1115_10arigumo 2016.11.15
走って行く姿を見て、あっと思ってカメラを向けて一枚撮ったら去っていきました。
タイリクアリグモのオスかな、と思いますが、ひどい写真しか手元に残らなくて、恥ずかしい。
生態はよく知りませんが、成体で越冬でしょう、きっと。
何か見るたびに「越冬態」を考えてしまう季節になりました。

クロスジホソサジヨコバイ

1115_9kurosujihososajiyokobai 2016.11.15
今年この昆虫を撮影したのは今回が初めて。
肉眼では見かけていたのです、何度も。ところがカメラを向けると消滅する。
プチッという感じで跳んで消えます。
今回もこのショットのシャッター直後に消えました。
もう一枚撮りたかったよ。ぼけちゃってるもんな。
上が頭です。目玉模様が後ろにあったり触角っぽい模様があったりして、前後を混乱させています。
ちょっと赤っぽい色がありますのでメスだろうと思います。
またチャレンジします。

クモガタテントウ

1115_8kumogatatentou 2016.11.15
クモガタテントウの成虫。菌食のテントウムシ。
これまではクルミの葉でしか見たことがなかったのに、線路際で見てしまいました。
珍しいところで会ったね。

1123_11kumogatatentou 11.23 幼虫
これがクモガタテントウの幼虫。やはり菌食です。
これもまたクルミの葉ではなかった。
いっぱい食べていいよ。

ウシカメムシ

1115_7usikamemusi 2016.11.15
これはウシカメムシだと思います。
前胸部の突出が「牛の角」のようだということのようです。
2回目かな、これに出会ったのは。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-858c.html
2010年4月30日 (金)「ウシカメムシ」
↑これが初めて見た時の記事。ぜひお読みください。
成虫は「アッグガイ」に似ているとか、幼虫は「デビルマン」だとか。
まあ、特徴的な姿ではあります。

アリッサム

1115_5alyssum 2016.11.15
今年妻が見つけて購入してきたアリッサム。
カラーバージョンですね。
淡い芳香が心地よい。門のところへ出てくると、ほんわりと香りに包まれます。
佳い花です。お勧めします。

シコンノボタン

1115_3sikonnobotan 2016.11.15
シコンノボタンがつぼみを持ちました。

1117_3sikonnobotan 11.17
ほとんど変化なし。
この後も見ていたのですが、このつぼみは結局咲くことなしに落ちました。
さすがにもう終わりかな、と思います。ほんとに長い期間、ありがとうね。

ランタナに来たチョウたち

1114_3tumaguro1 2016.11.14
なんでだかわかりませんが、ツマグロヒョウモンの顔には愛嬌を感じる。
1114_3tumaguro2
今もまだ花を咲かせ続けるランタナは人気の蜜場。

1115_1ageha 11.15
アゲハもきました。
今もまだ活動を続けているチョウは、アゲハとツマグロヒョウモンです。
他のチョウはもうほとんど見かけません。
成虫越冬のチョウが日溜りに現れることはあるかもしれませんが。

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