スパームーン’
今日の話は昨日の続き。
NHKのニュースから。
今夜も”ほぼスーパームーン” 天気は次第に回復(11月15日 20時15分)
・・・
14日夜は、月と地球がことし1年で最も接近し、満月の日とも重なってふだんより特に大きく明るい「スーパームーン」となり、東北や北海道、沖縄県などで観測されました。14日夜は、九州から関東にかけての広い範囲で雨や曇りとなり、多くの地域で月を見ることができませんでしたが、15日夜は、大平洋側を中心に、天気は次第に回復しています。
国立天文台によりますと、15日午後7時時点の月と地球の距離は、およそ35万7400キロとなり、14日夜のおよそ35万6500キロと比べてやや離れるものの、その差は、900キロ程度となっています。この距離の差により月の見かけの直径が小さくなる度合いは、わずか0.3%程度だということです。
また、月の形も、15日夜は一部がややかけ始めるものの、まだまだ満月に近い状態になっています。
こうしたことから、15日夜の月も、14日夜の月とほとんど変わらない大きさと明るさになるということです。
視直径比は距離の逆比になるという論理はそのまま使いまして、計算すると。
357400 / 356500 = 1.0025245441795231416549789621318
{ウィンドウズの電卓です}
15日の月よりも、14日の方が「1.003」倍大きいのですね。
ハイ「0.3%」という数字はこういう風に出てくるのです。
ちなみに1.003を自乗すると
1.009倍ほど14日の月の方が面積は大きかったということになります。(0.9%ですね)
« ムラサキツユクサ | トップページ | シロオビノメイガ »
「理科おじさん」カテゴリの記事
- 化学の日(2022.10.26)
- 秒速→時速(2022.09.01)
- 風速75メートル(2022.08.31)
- 「ウクライナで生まれた科学者たち」(2022.05.31)
- 反射光(2022.05.09)
コメント