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2016年11月16日 (水)

合理的な配慮、って何だろう?

「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議 第2回ヒアリング」というのですか、がありました。今月14日だったのかな。私自身はこのことについてはほとんど関心はない。

NHKのニュースを見ていたら、渡部昇一さんが歩いてくるところが写った。
私は渡部昇一さんという方とは思想的な立場が異なるので、深い関心はない。でも有名でいらっしゃるから、顔などは存じ上げている。みれば腕を怪我なさったようで三角巾で右腕を吊っていらっしゃる。
ご高齢です。86歳くらいでしたか。

ところが、廊下を歩く渡部さんを記者たちがわっと取り囲んでインタビューしようとする。
若くて元気な人ならそれでもいい。インタビューを受けたくなければ人垣を強く掻きわけてつき進むでしょうし、歩きながら話すかもしれない。
でもねぇ、怪我をなさった高齢者に対して失礼でしょ。
歩くことに専念したいはず。歩くことに専念したいときには、話すことさえ辛いんです。
それは私はわかる。私がそういう人だから。私は歩くときにはかなり「意識的に歩く」、そうでなければ危険だ、すぐ転ぶ。
歩いている私に話しかけないでほしい。そういう「ゆとり」はほとんどない。
渡部さんは障害者ではないけれど高齢者です、怪我をしている。
歩きやすいように、さりげなく、すっと進路方向を開けて、声をかけるにしても穏やかに穏やかに。
それが「合理的な配慮」というものじゃないんですか?
合理的な配慮がなされなかった、ということは、記者さんたちが「バリア」として機能した、ということでしょ。
バリアをつくり設けるのは、元気な人たちの方なんですよ。
元気な人たちこそがバリアなんです。
バリアを取り除けるのも元気な人たちなんです。
いわゆる障害者や高齢者は、元気な人が作るバリアに遮られる人なんです。
どちらが「障害」なのですか?どこに障害ってあるんですか?
元気な人たちこそ「障害」者(物)なんですね。

きつい表現になりました。ご容赦ください。

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