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2016.11.12
これもずいぶん頑張る花で。鮮やかな花です。
↓季節の花300
http://www.hana300.com/kanna03.html
ここに、檀特の写真がありまして。
新宿御苑で2015.11.21撮影とか
品川区荏原の星薬科大学薬用植物園で2016. 1.13撮影の写真があります。
そうなのか、寒くなっても咲く花なんですね。
2016.11.12
桐の木です。
見上げればあれはつぼみではないか。
花が咲くのは4月過ぎと記憶しますが。
もう今からつぼみなのか。
やっぱりそうですよね。つぼみです。
この花、好きです。大柄で、上品な紫色。
落ちていた葉ですが、敢えて靴と一緒に撮影。スケール替わりに。
大きな葉です。
ここで「桐一葉落ちて天下の秋を知る」というのを思い出して、こんなでかい葉がガサっと落ちたらだれでも気付きそうなもんだ、などと思いましたが。
後で調べてみたら、間違いでした。
「桐一葉」の方は、アオギリ(青桐、梧桐)だそうです。
一葉落ちて天下の秋を知る
【読み】 いちようおちててんかのあきをしる
【意味】 一葉落ちて天下の秋を知るとは、わずかな前兆を見て、後に起きることを予知することのたとえ。
【一葉落ちて天下の秋を知るの解説】
【注釈】 落葉の早い青桐の葉が一枚落ちるのを見て秋の訪れを察するように、わずかな前兆を見て、その後に起こるであろう大事をいち早く察知することをいう。
また、わずかな前兆から衰亡を予知するたとえとしても使う。
『淮南子・説山訓』に「一葉の落つるを見て、歳の将に暮れんとするを知る」とあるのに基づく。
「一葉秋を知る」「一葉落ちて天下の秋」とも。
【出典】 『淮南子』説山訓
【注意】 -
【類義】 桐一葉落ちて天下の秋を知る/桐一葉/霜を履みて堅氷至る/瓶中の氷を見て天下の寒きを知る
↓桐と青桐の花の写真が見られます。全然違います。
http://www.hana300.com/kiri00.html
http://www.hana300.com/aogiri.html
2016.11.12
カタバミの園芸品種を前回ご紹介しましたが、これは線路際に自生するムラサキカタバミ。
線路際まで来たということは、帰り道に入って、後は線路沿いにまっすぐ歩けば帰宅できる。
今回の散歩の終盤にかかりました。
写真に収めた範囲以外にもいっぱい咲いていました。
美しい。
でも結実しないそうです。知りませんでした。
wikiから引用します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F
ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草、学名 Oxalis debilis Kunth subsp. corymbosa (DC.) O.Bolos et Vigo, 1990)は、カタバミ科カタバミ属の植物。
南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。
・・・
背丈は約30cm、地下に鱗茎があり、地上には葉と花柄だけを伸ばす。葉は三出複葉、小葉はハート形、裏面の基部に黄色い腺点がある。地下の鱗茎の下部から太いやや透明がかった牽引根を出す。この牽引根と鱗茎の間に木子(微細な小球根)をびっしりと付け非常に旺盛な繁殖をする。牽引根が夏場に縮み、木子を広げていく。日本では夏場になるとサビ病が多発してその後夏場は休眠する場合が多い。
花は主に春~初夏に咲き、葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。花は青みのある濃い桃色で花筒部奥は白く抜け、花の中心部に向けて緑色の筋が入る。植物体の栄養状態や環境に起因して花色が異なる場合もあるが、同じ環境で育ててみると殆どが同じ花色になってしまう。日本では本種は種子を付けない。繁殖は牽引根と鱗茎の間に無数に生じる木子で行われる。
↓日本植物生理学会のサイトです。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3070
ムラサキカタバミの繁殖
2016.11.12
「体を組み立てていく」ための散歩の続き。
歩き始めは妙に力んで、筋肉が張りましたが、次第に力が抜けていきました。
とはいえ、まだ歩幅の小さなトボトボ歩き。そのうちスタスタ歩きができるようになるでしょう。
もう一つは、装具の長さが微妙に違うのですね、前の装具と。
で、つまづきやすくなっていました。意識的に左脚を持ちあげないと、1cmあるかないかのでっぱりにもつまづきます。道路の右側通行は全くできません、右下がり斜面だから。道夫左端をとぼとぼ。
さて、六郷用水沿いに歩いてきて、これは何だ?
ソヨゴですよね。
この時歩いていた向きと反対向きに歩いて、郵便局へ行く途中にソヨゴがあります。
初めて見た時はわからなくて悩んだのですが、ソヨゴであると教えていただいて以来、その場所とソヨゴがセットで頭に納まってしまった。
で、他の場所で出会うとわからなくなる。貧弱な記憶ですね。
そよご【冬青】
モチノキ科の常緑低木。高さ約3メートル。雌雄異株、時に同株。葉は厚く、光沢がある。春、葉腋に白色で筒形4弁の小花を開き、紅色・球形の核果を結ぶ。材は器具に用い、葉を褐色の染料とする。樹皮から鳥黐(とりもち)を採る。フクラシバ。ソヨギ。広辞苑第六版より引用
そうなのか、辞書は引いてみるものですね。
樹皮から鳥黐(とりもち)を採るのか。
そうかモチノキのモチは「黐」なんだ。
なんとまあ、情けない知識でしょう。今頃気づくなんて。
私は黐を使ったことはありません。虫捕りにも使えるとは聞いていましたが、使ったことはない。
頭の中の知識だけではダメなんですね。痛感します。
個人でホームページを作成していて重要な問題の一つが、自分の死後にこのHPはどうなるのか、ということではないでしょうか。ブログもまあそうですが。
私は現在68歳。身体的には現在疾病などは抱えていませんが、何せ年です、「高齢者」です。
人生この後に残った仕事は「ちゃんと死ぬ」ことですね。最大の仕事が残っている。
ネット上のHPなどは消滅してくれた方がよいわけで、どこかの時点で自分でケリをつけなければならないな、と思っておりました。そうしたら、@nifty のほうで、現在のサービスを停止するから、新しいサービスへ移行してくれとのこと。
願ってもないチャンス、即座に、何もせずにHPを消滅させる、と意思決定しました。
長いこと更新していませんしね、未練なんぞは全くない。
{U君は獣医学部で学ぶ好青年になりました。}
記事を書いた時のワード文書は私のパソコンのバックアップ内にあるはずですが、見なおしたこともない。
このブログも、いずれ契約容量に達するでしょう、写真が多いから。その時がきたらプツンと消滅させます。
もし、関心のある記事があるようでしたら、コピーでもしてください。
私は教員時代、異動に際して前任校での人間関係をほとんどすべてプツンと切り捨ててきた男です。
人間好きの人間関係嫌い、を標榜し貫いて生きてきました。
死ぬときもそのように逝きたい。
葬式不要、戒名不要、墓不要、私の墓標はこの地球。私は地球に還ります。私は地球に「遍在」となりたいのです。
{絶対に日本仏教の世話にだけはなりたくない。}
話が膨らみすぎました。
「案山子庵雑記」はそういうわけで、消滅しました。
御報せします。
2016.11.12
カタバミの園芸種はいっぱいあるようで、「オキザリス・なんとかかんとか」というのですよね。
これは葉が三角形であるのが特徴だと思います。
検索してみたら「オキザリス・トライアングラリス」というのが似ていまして、葉が紫色のものが多いのですけど、緑のものもないわけではなさそうですので、オキザリス・トライアングラリスのまた仲間、ということではないでしょうか。
花のアップ。
花弁がほっそりしていますが、純白のきれいな花でした。
{白い被写体を撮影するのは難しい。うまく写ったら儲けもの、です。}
★「蓚酸(しゅうさん)」という酸があります。
(COOH)2 です。
中和滴定の標準試薬にも使いますね。
英語名は oxalic acid です。
カタバミの学名は Oxalis corniculata 。
ギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」が語源。
酸素が oxygen であるのと同じ語源ですね。
というわけで、カタバミと蓚酸の関連は一目瞭然です。
なんかね、紐がぶら下がっています。
参拝者が、一生懸命曳いたりしていましたが、鳴らないようで。
神社じゃないからなぁ。
本尊とつながっているのだそうです。
結縁(けちえん)の紐、というのがありますよね。あれですね。
これまではなかったものですから、今のご住職が工夫なさったようです。
地域に開かれたお寺を目指しておられるようです。
あいまいな記憶ですが
「西遊記」で、孫悟空が糸脈の術を使うというのがあったような。
ひょっとして、大日如来様の脈がとれるかもしれませんよ。
これはカリン。この実を分けていただいて、蜂蜜に漬けたり、ジャムをつくったり、妻はいろいろやってます。
(現世)御利益だなぁ。ありがたいことです。
2016.11.12
青空を背景に輝くカエデ。気分がいいですね。
実は私としては久しぶりの「散歩」に出るところ。
いえ、家の周囲の「お昼の散歩」は天気さえよければずっと続けているのですが。
左脚に装着している装具を新しいものに作り替えたのですね。もうガタが来ていたものですから。出来上がったのが10/27。
前の装具より軽めでいいのですが、なにせ「体の一部」が入れ替わりましたので、なじむのに時間がかかる。
若い時は体も頑丈で、変化を吸収する体力があって、なじむための時間は短かった。
この年になったら、なじむのが大変。そろりそろりと試運転。ほんの小さな変化が、右脚や腰に影響を及ぼす。
こわごわと、室内を歩き、ステッキに頼りながら昼の散歩で虫探し。
で、2週間を過ぎましたので、天気のよい日に1kmくらい歩いてみようか、という気になった。
何というのかな、自分の身体に関する自己イメージの輪郭がくっきりしてきた、という感じ。
体が自分のものになってきた、といってもいい。
「初めてのお散歩」みたいなもので、妻に同伴してもらって出かけたわけです。
門を出た最初のシーンが写真のカエデ。
青空、輝くカエデ、暖かい陽射し。
幸先よさそうですね。
2016.11.11
妻が撮影してきて、確かジンジャーとかいうのよ、と言います。
ジンジャーというとショウガですが、これはショウガの花じゃない。
調べてみたら、ジンジャ―リリーというのだそうです。
↓
http://tree.shiny-garden.com/post-3741/
ジンジャーリリー(ヘディキウム)の育て方
学名…Hedychium
和名…シュクシャ(縮紗)、ハナシュクシャ(花縮紗)
別名…ジンジャー
科名…ショウガ科
属名…シュクシャ属(ヘディキウム属)
原産国…熱帯アジア
花色…白、オレンジ、黄、赤、ピンク、複色
草丈…80㎝~200㎝
・・・ジンジャーリリーは単に「ジンジャー」とも呼ばれます。
ジンジャーというと一般的にショウガの事を指しますが、園芸上はショウガ科ヘディキウム属の事を指します。
薬味でお馴染みの「ショウガ」はショウガ属で、科は同じですが別属の植物です。
同科の植物ということで、葉や茎、根にショウガのような匂いがありますが、こちらは食用ではありません。
ということでした。なるほど、ジンジャーと呼ぶこともあるのですね。
写真はちょっと盛りを過ぎた花ですが、雨に濡れて穏やかで佳い風情です。
雪の話はもういいことにして。
気温の話。
これ、11月23日と24日の気温変化のグラフを並べたものです。
23日は朝からだらだらと下がっていきました。でもまあ、8℃以上の一日。
24日に入って、気温が急降下。
午前5時ごろから後はもう一日中3℃以下でした。
正午の気温が1.6℃でした。
これ、寒かったッス。マイッタナ。
明るい間のほとんどが2℃以下だもんな。
晩秋といっていいと思うのですが、今はまだ。なのに突然真冬になっちゃった。
肩が凝ってしまいました。寒いから体を縮めてしまうんですね、どうしても。
16時にアメダスの画像をダウンロードしたものです。
「境目」がありますよね。
上空1500m、-3℃以下の寒気の図です。6時ですけど。
見比べてください。
寒気の境と、アメダス観測の境がほぼ一致していますね。
というわけで、私共の頭の上に寒気が乗っていたのでした。サムカッタ。
北極振動とかいうので、ジェット気流が押し下げられて、寒気が日本上空に流入した、というようなストーリーになると思いますが。
そもそもの北極振動自体がどう変化するかがわかってない。
予報士さんはごく簡単に「理由を説明しましょう」とかいうのですけど、連鎖をたどっていくと、やっぱり説明しきれない。状況を詳しく解説することはできますけどね。
気象現象はむずかしいや。
2016.11.10
金色に輝くホソヒラタアブ。腹部がペッタンコ。で、ヒラタアブなのでしょう。
左の翅の付け根あたりに注目してください。
トリミングしました。
白い矢印で指しているところ。
翅に切れ込みがあって、その切れ込みの前の方の小さい部分が立っているのです。
平均棍のちょうど真上あたりになるでしょう。
11.15
ハエの種類はわかりません。たまたま線路柵の柱のてっぺんでくつろいでいて、接近しても逃げなかったのですね。
で、写真中の白い矢印で指した部分を見てください。
やはり、小さなものが立っていますね。
翅に切れ込みがあって、翅の一部が立つのです。
小さなものですし、被写体がいつもおろなしいわけでもなし。
なかなか見るチャンスは少ないのですが、私の見るところ、かなりのハエ目昆虫の翅にこの構造があるように思われます。
分類などに詳しい方は、きっと、体の細部にわたる記述をなさるのだと思うのですが。
この構造に、名前があるのかどうか、この構造の働きについての考察はあるのか。
ぜひ教えてください。かなり前から知りたくてうずうずしているのですが、未だ果たせずにおります。
どうか、よろしくお願いします。
2016.11.10
地面に落ちた種子が発芽してしまったので、鉢に植えておいたら、こんな小さな低い状態で咲きました。朝6時過ぎに気づいて妻が撮影。
変化アサガオを栽培していますと、遺伝的に不顕性の変化が顕性の遺伝子と対になると、表現型は「変化なし」になることも多いわけです。でも、変化の遺伝子を持っていますから、これを「親木」として不顕性ホモの子が出ることがあるわけですね。上の写真の花は、花としては強い変化は顕れていません。
葉が蓮の葉状というか、縁がまくれあがるという性質が顕われています。
この株の最初の花がこれですか、つぼみがまだいくつかあります。
花の下に見えているつぼみが膨らんでいて、色も見えてきて、咲こうとしていますね。
11.11
11日の朝。前の日の花はしおれていますが、次のつぼみがもう開きそう。
午後3時過ぎ、見に行ったら咲きかけていました。気温が低いのですが、頑張っている。
1輪目と2輪目を並べて撮りました。
なんとまあ、すごいパワーですね。
★統計史上初、ですって。トホ。
都心で積雪、11月では初観測 転倒など13人けが
2016年11月24日12時51分
・・・
都心の東京都千代田区で初雪を観測したのは、午前6時15分ごろ。平年より40日早く、昨冬より49日早い。午前11時には、1875(明治8)年の統計開始以来、11月としては初の積雪を観測。気温も上がらず、午前9時すぎに最低気温0・9度を記録した。
・・・
私の家のあたりではやはり積雪はなかったのですが、都心では積もったそうです。積もったといっても「積雪深」は0cmなのですけど、観測点のあたりが白くなったようです。
で、寒い。私はへそ曲がりなものですから、電気に頼らない暖房が欲しい、ということで灯油ストーブを使っていますので、東電に大きな負担はかけていませんけど、みんながエアコンで暖房したので、かなりきつくなっているそうですね。節電を呼び掛けています。停電まではしない、という話ですけど。
3時過ぎにはここでは雨も雪もあがり、空が明るくなってきました。
明日の朝は冷え込みそう。皆さま、暖かくしておやすみください。体調を崩されませんように。
さしたる雪ではありませんが、TVなんかは大騒ぎですね。
東京地方のわずかの雪を全国版で騒ぐのは、なんだかみっともないな。
都心で54年ぶり11月初雪 関東甲信、大雪の恐れ(東京新聞 2016年11月24日 08時37分)
関東甲信地方は24日、上空に真冬並みの寒気が入った影響で気温が大きく低下し、山間部を中心に広く雪が降り、東京の都心部でも初雪が観測された。都心で11月に初雪が降るのは54年ぶり。気象庁は都心でも積雪する可能性があるとして、交通障害や電線などへの着雪に注意を呼び掛けた。
気象庁によると、都心では午前6時15分に初雪を観測。平年より40日早く、昨年より49日早かった。水戸、宇都宮、前橋、埼玉県熊谷、横浜、甲府の各市も初雪が降った。
伊豆諸島付近の前線を伴った低気圧が東進。関東甲信地方の上空約1500メートル付近に氷点下3度以下の寒気が南下している。
(共同)
調べてみたら、1962年の11月22日に降ったようです。
↓ここで
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/kiroku/kiroku/data/53.htm
東京の初雪、終雪
14歳か。バス通学の中学生だったのですが、記憶は定かではありません。
別の時の大雪の時だったと思いますが、朝起きて大雪で、ラジオから吉永小百合さんの「寒い朝」が流れていたというスナップショットの記憶があります。「寒い朝」は1962年4月の発売だったそうです。吉永さんのデビューシングル。
別の雪で、通学の路線バスが、上りの坂道でスリップして大変だった、という記憶もあるな。
古い記憶だ。
★今が大事。
朝は雨でした。そのうちみぞれになって、雪になった。
2016.11.24
線路向こうをズームアップして撮影。
白いものの流れが長い、速い速度で落ちているということです。
視界をよぎった鳥。何の気なしにシャッターボタンを押したら、写っていました。
黒いぽつぽつが雪ですね
雪の中を行く東急多摩川線。
今朝未明、ふと眠りが浅くなった時、電車の音を聞きました。午前3時ごろでしたね。
雪を警戒して、線路やポイント、架線などの維持のために走らせたのでしょう。
その後はまた眠ってしまったので、わかりません。
みぞれというか、氷雨というか、雪というかに、「煙る」カエデ。
カエデもきっとびっくりしてますね。紅葉のうちに雪を浴びるとは。
改めて空を撮ってみましたが、いい写真にはならなかった。
「上 見れば虫コ 中 見れば綿コ 下 見れば雪コ♪」
上と、中は歌の通りですが、当地では雪は積もりそうにはありません。
積雪が観測されれば、記録が残る61年以降で初めてになる
のだそうですが、多分無理。
ただ、当地は多摩川下流部で、まだ暖かい海の影響を受けているとも思えますので、気象庁の観測点でどうなるかは、今のところワカリマセン。
{渋谷のNHK敷地内のドーモ君の頭が白くなった、と朝に言ってましたが、それが積雪になるかどうか。ドーモわかりませんね。}
NHKのニュースから部分引用
・・・
明治安田生命は「いい夫婦の日」にちなんで夫婦をテーマにしたアンケート調査を毎年行っています。
・・・
今回、ちょっと気になるデータもありました。夫婦関係が「円満である」または「まあ円満である」と答えた人は76・3%。およそ8割です。ところが「生まれ変わっても同じ相手と結婚したいか」について尋ねると、「必ず結婚する」または「たぶん結婚する」と答えた人は44・4%にとどまっていました。この数字、男女差もあります。男性は52.2%が「必ず結婚する」または「たぶん結婚する」と答えた一方、女性は36・7%。相手を「運命の人」と思っている割合は男性に比べて女性が低い結果となっていたんです。
・・・
おじいちゃんはおばあちゃんに「片想い」をしているのですね。
↓古い思い出の曲をご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=8_Ewfe4vugg
ヘレン・シャピロの「悲しき片想い "You Don't Know"」(1961年)
1961年といいますと、わたくし13歳、中学1年ですね。
団塊のガキが思春期に入り始めたころ。
ラジオで「電話リクエスト」というのが始まったのが確か中1。
スポンサーが「アンネ」だったりして、中1男子はドキドキしていた。
深夜放送というのが成人向けから若者向けに変わったのもこの頃。
恋という概念に恋するような年代ですから、この歌、好きだったな。
縋り付くような高い声ひっくり返ったような声ではなく、低く太い声がかえって「甘く」聞こえた。
わぁ、なつかしい。
じいちゃんはばあちゃんに「悲しき片想い」なんだなぁ。
この当時「悲しき」というのが流行ってましてね。
デル・シャノンの「悲しき町角」。
パット・ブーンの「悲しきカンガルー」。
ニール・セダカの「悲しき慕情」。
ケーシー・リンデンの「悲しき16歳」。
ヘレン・シャピロの「悲しき片思い」。
ジョニー・ディアフィールドの「悲しき少年兵」。
ジョニー・プレストンの「悲しきインディアン」 。
ザ・カスケーズの「悲しき雨音」
あは、悲しかったなぁ。
★爺さんギャグを思いつきました。
前の記事の広告、肩を思いやるというやつ。ひょっとして
いい夫婦って互いに相手の「肩思い」の夫婦のことかな。
私の脳裏をよぎって行ったことを、脈絡なく並べます。
★
この一連の広告、ひたすら高齢者の「腰と肩」を「せめて」くるのですが。
「肩を思いやる」ねぇ。
肩も腰も思いやらなくっちゃね。
★こんな投書もありました。
(声)交代で車椅子乗る、いい夫婦(朝日新聞デジタル 2016年11月22日05時00分)
10月末のすがすがしい秋空の午後、道を歩いていると、向こうから車椅子を押すおじいさんが近づいてきました。私の前で急に止まると、車椅子からおばあさんが降りて、今度は押していたおじいさんが車椅子に乗り、おばあさんが押し始めました。
まるで小学生が乗りあいっこをしているようなほほ笑ましい光景でした。・・・
80代ぐらいのお二人は小柄で、機敏とまでは言えませんでしたが、散歩とトレーニングをかね、夫婦善哉(めおとぜんざい)ならぬ夫婦車押しをしていたのでしょう。
やがては私も車椅子のお世話になるかもしれませんが、こんな仲のいい夫婦になれるよう、11月22日の「いい夫婦の日」に合わせて願うばかりです。
いい夫婦ですね。ジンとするな。私にとっても遠くないことかもしれない。
★朝日歌壇から
高野公彦選(2016/9/19)
手と足に互ひに触れて無事を知る老いし二人の目覚めの慣らひ:(川崎市)吉田恵一
体を触れる、相手の体温を知る、いちばん素朴で親密な関係でしょうか。
永田和宏選(2016/11/7)
言うほどの仲良し夫婦じゃなかったが逝かれて一年何このさみしさは:(田辺市)池添希伊子
評:多くの夫婦が同じような感想を持つのではないだろうか。
永田さんご自身のことを思い、心に沁みます。
永田和宏選(2016/10/31)
家具みたいな人なんですよと唐突に妻がわたしの紹介をする:(東京都)野上卓
「空気みたいな存在」というのはよくある表現ですが、「家具みたいな人」というのは素敵だ。
きっとずっしり重みもあるんだろうな。
★背中がかゆい
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/248986.html
「永六輔さん "生命"のメッセージ」(時論公論)(NHK 2016年07月13日)
(前略)
【ラジオと「想像力」】
生きる喜びや平和の尊さを、難しくない言葉でより多くの人に伝えることができるメディアとして、永さんはラジオを大切にしていました。
それは、「想像力」によって、より大きな力を持つメディアだからです。
どういうことなのか。
永さん自身が、こんなエピソードでラジオと想像力について、わかりやすく解説したことがあります。
車の中で、NHKのラジオを聞いていたときの話です。
アナウンサーが、ある町で、おばあちゃんに、亡くなったご主人についてインタビューをしていたそうです。
アナウンサーが、「おじいちゃんが亡くなったのを実感するのはどういうときですか?」と、おばあちゃんに聞きました。すると、そのおばあちゃんがしばらく黙っていましたが、そのあと、「背中がかゆいとき」と言いました。
永さんは、このとき、車の中でウワッと泣いたそうです。
耳で聴くだけなのに、映像が無いことによって、逆に聴く人の想像力が増します。
想像することによって、おじいちゃんの生前の優しさや、この夫婦が背負ってきた人生の厚みまで、リスナーに立体的に伝わるというわけです。
(後略)
「背中をかく」というのは、文字通り、襟から手を入れて背中を指でかく、ということだとは思います。
でもね、それは互いに相手の体温を知ることであり、指先で触れることと触れられることを通じての心の会話ですよね。
もう一歩踏み込みましょうか。夫婦です。若かった時は背中を掻き合うということはもっと生々しかったはず。
そこまで含めて、永六輔さんの心が揺さぶられたんじゃないのか、と思うのです。
★斎藤隆介「寒い母」
有名ですよね。童話といっていいのかどうか。
女手一つで息子たちを育てた寡婦。川向うに恋人ができて、川を渡って会いに行く。そして「背中をかいてもらう」のです。
息子たちは、その母を支える。そして星になる。
ここでの「背中をかく」というのは明らかに大人の男女の行為です。
これが嫌らしくない、というのが齋藤さんの筆の力なんだろうな。
★
赤坂真理さんのエッセーから
(作家の口福)剃るか、掻くか!かき氷 赤坂真理(朝日新聞デジタル 2016年10月22日03時30分)
(前略)
かき氷を英語でなんというか知って、カルチャーショックを受けたことがある。クラッシュト・アイス? いや、「shaved ice」と言うのである。剃る(シェーブ)! あれは剃(そ)るという行為なのか! しかし「剃る」であれば、今のかき氷より薄い氷が出てくるであろう、と、聞いた当時は思っていた。
冬の初めの日、実家の町を歩いていたら、理髪店が顔そりののぼりを立てていた。それは私が、嫁に行く前日に行った店だった。私が嫁に行ったのも冬の初めで、前日に、うなじを剃ってもらった。長いT字の剃刀(かみそり)を、人を剃るという、自分の肌に対するより慎重で優しい他人のタッチを、思い出した。
不意にかき氷のことが分かった気がした。かき氷の「かき」とは「掻き」ではなかったかと。そして、人を掻くのが、けっこう好きだったことを。
親密な間柄で、背中を掻いてほしいと頼まれることがある。掻いてほしいと頼むこともある。人を掻くとき、最初はそーっとやる。もっとと言われて、いいの?と思いながら少しずつ、力を加えていく。やがて相手が、呆(ほう)けたような顔をして満足する。私の爪や肌に、大事な人のかけらが、ほんの少し、削れて移っている。
あの微細な感覚が「掻き」とることであるなら、かき氷はもとから「shaved ice」より繊細なのにちがいない。
「掻く」ことの微細な感覚。それが男女の間であるならなお一層のこと。老夫婦の積み重ねでもあるでしょう。
★「いい夫婦」
夫婦善哉。夫婦佳哉。
★オマケ
1122=わんわん・にゃあにゃ
個人的な記念日です。
昭和33年11月22日
この日、日本で初めて(だったと思いますが)のゴッホ展を見に行きました。
当時、私は10歳、兄が15歳。母が二人を連れて国立博物館へ。
「ひまわり」とか「糸杉」とか、衝撃的だったと記憶します。(老人の記憶なんて、まずほとんどは変形してしまったものであるとご承知ください。)
「33・11・22で忘れないね」と言い合ったことは、おそらく間違いないと思います。
1958年ですね西暦だと。半世紀以上前の記憶か。フルイ。
今回、一応確認してみました。
東京国立博物館↓
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1470#1950
1958 ファン・ゴッホ展 (10月15日(水)~11月28日(金))
よかった、ちゃんと上野でやってたんだ。
実は本当のところ、記憶は混乱しているのです。
兄、母と、白木屋へ昆虫展を見に行ったという記憶もありまして。興奮のあまり、ハンカチを食いちぎった、と母にからかわれた記憶もある。で、上野か、日本橋か、と考え始めると、混乱が始まる。
記憶なんて本当にいいかげんなものです。思い出すたびに「物語化」していくようですね。
老人の記憶は真正面から受け止めない方がいいですよ。
検索していたら、
「昭和33年に日本で初めての「ゴッホ展」が東京&京都で開催されました。」
という記述もあったし、
東京国立博物館:10月15日~11月25日
京都市美術館:12月3日~12月27日
こういう記載もあって、東京での展示期間の終わり近くだったんだな、と、今回初めて知りました。
ま、そういう日でした。
2016.11.9
大型でハチのように見えますが、ハナアブの仲間です、刺したりはできません。
このアブの大きな特徴は複眼。
こんな模様があるのです。
オオハナアブにも縞状の模様がありますが、このキゴシハナアブのは、点点です。
この濃い色の点一つが個眼一つです。
どういう視覚世界なのか、想像を絶しますね。
↓ここに、すごい接写があります。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_abu_hae/kigoshihanaabu.htm
2016.11.9
アルミ製の門扉にいた幼虫。
そばにいろいろ花がありますから、ここで見かけてもおかしくはないけれど、ちょっと珍しい場所で見たかな、という気分。
11.15
門のところに緑色のカメムシがいた、と妻が撮影してきたもの。
時間をかけている暇はなかったそうで、ちょっとぶれてますが仕方ない。
さて、私が見かけたのとほぼ同じ場所ですネ。
同一個体の可能性もあります。
この近くで最終脱皮をして成虫になったのかな、という気がします。
断言はできません、そういう可能性もそれなりにありそうだ、ということですが。
終齢と思われる幼虫をいっぱい見かけましたが、成虫はなかなか見られない。
生存率が低いのでしょうか。虫の世界は厳しいものです。
2016.11.7
買い物の帰りに面白い実を見た、といって妻が撮影してきたもの。
赤くて結構大きな実。
落ちていたものを拾ってきてくれました。
これです。
花の集合からできたもののようでもありますね。
「赤い実」で調べていったらありました!
ヤマボウシの実でした!
二階にいて検索していて見つけ、嬉しくなって大声で「ヤマボウシ!!!」と叫んだら、なによ、と下から妻が上がってきましたので
ほら、あれ、ヤマボウシだよ。わぁ、そうなんだぁ。
二人とも、ヤマボウシの花が咲く場所を何カ所か知ってはいたのです。
でも、花と実が結びついていなくて、今回、やっと知識が結合したのでした。
「今まで知らなかった新しいことを知ることは楽しい」
遊びと好奇心の老夫婦です。
初夏に特徴のある花を咲かせて目立つ。4枚の花弁のように見えるのは総苞であり、その中心に多数の花がつく。花弁は4枚、雄しべは4本である。和名は山法師であり、白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられた。秋には赤いイチゴを連想させるような果実ができ、甘くて食べられる。
ヤマボウシの果実は独特の形をしている。花が終わると、しばらくは上向きになっていた果実も、秋には赤く、イチゴを連想させるような果実がでる。萼筒が癒合してこのような形になるのだそうで、サッカーボールのような亀甲模様の中心にあるのは雌しべの柱頭が残っているのであろう。同じヤマボウシ属でも、ハナミズキの果実はそれぞれが分かれ、普通の果実であるが、同じ属とは思えないほどの果実の独特さである。このようないくつかの果実が合着して1つの果実を形成しているものを集合果という。この果実は、スカスカしているが、甘くて食べられる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%B7
花は6~7月に開き、淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、花弁のように見える。
果実は集合果で9月頃に赤く熟し、直径1~3センチで球形、食用になる。種子は約3ミリで、大きい果実には3~4個、小さい果実では1個入っている。果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがある。果皮も熟したものはとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感がある。果実酒にも適する。
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/fruit2.html
多花果のいろいろ
複数の花に由来する果実は多花果 (複合果 collective fruit) とよばれる。多花果には以下のようなタイプがある。
・・・
核果型多花果 (multiple fruit of drupelets)
集合した花がそれぞれ小核果になり、癒合したもの。ヤマボウシ (ミズキ科) に見られる。
結構ややこしいのですね。
★妻が撮ってきた翌日、ばらしてみました。 11.8
すでにつぶれた状態の実をほぐしてみたら種子らしきものが1個。
褐色の実をばらしてみた、種子1個かな?
いえ、3個出てきました。
果肉が詰まっている、というのではなく、スポンジ状とでもいいましょうか。
果実の表面を見ると小さな花がたくさん集まっていたのがわかります。
飛び出しているのはメシベの名残でしょう。
ですから、たくさんの花が集合して咲き、結実に際しては中で癒合して一つの「実」になり、その中で何個かの種子を作る、ということのように思えます。
こういうのは初めてだな。面白いものです。
種子がありますので、当然のことながら、播いてみることになりますね。
大きな木に育てるのはとても無理ですから、芽生えをみて感動するくらいが関の山だろうとは思いますけど。
種を見たら播きたくなる夫婦ですからね、私共は。
今朝は緊張しました。
5時半ごろに起床して、階下へ降り、テレビをつけて、いつもの朝のルーティンをやっていたら、緊急地震速報が流れてきた。
緊急地震速報の発表状況
この地震に対し、地震検知から16.5秒後の06時00分14.5秒に緊急地震速報(警報)を発表しました。
気象庁の報道発表資料から。
お湯を沸かしていたガスは消し、身の周りを見まわして身構えていたら、横揺れがゆさゆさときて、揺れが強くなるのかどうか、しばらく固まっていました。
その後はテレビで、津波警報などの情報が、どんどん入り始め、緊張しながら一応日常の行動に戻りました。
気象庁の報道発表資料のpdfです↓
http://www.jma.go.jp/jma/press/1611/22a/kaisetsu201611220800.pdf
報道発表資料
平成28年11月22日08時00分
気象庁
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第78報)
-平成28年11月22日05時59分頃の福島県沖の地震-
巨大地震の余震は今なお続いているのですね。緊張感を維持しながら生活しなければいけないのですね。
で、今日のブログは、この記事以外のものをやめます。
原稿はすでにあるのですが、気分が乗りませんので。
追記:知っているようで意外と知らない用語。
地震報道で「P波」「S波」というのがありますが。
Pはprimary、Sはsecondary です。
最初にくる縦揺れ(縦波)がP波、その後にくる横揺れ(横波)がS波です。
P波が約7km/s、S波は約4km/s という速さで伝わりますので、その時間差を利用して、緊急地震速報を出しているのです。
↓参考
http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/shikumi/shikumi.html
緊急地震速報のしくみ
↓JRには同じ原理を使ったユレダスというシステムもあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AC%E3%83%80%E3%82%B9
ユレダス(UrEDAS)とは、国鉄鉄道技術研究所(後の財団法人鉄道総合技術研究所)が開発した地震警報システムである。名称は、早期地震検知警報システム(地震動早期検知警報システム、Urgent Earthquake Detection and Alarm System)の頭文字をとったもの。地震の際に即座に警報を発して被害を最小限に抑えるための安全管理システムである。運用対象には東海道新幹線を初めとする日本の新幹線があった。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-76ff.html
2016年11月 4日 (金)「ワカバグモ」
↑この記事の終わりで、10.23の写真を載せて
「この日までいました。その後は見かけていません。どこかへ移動したのでしょう。」
と書きました。そうしたら
2016.11.6
お!あれはワカバグモではないか!
脚だけ見えたんです。近づいたらやっぱりそうだった。
見つかったか、と移動。ピンボケですが全身像が撮れました。
11.9
この日にも見つけました。
そうして今度こそ、これが私が見かけた最後になるのだろう、と思います。
どこかに越冬のために潜り込んだことと思います。
落ち葉の山なんかをうっかり片づけちゃだめですよ。
多くの昆虫やクモなどが越冬のために潜んでいるはずなんですから。
よろしくお願いします。
オオムラサキの幼虫だって幼虫のまま落ち葉の下で越冬するんです。
エノキの下の枯葉・落ち葉を片づけないでください。
NHK(11月14日 20時28分)
清涼飲料水から保存料 回収へ
千葉県船橋市の食品メーカーが製造した清涼飲料水から、基準値のおよそ2倍の保存料が検出され、メーカーが7万本余りの商品の自主回収を決めました。
自主回収されるのは、船橋市にある食品メーカー、「タンポポ産業」が製造した清涼飲料水、「真潤プラセンタSドリンク」です。
船橋市によりますと、今月7日に保健所が行った調査で、この商品から、保存料の「安息香酸」が国の基準値のおよそ2倍にあたる1キロあたり1点1グラム検出されたということです。
この値について市の保健所は、「直ちに健康への影響が出るとは考えにくい」としています。
調査に対してメーカーの担当者は、「原材料の一部に安息香酸が含まれていることを知らずに、保存料を足してしまった」などと話したということです。
・・・
あの~~~~。
「1.1g」ではなく、「1点1グラム」と書かないとアナウンサーが誤読する可能性があるのですか?
「1.1g」を「イチ ピリオド イチ ジー」と読む人は、おそらくそう多くはないと思うんだけどなぁ。
「いってんいち」といれて変換したら「1点1」になったなんて、誤変換ですかねぇ。マサカとは思うけど。
オオ ハズカシ。
{個人的には、胎盤エキスであるプラセンタを飲む、ということに違和感を覚えますが。肌に塗るくらいならまだしも。}
130年のアーチ 東京・練馬、光が丘公園のイチョウ並木(朝日新聞デジタル 2016年11月14日16時30分)
東京都練馬区の光が丘公園にあるイチョウ並木が黄色に色づき、見頃を迎えている。園内の「ふれあいの径(みち)」には、樹齢約130年の大木40本が並び、訪れる人たちが見上げて、「わぁ、きれいだね」などと歓声をあげていた。イチョウは、高さ15~20メートル、幹回りは2メートル前後もある。公園職員は「この公園のシンボル。住民だけでなく職員もこの季節を楽しみにしています」と話した。
ということなのですが。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-35ea.html
2016年10月27日 (木)「紅葉進行中」
↑ここに「見頃」の予測式があります
東京では12月5日ころをはさんで前後7日を合わせると、「11月の終わりごろから、12月中旬にかけて」
こう書きました。「紅葉」というとカエデでしょうけれどね。
まあ、こううものは、あいまいでいいのです。あいまいがいいのです。
我が家のそばのイチョウは、ほんのわずかに黄ばんできたかなぁ、という程度で、まだまだ黄葉には程遠い。
相当寒くならないと見頃にはなりませんね。
イチョウの落ち葉を保育園児が踏んで遊んでくれるのはいつになるかな。
2016.11.6
ムラサキハナナは秋まきだった、と妻が保存してあった実をばらしました。
いかにもアブラナ科という棒状の実。
種子はいっぱい。
にぎやかな春を期待しましょう。
↓参考サイト。
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-murasaki-hanana_large.html
2016.11.5
葉が赤紫なのがアカカタバミ。花は黄色。
花が赤紫なのはムラサキカタバミ。
この辺がややこしいところですね。
花弁の付け根当たりがほんのり赤いというところがまた芸が細かくてチャームポイントでしょうか。
私は雑草好きですから、カタバミは好き、ヤマトシジミの幼虫の食草でもあるし。
でも、地味な雑草ではあります。ところが、これが家紋としてずいぶん古くから使われていたそうですね。何でも平安時代にもあったとか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F
家紋
片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は日本の家紋の一種である。平安時代に車紋として使用された記録がある[11]。前述のとおり繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられた。五大紋の一つに数えられる。戦国大名の長宗我部元親など土佐長宗我部家の「七つ酢漿草」や新陰流である上泉信綱の「酢漿草」、徳川氏譜代の酒井氏の「剣酢漿草」「丸に酢漿草」など、酢漿草紋を家紋とする戦国大名・武将も多い。江戸末期の豊後日田の儒学者である広瀬淡窓や大分県知事の広瀬勝貞などを輩出した商家廣瀬家も「丸に酢漿草」を用いていた。今太閤とも呼ばれた田中角栄の家紋も「剣片喰」である。旧宇部領主安芸福原氏の酢漿草紋にちなみ、山口県立宇部高等学校の校章デザイン及び同窓会呼称に採用されている。また、古代女性が鏡をカタバミの葉で磨いたという言い伝えにちなみ、日々の心の研鑚を願う思いから、私立江戸川女子中学校・高等学校が校章のデザインにも採用している。
「片喰」は、ハート型の葉が3つ描かれる。それに丸や剣、蔓などを加えることがある。片喰の蕾を描いた「片喰の実」もある。単数のものでは、3つから4つまでを描く。4つの葉を描いた「四つ葉片喰」はシダ植物のデンジソウを図案化した「田字草紋」に似る。複数のものは2つから7つが組み合わせられる。
ご先祖様の「センス」が不思議な感じがします。
A:(トランプショック)融和と独自、2色の右腕 バノン氏・プリーバス氏
2016年11月15日05時00分
B:明大の右腕・柳が初本塁打 「育ててもらった恩返し」
2016年11月15日18時17分
どちらも朝日新聞デジタルの記事見出しです。
で、「右腕」を何と読みますか?
実はね、NHKのニュースで、Aの記事とほぼ同じような意味内容の「右腕」を、アナウンサーが「うわん」と読んだのです。
聞いていた私、「そりゃないでしょう『みぎうで』でしょう」と呟いた。
このごろTV見ていて、語感にザラツキを覚えることが多くて、我ながら嫌味な爺さんになってきたなぁ、と思っています。私がぶつくさ文句ばっかり言うのを、妻は笑ってみてますが。
さて、ニュースの終わりごろ、訂正してお詫び、が入りましたね。「みぎうででした」と。
今のところNHKも「うわん」と「みぎうで」は区別するのであるらしい。
う‐わん【右腕】
右の腕。特に野球で、右手投げの投手。みぎ‐うで【右腕】
①右の腕。
②一番信頼する有力な部下。
広辞苑第六版より引用
そのうち、どっちでもよくなるのかもしれませんね。
↓こういうのもあります。
め‐て【馬手・右手】
(馬の手綱を持つ手の意)
①右の手。(弓手ゆんで)
②右の方。右の方面。
③騎射の時、右手の獲物を射ること。
④馬手差めてざしの略。
広辞苑第六版より引用
2016.11.3
線路柵の柱の頂上。
ああ今年も君たちの季節になったのか、とある種の感慨を覚えます。
これ、オスなんです。もう交尾済みなんじゃないかな。でも、交尾行動はしたい。オス同士でもめてます、時々。実はもうすることがなくて、死ぬまでの時間をこうやって過ごしているのです。
顔面が黄色いのと、触角の先が丸く曲がっているのが特徴的です。
オスですから刺しません。手でつかもうとすれば抵抗して噛みつくかもしれませんが、見ているだけなら別にどうということもない。
小春日和の日差しの中で飛び交うフタモンアシナガバチのオスたち。
一種の風物詩というか、生物季節の指標というか。ああ、秋が深まってきたんだな、そういう季節なんだ、という気分が深まるのです。{紅葉だけが秋の象徴ではありません}。
両手万歳になってますね。複眼の掃除かな。
面白い姿が撮れました。
2016.11.3
まだ幼い実。お日様の光を受けて、ルコウソウの葉の影が映り、袋状なのにこちらから透けて見える。
すごく薄い袋だということがわかります。輝いているもんな。
保育園の子どもたちにフウセンカズラは大うけでしてね。
つまんでも楽しい、踏んづけて破裂させても楽しい、熟した実から種が取れるのも楽しい。
わいわい大騒ぎです。私共もそのつもりで子どもの手の届きやすいところに来るようにしてますし。
凝った園芸だと保育士さんも触らせませんが、伸び放題のフウセンカズラは安心して遊ばせてくれます。
いろいろ草花と接するのはいいことなんですよね。
落ち葉も大好きなんですよ。踏んづけると音がして面白いし、大きな落ち葉を拾って持って走るし。
この頃都会では落ち葉さえ見られなくなってきましたものね。
ゴミだ、ということにされてしまう。
情けないことです。
2016.11.3
ルコウソウで。
久しぶりに見ます。ガニマタ、脚太のカメムシ。
ゆっくり歩いてくれたので、撮影しやすかった。
ちょっとボケましたが、腹面が撮れました。
胸部ががっしりと大きい割に、腹部は細くて短いですね。
知らなかった。
脚の太さといい、全体的になんだかアンバランスな感じがするカメムシです。
ところで、このカメムシの幼虫はアリに擬態しているというので有名です。
↓成虫と幼虫の写真があります。
http://www.insects.jp/kon-kamehosoheri.htm
ホソヘリカメムシの幼虫。アリに擬態して身を守っていると思われる。
↓幼虫図鑑です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hosoherikamemusi.html
成虫はたまにではありますが、何度か見ているのですから、ひょっとすると幼虫も見ているのかもしれません。
ただ、そう意識しないで、単にアリだ、と見過ごしている可能性が大きいですね。
私たちは目に入ったもののすべてを見ているのではありません。
見たいものしか見ていない。そのこと自体を意識すれば、少しは視野が広くなるかな。
「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議 第2回ヒアリング」というのですか、がありました。今月14日だったのかな。私自身はこのことについてはほとんど関心はない。
NHKのニュースを見ていたら、渡部昇一さんが歩いてくるところが写った。
私は渡部昇一さんという方とは思想的な立場が異なるので、深い関心はない。でも有名でいらっしゃるから、顔などは存じ上げている。みれば腕を怪我なさったようで三角巾で右腕を吊っていらっしゃる。
ご高齢です。86歳くらいでしたか。
ところが、廊下を歩く渡部さんを記者たちがわっと取り囲んでインタビューしようとする。
若くて元気な人ならそれでもいい。インタビューを受けたくなければ人垣を強く掻きわけてつき進むでしょうし、歩きながら話すかもしれない。
でもねぇ、怪我をなさった高齢者に対して失礼でしょ。
歩くことに専念したいはず。歩くことに専念したいときには、話すことさえ辛いんです。
それは私はわかる。私がそういう人だから。私は歩くときにはかなり「意識的に歩く」、そうでなければ危険だ、すぐ転ぶ。
歩いている私に話しかけないでほしい。そういう「ゆとり」はほとんどない。
渡部さんは障害者ではないけれど高齢者です、怪我をしている。
歩きやすいように、さりげなく、すっと進路方向を開けて、声をかけるにしても穏やかに穏やかに。
それが「合理的な配慮」というものじゃないんですか?
合理的な配慮がなされなかった、ということは、記者さんたちが「バリア」として機能した、ということでしょ。
バリアをつくり設けるのは、元気な人たちの方なんですよ。
元気な人たちこそがバリアなんです。
バリアを取り除けるのも元気な人たちなんです。
いわゆる障害者や高齢者は、元気な人が作るバリアに遮られる人なんです。
どちらが「障害」なのですか?どこに障害ってあるんですか?
元気な人たちこそ「障害」者(物)なんですね。
きつい表現になりました。ご容赦ください。
2016.10.31
家の前の線路際にあったセイタカアワダチソウは草刈りでなくなりました。
線路関係の工事がいろいろあるようで、早目に草を刈ったのでしょう。
上の写真は、線路のそばの駐車場に生えていたもの。
菊の仲間ですから、先入観なしで見れば、それなりに美しい花です。
季節の関係で虫たちにも人気があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%80%E3%83%81%E3%82%BD%E3%82%A6
昭和40年代の繁殖状況は、アレロパシー(後述)効果でススキ等その土地に繁殖していた植物を駆逐し、モグラやネズミが長年生息している領域で肥料となる成分(主として糞尿や死体由来の成分)が多量蓄積していた地下約50cmの深さまで根を伸ばす生態であったので、そこにある養分を多量に取り込んだ結果背が高くなり[1]、平屋の民家が押しつぶされそうに見えるほどの勢いがあった。
しかし、平成に入る頃には、その領域に生息していたモグラやネズミが駆除されてきたことによって希少化し土壌に肥料成分が蓄えられなくなり、また蓄積されていた肥料成分を大方使ってしまったこと[1]、他の植物が衰退してしまったことで自らがアレロパシー成分の影響を強く受けてしまったこと[7]等の理由により、派手な繁殖が少なくなりつつあり、それほど背の高くないものが多くなっている。セイタカアワダチソウの勢いが衰えてきた土地にはススキなどの植物が再び勢力を取り戻しつつある[1]。
一時、繁殖しすぎましたが、自分自身に影響が出てしまって、ある種の「つりあい」状態に入っているようです。花粉症のもとになるわけでもなし、あんまり目の敵にしないでほしいな、と思っています。
2016.10.31
フヨウの葉です。
アオイ科の植物の葉がこんな風に巻かれていたらワタノメイガの幼虫の仕業です。
ワタ、フヨウ、ムクゲ、オクラ、タチアオイ、ハイビスカスなどなど。
我が家ではワタ以外はみんなあります。
開いてみたら、もう虫本体はいませんでした。
生活痕=ウンチがいっぱい。
どこかで蛹になったのでしょう。
http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Haritalodes_derogata.html
↑ここで、成虫などの写真が多数みられます。
今日の話は昨日の続き。
NHKのニュースから。
今夜も”ほぼスーパームーン” 天気は次第に回復(11月15日 20時15分)
・・・
14日夜は、月と地球がことし1年で最も接近し、満月の日とも重なってふだんより特に大きく明るい「スーパームーン」となり、東北や北海道、沖縄県などで観測されました。14日夜は、九州から関東にかけての広い範囲で雨や曇りとなり、多くの地域で月を見ることができませんでしたが、15日夜は、大平洋側を中心に、天気は次第に回復しています。
国立天文台によりますと、15日午後7時時点の月と地球の距離は、およそ35万7400キロとなり、14日夜のおよそ35万6500キロと比べてやや離れるものの、その差は、900キロ程度となっています。この距離の差により月の見かけの直径が小さくなる度合いは、わずか0.3%程度だということです。
また、月の形も、15日夜は一部がややかけ始めるものの、まだまだ満月に近い状態になっています。
こうしたことから、15日夜の月も、14日夜の月とほとんど変わらない大きさと明るさになるということです。
視直径比は距離の逆比になるという論理はそのまま使いまして、計算すると。
357400 / 356500 = 1.0025245441795231416549789621318
{ウィンドウズの電卓です}
15日の月よりも、14日の方が「1.003」倍大きいのですね。
ハイ「0.3%」という数字はこういう風に出てくるのです。
ちなみに1.003を自乗すると
1.009倍ほど14日の月の方が面積は大きかったということになります。(0.9%ですね)
昨日は「スーパームーン」騒ぎがありましたが、当地は雨、残念賞。
ま、もともとあまり関心はないんですけど。
68年ぶり、ぐっと来た 「スーパームーン」観測(朝日新聞デジタル 2016年11月15日05時00分)
満月が普段より大きく見える「スーパームーン」が14日夜、観測された。この日は、沖縄や東日本の一部で雲の切れ間があり、1948年以来68年ぶりの距離まで近づいた満月が輝いた。国立天文台によると、月と地球の距離が最も近づいたのは同日午後8時21分ごろ。完全な満月となる午後10時52分ごろの距離は約35万6520キロで、今年の満月で最も遠かった4月より約5万キロ近く、見た目の直径は約1.14倍、面積は約1.3倍だという。
「見た目の直径」のことを「視直径」といいます。これは普通、度分秒単位の角度で表示します。{視半径の2倍です、当然}
月の平均距離での視半径は理科年表によりますと15’32.28”です。1度の1/4くらいですね。
今回の月の位置が35万6520km。今年4/22のときより「約5万km」近いというのですから、約40万6000kmとしておきましょうか。
とんでもなく誇張した図です、笑ってください。
まずここでは角度はラジアンで考えます。そうすると、角度θが非常に小さい時、θ≒tan(θ)という関係が使えますので。
視半径比がタンジェントの比になり、月の実半径はキャンセルして、月との距離の逆比になってしまうんですね。
そうすると、1.14という数値が得られます。
ここまでくるともう、ラジアンでも度分秒でも同じ。
また視半径比はそのまま視直径比でもあり増すので、記事の通りとなります。
で、長さの比が1.14倍になると、面積の比はその自乗倍になりますので
1.14×1.14≒1.3
となるわけです。
こういう報道を聞いたとき、ちょっと鉛筆と電卓を動かしてみると、なるほどそういうことか、と納得できますね。
http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/11-topics02.html
ほしぞら情報 2016年11月
↑国立天文台のサイトです。ここに、わかりやすい解説があります。
TVなどが使った、月の大きさの違いががわかる写真の元ネタもここにあります。
また、今年の月の視直径の変化のグラフもありまして、とてもわかりやすい。どうぞ。
月は地球の周りを公転していますが、その軌道が楕円形であるため地球と月の距離は時々刻々と変化しています。そのために月の見かけの大きさ(視直径)も、地球との距離が近いときには大きく、遠いときには小さくというように変化します。また、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けてわずかに変化するため、月が地球に最も近づく位置(近地点)や最も遠ざかる位置(遠地点)での距離は毎回異なります。11月14日は月が20時21分に近地点(地心距離 約35万6千キロメートル)を通過し、南中時刻の少し前の22時52分に満月となります。満月の瞬間の月の視直径は約33分30秒角で、これが今年最も大きく見える満月です。
ここにちょっと注目すべき記述があって。
「月の軌道は太陽や地球などの重力を受けてわずかに変化する」
これ。
月の軌道が楕円なのはいいとして、常に一定の楕円ではないらしい。
「わずかに変化する」のだそうです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-eb77.html
2016年10月11日 (火)「団栗のスタビリチー」
↑ここで天体の運行の安定性の話をちょっと書きました。
今回、月の軌道が「わずかな変動」をくらうらしいことを知りました。
そうすると、釣り合いの状態からちょっとずれた時に、そのずれが拡大していって月が吹っ飛んでいってしまわないのか、ということが気になります。
釣り合いの状態からわずかにずれた時に元に戻れるのが「安定」なのですからして、さて、月は安定しているのか、ということですね。
どうやら、そういう変動を受けながら、月はちゃんと地球の周りを回り、地球-月系は安定な系だ、と言えるようです。
よかったですね。
スーパームーン、14日は曇り予報 近さ68年ぶり、次は2034年(朝日新聞デジタル 2016年11月12日05時00分)
今月14日の満月は、月と地球の距離がいつもより近く、普段より大きく見える「スーパームーン」になる。国立天文台によると、満月としては68年ぶりの近さで、次に同じような距離の満月が見られるのは2034年ごろという。
月の軌道は楕円(だえん)形をしている。加えて、太陽などの重力の影響で軌道自体の位置も変わるため、地球と月の距離は常に変化し、見た目の大きさも変わる。
国立天文台によると、14日の地球と月の距離は約35万6520キロで、満月としては1948年以来の近さという。今年の満月で最も遠かった4月より約5万キロ近く、見た目の直径は約1.14倍だ。
・・・
多分この記事を書いた記者さんは、国立天文台のページなどを参考にしたのだろうと思いますが、「太陽などの重力の影響で軌道自体の位置も変わる」というところで、「月の安定性」を意識していたかどうか。若干、気にしている理科おじさんです。
2016.10.30
ネコハグモが分厚い「天幕」をつくって籠っています。
まだ中が透けて見えて、クモの存在がわかります。越冬態勢なのかな。
↓以前にもこういう状態を見たことがあります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-8e68-1.html
2012年11月28日 (水)「ネコハグモ」
10.31
天幕からでてきて日向ぼっこのように見えます。擬人化しすぎかな。
11.6
まだ小さな昆虫の獲物がかかるようですね。
この後、クモがここからいなくなりまして、追跡できなくなりました。
どこかへ引っ越したか、それならいいんですけど。
2016.10.29
翅に傷みもないようで、よかった。
この時期、昆虫たちの動きが鈍くなっています。お日様が恋しい季節です。
顔の前、なんだろう?
トリミングしてみましたが、よくわかりません。
黄色い花粉がついているのかな、とも思いますが。
だとするとキバナコスモスあたりに寄って蜜を飲んできましたかね。
はっきりはわかりません。 10.30
ルコウソウの葉で。
心なしか、この個体は比較的元気そうに見える。
まだ時々暖かい日(いわゆる小春日和)もくるからね。そうしたら日向ぼっこしようね。
{気象情報で、この時期に晴れるとすぐ「小春日和になります」という。あまり押し付けられたくはないな。陽射しにふと、ああ秋が深まるなぁ、と感じる。ごく個人的に小春日和は楽しみたい。}
うまく書けません。
癒えぬ傷、パリ同時テロ1年 残るイスラムへの偏見(朝日新聞デジタル 2016年11月14日01時10分)
イスラム過激主義者らが130人の命を奪ったパリ同時テロから13日で1年を迎える。惨劇に見舞われたカフェやレストランには市民が集い、コンサートホールも再開する。日常を取り戻しても心の傷はなお癒えず、イスラム教徒らへの偏見も残っている。
自動小銃の乱射などで90人が犠牲になったホール「ルバタクラン」は12日夕、英ロック歌手スティングさんの公演で営業を再開する。
・・・
イスラム教徒への偏見も深い。ルバタクランから3キロ、パリ東郊の町バニョレのモスク(イスラム礼拝所)は今夏、黒いスプレーで憎悪の言葉を書きつけられた。「イスラムをやっちまえ」。このモスクに通うカリム・フェリさん(42)の妻は、町で「出て行け」とののしられたことがある。テロリストと混同される、ふつうのイスラム教徒も犠牲者だと感じている。
「イスラム憎悪に関する研究所」によると、年初からの9カ月で反イスラムの嫌がらせや脅しは約150件。前年よりは少ないが、「従来と比べてはるかに高水準だ」という。
パリ同時テロ 襲撃受けたコンサートホールが再開(NHK 11月13日 6時47分)
同時テロ事件で襲撃を受け、90人の犠牲者を出したパリ市内のコンサートホール「バタクラン」が12日、事件から1年となるのを前に再開し、イギリスの人気ミュージシャン、スティングさんがコンサートを行いました。
ホールの運営会社や地元メディアによりますと、コンサートにはテロの犠牲者の遺族などおよそ300人が招待されたほか、一般客向けのおよそ1200人分のチケットは完売したということです。
コンサートでは、スティングさんが演奏の前に黙とうを呼びかけ、「私たちはテロで命を落とした人たちのことを決して忘れない」と語りかけたあと、およそ1時間半にわたりヒット曲や最新の曲などを披露しました。
・・・
スティングは2001年9月11日、自宅でのライブを行ったのですが、開始直前にテロが行われたことを聞き、予定していたWEBでの配信を「Fragile」を除いて中止したのでした。
この時のFragileを私共は聞きました。そう15年前です。スティングほどの人が、声がかすれ、表情が揺らぎ、苦しそうに歌うのを見てジンとしてしまって、涙ぐみましたっけ。
エンディングのハーモニクスかな、あの最後の1音が心に刺さりました。
そして今回
「90人が犠牲になったホール『ルバタクラン』は12日夕、英ロック歌手スティングさんの公演で営業を再開」
ということを知り、記憶が蘇りました。
今回、何をを歌ったかは知りません。でも、スティングの「行動」が語っていると思います。
nothing comes from violence
そう、暴力からは何も生まれません。そして憎しみからも何も生まれません。
人の心を揺さぶり、煽り、憎しみを沸き立たせ・・・そんな流れが世界を覆っていませんか。
心揺さぶられそうになった時は、そっぽを向きませんか。白けちゃいましょうよ。
オリンピックだってそうなんだ。私は自らを白けさせていました。
優れたものに熱狂するということは、その逆も内包しているんでしょ。
役に立たないものは抹殺していいんですか。裏表だよな。
心揺さぶられることは快い。だから心揺さぶられることからは意識的に身を引き離す私です。
一体感などというものは危なっかしくて、さっさと逃げ出します。
支離滅裂になってきた。
2001年のライブにリンクします↓
https://www.youtube.com/watch?v=ubWucJtio0M
もし、リンクがうまくいっていないようでしたら、グーグルで「スティング 9.11」とアンド検索をかけてください。必ずヒットするはずです。
Fragileの歌詞を引用します。
If blood will flow when fresh and steel are one
Drying in the colour of the evening sun
Tomorrow's rain will wash the stains away
But something in our minds will always stay
Perhaps this final act was meant
To clinch a lifetime's argument
That nothing comes from violence and nothing ever could
For all those born beneath an angry star
Lest we forget how fragile we areOn and on the rain will fall
Like tears from a star like tears from a star
On and on the rain will say
How fragile we are how fragile we are{繰り返し}
「1」が並ぶのでいろいろと「〇〇の日」になっているわけですが。
★前段として
11月10日は「いいトイレ」の日らしい。
で、笑った。体が硬くなってきますねぇ、年と共に。
★同じメーカーの11日の広告
肩が回らなくなって困った。
もちろん背中のファスナーなんかまるっきりですね。
★「介護の日」とおいうのは私には初耳でした。
「いい日いい日」の語呂合わせだそうです。
★オーソドックスに
「±±」で「電池の日」
これは化学教師現役中に、電池のところでよく話しましたっけ。
★スーパーの広告から
上の「鮭」は、多分、「圭」この部分を「十一十一」に見立てたんでしょうね。
下のきりたんぽはまあ、一本が「1」なのでしょう。だったら4本パックにしなくちゃね、と妻と笑いました。
3本パックでは「11月1日」になっちゃうよ、と。
★中国では「独身の日」だったようですが。
「全球狂歓節」だろうと思います。
ものすごい「熱狂」だったようですね。
★私のお気に入り「チンアナゴの日」
京都水族館のHPから借用
東京ではすみだ水族館もやっていると思います。
★我が家では
この日私は、「11月11日11時11分11秒」を朝の時点では意識していましたが、気づいたときは11時半でした。ザンネン。
で、これ↓
11.12
スイートピーの芽生えがチンアナゴ状態。
1日遅れの写真でしたが、ご容赦を。
3輪目です。2016.11.9
朝7時半です。やりましたね。ついに咲いた。
たいしたもんだなぁ。
昼にはこうなりまして。
午後2時。ピンクになったかどうか、微妙。
11.10
朝、うっすらピンク。
午後1時頃。下の方から色が濃くなってきました。
夕方、5時過ぎ。下の部分の色がずいぶん濃くなった。
前の2輪では、こういう感じではなかったけれど。面白い。
11.11
朝、もう閉じ始めていますが、色はきれいなピンク。
昼前にはこんなに濃くなって。
ここまで。
残った3つのつぼみが、それぞれ、2日がかりで変化を展開してくれました。
なんだか「咲くんだ」という意志のようなものを感じます。
ありがとう。ほんとうにありがとう。
2016.10.31
朝です。1輪目はこうなっていました。閉じた姿がまた美しい。
脈の彫り深く、味わい深いですね。
そして、2輪目。白く咲いていました。
背景に1輪目を入れておきました。
午後3時前。ほんのりあわくピンクがかってきましたが、写真に撮るのは難しい。
午後5時40分頃。ずいぶん濃くなりました。
11.1
朝、奥が1輪目、手前が2輪目です。
1輪目も素敵な姿のまま、2輪目が濃い赤になって、閉じています。
3つ目のつぼみも写しこんでおきました。
まだ硬いつぼみ。咲くことができるかどうか。
見続けてあげましょう。
スイフヨウの変化を目の前で見らるなんて、なんとしあわせなことなんだろう、と二人で喜んだのでした。
前日咲いて、白いままだった花。
2016.10.30 朝7時前
花が赤くなってる!と妻。
なんという美しいピンク。
この花、夜中に「独酌」を楽しんだようだね、と二人でニコニコ。
「酔芙蓉」ですもんね。「わたし、酔いました」
普通の気温だと、朝に白く咲いて、午後にはピンクになり、夕方に赤くなる、といいます。
もう気温が低くて、出来事の進行がゆっくりになってしまったのでしょう。
いいんです。今年は無理かな、と思っていたのに、咲いてくれただけでもうれしくって仕方ない。
目の前で、ゆっくりと色を変えていく姿が見られるなんて、こんな経験は初めてです。
メシベもちゃんとありますね。オシベもメシベも完備しているとなると、この八重咲きは萼の花弁化でしょうか。
つぼみは3つ、と前の記事で書きました。
一つ目が咲いて色が変化して、次のつぼみも開く準備に入ったようです。
手前がそのつぼみです。
12時半ころ
色が濃くなりました。その時、朝開き始めだったつぼみは
こうなっていました。これは開くことができそうですね。
午後2時半
閉じてきました。
隙間から蕊が見えました。
花粉のような粒が見えますが、自家受粉できるのかどうか。わかりません。
いやあ、佳いものを見た。
嬉しかったよ、ありがとう。
2016.10.27
スイフヨウの鉢は外に置いてあって、結構つぼみがついたのです。
どうなるのかな、と見ていたら、つぼみのまんまコロンコロンと落ち始めて、3つ残りました。
そうしたら、この日10/27、一つのつぼみが開きそうになってきたのです。昼前の写真です。
10.28
翌日の9時半頃、まだだなぁ。
寒くなってきて、つらいかな、と室内へ入れました。暖房は使わない部屋です。
10.29
朝7時前。咲いてるわよ!と妻が報せてくれました。
8時半頃。私もカメラを持って見に行きまして。
わ、咲いてる!うれしいなぁ。
八重咲きです。
オシベがちゃんとあって、花粉もいっぱいのようです。
午後2時頃。
まだ白いままですね。
夕方にもまだ白いままでした。
2016.10.27
群れ飛ぶ、という感じはしないなぁ。
以前はこの辺りでもずいぶん群飛してましたが。
翅が傷んでますね。
10.29
「トンボつまみの技」ではありません。
線路の柵に左手をついて写真を撮っていたら、くすぐったい。
見ればアカトンボが私の手にとまっている。
なんとまあ、嬉しいことです。
「案山子にとまるアカトンボ」 ん~、秋の情緒たっぷりですね。
11.4
3、4匹が線路際にいました。
当てずっぽうでシャッターを切ったら、こんな写真が撮れました。
線路柵にとまったアカトンボ。2匹とも背中をお日様に向けています。
真夏の強烈な陽射しの中で、腹を上げて腹端部を太陽に向け、受光面積を少なくするという姿勢は有名です。
秋も深まり、受光面積を大きくしての日向ぼっこです。
2016.10.27
エビガラスズメの幼虫です。成虫を見かけることは少なくて、大きくなった幼虫を今頃の時期に見ることが多い。
「瓜」みたいな頭、とい表現は現在は通用しないかな。
私の子ども時代は、マスクメロンなんてものは存在も知らないし、プリンスメロンがやっと出たのかな。普段はマクワウリを食べてましたからね。瓜が身近でした。
「頭部には縞模様」と表現するのが通じやすいでしょうね。
上が頭だという気がしませんか?
一本角のイモムシ、みたいな。
この一本角はスズメガたちの幼虫の共通の特徴で尾角といいます。
別件:上でウリ=瓜のことをちょっと書いたので。大脱線へ向かいます。
うりにつめありつめにつめなし【瓜に爪有り爪に爪無し】
{慣用句・ことわざ}「瓜」と「爪」の字の区別を教えることば。
パーソナル現代国語辞典より引用
若い人は知らないかな。これと似たようないいまわしで。
「ハケに毛があり、ハゲに毛がなし」
って、古い言葉だそうですが。
「ドンパン節」から
うちの父ちゃん はげ頭
隣の父ちゃんも はげ頭
はげとはげとが 喧嘩して
どちらも怪我(毛が)ねで よかったね
かかしさん、自分が禿げてきたからって、こだわってません?
★東京で昨日、木枯らし1号が吹きました。
木枯らし1号、ぶるっときた 東京都心、気象庁発表(朝日新聞デジタル 2016年11月9日16時30分)
気象庁は、東京都心で9日早朝「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年より16日遅いという。気象庁によると、西高東低の冬型の気圧配置で都心では季節風が強まっており、東京都千代田区で9日午前5時37分ごろ、最大瞬間風速15.5メートルの北北西の風を観測した。北海道や山形で最大風速20メートルを超えている地域もあり、気象庁は、北日本では雪を伴った非常に強い風が吹き、10日にかけて大荒れになると予報している。(写真は北村玲奈)
「寒い風が吹いた、木枯らしだなぁ」ではありませんで、定義があるのですね。
↓「木枯らし1号」とは何か。
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/kiroku/kiroku/data/47.htm
東京地方の木枯らし1号
気象庁天気相談所作成
東京地方における「木枯らし1号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表しています。
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西~北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上である。
(ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する。)
↓「最大風速」と「瞬間最大風速」の違いは何か。
http://www.jma-net.go.jp/kanazawa/mame/kaze2/kaze2.html
お天気まめ知識
最大風速と最大瞬間風速瞬間風速と平均風速
風は、一定の速さで吹いているものではなく、ある時は強く、ある時は弱く、刻々とその速さが変化しています。
そういう風速の絶え間ない小刻みな変化を「風の息」と呼んでいます。
ひとことで風速と言っても、平均風速や瞬間風速というように風速を求める時間によって様々な風速があります。また、最大風速などのように最大値を表す風速もあります。
下の図は、ある日の午前2時から4時の風速をグラフにしたものです。赤の線は、1分間に吹いた風の変動幅を表しています。
例えば、2時50分から3時00分までの10分間の風速の変化を見ると、一番風速が小さいときで2.4m/s、一番大きいときで25.7m/sの風が吹いています。この瞬間毎の風を「瞬間風速」と言います。また、この10分間の風速を平均すると13.8m/sになり、これを「平均風速」といいます。
また、平均風速や瞬間風速の最大値を「最大風速」、「最大瞬間風速」といい、上の図で青い○印の部分の風速になります。「最大風速」は10分間の平均風速の最大値、「最大瞬間風速」は瞬間風速の最大値です。
天気予報や気象情報などで「風速○メートル」という場合、10分間の平均風速を指します。
一般的に、瞬間風速は平均風速の1.5から2倍近い値になります。暴風警報が発表され、「25メートルの暴風の恐れがある」といった場合、瞬間風速では50メートル近い風が吹く可能性がありますので、注意が必要です。
というわけです。
さて、昨日の記録を見ましたら
05:40 までの10分間の平均風速は「6.9(m/s)」で、最大瞬間風速は「15.5m/s」でした。
「ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する。」という数字が報道されたのですが・・・。
記録としては
10:20までの10分間に、平均風速「9.0m/s」、最大瞬間風速「16.1m/s」が出ていますが、気象庁の発表では「東京都心で9日早朝「木枯らし1号」が吹いた」というのですから、10時台の記録ではないわけです。
なんだか結構ややこしいことですね。
★去年は10/24に木枯らし1号だったのですが、ナント、10/28に最高気温26.1℃の夏日を記録しているんですね。こういうこともありうるのでした。
今年は、現在11月ですから、もういくらなんでも夏日はないよなぁ。と期待します。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-c923.html
2016年10月31日 (月)「ラッキョウ」
10.25:咲き始めた
10.26:開花
↑既報です。
その後の状況を。
2016.10.27
2輪目が開花しました。
小さい花ですが、紫色が素敵。
10.29
朝、私の撮影。勢いがついてきて、どんどん咲きます。
この写真、撮影時全く意識していなかったのですが、右の方にクモがいるようです。
多分ササグモでしょう。
こういうことが頻繁に起こりますね、我が家では。
昼過ぎ、妻の撮影。
ラッキョウのつぼみに来たヤマトシジミ。
もう翅がぼろぼろ。よくベランダまで上がってこられたね、というほどの姿。
ベランダのプランターにもカタバミが生えていますから、そこへ来たのかな。
胸をうたれます。
蜜があるようだったら、いくら吸ってもいいよ、といってあげたい。
「きわ」至れり。でしょうか。
きわ【際】キハ
(名詞や動詞の連用形に付くときはギワと濁る)
①物事のきわまったところ。つきるところ。かぎり。はて。枕草子[186]「よろしき人のさいはひの―と思ひて」
②物の他と接する境目。また、そのすれすれのところ。はし。かたわら。ほとり。宇治拾遺物語[3]「母屋の―にかけたる簾をばおろして」。「窓―」「額の生え―」
③重大な時期。時。折。源氏物語[須磨]「かく世を離るる―には」。「今わの―」「別れ―」「往生―」
④身の位置する程度。身分。階級。分際。源氏物語[桐壺]「いとやむごとなき―にはあらぬがすぐれて時めき給ふ」
⑤程度。ほど。源氏物語[桐壺]「道々の才ざえをならはさせ給ふ。―ことに賢くて」
⑥年末・節季などの決算期。続猿蓑「―の日和に雪の気づかひ」(惟然)
広辞苑第六版より引用
2016.10.26
日の当たる草むらは暖かくて、よいエサ場になるのでしょう。
10.27
前日とほぼ同じ場所にいました。
威厳のある眼差し。
屋外では気温も下がるし、餌の昆虫との出会いも減るし、命の「際」に近づいてきていると思います。
だからどうした。
生きる力がある限りは生きるのだよ、キミ、そうだろ。
はい。
きわ【際】キハ
(名詞や動詞の連用形に付くときはギワと濁る)
①物事のきわまったところ。つきるところ。かぎり。はて。枕草子[186]「よろしき人のさいはひの―と思ひて」
②物の他と接する境目。また、そのすれすれのところ。はし。かたわら。ほとり。宇治拾遺物語[3]「母屋の―にかけたる簾をばおろして」。「窓―」「額の生え―」
③重大な時期。時。折。源氏物語[須磨]「かく世を離るる―には」。「今わの―」「別れ―」「往生―」
{以下略}
広辞苑第六版より引用
2016.10.24
11時20分。目の前で羽化が始まりました。気づいたのはもちろん妻。
場所は、虫と人が共有する食卓。
ケースの外側からの撮影ですので、鮮明さは欠けますがご容赦ください。
脚で体重を支えてぶら下がっています。腹はまだ蛹の殻の中。
腹まで全部出ました。この時点でもう脚を2対4本しか使っていません。
腹は太く、翅は縮れ、口吻もまだ1本にまとまっていません。
まずは翅の展開ですね。
体液を翅脈に圧送して、翅を展開していきます。
口吻は左右の顎の変化したものでしょうから、1対2本なのです。
樋(とい)のようなもの(外葉というそうです)を1本に合わせて、管(あるいは筒)にするわけです。
この写真では、外葉2本というのがはっきりわかります。
↓ここに、走査電顕写真があります。(対象はスジグロシロチョウですが、基本は同じです)
http://www.technex.co.jp/tinycafe/discovery42.html
蝶の秘密(スジグロシロチョウ-口吻2)
口吻をまとめるために、口元をちょこちょこ動かすんですよ。かわいい動作なのです。
口吻はまとまったし、翅の展開もほぼ完了。蛹便(ツマグロヒョウモンでは真っ赤な液体です)を排出して、体全体が乾くのを待ちます。
体の状態が整って、チョウの「旅立ちの意志」が固まるまで、何時間か待ちます。
要するにパタパタして「出たい」という意志表示をするのです。
午後2時。「出たい」と言いました。
気温が下がり始める前ですし、いいタイミング。
元気よく旅立っていきました。
何ともいえぬ瞬間なのです。嬉しいし、ホッとするし、ちょっと寂しいし。
でも、この子の「子」をまた育てることになるかもしれないし。
いろんな思いが凝縮した瞬間を夫婦二人で味わいます。
これが飼育者の「醍醐味」というものでしょうか。
「醍醐味」とは「醍醐の味」という意味です。
2016.10.22
妻が撮ってきました。
見た瞬間はクマバチかと思ったそうです。
無理からぬことです。マルハナバチにも見えないことはない。
オオハナアブの擬態成功ですね。
慣れてくると、顔でハチかハエかは簡単に判断できます。
このアブ、複眼に面白い模様があるんだよ、などと解説しましたが。
それもちょっと写ってますけど、意図的に撮ってないから見づらい。
10.27
これはランタナで見かけたオオハナアブ。撮影は私。
この時の私の意識は複眼に集中しています。
模様が見えますね。
拡大。ほらね。
斜め前から。不思議な模様です。
吸蜜に熱中していて接近を許してくれました。
ハエ顔、というのも覚えてください。
短角亜目といって、触角も特徴的なのです。
10.23
キンケハラナガツチバチです。顔を意識して撮ったわけではないのですが、オオハナアブの顔と見比べてください。顔つきが全然違うでしょ。
ハナアブは、口で刺すわけじゃなし、腹端部に針があるわけでもなし。
大きいけれど、安心して覗き込んでください。
唱歌「たき火」は冬の歌ですね。
「さざんか さざんか さいたみち」
北風がぴいぷう吹いたり、霜焼けの手がかゆかったり、たき火に当たろうかどうか相談したり。
今年の天候はなんだか不順だなとは思いますが、サザンカが咲いたとはいえ、まだ東京は秋です。
たき火はもうできないしな。たき火での尻あぶりなんて、しあわせだったけどなぁ。
★ガキの遊び
おおさむこさむ
山から小僧が飛んできた
なんといって飛んできた
寒いといって飛んできた
おおさむこさむ
私が知っているのはこんな歌詞ですが。
へそ曲がりのガキは、替え歌をつくる。
おおさむこさむ
山から小僧が飛んでこない
なんといって飛んでこない
寒いといって飛んでこない
おおさむこさむ
あまりにも寒すぎると、飛んでこないかもしれません。
2016.10.22
赤い花が目立って、今年キバナルコウソウは劣勢だな。
ルコウソウ、モミジバルコウ、マルバルコウの花は赤です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-bceb.html
2016年8月31日 (水)「キバナルコウソウ」
↑ここに日本植物生理学会へのリンクがあります。ちょっとややこしい話なのですが、花の色素の話。
関心がありましたらどうぞ。
2016.10.22
本来だと後翅の裏には目玉模様のような黒い斑点が二つあり、尾状突起があるはずなんです。
尾状突起が触角に、黒い斑点が複眼に似ていて(偽眼紋というのかな)、敵から見ると体の向きが逆に見えるのではないか、という話です。
↓本来の姿が見られます。
http://www.insects.jp/kon-tyouranamisi.htm
今回私が出会った個体には、尾状突起がありません。
ひょっとして鳥が、「頭」を狙って襲ったら実は翅の後端部だったので逃げおおせた、というようなことがあったのかもしれませんね。擬態が成功したのでしょう。
生きるって、厳しいものです。
朝日新聞のミニ連載:[しつもん!ドラえもん]2400 おんがくとことば編(10/14)から
山伏がブオーと吹く楽器。何という貝でできている?吹くと「うそつき」の意味もあるよ。
[こたえ]ホラ
大型の巻貝。合戦で出陣の合図にも使われた。見た目より大きな音が出るから、「ホラを吹く」→「大げさに言う」→「うそをつく」になったという説も。
そうなんですか?
「ウソ」と「ホラ」は同じですか?
「ウソ」も「ホラ」も「真実ではないことを言う」という意味では同じだとは思います。
でもニュアンスが違うような気がする。
「ウソ」は真実を隠そうとしますよね。
「ホラ」はそもそも真実なんかは関係ない。ホラを吹いて何かを隠そうとするというのはなんか違う気がする。
昔話や民話で、ほら吹き比べ、なんかはあるけど、嘘つき比べはないでしょ。
大ぼら吹いて楽しむ、という感覚はありますが、大嘘ついて楽しむわけにはいかないよな。
↓こんなの見つけました。ホラを楽しんでください。
http://www.ozawa-folktale.com/web_caf/guidepost_of_folktale/guidepost_of_folktale_39.html
第39回 ほら吹きばなしはいかがでしょうか
昔話には、豪快なほら吹きばなしもあります。昔話はそもそも本当の話と信じられることを求めていないので、ほらとなると、極端なほらにして楽しみます。近代科学の合理性などまったく気にしていません。現代の子どもたちにも必ず喜ばれます。東北のほら吹きばなしをひとつ。
「ほらくらべ」
むかし、関西一といわれるほら吹き名人が、東北一のほら吹き名人のところへ、腕比べに出かけていった。その家に着くと、小さな女の子が出てきた。そこで、
「わしは関西一のほら吹き名人だが、この家の主人はいるか」ときいた。すると女の子が、「ああ、父ちゃんかい?」というので、「そう、父ちゃんはどこいった」というと、「父ちゃんなら、早池峰山(はやちねさん)が倒れそうなんで、麦わら三本もって、つっかえ棒しにいったよ」といった。
関西一のほら吹き名人は、「この小娘、生意気なこというな」と思って、「そんなら、母ちゃんはよ」ときいた。「母ちゃんかい。母ちゃんは、海に高潮が来たんで、鍋の蓋持って押さえにいったよ」といった。
関西一のほら吹き名人は、「この小娘、なんて生意気なんだ。よし、それならこっちもおおぼら吹いてやれ」と思った。
「それじゃあ、ちょっときくが、奈良の大仏様の釣鐘が、この間の大風でどこかへ飛ばされてしまった。お前知らないか?」
すると小娘は、「そういえば、この間、どこからか釣鐘が飛んできて、軒下の蜘蛛の巣にひっかって、一日中鳴ってたなあ。でも、いつのまにか、またどこかへ飛んでっちゃった」といった。
関西一のほら吹き名人はこれを聞くと、
「こんな小娘がこれほどのほらを吹くんでは、おやじはどんなおおぼらを吹くかわからない」と思って、そのまま帰ってしまったというはなし。
↓ダイダラボッチ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%81
「各地の伝承」というようなところを読んでみてください。
ホラは陽性、ウソは陰性、という気もする。
★自己言及のパラドクスというのもありまして。
「私は嘘つきだ」と宣言したとします。
私がこの言葉通りに嘘つきであるなら「私は嘘つきだ」という発言は嘘であることになり、私は嘘つきではないことになる。もし私が嘘つきではないなら「私は嘘つきだ」と言う言葉は正しいので、本当は私は嘘つきなのですね?
2016.10.22
去年も白のアリッサムが芳香を楽しませてくれました。
色のあるアリッサムもあるのだそうです。
↓検索してみたら
http://www.yasashi.info/a_00006.htm
アリッサム(スイート・アリッサム)
科名:アブラナ科
学名:Lobularia maritima
別名:ニワナズナ スイートアリッサム
原産地:地中海沿岸
草丈:15cm~30cm
主な開花期:3月-6月/9月-11月
・・・
分類と品種
以前はアブラナ科アリッサム属に含まれていましたが、現在はそこから分離されたロブラリア属に分類されます。分類上は「アリッサムとは違うもの」になっていますが、園芸では昔の名残で「アリッサム」と言うとこの植物を指すことが多いです。
ロブラリア属は地中海沿岸に約5種類の仲間が知られていますが園芸で一般にアリッサムとして栽培されているのはロブラリア・マリティマ〔L. maritima〕の園芸品種です。
園芸の世界はわかりにくい。
いいや、アリッサムで通すことにします。
柔らかな香りがたちこめて、いい気分にしてくれます。
2016.10.21
ヒイラギの木にいたと妻が撮影。
私は、一目見て「シャクガだな」。でも、そこまで。
調べた結果、フタツメオオシロヒメシャク、のようです。
↓
フタツメオオシロヒメシャク
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Sterrhinae/Problepsis_albidior_matsumurai.html
【幼虫食餌植物】 ヒイラギ科:ツシマイボタ(※KS)
写真も一致していると思います。
で、「フタツメ」があるのなら「ヒトツメ」というのもあるのかな?
あった!↓
ヒトツメオオシロヒメシャク
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Sterrhinae/Problepsis_superans_superans.html
【幼虫食餌植物】 モクセイ科:イボタノキ(※KD)
よかったら写真を見てください。どうしてこれが「ヒトツメ」なのかよくわかりません。
命名の由来は見つかりませんでした。
もう一つ、突っ込みどころがあるんですが。
「ヒメ」って「小さい」ということですよね、普通。
「大きな」「小さい」シャクガって。なんだかなぁ。
夕べ、NHKの夜7時のニュースの終わりごろ。
「世耕ロシア経済分野協力担当大臣」の発言が聞こえてきて、私はこけました。{譬えではなく。補装具を外した左脚の膝を左手で押さえながら室内を歩行していて、びっくりして、手が滑り、身体的・物理的にこけたのでした。}
世耕氏 日ロ経済協力プランの作業部会に出席(NHK 11月3日 19時28分)
モスクワを訪れている世耕ロシア経済分野協力担当大臣は3日、日本がロシアに提案した経済協力プランを具体化する作業部会に出席し、両国が一層緊密に連携して案件の選定を急ぎたいという考えを示しました。
・・・
会議の冒頭で世耕大臣は「両首脳が日ロ関係の将来を真剣に議論するにふさわしい成果作りを進めなければいけない。この任務を完遂するには、日ロ双方のさらなる努力が必要だ」と述べ、両国が一層緊密に連携して具体的な案件の選定を急ぎたいという考えを示しました。
・・・
「完遂する」をね、「かんついする」と言ったのです。50代の政治家が、ねぇ。
世耕さんの任務の「遂行」は前途多難だな、きっと。任務を「ついこう」しようとするんでしょうからね。
かん‐すい【完遂】クワン‥
完全に遂行すること。やりとげること。「任務の―を期する」「事業を―する」
広辞苑第六版より引用すい‐こう【遂行】‥カウ
なしとげること。しおおすこと。「任務を―する」
広辞苑第六版より引用http://dictionary.goo.ne.jp/jn/48599/meaning/m0u/
かん‐すい〔クワン‐〕【完遂】
[名](スル)最後までやりとおすこと。完全に成し遂げること。「難事業を―した」
[補説]「かんつい」と読むのは誤り。すい‐こう〔‐カウ〕【遂行】
[名](スル)任務や仕事をやりとげること。「業務を―する」https://kotobank.jp/word/%E5%AE%8C%E9%81%82-470326
デジタル大辞泉の解説
かん‐すい〔クワン‐〕【完遂】
[名](スル)最後までやりとおすこと。完全に成し遂げること。「難事業を完遂した」
[補説]「かんつい」と読むのは誤り。
ひょっとして「墜落」の予感があるんじゃないかと、あらぬ疑いをかけたくなりますね。{誤読のもとはこの辺でしょうね}
つい‐らく【墜落】
高い所からおちること。「飛行機が―する」
広辞苑第六版より引用すい‐どう【隧道】‥ダウ
①墓の中に斜めに掘り下げた通路。はかみち。
②山腹や地中をうがって通した道。あなみち。トンネル。
(ズイドウとも)
広辞苑第六版より引用
雑談でした。
「ミネラルウォーターの回収」のニュースがありました。
「基準値を超えた臭素酸が検出された」ということです。
NHKのニュースから引用します。
ミネラルウオーター回収命令(10月28日 21時23分)
山梨県西桂町の会社が製造し、名古屋市の会社が販売していたミネラルウオーターから、基準を超える臭素酸が検出されたことが分かり、県は4万5000本余りを回収するよう命じました。
回収を命じられたのは、西桂町の「富士ピュア」が製造し、名古屋市の「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」が販売していた、ペットボトル2リットル入りのミネラルウオーター、「富士山麓のきれいな水」です。
山梨県によりますと、今月24日に、西桂町の工場で製造した一部の商品を検査したところ、8月15日に製造された商品から、食品衛生法で定める基準値の2倍にあたる、1リットルあたり0.02ミリグラムの臭素酸が検出されたということです。
このため、県は、28日、同じ日に製造された商品、4万5000本余りを回収するよう命じました。
この商品は、県外に出荷されていたということで、会社が出荷先の確認などを進めています。
これまでのところ、健康被害に関する情報は寄せられていませんが、県は、毎日27リットル余り飲み続けた場合は健康に影響を及ぼすおそれがあるとしています。
★臭素酸の基準値が「0.01mg/L以下」であるのに対して、「0.02mg/L検出」されたのだそうです。
この数値、有効数字は1桁でしょ。その下の桁を四捨五入したものですよね。この数値自体に誤差が入っているのです。
「0.01と0.02」で「大変だ、2倍も入っている」という感覚は持ちません、私は。
「ふ~ん大差ないですね」でも一応「基準として決めた」ものだから、守りましょうかね。という程度ですね。
この程度のことで「これまでのところ、健康被害に関する情報は寄せられていません」なんて、当たり前。
商売として、顧客への信頼の問題として、回収するわけです。「大変だ発がん物質を飲んでしまった」などと大騒ぎするほどのことではないな。
★もう一点。
「毎日27リットル余り飲み続けた場合は健康に影響を及ぼすおそれがある」
なに、それ?
毎日27Lも水飲めますか?1時間ごとに1L以上ですよ。
そんなに飲んだ日には、下手したら「水中毒」になっちまう。
臭素酸がどうのという前に、1日27Lの水、ということの異様さに気付いてほしいなあ。
「水中毒」は「すいちゅう・どく」ではありません「みず・ちゅうどく」です。
なんの汚染のない水でも、飲みすぎれば体によくない。
血液が水で薄まったら、どうなります?
「細胞膜は半透膜」というやつです。薄い方から濃い方へ水が浸透しますね。血球が膨らんでしまう。
で、医学的には「低ナトリウム血症」というのかな、危険な状態になります。
腎臓が尿をつくれる最大速度は16mL/min ということなので、24時間で23Lくらい排出できる計算ですが、これは負担が大きすぎる。
「毎日27リットル余り飲み続けた場合は健康に影響を及ぼすおそれがある」だなんて、ホント下手すりゃ「水で」死にます。
バカな報道をしないでほしいものです。
★臭素酸
HBrO3ですかね。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社のサイトを見に行ったら
・臭素酸とは、ミネラルウォーター等の消毒を行う際に、副生成物として発生する物質です。原料となる水に含まれる臭素が、オゾン殺菌等により酸化されて生成します。発がん性があるため、基準として定められています。食品安全委員会の食品健康影響評価結果によると、発がんしない摂取量(耐容一日摂取量)は、1 日に体重1kg あたり11μg(※)です。これを体重50kg の人間に換算すると1 日あたり0.55mg であり、0.02mg/L 含むミネラルウォーターでは、毎日27.5L飲むことに相当します。
こういう記述がありました。
臭素のオゾンによる酸化で生成、だそうですが、あまりピンときませんけど、まあ、そうなんでしょう。ここでは追及しません。
「発がんしない摂取量(耐容一日摂取量)は、1 日に体重1kg あたり11μgです。これを体重50kg の人間に換算すると1 日あたり0.55mg であり、0.02mg/L 含むミネラルウォーターでは、毎日27.5L飲むことに相当します。」
これが出典でしたか。
https://www.fsc.go.jp/sonota/kikansi/37gou/37gou_6.pdf
ADIとTDIの違いはなんですか?
ADIは食品の生産・製造過程で意図的に使用される物質に使われます
TDIは意図的に使用していないのに食品中に存在する物質に使われますADI(一日摂取許容量)とは、食品添加物や農薬などのように、意図的に食品に使用される物質について、一生涯毎日摂取しても健康への悪影響がないとされる一日あたりの摂取量のことです。意図的に使用していないにもかかわらず、食品中に存在する重金属やかび毒などの物質については、TDI(耐容一日摂取量)という用語が用いられます。ともに、通常体重1kgあたりの物質量「mg/kg 体重/日」で示されます。
ADIとはAcceptable Daily Intake
TDIとはTolerable Daily Intake
です。
「一生涯毎日摂取しても健康への悪影響がないとされる一日あたりの摂取量」
一生涯毎日27Lの水を飲み続けられますか?
↓参考
http://www.pokkasapporo-fb.jp/em/info_161029.html
お知らせ
お客様各位
商品の回収のお詫びとお知らせ
平成28年10月29日
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社平素は弊社製品に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、弊社が富士ピュア株式会社に製造を委託し販売しております「富士山麓のきれいな水 2L」(賞味期限2018年8月4日)において、食品衛生法に定められた成分規格のうち、基準値を超えた臭素酸が検出されました(※臭素酸の基準値0.01mg/L以下に対し、0.02mg/L検出されました)。現在のところ、お客様からの体調不良に関するお申し出はいただいておりません。
原因につきましては現在調査中ですが、万全を期すため、市場にある本商品および同じ工場で製造した商品について、回収させていただきます。
お客様ならびにお取引先様には、多大なるご迷惑をおかけいたしますことを心より深くお詫び申し上げます。
つきましては、誠にお手数ではございますが、該当する商品がございましたら、下記送付先まで料金着払いにてお送りくださいますようお願い申し上げます。
今後は、より一層品質管理を徹底し、再発防止に努める所存でございますので、何卒ご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
・臭素酸とは、ミネラルウォーター等の消毒を行う際に、副生成物として発生する物質です。原料となる水に含まれる臭素が、オゾン殺菌等により酸化されて生成します。発がん性があるため、基準として定められています。食品安全委員会の食品健康影響評価結果によると、発がんしない摂取量(耐容一日摂取量)は、1 日に体重1kg あたり11μg(※)です。これを体重50kg の人間に換算すると1 日あたり0.55mg であり、0.02mg/L 含むミネラルウォーターでは、毎日27.5L飲むことに相当します。
※μg(マイクログラム)は、mgの1000分の1
(後略)
2016.10.21
写真はこれ一枚なんですよね。
小さなアブで、脚が黄色くて、複眼に縞模様があって、顔の正面が白い。
こんなところが特徴ですね。
調べてみると、シママメヒラタアブとノヒラマメヒラタアブという非常によく似たアブがいました。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_abu_hae/shimamamehirataabu.htm
↑ここに「シママメヒラタアブとノヒラマメヒラタアブを比較する」という項目がありまして
シママメヒラタアブとノヒラマメヒラタアブの脚の付根や触角を写真で比較することは細かすぎて困難です。それで顔の色を比較すると、少なくとも生態写真ではシママメヒラタアブはオスメスとも白く、ノヒラマメヒラタアブでは淡黄色です。厳密なkeyにはならないかも知れませんが、顔色をうかがうと見当が付くようです。
このページの写真を眺めて、私が出会ったアブは、シママメヒラタアブだろうということにします。自信はないです。
気温
10月の初めには30℃を超えたりしたのが、月末には最高気温が15℃を切ったりして。
これは正直辛いです。秋を飛ばして冬が来た、という気分。ストーブ出したり、寝具を冬用に替えたり、もちろん衣服も「衣替え」なんていう生易しいのではなく、半袖から一挙に長袖セーター重ね着ですよ。
平年差
平年値との差だけを取り出して均したグラフ。
初旬のすごさがよくわかります。
湿度
9月終わりにすごい湿度でしたが、60%台まで下がってはきましたが、もうちょっと「さわやか」でも「すがすがし」くてもいいんじゃない、という気分ですね。
9月10月、なんだか「不順」だなぁ。体に堪えます。
なんというのか、気象現象が激しいというか荒々しいというか、そんな感じがしませんか?
TOKIO国分さんに第一子 父になる…タテ読みも登場(朝日新聞デジタル 2016年11月1日12時17分)
月1日付朝日新聞朝刊のテレビ欄。国分太一さん出演番組の紹介はタテに読むと「太一父になる」
人気グループ「TOKIO」の国分太一さん(42)に10月31日、第1子となる女児が誕生した。
・・・
1日付朝日新聞朝刊のテレビ欄で、国分太一さん出演番組の紹介は、タテに読むと「太一父になる」となっていた。
2016.11.1
ホントだぁ。新聞のテレビ番組欄で、時々こういう「縦読み」の「しかけ」企画がありますね。
気付かないだけでもっと「仕込まれて」いるのかな?
国分太一さんという方を私はほとんど知らないので、一言だけ「おめでとうございます」。
2016.10.18
夕方、雨戸を閉めようとしたら飛行機雲。久しぶりだな。
上空が水蒸気の過飽和状態なのですね。
10.21
また飛行機雲。雲を縫うように飛行機雲が走っていたので、ひょっとして「消滅飛行機雲」になっていないかな。と写真を撮ったのですが、そうはなっていませんでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E6%A9%9F%E9%9B%B2
↑ウィキです。飛行機雲の生成の解説もあります。
消滅飛行機雲の解説もあります。
空中に雲を描く飛行機雲とは逆に、雲が薄く広がる中を飛行機が通ると、雲が筋状になくなっていく。これは消滅飛行機雲(しょうめつひこうきぐも)または反対飛行機雲(はんたいひこうきぐも)と呼ばれる。発生原因は、飛行機の排出ガスの熱により大気中の水分が蒸発すること、乱気流により周囲の乾いた大気と混ざること、エンジン排気の粒子により水分が凍結し落下することの3つが挙げられる。
話には聞いていますが、まだ消滅飛行機雲というものを見たことがない。見たいな。
2016.10.18
ところで、パセリの葉にキアゲハの幼虫を発見した時に、同時に同じパセリの葉に、見慣れない緑の幼虫がいまして。
これがどうも、大食漢。パセリの葉をもりもり食う。茎まで食べています。
私共としましては、キアゲハの幼虫を育てたい。ガの方はできれば勝手にやってほしい。パセリはキアゲハのために残したい。
頭部側面に黒い模様があったりして「悪漢面」だなぁ、キミは。
ちょっとパセリの葉から引き離して。指は私の指です。
考えた結果、やっぱり外で勝手に生きてもらおう。妻は玄関の外へ連れていって、草むらに置いてやりました。
一方、私は手元の「庭のイモムシ・ケムシ」という本を開いて、「パセリ」を食草にする幼虫を調べてみたら、これはキクキンウワバの幼虫でした。頭部の黒い模様なんかもそのまんま。
パセリなどの他に、キク科植物も食草らしい。
キク科の葉も食べるってさ、と妻に告げたら、あらそうなの、回収してこよう、と出ていって、幼虫を連れ帰ってきました。
で、外のコギクの葉を採ってきて幼虫と一緒にケースに入れてやりました。
10.19
翌日ケースを見たら、菊の葉を食べていない。
やっぱり最初に食べたものしか受け付けないのかな。でも、パセリはあげられないしな。
菊のそばに置いてあげるから、自分で食い物を探しに行きな、と妻に頼んで線路際のコギクにおいてやったのです。
妻が撮ったお別れの記念写真。
10.20
翌日、私の昼の散歩。ぶらぶらしていたら、菊の葉を丸くまとめたやつがいる。
アオイ科の植物の葉を巻くワタノメイガとか、クルミの葉を巻くトサカフトメイガの幼虫とかを知っていましたので、きっと同じようにキクの葉を巻く幼虫が中にいるんだろう、どんな幼虫かな、と指で開いてみたのです。
そうしたら、アレ!?キクキンウワバの幼虫じゃないか。
妻を呼んで見てもらったら、昨日妻が幼虫をおいてやったその場所なのでした。
あ、そうか、こいつ、繭を作って蛹になろうとしているんだ!
だからもう食べなくてもよかったんだ。
ゴメン、スマン、蛹になろうとしていたのに、開いてしまった、申し訳ない、悪かった、と少し閉じてやって、放置。
10.21
翌日同じ場所を見たらちゃんと閉じていました。
この中で蛹になっていると思います。
当面はこのまま放置して、キクが枯れる頃、ケースにでもいれてやろうかな、羽化後の成虫を見てあげたいな、と思っています。
数奇な運命をたどったイモムシちゃん。ちゃんと大人になれますように。
夫婦二人していろいろ騒ぎまくってしまいましたことよ。
↓幼虫図鑑
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kikukin-uwaba.html
顔の側面には黒い条紋があり,体の黒点紋からは短い毛が生えている。背中には細い白線が数本走っている。
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簡単な繭を作りその中で蛹になる
幼虫と、成虫の写真も見られます。
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