ムラサキシキブ
http://www.yasashi.info/mu_00003.htm
↑ヤサシイエンゲイの「ムラサキシキブ(紫式部)」の項です。
ちなみに江戸時代の初期にはまだムラサキシキブの名はなく、「みむらさき(実紫)」「たまむらさき(玉紫)」と呼ばれていました。
ふ~ん、と広辞苑を引いてみたら実紫はありましたが、玉紫はありませんでした。
み‐むらさき【実紫】
ムラサキシキブのこと。秋、小さな丸い実が群がって美しい紫色に熟す。<季語:秋>
広辞苑第六版より引用
「玉紫」の方が個人的には好きだな。
たま【玉・珠・球】
①美しい宝石類。多くは彫琢ちょうたくして装飾とするもの。万葉集[3]「夜光る―と言ふとも」。「掌中の―」
②真珠。しらたま。今昔物語集[9]「母のかざりの箱の中を見るに、大きなる―あり」
③美しいもの、大切なもの、またはほめていう意を表す語。源氏物語[桐壺]「世になく清らなる―のをのこ御子」。「―の声」「―垣」
④まるいもの。球形のもの。「飴―」「―の汗」「うどんの―」
広辞苑第六版より引用
①②③の意味を包含して、「玉」+「紫」の実というのがいいなあ。
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