紅葉進行中
2016.10.22
カエデの紅葉(モミジ)が進行中でして、そこにルコウソウが絡んで咲いている。
で、駄洒落「モミジトルコウ」というのを思いついて、こだわってます。
(「こだわる」というのは「些細なことにとらわれている」という意味です)
10.26
前日25日が寒くてさえない日だったので、26日の陽射しは暖かくてうれしかった。
空も青。
いつまでルコウソウが花を咲かせてくれるか、わからないので、すぐ撮影してしまう。
陽射しの温もりと、進んでいく紅葉、頑張るルコウソウを併せてお楽しみください。
★先日、NHKの気象予報士さんが「紅葉の見ごろ予想」の予測式の話をしていましたので、検索してみましたら気象庁の報道発表資料を見つけました↓
http://www.jma.go.jp/jma/press/0709/27a/koyo2007.pdf
報道発表資料(平成19年9月27日気象庁)
ここから、一部を引用します。
関東地方の「紅葉の見ごろ予想」
・・・
参考
「紅葉の見ごろ予想」で用いる予測式について
1.関東地方での「紅葉の見ごろ」の予測について
「紅葉の見ごろ予想」で用いる予測式は、紅葉の見ごろと 9 月の気温との間に高い相関があることから、関東地域の紅葉の名所での現地調査と近隣の気象観測所の 9 月の平均気温をもとにしたものです。具体的な関係式は次のとおりです。
10月1日からの通算日数(y) = 係数1 × 9月の平均気温(T) + 係数2
9月の気温について、紅葉の名所で気温を直接、観測していない場合は、もっとも近い気象観測地点の気温を高度補正して、現地の気温を推定します。
予測式では紅葉の最盛期となる期日が算出されますが、「紅葉の見ごろ予想」の発表では予測式の誤差を見込んで、前後7日を併せた合計15日間を「紅葉の見ごろ」時期として発表しています。2.
予測式の見直し
これまでの予測式は、昭和 30 年代の紅葉の名所での現地調査に基づいて作成したものですが、今般、(社)日本観光協会の協力により、最近 5 年間の各地の紅葉の見ごろに関する資料を現地調査のデータとして予測式を見直して、これまでの予測式、
y = 3.99 × T ― 43.61
を、新しい予測式、
y = 4.62 × T ― 47.69
としました。
新旧の予測式を比較すると、新しい予測式では、従来の予測式に比べ5日~10日程度見ごろ時期が遅く予想されることになります。
また、例年の見ごろ時期についても今回あわせて見直すこととし、新しい予測式に9月の月平均気温の平年値を代入して算出された期日に前後7日を併せた合計15日間を「例年の紅葉の見ごろ」としました。
この式をグラフ化してみました。
横軸は「9月の平均気温」です。(15℃とか30℃とか、あり得ない範囲までとってありますが、見過ごしてください。)
縦軸が「10月1日からの通算日数」です。
青い線が旧予測式、オレンジっぽい線が新予測式のグラフです。
オレンジの線が青の線より上にあるということが「新しい予測式では、従来の予測式に比べ5日~10日程度見ごろ時期が遅く予想される」ということのグラフ上の表現です。
さて、今年2016年の9月の平均気温は24.4℃でした。グラフから読み取ると「65日」くらいになりますか。
式に入れて計算すると
4.62×24.4-47.69 = 65.038 ≒ 65
というわけです。
10月は31日。11月は30日。計61日。
で、東京では12月5日ころをはさんで前後7日を合わせると、「11月の終わりごろから、12月中旬にかけて」というくらいのあいまいさでいいのではないでしょうか。
{無知でスミマセン。「10月1日からの通算日数」といった時に、「1日」は入るのか入らないのか?考え始めると迷う。}
さて、10月が終わろうとしています。どうなるかなあ。
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