フウセンカズラとマルバルコウ
2016.9.14
電柱のところのフウセンカズラとマルバルコウです。
それぞれの植物の特性がよくわかります。
電柱側面に、アース線かな、が入ったパイプがありまして。
マルバルコウは、何かに自分か巻きつかなければならない。
で、パイプに巻きついた螺旋がみえるのがマルバルコウです。
フウセンカズラの方は、主たる茎は巻きつかず、巻きひげを伸ばしてそばの「何か」に巻きひげを巻きつけて本体の茎を支えます。
パイプに巻きついたり、マルバルコウに巻きついたりして支えにして立ち上がっています。
電柱の表面のぽつぽつの突起には巻きつけませんので、この先端部、「とまどって」いますね。
おそらく、しがみつくべき場所がないので、これ以上高く登っていくのは無理。限界でしょう。
同じ蔓性の植物でも、「支え」の戦略が異なるのです。
マルバルコウにしても、電柱そのものに巻きつくのは無理ですね。
いろいろ観察してください。
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